2017-02-16 18:39:11 更新

概要

思いつきで書いてみました。毎日少しづつ伸ばしていこうと思っています。
体調の関係上更新できないことがありますがご了承ください。


前書き

雪ノ下と八幡が付き合ってしまうお話



「ねぇ、比企谷くん」


「なんだよ」


「そのわ、私と付き合って欲しいのだけれど」


「は?お前風邪でもひいたか?」


「話を聞いていたのかしら?私と付き合いなさいと言っているのだけれど」


「あ、あぁ・・まぁいいけどよ」


「あまり嬉しくなさそうね」


「いや嬉しくないわけではないんだが」

正直俺が雪ノ下に好意を抱いてないといえば嘘になる

ただ俺と雪ノ下ではどうしても天秤が釣り合わない。


「そ、その比企谷くん」


「なんだよ」


「唐突の話で悪いのだけれど私の家に今日来ないかしら?」


「お、おう」

(なんだよ雪ノ下さんこっちが照れるんですけど)


「・・・やっぱりなかったことにして頂戴」


「まぁ気が変わったらいくよ。小町にも相談しなきゃいけないしな」


「そうよね・・私少し嬉しくて焦っていたみたいね」


「まぁなんだ、考えとくよ」


________夜


「はぁ・・・私何を考えてるのかしら」

(いくら比企谷くんのことが好きだからって唐突すぎね・・

でも好きだから仕方ないわね・・・)


ピンポーン


「誰かしら?何も私頼んだりはしていないのだけれど・・」


「うっす。きてやったぞ」


「ちゃっかり上から目線なのね。まぁいいわ。」


「まぁなんだお邪魔するよ」


「えぇそうね。まったくその通りだわ」


「急に態度を変えるんだな雪ノ下は」


「私はいつも同じ態度だわ」


「そうか、じゃぁ学校での態度はなんだっただろうな」


「・・・・・比企谷くん」


「なんだよ」


「あなたは私の彼氏ということになるのだからせめて

したの名前で呼んでくれないかしら」


「なら雪乃、お前も名前で呼ぶんだな」


「・・・・・ん」


「あ?」


「だからその・・・八幡・・・私あなたが好きだわ」


「・・・くっ(なんだこいつ凄く可愛い)」


「その・・・ご飯でも食べる?かしら」


「あ?あぁじゃぁできれば頼む」


「そう、あなたの口に合うか分からないけど」


「一体どんなものを作る気なんですかね」


「それはそうと小町さんには相談したのかしら」


「相談するまでもなかったよ。雪乃の家に行くっていったら

[雪乃さんのお家の行くの?お兄ちゃんが?まぁ最悪とまってきていいよ

あっ今の小町的にポイントが高い]だとよ」


「そ、そう・・まぁそうね。泊まっていっても問題ないと思うわ」


「まぁ最悪な。ただ雪乃の世話にはならねぇつもりだがな」


「もうお世話になっているのじゃないかしら」


「雪乃俺もお前が好きだよ」


「・・・料理をしている私にいきなり甘い言葉をかけないで

もらえるかしら。あぶなく包丁を落とすとこだったわ」


「雪乃が楽しそうに料理をしているのをみて

つい言いたくなってしまった」


「そう・・・まぁいいわ。後で覚えておきなさい」


______________


「おはよう。八幡」


「・・??ここどこだ??」


「どこって私の家だけど忘れたのかしら?」


「なぜ俺雪乃の家で寝てたんだ??」


「はぁ・・・まったくその頭は腐っているのね。

私の家へきてご飯食べた後すぐ寝たのは誰かしらね」


「す、すまん」


「そうね。まぁ別にたいしたことではないのだけれど」


「そうは言ってられないだろ。世話になってしまったからな」


「そう、まぁあなたがそういうのなら仕方ないわね」


「(はぁ・・・自分でも情けない・・・雪乃の家では寝ないで帰ろう

と思っていたのだがまったく・・)」


「それはそうと八幡、私と外へ行って欲しいのだけれど」


「あぁいいよ。どこへ行くんだ?」


「それは外へ行ってから決めましょ」


「珍しく何も考えてなかったんだな」


「そうね。まぁそんなことはどうでもいいわ」


「はいはい。分かったよ」


「そういえばひき・・・八幡」


「ん?なんだ?」


「その手を・・い・・で・・・し・・い」


「ん?なんか言ったか?」


「だからその・・手を繋いで欲しいのだけれど」


「ほらよ。(何可愛いこと言ってくれてるんですかこの人)」


「思ったより手が大きいのね」


「雪乃が小さいだけだろ。というか俺より手が女子はありえないだろ」


「そうね。まぁそのありがとう♪」


「ご機嫌だな。」


「そ、そうでもないわ。気のせいじゃないかしら」


「やっはろー・・ってヒッキーとゆきのんじゃーん。」


「うっす」


「おはよう。由比ヶ浜さん」


「ヒッキーとゆきのん二人でお出かけ?」


「いえ、偶々会っただけよ」


「そうだな」


「そっかー。私お散歩してるからまた後でねー」


「おう」


「また後で」


「(偶々あったのにゆきのんとヒッキー何で手繋いでたんだろう?)」


「びっくりしたな」


「そ、そうね。由比ヶ浜さんに手繋いでたことばれなきゃいいのだけれど」


「まぁ、バレても由比ヶ浜なら大丈夫だろ」


「そ、そうね。気にしないで歩きましょう」


「そうだな」


_______数時間後


「今日は楽しかったわ」


「そうか、それならよかったよ」


「それであなたが良かったらなのだけれど」


「おう」


「またこうしてデート・・・いえ遊びに行ってくれないかしら」


「別にいいなおす必要もないだろ。まぁ分かったよ」


「そう、ありがとう八幡」


「おう(やめてその笑顔可愛いしあざとい)」


「それじゃぁ私は帰るわね。今日と昨日はありがとう」


「おう、またな」


「あっ、せんぱーい」


「ん?あぁ一色か、なんだよ」


「いえつい見かけたので声をかけただけです」


「そうかよ、俺は帰るとこだが何したんだ?」


「生徒会の仕事が終わって私も今帰るとこでした」


「そうか」


「それより先輩、雪ノ下さんと付き合ってるんですか?」


「・・・」


「へー先輩意外となんですねぇー」


「いや付き合ってねぇよ」


「そういうわりには顔赤いですよ?あれあれぇ?」


「ともかくだ、俺は帰る」


「せんぱーい」


「なんだよ」


「雪ノ下さんと上手く行くといいですね。応援してますよ」


「だからそんなんじゃねぇって」


「私の目はごまかせませんよ?まぁそういうことです。

大丈夫ですよ。これは誰にも喋りませんからー」


「好きにしろ。ともかくじゃぁな」


「えぇさようなら先輩それと生徒会お手伝いもよろしくでーす」


「はいはい」


_______比企谷宅


「ただいま」


「おかえりお兄ちゃん」


「おう。小町ほれお土産」


「ありがとうお兄ちゃん愛してるよー

あっ今の小町的にポイント高い」


「おう。俺もだよ」


「それよりお兄ちゃん雪乃さんと付き合うなんてねー」


「小町よりびっくりしてるのは俺だけどな」


「まぁお兄ちゃんのことだから馬鹿にされたのかなーって思ったけど

まさか相手が雪乃さんだとはー未来が明るいね」


「まだ付き合って浅いからただのからかいかもな」


「でたお兄ちゃんの良く分からないひにくれた答え」


「俺が雪ノ下とつりあうわけないだろ。」


「でも雪ノ下さんは嘘つかないじゃん。まぁお兄ちゃんに

飽きたらどうなるかしらないけど」


「そうか」


「そんなことよりお兄ちゃん雪乃さんと一緒に寝たの?」


「んなわけねぇだろ。何言ってるんだ小町」


「なんだぁーつまらないなー雪乃さんの家に泊まったからてっきり一緒に

寝たのかとー」


「お前なぁ・・流石に一緒に寝たら今頃お兄ちゃんはこんなテンションじゃ

ないぞ」


「そうだよねー。まぁお兄ちゃんは楽しい二日間を過ごしたからいいじゃん」


「まぁな」


「お兄ちゃんはホントめんどくさいなー」


「そうか」


「まぁ雪乃さんの家で何をしたかはご飯食べながら聞くとして」


「おう」


「雪乃さんに飽きられなければいいねー」


「そうだな」


______こうして雪乃と八幡の交際が始まったのであった。


~比企谷宅~~~


「はぁ・・・もう朝か」


「ごみぃちゃんおきて朝だよ」


「おう(雪ノ下は今何をしているんだろうか)」


「どしたのお兄ちゃん不満な顔して」


「あ?あぁいや考え事だよ」


「そう、あっ!もしかして雪乃さんのこととか?」


「なんで雪乃が出てくんだよ」


「二日間も雪乃さんにお世話になって雪乃さんのほうが

いいなーとか思ったんでしょー」


「そうじゃねぇよ」


「へぇー、まぁそれは後ほど分かるとして」ニヤニヤ


「何でお前がニヤニヤしてんだよ」


「それはお兄ちゃんに春がきたからだよー

あっ今の小町的にポイント高い」


「そうか、取りあえず時がきたら話すよ」


「はいはい、お兄ちゃん今日小町友達と遊ぶから

昼食は自分でとってねー」


「おうよ」


~~雪ノ下宅~~


今頃比企谷くんは何をしているのかしら、

なぜ比企谷くんのことを考えているのかしら私

今日は久々の一人なのだから・・・・そういえば

比企谷くんのメールアドレス交換していなかったわ・・・


プルルルル


「なんだ・・・姉さんか」


「もしもし姉さん?」


「あっ?雪乃ちゃん?なんか元気ないねーもしかして

比企谷くんがいないからかな??」


「そんなんじゃないわ。何か用かしら」


「そうだねぇー特に用はないといえばない」


「そうじゃぁ切るけど」


「そうだ雪乃ちゃん」


「何かしら?できれば私は読書をしたいのだけれど」


「雪乃ちゃんたぶん今比企谷くんのこと考えてるでしょ?

私の携帯に比企谷くんのメアドがあるんだけど知りたい?」


「そう、私は彼のメールアドレスなんて必要ないわ。それじゃぁ」


「えぇ素直じゃないなー。まぁそれが雪乃ちゃんらしいとこだけどねー。

まっいいや、じゃぁまた後で」


・・・・・はぁ比企谷くんのメールアドレス聞いておけばよかった

まぁ彼のメールアドレスがあったからといえ連絡なんてしないのだけれど

・・・会いたい。たった一日会えないと思うだけでこんな辛いのかしら

ただ比企谷くんはどうせゲームや漫画を読んでてそうでもないよね・・・

はぁ・・・初めてだわこんな苦しい思いをしたのは


~~その頃八幡は

雪ノ下は今頃読書してるのかそれとも勉強か?

まぁ何をしているかは大体分かるな。ただ二日間一緒に

いただけでこんな寂しいと思うか?普通まぁ学校で会えるから

大丈夫だろとかなんじゃねぇのか・・・何で起きてから雪ノ下のこと

しか考えてないんだろうか、不思議だ。ボッチの俺がこんな思いをする

なんてな・・・取りあえず外にでも行くかもしかしたら会えるかもしれないしな


~~そして雪ノ下

家にいても落ち着かないなんて・・・全て比企谷くんのせいね

取りあえず外へでも行こうかしら家にいても比企谷くんのことしか

考えられないのなら外へ出て気分転換をしたほうがいいわね。

はぁ・・・もしかした会えたりしないのかしら


______


「いやー寒い。まじで寒いぞ。取りあえず用はないけどカフェにでも

行くか」


「あれ?先輩じゃないですかせんぱーい」


「ん?一色か、というかお前とエンカウントする率が高いな」


「そうですかぁ?まぁ私は元気ですから外で遊びなんて普通です」


「へー、まぁ引きこもりの俺には関係ないな」


「そういいながら外へ出てきたんですね」


「家にいても落ち着かないからな」


「雪ノ下先輩のせいですね。それ」


「雪ノ下が悪いみたいな言い方に聞えるからそれ」


「いや雪ノ下先輩のせいですよ。それ後先輩のせいですね」


「は?何で俺が悪いことになるんだよ」


「雪ノ下先輩は女性ですよ?」


「そうだな。それと関係あるか?」


「ありますよーまぁ先輩には分からないとは

思いますけど、乙女心って奴は」


「はいはい、じゃぁ俺は用があるから行くな」


「それでは先輩さようなら」


「おう」


___カフェにて


「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」


「えぇ、まぁ」


「では空いてる席へどうぞ」


「なぜ私はカフェなんて着てしまったのかしら・・・

こんなところで比企谷くんにあうことないのに」


「いらっしゃいませ。お一人様ですか?」


「そうっすね、ただあの人の席って大丈夫すかね?」


「聞いてみます」


「あのお客様あちらの方が相席が大丈夫ですかと」


「・・・!えぇ大丈夫です」


「大丈夫みたいです」


「そうっすか」


「ごゆっくりどうぞ」


「・・・・・・・」


「おい雪ノ下?」


「ねぇ雪乃って言ってくれないのかしら?」


「お前な外でそんなことできるわけないだろ」


「・・私雪乃って呼ばれたいわ」


「お前なぁ・・・」


「・・・だめ?かしら八幡」


「くっ・・・・(なにこのかわいらしい生物)」


「ねぇ八幡・・・食べる?」


「おう、ありがとな雪乃」


「私嬉しいわ\\\」


「俺は恥ずかしいよ。雪乃」


「ふふ・・・そんな貴方が可愛らしいわ」


「・・・・・・・」


「それより奇遇ね\\」


「お前二日一緒にいただけで凄い女の子になったな」


「そうでもないわ。私はいつもどおりよ」


「そうか、それなら俺も嬉しいんだが」


「ふふ・・・そうだ八幡」


「なんだよ?(やばい・・・こいつこんなだったか?)」


「メールアドレスを教えて欲しいのだけれど」


「お、おう。いいぞ」


「では携帯を貸してくれるかしら」


「あ、あぁ」


「そういえば八幡」


「もう俺を比企谷とは呼んでくれないんですね」


「学校ではいつもどおりよ?ただ二人のときくらい甘えても・・」


「そうだな。ほれ携帯返せ」


「えぇ、どうもありがとう」


「んじゃ俺はそろそろ帰るわ。まったりしたしな」


「え・・」


「なんだよ?」


「あっ・・・いえ・・・その」


「そうか、じゃぁ金は置いていくから俺は帰るな」


「・・・・比企谷くん」


「んだよ。」


「その・・・よければなのだけれど、今から・・・一緒に行動

しないかしら」


「・・・別にいいけどよ」


「そう、じゃぁ行きたいところがあるのだけれど」


「あぁお前に任せるよ」


______そして夕方


「なぁ雪ノ下」


「・・・・・」ジー


「・・・なぁ雪乃」


「何かしら」


「今日は楽しかったか?」


「そうね。まさか貴方みたいな人に会うなんて思わなかった

のだけれど楽しかったわね」


「さりげなく蔑むんですね」


「ふふ、ではまた明日学校で」


「あぁ学校でな」


_______次の日学校


「あら、おはよう企比谷くん」


「おう。おはよう雪ノ下」


「それでは放課後」


「はいはい、んじゃぁな」


「あーおはようヒッキー」


「お前は今日も元気だな由比ヶ浜」


「そうでもないよー。それよりヒッキー!!」


「んだよ。朝から」


「この前ゆきのんとデートしてたでしょー」


「あぁあれな、デートじゃなくて偶々あって話ししてたんだよ」


「えーホントー?」


「あぁそうだ」スタッ


「ヒッキー??」


「ちょっと平塚先生のとこへ行ってくる」


「・・・後でちゃんと教えてねー」


「あーはいはい」


_______放課後


「うっす」


「こんにちわ。あら企比谷くんだけかしら?」


「あぁ由比ヶ浜ならな。平塚先生に呼ばれて遅れてくるだとよ」


「そう」


「なぁ雪ノ下?なんか近くないか?」


「そうかしら?」


「そうだよ。まぁお前がいいならいいんだけどよ」


「そう、それならよかったわ」


ガラガラ「やっはろーゆきのん」


「あらこんにちわ」


「おっす」


「ゆきのんとヒッキー距離近くない?」


「気のせいじゃないかしら」


「そうだな」


「えー嘘だー」


「嘘は私は使わないはこの男はつくかもしれないけど」


「いつ俺が嘘ついたってよ」


「いつもついてると同じでしょ?そもそも存在自体が

嘘に近いわね」


「そうかよ」


「でお前も近い由比ヶ浜」


「ゆきのんがヒッキーと近くないっていうから

私も近くないよ?」


「そうか、ならいいけどさ」


ガラガラ「せんぱーい」


「いろはちゃんやっはろー」


「あら何かようかしら?」


「よう」


「用があったから来たんですよー。先輩

それより二人共いつもより先輩に近いですね」


「気のせいよ」


「そう気のせい」


「気のせいみたいだぞ」


「そ、そうですか」


「だからってお前も近くに来る必要ないだろ一色」


「それより先輩生徒会手伝ってくださいよぉー」


「暑いそして何だこの状況」


「まぁそういうことで明日お願いしますねー先輩」


「あぁそうですか分かりましたよ」


「Zzz・・・ヒッキー・・ムニャムニャ」


「Zzz・・・愛しているわ八幡・・・スースー」


「なぜこいつら寝てるんだ。取りあえず動けん」


「・・・あ・・・ごめんヒッキー心地よくて寝ちゃったアハハ」


「そうですか」


「私先帰るね!じゃぁねヒッキー」


「あ?あぁおうじゃぁな」


「いい?私がいなくて怪しいことしちゃだめだよ?」


「しねぇよばか」


「じゃぁねー」


「おう」


「・・・・八幡・・・大好き」


「まだ寝てんのか、こいつそして

由比ヶ浜の奴絶対寝たふりしてただろ・・・

後で聞いてみるか

ん?メールか由比ヶ浜から

[ヒッキー後で二人っきりでお話ね!大事な話だから!]

・・・やっぱりあいつ起きてたんじゃねぇか」


「・・・あら寝ていたみたいね・・・:


「起きたのか雪ノ下」


「えぇ・・・その由比ヶ浜さんは?」


「ヒッキー私帰るからねー!!って帰ったよ」


「そう・・・明日は貴方は部活これないのよね・・・」シュン


「あぁ、まぁ帰りまでは来るよ」


「ホント?」パァア


「あぁ終わればだけどな。取りあえず帰るぞ雪ノ下」


「えぇ」


「家まで送っていくよ」


「えぇお願いするわ」


「それより雪ノ下」


「何かしら?」


「学校では普通にするって言ったよな?」


「普通じゃないかしら」


「いやあれはバレるだろ」


「ふふ、バレても私は問題ないけれど?」


「まぁそうだな」


「それでは企比谷くん」


「なんだよ?」


「学校でも下の名で呼び合うのはどうかしら?」


「いややめとけ、俺が恥ずかしい」


「驚いた貴方に羞恥心があるのね」


「あるわ一応」


「そうなら仕方ないわね」


「じゃぁ私はここで、また明日企比谷くん」


「おう、また明日な雪乃」


________


「ただいま」


「おかえりお兄ちゃん」


「兄ちゃんちょっと寝てるからご飯できたら呼んで」


「分かったよごみぃちゃん」


・・・・・・

・・・・・

・・・・

雪ノ下雪乃に告白され付き合い始めたのはいいが

問題は奉仕部の関係性だな・・・

雪乃と今の俺は確かに仲がいい。ただそれに

由比ヶ浜が取り残されるとなると話は別だ・・

さて・・どうしたものか・・・


「お兄ちゃんご飯だよー」


「お、おう小町ありがとな」


「お兄ちゃんのためだよー

今の小町的にポイント高い」


「そうだな」


「ご馳走様でした」


「ごちそうさん」


「じゃぁお兄ちゃんは片付けは任せた」


「お、おう」


プルルル

「もしもし?」


「あっもしもしヒッキー?」


「なんだよ?」


「今大丈夫?」


「大丈夫じゃないな、じゃぁ切るぞ」


「あっ待って待ってヒッキー」


「嘘だ」


「もうヒッキーってばー」


「でなんかようか?」


「あのヒッキー・・・私に隠し事あるでしょ?」


「・・・・そうだな」


「やっぱり・・・そうなんだ」


「あのな由比ヶ浜・・・」


「うん」


「俺と雪ノ下はだな」


「ヒッキーとゆきのんが?」


「実は付き合ってるんだ・・・」


「アハハやっぱり・・・でもね。私それでよかったって思ってるんだ」


「由比ヶ浜?」


「あのねヒッキー。私の勝手なんだとは思うんだけど、

ゆきのんとヒッキーはどこか似てると思うの」


「ほう」


「だからね。ゆきのんがヒッキーと付き合ってるのは安心できる

というか嬉しいな思うんだ」


「そうか・・・なぁ由比ヶ浜」


「何?ヒッキー」


「俺もこれは勝手なことを言うが、俺も由比ヶ浜と雪ノ下が奉仕部で

良かったと思ってる」


「どうしたのヒッキーらしくないね」


「ただな、俺と雪ノ下が付き合うとなればお前はひとりになるかもしれない

それが怖くてお前にいえなかったんだよ」


「それなら大丈夫だよヒッキー」


「そうなのか?」


「うん、確かにヒッキーとゆきのんが付き合うと一人になるかもしれないけど

ヒッキーとゆきのんは私を一人にしようする人たちじゃないって分かってるから」


「そうか・・・」


「ただね!ヒッキーゆきのん泣かせたら容赦しないんだからねっ!」


「お、おう善処します」


「じゃぁねヒッキー」


「おう、じゃぁな」


「また明日学校でね!」


「おうよ」

ガチャ

・・・由比ヶ浜は優しい、ただ優しいそして

そんな由比ヶ浜が俺は好きだ。そして雪ノ下も

そんな由比ヶ浜が好きなんだと思う。ただ彼女の

優しさに甘えるのも良くないと思う

そんなこと考えながら俺は次の日学校にいた


「おはようヒッキー」


「おう」


「じゃぁ今日一緒に部活行こうね!」


「おう」


・・・放課後


「ヒッキー部活いこ!」


「おう」


ガラガラ「やっはろー」「おっす」


「こんにちわ、由比ヶ浜さん  企比谷くん」


「ねぇねぇゆきのん」


「何かしら」


「あのねあのねヒッキーがねー」


「あっ俺ちょっと生徒会行ってくるわ」


「そうだったわね。いってらっしゃい」


「いってらっしゃいヒッキー」


「おう」


・・・・・

ふぅ・・・やっと終った。今何時だ・・・

17時50分・・・流石に雪ノ下は帰ったよな

ガラガラ「鍵しめわすれ・・・っておい」


「Zzz・・・私を置いて行かないで八幡・・・」


「おい、雪乃帰るぞ」


「・・・!あらまた私は・・・・」


「ほれ帰るぞ」


「えぇ」


「まったく疲れてんだったら早く帰ればいいだろ」


「でも貴方を待たなきゃ・・・と思って」


「・・・雪乃俺を待つことは嬉しいんだがただ

お前が無理したら俺は悲しい」


「・・・ごめんなさい」


「取りあえず怒ってないから謝らなくてもいいけどよ

無理はするな」


「わかったわ」


「後雪乃・・・手繋いで帰るか」


「貴方今日自転車じゃないの?」


「あぁ自転車はおいてきたよ」


「そう、なら手を握っても・・・」


「ほれ」


「・・・八幡・・」


「近い近い・・・」


「だめ・・・かしら?」


「いや、別に問題ねぇよ」


「ふふ嬉しい」


「そうだな」


・・・・こんな時間がこんな生活が続けばいいと今は

そう思う。俺は雪乃と出あって良かったと今は十分そう思う。



_____そして数年後


「ねぇ貴方いつまで寝てるのかしら?そんなだと

いつか腐ってしまうわ」


「・・・もう朝か」


「そうね。貴方の中では夜かもしれないけれど

一般の人からすれば朝よ」


「はいはい、まったくお前はいつまでたってもかわらねぇな」


「そういう貴方も出会った頃変わってないようだけど」


「ハハ・・・まったくだな」


「ねぇ貴方今日はどこか行きましょう」


「おう、いいぞ」


「もちろん拒否権は貴方には無いのだけれど」


「知ってるよ。ほら行くんだろ。着替えるから待ってろ」


「それと朝食もできてるから食べてからのほうが嬉しいわ」


「雪乃の飯は上手いから食わないわけないだろ」


「ふふ、では早く着替えてきて」


「はいはい」


「それでは行きましょうか。八幡」


「おう。運転は任せろ。雪乃」


「愛しているわ。企比谷くん」

___こうして雪乃と俺は結婚し新しい人生をスタートさせた

そしてこれからも俺と雪乃はこういう仲のだろう・・・

高校からまったく変わらない二人だからこそこの先も

続くとそう思った。


~~~fin


後書き

ごり押しな部分が多かったかも・・・ただ私はこれでよし!と思っている


このSSへの評価

2件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-03-08 03:26:26

SS好きの名無しさんから
2017-03-08 01:52:35

このSSへの応援

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: 早苗@提督&車長 2017-02-14 17:59:22 ID: eMb2MNvD

ぜひコメントくださいね!

2: SS好きの名無しさん 2017-03-06 23:08:36 ID: ZcmOm4Ov

やっぱSSは八雪に限りますね…
最高でしたわ


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