穂乃果「ミューズの健康診断!」
ちょっぴり破天荒な性格の穂乃果ちゃんが大活躍するSS第10話です!
(部室)
穂乃果「なに、健康診断?」
ことり「私たちミューズが、真姫ちゃんの病院で?」
真姫「そうよ、次の野外ライブは時間も長いし、暑い中やるからなかなかハードよ?それに向けてしっかりとした健康管理をしなくちゃいけないからね」
海未「なるほど、自分の身体の事を知るには丁度いい機会かもしれませんね」
絵里「そうね、受けさせてもらおうかしら」
真姫「決まりね!じゃあ明日の朝、私の病院に集合ってことで…」
穂乃果「えぇ〜⁉︎面倒だなぁ、そんなの受けなくたってこの万年健康優良児の穂乃果に異常なんかあるワケないじゃん♪」フフン
ことり「確かに穂乃果ちゃん、今まで1度も風邪とかひいたこと無いけど…」
海未「私は貴方が健康体だとはとても思えないのですが…」
穂乃果「はぁ、何で?」
海未「お昼は決まってジュースとパンばかり、そのうえ少しでも機嫌が悪いとすぐ暴飲暴食に走るでしょう⁉︎」
穂乃果「うっ…」
ことり「お小遣いが無いときは道端の雑草とかコケとか食べてたよね…」
凛「この前草むらでバッタ食べてるのを見かけたときは正直引いたにゃー」
穂乃果「ぐぬぬ…」
絵里「酷すぎるわ…」
にこ「とても栄養バランスを考えた食生活とは思えないわね」
穂乃果「フ、フン!何とでも言いなよ、現にこうして私はピンピンしてるじゃん!それが健康であることの何よりの証明だよ!」シャキーン
花陽「でも自覚症状が無いだけで身体の中は既に毒されてる場合だってあると思うな…」
穂乃果「えっ」
真姫「そうよ穂乃果、特に菌やウイルスから発症する病気には潜伏期間があるの」
真姫「今元気だからって何も対策をしないでおくと、ある時突然症状が出てきて気づいた頃にはもう手遅れ、ってパターンもあるんだから」
凛「さすがお医者さんの娘…説得力があるにゃー」
穂乃果「ああもう分かったよ!受けりゃいいんでしょ受けりゃ‼︎」
海未「全く…最初から素直にそうして下さい」
穂乃果「まあ、そうは言ってもどのみち私が不健康なワケないんだけどね!」
海未「へぇ〜そうですか、じゃあ明日の健康診断でもし少しでも異常が見つかったら、ライブの日まで私による厳しい健康管理を受けてもらいましょう」
穂乃果「はぁ⁉︎何だよソレ‼︎」
海未「具体的には食事制限や積極的な運動をしてもらうということです、いいですか穂乃果、体調の優れない状態でライブに出ることは許しませんからね!」
穂乃果「何で穂乃果だけ⁉︎そんなの不公平だろ、体調が悪かったら健康管理しなきゃならないのは海未ちゃんも同じじゃん!」ガタッ
海未「むっ…そう来ましたか」
穂乃果「そうだ、こうしよう!明日もし少しでも異常が見つかったヤツは海未ちゃんによる地獄の健康管理を受けなくてはならない‼︎それでイイな⁉︎」ビシッ
海未「…分かりました、それでいいでしょう」
みんな「ええ〜〜〜〜〜〜〜っ⁉︎」
真姫「う、海未の健康管理なんてイヤよ!」
凛「キツすぎて想像しただけで吐き気がするにゃ…」オェェ
希「バイオレンスやね…」
穂乃果「あっれ〜?みんな自信無いのかなぁ〜?そうやって不安になるのは普段健康に気を使ってない証拠だよ〜?」ニヤニヤ
にこ「ち、調子に乗っちゃって…」イライラ
花陽「うう…何か怖くなってきたよぉ」オロオロ
穂乃果「さーて明日が楽しみだ!いったい何人が地獄を味わうことになるのかな〜」アハハハハ
(翌日 西木野総合病院)
真姫「いらっしゃいみんな、この人が私のパパよ」
真姫の父「今日はよく来たね」
海未「初めまして、真姫さんにはいつもお世話になっております」
絵里「すみません、病院休みなのにわざわざ健康診断なんてさせて頂いて…」
真姫の父「全く構わないよ!真姫の大切なお友達の為だからね」
真姫の父「じゃあそこのイスに座って待っていてくれ、準備が出来たら呼ぶから」
凛「はーい!」
花陽「なんとしても無事に乗り切らないと…」
ことり「海未ちゃんの地獄の健康管理が待ってるもんね…」
にこ「はあ…大丈夫かしら私、もし何か異常があったら情けないわ」ドヨーン
穂乃果「そうだよねぇ〜宇宙一のスーパーアイドルにこにーともあろうお方が体調管理すら出来ないなんて、妹さん達が知ったらどう思うかなぁ〜?」ニヤニヤ
にこ「う、うるさいわよアンタ‼︎」
穂乃果「ほらそうやって怒ると血圧上がっちゃうよ?血圧の検査で引っかかるかもしれないよ」クスクス
にこ「ぐぎぎぎぎ…」ギリギリ
穂乃果「あ、そういやことりちゃんってメイド喫茶でアルバイトしてたよね?理事長に内緒で」
ことり「‼︎」ビクッ
ことり「そ…それがどうかしたの?」
穂乃果「………もしバレちゃったらどうなるんだろうねぇ…」チラッ
ことり「ぴぃぃぃぃぃぃぃっ‼︎お願い穂乃果ちゃん!お母さんには言わないでええええええ‼︎」ガタッ
穂乃果「ははは、冗談冗談!黙っといてあげるって」ゲラゲラ
ことり「やめてよ穂乃果ちゃん!今ので心拍数がだいぶ上がっちゃったよ……」バクバク
穂乃果「海未ちゃんも!もし検査で引っかかったら自分で厳しい健康管理をしてもらうよ?手抜きはナシだからね‼︎」
海未「分かっています、そうでなければ貴方にお説教する身として示しがつきませんから」フン
穂乃果「ねえねえ海未ちゃん」
海未「何ですか…」
穂乃果「ラブアローシュート☆」ボソッ
海未「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼︎」ジタバタ
希「海未ちゃん⁉︎」
凛「自分の黒歴史を思い出して激しく動揺してるにゃ‼︎」
海未「忘れて下さい!忘れて下さいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」ジタバタ
穂乃果「wwwwwww」
絵里「穂乃果!他人を動揺させて検査結果に影響を出させようとするのは辞めなさい‼︎」
花陽「海未ちゃん落ち着いた?」
海未「き、急に胃が痛くなってきました…おのれ穂乃果め……」キリキリ
真姫の父「みんな、準備が整ったから入ってくれ!健康診断を始めよう」
9人「はーい」
穂乃果(さーて!パパッと終わらせてどこか遊びに行きますか!)
(採血)
ナース「じゃあ注射しますね〜」チャキッ
絵里(怖いチカ怖いチカ怖いチカ…)ガクブル
ナース「……絢瀬さん、もっと力抜いて楽にお願いします」
絵里「ひ、ひゃいっ‼︎」ワナワナ
希「絵里ちって実は注射苦手なんよ」
真姫「またひとつ絵里のポンコツな一面を見てしまったわね…」
ナース「はい次のかた〜」
絵里「い、痛かったチカ…」グスン
希「よしよし、よく我慢したなぁ」ナデナデ
穂乃果「次は私だね!一発サクッと頼むよ」スッ
ナース「では失礼して…」チクッ
バキッ‼︎←注射針の折れる音
穂乃果「あら?」
ことり「ええっ⁉︎」
海未「穂乃果の肌に突き立てた途端に針が折れましたよ‼︎」
ナース「ひ…皮膚が頑丈すぎて注射針が刺さりません‼︎」
穂乃果以外「えええ〜〜〜っ⁉︎」
にこ「象かアンタは!なんでそんな事になるのよ!」
穂乃果「私に訊かれても…あ、もしかして最近お小遣い無くてオヤツの代わりに大量に輪ゴム食べてたのが原因かも」
花陽「輪ゴムぅ⁉︎」
凛「それで肌に弾力が出て注射針を跳ね返しちゃったとでも言うの⁉︎」
真姫「イミワカンナイ‼︎」
ナース「とっ、とにかくもっと太い針を用意します‼︎しばらくお待ち下さい!」
にこ「相変わらず無茶苦茶なヤツね…」
希「スピリチュアルにも程があるやろ…」
(血圧測定)
ナース「では測りますね〜」
にこ(落ち着け…落ち着くのよにこにー!リラックスして、なるべく血圧を上げないように…)
穂乃果「そういやにこちゃん、この前部室にあった私物のポスターが誰かに落書きされた事件あったよね?」
穂乃果「あれ、犯人私だよ♪」ニッコリ
にこ「あれお前だったんかほのカスゴルァァァァァァァァ‼︎」ガタガタァッ‼︎
穂乃果「にこちゃん、怒って血圧めっちゃ上がってるよ?」ニヤニヤ
にこ「ぐぎぃぃぃぃ……‼︎」涙目
絵里(にこ、耐えるのよ…)
花陽(なんたる苦行…)
その頃、裏では大変なことが起こっていた…
真姫の父「おいおい嘘だろ…?こんな事がありえるのか⁉︎」
真姫の母「どうしたの、アナタ」
真姫の父「さっきミューズの皆から採った血液で抗体のチェックをしていたんだが…」
真姫の父「穂乃果ちゃんの血液が大変なんだ!ちょっとこれを見てくれ」顕微鏡
真姫の母「どれどれ……ってまあ!何この奇妙な形の抗体は⁉︎こんなの今までの人生で初めて見るわよ⁉︎」
真姫の父「そうなんだ…こんな抗体、どのデータにも載っていない!そこで気になってこの血液に色々な菌やウイルスを与えてみたんだが…」
真姫の父「その結果がこの画像だよ…心して見てくれ」パソコン
真姫の母「うそ…インフルエンザウイルスもペスト菌も麻疹風疹も、この抗体に触れた途端に一瞬で死滅している⁉︎」
真姫の父「そう、そして極めつけがコレだ!」
真姫の母「せ、赤痢菌を死滅させたですって⁉︎」ガタッ
真姫の母「そ、そんなのって……!赤痢は免疫が出来ない病気として有名よ⁉︎」
真姫の父「ああ本来ならそのハズだ…しかし穂乃果ちゃんが持つこの抗体は明らかに赤痢菌まで死滅させている……」
真姫の母「じゃあこれは……まさか幻といわれた万能抗体⁉︎」
真姫の父「その可能性は高い!あらゆる菌、ウイルスに対してマルチな効果を発揮できる抗体なんて…世紀の大発見だぞ‼︎」
真姫の母「この抗体をもっと研究して学会に発表すれば…」
真姫の父「ああ!医学の大幅な発展に繋がる、間違いなくノーベル賞ものだぞ‼︎」
真姫の母「どどどどうしましょう‼︎ノーベル賞、ノーベル賞よアナタ‼︎」アタフタ
真姫の父「お、落ち着け!とりあえず穂乃果ちゃんをここに連れてくるんだ‼︎事情を話して我々の研究に協力してもらおう‼︎」アタフタ
真姫の母「は、はいっ!今すぐ連れて来まあああすっ‼︎」ダッ
花陽「はぁ、はぁ…やっと全ての検査が終わりました」フラフラ
凛「穂乃果ちゃんが要らないプレッシャーをかけてくるおかげで疲れたにゃあ…」グデーン
真姫「診断結果は来週出るから、私が教えてあげるわね」
絵里「心配だわ…大丈夫かしら」オドオド
穂乃果「私はバッチリだね!結果なんて聞くまでもないよ」フン
希「じゃ、最後に真姫ちゃんのご両親に挨拶してから帰ろっか!」
ドタドタドタ…
真姫の母「高坂さあああああああああああああああああん‼︎」
穂乃果「んっ?」
真姫「ちょっとママどうしたのよ、そんなに慌てて」
真姫の母「こ、高坂さん………まだ……検査は……終わっていません………院長の所まで……来てください………」ゼエゼエ
穂乃果「ええっ何で私だけ⁉︎皆と全く同じ検査受けてたハズなんですけど…」
真姫の母「いいから早く来てくださいっ‼︎」グイッ
穂乃果「ちょ、何なんすかいきなり!引っ張らないで下さいよおおおお‼︎」ズザザザザザ……
ことり「行っちゃった…」
海未「…どうします?」
真姫「とりあえず…今日はもう皆帰っていいわ、パパとママには私から挨拶しておくから」
絵里「そうね、よく分からないけど穂乃果の検査でお二人とも忙しそうだし」
凛「じゃ、またね真姫ちゃん!」
花陽「バイバーイ!」
真姫「ええ、また明日」ガチャン
真姫「穂乃果に何かあったのかしら…」
真姫の父「……という訳で穂乃果ちゃん、君にはしばらくこの病院に泊まり込みで我々の研究に協力して貰いたいんだよ」
穂乃果「はぁ⁉︎何で私がアナタのノーベル賞の為にそんな面倒な事しなきゃならないんですか!」
真姫の父「頼むよ穂乃果ちゃん、これは医療の発展にも大いに役立つ研究なんだ!」
穂乃果「オコトワリシマス!」
真姫の父「私の娘みたいなこと言わないでくれ……そうだ!ノーベル賞を取れたら賞金の半分以上を君にあげよう!」
穂乃果「ええっ⁉︎それって相当な大金なんじゃ…」ピクッ
真姫の父「ああ、それで手を打って貰えるかな?」
穂乃果「分かりました院長!喜んで協力させて頂きまーす‼︎」ウハウハ
こうして西木野総合病院では穂乃果の体内に住む万能抗体、通称HNXについての研究が始められた。
研究チームの手際の良さと穂乃果の積極的な協力もあってか、研究は順調に進んで行った…。
その一方…
(3日後 部室)
にこ「ああもうイライラする!次のライブも近いってのに穂乃果はまだ部活に顔出せないの⁉︎」
ことり「ずっと真姫ちゃんの病院で研究に協力してるんだよね…」
花陽「ていうか、何の研究なの?」
真姫「パパに訊いても教えてくれないのよ、外部には漏らせないって…」
にこ「そんなのライブ終わってからでも出来る事じゃない‼︎」
真姫「私も部活に来るよう説得してるんだけど聞く耳持たないのよ…ライブより医学の発展のほうが大事だーなんて言って」
海未「何が医学の発展ですか!穂乃果の事です、絶対何か企んでるに決まってます‼︎」
希「せっかく健康診断も全員異常無しで済んだのに…前途多難やね」
そんなミューズの不満など知る由もなく病院ではさらに研究が進み、いよいよHNXは学会で正式に発表されることとなった。
そして世界中の学者達がHNXの更なる研究を重ねた結果、ほぼ間違いなくこの世に存在する全ての菌、ウイルスに対して万能な抗体であることが確定した。
もはや真姫父のノーベル賞は目前‼︎………と思われたのだが……。
真姫の父「すまない穂乃果ちゃん…どうやらノーベル賞は無理そうだ」ズーン
穂乃果「ええええ⁉︎何でですか!あんなに頑張ってきたのに‼︎」
真姫の父「研究の結果分かったのだが、どうやらこのHNXは君の体内でしか免疫力を発揮できないようなんだ…」
穂乃果「な、何ィ⁉︎」
真姫の父「世界中のあらゆる人種にHNXワクチンを投与したんだが、血液に触れた途端に抗体のほうが消滅してしまうんだよ」
真姫の父「おそらくHNXは、君のように道端の雑草を食べたり輪ゴムを食べたり生ゴミを食べたり……そういう汚れに汚れた食生活を続けた結果生まれた奇跡の抗体なんだよ」
真姫の父「あとは、君が生まれつき持っていた人並外れた免疫力も影響しているようだね…普通の人間が君と同じ食生活を続けてもこんな抗体は出来ないだろう」
穂乃果「じゃあつまり、HNXは私以外の人間の病気を治すには全く使えないってコト……」
真姫の父「ああ、残念ながら……ノーベル賞はお預け、賞金も勿論なしだ」
穂乃果「そ、そんなぁ〜‼︎私の輝かしい成金生活がぁぁぁあ〜〜〜‼︎」ヘナヘナ
ガラッ
男「失礼します」
真姫の父「おっ?」
男「高坂穂乃果さんはいらっしゃいますか?」
穂乃果「誰だよ急に…私は傷心してるんだ、ほっといてくれ!」グスン
男「私は国の者です、高坂穂乃果さん、貴方を保護しに来ました」
穂乃果「保護?何の話だよ!」
男「貴方は国で特別天然記念物に指定されたのです!万能抗体HNXを持つ世界でただ一人の人間…特別扱いを受けるのは当たり前です‼︎」
穂乃果「て、天然記念物ぅ⁉︎」
男「貴方をこれから北海道に新しくできた保護区にお連れします、ついて来て下さい」
穂乃果「保護区だって⁉︎ふざけるな!私は行かないぞそんなトコ‼︎」
男「そんなワケにはいきません!お前たち、彼女を連れて行きなさい」
屈強な男達「はい‼︎」ゾロゾロ
ガシッ‼︎
穂乃果「離せええええ‼︎私をどうするつもりだああああぁぁぁ………」ズルズル
その頃 、部室では…
凛「結局穂乃果ちゃんが部活に来なかったおかげで、野外ライブは中止になっちゃったにゃ…」ションボリ
海未「あの馬鹿……絶対許しません‼︎」ダンッ!
真姫「これがファンのイメージダウンに繋がらないといいのだけど…」
にこ「花陽!今すぐラブライブのサイトを確認しなさい‼︎もしミューズのランクが下がってたら容赦しないわよ」
花陽「は、はい……」カタカタ
花陽「ぴゃああっ‼︎」ガタッ
海未「ど、どうしました花陽!」
にこ「やっぱり順位下がってたの⁉︎」
花陽「そうじゃなくて……今日のyahooニュースに穂乃果ちゃんが‼︎」
みんな「ええっ⁉︎」
「人類初の特別天然記念物 誕生!」
万能抗体HNXを産みだした人間として以前から知られていた高坂穂乃果さん(16)が、人類初の特別天然記念物に指定されることとなった。
彼女は現在、既に北海道札幌市に新しく作られた保護区に送られており………
[保護区]
穂乃果『こらぁ‼︎私を珍しい動物みたいに扱うんじゃない、さっさと音乃木に帰らせろぉぉぉぉぉぉぉ‼︎』ジタバタ
男『暴れないで下さい!特別天然記念物がケガでもしたらどうするんですか‼︎』
穂乃果『うがああああああああああああああああああ‼︎」ジタバタ
花陽「天然記念物の特例として、世界中から注目を集めていると書かれてます……」
絵里「こりゃあ簡単には戻ってこれそうにないわね…」
海未「ほっときましょう‼︎そこにいれば一生遊んで暮らせるようなモノです、本人もさぞかし満足でしょうよ」フン
END
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