あかり「ゆるくなく、百合でもないゆるゆり」
今日はあかりの中学デビューの日!
あかりの家にて。あかり、京子、結衣がいる。
京子「あー遅刻だ」
結衣「遅刻だな」
あかり「今日から中学生だって忘れてた!すぐ着替えるから待ってて!」
京子(ちょっとあかりの家の中探検するか)
京子(おっ、あかりのパンツが干してある)
京子(いやでも、いくら友達とはいえ、下着を眺め回すのは良くないよな)
京子(通り過ぎよう)
結衣「あ、あかりのお姉さんの部屋だ」
京子「ちょっと覗いてみよう」
結衣「おいこら」
京子、扉を開く。
京子「普通の部屋だな~」
京子「ま、びっくりするようなものなんてあるわけないか。」
*
放課後にて。旧茶道部室。あかり、京子、結衣がいる。
結衣「あかりごらく部入部おめでとう!」
あかり「ありがとぉ。ところで、ごらく部って何する部活なの?」
京子「主にミラクるんの同人誌を描いてるよ。こないだはアニメの自主制作なんてのもやったなあ」
あかり「意外と真面目に活動してるんだね。ごらく部っていうから、ただゴロゴロする部活なのかと思った」
京子「はは、なんだそれ」
結衣「ちなみにここの旧茶道部室もちゃんと学校に申請して許可を受けて借りているよ」
京子「私達が不法占拠とかするわけないじゃないか」
結衣「あははは」
あかり「あははは」
ちなつ「すいません!」
その時、ちなつが入室してくる
ちなつ「茶道部に入部希望です!」
結衣「おっ、ミラクるんにそっくりだな。」
京子「本当だ」
あかり「吉川さん・・・だっけ?茶道部は今では廃部になって、ここはごらく部になってるんだよぉ」
ちなつ「そうでしたか、失礼しました帰ります」
ちなつ退室
京子「じゃあ、新メンバーを加えたごらく部3人で早速真面目に活動するか」
綾乃「歳納京子ーーー!」
綾乃と千歳が入室してくる
綾乃「あなたってば何なの!?」
綾乃「いつもテストで私をさしおいて学年一位を取って!!!」
京子「まあ毎日勉強してるからな」
綾乃「次のテストで勝負よ!」
京子「その勝負受けた!」
綾乃「私達、良きライバル関係ね」
京子「ああ、まったくだ」
千歳「鼻がムズムズしたような気がしたが、そんなことはなかった」
綾乃と千歳、退室
千歳「あんなこと言って良かったん?ホンマは歳納さんのこと好きなのに」
綾乃「好き?女の子同士よ私と歳納京子は。あ、友達としてってこと?勿論好きよ。歳納京子って良い人よね」
*
その頃、生徒会室にて。櫻子と向日葵、松本、西垣がいる
向日葵「杉浦先輩がいない間にプリントの整理を終えて先輩方を驚かせましょう」
櫻子「次期生徒副会長の櫻子様が働いてやろう」
向日葵「なんですって!?次期生徒副会長は私よ!櫻子に務まるわけがありませんわ!」
櫻子「なんだとおっぱいのくせに!」
数十分後
向日葵「やっと終わりましたわ」
櫻子「やった~」
櫻子の足元に障害物があったが、櫻子はつまずかずにちゃんとそれをよけた
向日葵「櫻子、さっきは色々言いましたけど、私櫻子のこと友達だと思っていますわ」
櫻子「ありがとう。私の方からも、ただの友達としてよろしく。」
西垣「おい松本。先週お前に渡された壊れた置時計、普通に直しといたぞ」
向日葵「爆発とかしないでしょうね、爆発漫画みたいに」
西垣「そんなことしたら一発でクビだよ。むしろ爆発漫画って何だよ」
松本「ありがとうございます」
櫻子「あれ、会長って物静かな方かと思いましたけど意外とハキハキ喋るんですね」
松本「生徒会長がボソボソ喋っててどうするのよ。送辞の時とか、私の言ってることをみんなが聞き取れなかったら困るでしょう」
向日葵「そりゃそうですわね」
*
京子「今日はコムケの日だ!」
千歳「私と綾乃ちゃんも手伝うでー」
綾乃「歳納京子からはちゃんと3日前くらいにお誘いの電話を貰ったわ」
結衣「そりゃいくら友達でも、今日突然東京行こうとか言うのは非常識過ぎるだろ」
京子「あかり置いてきたけど良かったかな~」
あかり「みんなの不在中にクラスメイトの吉川ちなつに唇を奪われるかも知れないと思ったのは杞憂だった」
*
ある日、旧茶道部室にて。あかり、京子、結衣がいる。
京子「きゅぴーん☆」
結衣「・・・は?」
京子「おい、発言しないとどんどん存在感がなくなっていってしまうぞアッカリーン」
あかり「あかり存在感が薄いなんて思ったことないけど・・・。」
京子「結衣もあんまりちなちゅとイチャイチャすんなよ。ちなつちゃんは私のものなんだから」
結衣「ええ?してないよ」
京子「今日からここを不法占拠だぁ!」
京子「ゆるくるミラクルくるりんぱ!」
あかり「なんか今日の京子ちゃんおかしいよぉ」
結衣「もしかして・・・あっ、たんこぶ出来てる!」
京子「いやー、階段から落ちちゃってさ~。でもなんともなってないから大丈夫」
綾乃「こんなの本当のあなたじゃないわ!(突然登場)」
結衣「そんなの嫌だ・・・元のお前に戻ってくれ!」
あかり「とはいっても、友達の頭を殴るのは良くないよねぇ」
結衣「まあ、一日経ったら治るだろ、帰ろう」
綾乃「帰りましょう」
とりあえず終
おそらく、この世界ではなもり先生の自画像は普通の人間
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