2023-06-07 12:57:48 更新

概要

この作品は幻想郷闇汚染危機7の続きになります ゆっくり見ていってね!


前書き

ライル・ディスト(本名 天王州 神谷(てんのうす こうや))

外の世界から来た外来人
風を自由自在に操ることができ、自分の世界の中心核となる存在
多重人格も持っていていろいろな能力が使える
性格は至って普通 かなりの仲間思いで特に女性には優しい(厳しくする時は厳しくする)
名前は偽名…


ミレイユ・ディスト(本名 ミレイユ・ブリリアント)

回復担当の多重人格者の一人
性格は天然でいつものほほーんとしてる
怒ると怖いかはわからないが本気にするととんでもなく強くなる
画像検索で【ミレイユ・ブリリアント】と入力すると元ネタにしたキャラが出てきます 検索してみてくださいね?


ブレイク・ディスト

無効を操る多重人格者の一人
性格は危ない この多重人格者と接する時は危ないから気をつけながら話しかけた方がいい
能力が無効しか使えないため攻撃方法は素手で攻撃しかないため単体で出てくることはほぼないだろう


キール・ディスト

諸刃の拳を使う多重人格者の一人
性格は言葉使いは多少荒いが根はいい人
能力を無効にされても諸刃の拳を使う事が出来る
体力を大幅に使うため、あまり多用することが出来ない上ブレイクと同じく素手で攻撃しかない為単体で出てくることはほぼないだろう


ゼウル・ディスト

未来を見る事が出来る多重人格者の一人
性格は不明
能力もたまにしか使えないためあまり役には立たない…?


ナイト・ディスト

闇を操る事が出来る多重人格者の一人
性格はブレイク以上に危険
敵味方関係なく攻撃する危ない人格者
ライルに止めてもらわなければかなり危険な者の為、あまり姿は出されない


勇那

東方玉新楽に出てくる狐の妖怪
詳しいことは東方玉新楽と検索すれば出てきます
なかなかかわいい(もはや作者の感想)







一方、アリスの家では…



ミレイユ 「…ふぅ やっぱりアリスさんの紅茶は美味しいですね 私の好みにクリーンヒットです!」


アリス 「言い方がすごいわね…まぁそう言ってもらえるとうれしいわ」


上海人形 「シャンハーイ!」カチャカチャッ 人形に紅茶の道具を持ってきてもらう


アリス 「ありがと」カチャカチャ…


ミレイユ 「上海人形さんかわいいですね 小さくてふわふわと飛んでる姿がほんとにかわいらしいです!」


アリス 「そうでしょ?なんたって私の自慢の人形だのも」

ε-( ꒳​´ * )


ミレイユ 「それと同時に下は何履かせてるのか気になるので見せてください…!!」///

ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ


上海人形 「シャンハーイ!?」ビクッ!!


アリス 「やめなさい 普通にドロワしか履かせてないから見るんじゃない」


ミレイユ 「ノーパン!?ノーパンなんですか!!?」///


ミレイユ 「アリスさんそういう趣味をお持ちで!?えぇエッチですね!」///


アリス 「そんな趣味ないわよ!ただ人形だからドロワだけしか履かせてないのよ!!」


ミレイユ 「そうなんですか?それは残念です…」

(´・ω・) ショボーン


アリス 「なんで残念がるのかしら…」


アリス 「……まぁいいわ あなたが変態なのはわかってるからそれは置いといて、今はティータイムを楽しみましょう」


ミレイユ 「そうですね 今はそうしましょう」


上海人形 「しゃっシャンハーイ…」


ミレイユ 「そういえばアリスさん ちょっとお聞きしてもいいでしょうか?」


アリス 「なに?」ズズ…


ミレイユ 「ライルさんのこと惚れてますよね 付き合いたいとは思わないんですか?」


アリス 「」ブーッ!!!!


上海人形 「シャンハーイ!!?」


ミレイユ 「予想通りの反応ですね 動揺しますよね」


アリス 「ゴホッゴホッ!!あ、あんたいきなりなに聞いてくんのよ!」///


アリス 「てかその事ならあなた知ってるでしょ!!私がライルに惚れてるの!」///


ミレイユ 「はい知ってます なので改めて聞いたんです」


ミレイユ 「私もライルさんのことが好きですがライルさんには霊夢さんがいますからね 勝てるなんて思ってません」


ミレイユ 「でも諦めきれないんです 少しでも可能性があると思ってしまうとその可能性を追ってしまうんです」


ミレイユ 「付き合えたらいいな…願わくば結婚までできたら最高ですよね ライルさんとなら不自由なく暮らして行けると思うんです」


ミレイユ 「…まぁ ライルさんの性格上、ちょっとめんどうなところはあるかもしれませんが」


アリス 「…それは否定できないわね」


上海人形 「シャンハーイ…」ゴシゴシ… アリスが吹いた紅茶を拭いてる


アリス 「…でも楽しそうよね 毎日が飽きなそうで」


アリス 「わたしもライルと付き合えたら嬉しすぎて泣いちゃうかも 可能性が低いからよけいにね」


アリス 「でも霊夢は強敵よ ライルが唯一心を開いてる人物だから勝つなら心を開いてもらわないと」


ミレイユ 「そうなんですよね 私たちには開いてくれてないですからね…多少の相談ならしてくれますが」


アリス 「…ライルが霊夢に心を開くようになったきっかけってなんなの?細かいことは聞いてないけど」


ミレイユ 「きっかけは外の世界に存在する組織、獅子組という方たちに霊夢さんが絡まれたときに今までなかった感情が芽生えたことで心を開いたんです」


アリス 「…たしか能力使えない状態で絡まれたのよね 昔聞いた話だからうろ覚えだけど」


ミレイユ 「合ってますよ その時に持っていなかった本気という感情が芽生えて心を開いたんです」


アリス 「本気?」


ミレイユ 「はい 元々ライルさんは本気という感情を持ってなかったんです いつも不安でネガティブな性格だったので本気という感情がわからなかったんです」


ミレイユ 「いつも多分やおそらく、確証がないという言葉で不安な感情しかなかったんです ずっといじめられてたので仕方ありません」


ミレイユ 「ですが霊夢さんが獅子組に絡まれたときは本気で焦っていました ただでさえ目をつけられると面倒な連中でなにされるかわからない…助けなければ酷い目にあうかもしれない」


ミレイユ 「せっかく話せる方が現れたのにまた自分のせいで失う…それだけは絶対にもうしたくない もう失いたくない!」


ミレイユ 「その時に思ったことが本気で助ける たとえ世界を敵に回しても霊夢さんだけは絶対に助けると決めたんです」


ミレイユ 「そこからもう凄かったんですよ?能力全開で獅子組全員を相手にしたんですから」


ミレイユ 「空気を圧縮させて酸素不足にさせたり鎌鼬で死なない程度にケガさせたり、竜巻を起こして吹き飛ばしたりともう能力隠す気なしだったんですから」


アリス 「っえ たしかライルのいた世界の人達って能力使えないんじゃ…」


ミレイユ 「その通りです なので霊夢さんを助けた後すぐ逃げました バレると非常に面倒なことになるので」


ミレイユ 「獅子組も国に目をつけられてる組織だったので能力者がいた事を話しても信用されませんからバレることはありませんでした」


ミレイユ 「これがライルさんが霊夢さんに心を開くようになったきっかけです 新たな感情を目覚めさせてくれた方として本気で惚れたんです」


ミレイユ 「霊夢さんも助けられたことによって本気で惚れましたからね お互い惹かれ合う仲になりました」


ミレイユ 「…ですが心を開くまでは良かったんです その後に問題が発生しました」


アリス 「問題?」


ミレイユ 「今も残ってる不安な感情です 誰かと付き合うと不幸にする、関わっても迷惑をかける…」


ミレイユ 「今までいろんな方からいじめを受けていたので不安な感情が消えないんです 現にライルさんに関わってアリスさんも霊夢さん、魔理沙さんに早苗さんが被害に遭いましたから…」


アリス 「…それは闇の住民がこっちに来たのが悪いんじゃないかしら?別にライルのせいじゃないと思うけど」


ミレイユ 「私もそう思います ですがライルさんは自分のせいで闇の住民がこちらに来たと思っているんです」


ミレイユ 「ライルさんがこちらの世界に来たことによって出没し、問題を起こすようになったと自分の中で思ってるので…」


アリス 「ライルらしいわね いつも思うけどネガティブ過ぎるわ もうちょっと前向きに考えてほしいわ」


ミレイユ 「仕方ありません 昔が昔なので……」


アリス 「……そうよね 私も同じことされてたら今のライルみたいになってたかもしれないわね」


アリス 「…ほんとに、かわいそうよ 誰が聞いてもそう思うわ」


ミレイユ 「………」


アリス 「…紅茶のおかわり淹れるわ まだ飲むでしょ?」スゥ…


上海人形 「シャンハーイ」フヨォ… ティーポットを持ってミレイユに近づく


ミレイユ 「ありがとうございます いただきます」


上海人形 「シャンハーイ」トポポ…


ミレイユ 「……」ソー… 上海人形のスカートを覗こうと目線を下げ…


アリス 「やめなさい」スゥ…



蓬莱人形 「ホウラーイ」スチャッ 槍を持ってミレイユに向けて構える


ミレイユ 「おや蓬莱人形さんこんにちは!あなたのはどんな下着を穿いてるのか気になるので確かめさせてもらいますね…♡」///グヘヘ…チラッ


アリス 「やめなさいったら」スゥ…


蓬莱人形 「ホウラーイ!」ゴンッ!!


ミレイユ 「ひでぶっ!!」槍で脳天を叩かれる


アリス 「まったく…あなたはその変態がなければ完璧だったのにね?せめて性癖隠すぐらいはしなさいよ」


ミレイユ 「性癖は暴露してなんぼですよ…あいたたた」ズキズキ…


アリス 「いや隠しなさいよ…」


ミレイユ 「仕方ありません おとなしく紅茶を飲むことにしましょう」カチャッ


アリス 「最初からそうしなさい それ飲んだらあなたの魔法見せてくれないかしら?同じ魔法使いとして気になるの」


ミレイユ 「いいですよ ただ見せれる技だけにしてくださいね 禁忌のものは見せられませんので」


アリス 「禁忌はさすがにいいわ ただどういったものなのかは聞きたいからそれは教えてもらえる?」


ミレイユ 「………」


アリス 「…あら 教えるのもまずいほど?」


ミレイユ 「……えぇ まぁアリスさんなら教えてもいいですかね どういった魔法なのかまでなら」


ミレイユ 「私の世界で言われていた禁忌魔法は三つ ひとつは光と闇のエトランゼというものです」


ミレイユ 「相手と自身を対象にして魂ごと消滅させる、又は光と闇を入れ替えるという最強魔法です」


アリス 「闇と光を入れ替える!?てことは闇の住民を元の住民にすることができるってこと!?」


ミレイユ 「可能です ですが光もとい闇に堕ちてないみなさんは闇に落ちてしまいます あくまでも入れ替えなので闇の住民だけを対象とすることはできません」


アリス 「…それは洒落にならないわね 関係ない方たちまで巻き込むわけにはいかないわね」


アリス 「最初に言った相手と自身を消滅させるって言ったけど光と闇を入れ替える方も消滅するの?」


ミレイユ 「はい 自身だけチリとなり消滅します もちろん魂ごとです」


アリス 「…なるほどね」


ミレイユ 「二つ目は【魔法と剣のストラグル】こちらは惑星ひとつ破壊できるほどの威力を持つ最強魔法です 惑星の中心に爆発源を作成し破裂させる単純で悪魔的な魔法です」


アリス 「なにそれ…惑星ひとつ破壊できるとかやばいでしょ」


アリス 「…ちなみに聞くけど、あなた使えるの?その魔法」


ミレイユ 「………」


アリス 「…あなたが闇の住人じゃなくてほんとによかったわ もし奴らと一緒だったら洒落にならなかったわ」


アリス 「お願いだからその技だけは使わないでね この世界がなくなるのはいやだから」


ミレイユ 「…安心してくださいそれだけは使わないので 私もそれ使うと消滅するので使いたくありません」


アリス 「あっそれも消滅するの?結果的に自分が犠牲になるのね」


ミレイユ 「強大な魔法ですからね 並の人間では耐えられません」


ミレイユ 「ただし最後の禁忌魔法は消滅しません 先程のふたつの魔法よりも桁違いに強く、残酷で尚且つ史上最低で最悪な魔法です」


ミレイユ 「その技だけは私は使えません 覚えようとも思ってませんし覚えたくもありません」


ミレイユ 「使える方はたったひとりだけ知っています おそらくどの世界探してもその方だけしか使えないかと思います」


アリス 「…まさかとは思うけど、ライルじゃないでしょうね」


ミレイユ 「正確にはライルさんではありません ライルさんの人格の中にいるひとり、ナイトと言う方です」


アリス 「ナイト…今回魔理沙たちが無事に帰って来るのに手助けしてくれた人格ね かなり危ない性格なのよね」


ミレイユ 「はい ライルさんの過去の計画を実行させるために作られた人格なのでかなり危険です その方が最後の禁忌魔法を使えます」


ミレイユ 「ですがナイトさんも安易にその魔法だけは使いません 消滅しない分身体に多大なる負担がかかるので使えばタダではすみません」


アリス 「どれくらい負担かかるの?消滅しない分といったら相当帰ってくると思うけど」


ミレイユ 「約一年生死をさまよい続けます 身体は一切動かせず、能力も一切使えず、喋ることもできなくなります」


ミレイユ 「飲み食いも一切出来なくなるので別の意味では死にますね 死ぬまで生き地獄です」


アリス 「一度でも使ったことあるの?その口ぶりからすると」


ミレイユ 「正確にはあります ですがナイトさんにはダメージを相手に移す技があるのでそれで移し自分に被害はありませんでした」


ミレイユ 「移された相手は即座に倒れ、なにも出来ずに死にましたが死因はトドメを刺して死亡なので生き地獄にはなりませんでしたけどね」


アリス 「あれ ならなんで約一年生死をさまよい続けるってわかるの?過去に何度も使って測ったんじゃないの?」


ミレイユ 「さすがにそのようなことはしませんよ…過去の記録を参照してお話しただけです」


ミレイユ 「過去の使用者が長年苦しみを味わい死ぬ思いをしたと記録されていたんです 誰かに看病されていなければ死んでいたと書いてありました」


アリス 「なるほどね…」


アリス 「効果の方はどんな感じなの?さっきのふたつの魔法よりも強いのよね どんなふうになるの?」


ミレイユ 「選んだ対象者全員消滅します いかなる状況でも魂ごと消滅させていなかったことにすることができます」


アリス 「……っえ それだけ?」


ミレイユ 「はいそれだけです ある意味驚きましたよね」


アリス 「えっえぇ なんかさっきの惑星爆破よりも弱い気がするわ それが一番危ない禁忌魔法なの?」


ミレイユ 「はい たしかに消滅させるだけと聞いただけでは弱いかもしれませんがよく考えてみてください」


ミレイユ 「対象者を指定すれば弱いかもしれませんが【指定しなかったらどうなると思いますか?】」


アリス 「っえ 指定しなかったら?」


ミレイユ 「【対象者が存在しないため全ての生命体が消滅します この世界だけかまではわかりませんがこの世界は確実に消滅してしまいます】」


アリス 「えぇっ!?ぜ、全生命体!?選ばなかっただけで!?」


ミレイユ 「はい ただ選ばなかっただけでそうなります だから恐ろしいんです」


ミレイユ 「しかもそれを使えるのがナイトさんなので尚のこと怖いんです 全生命体を滅ぼそうとしてるのでその禁忌を使われたら一瞬にして計画を遂行されてしまいます」


ミレイユ 「今はライルさんに使用を禁止されてるので平気ですがもし言うこと聞いてなかったら今ごろ…」


アリス 「…全世界終わってたかもしれないわね 洒落にならないわ」


アリス 「名前はなんて言うの?」


ミレイユ 「ワールド・ブレイカーです その名の通り世界を破壊するという意味です」


アリス 「ほんとにそのままね でも単純な名前で覚えやすいわ」


アリス 「他に使えるやつがいなくてよかったわ いないからナイトだけ警戒すればいいわね」


ミレイユ 「そうですね 今のところはですがね」


アリス 「…覚えようと思えば覚えられるの?」


ミレイユ 「ワールド・ブレイカーはほぼ無理ですが他のふたつなら覚えようと思えば覚えられます」


ミレイユ 「魔力を持つ者なら誰でも…とまではさすがに言えませんが魔法が使える方なら基本覚えられます」


アリス 「…禁忌魔法なのに覚えられるの?」


ミレイユ 「はい あくまでも使うと危ないだけですからね 細かい使い方さえ知ってしまえば使えます」


ミレイユ 「…教えませんからね 禁忌魔法だけは教えられませんからね」


アリス 「覚えようなんて思ってないから安心なさい 覚えたら目つけられるじゃない」


アリス 「あくまでもどういう魔法なのかを聞きたかっだけよ それ以上は聞かないわ」


ミレイユ 「それならいいんですが」


ミレイユ 「…これで私の世界の禁忌魔法は全部です 意外に単純にして単調で驚きましたか?」


アリス 「…そうね そんな複雑なものじゃなくて驚きね あなたの世界は魔法の国だと聞いてたからそれなりに複雑だと思ってたわ」


アリス 「他にも存在するわよね?禁忌魔法」


ミレイユ 「もちろん三つだけではありませんよ 他にもいくつか存在します」


ミレイユ 「ですがそれ全て話すとなるとかなり長くなるのでさすがに全部は…」


アリス 「どういったものが禁忌魔法になってるの?それだけ教えてくれないかしら」


ミレイユ 「どういったものですか…そうですね 簡単に言うと威力が強すぎたり操りや消滅させたりするものが禁忌魔法に指定されてます」


アリス 「っえ 操りもダメなの?なら私アウトじゃない」


ミレイユ 「アリスさんの操りって人形だけじゃないんですか?」


アリス 「一応生きてる相手も操れるわ …まぁ、操るというより行動を制限すると言った方がいいかしら?糸切られたら終わりだし」


ミレイユ 「そのくらいであれば平気です 完全に自分の物にできるぐらいの操りでなければ問題ありません」


ミレイユ 「ですが洗脳魔法は禁止です 限度関係なしに相手の脳を操作するものは全て禁止されています」


アリス 「洗脳…たしかにそれは納得ね 洗脳自体よく思わないものね」


アリス 「ライルの人格の中で使えるやつはいるの?」


ミレイユ 「ナイトさんが使えます 洗脳、操り、破壊魔法など全て使えます」


ミレイユ 「全生命体を破壊する目的で作られた人格なので禁忌魔法や戦闘系の魔法を多く所持しています なので戦闘で一番強いのもナイトさんです」


アリス 「ライルが一番強いわけじゃないのね それは予想外ね」


アリス 「まぁでも、性格面で言ったらライルの方が断然いいわよね 優しくて仲間思いで正義感溢れて!」


ミレイユ 「それはもうもちろん!ライルさんに適う方はいません あれほど良い性格の持ち主は今まで見たことありません」


ミレイユ 「私の世界かまだあるときなんていつも優しくしてくれたのでほんとに素晴らしい方です ミントさんにはほんと感謝しかありません!」


アリス 「…そういえばあなたの世界って崩壊してたのよね 詳しいことは聞いてないけど」


ミレイユ 「はい 私たちの宿敵、ロランドブリリアントの手によって崩壊しました 禁忌魔法とはまた違うものを使ってありとあらゆる魔物を暴徒化させて植物や動物、人間など全て殺されました」


アリス 「ロランドってあなたの父親よね ほんとにとんでもないことしたわね」


アリス 「あなたもいい思いしなかったでしょ 自分の父親がそんなことしたなんて思うと」


ミレイユ 「えぇ…しかも一度ならず二度までも過ちを犯そうとして ほんとに腹ただしいです」


ミレイユ 「今回はライルさんたちの前に現れたみたいですが…次私の前に現れたときは、そのときは!!」ググッ!!


アリス 「…まさか禁忌魔法使うんじゃないでしょうね?」


ミレイユ 「…それしか方法はありません 永遠に滅ぼすためにはそれしか…」


アリス 「ライルはそれを望むかしら 私なら望まないけど」


ミレイユ 「…それは……」


アリス 「…そう思うならやめときなさい 誰がどう考えても望むとは思えないけどね」


アリス 「むしろあなたがそうしようとしたらライルがやるかもしれないわ だからやめときなさい」


ミレイユ 「…ですが私のお父様が起こした不始末は娘である私が片付けなければなりません 他の方に片付けてもらうのは…」


アリス 「なんであなたがやらないといけないのよ 誰もあなたのせいだなんて言ってないでしょ?」


アリス 「自分の父親だからって不始末を背負う必要ないわ 背負わずそいつひとりに償わせなさい」


ミレイユ 「償わないから私がしなくてはいけないんです 私が止めてれば私の世界は滅びず、魔理沙さんにまで手がかかることはありませんでした」


ミレイユ 「もうあの方はこの世に存在してはなりません 魂があれば何度でも蘇ってしまいます だから世界から消さなければ…!!」ググッ


アリス 「……そのこと、ライルに話してみなさい ぶん殴られるわよ」


ミレイユ 「殴られるだけなら構いません 同じ過ちを繰り返さないためにそれで済むならいくらでも殴られます」


アリス 「いい加減にしなさい!」バンッ!!


ミレイユ 「………」


アリス 「…はぁ ほんとにあなたは変なところで真面目ね ライルそっくりだわ」


アリス 「てかライルがあなたを殴るわけないでしょ どう考えても手を出すなんて考えられないわ」


ミレイユ 「わかっています ライルさんが手を出さないことぐらい」


ミレイユ 「…ならどうすればいいんですか?今の私では禁忌を使うことぐらいしか対処法はありません 他の魔法ではどうにもなりません」


ミレイユ 「ましてまた完全体で復活されたら…それこそ世界が崩壊するかもしれません」


ミレイユ 「幻想郷の妖怪妖精たちを暴走化させ、化け物を生み出し生命体を滅ぼし そして世界を滅ぼす…」


ミレイユ 「過去の私たちが全員で束になって倒せた相手です しかもライルさんも一度殺され蘇生までしてます」


ミレイユ 「ライルさんがやられたとなると過去より更に強くなっていることは確実 そんな相手を禁忌魔法使わないでどう倒せと言うんですか?」


ミレイユ 「私にはわかりません 他に方法があるなんて思えません あるなら教えてください」


アリス 「私がわかるわけないでしょ 見たこともない相手の対処法なんて、どうわかれと言うのよ」


アリス 「私じゃなくてライルに聞きなさい あの子なら良い案を出してくれるはずよ」


ミレイユ 「他人任せですか…あんなに大見栄を張っておきながら」


アリス 「そうね 結局は他人任せね でもライルなら良い作戦を思いついてくれると思わない?」


アリス 「自己犠牲な作戦も思いつくかもしれないけどそしたら止めればいいわ ライルがやられそうなら私たちで助ければいいじゃない」


アリス 「あんたが自己犠牲しようとした時もライルは助けてくれたでしょ?それと同じようにすればいいわ」


ミレイユ 「………」


アリス 「…博麗神社に行くわよ ライルに会って直接話しした方が早いわ」カタッ


ミレイユ 「…そうですね 一度ライルさんに聞いてみましょう」カタッ


アリス 「上海 カップ片付けて」スッ


上海人形 「シャンハーイ!」フワー…カチャカチャ


ミレイユ 「えへへへ♡上海人ちゃんかわいいですねぇ?」///グヘヘ


アリス 「やめなさいったら」スッ


蓬莱人形 「ホウラーイ!」ガァン!!


ミレイユ 「あいたー!」











博麗神社ー茶の間



ライル 「………」


霊夢 「すぅ…すぅ……」ライルの左腕側に寄りかかって寝てる


魔理沙 「すー…すー……」ライルの右腕側に寄りかかって寝てる


ライル 「…両手に花とは言ったもんだな だが動けん」


ライル 「寄りかかってきたと思えばすぐ寝やがって…まぁ、仕方ないか 霊夢は闇をまとって疲れて、魔理沙は心配して精神的に疲れただろうからな」


ライル 「…だけど俺に寄りかかって寝なくても良くないか?いくら俺に好意持ってるからって寄りかかなくても」


ライル 「…俺も寝ようかな 動けないからなにもできないし」


ライル 「…寝るか」スゥ… 目をつぶって一眠りしようと…



ミレイユ 「よっと ライルさんただいま戻りました!」ヒュー…スタッ 中庭から降りてきて帰ってくる


アリス 「邪魔するわ」


ライル 「ミレイユ、アリス もうお茶は終わったのか?」


ミレイユ 「はい 上海さんたちの振る舞いも見て満足しました!」


ライル 「…お茶してたんじゃないのか?」


アリス 「お茶もしてたけどこの子の場合は上海たちを見て喜んでたわ」


ライル 「あぁ…なるほど そういうことか」


ミレイユ 「えへへへー!!ものすごく癒されました とくにドロワを履かせていたのが…えへへへへへ♡♡」///


ライル 「…満足したようでなによりだ」



霊夢 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「すー…すー…」


アリス 「…にしてもふたりは気持ちよさそうに寝てるわね しかも寄りかかって」


ミレイユ 「………」ジー…


ライル 「…なにか霊夢から感じるか?」


ミレイユ 「…はい もしかして、闇まとってました?」


アリス 「…っえ」


ライル 「……あぁ ちょっと暴走してたよ 抑えられたからなんとかなったが」


アリス 「えぇっ!?また暴走してたの!?」


ライル 「ちょっアリス静かにしてくれ 二人が起きる」


アリス 「あっごめんなさい…」


ミレイユ 「なにがあったんですか?霊夢さんが再び闇に落ちるなんて余程のことが起きたと見受けます」


ライル 「よほどではないと思うけど…闇の住民が霊夢を襲おうとして操ったら闇に覆われたみたいだ」


ミレイユ 「……っえ それだけで闇に落ちたんですか?」


ライル 「あぁ 一度落ちてるから落ちやすくなってるみたいだ まぁ俺も話し聞いたときはブチ切れて闇使ったが」


アリス 「…闇ってそんな簡単に使えるものなの?ライルもそうだけど霊夢や魔理沙も普通に使ってるけど」


ミレイユ 「一度落ちたら使うこと自体は容易いです ですが使用して自我を保てるかどうかは別ですが」


ライル 「俺は使う闇によるが基本的には操れる 精神が不安定になってなければ飲み込まれることはない」


ライル 「魔理沙もある程度は操れるみたいだからおそらく平気だろ 霊夢は…うーん、ちょっと心配かな」


ライル 「今回は操られてたから精神が不安定で暴走したのかもしれない 普通のときなら操れてたかもしれないがまだわからないな」


ライル 「まぁ使わないことに越したことはない 使えば肉体的にダメージ負うから緊急時以外は使わない方がいい」


ミレイユ 「緊急時でも使わない方がよいかと…暴走したらかなりまずいです」


ライル 「まぁ暴走したらまずいな だが死ぬよりかはマシだろ」


ライル 「暴走したら俺がなんとかする 味方なら誰であっても助ける!」


ミレイユ 「助ける相手がライルさんに気がある方ならいいんですが…」


ライル 「…まぁなんとかするよ 味方なら助けないわけにはいかない」


ライル 「アリスもなるべくは使わないでくれよ 闇を使ってもいいことなんてないからな」


アリス 「そうするわ てか私は落ちてないから使おうと思っても使えないでしょ?」


ミレイユ 「…アリスさん 何度か闇の攻撃を受けたことありますよね」


アリス 「っえ?えぇ 何度かあるわ それがどうかしたの?」


ミレイユ 「闇の攻撃を受けたことがあるなら多少なりとも闇に落ちる可能性は高くなっています 闇を守ったことがある時と比べたらかなり落ちますが」


アリス 「えっ…あるの?」


ライル 「…あぁ 闇の攻撃を受ければ受けるほど落ちる可能性が高くなるんだ」


ライル 「もちろん上限はある 人によって個体差はあるが最大でも五十%くらいまで上がる」


アリス 「いや半分!!そこまで上がるの!?そこからさらに闇に堕ちたことがあるなら落ちやすくなるのよね!?」


ライル 「あぁ そうなると闇に堕ちたらもう戻れなくなる可能性もある それで戻れなくなったら闇の住民の仲間入りだ」


ライル 「何度も闇に堕ちたり攻撃食らうとだんだん戻れなくなる 誰かに助けてもらえればいいが誰もいなかったら終わりだ」


ライル 「俺もいじめを受けていたとはいえ、必ず誰か隣にいたから完全に落ちることはなかった ミリ単位の狭間だったがな!」


アリス 「ミリ単位…」


ミレイユ 「ほんとに堕ちずに済んでよかったです もし落ちてたら世界が滅びてますよ」


ライル 「いやだからそれは言い過ぎだって…」


霊夢 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「すぴー…すぴー…」


ミレイユ 「…ライルさん ふたりを寝床に寝かせますか?このままでは起きるまで動けませんが」


ライル 「んー…そうしてもいいんだが そうするとかわいそうかなと思ってな さっきまで暴走してたのと心配してたから安心して寝かせてやりたくてな」


アリス 「ほんとにあなた優しいわね私なら容赦なくベッドに寝かせるわよ」


ミレイユ 「寄りかかって寝てるのがライルさんだったらどうしますか?」


アリス 「……っえ」ドキッ


ミレイユ 「私なら起きるまでずっと寄りかからせていますがアリスさんはどうするんですか?」


アリス 「…そ、それは……」///カァァ…


ライル 「…ミレイユ それ俺がいる目の前で言わせるのはどうかと思うぞ」


ミレイユ 「でも気になりませんか?退かすか退かさないかでかなり印象が変わりますよ!」


ライル 「印象は変わらないだろ…」


アリス 「っ…そ、そうね もしそれがライルから……」///モジモジ


アリス 「……どかさないわ」///ボソッ


ライル 「…そ、そうか ありg」


ミレイユ 「今なんて言いましたか?小さくて聞こえませんでした もう一度言ってもらえないでしょうか?」ニヤニヤ


アリス 「えぇっ!?いぃいや聞こえてたでしょ!ライルも今お礼言って…」///


ミレイユ 「適当に返事しただけかと思います なのでもっとハッキリ大きく言ってください!」


ライル 「おいそれは失礼だろ 適当に返事してないから」


ミレイユ 「それでなんて言ったんですか?大声ではっきりと言ってください」ニヤニヤ


アリス 「大声で!?いぃいや大声で言う必要ないでしょ!ライルには聞こえてたんだし それでいいでしょ!」///


ミレイユ 「私には聞こえなかったと言ったじゃありませんか なのでもう一度お願いします」


アリス 「ーっ…」///カァァ…


ライル 「…ミレイユ その辺でやめておけ それ以上からかうなら怒るぞ」


ミレイユ 「えー…もっとアリスさんの赤面見たかったです」

(・ε・` )


ライル 「悪趣味だぞ…」


アリス 「っ…」///プシュー…


ミレイユ 「…暇なのでなにか遊びますか?」


ライル 「別に構わないがなにするんだ?」


ミレイユ 「トランプがあるのでそれでなにかしましょう!私は大富豪がいいです」スッ どこからともなくトランプを取り出す


アリス 「私はなんでもいいわ ルール知ってるものなら」///


ライル 「なら大富豪でいいか ルールはどうする?」


ミレイユ 「細かいとわかりにくいので単純でいいです 八切りとかそういうの一切無しで」


ライル 「わかった 大富豪と大貧民の交換はありか?」


ミレイユ 「それはありにしましょう 二枚ずつ交換で」


ライル 「よし アリスもそれで平気か?」


アリス 「だいじょうぶよ」


ミレイユ 「それじゃ配りますね」パララララララ… 風で一枚ずつ配っていく













紫の家



紫 「………」ジッ… 遠くから博麗神社を覗いてライルたちを見てる


紫 「…問題なさそうね また闇に落ちたけどライルのおかげで戻れてよかったわ」


紫 「やっぱり一度落ちると堕ちやすくなるわね 博麗の巫女が堕ちて暴走なんてしたら洒落にならないわ」


紫 「幻想郷を管理する者が暴れて周りから悪い目で見られるようになったら人間妖怪が騒ぎを起こす」


紫 「そうなれば幻想郷が崩壊してしまう…崩壊だけならまだいいわ このまま闇に染る可能性もゼロじゃない」


紫 「闇に染ったらこの世界は………」


紫 「……それだけは絶対に避けないといけないわね そのためにも悪となる闇の住民を倒して入口を塞いでもらわないと」


紫 「ライル なるべく早めに頼んだわよ」




藍 「………」台所の壁から紫の様子を伺っている













夜ー博麗神社 寝床



アリス 「すぅ…すぅ……」←泊まって寝てる


魔理沙 「すー…すー…」


ミレイユ 「すやすや…」


霊夢 「すぅ…すぅ……」


ライル 「すー…すー…」全員川の字で寝てる



……っ


ライル 「……っん?なんだ」ガバッ…


ライル 「(なんか変な気配が…全員寝てるか?)」キョロキョロ


ライル 「(……全員寝てるな それじゃこの気配はどこから?)」


ライル 「……外か?」スクッ


タッタッタッ…








博麗神社ー賽銭箱前



ライル 「…気配的にここからだな」タッタッタッ…


ライル 「(なにかいるような感じはするが気配的にひとりか?かなり殺意を感じる)」


ライル 「(しかもこの殺意は俺に対してだな 寝床にいた時は誰に向けてるかわからなかったがここに来て俺に集中してる)」ビリビリ…


ライル 「(殺意の視線的にかなりの強者だな 雑魚の出す殺意じゃない!)」


ライル 「…だれだ?どこに隠れてるかわからないが殺意を向けてる時点でいることはバレてるぞ」


ライル 「俺に用があるなら姿を現せ 相手になってやる」



……そうか やはりバレていたか


なら姿を現すとしよう お前を退治しなければならないからなザザッ 木の影から姿を現しライルの元へ歩み寄っていく



ライル 「……っえ 藍…?」


藍 「久しぶりだなライル 元気そうだな」


藍 「霊夢とは仲良くやってるようで私も安心してるぞ …何度も闇に落ちているがな」


ライル 「…なんでお前がここに?それに俺を退治しないといけないって言ったよな」


藍 「あぁ お前は今起きてる異変の元凶だからな 根源を倒せばいくらかは幻想郷は落ち着くだろう」


藍 「身に覚えがないとは言わせないぞ?散々闇の住民をこちらに連れてきて暴れさせているのだから否定はできないよな」


ライル 「…俺を連れてきたのは紫なのにか?」


藍 「紫様はあくまでも異変解決に役立つと思い連れてきたまでだ だがお前が来てからひどくなった」


藍 「主の始末は式神である私がしなければならない だからお前を殺してなかったことにする」


ライル 「俺を殺したところでなんの解決にもならないぞ 一度目をつけられた世界は崩壊するか闇の住民が全滅しない限り収まることはない」


藍 「だが多少は楽になる お前がいなくなれば、お前に執着してたヤツらは来なくなる」


藍 「お前がいるいないではかなり違う 少しでも楽になる方を選んだ方が得策ではないか?」


ライル 「結果的に来てたら解決には至ってないがそれでも楽になる方を選ぶのか?」


藍 「楽になればそれでいい 一斉に来られては厄介だからな」


藍 「死に方は選ばせてやる 楽に死ぬか…抵抗して苦痛を味わいながら死ぬか 好きな方を選べ」


ライル 「………」ザザァ… 少し強い風がライルたちに吹き髪をなびかせる


藍 「………」ザザァ…


ライル 「…わざわざ選ばせてくれるなんて 始末しようとしてるのに優しいんだな」


ライル 「だが楽に死ぬことは望まないかな 昔の俺なら望んでたかもしれないが今の俺は死を選べない」


ライル 「俺が死ねば新たな闇の住民が生まれる お前もそれはわかってるよな?」


藍 「………」


ライル 「…他に解決方法はないのか?俺はお前と戦いたくないんだが」


藍 「……あればこのようなことはしない 私だってお前を殺したくない」


藍 「お前がいつしか作ってくれたデザートは最高だった 今まで食べた中で最高の甘味でまた食べたいと思った」


藍 「私も紫様のためにいろいろ作ってきたがあんなにも美味しいものは作れたことがない 紫様もかなり気に入ってたからな」


藍 「……それでも、お前を倒さないといけないんだ 倒さなければ闇の住民を止められないんだ」


藍 「…たのむ やられてくれ 苦しませずに済ませてやるから」


ライル 「聞けない願いだな 俺だって死ぬわけにはいかないからな」


ライル 「もう少し早ければ楽に殺せたのに…遅かったな」


藍 「………」


ライル 「…やるなら相手するぞ 俺も死にたくないから本気でいくがな」


藍 「……そうか なら私も本気で行かせてもらおう」


藍 「悪く思うなよ!」スゥ…ババババババッ!!!!!! 弾幕を無数に生成してライルに向けて放つ


ライル 「…無の境地」キィン!!


藍の弾幕 「「」」シュゥゥ… 無の境地の範囲に入ると全ての弾幕が消滅する


藍 「能力無効か なら拳で行かせてもらおう!」ダッ!!


ライル 「…女相手に拳使いたくないんだがな」スゥ…


藍 「ならおとなしく死ね!ふんっ!!」ブンッ!! 拳を作りライルの顎に目掛けてストレートを決め…


ライル 「…」ヒュンッ… 少し体を横に傾けて藍のストレートを避ける


藍 「ふんふんっはぁ!!」ブンブンビュンッ!!!!


ライル 「…」ヒュンヒュンビュン… 拳や蹴りを全て見切ってギリギリのタイミングで避ける


藍 「ーっふん!!!!」ブンッ!! ライルの腹にめがけて拳を振るう


ライル 「…」パシンッ 勢いよく振られた拳を手のひらで受け止める


藍 「ーっ…人間が妖怪の力を受け止めるとは やはり貴様は化け物だ!」バッ!!タタッ その場で飛び跳ねてライルから距離をとる


ライル 「化け物とは失礼な 俺はれっきとした人間だ」


ライル 「…まぁ 多少は人間離れしたところはあるかもしれないが」


ライル 「まだ続けるのか?拳だけなら俺には勝てないぞ」


ライル 「武器を使うならまだ勝機はあるだろうが能力や拳で戦うなら絶望的だよ 武器を取り出したらどうだ?」


藍 「…なぜ命を狙われてるのに助言する?死にたいならわかるが死にたくないのに助言はおかしいだろ」


ライル 「たしかにおかしいな でも教えたところでお前は拳や能力が効かないなら武器を使おうとこの後思うはずだ」


ライル 「今教えたところで答えがあとで出てくるんだから別に今教えても問題ないからな あっ武器なら銃の方がいいぞ?さすがに弾丸が風使わない限り防げないからな」


藍 「片手で風を吹かせて防がれるのが目に見えてる 能力使えばすぐさま無効を使うだろ」


ライル 「ご名答!やっぱりわかるよな お前も俺のことよく知ってるもんな」


ライル 「ならどうする?武器も能力も拳も効かない相手にどう対処する?」


ライル 「俺はいくつか思いついてるけどお前はどうかな?あるなら試してみるといい」


藍 「………」


ライル 「(おそらく藍もなにか思いついてるはずだ 俺の思ったことと同じかはわからないがなにかしらあるはず)」


ライル 「(もしその対処法でやられたらすぐ対抗しないといけない 少しでも手を抜けば即座に殺される!)」


ライル 「(さぁどうする?なにをする 俺相手にどう対抗する!)」


藍 「……ひとつの方法をやるべきか だがこれをやればお前は闇に堕ちる」


ライル 「…闇に落ちる?なにをする気だ」


藍 「霊夢を人質にとる そうすればお前は攻撃できまい」


ライル 「」ブチッ!!


ライル 「……そうかそうか てめぇほんと俺を闇に落としたいんだな?霊夢を使うとか洒落になってねぇんだよ」ビキビキッ!!!!


藍 「ーっ!!」ゾクゥっ!!


藍 「(凄まじい殺意!!即座に切れたか だが予想通り!)」スゥ… 博麗神社に弾幕を放とうと手を向け…


ライル(大黒) 「大黒 プリズン・ウィン」ユラァ…ヒュンッ 背後から闇のオーラが出てきて闇を飛ばす



プリズン・ウィン 「」ガシャンっ!!ガシャシャシャシャシャッ!!!!!! 藍の周りに四角形で囲う檻が出来上がり閉じ込める


藍 「ーっな!?」


藍 「(はやいっ!!一瞬にして檻を…!!)」


ライル(大黒) 「クラッシュ」グッ!!



プリズン・ウィン 「」ビュンッ!! 檻が小さくなっていき藍を落ち潰そうと…


藍 「(檻が…私を押し潰す気か)」


藍 「…だが無駄だ」スゥ…シュン 地面に移動空間を出現させてワープする



ライル(大黒) 「…ワープしたか だが無駄だ」スゥ…


ライル(大黒) 「闇 空間制限」パチンっ



異次元空間 「」パカッ


藍 「わっ!?っと …な、なにが起きた?」スタッ 博麗神社内部に入ろうと移動空間で移動していたが制限されて強制的に排出される


藍 「(このまま霊夢のところに行こうとしたのになぜ空間から追い出された?あいつなにかしたのか)」


ライル(大黒) 「ずいぶんと姑息な真似するじゃないか ワープして霊夢のところに行こうとするなんて」ビキビキッ


ライル(大黒) 「マジで殺されてぇんだな 苦痛を味わらせて殺してやろうか?」フヨォ… 闇のオーラの濃度を高めて周りに漂わせる


藍 「残念だが死ぬ気はない 貴様相手に苦痛を味わうこともないしやられることもない」


藍 「負けるのはお前だ おとなしく死ね!!」ババババババっ!!!! 巨大弾幕をライルに向けて放つ


ライル(大黒) 「食らうかよ!闇 抜刀剣!!」ブンッ!! なにも持ってない手を上にあげ、藍の方向に向けて振り下ろす


藍 「(まずいっ!!)」バッ!! その場から横に身を投げる



ズバンッ!!!!!!シュゥゥ… ライルが放った抜刀剣で地面が切られ地割れみたいに傷が入り、縦一直線に生えていた木々も無惨に切られる


藍 「ーっ…あいかわらず化け物じみた技だな 地面を地割れのように切るとはさすがだな」


藍 「だがこれでは私は倒せんぞ いくら大技でも当てられなければ意味がない」


ライル(大黒) 「じゃあ次は当ててやるよ ミッドナイト・クラリネット」パチンッ


藍 「? なんだその技?そんな技聞いたことが」



シュバっ!!!!ギュゥゥ…!!


藍 「ーっ!!?」グググッ… 見えない糸が手足に縛り付けられ大の字に拘束される


藍 「(なっなんだ!?手足になにか縛られてる感じが…!!)」


ライル(大黒) 「見えないだろ?今お前の手足には闇の糸が縛られてる」


ライル(大黒) 「いくらお前でもその糸をちぎることはできない 無理に引っ張れば手なくなるぞ」


藍 「ーっく 拘束して私を殺るか(まずいっこのままだと!!)」グググッ…


ライル(大黒) 「殺ってもいいんだがひとつ聞きたいことがある」


藍 「聞きたいこと…?」


ライル(大黒) 「…なんで死なない弾幕で攻撃してきたんだ 殺すなら殺傷率がある攻撃をしてくるのが普通だろ」


ライル(大黒) 「弾幕ごっこはやらないがルールぐらいは知ってる 今は本気の殺し合いなのになぜ弾幕を使った?」


藍 「………」


ライル(大黒) 「……ほんとに、俺を殺す気だったのか?今のお前から殺意を感じられない」


ライル(大黒) 「それどころか霊夢のところに行ってなにする?人質にするにしてもあいつだってそれなりに強い」


ライル(大黒) 「反撃されて人質に取るどころの話じゃなくなる 下手したらお前がやられるぞ」


ライル(大黒) 「妖狐であるお前は凄まじく頭が良い わからないわけじゃないだろ」


藍 「……もちろんわかってる あいつを捕まえたところで反撃されるのが目に見えてる」


藍 「紫様が認めることだけあるからな 勝てないことぐらいわかってる」


藍 「もちろんお前が強いこともな 霊夢と同等の力を持ってるお前に立ち向かったところで勝てるわけがない」


藍 「寝込みを襲って始末するならまだ希望はあった なにも真正面で戦わなくても姑息な手を使えばいくらでも殺す方法はあった」


藍 「……本気でお前を殺そうとしたなら使っていたな どんな手を使っても始末すると決めたら殺す」


藍 「…でも、私はお前を本気で殺そうとは思えなかった 今の状況を良くするためにはお前を始末しなければならない…お前を殺せば多少は良くなることは明白だ」


藍 「だがお前のような心優しい人間を殺すことなんてしたくない!妖怪妖精、人間や神 誰に対しても優しく振る舞い、人間の身でありながら相手が誰であろうと立ち向かう」


藍 「どんな強者でも守ると決めたものは必ず守ろうとする…そんなやつを殺したいなんて思えない」


藍 「最初から殺す気なんてなかったんだ 闇の住民の被害は治まるがその代償として霊夢が暴れたら元の子もない」


藍 「……好きなようにしてくれ 殺すなりなんなりとな」


ライル(大黒) 「……そうか じゃあ好きなようにさせてもらおうかな」ザッザッザッ…


ライル(大黒) 「死ぬのは怖くないのか?普通のやつは死を恐れるが」ヒュー…スチャッ 風の剣を作り藍に突きつけて構える


藍 「恐れていたら戦いなんてできない いつかは殺されることぐらい覚悟してる」


ライル(大黒) 「…そうか じゃあ遠慮なくさせてもらうよ」スゥ…



クイッ


藍 「…っえ」顎を掴まれ顎クイされる


ライル(大黒) 「んっ」チュッ…


藍 「ーっ!!?」///無抵抗の状態でライルにキスされる


ライル(大黒) 「……お前のファーストキスもらうだけで許してやるよ 命なんかいらないから」


ライル(大黒) 「ずっと拘束されて辛いよな 今解くよ」シュルル…


藍 「ーっ…貴様はほんとに女をたぶらかすのが好きだな そうやっていろんな女に手を出して」///グシッ


ライル(大黒) 「今回は仕方ないだろ お前が襲ってきたんだからその代償を払ってもらっただけだ」


ライル(大黒) 「むしろ命あってよかったと思え キスだけで済ませたのも感謝して欲しいくらいだ」


ライル(大黒) 「拘束してた状態ならお前を犯すことだってできたんだぞ?無理やりは嫌いだからしなかったがなにされてもおかしくなかった」


ライル(大黒) 「…まぁこれ以上手を出せば霊夢が怒るからと言う理由でやらなかったというのもあるがな」


藍 「…霊夢がいなかったらもっとしてたのか?」///


ライル(大黒) 「いやどっちにしても無理やりは嫌いだからしてなかっただろうな 相手が嫌がってるのにしても嬉しくも楽しくもない」


ライル(大黒) 「昔の性格なら違ったかもしれないが」


藍 「………」


ライル(大黒) 「…闇の住民が襲ってきたら俺が対処する 被害もなるべく最小限に抑えるからそれで見逃してくれないか?」


ライル(大黒) 「今の状況下で俺は死にたくない 俺が死んだら悲しむやつがいる」


ライル(大黒) 「昔の俺なら死んでもよかったが今は違う だから見逃してくれ」


藍 「……お前が対処するのとお前を殺して霊夢たちが闇に墜ちることを天秤にかけたらお前の方が傾き落ちそうだな」


藍 「わかった 奴らの対処はお前に任せる 被害者はなるべく抑えてくれ」


藍 「本来ならゼロにしろと言いたいがそんなのは無理な話し 最低限に抑えろ」


ライル(大黒) 「あぁ 知り合いたちは絶対に死なせねぇ 必ず守る」


藍 「頼むぞ …それと、襲ってすまなかった」


ライル(大黒) 「もう気にしてないよ お前だって本気でやるつもりじゃなかったんだ 俺の方こそ闇をぶつけてすまない」


藍 「当てる気もなかったのによく言う それじゃあな」ザッザッザッ…



ライル(大黒) 「………」ヒュー… 弱い風が吹いて顔にかかり髪がなびく


ライル 「…ふぅ」シュゥゥ… 大黒をしまい通常に戻る


ーっドクン!!


ライル 「がはっ!!」ビチャッ!!


ライル 「ゴホッゴホッ!!!!ーっ…あいかわらず闇使うとダメだな 毎回血を吐く」グシッ


ライル 「普通の闇なら短時間で済ませば吐かないんだが…今回はちょっとキレて大黒まで出しちまったからな 仕方ないか」


ライル 「…さてと、そこにいるんだろ?霊夢 気配でバレバレだぞ」



…まぁ あなたなら気づくわよね


霊夢 「あいかわらず浮気するのね 藍にキスなんてして」ザッザッザッ… 神社の裏から姿を現してライルに近寄る


ライル 「いや付き合ってないだろ お前もあいかわらず懲りないな」


ライル 「…藍は最初から俺を殺す気なかったからなにもするなよ めちゃくちゃ殺気立ってたが」


霊夢 「なくてもあなたを襲ったことには違いないわ しかも自分勝手な解釈で襲ってきて」


霊夢 「闇の住民が多少でも出現する頻度が下げられればいい?そんなの解決に繋がらないわ むしろライルがいなくなったことによって余計に被害が出るかもしれないわ」


霊夢 「闇の住人に対抗できる人物は限られてるのよ 闇の邪気に当てられれば落ちる可能性だってあるし、闇の知識がなければやられるのが目に見えてる」


霊夢 「対処もできて知識もあるあなたを殺して何の解決にもならない 状況が悪化するだけ!」


霊夢 「あの行動は紫の指示じゃないわ あいつが今の現状でそんな考えになるとは思えない むしろあなたがいなくなったら私が闇に落ちることや被害が甚大になることを把握してる」


霊夢 「あいつもそれを把握してたのになんであなたを殺そうとしたのかしらね ほんとわからないわ」


ライル 「いろいろ考えて混乱してたんだろ 考えすぎると生きてるものはなにをするかわからない」


ライル 「それが真面目なやつほどおかしくなりやすい だから今回のことは致し方ないことなんだ」


霊夢 「あなたはそれで許せるかもしれないけど私は許せないわ おかしくなってもライルのことを殺そうなんてならないわ」


ライル 「俺がいいって言ってるんだからもういいだろ 実際に殺されてなければケガもしてない」


ライル 「向こうが殺す気で来てれば怒っていいが来てないなら別にいいだろ だからゆるしてやってくれ」


霊夢 「…あなたはほんとに優しいわね 仮にも命を狙われてたのよ」


霊夢 「そんなだといつか死ぬわよ 命を狙ってるやつまで許してるとまた狙われるわ」


ライル 「殺す気で来てないなら狙われてないよ また狙われたら追い返せばいいだけだ」


ライル 「闇の住人なら排除するが知人なら殺すわけにはいかない いくら命を狙われてたとしても幻想郷に住むものを殺せばそいつの仲間が悲しみ、結果敵になる」


ライル 「敵を増やし続けたらキリがないしむしろ状況が悪化する なら下手に殺さないで生かしといた方がいい」


霊夢 「殲滅するという選択肢はないの?」


ライル 「闇の住人ならそうしてるな 幻想郷に住んでるやつを殲滅したら世界が崩壊する」


ライル 「ムダな殺生をしないに越したことはない 昔の俺なら容赦なく殺してたかもしれないがな」


霊夢 「………」


ライル 「…部屋に戻って寝よう まだ暗いし今から起きててもやることがない」


ライル 「睡眠が足りてないと肌に悪いから寝るぞ」ザッザッザッ…


霊夢 「…死んだら許さないわよ 生かして返すならちゃんと今後のことも考えておきなさい」


ライル 「もちろん ただ逃がすだけなんてしないから安心しろ」


ライル 「もしやらざる得なかった時は…腹を括る」


霊夢 「……そのときは報告してね ひとりで罪を抱えようとしないで」


ライル 「わかってるよ 俺も闇に落ちたくないからそのときは報告する」


ライル 「それじゃ行くぞ」


霊夢 「えぇ」













紫の家ー藍の部屋



隙間 「」パカッ


藍 「っと ……ふぅ」ドサッ あまりにも疲れてその場に座り込む


藍 「(疲れた……あまりにも追い込まれて精神面でも肉体面でも疲れが……)」ハァ…


藍 「(始末しに行ったのに逆にやられてしまった 挙句の果てには見逃された……こんな失態、とてもじゃないが紫様に報告できない)」


藍 「(いやそれ以前に勝手な行動、ライルに手出し無用と言われてたのに手出したから余計に言えない もし耳に入ればなにされるか……)」



…パカッ


藍 「ーっ!? ぐぅぅ!!」ググッ!! 四肢や首に隙間が現れて挟まれる


藍 「(これは紫様の隙間!!まさか…!!)」



…パカッ


紫 「…おかえり こんな時間にどこ行ってたのかしら?」スゥ… 隙間から出てきて現れる


藍 「ゆ、ゆかりさま…!!」グググ…


紫 「答えなさい」ギュッ


藍 「かはぁっ!!アっヴァァ……!!」ギュゥゥ…


紫 「あら 締めすぎたわね ちょっと緩めてあげるわ」スゥ…


藍 「かはっ!!はあ…はぁ……!!」ハァ…ハァ…


紫 「それでどこ行ってたのかしら?答えなさい」ギロッ


藍 「っ……ら、ライルのところに行ってました」


紫 「なんのために?」


藍 「…始末しようと……」


紫 「私は手を出すなと言ったはずよ 始末すれば霊夢たちが闇に落ちると話したわよね」


藍 「……はい」


紫 「なのにその忠告を無視したの?」


藍 「………はい ライルがいる限り闇の住民はいつまで経っても襲いに来るので少しでも数減らそうと…」


紫 「霊夢たちが闇に堕ちたらそれこそ被害が拡大するわ それを予想してなかったなんて言わないわよね」


藍 「………」


紫 「…殺されそうになったライルも人が良すぎるわね いくら知り合いだからって命を狙われたら普通相手を殺そうとするのに」ハァ…


藍 「…やはり見てましたか」


紫 「当たり前でしょ あなたが隙間を使った感じがしてすぐ調べたわよ」


紫 「今起こってる問題事を整理したらライルのところに行った以外考えられないわ 誰がどう考えてもね」


藍 「………」


紫 「…次はないと思いなさい いいわね」


藍 「…はい」


紫 「……今日はもう休みなさい 明日またライルのところに行って菓子折のひとつでも持っていきなさい」


藍 「わかりました 改めて明日向かいます」


紫 「…」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



藍 「………」


藍 「(…本気で殺されるところだった 今回の行動のことはかなり怒っていたな)」


藍 「(それもそうか 霊夢に関連付くことと闇の住民を滅ぼすことに関係するから怒るのは当たり前か)」


藍 「(殺されなかったのが不思議なくらいだ 本来なら殺されてもおかしくなかった…)」


藍 「……菓子折りは多く持っていくか ライルだけじゃなくて霊夢にも迷惑かけたからな」


藍 「おそらく霊夢はあのとき起きてた

あの者があんなバカ騒ぎ起こして起きないはずがない」


藍 「いやそれ以前に妖気を飛ばしてる私の気配に気づかないわけない 離れてたとはいえ、あの距離なら感じてるはず」


藍 「霊夢にも怒られるな あの者に怒られるのは癪だがしかたない 多少の小言は聞こう」


藍 「今日は寝よう 明日の朝菓子折り買って行くか」シュルシュル…


藍 「…その前に一風呂浴びるか 動き回ったから汗がひどいな」


藍 「風呂入って寝よう」タッタッタッ…













朝ー茶の間



アリス 「はい ご飯できたわよ」タッタッタッ…


魔理沙 「おっしゃー!うまそうだぜ!」


ミレイユ 「昨日に続いて今日もアリスさんの手料理が食べれて最高です!」


アリス 「そんな大袈裟な 普通に作ってるだけよ」コトコトッ


上海人形 「シャンハーイ」コトコトッ アリスと一緒におかずを持ってちゃぶ台に置いていく


ミレイユ 「そんなことありませんよ!アリスさんが作るものには愛情が入ってます!」


ミレイユ 「なのでもっと愛情を注いでください!萌え萌えキュンをやってくれたらもっとおいしくなります!!」


アリス 「もっ萌え萌えキュン…?なにそれ」


ミレイユ 「知らないんですか!?過去に好きな人に手料理振る舞った方が美味しくさせ悩殺させたと言われている伝説の奥義を!!」


魔理沙 「悩殺…そんなのがあるのか?」


アリス 「それだいじょうぶなの?下手にやったら相手死ぬんじゃ…」


ミレイユ 「ノープロブレム!!問題ありません そんな物騒なものではありません」


ミレイユ 「私が手本を見せるのでアリスさんも真似してください!」


アリス 「ほんとに平気なのよね…?爆発とかしたら容赦なく叩き込むわよ」


ミレイユ 「いや本当にそういうのじゃないので安心してください あと怖いので叩き込むのはやめてくださいね」


ミレイユ 「それじゃ行きますよ?萌え萌えキュン♡」


アリス 「もっ萌え萌え…キュン!」ニコッ


魔理沙 「はっず!!いやまってなにそれ!それが萌え萌えキュンなの!?」


ミレイユ 「はい!これをすることによって料理の味が数倍…いや、数十倍美味しくなるんです!!」


ミレイユ 「なので今アリスさんがしてくれたことによってこの料理は数百倍美味しくなりました!!これで最後の味付けは終了です!」


アリス 「いやこれ味付けじゃないわよ!てかこれほんとにやる必要あったの!?めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!」///


アリス 「なんで最後に手でハートを作って料理に向けるのよ!こんなので味が変わるわけないでしょ!!」///


ミレイユ 「そんなことありません!この振り付けをすることで料理の美味しさが上がるんです!」


ミレイユ 「なら魔理沙さんに確かめせもらいましょう!百聞は一見にしかずと言いますからね」


魔理沙 「えっわたし?」


ミレイユ 「はい!最後の味付けをされた料理を食べて感想を聞かせてください 今まで食べてきた中で最高に美味しいはずです!!」


魔理沙 「…変わらんと思うが まぁ食べるから比べてみるけど」


魔理沙 「じゃあまずは玉子焼きからいただくぜ 食べる順番とか気にするな」スゥ…パクッ


アリス 「…」


ミレイユ 「…どうですか?味の方は」


魔理沙 「……いつも通り美味しいような それ以上に美味しいような……」モグモグ…


アリス 「やっぱり変わらないじゃない…まぁだいたい予想はしてたけど」


ミレイユ 「そんなことありません!確実に美味しくなってるはずです これは魔理沙さんが美味しいと思ってないから美味しくなってないんです!」


魔理沙 「いや普通に美味しいから 美味しくないなんて言ってないだろ」


ミレイユ 「もっと美味しくなったと思わなければ美味しくなりません!!自分の頭の中でこの料理はいつもより美味しいと思ってください!」


魔理沙 「それただの自己暗示じゃ…」


アリス 「(……これ、ライルにやったら意味わかるのかしら?外の世界の…味付け?になるかはわからないけど多分知ってるはずよね)」


アリス 「(魔理沙はこれの意味を知らないから美味しく思えないだけでライルにやればおいしくなるのかな…?やってみる価値はありそうね)」


ミレイユ 「…なにやら企んでそうな顔してますね もしかしてライルさんにもやろうとしてますか?」ニヤニヤ


アリス 「えぇ 恥ずかしいけど美味しくなるならやって損はないと思ってね 食べてもらうなら美味しく食べて欲しいからね」


ミレイユ 「あっあれ?ずいぶん正直ですね 言わないかと思ってたんですが」


アリス 「なんで?別に隠すことないじゃない それともさっきの萌え萌えキュンにはなにか別の意味があるの?」


ミレイユ 「あー…なるほど そういう事ですか」


ミレイユ 「特に別の意味があるわけではありませんが…まぁ本人が気にしないのであれば私は構いませんよ」


アリス 「?」


魔理沙 「(…こいつ、なんか隠してるな まぁおもしろくなりそうだからいいか!)」ニカッ


ミレイユ 「……しかし 今日は霊夢さんとライルさん遅いですね 二人とも起こしても起きませんでしたよね」


アリス 「そうね けっこう強めに起こしたけどライルからはもう少し寝かせてくれで霊夢からは夢想封印するわよって言われたわね」


魔理沙 「あんなの食らったら洒落になんねぇぜ 一発でピチュるぜ」


アリス 「まったくね 絶対に受けたくないわ」


ミレイユ 「……もしかして 昨日の夜、お楽しみだったんでしょうか?」


アリス 「」///ブーッ!!


魔理沙 「きたなっ!?」


アリス 「ごほっごほっ!!っ…あ、あなたいきなりなに言ってるのよ!!」///


ミレイユ 「いやーふたり揃って寝坊ですからね 可能性としてはゼロではありませんよ?」


アリス 「いやもしそうだったとしても口にすることじゃないでしょ!」///


アリス 「しかもライルに限ってそれもないだろうし…たぶん」///


ミレイユ 「ライルさんだって男性ですからね 今まで断ってきてますがそろそろ爆発してもおかしくありません」


ミレイユ 「欲望に任せて熱い夜を…♡」///


アリス 「ーっ!!」///カァァ!!


魔理沙 「えっな、なんの話ししてんだ?昨日の夜お楽しみ?」


ミレイユ 「おや?理解できませんか それなら今日の夜、ライルさんに夜の楽しみをしたいですって言ってみてください」


ミレイユ 「おそらくライルさんがテンパると思います!」ニコニコ


魔理沙 「テンパる?」


アリス 「変なこと吹き込んでんじゃないわよ!」///


アリス 「魔理沙 今この変態が言ったことは忘れなさい ライルに絶対言うんじゃないわよ!」///


魔理沙 「おっおうわかってるよ お前の反応からしてろくな事じゃないことはわかったから」


ミレイユ 「言えばライルさんと遊んで(意味不)もらえますよ 激しい夜(意味不)になると思います」


魔理沙 「…なんか言葉に引っかかりを感じるんだが」


魔理沙 「まぁとにかく 今お前が言ったことはライルに言わないでおくわ 絶対ろくなことが起きないから」


ミレイユ 「なら私が言って夜のお楽しみを受けてもらいますね 断られたら強引に襲います!」グッ


アリス 「いや襲っても返り討ちにされるだけよ 風で拘束されて数時間動けなくなるわよ」


ミレイユ 「放置プレイは好きではないのでエロ同人のようにと叫びまくります」


魔理沙 「えっエロ同人……?」


アリス 「絶対ろくな言葉じゃないわね 変なことするとライルにも怒られるし霊夢にも怒られるわよ」


ミレイユ「怒られてなんぼです!むしろ怒られるまでしないと相手してもらえませんからね」


魔理沙 「いやな相手のされ方だぜ…」


アリス 「ほんとね 私は勘弁願いたいわ」


ミレイユ 「みなさんノリ悪いです…」

(・ε・` )


アリス 「ご飯冷めるから食べるわよ てかもう若干冷めてるわ」


魔理沙 「そうだな 早く食べようぜ」


ミレイユ 「あっアリスさん私の料理に萌え萌えキュンを…」


アリス 「やらないわよ」


ミレイユ 「(´・ω・)」













数時間後…



ライル 「……んっ」スゥ…


ライル 「……朝、か」ボー…


ライル 「(一回アリスに起こされた気がするが…)」ムクッ…グッ


ライル 「……っん?」チラッ


霊夢 「すぅ…すぅ……」ライルの右腕を掴んで離さないで寝てる


ライル 「……起き上がれねぇ 霊夢離してくれ」グイグイッ


霊夢 「すぅ…すぅ……」


ライル 「起きたいから離してくれ 寝てるのは構わないが俺を自由にしてくれ」グイグイッ


霊夢 「んー…だめ」ギュゥ… さらに力を強くして逃がさないようする


ライル 「いやダメって…起きたいんだが」


霊夢 「だめぇ…すぴー……」


ライル 「……起きたらキスしてやるぞ」ボソッ


霊夢 「起きるわ!」ガバッ!!


ライル 「うぉっ!?い、いきなり起きるなよ 驚くだろ…」ドキドキ…


霊夢 「そんなことはどうでもいいわ 早くキスして!」


ライル 「起きてすぐの一言がそれか…まぁいいか」スゥ…


チュッ…


霊夢 「っ…えへへ♡やっぱりライルとキスするの嬉しいわ しかも起きてすぐできるなんて♡」///


霊夢 「眠気も一瞬で飛ぶわ もっとしたいからしていい?」///


ライル 「朝から元気だな…わるいがもう起きたいから一回だけだ 早く起きて顔とか洗うぞ」ムクッ


霊夢 「えー!いいじゃんもっとしてよ!」


霊夢 「私を襲うくらいにいっぱいして!濃厚なキスでも可!」


ライル 「はいはいいつかな 早く行くぞ」タッタッタッ…


霊夢 「…適当に流すと身動き封じるわよ」ペラッ 御札を出してライルに投げる準備をする


ライル 「能力無効化すればすぐ解除できるんだが」


霊夢 「なら能力も封じればいい話よ 無理やりされるのと素直にしてくれるのどっちがいい?」


ライル 「しないという選択肢はないのか…」


ライル 「……飯行くぞ」スー…タッタッタッ…


霊夢 「むーっ!!」(`・н・´)ぷくー


霊夢 「なんでいつもしてくれないのよ!キス以上のことしたいのに!」


霊夢 「やっぱり胸なの!?胸がないからダメなの!!」


ライル 「んなでかい声でむねむねむねむね言うな!ミレイユたちに聞こえるだろ!」タッタッタッ!! 霊夢の叫び声で戻ってくる


霊夢 「ミレイユみたいなでっかい胸がいいの!?揉みごたえがありそうな胸の方がいいのね!!」


ライル 「誰もそんなこと言ってないだろ!胸の大きさなんて人それぞれだし なにより俺は胸の大きさで決めないって言ってるだろ!」


霊夢 「だったらしてよ!今すぐに!」


霊夢 「胸の大きさを気にしないなら気にしないくらいしてよ!痛くても我慢するから!」


ライル 「ならなおのことしないな 痛いの我慢してまでしたいとは思わない」


ライル 「霊夢 いくらして欲しいからって痛いのを我慢してまでしろとは言うな さすがに事情してくれ」


霊夢 「誰のせいで言ってると…」


ライル 「それに初めてをもらうなら日が出てる時より夜の方がいいだろ 静かな夜でお互いの気持ちを確かめ合いながらの方が雰囲気も出る」


霊夢 「なら今日の夜してくれるの?」


ライル 「……年齢が来てからな」


霊夢 「いつ?」


ライル 「俺と霊夢が十八になったらな」


霊夢 「そんなに待ってられないわ!ライル今十六よね?」


ライル 「あぁ 外の世界で言うなら中三か高校一年だな」


霊夢 「あと二年も待ってられないわ!私はいろいろ設定があるから年齢は教えられないけど」


ライル 「メタイメタイ すごくメタいよ」


霊夢 「それにこの幻想郷は年齢なんて関係ないわ お酒だって普通に飲めるし」


ライル 「酒はまだいいだろ 子供を産むのと酒を飲むのじゃまったく別だろ」


霊夢 「……っえ こっ子ども…?」///カァァ…


ライル 「? どうした?いきなり顔赤くして」←無自覚


霊夢 「えっいや…いま、え?」///アタフタ…


ライル 「?」


霊夢 「……そ、そうよね 子ども作るなら、成人を迎えてた方がいいわよね」///


ライル 「えっあ、あぁ そうだ 成人してからの方がいい(どうしたんだ?急に素直になったな)」


ライル 「(俺変なこと言ったか?子供を産むのと酒を飲むのは違うしか……)」


ライル 「(……っあ)」///ハッ


霊夢 「(そうよね お酒はともかく子どもを産むとなると今の年齢じゃキツイわよね…)」///


霊夢 「(子どもはもう少し考えよう うんそうしよう♡)」///


ライル 「……え、えっと ごめん、完全に気にしないで言っちまった」///


ライル 「子どもは関係なかったな だから今のは気にしないでくれ」///


霊夢 「えーそれは無理かなー?かなり衝撃的なことだったし」///ニヤニヤ


霊夢 「まさかライルの口から子どもを産むなんて言葉が聞けるなんて思いもしなかったわ なに?いろいろ飛ばしてもう子ども欲しかったの?」///


ライル 「いや欲しいだなんて…そんなこと」///


霊夢 「…いらないの?」シュン…


ライル 「っ……」///


霊夢 「………」


ライル 「……ひっ否定は……しない」///フイッ


霊夢 「っ!!」///ドキッ!!


霊夢 「…えへへ〜♡へぇー 否定しないんだ?いつもなら恋愛感情を持ち合わせてないからわからないっていうのに」///キュンキュンッ


ライル 「……まぁ これで否定して闇に堕ちたらいやだし」///


霊夢 「本音は?」///ニヤニヤ


ライル 「……聞くな」///


霊夢 「えー聞きたいなー?」///ジー


ライル 「聞くなって言ってるだろ やめないと怒るぞ」///


霊夢 「ふふっ!はーい ごめんね?ちょっとからかいすぎたわ」///


霊夢 「でも私はいつでも受け入れるからしたくなったらいつでも言ってね?ライルになら…私の初めて、あげるから♡」///


ライル 「ーっ…そ、そうか(ほんとにこいつは…)」///


霊夢 「それじゃ顔とか洗ってごはん食べに行きましょ 今日はずっと一緒に居てもらうから覚悟してよね!」


ライル 「いやずっとって…」



アリス 「ライルー、霊夢ー まだ起きてないの?」タッタッタッ…


ライル 「起きてるよ 今起きたところだ」


霊夢 「あらアリス ライルはあげないわよ」


アリス 「いきなりなんの話し!?普通に起こしに来ただけなんだけど!」


霊夢 「あらそう?寝込みを襲いに来たのかと思ったわ」


アリス 「しないわよそんなこと!あなたじゃないんだから!」


霊夢 「わたしだってしないわよ 襲うよりも襲われ方がいいもの!」トンッ!!


ライル 「俺だって襲わねぇよ!寝込みで襲うとかありえない!襲うなら起きてるときに同意の上で……っ!」ハッ


アリス 「っ…」///カァァ…


霊夢 「…今してもいいって言ったら襲ってくれるのかしら?」///ニヤニヤ


ライル 「ーっあぁもう!早く飯行くぞ!」///タッタッタッ…


霊夢 「はーい!ほらアリスも行くわよ」


アリス 「…よく平気な顔できるわね あんなこと言われたのに」///


霊夢 「本望だからね ライルに襲われるなら拒む理由なんてなにひとつないし、なによりも私自身嬉しいもの」


霊夢 「シてくれるならいつでも受け入れる覚悟はできてるわ 今のライルならとくにね!」


アリス 「……昔なら受け入れなかったの?」


霊夢「そんなことないわ 昔でも求めてくれれば受け入れたわ」


霊夢 「ただ昔の性格よりも今の性格の方が好き 自分に自信がなくて暗い感じだったけど今は明るくて自信を持ってる」


霊夢 「いろんな人間妖怪と出会って変わることができたのが見てわかるわ 変わってほんとによかった」


霊夢 「……ライルの過去のことは私と紫から聞いてるわよね いろいろあったことも」


後書き

ライルの技(メイン技のみ)

竜巻 「相手の周りに風を回らせて竜巻を起こして攻撃する」属性 風

光剣の風 「光の剣を作って闇の住民相手に大ダメージを与える剣」属性 光

風の剣 「風で剣の形をした物 切れ味はもちろん錆びることや切れ味が悪くなることはない(相手の攻撃に耐えきれなくて折れることはある)」属性 風

風分身 「自分の姿をした自分を作り出す技 最高百人まで作れるが場所によっては数が限られる(主に風が吹かないところ)」属性 風

BAD END NIGHT(バッド エンド ナイト) 「空間を歪ませて相手の心臓に強大な衝撃を与える一撃瀕死技…だが、相手が闇の濃度が濃ければ濃いほど威力が弱まる」属性 闇


ミレイユの技(メインのみ)

ヒーリング 「人の傷や風邪を治す技…平たく言えば良くある治療魔法」属性 光

Shine high healing(シャイン ハイ ヒーリング) 「光の回復魔法 高性能で闇の傷をも癒すミレイユ限定の技」属性 光

真実 誠の光 「真実を照らす光の玉を出して、その影響範囲内に入ったもの達は本当の姿を表す」属性 光

Gran hai death night(グラン ハイ デス ナイト) 「ミレイユ唯一の最強攻撃技 自分の頭上に黒い球体を出現させその球体を相手にぶつける 当たった相手は屍と化す…が相手の闇の濃度が濃ければ濃いほど相手へのダメージが弱まり屍と化す事が出来ない時もある」属性 光&闇


ライル&ミレイユの協力技

bad・death・night(バッド・デス・ナイト) 「ライルとミレイユの協力技 ライルが空間を歪ませミレイユが闇の球体を作り出し当たった者は歪んだ空間の中で闇の球体が永遠に暴れ続け死ぬまで痛み苦しむ」属性 闇


ブレイクの技

無効 「その名の通り相手のありとあらゆる能力を無効化する事が出来る ブレイク自身が出てきた場合身体のどこに当たっても無効化する事が出来る…がライルが一部しか出さなかった場合出した部分に当たらなければ無効化する事が出来ない 範囲系能力なら自分だけ無効化出来る」属性 無

無の境地 「自分から半径五m以内の能力攻撃を無効にする 自分も無効」属性 無


キールの技(メインのみ)

徹甲弾 「相手に拳が入れば数秒後再び食らった分の威力が襲いかかる」属性 物理

三大拳 bullet&burst&徹甲弾 「拳を三回ぶつける技 自分の体力を一気に減らして威力を高める為あまり連続では出せない」属性 物理

リミッター解除 「自分の全筋肉を活性化させる技 いつもの身体能力より数倍の身体能力を発揮させることが出来るがその分体力を大幅に使う」属性 物理


ゼウルの技

不明


ナイトの技(メインのみ)

暗転 「太陽や光の入りを曲げて周囲を暗くする技 真っ暗にすることは出来ないため使い勝手が難しい」属性 闇


霊夢のオリジナル技

霊符 『魔想封印』=霊符を相手に向けて放ち札が相手のどこかに付けば相手の動きを封じることが出来る(風で剥がれたりブレイクの無効を使われたらどうしようもできない)

霊符 『呪術封印』=対象者に札が付けばその対象者は一切の能力を使うことが出来なくなる(剥がされたりすれば意味がない)

禁符殺 『木端微塵符』=霊符で相手をバラバラにする霊夢のオリジナル禁止技 弾幕ごっこには使用出来ないため活用する場面は本気で誰かを殺そうとした時だけしかないだろう


敵の技(メインのみ)

セスナ 「自分の周りに黒いオーラを出して自分の身を守る技 範囲的に防御出来るがそこまで防御力がない為 強い攻撃は受け止めることが出来ない」属性 闇

フルナイトシールド 「闇に覆われた盾を自分の目の前に出す技 防御は高いが前が見えなくなるのがデメリット」属性 闇

闇 ブラックバード 「カラスみたいな黒い鳥を作り出して突撃させて攻撃する技 攻撃力はなかなか高いが防御がないため、攻撃を食らったら消滅してしまう」属性 闇










世界三代魔法


世界最強魔法 【ワールド・ブレイカー】

【指定した対象を消滅させる禁忌魔法 対象を選ばなかった場合、全ての全生命体を消滅させる史上最悪な魔法 しかも自身は消滅せず一年間の苦痛を味わうだけで済む(身動きなど一切できないため死ぬ可能性は高い)】
【使用者 ナイト・ディスト】


世界次最強魔法 【魔法の剣のストラグル】

【自分を消滅する対価を払う代わりにひとつの惑星を木っ端微塵に爆発させる事ができる悪魔的な禁忌魔法】
【使用者 ミレイユ・ブリリアント】



世界三次最強魔法 【光と闇のエトランゼ】

【光と闇をも反転させることが出来る最強魔法 使用者と対象者は必ずこの世から消滅し、魂も消滅してしまう悪魔のような魔法】
【使用者 ミレイユ・ディスト(本名 ミレイユ・ブリリアント)】


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2023-01-05 19:43:01

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