あかり「あかり生徒会長選に出るよぉ」
キャラ崩壊しません
あかり当選のため、歳納京子がとった3つの作戦とは!
旧茶道部室。あかり、京子、結衣、ちなつがいる。
結衣「あかり・・・本気なのか?」
あかり「うん!」
京子「まあいいんじゃないかー。本人が出たいって言ってるんだし。それに民主主義なら選挙が誰でも出られるものでなくちゃね」
結衣「分かったようなこと言うな」
ちなつ「向日葵ちゃんや櫻子ちゃんと戦うんだぁ、頑張ってねあかりちゃん」
あかり「もうちなつちゃん!人の話ちゃんと聞いてよぉ。あかり生徒会長選に出るんだよ?副会長選じゃないよぉ」
結衣「え、えぇ?てことは、戦うのは、まさか、あの、す・・・。」
京子「杉浦綾乃・・・?」
翌日、京子のクラスにて
綾乃「歳納京子ーーー!生徒会の代替わりの季節ね!私への信任投票、勿論あなたは信任してくれるわよね?」
京子「あっ、綾乃!それが・・・。」
結衣「信任投票には・・・ならないと思うな」
綾乃「え?誰か立候補するの?」
京子「うちの部の・・・あかりが・・・そう言って・・・ま、ギャグかもしれないけどね!あははは・・・。」
告示 選挙期日10月○○日
生徒会長選立候補者(届出順)
・杉浦綾乃
・赤座あかり
京子「・・・って、やっぱり立候補したんだ・・・。」
あかり「頑張るよぉ。とりあえず、明日から朝校門のところで演説しようかなぁ」
京子「じゃあ、その時ごらく部のみんなで旗とか持って応援するのはどうかい?」
ちなつ「いいですねえ」
結衣「じゃあ明日始業時刻一時間前に校門前で集合な」
翌朝、校門前。あかり、結衣、ちなつがいる。
結衣「言い出しっぺの京子が寝坊とは・・・。」
あかり「それじゃあ演説始めるね。あかり昨日の夜文言考えてきたんだあ」
ちなつ「おっ、楽しみ~」
あかり「演説はっじまっるよ~!まず自己紹介しなくちゃぁ。わたくし、ゆるゆり主役の赤座あかりです!赤座あかり、またはあかり、またはアッカリーンと書いて投票してください!」
結衣(こっ、これは、予想はしていたが・・・。)
あかり「好きな食べ物はポテトチップス・うすしお味で・・・。」
結衣(これは、駄目かもしれない・・・。)
あかり「好きな人は、ごらく部のみんなとお姉ちゃん!」
結衣「あの、あかり?」
あかり「なぁに?」
結衣「えーっと、自己紹介はその辺にしといて、選挙公約とかを言ったらどうかなあ」
あかり「あっ、そうだね!あかりの公約は、みんなを笑顔にすることです!」
結衣「あの、あかりちゃん・・・。選挙公約っていうのは、もっと具体的な・・・あっ、例えば、給食にラムレーズンハーゲンダッツを出すとか、ミラクるん同人誌活動を学校の公的なものにして収益を上げるとか・・・。」
ちなつ「ゆ、結衣先輩・・・!段々発想が京子先輩みたいになってませんか?」
結衣「えっ」
あかり「ふぅん・・・。あっ、こっちを指差して笑ってくれてる人がいる!わぁい、ありがとー」
結衣(私が・・・京子に・・・。)
あかり「百合は無いけど、元気いっぱいの女の子です!」
結衣(毒されて・・・。)
♪チャイムの音
結衣「あっ、もう予鈴が!あかり、そろそろ教室行こう」
一方、二年生の教室にて
綾乃「あかりちゃんのところは盛況ね。私達も何かする?千歳?」
千歳「ちょっと待ってなー。今うち、綾あかという新たな可能性を模索中でブフォオッ」
綾乃「今私はキレても許されるに十分値する立場にある」
*
廊下にて、あかりが歩いていると
京子「おーい、アッカリーン」
あかり「あっ京子ちゃん!寝坊するなんて酷いよぉ」
京子「ごめんごめん、その代わり昨日夜遅くまでこれ書いてたんだ」
京子が取り出したのは、一冊の漫画本だった
あかり「これは?」
京子「あかりのPR漫画だよ!これを頒布すれば、あかりの人気上昇間違いなし!」
あかり「わぁい。ちょっと読んでみるねー」
↓
(あかりはとってもいい子。彼女以上に生徒会長にふさわしい人間などいるのだろうか!私達のヒーロー・赤座あかりはその自己犠牲の精神で今日も学校のみんなを救っている!
京子『うわああ、ごみ捨て当番なんだけど、ごみ捨てなんかしてたらミラクるん同人漫画の入稿に間に合わないよ~』
あかり『あかりが代わりにごみ捨て行ってあげるねえ』
こうして京子はミラクるん同人漫画を間に合わせることが出来た。
ちなつ『結衣先輩になかなか告白出来ない、どうしよう・・・。』
あかり『あかりが代わりに告白してあげるねえ。結衣ちゃん大好きっ!』
結衣『あかり、ありがとう!私もあかりのこと大好きだよ!付き合おう!』
こうしてあかりと結衣はラブラブになった。
向日葵『櫻子に嫌いって言われましたわ・・・。もうこの屋上から飛び降りて死のう。』
あかり『あかりが代わりに飛び降りてあげるねえ』
こうしてあかりは屋上から飛.....)
あかり「あかりこんなことしないよぉ!」プンプン
京子「いやあすまんすまん、描いてるうちに深夜テンションになってしまってな」
*
昼休み。京子と結衣が廊下で待ち伏せしている
京子「ほ、ホントにやるのか?」
結衣「あかりの演説は絶望的だ。となれば、相手陣営の妨害しか道は無い!」
京子「気乗りしないなー・・・。」
結衣「あっ、来た!綾乃達だ!」
綾乃と千歳が歩いてくる。千歳の手には綾乃の選挙ポスターが
京子「やっほー綾乃!ちゅっちゅさせてー!(本当にこんなんでいいのか?結衣)」
千歳「ブフォオッやっぱ綾京が最強やブハワハッ」
綾乃「あーっ私の選挙ポスターが血塗れに!」
京子「ごっ、ごめん」
綾乃「いや、勝手に鼻血出した千歳が悪いのよ。さ、新しいのを刷りに行きましょ」
綾乃と千歳、去っていく
結衣「よし、これであいつらは遅れをとった筈だ」
京子「結衣ー、段々発想がちなつちゃんみたいになってないか?」
結衣「えっ」
*
そして三日後の朝、あかりの教室にて
あかり(明日がついに投票日!さっき最後の朝立ちを済ませてきたよぉ。一体みんながどっちを選んでくれるのか、今からドキドキだよぉ)
櫻子「」スタスタ
あかり(あれ、櫻子ちゃんがカレンダーを破ろうとしている・・・。)
あかり(何か嫌な予感が・・・。これってデジャヴュ?)
あかり(いや、デジャヴュじゃない!確かに前もこんなことがあった。ま、まさかー!!!)
『10月』
櫻子「」ベリッ
『1月』
終
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