提督「好感度を上げるだけ上げた後に鎮守府を離れてみる」
皆に愛されている提督が鎮守府を去った艦娘達の様子を書いたssです今作で二つ目です、一つ目のも完結してないけど・・・こちらでは艦娘のリクエストを取っています。基本的に艦娘ならだれでもいいのでコメントにてお願いします!
提督「最近、駆逐艦の子が膝に座ってくるんだが…」の息抜き作品です!
提督「俺の名前は提督!成績普通、スポーツ残念、顔面偏差値は少し高いだけのただの軍人さんだ!」
提督「え?何故こんな俺が提督になれたかって?」
提督「なに、元帥殿とのロシアンルーレットで勝っただけだ!」はっはっは
提督「だが俺は艦娘達を本当の家族のように愛し、そして真摯に接してきた。」
提督「誰一人轟沈させたこともなければ中破以上の無理強いはしたことはない。」
提督「自分で言うのもなんだが、みんなからの好感度はそれなりに高いはずだ!」
提督「と、いうことでみんなの好感度を遠い場所から観測してみたいと思いますまる!」
提督「こんな時に備えて有給取っておいてよかったぁ~」
提督「さて、ダミーの辞表も置いたしさぁ行くぞぉ!」
提督「さてさて、鎮守府のいたるところに隠したカメラをこっちのモニターで観察していこう!」
大和「提督、失礼します!」
大和「あれ、提督はいらっしゃらないのですか?」
提督「ほうほう、最初は大和か、、、これは期待できそうだな」
大和「これは辞表!?提督が!?まさか!!」
提督「あら?走って行ってしまった。それにしても大和の焦った顔、珍しかったなぁ。」
提督「いかん、今頃になって俺の中の良心が痛み出してきたが取りあえずカメラの視点を変えよう」
長門「なんだと!?提督がここをやめるのか!?ありえない、、、」
陸奥「落ち着いて長門!それで辞表にはなんて書かれていたの?」
大和「もうこの鎮守府で指揮を執る事に疲れたとだけ、、、」
陸奥「これはみんなに言うべきかしら、私は隠した方がいいと思うのだけれど。」
長門「いや、みんなに打ち明けよう。時間がたてばばれてしまうことだからな・・・」
大和「そうですね、そうしましょう。」
長門「陸奥は放送で艦娘達を講堂へ集めてくれ。大和は赤城と加賀をこちらに連れてきてくれ。」
陸奥「わかったわ」
大和「分かりました、行ってきますね・・・」スタスタ
陸奥「長門、あまり無理しない方がいいわ。」
長門「大丈夫だ、きっとあいつは帰ってきてくれるさ。」ギュ
陸奥(でも、長門あなた震えてるじゃない。)
陸奥(提督、何故こんなにも唐突にどこかへ行ってしまったの?)
大和(きっと帰ってきてくれますよね、大和信じていますから・・・)
提督「・・・」
提督「あれっ?これ取り返しがつかないことになってるんじゃね?」
大和「赤城さん!加賀さん!いますか?」
赤城「あら?大和さん、どうかしたの?」
加賀「今は稽古中よ、用事なら後にしてもらえるかしら?」
大和「緊急なんです、提督の事で長門さんからお二人にお話があるそうです。」
赤城「・・・わかりました、すぐに向かいましょう加賀さん。」
加賀「わかりました、では行きましょう。」
大和「こちらです、ついてきてください。」
赤城(なんでしょう、この嫌な胸騒ぎは。)
加賀(・・・)
大和「長門さん、連れてきました!」ガチャ
長門「ありがとう大和。赤城、加賀大切な話がある・・・」
・・・・・・・・・・
赤城「そう・・・ですか。あの提督が」フラッ
加賀「!!赤城さん!しっかりしてください!」
赤城「加賀さん、すいません。急になぜか体に力が・・・」
加賀「安心してください、赤城さん。きっと帰ってきてくれますよ・・・」ギュ
赤城「加賀さん・・・うぅ・・」ポロポロ
加賀「・・・」(私たちを捨てていくなんて事、ありませんよね・・・)
講堂
ざわざわ
長門「静粛に。」
シーン
長門「すまないな、今回は非常に報告しずらい事だ。心して聞いてくれ・・・」
龍驤「なんや?この鎮守府で報告しずらいこと言うたら資材でも枯渇したん?」
阿武隈「龍驤さん、不謹慎すぎですよぉ~」
陸奥「・・本当にそれだけならよかったのに」ボソ
長門「・・・今朝、大和が執務室で提督の辞表を見つけた。」
ざわざわざわざわ!!!
長門「静かにしてくれ!落ち着けとまではいわない!ただ話を聞いてくれ。」
長門「提督はこれまでに私たちに対して公平な態度を貫き愚痴をこぼさず、まるで家族のように接してくれた・・・」
長門「そんな提督が急にやめるのには何か理由があるはずだ、そこで私たちでその原因を突き止め、提督を連れ戻そうと思っている!」
長門「いまこそ、鎮守府全員の力を合わせる時だ!みんなで提督を取り戻すぞ!」
「そうだよね。」
「いつまでもくよくよしてらんないわ!」
「やりましょう!司令を取り戻すのです!」
長門「・・・みんな」
瑞鶴「・・・嘘なんでしょ?」
長門「瑞鶴・・・」
瑞鶴「こんなの嘘よ!嘘に決まっているわ!あの提督さんが私たちを捨てていくわけないでしょ!?きっとドッキリかなんかよ!そうなんでしょ?提督さんみてるんでしょ?ほらっ!もうばれたから出てきてくれてもいいじゃない!どうせどこかで見てるんでしょ!?早く出てきてよ!!・・・なんで!なんでよ!なんで出てきてくれないのよ!なんで?なんで?なんでなんでなんでなんでなんで・・・」ブツブツ
シーン
翔鶴「・・・瑞鶴、落ち着きなさい。」
瑞鶴「なにいってんのよ翔鶴ねぇ。あっ!翔鶴ねぇも提督を呼んでよ!翔鶴ねぇならきっと提督も出てきてくれるよ?ほらっ!一緒に呼ぼ?ねっ?」
翔鶴「瑞鶴、私の話を聞いて。」
瑞鶴「もう、翔鶴ねぇは恥ずかしがり屋なんだから・・・いいよ!私だけで探すから!」
翔鶴「瑞鶴!!!」ペチン
瑞鶴「!!痛いよ、翔鶴ねぇ?」
翔鶴「ごめんなさい、こうでもしないとアナタは止まってくれくれないと思ったから。」
瑞鶴「翔鶴ねぇ・・・」
翔鶴「・・・大丈夫、提督は帰ってきてくださるわ。だって提督はあなたの事が好きなんだもの」ギュッ
瑞鶴「わかってるのに!グスッ!認めたくなくて!ヒグッ・・・」ポロポロ
翔鶴「・・・瑞鶴」ナデナデ
長門「・・・」
長門「いいな、提督は連れ帰るぞ。絶対だ!総員!気を引き締めろ!!」
「「「おーーーっ!!」」」
陸奥「長門・・・」ポロッ
長門(提督、まっていてくれ。私がお前を連れ帰ってやるからな!)
提督「・・・なんかみんなの中の俺って美化されすぎじゃないか?」
提督「しかも瑞鶴のあの取り乱し様、いつも爆撃されてるから嫌われているのかと思ったのだが・・・」
提督「しかも、みんなの目がマジだ。睨まれただけで魂をもっていかれそうな眼光だ」
提督「尚更だがすごく帰りづらいんだが・・・」
提督「こうなったら耐久戦だ!しばらくはココから動かないからな!」
駆逐艦寮
白雪「吹雪ちゃん・・・」
吹雪「ふふっ!そうなんですよ!そこで私がMVPをとる事ができたんですよ♪」
吹雪「し、司令官さん!くすぐったいですよぉ!ふふふっ、私は今幸せです!」ハイライトオフ
叢雲「吹雪・・・あなた。いったい誰と話しているの?」
吹雪「叢雲ちゃんなにいってるの?司令官さんに決まってるじゃない。ほらここにいるでしょ?」
叢雲「でも、それ。司令官から貰ったぬいぐるみじゃ・・・」
吹雪「叢雲ちゃん!!それ以上私の司令官を侮辱するなら私容赦しないよ??」
叢雲「・・・」
吹雪「すいません司令官!急に大きな声をだしてしまって・・・」
吹雪「え?きにしてない?ありがとうございます!司令官さん大好きです!」ギュ
初雪「ヤンデレはマジ勘弁・・・引きこもる」
空母寮
蒼龍「偵察機に提督と思われる反応なし・・・」
蒼龍「・・・もう耐えらない!提督に会えないなんて!!帰ってきてよ!!何でもするからぁ・・・」ポロポロ
飛龍「提督、私何かあなたにしましたか?それとも私がいなかったがために他の子に嫌な事でもされたのですか???」
飛龍「・・・なら、尚更私が近くにいないとダメですよね?なら早く私のもとに来てください。じゃないと守れないじゃないですか」ブツブツ
蒼龍「もういい!艦載機なんかに頼らない!!私だけで探す!もうどこにも行かないように、ずっと私の傍に置いておかないと・・・」ハイライトオフ
飛龍「提督、、、待っていてください。飛龍がお守りします・・・だから、他の人なんて邪魔ですよね?」ハイライトオフ
戦艦寮
扶桑「不幸だわ・・・私。提督に捨てられたのよね」ポロポロ
山城「そ、そんなことありませんよ!提督がそんなことする人じゃないのは姉さまもご存じでしょう?」
扶桑「分かってはいるのだけれど、あの人が、提督がいないというだけで・・・死にたくなるの・・・」ハイライトオフ
扶桑「寒い、寒い、寒い・・・提督がいないと・・・私は」ガタガタ
山城「姉さま!?しっかりしてください!!」
扶桑「提督・・・提督はどこなの?寒い、寒い・・・」
山城「・・・扶桑、俺はここにいるぞ。落ち着いてくれ。」ギュッ ナデナデ
扶桑「提督?提督なの!?」
山城「今はゆっくり休んでくれ、お休み扶桑」
扶桑「てい・・・とく・・・」ポロッ
山城「・・・本当に罪なお方です」
山城「早く帰ってきてくださいよ、私たちはあなたがいないといけないのですから・・・」
駆逐艦寮
浜風「提督が、、、そんな」
時津風「しれぇ・・・」ポロポロ
磯風「司令も、、、いなくなるのか?」
浜風「磯風・・・」
磯風「また!私が弱いせいで!司令がいなくなるのか??」
磯風「いやっ!そんなの嫌だ!!頼む!司令!戻ってきてくれ!!」
磯風「司令が望むのなら私はもっと強くなるから!だから!いなくならないでくれ!もう私の前から・・・」
磯風「いなく、、、ならないでぇ」ポロポロ
提督「・・・」
提督「これさ、早く帰って皆に懺悔した方がよくね?」
提督「吹雪幻覚見えてるし、蒼龍気性が荒くなってるし、飛龍は誰かを殺しそうな勢いで、扶桑は死にそうだし、磯風はキャラが崩壊している・・・」
提督「うぐっ!俺の良心がぁ!悲鳴を上げているぅぅ!」キリキリ
提督「まぁ、やめないんだけどね☆」キラッ
提督「さぁ、次は誰をモニターしようかな~~」ワクワク
ドイツ艦寮
ビスマルク「・・・・」ウワノソラ
プリンツ「アドミラール、、、妻の私を置いてどこに行っちゃったんですか!」ドンッ
ビスマルク(アドミラールがいないと、やる気が起きない・・・動きたくない、息をしたくない、胸が苦しい・・・死んでしまいたい)
ビスマルク(彼がいなくなる前に心中しておけばよかった・・・そうしたらもう二度と離れることはなかったのに)ハイライトオフ
ビスマルク(あぁ、せめて声だけでも聴きたい・・・私を安心させてくれる彼の優しい声が・・・)ボー
プリンツ「なんで!?なんでですか!?私のどこが気に入らなかったんですか!?」バキッドカッ
プリンツ「ハァ・・・ハァ・・・」
プリンツ「アドミラールには少し調教が必要ですねぇ~私をこんなのにした責任・・・まだとってもらっていませんし。」ハイライトオフ
プリンツ「まずは私のそばから離れてしまう足を切断して私以外に触れようとする手も取っちゃわなきゃ・・・あと、、、」ブツブツ
空母寮
赤城「味が感じられません、、、普段は美味しい筈なのに・・・」
赤城(あの人がいないからなの?何も感じられない・・・)
赤城(感覚がない、、、でも不思議と胸が痛い・・・)
赤城(こんなにつらいのなら、感覚がなくなっている今のうちに・・・いっそ楽になってしまおうかしら)
赤城(でも、死んだら提督と会えない!!そんなの絶対に嫌!!)
赤城(いいことを思いつきました、私の中に提督を入れて。提督の中に私を入れてもらいましょう♪)
赤城「提督・・・オイシソウ♪」ハイライトオフ
加賀(誰の許可を得て私のそばを離れているの??)
加賀(だめじゃない、貴方は私だけのモノでしょう?提督・・・)
加賀(・・・今度こそ提督は誰のモノかを教えてあげなきゃ)
加賀(提督・・・あなたは私がいないとダメだということに早く気付いてください)ハイライトオフ
加賀「じゃないとそろそろ」
加賀「頭に・・・きそうです」ニヤァ
戦艦寮
大和(はぁ・・・私じゃ提督のおやくにたてないですよね・・・)
大和(だから幻滅してこの鎮守府を去ったんだ・・・)
大和「・・・あれ?」
大和(私のせいなの・・・?私がお役に立てていないがために?提督が・・・私たちを捨てた?)
大和(ヒッ!いっ、いやぁ!お願いします!何でもしますから!捨てないでください!捨てないで捨てないで捨てないで捨てないで捨てないで捨てないで・・・あなたしかいないんです、貴方じゃなきゃダメなんです、、、嫌なんです・・・)
大和(そうだ、私がもっと頑張れば提督は戻ってきてくれるかも・・・)
大和(なら今からでも探さなきゃ、、、一番最初に見つけて。認めてもらわなきゃ、、、)フラッ
大和「っふふふ。えへへ・・・提督ぅ~♪」フラフラ
武蔵「貴様は、私たちを捨てていったのか?家族のように思っていると言ってくれたのも全部嘘だったのか・・・?」
武蔵「兵器としてしか生きられない私たちに沢山楽しいことを教えてくれていたのは私たちを騙すためだったのか?」
武蔵「もう貴様には・・・あえないのか?」
武蔵「そのようなこと私が許さない!貴様がどこに逃げようと絶対に見つけて引きずってでも連れ帰ってやる”そういしたらもうどこへも行けないように監禁してやるからな!」ハイライトオフ
武蔵「・・・・・・・・・・・」ユラッ
武蔵「そろそろ本腰を上げるとしようじゃないか・・・」
武蔵(愛しい彼のために・・・)
提督「こいつら闇深すぎだろっ!割とマジで笑えないんだけど!?」
提督「そして俺はこれだけ好かれていることが分かったなぁ・・・ぐへへ」
提督「取りあえずさぅきの映像は録画しとこ・・・」
食堂
間宮「速吸ちゃん!?なにしているの!?」
速吸「あぁ、間宮さん。なにって、提督さんのご夕食を用意してるんですよ?」トントン
間宮「聞いていたでしょ速吸、提督はもう・・・取りあえず手を止めなさい!」ガシッ
速吸「やめてください!上手に切れないじゃないですか!」ツー
間宮「なんで食材にあなたの髪の毛や、血が練りこまれているの!?それにその手首の傷・・・」
速吸「これですか?提督さんに捧げたんですよ?私の血の一滴から髪の毛一本に至るまですべて提督さんのモノなんです。これぐらいあたりまえじゃないですかぁ・・・」ハイライトオフ
間宮「・・・!?」ゾクッ
速吸「早く帰ってこないですかね~提督さん♪ワタシと手料理食べてもらいたいです!」
潜水艦寮
イムヤ「はぁ、、、はぁ、、、提督さん・・・」ハイライトオフ
イムヤ「はぁ・・・提督さんカッコいい・・・」ウットリ
ゴーヤ「提督!提督はどこでちかっ!ゴーヤ寂しいよ!」ハイライトオフ
ゴーヤ「提督!提督はどこでちかっ!ゴーヤ寂しいよ!」ハイライトオフ
イク「123~124~125~♪」サクッサク
イク「ん~おかしいのね、これだけ手首を切っても死ねないのね~♪126~・・・」ハイライトオフ
ハチ「・・・・・・」アルバムペラッ
ハチ「・・・・・提督」ポロポロ
まるゆ「隊長隊長隊長隊長隊長・・・」ブツブツ
まるゆ「隊長に会いたい隊長に会いたい隊長に会いたい・・・」ハイライトオフ
呂「提督・・・どこにいったの?ローちゃんを置いていかないでよぉ」ポロポロ
呂「提督に捨てられたのかな?ならもう生きている意味なんてないですって・・・」ハイライトオフ
ニム「提督、ニムが馴染むまでずっと一緒にいるって言ってたじゃない!」
ニム「なのにどうしていなくなるの?手足を落としておけばよかったかな?ふふふ・・・」ハイライトオフ
大鯨「・・・イムヤ、いつまでもスマホで写真なんか見ていないの!ゴーヤちゃんも同じことばっかり言ってないでしっかりして!他のみんなも!」
呂「・・・たいげーさん。」
ニム「でも、提督がいませんよ?何かすることあるんですか?」
大鯨「みんなで協力して、提督さんを探しませんか?」
まるゆ「隊長見つかるの?また会える?」
大鯨「みんなが力を合わせれば、きっと」
イク「もうなんでもいいのね!提督さんに会えるのならなんでもするのね!」
ハチ「そう、、ですね。探してみましょう。」
大鯨「皆さん、、、ぜったいに見つけて連れて帰りましょうね!」
「「「「おーーー!」」」」
大鯨(・・・あとはこの子たちに任せて、提督が見つかったところを横取りすればいいだけですね)
大鯨(全く、提督ったら。私に黙って消えようなんてダメじゃないですかぁ?)
大鯨(消えるのならば一緒にいましょうよ?目の前にいてもらわないと、一緒に消えれないじゃないですか・・・)
空母寮
葛城「提督さんってば下見なんかせずにそのまま私と行けばいいのに・・・」
天城「葛城?あなた何言っているの?」
葛城「え?なにって提督さんたら私との新婚旅行の下見に行ったんでしょ?」
天城「・・・葛城現実を受け止めなさい。提督さんはこの鎮守府をやめたのよ?」
葛城「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
天城「!!」
葛城「提督さんごめんなさい、本当はデート楽しかったのに、ごめんなさい、私のために何時もかまってくれていたのに、ごめんなさい、あなたが私を大切に思ってくれていることをしりながら私は!!!!!」ハイライトオフ
葛城「私は・・・提督・・・ごめん・・・なさい」バタッ
天城「葛城!!!」ダキッ
葛城「・・・スー・・・スー・・」
天城「気絶して精神崩壊を防いだのね・・・」
天城(早く帰ってきてください提督・・・私たちはそろそろ限界です。私も、もう・・・)ハイライトオフ
駆逐艦寮
夕立「提督さん・・・どこに行っても必ず見つけて連れ帰るっぽい」
夕立「そうしたら、もうどこにも行かないように首輪でもつけようかしら♪」ハイライトオフ
時雨「提督、、、僕の提督、、、」ブツブツ
時雨「おかしいな?僕の所有物が何の断りもなく勝手にいなくなっちゃうなんて・・・今度は名前でも書いておこうかなぁ・・・」ハイライトオフ
白露「私が提督の一番じゃなきゃダメなのに・・・私以外に提督の一番はいないはずだよねぇ?」
白露「まぁいたとしても消しちゃおっか!だって、一番は二人もいらないから・・・」ハイライトオフ
村雨「提督さんってばなにか嫌なことがあったなら言えばよかったのにぃ♪」
村雨「提督にあだなすものはこの村雨が全部片づけてあげるから、早く帰ってきてくださいね?フフフ」ハイライトオフ
春雨「司令官、早く帰ってきてくれないと春雨が冷めてしまいますよ?春雨、司令官のために一生懸命に作ったんだけどなぁ・・・」
春雨「ああぁぁぁぁぁぁ!」ガッシャーン
春雨「こんな普通の春雨じゃ司令官は帰ってきてくれない!もっとおいしいのを作らなきゃ!」髪の毛ブチ
春雨「これをじっくり煮込まなきゃ!司令官、食べてくれるかなぁ♪」ハイライトオフ
五月雨「ワタシ頑張ってますよ?提督さんにドジっこって言われないために・・・」
五月雨「でも、もう手が滑っただけで提督さんを殺してしまいそうなんですよ・・・何故でしょう?」ハイライトオフ
涼風「提督。あたいの事を忘れてしまったのかい?」
涼風「でもあたいはずーっと覚えているよ?提督が思い出して帰ってきてくれるまで・・・ずーっと、な」ハイライトオフ
江風「ひどいぇ~提督は私はこんなにもあんたのこと思ってるのに。」
江風「まぁ、あたしは提督のモノだけど大切に扱ってくれよ?じゃないと、すぐに壊れてしまうからな・・・」ハイライトオフ
海風「提督が心配です、もしも事故に遭われていたら?もしかしたら陸軍の犬に暗殺されるかも?それに他の悪い虫も着いていてでもしたら・・・」
海風「ダメですっ!やっぱり提督さんは私と一緒にいなければ!提督は私がいないと何もできないんです!早く提督の所に行かなきゃ!」ハイライトオフ
重巡寮
ポーラ「ウヒィ~提督さん~もっと飲みましょうよぉ~・・・あれぇ?おかしいなぁ提督のグラスはまだいっぱいだぁ」
妙高「ポーラさん!もうお酒を飲むのはやめてください!それ以上は危険です!」
ポーラ「嫌ですぅ~やめません。お酒を飲んでいる間だけは提督さんに会えるんですよぉ~?飲まない理由があるんですかぁ?」
妙高「それ以上飲むとポーラさんが危ないんですよ!お願いします!」
ポーラ「うるさい・・・」
妙高「・・・え?」
ポーラ「もういちど提督さんに会えるのなら!ポーラの事なんてどうでもいいんですよ!ングッング!」ハイライトオフ
妙高「!!!ポーラさん!!!!!」
ポーラ「てい・・・とく・・・」バタン
妙高「医務室に運ばないと!誰かっ!誰か手伝ってください!!!」
ザラ「・・・ポーラ」
妙高「ザラさん!ポーラさんを運ぶのをお手伝いしていただけませんか!?」
ザラ「弱ったポーラを鎮守府の前につるしていれば・・・提督さんは帰ってきてくれるかしら?」
妙高「ザラさん!あなた自分で何言ってるのかわかっているのですか!?」
ザラ「提督さんは優しいの・・・だからポーラがこんなことになっていれば絶対に駆けつけてくれるわ!」
妙高「そのために妹を犠牲にするのですか!?」
ザラ「なにいってるの?これはポーラの意思でもあるんですよ?」
妙高「何を言ってるんですか!?」
ザラ「だってさっき提督に会えるのならどうなってもいいって言っていたじゃない・・・その望みをかなえてあげるだけよ?姉として、ね」ハイライトオフ
妙高「させません!こうなれば私一人ででもポーラさんをっ!」ダッ
ポーラ「てい、、、、とく、、、、さみ、、しいよぉ」
扉バタン
ザラ「・・・モウスグデテイトクニアエタカモシレナイノニ」
ザラ「まぁ、いいわ。餌ならそこらへんに腐るほどあるじゃない・・・」
ザラ「早く会ってもう一度おしゃべりしたいわ・・・ずーっと語り合いましょう??」
提督「もう心が折れそうなんだが・・・」
提督「ここは、嫁の顔を見て落ち着くか!」
提督「あぁ^^~心がピョンピョンするんじゃ^^~!!」
提督「ふぅ、さて!続きいってみようっ!」キラキラ
駆逐艦寮
朝潮「司令官はおっしゃいましたよね・・・自分に何かあったときは皆を・・・守るんですよね」
朝潮「司令官…、約束は…、司令官との大切な約束も必ず守り通す覚悟です!でも、司令官も助けます。私から提督を奪うやつを殺せばいいんですよね・そうすれば司令官はきっと私を認めてくださる・・・」ハイライトオフ
大潮「司令官がいないと私のテンションは上がりません・・・」
大潮「どんどん沈んでいく・・・し、死にたい?・・・死ねば会えるのかな?じゃあ死にたい・・・あの人とならどこででも天国です」ハイライトオフ
(私、なんでこんな部隊に配属されたのかしら。)
満潮「・・・うるさい」
(なにそれ!?意味分かんない。)
満潮「うるさい!うるさい!」
(つまらない戦略たてないでよね、ふんっ!)
満潮「お願い!もうやめて!もう・・・」ポロポロ
(なっ、何よ。私に恩を着せたつもり?!)
満潮「司令官・・・私は・・・ヒグッ違うのぉ・・・」ポロポロ
満潮「死ね!私が憎い!司令官につらく当たってしまった自分が!大切なモノを失うまで気づけなかった、私・・・死ね!死ね死ね死ね!」ハイライトオフ
山雲「司令さ~ん、もっと山雲に触ってもいいんですよ?だから、お願いします。出てきてください~」
山雲「やっぱり、私ごときなんか司令にかまってもらう価値なんてなかったんですよね・・・あれ?なんで私生きてるんだろ?司令がいないのならここにいる意味がないじゃないですか~ふふふっ」ハイライトオフ
霰「司令官・・・貴方なしに私はこれからどうやって生きていけばいいんですか?」
霰「あの時、魚雷の安全装置外しておけば司令官と心中できたのに・・・」ハイライトオフ
霞「私、いつもあんたに言ってたわよね・・・ついてらっしゃいって」
霞「なのにあんたが私を置いて行ってどうすんのよ・・・」
霞「・・・そう、次は私からあんたについていく番なのね。あんたのためならなんだってするわ!だからずーっと私とだけ歩いてちょうだい」ハイライトオフ
荒潮の方はもう一つのSSでどうぞ(宣伝)
駆逐艦寮
野分「司令、もう大丈夫ですからはやくお仕事しましょう?私は十分休むことができました・・・」
野分「アナタがいないと・・・私は何もできないんです、貴方の事だけしか考えれません・・・」
野分「!もしかして司令は私がどれだけ司令がいない時間に耐えられるか試しているのですか!?
野分「そうです!そうに違いありません!じゃないとあの司令が私を一人にするはずないもの!」ハイライトオフ
嵐「司令、俺いつもお前のこと見てたんだぜ?」
(ん?司令どうした?さみしいのか?まさかな。へへっ)
嵐「本当に寂しいと思っていたのはいつも俺だった・・・司令の周りは常に誰かがいて俺に入り込む隙がなかった。」
嵐「だから決めたんだ、司令の周りにいるやつらがいなくなれば司令は俺だけしか見ることができないだろう?」ハイライトオフ
萩風「私、夜になるといつも司令の事を考えて乗り越えてきました。」
萩風「大丈夫、終われば司令が笑顔で私たちを出迎えてくれるって・・・」
萩風「でも、もうそれも叶わないんですね・・・司令は萩風を見捨ててどこかに行かれてしまったのですから」
萩風「もう、怖いんです・・・司令がいないだけで視界が狭まって夜のように頭が真っ黒になっていって・・・怖い怖い怖い!夜は嫌だ!司令がいないのはもっとイヤダ!帰ってきてください!司令のためなら死ねます!だから、お願い・・・」ハイライトオフ
舞風「あっははははははははは!うふふふふふふふふ!」
舞風「私笑っているよ!?ふふふ、司令も暗い雰囲気嫌いですもんね!はははっ!」ハイライトオフ
舞風「司令と踊れなくても、ははは!こんな風に笑いあっていたかった、うふふふ!」ポロポロ
舞風「司令、私は司令だけのお人形です、貴方が指示した通り歌って踊るだけなの・・・でも。もう悲劇は踊りたくないなぁ、あははははっ!」
被覆室
鳳翔「・・・」キョロキョロ
鳳翔「・・・よし。」パタン
鳳翔「こんな事をしてはいけないとわかっています・・・ですが」ガサゴソ
鳳翔「あった・・・」
提督私服 提督下着 提督予備軍服
鳳翔「ふぅ・・・」
鳳翔「スン、、、スン、、、クンクン」スリスリ
鳳翔「あぁぁ・・・///いい匂い・・・あの人の匂いがする・・・」ギュッ
鳳翔「私には女の子としての可愛さも積極性も無いのかもしれません・・・」
鳳翔「ですが、どの子よりも先に提督には私の匂いがついているのですよ・・・誰よりも、ね」ハイライトオフ
鳳翔「せつないですよ提督・・・せめて、私にあなたの事をやらせてください。」
鳳翔「なにからなにまでですよ?朝のおはようから、夜のお休みまで・・・全部全部。」
鳳翔「そうすれば、だれも私たちの間には入ってこれないでしょう?ふふふ♪」
鳳翔「さぁて、そろそろ提督を探しに行きますか・・・」
鳳翔「待っていてくださいね、提督。いえ、旦那様♡」ガチャ
重巡寮
古鷹「・・・提督、会いたいです。また私を必要といて欲しいんです・・・貴方がいないと私は。」
古鷹「・・・青葉」
青葉「は、はいっ!」ビクッ
古鷹「提督は見つかった?」ニッコリ
青葉「そ、それがですね、必死に探してはいるのですが・・・」
古鷹「ふーん?つまり、見つかっていないの?」
青葉「すいません!でも三時間で探すのは流石にっ!」
古鷹「はぁ?三時間よ?三時間も提督と会えないのよ?そんなの耐えられるわけないじゃない!」ハイライトオフ
青葉「・・・」ガタガタ
古鷹「青葉さ、、、真面目にやってる?・・・衣笠の事忘れたの?」ギロッ
青葉「!待ってください!わかりました!すぐ見つけますから!衣笠には手を出さないで!!!」
古鷹「・・・なら早く探してきてよ?衣笠が無事かどうかはあなた次第よ?あ・お・ば?ふふふ」
青葉「・・・行ってきます」ギリッ
扉パタン
古鷹「・・・」
古鷹「・・・青葉ごめんね、こうするしかなかったの」
古鷹「私、次に提督を見たら自分を抑えることができなくなりそうで怖いの・・・」
古鷹「衣笠には何もしないわ、、、どんな結果になっても・・・私は」ポロポロ
提督「・・・」
提督「はっ!余りの出来事に意識が飛んでいた・・・」
提督「あいつら性格変わりすぎでしょ!びっくりなんだけど!!」ガタッ
提督「・・・あれ?なにか講堂で動きがあったみたいだな。どれどれ」カチカチ
講堂
長門「・・・皆なかなか集まらないな・・・」
陸奥「それはそうでしょう、それぞれ提督がいなくて気が狂いそうなんだから・・・」
陸奥(長門、貴方もよ・・・自分では気づいてないと思うけど、そろそろ限界のはずよ)
長門「まぁ、いい。ここに集まったみんなには言っておく・・・」
長門「夕張が監視カメラの映像で、提督らしき人物が船に乗ってある島に行くというものを見つけた。」
「何それ・・・どこっ!?ドコナノ!!」
「教えてよ!早く早く早く早く・・・」
「そこに行けば提督に会えるのね・・・」
長門「その島は・・・ここからだいぶ離れた島。南那史島(ななしとう)だ。」
ざわざわ
「私が、先に迎えに行くの!邪魔しないでよ!!」
「あんたが邪魔しているんじゃない!離しなさいよ!!」
長門「落ち着いてくれ。これはあくまで可能性だ・・・そこだけは理解してくれ」
シーン
長門「すまない、、、もう解散してくれて構わないぞ・・・」
扉バタン
陸奥「長門・・・大丈夫?」
長門「あぁ、心配するな。提督が帰って来るまではこの鎮守府は・・・私が。」バタン
陸奥「!!長門」ダキッ
長門「スゥ・・・スゥ・・・」
陸奥「よかった・・・」ナデナデ
提督「・・・」
提督「あれっ?監視カメラなんかあったっけ?」
提督「南那史島ってココじゃん!!やばいって!!!」
提督「とりあえず、どうにかしないとな・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金剛「提督は今ネームレスアイランドにいるのですネ!?」
霧島「南那史島ですお姉さま。」
比叡「お姉さまと提督のために気合い、入れて、行きます!」フンス
榛名「早く会いたいです・・・提督。」
金剛「ここは私たちだけで提督を迎えに行きませんカ?金剛型の意地とプライドを見せつけるチャンスデース!!」
比叡「素敵です!お姉さま!」キラキラ
榛名「それはいい考えです!行きましょう!すぐに出発するべきですよ!」
霧島「落ち着いてください。どうやって行くおつもりですか?我々には航続距離が厳しいですよ?」
金剛「そこは問題ないデース!提督と同じ船で行けばいいじゃないですカ!」
比叡「流石お姉さま!天才です!」
榛名「それでは行き方も決まりましたし!早速行きましょう!」
霧島「・・・はぁ、それで行きましょう」
金剛(私が提督を一番愛していまス・・・一番に迎えに行くのは当然デース)ハイライトオフ
比叡(お姉さまの事も好きですが、提督にも私を見て欲しいです・・・)ハイライトオフ
榛名(提督提督提督提督提督提督提督提督・・・)ハイライトオフ
霧島(提督は確実に、安全に連れ帰らなければなりません・・・もっと徹底した案を)ハイライトオフ
軽巡寮
矢矧「提督・・・やっと再会できるのね。ふふふ」
矢矧「提督が矢矧を捨ててからというもの、私はあなた以外の事を考えないようにしてきたわ。」
矢矧「だから、あなたも私の事だけを考えてくれていたわよね?」
矢矧「まぁ、別に今となってはどうでもいいことよ。だって私はもうあなたを逃がす気はないから。」
矢矧「この首輪、丈夫そうでしょ?銅材をふんだんに使ったから、もう逃げられないわね。他の女に取られないように私の手首ともつなげけておきましょう、そうしたら毎日毎時間一瞬たりとも提督から目を離さなくて済むし」ハイライトオフ
矢矧「さぁ、準備もできたし未来のお婿さんを迎えに行くとしましょうか!」
矢矧「また二人でハンバーガーを食べに行きましょう♪」
酒匂「矢矧ちゃん、目が死んでるよ?」ハイライトオフ
矢矧「アナタこそ死んでるじゃない、酒匂。」
矢矧「それはそうと、近いうちにあなたに義兄さんができるわよ?・・・近づかせないけどね」ボソッ
酒匂「楽しみだね!そういえば私にも彼氏がいて、その人とケッコンするかも・・・矢矧ちゃんには渡さないから」ボソッ
矢矧「うふふっ楽しみだわ。そんなことは一切ないだろうけど・・・」ハイライトオフ
酒匂「ふ~ん、矢矧ちゃんはおとなしく私へのお祝いの言葉でも準備していてね?ぴゃ~ん♪」ハイライトオフ
港
乗組員「今日も暇ですねぇ~」
船長「海にあんな化け物共が出るんだ、好き好んで海に出るやつはいないだろうな。」
乗組員「最後に来たお客さんは海軍関係者の青年でしたねぇ~」
船長「うむ、あんな青年に戦場を任せるなど上は何を考えているんだか・・・」
「あ、あの」
乗組員「どうしたんだいお嬢ちゃん?迷子かなぁ~?」
「船にのりたいんですけどぉ~」
鹿島「今大丈夫ですかねぇ?」
乗組員「いいのかい?お嬢ちゃんも知っての通り海には怪物が・・・」
船長「待て、よく服装を見てみろ。」
乗組員「これは、軍服?まさか嬢ちゃん、軍の関係者かい!?」
鹿島「はい、なので怪物の事はよく知っています。」
船長「ウチの者が失礼な態度をとってしまい、申し訳ない。」
鹿島「いえいえ、気にしていませんよ。それよりも船に乗りたいんですが・・・」
船長「すぐに準備します、おい操縦室見てこい。」
乗組員「り、了解っす!」
鹿島「南那史島というところなのですが・・・」
船長「・・・やはり訳アリですかな?」
鹿島「はい、なるべく聞いてほしくないですね。・・・あなた方のために」
船長「そうですね、では私たちは何も聞かずに仕事をするとしましょう。」ゾクッ
鹿島「ふふふ♪賢いおじさんは好きですよ。」(提督さんには敵わないですけどね♪)
船長「ではお乗りください。」
鹿島「ありがとうございます、失礼しますね。」ストン
乗組員「では念のためにライフジャケットをご着用ください。」スッ
鹿島「いえ、いざとなれば私浮けますのでご心配なく。」
乗組員「え?でも浮くってどうやって?」
鹿島「気になりますか?命は大切にした方がいいと思いますが♪」ニコニコ
乗組員「ヒッ!だ、大丈夫です!」
鹿島(提督さん、早く元気な姿を見せてくださいね。私も提督のために健康状態を保っていましたよ?)
鹿島(提督の子供を授かるために、ね。ふふふ♪最初が無人島なんて、ロマンチックですよね。)
鹿島(さぁ、提督さん。私だけの提督さん。私の旦那さん。今あなたの鹿島が参りますね・・・)ハイライトオフ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
乗組員「いやぁ~最近の嬢ちゃんは怖いですね~」
船長「全くだな、本当の笑顔は見せず漂う気配は執着するようにまとわりついてくる・・・」
船長「彼女は狂ってしまっているのかもな・・・」
乗組員「・・・あんなかわいい嬢ちゃんがですかい?」
船長「お前も薄々は感づいていたんだろう?」
船長「彼女は我々を見て話していなかった、ただの一回もだ。」
乗組員「・・・」
船長「ずっとあの島を・・・南那史島を見つめていたよ。まるで逃がさないと言っているようにね。」
乗組員「やっぱり、前のお客さんのことと関係あるのですかねぇ~?」
船長「これ以上は考えていても仕方ないだろう、さぁ持ち場に戻れ。」
乗組員「えぇ~もうお客さんなんていないじゃないですかぁ~」
船長「よく見てみろ」スッ
乗組員「ん?双眼鏡ですかい?どれどれ~」スッ
艦娘達「・・・」ゾロゾロ
乗組員「・・・船長」
船長「なんだ?」
乗組員「有給って使えますか?」ビクビク
船長「却下だ。」ニッコリ
提督「どういう事だ!鎮守府に艦娘がひとりもいないじゃあないか!」
提督「このままじゃモニタリングはおろかあいつらの動きが読めない俺は・・・」ゾクゾク
提督「だが、南那史島は俺の庭みたいなものだ・・・ただでは捕まらんぞ、せめて有給は使い切ってやる!!」
提督「まずは、隠れるための装備が必要だな。」チラッ
ダンボール「・・・」
提督「・・・いいセンスだ。」
暁「ここが提督のいるあいるらんどね!」ドヤァ
電「暁ちゃん、それを言うならアイランドなのです。」
響「元ネタを知ったかするからそんなことになるんだ。」
雷「はぁ、暁ってば本当にお子様ね。このままじゃいつまでたっても司令官を見つけられないわよ!」
暁「なによ!暁が一番お姉ちゃんなのよ!」
雷「でも頼りないのは事実じゃない!」
暁「フンッ!暁が絶対に司令官を見つけてあげるわ!」
雷「私が先に見つけるのよ!」
暁&雷「「むぎぎぎぎぎぎ!」」
暁「ん・・・?」スンスン
暁「司令官の匂いがする・・・」ハイライトオフ
雷「あれ、本当だぁ~?どこにいるの司令官、私がきたわよ!」ハイライトオフ
電「司令官さん、電はあなたのモノです!だからおそばにおいてくださいなのです!」ハイライトオフ
響「私は司令官を信頼しているよ?私の名に懸けてね。でも、なんで司令官は私を信頼してくれないんだい?」ハイライトオフ
ダンボール「・・・」
暁「司令官!?どこにいるの!返事してよ!!」ガサガサ
雷「司令官には私がいるから安心して出てきていいわよ!ねぇ、きいているのっ!?」ガサガサ
電「会いたいです、電このままじゃおかしくなっちゃうよぉ・・・」ごそごそ
響「さぁ、早く出てきて元気な姿を私に、私だけに見せてくれないか?」ガサゴソ
暁「司令官司令官司令官司令官・・・」ブツブツガサガサ
暁「司令官司令か、、、ん?」
ダンボール「・・・」
暁「何かしらこれ・・・?」
暁「皆ー!ちょっとこっちに来てー!」ブンブン
雷「私がいるのに私がいるのに私がいるのに・・・」ブツブツガサガサ
電「電の本気はこんなものじゃないのです・・・もっともっと」ブツブツごそごそ
響「私を信頼してくれてもいいんだよ?私は何よりも誰よりも司令官を信頼しているのだから・・・」ブツブツガサゴソ
暁「司令官が見つかったのに・・・」ボソッ
電&雷&響「「「っ!!!」」」バッ
暁「ぴゃっ!?」ステン
暁「いてて、ころんじゃったわ・・・」ウルウル
雷「どこっ!?司令官はドコナノ!?」
電「司令官さん!お願いします!電の事を捨てないでッ!!」
響「私たちだけじゃないのが残念だけどすぐに二人きりにするから・・・」ジャキ
ダンボール「・・・」
響「・・・なんだいこれは?」スッ
雷「なによ・・司令官なんていないじゃない!」
電「私の事、嫌いになったんですよね・・・」
暁「ハッ!・・・な、なによ!あなた達が反応しないのが悪いんじゃない!」
響「すまなかった、謝ろう。それでこの箱は一体?」
暁「草陰に隠れるように置かれていたから何か入ってるんじゃないかなぁ~って」ドヤァ
雷「それで、開けるの一人じゃ怖いから私たちを呼んだってわけね」ハァ
暁「べ、別に怖くなんかないし!本当よ!?」プルプル
電「スンスン・・・この箱から司令官さんの匂いがするのです!!」ガシッ
暁「え!?・・・いい匂い、間違いないわね!」ガシッ
雷「司令官!私とおうちに帰りましょう?」ガシッ
響「もう逃がさないよ?私と共に生きようじゃないか・・・」ガシッ
暁&響&雷&電「「「「せーのっ!!!!」」」」
ダンボール「バサッ!」
軍服「ポロリ」
暁&響&雷&電「「「「・・・・・・・」」」」
暁「はぁん///いい匂いなのぉ~」クンクン
雷「暁ばっかりずるいわ!!私にも貸してよ!」グイグイ
電「はわわっ!破れちゃうのです!ここは電が・・・」
響「ハラショー、こいつはいいな・・・」クンクン
暁&響&雷&電「「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁ////」」」」バタン
シーン
提督「・・・普通に考えてダンボールの中に隠れるわけないじゃん、俺は伝説の傭兵じゃないし。」
提督「今のうちに撤退撤退!」タッタッタッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「なんだかダンボール使えるような夢を見ていた気がする・・・」
矢矧「提督ー!てーとくー!どこにいるのー?」
提督「いかんいかん!しっかりせねば、みつからないようにそーっと」
パキン
矢矧「!そこにいるの!?」ガサガサ
提督(しもた!音を立ててしまった!なにかか隠れれるようなものは・・・)キョロキョロ
ダンボール「君は僕に頼るしかないんだよ?」
提督「もうダンボールはいいんだよ!!」
提督「ん?何かおかしくなかったか?」
矢矧「提督?子供の名前はどうする?既成事実既成事実既成事実既成事実既成事実・・・」ハイライトオフ
提督「やむを得んな・・・行くぞっ!」バサッ
ダンボール「ふふふ」
提督「はぁ、はぁ。いまさら後悔しだしたぞ・・・」ズーン
???「まぁ元気出しなよ」スリスリ
提督「そうだな、ここは冷静になる・・・か?・・・」
時雨「ハァハァ、そうだよ、、ん///」スリスリ
提督「し、し、し・・・」
提督「し、しぐれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
矢矧「!!今提督の声がしたわ!」
矢矧「それに時雨って言ってたわ・・・」
矢矧「私以外の女と・・・ユルセナイ」ハイライトオフ
矢矧「ここらへんね!!」
ダンボール「・・・」
矢矧「あらっ?提督がいない・・・こっちだと思ったのに。既成事実が・・・」ブツブツ
提督(頼む!気づかないでくれ!)
矢矧「あら?なにかしらこのダンボール・・・怪しいわね」スタスタ
提督(ですよねー!普通ダンボールにステルス機能とかないもんね!)
矢矧「中身はどうなってるのかしら?」
提督(終わった・・・俺の提督ライフ\(^o^)/)
「矢矧さーん!こっちに提督がいるっぽーい!!」
矢矧「なんですって!?今行くわ!!」ダッ
シーン
時雨「2人きりになれたね?ふふふ♪」
提督「なんで時雨がダンボールの中にいるんだよ!」
時雨「こうしていれば提督が来てくれるような気がしてね・・・」ハイライトオフ
提督(えっ?何それ怖い)
時雨「さぁ提督?ボクと一緒に幸せな生活を送ろう?夕立も一緒だけどね・・・」
提督「ぐっ・・・」
提督(夕立と組んでいたのか・・・さっき矢矧を呼んだのも夕立なわけか)
時雨「ボク、もう考えただけで・・・こんなに興奮してるの・・・」ハァ・・・ハァ・・・
提督(しょうがない・・・女の子に使うのは癪だが)
時雨「イクよ?提督!!」ガシッ
提督「うなれ!俺のCQC!!!」バシッ
時雨「うっ・・・!」バタッ
提督「すまないな時雨・・・この物語は全年齢対象なんだ」
提督「ヤンデレでもAには勝てまいっ!俺は逃げるぞ!!」タッタッタ
シーン
時雨「ふふふ♪提督があんなに激しく絡みついてくるなんて初めてだったなぁ///」
時雨「嬉しすぎてつい気絶しちゃったよ///」←全く効いていない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「決めてやったぞCQC!さぁ次はだれだっ!?」
Warspite「見つけましたよ・・・Admiral」フラッ
提督「なっ!?Warspite!お前どうしたんだ?顔色が悪いぞ?」
Warspite「please do not worry(気にしないでください)・・・それより」
Warspite「私を差し置いてあそこで時雨と何をしていたのですか?おかしいですよね?Unintelligible、Unintelligible、Unintelligible!(理解できない!)」ハイライトオフ
提督「くそっ!何言ってるかわからないが取りあえず逃げるっ!!!」タッタッタ
Warspite「Why do you deny me?(なぜあなたは私を否定するんですか?)Why why why why why why why!?(どうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうしてどうして!?)」ブツブツ
提督「はぁ、、、はぁ、、、なんで走りながら息継ぎなしであんなこと言い続けられるんだよ!!最近の艦娘は化け物か!?」
Warspite「Admiral, please stop!(提督、止まってください!)なぜ逃げるんですか!?やっぱり後ろめたいことがあるんですね?can not forgive・・・(許さない・・・)」ハイライトオフ
提督(走りじゃ勝てないな、こうなったらどこかに身をひそめるしかない!)
提督「何処かいいところはないか・・・なぁぁぁぁぁぁぁ!?」ヒュウ
Warspite「Admiral ! ? Where are you or you've done ! ?(提督!?どこへ行ったのですか!?)」キョロキョロ
Warspite「Not escape wherever you go ? Admiral ...(どこへ行っても逃がしませんよ?提督・・・)」スタスタ
提督「いてて・・・助かったのか?まさかこんなところに落とし穴があるとは。」サスサス
提督「そういや誰かに引っ張られたような気がしたんだよなぁ・・・」チラッ
Iowa「Hi!Admiral!」
提督「うおわぁぁぁ!?Iowa!どうしてこんな穴の中に?」
Iowa「こんなところなんてAdmiralはIt is rude(失礼)ですね!」
Iowa「ここはMeとAdmiralのIt is the house(家)ですよ?」ハイライトオフ
提督「いや、ここはどう見てもただの落とし穴・・・」
Iowa「何を言ってるんですか?ここで土に埋まればAdmiralとずっと一緒に入れるじゃないですか?Much , all the time ...(ずっと、ずーっと・・・)ふふふ♪」ハイライトオフ
提督(え?なに、つまりこの落とし穴は俺と心中するためのモノだったってことか!?)
Iowa「さぁ、私と逝きましょう?I have loved , Admiral・・・(愛していますよ、提督・・・)」
提督「くそっ!重いけど嬉しいな!でも、すまない!」
提督「俺が死ぬときは深海棲艦全員を道連れにする時だって決めているから、、、、なっ!」ひゅん
提督「スポーツはできなくてもこれぐらいなら誰でも行ける!」
Iowa「なぜ私を置いていくんですか?ここで一緒に果てましょう?」
提督「おいて行ってなんかないさ、歩むんなら俺はみんなと足をそろえて歩くさ。」タッタッタ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「もう昼時か・・・・・腹減ったなぁ」グ~
速吸「提督さん!あなたの速吸が参りました!」スタッ
提督「もう驚かんぞ・・・艦娘はどこから来てもおかしくないんだ。ははは」
速吸「提督さんお腹の好きすぎでおかしくなったんですか!?」
速吸「提督さんのために不肖速吸ご昼食をお持ちしました!」
提督「おおっ!?それは本当か!」ワクワク
速吸「ふふふ、提督さんったら可愛いですね♪こちらです。」
提督「オムライスか、早速いただくとしよう!もぐっもぐ・・・」がつがつ
速吸「んぁ!?///ふぅ、ふぅ・・・」
速吸(提督が私の作ったものを食べてくださっている・・・あぁ、幸せ。こんなにも気持ちいいなんて)
提督「もぐもぐ」
速吸「・・・おいしいですか///?」ハァ・・・ハァ・・・
提督「あぁ、すっごく美味しいよ!」ニッコリ
速吸「はうっ・・・///」
提督「ご馳走様でした、ふぅ。幸せ幸せ!」
速吸「速吸のオムライス、いかがでしたか? にひひ♪ ちょっと贅沢しちゃった」
提督「流石と言わざるを得ない出来栄えだったぞ」
速吸「ありがとうございます!頑張ったかいがありました!」
提督「あぁ、こんなうまい飯が毎日食えたらいいのにな」
速吸「もう、提督さんったら///・・・でも安心してください!」
速吸「これからは毎日速吸が提督のご飯を作りますから!」ニコリ
提督「え?・・・あ」フラッ
速吸「今はゆっくりと休んでください・・・旦那様♡」
提督(あぁ、、、意識が持っていかれる)バタッ
速吸「・・・あはは♪」
数分後
提督「・・・」
速吸「あぁ、寝顔も素敵ですね・・・」ナデナデ
提督「ん・・」スリスリ
速吸「可愛い!あと少しだけでもっ!」サスサス
提督「・・・ん?」むくり
提督「あれ・・・俺は?」
速吸「おはようございます提督さん!もぅ、提督さん、ご飯食べた後にすぐに寝ちゃだめですよ!」
提督「すまない、膝まで借りてしまって・・・」
速吸「構いませんよ、私がやりたかっただけですし・・・」ボソッ
提督「なにかいったか?」
速吸「いえいえ、何でもありませんよ!」
「提督~~!どこなの~~~!!」
提督「やばいっ!いろいろありがとう速吸!また今度埋め合わせするから!」タッタッタ
速吸「提督さんファイトでーーーす!」フリフリ
提督「おう!」
速吸「・・・」
速吸「あんな薬の力なんて借りずに提督を手に入れて見せます・・・」
速吸「それが本当のアイだと信じていますから・・・お慕いしていますよ、提督?ふふふ」ハイライトオフ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「逃げ回っている間にもう夜になっちゃったな・・・」
提督「部屋はもう見つかってるだろうしな・・・どうしたものか」
提督「この島には洞窟がいくつかあるはずだが・・・」
提督「うん、上出来だ。ちょうどいい穴があるじゃないか。」
提督「ペンライトをつけてっと・・・よし!」
提督「思ったより広いな・・・」
「はぁ、、、はぁ、、、見えない、怖い、寒い、嫌ぁ、嫌ぁ」ガタガタ
提督「誰かいるのか・・・?」
神風「怖い、何とかしないと・・・でも寒い・・・」ガタガタ
提督「神風・・・なのか?」
神風「あああ・・・あぁぁぁぁ!?」ガバッ
提督「うおっ!なんだ急に。」ダキッ
神風「明るい、暖かい、司令官が見える!司令官司令官司令官司令官・・・あはは・・・」ハイライトオフポロポロ
提督「もう大丈夫だ、お前は一人じゃないぞ。」ナデナデ
神風「えへへ、司令官だぁ♪怖くない、もう一人じゃない、私は大丈夫・・・」ハイライトオフ
提督「神風は夜が苦手だったもんな・・・」
神風「私は司令官がいれば何も怖くないよ?ふふふ」ギュー
提督「そうか、ファ~・・・ちょっと疲れたな」
神風「大丈夫?司令官?私はここにいるよ?司令官は一人じゃないよ?」ダキッ
提督「そうだな、・・・こんなところで悪いけど俺はもう寝るよ。」
神風「私も司令官の隣で寝るわっ!」
提督「ならこの上着を使ってくれ。」
神風「ありがとうございます!では、おやすみなさい!」
提督「お休み。」
提督「・・・」スース―
神風「・・・」ジー
提督「スース―
神風「・・・」ジー
提督「なんだ神風?」
神風「司令官がどこにも行かないように見張ってるのよ!」
提督「大丈夫、俺はここにいる、一緒に眠って明日に備えよう。」
神風「・・・わかりました」
数時間後
提督「うぅ~トイレトイレ~」
神風「・・・」スースー
提督「起こさないようにそっと・・・」
提督「あぁ~^^気持ちいゾ~^^」シャァ―
提督「ふぅ、戻るか。」
提督「もうひと眠り~」
神風「イヤァァァァぁ!司令官に捨てられた司令官に捨てられた司令官に捨てられた!私独りぼっち、大丈夫じゃない!寒い暗い怖い・・・」ハイライトオフ
提督「神風!?大丈夫か!」
神風「!!もう嫌だぁ!お願い!離れないで!捨てないでぇ!」ポロポロ
提督「俺は神風を捨てないよ。」ギュゥ
神風「あぁ・・あぁぁ・・・」ギュウ
神風「・・・」クテン
神風「・・・」スース―
提督「寝たか、、、神風は夜が苦手だったもんな。朝までいてやれば問題ないか。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神通「姉さん、提督の様子はどうですか?」
川内「ギリィッ、神風の奴私の提督をよくも・・・!」ハイライトオフ
那珂「だめだよ神風ちゃん、そこは那珂ちゃんのセンターだよ?」ハイライトオフ
神通「神風ちゃんですか・・・可哀想ですが提督の事となると話は別ですね。」
神通「提督と過ごした8時間48分34秒を返してもらわないと・・・」ハイライトオフ
川内「私と提督の聖なる夜を邪魔した罪・・・どうやって償ってもらおうかな」
那珂「提督には那珂ちゃんっていう不動のアイドルがいるのに、お仕置きが必要だね☆」
神通「姉さん、那珂ちゃん。行きましょうか」
川内「参るっ!」
那珂「提督のアイドル、行きます!」
・
・
・
神風「・・・うぅ、夜じゃないのに寒気がしたわ」ヘクチッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「神風のやつなかなか離れてくれなかったな・・・」
提督「さて、次はどこへ行こうか。」クルッ
霞「・・・」ジー
提督「・・・へ?」
霞「やっと見つけたわ、司令官。」
提督「か、霞ぃ!?」
霞「見つけたわ、見つけたの、見つかったのね・・・これでやっと」ブツブツ
提督(霞の奴、目の焦点が合ってない、それに少々足元がおぼつかないように見える・・・そして何より)
霞「司令官・・・」ギュゥ
提督(霞がクズと言わない・・・)
霞「ごめんなさい・・・」
提督「なにがだ霞?」(謝るのは俺の方だけど・・・)
霞「司令官は私の事が気に入らないからやめちゃったんでしょ?」ぎゅぅ
提督「はい?」
霞「私、着任当時からあなたの事を知らないのに偉そうなことを言ってごめんなさい、口が悪くてごめんなさい、弱い私をここまで育てさせてしまってごめんなさい、補給物資を使ってごめんなさい、貴方の視界に入ってしまってごめんなさい、生きていてごめんなさい、でも死んだら司令官と会えなくなっちゃうから嫌なの・・・ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」ハイライトオフ
提督「霞!」ギュゥ
霞「しれい、かん?」
提督「俺はお前の事を大切に思っている!だから、そんなに自分を責めないでくれ。」
霞「本当?私、司令官の傍にいていいの?」
提督「あぁ、あたりまえだ。」
霞「・・・えへへ、司令官だーい好き!」ギュウ
提督「・・・よしよし」ナデナデ
霞「ふあぁぁぁ///気持ちいい・・・」トローン
提督(女の顔をしている・・・)
提督「そ、それじゃあ俺行くな。」
霞「・・・待って。」ガシッ
提督「ふぇ?」
霞「ずっと一緒にいていいって言ったわよね?・・・あれは嘘なの?」ハイライトオフ
提督「う、嘘じゃない!ちゃんと戻ってくるから!」
霞「・・・ふーん?待っているわ。絶対に戻ってきてね♪」サッ
提督「お、おう。」タッタッタ
霞「愛してるわよ、司令官♡」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「霞変わりすぎだろ!・・・まぁ可愛いけど」
提督「つかみんなこっちに来てるってことは鎮守府どうなるんだろ・・・」
「Hey!テートクゥ!!!」
提督「この騒がしい感じは・・・まさか」
金剛「バーニングラーブ!!!ダキッ
提督「ぐぅえ!やはり金剛か・・・久しぶりだな。」
比叡「お姉さま!提督!」ダキッ
提督「おうふ!ひ、比叡もいたのか。」
榛名「提督提督提督提督提督提督提督・・・」スリスリ
提督「ひぇ!?榛名、お前いつの間に・・・」
霧島「提督、無事で何よりです。」ピトッ
提督「おぉ、霧島も久しぶり」
金剛「ねぇーテイトクー?」
提督「なんだ金剛。」
金剛「私から目を離さないでっていったよネ?」ハイライトオフ
提督「こ、金剛!?」
比叡「提督、お姉さまもう離しませんよ?」ハイライトオフ
提督「比叡、お前まで・・・」
榛名「提督提督提督提督提督提督提督提督提督・・・」ハイライトオフ
提督「ぶれないな、榛名は・・・」
霧島「提督、早く安全な場所に行きましょう?主に私たちの管理する部屋に、さぁさぁ」ハイライトオフ
提督「霧島、そっちの方が危ない気がする・・・」
提督(どうする!この状況・・・)
金剛「テイトクー黙っていたらわからないヨ?」ハイライトオフ
提督(逃げようにもこの四姉妹に包囲されていてできない・・・)
提督(詰んだなこれは・・・)
「提督さん、目を閉じてくださいね?」ひゅぅ
提督「この声は!?」
ピカ――――
金剛「shit!目がやられたデース!」
比叡「お姉さま!提督!ご無事ですかっ!?」
榛名「提督がいない、提督がいない、提督がいない・・・」
霧島「閃光手榴弾ですか・・・計算外でした」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ここまで来れば大丈夫でしょう、提督さん?」
提督「目が!目がぁ!」ジタバタ
「もう、提督さんったら目を閉じてって言ったのに・・・可愛いですね。ふふふ♪」
提督「いきなりで反応が遅れたんだよ!どうにかしてくれよ鹿島」
鹿島「はい、お任せください」ヌギヌギ
鹿島「あぁ、熱くて胸元がはだけてしまいました・・・」
提督「なんだとぉ!?」ぱちくり
鹿島「目が見えるようになりましたか提督さん?」クスクス
提督「・・・はかったな鹿島。」
鹿島「ふふふ♪ごめんなさいね、提督さんが可愛いからついイタズラしちゃいました☆」
提督「まぁいい、さっきは危ないところを助けてくれてありがとう。もう行くよ・・・」
鹿島「どこに行くんですか提督さん?」ガシッ
提督「へ?」
鹿島「提督は今から私と子作りするんですよ?」
提督「はぁぁぁ!?」
鹿島「では早速・・・」ヌギヌギ
提督(おお、絶景かな・・・って違う!!)
提督「お、おい!脱ぐな脱ぐな!」
鹿島「提督さんは服を着たままスるほうがお好みでしたか?すみません今着ますね」
提督「違うっ!まぁ取りあえず服着ろ!」
提督(今のうちにそーっと・・・)
鹿島「ふぅ、さぁ!愛を確かめ合いましょう?提督さん。」
シーン
鹿島「・・・もう提督さんは恥ずかしがり屋なんですから。」
鹿島「でも・・・」
鹿島「次、次逃げたら私どうなるかわかりませんよ?」ハイライトオフ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「なんか惜しいことをした気分だ・・・」タッタッタ
ビュゥ
ザクッ
「止まれ、そこを動くなよ!」
提督(前方の木に見覚えのある刀が刺さってある・・・あぶねぇ)
天龍「よぉ、俺の提督。探したぜ?」ジャキン
提督「天龍か、。随分と物騒じゃないか?」
天龍「別に危害なんぞ加えんさ、将来の婿は大切にしなきゃな」ボソッ
提督「それで何の用だ?俺は今忙しいんだが・・・」
天龍「簡単な事さ。提督・・・俺と、私と駆け落ちしよう!」
提督「・・・は?」
天龍「俺も女だ、好きな男とずっと居たいと思うのは当然だろ?」
提督「そんなことしなくても一緒にいれるだろう?」
天龍「それじゃあダメだ、それはみんなの提督で俺だけのじゃないだろ?」ハイライトオフ
提督「何を、、、」
天龍「今までは皆の提督だったから黙っていたがもう我慢できねぇよ・・・俺だけの提督になってくれ」
提督「天龍、お前。」
天龍「大丈夫、最初は罪悪感があると思うが俺が忘れさせてやるからさ。鎮守府や深海棲艦から一番遠い場所に住む予定だからな!」
「ふふふ♪素敵じゃない、天龍ちゃん?」
天龍「お前は、龍田!」
龍田「その計画は私が貰うわね♪、えいっ!」
天龍「グゥッ!!」バタッ
天龍「・・・」
提督「龍田!お前、どうして天龍を!!」
龍田「あら?自分の主人を盗ろうとする泥棒猫を始末するのは当然でしょう?」ハイライトオフ
提督「いったいどうしたんだよ!お前ら!仲間同士で傷つけあってまで・・・」
龍田「提督が悪いのよぉ?いろんな娘に優しくして勘違いさせたんだから・・・」
龍田「貴方の正妻は私なのに、ね?」
提督「・・・」
龍田「・・・その反抗的な目はなにかしら?」
提督「龍田、お前は俺の妻じゃない。」
龍田「なにをいっているのかしら?私達は・・・あら?」
提督「ケッコンした記憶・・・ないよな?」
龍田「そんなことは、、、あれ?あれれ?思い出せない、嫌!思い出さなきゃ、だめ!嫌ぁ!!!」
提督「・・・そういう事だ、じゃあな。」スタスタ
提督(ちょっと冷たく接したけど、これも龍田のためだ・・・)
龍田「ブツブツ」ハイライトオフポロポロ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「少し心がいたくなってきたなぁ・・・」
提督「でも続ける、それが俺だ。」
野分「司令・・・」
提督「のわっちか?」
野分「はい、あなただけののわっちです。」
提督(あれ、いつもなら怒るのに・・・どうしたんだろう。)
提督「あ、あのー野分さん?どうかしたのですか」
野分「司令、野分は疲れてしまいました・・・」ギュウ
提督「おいおい、フラフラじゃないか。」
野分「司令がいなくなった後・・・考えたんです。」
提督「・・・」
野分「司令が私から離れようとするのなら、私から離れられないようにすればいいんだって」ガチャン
提督「!?手錠!!」じゃらじゃら
野分「あははは!これでずっと一緒ですね!」じゃらじゃら
提督「どうしてこんな・・・」ツンツン
野分「寂しかったんですよ?司令が急にいなくなって、どうにかなってしまいそうでした・・・」
提督「すまなかった、寂しい思いをさせたな。」さわさわ
野分「謝る必要はありませんよ。ずっと、ずーっと一生傍にいてもらいますから・・・」
提督「野分、舞風はどうするつもりだ!」ごそごそ
野分「・・・なんでいつもみたいにのわっちって呼んでくれないんですか?なんで私と話しているときに他の女の話をするのですか?私の事嫌いになったんです嫌いになったんですか?でももう私からは離れられませんよ?これからはずっと私とだけ生きていくのだから・・・」ハイライトオフ
提督「野分・・・」カチャカチャ
野分「また、また野分って!いつもみたいに呼んでくださいよ!」グイッ
ジャラジャラ
カチャン
野分「!?手錠が・・・」
提督「ふぅ。」
提督「・・・手錠はもう慣れたよ」(慣れたくはなかったが・・・つか慣れるってなんだよ)カチャリ
野分「・・・逃げるんですか?」
提督「また会いにくるよ。」タッタッタ
野分「信じられません、司令は逃げました。鎮守府から・・・私からも。」
提督「・・・そうか。」
提督(なんかさらに、帰り辛くなってないか?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「うぅ、そろそろ疲れてきた・・・」ハァハァ
提督「もう、駄目だ・・・堕ちる・・」ガクン
「僕が、君を守る」
提督(どこかで聞いたことがある・・・声だ)バタン
提督「・・・」
「だから安心して僕の傍にいてくれ」
提督「ん?ここは、、、俺は一体」
「やぁ、目が覚めたかい?」
提督「お前は・・・初月か。お前が俺を?」
初月「あぁ、僕がお前を守るって約束しただろう?」
提督「そういえばそんなことを言っていたな。助かったよ、ありがとう初月。」ニコッ
初月「当然だろう?」フフン
提督「さて、これ以上は世話を焼かせるわけにはいかない、俺はそろそろいくよ」ジャラジャラ
提督「なんだこれ!?足に何か・・・」
初月「いっただろう?僕が守るって・・・他の脅威からお前をずっとずっとずっとずっとずっとずーっと一生守ってやるってさ。」ハイライトオフ
提督(いや、それはない。気持ちは嬉しいけど愛が重い・・・)
初月「これでお前は安全だ、なにせ一生この僕が傍にいるんだから」ダキツキ
提督「初月・・・」ナデナデ
初月「えへへ・・・」
「提督から離れてください!」ヒュン
初月「!?なんだ!!」バッ
キィンッ
提督(矢が飛んできて鎖が切れた・・・今がチャンスだ!!)バッ
初月「!!提督、どこへいったんだ!?」
初月「・・・まさか、さっきの矢を放った奴に連れ去られたのか!?」
初月「ありえない、僕がいたのに提督の傍にいたのに、ずっと近くにいたのにそんな・・・」ブツブツ
初月「・・・助けないと」
初月「提督を助けないと、さらったやつを殺して提督との時間を守らないと・・・・」ハイライトオフ
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提督「ハァ・・・ハァ・・・何とかなったか。」
翔鶴「提督、ご無事で何よりです」
提督「翔鶴じゃないか!まさかさっきの矢はおまえが?」
翔鶴「えぇ、提督さんが危険でしたのでそれで・・・」
提督「しかしすごい腕前だな・・・こんな距離から鎖に当てるなんて。」
翔鶴「まだまだですよ、提督を守るためにはこんなのでは足りません。」
提督「ありがとう翔鶴。」
翔鶴「ところで提督・・・」
提督「ん?」
翔鶴「あの女に何かされていませんか?」ノゾキコミ
提督「へ?」
提督(なんだこのやばい感じは・・・)ビクビク
翔鶴「足が鎖で繋がれていましたよね?あの女にやられたのですか?」
提督「あの女って・・・あいつは俺を助けてくれたんだぞ?」
翔鶴「そうでしたか、ですがまだ安心できません。」
翔鶴「私はこれからずっと提督のお傍にいます。」
提督「は?」
翔鶴「じゃないとまた提督がつらい思いをするじゃないですか!そんなの私耐えられません!!」
提督「翔鶴!?落ち着けって!」
翔鶴「そうですよ、提督は私がいないとまたどこかへ行っちゃう・・・私たちを置いて。そんなの駄目、逃がさない!私の傍にいてほしい、離したくない。ずっと私と共に・・・」ハイライトオフ
提督「くっ!翔鶴、お前まで!」タッタッタ
翔鶴「待ってください、どちらへ行かれるつもりですか?」
提督(翔鶴は空母だから足は遅い!これなら逃げれきれるっ!)タッタッタ
翔鶴「お待ちください。」ヒュン
グサッ
提督「矢!!」
翔鶴「私はあなたを傷つけたくはありません、ですからお願いします止まってください」ギギギ
提督「できない相談だな。」タッタッタ
提督(森に逃げ込めば矢は当たるまいっ!)
翔鶴「そうですか、無理矢理は嫌だったのですが仕方ありません。」
翔鶴「艦載機の皆さんお願いいたします」ヒュン
艦載機「「ブロロロロロロロ」」
提督「!?それは反則だろ!!」タッタッタ
提督(烈風に紫電改二か・・・どうする、この状況!)
提督「ダメだ!運動は!ひいっ!苦手!なんだって!!」フラフラ
ブーン
ガガガ!!
チュドーン
提督(なんだ!?翔鶴のとは別の艦載機が飛んできたぞ!?)
飛龍「私の提督にナニヲシテイルノ?貴方のせいで提督は鎮守府から離れたのかしら・・・殺すわよ?」ハイライトオフ
蒼龍「あはは、見つけましたよ提督!私の傍にいれば安心ですよ?さぁ、そんな女殺して早く帰りましょう?」ハイライトオフ
翔鶴「チッ!邪魔が入りましたね・・・相手は二人ここは引きますか。」タッタッタ
飛龍「殺し損ねちゃったなぁ、でもどうでもいいや。ようやく会えましたね提督?」ニコォ
蒼龍「あぁ、あぁ!私の提督!!ご無事で何よりです!」ニタニタ
提督「助けてくれたのはありがたいがなんだその怪しい笑いは・・・」ゾクゾク
飛龍「私から離れちゃうような足って必要だと思いますか?」
蒼龍「私以外に触れるその腕必要ないんじゃないですか?」
飛龍「私以外の像を映す眼球って要りますか?」
蒼龍「私以外と会話する口って大切ですか?」
提督(やばいよこの娘達!!目がマジだよ!?どうするどうするどうする!!!)
飛龍「さぁ、私だけを受け入れて・・・?」
蒼龍「ねぇ、私だけを感じて・・・?」
提督(くそっ!こうなりゃあ自棄だ!!)
提督「俺には足が必要だ、君を外に連れ出すための足が!」1ダメージ
飛龍「・・・ふぇ!?///」1HIT
蒼龍「・・・ギリィ!」
提督(うぐぅ!我ながら臭い台詞を!まだだまだ終わらんよ!)
提督「俺には腕が必要だ、君を包み込んで離さないための腕が!」2ダメージ
蒼龍「うぅ・・・///」モジモジ
飛龍「・・・」イラッ
提督「俺には眼球が要る!どんな姿の君でも見ていられる眼球が!」3ダメージ
飛龍「あうっ///」クネクネ
蒼龍「ブツブツ」ウツムキ
提督「俺は口が大切だ!君とたわいない話をして笑いあえる口が!」4ダメージ
蒼龍「は、はひぃ~///」バタン
飛龍「はにゃ~///」バタン
提督「ぐっ、ごふぅ!くさい台詞を吐きすぎて血が・・・」ッポタポタ
提督「ま、まぁいい、まだ大丈夫だ!」タッタッタ
そのころ鎮守府工廠
妖精たち「・・・」ビクビク
明石「ふふふっ!あははは♪」カンカン
明石「これでまた提督さんに褒めてもらえますっ!ひひひっ!」カンカンカンカン
明石「この装備で深海棲艦を沈めて沈めて沈めまくれば、提督の夢に近づけます、他でもない私の作った装備で・・・」カンカンカンカンカンカンカンカンカンカンカン
明石「待っていてください、邪魔な女共もまとめて沈めちゃいますからっ!」ハイライトオフ
妖精たち「ㇶィッ!?」タッタッタ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「なんだか悪寒が・・・」ブルブル
提督「・・・!!前方に二隻の艦影が!」
提督「取りあえず隠れるか。」コソコソ
陽炎「司令!出てきてー!!」
不知火「・・・」キョロキョロ
提督(陽炎と不知火か、、、この二人は比較的にまともそうだな。)
陽炎「お願いよ司令!私、、、司令がいないと・・・うぅっ、グスっ、、、」ポロポロ
不知火「姉さん・・・」サスサス
提督(陽炎が泣き出してしまった!でもうかつには出ていけない・・・)
陽炎「ウエッ・・・アグ・・・ふぇぇ・・・」ポロポロ
提督(陽炎、すまない・・・)
陽炎&不知火「「・・・チッ」」
提督(舌打ち!?)
陽炎「提督のいきそうなところで涙を流してるんだけどなぁ・・・」
不知火「姉さんはよくそんなに涙が流せますね。」
陽炎「司令が私の傍から離れていくと思ったらしぜんと・・・ね?」ポロポロ
不知火「司令・・・あ」ポロポロ
陽炎「さて、次はどこ探そうかな~」
不知火「そうですね・・・!!」キッ
陽炎「不知火・・・どうかしたの?」
不知火「提督の気配がします・・・」ハイライトオフ
陽炎「あぁ・・・本当だぁ!ここかなぁ!!」ガサガサ
提督「Σ(゚Д゚)」
陽炎「やっと会えた!」ニコッ
陽炎「もう、提督ったらこんなところに隠れていたのね!さがしたんだからっ!」
提督「すまないな二人とも・・・」
不知火「全く手がかかりますね、私の司令は・・・」
陽炎「とこころでさ司令」
陽炎「なんでさっき私が泣いているときに出てきてくれなかったの?」ハイライトオフ
陽炎「ずっとそこから隠れてみていたのよね?じゃあなんで出てきてくれなかったの?おかしいよね?」ハイライトオフ
提督「えーっとだな・・・」(やばいやばいやばい!)
不知火「・・・ちなみに取って付けたような理由はいりませんよ?」ハイライトオフ
陽炎「なんで?早く答えてよ、正直に言えば済む話でしょう?」ハイライトオフ
提督「・・・あぶない艦娘から身を護るためだ」
不知火「つまり、不知火たちは危険だと??」グイッ
陽炎「どうして私を信じてくれないのよっ!」ダンッ
提督「・・・ッ!!」
「そこまでです!」ダンッ
不知火「!!」ガキン
提督「砲撃か!?」
陽炎「その声は・・・親潮?」
親潮「姉さん達、それ以上私の司令に近づかないでください。」ジャキ
提督「親潮!?どうしてこんな・・・」
親潮「私の大切な人が傷つけられているんですよ?黙って見ていられるわけないじゃないですか!」ハイライトオフ
陽炎「妹といえど容赦はしないわっ!」ジャキ
不知火「・・・沈めっ!」ジャキ
提督「やめろっ!!お前らぁぁ!」
ダンダン!
ドカッ!バキッ!
ズドンズドン!
・・・・・・
陽炎「司令?ドコナノ?・・・何も見えないよ?司令!!」大破
親潮「司令…大変申し訳ありません。うぅ・・・いただいた制服をこんなにしてしまって…次は、こんな失敗は絶対にしません …絶対に。」大破
不知火「ハァ、、、、ハァ!」中破
提督「なに仲間同士で争っているんだ!」
不知火「これでとどめだ!!」ジャキ
陽炎「司令!?いないの?お願い声を聴かせて!!司令!!」ジタバタ
親潮「司令、どうせなら司令に殺していただきたいです!あぁ、司令・・・」
提督「すまない不知火・・・」ガンッ
不知火「え・・・?し、れい?」バタン
提督「これからお前たちを入渠施設に連れていくぞ・・・どっこいせ」ヒョイ
提督「・・・3人とも軽いものだな。」スタスタ
陽炎「えへへ!ケガしてよかったなぁ・・・」ウットリ
親潮「ハァハァ・・・なかなかいいですね。これは・・・///」ウットリ
不知火「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「これで安心だな。まさか駆逐艦同士でも争いが起こるとは・・・」
朝潮「そうですね司令官に迷惑をかけるのはどうかと思います。」
提督「迷惑というか、単純に傷ついてほしくないんだよな。」
朝潮「司令官は優しすぎます。でも、司令官がそうおっしゃるのなら私はどこまでもついていきます。」
提督「そうか、すまないな朝潮。」
朝潮「いえいえ、それが私のただ一つの願いですから!」ニッコリ
提督「・・・」
朝潮「・・・」
提督「朝潮ぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
朝潮「はいっ!あなたの朝潮です司令官!」
提督「・・・いつからいたんだ?」
朝潮「先ほど3人の邪魔もn・・・駆逐艦を運んでいた時からです。」
提督(なら手伝ってくれればいいのに・・・)
提督「じゃ、じゃあもう俺は行くよ。お前も頑張れよ。」
朝潮「はいっ!朝潮頑張りますね!」
提督「お、おう。」
提督「・・・」スタスタ
朝潮「・・・」スタスタ
提督「あ、あの~朝潮さん?」
朝潮「はいっ!なんでしょう?」
提督「何故私についてきているんですか?」
朝潮「さきほど司令官は私に頑張れと言ってくださりました、それを実行しただけです。」
提督「あまり他の艦娘に見つかりたくないからできるだけ目立ちたくないんだけど・・・」
朝潮「安心してください!そういった私の司令官に近づく奴らはこの朝潮が片っ端から片づけますのでご心配なく・・・」ハイライトオフ
提督「いやいや、心配だろ!他の子に手を出したら駄目だぞ!」
朝潮「はい、ご命令とあらば。」
提督「なら、朝潮には周りの監視をお願いしてもいいか?」
朝潮「といいますと?」
提督「先ほどみたいな艦娘同士で傷つけあっている現場に遭遇したら位の一番に俺に知らせてくれ!」
朝潮「・・・御意。」
提督「頼んだぞ!朝潮!ご褒美も用意してあげるからな!」
朝潮「!!なんでもよいのですか?」
提督「あぁ、なんでもいいぞ!」
朝潮「ならば、ナデナデして欲しい・・・です///」
提督「それでいいのか?」
朝潮「はい、それがいいんです。」
提督「分かった。」
朝潮「楽しみにしていますね!」シュ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
朝潮「・・・」キョロキョロ
朝潮(見つけないと、早く見つけて司令官の役に立たないと。言いつけを守らないと。)ハイライトオフ
朝潮「!!あれは。」サッ
鈴谷「あのさー前から思ってたんだけどアンタ高飛車すぎない?・・・そのせいであたしの提督がいなくなっちゃったんじゃないの?」ハイライトオフ
熊野「あらあら、何を言うかと思えばそんな事ですか。あなたがそんな訳の分からないことばっかり言っているから愛想を尽かされたんじゃないのですか?」ハイライトオフ
鈴谷「ふ~ん?」ジャキ
熊野「・・・」ジャキ
朝潮(やったやったやったやったやったやった!司令官さんに褒めてもらえる、司令官の命令に従えた!幸せ幸せ幸せ幸せ・・・)
朝潮「あぅ!はやく報告しないとっ!」サッ
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提督「さぁ、どこへ行こうか。というより鎮守府に戻れば解決するんじゃ…?」
提督「・・・だめだ、素敵な監禁ライフしか想像できない」(白目)
提督「まぁ、取りあえず港まで行ってみるか・・・」
港
提督「船がない・・・」
提督「近くに船が通らないかしばらく見ているか・・・」
提督「ん?なんだ・・・何かが近づいてきている・・・」
磯風「・・・」大破
提督「!!磯風なのか!!!」
磯風「あぁ、司令か・・・」
提督「お前!そんなにボロボロで・・・だいじょうぶなのか!?」
磯風「そんな事より聞いてくれ!私こんなにMVPをとる事が出来たぞ!」
磯風「戦闘経験もたくさん積んだ!これで負けることはない!」
提督「そんな事よりも早くけがの手当てを!」
磯風「なぁ司令これでいいだろ?私こんなに強くなったぞ?もういなくならないよな!?わたしを置いていかないよな!?司令はずっと一緒にいてくれるんだよな・・・?」ハイライトオフ
提督「磯風・・・」
磯風「なぁ司令、少しご褒美が欲しい・・・」
提督「なんだ?」
提督(今は様子を見るほかないか・・・)
磯風「このまま抱きしめてくれないか・・・それこそワタシが壊れてしまうほどに、な?」
提督「・・・わかった。」ギュゥ
磯風「あぁぁぁぁぁ///このために私は・・・」ギュゥ
提督「・・・許してくれ」トン
磯風「・・・あ」バタン
提督「入渠場・・・まだ空いてたっけ?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そのころ鎮守府では
大淀「さて、本日の任務は。」
大淀「提督さんにおはようのキス、朝食の口移しによる食べさせあいに提督とのデート。昼食ののちに夜景を見ながらプロポーズ。そして夜の営みになっています・・・」ハイライトオフ
大淀「提督、最近任務を受けないので私が選りすぐりの任務を受けておきましたよ?」
大淀「これで安心して帰ってこられるでしょう?」
大淀「お待ちしておりますよ、提督。・・・いえ、旦那様♡」
ひひひひひひひっ!あっははははははは!
大淀「・・・工廠から声が聞こえますね、また明石さんですか。まったく、超重力砲なんてできるわけないのに。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「はぁ、入渠施設が駆逐艦でパンパンだ・・・」
提督「朝潮も来ないし、これ以上争いは起きてほしくないな。」
提督「ていうか朝潮に何処に来いとか言ってなかった!はたして俺を見つけることが・・・できそうだなあいつなら」
朝潮「はいっ!この朝潮が司令官を見つけられないわけないじゃないですか!」
提督「つっこまん・・・つっこまんぞ・・・」
朝潮「司令官、早速殺し合いをしようとしている艦娘達を発見しましたので報告に参りました。」
提督「なんだって!?それは本当か!場所は?誰がやっているんだ!」
朝潮「場所はココから森の方角に向かっていった広場で、熊野と鈴谷が争っていました。」
提督「!わかったありがとう朝潮っ!」
朝潮「あっ!待ってください!」
提督「なんだどうした!?」
朝潮「ご褒美の件は・・・」
提督「そうだったな、ありがとう朝潮」ナデナデ
朝潮「うぅ~~///」テレテレ
提督「それじゃあ行ってくるぞ!!」タッタッタ
朝潮「なにとぞ気を付けて・・・」
朝潮「・・・」
朝潮「クセに・・・なってしまいそうですぅ///」ハァハァ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
荒潮「あらぁ~、司令官ったら荒潮のこと、忘れられちゃったかしらぁ~。…困ったわねぇ~。」
荒潮「私以外の女の頭をなでちゃうなんて・・・少しお仕置きが必要なようね。」ハイライトオフ
荒潮「まぁ、今はあの女を消すのが先ね。これ以上思い上がらせるのも癪だし。」
荒潮「司令官にとっての一番は誰かをわからせないとねぇ~ふふふっ♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「はぁはぁ・・・疲れる~運動なんて嫌いだ!でも、完走してやるぞ!」タッタッタ
とぉぉぉぉぉぉぉっ!!
うわっ きっもー☆
ドーンッ
提督「あのヤ〇チャみたいな叫び声と現代JKみたいな声は間違いなくあの二人だろう・・・」
熊野「しぶといですわね・・・ゴキブリ並みで気持ち悪いですわ!」小破
鈴谷「あっれー?お嬢様気取りの熊野様がゴキブリなんてはしたない言葉を使っちゃって言いワケ?」小破
熊野「貴方こそもうそのJK口調は過去のモノになり始めてますわ!提督は私を選んでくださいますもの!!」
鈴谷「はぁ!?提督がアンタを選ぶわけないでしょ!なんせ提督はケッコンを前提に付き合ってるアタシの彼氏だし。」
熊野「・・・ひとひねりで黙らせて差し上げますわ!」ハイライトオフ
鈴谷「さてさて、突撃いたしましょう・・・」ハイライトオフ
提督「すとーっぷ!!そこまでだ!!」
熊野「あら、提督いつの間にいらしていたのかしら?」ギュゥ
提督「ついさっきだ、あとくっつきすぎ!」
鈴谷「んぉ、どうする!?ナニする!?」ギュウ
提督「お前イントネーションおかしくね!?あとくっつきすぎ!」
熊野「私の提督にきやすく触れないでいただけます?」
鈴谷「はぁ?提督は鈴谷の彼氏なんだけど?」
熊野「・・・」ハイライトオフ
鈴谷「・・・」ハイライトオフ
提督「いや!待て待てお前ら力つよすぎぃぃ!」
提督(うぅ、意識が・・・)
「・・・今です、やってください」
どこか聞き覚えのある声を聞いた事を最後に・・・深い眠りに落ちた・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督(・・・あれ?俺は・・・気を失っていたのか。いい加減耐性つけなきゃなぁ)
ゴーヤ「だからっ!提督さんに食べてもらうのはゴーヤでち!」
イク「はぁ?最初はイクなのね!ゴーヤよりおいしいのねっ!胸もゴーヤよりあるのね!」
ハチ「ここは冷静に考えて、私でしょう。提督は微乳好きに決まっています」
イムヤ「提督、美味しそう・・・もう我慢できないかも・・・少しだけ味見をしても・・・」
呂「提督、やったね、今日はお祭り(意味深)だね。ろーちゃんも、嬉しいって、はい!」
まるゆ「はやく!はやく隊長と一つになりたいですっ!」
ニム「あぁ、もう水着がこんなに濡れてきちゃいましたぁ♪責任とってもらわないと!」
「いえいえ、皆さんはデザートで私がメインですよ?あまり思い上がらないでくださいね?」
提督(なんだか不穏な会話が聞こえる・・・)
まるゆ「・・・あっ!隊長が目覚めました!」
「「「「!!!私を食べてぇ!!!」」」」グワァ
提督「なにこの急展開!!」タッタッタ
提督(潜水艦勢までこっちに来ていたのか!?それにしても)
大鯨「提督ぅ!さぁ、新鮮なうちに私を食べてください(意味深)!」
ゴーヤ「ハァハァ!!!は、早くするでちぃ!」
提督「なんでこんなに盛ってんだよぉ!」
呂「ろーちゃん、いつでも準備Okです、はい!」
イク「気持ちよくしてあげるのねっ!」
ハチ「体の隅々を知ってくださいね・・・ふふふっ」
ニム「これが成功すれば提督さんは一生私のモノ・・・これで離れなくて済みますね!」
まるゆ「隊長!陸で一生を過ごすために必要な儀式なんですよ!」
イムヤ「焦った顔も素敵・・・次は快楽におぼれる顔が見たいのッ!」
提督「くはぁ、うえっ。運動、、、げほっ滅びろ!はぁ、はぁ」ヨロヨロ
提督(寝起き特有の力はいらないやつが・・・俺はこんなところで童貞を捨てるのか?駄目だ、倒れる・・・)
ムニュゥ
「あらあら~いきなり甘えてくるなんて可愛いですねぇ」
提督「ん?なんだこの柔らかいのは?」モミモミ
「あぁん、ダメですよぉ~?続きは部屋で・・・ね?」
「・・・そこを変わってくださいませんか?愛宕」ハイライトオフ
提督(愛宕・・・?ならこの柔らかいのはまさかっ!)
愛宕「えぇ~でも私の胸に飛び込んできたのは提督の方ですからね~」
愛宕「提督に聞いてみないとですね~提督は私と高雄どちらを選びますか?」ぎゅぅぅぅぅ
提督(離れようにも愛宕ががっちりホールドしてやがる!!)フガフガ
愛宕「提督は私の方がいいみたいですね~その証拠に私から離れようとしていませんし」ハイライトオフ
提督(お前が抱きしめて離さないからだろう!?)
高雄「・・・バカめと言って差し上げますわ!」ブン
愛宕「・・・」シュッ
提督「うおぉ!」
提督「思いっきり投げられた・・・イタヒ(痛い)」
愛宕「いきなり蹴ってくるなんて・・・孝雄ちゃんの方が馬鹿じゃないのかしら?」
高雄「あなたが提督を離そうとしないからでしょう?」
愛宕「提督は貴方よりも私をえらんだんですよ?邪魔する資格があるのかしら~?」ハイライトオフ
提督(いやただ単にぶつかっただけだよ…)
高雄「そんなのは認められませんわ!提督は私を選んでくださるものっ!」ハイライトオフ
提督(まぁ高雄もかわいいが、俺はまだ独り身がいい)
潜水艦達「「「「待ってぇぇぇぇぇぇ!食べてぇぇぇぇぇぇぇ!!」」」」
提督「!!もう追いついてきやがった!!」
愛宕「・・・お仕置きする相手がふえたようね~」
高雄「・・・まずは奴らを黙らせないといけないようね。」
提督(おっ!これは好展開だっ!今のうちに遁走遁走!!)
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加賀「・・・複数の艦載機に反応あり。」
加賀「提督、私だけのモノ・・・離れたことを後悔させてあげます。」ニヤァ
提督「・・・何やらみられている気がする、気のせいか?」チラッ
ブロロロロロロ
提督「!!いやっ気のせいじゃない!」タッタッタ
加賀「チッ・・・逃げられましたか。しかし、そちらに行ってもよいことはありませんよ。」クスクス
提督「撒いたか・・・」
提督(はぁ・・・しばらくは走りたくないな。)
ガサガサ
提督「何の音だ・・・茂みの方からか?」
赤城「・・・」フラフラ
提督「あれは、赤城か!?でも、あんなにやつれてしまって・・・」
赤城「提督ー?どこにいるんですか?お腹がすきましたよー?」
提督「あいつ、あんなになっても根は変わらないんだな・・・」ホッ
提督「赤城、俺はココだ!」ガサガサ
赤城「!!」ダッ
提督「なっ!はやっ!!」
赤城「はぁ・・・はぁ・・・やっと見つけましたよ提督・・・」ハイライトオフ
提督「ど、どうしたんだよ赤城!」
赤城「私この時のためにご飯を我慢しました・・・」
提督「それは一体・・・」
赤城「大丈夫ですよ、私が残さず食べますから。ね?提督は安心して私に食べられてください・・・」
提督「食べる!?俺をか?狂っている・・・」
赤城「も、もう我慢できない!少しだけ味見を!!」ガブッ
提督「っ!?ぐあぁぁぁぁぁ!!」
提督(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!腕がぁ!!)
赤城「はぁ・・・ん。チュッ・・・ふぅ。あぁ美味しいですぅ提督」トローン
提督「お、、、い!赤城!やめ、痛い!」
赤城「はぁ、ペロ・・・んふぅ、美味しい。たまりません!」
提督(もう、ダメだ・・・痛さで頭がおかしくなってしまう!)
赤城「そ、それじゃあまずは足から・・・」じゅる
「全く、手の掛かる所有物ですね」
ブロロロロロ
赤城「!これは加賀さんの・・・」
提督「うぅ、やめてくれ!仲間同士で争うな!」
加賀「知りませんよ、それにモノを取るのは仲間じゃなくて泥棒ですよ・・・」ハイライトオフ
赤城「私の、食事を・・・許しません」ハイライトオフ
提督「ぐぅ・・・誰かこいつらを止めてくれ!頼む!」
「司令官のためなら、やっつけちゃうんだから!」
「・・・了解したのです!」
「全く、あんたは私がいないとダメね」
「ご主人様!探しましたよ!」
「あぁ、司令官さん!腕!血が!」オロオロ
加賀「・・・貴方たちは」
吹雪「私達は」
電「一番最初に」
叢雲「司令官に選ばれた」
漣「初期艦五人組ですっ!」
五月雨「ふぇぇ~私のセリフはどうするんですかぁ?」
赤城「吹雪さん、あなたまで私の邪魔をするのですか?」フラフラ
吹雪「司令官の意に沿わないあなたは仲間ではありませんので」ハイライトオフ
加賀「チッこうなれば提督だけでも・・・」サッ
バン
加賀「・・・!」
叢雲「あぁ、それ以上私の司令官に近づかないで。私の感が言っている、アンタは危険。」ハイライトオフ
加賀「頭に来ました。」ヒュン
ブロロロロロ
ガガガガガガガッ
加賀「私の艦載機が・・・」
漣「お前、ご主人様が危ないのわかってて撃とうとしたな?許さない!!!」ハイライトオフ
五月雨「艦載機を使うなんて危ないじゃないですか~うっかり殺しちゃいますよ?」ハイライトオフ
加賀「・・・形勢不利ねこのままじゃ。」
加賀「一時退却・・・必ず復讐してあげるわ。」サッ
叢雲「こっちは片付いたわよ、そっちはどう?」
電「許さないのです、司令官さんにあんな醜い痕をつけるなんて!!!シネシネシネシネ!!!」ハイライトオフ
赤城「くっ・・・」ヨロッ
吹雪「電ちゃん、抑えて。司令官もそうすることは望んでいないわ」キッ
電「・・・なのです」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
叢雲「アンタ、大丈夫?腕から血が流れてるわよ?今手当てするから動かないでね、少し痛むかもしれないけど我慢して。」
提督「あぁ・・・ありがとう叢雲。」ナデナデ
叢雲「ふふふ♪」
吹雪「叢雲ちゃんズルイ・・・」ジー
五月雨「私も・・・」
漣「ご主人様ご主人様!漣も頑張りましたよ!」ピョンピョン
電「・・・司令官さん」
提督「お、おうおうみんなもありがとうな!」ナデナデ
吹雪「えへへ///」
五月雨「ふみゅ~///」
漣「キタコレ!」
電「はわわ!」
叢雲「・・・チッ」
叢雲「終わったわよ、これで少しはましになるんじゃないかしら。」
提督「うん、だいぶ楽になったよ。ありがとう。」
提督「じゃあ、俺行くよ。また鎮守府で会おう」
吹雪「司令官さん。」
提督「ん?どうした」
吹雪「私達は・・・貴方だけの初期艦です」
提督「・・・」
五月雨「私達は、いつまでも待っていますから。」
漣「私達の元に戻ってきてくれますよね?」
電「司令官さん、信じているのです!」
叢雲「たとえどんな結果になったとしても、ね。」
提督「・・・約束しよう、俺はお前らの元に戻る。」タッタッタ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「いや~最近はシリアスばっかで疲れるズイ・・・」
提督「うっ・・・なんだこの暗くてじめじめとした雰囲気は」
ブツブツ
ふふふふふっ
提督「近づきたくないなぁ、でも行かなきゃならないんだろうな~畜生め」スタスタ
扶桑「提督、次は何処にいきますか?」
山城「提督さんは何処がよいですか?」
扶桑「そうですね、提督がいるならどこでもいいですよ。」
山城「もう、提督ったら///嬉しいです・・・」
扶桑「えぇ、私もですよ。提督、大好きです!」ギュウ
山城「急に何するんですか///・・・嬉しいけど///」ギュウ
提督「・・・なんだこの展開は」ビクビク
提督(扶桑山城共になぜかお互いを提督と呼びながら抱き着いている・・・え?どうすんのコレ)
提督「あの~お二人さん?」
扶桑「あら?ここにも提督が・・・ってあなた山城じゃない!」バッ
山城「提督が二人・・・ってお姉さまなんで抱き着いてるんですかっ!?」バッ
提督「大丈夫って聞いてもいいか?」
扶桑「ごめんなさいね・・・提督」
山城「取り乱してすいませんでした・・・」
提督「分かってくれて嬉しいよ!」
提督(よかった!案外まともだぞ!)
扶桑&山城「「それでは先ほどの続きを・・・」」
扶桑&山城「「あぁ??」」
提督「ほえ?」
扶桑「山城、今私は提督とのデート中なの。邪魔しないでくれるかしら?」ハイライトオフ
山城「何を言っているのですか?提督は私とデートしていたんですっ!」ハイライトオフ
提督(前言撤回!こいつら今まであった奴より余裕でぶっ飛んでやがるっ・・・!)
提督「あ、あの~俺お前らとデートしてなんかないんだが?」
扶桑「何を言っているんですか!さっきまで愛してるって言ってくれたじゃないですか!」
提督「いや、記憶にないんだが・・・」
山城「私とケッコンするって言ってくれたじゃないですか!」
提督「言ってないから!」
扶桑「そんなはずは・・・そんなはずは・・・」ブツブツ
山城「あら?・・・あらあら?・・・」ブツブツ
提督「それは俺のセリフだろ・・・」
扶桑「提督!意地悪はやめてくださいよ!」ギュウ
山城「まったく、からかうのもいい加減にしてくださいよ!」ギュウ
提督「また自分たちの世界へ戻っていった・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「なんかもう疲れてきたなぁ・・・」
提督「あいつらみたいなやつはもう勘弁だ・・・」
「司令かーんっ!」ギュウ
提督「っ!?」
提督(しまった!背後を盗られた!)
「どうかしたの司令官?大丈夫?」
提督「あ、ああ少しびっくりしただけだよ・・・」クルッ
満潮「えへっ!それならよかった!」スリスリ
提督(なにーーーっ!?満潮だとぉ!?)
提督(ついにデレ期が来たか!ここまで長かった・・・これでもうゴールできるね!)
提督「まさか、満潮がここまで素直になるなんてあのころからしたらかんがえられないな・・・」ハハハ
満潮「!!・・・なさい」ボソッ
提督「え?」
満潮「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!あの時はつい意固地になっちゃって、それで司令官さんにあたっちゃって、本当はそんなこと思っていないのに!いつもいつもいつもいつも司令官に悪態をついてしまうの!違うの!こんなの私じゃない!違う違う違う違う違う違う違う!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ハイライトオフ
提督「満潮!?どうしたっていうんだよ!しっかりしてくれ・・・!」
満潮「・・・ん~どうかしたの司令官?」ニコニコ
提督「・・・は?」
満潮「ねぇ、司令官疲れてる?顔色が真っ青よ?大丈夫なの・・・ねぇ・・・?」クイクイ
提督「あぁ・・・大丈夫だよ」ナデナデ
満潮「えへへ!それならいいのっ!」
提督(艦娘に会うにつれてみんな異常性が増している気がする・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「満潮はなんとか離れてくれたけど、愛のしるしだとか言われて腕に歯形つけられたし・・・」
提督「イてぇな畜生・・・」
「司令さんはっけ~ん 突撃、始め~」ギュウ
提督「い、痛い痛い!」
「あら、ごめんなさいね~大丈夫~?」
提督「大丈夫だ問題ない」
山雲「そうなの?ならよかったわ~」
提督「でも痛いから離してくれない?」
山雲「・・・それって大丈夫って言わないんじゃないかしら~?」ギロ
提督「うっ・・・」ジワァ
提督「うっ・・・」
山雲「ちょっと!腕から血が出てるじゃない!」がば
提督「!!それはっ」
山雲「・・・一体誰にやられたんですかぁ~?私の司令さんに手を出すなんて命知らずですねぇ~」ハイライトオフ
提督「え、と。それはだなぁ・・・」
提督(いえない、いえない。この子目がマジですよ・・・)
山雲「あらっ?この傷は、それにこの痕は・・・」
提督(なんだ!?まさか、ばれたのか・・・?)
山雲「ここ、歯形が二つありますよ~?どちらも大きさが違いますし、そのうちの小さいほうはつい数十分前ぐらいについたばかりですよぉ~?これは誰につけられたんですか?早く答えてください。私、我慢できそうにないんですよ・・・自分のモノに勝手に痕をつけるなんて・・・」ハイライトオフ
提督「っ!!いや、これは!」
提督(こうなればもう・・・)
提督「じ、実はな浜辺を歩いていた時に深海棲艦に噛まれたんだよ」目そらし
山雲「なんですって・・・本当なの?」
提督「ウン、モチロンダヨ。」
山雲「・・・わかりました。では私は少し用事が出来たので失礼しますねぇ~」
提督「お、おう」
提督「助かったのか?」
山雲「・・・」スタスタ
山雲「コロス、殺してやる。許さないから・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「最近の駆逐艦は強くなったな・・・」ホロリ
「あんたなんか提督にふさわしくないわよ!」
「あなたのような口の悪いお子様より私の方がいいに決まっているわ!」
提督「なんだなんだ!言い争いか?」タッタッタ
提督「茂みに隠れてっと・・・あれは曙と大井か、珍しい組み合わせだな。」
曙「ふんっ!あんただって自分の不注意を全部提督のせいにしていたじゃない!」
大井「そ、それは謝りたかったけど・・・照れくさいじゃない!///」
提督「まじかよ!てっきり嫌われてるものだとばかり思っていたが可愛いところもあるんだな」
曙「そんな自分勝手な理由で提督を傷つけるあんたに提督の横は譲らないわ!」
大井「はぁ?なんであんたが提督の横にいるような言い方してんのよ、あんただって提督の事をクソッていっいて傷つけてるじゃない!」
曙「分かってないようね、あれは私と提督との特別な呼び方なの。あなたとは違って・・・ね?」ハイライトオフ
提督「え?あれってそういう意味だったの!?確かに以前よりちょっと柔らかくなっていた気がせんでもない・・・」
大井「それはどうかしらね、私だって特別なつながりがあるのよ?」
曙「何言ってんのよ、あいつの特別は私だけなんだから!」
大井「あの人は良く私に触れてくれていたわ、それはもう妻に触るがごとく激しく・・・ね?」ハイライトオフ
提督「いや、あれは魚雷を見せつけてくるから魚雷発射管に触っただけじゃん・・・」DT
曙「汚らわしい!私の提督を汚さないでよ!あんたなんか消えてしまえ!消えていなくなれば提督もきれいになって戻ってくるのっ!」ガチャ
大井「あなたみたいな悪い子にはお灸を添えて提督に褒めてもらわないと・・・そうしたらあの人は私を選んでくださるわ!」ガチャ
提督「これはいかん!颯爽と登場だ!」
曙「ていt・・・クソ提督っ!?」
大井「あなt・・・提督!?」
提督「何やってんだよお前ら・・・」
曙「なにって、あんたには関係ないでしょう!」ギロッ(あぁ・・・またクソ提督って呼べた♪でも強く言い過ぎたかも・・・)ショボン
大井「全くです、あなたには関係のない事ですから。」ジィ(また照れ隠ししちゃった・・・なんだろう死にたくなってきた)ズーン
提督(今までだったらへこんでいたが、さっきの事を考えたら可愛く感じてしまう・・・)ニコニコ
曙「な///なに笑ってんのよクソ提督!気持ち悪いからこっち見んな!」(はぁ~笑った顔もイイわね、私の前じゃ滅多に見せてくれないけど・・・)ギリッ
大井「本当に気持ち悪いですね、魚雷ぶち込みますよ・・・」(もう、嫌だなこの性格・・・)ズーン
曙&大井「「あぁ??」」ギロッ
曙「さっきから私のクソ提督に勝手な事言ってくれるじゃない!」ハイライトオフ
大井「あなたのじゃなくて私のモノでしょうっ!慎みを覚えなさい!」ハイライトオフ
提督(また喧嘩に発展した・・・もう駄目だな)
提督「喧嘩はやめろ、そんな事して何になる。」
曙「うるさいわねぇ・・・アンタは関係ないでしょう!?」ガンッ(あ、あ、あ、あぁ殴っちゃった・・・嫌われるかな?嫌われたくないよ?私の事嫌いにならないでよ?お願い・・・)
・
・
・
・
提督「はぁ・・・はぁ・・・2人ともいい加減にしなさい、そんな不毛な言い争いをするんじゃない。」ボロボロ
曙「は、はぁ?アンタには関係ないでしょうが!引っ込んでなさい!」ゲシッ(提督が私の事を案じてくれているのね・・・でもそれだけじゃあ満たされないの)
大井「そろそろ口を挟まないでくれませんか?不快です!」ドンッ!(私の為に必死になってくれているその顔、もっと見せてください・・・)
提督「っ!ぐぅ!」ドカッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「言いくるめに失敗すること15回そのうち殴られること10回死ぬほど謝られること約一時間・・・」ゲッソリ
提督「そうだ、京都に行こう。歴史のある建造物を見て回ろう!」(錯乱)
提督「・・・はっ!」
提督「少しの間トリップしていた・・・危ない危ない!」
提督「すって~はいて~す~は~す~は~」
最上「あれぇ?提督じゃないか、どうしたんだいこんなところで?」
提督!?うっ・・・げほっげほ!!最上!?」
最上「そんなに驚かなくてもいいだろう?僕少し傷つくよ」ムスッ
提督「ごめんよ最上、ちょっと色々あってね・・・」
最上「・・・よくみたら提督傷だらけじゃないか!」スッ
提督「っ!」バッ
最上「・・・え?」
提督(なぜだ・・・無意識に最上の手を避けてしまった)
最上「え?提督?・・・あれ?」
提督「あ、あのな最上!これは違うんだ!」
最上「うんわかってるよ、ごめんね提督。提督を守れなかった僕は君に触れる権利さえないよね。立場をわきまえないで軽はずみな行動をしてごめんなさい!でも提督が心配なんだ、、、心配で心配で心配で胸が張り裂けそうなんだよ・・・」ハイライトオフ
提督「ヒッ・・・」ジリッ
最上「近づくのもダメか・・・そうだよね。そうしなきゃだめだよね」スッ
提督「も、最上?」
最上「これは罰なんだよね、提督を守れなかった僕に対しての死刑と同等・・・いやそれ以上の」
提督(だめだ、それ以上言わせちゃだめだ!止めろ俺!頼む!うごけっ!)ガクガク
最上「だから罪滅ぼししないとね・・・提督を傷つけたやつらをコロシテ提督とヨリを戻さなくちゃ・・・」ブツブツ
提督「・・・!-っ!」
最上「あははっ、提督も応援しててね。まずは確実にヤレル駆逐艦か潜水艦からかなぁ・・・」ブツブツ
提督(無理やりにでも声を出さないといけないのに・・・!なんで声が出ねぇんだよ!)
提督(どうしてこんなに弱くなっちまったんだ・・・俺はいったいどうしちまったんだ?)
「ふふふっ提督はいい子ですわ」
提督「だ、だれだ?」
三隈「くまりんこですよ~?忘れてなんかいませんよね?」
提督「三隈か、あぁ忘れてなんかないさ・・・」
三隈「ならいいんです!それに・・・」
三隈「提督はモガミンより私を選んでくれるって信じていましたから!」
提督「・・・は?」
三隈「提督が私を選んでくれたから、私何でもできますよ?」
提督「!く、くるな!」
三隈「あら、怯えた提督もかわいいですわ・・・でも」
三隈「提督さんが私を拒絶するなんて事は」
三隈「幾ら三隈でも・・・怒りますよ?」ハイライトオフ
提督「ひっ!あ・・・あ」
提督(怖い怖い怖い怖い怖いコワイコワイコワイコワイこわいこわいこわいこわい・・・・・)
三隈「は~い、捕まえたぁ♡」ギュウ
提督「あが、、あああ・・・う、うえ・・うえぇえぇ」
提督(からだが・・・いう事を聞かない・・・だんだん意識が・・・)
三隈「愛してますよ提督。」クスクス
提督(深い深い眠りに落ちた・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「・・・はっ!」ガバッ
提督「ここは・・・?」
提督「確か俺は・・・三隈に・・・」
提督「でも近くに三隈は・・・」キョロキョロ
浜風「・・・」ハイライトオフ
提督「ほわぁ!?」ずざっ
提督「浜風!?」
提督(今の浜風の雰囲気は・・・とても禍々しいような)
浜風「なんだ・・・生きてるんじゃないですか」
提督「え、何その言い方!?少し傷つくぞ!」
提督(あれ・・・?俺普通に話せてる・・・?)
浜風「あぁ別にそういう意味じゃないですよ!」アタフタ
提督「ははっ、もちろんわかってるさ。」ナデナデ
浜風「もうっ!からかわないでくださいよ///」
提督(艦娘にも触れるみたいだ・・・つまりあれは夢だったのか?ならさっきの浜風のも俺の勘違いかよ・・・)
提督(つかれてんなぁ。おれ・・・)チラッ
浜風「~♪」ツー・・・
提督「おい浜風、首筋から血が流れてるぞ!?大丈夫か!」
浜風「っ・・・気にしないでください、それよりも、、、その、、、さっきの続きを」
提督「ダメだ、ちょっと見せてみろ」
浜風「・・・わかりました」
提督「それじゃあ、失礼してっと…これは」
提督(一直線な傷だな・・・まるで刃物で切られたようになっている、深く刺さっていたら死んでいたであろう・・・)
提督「この傷は何処でできたかわかるか?」
浜風「えぇ、でもそんなに気にかける必要はないですよ?」
提督「なんでだ?深くいってたら無事じゃすまなかったんだぞ?」
浜風「だってこの傷は・・・自分でつけたものですから・・・」
提督「・・・!なんだって?」
浜風「私、死ぬときは愛する人の傍で一緒に死にたいんですよ・・・それでわたしも一緒に死ななきゃと思って」ハイライトオフ
提督「・・・」ゾクッ
浜風「でも、生きててよかったです!そのおかげで頭撫でてもらえましたし」スッ
提督「包丁・・・!?」
浜風「これはもう用済みですね」ポイッ
提督(包丁の刃には浜風のモノであろう血液がついていた・・・)
浜風「さぁ。もっと・・・もっと私にぬくもりをください・・・貴方だけのぬくもりを、ね?」ギュウ
提督「・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
提督「もう・・・疲れた・・・」
提督「皆病みすぎっていうレベルじゃないな・・・もはや別人のようだ。」
提督「はぁ・・・どこかで休憩するか・・・」トボトボ
「あなた」
提督「・・・天津風か?」
天津風「えぇ。ひどい顔ね・・・大丈夫なの?」
提督「あぁ、まだ大丈夫だ。」
天津風「本当に?無理していないでしょうねぇ・・・?」ジーっ
提督「あはは・・・」目そらし
天津風「はぁ・・・」
提督「面目ないです・・・」
天津風「ねぇアナタ、この後行くところはあるの?」
提督「とくにはないが今は休みたいんだ・・・」
天津風「それならいいところを見つけたのよ、一緒にどう?」
提督「・・・監禁しない?」
天津風「はぁ?なんで私がそんなことしなきゃいけないのよ。別にする必要はないでしょうに」
提督「だよな、暴力もしない?」
天津風「そんなに疑う必要あるの?だから、あなたに対してそんなことするわけないでしょ!」
提督「そ、そうか。ならいいんだ案内してくれないか?」ヨロヨロ
天津風「ほら、手出しなさいよ///」スッ
提督「・・・ありがとう、天津風。」ニギッ
天津風「べ、別にっ!助けるのは当然の行為じゃない!」///
提督「?・・・そうだな。」
海が見える高台
天津風「・・・ついたわよ」
提督「ほう、南那史島にもこんなきれいなところがあったなんて・・・俺でもわからなかったのに流石だな天津風は。」
天津風「あら、あなたがそこまで褒めてくれるなんて見つけた甲斐があったわ。」
提督(そういえば、ここに来るまでの間誰一人としてすれ違わなかったな・・・何故だ?)
天津風「・・・ねぇ、あなた。」
提督「ん?どうかしたか?」
天津風「私達出会ってからもう4年も経つわね」
提督「そうだな。長そうで短い付き合いだ。」
天津風「あの頃はまだ周りになじめない私にあなたは声をかけてくれたわ・・・秘書艦をやらないかって」
提督「そうだったな。君と話がしてみたくて変わってもらったんだよ。」
天津風「そこからは、毎日が楽しかったわ。そりゃあ書類仕事は大変だったけど、あなたといれば苦じゃなかった。」
提督「あぁ、俺も同じだよ。でも天津風頭触られるの嫌がってなかったか?」
天津風「そ、それは///だって・・・」
提督「だって?」ニヤニヤ
天津風「吹き流しが取れちゃったら、可愛くなくなるのに・・・あなたには可愛い姿を見てもらいたかったの///」
提督「・・・っ!?」ドキン
天津風「うぅ・・・///」モジモジ
提督「・・・」///ドキドキ
天津風「だからこそね、あなたとケッコンできて私は幸せなの・・・」ギュウ
提督「そうだn・・・は?」
提督(おかしい、確かに全員の練度は高いが俺は誰ともケッコンしていない・・・指輪は高いからな)
提督「おい、天津風?おれは君とケッコンした覚えはないんだが?」
天津風「それに、ケッコンしてからすぐに旅行にも行ったわよね?二人で眺めた星空を今でも覚えているわ、もちろんあなたも覚えているわよね?それからいろんなところにデートしに行ったわね、あなたったらよく忘れ物したりして・・・でも、あなたは私を待っていてくれたわ。そしてあなたのセンスがいいから私はいつも楽しくデートができたと思っているの。それに私の服装を褒めてくれたりもしてくれたわよね?可愛いって言われてとてもうれしかったのよ?あなたが私はワンピースが似合うって言ってくれたからよく白色のワンピースを着ていったわね、でも冬場は見せることはできなかったけど、それでもあなたは私と一緒にいてくれたわ・・・」ハイライトオフ
提督(そんなことは勿論、身に覚えはなかった。)
提督「お、おい。天津風・・・?」
天津風「ここまで私を依存させておいて、幸せな夢を見せておいて、今更私を捨てないわよね・・・?」ハイライトオフ
提督(そういって私の顔を覗き込む天津風の瞳は、何処までも深い闇をはらんでいた・・・)
・
・
・
提督「はぁ・・・はぁ・・・もう、うんざりだ・・・」
提督(これ以上おかしくなった皆を見ていたくない・・・)
提督「・・・俺はどうすればいいんだ?」
「それはね、考えることだと思うよ。」
提督「!!なんだ?この声は・・・」
「私の事はいいから・・・質問に答えてみて。」
提督「・・・何者かは知らないが・・・俺がやらなければいけないのならば、いいだろう」
「じゃあ、早速・・・君にとっての艦娘ってなに?」
提督「俺にとっての・・・艦娘?」
提督「それはなにか意味のある質問なのか?」
「もちろんさ、君にとっての彼女たちは・・・なに?」
提督「・・・家族のようなものだ」
「家族ってなに?」
提督「暖かくて、いつまでも一緒にいたいと思えるものだ」
「・・・君にとってはそうかもしれないね。・・・じゃあ彼女たちはどう考えてると思う?」
提督「どういう事だ?」
「彼女たちにとっての家族と君にとっての家族は違うものだからだよ」
提督「・・・」
「君は気づいていたんだろう、君が彼女たちに寄せている気持と彼女たちが君に寄せている気持ちが違うことに」
提督「それは・・・」
「だからあんなふざけた真似をしてでも彼女達と距離を取りたかったんだろう?」
提督「ち、違う!これはただのモニタリングだ!皆がどれだけ俺の事が好きかを確かめるだけの・・・!」
「認めたくなかったんだよね、自分たちの距離が変わっていっていることを・・・」
提督「ちが、これ、、、はただの・・・」
「本当はまたかとあきれて、ただ笑って迎えてくれるだけでよかったんだよね?」
「誰か一人を選ばなきゃいけないという現実から目をそらすために・・・」
提督「・・・」
提督「そうだ、俺は逃げていた・・・」
提督「俺の大好きな彼女たちが争っているところを見たくなかった。」
「そうかい、じゃあ君がする事。もうわかったんじゃないかな?」
提督「・・・執務室の机の引き出しにケッコンカッコカリの書類が残ったままだ・・・」
提督「あれを、燃やす!!」
「つまり君は誰も選ばない・・・そういっているのかい?」
提督「あぁ・・・周りのみんなが認めなくても俺は無理矢理家族になってやる・・・!」
提督「そして、また昔のように笑いあえる未来を・・・俺が・・・!」
「・・・つまらない答えだね、まぁいいや少しの暇つぶしにはなったしね。」
提督「・・・」
「・・・ここから少しいった岩陰にボートを隠してある、さぁ早くいってきなよ。」
提督「どうしてそこまでしてくれる・・・お前は誰なんだ!」
「そうだね・・・強いて言うなら。君たちの敵、かな」ザバン
提督(水の音・・・まさかここから飛び降りたのか!?)
提督「・・・いない、か。」
提督「鎮守府に向かおう・・・」
・
・
・
「ソレデ、アノシマノヨウスハドウダッタ?」
「そうだね、特に変わりはなかったよ」
「タクサンノカンムスガイタトホウコクヲウケテイルガ?」
「あぁ、あの島に艦娘がいる理由は特にないみたいだよ?」
「ヘェ?・・・ソレハホントウナノダナ?」
「勿論、なんならご自分で視察してみればいいんじゃないかな?」
「・・・ワカッタ、シンジヨウ。」
「それはどうも、じゃあもう私は戻るよ・・・」
「アイツ・・・ナニカタクランデイルノカ?」
・
・
・
提督「本当に、船があった・・・」
提督「なんでこんなにも親切なんだ?逆になんか仕掛けられてたり・・・はなさそうだ」
提督「全速力で鎮守府に戻って、一枚だけしかない書類と指輪を処分して、新たな書類と指輪をこの鎮守府の人数分調達する手続きをして大本営に届け出る・・・」
提督「これで全部解決だ、大本営が受諾するかどうかが問題だが・・・」
提督「まぁその時は日本が滅ぶ時だからいいか(笑)」
提督(希望が見えてきたら心が楽になったな・・・ありがとう敵さん。)
提督「さて、いくぞっ!」ブーン
提督「ボートの運転は初めてだが・・・こんなものかな・・・」ブーン
ブゥゥゥゥゥゥゥゥン・・・・
提督「ん?なんだ・・・いま何か聞こえたような・・・」
「テートクさん、みぃつけたぁ・・・」
「提督、何してんの…?」
提督「なっ!?お前らは、千歳!千代田!」
千歳「ふふっ、そんなに急いで何処へ行くおつもりですかぁ?」
千代田「提督ったら、急ぎすぎて艦載機にも気づかないんですもの」クスクス
提督「なっ!?じゃあさっきの音は策敵機か!」
提督(しまった・・・浮かれすぎていた、いったいいつから監視されていたんだ!?)
千歳「それにしても、私達を差し置いて・・・他の娘とイチャイチャイチャイチャイチャイチャイチャして・・・本当に許せないですよね?」ハイライトオフ
千代田「そんなに他の子がいいですか?・・・お姉と私じゃ満足できないんですか?何がたりないのですか教えていただけたら直します、だからこれでいいですよね・・・?」ハイライトオフ
提督(だめだ!あきらめるな俺!取りあえず平和的に解決しよう!)
提督「と、とりあえず鎮守府に帰ってからゆっくり話さないか?」
千歳「・・・いいでしょう。千代田」
千代田「うん、お姉。」
提督(うまくいったか!)
千歳「お隣、失礼しますね。」ギュ
千代田「じゃあ私は左に。」ギュ
提督「お、おい!なんでお前らものるんだよ!つかこれ一人用・・・」
千歳「なんですか提督、ダメな理由があるんですか?一人用でもいいじゃないですかアナタと私で一人、それのどこがいけないのですか?」ハイライトオフ
千代田「・・・」ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう
提督(何言っても通じないよね!わかってた!あぁぁぁぁお胸が当たってるぅぅ・・・ハラショー)
提督「・・・しっかりつかまってろよ。」
千歳「はいっ♡」ギュ
千代田「わかりました。」ぎゅぅぅぅぅ
・
・
・
提督「おぉ!やっと見えてきた!」
千歳「・・・もうすこしだけ」ギュウ
千代田「早いですね・・・」ギュウ
提督(もう突っ込まんぞ・・・流石に疲れた。)
提督「さぁ、二人とも。降りる準備をするんだ!」
千歳「は~い。」
千代田「わかりました。」
・
・
・
提督「やぁ、久しぶりだな鎮守府・・・」
提督「まさか、こんな風に帰還するとは思ってもみなかったが・・・」
提督「千歳、千代田。お前たちはここで待っていろ!また戻ってくる。」
千歳「・・・わかりました。お早めに。」
千代田「・・・」
提督「・・・あぁ、極力急ぐことにする!」ダッ
千歳「・・・」
千代田「お姉・・・」
千歳「ええ、気づいているわ。」
千歳「どうやら、わたしたちもつけられてたみたいね・・・」
千代田「どうする?」
千歳「放っておきましょう、攻撃をしてこないってことはただ観察しているだけだと思うわ。」
・
・
・
提督「おいおい、本当にここは鎮守府なのか!?」
提督「いくらなんでも荒れすぎている!壁は抉れ、床はひび割れ窓ガラスは割れ放題・・・まさに廃墟同然じゃないか!」
提督「島に来ていない艦娘も何人かはいるはずだが・・・こんなところでまともな生活なんてできるはずがない!」
提督「いったい何があったんだ・・・?」
カリ・・・カリ・・・
提督「・・・なんの・・・音だ・・・?曲がった先の廊下から響いているような気がする。」スタスタ
提督「壁にひっかき傷のようなものがついてある・・・ところどころに血が・・・」
1・・・2・・・3・・・4・・・5 カリ・・・カリ・・・
提督「声が聞こえる・・・おい!誰かいるのか!?」
秋月「6・・・7・・・8・・・9・・・10・・・」カリ・・・カリ・・・
提督「お前は・・・秋月!」
秋月「司令・・・なのですか?」カリ・・・カリ・・・
提督「あぁ・・・帰ってきたんだ。」
秋月「おかえりなさい、ずっと、ずっと、ずっと、待ってましたよ?」ニコッ
提督「秋月、その指・・・血が、出てるぞ?」
秋月「血?・・・あぁ、これですか?気にしないでいいですよ。」
提督「・・・この壁の傷は、秋月が付けたのか?」
秋月「はい、司令が帰ってくるまでの時間を忘れないために印をと思いまして・・・フフッ」
提督「時間をって!鎮守府の壁のほとんどがボロボロになるまでひっかき続けたのか!?」
秋月「だって、だってだってだって、司令が悪いんじゃないですか・・・私を放ってどこかに行っちゃうなんて。」
提督「・・・っそれは」
秋月「だから思ったんです。司令がいなかったこの時間を覚えておいて帰ってきたときに埋め合わせをして貰おうって・・・」スッ
提督「っ!?何をするきだ!秋月!」
秋月「司令とずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずーっと一緒にいるためのおまじないをするんですよ。」ハイライトオフ
提督「・・・俺は。」
秋月「フフッ、大丈夫ですよ提督。最初は辛いかもしれませんが一緒に頑張りましょう!動かないでくださいね、必要以上に傷つけたくはないので・・・」
提督「・・・あぁ、そうだな。一緒に頑張ろう。」
秋月「!受け入れてくれるんですね!嬉しいですっ!」
提督「ただし、みんな仲良くだっ!」ギュウ
秋月「ふえっ・・・?///」
提督「すまなかった!心配させてしまって!大丈夫だ、もうどこにも行かないから!」ギュウ
秋月「・・・こんなの、卑怯ですよ・・・司令・・・グスッ・・・」ポロポロ
提督「・・・」ナデナデ
秋月「寂しかったです・・・」
提督「あぁ・・・」
秋月「苦しかったです・・・」
提督「あぁ・・・っ!」
秋月「心中を考えました・・・」
提督「それはマジ勘弁。」
・
・
・
提督「それで秋月、他の奴らもこの鎮守府にいるのか?」
秋月「はい、精神状態があまりにも不安定な子や鎮守府を維持する役目を持った子が残っているはずです・・・」ギュ
提督(いやいや、島に来てた娘達もなかなか精神状態やばかったぞ!?まさか、あれよりもひどいのがうじゃうじゃいるのか!?)
提督「あれっ?でも向こうには秋月以上に、その、病んでる娘がいっぱいいたがなんで秋月は残ったんだ?」
秋月「私は鎮守府を維持する役目だったんですが、その・・・」
提督「・・・?」
秋月「お恥ずかしながら、司令がいない時間に耐えられなくなってきて・・・先ほどのような行動に・・・」
提督「なるほど、役目を忘れて壁に傷をつけてしまっていたと?」
秋月「・・・///」
提督「ん?でも秋月は爪でしるしをつけてたよな?・・・なんか壁が抉れてるところとかもあったんだけど・・・?」
秋月「あぁ・・・あれは多分重巡や戦艦の方々が付けた傷だと思います。」
提督「まじか・・・それについてはなにかわからなかったのか?」
秋月「司令の事で頭がいっぱいで、そんな余裕ありませんでした・・・」
提督「・・・わかった、ありがとう秋月。」
秋月「いえ、私こそありがとうございます!」
提督「何故秋月が礼を言うんだ?」
秋月「無事、帰ってきてくれたからですよ。」
提督「・・・そうか、秋月。」
秋月「・・・?」
提督「俺は今から鎮守府に残った娘に会って来ようと思う。」
秋月「っ!そんな!危険ですよ!」
提督「・・・大丈夫だ。」
秋月「私も同行します!」
提督「それはありがたい話だが・・・逆効果になってしまうかもしれない。」
秋月「そんな・・・!じゃあせめてなにか私にできることを!」
提督「そうだな・・・じゃあ外にいる千歳達に、今の鎮守府の状況と少し遅れるということを伝えてきてくれないか?」
秋月「わかりました・・・どうかご無事で。」
提督「あぁ、まかせとけ!」
・
・
・
提督「とはいったものの、正直不安だ。」
提督「あの島の娘達よりもヤバイって・・・」
提督「ん・・・なにやら匂ってくるな・・・これはみそ汁の匂いか?」
提督「食堂のほうからか・・・」
食堂
提督「やっぱりだ・・・厨房に誰か・・・いる!」
照月「えへへ、美味しくできたな♪」
提督「あれは照月か・・・出ていくべきか?」
照月「提督おいしく食べてくれればいいなぁ~♪」
提督「前言撤回、少し離れて見守ろう!そうしよう。」
照月「フフッ♪今日は奮発してちょっと豪華な朝食にしてみました!」
照月「朝ごはんです!提督。今朝は、麦飯と菜葉の味噌汁と沢庵!えへへっ♪麦飯は大盛りにしておきました!さぁ召し上がれ!」
提督(おかしい・・・なぜ照月は机に置いてある靴下に話しかけているんだ?)
照月「えっ?食べさせてほしいって?・・・も~提督は甘えんぼさんだな~♪」
照月「ほらっ!あーん!・・・美味しい?」
提督(俺には食べ物を靴下の中に入れているようにしか見えないんだけど・・・)
照月「じゃあ次はお味噌汁をどうぞ!・・・自信作なんです・・・」///
提督(普通だったら可愛いのにな、普通だったらな!)
照月「あぁ・・・もうお腹いっぱいですか?・・・そうですか・・・」
提督(急に静かになったぞ・・・)
照月「違う・・・違う・・・提督じゃない・・・」
照月「あぁ・・・あ・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ガッシャーン
提督(食器を投げた!?・・・彼女にいったい何が!?)
照月「ふぅ・・・ふぅ・・・」ギュ
提督(なんだ、食べ物が入った靴下を持って・・・てかあれ俺の靴下じゃねぇか!)
照月「この偽物・・・提督を返せ!」ブン
靴下「あべしっ!」グシャア
提督(なんてむごいことを・・・壁に投げつけるなんて)
照月「・・・あっ!提督!ごめんなさい!ちょっとむきになっちゃった・・・」グちゃ
照月「ふふっ、暖かい・・・提督、提督・・・」ぎゅぅぅぅぅぅ
提督(暖かいって味噌汁だよな・・・)
提督(確かにこれはやばい・・・どうすればいいんだこの場合!?)
提督「っ!こういう時こそ提督マニュアルだろ!」
提督マニュアルその1
警戒されないようにやさしく微笑みながら近づく。注意 にやけないこと
提督「これでどうやって戦えばいいんだ」\(^o^)/
提督「・・・こうなったら自棄だ、どうせ相手されないだろうし。」
照月「えへへ~、提督~。」
提督「や、やぁ!照月、久しぶり~!」ザッ
照月「・・・っ!」グルン
提督「っ!?」(あんなに首って回るものなのか!?)
照月「あぁ~提督さん!朝食の途中にどこ行ってたんですか~!」ポイッ
靴下「・・・」ぐちゃあ
提督「え?」(朝食をとってたのはそこの靴下!飲まず食わずだった俺じゃないの!)
照月「さぁさぁ!早く席に戻ってください!」ぐいぐい
提督「お、おちつけおちつけ!」(なんだよマニュアル役に立たねぇな!)ちらっ
0から始める提督ぐらしっ!
提督(のぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?)
照月「あれ・・・?あれあれあれ??おかしいよ、朝食がどこにもない・・・?」
提督(そりゃそうだろうよ、照月が全部投げたんだから。)
照月「ごめんね提督さん、少し待ってて♪」
提督「あ、あぁ。」
照月「~♪」トントントン
提督(また作るのか・・・それにしても)
ぐちゃぐちゃ・・・プーン
提督(よく見たら厨房がひどい有様じゃないかそこかしこに食べ物みたいなものが、ハエまでたかって・・・例えるなら三角コーナーのような・・・)
提督(このままじゃあマズいぞ・・・今の照月は今までのみんなよりも目が死んでいる)
提督(いや、流石に嫌な予感しかしない・・・こっそり出ていこう・・・)ソッ
照月「・・・」ピタッ
提督(なんだ・・・急に音が止んだぞ・・・)チラッ
照月「何処かへ行かれるのですか?」ニコニコ
提督(やばいっ!気づかれた!誤魔化さなくては・・・)「いや、少しトイレへ・・・」
照月「先ほども何処かへ行かれていたようですけど・・・」ニコニコ
提督「・・・いや、最近どうも頻尿気味でな・・・」(苦しい言いワケだがどうだ・・・!?)
照月「ふーん・・・すぐ帰ってきてくださいね?ご飯、もうすぐできますから・・・」ニコニコ
提督「あ、はい。」(勝ったぞ・・・)タッタッタ
照月「・・・えへへ♪」ペロッ
提督「やばい・・・あれはやばい・・・」ハァ・・・ハァ・・・
提督「でも、向き合わなきゃな・・・」
照月「・・・提督・・・」
提督「ひえっ!?」
照月「トイレに行くのではなかったのですか・・・?正反対の方向に走って行かれたのでついてきましたが・・・」
照月「本当は別の目的があったんじゃないですか?・・・例えば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・逃げるとか」
提督「そ、そんなことはない!」
照月「そうですか・・・なら、トイレ行きましょう?早くしないと朝ごはんが冷めてしまいますよ・・・」
提督「・・・そうだな。」
照月「さぁ、行きましょう?」ギュ
提督「・・・っ!?」
照月「~♪」
トイレ
提督「先帰っていてくれ、終わったら戻るから。」
照月「いえ、ここで待っています。」
提督「え、でも、待たせるのも悪いし・・・」
照月「・・・そうですか。分かりました・・・」スタスタ
提督「・・・」バタン
提督「どうする?どうするどうするどうする!?どうすれば助かるんだ!?」
提督「ここまで重症なのは初めてだ・・・どうやったら治せる??」
提督「・・・取りあえず、しっかり向き合おう・・・そうしたらいつも通りに・・・」
提督「・・・そろそろ頃合いかな」ガチャ
照月「・・・おかえりなさい」ニッコリ
提督「なっ・・・!?」
照月「えへへ、じゃあもどりましょう?」
提督「照月・・・帰ったんじゃなかったのか!?」
照月「・・・ねぇ、提督さん。」
提督「・・・なんだ?」
照月「トイレに行きたいっていうのはやっぱり嘘ですよね・・・?」
提督「・・・ど、どうしてだ?」(何か感づかれたか?)
照月「だって・・・中からは提督の声しか聞こえてませんでしたよ?水を流す音も・・・」
提督「・・・すまない」(しまった・・・ぬかった!!)
照月「何故謝るのですか?なにか後ろめたいことでもあるのですか?先ほどの独り言に何か関係ある・・・とか?」ギュウ
提督「っ・・・」
照月「大丈夫、安心してくださいよ。」クスクス
照月「別に危害を加えようというわけではないのですよ。提督さん・・・」
提督「・・・」(下手に刺激しないように注意せねばな、またさっきみたいに暴れられてはたまらん・・・)
照月「・・・提督さんが考えていることを当ててあげましょうか?」ニコリ
提督「・・・?」
照月「『さっきみたいに私が暴れるかもしれないから注意しないと・・・』ですね?」
提督「っ!?なんで・・・」
照月「ふふふっ、なんで?・・・決まってるじゃないですか。」クスクス
照月「あの時提督さんがこっそり見ていたこと知っていたからですよ。」ニコリ
提督「・・・はっ?」
照月「提督さんったら何も言わずに鎮守府からいなくなるんですもの・・・少しは痛い目を見てもらわなきゃと思いまして。」
提督「そうか・・・、すまなかった。」
照月「いえ、もう気にしていませんよ。こうして帰ってくださってますもの・・・」
提督「でも俺のせいであんなことを・・・」(なんだ・・・?案外まともじゃないか、秋月のやつが少し大げさだっただけか・・・?)
照月「それに、私にも非がありましたし・・・」ギュ
提督(これは・・・安心するのに・・・落ち着くことができない、どういうことだ・・・)
照月「えへへ、嬉しいですっ♪」
提督「・・・」(なんだろう・・・何か忘れている気がする・・・思い出さなきゃいけない何かが・・・)
照月「そういえば私も朝食まだだったんですよ!」
提督「・・・そうか、じゃあ照月が作ってくれた朝食を分け合うか?」(食べ物・・・あと少し・・・あと少しなんだよっ)
照月「いえ、私はいいですよ。」
提督「・・・どうしてだ?」(厨房・・・料理・・・あ・・・)
照月「だって・・・」
(提督(よく見たら厨房がひどい有様じゃないかそこかしこに食べ物みたいなものが、ハエまでたかって・・・例えるなら三角コーナーのような・・・))
照月「目の前にご馳走があるんですもの♪」スッ
提督「しまった・・・!」
グサッ
提督「・・・うぅ・・・か、肩が・・・」グラッ
照月「あぁっ!こぼれてしまいますよ!」ギュ ペロペロ
提督「ア、、、ぐ・・・」
照月「ああ・・・あぁぁ!美味しい、美味しいです!」ペロペロ
提督「や、やめっ・・・」
照月「ああ///幸せ!私の中に提督さんが流れています///」ペロペロ
提督(そうだ、俺が見ていたから狂ったふりをしていたといっていたが、あれは嘘だったんだ・・・っ!)
提督(俺が見ていただけの間にしては厨房があまりにも汚れすぎていた!)
提督(照月は狂ったふりをした正常な娘を演じていただけだったんだ・・・照月は最初から病んでいた!)
提督(ここまで狡猾に迫ってくるなんて・・・秋月の言っていたことは本当だったんだな・・・)
照月「えへへ、一杯頂けました!ありがとうございます!
提督「はぁ・・・はぁ・・・」
提督(血を・・・吸われすぎた・・・意識が・・・)
照月「ゆっくりおやすみください・・・手当はしておきますから」ニッコリ
提督(・・・もう、だめだ・・・)
・
・
・
て・・・・とく・・・
てい・・・とく・・・
提督(なんだろう・・・呼ばれてる気がする・・・)
ギュ
提督(あったかい・・・)ギュ
提督「・・・」パチッ
雲龍「あぁ、提督。お目覚めになりましたか?」
提督「っ!?」ガバッ
提督「うっ・・・」ズキッ
雲龍「まだ安静にしててください!傷口に触ります!」スッ
提督「あぁ・・・すまない・・・」
雲龍「いえいえ、提督がご無事でよかったです!」
提督「・・・ここは?」
雲龍「医務室ですよ、覚えてないのですか?」
提督「・・・あぁ。」(いや、覚えているがどうなるか分からない以上下手に言わない方が吉だな。)
雲龍「私が包帯を取りにここに来たら提督がベッドに横たわっていたんです。」
提督(照月・・・包丁で俺を刺した後ここに運んで手当てをして去っていったんだな)
雲龍「提督?だいじょうぶですか?」
提督「大丈夫だ。」(雲龍、一見まともそうだが照月の件もある。慎重に見極めよう。)
雲龍「取りあえず治るまで私が看病しますね。」
提督「いや、必要ない。激しく動かなければ痛みは感じないしな。」
雲龍「・・・ダメですよ!また無理して傷口が開いたら大変です!」
提督「しかし・・・」
雲龍「とりあえず血がにじんできてるので包帯取り替えますよ?」
提督(しばらくはおとなしくして様子を見よう)
・
・
・
雲龍「少ししみますよ?」
提督「っ・・・」
雲龍「はい、次はガーゼ貼りますね。」ペタッ
提督「すまないな。」
雲龍「いえいえ、じゃあ包帯巻いて・・・終わりです。」
提督「おぉ、うまいもんだな。」
雲龍「いえいえ、本で見たのをそのまましただけですよ。」
提督「それでもさ。」
雲龍「ありがとうございます。さぁ、もうすこし横になりましょう?」
提督「雲龍の処置でだいぶましになったからもう行こうと思うんだが・・・」
雲龍「・・・・・・お体に触るので動かない方がいいです。寝ていてください。」
提督「だが俺はそろそろ行かなくちゃいけないんだ。自分のことはその後だ。」
雲龍「・・・・・・・・・・・・軽食を作ってくるので寝ていてください。いなくなっていたら・・・・嫌ですよ?」
提督「・・・わかった」
雲龍「・・・」ニコッ
・
・
・
提督「雲龍は限りなく黒に近いグレーだな・・・外から鍵をかけていくなんて・・・」
提督「それに軽食か・・・厨房にはたぶん照月がいると思うんだが大丈夫なのだろうか?」
コンコン
提督「・・・!」
提督(誰だかわからない以上下手に反応しない方がいいよな・・・?)
皐月「司令官!ボクだよ!皐月だよ!」コンコン
提督(皐月か・・・返事するべきかな・・・?)
提督「どうしたんd・・・!」
提督(・・・まて、なんで皐月は俺がここにいることが分かったんだ?雲龍が教えた?いや、あの状態じゃあそんなことはあり得ない。)
提督(皐月は見ていたのか・・・?俺がここに運ばれているところを・・・?だとしたら・・・マズい!!)
皐月「司令官・・・?さっき声がしたよ?居るんでしょ?ここ、開けてよ・・・」
提督(しまった、うかつに声をだしてしまったことがあだとなったか・・・)
皐月「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
コンコンコンコンコンコンドンドンドンドンガチャガチャガチャガチャガチャ
提督「ひっ・・・!?」
皐月「ほらまた声がしたよ?居るんでしょ速く開けてよ・・・?ねぇ、司令官どうして開けてくれないの・・・?なんで?ねぇ、なんでかな?」ガチャガチャガチャ
提督「・・・皐月。」
皐月「なんだい、司令官。」ガチャガチャ
提督「実は外側からしかかぎが開けられないようになっていて俺じゃあ開けられなくてな。」
皐月「そう・・・じゃあいいや。」カチャ
ドォォォォン
提督「なっ!?」
提督(扉が爆発音と共に吹き飛んだぞ!?まさか皐月、艤装を付けているのか!?)
皐月「へっへ~ん!ボクのこと、見なおしてくれた?」
提督「皐月・・・!なにも扉を砲撃することはないだろ!?」
皐月「えへへ、ごめんなさい!」
提督(よ、よかった!さっきまでの雰囲気がなくなっている・・・)
提督「つぎからは気を付けろよ?」ナデナデ
皐月「うふふっ!はぁ~い!」
皐月「司令官ったら、こんなに長い間鎮守府から離れるなんて・・・ボク、マジで死ぬかと思ったんだからね?」
提督「すまなかったな。」
皐月「・・・許してほしい?」
提督「あ、あぁ。」
皐月「じゃあなんでさっきすぐに返事してくれなかったのか・・・理由を教えてくれないかな?」ハイライトオフ
提督「っ・・・そ、それは・・・」
皐月「・・・・司令官?どうしたの?なんですぐこたえられないのかな?なにか後ろめたいことがあるのかい?ふぅ~ん、やっぱりそうなんだね?」ハイライトオフ
提督「いや、そういうわけじゃなくてだな?あれだよ!寝てたんだ!」
皐月「・・・司令官!」ぎゅ
提督(よし・・・どうにかなったか・・・)
皐月「嘘をつくなんて、司令官かわいくないね・・・・?」ぎゅうううううううううううううううう
提督「え・・・?あ・・・い、たい!皐月!離してくれっ!」
提督(艤装を付けてるからすさまじい力だっ!このままじゃ絞め殺される・・・っ!)
皐月「嘘をついちゃ駄目だよ・・・独り言聞こえてたよ?廊下まで、ね?うふふふっ!」ぎゅうううううううううう
提督「す、すまなかった!許してくれ・・・正直に話すから・・・」
皐月「・・・じゃあはなしてね?」パッ
提督「実はな、ここの鎮守府の娘達は俺のせいでおかしくなってしまったんだ・・・だから用心して返事しなかったんだ。」
皐月「・・・そうそう、そうやっていつまでも正直者でかわいいボクの司令官でいてね?」
提督「・・・皐月。」
皐月「でも、雲龍さんかぁ・・・許せないなぁ・・・ボクの司令官に手を出すなんてさ、死ねばいいと思わないかい?」
提督「そんなことおもうわけないだろ!雲龍も大切な仲間なんだ・・・」
皐月へぇ~?そうかい・・・じゃあ司令官は雲龍さんの事好きなんだぁ~?」
提督「仲間としてだけどな。」
皐月「本当に?」
提督「本当に。」
皐月「じゃあボクが司令官の面倒を見てあげるよ!」
提督「・・・え?いや、それは大丈夫だから・・・」
皐月「なんでさ、仲間として好きなやつよりも恋人としてすきなボクの方が司令官もうれしいでしょ?」ハイライトオフ
提督「そんな・・・」
皐月「それじゃあボク、色々と準備してくるね!」タッタッタッ
提督(皐月の事を恋人として好きなんて一度も言ってないぞ?・・・いったら憲兵さんにお縄される・・・)
提督(ん・・・そういえば憲兵さんはどうしてるんだ?)
・
・
・
詰め所
天城「・・・よろしくお願いしますね。」
憲兵「しかし・・・このままでは鎮守府が!」
葛城「はぁ・・・あのね、あなたに拒否権なんてないの。わかってる?」
憲兵「ですが市民を守るのが軍人としての務めです!!このような状態が続こうものならば防衛線が突破されてしまいます!!」
天城「そうですか・・・あくまで断るのですね?」
憲兵「当然で・・・・がぁ!!??」ドゴォ
天城「うふふ、そんな声出さないでくださいよ。嫌ですねぇ。」クスクス
憲兵「か・・・はぁ・・・」
葛城「それでさぁ、大本営に提督代理を寄越さないように言ってくれる?」
憲兵「で、できません・・・!」
葛城「ふぅ~ん・・・あっそう。そういえば、あなたのペンダントに入ってた写真の女性と子供・・・どこかで見たことあるんだよねぇ・・・」ニヤニヤ
憲兵「なっ・・・!?」
葛城「私達の大切な人の居場所を奪おうとしてるんだし・・・何されても文句はいえないでしょ?」
憲兵「お願いします!妻と子には手を出さないでください!!」
天城「ならば・・・わかっていますね?」
憲兵「・・・はい。」
天城「今日中に手をまわしていただけなかった場合・・・覚悟はしておいた方がいいかと・・・」
憲兵「わかりました・・・」
葛城「はぁ~よかった~!これで提督は安心して葛城のもとに帰ってこれるね!次はどんなところに連れ出してくれるんだろ~♪」ハイライトオフ
天城「ふふっ、提督。また一緒に夕焼けを見ましょう・・・そうしたら提督はまた私の事を・・・綺麗って褒めてくれる・・・私だけを・・・」ハイライトオフ
憲兵(提督殿、貴方の部下はもう我々の事など眼中にないのでしょう。これで本当によかったのですか?)
・
・
・
提督「・・・なにか寒気を感じたぞ、憲兵さん無事かな~。」
提督「こんなことをしている場合じゃない!はやく南那史島の艦娘達を迎えに行かなきゃ!!」
提督「皆大丈夫だろうか・・・心配だ・・・」
・
・
・
野分「・・・・・」
野分「司令、どうしてるかな・・・元気、かな・・・」
ポツ・・・ポツ・・・
ザァァァァァ・・・
野分「ぁ、雨が・・・」
野分「ちょうどいいかな・・・」
野分「これは自分への罰・・・大切なモノがいつまでもそばにあるって・・・そう油断していた・・・」
野分「いつも司令から構ってくれるって、甘えて。自分を磨こうとしなかった・・・」
野分「こんな女、逃げられても仕方ないよね・・・」
野分「私よりも素敵な人なんて沢山いる・・・」
、
野分「私は司令に必要ない・・・必要のない・・・私、は・・・不、要」ドサッ
野分(意識が・・・遠のいていく・・・)
おいっ!のわっち!しっかりしてくれ!!!
野分(この声は・・・司令・・・司令なの・・・?)
野分(幻聴でもいい・・・触れたい・・・私の・・・大切な・・・人・・・)スッ
野分(あははっ!やっぱり幻聴だった・・・!だって触れないもの!!!)
野分(決めました・・・もう・・・離さない・・・死んでいたとしても・・・!!!)ガクン
・
・
・
提督「やはりここに留まっておくわけにはいかない!脱出しよう。」
扉「ボロボロ」
提督「お疲れ様です・・・」
提督「厨房の前を通るのは厄介だな・・・最短で執務室に行くにはいくつかの寮を通らなければならない・・・」
提督「まぁいい。みつかってもあくまで自然にだ。」スタスタ
重巡寮
ドロドロ
提督「うっわ~、おっかねぇオーラが漂ってやがるぜ・・・」ゴクリ
提督「・・・・」こそこそ
ブツブツ・・・
提督(ん?半開きの扉からなにか声が聞こえてくるぞ・・・)
提督(ここはひとつ覗いてみるか・・・)
提督「なぁーんていうとでも思っていたのか?さすがに学習するわ!」
提督「無視して通り抜けよう。」コソコソ
テイトクヲ・・・アァ・・・コロストスルカ・・・
提督「・・・えっ!?」ビクッ
ガンッ
提督(まずった!扉に足が当たってもうた!!!!!)
ダレカイルノ?・・・オイデテコイ!!!!
提督「ダッシュ!ダッシュ!!!」ダッダッダ
提督「廊下を走り続けるのは得策じゃないな・・・この部屋に!!!!」ガチャ
バタン
提督「ハァ・・・ハァ・・・」
ゴソッ・・・ゴソッ・・・
提督「っ!?誰かいるのK むぐぐっ!!」
「静かにせい・・・」
ドコダッ!!ドコニイッタ!!
提督「!!・・・」
スタ・・・スタ・・・
「・・・行ったか、もうよいぞ。」パっ
提督「ふぅ・・・たすかったよ、それで・・・」
利根「吾輩じゃよ、利根じゃ。忘れたとはいわせんぞ?」
提督「覚えてるよ利根。それじゃあ俺はここで・・・!」
利根「おっと!少し落ち着いていかんか?」ガシッ
提督「で、でも悪いしさ・・・」汗汗
利根「なんじゃ・・・?そこまでして吾輩と一緒にいたくない理由でもあるのか・・・?」ハイライトオフ
提督「いえ滅相もございません!!!!!!」
利根「そうかそうか!はっはっは!そこに座るとよい!」
提督「・・・失礼する。」
利根「そう固くなることはない!おい、筑摩もこっちに来たらどうじゃ?」
筑摩「提督・・・提督・・・」
提督(筑摩いたのか・・・!?全く気付かなかった!!)
筑摩「提督、ずいぶんと長い間お帰りになられませんでしたね・・・・?」スリッ
提督「ひうっ!すまない、いろいろあったんだ。」(怖い怖い!なんですり寄ってくるんだ!?)
利根「むっ・・・筑摩だけずるいではないか!」ぎゅ
提督「お、おい!」
筑摩「いろいろとは何ですか?詳しく教えてください?ねっ?提督?」ぎゅぅぅぅぅぅ
提督「いや、そのな?・・・」(イタイイタイ!!!!柔らか痛い!)
利根「吾輩もちと気になるぞ?提督よ・・・」ぎゅぅぅぅぅぅ
提督「えーっとな?・・・」(イタイイタイ!!!!ただただ痛い!)
筑摩「なんですか?はっきり言ってもらわないとわからないじゃないですか・・・・?」ハイライトオフ
利根「なんじゃ・・・?吾輩に隠し事ととは、まさか浮気とかではあるまいなぁ?」ハイライトオフ
提督(うわぁ!もう嫌だこの状況!どうにかして切り抜けなければ・・・)
提督「えー・・・コホンッ・・・」
提督「なんだ、俺のことを信用できないのか?」アゴクイッ
筑摩「・・・えっ///?」キュン
提督「俺と筑摩の関係だろ・・・?なっ?」耳息(めちゃくちゃ恥ずかしい!!)
筑摩「は・・・はひ・・・///」トロン
利根「なにをしておるんじゃ・・・提督よ・・・?」グイッ
提督「おっと・・・なんだ?そんなにまちきれなかったのかい?」抱きしめ
利根「ふにゃぁ!?///」ビクン
提督「利根はかわいいな、いい匂いもするよ・・・?」クンクン(えぇい!ままよ!やってまえやってまえ!!!)
利根「そんにゃこと・・・な、い、のじゃぁ///」トロン
提督「それじゃあね、また会いに来るよ?」
バタン
提督「はぁ~。」
提督「なんというかこう・・・死にたいっ!!!!!!」ニッコリ
・
・
・
提督「・・・執務室にいこう・・・」
「動くな。」
提督「っ!?」(さっきの奴!?戻ってきていたとでもいうのか!?)
「両手を挙げてゆっくりこちらを向け。」
提督(従うしかないか・・・)クルッ
那智「ふっ、久しぶりだな。提督よ。」ニッ
提督「那智じゃないか・・・久しぶりだな。」(那智・・・どうしてこんなことを・・・?)
那智「せっかく出会ったんだ、どうだ?今から私の部屋で一杯いかないか?妙高姉さんもいるぞ?」クイッ
提督(どうする・・・さっきの会話からしてこのままいけば確実に殺されるよね・・・)
提督「せっかくのお誘いなんだが、これから野暮用があってな。すまないがまた今度にしてくれないか?」
那智「・・・・聞こえなかったな、すまないがもう一度言ってくれないか?」チャキッ
提督「っ!?那智・・・なぜ艤装を!?」
那智「受け答えには気を付けてくれないか・・・?今私は猛烈に貴様を殺したくて仕方がないんだ・・・っ!」
那智「貴様がいなくなってから私はおかしくなったんだ・・・お前を殺してでも一緒にいたいって思うようになってしまった・・・」
那智「だが・・・貴様が私を・・・受け入れてくれるのならば・・・この気持ちも抑えらるかもしれない・・・」
提督「・・・」
那智「頼む・・・私にお前を殺させないでくれないか・・・?」
・
・
・
妙高「あら、いらっしゃい提督。」
提督「・・・・ども。」
提督(結局流されるまま来てしまった・・・)
那智「そう固くなるな、ほら座るといい。」
提督「あぁ、ありがとう。」
妙高「さぁ、提督。なにからお飲みになりますか?」
提督「そうだな、今は胃が痛いから・・・ビアカクテルをお願いできるか?」
那智「ふむ、ビアカクテルか・・・レッドアイなんてどうだ?」
提督「いただくよ。」
那智「では用意してくる・・・少し待っていてくれ。」バタン
妙高「・・・」
提督「・・・」
提督(き、気まずい・・・!今まで妙高とは二人きりで話したことなかったからな・・・)
妙高「提督・・・」
提督「なんだ?」
妙高「こうやって二人きりでお話しするのって初めてですよね・・・」
提督「そうだな。」
妙高「少し、うれしいです。周りに子たちは魅力的な子が多いですから、こういう機会は二度と来ないと思っています。」
提督「そんなわけないさ、妙高も十分魅力的だとおもうぞ?それにこれからたくさん話す機会もあると思うし・・・」
妙高「・・・・・・・・・本当ですか?」
提督「あぁ、本当だ。」
妙高の若干濁った眼をしっかりと見据えてゆっくりと言葉を出す・・・
妙高「ありがとうございます、私は提督を信じます。」
提督「そうか・・・」
妙高「なので早くお逃げになってください。」
提督「逃げる・・・?なぜだ・・・?」
妙高「今の那智は危険な状態なんです・・・私も先ほどまでは不安定でしたが、もう大丈夫です!」
提督(やはり那智は危なかったか。妙高はどうだろうな・・・照月の件もあるし・・・)ジィ~
妙高「むっ、なんですかその目は~!提督も私のことを信じてくださいよ~!」
提督「そ、そうだよな。すまない、信じるとしよう。」
妙高「那智は提督が居なくなってからずっとあなたを殺す算段を立てていたんです。」
提督「・・・・」
妙高「私もまともではなかったからお手伝いをしてしまいました・・・それが今那智が作っているお酒なんです。」
提督「まさか何か混ぜてある感じか?」
妙高「・・・はい、提督のには勿論私のものや・・・那智の分まで入っています・・・」
提督「いや、その先は言わないでくれ・・・悪いが俺はやらなければいけないことがあるんだ。」
妙高「・・・はい。」
提督「また後で・・・すべてが終わったら、ゆっくり話そう。」
妙高「楽しみにしておきます・・・どうかご無事で。」
バタン
妙高「・・・」
妙高「那智・・・これ以上はもうやめましょう?」
ギィ
那智「・・・」
那智「なぜだ・・・なぜ心中をさせてくれないんだ・・・!」
妙高「死んでしまったらお話しすることもできないのよ?」
那智「私はそれでもかまわない!ただそばにいてくれるだけで・・・!」
妙高「・・・」
那智「わかってるさ・・・っ!自分がどれだけ身勝手な幸せを押し付けているかぐらい!」
那智「でも仕方ないだろ!?想いが止まらないんだ!」
妙高「那智・・・あなた・・・」
那智「・・・わたしはもう少し薬の調整をしてくる、その間だけは見逃すとしよう・・・」
ギィ
妙高「あなたももうわかっていたのよね。ごめんなさい。」
・
・
・
提督「やはり俺のしてきたことは逃げ以外の何物でもなかったんだな。」
提督「・・・さぁ、決着をつけに行くとするか。」
南那史島
初月「どこだっ!僕の司令官はどこに行ったんだ!」
初月「守るって約束したのに!!!あの矢のやつは!」
初月「僕と司令官の間に割り込んでくるなんてっ・・・・!」ギリィ
初月「許せない許せない許せない!!絶対見つけ出して殺してやる!」ハイライトオフ
ポツ・・・ポツ・・・
初月「雨・・・?ふふっ・・・あっはははははははは!!!!」
初月「ついてる!僕はなんてついてるんだ!あはは!これであいつは標準を定めにくくなった!」
初月「これは天が僕たちのことを祝福してくれてるってことだよね!?」
初月「すぐに助けるからね司令官!また二人きりでゆっくり過ごそう?ハハハハハッ!」
・
・
・
響「・・・司令官、どこにいったのかな?」
響「暁たちとははぐれてしまったし・・・まぁ好都合といえば好都合だけど。」
響「暁型のみんなで共有するって話もなしになるわけだからね。協定なんて糞くらえさ。」
響「それにしてもだ・・・」ドクン
響「司令官のことを思うと・・・はぁ・・・はぁ・・・体が熱くなってしまうよ・・・」ドクン・・・ドクン・・・
響「っ!これは・・・そうか・・・この力は・・・!」ドクンドクンドクン
響「ふふっ、そういうことかい司令官。あなたは強い私のほうが好きなんだ・・・」しゅぅぅぅぅ・・・・
響「ならば、この感覚に身を任せるよ・・・待っててね、今・・・・」
Верный「Я иду, чтобы увидеть свою любовь(愛しのあなたに会いに行くよ)」ハイライトオフ
・
・
・
鎮守府
提督「ぶえっくしょんっ!・・・なんだ?急に寒気が・・・」
提督「だがまぁいい、ついについたぞ執務室!あ、韻踏んだ。」
提督「・・・じゃあ入るか。」ぎぃ
鳳翔「・・・」ニッコリ
提督「・・・」
鳳翔「おかえりなさい、あ・な・た♡」
バタン
提督「・・・」
提督「まてまて落ち着けクールになれ・・・執務室に鳳翔さんなんているわけないだろ常考・・・」
提督「ただの見間違いだよな?あはは、疲れてんな俺~」ガチャ
鳳翔「お疲れでしょう?さ、膝枕でもいたしましょう。」ポンポン
提督「・・・なんで鳳翔さんが執務室にいるんですかっ!?」
鳳翔「もう、何言ってるんですか?私たち夫婦じゃないですか。なのでここにいるのは当然の事なのです。」クスクス
提督「え、いや。おれ鳳翔さんと結婚した覚えはないのですが・・・」
鳳翔「・・・冗談はおやめになってください、そんなに私は魅力がありませんか?・・・さすがの私でも傷ついてしまいます。」
提督「ご、ごめんなさい!別にそういうわけではなくてですねっ!?」
鳳翔「ふふっ♪必死な提督さんも素敵ですね・・・」
提督「え、えぇ・・・」(なんか鳳翔さんキャラ変わりすぎじゃない!?)
鳳翔「でも提督さん、浮気は感心しませんね?・・・これはどういうことですか?」ハイライトオフ
その光景に俺は目を疑った・・・
鳳翔さんの指さしたほうに執務用のデスクがあった・・・問題はその上に整頓されるように並べられている・・・
提督「うわぁぁぁぁ!俺のコレクションがぁぁぁぁぁ!!!」
出張の際秘密裏に買い足してきた俺の㊙本だった
提督(オカン!圧倒的オカン・・・・っ!!)
鳳翔「私と提督の愛の巣にほかの女がいるなんておかしいですよね?説明してください、提督さん?」
提督「こ、これはだな・・・」
鳳翔「・・・なんですか?言い訳は聞きませんよ?」
提督(ですよねー)
提督「そのですね・・・そうっ!これは新しい兵装の開発資料でしt「嘘ですよね?」すみません・・・・」
提督(なぜばれたしっ!?)
鳳翔「提督さん、もういいです。」
提督「っ!ならもう許してもらえるんですか!?」
鳳翔「いいえ提督、貴方を再教育することに決めました。」
提督「再教育・・・?」
鳳翔「えぇ、一度すべて忘れましょう?今まで習ってきたことであって来た人して来たこと食べてきたこと見てきたもの聞いてきたもの触れてきたもの全部全部全部一から始めましょう?あなたが習うのは正しい私の愛し方、貴方がこれから出会うのは私だけするのは私たちの愛をはぐくむことだけあなたが食べるのはすべて私が手をかけたものだけあなたが見るのは私だけあなたが聞くのは私の声だけあなたが触れるのは私だけ・・・そうでもしないとあなたは自分の身を滅ぼしてしまいます・・・っ!」ハイライトオフ
提督「何を言ってるんですか鳳翔さん!正気に戻ってください!」
鳳翔「私はあなたにすべてを捧げてきました・・・今更自身の意思は介入しておりません。そう、これはあなたのためなのですよ提督・・・」
鳳翔「ほかの女がいるからあなたはそこまで苦労をするのです・・・それぞれ身勝手な意思をあなたに押し付けて困らせるなんてどうかしています!そんな奴らにあなたを穢してほしくないのです!!!!」
鳳翔「さぁ、提督!私と共に生きましょう?大丈夫ですよ、最初は不自由かもしれませんが次期に私といてよかったと思えるようになります!」
提督「っ・・・・それは・・・」
提督(どうすればいい・・・っ!?俺はいったいどうすれば・・・・っ!?)
1 執務室に来た理由を話し話題をそらす
2 大声を出して助けを呼ぶ
この選択は提督の未来を左右する選択となります、心して選んでください。
現在 1 2名
2 5名
ということで二番に決定しました。
『ようこそ、素晴らしき惨殺空間へ』
・
・
・
提督(そうだ!大声で誰かを呼べばどうにかなるかもしれない・・・)
提督(正直リスクも高いが背に腹は変えられないってな!)
鳳翔「さぁ・・・提督、ともに参りましょう?」ニコォ
提督「っ!誰かぁぁぁぁ!助けてくれぇぇぇ!!!!」
鳳翔「っ!?」
提督(よしっ!大きな声を出すことはできたが…)
鳳翔「誰か助けてくれ?いったいなぜそのようなこという必要があったのですか?」
鳳翔「誰かになんて頼らないでください・・・あなたは私が助けますよ。ですから私だけを見てください。」ハイライトオフ
提督(俺は鳳翔さんから助けてもらいたいんだよっ!!)
提督「・・・」
鳳翔「・・・随分と反抗的な目ですね。いいでしょう、今すぐ調教してあげます!」ガッ
提督「ぐぅ・・・!?」
提督「ぐ・・・が、あぁ・・・」(く、くびしまっ・・・いきが・・・)
「クスクス・・・提督さんを困らせるのはこの手かなぁ~?」ガシィ
鳳翔「っ!?・・・阿賀野ちゃん!!」
阿賀野「ダメだよね?私の提督さんを困らせるなんて許せないなぁ・・・・」グググググ
鳳翔(っなんて握力なの・・・今腕を折られてしまえば提督の調教に支障が出る・・・それは避けなければ!!)
鳳翔「くっ・・・!」スッ
提督「がっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
阿賀野「だぁめ、逃がさないよぉ?」ググググググ
鳳翔「あ・・・あぁぁ!うぅ・・・!」
阿賀野「暴れないでよ、綺麗に折れないじゃない。」
提督(何とか助かったが・・・これは俺の望んだ結果じゃない!)
提督「阿賀野!やめてくれ!」ガシッ
阿賀野「ひゃっ!/////」スッ
鳳翔「っ!ふぅ・・・ふぅ・・・」
提督(なんとか開放してもらえたみたいだな・・・)
阿賀野「提督さんに触ってもらっちゃった///嬉しぃ!嬉しぃ!嬉しぃ!」
提督「・・・あ、阿賀野?」
阿賀野「えへっ・・・えへへ・・・名前まで呼んでもらっちゃったぁ///しあわせ・・・」
提督「・・・」(ダメだこりゃ)
提督「ま、まぁいいや・・・助けてくれてありがとう阿賀野。」
阿賀野「えへへ・・・///ありがとう、ありがとうって・・・・いってもらっちゃった・・・・」
鳳翔「・・・売女がっ!」ギリッ
阿賀野「はぁ、まだわかんないかなぁ。あんた邪魔なのよ、なんで私と提督さんの間に入ってくるかなぁ????」
提督「ちょっ!二人とも!」
「そこまでだ。」
提督「っ!?お前はっ!!!」
長門「やぁ、提督。久しいな。」
提督「そ、そんなことより長門!お前!!!その体!!!!」
提督(ところどころに銃痕がありいまだに止まらないのか血が流れている・・・なのになぜ彼女は笑っていられる!?)
長門「体・・・?むっ、しまった・・・入渠し忘れていたよ。みっともない姿を許してくれ。」
提督「そんな次元の話じゃないだろ!重体じゃないか!」
提督(秋月が言っていたのはこのことだったのか・・・)
長門「心配してくれるのか・・・?提督は優しいな。用事がおわったら入渠するとしよう。阿賀野!」
阿賀野「・・・わかってますよ。鳳翔さん、こちらへ。」
鳳翔「・・・従わないと言ったら?」
長門「何か勘違いをしているようだな、ここで何があったのかは知らんが私たちに敵意はない、むしろ逆だ。」
鳳翔「それを私に信じろと?」チラッ
提督(阿賀野のことを見ているな、信用はしていないらしい。それもそうか・・・だが内部分裂はよくないな。)
提督「鳳翔さん、長門達と行ってあげてください。」
鳳翔「提督!?」
提督「阿賀野は、俺を助けようとしただけなんです。彼女に非はないはずです。」
阿賀野「えへへ・・・・//////褒めてもらっちゃった!」
鳳翔「・・・わかりました、提督がそうおっしゃるのなら。」
提督「ありがとうございます。」
長門「うむ、話はまとまったようだな。ついてきてくれ。」
鳳翔「では提督、後ほど。」
提督「は、はい。」
そうして3人は執務室を後にした
・
・
・
提督「急に静かになったな…この静かさを平穏と取るか不穏とするか…迷いどころだな。」
提督「しかし…ふわぁ~、ココ最近はゆっくり寝ることが出来てなかったよな…」
提督「少しだけ…少しだけなら…」コクン…
提督(でも、なにか大切な事を忘れている気が…)
そういった腑に落ちない不快感とともに俺は眠りに落ちた…
千歳「約束したのに…早く帰ってくるって…」
・
・
・
鳳翔「…それで、私をどうするおつもりですか?」
阿賀野「貴方に言うことなんて…」
長門「まて、阿賀野。鳳翔よ、私達はお前にも話を聞いて欲しくて呼んだだけなのだ。そこは信用してくれ。」
鳳翔(…阿賀野さんはともかくとして、ココにはなかなかの数の艦娘たちがいますね…恐らくは長門さんの仲間もしくはそれに近い存在の可能性が非常に高いですね。ここは下手に抵抗しない方が得策でしょう。)
鳳翔「分かりました、用件をお伺いします。」
長門「うむ、分かってもらえたようで嬉しいよ。では早速だが…」
長門「お前は提督を独占したいと思わないか?」
鳳翔「何を急に…?」
鳳翔(質問の意味が分かりません…もしも本心で答えてしまえばここの全員から何をされるか…)
長門「なに、ちょっとした意思確認だよ。危害は加えないと約束しよう。」
鳳翔(私は…)
鳳翔「もちろん、したいに決まってるじゃないですか。あんなに素敵な殿方他にはいませんもの…」
長門「ハハッ…!まったくもってその通りだ鳳翔!やはり我々は仲間だよ。」
鳳翔「…」(長門さん…目の焦点があっていませんね…)
長門「どうした鳳翔?なにもそんなに警戒することはないだろう?」
鳳翔「そうですね、失礼いたしました。それで先程の問に一体どんな意味があるというのですか…?」
阿賀野「アハハ♪とても素晴らしい案があるのよ、黙って聞いててください♪ね、長門さん」
長門「あぁ、私たち艦娘と提督が同時に幸せになる最高の考えがあるんだ。」
鳳翔「…そんなこと可能なはずがありません。それが出来なかった為に今この現状があるのではないですか。」
長門「それは私たち艦娘が協力をしなかったからだ。だが、今は違う。」
海風「その通りです、提督さんのことは愛しています。ほかの誰にも取られたくはありません…」
江風「だがそれだけじゃダメだと気づいたんだよ。アタシ一人だけでは提督は到底捕まえられない。」
山風「だからね?だから…誰かに取られて寂しい思いをすることになるぐらいなら皆で共有しようって話になったの…」
睦月「そういう事にゃしぃ…姉妹艦の皆とも仲直りできるし一石二鳥だにゃ。」
鳳翔「皆さん…」
鳳翔(嗚呼、目を閉じれば確かに・・・こうなってしまう前の・・・思い出がよみがえってくる・・・それは、とても・・・とても・・・)
鳳翔「確かに、そう、なのかもしれません・・・」
鳳翔(楽しかった、そう感じるのです。できることならあの日常に・・・提督と・・・皆と笑い合えたあの頃に戻れたらと)
長門「わかってくれて何よりだよ、鳳翔。」ニコォ
長門「では、心強い味方も増えたところで話を始めよう。」
長門(フフフ・・・提督よ、あと少しでまたあの頃に戻れるからな。だから、もう・・・)
長門(私たちのことを捨てないでくれ。)ハイライトオフ
・
・
・
『おぉ~い!起きろって~!』
んっ・・・何だろう・・・体が重い・・・それに、声が聞こえてくる。
『ほうほう、私が起こしてあげてるのにまだ寝るっていうのか?それなら・・・』
な、なんだ!なんか吐息みたいなものが近づいてっ・・・
『イタズラしちゃうぞ?』チュッ
瞬間、右頬に柔らかい感触が・・・って!
提督「なぁ!?!?!?!?!?」ガバッ
長波「わっ!急に起きるなよな、ビックリするだろ。」プク~
提督「いいいいい今オマエなにした・・・・!?」////
長波「なんだよ可愛い反応するじゃないかぁ・・・ますます好きになったぞ提督。」ギュ
提督「おわわっ!長波!離れろって!」
長波「照れてる提督も好きだぞ!」ギュゥゥゥゥ
提督(ぬぐぐぐ!コイツ力強すぎぃ!!全然離れない!!!)
提督「どうしたんだよ長波!急にこんな積極的になって・・・!」
長波「っ・・・」ピタッ
提督(あれ、おとなしくなったぞ・・・?)
長波「だってさ、いつまた提督が居なくなるかわからないだろ?それなのにさ、それなのに・・・私ってば提督にちゃんと想いを伝えることができなかった・・・」
長波「それで提督が居なくなってしまった後にさ、私すごくすごくすごく後悔したんだぁ・・・」ハイライトオフ
長波「なんであの時に思いを告げなかったんだろう、なんて自分は愚かだったんだろう、あんなに時間があったのになんでもっと提督と一緒にいなかったんだろうって・・・挙げればきりがないほどたくさん後悔してさ、決めたんだ。」
長波「自分に素直になろうって、きっと提督なら受け止めてくれるって・・・ね?」スルスル・・・
提督「長波・・・・っ!なんで服を脱いでるんだ!!」
長波「提督はさ、優しいよね・・・私たちと一線を越えないために・・・あんなふざけた真似したんだろう?」
提督「っ・・・」
((だからあんなふざけた真似をしてでも彼女達と距離を取りたかったんだろう?))
提督(・・・わかっていた娘もいたんだな。だが、いまのこの現状を受け止めてしまったら彼女たちの願いにも俺の決意にも反することになってしまう。)
長波「さぁ・・・愛し合おう?ていとく・・・」
提督(とても煽情的な視線だ・・・すまない・・・長波・・・)
提督「・・・悪いが、俺は長波の気持ちにこたえることはできない。」
長波「・・・やっぱり、そうだよな。こんな子供、提督が好きになるわけないよな・・・あははっ、何思いあがってたんだろ私・・・」
提督「長波・・・」
長波「ごめん・・・・忘れてくれ・・・っ!」タッタッタ
提督「あ・・・っ。」
提督「・・・だめだ、今追いかけたら長波の心をさらに傷つけてしまう。目的を先に果たしてしまおう。」
そういって、俺は机の引き出しに手を掛けゆっくりと開けた。
提督「なっ・・・・!?」
今、目の前にある絶望に俺は声が出せなかった。
提督「・・・・書類が・・・ない。」
提督(おいおいおい!冗談じゃねぇぞ!こんなところまで来たっていうのに!!)ゴソゴソ
提督「ダメだ・・・!どこを探しても見つからない・・・!」
提督(どうする?どうすればいい!全員にケジメを付けることを表明するために書類を燃やさなきゃいけないのに・・・!)
「ねぇ?そんなに焦って何してるの?」ヒョコッ
提督「っっ!?!?」
五十鈴「もう、なによそんなに驚いちゃって。大丈夫?」ギュ
提督「あ、ああ。大丈夫だよ。ありがとう」
五十鈴「ふぅ~ん、ならいいんだけどね。」
提督(五十鈴は普通みたいだが・・・こういう娘はいままで何人か会ってるし警戒はしておこう・・・)
五十鈴「もう、提督といい鎮守府のみんなといいなぁ~んか様子がおかしいのよねぇ?なにかあったの?」
提督「・・・え?」
五十鈴「もうっ!なにかイベントがあるんなら五十鈴にも事前に伝えときなさいよ!」プンプン
提督(どういうことだ・・・五十鈴は俺がこの鎮守府からいなくなったことを知らなかったのか・・・?)
五十鈴「・・あっ!まさかあのドッキリの延長戦とかじゃないわよね!?」
提督「ドッキリの延長戦・・・?」
五十鈴「そうよ!あの提督がこの鎮守府を辞めるって大騒ぎだったじゃない。」
提督(まさか五十鈴は最初から俺がドッキリのつもりでやめることを知っていた・・・?いや、そうだとしたらコイツがネタばらしをしているはずだ・・・じゃあなぜ・・・?)
五十鈴「まぁでも大事になる前に提督がみんなの前に出てきたから無事に終わったのよね~。ていうか、瑞鶴なんて取り乱しすぎだったじゃない?あれは笑えたわよ」クスクス
提督「五十鈴・・・お前・・・」
提督(はっきり言える、今まで出会ってきたどの娘よりも・・・やばい!!)
五十鈴「でもあのドッキリが終わって以来、皆忙しそうに動き回ってるから不思議なのよね~。」
提督(五十鈴の中では、この事件は『初めからなかったこと』になってるんだ・・・つまり、ドッキリだと思い込むことでほかのすべての真実から目を背けて理性を保っている・・・)
五十鈴「もうっ、どうしたのよさっきから?なにか考え事・・・?」
提督「いや、なんでもないんだ・・・あ、それよりも五十鈴お茶入れてきてくれないか?」
五十鈴「お茶・・・?別にいいけど、少し時間かかるわよ?」
提督「ああ、かまわないんだ。お願いするよ。」
提督(これいじょう干渉して、下手にやませないようにしないとな・・・)
五十鈴「ええ!この五十鈴に任せておきなさい♪」スタスタ
提督「・・・もう、おれはどうすればいいんだよ・・・」
再び一人になった執務室で俺は頭を抱えてうなだれた。
提督(もし、もしも・・・俺がもっと・・・もっと素直に、真摯にみんなの想いを受け止めていればこんなことにはならなかったんじゃないか・・・?)
提督「ははっ、なんてな・・・もう遅いだろ。馬鹿野郎・・・。」ポロポロ
コンコン
提督(ああ・・・丁度いい、この娘の想いをまっすぐに受け止めてみよう・・・それが俺なりのケジメだ。)
提督「・・・入ってくれ。」
「しつれいしますね・・・ねぇ・・・」ガチャ
千歳「て・い・と・く?」
提督「あ・・・ち、とせ・・・?」
提督(しまった・・・千歳と千代田を待たせているのを忘れていた・・・!!)
千歳「ていとく、なんでやくそくまもってくれなかったんですか?わたしいいましたよね?はやくかえってきてって?」
提督「っ、違うんだ!コレは・・・・っ!」
千歳「言い訳はいりませんよ提督・・・こんなに他の女の匂いを付けてるくせに・・・私たちを放って他の女と一緒にいたくせに!!!!!!」ガシィ
提督「ぐっ!?あ・・・が・・・ち、とせぇ・・・!!」
提督(首が・・・しまる・・・!!)
千歳「もう離さない・・・離さない離さない・・・!!!」ギュゥゥゥゥゥ
提督「あ・・・あっ・・・」
提督(意識が・・・)
そこで俺の意識は闇に飲まれてしまった。
・
・
・
千歳「え、えへへ・・・やった、やった、やった!!これでずっと一緒にいれますよ、提督♪」ハイライトオフ
提督「・・・」タラー
千歳「あっ、提督ったらよだれなんてたらしちゃって・・・可愛いんだから。んっ・・・ちゅっ・・・」
千歳(・・・あとは、誰にも気づかれないようにこの鎮守府を出るだけなのだけれど・・・)
千代田「・・・ねぇ、何してるの千歳ねぇ?」ハイライトオフ
千歳(少し、遅かったかな。)
千歳「見てわかるでしょう千代田、これから私と提督は二人だけで生きていくことにしたの。」ダキッ
提督「・・・」
千歳「ほら、提督も喜んでるじゃない。千代田、あなたは提督の幸せを邪魔するつもりなの・・・?」
千代田「そんなの・・・認めるわけない!」ジャキッ
千歳「ふ~ん、そう。あなたとだけは争いたくはなかったのだけれど・・・」ジャキッ
長門「すまないが、争うのは少し待ってもらえないだろうか?」
千代田&千歳「「っ!?」」
千歳「長門さん・・・あなたも私たちの邪魔をするの・・・?」
長門「そんなつもりはない。むしろ、私は君たちの幸せを願っている。」
千歳「なら・・・!」
長門「だが、どうせ幸せになるのなら私たちみんなで幸せになろうじゃないか。」
千代田「できるわけない・・・!そんなこといってアナタも私から提督を奪うつもりなんでしょ!?」
長門「できるさ、私達なら。取りあえず話だけでも、聞いてくれ。」
・
・
・
提督「・・・んん。」
提督「あ、あれ・・・?俺は・・・どうしたんだっけ・・・?いたっ・・・!」
提督(ああ、そうだっ!確か俺は千歳に気絶させられて・・・)
提督「って!最悪にヤバイ状況じゃないか!早くここからでないとっ!!」ジャラッガキンッ
提督「・・・は?」
提督(なんだよ・・・コレ・・・鎖か!?気絶してるときにでもつけられたか!)
提督「ぐっ・・・あ!クソッ!全然外れない!!」ガキンッガキンッ
提督(このままじゃ逃げ出すどころか書類だって処分できない・・・っ!どこにあるのかさえも探せちゃいないのに・・・っ)
提督(どうする。また大声で誰かを呼ぶか?だが、また危険な艦娘が来た場合こんな状態じゃ絶対に対処できない・・・どうする・・・)
コンコン
提督「っ!」(まずい、言ってる傍から誰か来てしまった・・・っ!)
大和「提督、失礼します。」ガチャ
提督「な、なんだ・・・大和か・・・っ。」
提督(よかった、カメラで観察した中で大和はマトモな艦娘の一人だったはずだ・・・!これなら説得だってできるかもしれない!)
大和「提督、顔色が優れませんが大丈夫ですか?」
提督「いや、大丈夫とはいえないかな・・・コレのせいで。だから取ってくれないかな・・・?」ジャラジャラ
大和「それはできません。」
提督「なっ・・・!?」
大和「この鎖を外すことはできません、提督にはずっとここにいてもらいます。」
提督「な、なにいってるんだ大和。こんなのどう考えてもおかしいだろ・・・?」ジャラジャラ
大和「ええ、おかしいです。」
提督「ならっ!」
大和「ええ・・・本当におかしいですよね。・・・皆さんばかり提督を独占するだなんて」
提督「・・・っ」
提督(まずい、大和も皆と同じような状態だ・・・!)
大和「私の方が、私の方がずっと、ずっとずっと前から好きだったのに!愛していたのに!」ガンッ
提督「っ」ビクッ
大和「はぁ・・はぁ・・すみません、提督。はしたない所をお見せしてしまいました・・・」ペコリ
提督「や、まと・・・」
大和「ふふっ、そんなに悲しそうな顔しないでください、これからはずっと幸せになれるんですから。」
提督「いっている意味がまるでわからない!それに、こんなところを見られたら他の奴らが黙っているはずが・・・っ!」
長門「なんだ・・・もうここにきていたのか?」
大和「あ、長門さん・・・」
提督「っ!長門!?」
提督(もう他の娘がきちまった・・・いやまてよ、ここで長門をたきつければ上手く脱出できるんじゃないか?)
提督「長門、聞いてくれ!今大和に縛られて動けないんだ!コレを外してくれ!」ジャラジャラ
長門「それには及ばないぞ、提督よ。」
提督「は・・・?」
長門「・・・それを解くことは永遠にない、と言い直したほうが良いか?」
提督「まて長門!なんでだ!?なんで外してくれないんだ!?おかしいだろ!!」ガキンッガキンッ
長門「おかしい・・・?一体何がおかしいというのだ、提督がそうなっているのはこの鎮守府の艦娘全員がそう願ったからだぞ?」
提督(全員の願いだと?そんなはずはない!島に来ていた艦娘達は独占欲の塊だったはずだ!)
提督「ウソだ!お前ら二人が結託して俺の事をだまそうと謀ってるんだろ!?」
大和「嘘ではありませんよ・・・、ねぇ?皆さん。」
そう大和が声を掛けた瞬間、扉の向こうから多くの足音と共に暗い表情に歪んだ笑顔を張り付けた艦娘達がゾロゾロと部屋に入ってきた。
提督「はぁ・・・?は?は?なんで?なんでだよ・・・?はぁ・・・はぁ・・・っ!」
思考が纏まらない、息がしにくい・・・視界が狭くなっていく・・・
だが、そんな状態の俺でもわかることがあった。
時雨「もう、絶対に離さないよ提督。」ハイライトオフ
鹿島「うふふ・・・これからはずっと一緒ですね?提督さん♡」ハイライトオフ
曙「ああ・・・これでもう自分を偽らずに済むのね・・・。」ハイライトオフ
長門「そういうことだ提督、これからみんなで幸せになろうじゃないか!」ハイラトオフ
提督「はは・・・っあはははは・・・あああぁぁぁぁ!」
もう二度と、彼女たちから離れることはできない。
数日後
榛名「提督、あーんしてください///」
提督「・・・いらない。」
榛名「もう、恥ずかしいんですか?でも食べなくちゃ元気出ませんよ?」
提督「何度も言わせるな!俺はいらな「ダメです。」むぐっ!?!?!?!?」
榛名「食べてください。もう提督を失いたくありません。ですから食べてください。」ハイライトオフ
提督「あ、が・・・ゲホッ・・・!」
榛名「まだ食べてくれないんですか?そうなんですか?ではもう一度・・・」ガシッ
提督「ま、まて榛名!わかった!わかったから!」
榛名「えへへ・・・では、あーん♡」
提督「・・・」パクッ
榛名「おいしいですか・・・?」
提督「ああ・・・」
Верный「やぁ、司令官。久しぶりだね。」
提督「・・・」
Верный「フフ、なんだいつれないじゃないか。私たちの仲だろう?目を合わせてもくれないのかい?」
Верный「まぁ、いいさ。時間はある、これからゆっくりでも私を愛してくれたらそれでいい。」ギュゥ
提督「俺は、前のお前の方が・・・好きだった。」
Верный「ふ~ん、じゃあ今の私は嫌いかい?」
提督「ああ、俺の知ってる響はそんな顔で笑わない。」
Верный「あっははは!そうかい、そうかい。でもさ・・・」グイッ
提督「っ・・・!」
Верный「こんな顔で笑う原因を作ったのは、いったい誰なんだろうね?司令官?」ハイライトオフ
Верный「あの島を調べたらさ、提督が潜伏していた場所が出てきたんだ。もちろん、身に覚えはあるよね?」
提督「そ、それは・・・」
Верный「それを見た時の私たちの気持ちが貴方にわかるかい・・・?」
Верный「私はね、凄く悲しかったよ。敬愛していた貴方が私たちの気持ちを弄んでいたんだって気づかされてね。」
提督「・・・」
Верный「・・・それでも好きなんだ。嫌いになんてなれなかったんだ・・・っ愛しているんだ、司令官。」
提督「ひびき・・・」
Верный「だからさ、無理やりにでも私たちの気持ちを受け入れてもらうよ。絶対に、ね?」ニコッ
提督「・・・」
秋月「・・・司令。」
提督「秋月・・・なんでお前まで・・・?」
秋月「私には皆さんを止めることはできませんでした、力になれずにごめんなさい。」
提督「なら、この鎖外してくれよ・・・」
秋月「それは・・・できません・・・。」
提督「・・・なんでだ?」
秋月「わたしも・・・わたしも司令から離れたくないからです。」ギュゥ
提督「・・・」
秋月「これでよかったんですよ司令、だってみんな笑ってるじゃないですか。司令の望みどおりですよ?」
提督「違う・・・こんなことを望んでいたわけじゃない・・・!俺はただお前たちと・・・」
秋月「私はコレでいいと思います。司令が何とおっしゃろうと私はもうこの温もりを手放すつもりはありませんから。」
・
・
・
皆、日に日に様子が悪化してきている。
この事態を起こしたのは俺だ、だがこんなことになるだなんてどう予想がつくっていうんだ。
だが、どうにかこの悲劇を回避する術があったはずだ・・・どこかに・・・。
あっ・・・。
そういえば、指輪、指輪はどこへいったんだ・・・?
・
・
・
「いやぁ、まさかこうもあっさり盗んじゃえるなんてね。」
「まったく、大切な物からは目を離すべきではないね。ましてや居眠りだなんてもってのほかだよ。」
「オイ、オマエソコデナニヲシテイル」
「ん?ああ、君か。いやなに、特に何もしていないよ。」
「・・・ソノテニモッテイルモノハナンダ?」
「ああ、これ?知りたい?」
「イイカラサッサトコタエロ」
「そうせかさないでよ、ちゃんと話すからさ。これは、艦娘の強化装置の指輪だよ。」
「ナッ!?ナンデオマエガソンナモノヲモッテイル!?」
「ふふっ、盗んできた。近くに手ごろな鎮守府があったからね。」
「・・・」
「これを研究すれば、深海の戦力増強にもなるんじゃないのかい?」
「マテ・・・ナゼニンゲンデアルオマエガワレワレニキョウリョクスル?」
「ん?・・・そうだね。一言で言うなら。」
元帥「私の全てを奪った奴への復讐の為、かな?」
面白いなーw
ぜひ続きを書いて欲しいw
続きがすげー気になるw
吹雪をお願いします!
1>>コメントありがとうございます!もちろん続けさせていただきますが、もう一つのと並走しているので更新は遅めになりますね
2>>リクエストありがとうございます!吹雪ですね了解しました!
こっちの作品なら二航戦リクエストできますかね…?(チラッチラッ
両作品とも応援してます!更新楽しみに待ってます!
5>>リクエストありがとうございます!勿論ですよ!二航戦了解です!
とりあえず帰ったらロクな目にあんないねこれ
扶桑姉様をお願いします!
磯風をオナシャス!
7>>コメントありがとうございます!そうですね、提督にとってはそうでしょうが艦娘達にとっては、、、ね?
8>>リクエストありがとうございます!扶桑姉様了解しました!
9>>リクエストありがとうございます!磯風了解しました!
これはまたまた期待しちゃって良いんですか!良いんですよね!ふひゃぁあああ!!
個人的な事ですが髪の毛が最近よく抜けます・・・普通だよね
両方の作品もヤンデレ成分がありますねぇ
だがそこがイイ
13>>コメントありがとうございます!ご期待に沿えるよう頑張ります!髪の毛は・・・東提督と一緒に頑張りましょう!作品読ませていただいてます!
14>>コメントありがとうございます!ヤンデレものしか書けない程度の能力なんですよ(笑)
こちらも面白くなりそうだ、更新楽しみにしてます。
ビスマルクとオイゲンちゃんオナシャス!
乙です、やっぱりヤンデレは最高だぜ!
良かったら一航戦と大和型書いてください!なんでもしますから!
提督性格悪りぃ〜
だがそれが良い
もっとやれ
更新頑張れ
17 >>コメント&リクエストありがとうございます!ビスマルクとプリンツ了解しました!
18>>コメント&リクエストありがとうございます!一航戦と大和型了解しました!
戦艦れきゅーさんコメントありがとうございます!提督はドSなんですよ(目そらし)
アカン(アカン)
春雨麻婆豆腐さんコメントありがとうございます!まだまだこれからですよ?
何故みんなヤンデレなんだ!?
だがそれが良い…良いぞ…あ、駆逐艦誰か1人出てほしいなぁ
磯風の『私が弱いからまたいなくなるのかっ!』というセリフに、武人たる艦だなと感じ、思わずうるっときてしまいました。
二航戦リク応えていただきありがとうございます!
一航戦にも負けない二航戦なら他の艦娘くらい…。いやなんでもないです。
提督はヤンデレメーカーだったのか・・・たまげたなぁ
乙です。一度この提督金○空っぽになるまで搾られたほうがいいな(キッパリ!)
リクエストは早吸い……じゃなかった速水でオナシャス!
乙でち!みんな病みすぎてたまげたなぁ…
駆逐艦の方は割と簡単に正気に戻ってくれたし最後はハッピーハーレムエンドに収まれば良いんだがなぁ(白目)
暇だったらでいいんでヤンデレの素質アリアリの潜水艦達とたしなめるように見えてヤンでる鯨ちゃんとか見てみたいでち
25>>コメントありがとうございます!駆逐艦成分は僕のもう一つのssで補充することを推奨します(宣伝)
26>>コメントありがとうございます!磯風の紹介文を読んでこれだと思ったので使わせていただきました!
27>>コメントありがとうございます!確かに二航戦は中々強いですからね!作中でも活躍するかも・・・ご期待ください
28>>コメントありがとうございます!優しい提督は稀なので皆さん離さないように必死なんですよ・・・
29>>コメント&リクエストありがとうございます!確かに絞られた方がいいですね(笑)速吸了解しました!
30>>コメント&リクエストありがとうございます!ハーレム(強制)になる可能性が・・・(既視感)リクエスト通りに書かせていただきます!
ヤンデレしかいない・・・
どうか葛城をお願いします。
37>>リクエストありがとうございます!葛城了解です!
武蔵が病んでるのって初めて見たかも
39>>コメントありがとうございます!僕も見たことありませんね・・・その分とてもイメージが持ちにくかったです(笑)
白露型の皆さんとかいいですか?春雨とか時雨とか逸材かと
41>>リクエストありがとうございます!そうですね、、、夕立、時雨、春雨でどうでしょうか?
ヤンデレは素晴らしい。
第四駆逐隊とかも闇深そうですね。
萩風と舞風は表面的にも病んでそうですし、
嵐や野分も内心では・・・になっていそう。
なんとなくうっかり代理か何かが着任しちゃってあっさり全員鞍替えしてしまったら
この提督はどうなっちゃうんだろう?と気になり始めましたまる
長門が良い感じ
43>>コメントありがとうございます!確かに病みは深そうですね!考えるだけでワクワクします!
44>>コメントありがとうございます!確かに、寂しさのあまり・・・ってこともある・・・・かも?
45>>コメントありがとうございます!長門も表面上ではああですが心の中は乙女なんです!
乙!ここまでのリクエストだけでも更新が楽しみだ
PolaとZaraお願いします
個人的には深海棲艦も見てみたいが艦娘じゃないしなぁ…(チラッ
49>>コメント&リクエストありがとうございます!深海棲艦ですかぁ~難しいですねぇ。まぁ僕が勝手にやれるだけやるんですけどね(笑)PolaとZara了解しました!
是非朝潮型をお願いします!
51>>リクエストありがとうございます!朝潮型ですかぁ・・・もう既存のSSで書いちゃってるんですよねぇ・・・まぁ書かせていただくんですけど(笑)
朝雲は朝潮型ではなかった・・・?
あ、是非第四駆逐隊をお願いします。
41です。リクエストに応えていただきありがとうございました!期待以上に面白いです。これからもお願いいたします
ここまで楽観してるとか提督は死にたいんですかねぇ…
よく今まで轟沈出さずにできたな
イケメン長門に期待だな
やったね!大惨事だね!
53>>コメントありがとうございます!すいません!うっかりしてました!
54>>コメントありがとうございます!リクエストしていただけるだけでも嬉しい限りですので!これからもよろしくお願いします!
55>>コメントありがとうございます!提督は今帰ったら自分がどうなるか大体わかっているのでなんだかんだ言って帰ることから目をそらし続けているだけです(笑)
56>>コメントありがとうございます!長門は強がり乙女という設定なので美徳といえば美徳なのでしょうか?
57>>コメントありがとうございます!そうですね、天高く腕を振り上げ、元気に叫びましょう\(^o^)/オワタと
わあい、病んでる。
51&53ですがリクにお応え頂きありがとうございました。
63>>コメントありがとうございます!いえいえ、書いてるこっちも楽しかったのでお互い様ですね(笑)リクエストありがとうございました!
提督『じゃあの!』
上司『待って!行かないで!後が怖いから!』
鳳翔さんをお願いします。
65>>コメント&リクエストありがとうございます!確かにそういいそうですね(笑)でも提督が去った後にヤンデレ化したのでまだ気づいていない・・・はず。鳳翔さん了解です!
大天使古鷹さんお願いします!
67>>リクエストありがとうございます!古鷹了解しました!
最後まで草
69>>コメントありがとうございます!どんどんコメ要素が増えているのかも・・・(笑)
更新お疲れ様です!
ついに病み艦娘が動きそうですね!
金剛型見たかったのですが、間に挟んでもらったりってできますか?
71>>コメント&リクエストありがとうございます!はいっ!居場所が分かった今動かずにはいられないでしょう。金剛型了解しました!
さぁ~~(提督争奪戦が)始まるザマスよぉ~~(笑)
(逝く、もしくは往く)でがんす~~
(提督を思って興奮のあまりに)フンガー!
まともに始めなさいよ!!!
71ですが、リクエストに答えて頂いてありがとうございます!
ゆっくりで良いので更新頑張ってください!楽しみにしてますれ
すみません、誤字っちゃいました
73>>コメントありがとうございます!提督の一存という名前になるかも・・・W
74>>コメントありがとうございます!すいません、ちょっと評価のコメントが気になって設定のかぶっているSSを探していましたW主に好感度を測る奴しかなかったので被りはないかと・・・
75>>よくある事です。わざわざありがとうございました!
77>>それな。俺もないと思う。
77>>それな。俺もないと思う。
大事なことなので二回言いました
多分ですが提督が死んだって青葉が皆に言っちゃった奴かと。
設定は似てますが中身は違うので良いと思います。こっちは出てくるキャラが多いので面白いです!
79、80、81>>コメントありがとうございます!それだといいのですが・・・心外でした。
82>>コメントありがとうございます!そう言って頂けるだけで救われます(笑)
矢矧をお願いします。
しかしなんかホラーな再会になりそうな雰囲気が。
85>>リクエストありがとうございます!矢矧了解しました!ホラーな再会にはこうご期待です。
ヤンデレって最高ですね(胃に手をあてながら
すごくすごく面白かった!素晴らしい作品をありがとうございます!
やっぱヤンデレっていいねぇ…提督さんどうなるか分からんけど、バッドエンド
だけはご勘弁!( *´艸`)
おもしろかった(^^)
我南那史島ヘ向カウ多数ノ艦影見タリ ソノ数不明
艦種ハ駆逐カラ空母ヲ含ム
87>>コメントありがとうございます!えぇ、全くですよ。(胃薬渡し
88>>コメントありがとうございます!そんなに褒められると照れてしまいますよ(笑)バッドにはならない~はず・・・
89>>コメントありがとうございます!それは良かったです!こちらとしては大変うれしい言葉ですね!
90>>コメントアリガトウゴザイマス!ワレ夜戦ニ突入ス(意味深)になりそうですね(白目)
おもしろい 期待
95>>コメントありがとうございます!ご期待に沿えるように頑張っていきたいと思います!
すごく面白かったです!ぜひ鹿島をお願いします!
97>>コメント&リクエストありがとうございます!鹿島了解しました。
こんなss待ってました!頑張ってください! 提督轟沈しなきゃいいけど···
99>>コメントありがとうございます!お褒めいただきありがとうございます!提督は丈夫ですから(震え声)
伊58 「なんであそこの鎮守府にはひとがいないでち?」
提督 「そんなこと俺が知る…え?」
続き待ってます!
伝説の傭兵 「隠れ方を教えてやるぞ」
提督 「なんであなたがここに!?」
101>>コメントありがとうございます!提督「全ての艦娘ここにきてるのぉ!?」状態ですねw
102>>コメントありがとうございます!提督「こんな感じですかね?」inダンボール
伝説の傭兵「全く駄目だな、もっとダンボールと一つになるんだ」inダンボール
???より無線
141.80「ダンボール箱は敵の目を欺く最高の偽装と言える。潜入任務の必需品だ」
いいセンスだ
105>>コメントありがとうございます。提督「しょ、承知したっス!」inダンボール
伝説の傭兵「俺もこいつ一つで敵地に侵入したからなぁ・・・」inダンボール
いやー、最後は海の藻屑のなりにけりですかねw
支援!!
107>>コメントありがとうございます!どちらかというと永遠拘束が落ちですかねw支援ありがとうございます!
----------提督宛電文----------------
我艦娘ヲ多数確認セリ、「提督」ト言イナガラ提督殿ヲ探シテイル模様
提督殿ハ速ヤカニ隠レラレタシ、艦娘ハ貴官ヲ捜索中ナリ
貴官ノ幸運ヲ祈ル
----------名無シヨリ------------
リクエストしてもいいですか?もしよかったらウォースパイトとアイオワをお願いしてもいいですか(この2人ヤンデレのイメージがないので)
109>>コメントありがとうございます!我警戒怠ラズ、引キ続キ艦娘達ノ動キヲ報告サレタシ。提督ヨリ
110>>リクエストありがとうございます!ウォースパイトとアイオワ了解しました!
速吸オナシャス!
ここまでみんながヤンデレなssも珍しい...
楽しく読ませてもらってます!
神風をお願いします
なんでもry
113>>コメント&リクエストありがとうございます!自分はヤンデレしか書けないようなので思い切って書きましたw速吸了解です!
114>>リクエストありがとうございます!遠慮なくどうぞ!神風了解です!
ヤンデレでも強硬手段を取らずに、あくまでも自分の手で提督をものにしようとする速水かわいい
リクエストいいっすか?川内型オナシャス!
監禁されないだけましかもしれない
霞お願いします
すぐに包丁を持ち出したりしない良いヤンデレだ…
もう出てるけど辿り着いた金剛型見たいです
117>>コメントありがとうございます!そうですねぇ、僕はヤンデレの事を相手への依存が強いことだと思っていますから強攻手段はちょっと・・・川内了解です!
108>>コメント&リクエストありがとうございます!監禁は・・・ノーコメントで。霞了解しました!
119>>コメント&リクエストありがとうございます!ヤンデレ=包丁という風潮を受け入れたくないんです・・・
119>>金剛型了解です!
段ボール 「もっと僕を頼っていいんだぞ!」
提督 「それどこの雷さん?」
124>>コメントありがとうございます!確かにそういう感じにすればもっと面白くなったのかも・・・(白目)
天龍型ともう一度鹿島をお願いします。
(※天龍型に関しては別々の登場でお願いします)
野分でお願いします
できれば嫉妬ドロドロな感じで
ながもんにも救いを...
126>>リクエストありがとうございます!天龍型了解です!
127>>リクエストありがとうございます!野分了解です!
128>>コメントありがとうございます!救われればいいですね・・・(遠い目)
米海軍「救いはないんですか!?」
英海軍「なんでこうなった・・・・」
初月お願い
翔鶴お願い
「翔鶴お願い」と書きましたがもちろん翔鶴はヤンデレでお願いします
132>>コメントありがとうございます!提督「なら救ってくださいよっ!(涙)」
133>>リクエストありがとうございます!初月了解です
134>>リクエストありがとうございます!ヤンデレ翔鶴了解です。
提督さん...更新お願いします...(カチャ
ひぃぃ..早くしないと私死んじゃ..(バンッ
............................................
健康ランドにてリフレッシュ中にガチムチ兄貴にナンパ(という名の強制イベント発動中)されてるハイライトさん「ちょWW力つよスWW今はトイレに用はないWW」
ガチムチ兄貴「硬い事言うなよ♪硬いのは俺のぺ○○だけでいいんだぜ(ハート)」
あっ、リクエストで明石先輩オナシャス!
139>>コメントありがとうございます!衛生兵!衛生兵!くそっ、更新が間に合わなかったとでもいうのかっ!?
140>>コメント&リクエストありがとうございます!ちょっ!健康ランド恐るべしw明石了解しました!
天竜は犠牲になったのだ...
お前のこと、忘れないぜ!
あ、それと親潮をオナシャス
作者氏よ、健康ランドもさまざまあるから一概にホモの巣窟という訳じゃないから誤解をしないで欲しい。家族や恋人と楽しめるところだってちゃんとあるはず……ちなみに埼○の大○にある某宿泊施設付きのお風呂屋は気をつけろよ!♂同士のカップルがイチャイチャしてたり、ナンパ目的で長湯してる奴がいるからな(笑)
陽炎と不知火を出してください(血涙)
ぬいぬいが欲しい。\(^o^)/
143>>コメント&リクエストありがとうございます!天龍は龍田の引き立て役みたいになってしまいました・・・親潮了解です!
144>>コメントありがとうございます!つまりは場所によっては危険だが健康ランド自体は悪くない・・・ということであってますか?
145>>リクエストありがとうございます!陽炎と不知火ですね、了解しました!(嬉し涙)
146>>リクエストありがとうございます!ぬいぬいはもうリクエストされているのでおまけしておきますね(ニッコリ)
144です。その通り、夏なんかだと旅行者がホテルがわりに使ったりもするけど、基本的にホモはいわゆるノンケかそうじゃないかを見分ける力がすごいからリアルではあまり心配はない。ただし、最初からそういう場所だとわかっていて行くのは危険だし、風呂場でそれ系の人に見られてると感じたら決して笑顔をむけない、近付いてきたらハッキリ断る、ヤバかったらフロントに助けを求めるの3ヶ条を守ればなんとかはなる。
上の続き(連投ゴメン)特に微笑み返しは場所によっては「Ok」のサインになるから無視するかさっさとでるかした方が良いよ。以上、あらためて連投ごめんなさい。
空母には空母で対抗だ!
ということで一、二航戦お願いします!
151、152>>僕はノンケなので助かりました(切実)僕は目が怖いといわれるので多分大丈夫ですよ(笑)
153>>リクエストありがとうございます!二航戦了解です!
朝潮書いてください
提督・・・死ぬなよ!(フラグ)
逆に1人おかしくなってない大和が皆を止めるためにおろおろしてる姿とか、、見たいな(チラッ
鈴谷&熊野をお願いします
156>>コメント&リクエストありがとうございます!提督は死にそうですね(笑)朝潮了解です!
磯風「すまないが私の司令官を見なかったか?(何なんだこの人…)」
伝説の傭兵「いや…見ていないな(何なんだこの子は…)」
段ボール「本当に何なんだこの子?」
磯風お願いします!
157>>リクエストありがとうございます!大和はあとで伏線があるので・・・その時にでもご期待ください!
158>>リクエストありがとうございます!鈴谷&熊野了解です!
160>>コメント&リクエストありがとうございます!提督「ヤンデレだコレーっ!」
磯風了解です。
♂です、じゃなかった、乙です。いやはや提督は人気者ですなあ~~(^q^)
ってよく考えてみたら提督さん録画とかしてたよね……それ見つかったらただじよあすまないよね(汗)……あばよ提督(笑)
あっ、リクエストで大淀さんがみたいッス!よろしくオナシャス!
いいセンスだ
荒潮を頼む
提督「お腹空いたな」オナカグー
ゴーヤ「なら私を食べるといいでち!(性的な意味で)」
大鯨「こんなおこちゃまより、私の方が美味しいです!(性的な(ry))」
加賀「ここは譲れません(性(ry))」
提督「寒気がしてきた」
潜水艦と大鯨さんオナシャス!
高雄型全員をお願いします
更新が待ち遠しいです!応援してます!
明石さんは一体何を開発しているのですか?(震え声)
本当に明石さんは何作っているんだろう?
加賀お願いします
一航戦見たいです!お願いします!
初期艦勢!!
ヤンデレ扶桑とヤンデレ山城をお願いしま!
満潮と山雲を別々でお願いします
間宮さん病んでなかったヤッター!!
曙オナシャス
大井を頼む!
鈴谷と熊野..可愛いなぁ...(白目)
あははははははははははははははははははははははははははは...<●><●>
オーマイガー・・・・(白目)
164~171>>コメント&リクエストありがとうございます!ここまでコメントが返せずに申し訳ないです!リクエストは書けました!あと明石は超重力砲を作成中です・・・
172>>リクエストありがとうございます!扶桑姉妹了解です!
173>>リクエストありがとうございます!満潮と山雲了解です!
174>>コメントありがとうございます!フリですか?フリなんですか?ウズウズ
175>>リクエストありがとうございます!ボノたん了解です!
176>>リクエストありがとうございます!大井っち了解です!
177>>コメントありがとうございます!ですよね!提督の為に仲のいい子どうしで蹴落としあいを・・・
178>>コメントありがとうございます!まだまだこれからですよ!
なぜかひょこひょことしか歩けないハイライトさん「ちょWWホモつよスWWワロえない(涙)」
乙です。いやぁ……なんと言うか赤城さんのキレップリがたまらないですね(白目)
あと、明石先輩なんてものを作ってるんスかWW
あと、リクエストで最上君とくまりんこさんオナシャス!
深海棲艦「アソコノシマ…ナンカコワイ」
提督「深海棲艦にまで怖がられてるって…どうなの?」
上司「いいことだよ」
浜風オネシャス
あれこれって深海棲艦に拐われたってことにすれば
戦争終わるんじゃね?
天津風よろ
提督「わあい、ゴーヤを食べたけど鉄の味が強いよ!」
伊58「苦くなかっただけでも感謝してほしいでち」
あれ高雄型って高雄と愛宕の他にも摩耶と鳥海がいたような?
まっいっか千歳姉妹をお願いします!
赤城さんが怖いでござる(ガクガク)
面白いです! 秋月と照月オナシャス!
雲龍・天城・葛城オナシャス!!
この作品終わらしてからRe0だっけか?書いたら?
ただせさえ毎日更新だとしても、短いんだから。
ps Re0氏ね。
195コメは、気にすんなよ自分のペースでいいから
野分出てるけどもっかいいいか?
ダメなら皐月頼む
psリゼロ最高
187>>コメント&リクエストありがとうございます!ハイライトでもホモに勝てなかったよ・・・(白目)明石さんはアル〇ジオを見たあとなんですよきっと(笑)あともがみんとクマリンコ了解です!
188>>コメント&リクエストありがとうございます!提督「でもこのままじゃ帰れませんよ?」上司「それはマジ勘弁」深海棲艦「我々ハ勝テルノダロウカ・・・」(´・ω・`)浜風了解です!
189>>コメント&リクエストありがとうございます!深海棲艦「報復ガコワイゾ・・・」ガクブル
天津風了解です!
190>>コメントありがとうございます!提督「でも美味しくはないな・・・」58「なにかいったでちか?」ハイライトオフ
191>>コメント&リクエストありがとうございます!そうでした!高雄と愛宕が印象が強いもので・・・千歳姉妹了解です!
192>>コメントありがとうございます!そうですね赤城さんは提督を頂きますしかけましたからね(笑)
193>>コメント&リクエストありがとうございます!読んでいただきありがとうございます!秋月&照月了解です!
194>>リクエストありがとうございます!了解しました!
195>>コメントありがとうございます!妄想がたぎっている間に書いてしまおうと思いまして(笑)それにしても何故リゼロは嫌われてるんですかね、嫌い嫌い言うわりに理由を書かない人が多すぎるんですよ・・・
196>>コメント&リクエストありがとうございます!そうですね僕なりにやっていこうと思います!野分了解です!
これ完結出来るの?面白いけど全員の要望聞いてたらネタが・・・
207>>コメントありがとうございます!はいズバリお答えします!僕<皆さま
なのでどんな手段を使っても完結させます!
もし長くなったらpart2みたいな感じでもいいんじゃないこのお話面白いし
妙高と那智をお願いします!
大和「一つ!非道な悪事(提督を傷つけること)を憎み!」
武蔵「二つ!不思議な提督を追って!(ストーキング)」
長門「三つ!みんなの力で調査!(ストーキング)」
陸奥「四つ!よからぬ提督の敵を!」
扶桑「五つ!一気にスピード…殲滅!」
山城「思いつかない…フコウダワ」
みんな「五人以上そろって 提督親衛隊!」
提督「オレハニンキモノダナー(棒)」
リクエスト響お願いします
だんだんと提督が疑心暗鬼になってきているな~
鳳翔をお願いします。
:D
good
最近見てるSSの一つです。応援します:-)
願わくばhppyend...:v
難しそうですがね;(
初期艦は最高ってはっきりわかんだね・・・
リクエストいいですか
利根型をお願いします。
浜風おっかねぇ....
ヤンデレ最高ですよハイ(ブルブル)
何人かの艦娘が放置な件
神風とか霞とか
ついでにリクエスト長波さんで
212番をコメントした者なんだけど改めて読み直してみたのですが「疑心暗鬼」だとなんか意味違いましたね。すいません。
五十鈴さんオナシャス!
面白い
これまだ続いてるん? とりあえず頑張れ
209~222≫コメントありがとうございます!いままでコメント欄が怖くて見ることができなかったので遅れました・・・リクエストの方は了解しました!ENDはネタばれですが2パターン作る予定です!僕も用語をよく間違えるので指摘してください!
一応まだ続きます・・・一応ですがね
やっぱりおもしろい!(^^)
224≫ありがとうございます!
秋月と照月をリクエストしたものです
書いていただきありがとうございます面白かったです。
照月は結局病んだままなのでしょうか?
226≫ご期待に応えられたのなら幸いです!ENDによって変わりますね、お楽しみに!
突然だけど......ヤンデレとメンヘラの区別ってつきにくいですよね...(遠い目)
リクエストで初月を......!初月が見たいんです......!どうにかして初月を...!
228≫ヤンデレは相手中心メンヘラは自分中心として考えてみると見分けがつきやすいです。初月ですね!了解しました!
リクエストいいですか
ちょっと大和が気になるので大和をお願いします
230≫リクエストありがとうございます!大和了解です!
次の更新お願いします。
232≫はい!頑張ります!(土曜日に)
深夜に失礼します。
えっと、まだリクエストってやってるんですかね…?
できれば阿賀野、能代もお願いします。
テスト勉の間に読むつもりが、読む間に勉強するようになってしまいました。
応援しています、頑張ってください。
234≫リクエストは随時受付中です!阿賀野、能代了解です!テスト頑張ってください!
悲しいことがある→家帰る→これをみる→悲しいこと忘れる(((o(*゚▽゚*)o)))♡
236≫まじですか・・・これはもっと頑張らねばっ!
突然ですがリクエストのお願いします。海風、江風、山風をお願いします
更新キタコレ
238≫リクエスト承りました!少々お待ちください!
239≫どんどんネタを増量中なのでまたお願いしますね(笑)
更新待ってたぞ!是非睦月を出してくれー!
間宮さんは何処?島の方かな
乙です。う~んと、二番で行ってみよう!一番はたぶん監禁エンドと予想してみた(笑)
2番でオナシャス!
提督「助けて隼よ…かぁしはらまぁるぅううぅうーッッ!!!!!!」
ケッコン(仮)の書類を人数分用意して、全員ハメ倒せば話は早いのに
二番でいこうぜ!
242≫リクエストありがとうございます!了解しました!
243≫間宮は鎮守府にいますが遭遇率は低いです。
2番でお願いします
2番で修羅場()
1番でどうなるか
1番でお願いします。今までもこうやって乗り越えてきたんだ。
1、2番両方みたいゾ^〜。2番で決まったみたいやけど余裕あれば1番ヴァージョンも頼むゾ^〜。
朝潮型こそ正義(`・ω・´)キリッ
ということでオナシャス!
残念だが提督、お前もこの星(鎮守府)とともに死ぬのだ...
面白かったです、続き期待してます
出来るなら、おまけで、(艦娘もう、提督が、辞めたのもう聞いている)
提督が、かえって来たらどうなるのか気になるのでやってください
(鎮守府に艦娘は、全員いる状態)
説明が、よくわからなかったら、すいません
255≫わかります!可愛いですもんね!了解しました!
256≫提督「どこへいくんだぁ?読者も道連れだぁ!」
257≫もうすぐで更新しますので少々お待ちください!
258≫それをするのはこの作品では少々齟齬が生じ厳しいので新しくSSを作成してみます!
投稿お疲れ様です
名前にもある通り私は村雨をただただ愛しております。
ので!村雨をお願いします。
お願いします!なんでもry)
263≫ありがとうございます!村雨は私も好きです(`・ω・´)ツインテ可愛い了解しました!最近淫夢ネタが多いな・・・(ボソッ
更新ありがとうございます
これからも頑張ってください
265≫(更新でお礼言われてしまった・・・)次からは早めに更新できるように頑張ります!
一つを完結させてから次のものを描くことをオススメします。
更新しなくなっていってますよね、他のもの。
>>267
それな。息抜きとか言ってる割にはどちらかしか更新しないとか終わってるわ
しかももう一つの方を作中で宣伝するとか寒過ぎんだろ
更新ガンバ
続き楽しみにしてるぞ
青葉はイイゾ
まぁ、無料で見てるし、多少はね?
むしろ、タダで読んでるのに作者に色々注文つけるのもどうかと思うゾ
更新するもしないも作者の自由。
文句を言うなら自分で書くか金でも払ってろ
更新するもしないも作者さんの自由ですね。
ですが、物書きとして、完結もさせずに他の新しいものを書き出す、しかも、他のものは更新しなくなるとはどうなのかと思ったので、言わせていただきました。
この作者さんはこう言うことを言われることを承知の上で全体に公開して小説を書いているのではないのでしょうか?
個人的に他のものを更新しなくなるのはどうかと思ったので言わせていただきました。
不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありません。
続きが気になるんじゃー
別に見てる側が金払って見てるわけじゃないから自分のペースでやりたい時に更新してくだされよ作者殿
わーい続きだー
楽しみにしてました
今後も頑張って下さい
267、268≫仰る通りです・・・私は性格上新しいことに飛びつかないと手が進まない面倒くさい性格なのでご容赦くださいorz
269,271,273,274,275≫応援ありがとうございます!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!
272≫いえいえ!不快ではありませんよw自分でもこういう更新方法はダメだと思ってますが、どうも違う話を交えないと手詰まりになってしまうんですよねぇ・・・
戻って来てくれてありがとう
続きC'mon
まぁまぁ、人の感じ方も個性だからさぁ
作者が1つのSS終わらせないで他のSS書て誰かが不愉快になっても
別に何にも不愉快に感じない人だっているからコメントで批判してたらみっともないと思うよ
まぁそれでも改善してほしい点があるならもっと丁寧にしなよ
作者を縛るのはよくないと思うよ。面白いんだから
作者へ、、、頑張ってください
元帥ィ!?
しばらく見てなかったらとんでもない事になってた…
ヤンデレは素晴らしいですね。
他の作品の更新もお待ちしています。
病ミスギィ!
最後どういうこっちゃ?
読んでるこっちが精神崩壊しそう
もし、選択肢が1だった場合はどうなるんだろう…気になって仕方ないよ!
面白スギィ!
続き期待してイイっすか⤴︎⤴︎⤴︎(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)
素晴らしい作品ですね。
違う選択をしていた世界の末も観てみたい
ですね。
正直艦これ二期がやると知ったときには発狂した 素晴らし菓子(下北沢銘菓)
このssヤバすぎるよ....
なるほど、こうして深海棲艦のケッコンカッコカリの指輪は生まれたわけか、周りを怨念で取り囲み、そこで宝石をつけるのではなくネザースターを…感の良いクラフターならわかったかな?