2016-06-04 23:13:52 更新

概要

ニ○ニ○動画にSS、コミックアンソロジーまでに域を広げた艦隊コレクション、通称「艦これ」

しかし、どのエンターテインメントでも衣笠の出番があまりにも少なく、その事に危機を覚えた衣笠は、同じ同型艦である姉の青葉に助けを求めた・・・


前書き

衣笠が大好きな俺提督による衣笠提督のための衣笠嫁提督のSSです


何で衣笠は影が薄いんだよ!!


そして、何気にSS初投稿でっす☆

あと、多分キャラ崩壊します
というか、させます☆


ちなみに、自分は「三川艦隊」が主力艦隊です。もちろん、旗艦は衣笠です



なんか、ギャグコメディを目指していたはずなのに、ちょっとシリアスな展開になってきてしまってる



どうにかして、もっと目立たねば・・・!!!



~青葉型部屋~



ドタドタドタ・・・ガチャ!



衣笠「うわーん!青葉ぁぁぁぁぁ!!」



ソノママアオバノオナカニニゴォォル!エキサイティン!!!



青葉「ごふっ!!!な・・・なんですか・・・衣笠・・・私の唯一の楽しみである新聞製作を邪魔するとはやってくれますね・・・」



衣笠「やばいよぉぉぉぉ!!このままだと影が薄くなっちゃって私目立たなくなるどころか消えちゃうよぉぉぉ!ウワーン!」



青葉「はぁ?・・・いや、突然そんなこと言われても・・・急にどうしたんですか?」



衣笠「うぅ・・・私を使ってくれる提督が物凄く少ないの・・・」



青葉「ま、まぁ・・・衣笠はドロップや建造とかしにくいですしね・・・」



衣笠「それだけならいいんだけど何でマンガや二次創作でもこんなに出番が少ないの!?公式のマンガでさえ私の出番なんて1巻毎に1回あるかないかだよ!!」



衣笠「コミックアンソロジーでだって私の出番なんて「艦隊コレクションー艦これーアンソロジーコミック横須賀鎮守府編6」の青葉がスクープを追い回してた話の97P,98Pの5コマでしか出てないし・・・」



青葉「ちょ、その話は」



衣笠「はぁ・・・薄い本だって私が出てくる本なんてほとんどないじゃん・・・」



青葉「(これ重症ですね・・・)えー・・・」



衣笠「私だって!薄い本で深海棲艦に(ピー)されたり(ピー)されたり(ピー)に(ピー)とかされて、最終的に逆らえなくなって触手の(ピー)を(ピー)とかしてみたいもん!」



青葉「ちょっと衣笠!!放送禁止用語を連発しないでください!・・・はぁ・・・分かりました。そこまで言われたら、可愛い妹のためです。私が何とかしましょう!!」



衣笠「え!本当!!」



青葉「えぇ!大船に乗ったつもりでいてください!!」



青葉「それで思ったんですけど・・・あれじゃないですかね・・・衣笠ってこう、何か特徴とか目立つものがないんじゃないですかね?」



衣笠「特徴・・・?」



青葉「えぇ、例えば私青葉は常日頃からスクープを探し回っている記者みたいなかんじですよね。赤城さんだったら大食らいの1航戦とか、島風さんだったら艦娘一の脚の早さを持ったりとか」



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

~1航戦部屋~



赤城「へっくし!」



加賀「・・・風邪ですか・・・?」



赤城「うーん、調子が悪くないとは思うんですけれど・・・誰かが噂しているのかしら?」



加賀「そうだと思うわ。でなければボーキ丼おひつで6杯は食べれないでしょうし」



提督 「」チーン



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



青葉「だから要は、衣笠も何か特徴を持てばいいんですよ。趣味とかでもいいですし。もちろん私の趣味はこれですから」



衣笠「趣味・・・でも、なにをどうすれば・・・」



青葉「うーん・・・あ・・・衣笠は何か口癖とかないですか?」



衣笠「口癖?・・・うーん、あまりわかんない」



青葉「・・・ちょっと、鎮守府内を歩きながら考えましょうか?」



~廊下~



衣笠「うーん・・・私って何か秀でてるものってあるのかしら・・・」



青葉「いざ考えてみると、以外と思い浮かばないものですね~」



衣笠「ていうか、なんで私より最近配属されたばかりのプリンツちゃんの方が人気があるんだろう・・・同じ重巡としてちょっと悔しいかも・・・」



青葉「まぁ、彼女はドイツ艦ですから。そうですね、海外艦とか陸軍艦とか珍しい子は基本的に人気ありますねー。それだけで大きなステータスなんだと思います。」



衣笠「うぅ・・・確かにビスマルクさんやプリンツちゃんは金髪で美人だし、あきつ丸ちゃんは揚陸艦だし、まるゆちゃんは潜るのはちょっとあれだけど、陸軍の潜水艦だし・・・」



青葉「まぁ・・・気長に・・・ね?」



衣笠「うん・・・」



???「あー、衣笠お姉ちゃんだわ!」



青葉・衣笠「ん?」



暁‘s「すごい久しぶりだわ!」「お久しぶりなのです!」「ひさしぶりね!」「виделись(ひさしぶり)」



衣笠「お!駆逐艦のちびっ子たち!久しぶり、元気にしてた?」



電「はい、元気だったのです!そういえば衣笠さん遠征に行ってたのですか?」



衣笠「え?ううん、最近は出撃は少ないし、ずっと鎮守府にいるよ。どうして?」



暁「だって、最近お姉ちゃん全然見えないもの!」



衣笠「」ピクッ



青葉「・・・あー・・・」



衣笠「・・・青葉・・・」



青葉「ん?」



衣笠「こう言う事よ」



青葉「・・・」



ヴェールヌイ「・・・?何かあったのかい?」



衣笠「・・・ううん!何もないよ!・・・さて、ところで、これからどこに行こうとしてたの?」



雷「あ、そうだわ。これから間宮さんのお店に行こうとしてたの!」



電「そうです!お二人も一緒にいくのです!」



衣笠「あ、こら。スカートひっぱちゃ駄目だって!」



暁「なら早く行くわよ!」



衣笠「あ、こら!みんなして服引っ張らないで!あぁ、行くから押さないでって・・・もー」



暁‘s「あ」



衣笠「あんまり触ると~」



暁‘s ワクワク



衣笠「触り返すぞ~!!」



暁‘s「きゃーきゃー!衣笠お姉さんに担がれちゃったのです~!」「次私ね!!」「私は肩車がいいわ!」



青葉「・・・衣笠って、結構駆逐艦達に人気あるんですねぇ・・・ていうか、口癖あるじゃないですか・・・」



衣笠「・・・ん?あ、ほら青葉も行くよ!」



青葉「ふふ、はいはい」



                          ~甘味処「間宮」~



雷「美味しいわ!」



電「美味しいのです!」



衣笠「間宮さんのアイス、やっぱ格別だわ」



青葉「ホントですね!ぜひ、アイスの作り方とかを取材などさせていただければ!」



間宮「ふふ、企業秘密です」



青葉「あー、やっぱりそうですよねー!・・・あ、そういうば、衣笠」



衣笠「んー?」



青葉「さっきのあれ、口癖あるじゃないですか」



衣笠「・・・?」



青葉「ほら、あれですよ。「あんまり触ると~触り返すぞ~!」ってやつです」



衣笠「あぁ!いや、あれは口癖と言うか、駆逐艦の皆と遊ぶときにやるとみんな喜ぶから口癖というよりは・・・」



青葉「いや、あれでいいんですよ!あれをもっと前に押しましょう!!」



衣笠「え?どういう事?」



青葉「触られると触られるというイメージを皆に持ってもらうんですよ!!そうすればそれが衣笠の特徴です。実際、特型のみんなもすごく面白がってましたし」



ヴェールヌイ「うん、実際楽しかった」



青葉「うわぁ!びっくりしました・・・いきなり割って入ると心臓に悪いですね・・・」



ヴェールヌイ「それはごめん、でも衣笠お姉さんを会うたびに毎回それをやってもらってるし」



衣笠「うーん・・・それかぁ・・・」



青葉(あ、ほら。ちょうどいいところに提督が!ちょっと提督で試してみましょう!)ヒソヒソ



衣笠(えぇ?いやでも良く考えたら、私のこの口癖って、相手から触ってこないと言えないじゃん・・・)ヒソヒソ



青葉(大丈夫!青葉が何とかします!)ヒソヒソ



衣笠(えー・・・まぁいいけど)ヒソヒソ



提督「お、皆集まってるな・・・暁‘sに青葉型の二人・・・また珍しい組み合わせだな」



青葉「いやー、さっき偶然会ったんですよ。この子達とは。それで成り行きここへ」



提督「そうなのか?まぁいいさ、あ、間宮さん、自分にもアイスを1つ」



間宮「はーい」



暁‘S「提督!後で一緒に遊んで!!」



提督「お、いいぞー、だが仕事が終わったらな」



間宮「はいどうぞ、提督」



提督「はは、ありがとうございます・・・うん、やっぱり間宮さんのアイスは美味しいですね。青葉、取材して製造法でも教えて貰えww」



青葉「そのことなら、さっき取材拒否されちゃいましたw」



間宮「企業秘密です☆」



提督「はは・・・うん、美味しかったです。ありがとうございました」



青葉「(よし、そろそろ)あ、提督。そういえば今日の衣笠、なんか変わってると思いません?」そろーり



衣笠(来る・・・!)



暁‘s「えー何か変わってるかしら」



ヴェールヌイ「あ・・・(察し)」



提督「ふむ・・・うーん・・・特になんか変わってる感じはしないが・・・」



青葉「えーそんなことないですよー、ほら、もっと近くで見てみてくださいよー」



提督「うーん?」



衣笠(ちょ・・・ちかいちかいちかい!!顔近い!!)



青葉「(よし・・・)あー、手が滑ったぁ」ドン



提督「うわぁ!」



衣笠「え」



ドスーン   キャーキャー



提督「・・・いつつ・・・青葉お前わざとだろぉ・・・」



青葉「えーなんのことですかー」



衣笠「うぅ・・・提督、ちょっとどいてもらえると・・・」



提督「あぁ、すまんスマン・・・よいしょっと・・・ほら衣笠」



衣笠「あ、すいません。っと」



提督「・・・」



衣笠「・・・」



提督「・・・?」



衣笠(あ、そうか。言わなきゃ)



衣笠「もー提督ー」



提督「ん?」



衣笠「あんまり触ってると~触り返すぞ~!」



提督「・・・」ポカーン



暁‘s「・・・」ポカーン



間宮「・・・」ポカーン



衣笠(・・・あ、あれ。おかしいな。ただ言うだけのはずなのに・・・)



提督「・・・」ポカーン



衣笠(ものすごく恥ずかしい!!!!)



暁「きゃー!あれが大人のレディーと言うやつね!!///」



電「衣笠さん、意外と大胆なのです・・・////」



雷「あわわわわわわ//////」



ヴェールヌイ「изумительный(素晴らしい)」



青葉「スクープいただきましたぁ!!」



衣笠「青葉ぁぁぁぁぁ!!」




いや、目立ったけども!!




   朝  -ヒトロクマルマル-  ~青葉型部屋~



衣笠「んー・・・っあぁ・・・良く寝た・・・着替えて食堂に行こう・・・あれ、青葉居ない・・・先に行ったのかな・・・」ポケー



                  ~食堂~



衣笠「うぅ・・・昨日は飛んだ目にあった・・・あのあと、提督に「おおおおおい!大丈夫か!?風邪か!?これはいかん!今すぐ入渠してきなさい!ほら早く!!」なんて言われるし・・・」パクパク



長門「おぉ、衣笠ではないか!」



衣笠「あ、長門さん!おはようございます!!早いですね」



長門「うむ、戦艦たるもの、みんなの期待を裏切ぬようにせねばならんからな、みんなの見本となるべくこうして生活リズムをきちんとしているのだ・・・しかし衣笠・・・その、なんだ・・・///」



衣笠「?」



長門「い、意外と!やるもんだな!!」バシバシ



衣笠「ちょ、ゴホ・・・え?何の話ですか?」



長門「いや、何って・・・いったんだろ?提督に///)ヒソヒソ



衣笠「へ?何をですk」



鈴谷・熊野「おー!今日の主人公じゃーん!見たよ見たよーあの新聞!」



衣笠「鈴谷に熊野!・・・ん?新聞??」



熊野「えぇ!衣笠はそういう事には疎いと思ってましたけど・・・少し見直しましたわ!!」



衣笠「は?・・・は!」



衣笠「青葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」ガタッ!



鈴谷熊野長門「うわぁ!」「きゃ!」「おっ!」



長門「急にどうしたんだ、衣笠は?」



鈴谷熊野「さぁ?」



長門「ふむ・・・しかし、こうなると金剛はどうなるんだ・・・?」



                ~鎮守府休憩所~



衣笠「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」



青葉「あ、衣笠!おはようございます!・・・あ、もしかして見に来ました?」



衣笠「新聞は!?」



青葉「こちらです~」



衣笠「見せて!」バシッ



「スクープ!衣笠、提督に想いを激白!!その恋実るか!?」



青葉「いやー、我ながら良い記事が書けたと思いますよ!!」



衣笠「じゃなーい!!こ、こ、こんな・・・」パクパク



青葉「・・・想いを激白?」



衣笠「そう!それ!!」



青葉「いいじゃないですか!これで一気に鎮守府内に広まって衣笠の影が薄くなる事はなくなりますよ」



衣笠「いや、自分はそんなつもりで言った訳じゃ・・・!って、しかも丁寧に写真まで撮られてるし!!」



青葉「あぁそうそう!ほら良く撮れてるでしょう?いやー、最高でしたね。本当はビデオで撮りたかったんですが。衣笠が「触り返すぞ~」って言った時に提督のほっぺに両手を添えるとこなんて!」



衣笠「きゃあああああ、言わないでぇぇぇぇぇぇ!!」



扶桑「不幸だわ・・・」



衣笠青葉「うわぁ!!」



衣笠「な、何してるんですか・・・急に脅かさないでくださいよ扶桑さん!」



扶桑「・・・私も新聞見たけど、重巡の子に先を越されちゃったわね・・・」



山城「えぇ・・・もうちょっとお姉さまに想いを伝える勇気があれば・・・不幸だわ・・・」



青葉「ふ、扶桑さん方も提督の事を好きでいらしたんですか?」



山城「正しくは扶桑お姉さまだけよ。私はお姉さまと一緒に居られればいいの・・・」



衣笠「い、いやでも、私は決してそういうつもり言ったわけでは・・・」



扶桑「不不不、いいいのよ。きききき衣笠ささささん。わわわ私はあくまでせせせせ戦艦なのよ。こここれここっこれぐらいの事で、ごごご轟沈なんて、すすすするはずがないわわわわわ」



衣笠「もう精神が大破状態じゃないですか!!」



山城「お姉さん!!大丈夫です!私、山城が一生お供いたしますから!!さぁ、部屋へ戻りましょう!」



青葉「・・・なんか怖い姉妹でしたね・・・」



衣笠「・・・私は、青葉の方が怖いよ・・・」



暁‘s「あ!衣笠お姉さんなのだわ!」



衣笠「あ、みんな!ねーみんなー助けt」



電「衣笠お姉さん、いますっごい鎮守府で噂になってるのです!」



衣笠「」



雷「今、食堂がもっぱら衣笠さんの話で持ちきりよ!」



衣笠「」



青葉「あ、そういえば、今朝ごはんの時間でしたね」



暁「私も衣笠お姉さんみたいなレディーを目指すわ!!」



衣笠「」



ヴェールヌイ「ま、仕方ないね。あれだけのことをしたなら」



衣笠「」



青葉「あー・・・ほら、衣笠!!もう過ぎてしまった事はくよくよしても仕方ないですよ!!さぁ!朝ごはん食べに行きましょう!」



衣笠「・・・うん・・・・(そういえば、まだ食べてる最中だった・・・)



                     ~食堂~



長門「お、主役の凱旋だな!」



衣笠「いやあの、凱旋だなんて・・・」



利根「おぉ!衣笠どの!その恋、実るといいのう!!」



筑摩「衣笠さん、がんばってくださいね!」



衣笠「ちょ」



川内「衣笠さん!やるじゃーん!!提督に告白だなんて!」



神通「私、応援してますからね!」



那珂「燃2弾4鋼11」



衣笠「解体されてるじゃん!」



瑞鶴「それで?返事は貰ったの?どうなの?///」



衣笠「いや、そのときは提督に体調不良を心配されて強制的に入渠連行されました・・・」



翔鶴「あらあら、提督なりの照れ隠しかしら?あれ?確かにそれも気になるけど、確か金剛さんも提督に恋心を抱いていませんでしたっけ?」



瑞鶴「あぁ、あの人すっごい提督さんの事好きだもんねー、いっつも「バーニングラァァァブ!」とか言ってるもんね」



衣笠「え、そうなんですか?」



瑞鶴「え、逆に知らなかったの?鎮守府内じゃ自他ともに認めてる事よ。多分提督も知ってると思う。提督の前では言った事はないと思うけど、あの人声が大きいから」



衣笠(だって、私すごく存在感薄かったから・・・)



青葉「おっと?これは三角関係勃発ですかぁ?」



衣笠「誰・の・せ・い・でこんな事になったと思ってんの!」



青葉「あだだだだ、ちょ、首!首しまってる!!」



加賀「あら、みなさんおそろいで」



艦娘‘s「あ、加賀さん(先輩)おはようございます!!」



瑞鶴「うげ、加賀先輩・・・」



加賀「あら?私の顔に何か付いて?」



瑞鶴「べっつにー、この時間ならいつも提督のところで秘書やってるはずの加賀先輩が食堂に来るなんてめずらしいなぁ、と思っただけですよ。あ、やっぱり大食らい一航戦なんでお腹でもすきましたかぁ?」



加賀「・・・頭に来ました。大丈夫よ、朝から七面鳥を食べるほど飢えてなんかいないわ」



瑞鶴「何ですってぇ?」



加賀「何か?」



青葉「あーまた始まりましたねぇ、瑞鶴さんと加賀さんの喧嘩、こうなると30分は収まりませんからねぇ・・・撤収した方が賢明ですかね、というわけで青葉!どろん!」



衣笠「ちょ、青葉はやっ!」



加賀「ちょっと待ちなさい、瑞鶴」



瑞鶴「何よ?」



加賀「衣笠さん、あなたに伝言があります。提督が呼んでいるわ。「朝食を食べ終わり次第、すぐに執務室に来るように」と」



衣笠「え?私をですか?」



加賀「えぇ、それともうひとつ。「今日の秘書艦は衣笠にやってもらう」との事よ」



衣笠「・・・は?あ、すいません。ちょっと良く聞こえなかったので、もう一度言ってもらえませんか?」



加賀「「今日の秘書艦は衣笠にやってもらう」との事よ」



衣笠「・・・えぇぇぇぇ!?」



加賀「朝食が終わってるなら、早く行きなさい。提督をあまり待たせて駄目よ。それに、ここはちょっとした戦場になるのだから」



衣笠「へ?あ、は、はい!」



長門「私も一緒に行こう、用事があるんでな」



陸奥「私も一緒に行くわ」



加賀「・・・さて、いきましたね。いつの間にか他の子たちも退避しているようだし、思う存分やれるわね、七・面・鳥」



瑞鶴「えぇ、朝の準備運動には持ってこいですね。戦・艦・か・ぶ・れ・の・一・航・戦さん」



加賀「!」



瑞鶴「!」



           ~廊下~



長門「お、始まったみたいだな、喧嘩」



陸奥「うふふ、危うく巻き込まれるところだったわね」



衣笠「うぅ・・・あの、喧嘩止めなくて良かったんですか?」



長門「ん?あぁ、それなら大丈夫だ、どうせまた加賀が勝つ」



衣笠「え?どういう事ですか?」



陸奥「瑞鶴ちゃんはね、負けると分かっていて、いつも喧嘩を吹っかけているのよ。」



衣笠「え、それこそどういうことですか?」



陸奥「馬力だけならね、瑞鶴ちゃんの方が上なんだけど、錬度が違いすぎるのよ。加賀ちゃんには敵いっこないわ」



衣笠「わかっているのになんでそんな事を・・・」



長門「瑞鶴はな・・・加賀の事が好きなんだよ」



衣笠「えぇ!?」



長門「加賀はその瑞鶴の気持ちを知っていながら、ああやって真正面からぶつかってやってるんだ。加賀なりの受け止め方だな。まぁ、どっちかと言うと、先輩としての責務と感じてるのかもしれん」



衣笠「先輩としての責務、ですか・・・」



陸奥「まぁ、ああやって喧嘩が起きるたびに物が壊されたりして、こっちはたまったもんじゃないけどね。」



長門「まったくだな、この前なんてお風呂が1つ壊されて入渠が3人までしか出来なかったしな」



衣笠「ははは(あの時お風呂が1つ修理中だったのはそういう理由だったんだ・・・)」



長門「む」



陸奥「あら」



衣笠「あ」



金剛‘s「ヘーイ、皆さんおそろいネー」



長門「金剛4姉妹じゃないか、みんなでそろってこれから朝食か?」



金剛「そうデース、まったく、比叡がお寝坊さんだからこんな時間になっちゃったネー」



比叡「うぅ、ごめんなさい・・・お姉さま・・・」



陸奥「でも残念ね。現在、食堂はあの空母お二人の喧嘩の真っ最中よ」



オラァァァ!ドゴーン!バラバラバラバラバラ・・・



金剛「Oh・・・艦載機が飛んでる音もしてるネー・・・Shit!それじゃご飯が食べられないネー!」



霧島「お姉さま、それなら朝食は間宮さんのところで食べると言うのはどうでしょう?」



金剛「Very Nice!良いですね!たまには間宮のところにいくネー!榛名もそれで大丈夫ね?」



榛名「はい、榛名はそれで大丈夫です!」



金剛「あぁ、それと・・・」



長門「!」



陸奥「!」



ガチャンガチャンガチャンガチャンガチャン



衣笠「ひ!?」



金剛「衣笠~?あの新聞どういうことですカ?」



長門「金剛、お前なら絶対こういう事をしてくると思っていたが・・・まさか、4姉妹全員で来るとは思わなんだ」



陸奥「ほんとね、まさか4対2で砲台を向き合うとは思わなかったわ」



衣笠「ひ、あ、あの、わた、私、あ、間に、挟まれて・・・」



長門「ちょっとの辛抱だ、ガマンしてくれ」



金剛「衣笠ー?まさか私の提督に対する気持ち、知らなかった訳じゃないよネー?」



霧島「金剛お姉さまの気持ちは自他共に」



衣笠「ひ、あ、あの、その事なんですど、私、本当にし、しらな」



陸奥「衣笠ちゃん、なにも言う必要ないわよ。誰が誰に気持ちを伝えるなんて、誰にも拒まれていいはずないんだから。ねぇ?金剛?」



長門「そのとおりだ、金剛いいか、提督はお前だけの物じゃない!提督を好きという子達は、まだまだ他にもいるんだ」



金剛「・・・ふふふ、確かにそうネー。それなら今回は手を引くよ。本当は衣笠が一人のところを拉致って好き放題しようと思ってたけどネ・・・4対2でも41cmハ食らいたくないネー」



衣笠「ひ!?」



金剛「でもね、衣笠?これだけは言っておくよ?・・・私、負ける気ハないから・・・みんな行くよ!」



長門「・・・ふぅ、なんとか危機は去ったな」



陸奥「一触即発だったわねぇ~」



衣笠「あ、あの、お二人方は、こ、怖くないんですか・・・?」



陸奥「あら、怖いに決まってるわよ。でも、金剛の事だからこう言う事してくるんじゃないかなーって思って」



長門「あぁ、食堂を出るとき付いてきて正解だったな」



衣笠「そう・・・だったんだすか・・・すいません、わざわざありがとうございます」



長門「ん、気にするほどでもない」



陸奥「そうよ、乙女心が踏みにじられちゃいけないもの」



衣笠「ははは・・・」



            ~甘味処「間宮」前廊下~



金剛「・・・」



霧島「それにしても、先ほどのお姉さま、かっこよかったです」



榛名「ほんとです!」



比叡「比叡、もっと、気合、入れて、お姉さまに近づけるようがんばります!!」



金剛「・・・霧島?」



霧島「はい、なんでしょう?お姉さま」



金剛「もう衣笠たちは見えないネー?」



霧島「・・・?はい、もう姿は確認できないですが・・・」



金剛「・・・」



榛名「・・・?」



比叡「・・・?」



金剛「・・・」



霧島「・・・あ、あのお姉さま?どうかなされたんですか?」



金剛「・・・あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!やってしまったネーーーーーーー!!!」



霧島「な!お姉さま、どうしたんですか!?」



金剛「違うんデス!本当は、あんなふうに脅すつもりは無かったんデス!!」



榛名「えぇ!どういう事ですか!?」



金剛「本当は衣笠が1人で歩いているところを捕まえて、部屋に連れて行ってお菓子と食べながら紅茶とか飲みながらちょっとGirl`s Talkをやりたいと思っただけなんデーーーーーース!!」



比叡「が、がーる・・・え、なんですか?」



金剛「ガールズトークネー!提督に告白したと聞いたから、「どういうところが好き?」とか「どういうところがかっこいい」とかの話を繰り広げたかったんデース!」



霧島「え・・・ならなんでそういう風に言わなかったのですか?」



金剛「うぅ、長門と陸奥が一緒だったネー・・・ちょっと邪魔だったから、主砲を向けて脅かそうと思ったら、意外にも応戦してきたネー・・・そしたら、妹たちも衣笠ちゃんたちに向けて主砲を向けるし・・・」



榛名「え・・・そういう意図だったんですか・・・」



金剛「そうネー!だから心の中ではずっと(ちょ、妹たち何してるネー!これだと本当に戦争が起きるネー!)と思ってたヨ!!」



金剛「あぁぁぁぁぁぁ!!これから、衣笠ちゃんにどんな顔して会えばいいデスかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



金剛妹‘s「お姉さまって・・・意外と小心者・・・?」



                       ~食堂(だったところ)~



加賀「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・これでまた私の勝ちね・・・」



瑞鶴「うぅ・・・また負けた」



加賀「いい加減・・・懲りたかしら・・・?何度やっても、私が勝つわよ・・・」



瑞鶴「うぅ・・・何で勝てないのよ・・・」



加賀「簡単な事よ・・・錬度が違いすぎるわ・・・もう少し、訓練を積んでから私に挑みなさい」



瑞鶴「・・・」



加賀「・・・ほら、手を貸すから立ちなさい。ぼろぼろにした食堂を直すわよ」



瑞鶴「・・・先輩!」



加賀「・・・キャ!・・・いきなり抱き付いてくるとは、やってくれるじゃない」



瑞鶴「・・・ごめんなさい・・・でも私、不器用だから・・・」



加賀「・・・」



瑞鶴「でも今日はいいます!ずっと前から・・・先輩の事が好きだったんです!!」



加賀「・・・知ってたわよ、そんな事」



瑞鶴「へ!?」



加賀「あなたが私の事を好きだと言うのは前から知ってたわ・・・だから、あなたが毎回毎回喧嘩を吹っかけてきては、真正面からぶつかってたの・・・」



瑞鶴「・・・そうだったんですか」



加賀「でも・・・今日やっと言ってくれたわね・・・私も好きよ、瑞鶴」



瑞鶴(・・・!?加賀先輩が私の事を・・・!?)



加賀「これからは・・・もっと素直になりなさいね?」



瑞鶴「ひゃ・・・ひゃい・・・(わたし、加賀先輩に頭を撫でて貰ってる・・・すごく・・・心地良い・・・)



加賀「・・・さぁ、じゃあ行きましょうか?」



瑞鶴「・・・は!はい!・・・え、どこにですか?」



加賀「お風呂よ、ここを直すのはそれからでも遅く無いでしょうし・・・一緒に入るわよ?」



瑞鶴「・・・!は、はい!・・・あ、あの先輩」



加賀「何かしら?」



瑞鶴「・・・もう少しだけ、抱きしめていても・・・いいですか?」



加賀「・・・えぇ、もちろんよ」



三川艦隊編



コンコン



提督「おー入れー」



衣笠「衣笠さんの登場よ!青葉共々、よろしくね!」



提督「・・・」



衣笠「・・・」



提督「いかん、やっぱりだめだ。衣笠、もう一回入渠してこい!」



衣笠「なんでですか!私は正常ですよ!」



提督「自分の知っている衣笠はこんなにはつらつとしてなかったぞ!確かに、最近はあまり出撃が少なかったから、衣笠の事は構ってやれなかったが俺の知っている衣笠はもっとこう・・・あれだよ!ちゃんと誰に対してもシャキッとしていたぞ!」



衣笠「失礼な!私は前からそんな感じですよ!!」



提督「・・・昨日のだって、あれは・・・ちょっとびっくりしたんだ・・・それでな?・・・まぁ、加賀からすでに聞いたと思うが・・・今日の秘書艦は、衣笠にやってもらう事にした」



衣笠「あ・・・あ、いや。その事なんですけど・・・自分のその事でお話がありまして・・・」



提督「ん?そうなのか?もしかして秘書艦いやか?まぁそりゃあメンドクサイではあるだろうが・・・」



衣笠「いや、そうじゃないんです」



提督「ん?じゃあなんだ話って?・・・あ、分かったぞ。あれだろ?「いえ、提督には加賀と言う立派な秘書艦がいるじゃないですか」ってやつだろう?」



衣笠「いえ、そういうんでは無くて!いや、それもお話の1つですけど」



提督「じゃあなんなんだ?」



衣笠「その・・・自分は別に・・・提督の事が・・・すk」ジリリリリリリリ



提督「あぁ、電話だ。ちょっと待ってくれ。はい、こちら執務室」



衣笠(・・・うぅ、良く考えたら、ここで事故なんですなんて言ったら、提督傷つくんじゃないかな・・・)



提督「なに!?・・・分かった、すぐに手配する」



衣笠「提督、どうかなされたんですか?」



提督「ここから南西500キロにある鎮守府が攻められてるらしい。大本営から至急援軍を向かわせろ。との事だ」



衣笠「えぇ!?大丈夫なんですか!?」



提督「今のところは既存勢力で対応しているが、日の出同時の奇襲だったらしい、結構やられてるみたいだ。しかも、相手も結構引き連れてるらしい」



衣笠「それなら早く編成しないと!」



提督「考えてる!・・・どうする・・・航空機動部隊を編成して相手を・・・いや駄目だ。500キロもあるんだ。今は朝でも着くころには夕方になってる。そうなると艦載機を飛ばせなくなる・・・となると夜戦ができる戦艦を・・・これも駄目だ、時間がかかりすぎる。高速戦艦の金剛でも30ノット・・・となると・・・あ」



衣笠「・・・?」



提督「いるじゃないか・・・ここに」



               ~天龍型部屋~



天龍「はー、最近暇だなー出撃も無いもんだから体が鈍っちまうぜ」



龍田「ほんとね~、少し抗議してこようかしら~」



ザザ・・ザザザ・・・



龍田「あら~?館内放送だわ~」



館内放送「大淀です。緊急収集です。三川艦隊所属艦は、至急司令室に集まってください。繰り返します。緊急収集です。三川艦隊所属艦は、至急司令室に集まってください」



天龍龍田「・・・」



天龍「おいおいおい、三川艦隊といやぁ・・・」



龍田「ふふふ~、よかったわね~天龍ちゃん?」



天龍「よっしゃ!行ってくる!!」



龍田「気をつけてね~」



                ~古鷹型部屋~



古鷹「・・・ねぇ加古、今のって・・・私たちのことだよね?」



加古「・・・」



古鷹「・・・加古?」



加古「・・・よっしゃ!ラッキー!また皆と出撃できるのか!!ほら!古鷹、早く行くよ!」



古鷹「・・・ふふ、うん」



加古「ひひ・・・ひひひ・・・」



                ~高雄型部屋~



鳥海「それじゃ、いってきますね」



摩耶「おう、気をつけてな」



高雄「がんばってきてね」



愛宕「小破もしちゃ駄目なんだからね!」



鳥海「はいはい・・・それじゃ、いってきます!」



      -マルキューサンマル-  ~司令室~



提督「みんな、時間がない。地図を使いながら説明する。一度しか言わないからな。聞き漏らしたものは、後で他のやつから聞け」



三川艦隊「ハッ」



提督「これからお前らには、ここから500キロ南西のここ、仲間の鎮守府に向かってもらう。先ほど緊急入電が入った。日の出と共に奇襲されたらしい。そこで本作戦は仲間の鎮守府に向かい、敵を撃滅及び、味方の救出作戦となる。尚、現在敵の勢力が分かっていない。結構引き連れてるらしいが、正確な数、種類が分かっていないが、そこは次第随時連絡する。こちらからは以上だ。質問は?」



天龍「何で俺たちなんだ?三川艦隊を編成しなくても、航空機動部隊や、戦艦を編成して艦隊決戦にすりゃ、たとえ相手の数が分かっていなくても、負ける事は無いと思うが・・・」



鳥海「距離が長すぎるんです。空母を編成しても、着くころには夕方になっていて艦載機を飛ばせるか分からないし、戦艦では遅すぎるんです。着くころには夜になっています。それまで仲間がもってくれるかどうか・・・」



提督「その通りだ。そこで、錬度や速度も十分にあり、夜戦に置いて功績を持っているお前ら三川艦隊だから選ばれた。まぁ・・・ちょっと不安要素もあるが・・・まぁいい、他に質問は?・・・よし、では旗艦だが、旗艦は衣笠、お前だ」



衣笠「・・・?ん?私!?え、ちょ、ちょっと待ってください!」



提督「なんだ?不服か?」



衣笠「いや、なんで鳥海ちゃんじゃなくて私なんですか?三川艦隊ならば鳥海ちゃんが旗艦を務めていました。何故私なんです!」



提督「何故って・・・お前が一番この中でレベルが高いからだよ」



衣笠「へ!?あ、あれ。私いつの間に」



提督「・・・よし、こんどこそ何もないな。それでは本作戦はこれから30分後のヒトマルマルマルに開始する。それまで各自、弾薬や燃料の補給、艤装の整備をするように。一時解散」



三川艦隊「ハッ!」



                 ~入渠ドック~



加賀「緊急収集って、いったい何かしら?それに三川艦隊って、聞いた事無い艦隊だけど・・・」



瑞鶴「あー・・・そうですよね。加賀先輩はその前にいなくなっちゃいましたもんね・・・」



加賀「私の沈没の後にできたかしら?」



瑞鶴「えぇ、ただ三川艦隊というのは別名です。正式には第8艦隊と言う名前です。所属艦は青葉、衣笠、天龍、夕張、鳥海、古鷹、加古の7隻、そして駆逐艦夕凪の1隻を含め、そのときの指揮官が三川軍一中将という軍人さんだったんです。」



加賀「なるほど、それで三川艦隊ね」



瑞鶴「ただ、この三川艦隊すごかったんですよ。海戦は夜戦で行われ、相手はこっちよりも2倍数が多かったんです。それなのにも関わらず、相手は3隻を中破もしくは大破、そして5隻も撃沈、こっちは鳥海と衣笠と青葉が小破だけで済んだんです。」



加賀「あら、なかなかやるじゃない」



瑞鶴「ただ、これは夜戦だけの結果なんですよ・・・」



加賀「・・・?」



瑞鶴「その戦闘地域が離脱中、加古が敵の潜水艦から魚雷を食らってしまい、沈没したんです・・・」



加賀「・・・仕方ないわ、戦争だもの・・・」



瑞鶴「・・・加古ちゃん、トラウマになってないかな・・・」



加賀「・・・瑞鶴?」



瑞鶴「はい?」



加賀「私たちも、いつかこんな風に戦わなくて良い時代が来たら良いわね」



瑞鶴「・・・はい!そしたら加賀先輩!一緒に住みましょう!」



加賀「・・・ふふ、楽しみにしているわ」



             ~改装室~



青葉「ふっふ~、あれからどうですか~?衣笠~?」



衣笠「あ、青葉!言っとくけど、あの後大変だったんだからね!金剛さんに目をつけられて、轟沈しかけたんだからね!」



青葉「あ~、やっぱりあの人ちょっかいをかけてきましたか」



天龍「なになに、なんの話しだよ」



衣笠「あー、いやなんでもな」



青葉「衣笠が提督に告白した話ですよ!」



天龍「え!?衣笠さんそんなことしたの!?」



衣笠「ちがーう!違う!そんなつもりじゃないの!」



鳥海「でも、結構噂になってますよ?私の愛宕お姉さんなんて今日の朝新聞を見て「あら~金剛さんのライバル登場ね!」なんて言ってますし・・・あぁ、そういえば摩耶も「・・・くっそ、先こされた・・・」って呟いてたような・・・」



衣笠(摩耶も提督のこと好きなんだ・・・)



青葉「ちょっと摩耶さんの方を詳しく・・・」



衣笠「ちょっと青葉!」



青葉「はは、冗談ですよ」



鳥海「ちょっとだけならいいわよ?」



衣笠「ちょ、鳥海も悪乗りしないで」



鳥海「ふふふ」



古鷹「ねぇ・・・ちょっといいかな」



青葉「あや、古鷹どうしました?」



古鷹「うん・・・なんだかね・・・ちょっと加古がおかしいの」



衣笠「加古が?」



古鷹「うん、ほらあれ。ずっと1人でなにかぶつぶつ言ってるの」



鳥海「んー?」



加古「・・・次こそは・・・絶対に・・・次こそは・・・絶対に・・・」



青葉「確かに何か言ってますね。ちょっと話しかけて見ましょうか」



衣笠「大丈夫?」



青葉「大丈夫ですよー・・・かーこさん!」



加古「ん?おぉどうした青葉」



青葉「あれ・・・まぁどうしたっていうか・・・何か気が沈んでるように見えたので」



加古「え?そうかな、いつもの自分と変わんないと思うけどなぁ」



青葉「そうですか・・・まぁ作戦に支障が出ないようにね」



加古「おう!久しぶりに三川艦隊として編成されたんだ!テンション上がりまくりだよ!また昔みたいに皆と戦えるなんてさ!」



青葉「う、うん、その意気です!がんばりましょう!」



加古「おう!」



青葉「・・・なんも心配することは無いと思いますよ?」



天龍「そうだな、普通に受け答えできてるみたいだし」



古鷹「うーん、それならいいんだけど」



衣笠「そうそう、気にする事はないよ。」



青葉「ふっふっふ~、帰投するころには衣笠はもっとすごい事になってると思いますけどね!」



衣笠「青葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



加古「次こそは・・・絶対に・・・次こそは・・・絶対に・・・次こそは・・・絶対に・・・」ブツブツ










加古「・・・・・・・・・・・・・・・コロス・・・・・・・・・・・・・・・」



三川艦隊編2



南西鎮守府  -マルゴーマルマル-  ~執務室~



南西提督「ふぅ・・・これで昨日の分は終わり・・・まったく・・・これだけの量を徹夜してまでやったんだから。今日ぐらいサボったってバチはあたらないわよね・・・よし、今日は一日中寝ましょう!!」



蒼龍「だめですよ」



南西提督「・・・蒼龍・・・なんで今日に限ってこんなに早いのよ・・・」



蒼龍「提督が夜中まで執務してるからです。夜中に起きてトイレから戻る途中で部屋の明かりに気づいた物で・・・ちなみに私も寝てませんよ?」



南西提督「はぁ?なんで寝ないのよ。」



蒼龍「秘書艦である私が、提督ががんばっているのに寝ているわけにはいきませんから」



南西提督「・・・はぁ、良い秘書艦に恵まれたのかどうなのか・・・」



蒼龍「ほら・・・朝食作ってありますから。どうせ何も食べずに執務してたんでしょうから、ちょっと早いですが朝食ですよ」



南西提督「むぅ・・・ありがとう・・・でも、私ほんとに眠いの。お願いだから食べ終わったら少しだけ寝かせてくれない?」



蒼龍「はぁ・・・わかりました。それでは食べ終わったら一時間ほど寝てください。後ほど起こしに来ますから」



南西提督「ふぅ、ありがとう・・・うん、おいしいわね。挿すが私の秘書艦だけあるわね」



蒼龍「それはどうも」ニコ



・・・



南西提督「ふう・・・それじゃ私すこし寝るから。後で起こしに来てね」



蒼龍「はいはい、わかりました」



蒼龍「・・・私も仮眠しようかしら・・・」



・・・



   -マルハチマルマル-  ~五航戦部屋~



蒼龍「・・・うん、そろそろ起こしに行こうかしらね・・・」



飛龍「あ、おはよー蒼龍」



蒼龍「あらおはよう。珍しいね。こんな時間に飛龍が起きるなんて」



飛龍「私だって早起き位するわよ。それより、提督起こしに行かなくていいの?」



蒼龍「起こしに行くわよ、ほんとはさっき寝たんだけどね。昨日は徹夜で報告書を書いてたから、さっき寝たばっかなのよね」



飛龍「え、そうなんだ。じゃあ私も提督を一緒に起こしに行こうっと」



蒼龍「別に良いけど・・・それこそ珍しいわね。何の風の吹き回しかしら?」



飛龍「な!失礼な!ただ単に提督の顔が見たいだけですよー、あの美人だしさぁ。寝顔をを目に焼き付けて置かないと」



         ~執務室前廊下~



蒼龍「まぁ、あの比とが美人なのは認めるわ。ほんとに綺麗だし」



飛龍「ホントだよね!この前足柄さんが羨ましがってたよ」



蒼龍「いっそ、あの人の顔に落書きしてやろうかしら・・・」



飛龍「あれあれ?もしかして蒼龍も羨ましいのかな?なーんてね・・・あ、ここね」



蒼龍「もう起きてるかな」



飛龍「寝顔がみたいからねー、どうか起きてませんように!!・・・失礼しまー」ガチャ



       -マルハチヒトニ-



ドゴーン!!!!!!!!!!!



蒼龍「・・・ゴホッ・・・な、何・・・?」



飛龍「・・・何でドアを開けたら爆発するのよ・・・」



蒼龍「・・・提督は・・・?・・・提督!」



南西提督「・・・うぅ・・・」



蒼龍「よかった、無事ね・・・なんでいきなり爆発なんか・・・」



南西提督「うぅ・・・蒼龍?・・・いったいなんだって急に爆発なんか起きたの・・・?」



飛龍「・・・!!・・・蒼龍、あそこ!敵襲!?」



蒼龍「な!・・・なんでこんな近くまでに深海棲艦が・・・!?」



南西提督「いけない・・・飛龍、今すぐ警報を、机の裏にあるわ・・・蒼龍、悪いけど私を司令室まで運んでもらえるかしら?・・・」



飛龍「は、はい・・・これね」ピッ



ウ~~~~~~・・・・ウ~~~~~~~~~~



蒼龍「提督、大丈夫ですか!?」



南西提督「うぅ・・・右足が思うように動かないわ・・・」



ドゴーーーーーーーーーーンバラバラバラバラバラバラ・・・・ドゴーーーーーーーーン



南西提督「・・・どんどん攻撃されている。飛行機までいるわね・・・はやく離れよう、爆撃されるわよ!飛龍、もうここはいいから今すぐにでも出撃可能な者がいたら誰でも良い、引き連れて応戦を!!」



飛龍「はい!」



蒼龍「提督!司令室へ行きます!」



          ~司令室~



南西提督「大淀!大淀はいる!?」



大淀「はい、大淀いつでも出撃できます!」



南西提督「出撃の前に大本営に緊急連絡を!」



大淀「わかりました」



飛龍「提督、今戦えるものはこれだけです!」



蒼龍「は?なにこれ、少なすぎるでしょ!何、他の子はまだ寝てるの!?」



飛龍「これでもまだいい方よ、他の子達は奇襲によって大破してしまってる子がほとんどなんだから」



南西提督「現存勢力は摩耶、北上、伊勢、武蔵、日向、祥鳳、鳳翔、隼鷹、飛鷹、神通、那珂、川内、吹雪、白雪・・・」



蒼龍「いくらなんでも少なすぎるよ・・・一気に攻め込まれたら・・・」



南西提督「・・・いや、もうこれで行くしかない・・・敵の勢力を分かる者はいないかしら?・・・いないか・・・仕方ない、緊急編成よ。摩耶、あなたは屋上で対空警戒だ。蒼龍、飛龍、武蔵、伊勢、日向、貴方たちは最前線で敵に接触、勢力の高い敵から撃破していってちょうだい。祥鳳、隼鷹、飛鷹は後衛で敵を艦載機で遊撃、神通、川内、那珂の三人は動き回ってを撹乱して。攻撃は最小限にとどめて。あとの二人。吹雪と白雪は、負傷している子達の避難と、状況に応じての戦線に弾薬補給をお願い」



一同「はい!」



大淀「提督!大本営からの返信です。ここから北東500キロ地点にあるウルカ鎮守府より援軍を派遣すると事です。ただし、到着時刻は早くてもヒトロクマルマル頃だと言うことです。そして、随時敵勢力が分かり次第データを連絡してほしいとの事です」



南西提督「・・・くっそ、もう自分たちで何とかするしかない。わかった、皆無線機は着けているわね?悪いけど、戦闘中も敵の勢力が分かり次第各員、無線機を通じ、大淀に伝えてくれ。」



一同「ハッ!」



南西提督「よし!皆の武運長久を祈る!こんなところで死ぬわけには行かないわ!!防衛線よ!!」



三川艦隊編3



       ーヒトヨンマルマルー ~航路~



三川艦隊‘s「・・・」



天龍「なぁ、古鷹・・・」



古鷹「はい・・・」



天龍「何か?お前の相棒の加古は最近ロケット燃料でも積んだのか?」



古鷹「いえ、そんなことはないと思います・・・」



鳥海「でもあの速さはどう考えてもおかしいです」



青葉「目に見える速度で追い抜いて行きましたね・・・」



衣笠「何がどうなってるの、加古・・・」



         ~回想 5分前~



衣笠「ふう・・・ちょうどここらへんであと半分ね」



青葉「うぅー、青葉、少し疲れました」



古鷹「まぁ、少し戦闘もありましたけど、ほとんど無傷なだけでも、よしと考えましょう」



鳥海「着くころには夜戦でしょうか」



天龍「よっしゃー!夜戦はまかせとけ!」



加古「・・・」



衣笠「じゃあみんなこのまま単縦陣を形成!このまま南西鎮守府まで向かう・・うわ!!」



加古「!!!!」



衣笠「ちょ、ちょっと加古!陣形を崩さないでちゃんと並んでって、何で先走ってって、ちょ、はや!!」



古鷹「加古!どこ行くの!」



鳥海「加古さん!戻ってきてください!」



天龍「オイ!加古!何してんだ!って・・・おいなんだあいつ!速過ぎるぞ!」



衣笠「ちょっと!加古戻ってきてよ!お願いだから陣形に戻ってきてよぉぉぉぉぉ!」



・・・・・~回想終了~



天龍「てなわけだが」



古鷹「加古、どうしちゃったんだろう・・・いつもはあんな作戦行動を乱す子じゃないんだけど・・・」



鳥海「・・・とにかく、無線で提督に伝えないと」



衣笠「え、えぇ、そうね・・・あーあー、ウルカ鎮守府作戦司令本部、応答願います」



【大淀】「こちら、ウルカ鎮守府作戦司令部」



衣笠「こちら、三川艦隊旗艦「衣笠」問題発生、問題発生」



【大淀】「どうしましたか?」



衣笠「南西鎮守府へ航行中、三川艦隊僚艦、「加古」が突如艦隊を離脱、原因は不明、速度推測50ノット以上の速度で南西方向へ離脱しました。島風より速かったですよ」



【大淀】「・・・?少し待っていてください。」



三川艦隊「・・・」



【提督】「あー三川艦隊へ、こちら提督、そのまま南西鎮守府へ航行を続けるんだ。もし航行中に加古を発見した場合はそのまま合流し南西鎮守府へ向かってくれ。南西鎮守府で発見した場合、無線に報告、もし見つけられなかった場合、そのまま南西鎮守府の敵掃討作戦を開始してくれ」



衣笠「待ってください、加古に無線は繋がらないんですか?」



【提督】「駄目だ、今も大淀が交信を試しているが、一向に繋がる気配が無い。もし繋がったらすぐそちらに知らせる。もし無事だったら帰ってきたらあいつはおしおきだな。数が足りなくなって少しきつくなるだろうが、がんばってくれ」



衣笠「了解、このまま航行を続けます」



天龍「まじかよ、加古のやつ何してんだ」



古鷹「わからないけど・・・今はもう南西鎮守府に急ごう」



鳥海「そうですね・・・もしかしたら、勝手に1人でおっ始めてるかも・・・」



衣笠「だったらぐずぐずしていられないわね!急ぎましょう!」



三川艦隊‘s「はい!」



           ~30分後~ -ヒトヨンサンマル-



衣笠「・・・なにこれ」



天龍「なんでこんなに深海棲艦が・・・」



青葉「・・・倒されてるんでしょう・・・」



三川艦隊‘s「・・・」



古鷹「もしかしてだけど・・・加古?」



衣笠「え?・・・いやいや、見る限りでも深海戦艦20は倒されてるよ?さすがに加古1人でやれるとは思えないけど・・・」



鳥海「そうですよね・・・もしかしたらどっかの鎮守府の艦隊が倒したのかも・・・」



衣笠「うん・・・そう考えた方がどちらかというと自然だよね。だって戦艦タ級が4体も倒れてるし」



青葉「ここはアイアンボトムサウンドですか・・・」



天龍「うぅ・・・気味悪いな・・・はやくここの海域を抜けようぜ」



         ~更に30分後~  ーヒトゴマルマルー



古鷹「・・・?何か浮いてますね・・・これ・・・あ!」



鳥海「・・・?布ですね?」



天龍「なんだ、どこにでもあるような布だな、ま、こんな広い海なら、なにかが一つや二つ流されててもおかしくはないんじゃないか?」



古鷹「ちがうの!・・・これ、私と同じ制服のリボンだよ・・・」



衣笠「え!・・・じゃあもしかして、加古はここを通ったってことだよね・・・」



鳥海「・・・やっぱり南西鎮守府に向かってるみたいですね。私たちも急ぎましょう」



                ー南西鎮守府サイド 司令室 Realー



南西提督「くそ、敵の攻撃が激しさを増す一方だわ!援軍はまだ来ないの!?」



武蔵「提督!もうだめだ!沿岸付近まで詰め寄られてる!倒しても倒してもあいつらまだまだいるぞ!」



吹雪「提督!資材庫も、弾薬がもうすぐで尽きます!」



隼鷹「こっちも艦載機が無くなってしまったよ、もう飛ばせる飛行機がない!」



南西提督「鎮守府も崩壊しだしている・・・万事休す・・・!!」



蒼龍「提督・・・私、どこまででもお供いたします!」



飛龍「・・・提督!わたしだって!提督とならどこまでも行くわよ!」



伊勢「・・・まぁ、やるだけのことはやったし・・・後悔はしないよね・・・」



日向「まぁ・・・そうなるな・・・」



南西提督「・・・あなたたち・・・」



白雪「提督・うっうぅ・・・わた、私も・・ぐす・・・提督となら・・ひ、ひく・こ、怖くないです・・・」



南西提督「白雪・・・ごめんね・・ほら、おいで・・・そうだよね・・・やっぱ怖いよね・・・大丈夫、皆いる、皆いるから・・・みんな、もっと近くによっておいで、大丈夫、みんな一緒だ、一緒だから・・・!ほら、みんなで手を握ろう」



武蔵「・・・提督・・・私は・・・お前は提督でよかったと、心から思ってる。ここで死のうと来世ではまた会える事を強く願う。今度は軍艦としてではなく、ちゃんとした「人間」として!」



南西提督「武蔵・・・わたしもだ、おまえだけじゃない、私はここのみんなと出会えてほんとによかったよ、楽しかったよ!最高だった!!!みんな!ありがとう!!」



蒼龍「・・・!爆撃機、こちらに向かってきます!」



        「・・・!!」



三川艦隊編 最終



             ドーン!!



南西提督「・・・」



南西艦娘‘s「・・・・・?」



南西提督「・・・なんだ、ここは既にあの世か・・・?」



蒼龍「・・・いや・・・提督・・・爆撃機・・・撃墜されています・・・」



南西提督「何?・・・撃墜だなんて・・・それに、外の様子もおかしい。砲撃が鳴り止んでいる・・・撤退したか?」



大淀「・・・いや、提督・・・敵はまだうじゃうじゃいます・・・ただ」



南西提督「どうした」



大淀「新しい勢力が出現しました」



南西提督「何!援軍が到着したか!!」



大淀「いえ・・・あれは援軍と呼べる物では・・・」



南西提督「・・・?何?もったいぶらずに教えなさい」



大淀「・・・新勢力・・・重巡洋艦古鷹型2番艦加古・・・1隻のみです・・・」



南西提督「・・・は?・・・言っている意味が分からないわ」



               ~遡る事、少し前~ ーウルカ鎮守府サイド 食堂(修復中)ー



瑞鶴「はぁ・・・」



加賀「どうしたのかしら、ため息などついて」



瑞鶴「だって、片付けても片付けても全然終わらないんですもん・・・食堂の掃除!!」



加賀「仕方ないわ、私たちで捲いた種だもの、自業自得よ」



瑞鶴「はぁ~、こんなことなら、もっとはやく加賀先輩に告白すればよかったなぁ~」



加賀「・・・」



瑞鶴「先輩?」



加賀「瑞鶴、あまりそういうことは口にしないで頂戴」



瑞鶴「え・・・何故です?」



加賀「・・・これでも結構恥ずかしいからよ」



瑞鶴「・・・加賀先輩」



加賀「・・・何かしら?」



瑞鶴「可愛すぎですよぉぉぉぉぉぉぉ!!」



加賀「きゃ!ちょっと、急に抱きつかないで!・・・それと瑞鶴?」



瑞鶴「はい、なんですか?先輩」



加賀「二人っきりの時ぐらいは・・・呼び捨てにしてほしいわ。あとタメでも構わないから」



瑞鶴「・・・~~///!!はい!・・・加賀先輩!!」



加賀「・・・」



瑞鶴「あ~・・・え~・・・加賀・・・」



加賀「よろしい」



瑞鶴「加賀!」



加賀「がっつきすぎよ」



瑞鶴「えへへ、ごめんごめん」



加賀「ふう・・・あら、なにかしら」



瑞鶴「・・・何か騒がしい声が聞こえますね」



提督「まだ加古と無線は繋がらんのか!」



大淀「駄目です、無線の電波自体繋がってないか、無線機が壊れてる可能性があります」



提督「加古との連絡手段は絶たれたと言う事か、はやく衣笠たちと合流してくれればいいのだが・・・ん、お前ら食堂で何してる・・・って、ここは食堂か」



加賀「あら、提督。わたしたちは食堂を破壊してしまったから修復作業中です」



瑞鶴「提督も何をそんなに急いでるの?」



提督「南西鎮守府に援軍として三川艦隊を送ったのだが、航行中に僚艦の加古が三川艦隊を離脱してしまったらしい」



大淀「旗艦の衣笠によると、ここから南西鎮守府への航路の途中で単艦離脱したとの事です。方向は南西鎮守府方面、速度は推定50ノット以上」



瑞鶴「50ノット!!?提督、加古に改装でロケットエンジンでも積んだの?」



提督「さあな、だがうちの鎮守府に固体燃料なんて物はない」



加賀「妙ですね、勝手な行動をするにしても、重巡でそれだけの速さが出るとは思えません」



提督「あぁ・・・あぁ、やっぱり不安要素が大目に動き出してくれたよ。」



加賀「不安要素?何かしら」



提督「あいつ、現役時代・・・昔は三川艦隊として第一次ソロモン海戦で活躍してただろ?その際、戦闘地域から帰投途中で撃沈されたのは知っているか?」



加賀「えぇ、そのことなら瑞鶴からきいたわ」



提督「それでだ、もし、昔の記憶をトラウマとして残しているなら、向こうで発狂してしまったりしないのだろうか・・・ってな、もしくは戦意喪失、まぁ、発狂して敵味方問わず攻撃してしまうなら、まだ戦意喪失の方が良いが・・・」



大淀「しかし、単艦離脱は想定外でした。早急に何か手を打たなければ、昔の二の舞になってしまいます・・・」



提督「そのとおり、まぁそれが50ノット以上の速度が出せる因果関係はしらんが、どっちにしろこのままで加古があぶない。最低でも、1人で南西鎮守府に向かっていない事を祈るばかりだ」



加賀「わかりました、ではもし行方不明となってしまった場合は、私たち空母を捜索艦隊として編成してください」



提督「・・・?あぁ、わかった。じゃああとでな、自分は大本営を通じて南西鎮守府の状況も確認しないといかん」



瑞鶴「あぁうん、がんばってね。どうせ自分の出番ないだろうし」



提督「おう・・・あぁ、そうだ二人とも」



加賀「・・・?」



提督「喋ってる間、ずっと手をつないでるなんて、何かいい事あったのか?さっきの加賀の「私たち空母を」ってのも気にかかるが・・・まぁいい、じゃあな」



加賀・瑞鶴「」



大淀「ふふ・・瑞鶴さん、うまくいったんですね。それでは」



加賀「・・・瑞鶴?」



瑞鶴「は・・・はい、なんでしょうか・・・加賀先輩」



加賀「私は気にしないわよ」



瑞鶴「ごめんなさ・・・!!・・・え?」



加賀「いいわ、修復が終わったら、みんなに見せびらかすつもりで手をつないで鎮守府内を歩きましょう」



瑞鶴「・・・うん!」



          ー南西鎮守府サイド 司令室 Realー



南西提督「・・・言ってる意味が分からないわ、大淀」



大淀「重巡洋艦加古が、単艦で深海棲艦のど真ん中に立っています・・・」



武蔵「・・・何しているんだあいつは・・・!おい!おまえそこで何突っ立ってるんだ!!死にたいのか!死ぬぞ!早く逃げろ!おい!!!」



蒼龍「あの子何してるのよ!早く逃げなさいよ!轟沈するわよ!!」



南西提督「無理だ・・・あんなに距離が離れていて声が届くわけが無い・・・しかもあの子・・・所々服が破けてて小破状態じゃない」



摩耶「・・・おい、助太刀しようぜ提督、ここで助けに来た仲間がむざむざを沈むのを見ているわけにはいかねぇだろ・・・」



南西提督「・・・無理よ。あの数じゃどうやっても返り撃ちにされるわ」



摩耶「それでも助けなきゃならないだろ!」



南西提督「・・・」



大淀「・・・提督」



南西提督「ん?どうした」



大淀「私は・・・」



南西鎮守府「・・・どうしたの?」



大淀「・・・私は、ここを、南西鎮守府を放棄する事を進言します」



南西提督「・・・」



摩耶「・・・おい、言ってる意味がわかんねぇぞ。ここを放棄なんてどう言う意味だ」



大淀「今なら、あの子、加古さんが敵の気を引いています。それならば、今の内にここを放棄し、深海棲艦が侵略できない奥地へ撤退するべきです」



摩耶「だから意味がわかんねぇって言ってんだ!!何でここを放棄する必要があるんだよ!それに、お前はあの加古を見殺しにする気か!」



大淀「加古さんに悪いですが、それで私たちは生き残れます!少しでも!戦力を残せると言うのなら!ここは撤退すべきです!そして、いずれ反撃をできる日を待つべきです!」



摩耶「てめぇふざけんな!それでも日本国の軍艦か!仲間を目の前にして見殺しにして、はい残念だったね、でも仕方の無かった事なんだよ。とでも沈んで言った仲間たちに言うつもりか!」



南西提督「摩耶落ち着いて!武蔵、摩耶を大淀から切り離して」



武蔵「おい、やめないか!今は仲間割れしている状況じゃない!!」



摩耶「武蔵姉ぇ離してくれ!このやろう一発ぶん殴ってやる!」



大淀「・・・」



摩耶「ふーっ!ふーっ!」



大淀「いいです・・・一緒にここを撤退するなら、私のことをいくらでも殴ってくれたって構いません、でも今は、冷静になって勢力は温存すべきです。そして援軍がきたら、一緒に大本営に行って、報告をして、いずれここを取り返しましょうよ・・・!!」



摩耶「・・・」



南西提督「・・・武蔵、離してあげて」



武蔵「・・・摩耶、落ち着いたか・・・」



摩耶「・・・大淀・・・ちげぇよ・・・」



大淀「えっ?」



武蔵「??」



摩耶「ちげぇんだよ!!」



大淀「」ビクッ!



摩耶「私だって・・・私だって撤退したいに決まってんだろ・・・」



艦娘‘s「・・・」



摩耶「私だって・・・私だって・・・今すぐにでもここを放棄して逃げ出してぇよ・・・怖いに決まってんだろ、死にたくないに決まってんだ・・・」



大淀「・・・摩耶さん・・・」



摩耶「でもよ!!・・・う・ぅ・・そ・・そ・・・そんなことしたら・・よ・・・先人たちに・・・か、顔向け・・う・・・ヒック・・・出来ないだろぉがよ・・・」



摩耶「死ぬ気で国を守って・・・・・うぅ・・・死ぬ気で敵を倒して・・・ヒック・・・死ぬ気で・・・・死ぬ気で・・う・・い、生きようとして・・・ごほ・・・それでも・・・二度と祖国の、ヒック・・地を・・踏む事すら叶わなかった・・・ヒック・・・先人たちに・・・うぅ・・・・う・・・う・・・どんな顔すれば・・うぅ・・い・・いいんだよぉ・・・」



南西提督「摩耶」



摩耶「なぁていと・・・く・・・うぅ・・・どうしたら・・いい?・・・こえぇよ・・・逃げ出してぇよ・・・ひ・・ひ・・・し・・・死にたくねぇよ・・・ヒック・・・じに‘‘だぐ・・・ね‘‘え‘‘よ‘‘ぉぉぉぉぉぉぉ!!!」



南西提督「摩耶もういい!!」



摩耶「う・・う・・・うぅ・・・・・でも・・・でも、やらなきゃな・・・ひっく・・・先人たちに・・う・うぅ・・・敵に立ち向かって・・・戦死したと・・・ひっく・・・誉れだと・・・言われなきゃならねぇんだ・・・」



摩耶「大淀・・・分かってる、お前の言ってる事は・・・ひっく・・・正しいんだ・・・提督・・・みんな・・・わ、私だけ置いて撤退してくれよ」



武蔵「摩耶・・・!お前何言って!」



南西提督「・・・わかったわ」



武蔵「!!提督もなにを言っている!気でも触れたか!!」



南西提督「わが艦隊はこれより支援艦隊を緊急編成し、重巡洋艦古鷹型2番艦加古の支援援護を行う。尚、艤装が破損してしまっている者、航行不可能な者に関しては、陸上より通常兵器にて対空対艦双方の支援攻撃を行う」



武蔵「な・・・」



南西提督「どうしたのかしら、はやく出撃準備よ!敵は待ってはくれないわ!!」



武蔵「・・・は、はは」



艦娘‘s「は!!」



摩耶「・・・提督・・・なんで・・・なんで撤退しないんだよ・・・」



南西提督「・・・先人たちに誉れだと言われてみたくなっただけ、それだけよ。はっ、いいじゃない、私も国のために死にたくなってきたわ。国を守りたい思う気持ちは・・・決して恥では無い」



摩耶「提督・・・ありがとう」



大淀「摩耶さん・・・」



摩耶「大淀・・・」



大淀「・・・ごめんなさい」



摩耶「・・・気にすんな!お前は間違っちゃいないんだ、お前の志も、私の志も、ベクトルが違うだけで、最終的に思っている事は一緒なんだ・・・ほら、お前もいくぞ!今度は無線士じゃなくて戦闘員として参加だ!」



大淀「・・・はい!!」



                 ー南西鎮守府サイド 鎮守府港湾 Realー



加古「・・・あぁ、間一髪だったなぁ・・・あの爆撃機の爆弾が落とされてたら、もうこの鎮守府は終わってたなぁ・・・」



加古「・・・あぁ、あたし加古ってんだー・・・深海棲艦のみなさんさぁ・・・よくまぁ、ここまでここの鎮守府を破壊しつくしてくれたねぇ」



加古「今のあたしね・・・すっごい気分がいいんだ・・・まるで昔の三川艦隊のようでさぁ・・・懐かしいな・・・三川艦隊・・・あのとき皆で戦闘直前に士気高揚しまくってたなぁ・・・お姉ちゃんなんて戦艦を撃沈するぞって張り切っていたなぁ・・・」



加古「・・・あぁごめんごめん、ちょっと自分の世界に入りきっちゃってた・・・まぁ・・・深海棲艦の皆さんからしたら、敵がど真ん中にやってきたって訳だよね」



加古「大丈夫だよぉ・・・痛く無いようにしてあげるからぁ」



深海棲艦‘s「ガチャ・・・ガチャガチャ・・・チャプ・・・・・・・・・チャプ」



加古「さて・・・三川艦隊の仲間が来る前にちゃちゃっとやっちゃおうかぁ・・・」



深海棲艦‘s「・・・・ガチャガチャ・・・・ガチャガチャガチャ・・・・・・・」


































































































































             加古「沈めてやるよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」





             深海棲艦‘s「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



                    ー南西鎮守府サイド 屋上 Realー



武蔵「・・・!!提督!加古の方でも戦闘が始まったぞ!」



南西提督「よし、武蔵はこれにどんどん弾を入れちゃって。果たして敵に効くか分からないけど当たれば敵を一瞬ぐらい動きを止める事は出来るでしょう」



武蔵「提督・・・なんで迫撃砲がこんなに大量にあるんだ・・・?」



南西提督「陸の奴らが置いていったやつだ。武器庫には陸の武器がまだまだあるぞ。M2ブローニングを4つ取り付けた陸上特製の対空機銃に、AT4やパンツァーファウスト、ジャベリンやターミネーター、ヘルファイアにパトリオットだってなんでもござれだ。」



武蔵「なんでこんなに・・・」



南西提督「半分は私の趣味だ、大本営にお願いして取り寄せてもらった。本当はこの鎮守府が陸からの攻撃に備えて、陸警隊(※海上自衛隊の基地警備隊)の装備としても導入したんだが、いやー昔に比べて武器の事では規制がゆるくなったよ」



武蔵「は、はは・・・提督らしい・・・」



南西提督「さぁて、これが本当に私たちの最後の防衛線だよ。援軍が到着するまで最後ぐらい死ぬ気でしてみよう!!」



武蔵「あぁ!」



                    ー三川艦隊サイド Realー



天龍「あー、やっと俺たちのでばn」



衣笠「やめなさいメタ話は!!」



古鷹「でも、今が南西鎮守府まで7/10ってところですね」



青葉「そうですね、南西鎮守府無事だと良いんですけど」



古鷹「・・・」



衣笠「・・・やっぱり、加古が気になる?」



古鷹「・・・うん、今どこで何してるのかな・・・無線も繋がらないし・・・ほんとに姉を心配させてくれますよね!!」



天龍「くよくよしたってしょうが無いぜ。自分たちには無事である事を祈るだけだ」



古鷹「・・・うん、分かってはいるんだけど・・・やっぱりたったひとりの妹だから」



衣笠(・・・もし・・・もしだけど・・・もし、自分が急にいなくなったとして、青葉は自分の事を心配してくれるのかなぁ)



青葉「・・・どうしました?何をじっと私を見てるんですか?」



衣笠(でも、加古の場合は三川艦隊の作戦終了後に1人だけ撃沈しちゃったから、加古が1人になるとまた

どこかでやられてるのかもしれない・・・確かに心配になるのもわかる)



青葉「あれー?衣笠ー?」



衣笠(でも、青葉もお姉ちゃんだし・・・少しは自分がいなくなったときぐらい心配はしてくれるよね・・・?)



青葉「衣笠!!」



衣笠「・・・わ!!」



青葉「わ!!びっくりしました・・・どうしたの?急に大声上げて」



衣笠「え、あ、いや、別になんでもないよ。ちょっと考え事してただけだから!」



青葉「・・・?ふーん、まぁいいですけど。」



鳥海「・・・!!敵艦隊見ユ!!・・・な、数が多すぎる!」



衣笠「・・・・なっ・・・!!みんな、輪形陣!!」



天龍「・・・??おい、あの敵艦隊、おかしくないか?」



衣笠「え?・・・ん?」



鳥海「・・・私たちには気づいているようですが、相手にしようとはしませんね」



古鷹「・・・!!もしかして、南西鎮守府に向かっているのかも!!」



天龍「だとすると・・・あれは応援か!!」



衣笠「ならヤバイよ。応援であの数なんて、あいつらを追いかけなくちゃ!それではやいところ自分たちも南西鎮守府へ向かおう!!」



                     ー南西鎮守府サイド 屋上ー



武蔵「提督・・・あの加古・・・なんかおかしくないか・・・?」



南西提督「なんかこの状況下で戦っている事を楽しんでいるようにも見える」



武蔵「それより問題なのは移動速度だ。あいつ、速過ぎるぞ・・・」



南西提督「なんなのあの速さは?大本営の特殊な訓練でも受けているのか」



武蔵「それ故に、敵に一気に近づいて砲撃しているな・・・あの加古は二水戦のつもりか?」



南西提督「・・・案外間違いでもないかもね」



武蔵「・・・?どういうことだ?」



南西提督「・・・知らないの?加古は本当は川内型4番艦として妹になる予定だったのよ?」



武蔵「あいつ元々軽巡洋艦だったのか?」



南西提督「だけどワシントン軍縮会議の影響で、加古は重巡になったの。『加古』と言う名前は加古川からきているのよ?そして、川の名前からつけられる船は、当時は軽巡洋艦のみだったわ。川内川とか神通川、那珂川とかね」



武蔵「・・・なるほど・・・ところであいつかなりの強さだな。自分たちが手を貸さなくてもほとんど1人で倒してしまってるぞ」



南西提督「えぇ、それさっきから気になってたわ。それにほとんどの深海棲艦が加古を倒す事に躍起になっていてこっちのことは気にしてないみたいね」



武蔵「それでもこっち側に艦載機がちらほら飛んできているがな」



南西提督「爆撃機は摩耶が特製M2対空機銃使ってるから大丈夫だろう」



摩耶「オラァァァ!!」ドドドドドドド





                      ー南西鎮守府サイド 南西鎮守府港湾 Realー



戦艦タ級「・・・!!」



加古「ひ・・ひひひひひ・・・・あーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっははっは!!!!」



加古「た、楽しい・・・!!敵を倒すのが・・・殺すのが・・・壊すのが!!こんなに楽しい事だったなんてさ!!!」



加古「も・・・もっとぉ・・・壊したいぃ・・・」



加古「ひひひひ・・・あはははははははは!!!!!!!!」



駆逐二級「!!」ドン



雷重チ級「!」パシュ



重巡リ級「!!!」ッドン!



加古「がぁあああ!壊れろよ!!!お前らは全員壊れろ!!」ガシッ



重巡リ級「!」



加古「ほら口あけろ、鉛弾くれてやるよぉ・・・・ほらあけろ、開けろあけロアケロ」



重巡リ級「・・・ガッ!!!」フルフル



加古「」ニィ          ドン



                     ー南西鎮守府サイド 屋上 Realー



武蔵「提督!援軍が来たぞ!だがその前を敵の応援がこちらへ向かってきている!」



提督「よし、救難信号の発炎筒に火をつけて」



武蔵「救難信号・・・この赤いのか!」



提督「違う!それは敵味方識別用よ!こんなところで付けたら砲撃がこっちに飛んでくるわよ!このオレンジ色をつけて」



武蔵「わ、分かった」



                     ー三川艦隊 南西鎮守府港湾前 Realー



衣笠「もうちょいで追いつくのに・・・あ、南西鎮守府よ!」



鳥海「煙が出ていますね・・・オレンジ色、救難信号です!」



古鷹「はやくあの応援を撃退しなきゃ、数が多すぎるよ!!」



天龍「そんな事言っても、あいつらもなかなかの速さで・・・くっそもうちょいだってのに、鎮守府港湾に、戦闘区域に入るぞ!」



衣笠「単縦陣展開!」



古鷹「・・・見えているだけでも港湾も深海棲艦が多すぎるよ・・・」



天龍「泣き言は言ってられないぜ、いくぞぉ!」



青葉「秒読み開始します!10、9、8」



青葉「7、6、5!」



青葉「4、3、2!」



青葉「1!」



青葉「0!」



衣笠「・・・!きゃあ!・・・」



天龍「うお!・・・なんだ、前の応援のやつら、いきなり爆発したぞ・・・」



鳥海「鎮守府の残存艦隊の抵抗でしょうか、でも鎮守府もぼろぼろですよ・・・」



古鷹「・・・加古?・・・加古!!」



衣笠「え?・・・あ!加古!やっぱり南西鎮守府に来てたわね!」



天龍「単艦突撃だなんて何考えてるんだあいつは!衣笠さん、はやくいこう」



衣笠「えぇ、これより敵の殲滅作戦及び、南西鎮守府の救出作戦を開始します!」



                  ー南西鎮守府 屋上 Realー



提督「あぶないあぶない・・・蒼龍が爆撃機飛ばしてくれて無かったら新しい応援の進入を許してたわ・・・」



武蔵「敵の応援も半分以上撃沈できたな・・・これで援軍の足がかりができた」



提督「あとは援軍に何とかしてもらおう、皆!中に入って!」



艦娘‘s「はい!!」



                  ー南西鎮守府 港湾 Realー



加古「・・・あー・・・三川艦隊の皆もやっと来たんだぁ?」



衣笠「三川艦隊到着!」



天龍「おい加古!お前何考えてんだ!単艦突撃だなんてばかげてる!死にたいのかよ!」



鳥海「天龍さん!怒りたい気持ちは分かりますが抑えてください!今は殲滅作戦で・・」



古鷹「鳥海さん!あぶない!」



雷重チ級「!!!」



鳥海「え・・?きゃあ!」



加古「邪魔」ガシッ



雷重チ級「!!?・・・!!!!」ゴポゴポポポ ジタバタ



加古「・・・」



雷重「!!?・・・!!??・・!・・・」ごぽ・・・ごぽ・・・ガクッ、バシャッ



加古「・・・人が喋ってるのに横入りは駄目だよね~?」



天龍「・・・お、おい・・・加古・・・?」



加古「・・・」



加古「・・・なに~?・・・天龍?」



天龍「」ゾクッ



加古「・・・?さぁ、ほら、残りの敵を殲滅しようよ!ほとんど私が倒しちゃったからさぁ、あとはら楽だと思うよ?戦艦とか空母は私が全部倒しちゃったし」



衣笠「え・・・えぇそうね・・・倒しちゃいましょう」



加古「・・・じゃあ自分はちょっと鎮守府の中を見てくるね~、生存確認もしないといけないし」



古鷹「・・・加古・・・」



加古「ん?何、お姉ちゃん」



加古「・・・いや、何でもない」



加古「・・・?じゃあいってくるね~」



三川艦隊「・・・」



                    ー南西鎮守府 司令室 Realー



提督「むぅ、援軍の子達、上手くやってくれてるわね。敵がどんどん少なくなっていくわ」



蒼龍「ほんとに肝が冷えました。今回ばかりはホントに駄目かと」



武蔵「そうだな、この武蔵、本気で死を覚悟したぞ」



提督「まぁ、ほとんど倒したのはあの重巡の子なんだけどね」



武蔵「そいつはちょっと気になるがな、まぁ自分は深くは聞かん・・・」



                    ー南西鎮守府 トイレ Realー



加古「オエェェェェェ・・・っふう、はぁはぁはぁ・・・」



加古「くそ・・・くそくそくそ・・・」



加古「なんだって私はあんなことを・・・」



鏡の中の加古?「なにぃ?壊す事が楽しいと思った事?」



加古「・・・」



鏡の中の加古?「いいじゃんいいじゃんいいじゃん!もっと壊しちゃおうよ!!楽しかったんでしょ!?」



加古「うるさい」



鏡の中の加古?「快感だったよね!敵の口の中に主砲突っ込んでさ!あいつの顔ぶっ飛んでだよ!」



加古「うるさい!」



鏡の中の加古?「力任せにさぁ、軽巡の装甲を引っ剥がしたら血がたくさん流れてきたもんね!ぐちゃぐちゃぁってさ、いい音だったよなぁ!!」



加古「黙れって言ってるんだよ!!」



鏡の中の加古?「しかも雷重の首を思い切り締めたりもしたよねぇ、ほら見てよ、こんな風にさ!!こんな風に思い切り笑いながらさ!!」



加古「・・・なんで私今も笑ってるんだよぉ・・・」



加古「大丈夫、なんもおかしくないよ。楽しいんだよね。壊す喜びを覚えちゃったもんね。もっと壊そうよ」



加古「・・・いやにきまってるだろ・・・」



加古「ちょうど生存確認にいくんだからさ、助けを待ってる仲間たちもやっちゃおうよ、絶望するだろうなぁ、でもそれも見てるだけで楽しくなるよ!」



加古「・・・」



加古「想像してみてって!駆逐の子の腕を思い切り引きちぎってさぁ、戦艦のお腹にでかい風穴をあけて、終わりにここの提督の首を思い切り締めるんだよ、でもすぐに死んじゃったら詰まらないから、ぎりぎりに、ほんとぎりぎりに息が出来る程度に締めるんだよ、絶望の顔をするだろうなぁ、息が出来ても体には空気が行き渡らないから、すごく苦しいだろうなぁ、そんでもってずっとやっていると尿便垂れ流しになるんだよ・・・・そしたら部屋を血で染めちゃってさ、綺麗な部屋になるよ!」



加古「私は・・・私はここの鎮守府の救出に来たんだ・・・三川艦隊の仲間と一緒に・・・」



加古「そうだ!その三川艦隊もやっちゃおうよ!!帰投したら自分以外は撃沈してしまいました。って言えば大丈夫だよ!!」



加古「私は・・・」



加古「もういいじゃん、楽しいと思っちゃったんでしょ?素直になってごらんよ」



加古「素直に・・・」



加古「そう素直に、一度正直になっちゃうともう何も考える必要は無いんだよ。ただただ、全てを破壊しつくしてしまえば良いだけだよ」



加古「正直・・・ひ・・・ひひ」



加古「ほうら・・・もう大丈夫・・・何も考える必要はないんだよ・・・辛かったよね、あの時・・・自分だけ潜水艦の攻撃を受けてさぁ、せっかくの勝利だったのに・・・憎いよね、敵が・・・あのときは皆で今日こそ戦艦を撃沈するぞって活きこんでたのにね・・・」



加古「ひひ・・・ひひひひ・・かっはっはっは・・・・」



加古「全てを壊し尽くしちゃおうよ、全てを、敵も、味方も、仲間も、提督も、全部全部全部全部!ねぇ・・!」パァン



加古「・・・ごふっ・・・・何が全てを壊し尽くしちゃおうだ・・・冗談じゃない・・・例え全部壊しつくしても・・・自分だけは壊せないよ・・・」



加古「・・・」



加古「私は救出にきた、敵だけを倒しに来た、それで帰投して、みんなの顔を見て、また今日も帰ってこれたと感謝して、そのあと入渠ドッグでお風呂に入って、晩飯を食べた後、夜は古鷹と馬鹿話をして談笑するつもりなんだ・・・」



加古「・・・」



加古「確かに、今日私は・・・壊す事を楽しんでたよ、そう楽しかった。すっごく楽しかった。ずっと続けばなぁと思ったよ」



加古「だったらさぁ」



加古「でもやっぱり駄目だ、さっき三川艦隊の皆を見たとき、これは駄目だと思った。なぜかは分からない。でもこれだけは駄目だと」



加古「・・・」



加古「・・・やっぱ、みんなといると安心するんだろうなぁ・・・それだけの理由かもしれない・・・自分の仲間が艦隊が自分のせいで壊滅だなんてまったく笑えないしね」



加古「だからさ、やっぱ帰りたいんだ、皆のところに。確かに敵は憎い、今すぐにでも滅ぼしたい、こんな戦の世なんて早く終わればいいのに、とも思う・・・」



加古「やっぱそれは仲間がいるから出来るんだよ。やっぱ仲間はいたら楽しいし、馬鹿みたいに騒げる、いやな事があれば愚痴を聞いてもらう事も出来る」



加古「それに、私にとって三川艦隊のみんなも姉妹みたいなものだから、壊すなんて無理だ」



加古「三川艦隊のみんなとなら、戦果はいつもより出せる気がする。もっとがんばれる気がする。敵をたくさん倒して、戦果を上げれたら帰投した後、三川艦隊のみんなだけで小さな乾杯するんだよ。全てを壊しつくす事より、そっちの方が絶対楽しい気がするんだ!そう思わないか!」



加古「・・・」



加古「・・・ふふ、私は鏡に向かって何1人ごとを言ってるんだろう・・・っく・・・少し・・・きついかなぁ・・・急所は外しても・・・やっぱりお腹に撃ったは痛いものは痛いよなぁ、今ので大破かな・・・まぁ、もともと戦闘で中破しちゃってたし・・・よし・・・生存確認にいこう!」



                     ー南西鎮守府 港湾 Realー



衣笠「・・・やったわ!敵が撤退して行く!」



天龍「はぁはぁはぁ・・・やっとお帰りなさったか・・・」



鳥海「まぁ、加古がほとんど倒してくれたってのもあるんですけどね・・・」



古鷹「・・・そうだ・・・加古・・・加古に会わなきゃ」



衣笠「・・・さっき鎮守府の中に行ってから何の反応も無いわね・・・じゃあ私はちょっと疲れたから、ここでちょっと休憩しながら作戦本部に無線を入れた後に鎮守府内に向かうから、みんな先に行っててくれる?」



古鷹「わかりました」



鳥海「わかりました」



青葉「私も行きますね。何気に一番ダメージ少ないですし」



天龍「自分もここでちょっと休憩して行く、さすがに疲れた・・・」



青葉「あれぇ~世界水準超えてるんじゃないんですかぁ~?これぐらいで音を上げるだなんて、やっぱり軽巡は軽巡ですね」



天龍「ぶっとばすぞ!!ちょっと待てこら!逃げるなぁ!!おいまて、何をメモした?何をメモシテルンダァァァァ!!」



鳥海「ちょっと二人とも、走ったら転びますよ」



古鷹「はは、待ってください」



衣笠「ははは・・・ここら辺に座ろう・・・よいしょっと・・・あー、作戦本部?」



                  ーウルカ鎮守府 司令室 Realー



大淀「・・・!!提督、三川艦隊から無線が入りました。作戦は・・・成功との事です。僚艦の加古とも無事合流したとの事です」



提督「そ、そうか・・・よかったぁ・・・」



大淀「・・・そして、南西鎮守府なんですが、あまりにも破損が激しいとの事です。修復に半年はかかるかとのことですが、このまま三川艦隊を作戦終了のち、直ちに撤退させますか?」



提督「・・・うーん、そうだな・・・じゃあそちらに護衛艦隊を送る。そっちで出来る限りの補給、修復が完了しだい、南西鎮守府の提督、艦娘及び、妖精たちを全部、護衛艦隊とともに売るか鎮守府に疎開させてくれ、早くても一週間後になるだろうなぁ」



                  ー南西鎮守府 司令室 Realー



鳥海「お初にかかります、救出に参りました。ウルカ鎮守府三川艦隊所属の高雄型4番艦鳥海です」



天龍「て、天龍型1番艦、ててて、天龍だ」



青葉「青葉型重巡ののの!あ、青葉です!」



古鷹「古・・・鷹型の1番艦、・・・古鷹です・・・」



南西提督「・・・?どうしてみなさん縮こまっているのかしら?」



鳥海「すいません、他の鎮守府に行った事がなくて緊張してるんですよ、他の鎮守府の艦娘に会うのはこれが初めてなんですよ私たち」



                 ー南西鎮守府 司令室前廊下 2分前ー



天龍「お、ここが司令室か。多分他のところにはいなかったし、みんなここだな」



青葉「鎮守府の作りは私たちの鎮守府と同じなんですね」



古鷹「変わっていると言えば、小物等や家具の位置が違ったり程度ですね」



鳥海「ふふ、さぁ入りましょう。そういえば私、他の鎮守府の子に会うの初めてなのよね。ふふ、どんな子がいるのかしら」



天龍「・・・」



青葉「・・・」



古鷹「・・・」



鳥海「・・・?みんなどうしたの?」



天龍「おい鳥海!先に行ってくれよ!俺駄目だ!」



鳥海「え、えぇ!?」



青葉「わ、私もちょっと率先してちょっとー・・・」



鳥海「あ、青葉さんも!?」



古鷹「わ、私もちょっと恥ずかしくなってきました・・・///」



鳥海「古鷹さんも!!?・・・はぁ、わかりました。じゃああとから付いてきてくださいね」



                ー南西鎮守府 司令室 Realー



鳥海「・・・といわけなんです・・・」



南西提督「は、はぁ・・・それより数が1人足りないのでは?確かに5人で来てたと思いますが・・・」



鳥海「あぁ、旗艦の衣笠は、作戦本部に無線を入れた後にすぐ来ると思います」



天龍(おい古鷹見ろよ、大和型の2番艦、武蔵がいるぞ)ヒソヒソ



古鷹(本当です・・・結構露出高いんですね・・・)ヒソヒソ



青葉(武蔵さんであれだけの露出となると・・・大和さんもあんな感じなのでしょうか?)ヒソヒソ



提督「総員敬礼!」ピシッ



天龍「へ!?あ、は、はい!!」



古鷹「は、ひゃい!」



青葉「わわわ!」



鳥海「・・・あなたたち、聞いていなかったでしょう・・・」ッピ



南西提督「・・・ふふ、よっぽど緊張しているな。いいんだ、ここでは無理に気を使わなくて良い。どうせうちのやつらも気楽に喋っているさ」ッピ



青葉「は、はぁ・・・それでは」



古鷹「あ・・・あの、じゃあ聞きたい事があるんですがいいですか?」



南西提督「あら、なにかしら?」



古鷹「あの、加古を見ませんでしたか?」



南西提督「加古?あの子もあなた達の仲間だったの?単艦で来てたからてっきりどっかの流浪者かと思ってたけど・・・いいえ見てはいないわ」



古鷹「そうですか・・・」



衣笠「青葉型重巡、衣笠登場よ!!ってのはいいんだけど、やっぱりいた!!ちょっと古鷹手伝って!」



古鷹「え、急にどうしたんですか?って、衣笠さん、なんで加古を担いでいるんですか!?」



衣笠「ここに来る途中で見つけたのよ!えーっと、どこかに応急処置できるところないかしら?左わき腹から血がたくさん流れてるの!」



南西提督「む、いかん。入渠ドッグは全部壊されたから、私の仮眠室でもいいなら案内しよう」



衣笠「だれだか知らないけどありがとう!ほら古鷹も来て!」



古鷹「え、う、うん」



・・・



蒼龍「あなたたち」



天龍「へ、あ、は、はい!」



蒼龍「今回はほんとに助かったわ。あなたたちがいなければ、今頃私たちはこの世にいなかったでしょう・・・改めて礼を言います。本当にありがとうございます」



青葉「え、いえいえ!そそそ、そんな仲間が危機に迫っていたら、助けるのは当たり前ですから!」



武蔵「いや、本当に危なかったんだ。私からも礼を言う。本当にありがとう!」



天龍「え、いや、いややめてください!武蔵さんに頭を下げてもらうなんてそんな!」



鳥海「・・・ふふふ、あら・・・」



摩耶「鳥海・・・」



鳥海「姉さん!・・・といっても、”ここ”の摩耶さんですね・・・」



摩耶「あぁ・・・お前のところにも私はいるのか?」



鳥海「えぇ・・・少し怒りっぽいですが」



摩耶「っぷ・・・なんだそりゃ、私と変わんないじゃないか」



鳥海「えぇ、変わんないんですよ、ふふ・・・あら、麻耶さん、目が赤いですが何かあったんですが?」



摩耶「これか?・・これは・・・なんでもない!」



大淀「自身を赤裸々に告白したんですよね~」



摩耶「うおっ!大淀か・・・あ、大淀てめぇ言ったらぶっ飛ばすぞ!!」



大淀「えー何をでしょうか?」



摩耶「てめぇしらばっくれてんじゃねーぞ!!」



大淀「怖いですー、鳥海さん助けてくださーい」



鳥海「・・・・ふふ、ほんとにうちのお姉さんに似てる・・・」



                    ーウルカ鎮守府 仮眠室 Realー



南西提督「ここだ」



衣笠「ありがとうございます!・・・っよっこらせ!」



古鷹「加古!加古!大丈夫!!」



加古「・・・あぁ、古鷹姉ぇ・・・ちょっと、血を流しすぎてみたいで・・・」



南西提督「だったら喋らない方がいい。すぐに処置してやるから」



古鷹「加古!死んじゃいやだからね!絶対一緒に帰るからね!!」



加古「・・・う・・・、わ、分かったから・・・今は・・・死ぬほど寝かせ・・・て・・・」



衣笠「古鷹、古鷹!圧迫してるから!」



古鷹「あ・・・ごめんね・・・」



南西提督「・・・それにしても、君が三川艦隊の旗艦衣笠?」



衣笠「あ、はい・・・えーっとすいません、どちら様でしょうか・・・?」



南西提督「わたしは、ここの提督よ」



衣笠「・・・えぇ!!提督さんでしたか!!先ほどはすいません!馴れ馴れしくしてしまい!!」



南西提督「いや、いいのよ。こんな状況下だもの。今ぐらい肩書きなんてどうでもいいわ」



衣笠「いえ・・・と言うよりも、まさか女性だとは思わなくて・・・てっきり私たちと同じ艦娘なのかと・・・」



南西提督「ははは・・・そんな事言うのはあなたが二度目よ」



衣笠「・・・前にも言われたことあるんですか?」



南西提督「秘書艦の蒼龍にね、建造した時に言われたのよ。「提督に会わせてもらえるかしら」って」



衣笠「そうだったんですか・・・ちょっとショックだったんじゃ・・・」



南西提督「そうでもないわよ。むしろ嬉しかったわ。艦娘にそんな事言われて」



衣笠「え、どうしてです」



南西提督「私は艦娘は好きなのよ、いつでもどこでも艦娘の事しか考えて無いわ。死ぬ時だってそう。死に場所は戦場で、みんなと一緒に死にたいわね」



衣笠「・・・艦娘想いなんですね」



南西提督「そうかしら?逆に煙たがられることもよくあるわよ」



衣笠「それでも・・・みんなあなたみたいな提督に想われて幸せなんだと想います」



南西提督「・・・ふふ、みんなが幸せなら私も幸せよ・・・さて、これからのことなんだけどどうなるの?ここ修復するの?」



衣笠「あ、は、はい。これからまたウルカ鎮守府より編成された護衛艦隊がこちらへ来ます。それから私たち三川艦隊は、ここで出来る限りの補給、修復。その後は、南西鎮守府全員、私たちと共に一度ウルカ鎮守府に一緒に来てもらいます。それから半年ほどかけて南西鎮守府を修復、そして修復が完了したら、南西鎮守府総員を南西鎮守府に戻します」



南西提督「そう、やっぱり一度ここを離れないといけないのね。しかも半年間か・・・まぁ、長い旅行だと想えば・・・」



衣笠「ウルカも楽しいところですよ」



南西提督「・・・ふふ、そうね。もっといろんな艦娘が見られるのかも。そう考えると楽しみが増えてきたわ・・・はい、これで処置は終わり」



古鷹「あ、ありがとうございます!」



南西提督「ふう、さて三川艦隊旗艦衣笠」



衣笠「は・・はっ!」



南西提督「助けてくれて本当にありがとう。今この場で礼を言うわ」ッピ!



衣笠「はい!」ッピ!



南西提督「・・・」



衣笠「・・・?」



南西提督「衣笠?ちょっとその状態でいてね?」



衣笠「?・・・は、はぁ・・・って、え!?あ、あの!!」



南西提督「あら?抱きしめられるのいやだったかしら?」



衣笠「い、いや!そういうのではなくて。た、ただちょっとびっくりしただけで!」



南西提督「あら?意外とウブなのね?・・・今のは軍人としての感謝じゃ無くて、私個人としての感謝よ。本当にありがとう・・・あ、古鷹ちゃんもいいかしら?」



古鷹「へ?は、あ、あの・・・はい」



南西提督「ふふ、ほんとにありがとう」ギュッ



加古「・・・き、衣笠・・・」



衣笠「あ、加古!大丈夫!疲れなてない?」



加古「自分は・・・大丈夫だけど・・ところであれ・・・南西提督には・・やらないの?」



衣笠「・・・あれ?」



加古「ほら・・・新聞・・・あれ生で見てみたいんだ・・・」



衣笠「・・・あっ!や、出来るわけないでしょ!」



南西提督「あら、なにかしら?ちょっと気になるわね」



古鷹「私も気になります。新聞ってなんですか?」



衣笠「いや、ほんとになんでもないです!なんでもないんです!」



加古「新聞・・・衣笠の口癖・・・みんなにばらされる・・・」



衣笠「あー!分かった!!分かった言うから!!」



南西提督「あら?何を言ってくれるのかしら?」



衣笠「あー・・・じゃあ南西提督さん・・・」



南西提督「?」



古鷹「?」












衣笠「・・・あんまり触ってると~触り返すぞ~!!」///












南西提督「・・・」



加古「・・・」カァ



古鷹「・・・」カァ



南西提督「・・・ねぇ衣笠?あなた私の艦隊に入らないかしら!?」



衣笠「違うんです!!これには訳があるんです!!」



南西提督「私こう見えてね。百合しか受け付けないの・・・だから艦娘と触れ合える提督になったのよ・・・だからテクニックには自信があるわ!!」シュル・・・



衣笠「ちょ!なんで服を脱がそうとするんですか!!」



武蔵「さすが三川艦隊の旗艦・・・百合属性の我が提督を手中に収めてしまうとは・・・」



蒼龍「わたし・・・提督を奪われちゃうかも・・・」



衣笠「きゃああああ!!武蔵さん!?蒼龍さん!?何故ここに!ていうか見ていないで助けてください!!」



青葉「青葉見ちゃいましたぁぁぁぁ!!」



天龍「衣笠の姉さん・・・さすが違う・・・」



鳥海「衣笠さん・・・///」



衣笠「ちょっと!?なんで皆もいるのよ!てか誰かたすけてぇぇぇぇぇ!!」



南西提督「大丈夫!ここは仮眠室だからベットはたくさんある!」シュルル・・・



衣笠「きゃ!ちょっと本当ですか!?本当にやる気ですか!!?・・・こら!青葉写真撮らないで!!」



武蔵「みんな、邪魔をしてはいけない。どれ加古は私が担ごう」



衣笠「わぁぁぁぁ!!みんな部屋から出て行かないでください!!」



南西提督「衣笠・・・ちゃん」



衣笠「助けてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」







その後、南西鎮守府全員の乗せた三川艦隊一向は、護衛艦共に南西鎮守府を向けて出発した

その中に、キラキラ状態の人間女性も1人乗っていた


                                       三川艦隊編 ~fin~


ドッキリ一航戦!!



                  ーウルカ鎮守府 食堂 Realー



加賀「突然だけど、ドッキリに協力してもらえないかしら?」



衣笠「・・・はぁ・・・」



青葉「珍しく食堂に来ていると想ったら・・・また急ですね。ドッキリだなんて」



加賀「あなたたちに会うのならば、食堂が一番会いやすいと想ったからよ」



衣笠「はぁ・・・まぁドッキリに協力するのは良いですけど・・・誰をターゲットにするんですか?」



加賀「・・・瑞鶴よ」



衣笠「ぶっ!・・・誰かと想えばまさかの瑞鶴さんですか」



青葉「何故?加賀さんは瑞鶴さんと仲良いじゃないですか」



加賀「そうね、あなたが南西鎮守府襲撃海戦から帰投してから、私と瑞鶴は一気に鎮守府の皆に認知されるほどの仲になったわ」



青葉「いやはは、もう二ヶ月以上経ってますし時効でいいじゃないですか・・・ほら人の噂も75日と言いますし・・・」



加賀「は?」



青葉「いやすいません、何でもないです」



衣笠「まぁそれはいいんですけど、何故今回ドッキリをしようと想ったんですか?」



加賀「可愛いからよ」



衣笠「」



青葉「」



加賀「可愛い以外に理由なんてないわ、ただ単に可愛いからよ。そしてもっと可愛い姿を見たいの」



衣笠「・・・イヤー、キョウノミソシルモオイシイデスネ」



青葉「ココノゴハンハナンドタベテモアキナイデスネ」



加賀「いやかしら?」



青葉「いやでは無いですが・・・」



衣笠「加賀さんって意外とSなんですねーっと・・・」



加賀「あら、私は昔も今もこんな感じよ」



衣笠(加賀さんの意外な一面を垣間見た気がする)



加賀「それに楽しそうじゃない?ドッキリって?」



青葉「それは否定しませんが・・・別に協力するのはいいですけど、プランはどうなってるんですか?」



加賀「決まって無いわ」



衣笠「え」



加賀「だからあなたたちに相談してるのよ、特に青葉、あなたはこう言うの好きでしょう?」



青葉「えぇ大好物ですが・・・え、まさか私がプランを考えるんですか!?」



加賀「いいじゃない、スクープのネタにもなるわよ・・・っと、噂をすれば来たわね」



瑞鶴「加賀せんぱーい!食堂に来るなんて珍しいですね!一緒に朝ごはん食べませんか!」



加賀「えぇそうしましょう・・・じゃあ二人ともよろしくね。」



瑞鶴「・・・?なにかあるんですか?」



加賀「いいえ、こっちの話しよ。さ、行きましょう」



衣笠「・・・恋人つなぎしてたね」



青葉「それだけでもスクープになりそうなんですけどね~・・・はぁ・・・衣笠も一緒に考えてくれますよね?」



衣笠「あ、私確か朝から演習の時間が組み込まれていt」