二つの世界が交差した時2
修正完了(2024/07/25)
この作品は【二つの世界が交差した時】の続きです ゆっくり見ていってね?
これまで出てきたキャラクター紹介
艦隊これくしょんキャラ
瑞鳳(メインキャラ)
長門
加賀
青葉
赤城
陸奥
祥鳳
吹雪
深雪
東方キャラ
博麗霊夢(メインキャラ)
霧雨魔理沙(メインキャラ)
八雲紫
アリス・マーガトロイド
上白沢慧音
射命丸文
森近霖之助
大妖精(今後出るか不明)
魂魄妖夢(今後出番があるか不明)
西行寺幽々子(今後出番があるか不明)
まだまだ増える予定です!
霊夢 「…」(゚Д゚ )
魔理沙 「…」(゚Д゚ )
瑞鳳 「どうですか?カッコいいでしょう!」
霊夢 「…ねぇ魔理沙 ちょっと私思った事があるんだけど」ヒソヒソ
魔理沙 「私も思ったことあるぜ…」ヒソヒソ
霊夢 「…これ、年齢的にやばくない?」ヒソヒソ
魔理沙 「かなりやばいぜ…この男から犯罪臭がするぜ」ヒソヒソ
瑞鳳 「いや聞こえてますよ!?ヒソヒソ言ってますけど全然聞こえてますからね!?」
霊夢 「…瑞鳳 あなた何歳?」
瑞鳳 「秘密です」キッパリ
魔理沙 「十三歳ぐらいか?」
瑞鳳 「教えません」キッパリ
霊夢 「…それじゃあなたの夫は何歳かしら?」
瑞鳳 「二十八です」
魔理沙 「…完全に犯罪者だぜ」
霊夢 「そうね」
瑞鳳 「なんでそれだけで犯罪者なんですか!?私の夫を犯罪者扱いにするのやめてくれませんか!」
霊夢 「だってねぇ 瑞鳳の見た目からしたら…ねぇ?」
魔理沙 「だぜ」
瑞鳳 「酷いです!」
鍋 「」ジュゥゥ!!… 放置された鍋から泡が吹いて火に水が落ちる
霊夢 「あっかき混ぜるの忘れてた」スッ
瑞鳳 「っと私も豚を切らないと」カチャンッスッ… ペンダントを懐にしまい料理に戻る
魔理沙 「早く食べたいから頼むぜ!」
霊夢 「あんたの分はないから安心なさい」カチャカチャ…
魔理沙 「ひどいぜ!」
瑞鳳 「大丈夫ですよ ちゃんと魔理沙さんの分も作ってるので心配しないでください」トントントントン…
魔理沙 「やっぱり瑞鳳は優しいぜ!本当に嫁にしたいぜ!」
瑞鳳 「だから私は結婚してるので無理です」
魔理沙 「結婚してなければ私と結婚してくれてたのか?」
瑞鳳 「女同士なので無理です」トントントントン…
魔理沙 「あぁあぁぁぁっ!!私が男だったら結婚できてたのにいぃぃぃっ!!」
瑞鳳 「いや結婚してるので魔理沙さんが男だったとしても結婚出来ませんよ?」
魔理沙 「オーマイガー!!!?」(۳˚Д˚)۳
霊夢 「うるさいわね ちゃんとあんたの分も作ってあげるから茶の間に行ってなさい」グツグツ…
魔理沙 「そんなのどうでもいい!瑞鳳と結婚出来ないなんて最悪だぜ!」
霊夢 「じゃああんたの朝食はなくていいのね?」
魔理沙 「よし!茶の間に行ってるから私の朝食頼むぜ それじゃ!」タッタッタッ…
霊夢 「…」
瑞鳳 「…やっと行きましたね行きましたね」
霊夢 「ほんとよ これで静かになったわね?早く作って持っていくわよ あの馬鹿遅いとまた来るから」グツグツ…
瑞鳳 「はい…」トントントントン…
…
?
紫 「…それじゃ次の異変は三日以内に来るのね?」
? 「えぇ 早くて明日…今日は安全なのでご安心ください」
紫 「安心なんかできないわよ 今日が安全でも明日から三日間以内に異変が起きるのだからすぐ対抗できるよう準備しておかないといけないのだから」
? 「さようですか たしかに備えあれば憂いなしと言いますからね」
紫 「次はどこで起きるのかしら?場所を教えてもらえるとやりやすいのだけど」
? 「そうですね…次の場所は絞ると二箇所あるんですよ」
紫 「二箇所で一気に異変が起きるの?」
? 「いえ、そのどっちかで異変が起きます そのどっちかと言われたらちょっと断定できません」
紫 「その場所は?」
? 「おそらくですが…」
? 「【魔法の森か永遠亭ですね】」
…
博麗神社ー茶の間(朝食スキップ)
全員 「「ご馳走様でした」」
魔理沙 「いやー食った食った!さすが瑞鳳だぜ!相変わらず玉子焼きが超美味いぜ!」
瑞鳳 「玉子焼きは私の得意料理ですからね それだけは自信あるんです!」
霊夢 「…ふぅ 締めのお茶はうまいわ」ズズ…
瑞鳳 「それでは食器を片付けるので失礼します」カチャカチャッ
魔理沙 「おっすまないぜ!」
霊夢「お願いするわ」
瑞鳳 「よっと!」スクッ
タッタッタッ…
霊夢 「…」
魔理沙 「しっかし霊夢はいいよな あんなに小さくて可愛い子と一緒に住めるなんて」
霊夢 「…」
魔理沙 「…霊夢?」
霊夢 「…いつまで隠れてるつもりかしら?さっさと出てきなさいよ」
魔理沙 「…っえ?」
紫 「…気づいてたの?結構静かに来たつもりだっんだけど」パカッスゥ… 隙間を経由して霊夢の背後から現れる
霊夢 「あんたの妖気は他の妖怪と比べたら桁違いなのよ それで何の用?また異変?」
紫 「いいえ 今日は起きないらしいわ」
魔理沙 「今日はって…明日からはどうなんだ?」
紫 「…」
霊夢 「…まじ?」
紫 「…明日から三日間の間に異変が起きるみたいなのよ?」
霊夢 「どこで?」
紫 「魔法の森か永遠亭で起きるらしいわ」
魔理沙 「魔法の森!?私の家がある所じゃないか!」
紫 「どっちかはわからないけどこの二つのどちらかに異変が起きるらしいわ 私も聞いただけだからわからないからこれ以上聞かれても答えられないわ」
霊夢 「…またあの胡散臭い占い師に聞いたの?」
魔理沙 「胡散臭い占い師?」
紫 「仕方ないでしょ?あの人しか占いやってる人いないんだから」
霊夢 「…それで?どんな奴かは教えてもらったの?」
紫 「聞いてないわ おそらくあいつもそこまではわからなかったんでしょ?場所といつ起きるかまでしか話してくれなかったから」
霊夢 「使えないわね まったく」
紫 「ひどい!」Σ(゚д゚lll)
瑞鳳 「洗い物終わりました…ってあれ?紫さん来てたんですか?」タッタッタッ…
紫 「はぁい?おはよう瑞鳳」
瑞鳳 「おはようございます 今日は何の御用で来られたのですか?」
紫 「次起きる異変の事を話に来たのよ」
瑞鳳 「…もう来るんですか?昨日起きたばかりなのに早くないですか?」
霊夢 「今日は来ないわ 明日から三日間の間に来るみたいよ」
魔理沙 「しかも次異変が起きる場所は私の家がある場所らしいんだ まったく迷惑だぜぇ…」
瑞鳳 「魔理沙さんの家近くでですか?」
紫 「もしくは永遠亭で起きるらしいわ」
瑞鳳 「…永遠亭?」
紫 「この世界の病院よ そのどちらかで明日から三日間の間に異変が起きるらしいの」
瑞鳳 「…今日は大丈夫なんですか?」
紫 「今日は平気らしいわ だから明日から三日間は警戒してすぐ異変解決に行けるようお願いね?」
瑞鳳 「わかりました」
霊夢 「…とりあえず あのヤブ医者の所に行って知らせといたよさそうね」
魔理沙 「私もアリスに知らせといた方がよさそうだな」
紫 「その方がいいわね」
瑞鳳 「…えっと、私は何をすればいいでしょうか?」
紫 「そうね?瑞鳳は霊夢達に着いて行って何がどこにあるのかを調べるといいかもしれないわ」
瑞鳳 「…そうですね 何がどこにあるかを知っておけば一人で行く時にもすぐ行けるので覚えておいた方がよさそうですね」
霊夢 「それじゃ瑞鳳は私と魔理沙どっちに着いていくの?」
瑞鳳 「っえ 二人で一緒の所に行くんじゃないんですか?」
霊夢 「そんな面倒臭い事してられないわよ」
瑞鳳 「(たった二箇所行くだけで面倒臭いって…)」
紫 「そんなに距離ないんだから魔理沙と一緒に回ればいいじゃない?」
霊夢 「めんどい だから魔理沙はアリスの所お願いするわ」
魔理沙 「了解だぜ!」
紫 「(二人で行動するくらいめんどくさがらなくても…)」
瑞鳳 「…えっと 結局私はどちらに着いていけばいいんでしょうか?」
霊夢 「どっちでも」
魔理沙 「私と一緒がいいよな!?ズイッ」
瑞鳳 「…っえ」
魔理沙 「私と一緒がいいよな!そうだよな!?」
(✪▽✪)キラキラ
瑞鳳 「っえ えっと…その」
魔理沙 「そうと決まれば早速行くぜ!着いて来い瑞鳳!」スクッ…タッタッタッ!!…
瑞鳳 「っえ ちょっ待ってください!」スクッ
瑞鳳 「霊夢さん、紫さん ちょっと魔理沙さんと一緒に行ってきます!」
霊夢 「気をつけて行きなさいよ」
瑞鳳 「はい!」タッタッタッ!!…
紫 「…瑞鳳も大変ね 魔理沙に目を付けられて」
霊夢 「そうね それじゃ私もあのヤブ医者のところに行こうかしら」スクッ
紫 「私の隙間使っていく?」スゥ…パカッ
霊夢 「遠慮しとくわ あんたの隙間なんかに入ったら何が起こるかわからないわ」
紫 「あら?私がなにかするような妖怪だと思っているのかしら?」
霊夢 「常に考えてるじゃない」
紫 「酷いわね いつもは考えてないわよ よく考えてるだけよ」
霊夢 「…さっさと行ってくるわ」タッタッタッ…
紫 「行ってらっしゃーい」
霊夢 「あんたはさっさと帰りなさい」
…
魔法の森ー上空
魔理沙 「ここが魔法の森だぜ!」ヒュー…
瑞鳳 「…結構深いですね 今は空飛んでるんで平気ですけど、歩きで入ったら迷いそうです」ヒュー… 魔理沙の箒の後ろに乗って飛んでいる
魔理沙 「迷う前に食われて死んじまうぜ?」
瑞鳳 「っえ!?なぜですか!?」
魔理沙 「あの森の中には妖怪がうじゃうじゃいるんだ だから普通の人は入らないんだ」
瑞鳳 「…その森に魔理沙さんの家があるんですよね 魔理沙さんは大丈夫なんですか?」
魔理沙 「私は強いから大丈夫だ!そこら辺の妖怪なんかに負けないぜ!」
瑞鳳 「…妖怪ってそこら辺にいるんですか?空飛んでる限りだと見当たりませんが」
魔理沙 「そんな事ないぜ?あれを見てみろよ」スッ
瑞鳳 「っえ?」
黒い球体 「そーなのかー そーなのかー そーなのだー!」フワ-… 黒い球体がフワフワと飛んでくる
瑞鳳 「なっなんですかあの黒い球体は!?」
魔理沙 「噂をすれば来るもんだぜ おーいルーミア!」
ルーミア 「っんう?あっ魔理沙だー!」シュゥゥ 暗闇を解いて姿を現す
瑞鳳 「黒い球体から女の子が出てきた!?」
魔理沙 「おっす!ルーミア こんな空の上でなにしてんだ?」
ルーミア 「空を飛んでエサがないか探してたのだー」
魔理沙 「お前…また人間を食べようとしてるのか?人間食べるのはやめろって言っただろ」
瑞鳳 「っえ この子人間食べるんですか!?」
魔理沙 「あぁ こいつは人食い妖怪ルーミア この森の中でうろちょろしてる弱い妖怪だ」
ルーミア 「弱い言うなー!」
瑞鳳 「…私でも勝てますか?」
魔理沙 「余裕だと思うぜ?全然弱いし」
ルーミア 「だから弱い言うなー!」
瑞鳳 「ならよかったです」
ルーミア 「ところでお前は誰なのだー?人間かー?」
瑞鳳 「人間ではないです わかりやすく言うと機械ですね」
ルーミア 「機械ー?」
魔理沙 「瑞鳳 ルーミアにそんな難しい事言うな 絶対わかるわけないから」
ルーミア 「うるさいのだー!」
瑞鳳 「…」
魔理沙 「まぁいいや お前も人間なんか食べてないできのこやきのこを食べてろよ?」
ルーミア 「きのこしか言ってないのだー!」
魔理沙 「それじゃあな」ヒュー…
ルーミア 「何しに来たのだー!?」
…
魔法の森ーアリスの家
魔理沙 「着いたぜ!」スタッ
瑞鳳 「…ここがアリスさんという方の家ですか?」ヨット
魔理沙 「そうだ 魔法の森に住む魔女だ」
瑞鳳 「魔女?」
魔理沙 「会って見た方が早いぜ さっ行くぞ?」ザッザッザッ…
瑞鳳 「はい」ザッザッザッ…
…
アリス 「…」本を読んでる
アリス 「…」ペラッ…
コンコンっ
おーいアリス いるかー?
アリス 「っん その声は魔理沙ね 今出るわ」パタンッ…スクッ 本を閉じて立ち上がる
タッタッタッ…ガチャッ
魔理沙 「おっすアリス!相変わらず家で本読んでたのか?たまには外に出ろよ」
アリス 「たまにはって…今日は用事がないから家で本を読んでただけでちゃんと外に出てるわよ」
魔理沙 「そうか?私はてっきり一年ぐらい外に出てないかと思ってたぜ!」
アリス 「三日前外で散歩してたよね!?…ってあら?魔理沙 そこにいる子は?」
魔理沙 「私の嫁だぜ!」
アリス 「っえ!?」
瑞鳳 「違いますから!魔理沙さんいい加減にしてください!本当に勘違いされてしまいますから!」
魔理沙 「私は万々歳だぜ!」
(・ω・)bグッ!
瑞鳳 「私はよくありません!」
アリス 「…えっと、魔理沙の嫁じゃないならあなたは一体誰?ここら辺じゃ見かけないけど」
瑞鳳 「あっすみません 自己紹介が遅れました」
瑞鳳 「私は別の世界から来ました瑞鳳と言います よろしくお願いしますアリスさん」
アリス 「…別の世界?」
魔理沙 「瑞鳳は外来人なんだぜ!」
アリス 「外来人だったの?どうりで何か違う感じがしたわけだわ」
アリス 「私はアリス・マーガトロイド この森に住む魔女よ」
瑞鳳 「あなたが魔女ですか?私がイメージしてたのと全然違います…」ウーン…
アリス 「もっと鼻が長くてババァかと思ってた?」
瑞鳳 「っえ あっいや…その……」タラー…
アリス 「図星のようね まぁ外来人からしたら魔女なんてそういうイメージよね?魔女の姿形なんてだいたいそういうのだ」ハァ…
瑞鳳 「…申し訳ございません」
アリス 「別に気にしてないわ」
アリス 「それよりあなた達は一体何しにここに来たの?ただ単にお茶しに来ただけ?」
魔理沙 「いや今日はお茶しに来たんじゃない もっと重要な事を知らせに来たんだ」
アリス 「…なによ?魔理沙がそんな事言ってくるなんて珍しいわね 何かあったの?」
魔理沙 「まだここで起きるかわからないんだがこの森で異変が起きるかもしれないんだ」
アリス 「…それはほんと?」
瑞鳳 「まだ決まってはないんですがここ、もしくは永遠亭と言う場所で明日から三日間の間に異変が起きるらしいんです」
アリス 「永遠亭か魔法の森のどちらかで起きるのね わかったわ警戒しておくわ」
魔理沙 「人形使って警備してくれてるとありがたいぜ 流石にこの辺で異変なんか起きたら私も困るぜ」
瑞鳳 「…人形?」
アリス 「そうね 今からでも警備させておくといいかもしれないわね 上海?」スッ
上海人形 「シャンハーイ!」フワー… 飛んでアリスの元に寄ってくる
瑞鳳 「っえ!?人形が動いてる!?一体どうなってるんですか!?」
魔理沙 「アリスは人形を操ることが出来るんだ」
瑞鳳 「人形を操ることが出来るんですか!?」
アリス 「そんなに驚くことじゃないでしょ?この世界じゃ普通よ」
上海人形 「シャンハーイ!」
瑞鳳 「私の世界ではありえない事なので驚きますよ…」
魔理沙 「私的には瑞鳳の弓矢の方が驚きだぜ」
瑞鳳 「そうですか?普通だと思いますが」
アリス 「…弓矢ってその背中に付けてる弓のこと?」
魔理沙 「そうだ 瑞鳳が使う矢は放つと艦載機って言う空を飛ぶ機械になるんだぜ」
アリス 「へぇ…それは面白いわね ちょっと見せてくれないかしら?」
瑞鳳 「構いませんが…そんなに珍しいんですか?私の世界では普通ですよ?」
アリス 「あなたの世界じゃ普通かもしれないけどこの世界の人達からしたら珍しい事なのよ さっき瑞鳳が驚いていた事のようにね」
瑞鳳 「…たしかにそうかもしれませんね?それでは…」スチャッ 弓矢を空に構える
瑞鳳 「彗星 出てきて!」バシュンッ!!
シュボッ!! 弓矢が艦載機に変わる
彗星 「了解!」ブーン…
アリス 「…本当に矢が艦載機とやらに変わったわね 面白い発想ね」 ブーン…
瑞鳳 「私の世界ではこれを使って敵を倒していくんです 小さいですが威力は抜群です!」 ブーン…
アリス 「敵?あなた子供よね 子供なのに戦うの?」
瑞鳳 「皆さんそう言いますが私は人間じゃありませんよ」ヨット…ガシッ
アリス 「っえ 人間じゃない?でも妖気とか全く感じないけど…」
魔理沙 「瑞鳳は人形の機械なんだとよ」
アリス 「っえ これが機械!?まるっきり人間じゃない!?」
瑞鳳 「姿形は人間ですけど中は機械です(正確にはいろいろと違いますが)」
アリス 「…全然見えないわ 完全に人間にしか見えないわ」ジー
魔理沙 「ホントだよな しかも結婚までしてるんだとよ?」
アリス 「結婚!?機械なのに結婚してるの!?」
瑞鳳 「機械と言っても身体の構造は人間と一緒ですよ?」
アリス 「さっき中は機械って言ってたよね!?」
瑞鳳 「…」
瑞鳳 「まぁ、それは置いといて」
アリス 「どっちなのよ!」
瑞鳳 「とにかく明日から三日間警戒なさるようお願いします」
アリス 「…話しを逸らしたわね まぁいいわ」
アリス 「今日から人形を使って警戒しておくわ」
瑞鳳 「お願いします」
魔理沙 「それじゃ霊夢んとこに帰るとするか」
瑞鳳 「はい」
アリス 「気をつけて行きなさいよ」
魔理沙 「わかってるって!それじゃ行くぞ?」ヨット
瑞鳳 「はい!それではアリスさん また会いましょう!」
アリス 「えぇ 次はゆっくりお茶したいわ」
魔理沙 「まったな〜!」ヒュー…
アリス 「…」
アリス 「…行った、わね?」
アリス? 「あれが外の世界から連れてきた助っ人ね?なんとも頼りない人だこと」
アリス? 「でもやる時はやる子って感じはするわね 警戒はしておかないといけないわね」ウフフ
アリス? 「さぁて?明日に備えて人形いっぱい飛ばしておかないとね」スゥ…
パタンっ…
…
博麗神社
魔理沙 「とうちゃーく!」スタッ
瑞鳳 「ふぅ…やっぱり陸地の方が落ち着きます 空を飛んでいるとどうも落ち着きません」ヨット
魔理沙 「まぁ空飛べないと落ち着かないわな それは仕方ないことだ」
瑞鳳 「霊夢さんはもう帰ってるんでしょうか?」
魔理沙 「もう帰ってるんじゃないか?ここから永遠亭までそんなに距離ないし しかもただ知らせるだけなんだからとっくに帰ってきててもおかしくないと思うぜ?」
瑞鳳 「そんなに近いんですか?永遠亭と言う場所は」
魔理沙 「空飛べれば五分もかからないぜ」
瑞鳳 「歩きならどのくらいかかりますか?」
魔理沙 「無理」
瑞鳳 「…っえ?」
魔理沙 「無理」
瑞鳳 「…なぜですか?」
魔理沙 「永遠亭に行くには迷いの竹林って所を通らないといけないんだ」
瑞鳳 「迷いの竹林?」
魔理沙 「その竹林に慣れてない奴は必ず迷っちまうんだぜ だから歩きじゃ絶対に行けないぜ」
瑞鳳 「そんなに複雑なんですか!?」
魔理沙 「景色がまったく一緒なんだ だから迷っちまうんだ」
瑞鳳 「なっなるほど なら私は一人で行かない方が良さそうですね」
魔理沙 「その方が良さそうだな」
魔理沙 「それじゃ早く中に入ろうぜ」
瑞鳳 「はい」
タッタッタッ…
…
お昼ー提督室
提督 「…」カリカリ… 書類整理中
コンコンっ
青葉です 失礼してもいいでしょうか?
提督 「いいぞ入って」カリカリ…
ガチャッ
青葉 「失礼します!」
提督 「どうした?何か用か」カリカリ…
青葉 「そろそろお昼なので呼びに来ました!」
提督 「…もうそんな時間か?わかった 今行く」カタッ
…
食堂近く通路ー歩行中
提督 「今日の昼はなんだろうな 玉子焼きがあると嬉しいんだが?」タッタッタッ…
青葉 「今日のお昼当番は加賀さんなのでおそらく作っているかと思いますよ」タッタッタッ…
提督 「今日は加賀が当番か なら平気だな 長門が作る玉子焼きはちょっと甘過ぎるから後味が悪いから今日の玉子焼きは安心して食えるよ」
青葉 「たしかに長門さんが作る玉子焼きは少し甘いですね おそらく甘めに作ってるのかと思いますがあれでは後味が悪くなってしまいますよね」
提督 「まぁ作ってくれるだけありがたいから文句は言えないがな 瑞鳳が作ってくれる玉子焼きには誰にも勝てないからな」
青葉 「…」タッタッタッ…
提督 「…どうした?急に黙って」
青葉 「…いえ、なんでもありません」
提督 「…そうか?」
青葉 「はい 急に黙ってしまって申し訳ありません」
提督 「別に謝ることじゃないが…」
青葉 「(提督…今は元気そうに見えますがなぜでしょうか?)」
青葉 「(瑞鳳が沈んでから数日経過してますがその間、ずっと執務室で廃人と化していたのに今は平然としてる)」
青葉 「(どん底まで落ち込んでいた方がいきなり普通に戻れますかね 普通どころか上機嫌にも見えますが…)」
提督 「…なぁ青葉 さっきから俺を見てるがどうした?なにか聞きたいことでもあるのか?」
青葉 「っえ?あっいえ、なんでもありません 気にしないでください」
提督 「…そうか?」
青葉 「…」タッタッタッ…
提督 「…」タッタッタッ…
青葉 「…提督 ひとつ聞いていいですか?」
提督 「なんだ?」
青葉 「…何故そんなに元気なんですか?」
提督 「…っは?」
青葉 「瑞鳳が沈んだのに何故そんなに元気なんですか?数日前までどん底まで落ち込んでいたのに今は上機嫌だと見受けます」
青葉 「瑞鳳のことを溺愛していたあなたがバッサリ忘れて新しい恋を探す方だとは思えません いきなり元気になったのが不思議でしょうがないんです」
青葉 「もちろん元気になってもらえたならありがたい限りなんですがどうやって元気を取り戻せたんですか?理由が聞きたいです」
提督 「…なんだ そのことか」
青葉 「…っえ」
提督 「たしかに俺が元気でいるのはおかしいよな 瑞鳳が沈んでまだ数日しか経ってないのに立ち直れるなんて」
提督 「でも一々そんな事で落ち込んでたらキリがないだろ?いつまでも落ち込んでたら作戦に支障が出る」
青葉 「そんなこと!?瑞鳳が沈んだ事がそんな事だと言うんですか!!」
提督 「…言い方が悪かったな すまない訂正しよう」
提督 「【瑞鳳は沈んでない だから元気でやっていけるんだ】」
青葉 「…っえ?」
提督 「頭おかしくなってるんじゃないかと思われるかもしれないけど俺にはわかるんだ あいつは死んでなんかいないとな」
提督 「帰ってくるのに時間がかかるから気長に待つしかないがあいつは必ず帰ってくる …意味わからないかもしれないが精神がおかしくなってると思って様子を見てくれ」
青葉 「……わ、わかりました(精神がおかしいって…それご自分で言うんですか)」
提督 「おっ!玉子焼きのいい香りが漂ってくるなぁ 今日の玉子焼きは旨そうだ!」クンクンッ
青葉 「…そうですね 今日の玉子焼きは加賀さん特製ですから絶対に美味しいですよ!」
提督 「よぉし!今日は玉子焼き二十人前食べるぞ!!」
青葉 「いやそれは食べ過ぎです」
提督 「…それもそうか 流石に二十人前は食い過ぎだな」
青葉 「ちゃんと限度を考えてくださいね 食べ過ぎると豚になっちゃいますからね?」
提督 「人間は豚にならないから安心しろ」
青葉 「わかりませんよ?もしかしたらなるかもしれませんよ?」
提督 「絶対ありえないからな?デブにはなるかもしれないけど豚にはならないから」
青葉 「どっちも一緒です!なので玉子焼きは食べ過ぎないようにしてくださいね」
提督 「わかってるよ ちゃんと考えて食べるから安心してくれ」
青葉 「ならいいですが」
提督 「それじゃどっちが早く食堂に着くか勝負だ!」
青葉 「おっ競争ですか?負けませんよ!」
提督 「行くぞ?よーい…」
提督 「どんっ!」ダッ!!
青葉 「いやっほー!」タッタッタッ!!…
タッタッタッ!!…
…
博麗神社ー茶の間
ガララッ
魔理沙 「霊夢帰ったぜー」
シーン…
魔理沙 「…あれ?」
瑞鳳 「いませんね まだ帰ってきてないのでしょうか?」
魔理沙 「おかしいな ただ知らせるだけならそんなに時間かからないと思うんだけどなぁ?」
瑞鳳 「…何かあったんでしょうか?」
魔理沙 「あいつに限ってそれはないと思うぜ?絶対に」
瑞鳳 「絶対って…流石に絶対はないと思いますが」
魔理沙 「いやいやあいつに手を出そうとする奴なんか早々いないぜ あいつに手出したら本気で殺られるからな」
瑞鳳 「…霊夢さんって冗談の通じない人なんですか?」
魔理沙 「あんまりしない事を進めるぜ 死にたいなら別にいいけど」
瑞鳳 「もう死にたくありません!二度も死ぬのは御免です!」
魔理沙 「私は一度でも死ぬのは御免だぜ」
瑞鳳 「…とりあえず帰ってくるまで待っていますか?」
魔理沙 「そうだな 帰ってくるまでここで待ってるか」
瑞鳳 「それじゃ今お茶を入れて来ますね」タッタッタッ…
魔理沙 「頼むぜ!」
…
お昼ー茶の間
瑞鳳 「…遅いですね 霊夢さん」グテー… ちゃぶ台に顔を乗せてグてってる
魔理沙 「だな こんなに遅くなるなんてあいつ何やってるんだ?」
瑞鳳 「…まさか異変が今日起きてるんじゃ!?」
魔理沙 「いやそれはないだろ 今異変が起きてれば紫が知らせに来ると思うぜ?」
瑞鳳 「…それもそうですね?この前の異変の時も知らせに来てたましたしね」
魔理沙 「それにしても腹減ったぜぇ 今何時だ?」
瑞鳳 「自分で見てくださいよ…」チラッ
時計 「現在お昼」
瑞鳳 「…もうお昼ですか どうりでお腹が空くわけです」
魔理沙 「なにか食べたいぜ 腹減って死にそうだぜ…」ググゥ〜…
瑞鳳 「勝手に材料使ったら怒られそうなので我慢してください」
魔理沙 「お腹空いたお腹空いたー!!」バタバタッ!!!!
瑞鳳 「子供じゃないんですからやめてください 駄々こねても作りませんよ」
魔理沙 「ちぇー」(・ε・` )
瑞鳳 「とにかく霊夢さんが帰ってくるまでご飯は…」ググゥ〜…
魔理沙 「…」
瑞鳳 「…まぁ、ご飯作って置くぐらいでしたら許してもらえるかも知れませんね すぐ食べれる状況なら霊夢さんも喜ぶはずです」
魔理沙 「…ふーん?」(・∀・)ニヤニヤ
瑞鳳 「魔理沙さんの分はないですからね」
魔理沙 「それはひどいぜ!私の分も作ってくれよ!」
Σ(゚д゚lll)
瑞鳳 「それなら手伝ってください 働かざるもの喰うべからずと言いますから」
魔理沙 「それで昼飯が食えるなら手伝うぜ」
瑞鳳 「賢明な判断です それでは作りに行きましょう」スクッ
魔理沙 「了解だぜ!」スクッ
タッタッタッ…
…
昼食終了(昼食スキップ)
瑞鳳&魔理沙 「「ごちそうさま(でした)」」
魔理沙 「ふぅ?食った食った!」ドテンッ
瑞鳳 「すぐ寝っ転がっては体に悪いですよ 」
魔理沙 「へいきへいき!はぁー腹いっぱいだぜー」フゥ-
瑞鳳 「…それにしても霊夢さん遅いですね?お昼になっても帰ってこないなんて」
魔理沙 「たしかに遅すぎるな 永遠亭で何かあったのか?」
瑞鳳 「…一度行ってみますか?」
魔理沙 「そうだな 道案内ついでに行くか」スクッ
瑞鳳 「お願いします」スクッ
…
空の上ー飛行中
魔理沙 「やっぱり飯の後は散歩に限るぜ!気持ちいいぜ」フワー… 後ろに瑞鳳を乗せて空を飛んでる
瑞鳳 「散歩ではありません 霊夢さんの様子を確かめに行くんですよ?」 フワー…
魔理沙 「わかってるよ 瑞鳳は硬いなぁ?」
瑞鳳 「固くありません 本当のことを言ったまでです」
魔理沙 「それにしても霊夢は本当に何やってるんだ?永遠亭に面白いもんなにもないのにな」
瑞鳳 「ただ知らせに行くだけにしても遅すぎますからね 本当に何してるんでしょう?」
魔理沙 「うーん…わからないな」
瑞鳳 「…あれ?」
魔理沙 「っん どうした?」
瑞鳳 「…あれは村ですか?」スッ 瑞鳳が指差す方には多くの家が建ってる
魔理沙 「っえ?…あぁ 人里の事か」
瑞鳳 「人里?」
魔理沙 「幻想郷唯一の村だ あそこで人間達が住んでるんだぜ」
瑞鳳 「でも魔理沙さんは住んでないんですよね?」
魔理沙 「私は実験に使う材料がすぐ取れるから魔法の森に住んでるんだ 人里からだと距離あるからな」
瑞鳳 「なるほど そういう事でしたか てっきり何かあってあの村に住んでないのかと思いました?」
魔理沙 「その何かってなんだ?すげぇ気になるんだが」
瑞鳳 「…聞かないことを勧めます」
魔理沙 「よし 今すぐここから降ろしてやるぜ」
瑞鳳 「ちょっ!?それは洒落になりません!変な事言って申し訳ありません!なので落とさないでください!」
魔理沙 「まったくだぜ ほら、あそこが迷いの竹林だぜ」スッ 指を差す
瑞鳳 「…あそこが竹林ですか?そんなに深くなさそうですが」ウーン
魔理沙 「上から見た感じはな 実際中に入ると迷うぜ」
瑞鳳 「うーん…そうは見えませんが?」
ばさっ!! 魔理沙達の目の前に黒い影が現れる
瑞鳳 「っ!?」ビクッ!!
文 「どうも!清く正しい射命丸文です なにか面白そうな匂いがしますね!」
魔理沙 「なんだお前か 別に面白いことなんてないぜ?」
文 「なに言ってるんですか その後ろにいる娘は誰なんですか?見たことありませんが」
魔理沙 「私の嫁だぜ!」
文 「っえ!?」∑(Ò ロÓ)
瑞鳳 「違います 魔理沙さんいい加減嘘つくのやめてください」
魔理沙 「別にいいじゃないか私の嫁でも」(・ε・` )
瑞鳳 「よくありませんから」
文 「…えっと それじゃ後ろにいる方はどういった方で?」
瑞鳳 「私は瑞鳳と言います 外の世界から来た艦娘です」
文 「なんと外来人でしたか!これは特ダネです こんなにも可愛らしい方が幻想郷入りするなんて…新聞に載せたら大ヒット間違いなしです!」
瑞鳳 「新聞?」
文 「あっ申し遅れました 私は射命丸文と言います 幻想郷の新聞屋、文々。新聞を書いてる新聞記者です!」
瑞鳳 「…新聞記者ですか」ハァ…
魔理沙 「…どうした?でかいため息ついて」
瑞鳳 「いえ、私の世界にも文さんみたいな方がいるんですよ ほとんどそっくりですけど」
文 「あなたの世界にも私と同じような方がいるんですか?」
瑞鳳 「まるっきりそっくりです あまり良い思い出がありませんが…」ハァッ…
魔理沙 「デマばかり流せれてるのか?こいつと一緒で」
文 「ちょっ!?」
瑞鳳 「この方もデマを流すんですか?」
魔理沙 「ほとんどデマだぜ」
文 「そんなことありませんよ!ちゃんとした事もありますよ!」
魔理沙 「あったとしても数個だろ?」
文 「…」
瑞鳳 「図星ですか…」
文 「…まぁ 少し話を盛るぐらいでしたら?」
魔理沙 「盛る時点でアウトだろ」
文 「まぁそんな事は置いといて」
魔理沙 「置くなよ」
文 「瑞鳳と言いましたね?あなたの世界に居る新聞記者の事も気になりますがどういう世界かを教えてもらえないでしょうか?」
瑞鳳 「構いませんけど今日ではなく日を改めてもらってもよろしいでしょうか?今霊夢さんが永遠亭に行ったきり帰ってこないのでそれを確かめに行くところなんです」
文 「霊夢さんですか?霊夢さんなら先程人里に居ましたよ」
魔理沙 「っえ 人里にか?」
文 「はい 慧音さんと一緒になにか話してましたね 話の内容までは聞いてませんでしたが」
瑞鳳 「慧音さん?」
魔理沙 「人里の先生だ 子供の成長を見ていくのが楽しいっていつも言ってるよくわかんねぇやつ奴だ」
文 「今から行けばまだ間に合うと思いますよ」
魔理沙 「そうか?なら行ってみるか」
瑞鳳 「そうですね 人里というところがどういう所なのかも気になるので行ってみましょう」
魔理沙 「珍しく役に立ったよ ありがとな」ヒュー…
文 「珍しくってなんですか!?酷いですよ!」
瑞鳳 「教えていただきありがとうございます 文さん」
文 「次お会いした時は私と似てる方の事もっと教えてくださいね!」
瑞鳳 「約束します!」ヒュー…
文 「…」
文 「あ〜あぁ?せっかく貴重な情報が手に入ると思ったのに…残念です」
文 「まぁ次お会いした時に聞けるからそれでいいですね!それでは私も行きま…っん?」
上海人形 「…」フワー… 魔法の森の上空を飛び回ってる
文 「あれはアリスさんの上海人形…なぜあんなところに?」
文 「…なにか事件の匂いがしますね 行ってみましょ…」シュンッ!!
アリス? 「まず一人 捕獲完了」文の背後を一瞬にして取る
文 「っ!?(いつのま)」
ドスゥッ!!!!
文 「かはぁっ!!?」
上海人形 「…」スチャッ… 腹に槍を横に入れる
文 「あ…アリスっさん?」ガタガタ…
文 「」ガクッ…
アリス? 「…誰にも邪魔させないわ」
…
人里
ガヤガヤ!!…
魔理沙 「よっと!」スタッ
瑞鳳 「…ここが人里ですか 結構賑やかですね?」ヨット
魔理沙 「まぁな いろんな店があるから初めて見る奴は結構楽しめるかもしれないな」
魔理沙 「(本当は来たくなかったが瑞鳳がいるから仕方ないな 親父に会わないことを祈ろう)」
瑞鳳 「…っん?魔理沙さん あのお店はなんですか?」ユビサシ
魔理沙 「っん?」
鈴奈庵 「鈴奈庵」と書かれた看板が掲げられてるお店に目を付ける
魔理沙 「あぁ 貸本屋の鈴奈庵か」
瑞鳳 「貸本屋?」
魔理沙 「外の世界から来た本ばかりが置いてある本屋だ」
瑞鳳 「本屋さんですか 貸本屋ってことは売ってはないんですね」
魔理沙 「いや売りもやってるよ 借りるか買うかはお客次第だ」
魔理沙 「高い本は本当に高いけどな 特に妖魔本は…」ハァ…
瑞鳳 「…妖魔本?」
魔理沙 「まぁそれはいいとして ちょっと寄ってみるか?」
瑞鳳 「っえ?でも霊夢さんを探さないと…」
魔理沙 「大丈夫だって!夜になれば家に帰ってるから」
瑞鳳 「それは当たり前かと」
魔理沙 「それに異変が起きるのは明日からなんだから今すぐ霊夢に会わなくても後でもいいじゃないか?」
瑞鳳 「それは…まぁ そうなんでしょうか…?」
魔理沙 「それじゃ入ろうぜ」ザッザッザッ…
瑞鳳 「あ、待ってください!」ザッザッザッ…
…
鈴奈庵
ガララッ
魔理沙 「邪魔するぜ」タッタッタッ…
小鈴 「いらっしゃい…って魔理沙さんじゃないですか 今日はどういう用事で?」パタパタ… はたきで本に被った埃を落としてる
魔理沙 「ちょっと連れがこの店気になってな 散歩がてら寄ったぜ
」
小鈴 「お連れさん?」
瑞鳳 「初めまして 外の世界から来ました瑞鳳と言います」
小鈴 「あら?ずいぶんと可愛らしい子ですね 魔理沙さん妹居ましたっけ?」
魔理沙 「違うぜ こいつは私の嫁だぜ!」
小鈴 「」パッ…カタンッ 持っていたはたきを落として動揺する
瑞鳳 「だから違うって言ってるじゃないですか いい加減にしてください」
魔理沙 「えぇ〜…?」(´゚Д゚`)
瑞鳳 「えぇ〜じゃありません」
小鈴 「…違うんっですか?」
瑞鳳 「違います 私はもう結婚してるので魔理沙さんとはそういう関係ではありません」
小鈴 「驚いた〜…本当に魔理沙さんと結婚してるのかと思いました」
魔理沙 「私はそれでもいいんだけどな?」
瑞鳳 「っ…」スチャッ 弓を構え矢を取り出そうと…
魔理沙 「じょっ冗談だよ だからそれを構えるのやめてくれ」
瑞鳳 「まったく…」スゥ…
小鈴 「…えっと、それで瑞鳳は何の本をお探しで?」ヨイショット 落としたはたきを拾い上げる
瑞鳳 「特に決めていませんでしたが外の世界の本もあると魔理沙さんから聞いたのでどういう本なのかを見たくて来店しました」
小鈴 「外来本ならそっちの棚に置いてあるからゆっくり見ていってください」
瑞鳳 「はい!ありがとうございます」タッタッタッ…
魔理沙 「それじゃ私もどういう本があるか見ていくか?」タッタッタッ…
小鈴 「ところで魔理沙さん 妖魔本はお買いにならないんですか?」
魔理沙 「値段が高すぎて私には買えないぜ…」
小鈴 「値引きはしませんからね?」
魔理沙 「大体予測ついてた」スッ 本を手に取る
瑞鳳 「うーん…よくわからないものばかりですね?どれも私の世界にあるような本ではないです」ジー… 本を一冊ずつ見てる
小鈴 「そうなの?てことは瑞鳳の世界とはまた別の世界ってことですね」
瑞鳳 「…あれ?これって」スッ 一冊の本を手に取る
本 「」軍用艦図鑑と書かれた本を手に取る
魔理沙 「なんだその軍用艦図鑑って?」
瑞鳳 「おそらくこれは昔の私が書いてある本です 私の世界のものであればですが」パラパラ…
魔理沙 「っえ 昔の瑞鳳って今のお前とは違うのか!?」
瑞鳳 「名前は一緒ですが姿形が全然違います…っとありました これが本来の私です」スッ
魔理沙 「…っえ?」
祥鳳型軽空母二番艦 瑞鳳「」魔理沙が見せられたページには白黒写真で書かれた謎の物体が書かれている
魔理沙 「…なんだこれ 白黒でわかりにくいんだが」
瑞鳳 「元私です 白黒写真なのでわかりにくいですがこれが本当の私です」
魔理沙 「…なに写ってるかまったくわかんねぇ」
瑞鳳 「まぁ白黒ですからね しかもかなり古く材質も良くはないので見にくいのも仕方ありません」パタンッ…スッ
瑞鳳 「それにしてもまさか軍用艦図鑑が置いてあるとは思いませんでした かなり古いタイプの本は私も初めて見ました」
魔理沙 「そんなに珍しいのか?」
瑞鳳 「そうですね 今の時代はカラーなので白黒で書かれてる物は珍しいですね」
瑞鳳 「しかも材質も昔のものでこの状態なら価値はそれなりにあるはずです マニアやオタクの方たちには高く売れるかと」
魔理沙 「…へぇ?そ んなに珍しい物なのか?」ニヤニヤ
小鈴 「魔理沙さん 盗むのだけはやめてくださいね」
瑞鳳 「…盗む?」
魔理沙 「大丈夫だぜ 借りていくだけだから!」
小鈴 「勝手に持っていくのは借りていくとは言いません」
魔理沙 「細かいことは気にすんな!」
小鈴 「気にしますよ!」
瑞鳳 「…魔理沙さんって盗っ人だったんですか?」
魔理沙 「そんなわけないぜ 私は盗みなんてしてないぜ?」
小鈴 「しょっちゅう盗みしてますよ 特に紅魔館という所の大図書館でもう何十冊も盗ってます」
魔理沙 「だから借りてるだけだぜ それと何十冊じゃなくて何百冊の間違いだ!」
瑞鳳 「大悪党じゃないですか そんなに本を盗んでるなんて…」
小鈴 「瑞鳳さんも魔理沙さんには気をつけた方がいいですよ 何かめぼしい物を持ってたら盗まれますから」
魔理沙 「あいにくだが瑞鳳からはなんにも取らないって決めてるから安心してくれ」
小鈴 「そうなんですか?またなんで…」
魔理沙 「私の嫁だからだぜ!」ドンッ!!
瑞鳳 「だから私は結婚して…はぁ、もう言うだけ無駄ですね」ハァ…
魔理沙 「そういう事だぜ!」(・∀・)ニヤニヤ
小鈴 「…大変ですね 瑞鳳さん」
瑞鳳 「ほんとですよ…」
魔理沙 「にしても相変わらずここには魔法の事が書かれた本は置いてないな 裏に置いてあったりするのか?」
小鈴 「いいえ 魔法の事が書かれた本は家には置いてありません」
魔理沙 「なんだ裏にも置いてないのか 残念だなぁ」
小鈴 「もしそういう本を手に入れたら取っておきましょうか?」
魔理沙 「おっいいのか?」
小鈴 「構いませんよ 値段はいくらつくかわかりませんが」
魔理沙 「おぉ怖いぜ」
ガララッ
霊夢 「邪魔するわよ」
小鈴 「いらっしゃい…って霊夢さんも来たんですか?どうしたんですか?」
霊夢 「ここに魔理沙と瑞鳳来てないかしら?」
小鈴 「来てますよ 今外来本が置いてある本棚の所にいます」
霊夢 「わかったわ」タッタッタッ…
魔理沙 「おっ!瑞鳳 これ見てみろよ?」スッ 一冊の本を手に取る
瑞鳳 「なにか見つけたんですか?」
魔理沙 「ほらっ!」パサッ 本を開いて瑞鳳に見せる
瑞鳳 「…っ!!?」///カァァ!! 見せられた本はエロ本で顔を赤らめる
魔理沙 「すげぇな?男女ってこういう事するのか 初めて知ったぜ」パラパラ…
瑞鳳 「ちょっ!?何読んでるんですか!早くしまってください!」///
魔理沙 「いいじゃねぇかこのくらい 別に減るもんじゃないだろ?」
瑞鳳 「魔理沙さん歳いくつですか!?」///
魔理沙 「【自己規制】だぜ」
瑞鳳 「未成年じゃないですか!未成年がこのような本を読んではいけません!」///パシッ!! 魔理沙から本を取り上げる
魔理沙 「それ言ったら瑞鳳だって未成年じゃないのか?」(・∀・)ニヤニヤ
瑞鳳 「生憎ですけど見た目はそう見えますが私はもう成人です」スッ
魔理沙 「っえ 嘘だろ?お前私より年上!?」
瑞鳳 「そうですよ 見た感じだと勘違いされますがこれでも二十歳超えてます」
魔理沙 「嘘つくな!お前が二十歳超えてるわけないぜ!」
瑞鳳 「嘘なんて付いてませんよ 本当です」
魔理沙 「嘘だー!瑞鳳が私より年上なんて…これじゃ私が婿にもらうことになっちまうぜ!!」
うわぁぁぁ。・゚・(ノД`)・゚・。
瑞鳳 「……もうツッコミませんよ」ハァ…
霊夢 「…なにやってんのよあんた達?」
瑞鳳 「あっ霊夢さん ちょうど良かった 今霊夢さんがいつまで経っても家に帰ってこなかったので様子を見に来てたんです」
霊夢 「様子を見に来てなんでここにいるのよ?」
瑞鳳 「いやー魔理沙さんからここのお店には外の世界の本が置いてあると聞いたのでどういう本があるか気になって寄り道を…」アハハ…
霊夢 「…なるほど?」
魔理沙 「霊夢ー!!瑞鳳がっ瑞鳳が私達より年上だってー!!」
。・゚・(ノД`)・゚・。
霊夢 「うるさい」バシッ お祓い棒で魔理沙の頭を叩く
魔理沙 「あだっ!」
霊夢 「そんな事より あんた達アリスには伝えてきたの?」
瑞鳳 「はい ちゃんと伝えたので大丈夫です!」
魔理沙 「バッチリだぜ!」
霊夢 「ならいいわ それとあんた達魔法の森でルーミア見なかったかしら?」
魔理沙 「さっきすれ違ったけどなんでだ?」
霊夢 「慧音が探してたのよ」
瑞鳳 「慧音さんってさっき文さんと話してた人里の先生でしたっけ?」
魔理沙 「そうだ でもなんで慧音がルーミアを探してたんだ?」
霊夢 「今日授業があるのに来てないからどうしたのかと思ったらしいわ」
魔理沙 「…あいつ忘れてんじゃないか?頭すっからかんだし」
霊夢 「可能性大ね…」ハァ…
瑞鳳 「…えっと、とりあえずルーミアさんの所に行って今日授業がある事を知らせに行きますか?」
魔理沙 「いや別にいいだろ 慧音にルーミアを見かけた場所言うだけで」
霊夢 「そうね 今から呼び戻してあと二時間ぐらいしかないから戻すだけ無駄ね」
瑞鳳 「今慧音さんはどこにいるんですか?」
霊夢 「寺子屋にいるわ 早く知らせてさっさと帰るわよ」タッタッタッ…
瑞鳳 「わかりました」タッタッタッ…
魔理沙 「それじゃ小鈴 また暇な時に来るぜ」タッタッタッ…
小鈴 「はい!またのご来店お待ちしています」
…
寺子屋ー教室
慧音 「これがこういう式になる ここまでの式はわかったかな?」
生徒全員 「「はーい!」」
慧音 「よろしい!…っと そろそろ時間だな」
慧音 「それじゃ五時限目の授業終わりにする 六時限目の授業準備してから休み時間に入れよ?号令」
大妖精 「起立!」
全員 「「」」カタッ
大妖精 「礼!」
生徒全員 「「ありがとうございした!」」
慧音 「うむ!それでは休憩に入ってくれ」
ガヤガヤ…
慧音 「…ふぅ これでここの範囲は終わったな?次の範囲はここだな」
慧音 「次の授業の時に教えなくてはな」
コンコンっ 窓ガラスから軽く叩かれる音が響く
慧音 「っん?」
霊夢 「慧音 ちょっといいかしら?」コンコンッ
慧音 「霊夢か 今行く」タッタッタッ…ガラッ
魔理沙 「おっす!慧音 相変わらず真面目だな?」
慧音 「魔理沙も一緒か それと…」
瑞鳳 「はじめまして慧音さん 私は瑞鳳と申します 慧音さんの話しは魔理沙さんから聞いてます」
慧音 「瑞鳳?どこかで聞いたような名だな…」ウーン…
霊夢 「瑞鳳を知ってるの?」
慧音 「いや、何かで瑞鳳と書かれた本を見てな それと同じ名だなと思ってな…」ウーン…
瑞鳳 「…その本とは軍用艦図鑑の事じゃないですか?」
慧音 「そうだそれだ!それに祥鳳型軽空母艦瑞鳳と書かれてる名と一緒だったな」
魔理沙 「祥鳳型?さっき瑞鳳が見てた図鑑の事だよな お前の苗字祥鳳って言うのか?」
瑞鳳 「違いますよ 祥鳳姉は私の姉さんです」
霊夢 「あんたお姉さんいたの?」
瑞鳳 「はい 私の世界にいます」
慧音 「それにしても瑞鳳と言うのは海に浮かぶとてつもなく大きい船ではなかったか?それが何故人間の姿に」
瑞鳳 「いろいろ事情があっての事で人間化させた方が効率が良いのではという事で作られたんです」
慧音 「そんな簡単に作れるものなのか?」
瑞鳳 「大量生産出来ますよ」
魔理沙 「えぇっ!?それじゃ今ここにいる瑞鳳以外にも瑞鳳が作れるってことか!?」
瑞鳳 「作ろうと思えば作れますけどそんなに同じ方を大量生産しても同じ艦種だけになってしまいますからいらないかと」
魔理沙 「なに言ってんだ!瑞鳳を大量生産すればハーレムじゃないか!!」
(っ'ヮ'c)ウゥッヒョオアアァ
瑞鳳 「…」
慧音 「…」
霊夢 「この馬鹿はほっといてルーミアの事なんだけど」
慧音 「ルーミアがどこにいるかわかったのか?」
魔理沙 「ルーミアならさっき魔法の森で見かけたぜ」
慧音 「魔法の森か…完全に今日授業がある事を忘れてるな?」
霊夢 「おそらく忘れてるわね」
慧音 「…今からでも連れてくるか?」
魔理沙 「別にいいんじゃないか?今から連れて来ても遅いだろ」
慧音 「いや少しでも勉強させた方が良いから今からでも連れてくる!」
霊夢 「…まぁそれはあんたに任せるわ」
慧音 「報告ご苦労だったな それでは早速呼んでくるとしようかな」
慧音 「大妖精 次の授業は予習にするからまとめ役頼むぞ」
大妖精 「はい わかりました」
霊夢 「それじゃ私達は帰りましょうか 早くご飯食べたいわ…」ググゥ~…
瑞鳳 「まだ食べてなかったんですか?」
霊夢 「永遠亭から近い人里もと思って慧音に話してたら長くなってね…」ハァ…
魔理沙 「ちなみに私達はもう食べたぜ?」
(・∀・)ニヤニヤ
霊夢 「…」(#^ω^)ピキピキ
瑞鳳 「すみません 先に食べてしまって…」
霊夢 「あんたはいいのよ 問題は魔理沙も一緒になって食べたと言うのが気に食わないのよ」
魔理沙 「客人には持て成すものだぜ!」
霊夢 「ご飯まで持て成すことないわよ」ハァ…
瑞鳳 「あはは…」
慧音 「さてと 私もそろそろ行くとしようかな」
霊夢 「私達もそろそろ帰るわ それじゃまた何かあったら知らせに来るわ」
慧音 「うむ!異変報告助かった それではな」
霊夢 「行くわよ 瑞鳳」フワー…
瑞鳳 「はい 魔理沙さんお願いします」
魔理沙 「了解だぜ!」シュンッ 箒を出して跨る
瑞鳳 「よいしょっと」ストンッ
魔理沙 「それじゃあな慧音 暇な時また来るぜ!」フワー…
瑞鳳 「さよならー!」
ヒュー…
慧音 「…さて 私も早く行かなくてはな」
…
空の上ー飛行中
霊夢 「…はぁ お腹空いたわ…早くご飯食べたい」ググゥ〜…
瑞鳳 「霊夢さんのご飯は既に出来ているので温め直せばすぐ食べれますよ」
霊夢 「あんた用意がいいわね 早く帰って食べたいわ」
魔理沙 「さすが私の嫁だぜ!」ヒュー…
瑞鳳 「もうツッコミませんよ」
魔理沙 「ありゃ?そいつは残念だぜ」
霊夢 「…そういえば魔理沙 あんた魔法の森に行ってアリスに話してきたのよね 霖之助には話してきたの?」
魔理沙 「っあ すっかり忘れてたぜ!」
瑞鳳 「霖之助?」
魔理沙 「魔法の森で香霖堂って言う店を露店してる変わり者だ そいつも魔法の森の住民なんだ」
霊夢 「売ってる物は外の世界のものばかりだからお客が来てもほとんど買われてないけどね」
魔理沙 「博麗神社にも参拝客来ないけどな?」
(・∀・)ニヤニヤ
霊夢 「うっさい」
瑞鳳 「ではその方の所にも行って知らせた方がいいですね」
魔理沙 「そうだな 早く行ってお茶でももらうかな?」
(・∀・)ニヤニヤ
瑞鳳 「…お茶?」
霊夢 「私は先に帰ってご飯食べるわ あんたらで行ってきてちょうだい」
魔理沙 「了解だぜ!それじゃ行ってくるぜ!」ヒュー…
瑞鳳 「魔理沙さん お茶をもらうってどういう事ですか?香霖堂と言うところはお茶屋なんですか?」
魔理沙 「違うぜ ただ飲みだぜ!」
瑞鳳 「…」聞かなければよかったと思っている
ヒュー…
霊夢 「…瑞鳳も大変ね あのバカに絡まれて」ハァ…
…バサッ!!
文? 「博麗霊夢捕獲開始」シュンッ!! 霊夢の背後を取り拳を振るう
霊夢 「っ!?」ヒュンッ すぐさま横に移動して紙一重で避ける
文? 「…っち おとなしく当たって気絶していればいいものを」
霊夢 「…何のつもりかしら?あんたがいきなり拳を振ってくるなんて考えられたもんじゃないわ」
ルーミア? 「そうなのかー」バババババッ!!!!!! 霊夢の背後に着いて弾幕を放つ
霊夢 「よっと」ヒュヒュヒュヒュヒュンッ!!!!!! ルーミアの存在に気づいていて真上に飛んで避ける
ルーミア? 「…」
霊夢 「…あんた 慧音が探してたわよ?今日授業があるのに行かないなんて忘れてたのかしら?」
アリス? 「博麗霊夢 捕獲開始」スゥ… 音もなく霊夢の背後を盗る
霊夢 「ーっな アリス!?あなたまで」
ドスゥッ!!
霊夢 「かはっ!!?」
上海人形 「…」ミシミシ… 槍を横向きにして腹に強打させる
霊夢 「ーっこの!!」スッ 霊符を取り出してアリスの方を向こうと…
ガァンッ!!
霊夢 「っ!!!!」背後から鈍器のようなもので強打される
蓬莱人形 「…」ガァンッ!! さらに槍を横にして霊夢の頭に強打させる
霊夢 「ーっ…」クラァ…
霊夢 「(しくった…アリスまで来るとは思わな……)」
ガクッ…
霊夢 「」気を失いアリスに捕獲される
アリス? 「博麗霊夢捕獲完了 残り一人…」
…
香霖堂ー店の前
ヒュー…スタッ
魔理沙 「到着だぜ!」
瑞鳳 「…ここが香霖堂ですか お店の周りが凄いことになってますね」ヨット 香霖堂の周りにはたぬきの置物や花瓶等が散乱してるのを目撃する
魔理沙 「集めてきたのはいいけど中に置けないから外に置いてるんだとよ?」
瑞鳳 「っえ…」
魔理沙 「今居るかな?準備中の立て札立ててないけど貼ってなくてもいない時があるんだよな」
瑞鳳 「本当にここお店なんですか?ここまで商品をずさんにしてるなんて」
魔理沙 「客来ないけど一応店だぜ それじゃ入るぞ」ザッザッザッ…
瑞鳳 「(…それはお店と言えるんでしょうか?)」ザッザッザッ…
…
香霖堂
ガチャッカランカラン…
魔理沙 「邪魔するぜー」
瑞鳳 「お邪魔します」
シーン…
魔理沙 「…あれ いないのか?」
瑞鳳 「不用心ですね 鍵をかけずに開けっ放しで出かけるなんて…泥棒でも入ったらどうするんでしょうか?」
魔理沙 「いや泥棒も入らないと思うぜ こんなガラクタ盗んでもどう使うかわからないからゴミにしかならないし」
瑞鳳 「…使い方がわからない?」
魔理沙 「ここに置いてある物はこの世界じゃ使わないものばかりなんだ ここの店主に聞いたとしても自分でも使い方がわからないから売ってるとしか言わないしな」
瑞鳳 「…それ、売る気あるんですか?自分でも使い方わからないなんて」
魔理沙 「瑞鳳はわかるのか?ここに置いてあるもの全部」
瑞鳳 「全部ではありませんが見た限りだとある程度わかります」
魔理沙 「それじゃ…」タッタッタッ…カタッ そこら辺に置いてあるガラクタから一つ手に取る
魔理沙 「これはどうやって使うんだ?」
瑞鳳 「ラジオですね それは電池が必要ですね 裏に蓋を開ける所がある筈です」
魔理沙 「裏?…あぁこれか」カチャカチャ…カパッ
瑞鳳 「その中に電池を入れれば使えるんですが…電池ってありますか?」
魔理沙 「電池…?たしか外の世界にある小さくて細長い丸上のやつだっけか?」
瑞鳳 「そうです それの単一電池と言うものが必要なんですが…こっちの世界にありますか?」
魔理沙 「うーん…ここら辺をあされば出てくるかもしれないけど面倒いぜ」
瑞鳳 「…たしかにこの荷物から探すとなると大変ですね 下手したら明日になってしまいます」
魔理沙 「最悪見つからないぜ」
瑞鳳 「oh…」
魔理沙 「それにしても香霖はどこ行ったんだ?店をほったらかしてどっかに行くなんて」
瑞鳳 「どうしますか?もう少し待ってみますか?」
魔理沙 「いや、書き置きだけしとけばいいだろ?どうせ遅くなると思うし待ってると夜になっちまうぜ」
瑞鳳 「そんな時間までなにをしてるんですか?」
魔理沙 「ガラクタ集め」
瑞鳳 「…っえ」
魔理沙 「ゴミ集めだ 外の世界から流れ込んできた物を広い集めてここの商品にするんだ」
瑞鳳 「ここはゴミを集めて売ってるんですか!?」
魔理沙 「あぁ そういうことだ」
瑞鳳 「…それ店として大丈夫なんですか?」
魔理沙 「誰も来ないから平気だろ?来たとしてもほぼ買わないし」カリカリ…コトッ 書置きを書いてカウンターに置く
瑞鳳 「そういう問題でしょうか…?」
魔理沙 「そういう問題だぜ それじゃ帰るとするか」タッタッタッ…
瑞鳳 「はい…」タッタッタッ…
瑞鳳 「(本当に大丈夫でしょうか?このお店は…)」
…
博麗神社ー中庭
ヒュー…
魔理沙 「着いたぜ」スタッ
瑞鳳 「ありがとうございます」ヨット
魔理沙 「霊夢ー 喉が渇いたからお茶くれー」
瑞鳳 「魔理沙さん…それはどうかとおもいますが」
シーン…
魔理沙 「…あれ いないのか?」
瑞鳳 「えっ?おかしいですね 先に帰ってるはずですが…」
魔理沙 「霊夢いないのか?」
シーン…
瑞鳳 「…応答がないですね」
魔理沙 「あいつどこ行ったんだ?さっき腹減ったから先に帰るって言ってたよな?」
瑞鳳 「言ってたはずですが…」
魔理沙 「…まぁいいか 中に入って待ってようぜ?」
瑞鳳 「そうですね 茶の間で帰ってくるのを待ちましょう」
タッタッタッ…
…
夜ー博麗神社 茶の間
瑞鳳 「…遅すぎます いくらなんでも遅すぎです」
魔理沙 「確かに遅いな 昼飯も残ったままだし、今の時間帯ならとっくに帰ってきてるはずだぜ」
瑞鳳 「何かあったんでしょうか 探しに行ってみませんか?」
魔理沙 「うーん…でも今の時間帯から探しても暗いから見つかるかわからないぜ?」
瑞鳳 「そうかもしれませんが探さないよりかは行った方が…」
魔理沙 「たしかに瑞鳳の言い分もわかるぜ 霊夢は強いって言ってもさすがにこんな時間まで帰ってこないと心配になる」
魔理沙 「でも今日は暗いから明日の朝頃に帰って来てなかったら探しに行こう それでいいか?」
瑞鳳 「…わかりました」
魔理沙 「今日は泊まっていくぜ 瑞鳳一人だとなんか心配だ」
瑞鳳 「私は魔理沙さんに襲われないか心配です」
魔理沙 「さすがにそんな事しないぜ!?」
魔理沙 「…多分」
瑞鳳 「帰ってもらえませんか?」
魔理沙 「じょっ冗談だよ 本気にするなって?」
瑞鳳 「…まぁ私一人だと何かあった時に困るので今日は泊まってください」
魔理沙 「(やったぜ!瑞鳳の隣に寝れるぜ!瑞鳳の寝顔とかあんなところやこんなところ見放題!!)」
瑞鳳 「もちろん私とは別の部屋でお願いします」
魔理沙 「…はい(がーん…)」
…
?
…
瑞鳳 「…っん?」スゥ…
瑞鳳 「…あれ?ここは…」キョロキョロ… 見渡す限り暗い靄みたいなのが漂っていて薄暗い場所に立っている
瑞鳳 「…私、部屋で寝ていたはずじゃ…あれ?あそこに居るのは…」
アリス? 「いい?あなた達は向こうを頼むわよ」
文? 「わかりました」
ルーミア? 「了解なのだ」
霊夢? 「了解よ」
アリス? 「私と慧音、霖之助は幻想郷の住民を滅ぼす わかったわね?」
慧音? 「了解した」
霖之助? 「わかった」
瑞鳳 「…っえ 幻想郷の住民を滅ぼす?何を言ってるんですか?アリスさん」
アリス? 「それじゃ実行は明日の昼時 絶対失敗するんじゃないわよ」
全員 「「了解」」
アリス? 「それでは解散」
シュン… アリス以外その場からいなくなる
アリス? 「…」
瑞鳳 「アリスさん 今の話しって…どういうことですか?いったい何を考えてるんですか?」
瑞鳳 「幻想郷の住民を滅ぼすなんてどういうつもりですか!一体何が目的でそのようなことをするんですか!」
アリス? 「…」
瑞鳳 「アリスさん!!」
アリス? 「…明日が楽しみね?うふふ」
アリス? 「あなたもせいぜい頑張ってね?私を止められなければ…あなたの世界も滅ぶわよ!」ニタァ
瑞鳳 「…っえ」
アリス? 「それじゃあね 明日の昼時、会いましょう」
シュン…
瑞鳳 「…どういうことですか?幻想郷だけじゃなく私の世界まで滅ぶとは…一体アリスさんは何をしようとしてるんですか?」
瑞鳳 「アリスさんはあんな人じゃなかったはず あって少しだけしか話していませんがそんな事をするような方ではなかった筈です!」
瑞鳳 「…まさか、昨日の妖夢さんと一緒で操られているのでは?」
おい 瑞鳳
瑞鳳 「っ! 頭の中から直接…誰ですか!?」
もう朝だぜ 起きろ
瑞鳳 「っえ もう朝?一体誰で…」
…
朝ー瑞鳳の部屋
魔理沙 「おーい瑞鳳 もう朝だぜ?早く起きて朝食作ろうぜ」ツンツンッ 瑞鳳の頬を突っついて起こしてる
瑞鳳 「うーん…んぅ?」スゥ…
魔理沙 「やっと起きたか もう九時だぜ お前こんなに朝起きるの苦手だったのか?」
瑞鳳 「…っえ もう九時ですか?」ヨイショッ
魔理沙 「そうだ 私もさっき起きたばかりだから朝食とか作ってないぜ 早く作って食べようぜ?」
瑞鳳 「…そうだ!魔理沙さん 霊夢さんはまだ帰ってきてないんですか?」
魔理沙 「…さっき部屋覗いたけどいなかったぜ まだ帰ってきてないと思う」
瑞鳳 「今すぐアリスさんの家に行きましょう!」
魔理沙 「…っは?アリスの家に?なんでまた」
瑞鳳 「気になることがあるんです!朝食は後にして今すぐ行きましょう!」
魔理沙 「いや朝食食べてからでもよくないか?私腹減って…」
瑞鳳 「今すぐ行きましょう!!」
魔理沙 「わ、わかったぜ!わかったからそんなムキにならなくても…」
瑞鳳 「先に外出て待っててください 私もすぐ着替えて行きます!」
魔理沙 「わかった!」タッタッタッ…
瑞鳳 「(なにか嫌な予感がする!さっきの夢も気になりますが霊夢さんがいつまで経っても帰ってこないことも気になる!)」シュルシュル…
瑞鳳 「(今回の異変は魔法の森か永遠亭と言う場所のどちらかで起きると紫さんが言ってた さっきの夢でアリスさんが話していた事が現実に起きるとしたらかなりまずい 今すぐアリスさんの様子を見に行かなくては!)」スルスル…
瑞鳳 「(アリスさん!絶対無事でいてください!!)」キュッ 髪を縛って準備が整る
タッタッタッ!!…
…
魔法の森ーアリスの家
ヒュー!!…
魔理沙 「着いたぜ!」スタッ
瑞鳳 「ありがとうございます!」ヨット ザッザッザッ!!…
瑞鳳 「アリスさん!いたら返事して下さい お願いします!」ドンドンッ!!
シーン…
魔理沙 「…いないみたいだな 朝からどこか行ってんのか?」
瑞鳳 「お邪魔します!」ガチャッ
魔理沙 「おっおい瑞鳳!?」
…
アリスの家ーアリスの部屋
ガチャッ
瑞鳳 「ここがアリスさんの部屋ですか?」タッタッタッ…
魔理沙 「あっあぁそうだが けど勝手に入ったら…」タッタッタッ…
瑞鳳 「…? これは?」タッタッタッ…スッ アリスの机に置いてあった一冊のノートを手に取る
魔理沙 「どうした?何かあったか?」
瑞鳳 「…これ…」
ノートの題名 「」ノートには【kill all People】と書かれている
魔理沙 「…なんて書いてあるんだ?それ」
瑞鳳 「【…人類抹殺計画】」ペラッ
魔理沙 「…っえ」
『この作戦は絶対に失敗するわけにはいかない この作戦が失敗すれば私は絶対に殺される!なんとしてでも成功させなければならない!』
『だけどあの半霊を取り憑かせていた奴を操っていたやつはやられちまった!俺一人でどうなるかわからないがやるしかない!もう時間が無いんだ!絶対に誰も邪魔するなよ!!』
『とりあえず仲間を作らなくてはならない この身体だけでは確実にやられる!この身体の持ち主の能力は人形を操る程度の能力 その名の通り人形を複数体操って自分の思いのままに動かすことが出来る これはいい!ちょうど仲間が必要だったからこれは使えると思ったがそうもいかなかった』
『こいつの能力は人形複数体操るとなると一つ一つの人形に集中しないといけないらしく操ってる間は自分自身何も出来ない 人形を操ってる時に俺自身に攻撃されたらまずい 仲間を探さなくてはならない』
瑞鳳 「…」ペラッ…
『人形はかなりあるが他にも人体を持った奴を仲間にしたい こっちの世界を滅ぼす担当と向こうの世界を滅ぼす担当でだいたい六〜七人は欲しい 手っ取り早く集めて作戦を実行させなければならない あと三日…あと三日でこの世界だけでもやらなければ俺は殺されてしまう!それだけは絶対にいやだ!!なんとしてでもやってやる!!』
『今日変な奴が家に来た 金髪の黒いワンピース?を着た少女が来た』
『何しに来たか知らないけど好都合だった こんな子供でも壁ぐらいにはなるだろうと思い俺はこの金髪の子供を操った』
『あとは五〜六人程欲しいな 出来れば戦闘経験を持ってる奴、誰か来ないかな?来たらすぐに操って使うのに』
『そういえば今日の朝ぐらいに来た女二人組 あの金髪の女だけなら捕まえていたが外の世界から来た子供も一緒だったな っち!せっかくの人材が一人失った!最悪だ!なんでこんな時にあの子供も一緒に居るんだよ本気ふざけんなよ!』
『あのガキのせいで貴重な人材一人失った!!今は誰でもいいから人材が必要なのによ!あの金髪がまた来ることはなくなった マジざけんなよ!!』
瑞鳳 「…今日の朝ぐらいの女二人組って私と魔理沙さんのこと?でも私が居たせいで魔理沙さんを操れなかった?」
瑞鳳 「(どういうこと?なんで私がいたせいで魔理沙さんを操れなかったの?意味がわからない…)」
魔理沙 「…瑞鳳 そのノートには何が書いてあるんだ?さっき人類抹殺計画って言ってたが」
瑞鳳 「…魔理沙さん どうやら今回の異変はアリスさんが関係してるみたいです」
魔理沙 「…っえ アリスが?」
瑞鳳 「はい…」ペラッ
瑞鳳 「っ!」
『やった!ついにやったぞ!この世界の異変解決者博麗霊夢の捕獲に成功した!!これならいける それに人里の教師上白沢慧音も捕獲することが出来た!なんという天運!これで戦闘要員は揃った!!明日にでも実行しよう!』
瑞鳳 「…やっぱり霊夢さん捕まったんだ しかも慧音さんも捕まってる!」ギリッ
魔理沙 「ーっはぁ!?霊夢と慧音が!?」
『作戦はこっちの世界の担当を【アリス】【慧音】【霖之助】としてあのガキの世界は【霊夢】【文】【ルーミア】とする 実行日は明日の昼時、この時間帯なら殆どの人々は起きてる時間帯だ これならいけるだろう?絶対に成功させてやる!絶対に全員殺してやる!!』
瑞鳳 「…魔理沙さん 現在時刻って何時ですか?」パタンッ
魔理沙 「っえ?…約九時半ってところだな」
瑞鳳 「あと二時間半後にアリスさん達がこの世界の人達を殺しに来ます」
瑞鳳 「このノートには日記と思われる事が書いてあります 今日のお昼時、アリスさん、慧音さん、霖之助さんが攻めてくると書いてあります」
魔理沙 「霖之助も!?あいつも捕まったのか だからあいつ昨日店にいなかったのか…」
瑞鳳 「魔理沙さんは出来るだけこの事を幻想郷の人達に知らせてどこか安全な所に避難するよう伝えてください!私は霊夢さん達がどこにいるかを探します!」
魔理沙 「どこにいるかわかるのか?」
瑞鳳 「わかりませんが私は艦載機を飛ばせます この艦載機で霊夢さん達がどこにいるかを探すことが出来ます」
魔理沙 「だけど一人じゃ危ないぜ!魔法の森は慣れてる奴でも危険なのにお前を一人なんかにさせたら危険すぎる!」
瑞鳳 「ですが役割分担は大事ですよね?探す人と知らせる人で分けた方がいいと思いませんか?」
魔理沙 「確かにそうだけどよ もしお前の身に何かあったらどうするんだ!この世界の事をまだ理解してないお前が一人になるなんて自殺行為だ!役割分担なんか気にしないでまずは皆に知らせる事が先決だと思わないか?」
瑞鳳 「私が魔理沙さんの後ろに乗っていては足でまといになります 私が飛べれば話は別でしたがあいにく私は自分の力で飛ぶ事は出来ません」
瑞鳳 「でしたら魔理沙さんが皆さんに知らせて私は探索した方が効率的にも良いと思いませんか?」
魔理沙 「たしかにそうだけど…」
瑞鳳 「私はやられません 私は元の世界に帰るために異変解決をしているんです 全て解決するまで私はやられるわけにはいきません」
瑞鳳 「私を信用してください 魔理沙さんは早く皆さんに知らせてきてください お願いします!」
魔理沙 「…本気みたいだな わかった 信用する」
魔理沙 「だけど危ない目に遭ったらすぐ私を呼べ 一人で戦おうなんて絶対するなよ!」ヒュンッ
瑞鳳 「わかりました」
魔理沙 「それじゃ行ってくるぜ」フワー…
瑞鳳 「気をつけてくださいね?」
魔理沙 「お前もな」
ヒュー!!…
瑞鳳 「…」スチャッ…ギリリッ 迷彩の矢を構えて空に狙いを定める
瑞鳳 「彩雲お願いします!」バシュンッ
彩雲 「了解!」シュボッ!!ブゥゥゥン…
瑞鳳 「誰かを見つけ次第すぐ報告しに来てください!特に金髪の方でしたら早急にお願いします!」
彩雲 「了解!」ブゥゥゥン…
瑞鳳 「…よし 私も自分の足で捜索しないと」スッ
ザッザッザッ!!…
…
【異変2 七色の人形劇異変】
とある海域ー走行中
長門 「…」ザー…
陸奥 「…敵艦隊見かけないわね 今のところ」ザー…
青葉 「そうですね 普段ならここら辺にうろちょろしてるはずなんですが…」ザー…
加賀 「おかしいですね」ザー…
赤城 「ですが警戒は怠ってはいけません 瑞鳳のときみたいに隠れてる可能性もゼロではありません」ザー…
祥鳳 「そうね もうあんなことにはならないようにしないと」ザー…
…この辺の深海棲艦は対処したわ 今すぐ帰還しなさい
長門 「っ! 誰だ!」どこからか聞こえてくる声に警戒する
あら?二度目の紹介は必要かしら?
陸奥 「…この声、まさか!」スッ
紫 「正解よ?陸奥」クスッ 上空に隙間を作り長門たちを見ている
青葉 「あなたはどこでも〇アが使える紫さん!」
紫 「なにその覚え方?せめて異次元空間を操れる人と言って欲しいわ」
加賀 「なにしに来たんですか?もしかしてまたからかいに来たんですか?」
紫 「違うわ 今すぐ帰還しなさいと言ったわよね」
赤城 「なぜですか?今は出撃中なので帰還するわけには行かないのですが…」
紫 「対処したと言ったでしょ 早く帰らないとあなた達の鎮守府崩壊するわよ」
祥鳳 「…っえ」
長門 「それはどういう事だ なぜ私達の鎮守府が崩壊するんだ?」
紫 「ちょっとこちらの世界で厄介事になってね 後二時間ぐらいに貴方達の鎮守府に三人の敵が来るわ」
陸奥 「三人だけ?なら楽勝じゃない 別に私達が帰らなくても鎮守府にいる他の艦娘達に任せれば…」
紫 「全員殺されるわよ 一瞬にして」
青葉 「…なぜ一瞬にして殺されるとわかるんですか?私達の鎮守府は全鎮守府の中でもトップクラスなんですよ?一瞬にして全滅するなんて考えられません」
紫 「確かに貴方達の鎮守府はトップクラスかもしれないけどそんなの関係ないわ というか全鎮守府がその三人に立ち向かったとしてもまず勝ち目はないわ」
長門 「言ってくれるな?私達が一瞬にして殺られるなんて想像もできない それなら何故私達を帰還させようとする?全員でかかったとしても勝てないなら同じじゃないのか?」
紫 「あなた達は私が選んだ人達…って言ってもわかるわけないわね 私があなた達に渡した紙…今も持ってるわね?」
祥鳳 「…これのこと?よくわからないけど貴女が私達に渡してきた紙よね」スッ 【召喚 軽空祥召】と書かれた紙を出す
紫 「それにはちょっと特別な力が付いててね それを肌身離さず持っていればその三人組に対抗できるわ」
青葉 「ですがこの紙って瑞鳳に協力することが出来る物だと言ってませんでしたか?」
紫 「もちろん瑞鳳があなた達を必要とした時に私の世界に来て協力することも出来るわ そうじゃない時は私の世界から来た異変者の攻撃を半減することができるの」
加賀 「あなたの世界から来た異変者…?」
紫 「さっき話した三人組は私の世界にいる住民なの どうにかして止めたかったのだけど私一人じゃどうしようもできない…しかもそれが私の顔見知りだとしたら尚更無理して止める事はできないわ」
青葉 「…瑞鳳の方は大丈夫なんですか?」
紫 「っ…」ピクッ
祥鳳 「そうよ!こっちで異変が起こるなら瑞鳳の方だって異変が起きてるんじゃないの!?」
青葉 「どうなんですか紫さん 瑞鳳は無事なんですか?」
紫 「…半々ってところかしら」
祥鳳 「半々!?」
紫 「今瑞鳳は一人で操られてる私の知人を探してるわ さっきまでもう一人いたのだけど役割分担でもう一人は私の世界にちる人達に異変が起こることを知らせに行ったわ」
長門 「大丈夫なのか?瑞鳳は無事なんだろうな!」
紫 「今は平気よ さっきも言った通り異変はお昼頃に起きるから今捜索しても出会す事はないと思うわ」
陸奥 「それなら良かったわ 瑞鳳に何かあってこっちの世界に戻ってこれなくなったら困るもの…」
紫 「もしかしたらだけど瑞鳳があなた達を必要として呼び出す事があるかもしれないからその時はお願いね?」
祥鳳 「わかってるわ あなたも瑞鳳の事頼むわね?」
紫 「出来る限りはするわ それじゃこっちはお願いするわ」スッ…
隙間 「シマリマース」シュゥゥ…
加賀 「…行きましたね」
赤城 「そうですね 今日のあの妖怪は真剣な顔をしてましたね」
青葉 「それほどやばいみたいですね 私達も早く帰りましょう!」
長門 「そうだな 急いで帰って提督に知らせなければな」
陸奥 「それじゃ行きましょ!」
全員 「「了解(はい)!」」
ザー…
…
魔法の森ー瑞鳳捜索中(数時間経過…)
ザッザッザッ!!…
瑞鳳 「…だめ 全然見つかる気がしない 一体どこにいるんですか?アリスさん達は…」ザッザッザッ…
瑞鳳 「艦載機の方も見つけてないみたいだしこれでは時間だけが過ぎていくだけ 早く見つけないと!」
瑞鳳 「(アリスさん達が攻めてくる前に見つけないと大変なことになってしまいます 一体どこに入るんですか!)」ザッザッザッ!!…
…シュンッ!!
瑞鳳 「っ!」スンッ!! 何かが目の前を横切り紙一重で避ける
ナイフ 「」ドスっ!!ビィィン… 木にナイフが深く刺さる
? 「あら 投げるのが速すぎたかしら」ザッザッザッ…シャラッ どこからともなく右手に数本ナイフを構えて現れる
瑞鳳 「(メイド?何故このようなところにメイドが…いやそんな事より何なんですかこの人!いきなりナイフ投げてきた!!)」
瑞鳳 「(しかもまだ数本持ってるし…まさか敵!?)」スッ 弓矢を構えて戦闘態勢に入る
? 「そんな武器じゃ私は倒せないわよ」スッ
瑞鳳 「あなたは一体何者ですか 何故いきなり私にナイフを投げたんですか?」
? 「なぜって…あなたでしょ?異変の現況犯」
瑞鳳 「…はい?」
? 「あなたが霊夢達を使って幻想郷を滅ぼそうとしてるのでしょ?悪いけどお嬢様の命令もあるし 子供相手だろうが容赦しないわよ」スチャッ
瑞鳳 「ちょ、ちょっと待ってください!てことはあなたも異変を解決しようとしてるんですか?」
? 「…も?てことはあなたも異変を解決しに?」
瑞鳳 「そうです あっ自己紹介が遅れました」
瑞鳳 「私は外の世界から来た瑞鳳と言います」
? 「瑞鳳?てことは魔理沙が言ってた子はあなたのことね」
瑞鳳 「っ! 魔理沙さんから話を聞いたんですか?」
? 「えぇ 魔理沙が突然お嬢様の元へ知らせに来て私が異変解決の手伝いをするよう命じられたのよ」
瑞鳳 「…お嬢様?」
咲夜 「私は十六夜咲夜 紅魔館という館でメイド長をしています 以後お見知りおきを」
瑞鳳 「…この世界にメイドっていたんですか そういう方がいるなんて全然思ってませんでした」
咲夜 「まぁ確かにそう思っても仕方ないわね この世界は外の世界で言うなら電気のない時代ものね 」
瑞鳳 「…っえ 外の世界のこと知ってるんですか?」
咲夜 「えぇ だって私もあなたと同じで外の世界から来た住民だもの それくらいは知ってるわ」
瑞鳳 「っえ!?あなたも外の世界から!?」
咲夜 「えぇ まっそんな話は置いといて」
咲夜 「魔理沙があなたに会ったら一緒に行動してくれと言ってたからここからは私も一緒に行動するわ 文句ないわね?」
瑞鳳 「文句はありませんがなぜ魔理沙さんがそのようなことを…?」
咲夜 「心配だったからじゃないかしら?私もそこまでは聞いてないからわからないけど一緒に行動してくれと頼まれたから一緒に異変解決するわよ」
瑞鳳 「わかりました お願いします!」
ザッザッザッ!!…
…
?
? 「ふぉっふぉっふぉ!これは予想外 予想外過ぎて笑いが出てきますよ!」
紫 「どういうことかしら?異変は魔法の森か永遠亭で起きるんじゃなかったの!」
紫 「慧音はおろか霊夢まで被害に遭うなんて聞いてないわよ!」
? 「無茶言わないでくださいよ 自分自身こんな展開になるなんて一ミリも思ってませんでしたよ まさか博麗の巫女まで操られるとは…なかなか相手もやりますね?」フッフッフッ…
ガシッ!!
紫 「笑ってんじゃないわよ 霊夢まで操られるなんて聞いてないって言ってんのよ」グイッ ?の胸ぐらを掴み引っ張り上げる
? 「運が悪かった…としか言いようがありませんね さっきも言ったように自分だってこんな展開になるなんて予想してなかったんですから」
紫 「霊夢は戻るのよね?死なないわよね」
? 「それは向こうの世界の方々がどうやるか次第で変わります 自分にはわかりかねます」
紫 「今すぐ占いなさい 霊夢の生存率を今すぐ占いなさい!」
? 「占いで生存確率を確かめるんですか?別に構いませんが悪くても知りませんよ?」
紫 「いいから調べなさい!悪かろうが良かろうが関係ないわ!!」
? 「…わかりました」スッ… タロットを取り出しテーブルに並べる
? 「………」サッ…ペラッ…ペラッ…
紫 「…どうかしら 霊夢の生存確率は出たかしら?」
? 「…そうですね 自分の占い結果だと【およそ七十%の確率で博麗の巫女は生存する】と出てます」
紫 「七十%…確率的には高い方よね」
? 「そうですね 確率的には高い方です でも油断してはいけませんよ」
? 「確率なんてすぐ変わるものです なにか予想外な事が起こるとすぐ確率は変わってしまいますから油断しない方がいいですよ」
紫 「…予想外な事って例えばどういうことかしら?」
? 「そこまではわかりかねます…ですが、いつも通りにやっていれば大丈夫ですよ 何も心配することはありません」
紫 「そう?ならいいのだけど」
? 「…」
…
横須賀鎮守府ー提督室(お昼近く)
提督 「…」カリカリ… 書類整理中
コンコンっ
長門だ 帰還したが報告いいか?
提督 「…っえ 長門?あぁいいぞ」
ガチャっ
長門 「失礼する」
提督 「ずいぶんと早かったな 無線ではなにも聞いてないが…誰か大破したのか?」
長門 「いや大破したわけではない 無線で報告しようとも思ったが混乱を招くと思い直接の方がいいと判断した」
提督 「…混乱を招く?」
長門 「(…今思うと、素直に言って信じてもらえるか?)」
長門 「(外の世界から敵が攻めてくるなんて言って信じてもらえるか?私なら馬鹿馬鹿しくてそんな話信じないぞ)」
長門 「(作戦を放棄までしてそんな話をしに来たなんて馬鹿らしいにも程がある 単純に考えて軍令違反したも当然)」
長門 「(瑞鳳のことを話せない以上、下手なことは言えない なんて説明すればいい?何かいい方法は…)」
提督 「…長門?」
時計 「」チッ…チッ…チッ…カチッ
時計 「」ボーン…ボーン… 提督室に置いてある柱時計がお昼を知らせる
長門 「っ!」
提督 「っん?もうお昼か 書類整理してたらあっという間だったな」
長門 「提督!今すぐ全艦隊に警戒態勢に入るよう指示してくれ!」
提督 「っえ なんで警戒態勢…」
長門 「早くしろ!早くしないと敵が…」
放送 「提督!鎮守府の頭上より謎の飛行物体が降りてきてます!」ザーッ
提督 「謎の飛行物体?」
長門 「もう来たのか!青葉 急いで第一艦隊を外に集めろ!!」
放送 「了解です!」
長門 「提督!今すぐ外に出て指揮をとってくれ!」
提督 「その前に何が起こってるか教えてくれ!お前は今の状況をわかっているのか?」
長門 「話すとややこしいことになるからあとで話す!今言わないといけない事は私達第一艦隊でないと倒せないんだ!」
提督 「お前らじゃないといけない?それはなぜだ」
長門 「いいから早く行くぞ!敵は三人だが私達以外が戦っても全く歯が立たないらしいから他の皆には鎮守府が壊されないよう指示してくれ!!」
提督 「わ、わかった!」
タッタッタッ!!…
…
横須賀鎮守府ー敷地内
吹雪 「何ですかあれは!?」頭上を見上げて降りてくる人達に驚いている
深雪 「…人が空から降りてきてる?」
霊夢? 「…この世界を滅ぼせばいいのね?」
文? 「そうみたいですね すぐ滅ぼせそうですね」
ルーミア? 「滅ぼすのだー!」
青葉 「…あれは瑞鳳と一緒に飲んでた時隣りにいた方ではありませんか!」
加賀 「あの方達が今回の敵ですか…よりによって瑞鳳がいる世界の顔見知りの方ですか」
青葉 「まずいですね…となるとあまり手出しできませんね 万が一打ち所が悪かった場合死んでしまいます」
加賀 「そうね 出来るだけ砲撃等は控えた方が良さそうね 守りを専念しましょう」
青葉 「了解です!」
霊夢? 「ルーミア 私達の周りを暗くしなさい」
ルーミア? 「わかったのだー!」ボワッ!! 黒い球体が現れ霊夢達を覆って姿が見えなくなる
陽炎 「なにあれ なにか黒い球体ができたわよ?」
不知火 「敵が全く見えません…見くらましでしょうか?」
青葉 「皆さん!何が来るかわかりませんので十分に警戒して」
ーッドスゥ!!
深雪 「かはぁっ!!?」ミシミシっ!!!! 溝部分に勢いよく蹴りを入れられて肋の骨にヒビが入る
文? 「…まず一人」ビュンッ!! 一瞬で深雪の胸部分に蹴りを入れてすかさず離れる
吹雪 「深雪さん!」
川内 「何今の速さ!?全然見えなかったよ!」
ーっドスゥ!!
神通 「くぅぅっ!!」ミシミシッ!! 腕をクロスして胸に蹴りを食らうのを防ぐ
文? 「あややっ?よく防げましたね これは予想外」ビュンッ!!
那珂 「神通!」
文? 「それにしてもこの世界はほんとすぐに壊せそうですね?これなら時間かからずにすぐ終わりそうですね」ビューンッ!!
吹雪 「当たれ!」ドゥンッ!! 十二.七cm連装砲を飛んで文に向けて放つ
文? 「無駄ですよ」スッ 葉団扇を取り出して構える
文? 「返します!」ブワンッ!!
ビュゥゥゥン!!!!… 扇を振ったと同時に突風が吹く
吹雪 「なっなに!?急に風が!!」ビュゥゥゥゥ!!!!…
陽炎 「吹雪逃げなさい!!」
吹雪 「…っえ?」ビュゥゥゥ!!!!!!
砲弾 「」ヒュゥゥ… 先程撃った十二.七cm連装砲の砲弾が戻ってくる
不知火 「吹雪!!」スチャッ すぐさま飛んでくる砲弾に狙いを定めるが間に合わない
吹雪 「(まずい…よけられな)」
ボガァァァン!!!! 砲弾は吹雪に直撃して爆発する
川内 「吹雪!!」
文? 「命中しましたね これで二人目完了…っ!」ピクッ
青葉 「…大丈夫ですか?吹雪さん」シュゥゥ… 自分の持ってる二十.三cm連装砲を盾にして吹雪を守る(爆発で軽く被弾程度)
吹雪 「あっ青葉さん…」
青葉 「下がってください あの人達は私達第一艦隊がなんとかしますので吹雪さんは皆さんに守りを固めるよう伝えてください」
吹雪 「わっわかりました!」タッタッタッ…
青葉 「加賀さん!」
加賀 「言われなくてもわかっています!」スチャッ 弓矢を構えて艦載機を発艦させる準備をする
加賀 「全艦載機守りを重視に皆さんを守りながら鎮守府を守ってください!」バシュンッ!!
流星&烈風&彗星&彩雲 「「了解!!」」シュボッ!!ブーン!!…
文? 「…」バサ…バサ…
青葉 「よくも私達の仲間をやってくれましたね 悪いですが手加減しませんよ」
文? 「…手加減しない?何ふざけたこと言ってるんですか そんな事言ってる暇があるなら」バサッ!!
文? 「ご自分の警戒をなさった方が懸命ですよ?」ブンッ!! 一瞬にして青葉の背後を取り蹴りを入れる
青葉 「(早い…ですが!)」スゥ…タンッ!! 身体を横に傾かせて飛び跳ねる
文? 「…っえ?」ビュンッ 横に避けられて蹴りが空振る
青葉 「何度も同じような攻撃は喰らいませんよ」スチャッ 二十.三cmを即座に構える
青葉 「当たれー!!」ドゥン!!
文? 「(あっこれ当た)」
キィン!!
文? 「ーっ!」ボガァァン!!… 目の前に結界が張られ攻撃が当たらずに済む
青葉 「っ!」
霊夢? 「何やってんのよ 相手が雑魚でも油断しすぎよ」スッ… ルーミアの闇から出て文?の目の前に結界を張り守る
文? 「…すみません 助かりました」
青葉 「(今あの人なにをしましたか?もう少しで当たりそうだったのに当たる直前でなにかに防がれた)」
青葉 「(あの巫女がなにかしてたのは確実 外の世界では異様な力をつけてるみたいですね…厄介すぎます)」
霊夢? 「文 あんたはそいつを殺りなさい 私はそこら辺に飛んでる虫どもをやるわ」
文? 「了解です」
加賀 「そんなことさせないわ それに私の艦載機がそんな簡単にやられるわけないわ」
霊夢? 「そうかしら?」スゥ…バサッ!! お札を取り出して周りに散らばせる
加賀 「? なんですかそれ なにか御札のようなものを飛ばしましたが」
霊夢? 「これであなたの飛ばしてきたもの全て壊すのよ」
霊夢? 「【霊符 夢想封印!!】」キィン!!
全艦載機 「「」」ボガァァァン!!!!… 結界内に入っていた全艦載機が一斉に破壊される
加賀 「ーっな!!?」
霊夢? 「あら?ずいぶんともろかったわね 蚊でも潰したような感じだったわ」
加賀 「そっそんな!私が飛ばした艦載機が一瞬で…あなた一体何をしたんですか!」
霊夢? 「別に大した事はしてないわよ 大したことわね?」ニヤリ
加賀 「っ!!」ギリッ!!
霊夢? 「さぁてと 虫もけちらしたことだし、次はあなた達を殺してあげるわ!」ビュンッ!! 御札をあらゆる方向に飛ばし散らばせる
加賀 「(あの札はさっきの!)」
霊夢? 「死になさい」
霊夢? 「【霊符 夢想封印】」キィンッ!!
ーっボゥン!!
霊夢? 「っ!」ヒュンッ 後ろから四十六cm砲の砲弾が飛んで来るが即座に反応して避ける
長門 「外したか…まぁいい 次当てればいいだけだ」スチャッ
提督 「なんだあいつら!?空飛んでるぞ!?」タッタッタッ!!…
加賀 「提督!長門さん!」
全艦載機(祥鳳&赤城) 「「撃てーっ!!」」ババババババッッッ!!!!!!
御札 「「」」ビリビリビリビリビリビリッッッ… 艦載機の砲撃で全て破かれる
霊夢? 「っ! 霊符が…」
祥鳳 「何度も同じ手は使わせないわよ?」ザッザッザッ!!…
赤城 「間に合ってよかった」ザッザッザッ
青葉 「祥鳳さん!それに赤城さんも!」
霊夢? 「…っち!雑魚が増えたわね めんどうね」
霊夢? 「ルーミア!今溜めた分を放散しなさい!」
ルーミア? 「わかったのだー!」シュゥゥ… 黒い球体を消し姿を現すと同時に自身の周りにクナイ型弾幕が多数飛び回ってる
ルーミア? 「くらえなのだー!」スゥ… 無数のクナイ型弾幕をあらゆる方向に飛ばそうと…
陸奥 「させないわよ!」ボンボゥンッ!!!!
ルーミア? 「っ!」ヒュンヒュンッ!!… 四十六cm砲の弾が向かってきたが紙一重で避ける
クナイ型弾幕 「」シュゥゥ… 飛び回ってたクナイ型弾幕が砲弾に辺り消滅する
ルーミア? 「しまったのだ!」
陸奥 「あら?避けられちゃったわ まぁでも周りに飛んでたものすべてなくなったから結果オーライね」シュゥゥ…
長門 「遅いぞ陸奥 何やってたんだ?」
陸奥 「ちょっと小腹が空いたから食堂でつまみ食いしてたわ」
長門 「お前というやつは…」ハァ…
霊夢? 「…っち!また面倒なことになったわね」
霊夢? 「ルーミア!あんたはあの虫を飛ばしてきた奴らを殺りなさい!私はあの二人を殺るわ」
ルーミア? 「りょっ了解なのだー!」
長門 「ほう?お前が私達の相手か いいだろう 相手にとって不足なし!」
陸奥 「提督 ここは私達第一艦隊がやるので皆さんに守りを固めるよう指示してちょうだい」
提督 「わかった!だがお前らも絶対無理するなよ いいな?」
長門 「わかっている 安心しろ」
陸奥 「提督は心配性ね 私達がそんな簡単にやられるわけないでしょ?」
提督 「…本当に無理するなよ?」
陸奥 「わかってるわよ 早く離れて」
提督 「…」タッタッタッ!!…
長門 「…さて、提督も行ったことだし始めるとするか」スチャッ 四十六cm三連装砲を構える
陸奥 「そうね 私達がどうにかしないといけないしやられたら大変ね」スチャッ 同じく四十六cm三連装砲を構える
長門 「だな」
霊夢? 「…あぁウザイ 計画通りにいかなくてむしゃくしゃするわ」イラッ
霊夢? 「もっと簡単に早く終わると思ってたけど…全然うまくいかないじゃない ほんとにうざったいわ!」ギリッ!!
長門 「(あの巫女服を着た女…瑞鳳と一緒に飲んでた時隣にいた者だな まいったな…瑞鳳の知人となると本気で当てることは出来ないな)」
長門 「(かと言って倒さなければこの世界が滅ぶと言ってたし…どうしたものか)」
霊夢? 「必ず殺す!早く殺してあの方を喜ばす為に必ず殺す!」バサッ!! 大量の御札を取り出し自身の周りに飛ばす
陸奥 「長門 なにか来るわよ!警戒していくわよ!」
長門 「…いや、お前は青葉と一緒に戦ってくれ 私ひとりであいつをやる!」
陸奥 「…っえ」
霊夢? 「あら あなた一人で私を相手にするの?ずいぶんと舐められたものね」
長門 「別に舐めたつもりはない 相手が一人なら私も一人で戦う…それでこそ正々堂々と戦えるではないか?」
霊夢? 「正々堂々…ねぇ ふふ!まぁいいわ 一人だろうが二人だろうが関係ないわ あなた達を殺す事に変わりはないんだから!」ビュンッ!! 周りに浮かせてた御札を長門に向けて放つ
長門 「行け!ここは私がやるからお前は青葉と共にあいつを倒せ!!」スチャッ 十五.五cm三連装副砲を構える
陸奥 「わ、わかったわ!ここは任せたわよ!」タッタッタッ!!…
長門 「あぁ!!」ババババババッッッ!!!!!!
霊夢? 「無駄よ【拡散アミュレット】」キィン!!
無数の御札 「「」」シュシュシュシュシュシュッッッ!!!!!! 霊符が見えない速度で飛び回る
ボガァァァン!!!!… 長門の放った十五.五cm砲の砲弾に当たり爆発する
長門 「っち!やはり連装副砲ではだめか」
霊夢? 「死になさい」シュンッ!!!! 残りの飛び回っている御札が見えない速度で長門に向かっていく
長門 「(はやっ!!)」瞬間的に御札が目の前に現れて反応できない
霊夢? 「三人目完了っと」
長門 「(…だめだ、よけられない!)」御札が長門に近づいていき触れようと…
キィンッ!!!!
御札 「「」」シュゥゥ… 長門に触れた瞬間御札の効力が失い消滅する
霊夢? 「ーっな!?」
長門 「…っえ?」
長門 「(なんだ?今あいつが放ってきた紙が私に当たった瞬間消滅した…?一体何が起きた?)」
霊夢? 「なんで!?ありえないわ!なんであんた【能力体制】が付いてんのよ!こっちの奴らについてるなんてありえないわ!」
長門 「…能力体制?」
長門 「(そう言えば あの性格の悪い奴が私たちに渡してきた紙には特別な力が付いてこの三人組に対抗できると言ってたな)」
長門 「(それじゃ今あの者が放ってきた物を防いだのはあいつからもらった物のおかげ…?)」
霊夢? 「っち!こんなの予想外よ だとしたら能力系全部効かないじゃない!ほんっとめんどくさいわ!」
霊夢? 「…仕方ない やってやろうじゃない!」スゥ…スタッ 空を飛んでいたが地上に降りてくる
霊夢? 「ここからはあなたに能力で物を飛ばして対抗するわ 直接能力が効かないなら物を飛ばしてあなたにぶつければいいだけよ」
霊夢? 「見た感じ直接触れてないと無効にできないみたいだから遠投させてもらうわ ふんっ!!」バサッ!!周りに落ちてる石や砲弾の残骸に御札を貼り付ける
霊夢? 「さぁ二回戦目よ 今度こそあなたを殺すわ!」フヨォ… 御札を付けた物が浮かび上がる
長門 「望むところだ!!」スチャッ
ルーミア? 「のだー!」ヒュヒュヒュヒュヒュンッ!!!!!! クナイ型弾幕を四十方向に飛ばしていく
祥鳳 「烈風!なにかわからないけどあのクナイ型の弾に撃って!」
烈風(祥鳳) 「了解!」ババババババッッッ!!!!!!
弾幕 「」シュゥゥ… 艦載機が発砲した弾にクナイ型の弾幕に当たり消滅していく
ルーミア? 「【夜符 ナイトバード】」ビュンッ!! 鳥型の弾幕がばらまかれる
赤城 「艦載機の皆さん お願いします!」
彗星(赤城) 「了解!」ババババババッッッ!!!!!!
弾幕 「」シュゥゥ… 艦載機が発砲した弾がルーミアの放ったナイトバードを消滅させる
ルーミア? 「っち!なかなかやるのだー」
祥鳳 「…あの子、撃ってくる謎の物体の数は多いけどそこまで強くないわね」
赤城 「そうですね これならなんとかいけるかもしれません」
文? 「ほいっと!」ビュンッ!!青葉の背後をとり蹴りを入れる
青葉 「はぁっ!!」ブォンッ!! 主砲を鈍器のように扱い背後に回った文に目掛けて思いっきり振るう
文? 「無駄ですよ そんな攻撃当たりません!」ヒュンッ!! すかさず青葉の背後に周り込む
青葉 「っく!」
陸奥 「当たれー!」ボゥンッ!! 四十六cm三連装砲を文に目掛けて放つ
文? 「無駄だと言ってるのがわかりませんか?お返しします!」スッ… ビュゥゥゥンッッッ!!!!!!… 葉団扇を構え突風を起こし、飛んでくる四十六c砲の弾を跳ね返し陸奥の元に戻す
陸奥 「っく!」ダッ!!
ボガァァァン!!!!… 四十六cm砲の弾が陸奥の居た場所に落ちて爆発する
陸奥 「っち!その団扇やっかいね それを使って強い風を引き起こしてるのね?」
文? 「その通りです!この団扇は風を操ることができますからね 先ほどみたいに強い風を吹かしたり弱い風を吹かしたりは当たり前…もちろん風で攻撃することだって可能ですよ?」スゥ…
文? 「例えばこんなふうにね!」ヒュンッ
鎌鼬 「」ビュンッ!! 風の刃が陸奥に向かって放たれる
陸奥 「っ!!」ガキィンッ!!!! 四十六cm三連装砲を盾にして防ぐ
陸奥 「(なに今の!?あいつが団扇を振ったら変な刃みたいなものが!)」
文? 「おどろきましたか?今のは皆さんがよく知ってる【かまいたち】と言われてる風の刃ですよ」
陸奥 「っえ 今のがかまいたち!?かまいたちって目に見えるものなの!?」
文? 「本来は見えませんが私が出した時は見えますよ」
文? 「【わざと見せてますからね?】」ニタァ
青葉 「…わざと見せてたんですか?」
文? 「えぇ 最初から見えないようにやったら当たってしまうではないですか?もっと私を楽しませてくださいよ!」ニヤッ
陸奥 「…バカにしてくれるわね そんなことしてるとあんた痛い目見るわよ?」
文? 「さぁて?痛い目を見るのはどちらでしょうかねぇ」ニタァ
青葉 「…陸奥さん 必ずこの方を倒しましょう!この方を倒して鎮守府や皆さんを守りましょう!」
陸奥 「当たり前でしょ!絶対倒すわよ!」
青葉 「はい!」
…
一方時を遡り、幻想郷では…
昼数分前ー魔法の森
瑞鳳 「アリスさん!どこにいるんですか いたら返事をしてください!」ザッザッザッ!!… 咲夜と二手に分かれて捜索してる
瑞鳳 「…だめ 全然見つからない まずいです…もうすぐお昼になってしまいます このままではアリスさんたちが…!」
咲夜 「瑞鳳 そっちはどう?私の方は駄目だったわ…」ザッザッザッ… 瑞鳳の元に駆け寄ってきて合流する
瑞鳳 「だめです こっちも見当たりません…」
咲夜 「…そう、それなら仕方ないわね もうすぐお昼だからそろそろ攻めてきてもおかしくないわ」
咲夜 「とりあえずこの森から出るわよ こんな所で戦うことになったらアリスはこの森に詳しいからこの森をよく知らない私達は不利だわ」
瑞鳳 「咲夜さんもこの森をよく知らないんですか?」
咲夜 「えぇ 来たとしても数回ほどしかないわ 別に何かあるってわけでもないし用もないから滅多に来ることがなかったからほとんど知らないわ」
咲夜 「それより早くこの森から出るわよ ここから一旦出て周りを見渡しましょう」
瑞鳳 「わかりました」
…ガサッ!!
上海人形 「」ビュンッ!! 草むらから出てきて瑞鳳の背後に槍を向けながら素早く飛んでいく
瑞鳳 「…っえ」
咲夜 「瑞鳳!」ヒュンッ!! ナイフを上海人形に向けて放つ
上海人形 「っ!」シュンッ 間一髪咲夜のナイフを横にずれて避ける
咲夜 「はぁっ!!」ヒュンッ!! 横にずれた上海人形にすかさずナイフを投げる
上海人形 「」ガキィンッ!!ヒュー… 槍を盾にして咲夜が投げたナイフを防ぐと同時に後ろに下がる
咲夜 「っち!防がれたわね まぁいいわ」
瑞鳳 「あっありがとうございます咲夜さん 一瞬の出来事ですぐに動けませんでした」
咲夜 「だから警戒しなさいと言ったじゃない それより…来たわよ!」
瑞鳳 「…っえ」
アリス? 「…一人招かれてない客が居るわね しかもめんどうなひとじゃない」フワー… 上空からゆっくりと地上に降りて来る
瑞鳳 「あっアリスさん!」
咲夜 「あら 招かれてないお客と言うのは私のことかしら?」
アリス? 「あなた以外誰がいるというのかしら?私が招いたのは瑞鳳だけよ …まっ別にいいんだけどね」
アリス? 「どうせあんたも殺すつもりだったし手間が省けてよかったわ」
咲夜 「あなたの実力で私を殺せるとでも思ってるのかしら?私のあなたじゃ格が違うわよ」
アリス? 「あなたこそこの人形使いに攻撃できるのかしら?攻撃を当てたらダメージを負うわよ この身体!」ニヤッ
咲夜 「っ…」
瑞鳳 「アリスさんを返してください!あなたが使っていいものではありません!」
アリス? 「それは無理ね この身体を使って幻想郷を滅ぼすよう言われてるんだからまだ返すわけにはいかないわ」
咲夜 「誰に言われたのかしら?教えてもらいたいわね」
アリス? 「教えると思う?死に行く奴らに教えても意味がないわ」
アリス? 「…殺れ」
上海人形 「「」」ビュンッ!! 複数の上海人形が槍を持って瑞鳳達に向かって突撃していく
瑞鳳 「(先程と一緒で槍を持っての突進攻撃…でもさっきと違って不意を突かれてるわけじゃないからこれなら!)」スチャッ 彗星の弓矢を構える
咲夜 「あなたはじっとしてなさい」チャラッ… 懐から懐中時計を取り出す
咲夜 「時間は私の味方…止まりなさい」
瑞鳳 「…っえ」
キィンッ!!
上海人形 「」
アリス? 「」
瑞鳳 「」
咲夜 「…アリスには攻撃できないわね 人形に攻撃して頭数を減らすしかないわ」スチャッ ナイフを取り出し構える
咲夜 「アリスには悪いけどまた作ればいいだけ…壊させてもらうわ!」シュンッ 複数のナイフを上海人形の目掛けて投げつける
ナイフ 「「」」シュシュシュシュシュシュッッッ!!!!!! 上海人形の前でナイフが止まる
咲夜 「そして時は動き出す…」
キィンッ!!
全上海人形 「「」」ドスドスドスドスッ!!!!!! 全ての上海人形に咲夜が投げたナイフが刺さる
アリス? 「っな!?」
瑞鳳 「っえ!?い、いつの間にナイフが!?」
全上海人形 「「」」ボトボトボトボトッッッ… 先程まで動いていた上海人形が起動を失って地面に落ちていく
咲夜 「私と相手するなんてあなた運が悪いわね」
咲夜 「私は時間を操ることが出来るのよ?どんなに敵が来ようと関係ないわ」
アリス? 「…」
瑞鳳 「咲夜さん時間を操ることかできるんですか!?」
咲夜 「えぇ だからあなたはじっとしてなさい 私ひとりで片を付けるわ」スチャッ
アリス? 「…ふふ」クスッ
咲夜 「? なにがおかしいのかしら?戦意喪失して笑いしかでなくなったのかしら?」
アリス? 「ふふっ誰が戦意喪失したと言ったかしら?まだまだこれからよ!」ヒュンッ
蓬莱人形の大軍 「「…」」ヒュー… どこからともなく咲夜達のいる四十方向から蓬莱人形の大軍が現れる
瑞鳳 「また出てきました しかも先程より多く!」
咲夜 「いくら出てきたところで私に叶うはずがないわ」チャラッ… 再び懐中時計を取り出し時間を止めようと…
アリス? 「ふふっ!それはどうかしら?」
咲夜 「…なに?」
バチンッ!!
咲夜 「きゃあっ!?」ビクッ!!ボトッ… なにかを張られて手に持っていた懐中時計から電流が流れ出て地面に落とす
瑞鳳 「咲夜さん!?」
アリス? 「うふふ!これであなたは時間を止めることは出来ないわ 万が一の時に備えて結界を張っといたのよ」
咲夜 「〜っ…たかが時計を使えなくさせただけで私の能力を止めることは出来ないわよ!」
アリス? 「そう?それじゃ…止められるものなら止めてみなさい!」シュンッ
蓬莱人形 「「」」ビュンッ!! 槍を構えて素早い速度で咲夜に目掛け突撃する
瑞鳳 「きますよ!」スチャッ 再び彗星の矢を構える
咲夜 「時間は私の味方…止まりなさい」
蓬莱人形 「「」」ビューン!! 時間が止まらず咲夜に向かっていく
咲夜 「…っえ」
瑞鳳 「咲夜さん危ない!」ガシッグイッ!! 咲夜の襟を掴み自分の元へ寄せる
ドスドスドスドスっ!!!!!!
蓬莱人形 「「」」ビィィン… 大勢の蓬莱人形が持っていた槍が先程咲夜がいた場所の地面に突き刺さる
瑞鳳 「咲夜さんなんで避けようとしなかったんですか!私が引っ張ってなければ串刺しにされてましたよ!」
咲夜 「…なんで?どうして時間が止まらないの?」ワナワナ…
咲夜 「時計がなくても止められるはずなのに…なんで」
アリス? 「無駄よ さっき結界を貼ったと言ったでしょ?さすがに時間を止められると面倒だから先手を打たせてもらったわ」
咲夜 「…っく!」ギリッ!!
瑞鳳 「…咲夜さん ここからは二人で協力してなんとかしなくてはいけませんね 失礼ですが咲夜さんは戦闘経験ありますか?」
咲夜 「その言葉そのまま返すわ あなたは戦闘経験あるのかしら?」
瑞鳳 「あります 外の世界に居た時はいくつもの戦場を勝ち抜いてきましたから戦闘経験は充分にあります!」スチャッ 先程閉まった弓矢を再び構える
咲夜 「…そう、なら話が早いわ」スッ…スチャッ 足に準備してたナイフを取り出して構える
咲夜 「私も元殺し屋だから戦闘経験は何度もあるわ ここからは二人でなんとかしないといけないみたいね?」
瑞鳳 「元殺し屋!?」
咲夜 「来るわよ!」
蓬莱人形 「「」」ヒュヒュヒュヒュヒュヒュンッッッ!!!!!! 咲夜達に目がけて槍を持ち突っ込んでくる
この続きは【二つの世界が交差する時3】になります
今後とも瑞鳳の運命をよろしくお願いします
異変ページ
異変1 【白玉楼妖怪亡霊大量発生異変 解決】
異変2 【七色の人形劇異変】
異変3 未解決
異変4 未解決
異変5 未解決
異変6 未解決
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異変8 未解決
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異変20 未解決
異変? 不明
瑞鳳が持ってるスペルカード
【召喚 戦長召カード】
【召喚 戦陸召カード】
【召喚 正空加召カード】
【召喚 正空赤召カード】
【召喚 軽空祥召カード】
【召喚 重青召カード】
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