誰が居た?
友達から聞いたホラー話を書いてみようと思います
自分でもびっくりする位の短編です。
くっそ短いですよ
カチッ......カチッ......
提督「電、もう寝なさい。夜も遅いよ」
電「はーい......あのぉ...司令官さん...あそこのクローゼットを見て欲しいのです...オバケが出そうで怖いのです......」
提督「(電もまだまだお子様だな。私がちゃんと見てやらなければ...)」
提督「ああ、分かった。見てきたらもう寝るんだよ?」
電「はーい♪」
提督はクローゼットに手をかけ、クローゼットを開ける。
提督「ほら、何も居ないじゃない......」
そのまま視線を落とすと、
電「うぅ...司令官さぁん......」グスッ
ベッドに居たはずの電が、三角座りをしてクローゼットの中に居た。
提督「電!?おまえ、ベッドに居たんじゃ!?」
電「司令官さぁん...!怖いのです...!ベッドに誰かが居るのです...!!」
提督「えっ......」
体に悪寒が走る。顔は冷や汗でまみれ、体は硬直してまともに動かない。
「司令官さぁん...クローゼットに...」
た゛れ゛か゛い゛た゛ぁ゛ぁ゛?
提督「!?」クルッ
その声が聞こえてきた方向を振り向くが、誰も居ない。そして、居たはずの電も居なくなっていた。
提督「はぁ......!はぁ......!」
電「司令官さん......」
提督「電...安心していい...ベッドには誰にも...」
へ゛ッ゛ト゛に゛た゛れ゛か゛い゛た゛ぁ゛?
提督「」
視界が突然真っ黒になる。そして、電でも誰でもない声が聞こえてきた。
つ゛か゛ま゛え゛た゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛
~~END~~
怖スギィ!