最速を求めるもの
さりげなく湾岸みたいなストーリーを書きたいなーとおもって書いてみました.。
もしかしたら変なとこがあるかもしれませんが、コメントなどをしていただけたらとおもいます。
夢を追いかけた一人の男性が二度目の夢を追いかけてる話
・・・いつぶりだろうか・・・久しぶりだな。
こいつに乗るのは。
「ねぇ?あなたこの車のドライバーかしら?」
・・?そうだが。何か用か?
「あなたの車、悲しい顔をしているわね、一度バトルしてみない?」
・・・この首都高でか?
「そうよ、騙されたと思ってバトルしましょ」
あまり無理はできないがそれでいいか
「決まりね。スタートは江戸橋JCからC1一周でおなじ江戸橋JCがゴールね」
あぁ。わかった。
「それでは先行ってるわ。」
久しぶりだな、この首都高で走るのは、お前もそうだろう、RX-8よ。
・・・さてと、行くか待たせるとめんどくさそうだし。
~江戸橋JC前~
「待ってたわ。それでは始めましょうか、」
あぁ、分かった
「私が前を走るから遅れないようにするのね。」
あぁ
「それでは行きましょうか」
・・・あれが彼女の車か、純正の外装だが、どれほどのものなんだろうか、
にしても綺麗に乗ってるんだな、汚れもぶつけた後もない。
車種は・・・シルビアのS15か。
「・・・RX-8なんて久しぶりにみたわね・・・しかもあの8どこかで・・・」
・・・・・江戸橋JC・・・・
「さぁ飛ばすわ、ついてきなさい。」
シルビアってあんな速かったのか追いつける気がしないな。
「やっぱり違う8か、流石に遅いわね。これなら余裕かしら。」
まだ始まってばっかりだが、速い最初で決めるつもりか、
「勝負を挑んだことに後悔するわね。所詮ただの走り屋ふぜいかしら」
さてと・・・ここまでされると少し無理しないと勝てないな・・・
「・・・何かが変わった。さっきとの走りとは何かが」
・・・一度下りた俺にまた走れというのか・・・この首都高は・・・
あれからどのくらい日にちがたったのだろう。
あのシルビアと一緒に走ってから私は変わってしまった。
(もう一度この首都高で会いましょ。日にちは一ヶ月後の火曜日)
そういって彼女はどこか消えてしまった。
ただひとつわかったことはあのバトルで私の考えは変わった。
・・・・あの夜・・・俺のエイトは・・・スピードを求めるただのモンスター・・だった・・・
どうもあの夜のことを忘れられない。どうしても思い出してしまう。三年前のことを・・・
「あら、偶然ね。」
ん?あぁ・・・あの時のシルビアのドライバーか
「そうよ。あれから一週間なにか変わったかしら?」
そうだな。何も変わってないな現状は、
「そう、しかし、あなたのRX8は変わったわね。」
それは薄々自分でも気付いているんだ。
「そう、それとあなたがまさかあの白桜のエイトとはね」
・・・・三年前だったな。そんなことをいわれたのは。
「バトルではないけど、今からどうかしら」
あぁ、俺もそうしたいとこだった。
「決まりね。この前とおなじでいいかしら」
あぁ
~~そうして白桜のエイトと呼ばれた彼の最速の道が復活したのだった・・~~
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