2024-03-01 23:40:12 更新

概要

この作品は幻想郷闇汚染危機7の続きになります ゆっくり見ていってね!


前書き

ライル・ディスト(本名 天王州 神谷(てんのうす こうや))

外の世界から来た外来人
風を自由自在に操ることができ、自分の世界の中心核となる存在
多重人格も持っていていろいろな能力が使える
性格は至って普通 かなりの仲間思いで特に女性には優しい(厳しくする時は厳しくする)
名前は偽名…


ミレイユ・ディスト(本名 ミレイユ・ブリリアント)

回復担当の多重人格者の一人
性格は天然でいつものほほーんとしてる
怒ると怖いかはわからないが本気にするととんでもなく強くなる
画像検索で【ミレイユ・ブリリアント】と入力すると元ネタにしたキャラが出てきます 検索してみてくださいね?


ブレイク・ディスト

無効を操る多重人格者の一人
性格は危ない この多重人格者と接する時は危ないから気をつけながら話しかけた方がいい
能力が無効しか使えないため攻撃方法は素手で攻撃しかないため単体で出てくることはほぼないだろう


キール・ディスト

諸刃の拳を使う多重人格者の一人
性格は言葉使いは多少荒いが根はいい人
能力を無効にされても諸刃の拳を使う事が出来る
体力を大幅に使うため、あまり多用することが出来ない上ブレイクと同じく素手で攻撃しかない為単体で出てくることはほぼないだろう


ゼウル・ディスト

未来を見る事が出来る多重人格者の一人
性格は不明
能力もたまにしか使えないためあまり役には立たない…?


ナイト・ディスト

闇を操る事が出来る多重人格者の一人
性格はブレイク以上に危険
敵味方関係なく攻撃する危ない人格者
ライルに止めてもらわなければかなり危険な者の為、あまり姿は出されない


勇那

東方玉新楽に出てくる狐の妖怪
詳しいことは東方玉新楽と検索すれば出てきます
なかなかかわいい(もはや作者の感想)







一方、アリスの家では…



ミレイユ 「…ふぅ やっぱりアリスさんの紅茶は美味しいですね 私の好みにクリーンヒットです!」


アリス 「言い方がすごいわね…まぁそう言ってもらえるとうれしいわ」


上海人形 「シャンハーイ!」カチャカチャッ 人形に紅茶の道具を持ってきてもらう


アリス 「ありがと」カチャカチャ…


ミレイユ 「上海人形さんかわいいですね 小さくてふわふわと飛んでる姿がほんとにかわいらしいです!」


アリス 「そうでしょ?なんたって私の自慢の人形だのも」

ε-( ꒳​´ * )


ミレイユ 「それと同時に下は何履かせてるのか気になるので見せてください…!!」///

ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ


上海人形 「シャンハーイ!?」ビクッ!!


アリス 「やめなさい 普通にドロワしか履かせてないから見るんじゃない」


ミレイユ 「ノーパン!?ノーパンなんですか!!?」///


ミレイユ 「アリスさんそういう趣味をお持ちで!?えぇエッチですね!」///


アリス 「そんな趣味ないわよ!ただ人形だからドロワだけしか履かせてないのよ!!」


ミレイユ 「そうなんですか?それは残念です…」

(´・ω・) ショボーン


アリス 「なんで残念がるのかしら…」


アリス 「……まぁいいわ あなたが変態なのはわかってるからそれは置いといて、今はティータイムを楽しみましょう」


ミレイユ 「そうですね 今はそうしましょう」


上海人形 「しゃっシャンハーイ…」


ミレイユ 「そういえばアリスさん ちょっとお聞きしてもいいでしょうか?」


アリス 「なに?」ズズ…


ミレイユ 「ライルさんのこと惚れてますよね 付き合いたいとは思わないんですか?」


アリス 「」ブーッ!!!!


上海人形 「シャンハーイ!!?」


ミレイユ 「予想通りの反応ですね 動揺しますよね」


アリス 「ゴホッゴホッ!!あ、あんたいきなりなに聞いてくんのよ!」///


アリス 「てかその事ならあなた知ってるでしょ!!私がライルに惚れてるの!」///


ミレイユ 「はい知ってます なので改めて聞いたんです」


ミレイユ 「私もライルさんのことが好きですがライルさんには霊夢さんがいますからね 勝てるなんて思ってません」


ミレイユ 「でも諦めきれないんです 少しでも可能性があると思ってしまうとその可能性を追ってしまうんです」


ミレイユ 「付き合えたらいいな…願わくば結婚までできたら最高ですよね ライルさんとなら不自由なく暮らして行けると思うんです」


ミレイユ 「…まぁ ライルさんの性格上、ちょっとめんどうなところはあるかもしれませんが」


アリス 「…それは否定できないわね」


上海人形 「シャンハーイ…」ゴシゴシ… アリスが吹いた紅茶を拭いてる


アリス 「…でも楽しそうよね 毎日が飽きなそうで」


アリス 「わたしもライルと付き合えたら嬉しすぎて泣いちゃうかも 可能性が低いからよけいにね」


アリス 「でも霊夢は強敵よ ライルが唯一心を開いてる人物だから勝つなら心を開いてもらわないと」


ミレイユ 「そうなんですよね 私たちには開いてくれてないですからね…多少の相談ならしてくれますが」


アリス 「…ライルが霊夢に心を開くようになったきっかけってなんなの?細かいことは聞いてないけど」


ミレイユ 「きっかけは外の世界に存在する組織、獅子組という方たちに霊夢さんが絡まれたときに今までなかった感情が芽生えたことで心を開いたんです」


アリス 「…たしか能力使えない状態で絡まれたのよね 昔聞いた話だからうろ覚えだけど」


ミレイユ 「合ってますよ その時に持っていなかった本気という感情が芽生えて心を開いたんです」


アリス 「本気?」


ミレイユ 「はい 元々ライルさんは本気という感情を持ってなかったんです いつも不安でネガティブな性格だったので本気という感情がわからなかったんです」


ミレイユ 「いつも多分やおそらく、確証がないという言葉で不安な感情しかなかったんです ずっといじめられてたので仕方ありません」


ミレイユ 「ですが霊夢さんが獅子組に絡まれたときは本気で焦っていました ただでさえ目をつけられると面倒な連中でなにされるかわからない…助けなければ酷い目にあうかもしれない」


ミレイユ 「せっかく話せる方が現れたのにまた自分のせいで失う…それだけは絶対にもうしたくない もう失いたくない!」


ミレイユ 「その時に思ったことが本気で助ける たとえ世界を敵に回しても霊夢さんだけは絶対に助けると決めたんです」


ミレイユ 「そこからもう凄かったんですよ?能力全開で獅子組全員を相手にしたんですから」


ミレイユ 「空気を圧縮させて酸素不足にさせたり鎌鼬で死なない程度にケガさせたり、竜巻を起こして吹き飛ばしたりともう能力隠す気なしだったんですから」


アリス 「っえ たしかライルのいた世界の人達って能力使えないんじゃ…」


ミレイユ 「その通りです なので霊夢さんを助けた後すぐ逃げました バレると非常に面倒なことになるので」


ミレイユ 「獅子組も国に目をつけられてる組織だったので能力者がいた事を話しても信用されませんからバレることはありませんでした」


ミレイユ 「これがライルさんが霊夢さんに心を開くようになったきっかけです 新たな感情を目覚めさせてくれた方として本気で惚れたんです」


ミレイユ 「霊夢さんも助けられたことによって本気で惚れましたからね お互い惹かれ合う仲になりました」


ミレイユ 「…ですが心を開くまでは良かったんです その後に問題が発生しました」


アリス 「問題?」


ミレイユ 「今も残ってる不安な感情です 誰かと付き合うと不幸にする、関わっても迷惑をかける…」


ミレイユ 「今までいろんな方からいじめを受けていたので不安な感情が消えないんです 現にライルさんに関わってアリスさんも霊夢さん、魔理沙さんに早苗さんが被害に遭いましたから…」


アリス 「…それは闇の住民がこっちに来たのが悪いんじゃないかしら?別にライルのせいじゃないと思うけど」


ミレイユ 「私もそう思います ですがライルさんは自分のせいで闇の住民がこちらに来たと思っているんです」


ミレイユ 「ライルさんがこちらの世界に来たことによって出没し、問題を起こすようになったと自分の中で思ってるので…」


アリス 「ライルらしいわね いつも思うけどネガティブ過ぎるわ もうちょっと前向きに考えてほしいわ」


ミレイユ 「仕方ありません 昔が昔なので……」


アリス 「……そうよね 私も同じことされてたら今のライルみたいになってたかもしれないわね」


アリス 「…ほんとに、かわいそうよ 誰が聞いてもそう思うわ」


ミレイユ 「………」


アリス 「…紅茶のおかわり淹れるわ まだ飲むでしょ?」スゥ…


上海人形 「シャンハーイ」フヨォ… ティーポットを持ってミレイユに近づく


ミレイユ 「ありがとうございます いただきます」


上海人形 「シャンハーイ」トポポ…


ミレイユ 「……」ソー… 上海人形のスカートを覗こうと目線を下げ…


アリス 「やめなさい」スゥ…



蓬莱人形 「ホウラーイ」スチャッ 槍を持ってミレイユに向けて構える


ミレイユ 「おや蓬莱人形さんこんにちは!あなたのはどんな下着を穿いてるのか気になるので確かめさせてもらいますね…♡」///グヘヘ…チラッ


アリス 「やめなさいったら」スゥ…


蓬莱人形 「ホウラーイ!」ゴンッ!!


ミレイユ 「ひでぶっ!!」槍で脳天を叩かれる


アリス 「まったく…あなたはその変態がなければ完璧だったのにね?せめて性癖隠すぐらいはしなさいよ」


ミレイユ 「性癖は暴露してなんぼですよ…あいたたた」ズキズキ…


アリス 「いや隠しなさいよ…」


ミレイユ 「仕方ありません おとなしく紅茶を飲むことにしましょう」カチャッ


アリス 「最初からそうしなさい それ飲んだらあなたの魔法見せてくれないかしら?同じ魔法使いとして気になるの」


ミレイユ 「いいですよ ただ見せれる技だけにしてくださいね 禁忌のものは見せられませんので」


アリス 「禁忌はさすがにいいわ ただどういったものなのかは聞きたいからそれは教えてもらえる?」


ミレイユ 「………」


アリス 「…あら 教えるのもまずいほど?」


ミレイユ 「……えぇ まぁアリスさんなら教えてもいいですかね どういった魔法なのかまでなら」


ミレイユ 「私の世界で言われていた禁忌魔法は三つ ひとつは光と闇のエトランゼというものです」


ミレイユ 「相手と自身を対象にして魂ごと消滅させる、又は光と闇を入れ替えるという最強魔法です」


アリス 「闇と光を入れ替える!?てことは闇の住民を元の住民にすることができるってこと!?」


ミレイユ 「可能です ですが光もとい闇に堕ちてないみなさんは闇に落ちてしまいます あくまでも入れ替えなので闇の住民だけを対象とすることはできません」


アリス 「…それは洒落にならないわね 関係ない方たちまで巻き込むわけにはいかないわね」


アリス 「最初に言った相手と自身を消滅させるって言ったけど光と闇を入れ替える方も消滅するの?」


ミレイユ 「はい 自身だけチリとなり消滅します もちろん魂ごとです」


アリス 「…なるほどね」


ミレイユ 「二つ目は【魔法と剣のストラグル】こちらは惑星ひとつ破壊できるほどの威力を持つ最強魔法です 惑星の中心に爆発源を作成し破裂させる単純で悪魔的な魔法です」


アリス 「なにそれ…惑星ひとつ破壊できるとかやばいでしょ」


アリス 「…ちなみに聞くけど、あなた使えるの?その魔法」


ミレイユ 「………」


アリス 「…あなたが闇の住人じゃなくてほんとによかったわ もし奴らと一緒だったら洒落にならなかったわ」


アリス 「お願いだからその技だけは使わないでね この世界がなくなるのはいやだから」


ミレイユ 「…安心してくださいそれだけは使わないので 私もそれ使うと消滅するので使いたくありません」


アリス 「あっそれも消滅するの?結果的に自分が犠牲になるのね」


ミレイユ 「強大な魔法ですからね 並の人間では耐えられません」


ミレイユ 「ただし最後の禁忌魔法は消滅しません 先程のふたつの魔法よりも桁違いに強く、残酷で尚且つ史上最低で最悪な魔法です」


ミレイユ 「その技だけは私は使えません 覚えようとも思ってませんし覚えたくもありません」


ミレイユ 「使える方はたったひとりだけ知っています おそらくどの世界探してもその方だけしか使えないかと思います」


アリス 「…まさかとは思うけど、ライルじゃないでしょうね」


ミレイユ 「正確にはライルさんではありません ライルさんの人格の中にいるひとり、ナイトと言う方です」


アリス 「ナイト…今回魔理沙たちが無事に帰って来るのに手助けしてくれた人格ね かなり危ない性格なのよね」


ミレイユ 「はい ライルさんの過去の計画を実行させるために作られた人格なのでかなり危険です その方が最後の禁忌魔法を使えます」


ミレイユ 「ですがナイトさんも安易にその魔法だけは使いません 消滅しない分身体に多大なる負担がかかるので使えばタダではすみません」


アリス 「どれくらい負担かかるの?消滅しない分といったら相当帰ってくると思うけど」


ミレイユ 「約一年生死をさまよい続けます 身体は一切動かせず、能力も一切使えず、喋ることもできなくなります」


ミレイユ 「飲み食いも一切出来なくなるので別の意味では死にますね 死ぬまで生き地獄です」


アリス 「一度でも使ったことあるの?その口ぶりからすると」


ミレイユ 「正確にはあります ですがナイトさんにはダメージを相手に移す技があるのでそれで移し自分に被害はありませんでした」


ミレイユ 「移された相手は即座に倒れ、なにも出来ずに死にましたが死因はトドメを刺して死亡なので生き地獄にはなりませんでしたけどね」


アリス 「あれ ならなんで約一年生死をさまよい続けるってわかるの?過去に何度も使って測ったんじゃないの?」


ミレイユ 「さすがにそのようなことはしませんよ…過去の記録を参照してお話しただけです」


ミレイユ 「過去の使用者が長年苦しみを味わい死ぬ思いをしたと記録されていたんです 誰かに看病されていなければ死んでいたと書いてありました」


アリス 「なるほどね…」


アリス 「効果の方はどんな感じなの?さっきのふたつの魔法よりも強いのよね どんなふうになるの?」


ミレイユ 「選んだ対象者全員消滅します いかなる状況でも魂ごと消滅させていなかったことにすることができます」


アリス 「……っえ それだけ?」


ミレイユ 「はいそれだけです ある意味驚きましたよね」


アリス 「えっえぇ なんかさっきの惑星爆破よりも弱い気がするわ それが一番危ない禁忌魔法なの?」


ミレイユ 「はい たしかに消滅させるだけと聞いただけでは弱いかもしれませんがよく考えてみてください」


ミレイユ 「対象者を指定すれば弱いかもしれませんが【指定しなかったらどうなると思いますか?】」


アリス 「っえ 指定しなかったら?」


ミレイユ 「【対象者が存在しないため全ての生命体が消滅します この世界だけかまではわかりませんがこの世界は確実に消滅してしまいます】」


アリス 「えぇっ!?ぜ、全生命体!?選ばなかっただけで!?」


ミレイユ 「はい ただ選ばなかっただけでそうなります だから恐ろしいんです」


ミレイユ 「しかもそれを使えるのがナイトさんなので尚のこと怖いんです 全生命体を滅ぼそうとしてるのでその禁忌を使われたら一瞬にして計画を遂行されてしまいます」


ミレイユ 「今はライルさんに使用を禁止されてるので平気ですがもし言うこと聞いてなかったら今ごろ…」


アリス 「…全世界終わってたかもしれないわね 洒落にならないわ」


アリス 「名前はなんて言うの?」


ミレイユ 「ワールド・ブレイカーです その名の通り世界を破壊するという意味です」


アリス 「ほんとにそのままね でも単純な名前で覚えやすいわ」


アリス 「他に使えるやつがいなくてよかったわ いないからナイトだけ警戒すればいいわね」


ミレイユ 「そうですね 今のところはですがね」


アリス 「…覚えようと思えば覚えられるの?」


ミレイユ 「ワールド・ブレイカーはほぼ無理ですが他のふたつなら覚えようと思えば覚えられます」


ミレイユ 「魔力を持つ者なら誰でも…とまではさすがに言えませんが魔法が使える方なら基本覚えられます」


アリス 「…禁忌魔法なのに覚えられるの?」


ミレイユ 「はい あくまでも使うと危ないだけですからね 細かい使い方さえ知ってしまえば使えます」


ミレイユ 「…教えませんからね 禁忌魔法だけは教えられませんからね」


アリス 「覚えようなんて思ってないから安心なさい 覚えたら目つけられるじゃない」


アリス 「あくまでもどういう魔法なのかを聞きたかっだけよ それ以上は聞かないわ」


ミレイユ 「それならいいんですが」


ミレイユ 「…これで私の世界の禁忌魔法は全部です 意外に単純にして単調で驚きましたか?」


アリス 「…そうね そんな複雑なものじゃなくて驚きね あなたの世界は魔法の国だと聞いてたからそれなりに複雑だと思ってたわ」


アリス 「他にも存在するわよね?禁忌魔法」


ミレイユ 「もちろん三つだけではありませんよ 他にもいくつか存在します」


ミレイユ 「ですがそれ全て話すとなるとかなり長くなるのでさすがに全部は…」


アリス 「どういったものが禁忌魔法になってるの?それだけ教えてくれないかしら」


ミレイユ 「どういったものですか…そうですね 簡単に言うと威力が強すぎたり操りや消滅させたりするものが禁忌魔法に指定されてます」


アリス 「っえ 操りもダメなの?なら私アウトじゃない」


ミレイユ 「アリスさんの操りって人形だけじゃないんですか?」


アリス 「一応生きてる相手も操れるわ …まぁ、操るというより行動を制限すると言った方がいいかしら?糸切られたら終わりだし」


ミレイユ 「そのくらいであれば平気です 完全に自分の物にできるぐらいの操りでなければ問題ありません」


ミレイユ 「ですが洗脳魔法は禁止です 限度関係なしに相手の脳を操作するものは全て禁止されています」


アリス 「洗脳…たしかにそれは納得ね 洗脳自体よく思わないものね」


アリス 「ライルの人格の中で使えるやつはいるの?」


ミレイユ 「ナイトさんが使えます 洗脳、操り、破壊魔法など全て使えます」


ミレイユ 「全生命体を破壊する目的で作られた人格なので禁忌魔法や戦闘系の魔法を多く所持しています なので戦闘で一番強いのもナイトさんです」


アリス 「ライルが一番強いわけじゃないのね それは予想外ね」


アリス 「まぁでも、性格面で言ったらライルの方が断然いいわよね 優しくて仲間思いで正義感溢れて!」


ミレイユ 「それはもうもちろん!ライルさんに適う方はいません あれほど良い性格の持ち主は今まで見たことありません」


ミレイユ 「私の世界かまだあるときなんていつも優しくしてくれたのでほんとに素晴らしい方です ミントさんにはほんと感謝しかありません!」


アリス 「…そういえばあなたの世界って崩壊してたのよね 詳しいことは聞いてないけど」


ミレイユ 「はい 私たちの宿敵、ロランドブリリアントの手によって崩壊しました 禁忌魔法とはまた違うものを使ってありとあらゆる魔物を暴徒化させて植物や動物、人間など全て殺されました」


アリス 「ロランドってあなたの父親よね ほんとにとんでもないことしたわね」


アリス 「あなたもいい思いしなかったでしょ 自分の父親がそんなことしたなんて思うと」


ミレイユ 「えぇ…しかも一度ならず二度までも過ちを犯そうとして ほんとに腹ただしいです」


ミレイユ 「今回はライルさんたちの前に現れたみたいですが…次私の前に現れたときは、そのときは!!」ググッ!!


アリス 「…まさか禁忌魔法使うんじゃないでしょうね?」


ミレイユ 「…それしか方法はありません 永遠に滅ぼすためにはそれしか…」


アリス 「ライルはそれを望むかしら 私なら望まないけど」


ミレイユ 「…それは……」


アリス 「…そう思うならやめときなさい 誰がどう考えても望むとは思えないけどね」


アリス 「むしろあなたがそうしようとしたらライルがやるかもしれないわ だからやめときなさい」


ミレイユ 「…ですが私のお父様が起こした不始末は娘である私が片付けなければなりません 他の方に片付けてもらうのは…」


アリス 「なんであなたがやらないといけないのよ 誰もあなたのせいだなんて言ってないでしょ?」


アリス 「自分の父親だからって不始末を背負う必要ないわ 背負わずそいつひとりに償わせなさい」


ミレイユ 「償わないから私がしなくてはいけないんです 私が止めてれば私の世界は滅びず、魔理沙さんにまで手がかかることはありませんでした」


ミレイユ 「もうあの方はこの世に存在してはなりません 魂があれば何度でも蘇ってしまいます だから世界から消さなければ…!!」ググッ


アリス 「……そのこと、ライルに話してみなさい ぶん殴られるわよ」


ミレイユ 「殴られるだけなら構いません 同じ過ちを繰り返さないためにそれで済むならいくらでも殴られます」


アリス 「いい加減にしなさい!」バンッ!!


ミレイユ 「………」


アリス 「…はぁ ほんとにあなたは変なところで真面目ね ライルそっくりだわ」


アリス 「てかライルがあなたを殴るわけないでしょ どう考えても手を出すなんて考えられないわ」


ミレイユ 「わかっています ライルさんが手を出さないことぐらい」


ミレイユ 「…ならどうすればいいんですか?今の私では禁忌を使うことぐらいしか対処法はありません 他の魔法ではどうにもなりません」


ミレイユ 「ましてまた完全体で復活されたら…それこそ世界が崩壊するかもしれません」


ミレイユ 「幻想郷の妖怪妖精たちを暴走化させ、化け物を生み出し生命体を滅ぼし そして世界を滅ぼす…」


ミレイユ 「過去の私たちが全員で束になって倒せた相手です しかもライルさんも一度殺され蘇生までしてます」


ミレイユ 「ライルさんがやられたとなると過去より更に強くなっていることは確実 そんな相手を禁忌魔法使わないでどう倒せと言うんですか?」


ミレイユ 「私にはわかりません 他に方法があるなんて思えません あるなら教えてください」


アリス 「私がわかるわけないでしょ 見たこともない相手の対処法なんて、どうわかれと言うのよ」


アリス 「私じゃなくてライルに聞きなさい あの子なら良い案を出してくれるはずよ」


ミレイユ 「他人任せですか…あんなに大見栄を張っておきながら」


アリス 「そうね 結局は他人任せね でもライルなら良い作戦を思いついてくれると思わない?」


アリス 「自己犠牲な作戦も思いつくかもしれないけどそしたら止めればいいわ ライルがやられそうなら私たちで助ければいいじゃない」


アリス 「あんたが自己犠牲しようとした時もライルは助けてくれたでしょ?それと同じようにすればいいわ」


ミレイユ 「………」


アリス 「…博麗神社に行くわよ ライルに会って直接話しした方が早いわ」カタッ


ミレイユ 「…そうですね 一度ライルさんに聞いてみましょう」カタッ


アリス 「上海 カップ片付けて」スッ


上海人形 「シャンハーイ!」フワー…カチャカチャ


ミレイユ 「えへへへ♡上海人ちゃんかわいいですねぇ?」///グヘヘ


アリス 「やめなさいったら」スッ


蓬莱人形 「ホウラーイ!」ガァン!!


ミレイユ 「あいたー!」











博麗神社ー茶の間



ライル 「………」


霊夢 「すぅ…すぅ……」ライルの左腕側に寄りかかって寝てる


魔理沙 「すー…すー……」ライルの右腕側に寄りかかって寝てる


ライル 「…両手に花とは言ったもんだな だが動けん」


ライル 「寄りかかってきたと思えばすぐ寝やがって…まぁ、仕方ないか 霊夢は闇をまとって疲れて、魔理沙は心配して精神的に疲れただろうからな」


ライル 「…だけど俺に寄りかかって寝なくても良くないか?いくら俺に好意持ってるからって寄りかかなくても」


ライル 「…俺も寝ようかな 動けないからなにもできないし」


ライル 「…寝るか」スゥ… 目をつぶって一眠りしようと…



ミレイユ 「よっと ライルさんただいま戻りました!」ヒュー…スタッ 中庭から降りてきて帰ってくる


アリス 「邪魔するわ」


ライル 「ミレイユ、アリス もうお茶は終わったのか?」


ミレイユ 「はい 上海さんたちの振る舞いも見て満足しました!」


ライル 「…お茶してたんじゃないのか?」


アリス 「お茶もしてたけどこの子の場合は上海たちを見て喜んでたわ」


ライル 「あぁ…なるほど そういうことか」


ミレイユ 「えへへへー!!ものすごく癒されました とくにドロワを履かせていたのが…えへへへへへ♡♡」///


ライル 「…満足したようでなによりだ」



霊夢 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「すー…すー…」


アリス 「…にしてもふたりは気持ちよさそうに寝てるわね しかも寄りかかって」


ミレイユ 「………」ジー…


ライル 「…なにか霊夢から感じるか?」


ミレイユ 「…はい もしかして、闇まとってました?」


アリス 「…っえ」


ライル 「……あぁ ちょっと暴走してたよ 抑えられたからなんとかなったが」


アリス 「えぇっ!?また暴走してたの!?」


ライル 「ちょっアリス静かにしてくれ 二人が起きる」


アリス 「あっごめんなさい…」


ミレイユ 「なにがあったんですか?霊夢さんが再び闇に落ちるなんて余程のことが起きたと見受けます」


ライル 「よほどではないと思うけど…闇の住民が霊夢を襲おうとして操ったら闇に覆われたみたいだ」


ミレイユ 「……っえ それだけで闇に落ちたんですか?」


ライル 「あぁ 一度落ちてるから落ちやすくなってるみたいだ まぁ俺も話し聞いたときはブチ切れて闇使ったが」


アリス 「…闇ってそんな簡単に使えるものなの?ライルもそうだけど霊夢や魔理沙も普通に使ってるけど」


ミレイユ 「一度落ちたら使うこと自体は容易いです ですが使用して自我を保てるかどうかは別ですが」


ライル 「俺は使う闇によるが基本的には操れる 精神が不安定になってなければ飲み込まれることはない」


ライル 「魔理沙もある程度は操れるみたいだからおそらく平気だろ 霊夢は…うーん、ちょっと心配かな」


ライル 「今回は操られてたから精神が不安定で暴走したのかもしれない 普通のときなら操れてたかもしれないがまだわからないな」


ライル 「まぁ使わないことに越したことはない 使えば肉体的にダメージ負うから緊急時以外は使わない方がいい」


ミレイユ 「緊急時でも使わない方がよいかと…暴走したらかなりまずいです」


ライル 「まぁ暴走したらまずいな だが死ぬよりかはマシだろ」


ライル 「暴走したら俺がなんとかする 味方なら誰であっても助ける!」


ミレイユ 「助ける相手がライルさんに気がある方ならいいんですが…」


ライル 「…まぁなんとかするよ 味方なら助けないわけにはいかない」


ライル 「アリスもなるべくは使わないでくれよ 闇を使ってもいいことなんてないからな」


アリス 「そうするわ てか私は落ちてないから使おうと思っても使えないでしょ?」


ミレイユ 「…アリスさん 何度か闇の攻撃を受けたことありますよね」


アリス 「っえ?えぇ 何度かあるわ それがどうかしたの?」


ミレイユ 「闇の攻撃を受けたことがあるなら多少なりとも闇に落ちる可能性は高くなっています 闇を守ったことがある時と比べたらかなり落ちますが」


アリス 「えっ…あるの?」


ライル 「…あぁ 闇の攻撃を受ければ受けるほど落ちる可能性が高くなるんだ」


ライル 「もちろん上限はある 人によって個体差はあるが最大でも五十%くらいまで上がる」


アリス 「いや半分!!そこまで上がるの!?そこからさらに闇に堕ちたことがあるなら落ちやすくなるのよね!?」


ライル 「あぁ そうなると闇に堕ちたらもう戻れなくなる可能性もある それで戻れなくなったら闇の住民の仲間入りだ」


ライル 「何度も闇に堕ちたり攻撃食らうとだんだん戻れなくなる 誰かに助けてもらえればいいが誰もいなかったら終わりだ」


ライル 「俺もいじめを受けていたとはいえ、必ず誰か隣にいたから完全に落ちることはなかった ミリ単位の狭間だったがな!」


アリス 「ミリ単位…」


ミレイユ 「ほんとに堕ちずに済んでよかったです もし落ちてたら世界が滅びてますよ」


ライル 「いやだからそれは言い過ぎだって…」


霊夢 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「すぴー…すぴー…」


ミレイユ 「…ライルさん ふたりを寝床に寝かせますか?このままでは起きるまで動けませんが」


ライル 「んー…そうしてもいいんだが そうするとかわいそうかなと思ってな さっきまで暴走してたのと心配してたから安心して寝かせてやりたくてな」


アリス 「ほんとにあなた優しいわね私なら容赦なくベッドに寝かせるわよ」


ミレイユ 「寄りかかって寝てるのがライルさんだったらどうしますか?」


アリス 「……っえ」ドキッ


ミレイユ 「私なら起きるまでずっと寄りかからせていますがアリスさんはどうするんですか?」


アリス 「…そ、それは……」///カァァ…


ライル 「…ミレイユ それ俺がいる目の前で言わせるのはどうかと思うぞ」


ミレイユ 「でも気になりませんか?退かすか退かさないかでかなり印象が変わりますよ!」


ライル 「印象は変わらないだろ…」


アリス 「っ…そ、そうね もしそれがライルから……」///モジモジ


アリス 「……どかさないわ」///ボソッ


ライル 「…そ、そうか ありg」


ミレイユ 「今なんて言いましたか?小さくて聞こえませんでした もう一度言ってもらえないでしょうか?」ニヤニヤ


アリス 「えぇっ!?いぃいや聞こえてたでしょ!ライルも今お礼言って…」///


ミレイユ 「適当に返事しただけかと思います なのでもっとハッキリ大きく言ってください!」


ライル 「おいそれは失礼だろ 適当に返事してないから」


ミレイユ 「それでなんて言ったんですか?大声ではっきりと言ってください」ニヤニヤ


アリス 「大声で!?いぃいや大声で言う必要ないでしょ!ライルには聞こえてたんだし それでいいでしょ!」///


ミレイユ 「私には聞こえなかったと言ったじゃありませんか なのでもう一度お願いします」


アリス 「ーっ…」///カァァ…


ライル 「…ミレイユ その辺でやめておけ それ以上からかうなら怒るぞ」


ミレイユ 「えー…もっとアリスさんの赤面見たかったです」

(・ε・` )


ライル 「悪趣味だぞ…」


アリス 「っ…」///プシュー…


ミレイユ 「…暇なのでなにか遊びますか?」


ライル 「別に構わないがなにするんだ?」


ミレイユ 「トランプがあるのでそれでなにかしましょう!私は大富豪がいいです」スッ どこからともなくトランプを取り出す


アリス 「私はなんでもいいわ ルール知ってるものなら」///


ライル 「なら大富豪でいいか ルールはどうする?」


ミレイユ 「細かいとわかりにくいので単純でいいです 八切りとかそういうの一切無しで」


ライル 「わかった 大富豪と大貧民の交換はありか?」


ミレイユ 「それはありにしましょう 二枚ずつ交換で」


ライル 「よし アリスもそれで平気か?」


アリス 「だいじょうぶよ」


ミレイユ 「それじゃ配りますね」パララララララ… 風で一枚ずつ配っていく













紫の家



紫 「………」ジッ… 遠くから博麗神社を覗いてライルたちを見てる


紫 「…問題なさそうね また闇に落ちたけどライルのおかげで戻れてよかったわ」


紫 「やっぱり一度落ちると堕ちやすくなるわね 博麗の巫女が堕ちて暴走なんてしたら洒落にならないわ」


紫 「幻想郷を管理する者が暴れて周りから悪い目で見られるようになったら人間妖怪が騒ぎを起こす」


紫 「そうなれば幻想郷が崩壊してしまう…崩壊だけならまだいいわ このまま闇に染る可能性もゼロじゃない」


紫 「闇に染ったらこの世界は………」


紫 「……それだけは絶対に避けないといけないわね そのためにも悪となる闇の住民を倒して入口を塞いでもらわないと」


紫 「ライル なるべく早めに頼んだわよ」




藍 「………」台所の壁から紫の様子を伺っている













夜ー博麗神社 寝床



アリス 「すぅ…すぅ……」←泊まって寝てる


魔理沙 「すー…すー…」


ミレイユ 「すやすや…」


霊夢 「すぅ…すぅ……」


ライル 「すー…すー…」全員川の字で寝てる



……っ


ライル 「……っん?なんだ」ガバッ…


ライル 「(なんか変な気配が…全員寝てるか?)」キョロキョロ


ライル 「(……全員寝てるな それじゃこの気配はどこから?)」


ライル 「……外か?」スクッ


タッタッタッ…








博麗神社ー賽銭箱前



ライル 「…気配的にここからだな」タッタッタッ…


ライル 「(なにかいるような感じはするが気配的にひとりか?かなり殺意を感じる)」


ライル 「(しかもこの殺意は俺に対してだな 寝床にいた時は誰に向けてるかわからなかったがここに来て俺に集中してる)」ビリビリ…


ライル 「(殺意の視線的にかなりの強者だな 雑魚の出す殺意じゃない!)」


ライル 「…だれだ?どこに隠れてるかわからないが殺意を向けてる時点でいることはバレてるぞ」


ライル 「俺に用があるなら姿を現せ 相手になってやる」



……そうか やはりバレていたか


なら姿を現すとしよう お前を退治しなければならないからなザザッ 木の影から姿を現しライルの元へ歩み寄っていく



ライル 「……っえ 藍…?」


藍 「久しぶりだなライル 元気そうだな」


藍 「霊夢とは仲良くやってるようで私も安心してるぞ …何度も闇に落ちているがな」


ライル 「…なんでお前がここに?それに俺を退治しないといけないって言ったよな」


藍 「あぁ お前は今起きてる異変の元凶だからな 根源を倒せばいくらかは幻想郷は落ち着くだろう」


藍 「身に覚えがないとは言わせないぞ?散々闇の住民をこちらに連れてきて暴れさせているのだから否定はできないよな」


ライル 「…俺を連れてきたのは紫なのにか?」


藍 「紫様はあくまでも異変解決に役立つと思い連れてきたまでだ だがお前が来てからひどくなった」


藍 「主の始末は式神である私がしなければならない だからお前を殺してなかったことにする」


ライル 「俺を殺したところでなんの解決にもならないぞ 一度目をつけられた世界は崩壊するか闇の住民が全滅しない限り収まることはない」


藍 「だが多少は楽になる お前がいなくなれば、お前に執着してたヤツらは来なくなる」


藍 「お前がいるいないではかなり違う 少しでも楽になる方を選んだ方が得策ではないか?」


ライル 「結果的に来てたら解決には至ってないがそれでも楽になる方を選ぶのか?」


藍 「楽になればそれでいい 一斉に来られては厄介だからな」


藍 「死に方は選ばせてやる 楽に死ぬか…抵抗して苦痛を味わいながら死ぬか 好きな方を選べ」


ライル 「………」ザザァ… 少し強い風がライルたちに吹き髪をなびかせる


藍 「………」ザザァ…


ライル 「…わざわざ選ばせてくれるなんて 始末しようとしてるのに優しいんだな」


ライル 「だが楽に死ぬことは望まないかな 昔の俺なら望んでたかもしれないが今の俺は死を選べない」


ライル 「俺が死ねば新たな闇の住民が生まれる お前もそれはわかってるよな?」


藍 「………」


ライル 「…他に解決方法はないのか?俺はお前と戦いたくないんだが」


藍 「……あればこのようなことはしない 私だってお前を殺したくない」


藍 「お前がいつしか作ってくれたデザートは最高だった 今まで食べた中で最高の甘味でまた食べたいと思った」


藍 「私も紫様のためにいろいろ作ってきたがあんなにも美味しいものは作れたことがない 紫様もかなり気に入ってたからな」


藍 「……それでも、お前を倒さないといけないんだ 倒さなければ闇の住民を止められないんだ」


藍 「…たのむ やられてくれ 苦しませずに済ませてやるから」


ライル 「聞けない願いだな 俺だって死ぬわけにはいかないからな」


ライル 「もう少し早ければ楽に殺せたのに…遅かったな」


藍 「………」


ライル 「…やるなら相手するぞ 俺も死にたくないから本気でいくがな」


藍 「……そうか なら私も本気で行かせてもらおう」


藍 「悪く思うなよ!」スゥ…ババババババッ!!!!!! 弾幕を無数に生成してライルに向けて放つ


ライル 「…無の境地」キィン!!


藍の弾幕 「「」」シュゥゥ… 無の境地の範囲に入ると全ての弾幕が消滅する


藍 「能力無効か なら拳で行かせてもらおう!」ダッ!!


ライル 「…女相手に拳使いたくないんだがな」スゥ…


藍 「ならおとなしく死ね!ふんっ!!」ブンッ!! 拳を作りライルの顎に目掛けてストレートを決め…


ライル 「…」ヒュンッ… 少し体を横に傾けて藍のストレートを避ける


藍 「ふんふんっはぁ!!」ブンブンビュンッ!!!!


ライル 「…」ヒュンヒュンビュン… 拳や蹴りを全て見切ってギリギリのタイミングで避ける


藍 「ーっふん!!!!」ブンッ!! ライルの腹にめがけて拳を振るう


ライル 「…」パシンッ 勢いよく振られた拳を手のひらで受け止める


藍 「ーっ…人間が妖怪の力を受け止めるとは やはり貴様は化け物だ!」バッ!!タタッ その場で飛び跳ねてライルから距離をとる


ライル 「化け物とは失礼な 俺はれっきとした人間だ」


ライル 「…まぁ 多少は人間離れしたところはあるかもしれないが」


ライル 「まだ続けるのか?拳だけなら俺には勝てないぞ」


ライル 「武器を使うならまだ勝機はあるだろうが能力や拳で戦うなら絶望的だよ 武器を取り出したらどうだ?」


藍 「…なぜ命を狙われてるのに助言する?死にたいならわかるが死にたくないのに助言はおかしいだろ」


ライル 「たしかにおかしいな でも教えたところでお前は拳や能力が効かないなら武器を使おうとこの後思うはずだ」


ライル 「今教えたところで答えがあとで出てくるんだから別に今教えても問題ないからな あっ武器なら銃の方がいいぞ?さすがに弾丸が風使わない限り防げないからな」


藍 「片手で風を吹かせて防がれるのが目に見えてる 能力使えばすぐさま無効を使うだろ」


ライル 「ご名答!やっぱりわかるよな お前も俺のことよく知ってるもんな」


ライル 「ならどうする?武器も能力も拳も効かない相手にどう対処する?」


ライル 「俺はいくつか思いついてるけどお前はどうかな?あるなら試してみるといい」


藍 「………」


ライル 「(おそらく藍もなにか思いついてるはずだ 俺の思ったことと同じかはわからないがなにかしらあるはず)」


ライル 「(もしその対処法でやられたらすぐ対抗しないといけない 少しでも手を抜けば即座に殺される!)」


ライル 「(さぁどうする?なにをする 俺相手にどう対抗する!)」


藍 「……ひとつの方法をやるべきか だがこれをやればお前は闇に堕ちる」


ライル 「…闇に落ちる?なにをする気だ」


藍 「霊夢を人質にとる そうすればお前は攻撃できまい」


ライル 「」ブチッ!!


ライル 「……そうかそうか てめぇほんと俺を闇に落としたいんだな?霊夢を使うとか洒落になってねぇんだよ」ビキビキッ!!!!


藍 「ーっ!!」ゾクゥっ!!


藍 「(凄まじい殺意!!即座に切れたか だが予想通り!)」スゥ… 博麗神社に弾幕を放とうと手を向け…


ライル(大黒) 「大黒 プリズン・ウィン」ユラァ…ヒュンッ 背後から闇のオーラが出てきて闇を飛ばす



プリズン・ウィン 「」ガシャンっ!!ガシャシャシャシャシャッ!!!!!! 藍の周りに四角形で囲う檻が出来上がり閉じ込める


藍 「ーっな!?」


藍 「(はやいっ!!一瞬にして檻を…!!)」


ライル(大黒) 「クラッシュ」グッ!!



プリズン・ウィン 「」ビュンッ!! 檻が小さくなっていき藍を落ち潰そうと…


藍 「(檻が…私を押し潰す気か)」


藍 「…だが無駄だ」スゥ…シュン 地面に移動空間を出現させてワープする



ライル(大黒) 「…ワープしたか だが無駄だ」スゥ…


ライル(大黒) 「闇 空間制限」パチンっ



異次元空間 「」パカッ


藍 「わっ!?っと …な、なにが起きた?」スタッ 博麗神社内部に入ろうと移動空間で移動していたが制限されて強制的に排出される


藍 「(このまま霊夢のところに行こうとしたのになぜ空間から追い出された?あいつなにかしたのか)」


ライル(大黒) 「ずいぶんと姑息な真似するじゃないか ワープして霊夢のところに行こうとするなんて」ビキビキッ


ライル(大黒) 「マジで殺されてぇんだな 苦痛を味わらせて殺してやろうか?」フヨォ… 闇のオーラの濃度を高めて周りに漂わせる


藍 「残念だが死ぬ気はない 貴様相手に苦痛を味わうこともないしやられることもない」


藍 「負けるのはお前だ おとなしく死ね!!」ババババババっ!!!! 巨大弾幕をライルに向けて放つ


ライル(大黒) 「食らうかよ!闇 抜刀剣!!」ブンッ!! なにも持ってない手を上にあげ、藍の方向に向けて振り下ろす


藍 「(まずいっ!!)」バッ!! その場から横に身を投げる



ズバンッ!!!!!!シュゥゥ… ライルが放った抜刀剣で地面が切られ地割れみたいに傷が入り、縦一直線に生えていた木々も無惨に切られる


藍 「ーっ…あいかわらず化け物じみた技だな 地面を地割れのように切るとはさすがだな」


藍 「だがこれでは私は倒せんぞ いくら大技でも当てられなければ意味がない」


ライル(大黒) 「じゃあ次は当ててやるよ ミッドナイト・クラリネット」パチンッ


藍 「? なんだその技?そんな技聞いたことが」



シュバっ!!!!ギュゥゥ…!!


藍 「ーっ!!?」グググッ… 見えない糸が手足に縛り付けられ大の字に拘束される


藍 「(なっなんだ!?手足になにか縛られてる感じが…!!)」


ライル(大黒) 「見えないだろ?今お前の手足には闇の糸が縛られてる」


ライル(大黒) 「いくらお前でもその糸をちぎることはできない 無理に引っ張れば手なくなるぞ」


藍 「ーっく 拘束して私を殺るか(まずいっこのままだと!!)」グググッ…


ライル(大黒) 「殺ってもいいんだがひとつ聞きたいことがある」


藍 「聞きたいこと…?」


ライル(大黒) 「…なんで死なない弾幕で攻撃してきたんだ 殺すなら殺傷率がある攻撃をしてくるのが普通だろ」


ライル(大黒) 「弾幕ごっこはやらないがルールぐらいは知ってる 今は本気の殺し合いなのになぜ弾幕を使った?」


藍 「………」


ライル(大黒) 「……ほんとに、俺を殺す気だったのか?今のお前から殺意を感じられない」


ライル(大黒) 「それどころか霊夢のところに行ってなにする?人質にするにしてもあいつだってそれなりに強い」


ライル(大黒) 「反撃されて人質に取るどころの話じゃなくなる 下手したらお前がやられるぞ」


ライル(大黒) 「妖狐であるお前は凄まじく頭が良い わからないわけじゃないだろ」


藍 「……もちろんわかってる あいつを捕まえたところで反撃されるのが目に見えてる」


藍 「紫様が認めることだけあるからな 勝てないことぐらいわかってる」


藍 「もちろんお前が強いこともな 霊夢と同等の力を持ってるお前に立ち向かったところで勝てるわけがない」


藍 「寝込みを襲って始末するならまだ希望はあった なにも真正面で戦わなくても姑息な手を使えばいくらでも殺す方法はあった」


藍 「……本気でお前を殺そうとしたなら使っていたな どんな手を使っても始末すると決めたら殺す」


藍 「…でも、私はお前を本気で殺そうとは思えなかった 今の状況を良くするためにはお前を始末しなければならない…お前を殺せば多少は良くなることは明白だ」


藍 「だがお前のような心優しい人間を殺すことなんてしたくない!妖怪妖精、人間や神 誰に対しても優しく振る舞い、人間の身でありながら相手が誰であろうと立ち向かう」


藍 「どんな強者でも守ると決めたものは必ず守ろうとする…そんなやつを殺したいなんて思えない」


藍 「最初から殺す気なんてなかったんだ 闇の住民の被害は治まるがその代償として霊夢が暴れたら元の子もない」


藍 「……好きなようにしてくれ 殺すなりなんなりとな」


ライル(大黒) 「……そうか じゃあ好きなようにさせてもらおうかな」ザッザッザッ…


ライル(大黒) 「死ぬのは怖くないのか?普通のやつは死を恐れるが」ヒュー…スチャッ 風の剣を作り藍に突きつけて構える


藍 「恐れていたら戦いなんてできない いつかは殺されることぐらい覚悟してる」


ライル(大黒) 「…そうか じゃあ遠慮なくさせてもらうよ」スゥ…



クイッ


藍 「…っえ」顎を掴まれ顎クイされる


ライル(大黒) 「んっ」チュッ…


藍 「ーっ!!?」///無抵抗の状態でライルにキスされる


ライル(大黒) 「……お前のファーストキスもらうだけで許してやるよ 命なんかいらないから」


ライル(大黒) 「ずっと拘束されて辛いよな 今解くよ」シュルル…


藍 「ーっ…貴様はほんとに女をたぶらかすのが好きだな そうやっていろんな女に手を出して」///グシッ


ライル(大黒) 「今回は仕方ないだろ お前が襲ってきたんだからその代償を払ってもらっただけだ」


ライル(大黒) 「むしろ命あってよかったと思え キスだけで済ませたのも感謝して欲しいくらいだ」


ライル(大黒) 「拘束してた状態ならお前を犯すことだってできたんだぞ?無理やりは嫌いだからしなかったがなにされてもおかしくなかった」


ライル(大黒) 「…まぁこれ以上手を出せば霊夢が怒るからと言う理由でやらなかったというのもあるがな」


藍 「…霊夢がいなかったらもっとしてたのか?」///


ライル(大黒) 「いやどっちにしても無理やりは嫌いだからしてなかっただろうな 相手が嫌がってるのにしても嬉しくも楽しくもない」


ライル(大黒) 「昔の性格なら違ったかもしれないが」


藍 「………」


ライル(大黒) 「…闇の住民が襲ってきたら俺が対処する 被害もなるべく最小限に抑えるからそれで見逃してくれないか?」


ライル(大黒) 「今の状況下で俺は死にたくない 俺が死んだら悲しむやつがいる」


ライル(大黒) 「昔の俺なら死んでもよかったが今は違う だから見逃してくれ」


藍 「……お前が対処するのとお前を殺して霊夢たちが闇に墜ちることを天秤にかけたらお前の方が傾き落ちそうだな」


藍 「わかった 奴らの対処はお前に任せる 被害者はなるべく抑えてくれ」


藍 「本来ならゼロにしろと言いたいがそんなのは無理な話し 最低限に抑えろ」


ライル(大黒) 「あぁ 知り合いたちは絶対に死なせねぇ 必ず守る」


藍 「頼むぞ …それと、襲ってすまなかった」


ライル(大黒) 「もう気にしてないよ お前だって本気でやるつもりじゃなかったんだ 俺の方こそ闇をぶつけてすまない」


藍 「当てる気もなかったのによく言う それじゃあな」ザッザッザッ…



ライル(大黒) 「………」ヒュー… 弱い風が吹いて顔にかかり髪がなびく


ライル 「…ふぅ」シュゥゥ… 大黒をしまい通常に戻る


ーっドクン!!


ライル 「がはっ!!」ビチャッ!!


ライル 「ゴホッゴホッ!!!!ーっ…あいかわらず闇使うとダメだな 毎回血を吐く」グシッ


ライル 「普通の闇なら短時間で済ませば吐かないんだが…今回はちょっとキレて大黒まで出しちまったからな 仕方ないか」


ライル 「…さてと、そこにいるんだろ?霊夢 気配でバレバレだぞ」



…まぁ あなたなら気づくわよね


霊夢 「あいかわらず浮気するのね 藍にキスなんてして」ザッザッザッ… 神社の裏から姿を現してライルに近寄る


ライル 「いや付き合ってないだろ お前もあいかわらず懲りないな」


ライル 「…藍は最初から俺を殺す気なかったからなにもするなよ めちゃくちゃ殺気立ってたが」


霊夢 「なくてもあなたを襲ったことには違いないわ しかも自分勝手な解釈で襲ってきて」


霊夢 「闇の住民が多少でも出現する頻度が下げられればいい?そんなの解決に繋がらないわ むしろライルがいなくなったことによって余計に被害が出るかもしれないわ」


霊夢 「闇の住人に対抗できる人物は限られてるのよ 闇の邪気に当てられれば落ちる可能性だってあるし、闇の知識がなければやられるのが目に見えてる」


霊夢 「対処もできて知識もあるあなたを殺して何の解決にもならない 状況が悪化するだけ!」


霊夢 「あの行動は紫の指示じゃないわ あいつが今の現状でそんな考えになるとは思えない むしろあなたがいなくなったら私が闇に落ちることや被害が甚大になることを把握してる」


霊夢 「あいつもそれを把握してたのになんであなたを殺そうとしたのかしらね ほんとわからないわ」


ライル 「いろいろ考えて混乱してたんだろ 考えすぎると生きてるものはなにをするかわからない」


ライル 「それが真面目なやつほどおかしくなりやすい だから今回のことは致し方ないことなんだ」


霊夢 「あなたはそれで許せるかもしれないけど私は許せないわ おかしくなってもライルのことを殺そうなんてならないわ」


ライル 「俺がいいって言ってるんだからもういいだろ 実際に殺されてなければケガもしてない」


ライル 「向こうが殺す気で来てれば怒っていいが来てないなら別にいいだろ だからゆるしてやってくれ」


霊夢 「…あなたはほんとに優しいわね 仮にも命を狙われてたのよ」


霊夢 「そんなだといつか死ぬわよ 命を狙ってるやつまで許してるとまた狙われるわ」


ライル 「殺す気で来てないなら狙われてないよ また狙われたら追い返せばいいだけだ」


ライル 「闇の住人なら排除するが知人なら殺すわけにはいかない いくら命を狙われてたとしても幻想郷に住むものを殺せばそいつの仲間が悲しみ、結果敵になる」


ライル 「敵を増やし続けたらキリがないしむしろ状況が悪化する なら下手に殺さないで生かしといた方がいい」


霊夢 「殲滅するという選択肢はないの?」


ライル 「闇の住人ならそうしてるな 幻想郷に住んでるやつを殲滅したら世界が崩壊する」


ライル 「ムダな殺生をしないに越したことはない 昔の俺なら容赦なく殺してたかもしれないがな」


霊夢 「………」


ライル 「…部屋に戻って寝よう まだ暗いし今から起きててもやることがない」


ライル 「睡眠が足りてないと肌に悪いから寝るぞ」ザッザッザッ…


霊夢 「…死んだら許さないわよ 生かして返すならちゃんと今後のことも考えておきなさい」


ライル 「もちろん ただ逃がすだけなんてしないから安心しろ」


ライル 「もしやらざる得なかった時は…腹を括る」


霊夢 「……そのときは報告してね ひとりで罪を抱えようとしないで」


ライル 「わかってるよ 俺も闇に落ちたくないからそのときは報告する」


ライル 「それじゃ行くぞ」


霊夢 「えぇ」













紫の家ー藍の部屋



隙間 「」パカッ


藍 「っと ……ふぅ」ドサッ あまりにも疲れてその場に座り込む


藍 「(疲れた……あまりにも追い込まれて精神面でも肉体面でも疲れが……)」ハァ…


藍 「(始末しに行ったのに逆にやられてしまった 挙句の果てには見逃された……こんな失態、とてもじゃないが紫様に報告できない)」


藍 「(いやそれ以前に勝手な行動、ライルに手出し無用と言われてたのに手出したから余計に言えない もし耳に入ればなにされるか……)」



…パカッ


藍 「ーっ!? ぐぅぅ!!」ググッ!! 四肢や首に隙間が現れて挟まれる


藍 「(これは紫様の隙間!!まさか…!!)」



…パカッ


紫 「…おかえり こんな時間にどこ行ってたのかしら?」スゥ… 隙間から出てきて現れる


藍 「ゆ、ゆかりさま…!!」グググ…


紫 「答えなさい」ギュッ


藍 「かはぁっ!!アっヴァァ……!!」ギュゥゥ…


紫 「あら 締めすぎたわね ちょっと緩めてあげるわ」スゥ…


藍 「かはっ!!はあ…はぁ……!!」ハァ…ハァ…


紫 「それでどこ行ってたのかしら?答えなさい」ギロッ


藍 「っ……ら、ライルのところに行ってました」


紫 「なんのために?」


藍 「…始末しようと……」


紫 「私は手を出すなと言ったはずよ 始末すれば霊夢たちが闇に落ちると話したわよね」


藍 「……はい」


紫 「なのにその忠告を無視したの?」


藍 「………はい ライルがいる限り闇の住民はいつまで経っても襲いに来るので少しでも数減らそうと…」


紫 「霊夢たちが闇に堕ちたらそれこそ被害が拡大するわ それを予想してなかったなんて言わないわよね」


藍 「………」


紫 「…殺されそうになったライルも人が良すぎるわね いくら知り合いだからって命を狙われたら普通相手を殺そうとするのに」ハァ…


藍 「…やはり見てましたか」


紫 「当たり前でしょ あなたが隙間を使った感じがしてすぐ調べたわよ」


紫 「今起こってる問題事を整理したらライルのところに行った以外考えられないわ 誰がどう考えてもね」


藍 「………」


紫 「…次はないと思いなさい いいわね」


藍 「…はい」


紫 「……今日はもう休みなさい 明日またライルのところに行って菓子折のひとつでも持っていきなさい」


藍 「わかりました 改めて明日向かいます」


紫 「…」スゥ…


隙間 「シマリマース」シュゥゥ…



藍 「………」


藍 「(…本気で殺されるところだった 今回の行動のことはかなり怒っていたな)」


藍 「(それもそうか 霊夢に関連付くことと闇の住民を滅ぼすことに関係するから怒るのは当たり前か)」


藍 「(殺されなかったのが不思議なくらいだ 本来なら殺されてもおかしくなかった…)」


藍 「……菓子折りは多く持っていくか ライルだけじゃなくて霊夢にも迷惑かけたからな」


藍 「おそらく霊夢はあのとき起きてた

あの者があんなバカ騒ぎ起こして起きないはずがない」


藍 「いやそれ以前に妖気を飛ばしてる私の気配に気づかないわけない 離れてたとはいえ、あの距離なら感じてるはず」


藍 「霊夢にも怒られるな あの者に怒られるのは癪だがしかたない 多少の小言は聞こう」


藍 「今日は寝よう 明日の朝菓子折り買って行くか」シュルシュル…


藍 「…その前に一風呂浴びるか 動き回ったから汗がひどいな」


藍 「風呂入って寝よう」タッタッタッ…













朝ー茶の間



アリス 「はい ご飯できたわよ」タッタッタッ…


魔理沙 「おっしゃー!うまそうだぜ!」


ミレイユ 「昨日に続いて今日もアリスさんの手料理が食べれて最高です!」


アリス 「そんな大袈裟な 普通に作ってるだけよ」コトコトッ


上海人形 「シャンハーイ」コトコトッ アリスと一緒におかずを持ってちゃぶ台に置いていく


ミレイユ 「そんなことありませんよ!アリスさんが作るものには愛情が入ってます!」


ミレイユ 「なのでもっと愛情を注いでください!萌え萌えキュンをやってくれたらもっとおいしくなります!!」


アリス 「もっ萌え萌えキュン…?なにそれ」


ミレイユ 「知らないんですか!?過去に好きな人に手料理振る舞った方が美味しくさせ悩殺させたと言われている伝説の奥義を!!」


魔理沙 「悩殺…そんなのがあるのか?」


アリス 「それだいじょうぶなの?下手にやったら相手死ぬんじゃ…」


ミレイユ 「ノープロブレム!!問題ありません そんな物騒なものではありません」


ミレイユ 「私が手本を見せるのでアリスさんも真似してください!」


アリス 「ほんとに平気なのよね…?爆発とかしたら容赦なく叩き込むわよ」


ミレイユ 「いや本当にそういうのじゃないので安心してください あと怖いので叩き込むのはやめてくださいね」


ミレイユ 「それじゃ行きますよ?萌え萌えキュン♡」


アリス 「もっ萌え萌え…キュン!」ニコッ


魔理沙 「はっず!!いやまってなにそれ!それが萌え萌えキュンなの!?」


ミレイユ 「はい!これをすることによって料理の味が数倍…いや、数十倍美味しくなるんです!!」


ミレイユ 「なので今アリスさんがしてくれたことによってこの料理は数百倍美味しくなりました!!これで最後の味付けは終了です!」


アリス 「いやこれ味付けじゃないわよ!てかこれほんとにやる必要あったの!?めちゃくちゃ恥ずかしいんだけど!」///


アリス 「なんで最後に手でハートを作って料理に向けるのよ!こんなので味が変わるわけないでしょ!!」///


ミレイユ 「そんなことありません!この振り付けをすることで料理の美味しさが上がるんです!」


ミレイユ 「なら魔理沙さんに確かめせもらいましょう!百聞は一見にしかずと言いますからね」


魔理沙 「えっわたし?」


ミレイユ 「はい!最後の味付けをされた料理を食べて感想を聞かせてください 今まで食べてきた中で最高に美味しいはずです!!」


魔理沙 「…変わらんと思うが まぁ食べるから比べてみるけど」


魔理沙 「じゃあまずは玉子焼きからいただくぜ 食べる順番とか気にするな」スゥ…パクッ


アリス 「…」


ミレイユ 「…どうですか?味の方は」


魔理沙 「……いつも通り美味しいような それ以上に美味しいような……」モグモグ…


アリス 「やっぱり変わらないじゃない…まぁだいたい予想はしてたけど」


ミレイユ 「そんなことありません!確実に美味しくなってるはずです これは魔理沙さんが美味しいと思ってないから美味しくなってないんです!」


魔理沙 「いや普通に美味しいから 美味しくないなんて言ってないだろ」


ミレイユ 「もっと美味しくなったと思わなければ美味しくなりません!!自分の頭の中でこの料理はいつもより美味しいと思ってください!」


魔理沙 「それただの自己暗示じゃ…」


アリス 「(……これ、ライルにやったら意味わかるのかしら?外の世界の…味付け?になるかはわからないけど多分知ってるはずよね)」


アリス 「(魔理沙はこれの意味を知らないから美味しく思えないだけでライルにやればおいしくなるのかな…?やってみる価値はありそうね)」


ミレイユ 「…なにやら企んでそうな顔してますね もしかしてライルさんにもやろうとしてますか?」ニヤニヤ


アリス 「えぇ 恥ずかしいけど美味しくなるならやって損はないと思ってね 食べてもらうなら美味しく食べて欲しいからね」


ミレイユ 「あっあれ?ずいぶん正直ですね 言わないかと思ってたんですが」


アリス 「なんで?別に隠すことないじゃない それともさっきの萌え萌えキュンにはなにか別の意味があるの?」


ミレイユ 「あー…なるほど そういう事ですか」


ミレイユ 「特に別の意味があるわけではありませんが…まぁ本人が気にしないのであれば私は構いませんよ」


アリス 「?」


魔理沙 「(…こいつ、なんか隠してるな まぁおもしろくなりそうだからいいか!)」ニカッ


ミレイユ 「……しかし 今日は霊夢さんとライルさん遅いですね 二人とも起こしても起きませんでしたよね」


アリス 「そうね けっこう強めに起こしたけどライルからはもう少し寝かせてくれで霊夢からは夢想封印するわよって言われたわね」


魔理沙 「あんなの食らったら洒落になんねぇぜ 一発でピチュるぜ」


アリス 「まったくね 絶対に受けたくないわ」


ミレイユ 「……もしかして 昨日の夜、お楽しみだったんでしょうか?」


アリス 「」///ブーッ!!


魔理沙 「きたなっ!?」


アリス 「ごほっごほっ!!っ…あ、あなたいきなりなに言ってるのよ!!」///


ミレイユ 「いやーふたり揃って寝坊ですからね 可能性としてはゼロではありませんよ?」


アリス 「いやもしそうだったとしても口にすることじゃないでしょ!」///


アリス 「しかもライルに限ってそれもないだろうし…たぶん」///


ミレイユ 「ライルさんだって男性ですからね 今まで断ってきてますがそろそろ爆発してもおかしくありません」


ミレイユ 「欲望に任せて熱い夜を…♡」///


アリス 「ーっ!!」///カァァ!!


魔理沙 「えっな、なんの話ししてんだ?昨日の夜お楽しみ?」


ミレイユ 「おや?理解できませんか それなら今日の夜、ライルさんに夜の楽しみをしたいですって言ってみてください」


ミレイユ 「おそらくライルさんがテンパると思います!」ニコニコ


魔理沙 「テンパる?」


アリス 「変なこと吹き込んでんじゃないわよ!」///


アリス 「魔理沙 今この変態が言ったことは忘れなさい ライルに絶対言うんじゃないわよ!」///


魔理沙 「おっおうわかってるよ お前の反応からしてろくな事じゃないことはわかったから」


ミレイユ 「言えばライルさんと遊んで(意味不)もらえますよ 激しい夜(意味不)になると思います」


魔理沙 「…なんか言葉に引っかかりを感じるんだが」


魔理沙 「まぁとにかく 今お前が言ったことはライルに言わないでおくわ 絶対ろくなことが起きないから」


ミレイユ 「なら私が言って夜のお楽しみを受けてもらいますね 断られたら強引に襲います!」グッ


アリス 「いや襲っても返り討ちにされるだけよ 風で拘束されて数時間動けなくなるわよ」


ミレイユ 「放置プレイは好きではないのでエロ同人のようにと叫びまくります」


魔理沙 「えっエロ同人……?」


アリス 「絶対ろくな言葉じゃないわね 変なことするとライルにも怒られるし霊夢にも怒られるわよ」


ミレイユ「怒られてなんぼです!むしろ怒られるまでしないと相手してもらえませんからね」


魔理沙 「いやな相手のされ方だぜ…」


アリス 「ほんとね 私は勘弁願いたいわ」


ミレイユ 「みなさんノリ悪いです…」

(・ε・` )


アリス 「ご飯冷めるから食べるわよ てかもう若干冷めてるわ」


魔理沙 「そうだな 早く食べようぜ」


ミレイユ 「あっアリスさん私の料理に萌え萌えキュンを…」


アリス 「やらないわよ」


ミレイユ 「(´・ω・)」













数時間後…



ライル 「……んっ」スゥ…


ライル 「……朝、か」ボー…


ライル 「(一回アリスに起こされた気がするが…)」ムクッ…グッ


ライル 「……っん?」チラッ


霊夢 「すぅ…すぅ……」ライルの右腕を掴んで離さないで寝てる


ライル 「……起き上がれねぇ 霊夢離してくれ」グイグイッ


霊夢 「すぅ…すぅ……」


ライル 「起きたいから離してくれ 寝てるのは構わないが俺を自由にしてくれ」グイグイッ


霊夢 「んー…だめ」ギュゥ… さらに力を強くして逃がさないようする


ライル 「いやダメって…起きたいんだが」


霊夢 「だめぇ…すぴー……」


ライル 「……起きたらキスしてやるぞ」ボソッ


霊夢 「起きるわ!」ガバッ!!


ライル 「うぉっ!?い、いきなり起きるなよ 驚くだろ…」ドキドキ…


霊夢 「そんなことはどうでもいいわ 早くキスして!」


ライル 「起きてすぐの一言がそれか…まぁいいか」スゥ…


チュッ…


霊夢 「っ…えへへ♡やっぱりライルとキスするの嬉しいわ しかも起きてすぐできるなんて♡」///


霊夢 「眠気も一瞬で飛ぶわ もっとしたいからしていい?」///


ライル 「朝から元気だな…わるいがもう起きたいから一回だけだ 早く起きて顔とか洗うぞ」ムクッ


霊夢 「えー!いいじゃんもっとしてよ!」


霊夢 「私を襲うくらいにいっぱいして!濃厚なキスでも可!」


ライル 「はいはいいつかな 早く行くぞ」タッタッタッ…


霊夢 「…適当に流すと身動き封じるわよ」ペラッ 御札を出してライルに投げる準備をする


ライル 「能力無効化すればすぐ解除できるんだが」


霊夢 「なら能力も封じればいい話よ 無理やりされるのと素直にしてくれるのどっちがいい?」


ライル 「しないという選択肢はないのか…」


ライル 「……飯行くぞ」スー…タッタッタッ…


霊夢 「むーっ!!」(`・н・´)ぷくー


霊夢 「なんでいつもしてくれないのよ!キス以上のことしたいのに!」


霊夢 「やっぱり胸なの!?胸がないからダメなの!!」


ライル 「んなでかい声でむねむねむねむね言うな!ミレイユたちに聞こえるだろ!」タッタッタッ!! 霊夢の叫び声で戻ってくる


霊夢 「ミレイユみたいなでっかい胸がいいの!?揉みごたえがありそうな胸の方がいいのね!!」


ライル 「誰もそんなこと言ってないだろ!胸の大きさなんて人それぞれだし なにより俺は胸の大きさで決めないって言ってるだろ!」


霊夢 「だったらしてよ!今すぐに!」


霊夢 「胸の大きさを気にしないなら気にしないくらいしてよ!痛くても我慢するから!」


ライル 「ならなおのことしないな 痛いの我慢してまでしたいとは思わない」


ライル 「霊夢 いくらして欲しいからって痛いのを我慢してまでしろとは言うな さすがに事情してくれ」


霊夢 「誰のせいで言ってると…」


ライル 「それに初めてをもらうなら日が出てる時より夜の方がいいだろ 静かな夜でお互いの気持ちを確かめ合いながらの方が雰囲気も出る」


霊夢 「なら今日の夜してくれるの?」


ライル 「……年齢が来てからな」


霊夢 「いつ?」


ライル 「俺と霊夢が十八になったらな」


霊夢 「そんなに待ってられないわ!ライル今十六よね?」


ライル 「あぁ 外の世界で言うなら中三か高校一年だな」


霊夢 「あと二年も待ってられないわ!私はいろいろ設定があるから年齢は教えられないけど」


ライル 「メタイメタイ すごくメタいよ」


霊夢 「それにこの幻想郷は年齢なんて関係ないわ お酒だって普通に飲めるし」


ライル 「酒はまだいいだろ 子供を産むのと酒を飲むのじゃまったく別だろ」


霊夢 「……っえ こっ子ども…?」///カァァ…


ライル 「? どうした?いきなり顔赤くして」←無自覚


霊夢 「えっいや…いま、え?」///アタフタ…


ライル 「?」


霊夢 「……そ、そうよね 子ども作るなら、成人を迎えてた方がいいわよね」///


ライル 「えっあ、あぁ そうだ 成人してからの方がいい(どうしたんだ?急に素直になったな)」


ライル 「(俺変なこと言ったか?子供を産むのと酒を飲むのは違うしか……)」


ライル 「(……っあ)」///ハッ


霊夢 「(そうよね お酒はともかく子どもを産むとなると今の年齢じゃキツイわよね…)」///


霊夢 「(子どもはもう少し考えよう うんそうしよう♡)」///


ライル 「……え、えっと ごめん、完全に気にしないで言っちまった」///


ライル 「子どもは関係なかったな だから今のは気にしないでくれ」///


霊夢 「えーそれは無理かなー?かなり衝撃的なことだったし」///ニヤニヤ


霊夢 「まさかライルの口から子どもを産むなんて言葉が聞けるなんて思いもしなかったわ なに?いろいろ飛ばしてもう子ども欲しかったの?」///


ライル 「いや欲しいだなんて…そんなこと」///


霊夢 「…いらないの?」シュン…


ライル 「っ……」///


霊夢 「………」


ライル 「……ひっ否定は……しない」///フイッ


霊夢 「っ!!」///ドキッ!!


霊夢 「…えへへ〜♡へぇー 否定しないんだ?いつもなら恋愛感情を持ち合わせてないからわからないっていうのに」///キュンキュンッ


ライル 「……まぁ これで否定して闇に堕ちたらいやだし」///


霊夢 「本音は?」///ニヤニヤ


ライル 「……聞くな」///


霊夢 「えー聞きたいなー?」///ジー


ライル 「聞くなって言ってるだろ やめないと怒るぞ」///


霊夢 「ふふっ!はーい ごめんね?ちょっとからかいすぎたわ」///


霊夢 「でも私はいつでも受け入れるからしたくなったらいつでも言ってね?ライルになら…私の初めて、あげるから♡」///


ライル 「ーっ…そ、そうか(ほんとにこいつは…)」///


霊夢 「それじゃ顔とか洗ってごはん食べに行きましょ 今日はずっと一緒に居てもらうから覚悟してよね!」


ライル 「いやずっとって…」



アリス 「ライルー、霊夢ー まだ起きてないの?」タッタッタッ…


ライル 「起きてるよ 今起きたところだ」


霊夢 「あらアリス ライルはあげないわよ」


アリス 「いきなりなんの話し!?普通に起こしに来ただけなんだけど!」


霊夢 「あらそう?寝込みを襲いに来たのかと思ったわ」


アリス 「しないわよそんなこと!あなたじゃないんだから!」


霊夢 「わたしだってしないわよ 襲うよりも襲われ方がいいもの!」トンッ!!


ライル 「俺だって襲わねぇよ!寝込みで襲うとかありえない!襲うなら起きてるときに同意の上で……っ!」ハッ


アリス 「っ…」///カァァ…


霊夢 「…今してもいいって言ったら襲ってくれるのかしら?」///ニヤニヤ


ライル 「ーっあぁもう!早く飯行くぞ!」///タッタッタッ…


霊夢 「はーい!ほらアリスも行くわよ」


アリス 「…よく平気な顔できるわね あんなこと言われたのに」///


霊夢 「本望だからね ライルに襲われるなら拒む理由なんてなにひとつないし、なによりも私自身嬉しいもの」


霊夢 「シてくれるならいつでも受け入れる覚悟はできてるわ 今のライルならとくにね!」


アリス 「……昔なら受け入れなかったの?」


霊夢「そんなことないわ 昔でも求めてくれれば受け入れたわ」


霊夢 「ただ昔の性格よりも今の性格の方が好き 自分に自信がなくて暗い感じだったけど今は明るくて自信を持ってる」


霊夢 「いろんな人間妖怪と出会って変わることができたのが見てわかるわ 変わってほんとによかった」


霊夢 「……ライルの過去のことは私と紫から聞いてるわよね いろいろあったことも」


アリス 「他の人にも聞いてるけど知ってるわ 全部とは言わないけどほぼ知ってるはずよ」


霊夢 「ほんとライルのこと知ってる人達が増えてきて困っちゃうわ 私だけの特権だと思ってたのに」


アリス 「いや特権て…」


霊夢 「何度も言ってるけどあんまり過去のことは聞かないであげてね いろいろ変わり始めてるから今どん底に落ちると…戻れなくなるわ」


アリス 「わかってるわ 下手なこと言わないから安心して」


霊夢 「おねがいね」













茶の間



霊夢&ライル 「「ごちそうさま」」


ライル 「ふぅ…朝から腹いっぱいだ 結構量あったな」


霊夢 「そうね 作りすぎたの?」


アリス 「そうみたい いつも通り作ってたはずなんだけど量が意外にも多くて…」


ライル 「まぁでもこれくらいなら平気だよ もう少し多かったら苦しくなってたけど」


霊夢 「魔理沙たちの分と一緒に作ってたのよね?おそらくそのせいね」


アリス 「だと思うわ 次は気をつけるわ」


ライル 「別に謝ることはないよ …てか魔理沙たちは?さっきから見ないけど」


アリス 「ミレイユと一緒に外出てるわ 闇の使い方や抑え方なんかを学びたいって言って教わってるわ」


ライル 「…抑え方はいいとして使い方は覚えないでほしいな 使うようになると闇に落ちやすくなるから」


霊夢 「でも使えるようになれば自分で制御できるということでしょ?むしろそっちの方が落ちづらくていいんじゃないかしら」


ライル 「限度を超えなければいいが魔理沙の場合は無理しようとするからな…」


アリス 「…それは否定できないわね 魔理沙はけっこう無理するところあるわね」


霊夢 「なら無理させなければいいだけでしょ あなたが守れば解決でしょ?」


ライル 「それは…」


ライル 「……そうだな 俺が守ればいい話だな」


ライル 「いらない心配だったな すまん」


霊夢 「謝ることないわ それよりもミレイユと二人っきりの方が心配だわ 見に行ってあげて」


ライル 「そうだな 逆にそっちの方が心配だ 見てくるよ」スクッ


アリス 「信用ないわね…けっこう本気で教えてる感じだったけど」


ライル 「その後が心配だ 終わったあとに襲う可能性がゼロじゃない」タッタッタッ…


アリス 「あ…そっち?」


霊夢 「むしろそっちでしょ 教えることに関しては真面目にやってるってわかるわ」


霊夢 「教えた後にご褒美に身体を触らせろとかキスさせろとか言うと思うわ 魔理沙ってあぁ見えて意外にも押し弱いし」


アリス 「……そう?そこまで弱くないと思うけど」


霊夢 「まぁミレイユが魔理沙より強いから押されれば受け入れざる得なくなるから弱い強い関係なしにやられるわね」


アリス 「それはあるわね」













博麗神社ー賽銭箱前



ミレイユ 「……魔理沙さん もう少し落ち着いてください 集中力が途切れてます」


ミレイユ 「集中力が低下すると闇に飲まれやすくなります 今は闇を操ることだけを考えてください」


魔理沙(闇) 「集中…集中……」ユラァ… 闇のオーラを出して理性を保ちながら使用してる


ミレイユ 「……そこまで 闇をしまってください」


魔理沙(…) 「すぅ……はぁ………」シュゥゥ… 深呼吸と同時に闇を抑えてオーラを消す


魔理沙 「……ふぅ」ドサッ… あまりにも体力を消費して石床にしりをつけて座る


ミレイユ 「だいじょうぶですか?お水飲みます?」スッ 水筒に入れてある水を差し出す


魔理沙 「あぁ…もらうぜ ありがと」スッ…キュポ


ミレイユ 「…痛みはないようですね 短時間闇を出すだけなら平気そうですね」


魔理沙 「ぷはぁっ!……いや そうでもない 若干心臓が痛い 激痛ってわけじゃないけど」ズキズキ


魔理沙 「漆黒まであるはずなのに闇だけでこれじゃ先が重いぜ 万が一使わないといけないときに毎回反動受けてたら使えない」


魔理沙 「お前やライルはすぐ使えたんだろ?羨ましいぜ」


ミレイユ 「私は使えませんよ?いつ使えるなんて言いました?」


魔理沙 「……っえ」


ミレイユ 「ライルさんの中に入ってたときは使えましたが基本使えませんよ 私は光魔法を扱うので」


魔理沙 「そうなのか?使えるかと思ったぜ」


ミレイユ 「…正確には使うことはできます 使うことは」


魔理沙 「…使うことは?」


ミレイユ 「光魔法を覚えてる方にとって闇は天敵なんです 闇も光が天敵なのでお互いがぶつかると弱点になるんです」


ミレイユ 「私にとって闇の魔法は相性が悪く使うのは問題ありませんがその後の反動が普通の方の倍になって襲い掛かるんです」


魔理沙 「倍になんのか!?そこまで酷いのかよ」


魔理沙 「だからライルは闇を使いお前は光を使うのか お互い弱点に触れないように」


ミレイユ 「そういうことです」


魔理沙 「てことはライルは光魔法使えないのか?なんか光剣の風って技を使ってたような気がするが」


ミレイユ 「完全な闇に落ちてないので使うことはできますよ ただ光魔法自体扱いが難しく覚えるのも一苦労なんです」


ミレイユ 「わたしは光魔法一筋に学んだので多く覚えられましたがライルさんはバランスを取ったので一部しか扱えないんです」


魔理沙 「えっバランスなのか?風がメインかと思ったぜ」


ミレイユ 「メインは風ですよ バランスを取りつつ風を優先してるんです」


ミレイユ 「風は汎用性が高いですからね 風で摩擦を起こし熱を作り火が着き、風で熱を作り出して蒸気を発生させ水を作り、蒸気を発生させて雷雲を作り雷をも操り、風で土をえぐり自由自在に操り、風で空気を集めて圧縮させ爆発をさせたりと様々な使い方ができます」


魔理沙 「マジで!?風ってそんなに万能なのか!?」


ミレイユ 「はい!実用性で考えれば圧倒的に風の方がいいです 様々な使い方ができますからね」


ミレイユ 「ただそこまで使えるようになるまでが大変ですけどね 基本の風使いは風を作り出してそれを飛ばす攻撃や自分のまわりに風を吹かして鎧のように使ったりします」


ミレイユ 「摩擦熱を起こして火をつけたり蒸気を発生させて水を作ったりなんてしませんからね そこまでするなら普通に水魔法や火魔法を使った方が早いですからね」


魔理沙 「やっぱりそうだよな 普通にそっち覚えた方が早いよな」


ミレイユ 「まぁこだわりですよね 風だけでもいけるぞ!っと言いたいんですよ」


魔理沙 「あっライルのこだわりだったんだ 意外にあいつ脳筋頑固だな」


ミレイユ 「風魔法を絶対としてますからね 他の属性も使えますが基本風です」


ミレイユ 「さて そろそろ再会しますか?まだ休みたいようでしたらもう少し心を取りますが」


魔理沙 「いやだいじょうぶだ 再開していい」ヨット


魔理沙 「もっと操れるようになりたいから厳しくしてくれ 無限まで落ちたんだからせめて煉獄まで使えるようになりたい」


ミレイユ 「さ、さすがに煉獄まではちょっと⋯ライルさんも反動を食らう闇の濃度ですよ?」


ミレイユ 「そこまで使えるようになったら逆に自分自身が危なくなってしまいます 最低限の闇だけに留めてください」


魔理沙 「なら漆黒までは平気か?煉獄がダメなら闇のひとつ上の漆黒で抑えたい」


ミレイユ 「漆黒も危ないです まず闇を完全に操れるようにならないと漆黒まで操ることは出来ません」


ミレイユ 「ましてライルさんも漆黒使うと反動受けて血吐きますからなおのこと無理です 闇までに留めてください」


魔理沙 「⋯ライルも闇までしか使えないのか?普通に闇以上使ってるけど」


ミレイユ 「使うことはできます 使おうと思えば無限まで使用することが可能です」


ミレイユ 「ただ使った後、確実に反動を受けて血を吐きます 濃度が高ければ高いほど痛みが強くなり下手したら血を吐くだけでは済まなくなります」


ミレイユ 「そのまま闇に落ちてもれなく闇の住民の仲間入りなんてことも考えられます なので闇までにしてください」


魔理沙 「⋯⋯わかった とりあえず闇までにしとくぜ いつかはもっと操れるようになりたいからそのときは頼む」


ミレイユ 「あまり教えたくないんですが⋯」



ライル 「ミレイユー ちゃんと教えてるか?」ザッザッザッ⋯


ミレイユ 「ライルさん おはようございますやっと起きたんですね」


魔理沙 「おっすライル!おはよ」


ライル 「おはよ ちゃんと教えてもらってるようだな 襲われてないようでよかったよ」


ミレイユ 「さすがに教えてるときは襲いませんよ⋯」


ライル 「終わった後は?」


ミレイユ 「いただきます!」///

(灬º﹃º灬)♡


魔理沙 「いただきます!?な、なにをいただくんだ!?」ゾワッ!!


ミレイユ 「それはもちろん魔理沙さんを⋯!!」///グヘヘヘ


ライル 「落ち着けバカタレ」バシッ


ミレイユ 「あたっ」脳天にチョップを入れられる


ライル 「教えるのは真面目にやるとわかってるがその後が心配だったから様子見に来たんだ 案の定、下心があったようだな」


ライル 「まぁ本気で教えてるなら平気だったかもな 今俺が言ったから思い出したかもしれないがほんとに考えてたか?」


ミレイユ 「⋯⋯正直、さっきまでは考えていませんでした 今ライルさんに言われたので思い出しました」


ライル 「やっぱりそうか 俺が余計なこと言ったな わるい」


ライル 「嫌がる相手に無理やりするなよ?同意してるなら構わないが」


ミレイユ 「はい!それは守りますので安心してください もし拒むようならその気にさせるまでです!」


魔理沙 「おい!その気にさせようとすんじゃねぇ!!」


ライル 「今は闇の出し方とか教えてるのか?」


ミレイユ 「はい 闇の出し方と制御の仕方を教えています 出すことは容易でしたが制御の方はもう少し練習が必要です」


ミレイユ 「ですが見た限りだとかなりうまく制御出来ているのですぐ身につけられるかと思います」


ライル 「そうか まぁ元々無限まで堕ちてたからな 制御ぐらいはお手の物だろ」


ライル 「問題は使用して反動をどれだけ抑えられるかだな 闇級の技を使っても反動を受けなくなれば上出来だ」


ミレイユ 「そうですね」


魔理沙 「なぁライル 闇まで使えるようになれば漆黒も使えるようになるか?」


ライル 「漆黒?⋯いや、闇まで扱えるようになったならそこまでにしといた方がいい」


ライル 「練習すれば使えるようにはなるがその分闇に落ちやすくなる リスクのことを考えると進められない」


魔理沙 「できるなら漆黒まで覚えたい 過去に無限まで堕ちたんだから最低限そのくらいまでは使えるようになりたいんだ」


魔理沙 「だから頼む 漆黒まで教えてくれ」


ライル 「⋯⋯⋯」


ミレイユ 「⋯どうしますか?ライルさんが許可するのであれば漆黒まで教えますが」


ライル 「⋯⋯使って闇、やられそうで漆黒にしてくれるなら教える 守れるか?」


魔理沙 「わかった それは守るぜ」


ライル 「ならいい ミレイユ、闇まで使えるようになったら漆黒も教えてくれ 俺もこまめに教える」


ミレイユ 「わかりました」


ライル 「くれぐれも無茶だけはするなよ いいな?」


魔理沙 「おう!」




⋯ひゅんっ


藍 「っと ⋯邪魔するぞ」隙間を使ってライルたちの近くに現れる


ライル 「藍 おはよ、遊びに来たのか?」


藍 「いや遊びに来たわけじゃない ⋯菓子折りを持ってきた みんなで食べてくれ」ガサッ


魔理沙 「お菓子!?」(☆∀☆)


ライル 「⋯別に気にしてないぞ?気にしてるようならそんなに気に病むことはない」


藍 「ケジメはケジメだ お前には迷惑をかけたからな だから少しでも謝罪の意を込めて持ってきたんだ」


藍 「みんなで食べてくれ」


ライル 「⋯そうか ならいただこうかな ありがとよ」ガサッ


藍 「礼を言うな 元はと言えば私が勝手なことをしたのが原因、それを茶菓子ひとつで済ませようとしてるんだからむしろ足りないくらいだ」


藍 「まだ足りないようならもっと買ってくる お前の気が済むまでな」


ライル 「いやこれだけで十分だよ 俺は気にしないって言ったのにわざわざ持ってきてくれたんだ 嬉しいよ」


ライル 「なんだったら今からお茶にしないか?今持ってきてくれた茶菓子で少し休もうぜ」


藍 「いやわたしは…」


魔理沙 「よーし!一旦休憩だ 霊夢にお茶頼んでくるぜ!」ザッザッザッ…


ミレイユ 「ではわたしは茶菓子の準備をしますね ライルさん預かります」ザッザッザッ


ライル 「あぁ たのむよ」スッ


ライル 「無理にとは言わない 気まずくて嫌なら参加しなくていい できれば参加して欲しいと言うだけだから断ってくれても構わない」


ライル 「霊夢のことは俺がなんとかする …だめか?」


藍 「……私が入って気まずくならないか?」


ライル 「ならないと思うぞ 霊夢はともかく、魔理沙やミレイユ アリスは今回のこと知らないしな」


ライル 「まっもし話してたら俺は気にしてないからと言って通すけどな 現に気にしてないし」


藍 「それで通るなら私だって困ってないんだ…」


藍 「……だが謝罪のひとつ言わないと霊夢は気が済まないだろう けっこう根に持つやつだからな」


ライル 「そんなことないと思うが…?」


藍 「お前にはしないさ 嫌われたくないからな」


藍 「顔出して平気そうなら参加させてもらう 悪ければ謝罪だけして帰る」


ライル 「おう!ゆっくりしてってくれ」ザッザッザッ…


藍 「いや悪ければ帰ると言ってるんだが…」ザッザッザッ…








茶の間



魔理沙 「ん〜♪藍が持ってきた饅頭美味いぜ!」モグモグ


ミレイユ 「ほんとですね 紅茶と合ってなお美味しいです!」


アリス 「私とミレイユは紅茶派だから話が合うわね お茶も悪くないんだけどね」


霊夢 「………」ギロッ


藍 「……やっぱり帰った方が」


ライル 「だいじょうぶだよ 霊夢もそんな目するなって」


霊夢 「するなと言う方が無理よ 茶菓子ひとつで許されると思ってるの?」


ライル 「俺は気にしてないって言っただろ むしろ気にしてないと言ったのに茶菓子のひとつ持ってきてくれたんだ」


ライル 「謝罪の意は伝わってる それ以上なにしろと言うんだ?」


霊夢 「……焼き土下座とか?」ンー


ライル 「あれはアニメでしかないからな 現実であんなことしないぞ」


霊夢 「そうなの?現実にあっていいと思うけど」


ライル 「ヤクザかよ…」


魔理沙 「…藍がなにかしたのか?さっきから霊夢怒ってるが」モグモグ


ライル 「別になにもしてないよ 気にするな」


魔理沙 「いや気にするなって…」


アリス 「よけい気になるわよ 霊夢が藍に怒ることなんて滅多にないんだから」


ライル 「滅多になくても聞かなくていいし知ろうとするな いいな?」


魔理沙 「…わかったよ」


アリス 「…わかったわ(念押しに言われたわね…ほんとになにしたのかしら?)」


ミレイユ 「っ…ふぅ 美味しいです」カチャンッ


ライル 「藍 お茶のおかわりはいるか?」


藍 「えっあ、いやいい これで終わりにする これ以上長居するのも悪いしな」


ライル 「長居って…まだ一時間も経ってないんだが」


霊夢 「一時間も経てば十分でしょ 飲み終わったら帰りなさい」


藍 「家の主がこういうんじゃ仕方ない 飲み終わったらおとなしく帰るよ」


ライル 「なら飲み終わらなければ帰れないということだよな 簡単な話じゃないか」


藍 「…っえ?」


ライル 「お茶を入れ続ければお前は帰れないだろ?今お茶持ってくるよ」スクッ


藍 「ちょっ!?まてライル それはまずいんじゃ…」


ライル 「別にまずくないだろ 霊夢だって飲み終わったら帰れって言ったんだから飲み終わらなければ帰らなくていいということだろ?なんの問題もない」


霊夢 「大ありよ たしかに飲んだら帰れと入ったけど補充していいなんて言ってないわよ」


ライル 「こっちだって補充しちゃいけないなんて言われてないぞ 今さらダメなんて言わせないぞ」


霊夢 「この家の主は私なのだから私に権限があるわ あなたは余計なことしないで」


ライル 「なら霊夢も主として客には丁重な対応をして欲しいな いくら機嫌が悪いと言っても誰かに当たるのは良くない」


霊夢 「イラつかせた元凶が客で来たら良い対応できると思う?普通に考えてできないわよね」


ライル 「それをできるようにするのが大人だ どんな相手でもお互い嫌っていたり敵視してない限りは迎える必要がある」


ライル 「まぁ俺もまだまだ子供だけどな すぐに暗くなるしみんなに迷惑かけるからな」


霊夢 「……なんか、今日のライルムカつく 藍に味方するなんてライルじゃない」


ライル 「どういうこと!?俺は俺だけど!」


魔理沙 「いやそういう意味じゃないと思うぜ…」


霊夢 「いつもなら私の味方するのになんで今日は藍の味方するのかしら ほんとにライル?」


ライル 「逆に俺が俺じゃないという証拠は?藍を味方しただけで偽物ということにはならないだろ」


霊夢 「いいえ ライルは私の味方するはずよ!なんせ私にゾッコンなのだから!」


ライル 「それだけの理由でならないだろ…たしかに俺はお前にゾッコンしてるけどよ」


霊夢 「まぁあなたが偽物じゃないってわかってるけどね もし偽物なら私の意見に同意してるし」


ライル 「否定してなければ偽物と疑われてたのか俺…」


アリス 「そうでしょうね あなたは差別するような人じゃないからね」


ミレイユ 「ですね ライルさんは基本平等ですから誰かを差別するようなことはしません」


ライル 「なるべくはそうしてるけどしない時だってあるからな?全部が全部、平等がいいわけじゃない」


ミレイユ 「だから基本なんですよ 全部でないこともわかっています」


ミレイユ 「現に霊夢さんだけは皆さんよりも優遇してますからね 多少なりとも」


魔理沙&アリス 「「うんうん」」


ライル 「……まぁ 多少はしてるかもしれないけど」


霊夢 「…はぁ、わかったわよ 気が済むまで居なさいよ」


霊夢 「また茶菓子のひとつでも持ってきなさい それで今回のことはなかったことにするわ」


藍 「…わかった ありがとう」


霊夢 「それと!ライルは昨日の夜 一緒に寝なさいよ?あとわがままのひとつでも聞いてちょうだい」


ライル 「寝るのは構わないがなにをお願いする気だ?」


霊夢 「夜這」


ライル 「みんながいる前でなにを言おうとしてんだバカタレ!!」


霊夢 「じゃあセッ」


ライル 「一緒じゃねぇか!!言葉を考えろアホっ!!」


魔理沙 「よば…?せっ……?」


アリス 「うん わからなくていいわ てか知らなくていい」///


ミレイユ 「そうですよ魔理沙さん 無知シチュというのもまた興奮しますよ?」///ハァハァ


魔理沙 「むっ無知シチュ…?」


アリス 「あんたは余計なこと言わなくていい!!」///


魔理沙 「???」


藍 「(…ほんとにここは騒がしいところだな)」


ライル 「…霊夢 お前あとでおしおきな」


霊夢 「束縛プレイは好まないわよ」


ライル 「今の状況でそういう話にならないよな 夜寝るとき別々な」


霊夢 「却下 一緒に寝てくれないと夜泣きするわよ みんなの鼓膜が破れるくらいの声で」


ライル 「赤ちゃんかお前は!しかも鼓膜が破れるくらいの声で泣くってやばいだろ!」


霊夢 「赤ちゃん…ライルの子なら、わたし……♡」///ポッ


ライル 「ポっじゃねえよ!なんで次は俺の子になるんだよ!赤ちゃんって言っただけでそうはならないだろ!」


霊夢 「なっとるやろがい」ビシッ


ライル 「お前それ言いたかっただけだろ」


霊夢 「うん」キッパリ


ライル 「素直だな…まぁ素直な方がいいけど」


アリス 「(ライルとの子か…すごくいい子になりそうね)」///


魔理沙 「(私との子なら元気いっぱいの子になりそうだな…)」///


藍 「(ふたりも同じこと考えてるな ほんとライルはモテるな)」


霊夢 「まっいいわ とりあえず一緒に寝てくれれば後はなんとでもなるわ 多少は好きにさせてよね」


ライル 「寝込みを襲うのは勘弁してくれよ まぁお前がそんなことするとは思えないけど」


霊夢 「安心して するなら起きてる時にするから」


ライル 「だからそういうことは…はぁ、もういいや それで頼むよ」


アリス 「(いいんだ…)」///


ミレイユ 「ズズ…ふぅ 紅茶おいしいです」


魔理沙 「…そういえばさ 話変わるけど今闇の住民の対策ってなにしてんだ?来た時倒せばいいだけか?」


ライル 「今はそうしてるが結果的には闇の住民が作った入口を塞がないといけない」


ライル 「どこにあるかは不明だが見つけて塞げばとりあえず解決する 何個も入口を作ってなければいいが」


アリス 「塞げばもう来ないの?」


ライル 「いや、来ないわけじゃないが奴らが来る頻度が減る 入口はいくらでも生成可能だが作るのに時間がかかるんだ」


ライル 「完全に来なくさせるには闇の住民を闇の世界から出させないように結界や封印で閉じ込めるしかない いくらでも増えていく闇の住民を全員倒すことは出来ない」


アリス 「…闇の住民ってそんなに増えるものなの?」


ライル 「いくらでも増えるよ 全世界共通してるからな」


魔理沙 「はぁ!?全世界共通してるのか!?じゃあ今闇の住民は何十万何百万じゃ効かないということか!?」


ライル 「そういうことになる だけど人数に関してはそんなに脅威じゃないんだ」


藍 「脅威じゃない?どういうことだ 人数が多かったらキリがなくて厄介だろ」


ライル 「そいつらが全員俺の世界やこの世界に集中してたらな だけど全員が全員、同じ世界を攻めてるわけじゃないんだ」


ライル 「全世界共通してるから人数は多いけどみんな攻めるところは別々なんだ」


ライル 「自分と関わってる世界に行って崩壊させようとするのが一般的 半数以上はそうしてるはずだ」


ライル 「もちろん自分の世界に行かずいろんな世界を駆け回って崩壊させるという奴もいる 闇に堕ちても自分の世界よりも知らない世界に興味あるやつもいるからな」


藍 「…なるほど だから何百万以上という数がいるのにここに来る闇の住民は少ないということか」


ライル 「そういうことだ 向こうから来なければわざわざケンカ売る必要もないからな」


ライル 「逆に全員倒す方が無理だ 何百万という数を倒すなんて気が遠すぎる」


ライル 「しかも永遠と増え続けるから普通に無理 倒すくらいなら闇の世界を封じ込めた方が早い」


藍 「だろうな 無限に増え続けるならそっちの方が早い 実際に封じ込める方法はあるのか?」


ライル 「んー…ないわけじゃないが準備が必要な上に今の俺じゃ無理だな そこまでの力を持ってない」


ライル 「もっと鍛錬を積まないと封じ込める程の力は得られない 一時的に魔力や肉体強化してもその効果時間までに間に合うとは思えない」


魔理沙 「どのくらいあればいけるんだ?アリスやパチュリーなら強化魔法使えるぜ」


ライル 「大体一万倍ぐらいは必要かな 時間も一年以上持たせてくれないと俺の体が保たない」


アリス 「いっ一万倍!?しかもそれを一年以上ってムリよ!」


アリス 「パチュリーだってそんなに長くできないわよ そんなにしないと封じ込められないの?」


ライル 「相手が相手だからな それくらい上げないと無理だ」


ライル 「だから最初にやることは入口を塞いで出入りを抑える方が効率がいい 一気に根絶やそうとすると返って危ない」


アリス 「たしかにそうね 順序よくやった方がいいわね」


藍 「(…時間かけてやるしかないか 時間かけると被害が心配だが……)」


魔理沙 「…なぁ 闇の世界封じ込めたらミントたちって来れなくなるんだよな?せめてあいつらだけ来させるってことは…」


ライル 「それは都合が良すぎるな 闇の世界を封じたらもう誰も出てこれない」


ライル 「あいつらには悪いが封じ込めたらもう二度と会えなくなる 悲しいことだが仕方ない」


魔理沙 「なら予め外に出しておけばいいんじゃないか?そうすれば会えなくなることは…」


ミレイユ 「それは無理です 闇の住民は定期的に闇の世界に戻らないと闇の素がなくなって消滅してしまいます」


ミレイユ 「闇の素を提供し続ければ維持できますが闇を操れる方だけしかできないうえ効率が悪いのでお勧めできません」


ミレイユ 「闇を提供するのも一苦労でかなり体力と精神が削られ、逆に提供者が闇に落ちてしまいます」


魔理沙 「…それって闇の世界を封じ込めたとしてもあるのか?封じられてるなら闇に落ちないんじゃないのか?」


ライル 「それが落ちるんだ 封じ込めても中に入ることは可能なんだ 外に出ることは不可能なんだが」


ミレイユ 「行きは良い良い帰りは怖いみたいな感じですね」


魔理沙 「…ミレイユ それなんか違うような気がするが」


ミレイユ 「日本語難しいです」


アリス 「なら無理して使わなくでいいじゃない…」


ライル 「まぁそういうわけだからミントたちを出して封じ込めることはできない 俺が闇を供給させることは可能だがさすがにあの人数全員を毎日供給させてたら俺が堕ちちまう」


ライル 「どうにかして助けたいがこればかりはどうにもならない 闇は謎が多いから詳しく知れればどうにかなったかもしれない」


ライル 「かなり調べたんだが…すまない」


魔理沙 「……そうか ならしかたないか」


魔理沙 「お前が無理なら私でも無理だからな ちょっと闇を知っただけの私がずっと調べてるお前に適うはずがない」


魔理沙 「…でもよ まだ可能性はあるんだろ?わからないことだらけなら調べれば出てくる可能性はあるよな」


ライル 「………」


ミレイユ 「………」


アリス 「……っえ ないの?わからないことだらけなのに」


ライル 「……可能性としては絶望的だと思う 理由は闇の住民は闇の素を供給しないといけないことが絶対だからだ」


ライル 「それだけはわかってることなんだ 補給の仕方も闇の世界でか供給者の提供しかない」


ミレイユ 「万が一、ミントさんたちが闇に落ちてた場合のことを考えて闇の世界にいなくても補給できる方法を探してたんです ですが…」


ライル 「それしか方法が出てこないんだ 何度か闇の住民を捕まえて試したことあるがことごとく失敗 みんな消滅して死ぬんだ」


ライル 「闇の住民から情報を得ようと聞いてもみんな一緒でわからないと言う 闇の住民ですら闇に詳しくないからどうにもならないんだ」


霊夢 「なんかすごい言葉が聞こえたんだけど…試したことあるの?」


魔理沙 「闇の素がなくなるまでなにが起きるんだ?もしかして苦しんで死ぬのか?」


ライル 「んー…苦しんで死ぬって言うよりかは意識が遠のいて死ぬと言った方がいいな」


ライル 「だんだん元気がなくなって次第に呂律が回らなくなり、喋れなくなって目が閉じていくんだ」


ライル 「脈とか測ったんだが消滅するまで通常の脈数で異常はなかった 消滅すると同時に脈が止まった」


ライル 「わかりやすくいうなら老衰と言った方がいいかな 闇の素がなくなる=寿命が短くなる」


ミレイユ 「老いて死ぬわけではありませんがね あくまでも例です」


アリス 「私たちで言うなら魔力がなくなることね 闇の住民はそれが弱点…」


ライル 「弱点という弱点じゃないけどな なくなるまでかなり時間かかるし、捕まえるのだって大変だから普通に始末した方が早いよ」


ミレイユ 「個体差にもよりますけどだいたい半年生きてる方もいますよ」


藍 「半年…そんなに待ってられないな」


ライル 「そうだろ?しかも捕まえてるやつを助けようとしてくる奴もいるからなおのことオススメできない 俺も捕まえてる間、何度攻められたことか」


ミレイユ 「半年間の間で五十回は来ましたよね 全員倒しましたが」


ライル 「あぁ 軽く超えてるよ」


魔理沙 「…意外にも仲間思い強いな 単体で動いてるイメージの方が強いんだが、ミントたちは除いて」


ライル 「基本単独なのは違いない そいつらも人質を助けるという口実を付けて攻めてきてるだけだから仲間思いもチームワークもへったくりもない」


ライル 「自分の好きなように攻撃してきてたから仲間同士で攻撃が当たったりして仲間割れ起こしてたしな 雑魚な闇の住民は自分一番な性格だから」


魔理沙 「なるほどな」


藍 「(そうなるとやはり入口を塞ぐ以外なさそうだな 時間はかかりそうだがこれが一番安定安心だな)」


藍 「(ライルにはもっと強くなってもらわなくてはいけないな 今よりも腕を上げて闇の入口りを塞ぐほどの実力を身に付けてもらわなくては…)」


霊夢 「…まぁ、死ぬわけじゃないからまだいいじゃない ミント達と会えなくなるだけなんだから」


魔理沙 「それはそうだけどよ…」


ライル 「今はまだ完全に塞ぐことは出来ないから会えるときに会って悔いが残らないようにしてくれ その間も調べてみるが期待はしないでくれ」


ライル 「ずっと調べ続けてわからない事だらけだから期待できない 闇に詳しいやつがいれば一番楽なんだが…」


魔理沙 「誰かいないのか?闇に詳しそうなやつ」


ライル 「………」


ミレイユ 「……ひとりだけ、います」


ミレイユ 「おそらく自分の野望のために闇のことを調べていた方なら存在します…ただ」


魔理沙 「ほんとか!?ならそいつに聞けば…って野望?」


ライル 「…ミレイユ 魔理沙にそいつを言うな 魔理沙は一番の被害者なんだから」


魔理沙 「被害者?……まさか、ロランドか?」


ミレイユ 「……はい」


アリス 「ロランド…魔理沙を無限まで堕としたやつよね」


霊夢 「そいつなら闇のこと詳しいの?」


ライル 「聞こうとするな 魔理沙がいないときならまだしも、いるときに聞くんじゃない」


ライル 「嫌な思いをしてるのにまた思い出すだろ 現状を把握してくれ」


藍 「一番最初に聞いたのは魔理沙だろ ミントという闇の住民と永遠に別れたくないから聞いてたんじゃないか」


ライル 「それが誰かまでは把握してなかっただろ 最初からわかってれば聞いてこなかっただろうよ」


魔理沙 「……いや、聞いてたかもしれないぜ ミントたちと永遠に別れるのはいやだから誰であろうと聞いてたはずだ」


魔理沙 「知ろうとするだけであいつから聞こうとは思わないがな それ以前にあいつが話すとは思えないぜ」


ライル 「同じくだ あいつが話すとは思えない 拷問かけたとしても口に出すことはないだろ」


ライル 「まったく知識だけは豊富だから困るよ あいつの記憶だけ覗ければいいんだが」


魔理沙 「記憶だけ…さとりは思考を読み取るだけだから無理か となると慧音はどうだ?」


ライル 「わざわざ慧音をそんな危ないやつの所まで連れて行きたくない 下手したら魔理沙みたいに操られる可能性がある」


ライル 「それにあいつも対策して読み取られないようするだろうから連れてっても意味ないだろ 読み取れても魔法の知識ないと多分わからないし」


ミレイユ 「そうですね 読み取られるとまずい内容もあると思うので対策して来るかと思います」


魔理沙 「そうか…それなら無理か」


霊夢 「まぁまだ時間かかるんだから気長に調べればいいじゃない すぐ封じ込めるわけじゃないんだし」


ライル 「そうだな もっと調べれば方法は見つかるかもしれないな」


ミレイユ 「私も手伝います 闇に関してはかなり調べているので今まで通り協力します!」


魔理沙 「私も手伝うぜ 闇のことはさっぱりだが魔法で手伝えるならいくらでも手貸すぜ!」


アリス 「魔法と魔術のことなら私も手伝えるわ サポートも得意だからなんでも手伝えるわ!」


霊夢 「私は手伝えないわね 魔法や魔術のことはさっぱりだから」


霊夢 「だからライルの溜まったストレスを解消するわ したいことなんでもしてあげる」


ライル 「うん なんもしなくていいから なにもお願いしないから普通にしてて」


霊夢 「なんでもしてあげるから言いなさい あんなことこんなことしてあげるから」


ライル 「しなくていいからもう黙ろうな?いい加減にしないと怒るぞ」


霊夢 「怒ってもいいからなんかして欲しいこと言ってよ 普通にマッサージとかでもいいのよ」


ライル 「俺まだ若いからマッサージいらないんだけど…」


霊夢 「じゃあ耳かきとかは?」


ライル 「こまめにしてるから別にいいかな てか今ストレス溜めてないからほんとにしてほしいことないから」


霊夢 「なら考えて!逆になにもして欲しいことないと私が不安になるから!」


ライル 「不安って…俺が霊夢を捨てるとでも思ってるのか?」


霊夢 「思ってないわ 思ってないけど…さすがになにもないとちょっと……」


ライル 「……なら眠くなったときに膝枕してくれないか?今はまだ眠くないけど」


霊夢 「他には?」


ライル 「いや他にはって…それぐらいしか思いつかないよ 思いついたら無理させない程度にしてもらうから頼むよ」


霊夢 「…絶対言ってこないわね そう言って言った試しがないわ」


ライル 「そんなことはないと思うが…?」


藍 「私もできる限り協力する 知識面に関しては任せてくれ」


ライル 「あぁ 悪いが頼む」













夕方ー人里



ガヤガヤ…


里の住民 「さぁさぁ安いよ!今日の夕飯にいかがですか!」


里の住民 「新鮮な野菜売ってるよ!早くしないとなくなるよ!」


里の住民 「お昼頃仕入れた牛肉あるよ!買いたいやつは早く来な!」



妹紅 「夕方なのにまだまだ賑わってるな」ザッザッザッ…


慧音 「そうだな 夕飯の支度時間に近いからな この時間はいつも賑わってる」ザッザッザッ…


慧音 「騒ぎも前と比べて落ち着いてきてるから賑わいが再び聞けて私は嬉しい ずっとこの時間が続けば楽しいのにな」


妹紅 「だな」


慧音 「……しかし、最近ライルが来ないな 久々に会いたいぞ」ハァ…


妹紅 「別にいいだろあいつのことなんて ずっと霊夢の所でイチャイチャしてんだろ?」


慧音 「なら私も混ざりに行こう!それと同時にあ奴を攫…もらえば一石二鳥!!」


妹紅 「今攫うって言おうとしなかったか?霊夢が激怒するからやめろよ」


慧音 「そうなったら相手するまでだ!倒してあ奴をもらう!!」ドンッ!!


妹紅 「本気出したら負けるからやめろよ 私は参戦しないからな」


慧音 「なんだと!?手伝ってくれないのか!?」


妹紅 「当たり前だろ!なんであいつを得るために私まで参加しないといけないんだ!巻き込むなよ!」


慧音 「なにを言う!妹紅だってライルのこと好きだろ!!」


妹紅 「はっはぁ!?わたしがあいつのこと!?」///ボッ!!


妹紅 「そ、そんなわけないだろ!私はあいつのこと好きなんて思ったことない!!」///


慧音 「嘘をつくな!酒の席で好きだと言ってただろ!!」


妹紅 「あぁあれは酔ってたから自分の意思とは…」///アタフタ



里の住民 「なんだなんだ?慧音さんまたあの子を狙ってるのかい?」


里の住民 「いいねぇ!博麗の巫女から奪っちまいな!」


里の住民 「私たち応援してますよ!頑張れ慧音さん!!」


慧音 「うむ!応援ありがとう!!」


妹紅 「応援するなばかやろう!!」



……ドクンッ!!


慧音 「ーっ!!?」グワン…


慧音 「(な、なんだ 急にめまいが……)」フラァ…


妹紅 「…っ! 慧音!?」ガシッ 倒れる慧音を瞬時に受け止める


里の住民 「けっ慧音さん!?」


里の住民 「きゃぁぁ!!慧音さんが倒れたわ!」


里の住民 「慧音さんどうしたんですか!?」


慧音 「っ……」ハァ…ハァ…


慧音 「(こ…この症状は………)」プルプル…


妹紅 「慧音!どうしたんだ!?急に倒れて…」


慧音 「っ…もこ、う これ……ゆ、め………っ」ガクッ


妹紅 「おっおい!?なんだ!?ゆめ!?ゆめってなんだよ!!」


妹紅 「ゆめって過去にあった夢か!?どうなんだよ慧音!!」ユサユサ


慧音 「………」ユサユサ…


妹紅 「…完全に意識失いやがった でも息や脈はある」スッ


妹紅 「(また同じ症状じゃねぇか 慧音が先に意識失ってその後私も……)」グワン…


妹紅 「」バタンッ…


里の住民 「もっ妹紅さん!?」


里の住民 「妹紅さんどうしたんだよ!?あんたまで倒れてよ!!」


里の住民 「だれか!だれか医者を呼んでこい!!」


ワーワーキャーキャー!!!!



文 「…これはまずいですね 霊夢さんに連絡しないといけませんね」バサッ!!


ビュンッ!!











博麗神社



霊夢 「ふぁ……今日も比較的平穏が保たれたわ ずっとこんな日が続けばいいのに」


アリス 「ほんとね ライルもあなたに襲われなくなればもっと平和に暮らせるのにね」


霊夢 「だって襲わないとライルしてくれないんだもん キスはおろかハグすらしてくれないんだから」


霊夢 「ここ最近でやっとしてくれるようになったんだからもっと先のことしたいわ …望めるなら結婚もしたいし」///


アリス 「けっ…」///カァァ…


霊夢 「はぁ…ライバルは多いしイチャイチャもしてくれないしで困るわ もっと私を求めていいのに」


霊夢 「ライルにならなんでも捧げるのに さすがに命をあげれないけど」


アリス 「ライルがそんなお願いしてくるとは思えないけど…」


霊夢 「わかってるわよ 例えで言ったのよ」


霊夢 「ライルがそんなことお願いしてくるなんて思ってないわ もししてきたら偽物よ」


アリス 「いや偽物って…」


アリス 「……たしかにあの子は変なことは言ってこないわね 常に私たちに気を使ってるし誰に対しても優しいし」


アリス 「みんな惚れちゃうわよね あんなに優しくされたら…っ!」ハッ


霊夢 「…別にいいわよ惚れるくらい 盗ったら怒るけど」


アリス 「…怒るだけじゃ済まないわね 絶対殺されそうだわ」ゾクッ


霊夢 「殺さないわよ!!」



ライル 「なにが殺さないんだ?不穏な話ししてるな」タッタッタッ…


霊夢 「なんでもないわ 魔理沙とミレイユは?」


ライル 「今料理してもらってる もう少しでできそうだから呼びに来たんだ」


アリス 「あら もうそんな時間?早いわね時間が経つの」


霊夢 「ならご飯にしましょうか 行くわよ」スクッ


アリス 「えぇ」スクッ


ライル 「……っ!」ピクッ


霊夢 「? どうしたのライ…っ!」バッ!! 瞬時に御札を出して戦闘態勢に入る


アリス 「…っえ」



バサッ!!


文 「…なんで戦闘態勢なんですか?私なにかしました?」ハァハァ…


ライル 「なんだ文か すごい視線を感じたから敵かと思ったよ」


霊夢 「どうかしたの?なにかあったような顔ね」


文 「はい 今現在、慧音さんと妹紅さんが意識不明になりました」


ライル 「……っは?」


アリス 「どういうこと?まさか人里に襲撃!?」


文 「いえ違います 突然意識を失って倒れるところを見ました 誰かから攻撃を喰らったような感じはしませんでした」


ライル 「誰の攻撃も喰らってない?それじゃなんで意識不明になったんだ」


文 「そこまではさすがに…」


ライル 「…とりあえず向かおう 行ってみないことにはわからない」


霊夢 「そうね 目撃したってことは道中で倒れたということよね?」


文 「よくわかりましたね その通りです」


文 「今人里はパニックになってますのですぐに落ち着かせる必要があります なので早く向かってください」


ライル 「わかってるよ アリス、魔理沙とミレイユを連れてきてくれ 俺と霊夢は先に向かう」


アリス 「わかったわ」


霊夢 「案内しなさい 慧音のところまで」


文 「もちろんです!」













人里ー小さい病院



慧音 「………」布団に寝かされて寝息を立てて寝ている


妹紅 「………」同じく以下略


里の医者 「………」ピトッ…ピトッ… 脈などを確かめて状態を確かめている


里の住民 「……どうだ?慧音さんたちの様子は」


里の医者 「…身体に以上はなさそうだ ただ意識失ってるだけそうだ」


里の医者 「だがどんなに起こそうとしても起きない…これがわからない 異常はなさそうなのになんで意識を取り戻さない?」


里の医者 「最近騒ぎを起こしてる奴らのせいかもしれない 博麗の巫女連れてきた方がいい」


里の住民 「わかった すぐ連れてくる!」スクッ



その必要はないガラッ


ライル 「今来たからな 邪魔するぞ」


霊夢 「二人はここよね 容態は?」タッタッタッ…


里の医者 「博麗の巫女!容態は問題なしだ 意識を失ってるだけで身体に問題はない」


里の住民 「あんた!慧音さんと仲いいんだろ!なんとかしてくれ!」


里の住民 「慧音さんと妹紅さんが急に倒れてみんな大騒ぎだ!このままだとみんなバラバラになる!!」


ライル 「わかってるよ すぐ見るから見させてくれ」タッタッタッ…


霊夢 「………」ジッ…


慧音 「………」


妹紅 「………」


霊夢 「(…とくに変な感じしないわね 呪いとか悪霊がついてるって感じじゃないわね)」


霊夢 「(となるとなにが原因で気を失ったのかしら?病気とかじゃないなら他になにが…)」


ライル 「(…この症状、もしかして……)」スゥ…ピトッ 慧音のおでこに手を当てる


霊夢 「…なにかわかった?」


ライル 「…多分だが思い当たる節がある もしこれで反応したら…」スゥ…



慧音 「…」ブワッ!! 蒼野がなにかすると黒い煙が慧音の身体から出てくる


里の医者 「うわっ!!な、なんだ!?」


里の住民 「ど、毒か!?」バッ!! すぐさま口を塞いで吸わないようする


ライル 「だいじょうぶだ毒でもなんでもない」ヒュゥゥ… 黒い煙を風で吹き飛ばして消す


ライル 「思った通りだ 前回と同様、夢に堕とされてる」


霊夢 「夢?あなたが慧音たちとあった夢のこと?」


ライル 「あぁ 夢の中で会ってネメシスを倒したことで戻れたんだ また同じ現象なら同じことすれば起きるはずだ」


里の医者 「ほんとか!?なら早く起こしてやってくれ!」


ライル 「わかってるよ とりあえずここだとあれだから博麗神社に連れていこう」


霊夢 「えっなんで?ここだとできないの?」


ライル 「すぐ終わるならここでもいいんだが長時間かかるかもしれないから環境を整えたい」


ライル 「身体には異常ないんだろ?」


里の医者 「あぁ 身体は異常ない ただ意識を失ってるだけだ」


ライル 「なら連れてって平気だな 預かっていくぞ」ヒュゥゥ…


ライル 「アリスたちには悪いがまた戻ってもらおう せっかく向かってきてくれてるが神社でした方がやりやすい」


霊夢 「そうね それじゃ向かいましょう」













博麗神社ー茶の間



慧音&妹紅 「「………」」布団に寝かされて落ち着いている


ライル 「…よし これで準備できたな」


ライル 「ミレイユ 俺たちになにかあった場合、すぐ外部から治療魔法をかけてくれ」


ミレイユ 「はい わかりました」


ライル 「夢に入るメンバーはどうするか 俺と霊夢は確定として他は…」


魔理沙 「なら私も行くぜ あの化け物なら一度見てるから多少はわかるぜ」


アリス 「私も着いてっていいけど…ミレイユひとりで平気そう?」


ミレイユ 「できなくはありませんが治療中に襲撃が来た場合、対応できなくなってしまうので誰かひとりはここに残ってほしいです」


アリス 「誰が来るのよ…て言いたいけど 闇の住民がいつ来てもおかしくないわね」


アリス 「わかったわ 私が残るから三人で行ってきて」


ライル 「おう!ミレイユのこと頼むぞ」


ライル 「ミレイユもアリスのこと襲うなよ 俺たちが寝てるからって変なことしたら起きたとき怒るからな」


ミレイユ 「えー!?そんなー!!私の唯一の楽しみが…!!」

( •̥-•̥ )


アリス 「やめてね?したら四肢もぎ取るわよ」


ミレイユ 「治療できるので問題ありません!」

( ,,ÒωÓ,, )ドヤッ!


アリス 「いやそういう問題じゃないでしょ…」


霊夢 「はいはい 無駄話してないで早く行くわよ」


ライル 「わかってるよ ミレイユ頼む」


ミレイユ 「はい!ではみなさん 布団に寝てください」


魔理沙 「寝るのか?まだ早いから寝れるかな」ヨット


ミレイユ 「私が睡眠魔法をかけるので安心してください 目覚めもぱっちりなので親切設計です!」


魔理沙 「目覚めがいいのはありがたいが親切設計なのか…?」


霊夢 「いいから早く寝るわよ 物理で寝かすわよ」スッ…パサッ


魔理沙 「それは勘弁願いたいぜ」パサッ


ミレイユ 「ライルさんもだいじょうぶですね それではいきます」スゥ…


ミレイユ 「スリープシャボン」ポワンッ ライルたちの顔にピンク色の泡が出現して触れる


魔理沙 「な、なんだこれ!?これが睡眠魔ほ…」スゥ… 泡を吸い込んで眠気が襲いかかり目が閉じる


霊夢 「すー…すー…」


ライル 「すぅ…すぅ…」


魔理沙 「すー…すー…」


ミレイル 「…全員深い眠りに入りましたね これでよしっと」


ミレイユ 「やっぱり目に見える睡眠魔法の方が即効性が強いですね 直接体内型だと少し時間かかるんですよね」


アリス 「そうなの?体内に直接の方が早いと思ったけど」


ミレイユ 「脳に直接かければ早いですが負担がかかってしまうんです 強制的に眠らせてるので起きたとき目覚めが最悪なんです」


ミレイユ 「身体からなら直接ではないので負担はかなり軽減され目覚めが良くなるんですがその代わりに即効性がありません」


ミレイユ 「それに対して先程お見せしたスリープシャボンは目で見える代わりに一呼吸すれば即夢の中 負担も一切なく目覚めが最高です」


アリス 「なるほどね 直接と呼吸摂取だとそこまで違うのね 勉強になったわ」


ミレイユ 「もし覚えたいのであれば私が手取り足取り教えますのでその時は声をかけてください!」///ハァハァ!!


アリス 「…遠慮しておくわ なにされるかわからないから頼みたくないわ」


ミレイユ 「そんななにもしませんよー ただ手や足を触るだけですから!」///グヘヘ


アリス 「する気満々じゃない…てか少しは隠そうとしなさいよ」


ミレイユ 「えへへすみません ちょっと欲望が抑えきれませんでした」グシグシッ


ミレイユ 「まぁそれとは別にホントに覚えたいのであれ教えますよ 同じ魔法使い同士、仲を深めることはいいことですからね」


ミレイユ 「心配でしたらライルさんも付けて教えますので安心してください それでしたら襲われることありませんから」


アリス 「それ自分で言うの?たしかにライルが入れば心配いらないけど」


ミレイユ 「安全対策は大事ですからね 先に伝えといて損はありません」


アリス 「あなたは損すると思うけと…」


ミレイユ 「信用を失うくらいでしたら損するほうがいいです 一度手を出せば永久的に警戒されますからね」


ミレイユ 「相手が望むのであればウェルカムですが望まないのであれば少々押していきますがそれでも否定すればやめます」


アリス 「否定された時点でやめなさいよ…」


ミレイユ 「押せば受け入れてくれる可能性もあるので多少は押さないといけません!」

( ¯﹀¯ )どや


アリス 「警戒されるわよ…」


ミレイユ 「まぁそれは置いておいて」


アリス 「置くんじゃない」


ミレイユ 「ライルさんたちの様子を見ましょう いつ変化が起きてもおかしくないので常に見てないといけません」


アリス 「話し進めてる… …そんな急に変わるものなの?所詮は夢でしょ?」


ミレイユ 「夢を甘く見てはいけません 一見夢というものは無害そうに見えますが実はかなり危険なんです」


ミレイユ 「ただの夢なら問題ありませんがそれが呪いの類だった場合には話が変わります」


ミレイユ 「アリスさんは猿夢という怪異を知っていますか?」


アリス 「猿夢?たしか外の世界の乗り物に乗って順番が来たらひき肉にされる悪夢よね」


ミレイユ 「そうです 猿夢は夢の中で対象者を殺し、現実では心臓麻痺を起こして死んでいるんです」


ミレイユ 「夢で殺されただけだと甘く見ているといつの間にか死んでるので油断しない方がいいですよ 猿夢はどんな相手でも容赦なく襲いかかってきますから」


アリス 「でも夢の中で対抗すればいいだけじゃない?できないの?」


ミレイユ 「金縛り状態で動けないんです 為す術なく殺されます」


ミレイユ 「動けたとしても相手の言うことを聞くぐらいしかできません 自分の番が来たときにはもう終わりです」


アリス 「…そんなヤバいやつだったかしら?さすがに強すぎない?」


ミレイユ 「夢の支配者ですからね 狙われたらまず勝ち目ありません」


アリス 「でも情報があるってことは助かった人もいるんでしょ?」


ミレイユ 「もちろんです ライルさんもそのひとりです」


ミレイユ 「闇の住人又は闇を扱える方には影響が少なく金縛りが効かずに動けるんです 動けたことによって猿夢本体を撃退して夢から覚めました」


アリス 「闇持ちには効かない…てことは猿夢も闇の住人ってこと?闇の住人に闇魔法使うと威力が落ちるのよね」


ミレイユ 「そうですね ですが調べた限りでは闇の住人ではないことはわかっています」


ミレイユ 「闇は一切感じず 闇系の魔法や魔術と言った系統の攻撃はしてきてないので闇の住民ではないと思います」


アリス 「じゃあなんで闇を使える人達には効かないの?おかしいじゃない」


ミレイユ 「そうなんですよ おかしいことはわかっているんですがそれ以上はなにもわからないんです」


ミレイユ 「一度しか現れてないので調べるに調べられないんです 一日目で退治してしまったのでそれ以上のことは…」


アリス 「…さすがライルね すぐに退治するなんて」


ミレイユ 「ほんとですよね 本来狙われたら終わりと言われてる相手なんですがね…」


アリス 「…まぁいいわ とりあえず私は人形を神社の周りに配備しておくわ いつ敵が来てもわかるようにね」スゥ…


ミレイユ 「お願いします」













夢の中ー人里



霊夢 「…っん」スゥ…


霊夢 「…あれ なんで私、人里のど真ん中で寝て…」ムクッ


妹紅 「おっ目覚めたか?」


霊夢 「妹紅?なんであんたがここに…」


霊夢 「……そうだ 私夢の中に入ったのね ライルたちは?」


妹紅 「ライルたちも来てるのか?ここにいるのは私だけだ」


霊夢 「えっあなただけ?慧音は?」


妹紅 「慧音も見当たらないんだ たぶん別々にされたんだと思う」


妹紅 「まさかお前に会うとは思わなかったな 助けに来てくれたとみていいよな?」


霊夢 「えぇ 私とライル、魔理沙で助けに来たのよ だけどライルが別々にされたのは予想外ね」


霊夢 「私は夢のこと知らないからあの人がいれば楽だったんだけど…魔理沙たちと一緒にいるのかしら?」


妹紅 「それはわからないが夢のことなら私も体験してるからだいじょうぶだ 長い道のりになるが出口まで向かえば夢から覚める」


霊夢 「そうなの?なら問題ないわね さっさと出口探すわよ」


妹紅 「そうだな お前が一緒だと頼りになるよ 向かう道中で敵も出てくるから倒しながらいくぞ」


霊夢 「わかったわ」














夢の中ー紅魔館



魔理沙 「…んっ」スゥ…


慧音 「んっ気づいたか」


魔理沙 「…あれ、ここは?」ムクッ


慧音 「夢の中だ 夢の中でここは紅魔館…だよな?」


魔理沙 「紅魔館?…そうだな よく見覚えあるぜ」ヨット


魔理沙 「…あれ 霊夢たちは?」


慧音 「霊夢?あいつも来てるのか あいにくだかここには来てないな」


慧音 「妹紅も見当たらないからおそらく別々に飛ばされたんだろう 前回は一緒だったが今回は違うみたいだな」


魔理沙 「マジかよ…めんどうだぜ ライルも別々になったのは痛いな」


慧音 「ライルも来てるのか?また迷惑かけてしまったな お前たちが来たということは助けに来たということだな」


魔理沙 「あぁ 人里のど真ん中でお前たちが倒れて大騒ぎだったみたいだぜ 早く起きて落ち着かせねぇとな」


慧音 「そうだな とりあえずここにいてもなにも始まらない どこかに出口があるはずだから探そう」


魔理沙 「了解っと」スクッ













夢の中ー地霊殿



ライル 「…っん」スゥ…


ライル 「……ここは?」ムクッ


ライル 「……ここ、たしか地霊殿だよな なんでここに?」


ライル 「いやそれよりもみんなは?なんで誰もいない」スクッ


ライル 「…もしかしてバラけたか?夢の中でバラけるのは最悪だぞ」


ライル 「みんなを探すにしてもどこにいるかわからない 移動する度にどこに繋がるかわからないから探しようがない」


ライル 「…だが今回はミレイユが現実世界にいる あいつが外にいるなら通信が使えるはずだ」


ライル 「ミレイユ聞こえるか?聞こえてたら返事してくれ」



………


ライル 「…ミレイユ?」


………


ライル 「……マジか あいつと連絡取れないのか となるとかなりまずいな」


ライル 「みんながどこにいるのかわからないぞ 出口見つけてもみんながいないんじゃ話にならない」


ライル 「とりあえず風使って誰かいないか確かめよう 誰かいてくれたらありがたいが」ヒュゥー…


ライル 「(たしかこの建物って結構広かったよな 部屋もけっこう多いから探すの大変だな)」


ライル 「(だけど見落としたらもっと大変だ またここに来れればいいが戻って来れなかったら置いていくことになる それだけは避けないと…)」ヒュゥー…


ライル 「……っ誰かいる ここは…さとりの部屋か?」


ライル 「だけど人型じゃないな 風で感じてるだけでわかりにくいが明らかに違う」


ライル 「…とりあえず行ってみるか 敵なら倒してみんなを探せばいいだけだ」


ライル 「頼むから無事でいてくれよ」タッタッタッ…













人里ー道中



妹紅 「…静かだな 太陽が真上に上がってるからお昼ぐらい…とみていいよな?夜じゃないのにここまで静かだと不気味だ」ザッザッザッ…


霊夢 「そうね 本来この時間は賑わってるものね」ザッザッザッ…


霊夢 「夢だとわかっていても気味が悪いわ 早くここを出てみんなに会わないと」


妹紅 「そうだな だけど出口がどこにあるかわからない さっきから里の出入口に向かってるはずなんだが着く気配がない」


霊夢 「これも夢の影響かもね 永遠と戻されてるのかも」


妹紅 「なら逆に進む方がいいか?人里の真ん中まで行けばどこが繋がるかな」


霊夢 「そうね 戻ってる感じするなら進む方が…っ!」ピクッ


妹紅 「……おでましか でもどこから」



…漆黒 新月の夜


グルンっ!! 真上に上がっていた太陽が半周して月が隠れて見えない夜になる



妹紅 「おいおいいきなり夜になるのかよ なんも見えねぇじゃねぇか」ボゥッ!! 辺りに炎を作りだして明かりを灯す


霊夢 「…今、漆黒って言ったわね てことは闇の住民ね」



ご名答です さすが一度闇に落ちてるだけありますねスゥゥ…


新月 「初めまして お目にかかり光栄です博麗の巫女」暗闇の中から姿を現す


新月 「私は新月 闇の中に潜んで暮らす闇の住民です 以後お見知り置きを」


新月 「まさかあなたまで夢の中に入ってくるとは思いませんでした そこのお方と青い服を着た方だけを落としたつもりでしたが」


妹紅 「お前が私たちを夢に落とした元凶か?」


新月 「はい…と言いたいですが私はただ関与しただけなので正確には違います」


新月 「この能力を使えるのは満月だけです 前回も満月が二人を夢に落としたのですが…予想外にライルが乱入して命を盗ることに失敗しました」


新月 「今回も乱入者がいて困っています しかもライルまで来てるのでなおのこと参りましたよ」


霊夢 「ライルは魔理沙たちと一緒なのかしら?」


新月 「いいえあの方はひとりです 青い服と金髪の方は一緒ですがライルまで一緒だと無双されてしまうので別れさせました」


新月 「青い服の方の方には満月、ライルの方には半月という方に対処を任せています」


新月 「本来なら留守を任せていたのですがライルがいるなら参加せざる得ません 前回のようにまた逃げられるわけにはいかないのでね」


妹紅 「以前はお前たち出てこなかったな なぜ今回は姿を現した?」


新月 「前回はあなた方を見くびっていました 私たちが手を下さずとも出てくる敵に殺られ死んでいくと考えていました」


新月 「ですがあなた方は敵を次々倒していき、出口までたどり着か事が出来ました あなた方の実力にも驚かされましたがライルにはさらに驚かされました」


新月 「話には聞いていたのですが所詮は人間 能力が使えるだけの人間なんていくつも見てきましたから同じような方だと甘く見ていました」


新月 「ですがあの方の実力は本物 闇の住民の中で騒がれているだけのことはありました あの実力なら並の攻撃では殺ることはできません」


新月 「なので今回は姿を現したわけです 今度こそあなた方の命を頂くためにね」


霊夢 「舐められたものね あんたが姿現したところで別に変わらないでしょ」


霊夢 「さっさと出口に案内しなさい そうすれば見逃してあげるわ」


新月 「生憎ですがそれはできません もし勝てなかったとしても逃げるわけにはいきません」


新月 「逃げれば私は殺されてしまいますからね 前回失敗しているのでまた失敗すれば今度こそ私の命はありません」


霊夢 「あっそ じゃあ殺すわ」バサッ お祓い棒をどこからともなく取り出して構える


妹紅 「倒さなければ出られないなら倒すまでだ また出させてもらうぞ!」


新月 「どうぞ 勝てるものなら勝ってみてください」スゥゥ… 再び夜の闇の中に消えて姿を晦ます


霊夢 「妹紅 警戒して」


妹紅 「わかってる」



よく警戒してくださいね 生半可な警戒心では防げないのでね


今から様々な攻撃を仕掛けるので全て対処出来たらあなた方の勝ち 最後に私と手合わせする権利を与えます


それまで耐えれることを祈ります まぁ無理だと思いますがねパチンッ



スゥゥ…


ライル? 「…」ザッザッザッ… 暗闇の中から姿を現す


妹紅 「ライル?なんでここに さっき別のところに移したって…」


霊夢 「…いいえ ライルじゃないわ 偽物よ」


妹紅 「っえ」



闇ライル 「…」ボゥ… 両手から黒い炎を出して攻撃態勢に入る


妹紅 「…あぁ たしかに偽物だな あいつが黒い火を使ってくるなんてありえねぇな」


霊夢 「それ以前にライルが私たちに殺意を向けてくるわけないでしょ その時点で気づきなさい」


妹紅 「…言われてみれば」



闇ライル 「…闇 ナイト・ファイア」ボゥッ!! 黒い炎を霊夢たちに向けて放つ


妹紅 「そんなチンケな火喰らうかよ!!」ボゥッ!! 飛んでくる闇の炎に対して自分の炎をぶつける



闇の炎 「」ボゥゥッ!!!! 妹紅の炎を飲み込んで勢いを殺すことなく進んでいく


妹紅 「ーっな!?」


霊夢 「やっぱ闇相手に普通に対抗はできないわねっと!」バサッキィン!!!! 瞬時に目の前に結界を張り攻撃を防ぐ



闇ライル 「…闇 ナイト・ファイヤード」ボゥゥッ!!!! 先程よりも勢いある炎を出して放つ


妹紅 「また火か なら今度はもっと勢いある火を!!」ボゥゥッ!!!!


霊夢 「闇の攻撃相手に真っ向から挑むんじゃない!逃げるわよ!」ザッザッザッ!!…


妹紅 「はっ?ておい!ひとりで逃げるな!!」ザッザッザッ!!…



結界 「」バリバリバリバリ…バリィン!!ジュゥゥ… 結界が破壊されて闇の炎が地面を焼き尽くす


闇ライル 「…闇 レーダー・サーチャー」キィィン… 微弱な音波を出して脳内に辺りのマップを描く


闇ライル 「……見つけた 追跡開始」ザッザッザッ…













一方魔理沙たちは…



慧音 「…しかしここは広いな ずっと歩き続けているがまだ通路の先端につかないのか」タッタッタッ…


魔理沙 「紅魔館はパチュリーの魔法で広くなってるからな 先が見えても実際にはかなり距離があるんだ」タッタッタッ…


魔理沙 「だけどこれは長すぎるな 夢の中だから仕組みが違うのかわからないがまだ歩くことになると思うぜ」


慧音 「日が暮れそうなことだな 他の場所もしたいというのに」


魔理沙 「……っん?」タッタッタッ なにもない白い壁を目にして立ち止まる


慧音 「どうした?」


魔理沙 「……なんかこの壁だけ変だな 妙な感じがする」スリスリ… 壁手を壁に当てて触ってみる


慧音 「えっ…他の壁と同じに見えるが?」


魔理沙 「……ちょっと離れてろ」スチャッ 八卦炉を壁に向けて構える


慧音 「っ! わかった」タッタッタッ…


魔理沙 「…恋文 マスタースパーク!!」バシュゥゥゥゥン!!!!


壁 「」ジュゥゥ… マスパを放たれた壁が溶けていき奥から地下へと繋がる階段が現れる


慧音 「なんと!隠し階段が…」


魔理沙 「やっぱりあったぜ なんか変な感じしたからあると思ったぜ」シュゥゥ…


魔理沙 「しかもこの階段…フランの部屋に繋がる階段だ 場所は違うが見た目が一緒だ」


慧音 「フラン…レミリア・スカーレットの妹か かなり危ないと聞いたがまさかいるのか?」


魔理沙 「さぁな 夢の中だから居てもおかしくないがいるかどうかはわからない とりあえず進んでみようぜ」タッタッタッ…


慧音 「そうだな 同じ道を歩いてる感じだったから違う道に進みたいと思っていたところだ こっちに道があるなら行こう」タッタッタッ…








階段ーフランの部屋に繋がる回路



魔理沙 「…なんだこれ めちゃくちゃ壁に御札貼ってあんじゃねぇか なんか封印でもしてんのか?」タッタッタッ…


慧音 「本来はないのか?危険だから御札が貼ってあると思っていたが」タッタッタッ…


魔理沙 「危険でも御札を使うようなことはしないぜ パチュリーが魔法で封印してたから使う必要もないからな」


魔理沙 「なんで御札がこんなびっしり付けられてんだろうな 不気味すぎるぜ…」


慧音 「…何もないことを祈りたいな」


魔理沙 「まったくだ…っと 着いたぜ」タッタッタッ


慧音 「…ここがフランの部屋か あまりいい雰囲気がしないな」


魔理沙 「ここまで来るのに御札があったからよけいだよな 入るぞ」ギィィ…



部屋の中 「」ボロ… 中にはベッドやぬいぐるみやらが置いてあるが全てボロボロになっている


慧音 「…これは、また凄いことになってるな」


魔理沙 「あいつの部屋はいつものことだ 情緒不安定だからよく暴れては壊してるからな」タッタッタッ…


魔理沙 「しかしここに来たはいいがなにもないな 隠してあったぐらいだからなにかあると思ったんだが」


魔理沙 「(とくに変わった様子もないな 置物の配置もぜんぶ同じだし荒れてるのも普通…)」キョロキョロ


魔理沙 「(出口がある感じもしないしハズレか だったらなんで隠してあったんだ?ダミーにしても隠す必要はなかったはず)」


魔理沙 「(ベッドの下とかなにかあるのか?少し探索してみるか)」スゥ… ベッドの下に顔をのぞかせて確かめる



? 「はぁい ジョージ?」ニヤリ ベッドの下に謎の男が居て魔理沙と目が合う


魔理沙 「ーっな!?」バッ!! すぐさま後ろに下がり距離をとる


後書き

ライルの技(メイン技のみ)

竜巻 「相手の周りに風を回らせて竜巻を起こして攻撃する」属性 風

光剣の風 「光の剣を作って闇の住民相手に大ダメージを与える剣」属性 光

風の剣 「風で剣の形をした物 切れ味はもちろん錆びることや切れ味が悪くなることはない(相手の攻撃に耐えきれなくて折れることはある)」属性 風

風分身 「自分の姿をした自分を作り出す技 最高百人まで作れるが場所によっては数が限られる(主に風が吹かないところ)」属性 風

BAD END NIGHT(バッド エンド ナイト) 「空間を歪ませて相手の心臓に強大な衝撃を与える一撃瀕死技…だが、相手が闇の濃度が濃ければ濃いほど威力が弱まる」属性 闇


ミレイユの技(メインのみ)

ヒーリング 「人の傷や風邪を治す技…平たく言えば良くある治療魔法」属性 光

Shine high healing(シャイン ハイ ヒーリング) 「光の回復魔法 高性能で闇の傷をも癒すミレイユ限定の技」属性 光

真実 誠の光 「真実を照らす光の玉を出して、その影響範囲内に入ったもの達は本当の姿を表す」属性 光

Gran hai death night(グラン ハイ デス ナイト) 「ミレイユ唯一の最強攻撃技 自分の頭上に黒い球体を出現させその球体を相手にぶつける 当たった相手は屍と化す…が相手の闇の濃度が濃ければ濃いほど相手へのダメージが弱まり屍と化す事が出来ない時もある」属性 光&闇


ライル&ミレイユの協力技

bad・death・night(バッド・デス・ナイト) 「ライルとミレイユの協力技 ライルが空間を歪ませミレイユが闇の球体を作り出し当たった者は歪んだ空間の中で闇の球体が永遠に暴れ続け死ぬまで痛み苦しむ」属性 闇


ブレイクの技

無効 「その名の通り相手のありとあらゆる能力を無効化する事が出来る ブレイク自身が出てきた場合身体のどこに当たっても無効化する事が出来る…がライルが一部しか出さなかった場合出した部分に当たらなければ無効化する事が出来ない 範囲系能力なら自分だけ無効化出来る」属性 無

無の境地 「自分から半径五m以内の能力攻撃を無効にする 自分も無効」属性 無


キールの技(メインのみ)

徹甲弾 「相手に拳が入れば数秒後再び食らった分の威力が襲いかかる」属性 物理

三大拳 bullet&burst&徹甲弾 「拳を三回ぶつける技 自分の体力を一気に減らして威力を高める為あまり連続では出せない」属性 物理

リミッター解除 「自分の全筋肉を活性化させる技 いつもの身体能力より数倍の身体能力を発揮させることが出来るがその分体力を大幅に使う」属性 物理


ゼウルの技

不明


ナイトの技(メインのみ)

暗転 「太陽や光の入りを曲げて周囲を暗くする技 真っ暗にすることは出来ないため使い勝手が難しい」属性 闇


霊夢のオリジナル技

霊符 『魔想封印』=霊符を相手に向けて放ち札が相手のどこかに付けば相手の動きを封じることが出来る(風で剥がれたりブレイクの無効を使われたらどうしようもできない)

霊符 『呪術封印』=対象者に札が付けばその対象者は一切の能力を使うことが出来なくなる(剥がされたりすれば意味がない)

禁符殺 『木端微塵符』=霊符で相手をバラバラにする霊夢のオリジナル禁止技 弾幕ごっこには使用出来ないため活用する場面は本気で誰かを殺そうとした時だけしかないだろう


敵の技(メインのみ)

セスナ 「自分の周りに黒いオーラを出して自分の身を守る技 範囲的に防御出来るがそこまで防御力がない為 強い攻撃は受け止めることが出来ない」属性 闇

フルナイトシールド 「闇に覆われた盾を自分の目の前に出す技 防御は高いが前が見えなくなるのがデメリット」属性 闇

闇 ブラックバード 「カラスみたいな黒い鳥を作り出して突撃させて攻撃する技 攻撃力はなかなか高いが防御がないため、攻撃を食らったら消滅してしまう」属性 闇










世界三代魔法


世界最強魔法 【ワールド・ブレイカー】

【指定した対象を消滅させる禁忌魔法 対象を選ばなかった場合、全ての全生命体を消滅させる史上最悪な魔法 しかも自身は消滅せず一年間の苦痛を味わうだけで済む(身動きなど一切できないため死ぬ可能性は高い)】
【使用者 ナイト・ディスト】


世界次最強魔法 【魔法の剣のストラグル】

【自分を消滅する対価を払う代わりにひとつの惑星を木っ端微塵に爆発させる事ができる悪魔的な禁忌魔法】
【使用者 ミレイユ・ブリリアント】



世界三次最強魔法 【光と闇のエトランゼ】

【光と闇をも反転させることが出来る最強魔法 使用者と対象者は必ずこの世から消滅し、魂も消滅してしまう悪魔のような魔法】
【使用者 ミレイユ・ディスト(本名 ミレイユ・ブリリアント)】