2017-08-02 16:25:11 更新

概要

これは数ある亜種聖杯戦争で起こった小さな群像劇であり、英雄譚である。


前書き

てなわけで予告をドーン!!と載せました。今後夏休みに入るので無事完結するよう頑張るぞい。
※注意、今回の作品にFATE作品の既存キャラが出ており、多少なりともキャラが違うかもしれませんがご了承ください。
見てくださると幸いです。


おはよう、こんにちは、こんばんは、masamasaです。

そんなわけで予告編をどうぞ


聖杯戦争、それは奇跡を願うための闘い、今宵もある亜種聖杯戦争が始まる。

これは1つの小さな群像劇であり、英雄譚である。


某時刻 日本 ある町


ある青年の願い


???「ここが今回の依頼があった聖杯戦争か」


???「・・・どうした、緊張してるのかい?」


???「そんなわけないよ、キャスター、時計塔の知り合いからまさか依頼があるとは思わなくてね」


???「おやおや、怖がってるのかい、坊や?」


???「坊やは余計だよ、けど正直怖いと思う、僕の実力じゃ大聖杯や中聖杯でも勝てないからさ」


???「それなのになんでこの依頼を引き受けたんだい?」


???「”今回の小規模聖杯戦争の安全な終結”、これを受けて無事終わらせれば仕事ももっと回ってくると思ったのもあるけど、・・・知り合いの子がいるのもあってね」


???「ほぉ、その子の事が心配だからなのかね」ニヨニヨ


???「まぁ、昔の知り合いってのもあるけど今その子セカンドオーナーを引き継いでるからさ、その子が悲しまないようにするために仕事を受けたってのもあるからさ」


???「ほぅ、そうかい、そうかい、じゃ、頑張んなきゃいけないね、坊や」


???「だから坊やって呼ぶのやめてよ、普通に名前かマスターで呼んでよ」


???「はっはっはっ、嫌だね、20年ちょいしか生きてない坊やを名前かマスター呼びなどするなんて、せめて何か手柄を立てたら呼んでやるさ、坊や」


???「・・・まぁ、悔しいけれどキャスターの方が年上だもんね、なら手柄立ててみせて絶対に認めてもらうよキャスター」


フリーランスの魔術使い/結城未来(ゆうき みらい)参戦


キャスター「そうかい、頑張ってこのレディーを認めさせてみな、坊や」


麗しの女性小説家/キャスター・???参戦


某時刻 ある屋敷


ある少女のプライド


???「・・・来てくれるよね、お兄さん?」


???「心配かい、マスター?」


???「ライダー」


ライダー「気持ちはわかる、まだ若いのにその歳でセカンドオーナーなんてなかなかにプレッシャーだろ」


???「・・・ライダーに何がわかるの、この辛さが」


ライダー「確かに君のすべてまでは知らない、けど私も昔期待や希望を民から懇願されてプレッシャーを得たものだ」


???「ごめん、ライダーだって昔の事で辛かったよね、当たり散らしてごめん」


ライダー「いいさ、不安なのはしょうがない何時起こるかもわからないしね」


???「ありがと、これって!!」


ライダー「どうした、マスター?」


???「誰か来たわ、警戒しといて、ライダー」


ライダー「もう来たか、さて王としての務めを果たそう、マスター私に力を貸してくれないか」


???「当り前よ、私はセカンドオーナーよ、この町を守るために私の方こそライダーの力が必要だわ」


ライダー「いい感じだよ、さっきよりよっぽど気持ちが明るくてとてもいい」


???「ありがとう、ライダー、とりあえず様子見からね」


若きセカンドオーナー/宝城美香(ほうじょう みか)参戦


ライダー「とりあえずいい人ならいいのだがな」


民に裏切られた神罰を下されし王/ライダー・???参戦


某時刻 ある屋敷の前


ある男の生きざま


???「・・・さて行くかアーチャー。セカンドオーナーに挨拶しなきゃな」


アーチャー「あぁ、挨拶は大事だからな」


???「行くぞ!!」


武術を磨く男/城之内武留(じょうのうち たける)参戦


???「おぅ、俺はマスターのその熱い所好きだぜ」


勇敢なる弓の英雄/アーチャー・???参戦


某時刻 ある裏路地


ある女の願望


???「・・・なるほどそういう感じであるか、マスター」


???「あぁ、私は今回の聖杯戦争で金が欲しい、ある程度遊べる大金がな、セイバー」


セイバー「にしても私を召喚するとは何か作戦でもあるのですか、いくらセイバーといえども私は大英雄とまでは呼ばれる存在ではないので」


???「いんにゃ、単純に仕事仲間からもらえた礼装を使ったらあんたが召喚されたんだよ、セイバー」


セイバー「・・・まさかそんな考えなしに召喚するとは呆れましたぞマスター」


???「いんにゃ、別に考えなしてわけじゃないさ、ある程度三騎士、それもセイバーで性格が合うやつを呼べたのはラッキーさ」


セイバー「ラ、ラッキーですか」


???「そうさ、俺、めっちゃ運いいから、なんとかなるっしょ」


幸運な裏の情報屋/九条霧子(くじょう きりこ)参戦


セイバー「そ、そうですか(大丈夫かのこのマスター、悪い女性ではないが)」


熟練の老騎士/セイバー・???参戦


某時刻 ある家の部屋


ある少年の想い


???「・・・参加しなきゃ駄目だよね?」


???「駄目に決まってんでしょうが、隠れてたって結局この家壊れちゃうよ」


???「そ、それは嫌だ、けど怖いんだランサー」


ランサー「あんたねー、そんな弱気じゃ女性の心、ましてや私のハートもズキューン!!て来ないわよ」


???「べ、別に今そんなこと関係ないだろ、てか何でランサーそんな表現知ってるの?」


ランサー「関係ない、そんなことはない、てかあんたが暗いとこっちも暗くなるからもっと楽しいこと考えなさいよ、ヘタレ」


???「うっ、ご、ごめん、ヘタレで」ガクッ


ランサー「もう、そういう所直してやるわ、この聖杯戦争中にね」


平安の撫子武士/ランサー・???参戦


???(・・・別にそんなのいいのに、僕は落ちこぼれだから)


劣等生な退魔士/桐ヶ谷拓斗(きりがや たくと)参戦


ランサー(この少年、劣等感が強すぎる、何があってこうなってしまったんだ、それに私にはわかる、この少年は力を隠している、なぜ隠してるんだ?)


某時刻 この町の協会


ある執事の救済 ある出来損ないの魔女の怒り


監督役「ぐはっ!!」


???「ふん、弱いな、これが魔術師か、弱すぎる」


監督役「ち、ちくしょう、何だお前ら、何してるのかわかってるのか、こんなことしたら時計塔がどう思うか」


???「・・・目障りね、ヴァン、黙らして」


ヴァン「仰せのままに我が主よ」


グシャッ


監督役「ガッ(な、何でだよ俺この仕事なら余裕で稼げるって聞いたのに)」


バタン!!


ヴァン「・・・いいのですか、こんな風にしてしまって」


???「いいのよ、どうせ後から人形にして利用するから」


ヴァン「そうでございますか、それで我が主よ、今後はどういうプランで?」


???「どういうプランて、一つしかないわ」


ヴァン「では、今こそ」


???「全魔術師を私のこの魔眼で支配する、そして私を無価値に思ったあの腐った時計塔の奴らを始末する」


ヴァン「素晴らしいプランでございます、我が主よ、この私を拾ってくれたことを心から感謝します」


???「ありがとう、これからもこの魔女のために協力してね、ヴァン」


???(そう、私にはヴァンがいればいい、この私を無意味だとあざ笑うあいつらなんてもういらない、お父様、お母様、ごめんなさい、私はこの世界を愛せません、だから私に不要な物は全て私の思い通りにして見せる、この支配者の魔眼で!!)


出来損ないの魔女?/マリナ・キルシュタイン参戦


ヴァン(・・・我が主、いえお嬢様、私ではあなたの心を救うことができなかった、私がもっと初めに気が付けばお嬢様の心は傷つかずに済んだはずだ、すみません、お嬢様のご夫妻よ、許してください、私は救えなかった、彼女を私は救えなかった、だからこそ迷っております、このまま彼女の手を赤く染めてもいいのでしょうか、私はまだ迷っている、彼女の怒りはわかる、けどさせてもいいのか・・・)


元傭兵の執事/ヴァン・キルシュタイン参戦


ある教会の近く


???「・・・どうでもいいや、僕には何にも関係ないからね」


鏡の暗殺者/アサシン・???参戦


???「?????????????」


最も恐ろしいウイルス/バーサカー・???参戦


ここに七陣営、14人が集った、聖杯戦争が開始される、これは数ある中の一つの聖杯戦争であり、ある小さな群像劇であり、英雄譚である


聖杯戦争シリーズ番外編~ある小さな群像英雄譚~






















後書き

今後もお楽しみに。


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