2015-11-11 22:41:19 更新

概要

本編の前に番外編です。


前書き

内容が若干僕の書いているもう一つの作品に似てるところありです。



夏祭り三日後

朝 1100 提督自室


提督「暇や〜」ゴロゴロ


鳳翔「そうですね」


提督「ゲームする気もせんしな〜」ゴロゴロゴロ


鳳翔「提督、少しだらしないですよ?」


提督「大丈夫ですよ、誰かが来るわけでもありませんし〜」ゴロゴロゴロゴロ


女将「(ガチャ)お邪魔します」


提督「あれ? 女将さん、どうしたんです?」


女将「迎えに来ました」


提督「.....はい?」


女将「覚えてませんか?」


提督「何がです?」


女将「二日間の提督くんのレンタルです」


提督「..........あ」察し


女将「では鳳翔さん、提督くんお借りしますね?」


鳳翔「ご自由に」


提督「え?え⁉︎ あれ本気だったんですか⁉︎」


女将「99割本気って言ったじゃないですか」


提督「未来永劫レンタル⁉︎」


女将「あわよくば私の弟.....いえ、夫に!」


提督「助けて鳳翔さん!」


鳳翔「ご安心ください提督」


提督「鳳翔さん!」パアァ


鳳翔「着替えはこちらです」渡し


提督「着替えの心配をしてるんじゃないんですけど!!!?」


鳳翔「若いうちにお嫁さんをもらえて、お母さんは嬉しいです」


提督「自分でお母さんって言っちゃった!!!?」


女将「いざ行かん!二人の愛の巣へ!!」


提督「旅館ですよね!ね!?」



一時間後 道中


提督「つまり、最初っからああゆう小芝居の打ち合わせをしていたと?」


女将「はい」


提督「つまり、僕はまんまと嵌められたと?」


女将「はい」


提督「僕に何か言う事は?」


女将「提督くんの反応は可愛いです」


提督「謝罪は?」


女将「ありません」


提督「帰ります」


女将「ごめんなさい!ちょっとからかっただけなんです!」


提督「そうですかさようなら」


女将「あ〜帰らないでください!ね?」ナデナデ


提督「帰りませんから頭撫でないで下さい、恥ずいです///」


女将「もう、提督くんったら」


女将(提督くんをいじるの楽しい♪)


提督(疲れる)



旅館


女将「着きました」


提督「ですね、そんじゃチェックインしますかねっと」


女将「必要ないですよ?」


提督「.....はい?」


女将「提督くんは今日私の部屋に泊まるんですよ?」


提督「.....マジすか」


女将「マジです」


提督(..............................よし)


提督「あ、僕鎮守府に忘れ物してもうたんで取りに帰って来ますねー」棒読み


女将「まあまあそう言わずに」ガシッ


提督「わー女将さん意外と力強いですねー(汗)」


女将「このまま部屋に行きましょうね?」


提督「ハハハ、HANASHITE!!!」


女将「ダメです♪」ズルズルズルズル


提督「扶桑〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!助けてHelp me ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」



女将自室


女将「どうですか提督くん、私の部屋は」


提督「結構落ち着きますね、和風の部屋とか好きですから」


提督(無理矢理連れて来られなければもっと落ち着いたんやけど.....)


女将「じゃあ今日は一緒にねm」


提督「さてとちょっと露天風呂にでも入りに行きますかねっと」


女将「じゃあ一緒に入りにm」


提督「やっぱ外に散歩にでも」


女将「私も行きます」


提督「.....」


女将「.....」


提督「お願いですから一人にしてくれませんか!?」


女将「私は提督くんを撫で回したり抱きしめたり好きなようにしたいんです!!!」


提督「僕に自由は無いんですか!!!?」


女将「鳳翔さんから許可は出ています!」


提督「畜生!恨むぞ鳳翔さん!!」


女将「さあさあ提督くん、コッチにいらっしゃ〜〜い♪」ハアハアハアハア


提督「女将さん!? なんか目がめっちゃ怖いんですけど!?」


女将「大丈夫、怖くないですよ〜、提督くん♡♡♡♡♡」


提督「あ、これアカンやつや」


女将「捕まえちゃうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡」


提督「ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」全力疾走!!!



一時間後



女将「ごめんなさい、取り乱しました」シュン


提督「ハア.....ハア.....本当.....よかった.....です.....よ.....正気に.....戻って.....くれ.....て」ゼー...ゼー


提督(二十歳とはいえ流石現役女子高生.....体力パネぇ.....)


女将「汗掻いちゃいましたね、提督くんはお風呂でゆっくりしてきてください」


提督「そうさせてもらいます」


女将「私も準備が出来次第向かいますので」


提督「別の銭湯に行ってきます、では」


女将「冗談です!帰らないで〜!」


提督「冗談とは思えなくてチョット怖いんですよ」


女将「とにかくゆっくりと、帰らずにゆっくりとして行ってください、ね?」上眼使い


提督(上眼使いでそのセリフはズルい///)


提督「わかりましたよ、じゃあ入ってきますね」


女将「行ってらっしゃ〜い」



同時刻 旅館外


瑞鶴「あ、提督さん露天風呂に行くみたい」偵察中


翔鶴「女将さんは着替えを始めたわ、和服だからちょっと手間取りそうね」偵察中


瑞鶴「けど、何で私達こんな事してるんだっけ?」


翔鶴「鳳翔さんに「提督を見守ってほしい」って言われたから、監視しているのよ」


瑞鶴「監視対象は提督さんじゃなくて女将さんにすべきだと思うけど.....」


翔鶴「女将さんが着替え終わったわ、露天風呂に行くのかしら」


瑞鶴(てゆうか、艦載機の妖精さんをこんな風に使って良いのか凄く疑問なんだけど)


翔鶴「女将さんは女湯に入ったわ、提督は男湯に入ったから、しばらくは大丈夫ね」


瑞鶴「それじゃあ妖精さん達にも戻って来てもらわないと」


翔鶴「そうね、男湯の妖精さんだけを残して戻ってもらいましょう」


瑞鶴「え?何で男湯だけ残すの?」


翔鶴「提督が覗きをしないかの見張りよ」


瑞鶴「.....翔鶴姉、もしかして提督さんの裸が見たいだけなんじゃ」


翔鶴「(ギクッ)そ、そんな事無いわよ、ただの見張りよ?」


瑞鶴「フ〜ン」ジトーー


翔鶴「じゃ、じゃあ、瑞鶴は女将さんの監視を続けて? 私は提督を監視するから」


瑞鶴「わかった」


翔鶴(危なかった.....こんなに堂々と覗きができるチャンスなんて無いから、しっかりと拝んでおかないと!)


瑞鶴「うわぁ.....女将さんって意外と胸おっきい.....」


翔鶴「そうね、和服を着てる時でも分かるくらいだったけど、着痩せするタイプみたいね」


瑞鶴(.....提督さんも、おっきい方が良いのかな.....)チラッ


sister=少し大きめ my=ぺったんこ


瑞鶴(.....考えたら悲しくなってきた)ため息


翔鶴「どうしたの?瑞鶴」


瑞鶴「.....なんでも無い」


瑞鶴(提督さんが帰ったら爆撃しよ)




夕方1700


提督「ふう、晩飯も食いましたし、どうしましょうか」


女将「私はこの後にする事はなにもありませんよ?」


提督「見回りとかしないんですか?」


女将「今日は旅館営業はお休みですから」


提督「今日定休日でしたっけ?」


女将「提督くんと二人っきりなるために定休日にしました」


提督「oh.....」


女将「さて提督くん.....いえ、天城くん」


提督「え、何で苗字知ってんです?」


女将「祭りの時に言っていたじゃないですか」


提督「聞こえてたんですね」


女将「フルネームは」


提督「天城 京介です、鎮守府の艦娘には極秘なんですけどね」


女将「京介.....京ちゃんですね!」


提督「はい?」


女将「提督くんだとチョット外で呼ぶのはあれなので、これからは京ちゃんって呼んじゃいます」


提督「面と向かって言われると結構恥ずかしいんですけどそれは.....」


女将「うふふ、京ちゃ〜ん♪」抱き


提督「無視ですか⁉︎」


女将「京ちゃん良い匂〜い♪」ワシャワシャ


提督「頭ワシャワシャしながら匂い嗅ぐの止めてくれますかね!」もがき


女将「い〜や♪」ワシャワシャワシャワシャ


提督「や〜〜〜め〜〜〜て〜〜〜!!」




瑞鶴「.....翔鶴姉、どうしようこの状況」


翔鶴「.....もう少しだけ様子を見ましょう」


瑞鶴「そう?」


翔鶴「羨ましいなぁ」ボソボソ


瑞鶴「何か言った?」


翔鶴「いいえ、何でもないわ」


瑞鶴「そう」




女将「京ちゃん京ちゃん!」むぎゅ〜


提督「何です?」諦めた


女将「実は、秋に文化祭があるんですけど」


提督「今夏ですけd.....むぐっ⁉︎」


女将「メタ発言禁止ですよ?」


提督「わあいあいあああういうあうおあええうああい」 訳 わかりましたから口塞ぐの止めてください


女将「それで、文化祭があるんですけど、来てくれませんか?」


提督「文化祭にですか? 僕は別にいいですけど、何で今なんです?」


女将「秘密です♪」


提督「?」


女将「さて、もう寝ましょうか」


提督「じゃあ布団敷きますか」立ち上がり


女将「ダ〜メ♪」足払い


提督「ぎゃす!」ズドン!


女将「ふふふ、マウントポジション!」乗っかり


提督「何で女将さん足払いうまいんですか⁉︎」


女将「布団を敷くと見せかけて逃げようなんて許しません!」


提督「話聞いて⁉︎」


女将「もうこのまま寝ちゃいま〜す♪」ガバッ


提督「やっぱりこうなる⁉︎」


女将「今夜はよく眠れそうです♪」


提督「僕はいろんな意味で眠れないです」


提督(いろいろあたってて理性が崩壊しそうや.....誰でもいいから助けてhelp!)


女将「京ちゃ〜ん.....zzZ」


提督「寝んの早!」


提督(いや.....逆に寝てもらった方がええか、この隙に抜け出して.....)グッ


提督「.....アレ?」グッグッ


提督「んしょ、んしょ、んぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!!!」グッグッグッ〜〜〜〜!!!


提督「ゼーッ、ゼーッ.....女将さん、腕力どんだけ強いねん.....全然離れん.....」


女将「zzZ」


提督「.....つかホンマに寝とんかなこれ」


女将「.....zzZ」


提督「.....ちょっとイタズラしてみっか」


女将「zzZ」


提督「とはいえ身動きあんまりとれんしなぁ.....あ、そうや」


提督(前に某動画サイトにあった癒しボイス系のアレやってみよ)


提督「ってっと、じゃあ耳元でと」


女将「zzZ」


提督(小声)「女将さん、起きてますか〜?」ボソボソ


女将「(ビクッ!).....zzZ」


提督(今ちょっとビクってなったな、試しにもう一回)


提督(小声)「女将さ〜ん、起きてますか〜?」ボソボソ


女将「(ビクッ!)..........zzZ」


提督(またビクッってなったな.....よし、ラストちょっとセリフ変えてみよ)


提督(小声)「女将さ〜ん、み〜み、舐めちゃいますよ〜」ボソボソ


女将「(ビクビクビクッ!!!!!)...............zzZ」


提督「めっちゃビクッてなったけど.....寝とるか」


提督(我ながらめっちゃ恥ずい事言ってもうたけど、寝てるやろうしまあええか)




翔鶴「瑞鶴落ち着いて!」羽交い締め


瑞鶴「離して翔鶴姉!あの提督さん爆撃出来ない!」


翔鶴「そんなことしたら私たちがいるのがバレちゃうわ!」


瑞鶴「バレたっていいの!絶対に爆撃してやるんだから!」


翔鶴「ダメ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」




提督「外がちょっと騒がしいような気がするけど、まぁ気のせいやろ」


提督「寝よ」


提督「zzZ zzZ zzZ」


女将「.....」起き


女将「.....寝たかな」ツンツン


提督「zzZ」


女将「.....寝たみたい」


女将「ちょっと、惜しかったかな〜、囁かれた時はビックリしたけど」


女将「でも.....緊張しちゃった、いきなりあんな事されたんだから.....でも」


女将「今度は.....私の番ですからね、京ちゃん♪」




二日後、提督は何事もなく鎮守府に帰った


帰る際女将に、「今度は私の番ですからね」と言われたが、提督は意味を知るはずがない


執務室に入った直後、無数の艦載機の爆撃を受けたが、いつもの日常だと思われていた


その艦載機の中に加賀の艦載機がいる事は、本人と翔鶴だけが知る


尚、女将が何かに目覚めた事は、誰も知らない


後書き

書いている途中で思いました、今月中に秋ネタ全部書けんかも.....マジでヤバイ(汗)


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2017-04-13 21:50:36

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2017-04-13 21:50:39

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