2015-11-20 07:29:07 更新

概要

東方私立幻想学園高等学校の続編です

※色々とカオスな事になります(キャラ崩壊注意)

※オリジナル主人公、キャラが登場します

※ははははは!笑えよ!評価減ったねって笑えよこの野郎!!

※水奈月セイヤのイメージイラストを投稿しました

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前書き

気にしてませんよ?全然気にしてませんともえぇ………気にして無いからね?勘違いしちゃ駄目なんだからね?




[幻想学園高等学校のキャラクター紹介、並びに観ている人達に一言



蓬莱山輝夜(幻想学園高等学校2年生)


帰宅部。帰宅部だが実際にはサバゲー倶楽部に所属しているも同然な程入り浸っている。休日は基本家から出ず家事もしないでゴロゴロしている半NEET☆状態。和風美人で誰もが知っている童話、かぐや姫の子孫……らしい。八意永琳、鈴仙・優曇華院・イナバ、因幡てゐ、藤原妹紅とは小さい頃からの知り合いで幼馴染で親友。妹紅とは喧嘩をすると止まらず周りに甚大な被害を齎す事もしばしば…だが喧嘩をする事は珍しく、大抵は意見の食い違いによる喧嘩が殆どである。1度八意永琳に惚れ薬を作って貰ったのだが、大失敗and大被害によりその後は行動を自重する様になった。※霊夢と同じで和菓子とお茶が大好きです。お茶菓子を持ってお邪魔しましょう。


〜観てくれている人達に一言〜


【はぁ…将来働きたくないわね〜…皆もそう思うでしょう?】



藤原妹紅(幻想学園高等学校2年生)


柔道部所属。紅美鈴同様格闘術を嗜んでいるが全て我流で、紅美鈴曰く格闘術に関しては天才的で、抜群の感性と技術を有していると言われる程の実力者。何方かと言うと短気な方で、悪口を言われると口より先に手が出るタイプ。偶に気持ちが高ぶると性格が変わり、荒々しい性格へと変貌する事があるが詳細は不明である。幻想学園の女子生徒からはかなり慕われていて、ファン倶楽部が存在する程の人気ぶり、反対に男子からは若干怖がられているご様子。※大絶賛対戦相手募集中!腕に覚えのある者だけ挑戦して下さい


〜観てくれている人達に一言〜


【さぁさぁ!私に勝てるって言う奴は掛かって来な!】



チルノ(幻想学園高等学校1年生)


麻雀部所属。自分を天才だと信じて疑わない残念基⑨系美少女。麻雀部の校内ランキングは部内最下位で、水奈月セイヤに麻雀修行をお願いしようかと考えている。偶に難しい言葉を言ったり大人な対応をしたりと周囲を驚かす様な言動をする事があるが、本人は自覚していないらしくよくルーミアにツッコミをされる場合が多い。水奈月セイヤを優良物件と称し、何でも卒なくこなすその姿を見てきて、強い憧れの念と、それとは相反して女性を誑かす様な言動をしている為、なんとも言えない様な心境に陥っているご様子。※勉強を見てあげるととても喜びます。ですが教えている最中に居眠りをしたらキチンと叱ってあげましょう


〜観てくれている人達に一言〜


【私は氷塊から舞い降りた天才!麻雀が分かる人は私と一局打とうよ!】



ルーミア(幻想学園高等学校1年生)


新体操部所属。元気で明るく、なのかーが口癖なお姫様系美少女。新体操部期待の星で、顧問の先生や部員からはかなり慕われている。好きなタイプは実直で嘘を吐かない心の清い男性、嫌いなタイプは軽薄で女性を誑かす様な言動をする男性。嫌いなタイプも混ざってはいるが、自分達の為に、命を顧みず孤軍奮闘する姿に惹かれ、水奈月セイヤには好意を寄せているご様子。(もっと言動を自重して欲しいのかー)苦手科目は特に無く、フランドール・スカーレットや古明地こいしに引けを取らない程頭が良く、男子生徒からも人気が高い。※只今大絶署名活動中!憎きタラシ男に制裁を!なのかー!


〜観てくれている人達に一言〜


【この用紙に名前を書いて欲しいのかー!女性を誑かす様な言動をする!そんな悪い男には罰を与える必要がある!なのかー!】




〜2泊3日一緒にお泊まり!?キャンプだよ!全員集合!!〜



ブロロロロロロロ…!!



(バス車内)



ワイワイ☆ガヤガヤ☆



セイヤ「…」頬杖を突いている…


咲夜「セイヤ…///その…///ポッキー食べますか?///」


セイヤ「ん?あぁ…じゃあ1本貰うわ…」スッ…


バッ…!


咲夜「だ、駄目ですよ…///セイヤはジッとしていて下さい…///私が食べさせてあげますから…///」ポッキー咥える…


セイヤ「のっけからなぁにトンデモ展開引き起こそうとしてるの咲夜さぁぁぁんっ!?」ポッキーヒョイッ!


咲夜「あぁっ!折角ポッキーゲームが出来ると期待していたのに…酷い事しますね…」しょぼ〜ん…


セイヤ「ったく…」ポリポリ…


咲夜「ぁ…///」間接キス…///


セイヤ『今気付いたがこのポッキー…さっきまで咲夜さんが咥えてたやつだったな…』ポリポリ…



自己紹介が遅れましたね。どうも、水奈月セイヤです。最近は評価も応援も気にする様な事は無くなりました…いい傾向ですよね?きっとそうですよね?



セイヤ『ついにあの忌々しい惨劇(前回のBAD END)から3日が経ちました。あの惨劇の後、私は病院で目が覚めました。所謂死に損ないと言うやつですねはい…』はぁ…


咲夜「それにしてもありがとう御座います、セイヤ。まさか本当に給料を全額使って、私達を旅行に連れてってくれるなんて…」セイヤ、飲み物何飲みますか?


セイヤ「約束は約束だ。それにこれは旅行とは言わないだろ…予算足らなくて結局キャンプ場にランクダウンしたんだからな…」じゃあコーヒーで…


咲夜「ですが皆さんとても楽しそうじゃないですか。あの後もセイヤは香霖堂やリサイクルショップでバイトをしていたんですよね?」どうぞ…


セイヤ「紫さんにも出して貰って漸く2泊3日だ…霖之助さんもリサイクルショップの店長も給料多目にしてくれたんだが…如何せん人数が多いからな。それにこの高級バスもブラドさんが気を利かせて手配してくれたみたいだし…」悪いな…


ヒョコッ…


レミリア「それに関しては気にする事ないわ。このバスはスカーレット財閥が運営しているバス会社、それに最新高級バスの試運転も兼ねているのだから」前から顔を出す…


セイヤ「本当に金持ちって凄いな…至れり尽くせりな高級バスでキャンプ場へ…ね」ゴク…


ヒョコッ…


フラン「でもセイヤが連れてってくれるって事には変わりないんだしさ!2泊3日!皆で仲良く楽しんじゃおうよ!」ニコー☆


セイヤ「あぁ…そうだな」ニコ


咲夜・レミリア・フラン『『『やっぱり…///この笑顔…///好き…///』』』ポケェ〜…


セイヤ「にしても…」チラ…


魔理沙「日本の未来は!?」


4人以外全員「Wow!Wow!Wow!Wow!」


魔理沙「世界が羨む!?」


4人以外全員「Yaeh!Yaeh!Yaeh!Yaeh!」


魔理沙「恋をしようじゃないかー!!」


4人以外全員「Wow!Wow!Wow!Wow!」


魔理沙「Dance!Dancin all of the night!だぜー!!」


4人以外全員「おぉ〜!」パチパチパチパチ!


魔理沙「いやぁ〜♪どうもどうもぉ〜♪」


セイヤ「何故にカラオケ大会が開催されているんだか…」



行き先がキャンプ場に決まったのは、霊夢と魔理沙の意見と予算の都合上でなのですが…その時の事を少しだけ話しましょう。



あの忌々しい惨劇から一夜明けた日の事…



〜とあるマンションの一室〜



セイヤ「ん〜…」シャーペン頭にトントン…


霊夢「さっきから何悩んでるのよ。夏休みの宿題で解らない所でもあるの?」ズズズー…


セイヤ「いや…結局旅行は何処へ行こうかと悩んでるんだ。予算も無いしな…手軽で楽しめる所が無いか、スマホや旅行雑誌見てる所だ…」これも予算の都合上無し…


魔理沙「本当に連れてってくれるのか!?」ボリボリ…


セイヤ「約束したからな……それにしても霊夢に魔理沙…」ここも無し…


霊夢・魔理沙「「何(だ?)?」」ボリボリ…


セイヤ「何故ナチュラルに俺の部屋で寛いでらっしゃるのですか?それと俺のピザポテト勝手に食うなよ…」


霊夢「別にいいじゃない減るもんじゃないし…」ボリボリ…


セイヤ「いや現在進行形でピザポテト減ってるからな?ボリボリ音を立てて消えていってるからな?」


魔理沙「まぁまぁ細かい事は気にするなよ!私達の仲だろ?」ゴクゴク…


セイヤ「いやいくら幼馴染でもさ!1500mlのコーラをラッパ飲みするなよ!勝手に飲むのはこの際構わないがせめてコップに注いでから飲め!」


霊夢「私はお茶だから関係ないわね…」ズズズー…


セイヤ「関係無い訳じゃないから…まぁいいか。それより霊夢と魔理沙は何か案ないのか?」


霊夢「世紀末のロンドンに行きたいわね♪」


セイヤ「なら幻想学園のジャック・ザ・リッパーにでも会いに行け…」


魔理沙「私は中世ヨーロッパでジャンヌダルクに会いたいぜ!」


セイヤ「俺も会ってみたいが火炙りの刑に処されるから却下…」ていうか両方過去だからな?


霊夢「ん?セイヤ、ココなんて結構安くなってるみたいよ?」雑誌指差し…


セイヤ「キャンプ場か…それにコテージに泊まれるのか…」人数は関係無しに約10万か…


魔理沙「海とか行って宿泊するよりかは安上がり…なのか?」よく分からないぜ…


セイヤ「まぁ確かに他の宿泊施設に泊まるよりかは安上がりだな…こっちは人数多いからな。人数関係無しで10万なら丁度良いくらいか」


霊夢「川とかで遊べるし、山の探検とかも出来るみたいだし…案外楽しめるんじゃない?」


セイヤ「なら他の奴等にも聞いてみるか…」LINEで一斉送信して…


魔理沙『いや…多分セイヤが一緒なら何処でもいい様な気がするぜ…』



……………………………………………

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……………………………………

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…………………………

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…………

……




セイヤ『と、こんな感じで案外簡単に決まってしまったと言うわけですね…』ゴク…


霊夢「ほらセイヤ!景色見るのは一時中断よ!あんたも1曲歌いなさい!」


セイヤ「はぁ?嫌に決まってるだろ恥ずかしい…」プイ…


アリス「今更な事言ってないでいいからはい!マイク!」つマイク


早苗「ならセイヤさん!ラフメイカー歌って下さいよ!」


レミリア「違うわよね?今宵、月が見えずともを歌ってくれるのよね?私の為に…///」


フラン「違う違うー!3分の1の純情な感情だよね!?」


咲夜「私はDELUHIさんのTwo Hurtを所望します…///」


セイヤ「いや自分達で歌えよ!」


さとり「プライド革命歌って欲しいわね…早くマイクを持って歌いなさいよ」


こいし「私はシドの嘘を歌って欲しいです♪」


セイヤ「それじゃあこいしちゃんのリクエストにお応「ちょっと待ったぁっ!!」…どうしたんだよ大声出して…」


咲夜「またこいしちゃん贔屓ですか!?いい加減にして下さい!」頰グニィー!


セイヤ「いへへへ!わるはっは!はやまるからはにゃしてふれ!」痛い痛い!


咲夜「全く…」パッ…


セイヤ「じゃあ俺が歌いたいやつ適当に歌うからな?大体お前達は難しい曲ばっかチョイスしやがって…」ピッピッ…


レミリア「それで?結局何を歌ってくれるのよ…心にグッとくる歌じゃなきゃ許さないわよ?」


セイヤ「Janne Da Arcの何にするか悩むな…Acid Black Cherryでもいいんだが…」ピッピッ…


鈴仙『あれ?さっき咲夜達がチョイスしたのと難易度変わらない様な気が…』


四季映姫『セイヤは歌い手を選ぶ曲を歌うのが好きですよね…普段地声が低いにも関わらず声が高い選曲ばかりですし…』


セイヤ「なぁ咲夜……どれがいいと思う…?」助けて…


咲夜「結局私達に聞くんじゃないですか…」


レミリア「ヴァンパイア!」


フラン「ダイヤモンドヴァージン!」


セイヤ「月光花で良いか…歌い易いし…」ピッ…


てゐ『歌い易い?月光花が歌い易い?』


レミリア「何で無視するのよ!」うー!うー!


フラン「馬鹿ぁっ!セイヤの馬鹿ぁっ!!」


〜♪〜〜♪


セイヤ「嗚呼…このバイオリンの音色が心を癒してくれる…」


妖夢『セイヤの歌を聴くのは久し振りですね…///あれから上達しているのでしょうか…///』みょんみょん…///


セイヤ「悲しげに咲く花に、君の面影を見た…大好きな雨なのに、何故か今日は冷たくて…」〜♪


輝夜『相変わらず地声とのギャップが激し過ぎるわね…何回聴いても慣れないわ…』


魔理沙「なぁ霊夢…最後にセイヤとカラオケ行ったのっていつだっけ?」


霊夢「確か人気投票の結果の反省会的な事をやった後で多分最後よ…」


魔理沙「普段自分の部屋で1人で歌ってるからか前より上手くなってる気がするぜ…」


セイヤ「月の欠片を集めて、夢を飾り眠る…時の砂散りばめても、あの頃へ還れない…」〜♪


咲夜「///『写真を撮ったら怒られるでしょうか…///』」ポケェ〜…


レミリア「う〜…///『この憂いに満ちた表情で歌っているセイヤ…///グッとくるわね…///』」


フラン『胸がキュンキュンするよぉ〜❤︎』


文『シャッターチャンス!シャッターチャンス!!』パシャ☆パシャ☆


〜楽曲終了〜


魔理沙「さぁて点数は!?」


セイヤ「点数ッ!?ちょっと待て!採点してたのか!?」


ルーミア「してたのかー!」


セイヤ「ルーミア…君は本編初の台詞がしてたのかー!で良いのかー?」


ルーミア「問題無い!なのかー!」


セイヤ「本人がそれで良いなら別にいいが…」


【97点】ドンッ☆


セイヤ「お、前より点数上がったな…90点以下だったら自殺する所だったわ…」ホッ…


全員「えぇ〜…」相変わらず点数高い…


幽々子「それじゃあセイヤく〜ん♪次はマイペースを歌って〜♪」


パチュリー「私はボクノートを歌って欲しいわ…駄目かしら?」


こころ「心絵…///歌って欲しい…///」モジモジ…


セイヤ「何故俺に歌って欲しいのかはこの際置いておいて…好きに曲入れてくれ。それ順番に歌うから…その代わりコンビニに止まるまでな?」つデンモク


全員「わぁ〜い♪」


霊夢『紫…分かってるわね?私達がリクエストする曲をこいつが歌い終わるまでは絶対に、コンビニに立ち寄らないでよ?』チラ…


紫『はいはい…分かってるわよ…』下手したらセイヤの喉潰れるわね…



〜コンビニ(外)〜



セイヤ「ゲホッゲホッ…おえぇ…喉が…」フラフラ…


妹紅「大丈夫?無理して歌うからそうなるのよ…」スタスタ


チルノ「何事も程々が大事だって言葉知らないの?」スタスタ


セイヤ「だぁれの所為だと思ってんじゃい!ゲホッゲホッ!」


美鈴「大丈夫ですか?セイヤお爺ちゃん…」背中サスサス…


セイヤ「誰が爺ちゃんだ!俺はまだピチピチの17歳だ!断じて爺ちゃんなどでは無い!」フラフラ…


天子「セイヤ、今度はif歌ってよ♪」スタスタ


衣玖「その後はBLUEをお願いしますね♪」スタスタ


セイヤ「これ以上歌ったら本当に喉が潰れるわ!頼むからもう勘弁してくれ…」フラフラ…


霊夢「情けないわねぇ…少しくらい皆の為に力振り絞ったらどうなの?」スタスタ


セイヤ「はぁ…なら暫くの間休憩させてくれ。その後また歌わせて貰うから…」フラフラ…


魔理沙「それじゃあ取り敢えずバスに戻ったら席決めするか!」スタスタ


咲夜「べ、別に席決めをする必要はないのでは?私は今の席で大丈夫なので…」スタスタ


アリス「それは当然だよねぇ咲夜〜?だってセイヤと隣同士だもんね〜?」スタスタ


咲夜「ぅ…///そ、そんな事無いですよ…///私はお嬢様や妹様と隣同士になりたかったのですが…///天命がセイヤと隣同士にした訳で…///私の意思とは全く関係ありませんから…///」スタスタ


早苗「見え見えの言い訳ありがとう御座います咲夜さん。でももう決まっている事ですので♪」ニコ スタスタ


咲夜「うぅ…『まだセイヤと喋り足りないです…この前の事も結局有耶無耶になってしまいましたし…もう1度セイヤの気持ちを聞きたいです…』」トボトボ…


ドンッ…


咲夜「あ…すみません」ペコ


「すみませんじゃねぇぶらぁぁぁっ!?」ズザァァァァァァーーー!!


セイヤ「折角楽しい気分なのに何雰囲気ぶち壊そうとしてくれてんの?お前は馬鹿なの?阿保なの?それとも死にたいの?」スタスタ


「てめぇいきなりくぼぉっ!?」地面にキス❤︎


セイヤ「咲夜達は気にせず先にコンビニの中入っててくれ。俺はこのアトモスフィア殺しを文字通り半殺しにしてから向かうわ…」グリグリ!


レミリア「そ、そう…?それじゃあ私達は先に行ってるわよ…?」スタスタ


フラン「セイヤ頑張ってねぇ〜❤︎」手をフリフリ


セイヤ「頑張らせて頂きます❤︎」手をフリフリ


「ひぃぃぃぃぃっ!?」


妖夢『本当にセイヤは初対面の人にも容赦無いですね…』スタスタ



♨︎買う物を買ってバスの中に戻りました♨︎



セイヤ「『それで…俺の隣はこころか…』フッ…神は俺を見捨ててなどいなかった…」


こころ「///」プシュ〜☆


さとり「セイヤ…言ってる事と思っている事が逆になってるわよ?」


セイヤ「え?嘘…俺今何て言ってた?」


さとり「フッ…神は俺を見捨ててなどいなかった…」キリッ☆


セイヤ「マジか……悪いなこころ。気持ち悪い事言って…」ズーン↓


こころ「大丈夫…///それに…///凄く嬉しい…///」擦り❤︎(福の神)


セイヤ「あぁ…こころはなんて良い子なんだ…」なでなで…


こいし『こころ先輩良いなぁ〜…私もセイヤさんに擦り擦りしながらなでなでされたい…』指咥え…


フラン『我慢我慢!私はセイヤにもっと凄い事して貰ったんだもん!思い出すんだよフランドール・スカーレット!セイヤとしたあの激し過ぎる口付けを!』あっ…///こいしが隣に居るのに…///


霊夢「鈴仙、良かったらこの干し梅食べる?」


鈴仙「良いの?じゃあ代わりに酢昆布分けてあげる♪」


魔理沙「2人共和菓子好きだな〜…」


てゐ「結構好きな食べ物合うみたいだしね…」


諏訪子「早苗ェ…お願いだから少しくらい分けてよぉ…」


早苗「諏訪子様が自分で買わないのが悪いんですよ!これは私のぷっちょです!」


レミリア「器の小さい女ね…そんな性格だからセイヤに相手をして貰えないんじゃないかしら?」


早苗「レミリアさんは一々一言余計なんですよ!それに相手にされてないのはレミリアさんだって同じじゃないですか!」


レミリア「あら、私は違うわよ?私はセイヤの特別な存在なのだから♪」ふふん!


パチュリー『レミィのこの自信は本当に何処から来るのよ…』


神奈子「ねぇ燐…燐が食べてるそれ?もしかしてうまい棒?」


燐「そうだけど…それがどうかしたの?」ボリボリ…


神奈子「いやあの…マタタビ味とか書いてあるんだけどさ…一体どんな味なのかなぁ〜と…」


燐「神奈子は可笑しな事聞くねぇ…マタタビ味はマタタビ味だよ。それ以上でもそれ以下でもないよ…」ボリボリ…


神奈子「あ、あはは…そ、そうよねぇ…」


咲夜「衣玖先輩はゲームが好きですね。セイヤとはゲームの趣味も合うのですか?」


衣玖「大体は合いますね。戦闘系のゲームがセイヤは好きらしいので…偶にネット通信して遊んでいますよ?」


咲夜「私は恋愛ゲームくらいしかやらないですからね…後はモンスターハンターかスマブラくらいでしょうか…」


衣玖「咲夜は恋愛ゲームが好きなんですね…」以外です…


文「ふふふふ…夏休み中は沢山お宝写真が撮れるから良いですよね…」※撮った写真チェック中


輝夜「今日はデジカメなのね…現像するのが早くて助かるけれど…」


チルノ「幽々子はよく食べるね…それ1人で全部食べるの?」


幽々子「そうよ〜♪」モグモグ!


チルノ『きっと栄養は全部胸に行ってるんだろうな〜…』羨ましい…


幽々子「美味しいわ〜♪幸せ〜♪」モグモグ!


紫「さぁて!次は私の嵐メドレーを聴かせてあげるわ!」


全員(セイヤとこころ以外)「BBAは引っ込んで(ろだぜ!・てよ!・て下さい!)なさい!」


紫「何ですってぇっ!?全員バスから降ろすわよ!?」


セイヤ「なんか俺達2人にまで被害が…」ゴクゴク…


こころ「いい迷惑…」モグ…(般若)


セイヤ「さてと…俺も少し休憩するかな…」イヤホン取り出す…


こころ「え…お話しないの…?」(姥)


セイヤ「なら音楽を聴きながら話するか…こころも聴くか?」


こころ「っ///」コクコク!


セイヤ「こころは左に居るから右耳な?」片側渡す…


こころ「ありがとう…///」右耳にイヤホン付ける…


セイヤ「俺が勝手に選曲するが…構わないか?こころ」


こころ「///」コクン…


セイヤ「Fable辺りからでいいかな…」スッスッ…


魔理沙「お〜いセイヤ〜…もう歌ってくれないのか〜?」後ろから髪軽く引っ張る…


セイヤ「少し休憩させてくれ。それと無闇矢鱈に紫さんを怒らせるな…」あぁ…いい曲…


幽香「そういえばセイヤ君、ここ最近私の事を女王様って呼んでくれないわよね?」


セイヤ「えっ!?いや…先輩に向かって女王様は失礼かなぁ〜なんて…」ははは…


幽香「私は全然構わないわよ?セイヤ君って名前がSなのにMっ気強いから可愛いわよね…」ふふふふふ…


セイヤ「か、可愛いは可愛いでもキモ可愛いと言うやつですね?」ははは…


幽香「『普通に格好可愛い様な気が…///』ほら、取り敢えず幽香女王様って呼んでみなさい♪」


セイヤ「は、はぁ…『確かこの前2度と幽香先輩の事を女王様って呼ばないって、レミリアと約束した様な気が…』」チラ…


レミリア「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!


セイヤ「レミィどっかにレミィゴぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」ビクゥッ!


全員(レミリア以外)「っ!?」ビクビクゥッ!!


パチュリー「え?今の何よ…セイヤの声よね?セイヤがレミィの事をレミィって呼んだわよね?今」


空「び、びっくりしたぁ…心臓止まるかと思ったよ…」ドキドキ…


レミリア『セイヤ…分かってるわよね?今度幽香女王様なんて呼んだら…2度とセイヤに甘えてあげないわよ?』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!


セイヤ『いや…それは大分助かるんだが…』精神的に…


レミリア『そんな事言って良いのかしら?前編の行いを洗いざらい此処に居る皆に話しちゃうわよ?』ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!


セイヤ『私はレミリアお嬢様とフランお嬢様にのみ仕える執事、全てはレミリアお嬢様とフランお嬢様の命ずるままに…』


レミリア『そうそう❤︎貴方は私達姉妹にのみ忠義を尽くせばそれで良いのよ❤︎』ニコ


セイヤ「あの〜幽香先輩…大変恐縮なのですが〜…自分が忠義を尽くすのはレミリアお嬢様とフランお嬢様だけですので…他の人に忠義を尽くす様な行いは出来ないので御座いますよはい…」


こころ『レミリアに言わされてる感が…半端無い…』(猿)


幽香「そ、そう…残念ね…」


さとり「はぁ…本当に罪深い男ね。セイヤは…」


小町「そんなのいつもの事じゃないか…映姫様にまで気に入られるなんて羨ましい限りだ…」全く…


四季映姫「気に入られる以前の問題ですよ?小町。私がセイヤに抱いているのは好きという好意そのものですから」キッパリ☆


小町「そ、そうでしたねぇ〜…『後でセイヤは私の愛鎌で滅多斬りの刑だな…!』」


フラン「こまっちゃんはセイヤの事どう思ってるの?その様子だと好きって訳じゃないみたいだけど」


小町「『毎回思うんだけど何故フランちゃんは私の事をこまっちゃんって呼ぶのだろう…』好きでも嫌いでもない…だな。でもいざとなったら頼もしいしね、好感は持ってるよ?」


フラン「だよねだよねぇ〜❤︎格好良いし〜❤︎優しいし〜❤︎頼りになるし〜❤︎やっぱりセイヤは最高だよねぇ〜❤︎」早く結婚したいなぁ〜❤︎


小町「いや…そこまでは思ってない……かな…」


フラン「こまっちゃんも良かったら【被害者の会】に入る?私達は歓迎するよ?大歓迎するよ?」


小町「被害者の会?何それ…」


空「簡単に言うとセイヤに誑かされた者達が集まる社交場みたいな感じかな?因みに被害者の会とはLINEのグループチャットの名前だよ」


小町「そんなものがLINEのグループチャットに存在してたとは…」


四季映姫「あれ?小町には言ってませんでしたっけ?」


小町「聞いた事ありませんよ…まさか映姫様もその被害者会とやらに入ってるんですか?」


四季映姫「勿論です。普段溜まりに溜まった鬱憤を皆さんに話して共感して貰うのはとても気持ちが良いですよ?」


輝夜「結構参加人数も多いのよね…今まで何人誑かしてきたのか1発で分かるわよ?」


咲夜「ネタバレしますと両手両足の指では全然足りませんね。ですが小町の様に、好意よりも好感を持っている人も居ますね…」


妖夢「なら今からオフ会的な感じで愚痴を言い合いましょう!きっと真っ新な状態でキャンプが楽しめますよ!」みょんみょん♪


こいし「賛成です!いつも構ってくれない愚痴を言いまくってやります!」


諏訪子「だってさ?早苗も参加したら?」モグモグ…


早苗「わ、私はセイヤさんに構って貰ってますから…参加する必要が皆無です…」目逸らし…


妹紅「ねぇ美鈴。きっと今日のセイヤはアウトドア派に転職してるだろうからさ、一緒に手合わせしようって声掛けてみない?」いつもセイヤの職業はインドア派だから…


美鈴「それは良いですね!この前は結局絶影が完成しただけで終わってしまいましたし…今から新しい奥義を2人で考えてセイヤに叩き込みましょう!」


妹紅「そうね!やっぱり美鈴とは気が合うわ!」


レミリア「パチェはキャンプ場に着いたら何かやりたい事があるの?」リプトンチュー…


パチュリー「そうね…偶にはゆっくりセイヤやさとりと現在出版されているミステリー小説の意見交換などをしたいわ」ペラ…


レミリア「キャンプ場ならではの楽しみ方をしなさいよ…」チュー…


霊夢「やっぱり麩菓子は美味しいわね…もっと買っておけばよかったわ…」サクサク…


鈴仙「ねぇ〜?でもその分どら焼きとかたい焼きとか買ったしさ!これで小規模和菓子パーティーを楽しもうよ?」モグモグ…


霊夢「それもそうね。鈴仙とは和菓子の好みが一緒だから嬉しいし楽しいわ」サクサク…


鈴仙「そう言って貰えると私も嬉しいよ♪『私に素直にならないでセイヤに素直になったら良いのに…』」モグモグ…


こころ「セイヤ…この曲の名前…教えて…?」


セイヤ「V.K克さんのWings of pianoだ…良い曲だろ?」


こころ「凄く綺麗な音色……セイヤも弾けるの…?」


セイヤ「まぁ…一応。好きな曲くらいは自分で弾ける様になりたいからな…」膝を指でトントン…


こころ「ずっと気になってた事がある…」


セイヤ「?…何が気になってたんだ?」膝を指でトントン…


こころ「セイヤはどうして…ピアノやバイオリンとかの楽器を…演奏したいって思うの…?」


セイヤ「落ち着くから…かな。嫌な事や不安な事全部、何もかもを忘れる事が出来て…凄く落ち着くんだ…」膝を指でトントン…


こころ「不安な事…?」


セイヤ「どんなに言葉にして貰っても、不安に思う事がある…落ち着かない事がある。それを拭う為に俺は、剣術や格闘術、楽器演奏をして心を落ち着かせてるんだ…」トンッ…


こころ「セイヤ…」


セイヤ「こころ…俺は最近、情緒不安定なんだ。自分の気持ちを、自分でコントロール出来ない…ちょっとした事でイライラして、強い不安を感じて…夜も眠れない。怖いんだ…お前達がいつか…俺から離れて行くんじゃないかって…」


手を握る…


こころ「不安になる必要なんて無い…セイヤがそう思ってくれている限り…ずっと一緒…」ニコ


セイヤ「悪いな……最近ホント、頭の中が滅茶苦茶になる事が多いんだ…」片手で頭抱える…


こころ「でも嬉しい…最近のセイヤは…私達に本心を隠さないで…ちゃんと言ってくれる……だから嬉しい…」撫で撫で…


セイヤ「俺が最近変な行動するのが多いのも…もしかしたら情緒不安定な所為なのかな…」あんまりこれの所為にしたくは無いが…


こころ「セイヤは…いつも変な行動してる…」撫で撫で…


セイヤ「フォローしてくれると思いきやまさかのトドメ…」ははは…


こころ「甘えちゃいけない…!逆境の中…常に前を向いて進むのが…私の好きなセイヤ…」撫で撫で…


セイヤ「そうだな…ありがとな?こころ。俺もこころの事、大好きだから…」ニコ なでなで…


こころ「嬉しい…///」撫で撫で…


こいし「そしたらセイヤさん…私の事スルーして歩いて行っちゃったんですよ…」俯き…


四季映姫「あんなにいつもこいしちゃん贔屓している癖に…肝心な時に放ったらかしにするとは…」こいしちゃんが可哀想です…


フラン「でねでねぇ〜❤︎そのまま一緒に朝起きてぇ〜❤︎寝惚けたセイヤに思いっきり抱き締めて貰っちゃったんだぁ〜❤︎」いいでしょ〜❤︎


小町「あのさフランちゃん…これ愚痴じゃ無くて自慢話の様な気が…」


フラン「そう?…ってそんな事よりも!その後がもう凄かったんだからぁ〜❤︎」


小町『誰か助けて…』グスン…


アリス「あ…そういえば空に燐、前に頼まれてたさとり様人形とこいしちゃん人形、完成したから渡して置くね?」はいどうぞ♪


空「おぉっ!流石アリス!仕事が早くて助かるよ♪」


アリス「ついでにセイヤ君人形もあるんだけど…要る?」


燐「い、要らないよそんな気色の悪い人形なんて…///で、でも折角アリスが作ってくれたんだし…///どうしてもって言うなら…///」


アリス「ねぇフランちゃん、ミニチュアサイズのセイヤ君人形作ったんだけど…欲しい?」


フラン「えっ!?くれるの!?欲しい欲しい!」Want!Want!


アリス「……どうする?」ニヤリ…


空・燐「「欲しいです…///」」俯き…


フラン「なぁんだぁ〜…空と燐が素直に欲しいって言わなかったからかぁ〜…」残念…


アリス「後でまたフランちゃんに作ってあげるから、ね?」


フラン「うん♪」ニコ


咲夜「平和ですね…」林檎ジュースチュー…


さとり「そうですね…平和ですね…」蜜柑ジュースチュー…


小悪魔「すぅ…すぅ…」zzz


紫「小悪魔ちゃ〜ん♪寝てるとその端整なお顔に悪戯しちゃうわよ〜♪」


小悪魔「んん…すぅ…」zzz


幽々子「気持ち良さそうに寝てるわ〜♪」


咲夜「昨日は残業をして疲れたと言っていましたから…ですが凄く喜んでいましたね、セイヤにお出掛けのお誘いを貰った時には…」


天子「ルナサ達も来れれば良かったんだけどね…まぁ音楽会開いてるんじゃ仕方無いか…」


衣玖「セイヤも行きたい行きたい騒いでいましたからね…あの時の駄々をこねるセイヤはまるで子供みたいでした」


文「にとりさんはにとりさんで新作ゲームの製作中だから無理だって言われちゃいましたからね…」


妖夢「その新作ゲームって一体どんなゲームなんでしょうか…誰か知ってますか?」


咲夜「私は知っていますよ?この前にとりから体験版を渡されましたから」


天子「体験版?ねぇ咲夜、どんなゲームだったのか教えてよ」


咲夜「良いですけど乙女ゲームですよ?簡単に言うとセイヤとゲーム内で恋愛してイチャイチャするゲームです」


妖夢・幽々子・天子・衣玖・文「「「えぇっ!?///」」」


妖夢「さ、咲夜!どうしてそれを早く言ってくれないんですか!!」


咲夜「いえ、皆さんそういう類のゲームには興味が無いものだとばかり思っていたので…」


衣玖「それとこれとは話が全くの別物ですよ!もしかして声を当ててるのもセイヤですか!?」


咲夜「勿論そうですよ?にとりにギャラを渡すから協力してくれと頼まれたみたいで…セイヤに本当の事は言っていないみたいでしたが…確かにとりはセイヤに、対戦格闘ゲームの製作だと嘘を吐いていたみたいですよ?」


文「そ、そのゲームって…///今持って来てるんですか?///」


咲夜「体験版で良ければありますよ?製品になるにはまだ時間が掛かると言っていましたし…やってみますか?」つ携帯ゲーム機


幽々子「やらせてちょうだ〜い♪」面白そう♪


妖夢「わ、私もやりたいです!」みょんみょん!


咲夜「体験版なので攻略対象は普通のセイヤのみですけどね…」


天子「と、言う事は製品版では執事なセイヤや堕天使なセイヤも攻略対象に?」


咲夜「…」コクン…


衣玖「LINEで今直ぐ予約しておきましょう…///」スッスッ…


さとり『初回限定版を予約しなければ…///』スッスッ…


妖夢「す、凄いクオリティですね…///セイヤが私達に向けてこんな言葉を…///」破廉恥ですみょん…///


幽々子「どうやってこんな台詞をセイヤ君に言わせたのか…///それが気になるわ〜…///」ピコピコ…


四季映姫「ゲームの話をしているみたいでしたけど…一体どんなゲームなんですか?」ヒョコッ…


文「ゲーム内のセイヤさんと恋愛する…///というゲームらしいですね…///」おぉ…///


四季映姫「そ、そんな夢の様なゲームが…///私ももっと近くでみたいです!///」


霊夢「皆さっきから盛り上がってるわね。それにしても…もうそろそろ着いてもおかしくないわよね?」


鈴仙「朝早くからバスに乗って目的地に向かってるから…後2.30分くらいかな?」


魔理沙「ならセイヤ!そろそろ休憩は終わりにしてまた歌って欲しいぜ!」


セイヤ「なら先ずはお前達の誰かが歌ってくれ…1番最初に歌うのは苦手なんだよ…」


妹紅「なら私が歌っていい?ちょっと歌いたい曲があるのよ♪」


てゐ「いいねいいね〜♪ドンドン歌っちゃおう!」


こころ「セイヤは…何歌うの…?」


セイヤ「そうだなぁ…ゼロでも歌うかな…」



そして…遂にやって来ましたキャンプ場!



運転手「それじゃあ明後日にまた迎えに来ますね?」


紫「宜しくお願いします。それじゃあ皆、行くわよ〜♪」スタスタ


全員(セイヤと小悪魔以外)「はぁ〜い♪」スタスタ


小悪魔「あの…セイヤさん。やっぱり荷物は自分で持ちますよ…」スタスタ


セイヤ「だ、大丈夫ですよ…慣れてますから…」フラ…フラ…


小悪魔「ですが全員分の荷物を持って歩くのは辛いですよね?」抱え方が凄いです…


セイヤ「か、軽い荷物は持って貰ってますから…女の子に重い荷物背負わせる訳にもいきませんし…」フラ…フラ…


フラン「セイヤ優しぃ〜❤︎荷物運び終わったら沢山御褒美あげるから期待しててねぇ〜❤︎」ダキィッ!


セイヤ「だぁぁっ!抱き着くなフラン!荷物落ちるだろうが!」フラフラァッ…!


ルーミア「あんなに大荷物を1人で持つなんて…流石なのかー…」スタスタ


こいし「セイヤさんに申し訳ないよね…」スタスタ


魔理沙「まぁセイヤが持つって言ったんだから…ここは何も言わずにセイヤを立ててやるのが私達の役目だろ?」スタスタ


パチュリー「つまり男を立ててあげる…という事よね?」スタスタ


魔理沙「そういう事!」スタスタ


さとり「男性を立てる事が出来る女性は好感を持たれますからね…セイヤもそうなのでしょうか…」スタスタ


パチュリー「あの男の場合は、立てられる事は余り好きじゃない様なタイプだから…影で立ててあげるのが1番効果的だと思うわ…」スタスタ


霊夢「問題は影で立ててあげても結局他の人達の評価を下げるって所よね…」スタスタ


輝夜「そうね…優しいのは私達だけだものね…」スタスタ


鈴仙「もう少し色々な人に好かれて欲しい様な…そうじゃない様な…」スタスタ


霊夢「まぁ男子から好かれるのは十中八九無理ね。学校で暴力沙汰起こしまくってるし…何より男子から人気の咲夜や鈴仙に好かれてるし」スタスタ


四季映姫「確か1年生の男子からも嫌われているんですよね?セイヤは」スタスタ


咲夜「妹様やこいしちゃんは1年生でかなりの人気者ですからね…」スタスタ


チルノ「そういえばフランは既に告白されてたんだっけ?なんて言って振ったの?」スタスタ


フラン「気持ち悪かったから死ねって言っちゃった♪」スタスタ


全員『流石にそれは可哀想(だぜ…・ですよ・だよ…・なのかー…)よ…』スタスタ


レミリア「そうよね?好きな男性以外にそんな事を言われたら気持ち悪いだけだものね?フランは何も悪くないわ」なでなで スタスタ


フラン「お姉様ならそう言ってくれるって信じてたよ〜♪」スタスタ


アリス『レミリア…お姉ちゃんなんだから妹の教育はしっかりしようよ。まぁそのお姉ちゃんがこれだから仕方ないのかな?』スタスタ


妹紅「これはセイヤが嫌われても仕方ないわね。でもよくそんな事を言ってフランちゃんは嫌われないわね…」スタスタ


フラン「私は別にセイヤ以外の男子からは嫌われて大歓迎なんだけどね…変な目でばっかり見てくるんだもん」スタスタ


小町「男なんてそんなもんだって…セイヤが珍しいだけだ」スタスタ


神奈子「まぁそういうセイヤだからこそ好感が持てるのよね…」スタスタ


諏訪子「本当に男なのか分からないくらいだからねぇ…」スタスタ


紫「ふふ…大切な人だと思っているからこそ、そういう目線では見れないのよ、あの子は…」スタスタ


パチュリー「そう思ってくれるのは素直に嬉しいけれど…正直女の子としての自信を無くしてしまうわよ…」スタスタ


紫「まぁあの子と更により良い関係を築きたいと思うならば…互いが互いに依存し合う、そんな関係を築こうとすれば1番良いんじゃないかしら…」ふふふふ… スタスタ


空「そ、それってつまり…///共依存って事ですよね?///」スタスタ


妖夢「セイヤと依存し合う…///なんて甘美な響きなんでしょうか…///」スタスタ


こいし「あの…///セイヤさん…///私に依存して下さい…///」右袖ギュッ…


フラン「セイヤは私と依存し合うんだよね?私の部屋で毎日沢山愛し合おうよ❤︎」ギュゥッ!


咲夜「わ、私にも…///その…///沢山依存してくれても良いですよ…?///」左袖ギュッ…


レミリア「セイヤは私に依存していればそれで良いのよ…///貴方の欠けた心を埋める役割を担っているのは…///私なのだから…///」ギュゥッ!


セイヤ「遺存だか胃酸だか知らんが…取り敢えず離れてくれ…『既に荷物持ってて余裕無いのにも関わらず…こんなに引っ付かれたら余裕に余裕無くなる…』」堪えろ俺…


早苗「…」


諏訪子「どうしたの早苗?またレミリアに嫉妬?それとも咲夜?フランちゃん?こいしちゃん?」


早苗「えっ?あ、いえ…その…初めて、セイヤさんに会った時の事を…思い出してました…」


神奈子「あぁ…懐かしいわね。紫先生の言う通り……違うわね。きっと皆、とっくに気付いていたのよね…セイヤが他人を求めていたなんて事…」


早苗「そう…ですね…」


諏訪子「他の皆から聞いても中学の時の方が凄いって言われる位なんだしさ。早苗ももっと積極的になったら?」


神奈子「それは諏訪子もでしょう?セイヤが居なくなってからは毎日毎日セイヤセイヤって言ってた癖に」ひひひ…


諏訪子「う、五月蝿いなぁ…///しょうがないじゃん…///好きになっちゃったんだからさぁ…///」プイッ…


神奈子「最初早苗からセイヤの事を聞いた時にはぶっ潰してやろうって思ってたけど……いつからだっけ…私がセイヤに惹かれていったのは…」


諏訪子「私もあんまり憶えてないかなぁ……いつの間にか好きになってて…自分の気持ちに気が付いた時には、もう手遅れで…手の届かない所に行っちゃってたからねぇ…」


早苗「私達が助けられた様に…皆さんも今まで、少なからずセイヤさんに助けられてきた…だから、私達は同じ気持ちを抱いた仲間であり…ライバルなんですね…」


紫「中々深い事を言うわね〜早苗ちゃん?」ヒョコ…


早苗「紫先生…」


紫「もしかしたらあの子は…誰も選ばないかも知れないわよ?それでも良いの?」


早苗「え…?そ、その…それはどういう意味ですか…?」


紫「う〜んそうねぇ〜…まぁ私があの子の立場ならこう考えるわ…皆が大切なら、皆纏めて幸せにしちゃえば良いじゃないってね♪」


早苗「えぇ〜…」


紫「ま、これはあくまで私の意見だから参考程度に…なんてね♪」女の子は強欲なのよ❤︎


諏訪子「何をどう参考にすれば…そんな台詞言う前に結婚を考えた方が良いんじゃないかなぁ…」ボソ…


紫「蛇に食わせるわよ?蛙ちゃん?」ニコォォ…


諏訪子「ご、ごめんなさい…」ガクガクブルブル


幽香「それにしてももう随分と歩くけれど…一向にコテージが見えて来ないわね…」


美鈴「ですが水の流れる音は聞こえてきますから…近くに川があるのは確かですよ!」


魔理沙「水の流れる音?そんなの聞こえるか?」


燐「美鈴ってさ…もしかして地獄耳か何かなの?」


美鈴「え?何がですか?」キョトン…


空『凄いのか凄くないのかよく分からないけど…他の皆が聞こえない筈の音が聞こえるって事は多分凄い事なんだろうな〜…』


さとり「地図を見てもあと少しらしいから…取り敢えず歩いて行きましょう?」スタスタ


ルーミア「早く着いて欲しいのかー…」スタスタ


てゐ「ほらそこの5人〜…早く来ないと置いてくよ〜?」スタスタ


セイヤ「あ…おいちょっと…置いてかないでぇ〜…てかお前達4人もいい加減離れろ…」フラ…フラ…


咲夜「安心して下さいセイヤ…///私達が支えてあげますから…///」ギュッ…


セイヤ「その心意気は物凄く嬉しいよ?でも時と場合を見て行動してくれないか?俺は今現在大きな荷物抱えて歩いてるんだぞ?」フラ…フラ…


レミリア「大丈夫よ…///貴方が抱え切れなくなった時には…///私も一緒になって背負ってあげるから…///」ギュッ…


セイヤ「お前にこんな大きな荷物背負って貰う訳にはいかんだろ!」ていうか物理的に無理だ!


レミリア「わ、私の心配をしてくれるなんて…///やっぱりセイヤ…///貴方は優しいわね…///」ギュゥッ!


セイヤ「会話が成立している様で根本的な部分が間違っている気がする…」


フラン「むぅ〜…またお姉様にばっかり構ってぇ〜…」ギュゥッ!


こいし「私達にも構って下さいよぉ〜…」ギュゥッ!


セイヤ「霊夢に魔理沙!この事態の収拾を手伝う様救援要請をする!」Help!


魔理沙「こんな時にばっかり頼りにされるのは勘弁だぜ…」スタスタ


霊夢「全くだわ…1人で事態の収拾つけなさい…」スタスタ


セイヤ「この薄情者!」



♨︎コテージに着きました♨︎



全員(セイヤ以外)「おぉ〜♪」


鈴仙「デカい!」


四季映姫「二階建て!」


文「そして何より綺麗!」パシャ☆パシャ☆


セイヤ「はぁ…はぁ…」ゼェ…ゼェ…


霊夢「セイヤ、お疲れ様…」肩ポン…


セイヤ「ま、マジで疲れた…まさかこんなに歩くとは…」ゼェ…ハァ…


チルノ「取り敢えずコーテジ内を探検だー!」ダッ!


フラン「折角セイヤとお泊まりするんだもん♪全ての部屋を入念にチェックしないとね♪」スタスタ


アリス「なら一緒に見て回ろう?フランちゃん」スタスタ


フラン「うん!」スタスタ


幽々子「セイヤ君はこれからどうするの〜?」


セイヤ「先ずは広い場所に荷物を纏めて…キッチンや他の所を見て回ろうかと考えてますが…」


妖夢「なら早く中に入りましょう!」


セイヤ「あぁ、そうだな…」よいしょっと…



〜コーテジ内(玄関)〜



天子「中も外も綺麗だね…ここに2日間お泊まりか〜…レミリアの別荘に泊まった時とは別のワクワク感があるね…」凄い…


小町「なんか悪い気がするな…セイヤと紫先生にお金出して貰ってるのがさ…」陽当たりが最高だ…


セイヤ「気にするなって…別にお金あっても使い道ないからな。だったら全員で楽しめる所に行った方のが得だろ?」


霊夢「使い道が無くて困るなら貯金しなさい貯金!若い内に貯金して置かないと結婚する時後悔するわよ!?」


咲夜「れ、霊夢…落ち着いて下さい。セイヤならば貯金などあっという間に貯まりますよ」


レミリア「ふふふふ…霊夢、この通帳が目に入らないかしら?」ドヤッ…


霊夢「ぜ、0が沢山…」0の数が1.2.3.4.5…


パチュリー「霊夢は相変わらずね…そういう霊夢は市民プールでバイトしたお給料、何に使ったのよ」


霊夢「…」目逸らし…


パチュリー「……どうして目を逸らすのよ」


魔理沙「あ〜…実はこの前、新しい水着を買いに行ったばっかりなんだよな…」


アリス「去年と同じ水着ばっかりじゃあセイヤがドキドキしそうにないからって…話し合いの結果、新しい水着を買いに行く事になったんだよね」


早苗「新作の水着が沢山あって迷っちゃいましたけど、決まって良かったです」


小悪魔「もしかしてお嬢様と妹様が部屋で水着になっていたあの時ですか?」


フラン「そうそう♪可愛い水着だったでしょ?」


小悪魔「確かに凄く可愛らしい水着でしたね『咲夜さんが鼻血噴き出していましたし…』」


咲夜『私もあの時一緒に水着に着替えておけば…』


レミリア「これでセイヤは私とフランの水着姿に釘付けね♪」ふふん


衣玖「そうはさせませんよ!私や天子も新しい水着は持って来ていますからね!」


鈴仙「私達もそうだよ?川があるって聞いてたし、やっぱり意中の人には色々別の姿を見て貰いたいしね♪」


さとり「私もこいしと空と燐とで新しい水着を買いに行ったわね…」


輝夜「まぁ殆ど全員が同じ土俵に立っているという事ね」



セイヤ「はぁ…やっと荷物運び終わった…」ふぅ…


こころ「お疲れ様…それと、ありがとう…」


セイヤ「気にしなくていいって…男なんだからこれくらいはしないとな…」


文「それではセイヤさんも一緒にコテージ内を見て回りましょう!」


セイヤ「一応何処がどんな部屋なのかは分かってるがな…」スタスタ


幽々子「お風呂も広くて綺麗だったわよね〜♪2階も日当たりが良さそうだし最高だわ〜♪」スタスタ


フラン「アリス!私達は先に2階見に行こ?」右手ギュッ…


アリス「寝室は2階だもんね。他にもシアタールームとかあるみたいだし」スタスタ


咲夜「お嬢様は先に何処を見て回りますか?」スタスタ


レミリア「そうね〜…外をもっとよく見て回りたいわ。外で美味しく紅茶が飲める場所がないか気になるし…」スタスタ


パチュリー「それは私も気になるわね」スタスタ


妖夢「流石にコテージに道場はありませんよね。当たり前だと思いますけど…」スタスタ


美鈴「でしたら外で何処か修行が出来る様な広い場所が無いか探しに行きませんか?」スタスタ


妹紅「美鈴に賛成ね。私も付いて行くわ」スタスタ


こいし「お姉ちゃんはどうするの?セイヤさんに付いてくの?」スタスタ


さとり「私は少し荷物の確認がしたいから…忘れ物があったら困るけれどね…」チャックジーーー…


燐「私も一応確認して置こうかなぁ…」チャックジーーー…


空「ならこいし様は私と一緒にコテージ内を探検しましょう!」右手差し出す…


こいし「うん♪」ギュッ…


空『これが至福の時…///』



〜コテージ(キッチン)〜



シャキン☆ヒュンヒュン!


セイヤ「中々良い包丁だな。果たしてこの包丁は外に持ち出しても大丈夫なのか…」クルンクルン…!パシッ…


文「持ち出しはOKみたいですよ?ただ壊さない様にと書いてありますが…」壊した場合には弁償らしいですね…


セイヤ「ならこれは普通にキッチン用にするか…一応自分の包丁持って来て置いて助かった…咲夜やアリス、妖夢の包丁使わせて貰う訳にもいかないからな…」包丁戻す…


幽々子「セイヤく〜ん、今日のお昼御飯は川でカレーを作るのよね〜?」


セイヤ「そうですね。やっぱり大人数でのキャンプと言ったらカレーが定番でしょうし」


こころ「野菜たっぷりカレーがいい…」(狐)


文「そうですね♪私も野菜が多めのカレーが食べたいです♪」


幽々子「私も〜♪」具材が沢山なら満腹になれるわ〜♪


セイヤ「それじゃあカレーの野菜は多めにするか…」沢山材料持って来て置いて本当に助かった…



〜コテージ(大浴場脱衣所)〜



四季映姫「あ、セイヤ。セイヤ達も大浴場を見に来たんですか?」


セイヤ「あぁ、まぁな…しかし脱衣所も広いな。銭湯並みの広さだぞ…」


小町「まさか覗きの下見?セイヤも男だな…」


セイヤ「俺ってそんなに信用ないのか?」


天子「いやいや無い無い別の意味で無い…セイヤに覗きをする度胸なんて無い…」手を横にフリフリ…


輝夜「そうね。それだけは有り得ないわ。100億円賭けても良いわよ」同じくフリフリ…


ガラリラッ!


霊夢「100億円を賭けると聞いて!」バーーン☆


衣玖「地獄耳……いえ違いますね。銭取耳ですね…」


霊夢「セイヤ!今日絶対に覗きなさいよ!?乙女の柔肌を見られる+私と100億円山分けに出来るのよ!?もう覗きをするっきゃ無いでしょ!」


セイヤ「俺はまだ犯罪者にはなりたくねぇよ!ていうか永遠に犯罪者にはなりたくねぇ!」


文「そんな事しなくても私が写真を撮ってセイヤさんに横流ししますから。ですから覗きの必要はありませんよ?」カメラ見せる…


セイヤ「文、お前は安全面を考慮して1人で風呂に入って貰うからな…」


ガラリラッ!


咲夜「お嬢様と妹様がお風呂に入っている時の写真を頂けると聞いて!」バーーン☆


セイヤ「お前レミリア達と外に行ったんじゃないのか?ていうかそれ犯罪だからな?」


咲夜「犯罪などでは断じてありません!お嬢様と妹様の写真は、私とセイヤだけが持つ事を許された代物です!」


セイヤ「勝手に俺を犯罪者の仲間に入れるな!」


文「というよりも確か前に咲夜さんに怒られた様な気が…」


咲夜「おっとお嬢様が呼んでいますね。では私はこれで失礼します」シュッッッッッッッ!!!!


セイヤ「毎回見る度に気になってたんだが…咲夜のアレは本当に手品なのか?」


幽々子「セイヤ君も咲夜ちゃんの事を言えないと思うわ〜…」


こころ「セイヤ…2階…見に行きたい…」袖くいっ…


セイヤ「それじゃあ2階見に行くか…」スタスタ


霊夢「あ、私も一緒に見に行くわ」スタスタ



〜コテージ2階(廊下)〜



霊夢「廊下も日当たりが良いわね。夏みたいな暑い日じゃ無くて春とかに来たらもっと最高だったと思うわ…」スタスタ


セイヤ「それは俺も同感だな…まぁ別に暑過ぎる訳でも無いし丁度良いんじゃないか?」スタスタ


魔理沙「お、セイヤに霊夢。それに他の奴等も一緒か♪」


こころ「魔理沙…ここは何があるの…?」


魔理沙「此処はシアタールームだぜ!雰囲気もあって中々だったな…映画沢山持って来て置いて正解だったぜ!」


パチュリー「因みに魔理沙、その映画って何を持ってきたのよ…」


魔理沙「SFにホラー!ファンタジーまで何でも御座れだぜ!」家から沢山持って来たからな!


文「ですが映画鑑賞となるとやはりポップコーンが必須ですよね〜?」


幽々子「セイヤ君、ポップコーンお願いね〜?」ニコ


セイヤ「俺は万能人間じゃありませんよ?」


こころ「セイヤは結構万能人間寄り…大抵の事は出来る…だから頑張って…」(狐)


セイヤ「いやこころさん、真剣な表情で言われましても…材料なければ作れないからな?」


魔理沙「トウモロコシならゆかりん☆のバッグに大量に詰めてあったぞ?」


霊夢「あ〜…確か紫の奴、セイヤに焼きトウモロコシ作って貰うって言ってたわね…」


セイヤ「焼きトウモロコシくらい自分で作って欲しいな…」


パチュリー「それよりも寝室の事なのだけれど…」


文「寝室がどうかしたんですか?」


パチュリー「先ず確認しておくけれどセイヤ…貴方寝室が何部屋あるかキチンと把握していたの?」


セイヤ「?…いえ、安いし早い者勝ちだろうからって霊夢と魔理沙に急かされて…即断即決みたいな感じでしたからね。その後も特に気にせずバイトしていましたから…」


パチュリー「このコテージの寝室…2部屋しか無いわよ?」


セイヤ「それなら丁度良いじゃないですか。男と女に綺麗に分かれる事が出来ますし…」


フラン「残念ながらそうは問屋が卸さないんだよ♪」スタスタ


アリス「女の子が32人も居るんだよ?セイヤ1人だけが快適空間なんて認められないからね?」スタスタ


空「こいし様、今思うと凄い状況ですよね?セイヤって…32人もの女の子と一緒に2泊3日を過ごすんですから…」ヒソヒソ…


こいし「セイヤさんには恵まれた環境に居るんだよって事を理解して貰いたいよね?」ヒソヒソ…


鈴仙「理解はしてると思うよ?偶にそんな感じの事を言う時あるし…」ヒソヒソ…


てゐ「まぁ兎にも角にも今回は全員にチャンスがあるって事だよね?現在の状況からすると…」ヒソヒソ…


セイヤ「確かに32人は多いが…何とか部屋に詰め込めるだろ…」


アリス「私達全員を部屋に詰め込むつもりなの!?流石に真夏の夜に32人固まって寝るのは無理だってば!」蒸し蒸しし過ぎて私達中華まんになっちゃうよ!


セイヤ「え〜と…じゃあつまり…どういう事だ…?」


空「つまり、寝室1部屋につき、16人ずつ分かれる計算になるね…」


セイヤ「じゃあ俺はシアタールームでGoodなNightという訳だな…」


フラン「違う違う!セイヤは初日と2日目に寝る場所を変えれば良いんだよ!つまり一緒に寝ようって事だね❤︎」


セイヤ「いやいや無理無理!俺はシアタールームで寝るから!だから綺麗に二手に分かれておくんなまし!」


魔理沙「あ、悪いセイヤ…もう皆にLINEで送っちゃったぜ♪」てへへ…


セイヤ「はぁっ!?」


霊夢「今から皆でリビングに集合して初日と2日目の部屋割り決めに行くから…じゃあまた後でね♪」スタスタ


セイヤ「え?え?」


こいし「勿論寝る場所も決めるんですよね?」スタスタ


パチュリー「そういう事になるわね。誰がセイヤの隣になっても恨みっこ無しよ?」スタスタ


こころ「セイヤの隣で…///寝たい…///」スタスタ


魔理沙「いや〜♪今から楽しみだな〜♪」スタスタ


鈴仙「だよね♪夜が待ち遠しいよ♪まぁ初日になるのかはまだ分からないけど…」スタスタ


てゐ「千載一遇のチャンスとはこの事だね。抱き着きながら寝るのとはまた別の背徳感が得られる筈だよ」スタスタ


フラン「私は普通に抱き着きながらの方が良いなぁ〜❤︎まぁ喩えセイヤと離れてても、皆が寝静まった後にセイヤの布団に忍び込むだけだよ❤︎」スタスタ


霊夢『私も今回ばかりは形振り構わず突っ走ってやるわ…!!』スタスタ



セイヤ「え?マジ?マジで俺お前達と寝るの?誰か答えてちょんまげ…」ポツーーーン…



〜コテージ(リビング)〜



紫「それじゃあこれから女の子32人による今日と明日の部屋割りを決めたいと思いま〜す♪」キャピッ☆


魔理沙「訂正を要求するぜ!女の子31人+BBA1人に訂正しろだぜ!」


紫「あら、アリスちゃんと空ちゃんは私の事を女の子だと思っているのよね?そうよね?」ギロッ!


アリス「そそそそうだよ魔理沙!紫先生は立派な女の子だよ!」ガクガク…!


空「そそそそうそう!女の子に向かってBBAは失礼だと思うよ魔理沙!」ブルブル…!


紫「ほら見なさい♪と、いうわけで…今回は厳正なる抽選で部屋割りを決めたいと思いま〜す♪」つ箱


小悪魔「なんだかとてもドキドキしてきますね…///男の人と一夜を共に過ごすなんて初めてです…///」ドキドキ


美鈴「そう言えば小悪魔はまだ被害者の会に入っていませんでしたよね?これを機会に入会してみたら如何ですか?」


小悪魔「えっ!?で、でも私はまだセイヤさんの事をよく知りませんし…」


さとり「それはこれから知っていけば良いんじゃないですか?」


咲夜「セイヤから不用意な発言をされ、そしてそれにドキッとしたならば入会する権限はありますから。仲間が多いと心強いですしね」


小悪魔「そ、それじゃあ…///是非…///入会させて下さい…///」


ルーミア「認めた!セイヤに気があると認めた瞬間なのかー!」


小悪魔「き、気があるとかではありません!だ、誰にでも優しいですし…///凄く頼りになりますし…///それに、その…///真剣な表情が…///格好良いなって…///」カァっ…


パチュリー「こあ…それは多分気があるって事と変わらないと思うわよ?」


フラン「ねぇねぇそんな事よりゆかりん先生!もしも夜中にセイヤと過ちが起こったら罰則とかあるの〜?」


紫「?…特に無いわよ?」好きにすれば良いんじゃない?


全員『まさかの教師公認ッ!?』(大飛出)


レミリア『こ、これは絶対にセイヤと寝なければ…///せ、セイヤが他の女の子に手を出すとは思わないけれど…///い、一応念の為に私がキチンと監視して、間違いが起こらない様にしなければならないわね…///』セイヤのお嫁さんは私だもの!


幽香『セイヤ君にはもう一度、誰が本当の御主人様なのか分からせる必要があるものね…これは神様が与えてくれたチャンスに違いないわ!』


魔理沙『こ、此処はどうすれば良いんだぜ…いつもは便乗する様な感じでセイヤに甘えてたが…う、う〜ん…今更どうセイヤに甘えればいいのか分からないぜ…』しょぼ〜ん…


咲夜『ふむ、お嬢様や妹様と寝られる確率は五分五分ですか……それにもし…もしも私以外が寝てしまったらセイヤと…………ふ、不可抗力ですよね…///』ふふふふ…


鈴仙『これは絶対に寝落ちする事は許されないね…この眠気に耐えた者だけが…セイヤと一緒の布団で夜を過ごす事が出来る…!』


全員(小町以外)『この眠気我慢大会…!アドバンテージの差を詰めさせはしない…!!』(狐)


紫『み、皆の顔w真剣そのものねw付き添いって事で着いて来たけれどw面白い2泊3日になりそうだわw』ぷるぷる…


小町『どうして皆こんなに真剣な表情をしてるんだ?』


妹紅「紫先生!抽選箱を!」


紫「はいは〜い♪どうぞどうぞ〜♪」



☆そして抽選結果発表☆



〜A組(初日)〜


霧雨魔理沙

アリス・マーガトロイド

東風谷早苗

魂魄妖夢

古明地さとり

古明地こいし

秦こころ

鈴仙・優曇華院・イナバ

西行寺幽々子

パチュリー・ノーレッジ

射命丸文

藤原妹紅

蓬莱山輝夜

洩矢諏訪子

小野塚小町

八雲紫(BBAw)


〜B組(2日目)〜


博麗霊夢

十六夜咲夜

レミリア・スカーレット

フランドール・スカーレット

紅美鈴

比那名居天子

永江衣玖

八坂神奈子

因幡てゐ

火焔猫燐

霊烏路空

四季映姫・ヤマザナドゥ

風見幽香

チルノ

ルーミア

小悪魔



魔理沙「霊夢…健闘を祈ってるぜ?」拳前に出す…


霊夢「1番の理解者であるあんたが居ないのは正直キツいけど…まぁお互い頑張りましょう?」拳前に出す…


コツン…ガシッ!


霊夢「今回は必ず…!」グッ!


魔理沙「セイヤとの仲を進展させて見せるぜ…!」グッ!


咲夜『嗚呼神様…貴方はやはり、私の味方だったのですね…これで念願だったセイヤとお嬢様と妹様の絡みが見れます。そしてお嬢様と妹様が寝静まった時には…ふふ…///ふふふふふ…///』拝み…


燐『まさかさとり様とこいし様が一緒じゃないなんて…』ガクッ…


空『神も仏も無いとは正にこの事だね…』ガクッ…


四季映姫「これは己との戦いですね…眠気を我慢し、目標の為に突き進む…眠気を我慢する以外はセイヤがいつも通って来た謂わば茨の道…私もその茨の道を突き進みましょう!」拳握る!


てゐ「あちゃ〜…鈴仙達と離れちゃったよ。これどうしよ…」


鈴仙「私達3人も頑張るから…てゐも頑張ってね!応援してるから!」


輝夜「妹紅、抜け駆けしたら承知しないからそのつもりでね?」


妹紅「ふんっ…輝夜こそ、先走ったりしない事ね…」


レミリア「フラン、私達は今の内に計画を練って置きましょう?備えあれば憂い無しよ」ギュ…


フラン「備えあれば嬉しいなに変えられる様に頑張ろうね♪お姉様♪」ギュ…


アリス「ど、どうしよう…///まだ心の準備が全然出来てないのに…///」普段は皆と一緒だからアレだけど…今回は自分自身との戦いだし…


パチュリー「最善を尽くせばそれでいいのよ。そうすればきっと、悪い結果にだけはならないと思うわ」


天子「ねぇ衣玖、私達も共同戦線張らない?色々と動き易そうだしさ…」


衣玖「勿論私は構いませんよ?ですが強敵揃いですからね…まだ魔理沙とアリスと早苗が別組で助かりました…」


早苗「諏訪子様も神奈子様もどうするんですか?私はレミリアさんが居ないので形振り構わず突っ走るつもりですが」


諏訪子「私は早苗に協力するよ。その代わり分け前はちゃんと貰うけどねぇ♪」


神奈子「私はメンバーがメンバーだから…どうするか迷っちゃうわ…」はぁ…


肩ポン…


幽香「好きな人が目の前に居るのならば、迷う必要なんて無いわよね?神奈子」ニコ


神奈子「幽香先輩…」


幽香「幽香で良いわ。貴女から先輩と言われると違和感を感じるから…」私より年上に見えるものね…


こころ「神奈子…!頑張って…!私も応援してる…!」(狐)


神奈子「こころ…」ウルッ…


グシグシ…!


神奈子「分かったわ。私も最善を尽くして、その結果が悪い事になっても後悔しない様に突き進む事にするわ…」キッ!


早苗「それでこそ神奈子様です!」ニコ


諏訪子「ま、お互い頑張ろうねぇ」ニコ


「はぁ…お前達は元気だなぁ…」トボトボ…


紫「あら、セイヤ…あんた一体どこほっつき歩いてたのよ…」あんたの反応が1番見たかったのに…


セイヤ「なぁ紫さん。あんた曲がりなりにも教師だろ?男と女が一緒の空間で寝るなんて反対だよな?」


紫「曲がりなりにもってどういう意味よ…それともう部屋割りは決めちゃったからね?」


セイヤ「いやまぁ部屋割りは其方で勝手に決めてくれていいんだが…俺が一緒に寝る必要なんて無くない?」


全員(紫以外)「必要あるッ!!」(般若)


セイヤ「っ!?」ビクゥッ!!


紫『この子の反応w本当に面白いわねw好い加減皆の気持ちに纏めて気付けばいいのにwww』ぷるぷる…


セイヤ「何笑い堪えてるんですか!?教師なんだから少しは真面な考え持って下さいよ!」


紫「真面な考え持ってないのはあんたでしょ?まぁこれを機会にある程度皆の気持ちに気付く事ね〜w」スタスタ


セイヤ「この反面駄目教師!!」そして意味分からん!


紫「なんとでも言いなさいw」スタスタ


セイヤ「このクソBBA!!」うわーん!


ヒュッッッ!!ドゴォォォォォォッッ!!


ゲシッ!!


紫「だぁれがクソBBAですってぇ?そんな事を言う様な子に文子は育てた覚えは無い筈よぉ?」グリグリ…!


セイヤ「ごめんなさぃ…」グスン…


妖夢「ちょ、ちょっと紫先生!セイヤが可哀想ですから止めてあげて下さい!」


紫「あのね妖夢ちゃん…悪口言われたの私なのだけれど…」可哀想なの私よね?


妖夢「何も殴ったり蹴ったりしなくても良いじゃないですか!そんな風では教師失格ですよ!大丈夫ですか?セイヤ…」


セイヤ「いや、まぁ…紫さんに悪口言った俺の自業自得だから…」痛ッ…


妖夢「わ、私の頭を撫で撫ですれば痛みも引く筈ですよ…///どうぞ、思う存分撫で撫でして下さい…///」頭突き出す…


セイヤ「そ、そうか?よく分からんが妖夢が撫でて良いって言うなら遠慮無く…」なでなで…


妖夢「えへへ…///『やはりセイヤに甘えるのは止められませんね…///子供っぽいとか思われちゃうかも知れませんけど…///撫で撫での為なら致し方無いですみょん…///』」みょんみょん❤︎


紫『なんだか利用された感が半端じゃ無いわね…』ポツ〜ン…


鈴仙「あ!妖夢ズルいよ!セイヤ!偶には私の事も撫で撫でして!」ズイッ!


セイヤ「えっ…」


パチュリー「鈴仙の言う通りね…いつもレミィやフランにばかり感けているのだから、偶には私にも構ってちょうだい?」背後から抱き着く…


セイヤ「あ、あの…」


輝夜「そ、その…私の事も撫で撫でして欲しいわ…駄目かしら…?」ズイッ…


セイヤ「ま、待て待て!ちょっとタンマ!急に何言い出すんだお前達は!」


レミリア「そうよ!誰の許可を得てセイヤに撫で撫でして貰おうとしているのよ!」


セイヤ「いやそうじゃないそうじゃない!」


諏訪子「良いじゃん偶にはさぁ…それともセイヤは、私達の事が嫌いなの?」


神奈子「諏訪子の言う通りよ。嫌いじゃないなら甘えさせてくれても良いわよね?」


セイヤ「い、いや…嫌いな訳ないだろ。寧ろ、というか普通に好きだしな…お前達の事…」


魔理沙「な、なら良いだろ?///私だって本当は…///その…///セイヤに甘えたかったんだぜ…///」モジモジ…


セイヤ「ま、魔理沙さん…?///『いつも勝気な魔理沙が…甘えたかった…だと…?俺は夢でも見てるのか…?』」


霊夢「そうよ…///幼馴染なのにいつも放ったらかしにされて…///結構辛いのよ…?///だから今回は甘えさせなさいよね…///」モジモジ…


セイヤ『あれー…これおかしい絶対おかしい…霊夢も魔理沙も普段こんな事絶対言わない筈だ…そうか夢か…この旅行自体全部夢だったんだな。きっともう直ぐ夢から覚める夢オチENDでこの編は終了だな…』うんうん…


妹紅「…」耳抓るッ!


セイヤ「痛い痛い痛い痛いッ!妹紅さん痛いですッ!ていうかなんで耳抓るんだよッ!」


妹紅「どうせこれは夢だとか思ってるのよね?セイヤの考えてる事なんて大体読めてるわよ?そんな都合良く夢オチなんて事がある訳無いじゃない…」パッ…


セイヤ「そ、そうか…これは現実でREALなRealityなんだな…『都合良く夢オチって…この状況自体が俺にとって都合が良いような気が…』」


美鈴「現実もREALもRealityも全部同じ意味じゃないですか…」


セイヤ「いや多分微妙に違うと思うぞ?」


妖夢「無駄な会話をする暇があるなら撫で撫でして下さいよ!///」みょんみょん!


鈴仙「そうそう!妖夢の言う通りだよ!」


パチュリー「むきゅ〜…///」擦り擦り❤︎


四季映姫「わ、私もセイヤに擦り擦りしに行きましょう…///」テッテッテッ…


小町「映姫様待って下さい!あの男に近付くと閻魔様から有罪判決を受けて地獄に落ちてしまいますよ!?」手を伸ばす!


ピタ…


小町「ほっ…分かってくれた様で安心しました…」ふぅ…


四季映姫「……小町…私は、セイヤと一緒に居られると言うのならば…喩え地獄に落ちても構いません。どんな罰でも私は喜んで受けましょう…セイヤと共に…!!」ダッ!


小町「映姫様ぁぁぁぁぁぁっ!!」そんなー!


四季映姫「さぁセイヤ!私の事も撫で撫でしなさい!でなければ有罪にしますよ!?罰として永遠に私の傍に居て貰う事になりますよ!?」ユサユサ!


セイヤ「映姫…それ罰と言うのか?罰じゃなくて御褒美って言うんじゃないのか?」


四季映姫「そ、そんな…///御褒美だなんて…///それではこれからは私の伴侶として傍にいて貰いますよ?///セイヤ…///」擦り擦り❤︎


セイヤ「なぁ妹紅…もう1度だけ俺の耳抓ってくれないか?」


妹紅「何度でも抓ってあげるわよ?」耳グイーッ!!


セイヤ「痛てててててててッ!妹紅それ抓る違う!引っ張ってる!耳思いっ切り引っ張ってるから!」痛いから超痛いから!



キャーキャー☆キャーキャー☆



紫『今日も平和ね………平和なのかしらね…』(小並感)



〜キャンプ場近くの川〜



セイヤ「…」せっせっ…


結び結び…


セイヤ「よいしょ…」登り登り…


ブラ〜ン…


セイヤ「いやぁ…やっぱり夏はさ、木陰でハンモックに揺られながら読書をするに限るよね…」ペラ…


セイヤ「奮発して新しいやつ買って良かった良かった…揺れ心地最高だな。ハンモックは人類が生み出した文化の極みだね全く…」ペラ…


霊夢・魔理沙「「なぁにが文化の極み(だぜぇぇぇっ!!)よぉぉぉっ!!」」グンッッ!!


グルンッッ!!


セイヤ「ぐほおぁっ!!」ベシャッ!


スタスタ…


咲夜「全く…折角水着に着替えたと言うのに、貴方が興味を持たなければ水着を買った意味がないじゃないですか…」スタスタ…


霊夢「咲夜の言う通りよ。ほら!何か感想は無いの?私達の水着姿を見て」


セイヤ「いや…その…まぁ…え〜と…」しどろもどろ…


早苗「しっかりはっきり言って下さい!男らしくないですよ!?」


セイヤ「に、似合ってるよ…///凄く可愛い…///」目逸らし…


魔理沙「さ、最初から正直にそう言えば良いんだぜ!///」


アリス「ほ、ほらセイヤ!///皆待ってるから一緒に行こう?///」グイッ!


セイヤ「あ、あぁ…///」スクッ…


スタスタスタスタスタスタ…


チルノ「あっ!やっと来たねタラシ男ー!」


さとり「まさかこの時の為にハンモックを買うなんて…無駄遣いはやめた方が良いわよ?」


セイヤ「む、無駄遣いなんかじゃねぇっての…///『クソっ…///全員滅茶苦茶可愛い…///』」目逸らし…


小悪魔「あ、あの…セイヤさん?どうして目を逸らしているんですか?」


幽々子「きっと私達の水着姿を見て照れているのよ〜♪そうよね〜?セイヤく〜ん♪」ニコニコ


セイヤ「て、照れてなんかないですよ…?」目を逸らしたままで…


文「説得力無いですね〜…」


天子「まぁまぁそんな事よりもさ!皆で一緒に川で遊ぼうよ♪」右腕ギュッ!


衣玖「天子の言う通りですね♪さ、早く行きましょう?セイヤ♪」左腕ギュッ!


セイヤ「わ、分かったから抱き着くのは勘弁してくれ…///」スタスタ…


こいし「セイヤさんセイヤさん♪魚取りしましょう魚取り♪」キャッキャッ☆


フラン「こいしは子供だね…それに、こいしにはもっと重要な役割がある筈だよ?…川にある綺麗な小石を拾うという重要な役割がね!」バーーーン☆


セイヤ「あーはいはい…うまいうまい…」スタスタ…


こいし「わ、私は好きだよ…?その駄洒落…」駄洒落なのかもよく分からないけど…


フラン「なんか私慰められてるっ!?」ガーン☆


チャプチャプ…


セイヤ「お…やっぱり自然の川は冷んやりして気持ち良いな…」


美鈴「でしたらこれを食らえば更に冷んやりしますよっと!」パシャッ!


セイヤ「冷たっ!?」


空「食らえセイヤっ!日頃の恨みっ!」バシャッ!


セイヤ「日頃の恨みって何ぃっ!?」冷たいっ!


燐「食らえセイヤっ!積年の恨みっ!」バシャッ!


セイヤ「積年の恨みって何ぃっ!?」超冷たいっ!


小町「食らえセイヤぁぁっ!!映姫様の仇ぃぃぃっ!!」ドバシャァッ!!


セイヤ「ぐわらばぁっ!?」バシャーン!!


レミリア「セイヤ…貴方あの3人に一体何をしたのよ…日頃の恨みとか、積年の恨みとか、映姫様の仇だとか言われているわよ?」倒れたセイヤを見下ろす…


セイヤ「身に覚えが御座いませんね…だからこそ困っているのですよ…っと…」ムクッ…


ルーミア「タラシ男には制裁を加えてやるのかー!」ビシュッ!


セイヤ「フッ…」サッ…


ルーミア「くっ…流石なのかー…」ギリッ…


チルノ「まだまだぁぁぁっ!ロックアイス投擲術ッ!!」ビシュッ!ビシュッ!ビシュッ!


てゐ「クーラーボックスにはまだまだ沢山あるからジャンジャン投げちゃっていいからね!チルノ!」ほいロックアイスお待ち!


チルノ「感謝感激雨ロックアイス!」ビシュッ!ビシュッ!


セイヤ「俺お前達にこんな事される覚えがないんだぎゃぁぅっ!?」ゴチンッ☆


輝夜「ちょ、ちょっと待ちなさい!流石にそれは洒落にならないわよ!今直ぐやめnゴチンッ☆」バシャーン!


てゐ「あ…ヤバい。輝夜にぶつかっちゃったみたいだね…」あらら…


チルノ「ははははは!あたいの力に跪くがいい!」ビシュッ!


ゴチンッ☆バシャーン!


鈴仙「あちゃ〜…これはマズイよ…」あわわ…


ムクッ…


幽香「てゐにチルノちゃん…さっき輝夜ちゃんが止めたわよね…?どうしてその時に止めないのかしら…?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!


セイヤ『うわ〜…てゐにチルノ…御愁傷様…』南無三…


チルノ「逃げろっ!」バシャバシャバシャバシャ!


てゐ「私も退散させて貰うよっ!」バシャバシャバシャバシャ!


幽香「2度と悪さが出来ない様に徹底的にお説教してあげるわ…」バシャバシャバシャバシャ!


天子「セイヤ大丈夫?それにしてもロックアイス頭にぶつけられて良く無事だね…」


セイヤ「それは輝夜や幽香先輩も同じだろ…」


輝夜「私は無事じゃないわよ〜…頭にたんこぶできちゃったわ…」グスン…


セイヤ「大丈夫か?ほら、痛いの痛いの飛んでけ〜…なんてな」なでなで…


輝夜「心配してくれて…///その…///ありがとう…///」ドキドキ…


セイヤ「それにしても輝夜の髪は綺麗な黒髪だよな。それに絹みたいな触り心地だし…」なでなで…


輝夜「そ、それならもっと撫でても良いわよ…?///セイヤは…///その…///黒髪ロングの女性って…///好き…?///」ドキドキ…


セイヤ「そりゃあな…日本人の男ならやっぱ、黒髪ロングの清楚な女性に憧れるもんだろ…」なでなで…


全員(霊夢と文と空以外)「っ!!!?」ガーーーーーーーンッ!!


霊夢「フッ…輝夜程ロングでは無いけれど、黒髪セミロングな私は勝ち組ね…」キリッ☆


文「そ、そうですか〜…///セイヤさんは黒髪の女性が憧れの存在なんですね…///」モジモジ…


空「ま、まぁ私には全っ然これっぽっちも関係ないけど…///わ、悪い気はしないよね〜…///」モジモジ…


輝夜「な、なら…///私が貴方の伴侶として…///傍に居てあげても…///ゴニョゴニョ…///」ボソボソ…


セイヤ「???」小さくて聞き取れない…


咲夜「わ、私も一層の事…黒に染めて…」


セイヤ「咲夜は綺麗な銀髪だろ…俺はそのままの咲夜の方が…好きだな」ニコ


咲夜「っ…///そ、そうですか…///ありがとうございます…///」俯き…


セイヤ「そういえば今思うと全員個性的な髪色してるよなw」はははw


諏訪子「せ、セイヤはさぁ…やっぱり金髪とか…あんまり好きじゃない…?」


セイヤ「いや全然?ていうか…お前達がこうやって集まってると…」


全員「集まってると?」


セイヤ「まるで、生きた虹を見ている気分だな…凄く綺麗だ。ずっと眺めていたいくらいに…な」微笑み…


魔理沙「そ、そんな笑顔でそんな台詞!///反則だぜーーーっ!///」ロックアイスをダイレクトアタックだぜ!


ゴチーーーンッ!!


セイヤ「ぶべらぁっ!?」バシャーーーンッ!!


こいし「さ、さぁセイヤさん!///一緒にお魚探しの旅に出ましょう!///」ユサユサ…


燐「わ、私も魚は見たいかな〜…///なんて…///」手を握る…


セイヤ「一層…俺をお魚にして…」グスン…



暫くして…



グツグツ…


セイヤ「全て〜は〜あ〜い〜の〜タァァメッリック!はらは〜ら〜ハラペーニョ〜♪」クルクル…


セイヤ「泣かれ〜ちゃ〜やだもんシナモ〜ンカルダモン!…無理か!パプリカ!コリゴリコリアンダ〜♪」クルクル…


セイヤ「さくら〜んしてサフラン♪ちょこっとチョコレイトっ♪今さーらーガーラームーマーーサラっ♪」クルクル…


セイヤ「でもあ〜したがあるもん♪シナモン♪カルダモン♪美味しいカレーのっ…」ピタ…


セイヤ「できあぁぁぁぁがぁぁぁっりぃぃっ!!」ジャンジャン☆


霊夢・魔理沙「「なぁぁぁにやってん(だぜぇぇぇっ!!)のよぉぉぉっ!!」」Wライダーキック☆


セイヤ「保◯先輩ぃっ!?」ズザァァッ!!


咲夜「カレーを1人で作りたいと言うから任せてみたら…これを歌いたかったんですね…」


アリス「呆れて物も言えないね…」


セイヤ「そんな事よりも、俺の作ったカレーだ。味見をしてくれ…」キリッ☆


こころ「じゃあ…あーんして…?」首傾げ…


セイヤ「『うん…超可愛いな…』フッ…良かろう…心して食すがいい…こころだけに…」ほらあ〜ん…


こころ「あむ……おいひい」ニコ


セイヤ「そうか…それは良かった『お嫁さんを貰うならば、こころみたいなお嫁さんが良いな…と、俺はキメ顔でそう思った』」ニコ


さとり『気持ち悪い…』


セイヤ「さとり、お前今俺の事気持ち悪いとか思っただろ…」


さとり「お、思っていませんよ…?」目を逸らしながら後退り…


セイヤ「弁解をする時は、人の目を見て、なるべく離れ過ぎない様にして弁解しましょうね〜?」


燐「セイヤは兎も角としてカレーの味は確かだね…」ぺろ…


妹紅「そうね…セイヤは兎も角としてカレーは美味しいわね…」ぺろ…


紫「セイヤ、悪いんだけれど焼きトウモロコシ作って貰えない?」


セイヤ「ポップコーン用に少し分けてくれると約束して貰えるならば…」


紫「交渉成立ね♪」


妖夢「あ、私も焼きトウモロコシ食べたいです!」みょんみょん!


幽々子「私も食べたいわ〜♪」


小悪魔「あ、あの…厚かましい様ですが…私も食べたいです…」恐る恐る…


紫「沢山持って来たからどんどん食べなさい♪」


セイヤ「それじゃあ金網用意するか…」ガサガサ…


早苗「それじゃあ私達はお皿やスプーンを準備しますね?」


セイヤ「あぁ、悪いが食器とかの方は任せた…」中々見つからないな…


早苗「任されました♪」スタスタ


咲夜「では私達はサラダを作りましょうか。アリス、妖夢」


アリス「そうだね。カレーと焼きトウモロコシだけじゃ栄養バランスが悪いもんね…まぁ今回のカレーは野菜がゴロゴロ入ってるけど…」


こいし「わ、私も微力ながらお手伝いします!」ふんすっ!


妖夢「それは助かります。一緒に頑張りましょうね?」ニコ


こいし「はい!」ニコー☆


空『こいし様可愛い❤︎こいし様可愛い❤︎こいし様可愛い❤︎こいし様可愛い❤︎』パシャ☆パシャ☆


文「私も負けていられません!」パシャ☆パシャ☆


鈴仙『どっちも相変わらずだね…』


セイヤ「お、やっと見つかった…」つ金網


小町「火の用意は出来てるからいつでもOKだぞ?セイヤ」


セイヤ「あぁ、悪いな小町」金網乗せる…



☆食事の準備完了☆



さとり「///」ピトー…


セイヤ「あの…さとりさん?さっき俺の事気持ち悪いとか仰っていませんでしたか?」右チラ…


さとり「い、今のセイヤは普通ですから…///こ、これからはああいう事をあまり考えないで下さいね?///」ピトー…


セイヤ「そ、そうか…これからは自重するよ。それと魔理沙…」左チラ…


魔理沙「え…?///な、何だよ…///」ピトー…


セイヤ「お前も何でくっ付いてるんだ?」嫌じゃないが…


魔理沙「ば、罰ゲームだぜ!///罰ゲーム!///好きでくっ付いてる訳じゃないぜ!///」ピトー…


セイヤ「そうか…俺にくっ付くのは罰ゲームなのか…そーなのかー…」ははは…


ルーミア「私の事を馬鹿にするななのかー!」ムクプン!


セイヤ「ごめんなさい…別に馬鹿にしている訳じゃありません。許して下さい…」グスン…


魔理沙『また…余計な事言っちゃったぜ…』グスン…


霊夢『魔理沙…あんた折角のチャンス棒に振ってんじゃないわよ…』


セイヤ「嗚呼…このトウモロコシのお焦げになりたい…」


空「残念だったねセイヤ。トウモロコシのお焦げは必要とされてるけど、セイヤは必要とされてないから」


セイヤ「…」グスン…


輝夜「こら空!セイヤにそんな事言ったら可哀想じゃない!謝りなさいよ!」


空「まぁまぁ輝夜…取り敢えず落ち着いてセイヤをよ〜く見てみなって…」ヒソヒソ…


輝夜「?………あ、悄気てるセイヤ…///可愛いかも…///」ジーーー…


空「分かってくれた?」ヒソヒソ…


輝夜「悄気てるセイヤを見る為に悪口を言うとは…空殿、御主も悪よのう…」ヒソヒソ…


空「いえいえ、輝夜様程では御座いませんよ…」ヒソヒソ…


輝夜・空「「ふふふふふふふ…///」」ジーーー…


咲夜『激レア写真❤︎激レア写真❤︎』パシャ☆パシャ☆


レミリア「さ、咲夜…///私にも後でその写真、送ってちょうだい…///」ユサユサ…


フラン「私にも私にも〜…///」ユサユサ…


咲夜「はい、勿論構いませんよ♪『一石二鳥とは、この事ですね…///』」


紫「ねぇ皆…お昼ご飯食べないの?私凄くお腹空いてるんだけど…」


こいし「紫先生…///セイヤさんを見ていれば自然と満腹になりますよ?///」ほぅ…


こころ「恋は不思議…///人を盲目にさせる…///」ほぅ…


幽々子「私は何方も捨て難いのだけれどね〜…///」セイヤ君も好き、だけど食事も好き…///


妖夢「私はセイヤだけでお腹一杯ですので…///」ほぅ…


紫「それじゃあ妖夢ちゃんのカレーと焼きトウモロコシは没収するわよ?」ヒョイ…


妖夢「構いませんよ…///」ジーーー…


紫「…………え?」(唖然)


妖夢「どうぞ…///私の分も食べて下さい…///」ジーーー…


紫「じょ、冗談よ…冗談…」コト…


妖夢「そうですか…///」ジーーー…


紫『こっちには見向きもしないわね…』


パチュリー「取り敢えず折角のカレーが冷めてしまうし、食べましょうか」


美鈴「そうですね♪温かいうちに食べないと勿体無いですからね♪」


魔理沙「それじゃあ全員手を合わせて…『はぁ…セイヤにどうやって素直に甘えればいいんだぜ…』」パチン…


てゐ『なんだか、魔理沙の元気が少ない様な気が…』パチン…


魔理沙「いただきます…」ペコ


全員(セイヤ以外)「いただきま〜す♪」ペコ


セイヤ「ます…」ペコ…


パクン…


天子「う〜ん❤︎やっぱりセイヤが作ったカレーは一味も二味も違うね❤︎」パクパク…


幽香「スパイスを加えて1から作ったカレーだものね。それに、野菜も沢山入っているからその分の旨味も効いていてとても美味しいわ…」パク…


衣玖「幽香も天子の様に言ったらどうですか?セイヤが作ったカレーだから美味しいって」ニヤニヤ


幽香「べ、別に一々言葉にしなくても良いじゃない…///」パクパク…


小悪魔「うわ…凄く美味しいです。あんなふざけた歌を歌いながらだったのに、こんなに美味しいカレーが作れるなんて…」素直に尊敬します…


早苗「当然ですよ!私のセイヤさんなんですからね♪」ふふん♪


レミリア「聞き捨てならないわね早苗。セイヤは貴女のモノじゃないわ。私のモノよ!」


早苗「レミリアさんは黙って焼きトウモロコシでも食べてやがれです!」


諏訪子「この2人は仲が良いのか悪いのかよく分からないねぇ…」モグモグ…


神奈子「仲が悪い訳じゃないと思うけど…同族嫌悪みたいなものじゃない?」モグモグ…


早苗「レミリアさんと同族だなんて嫌ですよ!」フンッ!


レミリア「私も貴女みたいな女と同族だなんて、死んでも御免だわ」フンッ!


霊夢『魔理沙はまだ落ち込んでるのね…セイヤ、あんたが何とかしてあげなさいよ…』はぁ…


魔理沙「…」モグモグ…


セイヤ「なぁ魔理沙。さっきからどうしたんだ?いつもなら積極的に皆を盛り上げるのに…」モグモグ…


霊夢『流石ねタラシ幼馴染!そのふしだらな力で魔理沙を元気付けてあげなさい!』GO!セイヤGO!


魔理沙「え?いや…別にいつも通りだぜ?」あはは…


セイヤ「そうか?なんか悪かったな…」モグモグ…


霊夢『あんた馬鹿ぁっ!?誰がどう見ても落ち込んでるじゃない!なんで肝心な所で気が利かないのよ!どうでも良い所でばっかり女の子ドキドキさせる癖にぃっ!』イライラ…


アリス「な、なんだか霊夢がイライラしてるね…?」ヒソヒソ…


妹紅「いつもの如くお金の事でも考えてイライラしてるんじゃない?」ヒソヒソ…


霊夢「聞こえてるわよぉっ!?」ギラリンッ!


アリス・妹紅「「ご、御免なさいっ!!」」ズペコッ!


フラン「ねぇねぇこいし、この後は私達恒例の写真交換会しよ?」モグモグ…


こいし「それ良いね♪フランちゃんは自信がある写真何枚くらい撮れたの?」モグモグ…


フラン「う〜ん…3枚くらいかな?」パクン…


こいし「私は4枚♪今から楽しみだね♪」パクン…


魔理沙『取り敢えず食べないとセイヤに失礼だぜ…』パクン…モグモグ…


セイヤ「どうだ魔理沙。美味しいか?」モグモグ…


魔理沙「え?す、凄く美味しい…ぜ…」モグモグ…


セイヤ「歯切れ悪いな………ん?魔理沙ちょっと動くな…」手を伸ばす…


魔理沙「?」


口元を指で触る…


セイヤ「カレー…付いてたぞ?」ぺろ…


全員(紫と小町以外)『な、なんと羨ましい!!』


魔理沙「〜っ///」カァ〜…


セイヤ「口元にカレー付けるなんて…魔理沙も食いしん坊だな…」パクン…


魔理沙「な、なな…///ななな…///」ぷるぷる…


セイヤ「な?魔理沙は茄子嫌いだっけか?」モグモグ…


魔理沙「何するんだぜぇぇぇぇぇっ!!///」バキィッ!!


セイヤ「ナスカぁぁぁっ!?」ドサァッ!!


ヒューーーーーーンボチャッ…


セイヤ「っ!?熱々ホットなカレーが俺の頭の上にぃぃぃっ!?」


さとり「セイヤ!?今助けるわ!」バケツの水バシャァッ!


ポタポタポタ…ポタ…ポタ…


セイヤ「さとり…一応礼を言っておく…ありがとう…」髪の毛ダラ〜ン…


さとり「ど、どう致しまして…」貞◯…


魔理沙「うぅ…///『あれは間接キスとあんまり変わらないぜ…///』」モジモジ…


霊夢『私もセイヤに口元を指で触って貰いたい…』グスン…


セイヤ『心に染みるな…』はは…


さとり「はい、頭拭いてあげるから私の方に頭向けなさい…///」モジモジ…


セイヤ「いや…自分で拭けるからタオル貸してくれ…」


さとり「い、良いから言う通りにしなさい…///」モジモジ…


セイヤ「じゃ、じゃあ頼む…」頭突き出す…


ワシャワシャ…


さとり「ど、どう?///」ワシャワシャ…


セイヤ「強過ぎず弱過ぎず…絶妙な拭き加減だな…気持ち良いよ。さとり…」


さとり「そ、そう…///喜んで貰えて良かったわ…///」ワシャワシャ…


セイヤ「何だか…小さい頃、母さんに頭を拭いて貰ってた事を思い出すな…」


さとり「なら…///もっと沢山甘えてくれても良いですよ?///」ワシャワシャ…


セイヤ「いや…恥ずかしいから遠慮して置く…そう言ってくれるのは素直に嬉しいけどな…」


さとり「///」ワシャワシャ…


文『取り敢えず何枚か写真を撮って置きましょう♪』パシャ☆パシャ☆


美味しいわね〜…」モシャモシャ…


こいし「お姉ちゃんいいなぁ〜…私もセイヤさんの頭拭き拭きしてあげたいなぁ〜…」モグモグ…


フラン「まぁまぁこいし、きっとこいしにもチャンスは巡ってくるよ♪それを逃さずモノにしちゃえば良いんだから♪」モグモグ…


燐「フランちゃんは優しいねぇ…嫉妬とかしないの?」パク…


フラン「ちょっとはするけど…でも皆セイヤの事を好きな仲間でしょ?ならやっぱり皆平等に幸せになれればそれが1番だよ♪」まぁその中の1番は私であって欲しいけどね❤︎


咲夜「妹様妹様…私は妹様の何番目ですか?この十六夜咲夜は、一体妹様にとっての何番目の女なのですか?」真剣な表情…


美鈴『咲夜さんが妹様によって壊されてしまいましたね…』モグモグ…


フラン「咲夜が何番目?…私、好きに順番付ける人…嫌い…」プイッ…


咲夜『仕草は可愛いですけど…物凄くショックです…』妹様に嫌われてしまいました…


フラン「…だからね、私は順番なんて関係無く、咲夜の事…好きだよ❤︎」ニコ


咲夜「は、はい…///ありがとうございます…///妹様…///『この台詞だけで白御飯を軽く10杯は食べられそうですね…///』」鼻血ダラダラ…


幽々子『ふふふ…なら咲夜ちゃん、今日の夕御飯の時に1勝負どうかしら〜?』パクパク!


咲夜『?…それは一体どういう勝負ですか?』鼻血拭き拭き…


幽々子『私は以前妖夢から言われた「幽々子様…///大好きですよ…///」…を脳内再生しながら御飯を食べるわ…』パクパク!


咲夜『と、いう事は…私は先程の妹様の台詞を脳内再生しながら御飯を食べる…と。そういう事ですか?』


幽々子『そういう事になるわね〜♪』パクパク!


咲夜『いいでしょう!受けて立ちます!』


幽々子『そうこなくちゃ面白く無いわ〜♪』パクパク!


妖夢『幽々子様も咲夜も…何か良からぬ事を考えていそうですね…』みょんパク…パクみょん…


さとり「『そういう事…』セイヤは好きに順番を付けたりはしないわよね?」モグモグ…


セイヤ「好きに順番って…それは何の順番だ?」モグモグ…


魔理沙「『全く…こういう事には超が付く程鈍い奴だぜ…』だ、だから…///私達に順番を付けたりはするかって事だぜ…///」パク…


セイヤ「なら俺は死んでもいいって事でFinal Answer?」ナイフシャキン☆


霊夢「Answerしなくていい!そんな事するならAnswerなんてしなくていいから!だから取り敢えずそのナイフを置きなさい今直ぐに!」ワタワタ!


セイヤ「まぁ自害なんてしたら別の意味でFinalだからな…」スッ…


四季映姫『それよりもさっきの一瞬で何処からナイフを取り出したんでしょうか…』これも咲夜から教わったんですかね?


ルーミア「セイヤ、そんな事よりおかわりなのかー!」つお皿


セイヤ「ん?ルーミアはまだ食べるのか?」


ルーミア「お、美味しいから…///まだ食べ足りない…///」モジモジ…


セイヤ「そうか。そう言って貰えると、頑張って作った甲斐があった…」微笑み…


ルーミア『やっぱり卑怯者なのかー…///』プシュー☆


セイヤ「それで、どれ位装えばいいんだ?」


ルーミア「ふ、普通盛りで…///」


セイヤ「仰せの通りに…」装い装い…


輝夜「せ、セイヤ!私もおかわりするわ!」つお皿


パチュリー「私もおかわりするわ。ご飯の量は小盛りでお願い」つお皿


レミリア「わ、私も…」ぷるぷる…


咲夜「お嬢様…わざわざ無理をしなくても…」


セイヤ『全員結構お腹空いてたんだな…』装い装い…



☆食事終了☆



アリス「はぁ〜…お腹一杯…」


幽香「それにしても、セイヤ君に洗い物全部任せちゃって良かったのかしら…」


紫「本人がやるって言ったんだから良いんじゃない?」


魔理沙「BBAには人の心が無いらしいな…」ボソ…


紫「魔理沙は明日の朝一で幻想町に送り返すから…」


魔理沙「ゆ、ゆかりん☆最高だぜー!幻想町1、美しい女だぜー!」アセアセっ…


文「セイヤさんも直ぐに戻って来ると言っていましたし、私達は先に遊んでいましょうよ」


空「待ってたら逆に申し訳ないもんね…どうせ私達の遊ぶ時間が減らない様に洗い物1人で引き受けたんでしょ…」


フラン「空も大分セイヤの事が分かってきたね!」


空「べ、別に好きで分かってる訳じゃないよ…///大体いつも、そんな感じの台詞言うから自然と分かってきただけだって…///」


小町「映姫様、セイヤはいつもそんな感じの台詞を言うのですか?」


四季映姫「言います言います…私達を惑わす、基勘違いさせる台詞を吐きまくります…ですがそれはセイヤの本心から出ている言葉、だからこそタチが悪いんです…」うんうん…


小町「あ、あの野郎…私の映姫様にそんな破廉恥な台詞を…」ぶつぶつ…


四季映姫『破廉恥な台詞…///あのゲーム内のセイヤの様に…///現実世界のセイヤから直接言って貰えたら、どんなに嬉しいか…///』ポケー…


妖夢「早くセイヤと水遊びがしたいですみょ〜ん…キャッキャウフフと水遊びがしたいですみょ〜ん…」はぁ…


美鈴「私はセイヤと格闘術の手合わせがしたいですが…この格好では無理ですよね…」水着姿ですし…


妹紅「レミリアの別荘に行った時もツッコまれたわよね…」


衣玖「…」キョロキョロ…


チルノ「?…衣玖、さっきからキョロキョロしてるけどどうかした?」


衣玖「いえ、天子が見当たらないので…何処へ行ったのでしょうか…」


諏訪子「天子ならさっきお花を摘みに行ってくるって言ってたよぉ?」


衣玖「そうだったんですか…少々心配し過ぎですかね、私」


神奈子「そんな事無いと思うわよ?私や諏訪子も早苗に対してはそんな感じだし」


諏訪子「まぁ何かあったとしても、セイヤが近くに居るから安心出来るけどねぇ♪」


衣玖「セイヤに少し頼り過ぎているかも知れませんが…諏訪子の言う通りですね」ニコ



〜コテージ(キッチン)〜



天子『少し、ジュース飲み過ぎちゃったかも…』スタスタ…


カチャカチャ…


天子『あ…セイヤだ。そういえば洗い物するって言ってたっけ………これってチャンスかも❤︎一緒に洗い物をしてセイヤの好感度UP❤︎』スタスタ…


スタスタスタスタ…


天子「セイヤ❤︎洗い物、私も手伝ってあげよっか?」ヒョコッ☆


セイヤ「ん?あぁ、天子か。良いのか?皆と一緒に遊ばなくて」ジャーーー…


天子「『こんなチャンス滅多にないからね…私の方からアクション起こさないと鈍いセイヤには伝わらないだろうし…』大丈夫大丈夫♪偶にはセイヤの事、手伝わせてよ♪」ニコ


セイヤ「『天子は本当に丸くなったなぁ…以前は絶対にこういう面倒臭い事、進んでしなかっただろうに…』それじゃあ御言葉に甘えて…悪いが天子には、そこの食器を拭いて貰いたんだが」


天子「はいは〜い♪任せなさ〜い♪」スタスタ…


カチャカチャ…カタン…拭き拭き拭き拭き…


天子「ね、ねぇセイヤ…///」拭き拭き…


セイヤ「ん?何だ?」カチャカチャ…


天子「え、えっと///……もしも、もしも私がセイヤのお嫁さんだったら…///セイヤは…///その…///幸せ…?///」拭き拭き…


セイヤ「し、質問の意図が分からないんだが…」カチャカチャ…


天子「『こ、此処まで言っても分からないなんて…鈍過ぎるにも程があるでしょ…』と、兎に角!///私がセイヤのお嫁さんだったら!///セイヤは幸せ!?///それとも不幸せ!?///」拭き拭き…


セイヤ「そりゃあ…こんなに可愛い女の子がお嫁さんなら…きっと、凄く幸せだろうな…」カタン…


天子「『あれ?なんでセイヤは、少し寂しそうな表情をしてるんだろ…』そ、そっか…///」拭き拭き…


セイヤ「変な事を聞くが…天子は、どういう男性がタイプなんだ?」カチャカチャ…


天子『ここここの質問って…///私の好きなタイプが知りたいって…///つまり…///その…///キャーーーっ❤︎』拭き拭き拭き拭き!


セイヤ「わ、悪い…気持ち悪い質問しちゃったな…今の事は、忘れてくれると助かる…」カタン…


天子「お、教えてあげても…///良いよ…?///」拭き拭き…


セイヤ「良いのか?無理しなくてもいいぞ?」カチャカチャ…


天子「好きな男性のタイプを教えるくらいなら別に…///減るもんじゃ無いし…///」拭き拭き…


『へぇ、あんたが天子の許嫁か…随分と糞みたいな面した奴だな……人の事言えないか』


天子「私の…///好きな男性のタイプは…///」拭き拭き…


『天子の人生は、天子だけのモノだッ!誰のモノでもないッ!』


天子「出会ったばかりの人の為に…一生懸命になって…」拭き…


『天子の進むべき道は、天子自身が精一杯、悩んで考えて決める事だッ!それを…それを親のあんたが!勝手に決めてんじゃねぇッ!』


天子「どんなに傷付いて、ボロボロになったとしても…絶対に諦めないで…真っ直ぐ突き進んで…」カタン…


『ったく…どうやら金持ちってのは…目先の欲に眩んで、本当に大事な物を見失ってる連中が多いみたいだな…』


天子「でも、その理由が…凄くどうでも良い理由で…ちっぽけな理由で…」ウルッ…


『天子…あんたが其処で…俺を見ていてくれる限り…俺は…絶対に負けない……だから…約束してくれ…もしも……いや…必ず勝つ…だから…』


『また、あんたの笑顔を…俺に見せてくれ…』微笑み…


天子「誰よりも優しく在ろうとして…!誰よりも強くて在ろうとして…!本当は弱い癖に…!誰よりも心が脆い癖に…!それを隠して見栄張って…!背負い切れない癖に…!全部1人で背負い込んで…!」ボロボロ…


セイヤ「て、天子…?」カタン…


天子「私は……私は……そんなセイヤの事が…」ボロボロ…


『そうか…はは、良かった…また、天子の笑顔が見れて…本当に…良かった…』ニコ


天子「好き!私はセイヤの事が好き!!他の皆に負けないくらい!セイヤの事が大好き!!あの時からずっと好きだった!あの時から…ずっとセイヤの事だけを想ってた!!」ダキッ!!


ガタッ…パリィンッ…!


セイヤ「お、おい…///天子…?///い、今のは…///」ドキドキ…


天子「何も言わないで…お願いだから……今は黙って…私の事を…抱き締めて…セイヤ…」ボロボロ…


セイヤ「…」ギュゥッ…!


天子「っ……ありがとう…///大好きだよ…///セイヤ…///」ギュゥッ!!



暫くして…



セイヤ「ほら、オレンジジュースで良かったか?」スッ…


天子「う、うん…ありがとう…」受け取る…


長椅子に座る…


セイヤ「落ち着いたか?滅茶苦茶泣いてたが…」ゴク…コト…


天子「もう大丈夫……その…ごめんね?いきなりあんな事言っちゃって…」しょぼん…


セイヤ「いや…驚きこそしたが…凄く嬉しかったよ。まさか天子が…その…俺の事を好きだったなんてな…」はははは…


天子「信じられない?」ゴク…コト…


セイヤ「そりゃあな…こんなに綺麗で可愛い女の子が、こんな鈍臭いブ男に好意を寄せてたなんて………ヤバい、今の顔は誰にも見せられない…///」フイ…


天子「えっ!?見せて見せて!見たい見たい!」グイグイッ!


セイヤ「なっ!?///ば、馬鹿やめろ!///」


ドサッ…


天子「顔赤くしちゃって…///セイヤって、結構可愛い所あるよね…///」セイヤに覆い被さる…


セイヤ「お、おい…///もう満足だろ?///退いてくれ…///」


天子「それは無理…///キチンと私の気持ち…///受け取ってくれなきゃ…///」スッ…


セイヤ「て、天んっ…」


天子「ちゅぅっ///…ぺろっ///……えへへ…///ファーストキスは甘酸っぱいって言うけど…///セイヤはさっきコーヒー飲んでたから…///口の中、少しほろ苦いね❤︎」ニコ


セイヤ「天子…お前、やっぱり可愛いな…」真剣な表情…


天子「えっ…///じゃ、じゃあ…///私と、結婚を前提にした真剣な交際…///してくれるの…?///」モジモジ…


セイヤ「保留でお願いします…」(即答)


天子「〜っ///」ぷるぷる…!!


セイヤ「あ、マズい雰囲気…」


天子「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿ぁっ!///女の子の告白に保留なんて酷過ぎっ!///デリカシー無さ過ぎっ!///ていうか普段のセイヤは鈍感過ぎっ!///」ポカポカポカポカ!


セイヤ「わ、悪いとは思ってる!だがそれをどうか曲げて欲しい!必ず返事はするから!」そして擬音の割に痛い!


天子「もう…私みたいな超絶美少女が好きだって告白したのに…誰かに取られちゃっても知らないよ?」フイ…


セイヤ「自分の事を超絶美少女とか言うなよ……なら、その超絶美少女様が…他の男に取られない様、キチンと首輪して置かないとな…」天子の顔に触れる…


天子「せ、セイんっ…///」ピクン…


セイヤ「ちゅっ…ちゅるっ…ぺろっ……天子の口の中は、オレンジの味がするな…」ニコ


天子「は、はわわわわ…///」ぶしゅーーー☆


セイヤ『流石マイエンジェルだな……しかし、この先どうしよう…選択肢豊富で…というか幸せ過ぎて死んじまいそうだ…俺……咲夜にレミリアにフランに妖夢…そして新たな選択肢、天子基天使…』


天子「ちゃ、ちゃんと…///責任…///取って貰うから…///」ギュゥッ!!


セイヤ「あ、あぁ…それと、俺の事を好きになってくれて…ありがとな?天子…」なでなで…


天子「ホントだよ…///心から感謝してよね…///セイヤ…///」セイヤのなでなでは最高…///


セイヤ『ていうか今思ったが…水着姿に上着羽織っただけの状態で抱き着かれると…色々とヤバいな…』なでなで…


天子「2日目の夜までに、覚悟決めて置いてね?私、セイヤの布団で朝を迎えるって決めちゃったから❤︎今❤︎」頬にチュッ❤︎


セイヤ「なっ!?か、考え直せ天子!ていうか急に積極的になったなお前!」


天子「ずっと好きだったんだからしょうがないでしょ?今まで気付かなかったセイヤが悪い」うんうん…


セイヤ「き、気付ける訳ないだろ…誰が好き好んでこんなブ男に好意を寄せると思うんだ?お前アホだろ…ていうかアホの子だろお前」


天子「わ、私はアホの子じゃないよ!もー……それよりどうする?///皆が様子を見に来るまで、私とキスでもしてる?///」舌をちょっと出す…


セイヤ「しないしない!さっき自分からしただけで心臓バクバクだったんだ…そんな様子を見に来るまでなんて…心臓破裂するわ…」


天子「セイヤになら特別に…///私の体、好きなだけ触らせてあげてもいいよ…?///」上着を脱ぎ捨てる…


セイヤ「理性吹っ飛ぶからそういう発言しないでくれ!///頼む!///」そして上着羽織りなさい今直ぐに!


セイヤに体を預ける…


天子「真夏だけど、全然暑苦しくない…///恋って不思議だね…///ずっとセイヤと、こうしていたいな…///」擦り❤︎


セイヤ「はぁ…天子が満足するまで、そうしてていいぞ…俺も、嫌じゃないからな…」なで…


天子「そっか…///じゃあ、御言葉に甘えさせて貰おっかな…///」擦り擦り❤︎


セイヤ『観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄舍利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是舍利子是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減是故空中無色無受想行識無眼耳鼻舌身意無色声香味蝕法無眼界乃至無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死亦無老死尽無苦集滅道無智亦無得以無所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離一切顛倒夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜多是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜多呪即説呪曰…』天子の慎ましやかな胸が…///吐息が…///匂いが…///



暫く…して…



「わ、悪い…待たせた…」スタスタ…


早苗「セイヤさん遅いですよ!帰って来るのを待っていたというのに!」さにゃー!


セイヤ「あぁ…本当に悪かった…」ゲッソリ…


早苗「あれ…?せ、セイヤさん…ちょっと見ない間に痩せましたね…?いや…痩せる痩せない以前の問題かも…」


天子「そんな事無い無い♪いつものセイヤじゃん♪」艶〜♪


早苗「その反対に天子さんは妙に艶々していますね…何だかさっき見た時よりも肌に潤いが…ていうか艶々してますね…」


天子「そう?普通だよふ・つ・う♪ね?セイヤ❤︎」ニコ


セイヤ「普通って何だっけ…?」はは…


衣玖「天子…ちょっと来なさい…」チョイチョイ…


天子「?」スタスタ…


衣玖「天子、貴女お花を摘みに行った割には随分と帰って来るのが遅いですよね?一体セイヤと何をやっていたんですか?」ヒソヒソ…


天子「あらら…やっぱりバレちゃった?衣玖には敵わないね〜…」ヒソヒソ…


衣玖「誤魔化さないで下さい…!あのセイヤの状態、普通ではありません…天子がセイヤに何か仕出かした以外説明が付きませんよ…!」ヒソヒソ…


天子「まぁそうだね。だって私、セイヤに告白しちゃったもん」アッサリ〜…


衣玖「…………え?」(唖然)


天子「しかも私の告白を快くOKしてくれて///セイヤの方から熱烈なキスをされて///(半分嘘)その後は部屋に無理矢理連れ込まれて///(嘘)強引に水着を脱がされて///(大嘘)嫌がる私に構わず///野獣と化したセイヤに激しく体を求められてもう大変だったんだから///(超絶的な嘘)」


衣玖「そ、それは本当の事なんですか…?」ガクガクブルブル…


天子「まぁ〜ねぇ〜♪」ルンルン♪


衣玖「そ、そんな馬鹿な事が…」ガクッ…


天子「ま、まぁこれからは…///わ、私としては甚だ不本意だけど…///セイヤ専用の奴隷として…///ご、御奉仕する立場になっちゃったって訳で…///だ、だから…///誰も入り込む余地は無いんだよという事に…///」モジモジ…


衣玖「」白目


セイヤ「衣玖先輩?どうしたんですか?」


衣玖「セイヤく〜ん…天子が、天子がセイヤ君の奴隷になるって〜…」ウルウル…


セイヤ「はぁっ!?おい天子!お前衣玖先輩に何言ったんだ!?」


天子「真実を言ったまでだよ。ワトソン君…」キリッ☆


セイヤ「いや真実ってお前な!いきなり奴隷って単語が出て来た時点で!真実と明らかに掛け離れてる感MAXなんですけどぉっ!?ていうか誰がワトソン君だっ!!」


衣玖「そ、それじゃあ天子の言っている事は…」ウルウル…


セイヤ「嘘ですよ嘘…何を吹き込まれたのか分かりませんが、此奴の言ってる事は、レミリアやフランと同レベルの扱い方した方が良いですよ?」


レミリア・フラン『『何だか…///セイヤが私の事を想ってくれている様な気がする(わ…///)…///』』ドキドキ…


衣玖「そ、そうですか…良かった…」ホッ…


セイヤ「?…どうして衣玖先輩が良かったなんですか?」はて…


衣玖「えっ…///そ、そんな…///別に他意はありませんから…///気にしないで下さい…///」カァっ…


セイヤ「そ、そうですか…」


天子『衣玖も素直になっちゃえば良いのに♪』ぷぷぷ…


魔理沙「おーーい!セイヤに早苗に天子に衣玖先輩ー!早くこっちに来いだぜー!」


アリス「皆で水切り対決しようってー!」


セイヤ「水切り対決…ま、盛り上がりそうだしやってみるか…」スタスタ…


早苗「レミリアさんにだけは絶対に負けませんよ〜…!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!


天子『早苗は相変わらずレミリアに対抗心剥き出しだね…』スタスタ…


衣玖『水切りってどうやるんでしょうか…』スタスタ



♪全員コテージに戻って来ました♪



〜コテージ(リビング)〜



こいし「セイヤさん♪お魚取ってくれてありがとうございます♪家で大切に育てますね♪」ニコニコ


セイヤ「喜んで貰えた様で何よりだ『うん…やっぱりこいしちゃんみたいなお嫁さんも…』」


さとり『私は!?私みたいなお嫁さんはどうなの!?』


魔理沙「あ〜あ〜…結局水切り対決は妹紅の勝ちか〜…」


妹紅「咲夜と美鈴もあんまり記録変わらなかった気がするけど…」


咲夜「そんな事ありません。完敗でしたよ」


美鈴「自信あったのに残念です…」


四季映姫「それにしても、まさかセイヤが最下位になるとは…思いもしませんでした…」


霊夢「普通に投球フォームなんかで投げるから、投げた石が向こう岸突き抜けて森の奥へと消えていったのよね…」


てゐ「正に測定不能って奴だね…」


鈴仙「それにしても…流石甲子園出場常連校を破ったエース投手だね。迫力が違かったよ…『それに…///凄く格好良かったし…///』」


輝夜「あの時の事、今でも鮮明に憶えているわ…限界が来ても、最後まで投げ抜いた、セイヤの勇姿…」


諏訪子「その話、霊夢達から聞いたよ。まさか女の子8人と男1人で甲子園出場常連校に勝っちゃうなんてねぇ…」スタスタ


神奈子「私達も見たかったわね…」


早苗「セイヤさ〜ん…何とかその英須さん達に練習試合を取り付けて貰えませんか〜…」


セイヤ「まぁ、英須達なら快く引き受けてくれそうだが…」


霊夢「なんて言ったって、高校に上がってから初めて出来たあんたの男友達だものね?」チラ…


セイヤ「痛い所を突きますね霊夢さんや…」


こころ「事実だから…仕方がない…」(狐)


セイヤ「真剣な表情して言わんといて…」グスン…


小町「それで?この後は皆どうするんだ?」


幽々子「特には決めていないわね〜…」


魔理沙「ならシアタールームで映画でも観るか?」


パチュリー「それは夜の方が良い様な気がするのだけど…気分的に…」


四季映姫「まぁシアタールームに昼も夜も関係無いんですけどね…まぁ気分は大事だと、私も思いますけど…」


フラン「ねぇねぇセイヤ、この後暇ならさ、私と一緒にミリオンアーサーやらない?」


セイヤ「あ〜…そういえば今イベント中だったっけか…」


咲夜「あ、それなら私も参加したいです。一緒に渇きを癒しましょう」


セイヤ「咲夜さん、お願いですからジェノサイドブレイバーだけは勘弁して下さい…」


アリス「私も参加したいんだけど…いい?」


フラン「大歓迎だよ♪セイヤは勿論傭兵だよね?」


セイヤ「ていうか傭兵しか良いカード揃ってない…」


咲夜「私は歌姫でアリスが盗賊…」


フラン「私は富豪!皆を守る為に、態勢を整えるぞー!」


アリス「咲夜は歌姫似合ってるよね。歌凄く上手いし」


咲夜「そ、それは関係あるのでしょうか…褒められるのは素直に嬉しいですけど…///」


セイヤ「盗賊は何方かと言うと魔理沙向きだよな…職業が現在進行形で盗賊だし」


アリス「それは言えてるねw…セイヤも大概傭兵似合ってると思うけど」


セイヤ「俺はあんなに髪の毛ツンツンじゃないぞ…」それにあんなに格好良く無い…


咲夜・アリス・フラン「「「どの口が言うか…」」」


鈴仙「私達はどうする?何かゲームでもする?」


こころ「セイヤは当たり前の如く…wiiUを持って来ている筈…」(狐)


てゐ「ねぇセイヤー、wiiU持って来てるー?」


セイヤ「一応持って来てはいるが…使いたいなら好きに使っていいぞ?」態勢を整えるぞ!


妹紅「なら私達はキリのいい時間までスマブラとかでもやる?」


小町「私も参加したいな、構わないか?」


妹紅「勿論♪霊夢達はどうする?スマブラに参加する?」


霊夢「私はモンハンをやる予定よ。Xが出る前に沢山練習して置かないと…」3DSスチャッ☆


魔理沙「よく言ったぜ霊夢!それでこそ一流のハンターだぜ!」3DSスチャッ☆


レミリア「早苗、何方がよりモンスター討伐に貢献できるか、勝負しましょう?」3DSスチャッ☆


早苗「その挑戦、受けて立ちます!」3DSスチャッ☆


さとり「私はソファーで寛ぎながら読書を…」


パチュリー「私もそうさせて貰うわ…少し疲れちゃったし…」


チルノ「なら諏訪子に神奈子!あたいと麻雀勝負なんてどうかな!」


諏訪子「お、良いねぇ…受けて立つよぉ」ニヤ…


神奈子「手積みなら私達は負けないわよ〜?セイヤに嫌という程イカサマされた事があるからね〜」ニヤ


こいし「セイヤさんの卑怯者!イカサマなんて、卑怯者がする事ですよ!」見損ないました!


セイヤ「いきなり何!?それとこいしちゃん怒らないで!こいしちゃんの暴言は胸の中央にロンギヌスの槍打ち込まれるのと同義だからさ!」戦場で歌なんぞ歌ってんじゃねぇっ!!


早苗「あぁ、こいしちゃん…それは半分誤解ですよ?セイヤさんは私達守矢神社の借金を返済する為に、一時期賭け麻雀で借家返済を手伝ってくれてましたから…」くっ…やはりギルクエのテオさんは強いですね…


全員(セイヤと諏訪子と神奈子と紫以外)「賭け麻雀で借金を返済ぃぃぃぃぃっ!?」


早苗「さにゃ?皆さんに言いませんでしたっけ…セイヤさんが守矢神社の借金返済を手伝ってくれた事…」あ、魔理沙さんが乙った…


天子「いや確かにそれは聞いたよ!?でも賭け麻雀って事は聞いてないよ!?」


早苗「では今言いましたので、何の問題もありませんね…」回復薬グレート回復薬グレート…


幽香「問題大有りよ!未成年が雀荘で賭け麻雀だなんて!」


神奈子「まぁまぁ幽香、もう過去の事だしさ?気にしない気にしない」


幽香「気にしない事なんて出来ないわよ!一体レートは幾らだったのよセイヤ君!」


セイヤ「え〜と…確か最高でデカピンだったかな…」ジェェノサイドブゥゥレイバァァァッ!!


ルーミア「で、デカピン…?それって、一体幾らなのかー…?」


セイヤ「1000点棒1本で1000円、箱一杯3万円だな…それにウマが付いてたりサシウマ握ったりで一時期50万くらい稼いでたな…」今死ねぇいっ!!


諏訪子「まぁ借金の額が額だったから直ぐに無くなっちゃったけどねぇ…」ジャラジャラ…


早苗「拾いとかすり替えとか上手でしたもんね…手癖が悪いとも言いますが…」あぁ、秘薬を飲んでしまいました…


セイヤ「手癖が悪くてすみませんね…」ちくしょぉぉっ!!


霊夢「セイヤ、将来は私と雀荘で荒稼ぎしましょう?」目が金…


セイヤ「俺は普通に働く…楽して稼いでも為にならないからな…」よっし!メダル20000枚獲得♪


チルノ「な、ならこの氷塊から舞い降りた天才、チルノを倒してみろー!!」ジャラジャラ…


咲夜「私も本気を出したセイヤの麻雀、久し振りに観たいですね」


小悪魔「セイヤさんは麻雀も強いんですね…娯楽も強いとは、恐れ入ります…」


妖夢「普段はあんまり本気で麻雀はしないんですが…頼めば全力で相手をしてくれますよ?」


セイヤ「じゃあチルノと諏訪子と神奈子と俺だな…ま、適当にやってみるか…」座る…


諏訪子「先に言って置くけどイカサマは無しだからねぇ?」ジャラジャラ…


セイヤ「最近イカサマなんてしてないからな…それにお前達相手にイカサマ使ったら確実に嫌われるだろ…」ジャラジャラ…


美鈴「なんだかあっちは盛り上がっていますね…どうやらセイヤ達は麻雀をするみたいですよ?」


四季映姫「それも中学生の時には賭け麻雀を…これは観ないわけにはいきませんね…」


鈴仙「ちょっとゲームは中断しよっか…」



〜東一局(親・諏訪子)〜



セイヤ『さて、配牌はっと…』チャッ…


一一五七九②④⑥⑨4東西西


セイヤ『………駄目だこりゃ…』


魔理沙『うわっ…こりゃ酷いぜ…』


燐『セイヤはこの局和了れなさそうだねぇ…』


12巡目…


神奈子「自摸!メンタンピンツモドラドラ!2000・4000!」


ニ三四五六②③④23488ツモ七


諏訪子「うわ…低目で助かったぁ…」21000点


セイヤ「高目3色のハネ満か…」23000点


チルノ『3色って何…?』23000点


神奈子『セイヤは最初から分かってた癖に…相変わらず白々しいわね…』33000点


空「これで神奈子が頭1つ抜けた状態だね…」


てゐ「でもまだ東1局だからね…これからどうなるかは分からないよ…」



〜東2局(親・チルノ)〜



ニニ三七⑥⑥⑦⑦33448ツモ8



諏訪子『きた、聴牌…断么九、七対子…問題は待ちをどうするかだけど…此処は自摸狙いの七萬待ちに…』打三萬


「ロン…」パタン…


諏訪子「え?」


セイヤ「3色ドラ3…8000…」


三五六七567②②②⑤⑥⑦


鈴仙「ね、狙い打ち…なのかな…?」


文「あれは確実に諏訪子さんを狙い打ちしようとしてましたね…ついさっきセイヤさんが切った③筒が良い証拠です…」


パチュリー「自ら両面を捨てて三萬単騎に受けるなんて…相変わらず無茶苦茶な麻雀打つわね…」


諏訪子「はぁ…相変わらずエゲツない待ち方するねぇ…セイヤは…」18000点


セイヤ「こっちも女の子が見てる前で格好悪い所、見せる訳にはいかないんでな…」31000点



〜東3局(親・セイヤ)〜



セイヤ「…」カッ…


一一ニ三四四五五六六七八③ツモ九


霊夢『この馬鹿は流れに乗ると滅茶苦茶な聴牌入るわね…しかも一・四・七萬の3面待ち…高目で一盃口も付いて倍満…親だから24000点ね』


タンッ…


全員(チルノと諏訪子と神奈子と紫以外)「っ!?」


打一萬


輝夜『え…?こんな理想的な聴牌を自ら放棄して…③筒単騎待ち…?』


レミリア『きっと…何かある理由がある筈。セイヤが意味も無く単騎待ちをするなんて事、今まで無かったのだから…』


〜数巡後〜


諏訪子「神奈子、その⑥筒ロン♪やっと和了れたよぉ…白西ドラ1だねぇ♪」


五六七④⑤44白白白西西西


諏訪子「子の50符3翻は6400点♪」24400点


神奈子「読み切れなかった…」26600点


フラン『そっか…セイヤは諏訪子が聴牌してるのに気付いてたんだ…しかも、諏訪子の和了牌である③筒を掴んじゃったから、仕方無く③筒単騎待ちに…』


幽々子『これで現在セイヤ君がトップ…もしもセイヤ君が、清一色平和一盃口の聴牌を優先していたら振り込んでいた、という訳ねぇ…』


妖夢『手を読む事自体凄い事なのに…24000点という誘惑を断ち切って、尚且つ自分の読みを信じたセイヤ…やっぱり凄いです…』


そして時は流れ南3局…


セイヤ「自摸…先に言って置くが…イカサマじゃないぞ?」パタン…


諏訪子「うわっ…」


神奈子「えぇ〜…嘘でしょ…」


チルノ「すっごい!あたいそんな凄い和了、初めて見た!」目がキラキラ☆


セイヤ「大三元四暗刻単騎。四暗刻単騎はダブル役満扱いか?」


九九九4白白白發發發中中中ツモ4


諏訪子「何方にしてもチルノちゃんの飛び終了だよぉ…」実際にはトリプル役満扱いだねぇ…


こいし「親がセイヤさんだから…32000オールですね…」


ルーミア「ど、どうしてあの配牌から…そんな手が出来るのかー…」


セイヤ「麻雀ってのはノンビリ打つもんだ。無駄にピリピリしたり、イライラしたりしてたら詰まらないだろ?俺は適当に打ってるだけだよ…」


さとり「あの…セイヤ…?普通の人が打っていたらその手…發と中のみの2000点にしかなりませんからね…?」


セイヤ「…………牌の音を聴け…」キリッ☆


燐「無茶な事言うな!!」何牌の音って!


チルノ「ちょっとセイヤ!あたいに麻雀教えてよ!」


セイヤ「別に構わないが…なら霊夢に魔理沙に紫さん、打ってやってくれ…」


紫「ん?今私の事呼んだ?」


霊夢「はぁ…良いの?言って置くけど手加減なんてしないわよ?」


セイヤ「麻雀は強い奴と打たないと意味無いからな…本気でやってくれ…」


魔理沙「麻雀は火力だぜ!故に、私に勝てる奴は居ないんだぜ!」シャキーン☆


小町「折角だし皆で麻雀大会でもやらないか?」


魔理沙・アリス・パチュリー「「「ヤらないか…?」」」


セイヤ「やめい…」またそのネタか…そして遂にパチュリー先輩まで…



暫くして…



チルノ「ローン!ロン!ロン!ロンロンロンローン!!」パタン…


霊夢「残念…頭ハネよ…」パタン…


チルノ「」白目


魔理沙「振り込んじゃったぜ…断么九のみのゴミ手…結局霊夢の一人勝ちだぜ…」はぁ…


セイヤ「あのなぁチルノ…お前牌効率って言葉知ってるのか?その手、七対子に向かってれば6巡目聴牌で次巡自摸だぞ?」


紫「チルノちゃんはちょっと…いいえ、麻雀下手っぴ過ぎね…」


咲夜「お嬢様、申し訳ありません。その2索、ロンです。断么九3色同刻ドラ3赤1で16000点です」パタン…


レミリア「う〜…また私の振り込み…」しょぼん…


文「あやや〜…先制立直をしたのに運が無いですね…レミリアさん…」私も両面待ちで立直していたんですけど…


早苗「超ざまぁwww」m9


鈴仙「せ、セイヤ!これどうしよう!助けてお願い!何切ればいいか分からないんだけど!」


セイヤ「ん?どれどれ…」


22334466678發發ツモ8


セイヤ「いや…鈴仙さん…?誰がどう考えても7索切りだろ…」面前での緑一色聴牌、久し振りに見たな…


鈴仙「で、でも…対面の輝夜に7索は厳しい様な…」


セイヤ「………輝夜が前の巡目で切った⑤筒、手出しか?それともツモ切りか?」ヒソヒソ…


鈴仙「手出しの⑤筒だけど…」ヒソヒソ…


セイヤ「ならまだ聴牌じゃない、一向聴だ。待っている牌は、鈴仙の思う通り7索と4索、後は萬子の六萬と九萬だな…」ヒソヒソ…


鈴仙「ど、どうして分かるの?」ヒソヒソ…


セイヤ「あの捨て牌で前の巡⑤筒手出しは聴牌気配を匂わせる為の脅しだ。それ以前の捨て牌も、手出しか自摸切りかは分からんが、恐らく聴牌は入ってない。取り敢えず俺を信じて7索切ってみろ」ヒソヒソ…


鈴仙「う、うん…」打7索


輝夜『うっ……セイヤの入れ知恵ね。鈴仙の捨て牌的に、清一色か混一色なのは明白……これらマズイわね…』


数巡後…


鈴仙「やった!ツモ!緑一色!8000・16000」パタン!


てゐ「索子の清一色か混一色かと思ってたら…まさかの緑一色…」しかも面前…


妹紅「てゐの飛びで終了ね…」


セイヤ「なぁ輝夜、差し支えなければ輝夜の手、見せてくれないか?」


輝夜「ぅ…こ、答え合わせがしたいのかしら?」


セイヤ「まぁそうだな。1番気になるのはその手出しの⑤筒だ。輝夜、お前⑤筒を手出しした時、元々面子の中に一枚、⑤筒が入ってただろ?」


輝夜「ど、どうして私が⑤筒を既に一枚持っていたって思うのよ…私がその巡目で引っぱって来たとは思わないの?」


セイヤ「思わないな。その序盤に捨てた④筒が良い証拠だ…俺の読みだと、⑤⑥⑦の面子を持っていた所に、裏目の⑤筒引っぱって来て、どうせなら手牌の⑤筒と入れ替えて、ツモ切りじゃなくして聴牌気配匂わせようとかそういう魂胆だったんだろ?」


輝夜「ぐぬぬぬ…」


セイヤ「さぁ輝夜、手の内を見せてみろ…」


パタン…


七七七⑤⑥⑦1235699


セイヤ「……八萬切った時には読み違えたかと思ったが…成る程、3枚目の七萬引っ張って来て暗刻にしたのか…」


輝夜「立直しようかと悩んだけど、結局セイヤに読まれたと思ったからしなかったのよね…立直しなくて良かったわ…」


てゐ「セイヤの麻雀スタイルってさ、的確に相手の手牌を読み切って和了を取る変わったスタイルだよね」


セイヤ「別に的確って訳じゃないだろ。それに、俺が今回輝夜の待ちを読む事が出来たのには理由がある」


妹紅「理由?良ければその理由、教えて欲しいわね」


セイヤ「まぁ理由って程のもんじゃないけどな…俺が輝夜の立場なら、同じ事をするってだけの話だ」


鈴仙「あ〜…確かに私も輝夜の立場なら同じ事をするかも…」


セイヤ「相手の立場になって物事を見るのは何も特別な事じゃないからな、人間として普通の事だ」


輝夜『言い方が一々大人っぽいわよ…///意味も無くドキドキしちゃうじゃない…///』


セイヤ「まぁ俺は、妖夢が打つ麻雀が1番好きだけどな」


てゐ「そ、それはどういう意図で?」


セイヤ「別に意図も何も無いんだが…ちょっと妖夢の対局の様子見てみろ」



妖夢『みょむむ…聴牌ですか。ですが、この東を切るのは非常に厳しいですね』


五五①②③④⑤⑦⑧⑨13東ツモ2


妖夢『この東は初牌、下家の幽香先輩は七対子濃厚の捨て牌…上家のこころは萬子の混一色気配…そして対面、尚且つ親の幽々子様……流石に…初牌の東を此処で切るのは…』


幽々子「ふふふふ…妖夢、どうかしたのかしら〜?もしかして…東でも抱えて怯えているのかしら〜?」ニコニコ


妖夢『ぐっ…しかし、現在私はラス…弱気な打ち回しをすればそれこそ落ち目になってしまいます……それに…』チラ…


セイヤ「?」何故俺を見る?


妖夢『今はセイヤが私を見てくれている……なら!私は私の麻雀をして!勝って見せます!迷いを断ち切り前に進む!それは剣術だろうと麻雀だろうと!』チャッ!


妖夢「『変わりません!!』通らば…立直です!!」タァンッ!


幽々子・こころ・幽香「「「っ」」」


妖夢『と、通った…?』汗タラリ…


輝夜「今の一打は…とても強い一打ね…」


セイヤ「あぁ…あの局面で初牌の東を打てる奴はそう居ない、打てるとすればただの初心者か…強い意志を持ってる奴…その2択だな…」


鈴仙「セイヤは、真っ直ぐな麻雀を打つ人が好きなんだね」


セイヤ「迷うより突き進む…悩んでも、最後は自分を信じて切り通す…そういう麻雀を観て気持ち良いなと思わない奴、居ないだろ?」


幽々子『まさか…東を切ってくるだなんて…予想外だったわ〜…』


一ニ三①②③12389東東


幽々子『妖夢の東を鳴いて9索単騎にするのは良いけれど…今は南場、東と鳴き3色同順、そして混全帯么九で親の30符3飜で5800点…待ちが悪い上に点数が下がってしまうわ〜…此処は流しましょう…』


一二二三三四六六七八八中中


こころ『まさか…混一色を張っているのに…初牌の東を切ってくるなんて…』(大飛出)


四四九九①①⑦⑦448中東


幽香『惜しいわね…私が東以外で七対子を聴牌していれば、東単騎で妖夢ちゃんから出和了り出来ていたわ…』


セイヤ「それに、まだまだ危険があるにも関わらず、迷わずに立直をする強い精神…」


こころ『自摸れない…』タン…


セイヤ「妖夢なんか前に国士無双で立直掛けて来たんだぞ?しかも次巡一発自摸和了り、和了った後に理由を聞いたら…」


幽々子『これはマズいわ〜…どうしましょ〜…』タン…


セイヤ「『勝負と決めたら立直です!喩え、それが役満だとしても!』だとよ…あの時は俺を含め全員が度肝抜かれてたわ」


幽香『張った…けれど…もう遅いみたいね…』打東


セイヤ「一切の迷いが無い闘牌、麻雀の神様っていうのは…どうやらそういう真っ直ぐな打ち方をする奴が、好きみたいだな…」


チャッ…


妖夢「一発ツモ!!立直一発自摸、平和一気通貫ドラ1赤1!裏見るまでも無く、4000・8000です!」カッ!!


五五①②③④⑤⑦⑧⑨123ツモ⑥


幽々子・こころ・幽香「「「うっ…」」」


妖夢「これで私の逆転トップです!」みょんみょん♪


セイヤ「な?観てて気持ち良いだろ?」


てゐ「確かに気持ち良いね…ていうか格好良い…」



そして麻雀大会決勝戦の南3局…



妖夢「まさかセイヤと決勝を戦えるなんて…とても嬉しいです!」32800点


咲夜「ふふ、そうですね。ですが、勝つのは私です。悪く思わないで下さい」30100点


霊夢「寝言は寝てから言いなさい。勝つのはこの私、博麗の巫女!博麗霊夢よ!」34100点


セイヤ「局数もこの南3局と南4局の残り2局…ま、悔いの残らない様に打つだけさ…」3000点



〜対局開始〜



魔理沙「しかし…まさかセイヤが5000点を割るなんてなぁ…」


アリス「霊夢も咲夜も妖夢も執拗にセイヤを警戒してたしね…牌も絞られてたし…」


さとり「でもこの南3局はセイヤの親よ。まだまだ分からないわ」


こいし「お姉ちゃんはセイヤさんと当たった所為で初戦敗退だったね…」


さとり「まさか心を読まれたフリをして、私に振り込ませるなんて…私、セイヤに操られちゃったのね…///都合の良い女みたいな扱いをされてしまったわ…///」モジモジ…


四季映姫「あの台詞は卑怯でしたね…『俺の為に点棒を確保してくれて、ありがとな…助かったよ。さとり』とか言いながら微笑み掛けられて……羨ましいです!!」ぐぬぬぬ…


さとり「///」モジモジ…


咲夜「立直です!」タンッ!


ニ三四五六①①⑦⑧⑨567


レミリア「先制立直は咲夜みたいね…点数は高くないけれど三面待ち、セイヤの親を流すには十分だと判断した…といった所かしら」


パチュリー「加えて咲夜が待っている一・四・七萬はまだまだ残っているわ…しかも七萬はドラ…これはセイヤにとってかなり厳しいわね…」


諏訪子「ツモられたらセイヤの親カブリ、下手をすれば飛んじゃうからねぇ…」


セイヤ「立直…オープン」パタン…


一一一四四四七七七56北北


全員(早苗と天子と衣玖以外)「っ!?」


セイヤ「悪いな…咲夜が先に聴牌する事も、多面待ちにして自摸を狙って俺を飛ばそうとする事も、全部お見通しだ…」


早苗『流石セイヤさんです…相手の先の手までを読んでこの待ち…本来なら既に聴牌していた筈なのにも関わらず…』


天子『恐らく北と5索6索は霊夢か妖夢の必要牌か当たり牌…』


衣玖『これだからセイヤには勝てないんですよね…』読みが的確過ぎますよ…


咲夜「くっ…」打4索…


セイヤ「ロン…オープン立直一発三暗刻ドラ3…の、裏は無し…親の倍満で24000点だな」27000点


咲夜「………酷いです…」6100点


ルーミア「お、鬼なのかー…」ガクガク…


セイヤ「さぁて、この親で全員飛ばすから覚悟して置けよ…あれだけ俺を甚振ったんだ…麻雀で地獄見せてやらぁ…」サイコロぽいっ…


霊夢『し、執拗にセイヤばっかり狙うんじゃなかった…』ガクガク…


妖夢『な、何とか早和了りを…ですが霊夢との点差もありますし…』ブルブル…


〜南3局1本場〜


セイヤ「ロン…親の30符2飜、それに1本場で3200…」パタン…


霊夢『は、速い…まだ6巡目よ…』800バックで…


〜南3局2本場〜


セイヤ「その東、ポン…」カッ…


セイヤ「その3索、チー…」カッ…


セイヤ「その4筒、チー…」カッ…


セイヤ「東、カン……悪いな、ツモだ…東、嶺上開花ドラ2…親満、4000オールの2本場は4200オール…」パタン…


霊夢・妖夢「「ちょ、丁度で…」」


咲夜「わ、私は800バックで…」


〜南3局3本場〜


セイヤ「ツモ…ゴミ、500オールの3本場は800オール…」パタン…


南3局4本場


セイヤ「霊夢、その1索ロン…東のみ、親の40符2飜は3900、それに3本場足して4800点だ」パタン…


霊夢「もう許して…」グスン…


セイヤ「…許して欲しいか?」


霊夢「っ」コクコクコクッ!


セイヤ「だが断るッ!!さてと、5本場突入…」サイコロぽいっ…


霊夢「」白目



そして…南3局5本場…



セイヤ「結局全員飛ばすのは無理だったな…咲夜の飛びで終了か。ツモ…立直自摸断么九3色同刻三暗刻に…裏ドラ3つで三倍満、親の三倍満は36000、それに5本場付いて12500オール…」パタン…


霊夢・咲夜・妖夢「「「…」」」グスン…


それ以外全員『悪魔だ…悪魔が居る…』


セイヤ「ん?はぁ、もうこんな時間か…夕飯の支度をせねば…」スクッ…


咲夜「もう…立ち直れません…」


妖夢「私も…全力で挑んだのに…返り討ちに遭いました…散々です…」


セイヤ「霊夢、咲夜、妖夢…罰ゲームとして夕飯の支度手伝ってくれ。まぁただ手伝ってくれって言うのは虫が良過ぎるから、何か御礼はする…『俺もちょっと、配牌やツモが好調だからって調子乗り過ぎたしな…』」


霊夢「任せなさい!どんなに無理な献立でも手伝ってあげるわ!『せ、セイヤからの御礼…///これは、私達2人の仲を進展させるチャンス…///』」シャキーン☆


咲夜「この完全で瀟洒な従者、十六夜咲夜に任せて下さい!『お嬢様と妹様には悪いですが…///此処は素直に行動するのが得策ですね…///』」シャキーン☆


妖夢「全力で手伝いましょう!しかしその言葉、忘れないで下さいよ!『こ、これは…///セイヤとみょんみょん❤︎するチャンスです…///普段甘えられない分、沢山甘えてやります…////』」みょんみょん♪


セイヤ「お、おう…『そんなに夕飯の支度手伝いたかったのか…』」


空「こ、これが所謂…悪魔の巧みな、飴と鞭というやつなのかな。セイヤは末恐ろしいね…いやまぁ現在のセイヤも十分過ぎる程恐ろしいんだけどさ…」


早苗「私もセイヤさんから御礼されたいですね〜…」


小悪魔「セイヤさんは何処へ行っても人気者ですね…学校の人達に嫌われているとはとても思えません…」


フラン「セイヤは私達だけにしか優しくないからね♪他の女の子に取られる心配が無いから安心してられるよ♪」


美鈴「学校の男子達と違う所は…何と言うかこう、誰にでも優しくない所ですよね…」


小町「まぁセイヤも偶には私達に、違う事は違うって怒るからね…本当に偶にだけどさ」


衣玖「基本甘々ですからね…私達の頼みも、面倒臭いとか言う割には最後まで一生懸命取り組んでくれますし…」


幽々子「セイヤ君のそういう所は、去年の文化祭でよく分かったわ〜…」


パチュリー「私達が帰った後も、夜遅くまで学校に残って書類整理とか備品確認をしてくれていたものね…それも1人で…」


ルーミア「え?そ、それは本当なのかー?」


パチュリー「本当よ。翌日学校に来たら、生徒会室で机に突っ伏して寝てたわ…シャワーは運動部のシャワールーム借りたとか言っていたし…」着替えはジャージだったわね…


幽々子「その後も、自分の部活の出し物の準備や文化祭を見て回る警備員さんの仕事の確認、色々して貰っちゃったわね〜…」


衣玖「それで、どうしても御礼をしたいからってセイヤに言ったら…」


チルノ「い、言ったら?」


パチュリー「文化祭の屋台で使う引換券を少し譲って欲しい…これだけだったわね…」


こいし「む、無欲の塊なんですかね…セイヤさんって…」


魔理沙「しかも、その引き換え券を譲って貰った理由が、私達と文化祭を見て回りたいからっていう理由だったんだぜ?」


アリス「まぁ結局、フランちゃんにセイヤを攫われちゃったけどね…」ジーーー…


フラン「あ、あははは…」目逸らし…


こころ「フランちゃん…羨ましい…」(姥)


燐「そういえば今年の文化祭、セイヤは執事服で文化祭出るんだよね?」


その事を知らぬ者達「っ!?」


鈴仙「そ、それ本当なの!?」


輝夜「どうして秘密にしてたのよ!私達は仲間なんじゃ無かったのかしら!?」


四季映姫「これは歴っきとした裏切り行為です!決して許される事の無い!仲間を裏切る行為そのものです!」


早苗「り、燐さん…どうして言ってしまうんですか〜…」


燐「い、いやぁ…皆知ってるものだとばかり…」ごめんねぇ…


諏訪子「早苗ェ…」ニコ…


神奈子「ちょっと顔貸しなさい…」ニコ…


早苗「さにゃ〜…諏訪子様も神奈子様も滅茶滅茶怒ってますぅ〜…」ガクガク…


文「写真を撮る準備を今の内から始めて置きましょうかね…」ニヤリ…



妖夢「霊夢…咲夜…さっき燐が言っていた事は、本当の事なんですか…?」包丁キラリン☆


霊夢「ちょ、ちょっと妖夢!流石にそれは洒落にならないわよ!」ワタワタ!


咲夜「お、落ち着いて下さい妖夢!話せば分かります!ですから取り敢えずその包丁を置いて下さい!」ワタワタ!


妖夢「別に何もしませんよ…?霊夢や咲夜に変な事をしたら、セイヤに嫌われてしまいますからね…」目が虚ろ…


霊夢『め、目のハイライトが…』ガクガク…


咲夜『消えていますね…』ブルブル…


妖夢「幽々子様も幽々子様です…言ってくれてもいいのに…どうして私に内緒にするんですか…」ブツブツ…


セイヤ「おい、何やってんだよ…テキパキ作業しないと遅れるだろ。それとも夕飯無しでもいいのか?」ジューー…ジャッジャッ!


霊夢「せ、セイヤ助けて!妖夢が壊れたわ!」


セイヤ「妖夢が?壊れた?」ピッ…


スタスタスタ…


セイヤ「妖夢?大丈夫か?」


妖夢「セイヤぁ…霊夢と咲夜達が…私に隠し事をしていたんです…」グスン…


セイヤ「隠し事?霊夢、咲夜、隠し事って一体何だ?」


霊夢「え、え〜と…あんたが文化祭を執事服姿で参加するって事を妖夢達に言ってなかったのよ…」


セイヤ「はぁ?そんなどうでもいい事でどうしてお前は拗ねてるんだよ、妖夢」頭ポンポン…


咲夜『流石セイヤ、鈍感という言葉を絵に描いた様な人ですね…』


妖夢「な、撫で撫でしてくれたら…///機嫌を直してあげてもいいですよ…///」モジモジ…


セイヤ「先に言って置くが…撫で撫でした後は手を洗わせて貰うぞ?」まぁ既に頭触ったんだがな…


妖夢「り、理由は分かってますから…///早く撫で撫でして下さい…///」モジモジ…


セイヤ『ていうかさ、最近なんで全員撫で撫でを所望するんだ?幼児退行か?子供の頃に戻りたいのか?』なでなで…


妖夢『霊夢!咲夜!これが貴女達が私達に行った裏切りの代償です!この光景を、深く心に刻み込むがいいですみょん!』なでなで最高です!


霊夢・咲夜「「くっ…」」ギリッ…


セイヤ「妖夢の白髪もサラサラしてて触り心地最高だな…」なでなで…


妖夢「も、もっと撫でるがいいですみょん…///」


セイヤ『何故語尾にみょんが付く…』なでなで…



レミリア「わ、私のセイヤが…どんどん穢されていくわ…」ワナワナ…


空「あーはいはい…可哀想だねー…」


レミリア「う〜…セイヤの浮気者…」グスン…


フラン「お姉様!辛い時は1人より2人だよ!」レミリアの手を掴む…


レミリア「フラン…情けないお姉ちゃんを…許してちょうだい…」うるうる…


フラン「うんうん…でも必ずセイヤは、私達スカーレット姉妹の所に帰って来てくれるから…それまでの辛抱だね」


レミリア「フラン…」


フラン「お姉様…」


ギュゥッ!


文『これはこれは、咲夜さんに高く売れそうですね…』パシャ☆パシャ☆



暫くして…



セイヤ「で?何でレミリアとフランは抱き合ってるんだ?」


小悪魔「セイヤさんが浮気をしたと、お嬢様は仰っていましたよ?」


セイヤ「浮気と言われても…」


早苗「傷を舐め合う愚かな姉妹w、いい笑い者ですねw」ゲラゲラw


セイヤ「いや早苗、お前取り敢えず今の自分の姿鏡で見て来いよ。お前の方がよっぽど笑えるぞ?」プッ…


早苗「さにゃ?」ボロッ…


諏訪子「反省したって言うから解放したのにねぇ…」右腕ガシッ!


神奈子「ま〜だ人を馬鹿にする余力が残ってるのね…あんたは…」左腕ガシッ!


ズルズルズルズル…


早苗「えぇっ!?せ、セイヤさん助けて下さい!」ジタバタ!


セイヤ「アーメンソーメンミソラーメン…」南無三…


セイヤ「あ、それとレミリア…今ケーキ焼いてるから、紅茶飲みたい時には声掛けてくれ…」


レミリア「え?ケーキ?」


セイヤ「何だ?もしかして今日は紅茶、飲まないのか?」


レミリア「の、飲もうとは思っていたけれど…どうして…」


セイヤ「頼まれると勝手に思ってたから、先に色々準備してたんだが…迷惑だったか?」


レミリア「め、迷惑じゃないわ…///凄く嬉しい…///あ、ありがとう…///セイヤ…///」モジモジ…


セイヤ「あぁ、どう致しまして…」微笑み…


レミリア「///」プシュ〜☆


「呪ってやりますー!!」ジタバタ!


こいし「セイヤさんセイヤさん!今日の夕飯のおかずは一体何ですか!」ピョンピョン…


セイヤ「え〜と…卸しポン酢の唐揚げと、肉味噌炒め、海鮮サラダに生ハムのマリネ、それと焼き魚に豆腐と油揚げの味噌汁、あとそれから切り干し大根の煮物…かな…」


小悪魔「りょ、料理の品数が豊富ですね…」


セイヤ「お昼は手を抜いてカレーだったんで…皆にはなるべく、栄養があるのも食べて貰いたいですからね」ニコ


妹紅『うっ…///三角巾+エプロン姿のセイヤが笑ってる…///破壊力が桁違いね…///』ドキッ…


フラン『お姉様がモジモジしちゃうのも納得だよぉ〜…///』キュンキュンするぅ〜❤︎


セイヤ「霊夢に咲夜に妖夢も手伝ってくれたからな…料理作るのが捗る捗る…」うんうん…


霊夢『いや…殆どあんた1人で作ってるでしょうが…』


咲夜『私達…手伝う必要あったんですかね…』


妖夢『頭を洗うのが勿体無いですみょん…///』頭サスサス…


文『取り敢えず今のセイヤさんの姿を写真に収めて置きましょうかね…』カメラをセイヤに向ける…


ガシッ!


文「あややっ!?」ビクゥッ!


セイヤ「文…俺はもう何度も言ってるよな…?写真撮られるの、俺は嫌いなんだよ…OK…?」グググ…!


文「お、OK…」ガクブル…


セイヤ「全く…勘弁してくれ…」パッ…


全員(紫と小町以外)「くっ…」


セイヤ「さて…そろそろ帆立が踊り出す頃かな…」スタスタ…


アリス「何処の川◯シェフ…?」


セイヤ「訂正する…そろそろ切り干し大根の煮物が完成する頃かな…」スタスタ…


小町「そろそろと頃かな、しか合ってないじゃないか…」


魔理沙「う〜むしかし、最近セイヤの料理の腕が更に上がってきている様な気が…」手際なんかを見ていると特に…


アリス「そうだよね…最近ちゃんと自分で自炊して御飯食べてるのかな?」


てゐ「まぁ…嫌々ながらも自炊して食べてるんじゃない?そうしないといけないんだしさ…」


輝夜「そういえば早苗達も言っていたわよね、中学の時から料理は上手かったって…」基美味かったって…


ルーミア「何でも卒なくこなせて羨ましいのかー…」


美鈴「う〜ん…若干卒なくこなすのレベルを超えている様な気がしなくもありませんね…」


紫「まぁあの子は何事にも、努力を惜しまない子だから、口では面倒臭いとか興味無いとか言ってるけどやる時にはやる子よね」


チルノ「なんだかセイヤのお母さんみたいだね〜w」


紫「だぁれがBBAですってぇ〜…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!


チルノ「言ってない言ってないから!」ワタワタ!


こころ「セイヤは…影で努力するタイプ…皆の見えない所で…人知れず努力してる…」(狐)


天子「水臭いとも言うけどね…」


幽々子「もうちょっとだけ頼ってくれても良いわよね〜…いつも私達は、セイヤ君に頼りっきりだもの〜…」


鈴仙「セイヤに頼りにされたら嬉しいよね…///好きな人に頼りにされるのって、どんな感じなんだろう…///」


四季映姫「一言でも『頼りにしてる…』…とか言ってくれれば、私達のモチベーションも上がるんですけどね…」はぁ…


さとり「セイヤは、私達の事を頼りにしていますよ。で、ですがセイヤは…///頼りにするよりも…///傍に居て欲しいって想いの方が強いみたいですね…///」


衣玖「そ、そっちの方が…///何倍も嬉しいですね…///」


パチュリー「あのセイヤが泣く程だもの…///セイヤは私達に、泣く程傍に居て貰いたい存在だって事よね…///」むきゅ〜…///


こいし「そんな風に想って貰えるなんて…///幸せです…///」ほぅ…


「おーい…料理出来たから、配膳手伝ってくれないか?」


空「はいは〜い。それじゃあ配膳手伝いに行こっか」スタスタ


フラン「ごっはんごっはん♪セイヤの作ったおっいし〜ごっはん♪」ルンルン♪


早苗「うぅ…漸く解放されました…」トボトボ…


諏訪子「いやぁ♪運動した後のセイヤの御飯は格別だろうねぇ♪」スタスタ


神奈子「そうね♪きっといつもより美味しく味わえる筈よ♪」スタスタ



♨︎夕飯の準備が整いました♨︎



キラキラ☆キラキラ☆



咲夜「ふぅ…人数が多いとやはり、料理を作るのも一苦労ですね…」殆どセイヤが作ったのですが…


幽々子「咲夜ちゃん…勝負はまた別の機会にしましょう?こんなに沢山の美味しそうなおかずがあるのに、白御飯だけで食べるなんて勿体無いわ〜…というよりセイヤ君に失礼だわ〜…」


咲夜「そうですね…セイヤに失礼ですね…」うんうん…


霊夢「何の会話してるのか分からないけど、早く食べましょうよ…」


魔理沙「それじゃあ全員手を合わせて!」パチン!


パチン!


魔理沙「いただきまーす!」ペコ


全員(セイヤ以外)「いただきまーす!」ペコ


セイヤ「マーストリヒト条約…」ペコ…


鈴仙「毎回思う事なんだけどさ、セイヤは皆といただきますを合わせて言う事出来ないの?」


セイヤ「これからは、お前達に合わせられる様善処する…」パク…


鈴仙「あの…わざわざ善処する様な事じゃないよね…」


セイヤ「鈴仙が何を言っているのか、俺には理解出来ないな…」ズズズ…


天子「鈴仙、言いたい事は痛い程分かるけどさ。早く食べないとおかず無くなっちゃうよ?」パクン…


鈴仙「え…?」チラ…


チルノ「ヒャッハー!メシウマとはこの事だねー!」ガツガツ!


ルーミア「ちょっと意味が違う様な気もするけど…まぁ今気にする事じゃないのかー!」ガツガツ!


フラン「セイヤ!ご飯お代わり!」つ茶碗


幽々子「私もお代わりお願いするわ〜♪」つ茶碗


セイヤ「女の子なんだから、もう少しお淑やかに食べなさい…」茶碗受け取る…


鈴仙「た、食べ盛りの女の子達が…大量にご飯とおかずを…」ガクブル…


妖夢「卸しポン酢の唐揚げ…激ウマです…」みょんモグみょんモグ…


輝夜「ねぇセイヤ、このサラダのドレッシングってもしかしてセイヤのお手製?」パク…


セイヤ「まぁな、色々試行錯誤を繰り返した末に出来た特製ドレッシングなんだが、不味かったか?」モグ…


輝夜「その逆よ…凄く美味しいわ…」


小町「本当に容量が測れない男だな、セイヤは…」市販のより全然美味しい…


セイヤ「お気に召した様で何よりだ…」ゴクゴク…コト…


紫『この子はこの料理の腕前だけで引く手数多になる様な気がするわ…まぁ普段の性格がアレだから分からないけど…』うん…美味しいわね…


魔理沙「はぁ…料理を覚えたとしても、此処まで美味しく作れる自信、私にはないぜ…」モグ…


アリス「きっとセイヤだったら喜んで食べてくれるよ。魔理沙も本格的に料理を覚えたいって言うなら協力してあげるよ?」パク…


魔理沙「な、なら先ずは…///セイヤの好きな肉じゃがから教えて欲しいぜ…///」パク…


アリス「了解♪頑張ろうね、魔理沙♪」ニコ


魔理沙「だぜ…///」モグモグ…


レミリア「ちょっと早苗!それはセイヤが私の為に作った唐揚げなのよ!今直ぐ返しなさい!命令よ!」早苗に向かってお箸向ける…


早苗「早い者勝ちですよーだ!それにわざわざセイヤさんがレミリアさんなんかの為に作る訳無いじゃないですか!」レミリアに向かってお箸向ける…


セイヤ「レミリア、早苗、箸を人に向けるな。そんなに欲しいならレミリア、唐揚げなら俺の分やるよ…」ほれ…


レミリア「あ、ありがとう…///『セイヤが口を付けたお箸から貰った唐揚げ…///』」ドキドキ…


セイヤ『唐揚げ…まだ1個しか食べてなかったのに…もっと揚げて置けば良かった…』グスン…


諏訪子「お父さんタイプなのかお母さんタイプなのか疑問だねぇ…セイヤは果たしてどっちのタイプなのか…」モグモグ…


四季映姫「きっと、何方とも言える存在なんでしょうね…父親の様に厳しく、母親の様に優しく、そして父親と母親の様に真剣に私達の事を考えてくれる。セイヤの様な男性と結婚出来たとしたら、嘸かし幸せでしょうね…」モグモグ…


てゐ「う〜ん…まぁ取り敢えず、この先ライバルが増えない事を祈るばかりだね…」モグモグ…


こころ「それは…今後のセイヤの行動次第…」モグモグ…


衣玖「そうですね……どうか今後、セイヤが私達以外の女性を誑かす様な言動をしません様に…」拝み…


神奈子「其方の願い…確かに聞き届けたぞ…」鼻摘まみ…


衣玖「嗚呼、神様仏様神奈子様…ありがとう御座います…」深く頭を下げる…


神奈子「よいよい…私も、其方と同じ立場だからのぉ…」鼻摘まみ…


パチュリー「変な茶番を繰り広げていないで食べなさいよ。他のおかずも無くなっちゃうわよ?」むきゅむきゅ…


衣玖「それは困ります…」生ハムのサラダ…


神奈子「そうね…まだまだ食べ足りないもの…」肉味噌炒め…


霊夢「セイヤ、もしかしてお味噌汁の出汁って変えた?」ズズズ…


セイヤ「よく分かったな…いつもは煮干しで出汁を取るんだが、今日は煮干しと鰹で出汁を取ったんだ…」


霊夢「美味しいわね…これからお味噌汁は煮干しと鰹で出汁を取りなさいよね?」ズズズ…


セイヤ「仰せの通りに…」


チルノ「へぇー…あたいは普通にインスタントの味噌汁だと思ったけどねー…」ズズズ…


セイヤ「っ」ガーーーーーーーンッ☆


ルーミア「この⑨!味の違いが分からないなら!セイヤの作った味噌汁を飲まないで欲しいのかー!」机バンッ!


セイヤ「ははは…いいんだルーミア…俺もまだまだだって事だろうからな…はは、はははは…」インスタントの味噌汁…俺の作った味噌汁は…インスタントの味噌汁と同じ…


小悪魔「チルノさん!今直ぐセイヤさんに謝って下さい!折角一生懸命作ってくれたのに失礼ですよ!」


チルノ「え〜…ご、ごめんセイヤ。インスタントの味噌汁よりかは美味しいよ?」


セイヤ「うん…ありがとう…」グスン…


こいし「先ずインスタントと比べないでよ!美味しさが月とスッポンだよ!そんな事も分からないから⑨なんて言われるんだよ!この馬鹿チルノ!」イライラ…


さとり『あ、あの温厚なこいしが…人に向かって馬鹿って言ったわ…それに凄くイライラしているわね…』


文「中々こんな美味しい味噌汁なんて飲めないと言うのに…チルノさんは頭だけじゃなく味覚も馬鹿みたいですね…」ズズズ…


空「1度病院行った方が良いんじゃない?頭の中とついでに舌も診てもらってきなよ…」ズズズ…


幽香「次、同じ様な事を言ったらタダじゃおかないわよ…チルノちゃん?」ニコォォ…


チルノ「」白目


幽々子「これは庇えないわ〜…私も少しイラッとしてしまったもの〜…」モグ…


こころ「折角セイヤが作ってくれた味噌汁…喩えインスタント並だったとしても…美味しいと言うべき…」(般若)


セイヤ「そうか…こころには合わなかったか…残念だ…」はぁ…


こころ「今のは言葉の綾…出来れば私は毎日、セイヤの作る味噌汁が飲みたい…」キリッ☆


セイヤ「こころ…///」キュンッ☆


こころ『計画通り…///』(福の神)


小町『流石に毎日味噌汁は勘弁して欲しいけど、偶になら飲みたいと思うな…』ズズズ…


フラン「こんなに美味しいのに…チルノはどうしてこの味噌汁の美味しさが理解出来ないかなぁ…」ズズズー…


チルノ「ぐぅっ…わ、分からないものは分からないんだって…」


燐「料理の腕前は良い…性格も良い…掃除も洗濯も得意…容姿は…まぁ許容範囲だし///……将来は、私の旦那に迎えてあげても…///いいかなぁ…///」パクン…


さとり『燐は随分と、セイヤに籠絡された様ね…』そんな事態があったのかは分からないけれど…



☆全員残さず食べました☆



諏訪子「まさかデザートまで作って貰えるなんてねぇ、至れり尽くせりだよ…」パク…


早苗「フルーツヨーグルト美味しいですね♪」パク…


霊夢「で、それを作った本人は食器洗い中…」パクン…


咲夜「私達も手伝うと言ったのに…」パク…


妖夢「しかも私達の分しかないからと、自分の分は無し…とても申し訳ないですね…」パク…


美鈴「はぁ…優し過ぎるのも考えものですねぇ…」パクン…


空「ケーキも作ってるって言ってたから、それをセイヤに皆で分けてあげよっか…」パクン…


パチュリー「『俺に分ける位なら、お前達で食べればいいだろ…』、とか言いそうだけれどね…」パク…


鈴仙「何かセイヤを喜ばせてあげられる企画でも考える?いっつもセイヤに迷惑掛けてばっかりだしさ、私達…」パクン…


レミリア「まさか、遂にこの手を使う事になるなんて…このレミリア・スカーレットですら、思いもしなかった事だわ…」パク…


魔理沙「?…何かセイヤを喜ばせる方法を思い付いたのか?レミリア」パクン…


フラン「はいはーい!私達が裸になってセイヤ専用のケーキになってあげれば、セイヤもきっと喜ぶ、基悦ぶと思いまーす❤︎」ノ


咲夜『お嬢様と妹様が…///裸の状態で生クリームとフルーツを…///』鼻血ダラダラ…


霊夢「咲夜、鼻血鼻血…」


咲夜「おっと…これは失礼しました。お見苦しい所をお見せして申し訳ありません…」ティッシュティッシュ…


四季映姫『今更ですから別に気になりませんけどね…』パクッ…


レミリア「ふふ、流石私の妹ね。私と全く同じ事を思い付くなんて」なでなで…


フラン「決め台詞は…『私を食・べ・て❤︎』で決まりだね❤︎」キャーー❤︎


妹紅「この姉妹は今直ぐ速達で紅魔館に送りましょうよ…」パクン…


輝夜「セイヤの心労が増えるだけだものね…」パク…


衣玖「セイヤの気苦労が絶えないのは主にレミリアとフランちゃんの所為ですからね…」パク…


こいし『良い案だね…///とは言えない…///』パクッ…


天子『セイヤは恋愛に関しては超が付く程奥手だからなぁ…もっと積極的にならないと駄目だよねぇ…』パクン…


アリス「う〜ん…もっと自然で、迷惑に思われなくて、セイヤと急接近できる、そんな良い方法ないかなぁ…」パクッ…


さとり「そんな都合の良い方法、あったら苦労しないわよ…」パク…


アリス「だよねぇ〜…」はぁ〜…


「あ〜…やっと食器洗い終わった…」スタスタ…


小町「セイヤ、間違っても私達が口を付けたお箸とか舐めたりしてないよな?」パクン…


セイヤ「小町…お前は俺をどんな目で見てんだよ…」チューーー…


小町「女を誑かして楽しむ最低最悪の男、だな…」パクッ…


セイヤ「お前が俺をどんな風に見てるのか、今漸く分かったよ…」チューーー…


ルーミア「セイヤ、さっきから何をチューチュー吸ってるのかー…」


レミリア「チューチュー吸うのなら私の唇を吸いなs「Save it…」……う〜…」パクン…


セイヤ「豆乳だよ豆乳…最近豆乳にハマってるんだ…」チューーー…ズココ…


チルノ「あ…無くなった…」


セイヤ「量が少ないからな。まぁ、デザート代わりには丁度良いか…」ポイッ…


ポスッ…


ゴミ箱「毎度…」


セイヤ「…」スタスタ…


幽香「あら、セイヤ君は何所か行くの?」パクン…


セイヤ「ちょっと、外で軽く運動してきます。食べ終わったら流し台に置いておいて下さい、後で洗いますから」ピタ…


神奈子「さ、流石に私達が洗うわよ…やって貰ってばかりじゃ悪いし…」パクッ…


セイヤ「別に俺は気にしないがな、それじゃあまた後でな…」スタスタ…


スタスタスタスタ…



〜コテージ近くの森〜



「はぁっ…!はぁっ…!ゲホッ!ゴホッゴホッ!」


忌狂『ネェセイヤ…折角皆デ遊ビニ来テルノニサ、ワザワザコンナ時ニマデ制御ノ鍛錬スル必要、無インジャナイノ?』


「少し…黙ってて…くれ…」ゼェ…ハァ…


忌狂『ハァ…』ヤレヤレ…


「漸くこの力が…体に馴染んできた所だ……あと…少しで…」ふらっ…


ドサッ…


忌狂『ダ、大丈夫!?マダ体ニ辻褄合わせ【Coherence alignment】ノ反動ガノコッテルノニ…無理スルカラ…』


「…駄目だ、体が限界だ。忌狂…感覚共鳴を解除してくれ…」


忌狂『ハイハイ…コレカラハ体ノ調子ガ良イ時ニシテネ?』


セイヤ「善処する…ゲホッ!ゴホッ!」


忌狂『っ……血ヲ吐イテル…コレ以上セイヤガ、アノ力ヲ使イ続ケタラ…』


セイヤ「はは…俺も…歳かな…」スクッ…


忌狂『ス、少シ休ンデカラ戻ッタラ…?フラフラダヨ…?』


セイヤ「心配すんな…これくらい…慣れてる…」フラフラ…


フラフラフラフラ…


セイヤ『意識が朦朧とするな…分かっていた事だが、中々応えるな…』フラフラ…



〜コテージ(リビング)〜



こころ「あ、セイヤ…お疲れ様♪」(火男)


セイヤ「あぁ…」フラフラ…


紫「軽く運動するんじゃ無かったの?フラフラじゃない…」


セイヤ「ちょっと調子に乗り過ぎた…汗流したい…風呂先にもらってもいいか…?」


咲夜「は、はい…ゆっくり肩まで浸かって下さいね…」


てゐ「私達の事は気にしないでいいからね〜♪」


セイヤ「悪いな…じゃあお言葉に甘えさせて貰うわ…」フラフラ…


フラフラフラフラ…


妖夢「セイヤは相変わらず、修行に余念がありませんね…本当に凄い精神力ですね…」


美鈴「軽く運動するとか言ってましたけど、どうせ1人で修行していたに決まってます…」


天子「そういう所が本当に水臭いよねぇ…修行するならするって言ってくれれば良いのにさ…」私は手伝えないけど…


紫『んん?セイヤがお風呂に……これは好機!!私が恋のキューピッド的なアレになってあげるとしましょうかね♪』ニヤリ…


さとり『何やら不穏な事を考えているわね…紫先生…』何故か読めないけれど…



15分後…



〜コテージ(お風呂場)〜



カポーン…


セイヤ「あぁ〜…生き返る〜…」チャポン…


チャプチャプ…


セイヤ『しかし…また男1人でこんなに広い風呂を独り占めとは…嬉しいやら悲しいやら、本当によく分からない心境だ…』


セイヤ『それにまさか、サウナまであるとはな…大きくは無いが、普通に銭湯にあるサウナと変わらなかったし…』


ザバァッ…


セイヤ「ある程度温まったし、サウナでもう一汗掻くとするかな…」ペタペタ…


ペタペタペタペタ…


ガチャッ…


セイヤ「暑っ…蒸し暑い…中華まんさんはいつも、こんな気持ちなんだよな…お疲れ様です…」パタン…


ペタペタ…ストッ…


セイヤ「さて…自己ベスト更新目指して、LETS蒸し蒸し…」坐禅組む…



〜コテージ(脱衣所)〜



空「それにしても、セイヤが既にお風呂から出てたなんてね…全然気付かなかったよ…」脱ぎ脱ぎ…


アリス「ねぇ?私達に何も言わないで部屋に行っちゃってさ、一声掛けてくれてもいいと思うんだけど…」脱ぎ脱ぎ…


魔理沙「でもおかしいぜ…セイヤは長風呂派な筈なのにな〜…」脱ぎっ…


早苗「流石に夏ですからね。いくら長風呂派なセイヤさんとは言え、この夏の暑い日に長風呂は応えたんじゃないですか?」脱ぎ…


燐「下手をしたら熱中症になっちゃうしねぇ、まぁあたいは普段から長湯はしない方だから、セイヤの気持ちはよく分からないなぁ」脱ぎ脱ぎ…


四季映姫「ですがこのコテージのお風呂にはサウナがありますよ?セイヤはサウナが好きだって言っていた様な気がするんですが…」脱ぎっ…脱ぎっ…


諏訪子「でも紫先生が言っていた事だから、セイヤはお風呂から出ている筈だよ?」パサっ…


こころ「セイヤの着替えも…無い…」脱ぎっ…


天子「別に一緒に入りたく無いって訳じゃないけど…///心の準備が…///ねぇ?///」脱ぎ脱ぎ…


鈴仙「そ、そうだよね…///それに、出来れば一緒にお風呂に入るのは…///その…///付き合ってから、2人きりで入りたいな〜…///なんて…///」キャーー❤︎


小町「私はもしも裸見られたら、あの男を即刻抹殺するけどな…」ふんっ…


咲夜「小町はどうしてセイヤの事を、そんなに毛嫌いするんですか?」脱ぎ…


チルノ「あんな優良物件、中々無いと思うけどね〜…」脱ぎ!


小町「逆になんで皆がセイヤに好意を寄せてるのかが分からない…そんなに格好良いか?セイヤって…」


こいし「すっごく格好良いじゃないですか♪私達の為に一生懸命になってくれて…///その姿を見ているだけでドンドン好きになっちゃいますよ〜…///」はぁ〜…///将来は絶対にセイヤさんのお嫁さんになりたいなぁ〜…///


さとり「見た目も髪が長いって所以外は普通だものね。総合的に見ても、女性が理想とする男性にかなり近いと思うわよ?」脱ぎっ…


霊夢「ま、内省的悲観論者だけどね、アレが無ければもっと良いんだけど…」パサ…


てゐ「でもさ〜、あれ以上を望んだら高望みも良い所だよねぇ〜…///」脱ぎ脱ぎっ…


文「そうですね…///今のセイヤさんでも十分過ぎる位格好良いですからね…///」脱ぎ…


幽々子「セイヤ君の料理は毎日食べたい位の美味しさだものね〜…///」脱ぎっ…


パチュリー「幽々子はセイヤの料理の腕以外に褒める所が無いのかしら?」パサっ…


幽々子「勿論その他にもあるわよ〜?私達に凄く優しいでしょ〜、ピンチの時には助けに駆け付けてくれる、女の子の憧れる王子様タイプでしょ〜、それに…///偶に見せるあの物憂げな表情が堪らなく格好良いのよね〜…///」


レミリア「あら、中々分かっているじゃない…私以外にあの表情の良さが分かる人が居るなんてね」脱ぎっ…


幽香「どうしてレミリアはセイヤに関する事には上から目線なのよ」ジトー…


レミリア「そんなの決まっているじゃない。私がセイヤの彼女だからよ♪」ふふん♪


フラン「お姉様はセイヤ大好きだもんねぇ〜❤︎私も負けてないけど❤︎セイヤの事をすっごく愛してるけど❤︎」


早苗「だから誰がセイヤさんの彼女ですか!いい加減にしないとその口、裁縫針で縫い付けますよ!」さにゃー!


輝夜「早苗も一々嚙みつかなきゃいいのに…進歩しないわね、あの3人は…」脱ぎ…


妹紅「まぁいいんじゃない別に、賑やかで楽しいでしょう?」脱ぎ…


輝夜「まぁ…そうね、妹紅の言う通りだわ…」パサっ…


ワーワー!キャーキャー!


小町「全然分からない…あの男の何処かそんなに良いのか…」はぁ…


妖夢「まぁその内きっと分かる様になりますよ♪」お風呂お風呂♪


小悪魔「見た目よりも中身や行動を見ていれば、自ずとセイヤさんの良さが分かる様になる筈ですよ♪小町さん♪」紫さんも一緒に入れば良いのに…


ガラガラガラガラ…


チルノ「おっほー!広い広いー!!…さぁて!湯船にダイブするぞー!」ヒャッハー!


ルーミア「湯船に浸かる前にキチンと体を洗えなのかー!」頭ビシッ!


チルノ「痛っ…ちぇ〜…」ペタペタ…



〜脱衣所入り口〜


ヒョコッ…


壁|紫『ふふふふw…計画通りねw。セイヤの衣服は私の手の中w…セイヤはきっと今、サウナで自己ベスト更新とか馬鹿な事をやっているでしょうし、まだまだお楽しみはこれからねw…』ひひひひひ…



〜サウナ内部〜



セイヤ「体内温度上昇…臨界点を突破…」ダラダラ…


セイヤ「何故だ…何故出ない…」ダラダラダラダラ…


セイヤ「まだ大丈夫だ…問題無い…」ダラダラダラダラダラダラ…!


セイヤ「駄目だ…!これ以上はパイロットの生死に関わるぞ…!」ダバーーーーー…!!


セイヤ「……1人で何やってんだか…ていうかなんかちょっと騒がしくないか…このコテージにも幽霊が住み着いてるのか…?」スクッ…


ペタペタペタペタ…


セイヤ「ん〜…?」小さい窓覗く…


アリス『ねぇ咲夜、偶にはレミリアやフランちゃんとじゃ無くてさ、私と洗いっこしない?』ペタペタ…


咲夜『それは良いですね。私も1度、アリスと洗いっこがしたいと思っていたんですよ♪』ペタペタ…


セイヤ「…」パチクリ…


空『さ、さとり様…///是非私と洗いっこしましょう…///』はぁ…///はぁ…///


さとり『じ、自分で洗えますから…!』そそくさ…


燐『こ、こいし様ぁ…///どうか私と洗いっこをぉ…///』はぁ…///はぁ…///


こいし『ねぇお燐…目がいやらしいよ…?』後退り…


セイヤ「んぶふっ…」鼻血ブシュッ☆


ポタ…ポタ…ポタ…ポタ…


セイヤ『んん…?あれ…?俺はいつから天国に来たんだ…?いや…今現在暑さ的な意味では地獄なんだが…目に映るモノは天国ですよ楽園ですよ男が誰しも1度は夢見る理想郷ですよ…』鼻血ダラダラ…


霊夢『ほらほらレミリア〜…私が洗ってあげてるんだから感想言いなさいよ〜…』サワサワ…


レミリア『ちょ、ちょっと霊夢…///さっきから洗い方がいやらしいわよ…///』モジモジ…


魔理沙『おぉ〜?フランも大分感度良いなぁ〜♪セイヤに開発されてるのかぁ〜?』サワサワ…


フラン『ま、魔理沙ぁ〜…///くすぐったいよぉ〜…///た、確かに…///セイヤには沢山…///弄って貰ってるけどぉ〜…///』モジモジ…


セイヤ「ぐほぁっ!?///」鼻血ブシューーーッ☆


パターンッ☆


セイヤ『お、女の子の洗いっことは…///壮絶なモノなんだな///……あとフラン、俺に弄って貰ってるって何…?』鼻血ダラダラ…


セイヤ『マズイな…暑さと不覚にも、基柄にも無く興奮してしまっている自分が居る…しかし出て行く事なんて出来ない…どうする…俺…』鼻血ダラダラ…


息子『親父…こんなチャンス…2度と来ないかも知れないぞ…?』


セイヤ『……何が言いたい。我が息子よ…』鼻血ダラダラ…


息子『取り敢えずあの小さな窓から霊夢達を覗いて一発n『却下だ却下ッ!ド却下だ!!』…やれやれ、相変わらずお堅い親父だな…』


セイヤ『今はこの最低最悪な事態をどうするかだ…ていうか!どうして彼奴らが風呂に入って来てるんだよ!どう考えてもおかしいだろ!俺まだ風呂から上がってないぞ!?』鼻血ダラダラ…


息子『馬鹿親父!きっと親父を誘ってんだよ!…行くぞ親父!目標目の前!これはチャンスだ!絶対逃すなぁぁぁぁっ!!』


セイヤ『無理にリアル立体起動せんでいい!少し…いやずっと黙っててくれ頼むから!!』鼻血ダラダラ…


息子『まぁまぁ…先ずは外の状況を確認しようぜ?な?な!?なぁぁっ!?』


セイヤ『くっ…そ、そんな事よりも、どうして彼奴らが…』ぐぬぬぬぬ…


セイヤ『……ん?そう言えばさっき覗いた時、紫さんが居なかった様な気が…』鼻血ダラダラ…


息子『おーおー…しっかり誰が居るのか確認している辺り、結構ラッキーだとか思ってただろ…』


セイヤ『思ってないからね!?全然ラッキーだなんて思ってないからね!?勘違いしちゃ駄目なんだからねぇぇぇぇぇっ!?』鼻血ブシュッ☆


息子『分かった分かった…まぁまた呼んでくれ。いつでも待ってるZE☆』キラリ〜ン☆


セイヤ『絶対に呼ばねぇ!2度と出てくんな!』鼻血ダラダラ…


鼻グシグシ…


セイヤ『さてと…この危機的状況、どう打開する…大丈夫だ。自分を信じろ水奈月セイヤ、こんな逆境、何度も潜り抜けて来たじゃないか…その要領で今回も乗り切れば……駄目だ残念ながら何も思い付かねぇぇぇぇぇっ!!』orz


セイヤ『鼻血を大量に吹き出した所為で貧血気味だし、サウナの中に長時間居る所為か暑さで意識が朦朧とするし、極め付けに修行した後だから疲れが…』


『妖夢、どうですか?私とサウナで1勝負』ペタペタ…


『それは良いですね!何方が長くサウナに居られるか勝負しましょう!』ペタペタ…


『それなら私も混ぜて欲しいわね』ペタペタ…


『妹紅は暑いの強そうですよね…』ペタペタ…


セイヤ『何ッ!?女の子がサウナだと!?お肌に悪そうだから止めなさい!ていうかお願いだから引き返して!300円あげるから!』タオルを腰に巻く…


セイヤ『マズいマズいマズいマズい!嫌われる!完璧俺嫌われる!考えろ!超自然的でアッサリとこのサウナから出られる方法を!』ポクポクポク…


チーーーン☆


セイヤ「これで行くしか…無さそうだな…」スクッ…


ガチャッ…


妖夢「うわ…やっぱりサウナは蒸し暑いですね…」ペタペタ…


セイヤ「おぉ、妖夢達もサウナか?中々気持ちの良いもんだな、サウナってのは…」ペタペタ…


妖夢「あ、セイヤもサウナで一汗掻いていたんですね♪」ニコ


セイヤ「まぁな…美鈴も妹紅も、あんまり無理してサウナに長く居過ぎるんじゃないぞ?」ペタペタ…


美鈴「流石にそんな無理してまで勝負をしようだなんて考えていませんよw!」あははは!


妹紅「そうよねw。無理して熱中症になったら笑えないわよw」あははは!


セイヤ「ま、程々にな…」ペタペタ…


パタン…


妖夢「……みょん…?あの…///今の人って…///」ドキドキ…


美鈴「す、凄く見覚えのある人だった様な気が…///」ドキドキ…


妹紅「ていうか…///セイヤよね…?///今の…///」ドキドキ…


セイヤ『第一関門突破!此処からだ此処から!ていうかよく騙せたな今ので!』ペタペタ…


天子「キャーーーー!///ど、どうしてセイヤが居るの!?///」体隠す…


セイヤ『……ですよねー…あの3人が例外なだけですよねー…』あはは…


四季映姫「ま、まさか…///の、覗き…?///」体隠す…


輝夜「いやこれもう覗きとか覗きじゃないとか関係無いわよ!///どうして堂々とサウナから出てきてるのよ!///」体隠す…


小町「殺す…!!」ギロッ!


セイヤ「待て待て!ていうか何でお前達が入って来てんだよ!俺まだ風呂から上がってないだろうが!」


早苗「ゆ、紫先生が…///セイヤさんは既にお風呂から出て…///部屋に行ってしまったと言っていたので…///」体隠す…


セイヤ『あんの糞BBAぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!』


パチュリー「む、むきゅきゅ〜…///」まじまじ…


鈴仙「な、何て無駄の無い引き締まった筋肉…///足も細いし…///相変わらずいい体…///」まじまじ…


諏訪子「お風呂に入っていた所為なのか、サウナで汗を掻いた所為なのか分からないけど…///髪が濡れて…///いつもとは印象が違うねぇ…///」まじまじ…


こころ「あの体で…///裸の状態で…///セイヤに抱き締められたら…///」悶々…


幽々子「ゆゆゆ〜…///」悶々…


霊夢「まぁどうやら紫が悪いみたいだけど…」パキポキ…


魔理沙「キチンと責任は取って貰うぜ?なぁ?セイヤぁ〜…」パキポキ…


セイヤ「お、落ち着け!霊夢!魔理沙!話し合いで解決しよう!な!?」


霊夢「話し合いで解決したら…!」ダッ!


魔理沙「裸見られた事実が消えるとでも思ってるのかだぜー…!」ダッ!


セイヤ「洒落にならんだろこれ!取り敢えず逃げる!」ダッ!


霊夢・魔理沙「「待てーー!逃げるな変質者ー!!」」ダダダダダダダダっ!


神奈子「お風呂場で走ると危ないわよー!?」


ツルッ…!


霊夢・魔理沙「えっ!?」ぐらぁっ!


セイヤ「っ…馬鹿ッ!!」バッ!



ドシーーーーンッ…!!



セイヤ「痛つつ…大丈夫か?霊夢、魔理沙…」


霊夢「あ、ありがとう…///『せ、セイヤに右腕で…///抱き締められてる…///』」ドキドキ…


魔理沙「た、助かったぜ…///『こ、こんなに逞しくなってたんだな…///腕は細いのに…///凄く安心するぜ…///それに…///裸でこんなに密着するなんて…///』」ドキドキ…


セイヤ「ま、まぁ説教はお前達が風呂から上がったら甘んじて受ける…だから取り敢えず、此処は見逃してくれ…」


霊夢「わ、分かったわ…///」プシュー☆


魔理沙「わ、私達が風呂から上がったら…///覚悟して置けだぜ…///」プシュー☆


セイヤ「畏まりました…っと…」スクッ…


文「あ、あの…///セイヤさん…///」ドキドキ…


セイヤ「ん?何だよ…」


ルーミア「ま、前…///隠して欲しいのかー…///」ドキドキ…


チルノ「お〜…///」ジーーー…


セイヤ「?」下見る…


咲夜「は、初めて見ました…///男の人の…///」ジーーー…


セイヤ「お、俺のタオルがねぇぇぇぇぇっ!?」ガーーーーーーーン!!


衣玖「あ、あっちの方にありますよ…///」ドキドキ…


セイヤ「もう風呂場から出た方が速い!!」ダダダダダダダダ!!


ガラガラ!ガラガラピシャッ!


全員(小町以外)「///」ドキドキ…


小町「いつか切り落とす!!」ガーーー!!


小悪魔「そ、それは駄目ですよ!///絶対駄目です!///」


てゐ「そ、そうそう…///切り落とすのは駄目だよね…///うんうん…///」


レミリア「切り落としてしまったら、セイヤと子作り出来ないじゃない。切り落とすなんて事、喩えこの駄作を観ている人達が許しても、私が許さないわ」キリッ☆


幽香「流石レミリアね…///普通の人じゃ言えない事をこうもアッサリと…///」


フラン「でも大事な事だもん❤︎将来セイヤの赤ちゃんを産むには必要な事だもん❤︎」


こいし「う、うん…///分かったから少しだけ口閉じててね?///フランちゃん…///」ドキドキ…


妖夢「うぅ…///まだあの光景が…///それに…///セイヤに裸を見られてしまいました…///」ペタペタ…


美鈴「サウナで汗と一緒に流せるかと思いましたが…///結局無理でしたね…///」ペタペタ…


妹紅「これからどうセイヤと接すれば良いのよ…///」ペタペタ…


天子「まぁ取り敢えずさ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!


咲夜「紫先生には…」ドドドドドドドドドドドド…!!


アリス「地獄を見せる必要がありそうだね…」バシュゥン!!シュインシュインシュイン…



コテージ(リビング)



紫「ぐすん…」ぼろっ…


霊夢「で?紫、何か弁解したい事はある?」


紫「弁解って普通最初にするもんじゃないかしら?どうしてボコボコにしてから聞くのよ…」


妖夢「弁解をしないと言うならば、もう首を斬り落としても良いですよね…?」シャキンッ…


紫「待って待って!弁解するわ!…その…あの子とあんた達の仲を進展させてあげようかな〜と…少々強引な手段を…」指先ツンツン…


空「少々!?全然少々じゃないですよ!滅茶苦茶強引な手段ですよ!」


紫「反省してます…」orz


魔理沙「それにしても…セイヤが完全に意気消沈してるぜ…」


セイヤ「…」ズーーーン↓


鈴仙「わ、私達は気にしてないから…///元気出してよ…///ね?///」擦り擦り❤︎


こころ「セイヤの体…///格好良かった…///だから自信持って…///」擦り擦り❤︎


天子「こころに鈴仙!///もう10分経ったから交代だよ!///」


パチュリー「むきゅー!///むきゅー!///」


セイヤ「お前達の優しさが…滅茶苦茶心に染みるな…」はぁ〜…


フラン「ねぇねぇセイヤ…///私達の裸を見た感想は…?///」ドキドキ…


セイヤ「言った瞬間死にたくなるから勘弁してくれ…」グスン…


輝夜「ま、まぁお互い様よ…///私達もセイヤのを見ちゃった訳だし…///ね?///」ドキドキ…


四季映姫「そ、そうですね…///お互い様です…///ですからセイヤも気にしないで下さい…///」ドキドキ…


セイヤ「気にするなって…無理があるだろ…」


天子『まぁ、紫先生に少しは感謝しないとね…///今日の旅行で私とセイヤの関係が進展しまくりだよ…///……でも正直言うと…もっと別のシチュエーションで裸を見られたかった…』擦り擦り❤︎


パチュリー「むきゅ〜…///」擦り擦り❤︎


セイヤ「ていうかパチュリー先輩…さっきからむきゅ〜としか言ってないですよね…何かの病気に罹ってるんですか?」


パチュリー「そ、そんな事ないわよ…///それに病気だなんて失礼ね…///」擦り擦り❤︎


セイヤ『ていうか…全員総じて甘えん坊なんだな…レミリアとフランだけだと思ってた…』夏の暑さと風呂上がりの所為で滅茶苦茶暑いけどな…


咲夜「私もセイヤに甘えたいですね…」はぁ…


妖夢「順番が来るまで紫先生を御説教でもしますか…」


咲夜「それは良い考えですね…流石妖夢です…」シャキン☆


妖夢「それ程でもないですみょん…」チャキッ☆


紫「この2人怖すぎるわよ!霊夢!魔理沙!昔馴染みの誼で私を助けなさい!」


霊夢「はぁ…///まさかセイヤと裸で抱き合えただなんて…///未だに信じられないわ…///」ほぅ…///


魔理沙「ホントだぜ…///このコテージに来て良かったぜ…///」ほぅ…///


紫「その状況を作ってあげたのは何処の誰だと思ってるのよ!いいから助けてお願いします!」


霊夢「うっさいわね!今余韻に浸ってるのよ!咲夜と妖夢にしばかれて少し黙ってなさい馬鹿紫!!」


魔理沙「本当に反省してるのか疑問だぜ!もっと痛い目に遭って心に刻み込めだぜ!」


紫「この子達怖過ぎる…」グスン…



暫くして…?



セイヤ「なぁ咲夜に妖夢、お前達2人は暑くないのか…?」


咲夜「あ、暑くなんてありません…///とても心地良いですよ…///」擦り擦り❤︎


妖夢「そうですね…///とても安心します…///やはり、好きな人に寄り添うのはいいものです…///」擦り擦り❤︎


セイヤ「そ、そうか…『はぁ…罪の意識が膨れ上がる一方だ…』」


アリス「はい空!もう1回あの台詞言ってみて!」


空「り、リンリンの事かー!///」


アリス「駄目駄目!そんな事じゃいつまで経っても超女子高生になんてなれないよ!はいもう1回!」


空「なれなくていいよー!///誰か助けてー!///」


美鈴「ていうかそんな事で超女子高生なんかになれるんですか?」


燐「ツッコんだら多分負けだよ?だから私は空を優しい眼差しで見守る事に決めた…」


空「見守らなくていいから助けてよ!」


幽香「へ、へぇ…///中々面白いわね…///このゲーム…///」ピッ…ピッ…


こいし「も、もう少し音量を上げて下さい…///幽香先輩…///」


鈴仙「あんまり音量上げたらセイヤに気付かれちゃうよ?///」


てゐ「それにしてもにとりは凄いね…///どうやって私達の名前をセイヤに言わせたんだろ…///」


さとり「本人にLINEで聞いたら…『格闘ゲームに霊夢達も参加させる予定だから、まぁ細かい事は気にしないで取り敢えず録音して!あ、言っておくけど甘く囁く様な感じで宜しく♪』…と言ったら普通に言ってくれたらしいわ…///」


こころ「セイヤはチョロい…///将来心配…///」(福の神)


フラン「そんなチョロいセイヤとイチャイチャラブラブできるゲーム…///にとりって天才だね…///」


チルノ「天才はあたいだよ!あたいってば天才ね!」


ルーミア「セイヤの声が聞こえないから黙ってろなのかー…///」


チルノ「友達に向かって黙ってろって何さ!」


衣玖「ま、まぁまぁチルノちゃん…///取り敢えず落ち着いて下さい…///それとルーミアちゃんの言う様に静かにして下さい…///」


早苗「でも体験版とは、総じて良い所で終わってしまうんですね〜…」はぁ…


諏訪子「きっと体験版やったら製品版を早くプレイしたくなるに決まってるよねぇ…」


神奈子「そんな事より、3人分のソフト代…どうしよう…」


魔理沙「霊夢はもう予約したのか?」


霊夢「当たり前でしょ?///モンハンよりもこっち優先よ…///」さっき聞かされるまで知らなかったんだけどね…


文「霊夢さんも大分お金に関してがめつくなくなりましたよね…」ヒソヒソ…


魔理沙「本当はお金なんかよりも、皆と一緒に居る方のが楽しいって思ってるからな…普段は素直になれてないだけだぜ…所謂ツンデレってやつだな…」ヒソヒソ…


文「ほうほう…ツンデ霊夢さんと言う訳ですね…魔理沙さん…」ヒソヒソ…


魔理沙「そうとも言うぜ…」ヒソヒソ…


霊夢「さっきから2人でな〜にコソコソ話してんのよ…」ジトー…


魔理沙「な、何でもないZE☆」アセっ…


文「そ、そうですよ…特に何も…」アセっ…


霊夢「ふぅ〜ん…」


幽香「あ…終わっちゃったわ…」


四季映姫「スタッフロールが予想通りセイヤとにとりの名前だけですね…」はは…


小悪魔「あれ?霖之助さんの名前も入ってますね…」


妹紅「霖之助さんも暇なのね…」


レミリア「はぁ〜…///早く製品版をプレイしたいわ…///一体いつ頃発売するのかしら…///」 うー…///


パチュリー「発売時期は未定って言っていたけれど…///なるべく早めに発売して欲しいわよね…///」


美鈴「製品版が発売されるまではモンハンで時間潰しですね…」はぁ…


輝夜「モンハンが時間潰しだなんて失礼だけれど…///まぁ私達にとってはこっちの方が大事だし、仕方が無いわよね…///」


魔理沙「それじゃあゲームも終わった事だし、折角シアタールームがあるんだから皆で映画でも観ようぜ!」


チルノ「賛成賛成!シアタールームで映画観られるなんてあたいワクワクすっぞ!」


アリス「ほら空、チルノちゃんを見習って頑張って言ってみてよ。はいどうぞ!」


空「別に言う必要ないじゃ〜ん…」グスン…


咲夜「そういえばセイヤ、お嬢様の為に用意して置いた紅茶とケーキはいつ出すんですか?」擦り擦り❤︎


セイヤ「別にレミリアだけの為に用意してた訳じゃないが…なら折角だし映画鑑賞しながらケーキ食べるか…」


妖夢「セイヤが作ったケーキを食べながら映画鑑賞…凄く贅沢ですね…」擦り擦り❤︎


幽々子「セイヤく〜ん♪ポップコーンもお願いね〜♪」


セイヤ「ま、まさかケーキとポップコーン両方食べるんですか?」


幽々子「?…そのつもりだけど、何か問題あるかしら〜?」ゆゆ?


セイヤ「い、いえ…分かりました…『幽々子先輩は本当に何をどう食べても太らないな…総ての栄養は胸にでも行ってるのか?』」ジーーー…


幽々子「せ、セイヤ君…///そんなに胸を凝視しないで欲しいわ〜…///」モジモジ…


セイヤ「えっ…///あ…///す、すいません…///」目逸らし…


幽々子「別に嫌じゃないのだけれどぉ…///そのぉ…///ちょっとだけ恥ずかしいわぉ…///」モジモジ…


セイヤ「ほ、本当に申し訳ないです…『顔赤らめてモジモジする幽々子先輩…///可愛いな…///』」


抓りッ…!×2


セイヤ「痛ッ…咲夜、妖夢…人の太腿を抓るな、痛いだろ…」


咲夜「私と妖夢が隣に居るのにも関わらず、幽々子先輩に見惚れているセイヤが悪いです…」ふんっ…


妖夢「咲夜の言う通りです…確かに幽々子先輩は魅力的な女性ですけど…隣に居る私達を放ったらかして見惚れるのは失礼です…」ふんっ…


セイヤ「わ、悪かった…別に咲夜や妖夢を蔑ろにしてるって訳じゃ無いから…ていうか咲夜や妖夢を蔑ろになんて死んでも出来ないからな…だから、機嫌直してくれ…頼む…」Wナデナデ…


咲夜「し、仕方が無いですね…///今回だけですからね?///次は容赦しませんから…///『でも…結局またこんな事になるんでしょうけど…ですが、こうやってセイヤに撫で撫でして貰えるなら…///』」右腕ギュゥッ❤︎


妖夢「そ、そこまで言われたら許さざるを得ませんね…///今回は特別に許してあげましょう…///『みょん〜❤︎これだからセイヤに寄り添うのは止められないんですよね…///安心しますし何より得しかしませんから…///』」左腕ギュゥッ❤︎


セイヤ「さ、咲夜…///その…///む、胸が…///当たってる…///」ドキドキ…


咲夜「ふふ、当たっているのでは無く、当てているんですよ❤︎セイヤ❤︎」ニコ


セイヤ「っ///」ドキンッ…


妖夢「みょむむむ…セイヤ!どうして咲夜だけなんですか!私が貧乳なのを馬鹿にしてるんですか!?」


セイヤ「ち、違う!別にそういう訳じゃ!」ワタワタ…


妖夢「な、ならキチンと私にも感想を言って下さい…///差別は良く無いですよ…///」ギュゥッ!!


セイヤ「そ、その…///柔らかくて…///気持ち良いな…///『何言ってんだ俺はぁぁぁぁっ!!』」


妖夢「そ、そうですか…///えへへ…///」擦りっ❤︎


紫『その優しさを少しでも私に向けてちょうだい…咲夜ちゃん…妖夢ちゃん…』ぼろぼろ…


さとり「むむっ…ほら!イチャイチャしてないで早く行きますよっ!」セイヤの頭パシンッ!


セイヤ「痛っ…いきなり人の頭を叩くなよ、さとり…」


さとり「胸がある人が好きだなんて不潔ね…ロリコンよりもタチが悪いわ…どうせ私は魅力が無いわよ、悪かったわね…」ムスッ…


セイヤ「いや…ロリコンの方が断然タチ悪いだろ……それに、さとりにはさとりの魅力があるだろうが…少なくとも俺は、さとりの容姿や内面含めて、総てが好きだぞ…」ニコ


さとり「えっ…///うぅ…///あ、ありがとう…///『本心から言ってくれてる…///やっぱり言葉にして貰えると…///凄く嬉しい…///』」モジモジ…


こいし「セイヤさん…私は…?」うるっ…


セイヤ「こいしちゃん…」キリッ…


こいし「は、はいっ…///」ドキンッ☆


セイヤ「……おいで〜♪」ニコー☆


こいし「せ、セイヤさ〜ん❤︎」テッテッテッテッ…


ダキッ…!


セイヤ「よしよし…こいしちゃんは激可愛いな…」なでなで…


こいし「うにゅ❤︎えへへ❤︎んにゅ〜❤︎」擦りっ❤︎擦りっ❤︎


咲夜「またッ!」セイヤの右頬抓るッ!


妖夢「こいしちゃん贔屓ですかッ!」セイヤの左頬抓るッ!


セイヤ「いへへへへッ!ふねるはッ!めひゃふひゃいひゃいんだじょ!?」


レミリア「わ、私の許可無くセイヤに触れないでちょうだい!我慢にも限界というものがあるわ!」うー!


早苗「だからセイヤさんはレミリアさんのモノでは断じてありません!口閉じてやがれです!」さにゃー!


フラン「私もセイヤとイチャイチャするー❤︎」テッテッテッテッ…


天子「わ、私だって!もう誰にも譲らないから!」ダッ!


鈴仙「わ、私も…///もっとセイヤと触れ合いたいな…///」ソロ〜…


こころ「皆で襲えば…!怖くない…!」ダッ!


輝夜「私…もう何も怖くないっ!」ダッ!


てゐ「輝夜駄目っ!それ死亡フラグだからー!」ダッ!



ワーワー❤︎キャーキャー❤︎



紫『結局こうなるのね〜…あの子も此処まで積極的にアプローチされているんだから気付けばいいのに…』はぁ〜…やれやれね…



〜コテージ(シアタールーム)〜



男『はぁ…はぁ…』コツ…コツ…


コツ…コツ…コツ…ガタンッ!


男『っ!?』ビクッ…


霊夢「ふ、振り向いちゃ駄目よマイケル…振り向いたら承知しないわよマイケル…」ガクブル…


男『…』ソロォ〜…


魔理沙「やめろマイケル…!振り向いたら…振り向いたら奴が居るんだぜマイケル…!?」


男『っ』バッ!!


幽霊『あぁぁぁぁぁッ!!』


男『ギ「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」』


セイヤ「うるせぇぇぇぇっ!!」


セイヤ「何なのお前達はさっきから!どうして同じ展開でこう何度も叫ぶ事が出来るんだよ!教えてくれよその秘訣をよぉぉっ!!」


咲夜「せ、セイヤは肝が据わっていますね…」ガクブル…


セイヤ「ていうか展開分かってるんだったら怖くないだろ!確かに幽霊さん顔面怖いよ!?でもさ!何も其処まで叫ばなくても良くない!?正直言うと幽霊さんよりお前達の方が怖いからね!?」


早苗「ぜ、是非あの様な幽霊さんが来たら…私達を護って下さいね…セイヤさん…」ガクブル…


セイヤ「早苗も霊夢も!妖夢も幽々子先輩も諏訪子も神奈子も!幽霊見慣れてるだろうが!どうして今更怖がってんだバーロー!」


妖夢「現実とフィクションの幽霊は全くの別物ですから…」ガクブル…


セイヤ「訳分からん…現実の幽霊の方が怖いだろ…」はぁ…


神奈子「嗚呼…マイケルが…マイケルが幽霊の餌食に…」ガクブル…


セイヤ「さっきから気になっていたんだが…そのマイケルって誰?」


諏訪子「つい先程幽霊に捕食された男性だよ!マイケルを忘れるなんて事、いくらセイヤでも許さないよ!」


セイヤ「いやあれ日本人!マイケルじゃなくてタケル君!Do!you!understand!?」


四季映姫「こんなに怖い映画を観ても堂々とツッコミが出来るなんて…尊敬しますよ…セイヤ…」ガクブル…


セイヤ「んな事で尊敬されても嬉しかねぇよ!」


フラン「じゃあ…///この暗がりの中で擦り擦りチュッチュされたら嬉しい…?///」ドキドキ…


セイヤ「次そういう事言ったらお前は井戸の中に放り込むからな…」


フラン「あわわわわ…」ガクブル…


フラン「むむっ…でも…///セイヤと一緒に井戸の中に落ちるならアリかも…///暗い井戸の中であんな事して〜❤︎こんな事して〜❤︎だ、駄目だよセイヤ…///井戸の中でそんな事までしちゃ…///」モジモジ…


セイヤ『くっ…やはりただでは転ばない奴だな、フランは…』


ルーミア「脳内真っピンクなのかー…」


フラン「違うよルーミア!私の脳内はセイヤ一色だよ!」役満だよ役満!


ルーミア「な、なんかごめんなさい…」ペコ…


幽々子「セイヤく〜ん♪ポップコーンお代わりお願〜い♪」ニコ


セイヤ「ま、まだ食べるんです?ケーキも食べたっていうのに…」


幽々子「駄目〜…?」うるうる…


セイヤ「はぁ…分かりました…作って来ますから少し待ってて下さい…」スタスタ…


スタスタスタスタ…ガチャッ……バタン…


アリス「……女の子に甘々だね…セイヤは…」


鈴仙「でもどんな我儘でも叶えてくれるよね…///セイヤってさ…///」


小町「ド◯えもんみたいな奴だな…あんまりセイヤに頼り過ぎると、私達のび◯君みたいになっちゃうぞ?」


チルノ「え〜…それはヤダな〜…」


衣玖「チルノちゃんは既に◯び太君寄りだから大丈夫ですよ」ニコ


チルノ「先輩だけどガチギレしちゃうよ?あたい」ニコ


魔理沙「さぁ〜てと!次は何を観るかな〜…」


文「皆さん、もっと怖いホラー映画を選んでセイヤさんに滅茶苦茶抱き着く…なんて作戦はどうですか?」目がキラリン☆


美鈴「それは作戦と呼べるんですか?」


妹紅「まぁ得しかしないから私は構わないわよ?」


天子「私も異議なし!もうセイヤの理性崩壊させる勢いで抱き着いてやるもんね〜❤︎」むふふ…


レミリア「ちょ、ちょっと待ちなさい貴女達!」


全員「?」キョトン…


パチュリー「いきなりどうしたのよレミィ、まさか他に何か良い案でもあるのかしら?」


レミリア「違う違うわよ!どうして全員総じて私の許可を得る事無く、セイヤに抱き着こうとしているのよ!」


こころ「むっ…セイヤはレミリアのモノじゃない…まだ皆のモノ…」(般若)


こいし「そうですよ!レミリア先輩だけセイヤさんに可愛がって貰うなんてズルいです!」


咲夜「今回はこころとこいしちゃんに同意です。私もセイヤともっとイチャイチャしたいです…」うんうん…


レミリア「黙りなさい!私の立場を良く考えてから行動して欲しいものだわ!」うー!うー!


燐「はぁ〜…一応聞いてとくけど、そのレミリアの立場ってどんな立場な訳?」


レミリア「ふふふふ…よくぞ聞いてくれたわ…」


空「あー…そういう溜めとか要らないからさ、ちゃっちゃと言っちゃってよレミリア…」右手ヒラヒラ…


レミリア「何度も言うように、私はセイヤのお嫁さんだからよ!だから私の許可無く、セイヤに抱き着く事は許さないわ!」うー☆


霊夢「…………で、作戦の詳細だけど…」無視無視…


早苗「先の展開を分かっているホラー映画の方が抱き着き易いと思うんですが…」レミリアさんマジざまぁwww


小悪魔「で、でしたらコレなんてどうですかね…」お嬢様…申し訳ありません…


幽香「……アリね、次の映画はコレでいきましょう?」無視するのが無難よね…


妖夢「では先の展開を今一度予習して置きましょうか!」まぁいつもの妄言ですし…



ワイワイ☆キャッキャッ☆



レミリア「うー…」しょぼ〜ん…


ガチャッ…


セイヤ「はぁ…ポップコーン作るのも苦労するな…まぁ熱して見てるだけなんだが…」パタン…


レミリア「セイヤぁ…」ウルウル…


セイヤ「レミリア、お前何で涙目なんだ?ていうか他の奴等は盛り上がってるな…次に観る映画でも決めてるのか?」スタスタ…


レミリア「皆が…私はセイヤのお嫁さんじゃないって言うのよ…」ウルウル…


セイヤ「いや…別に間違って無いだろ…それ…『まぁた変な発言したんだな…このおぜう様は…』」


レミリア「私はセイヤのお嫁さんなのに…うー…」ポロポロ…


セイヤ「いや泣くなよ……はぁ、ほら…よしよし…」なでなで…


レミリア「う〜❤︎う〜❤︎」ギュゥッ…!


セイヤ『変わり身早っ…』なでなで…


輝夜「なっ!レミリアがセイヤになでなでして貰っているわ!」ビシィッ☆m9


レミリア「ふふふ…これで分かったわよね?私がセイヤのお嫁さんだという事が…」ギュゥッ!!


セイヤ『ヤベぇ…言ってる事もやってる事も全然格好良くねぇ…』うわぁ〜…


早苗「御託並べてないで早くセイヤさんから離れやがれです!」さにゃー!


レミリア「離れて欲しかったら実力で離してみなさい!」うー!


幽々子「そんな事よりセイヤく〜ん…ポップコーンは〜…」指咥え…


セイヤ「あ…そうでしたね。どうぞ、皆と仲良く食べて下さいね?」つポップコーン


幽々子「は〜い❤︎」ニコニコ


セイヤ『この人、本当に俺より年上なのか…?』


アリス「ほらほらセイヤ、映画始まっちゃうよ?」


こいし「い、一緒に観ましょう…?///セイヤさん…///」隣ポンポン…


セイヤ「あぁ…一緒に観ようか。こいしちゃん…」キリッ☆


レミリア・早苗「「っ!?」」ガーーーーーン☆


てゐ『出たな!セイヤのこいしちゃん贔屓!』


ルーミア『確かに小さくて凄く可愛いけど…理不尽なのかー…』



☆映画上映中☆



女『だ、誰か…助けて…』ガクブル…


こいし「せせせせセイヤさん…絶対に離さないで下さいね…」うるうる…


セイヤ「あぁ、こいしちゃんは…俺が護るから…」ギュッ…


こいし「セイヤしゃん…///」ポッ…


鈴仙「ちょっとセイヤ…///私の事も護ってよ…///」ギュゥッ…


セイヤ「あ、あぁ…///『胸…///胸が当たってますよ鈴仙さん…///』」


燐「あたいの事はどうなのさ…///護ってくれないと猫の餌にしちゃうよぉ…///」背後から抱き着く…


セイヤ「自分の身は自分で守りなさい!」くわっ!


燐「どうしてあたいには厳しいのさぁ!あんまり贔屓が過ぎると噛み付いちゃうよぉ!」


セイヤ「冗談だ冗談…燐の事も、護ってやるよ…」振り返って微笑み…


燐「さ、最初からそう言ってよねぇ…///」ギュゥッ!


セイヤ『ていうか最近燐も空も、理不尽に怒らなくなったよな…何故なんだ?』


幽霊「おあぁぁぁぁぁッ!!」


天子「キャー❤︎怖ーい❤︎セイヤ助けてー❤︎」ダキッ!


セイヤ「うおっ!?い、いきなり抱き着いてくるな天子!ビックリするだろ!」


天子「天子ちゃん!スペシャルアターック❤︎」ギュゥッ!!


セイヤ「何がスペシャルアタックだ!全然スペシャルじゃねぇよ!」大人しく映画観ろ!


衣玖「天子に遅れを取る訳にはいきません!全員セイヤに突撃です!」バッ!


四季映姫「セイヤ怖いですー❤︎助けて下さーい❤︎」ダキッ!


こいし『わ、私もドサクサに紛れて…///セイヤさんに擦り擦りしちゃおっと…///』擦り擦り❤︎


セイヤ「やめろやめろ!怖いのはやっぱり幽霊じゃなくてお前達だ!」


さとり「本当は嬉しい癖に…///沢山甘えてあげるから覚悟してなさい…///」擦り擦り❤︎


セイヤ「嬉しいというか気絶するわっ!お願いだから離れて下さい!調子こいてマジすみませんした!」


咲夜「もう面倒ですからこのままセイヤを組み敷いて、此処までするかと言うくらい甘えちゃいましょうか…」ジリジリ…


輝夜「そうね…映画なんてもうどうでもいいわ…」ジリジリ…


セイヤ「待て待て待て待て!考え直せ!ていうか俺に甘えてどうする!甘えるならお母さんに甘えなさい!」


文「いつもセイヤさんは自分でお母さんだとか言っているじゃないですか…」ジリジリ…


セイヤ「それはそれ!これはこれだ!」


レミリア「セイヤ…こんな言葉を聞いた事はないかしら?【体の距離は心の距離】…聞いた事、あるわよね?」ジリジリ…


パチュリー「レミィにしては珍しく真面な事を言ったわね…」ジリジリ…


レミリア「珍しくは余計よ、パチェ…」ジリジリ…


セイヤ「体の距離は…心の距離…」ゴクリっ…


早苗「レミリアさんの意見に賛成するのは不本意ですが…まぁその通りですよね。私達の心の距離が離れても、セイヤさんは良いんですか?」ジリジリ…


セイヤ「それは……嫌だ…」


全員(小町以外)『チョロい…超チョロい…』ニヤっ…


小町『駄目だこの男…早く何とかしないと…』


アリス「じゃ、じゃあ…///セイヤの同意も得た事だし…///」ジリジリ…


妖夢「もうしっちゃかめっちゃかにしちゃいましょうか…///」ジリジリ…


幽々子「セイヤ君をいただきま〜す❤︎」ジリジリ…


セイヤ「あ…いやちょっと待った。やっぱり色々おかしい気がするからタイムお願いします」T


全員(小町以外)「もう遅い(ぜ!・です!・よ!)」ダッ!!



「アーーーーーーーーーーっ♂!!」



ガチャッ…


紫「映画♪映画♪暑〜い夏の日は〜♪ホラー映画で背筋を冷んやり〜♪なんてね…」パタン…


モゾモゾもぞもぞ…!!


紫「ひぃぃぃぃっ!?何よあの変な物体は!」背筋がゾクゾクするわ!


小町「紫先生ですか…状況を説明すると、私以外の全員が、セイヤをしっちゃかめっちゃかにしています…」


紫「た、確かに…しっちゃかめっちゃかな状況ね…」別荘に行った時を思い出すわ…


「ぷはぁっ!紫さん良い所に!」モゾモゾ!


紫「随分と楽しそう……違うわね…随分と羨ましい状態ね、セイヤ」男の人から見てだけど…


セイヤ「羨ましい!?このしっちゃかめっちゃかな状況の何処ら辺に、羨ましいと思える要素が含まれてるんですか!?」


紫「あ〜…まぁ分からなくても別にいいんだけどね…」私は…


セイヤ「取り敢えず助けて下さい!お願いします!学園1の超絶美人な八雲紫先生さん!」


紫「何を今更な事言ってんのよ♪私が学園1の超絶美人な先生なのは誰もが知ってる事じゃない♪だから助けないわよ〜♪」ポーズ取る…


セイヤ「この腐りかけの鬼BBA!!」


紫「誰が腐りかけの鬼BBAよ!もう絶対に助けないわ!霊夢!魔理沙!その馬鹿もっとしっちゃかめっちゃかにしてやりなさい!」


霊夢「言われなくても…」ニヤっ…


魔理沙「そうさせて貰うぜ…おーい!セイヤの両足持ってる奴誰だー!?」ごちゃ混ぜ状態だからよく分からないぜ…


美鈴「私と妹紅でーす!」


魔理沙「ナイスな人選だぜ!なら美鈴と妹紅!そのまま足思いっ切り引っ張ってくれだぜ!」


妹紅「はいはいりょうか〜い♪」グイッ!


セイヤ「ぬぉぉっ!?引っ張られるぅぅ!」ズリズリ…!!


美鈴「また誰かで蓋をしないといけませんね…」グイッ!


セイヤ「嫌だー!怖いー!このまま彼奴らの中に引き摺り込まれたら2度と帰って来れない気がするー!」ズリズリ…!


小町「幸せ者だな…文字通りお幸せに…」


紫「なら小町ちゃん。私達はあの子達が満足するまで映画でも鑑賞してましょう?」スタスタ


小町「いいですね♪ポップコーンもまだ残っていますし、ノンビリ映画観ましょうか…」スタスタ


セイヤ「薄情者!この恨み…絶対に忘れないからな…覚悟して置けよ…」ズリズリ…


ズリズリズリズリ…


スポンっ…


モゾモゾもぞもぞっ!モゾモゾっ!


「ちょっ…どこ触ってんだやめろ!…ははははw!脇腹触るなw!」


小悪魔『セイヤさんに触り放題…///最高ですね…///』さわさわ…


こころ「細いけど…///筋肉もあって…///男らしい…///」さわさわ…



紫「あ…これ観た事あるやつだわ…」パク…


小町「え?そうなんですか?この後の展開は?」パク…


紫「いきなり目の前に幽霊がバーン…だった様な気が…」


幽霊『おあぁぁぁぁぁっ!!』バーーーーン☆


紫・小町「「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」」ビクゥッ!



〜コテージ(外)〜



セイヤ「はぁ…酷い目に遭った…」ぼろっ…


セイヤ「ま、気を取り直してギターの練習するかな…アコースティックだが…」ギター〜♪


〜♪〜〜♪♪


セイヤ「キチンとチューニングして置いて助かった……そういえば、このアコースティックギターは魔理沙からのプレゼントだったっけな…」ギター〜♪


セイヤ『沢山ある想い出…これが色褪せる事のない様にと、ずっと努めてきた…これからもそのつもりだが…だけど…』ギター〜♪


セイヤ「彼奴らと過ごす日々が当たり前になってる自分が居る…当たり前なんかじゃない、当たり前だと感じたら…その想い出はきっと…いや…絶対に色褪せる…」ギター〜♪


セイヤ「……あー…あー…コホンっ!」


セイヤ「…いつの間に忘れてたの…気が付けばあふれた涙…別に決めてた訳じゃないんだけど…惨めに思えたのかな…」ギター〜♪


セイヤ「泣かない様に食い縛った…そんな毎日背負って生きてた…だけどあなたがくれた『大丈夫』がもういいよって聞こえた…」ギター〜♪


セイヤ「『ミセナイナミダ』はきっといつか…虹となり世界照らして…大切な人達を守る光となる…皆抱える荷物でも平気な顔でツヨガリ…ただ涙、涙、涙でも君が笑えるなら…」ギター〜♪


「なぁに私達に黙って弾き語りしてるのよ…水臭い奴ねー…」スタスタ…


セイヤ「霊夢…それに魔理沙、咲夜にレミリアにアリス…フランに早苗まで…」ピタ…


霊夢「まさか弾き語りしてるとは思わなかったわ…」スタスタ…


魔理沙「ホントだぜ…ほら、早く続けろ続けろ!」


セイヤ「いや…お前達が居る前で弾き語りなんて出来る訳ないだろ…」恥ずかしい…


咲夜「なら私達も一緒に歌いますよ♪」ニコ


レミリア「そうね。ほら、続けなさい」ニコ


アリス「皆で一緒に歌を歌うなんて久し振りだね」ニコ


フラン「そうだね♪精一杯歌っちゃうよー❤︎」ニコ


早苗「音程は合わせて下さいね?フランちゃん…」あはは…


フラン「早苗ー!それどういう意味ー!」


セイヤ「ま、お前達が歌うなら俺は構わないが…」


霊夢「何言ってんのよ…あんたも一緒に歌うのよ」


セイヤ「……そんな事だろうと思った…」スッ…


魔理沙「続きからだぜ?」


セイヤ「分かった分かった…」ギター〜♪


〜♪♪〜〜♪


霊夢「街角には居るべき場所…目指し失い戦うカケラ達…」〜♪


魔理沙「愛や夢ならば選んだツヨガリ…誰かを支える涙もあるだろう…」〜♪


咲夜「1人帰る家路の途中窓に映る顔を見てる…」〜♪


レミリア「少し疲れた表情だけれど周りの人々も同じ様に…」〜♪


アリス「それぞれが守りたい笑顔と…」〜♪


フラン「それぞれが描きたい未来を…」〜♪


早苗「抱えながら戦い歩くツヨガリ掲げて…」〜♪


セイヤ『歌上手いなぁ…此奴ら…』ギター〜♪


妖夢「あー!ズルいですよ霊夢達だけ!」スタスタ


輝夜「私達に黙ってコテージから出て行ったと思ったら…そういう事ね…」スタスタ


セイヤ「うわ…全員集合しやがった…」ピタ…


咲夜「ちょっとセイヤ!気分が盛り上がってきた所なのに演奏を中断しないで下さい!」


鈴仙「なら私達も一緒に歌わせてよ!」ぶーぶー!


てゐ「そーだそーだ!部活メンバーだけでなんて許さないよ!」ぶーぶー!


フラン「いーじゃんいーじゃん♪皆で一緒に歌った方が楽しいもんね♪」キャッキャッ♪


アリス「うん、そうだね♪じゃあセイヤ、ミュージック再スタート♪」ニコ


セイヤ「へいへい…」ギター〜♪


〜〜♪♪〜♪〜♪


妖夢「喜びや悲しみさえ分け合う人が居るから…」〜♪


幽々子「僕ら満たされた日々を待ちわびて…」〜♪


さとり「夢中で駆け抜けてく…」〜♪


こいし「時に迷いながらも優しさ探すだろう…」〜♪


こころ「この街じゃ見失いそうになるけど…」〜♪


パチュリー・小悪魔・四季映姫・天子・衣玖「「「「『ミセナイナミダ』はきっといつか虹となり世界照らして…」」」」〜♪


鈴仙・てゐ・輝夜・妹紅・幽香「「「「「大切な人達を守る光となる…」」」」」〜♪


文・燐・空・美鈴・小町「「「「皆抱える荷物でも平気な顔でツヨガリ…」」」」〜♪


チルノ・ルーミア・諏訪子・神奈子「「「「ただ涙 、涙、涙でも 君が笑えるなら…」」」」


全員「涙やツヨガリは超えていく為の誓い…大切な人達を導く明かりとなる…」


全員「君が笑っているなら平気な顔でいられる『タダ ナミダナガシ ナイタヒモ』きっと笑えるから…」


セイヤ「はい…お疲れs「さぁ!そろそろ寝ますよセイヤ!」お、おい妖夢引っ張るな!」


妖夢「夜更かしは美容の大敵ですからね!早目に寝て早目に起きる…これは女の子じゃなくても同じ事ですよ!他の皆さんもそう思いますよね?」チラ…


魔理沙・アリス・早苗・さとり・こいし・こころ・鈴仙・幽々子・パチュリー・文・妹紅・輝夜・諏訪子「「「「「「「「「「「「「///」」」」」」」」」」」」」コクコク…


小町「私はまだ眠くないんだが…」まだ夜の22時…


魔理沙・アリス・早苗・妖夢・さとり・こいし・こころ・鈴仙・幽々子・パチュリー・文・妹紅・輝夜・諏訪子「「「「「「「「「「「「「「小町(さん・先輩)Save it!!」」」」」」」」」」」」」」クワッ!


小町「ひぃっ!?」こ、怖い…


四季映姫「小町!もっと言ってやって下さい!セイヤとの夜はまだまだこれからなのに、早目に寝るなんて許しませんよ!」


諏訪子「私達には関係ない事なんだけどねぇ…」


こころ「寝室に入ってしまえば…こっちのもの♪」(火男)


アリス「私達以外は邪魔だからおやすみ…という事で…」


パチュリー「歯磨きして早く寝なさい…夜更かししていると大きくなれないわよ?レミィ、フラン…」


レミリア「どうして私達姉妹にピンポイントなアドバイスするのよパチェ!」うー!


フラン「やだやだやだー!まだセイヤと遊びたいー!」両手バタバタ!


魔理沙「君も女なら、聞き分けたまえ…」キリッ☆


燐「女なら尚更引けないねぇ…」


空「不覚だけど…私もお燐もセイヤに惚れちゃったからね…少しでも一緒に居たいって思うのは、女の子なら当然だよ…」


セイヤ「ん?おい空、今何て言った?」


空「こ、こっち見るなキモいって言ったの!///」プイッ…


セイヤ「っ」ガーーーーーーーンッ☆


空『や、やっちゃったぁ〜…心にも無い事を…』グスンっ…


セイヤ「酷い…好きでこんな顔に産まれた訳じゃないのに…」ボロボロ…


咲夜『そんなに自分の顔を毛嫌いしなくても…まぁ確かに空も言い過ぎですが…』本心では無いんでしょうけど…


小町「ていうか大の男がキモいって言われたくらいで泣くなよな…」硝子のハート


早苗「セイヤさんの心はガラスの工芸品の如く…いえ…それ以上に繊細なんですよ!だから安易な考えでキモいとか死ねとか言ってはいけないんです!」さにゃー!


さとり「ほ、ほらセイヤ、あんな事を言う鳥頭達は放って置いて私達と寝室に行きましょう?///」袖くいくいっ…


セイヤ「そうだな…俺もう寝る…」トボトボ…


ダキッ!


天子「ね、ねぇセイヤ!これから私達と一緒にゲームしようよ!ね?ね?」ギュゥッ!


セイヤ「悪いな天子…ゲームする気分じゃない…」


空「ご、ごめんね…?セイヤ…私、別にセイヤの事…そんな風に思ってないから…許して…お願い…」うるっ…


セイヤ「冗談だってのは…分かってるよ…」


衣玖「そ、それじゃあ私達と遊んでくれるんですね?」パァッ☆


セイヤ「いや寝る…」キッパリ…


天子・衣玖・空「「「そ、そんな…」」」


霊夢「夢想パンチ零式っ!!」ドゴォッ!!


セイヤ「心と体にボディーブロぉぉぉぉっ!?」ぶぼぉぁ!!


ズザァァーーーー…!!


霊夢「女の子の誘い断るなんていい度胸してるじゃない!いいからリビングでスマブラするわよ!」スタスタスタスタ…ガシッ!


魔理沙「待て霊夢!セイヤはこれから私達と寝室で一緒に寝るという大事な使命があるんだぜ!」


霊夢「あんたなら私達の気持ちを理解してくれると信じていたけど…どうやら今回はそうじゃないみたいね…」


魔理沙「そう何度も譲る訳にはいかないんだぜ!」


文「さぁセイヤさん!今度こそ私達と一緒に寝るとしましょう!」立って下さい!


セイヤ「もう嫌だ…」グスン…


妹紅「ほら立った立った!それと服汚れてるから、寝る前にキチンと着替えなさいよ?」


セイヤ「分かってるよ…」スクッ…


輝夜「早く着替えて一緒の布団で寝ましょうね?///セイヤ❤︎『セイヤに密着して寝られるかも知れないなんて…///夢みたいだわ…///』」右腕ギュゥッ!


鈴仙「セイヤの心が満たされる様に…///私…///頑張るから…///」左腕ギュゥッ!


セイヤ「お前達が何を言ってるのか…俺には皆目理解出来ないな…」それとくっつき過ぎだ…


レミリア「ちょっと鈴仙に輝夜!私の旦那の腕に、気安く抱き着かないでちょうだい!」


鈴仙「五月蝿いなぁ…あのお子ちゃま…」ギュゥッ…


輝夜「そうね…もうそろそろク◯ネコヤマトで、紅魔館に速達で送ってもいい頃じゃないかしら?」ギュゥッ…


咲夜「お嬢様を侮辱する事は私を侮辱する事と同義です!貴女方2人を排除しますよ!」シャキン☆×6


輝夜「妹紅、やっちゃってもいいわよ〜…」


妹紅「輝夜に命令されるのはちょっと癪だけど…ま、今は状況が状況だし…ね…」グッ…


美鈴「宜しい!ならば戦争です!」グッ…


ルーミア「皆やる気が凄いのかー…」


チルノ「まぁ本気じゃないんだろうけど…」


バッッッッッ!!


美鈴・妹紅「「はぁッ!!」」ゴッッッッ!!



ドゴォォォォォォォォンッッッ!!



ルーミア「…」チラ…


チルノ「……ごめんルーミア…ガチだったみたい…」


美鈴「一気に勝負を決めます…!」ダッッッ!!


妹紅「それはこっちの台詞よ…!」ダッッッ!


美鈴「天龍脚ッ!!」グアッッ!!


妹紅「凱風快晴飛翔蹴ッ!!」グアッッ!!


シュッッッッッッッッ…!!


ガシィッ!!×2


美鈴・妹紅「「っ!?」」ビクッ…


セイヤ「…2人共…其処までだ…」ググググッ…


美鈴『わ、私と妹紅の本気の蹴りを…』


妹紅『受け止めた…?しかも…片手で易々と…』


セイヤ「全く…流石に今の蹴りはやり過ぎだぞ?美鈴、妹紅…」パッ…


美鈴「す、すみません…」シュン…


妹紅「た、確かに…やり過ぎだったわ…」シュン…


セイヤ「ま、どうせ俺が仲裁に入ろうがそうじゃなかろうが、お前達のあの蹴りだったら上手く相殺されてただろうけどな…」スタスタ…


美鈴「ま、まさか…片手で受け止められるとは…思いもしませんでしたね…」


妹紅「まだまだ修行が足りないって事なのかしらね…」


スタスタスタスタ…


レミリア「せ、セイヤ…貴方大丈夫なの?美鈴と妹紅の蹴りを真面に受け止めて…それも片手で…」


セイヤ「何だ?心配してくれてるのか?」


レミリア「当たり前じゃない…貴方にもしもの事があったら…私…」うるっ…


セイヤ「はは…心配してくれてありがとな?まぁ…右腕と左腕の神経が何本か死滅しただけだから…何て事ないさ…」ニコ


レミリア「そ、そう…それなら良かったわ…」ホッ…


セイヤ「それじゃあそろそろコテージ戻るぞ〜…仕方がないから0時までスマブラ付き合ってやる…」スタスタ


霊夢「流石ねセイヤ!分かってるじゃない!」スタスタ


アリス「むっ…で、でも0時までだからね?それ以上はゲームするのもスマホ弄るのも禁止だからね?」スタスタ


セイヤ「分かった分かった…」スタスタ


スタスタスタスタ


レミリア「………あれ?今…セイヤが右腕と左腕の神経が死滅したとか言った様な気がするわ…」うー…



咲夜「お嬢様?皆でスマブラしないんですか?」


フラン「お姉様ー!早く早くー!」手をフリフリ!



レミリア「え?えぇ…今行くわ…」スタスタ…




強がるのは良い事なのか…それとも悪い事なのか…俺にはそれが理解出来ない。それは何故かって?馬鹿だからに決まってるだろ…まぁ、まだあと1日残ってるんだ…それが何事も無く、平和に過ぎてくれれば、俺はそれで満足だ……ま、世の中ってのは得てして、そんな思った通りにはいかないものなんだがな…それが人生って事だろ……多分…




〜馬鹿なので、後先考えずに行動します〜




【完】




〜セイヤの伝説 4つの剣〜




「起きて下さい…」


何だ…?男の声…?やめろ気持ち悪い…どうせ起こすなら、咲夜とか衣玖先輩とか…そういう起きる気になる様な美少女ボイスで起こしてくれ…


「はぁ…仕方の無い方だ。普段の私はいつも、この様な醜態を、お嬢様方に晒しているのですね…実に嘆かわしい事です…」片手で頭抱える…


はぁ…?普段の私はって…どういう意味だ…?


「なぁ、もう無理矢理叩き起こした方が早く無いか?」


「俺の事もそうやって起こしただろうが…この馬鹿も俺と同じ様に起こせよ…執事さん?」


あーうるせぇ…こっちは気持ち良く寝てるんだ…隣で野郎の声聞きながら寝るなんて趣味、俺には無いぞ…


「致し方ありませんね…」シャキン☆


………聞き慣れた音だな…


「目醒めよ…!マスターソードを携えし者…!」グサァッ!


セイヤ「アーーーーーーーーーっ♂!?」ブシューーーッ!!


「ったく…漸く起きたか…」


「あんたも人の事言えねぇだろ…」


セイヤ「痛つつ……なっ!?お、俺が4人!?何だこれ!?どういう事だ!?」


「落ち着け…混乱するのは分かるが、先ずは現在俺達4人が置かれている状況を説明してやる…」


セイヤ「あ、あぁ…頼む…」


「でしたら先ずは、自己紹介からですね。私はスカーレット家の執事長、水奈月セイヤです。以後、宜しくお見知り置きを…」ニコ


「俺は幻想郷から来た博麗神社の居候…水奈月セイヤだ…」


「俺はあんたの心の闇…これ以上、何かを語る理由は無い…」プイッ…


セイヤ『なんか1人だけ厨二病混じってる…』


執事セイヤ「貴方の事は、この御二方も御存知の様ですので、自己紹介は不要ですよ?」ふふ…


セイヤ「あ、あぁ…そうか…それで?今俺達が置かれている状況ってのは?」


英雄セイヤ「見てわかる様に、この空間は見渡す限り白…それも果てし無く広い…」


堕天使セイヤ「つまり…俺達4人は異空間に居るって事だ…」


セイヤ「マジかよ…」


ピコンっ…


セイヤ「ん?LINE?誰からだ…」スッ…


【折角の機会なので何か自由に語って下さい。時間が経ちましたら自動で元の世界に戻れます】


執事セイヤ「これはこれは…神様の粋な計らいと言うモノなのでしょうかね…」はは…


英雄セイヤ「こんな粋な計らいする位なら酒出せよな…」チッ…


堕天使セイヤ「酒は苦手だ…」


英雄セイヤ「何だ?あんた下戸なのか?意外だな…」


堕天使セイヤ「悪かったな…」


セイヤ「1分前に通知してくれるらしいな…ていうか誰得?野郎4人…というより自分4人と何を語り合えと?」スマホ仕舞う…


執事セイヤ「確かに…私が知らないのは、巨大な剣を携えている私と、何故か黒い翼が生えている私しか知りませんし…」


堕天使セイヤ「俺はあんた達とは違う…」


セイヤ「はいはい厨二乙…」ヒラヒラ…


堕天使セイヤ「てめぇ…堕とすぞ…」ギロッ!


セイヤ「堕とすぞってwおまw厨二発言過ぎるだろそれw」ぷげらぁm9


堕天使セイヤ「喧嘩売ってるなら買ってやる…」バサァッ!!×2


執事セイヤ「ま、まぁまぁ落ち着いて下さい…自分同士で争っていても仕方が無いでしょう?」


堕天使セイヤ「だから俺をあんた達と一緒にするな!」


英雄セイヤ「なぁ…俺早く帰りたいんだが…」


セイヤ「そんなの俺だって一緒だ…」


執事セイヤ「そ、それよりも英雄さん…」


英雄セイヤ「一応聞いて置くが…それ俺の事か?」


執事セイヤ「?…貴方以外、誰も居ませんよ?」


英雄セイヤ「俺は英雄じゃない…どうして自分と同じ姿をした奴に、こんな台詞言わなければならんのだ…」


執事セイヤ「どうしてと申されましても…私のスマホに、プロフィールが送られてきたもので…」


セイヤ「そうなのか?俺の所には来てないぞ?」


堕天使セイヤ「どうやら…個人個人送られてくる内容が違う様だな…」


セイヤ「あんたはどんな内容だったんだ?」


堕天使セイヤ「あんたに教える義理は無い…」プイッ…


セイヤ『こいつマジ潰すぞ…』イラッ…


堕天使セイヤ「まぁ、あんたが英雄だってのは納得出来るな…さっきこの異空間から抜け出せるか試した時のオーラ、そして剣技…並大抵の力で成せるものじゃない…」


英雄セイヤ「だから英雄じゃないって言ってるだろ…俺はNEET☆だNEET☆…」


セイヤ「NEET☆!?ちょ、ちょっと待った!あんた歳幾つだ!?」


英雄セイヤ「21だ…」


執事セイヤ「21歳でNEET☆…それも博麗神社の居候という事は…霊夢お嬢様の脛を齧っているという事ですか…?」


英雄セイヤ「彼奴も大分NEET☆寄りだ…ていうか、俺の居る世界の奴等は大抵NEET☆だぞ?働いてるのは咲夜と美鈴くらいだからな…」


堕天使セイヤ「NEET☆が蔓延る世界…か。堕ちたモノだな…」


英雄セイヤ「それは俺も思う…」うんうん…


セイヤ「いやあんたも人の事言えないからね!?ネット廃人がネット廃人に説教するのと同じだからね!?」


執事セイヤ「其処はNEET☆がNEET☆に説教…で宜しいのではないですか?」


セイヤ「一々そういう所ツッコまんで宜しい!」


執事セイヤ「これは大変失礼致しました。以後気を付けます…」


セイヤ「てか英雄さんよ…あんたそんなんで良いのか?そんなんじゃ彼女出来ないぞ?」


英雄セイヤ「彼女なら居る…他人の心配をする前に、自分の心配をしたらどうだ?」


セイヤ「ぐっ…」


堕天使セイヤ「という事は何か?あんたの彼女はあの巫女さんなのか?」


セイヤ『霊夢が彼女か…何だか実感湧かないな…』


英雄セイヤ「いや違う…」


執事セイヤ「違うのですか…もしかして魔理沙お嬢様ですか?」


英雄セイヤ「魔理沙でも無い…」


セイヤ「咲夜達と知り合いなのか?だったら咲夜だろ…きっとあんたの世界でも、完全で瀟洒な従者を目指して頑張ってるんだろうな…」うんうん…


英雄セイヤ「咲夜でも無い…まぁ惜しいがな…」


堕天使セイヤ「惜しい?…ならあの巨乳格闘少女か?」


執事セイヤ「すみません、堕天使さん。お嬢様方の事は身体的な特徴では無く、名前で呼んで頂けませんか?」


堕天使セイヤ「断る…誰をどう呼ぼうが俺の勝手だろ。あんたに指図される謂れは無い…」


執事セイヤ「失礼しました…御無礼を御許し下さい…」


英雄セイヤ「『腰の低い奴だな…』美鈴でも無い…」


執事セイヤ「まさか…レミリアお嬢様ですか?」


セイヤ「いやいや流石にそれは無いだろw確かに可愛いけどさwちょっとお子様要素多過ぎないかw?あいつw」へらへら


堕天使セイヤ「俺もあんなロリ体型な奴は好みじゃないな…」ふんっ…


執事セイヤ『この方達は…レミリアお嬢様のファンに殺されますよ…』まぁ、既に他のお嬢様方のファンにも殺されそうなのですが…


英雄セイヤ「あぁ、俺の彼女はレミリアだ。それと、フランも俺の彼女だ」


セイヤ・執事セイヤ・堕天使セイヤ「「「っ!?」」」目がスポーーーーーンっ☆


英雄セイヤ「古いギャグを使うな…」


執事セイヤ「し、失敬…余りにも予想外な台詞が聞こえたもので…」目玉目玉…私の目玉…


英雄セイヤ「まぁ…俺もまさか、レミリアとフランと付き合う事になるとは思って無かったがな…」


セイヤ「お、お前まさか…レミリアとフランに手を出したのかー…?」スポッ…スポッ…


英雄セイヤ「何だ、駄目なのか?彼女と性行為に及ぶ事位、別に普通だろ…」


セイヤ「いや普通だけどさ!この作品一応R15設定なの!分かる!?Do you understand!?」


堕天使セイヤ「15歳で性行為なんて、それこそ普通だろ…今の時代のガキは、皆総じて早熟なんだよ…」


セイヤ「あぁんっ!?なら俺は17で童貞だから遅れてるって事か!?えぇっ!?」


執事セイヤ「ま、まぁまぁ落ち着いて下さいよ…良いじゃないですか、貞操観念が高くて…私は立派だと思いますよ?」


英雄セイヤ「童貞に価値なんてねぇんだよ…糞の価値にもなりゃしねぇ…それに、自分で自分を慰めてそんなに嬉しいのか?あんた…」


執事セイヤ「…」ズーーーーン↓


セイヤ「やめて!執事君のLPは0よ!もう勝負は着いたのよ!」


英雄セイヤ「くだらねぇ…『俺も同じ様な事を言った事があるなんて言えねぇ…』」


堕天使セイヤ「で?あんたはどうやってあのロリ体型姉妹を堕としたんだ?」


セイヤ「今思ったがあんた、ただ堕とすって言葉使いたいだけだろ!?」


英雄セイヤ「別に、俺は特に何もしてねぇよ…」


セイヤ「もう止めてぇぇっ!これ以上俺のロリコン疑惑を強めるのは止めてぇぇっ!!」


英雄セイヤ「まぁ…最近じゃほぼ毎日、レミリアの部屋で行為に及んでるがな…」


セイヤ「そういう台詞はてめぇの世界で言え!こっちにまで火の粉降りかかるだろうが!もうてめぇは口開くな!」


堕天使セイヤ「降りかかる火の粉は払う…か…」


セイヤ「てめぇも口開くな厨二!」


執事セイヤ「ふふ、ツッコミお疲れ様です。どうぞ、これで喉を潤して下さい…」カチャン…


セイヤ「?…紅茶?どうやって出したんだ?これ…」


執事セイヤ「いつの間にかティーワゴンが御用意されていたので…勝手に使わせて頂きました」カチャン…


英雄セイヤ「あんた…順応性高いんだな…」


執事セイヤ「スカーレット家の執事たる者、常に状況の変化に対応していかなければ、とても務まりませんので…どうぞ、堕天使さん…」カチャン…


堕天使セイヤ「悪いな…」


セイヤ「それで英雄…一つ確認して置きたい事がある…」コク…カチャン…


英雄セイヤ「だから俺は英雄じゃねぇ…」コク…カチャン…


執事セイヤ「まぁまぁ、区別をつける為にも、英雄という呼び方は必要な事ですので…ここは最年長として、どうか聞き入れて頂けませんか?」


英雄セイヤ「……チッ…今回だけだぞ?それで?何だよ…」


セイヤ「レミリアはお前の彼女…そうだな?」


英雄セイヤ「あぁ、そうだ…」


セイヤ「なら、どうしてフランの名前が出てきた…」


英雄セイヤ「『妖夢と似た様な質問する奴だな…』レミリアもフランも俺の彼女だからだ…何か問題でもあるのか?」


セイヤ「問題?……ありまくりだろうが!何ナチュラルに二股宣言しちゃってんの!?何姉妹丼肯定しちゃってんの!?お前アホなの!?馬鹿なの!?それとも死ぬのぉぉっ!?」


英雄セイヤ「あんた、紅茶淹れるの上手いな…俺もレミリアによく強請られるから、多少は自信あったんだが、あんたには負ける…」


執事セイヤ「ふふ…やはり貴方も、レミリアお嬢様に強請られるのですね…私が紅茶を淹れられる様になったのも、実はレミリアお嬢様のお陰なんですよ」ニコ


英雄セイヤ「ったく…レミリアは何処の世界でも我儘なんだな…」


執事セイヤ「でも、其処に惹かれたのでしょう?レミリアお嬢様とフランお嬢様に甘えられるのが、お好きなんですよね?」


英雄セイヤ「まぁ…///な…///それにしても、良く分かったな…俺が甘えられるのが好きだって事…」コク…カチャン…


執事セイヤ「ふふ、自分の事ですので、貴方の気持ちは良く分かりますよ…」ニコ


英雄セイヤ「そうかよ…」


セイヤ「無視すんなやゴラぁぁぁぁっ!!」


堕天使セイヤ「うるせぇな…黙って紅茶飲む事も出来ないのか…」コク…カチャン…


セイヤ「執事も堕天使も良く冷静でいられるな!?二股な上に既に童貞卒業してるんだぞ!?この英雄NEET☆は!」


執事セイヤ「とても良い事じゃないですか。英雄さんの世界では、レミリアお嬢様もフランお嬢様も幸せな様ですし…私は安心です」


堕天使セイヤ「俺は別に興味ないからな…誰と付き合って様が、俺には関係無い…」


英雄セイヤ「唯一の悩みはほぼ毎日性行為してる所為で、体が持たないって事位だな…」


執事セイヤ「そういう類の悩みは、永琳様に頼めば解決してくれるのでは?」


英雄セイヤ「?…永琳って誰だ?」


執事セイヤ「おっと、これは失言でしたね…今の台詞は忘れて下さい」


英雄セイヤ「?」コク…カチャン…


セイヤ「悪夢だ…これは悪夢だ…」ガクブル…


堕天使セイヤ「なら俺と現実世界で人格交代するか?全員纏めて地獄に堕としてやるからよ…」


セイヤ「黙れって言っただろ厨二…」


英雄セイヤ「ていうか…俺は文句ばかり言われてるが、あんたはどうなんだ?誰かと付き合ってるのか?」


セイヤ「誰とも付き合ってねぇよ…彼女居ない歴=年齢だっつのバーロー…」


執事セイヤ「正確には、告白をされているのに保留している…ですけどね」


英雄セイヤ「とんだ屑野郎だな…」


堕天使セイヤ「地獄に堕ちろ…」


セイヤ「お、俺だって彼女は欲しいと思うさ…だけど、何故か彼奴らから告白されて…気持ちを整理してる間に別の相手に告白されて…気が付いたら整理する事柄が雪だるま式に増えていって…そしていつの間にか手が付けられない状況になってたんだよ…」


英雄セイヤ「雪だるま式にって…借金か何かかよ…」


セイヤ「お前だって同じ事を思っただろ?何で俺なんかを好きになったんだって…」


英雄セイヤ「確かにそうだな…まぁ、俺は今が幸せだ…それに、もう後悔しないって決めたんだ。俺はレミリアとフランを…あの2人を幸せにするって決めたんだ…誰にも、文句は言わせねぇよ…」


執事セイヤ「其方のレミリアお嬢様とフランお嬢様を必ず、幸せにしてあげて下さいね?頼みましたよ?英雄さん…」


英雄セイヤ「あんたに一々頼まれ無くても、幸せにするさ…必ずな…」


執事セイヤ「ふふ、そうですか…」ニコ


セイヤ「なぁ執事〜…あんたは誰がいいと思う〜?」


執事セイヤ「それは鏡に映る自分に語り掛ける事と同義ですよ?」


セイヤ「だからこそだ…こんな機会、2度と巡ってこないだろうからな…」


執事セイヤ「そうですねぇ…告白をされた方達は全員、魅力的な女性ばかりですし…私には選べませんね…」


セイヤ「だよなぁ〜…」机にベター…


英雄セイヤ「てか、あんたはレミリアとフランに告白されたのか?」


セイヤ「……一応は…」


英雄セイヤ「へぇ…ならあんたもレミリアとフランと付き合えばいいだろ…あんたは知らないだろうが…レミリアもフランも、滅茶苦茶可愛い声で喘ぐぞ?」


セイヤ「お前マジで張っ倒されたいのか?」


堕天使セイヤ「文句ばっかだな…なら一層の事、霖之助と突き合ったらどうだ?」


セイヤ「何だ厨二…お前ホモなのか?あと霖之助さんを侮辱するな…」


執事セイヤ『少し発音…というより表記が間違っている様な気がするのですが…私の気の所為でしょうか…』


セイヤ「あー…考えるのやめやめ…頭痛くなってきた…」


英雄セイヤ「そういう姿勢だから雪だるま式に増えていったんじゃないのか?」


セイヤ「………否定はしない」


堕天使セイヤ「否定しないじゃなくて、否定出来ないの間違いだろ…」


執事セイヤ「ふふ、ですが…とても幸せな悩み事だと、私は思いますけどね♪」


セイヤ「まぁな…それより折角自分が4人居るんだ…模擬戦でもしないか?」


堕天使セイヤ「なら俺は英雄と組ませて貰うぞ?あんたに勝った時は、俺と人格を交代して貰うからな…」スクッ…


執事セイヤ「おやおや…穏やかではありませんね。これは負ける訳にはいきませんよ?オリジナルさん…」


セイヤ「せめて緑セイヤ君と呼んでくれ…」俺は超電磁砲か…


執事セイヤ「畏まりました…」ペコ…


英雄セイヤ「こっちの俺がどれ程強いのか見ものだな…」スクッ…



【セイヤ・執事セイヤVS英雄セイヤ・堕天使セイヤ】



〜戦闘準備〜



セイヤ「なぁ執事…あんたも主武器は刀だろ?そんな装備で大丈夫か?」装備・複製型紅魔刀


執事セイヤ「大丈夫です、問題ありませんよ。咲夜さんにみっちり稽古を付けて頂いていますから…」装備・銀製ナイフ


セイヤ「あー…まぁそうだな。模擬戦なんだから本気出すなよ?」


執事セイヤ「それは重々承知していますが…問題なのは彼方の御二方ですね…」


セイヤ「それもそうだな…英雄は兎も角として、あの堕天使は本気で来るだろうからな…」


執事セイヤ「私達はこんな所で立ち止まる訳にはいきませんからね…もしもの時は、狂気の力と、忌狂様の力を借りると致しましょう…」


セイヤ「その時が来ない事を祈るばかりだな…」チャキッ…


執事セイヤ「ですね…」シャキンッ!×6



英雄セイヤ「足引っ張るなよ…堕天使…」装備・月下想天ノ剣・月讀命


堕天使セイヤ「それはこっちの台詞だ…英雄の力、この目で見せて貰うぞ…」装備・漆黒の両翼


英雄セイヤ「だから俺は英雄じゃねぇって何回言わせる気だ…」


堕天使セイヤ「敢えて触れなかったが、その右眼…その右眼が、あの白と黒のオーラを発生させてる正体だな…」


英雄セイヤ「好きに解釈すればいいだろ…他人の考えを否定する権利なんか、俺には無いからな…」


堕天使セイヤ「なら、好きに解釈させて貰うとする…」


英雄セイヤ「俺は…誰にも負ける訳にはいかない…レミリアとフランの為にも…その相手が喩え、自分自身でもな…」ブォンブォンッ!ジャキンッ!


堕天使セイヤ「護りたい者…か。下らない…そんな物は、自らの枷にしかならない…」バサァァッ…×2



開始!!



執事セイヤ「では、先手を打たせて頂くとしましょう…」シュッッッッッッッッ!!!!


英雄セイヤ・堕天使セイヤ『『消えたッ!?』』


「後ろですよ…」ビシュッッ!!


ギィィンッ!!


英雄セイヤ「チッ…『やはり、感覚が鈍ってるな…レミリアとフランと手合わせでもして置くべきだったか…』」ギギギギギ…!!


堕天使セイヤ「退けッ!英雄ッ!」バサァァッ!!


英雄セイヤ「っ!」バッッッ!!


執事セイヤ「おっと…」ヨロッ…


堕天使セイヤ「黒天魔弾ッ!!」ビヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッッ!!


執事セイヤ「随分と手数が多いですね……ですが、私には通用しませんよ…」ジャララララララララララ…!


執事セイヤ「ナイト・オブ・ロンド…」ドヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュヒュッッ!!


ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォォォォォォォンッッ!!



堕天使セイヤ「チッ…中々やるな…」スタッ…


執事セイヤ「貴方も中々やりますね…」ニコ



セイヤ「はぁッ!!」ビシュッッッッ!!


英雄セイヤ「くッ!!『一太刀一太刀が重いッ…』」ギィィィィンッッ!!


セイヤ「紅魔流抜刀術奥義一ノ型…」パチンッ…!


英雄セイヤ「『マズい…!!』煉獄天楯ノ符…」オオオオオオオオオオオオオオオオ…!!


セイヤ「紅桜ッ!!」ビシュッッッッッッッ!!!


英雄セイヤ「アイギスッ!!」ジャキジャキジャキジャキンッッ!!


バキィィィィィンッッ…!!


セイヤ「っ!?え、ATフィールドは卑怯だろ!!」バッッッ!!


英雄セイヤ「天ノ力を宿したこの盾に…防げないものは無い…」ジャキジャキジャキジャキンッッ!!プシューーーー…!!


セイヤ『剣の癖に盾に変形しやがった…何処のロボットアニメだよ…』チャキッ…!!


英雄セイヤ「ほら、来いよ…折角自分自身とやり合ってるんだ、退屈させないでくれ…」指くいくいっ…


セイヤ「舐めやがってッ!!」ダッッッ!!!!



執事セイヤ「空を見上げるのは首が疲れますね…そろそろ降りてきて頂けませんか?」


堕天使セイヤ「なら…俺を堕としてみせろッ!!黒滅神槍・ロンギヌス!!」ジャキンッ…!!


堕天使セイヤ「甚だ不本意だが…あんた達のお陰で、俺の力も増してるからな…一気にカタを付けてやる…!」ギュルギュルギュルギュルギュルッッ!!


執事セイヤ「これはこれは…早くも、忌狂様のお力を借りる必要があるみたいですね…お願いします。忌狂様…私にどうかお力をお借し下さい…」


忌狂『ハイハーイ!合点承知ダヨー!』


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッ!!!!


堕天使セイヤ「……笑えない冗談だな…」ギュルギュルギュルギュルギュルッッ!!


「忌狂・緋色の十字架【 The Cross of scarlet 】…」ブゥゥゥゥン…!!ジャキンッッッッッッッッ!!!!!!


「さぁ、お楽しみはこれから…ですよね?」ニコ


堕天使セイヤ「はは…はははは…はははははははは…!!最高に楽しいな…!あんたを殺して…!俺があんたに成り代わってやる…!!」ギュルギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!!!



英雄セイヤ「おいおい…聞いてないぞ。レミリアやフランの力にかなり似てるな…」


「余所見してるとその首斬り落とすぞ…!!」ビヒュッッッッ!!


英雄セイヤ「よっと…」バッッッ…!


ザザザァァーーーー…!!


セイヤ「あんタが退屈だッテ言うなラ、俺モ…あンタヲ退屈さセなイ為ニ、こノ力を…狂気ノ力を見せテやルヨ…」ズォォォォォォォォォォォ…!!!!


英雄セイヤ「……どうやら俺も、本気を出す必要がありそうだな…」目を閉じる…


英雄セイヤ「煉獄よ…!天地開闢せし力…!創世の力を…!我に与えよ…!!」ギィィィィィンッッッッ!!!


セイヤ『右眼ガ…異様ナ光ヲ…』ズォォォォォォォォォォォ…!!!!


英雄セイヤ「煉獄ノ瞳よ……今俺と…一つに…!!」ギュゥゥゥゥゥンッ!!!!



カッッッ…!!!



ドォォォォォォオオオオオオオオン…!!



セイヤ「…」ズォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!


「……この姿で戦うのは、フランだけにしたかったんだが…あんたのその状況を見せられたんじゃ、致し方無いか…」オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!


セイヤ「俺ガ忌狂ノ力ヲ借リタ時ヨリモ、強ク無サソウダガ…本当ニ大丈夫ナノカ?」ズォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!


「悪いが…この状態で負けた事は、1度たりとも無い…全力で来ないなら、その体…バラバラになると思え…」オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!


セイヤ「ソレハ怖イナ…ナラ…」


「ここからが本番…という事だな…」


堕天使セイヤ「それじゃあそろそろ…愉快に無様に…地に伏せな!!」ギュルギュルギュルギュルギュルギュルッッッッ!!!!


「ふふ、それは貴方の方ですよ。この緋色の十字架で…堕天使の串焼きを作って差し上げましょう…」



〜戦闘終了〜



セイヤ「はぁっ…はぁっ…く、クソっ…あんた…滅茶苦茶…強いな…」おぇぇ…


英雄セイヤ「あんたはバテるの早いな…もう少し体力付けろ…」ほら、水飲め…


堕天使セイヤ「あんた…本当に執事なのか?悪魔の間違いだろ…」


執事セイヤ「私はあくまで執事…ですよ…」ニコ


堕天使セイヤ「チッ…まだ余裕がある所がムカつくな…」


セイヤ「この中で1度強いのは英雄で決まりだな…やっぱ英雄って言われるだけの事あるわ…」ゴクッゴクッ…!


英雄セイヤ「……あんたの過去を覗いたが…あんたも、中々苦労してたみたいだな…」


セイヤ「過去を覗いたって…その右眼と何か関係あるのか?」ぷはぁっ!


英雄セイヤ「まぁな…詳しくは話したく無いから聞かないでくれ…」


セイヤ「へいへい…聞きませんよ…」


執事セイヤ「それにしても疲れましたね…ここまで有意義な模擬戦をしたのは久方振りです…」


堕天使セイヤ「何だ…あの中国とチビ剣士じゃ不満なのか?」


執事セイヤ「流石に妖夢お嬢様と美鈴お嬢様相手に、本気を出す訳にはいきませんので…」


堕天使セイヤ「俺なら躊躇無く半殺しにするがな…」


執事セイヤ「……これから人格が変わる事のない様に努めねばなりませんね…」はぁ…


英雄セイヤ「ていうかまだ通知来ないのか?そろそろマジで帰りたいんだが…」


セイヤ「何だよ…そんなにレミリアとフランに会いたいのか?」


英雄セイヤ「いや…確か行為の最中に疲れて寝落ちした可能性が微レ存なんだ…」


堕天使セイヤ「それ、本当に微レ存なのか?」


英雄セイヤ「………確実に疲れて寝落ちしたな…」


執事セイヤ「目を覚ましたらどうなっているのか楽しみですね」ニコ


英雄セイヤ「楽しみじゃねぇよ…」


ピコンっ…


セイヤ「お…通知来たな…何々、時間はまだありますが、英雄セイヤ君の所がEMERGENCY的なアレなので、其方で帰るかどうか決めて下さい…だとさ…」


堕天使セイヤ「EMERGENCY的なアレって…どんなアレだよ…」


セイヤ「モニター出せるみたいだから出してみるか?」


英雄セイヤ「止めとけ…レミリアとフランが裸の状態で、モニターに映し出されるぞ?」


執事セイヤ「それは…止めて置いた方が良さそうですね…」


セイヤ「だな…それじゃあ帰るか…」早く帰せ馬鹿野郎…っと



パァァァァァァァっ…!!




セイヤ「……なぁ…別れる前に、4つの剣っぽい事して別れないか?」


執事セイヤ「4人で剣を掲げるポーズですか?私は剣を持っていないのですが…」


堕天使セイヤ「俺ので良ければ貸してやる…」ヒィィィィンッ!ジャキンッ!!


執事セイヤ「ほほう…これはまた見事な剣ですね…お心遣い感謝致します…」チャキッ…


英雄セイヤ「懐かしいな…昔、仲間と良くやったのを思い出す…」


セイヤ「辛気臭い話は無しだ…そら!各々の剣を天に掲げろ!」チャキッ!


執事セイヤ「ふふ、本当に4つの剣みたいで、何だか楽しいですね…」チャキッ!


英雄セイヤ「そうだな…」チャキッ!!


堕天使セイヤ「まぁ…悪く無いな…」チャキッ!


セイヤ「これからも…俺達は俺達らしく生きていく…喩え、誰かに認められなくても…」


執事セイヤ「私達には大切な人達が居る…その人達の為に、私達は今を生きる…これからを生きる…」


英雄セイヤ「護りたいと想える者達が居る限り…愛する者達が居る限り…俺達は、絶対に負けない…」


堕天使セイヤ「それを否定する奴等は…それを邪魔する奴等は…誰であろうと、全員叩き潰す…」


セイヤ・執事セイヤ・英雄セイヤ・堕天使セイヤ「「「「俺達の進むべき道は…俺達自身で決めて…真っ直ぐ突き進むッ!!」」」」スッ…!



キィィンッ…!!



セイヤ「じゃあな、英雄…レミリアとフランと、他の奴等と、達者で暮らせよ…」


執事セイヤ「どうかお幸せに…生きる世界は違えど、私達は同じ水奈月セイヤです。これからもお互い、護るべき人達の為に頑張りましょう」ニコ


堕天使セイヤ「ま、退屈はしなかった…また、会えるといいな…」


セイヤ「うぇぇ…堕天使がデレた。自分のデレを見て、これ程気持ち悪いと思える事は無いな…」


堕天使セイヤ「いつか殺すから覚悟して置け…」


セイヤ「怖ーい…僕殺されちゃうよー…」(棒)


英雄セイヤ「まぁ、俺も何だかんだで楽かったよ。良い経験をさせて貰った…あんた達に会えて、良かった…」


『ほら、セイヤ…好い加減起きなさい…』


『もー…どうして寝ちゃうのー…?まだまだこれからなのにー…』


英雄セイヤ「……どうやらレミリアとフランが呼んでるみたいだ…それじゃ、お先に失礼…」スタスタスタスタ…



「……じゃあな…創世ノ英雄…」


「……じゃあな…想いを力に変える能力者…」



バツン…!!



〜紅魔館(レミリアの部屋)〜



セイヤ「んっ…」パチっ…


レミリア「う〜…漸く起きたわね…疲れて寝てしまうなんて…これはお説教が必要みたいね…」


フラン「お姉様はセイヤが寝ちゃう前にしたじゃん!今度は私の番だよ!」


レミリア「フラン、何を言っているのよ。もう2時間も空いてしまったのだから、リセットに決まっているじゃない」


フラン「駄目駄目駄目ー!今度は私の番だもん!ね?そうだよね?セイヤ❤︎」ギュゥッ!


セイヤ「…」ボケー…


レミリア「?…どうしたのよ。まさか…寝足りないの…?」


セイヤ「……いや…別に……ただ…」


レミリア・フラン「「ただ?」」


頭ポンっ…×2


セイヤ「レミリアの事も、フランの事も…必ず幸せにしなくちゃなって…思っただけだ…」Wなでなで…


レミリア「あ、当たり前でしょう?///私達3人は…///永遠に一緒よ…///セイヤ…///」擦りっ❤︎


フラン「もー…///そうやって不意打ちするの…///ズルいよ…///」擦りっ❤︎


セイヤ『俺はこれからも変わらない…あんたも、悔いを残す様な生き方だけはするなよ?水奈月セイヤ…』Wなでなで…




〜コテージ(寝室)〜




セイヤ「だぁぁっ!だから抱き着いてくるなっての!」ジタバタ!


早苗「いいじゃないですか!///朝の軽いスキンシップですよ!///」ギュゥッ!


妖夢『朝からセイヤの優しい匂いが嗅げるなんて…///幸せですみょん…///』ギュゥッ!


アリス「ほらほら…///朝ご飯を食べる前に、キチンと食前の運動して置かなくちゃ…///ね?///」ギュゥッ!


魔理沙「だぜだぜ…///」ギュゥッ!


セイヤ「頼むからもう勘弁してくれー!」


鈴仙「まだ駄目だよ!私達が抱き着いてないんだから!全員が平等に抱き着くまで、セイヤは其処で寝ててよね!」


さとり「早く交代して欲しいわ…///」ドキドキ…


こいし「昨日の夜も凄かったけど…///フランちゃんの言う通り、寝起きのセイヤさんは大胆だったね…///」ドキドキ…


輝夜「はぁ…ずっとあのままだったら良いのに、どうして起きるとこんなに奥手になるのかしら…」


セイヤ「英雄さーん!助けて下さーい!」



「助けて下さーい!」



「…て下さーい!」



「…下さーい!」



「…さーい!」





〜真の敵は己自身〜




【完】


後書き

はい…という訳で無事完結する事が出来ました。2つ同時に更新していたので、前回よりも完結が遅くなって本当に申し訳御座いません。次編で一応、夏休み編は完全に終わらせられる様に努力する次第です。是非これからも、東方私立幻想学園高等学校を、宜しくお願いしますorz


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1: SS好きの名無しさん 2015-10-20 07:52:37 ID: LQW2yLFU

霊夢たちはキャンプでセイヤ君に何をしちゃうんだろ・・・・

2: SS好きの名無しさん 2015-10-20 21:33:45 ID: OuZ4EpY2

セイヤカラオケ🎤歌えばいいじゃん
自分は英雄かな‼後はxanadu だな‼

3: SS好きの名無しさん 2015-10-21 22:00:09 ID: A4u5SdcF

紫はセイヤを越えているから、霊夢達じゃ勝てないな(ヾノ・∀・`)

4: SS好きの名無しさん 2015-10-22 14:54:11 ID: CY0K99MW

ちょっと前まで出てきていた野球のチームの人達とか、ヤクザと闘った時に居た不良っぽい1年生とかは出てこないんですかね?

5: SS好きの名無しさん 2015-10-23 20:48:37 ID: oqMcPtEZ

残響さんに質問。このセイヤと色々できるゲームっていくらですか?買いたいです(*`・ω・)ゞ。

6: 残響 2015-10-23 21:36:14 ID: ZeDtMyLI

蜚蠊作者「それではにとりさん!オープンザプライス!」

にとり「はいは〜い♪通常版は3000円で初回限定は4500円だよ♪」

蜚蠊作者「これって安いのか?それとも高いのか?」

にとり「99.9%が私の努力!残りの0.1%はセイヤの努力だから…まぁ値段設定は適当だよ適当。咲夜達に売れればそれでいいからね」

蜚蠊作者「にとりさん、悪いんだが俺の分も一つ取り置きお願いしたいんだが」

にとり「え?蜚蠊ってホモだったの?」後退り…

蜚蠊作者「違う違う!それと作者付けろ!唯の蜚蠊じゃ俺が害虫みたいじゃねぇか!」

にとり「いや害虫だからね?ていうかさ…その趣味の悪いお面…いい加減外したら?」気持ち悪いよ?

蜚蠊作者『俺のアイデンティティーが否定されてしまった…』

7: SS好きの名無しさん 2015-10-23 22:29:31 ID: e2FIhfl8

作者さんのセリフを久しぶりに聞いた。
ニトリがホモ疑惑を作者さんにぶつけて来た。作者さん大丈夫ですか?

8: SS好きの名無しさん 2015-10-23 23:58:36 ID: KyVNgRNp

フランちゃん付き合ってください‼️

9: SS好きの名無しさん 2015-10-24 00:13:20 ID: 5PMu3mGm

8さんの人貴方はフランが付き合うと思いますか?フランは極度のセイヤ好きですよ😅

10: 残響 2015-10-24 01:46:26 ID: 36V3LEIr

フラン「≫9の言う通りだよ!でも変な事言ったりやったりしないって約束してくれるんだったらお出掛けくらいなら付き合ってあげるよ?」

セイヤ「っ」ズキンッ…

フラン「『お姉様の言った通りだ…///』あれぇ〜?セイヤどうしたの?もしかして私が他の男の人とお出掛けする事に嫉妬してる?」

セイヤ「別に…フランがそうしたいなら、好きにすればいいだろ…」プイッ…

フラン「『セイヤが嫉妬してくれてる…///凄く嬉しい…///』嘘に決まってるじゃん♪私はセイヤ一筋だよ?」ギュゥッ!

セイヤ「俺は嫉妬なんかしてない…」離れろ…

フラン「も〜……じゃあ2人きりでデートしよ?そしたら許してくれる?」

セイヤ「だから許すも何m「はいはい!言い訳はいいからデートしよ!」…もう好きにしろ…」スタスタ

フラン『セイヤは…///他の男の人に嫉妬するくらい…///私の事好きなんだ…///』ギュゥッ! スタスタ

11: SS好きの名無しさん 2015-10-24 07:55:14 ID: 4XbQm0E4

あ、セイヤが嫉妬した。

12: SS好きの名無しさん 2015-10-25 12:12:56 ID: fRA20jmy

セイヤが嫉妬するって色々すごい。

13: 残響 2015-10-26 15:49:56 ID: fgE0SExr

セイヤ「だから嫉妬なんかしてない…」

フラン「まだそんな事言ってるの〜?折角デートしてるんだからさ❤︎ほら、あ〜ん❤︎」スッ…

セイヤ「や、やめろ恥ずかしい…」

フラン「ほらほらあ〜ん❤︎」グイグイッ!

セイヤ「ん…」パク…

フラン「美味しい?」

セイヤ「まぁ…美味いよ…」モグモグ…

フラン「じゃあもっと食べさせたげる❤︎」はいあ〜ん❤︎

セイヤ「いや、もう大丈夫だから…」

14: SS好きの名無しさん 2015-10-26 16:07:21 ID: fTswknL1

霊夢は金のためならなんでもするのか。
これが博霊の巫女なのか。

15: SS好きの名無しさん 2015-10-26 17:10:07 ID: LLf6Arf7

そうなんじゃあ無いのかな?
14さんの言うとうり何だと思うよ😅

16: SS好きの名無しさん 2015-10-26 20:55:33 ID: x5aZrckq

犯罪者になっちまえよ
普段は見ることのできない秘境を拝めるんだぞ‼️

17: SS好きの名無しさん 2015-10-26 21:58:00 ID: LLf6Arf7

覗きは犯罪ですよ‼

18: SS好きの名無しさん 2015-10-27 23:39:40 ID: AHPpa3di

セイヤェ………覗きは良くないと思いまーす(いいぞ❗️もっとやれ❗️)

19: SS好きの名無しさん 2015-10-28 22:15:17 ID: _D5DxXa5

作者さんは、ほ〇ですか?違うのなら、セイヤといろいろできるゲームを買う理由を教えてください。

20: SS好きの名無しさん 2015-10-28 22:30:23 ID: 3KknjL1R

一晩でいい。
セイヤ変わってくれ!

21: SS好きの名無しさん 2015-10-29 15:32:53 ID: NhpDgC8k

こころちゃん頑張れ‼️

22: SS好きの名無しさん 2015-10-29 17:48:06 ID: cQnTs3uw

自分は無性にセイヤが羨ましいんだけど
羨ましい羨ましいセイヤ爆発しろ‼

23: SS好きの名無しさん 2015-10-31 14:53:00 ID: 2mOYpauc

羨ましすぎるぞーーーーーーーーーーー‼️

24: 残響 2015-10-31 18:27:34 ID: aDvampdm

セイヤ「ロックアイス頭にぶつけられて羨ましい…ねぇ…」頭サスサス…

25: 残響 2015-10-31 18:36:50 ID: aDvampdm

セイヤ「ロックアイス頭にぶつけられて羨ましい…ねぇ…」頭サスサス…

魔理沙「いやセイヤ…それを羨ましいだなんて言う奴は居ないぜ…」

セイヤ「?…じゃあ何で三者三様では無く三者同様なんだ?」

霊夢「あんた…それ本気で言ってるの?もしそうなら笑えないわよ?」

セイヤ「いや本気も何も…分からないから聞いてるんだろ?」

咲夜「そ、そうですよね…それでこそセイヤですねはい…」ははは…

アリス「こんなのが私達の好きな人でごめんなさい…」ペコ

セイヤ「おいアリスなんかやめて………ていうかアリス、お前今なんて言った…?」

26: SS好きの名無しさん 2015-11-02 00:48:17 ID: ZtClK5wr

霊夢達はセイヤが大好きなんだよ~
セイヤってかなりの鈍感なんだな。
駄目だこいつ早く何とかしないと‼

27: SS好きの名無しさん 2015-11-02 17:15:17 ID: FjrCAQii

さすが天然TARASIのセイヤだね〜。

28: SS好きの名無しさん 2015-11-02 23:17:02 ID: ZtClK5wr

27さんの言うとうりですね‼

29: SS好きの名無しさん 2015-11-04 17:20:04 ID: -IOpmB6N

天子ちゃんを幸せにしてあげてください。

30: SS好きの名無しさん 2015-11-04 17:39:43 ID: Sz74Hqo3

セイヤが言っているセリフの漢字の長文
分からん❗

31: 残響 2015-11-04 21:34:33 ID: 4vsjoRou

天子「だってさ?レミリアの執事なんて辞めて、私の傍で執事やらない?セイヤ」ギュゥッ…!

セイヤ「いや…まぁ、後学の為にはなりそうだからな…1日くらいでいいなら…」

天子「えぇ〜…もう私の執事になっちゃった方が絶対に良いと思うよ?だから、ね?いいでしょ?」ギュゥッ!

セイヤ「か、考えて置く…」フイ…

天子「むむむ〜…」

セイヤ『それと…俺が心の中で唱えていた物は般若心経だ…まぁ、あんまり意味無かった訳だが…』

32: SS好きの名無しさん 2015-11-05 20:48:57 ID: vDR07Ccd

おーい皆~ホラー映画見ようZE 🌟
バイオハザードシリーズとリングシリーズを見ようZE 🌟

33: SS好きの名無しさん 2015-11-05 22:31:26 ID: WOAUx1du

ホラー映画を見て怖がるふりしてセイヤな抱きついちまえよ。

34: SS好きの名無しさん 2015-11-05 23:13:30 ID: vDR07Ccd

33さんの案に賛成の方は今すぐにやりましょう‼

35: SS好きの名無しさん 2015-11-06 18:06:05 ID: vrWIZRcr

久々にコメ。
くそっ、セイヤが裏山だぜ・・・だがセイヤだから許す!(というより許さなかったら後ろのお方々が・・・・・・おお怖い怖い・・・)

36: SS好きの名無しさん 2015-11-06 23:19:39 ID: BBBb2fJO

かっこいいぜ

37: SS好きの名無しさん 2015-11-07 18:29:08 ID: cYSCXekd

作者さんに質問です。
好きな東方キャラは誰ですか?

38: 残響 2015-11-07 20:22:52 ID: wIXaBPeI

あれ?前にその質問された様な気が…

39: SS好きの名無しさん 2015-11-07 20:33:30 ID: cYSCXekd

あれ?そうでしたっけ?

40: 残響 2015-11-07 20:48:38 ID: wIXaBPeI

どの編で答えたかは忘れましたが…確かに答えましたね…多分…

41: SS好きの名無しさん 2015-11-07 21:40:10 ID: cYSCXekd

そうなのかー?

42: SS好きの名無しさん 2015-11-08 00:55:25 ID: MCFG3AUC

そうなのだー

43: SS好きの名無しさん 2015-11-08 07:22:32 ID: 33H2R_V3

いつからここはルーミアだらけに?

44: SS好きの名無しさん 2015-11-08 21:51:05 ID: JHPv59T_

別にいいんじゃないかな‼
ルーミアだらけで大丈夫か?大丈夫だ問題無い‼

45: SS好きの名無しさん 2015-11-09 19:34:42 ID: duvHibcz

大丈夫なのかー

46: SS好きの名無しさん 2015-11-10 00:20:01 ID: kP4HLOJV

セイヤに質問。好きな食べ物は何ですか❓

47: 残響 2015-11-10 04:49:09 ID: EnxXS-zh

セイヤ「好きな食べ物か…そうだなぁ、俺は彼奴らが作る料理が1番好きだ。その中から選ぶとすれば、肉じゃがが好きだな…」

咲夜「セイヤは肉じゃが、凄い好きですよね…」

セイヤ「出来る事なら毎日肉じゃがでもいいな。まぁ体に悪そうだが…」

霊夢「まぁ流石に毎日食べてたら体に悪いわよね…」

レミリア「そ、それなら…///私が、セイヤの家に肉じゃがを作りに行ってあげても…///その…///いいわよ…?///」

セイヤ「そうか?なら、偶にでいいから…作りに来てくれ…」ニコ

レミリア「え、えぇ…///」

早苗「私も作りに行きます!ていうかレミリアさんは作りに来なくていいですから!」

レミリア「私はセイヤと約束をしたのよ、貴女に文句を言われる筋合いなんて無いわ」プイッ…

早苗「さにゃぁぁぁっ!!」

魔理沙『私も本格的に料理覚えようか迷うぜ…』う〜ん…

48: SS好きの名無しさん 2015-11-10 08:02:26 ID: kP4HLOJV

魔理沙は料理覚えた方が良いと思うよ?
セイヤと結婚して、セイヤに魔理沙の料理は旨いなって言うかも知れない‼

49: SS好きの名無しさん 2015-11-10 22:37:44 ID: yqCCzH1k

マーストリヒト条約
欧州連合の創設を定めた条約ですね

50: SS好きの名無しさん 2015-11-10 22:55:21 ID: gfLUJEOh

霊夢に質問、セイヤの好きな所は何ですか?
学校で忙しく久々にみたM,Sです。相変わらず面白い。

51: 残響 2015-11-11 16:25:08 ID: i8CIkACm

霊夢「せ、セイヤの好きな所…?///ぜ、全部って言う訳にもいかないし///……寂しい時とか、悲しい時に…///心から心配してくれたり、安心させてくれたりする所…///かしらね…///」

魔理沙「ほーほー……で?」ニヤニヤ

霊夢「…で、ってどういう意味よ…」

咲夜「他にもあるんですよ?教えて欲しいですね、霊夢がセイヤの何処を好きなのか…」ニコニコ

霊夢「ほ、他には無いわよ!///」

アリス「へぇ〜…そうなんだ〜…」ニヤニヤ…

霊夢「あんた達ねぇ〜…人を見てニヤニヤニコニコするのやめなさいよ…」プルプル…

セイヤ『盛り上がってるな…一体どんな会話しているのやら…』ペラ…

52: SS好きの名無しさん 2015-11-11 18:07:03 ID: 4pboZLZX

やはりタラシ木偶の棒DKNA セイヤ‼
やれやれだね。

53: SS好きの名無しさん 2015-11-11 23:06:28 ID: CmxQVbhN

たとえインスタントと同じ味でもセイヤの作った味噌汁には皆への愛がこもっているよ

54: SS好きの名無しさん 2015-11-13 07:48:25 ID: 7zAZ3wHm

紫貴方は先生だよね?こんな事しちゃいけない‼だからBBA って言われるだろう‼
やれやれだぜ。おーい皆セイヤいるから
サウナにこもってるから、セイヤに皆の
裸を見たらセイヤがこの世から居なくなるから‼

55: SS好きの名無しさん 2015-11-13 16:53:22 ID: 9igGzN8i

あれ?何か54さんの方向に何か飛んでいったような?

56: SS好きの名無しさん 2015-11-14 08:33:45 ID: 5L2RVa7C

セイヤは悪くない‼悪いのは紫のBBA
DA RO 🌟つうかセイヤの息子のセリフを久しぶりに見たな

57: SS好きの名無しさん 2015-11-15 19:55:39 ID: V5cTwuY1

一つ買おうかな?

58: SS好きの名無しさん 2015-11-16 21:38:09 ID: -NMqRNnQ

皆老体をいたわらなきゃ

59: SS好きの名無しさん 2015-11-16 21:59:20 ID: Sy3xUW3k

質問です。舞い降りたるは〜シリーズに続きはありますか?

60: SS好きの名無しさん 2015-11-16 23:50:43 ID: 17j9fVEp

セイヤはやはり鈍感だな

61: 残響 2015-11-17 16:14:58 ID: bdJt80dv

>>59さん。一応考えてはあるのですが…若干この先の展開に詰まっているので下書きの状態で現在試行錯誤中です

62: SS好きの名無しさん 2015-11-17 23:28:48 ID: fVeJnQlK

こいしちゃん贔屓は程々にしてほしいのかー!
他の皆にも甘える権利を与えてほしいのかー!

63: SS好きの名無しさん 2015-11-18 12:30:14 ID: kmrh0yEL

ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

64: SS好きの名無しさん 2015-11-18 20:43:15 ID: iPGmwM49

幽霊駄目なんだ。紫さん😅

65: SS好きの名無しさん 2015-11-19 00:30:58 ID: urV2NgcT

鬼や。美容の鬼がおる

66: SS好きの名無しさん 2015-11-19 07:50:05 ID: rotLKaf6

セイヤのが四人て、マジで笑え無い‼

67: SS好きの名無しさん 2015-11-19 13:41:57 ID: KpUEjzQB

ついに英雄が合流した

68: SS好きの名無しさん 2015-11-19 14:20:06 ID: -LnEo5Sz

あれ?作品間違えたか?セイヤが4人居る。

69: SS好きの名無しさん 2015-11-19 21:40:08 ID: rotLKaf6

68さんは間違いは無いですよ😅

70: ソラウダポ 2015-11-20 14:24:37 ID: YaPR2T9u

夏がもうすぐ終わる、、、

71: SS好きの名無しさん 2015-11-20 16:07:08 ID: 9mCMnRbW

文化祭じゃーーーーーーーーー

72: SS好きの名無しさん 2015-11-22 20:51:31 ID: 6uqqZsl4

すいません前になんかセイヤがモンハンの世界に入っていたんだが題名知っていますか


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1: SS好きの名無しさん 2015-10-20 07:51:04 ID: LQW2yLFU

やっぱ早い。

2: ソラウダポ 2015-10-20 07:53:32 ID: LQW2yLFU

楽しみ楽しみ!

3: SS好きの名無しさん 2015-10-22 03:07:30 ID: xmaan9wB

毎日更新を楽しみにしてます。

4: SS好きの名無しさん 2015-10-24 15:25:23 ID: q9f5Pman

キモい…

5: SS好きの名無しさん 2015-11-10 22:56:18 ID: gfLUJEOh

やはりこれは面白い。これからも頑張って。


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