小町「お兄ちゃん、勝負だよ!」 八幡「はい?」
八幡、由比ヶ浜、雪ノ下そして一色とカードキャピタルでバトスピをしてから、数日後…
奉仕部に八幡の妹、小町が突然訪ねてきた…
各キャラクターの口調が違うかもしれません
また私のバトスピについての知識が間違っているかも知れません。あらかじめご了承ください
尚、カードの効果説明時の声はCV諏訪部順一さんでお願いします
八幡がバトスピを始め、由比ヶ浜と雪ノ下そして一色とバトスピで勝負をしてから数日が経った。あれから一色は生徒会の仕事の息抜きと称してサボりに奉仕部に来てはバトスピをやるようなっていた。そして八幡はより一層バトスピにハマっていた…そんなある日の放課後…
ガラッ!
由比ヶ浜・雪ノ下・八幡「「「ビクッ!」」」
小町「お兄ちゃん勝負だよ!」
八幡「はい?」
雪ノ下「小町さん、まずはノックをしてから入ってくれないかしら」
小町「すいません雪乃さん…次からそうしますね」
八幡「小町、いきなりウチの高校に来ては何だ?勝負って何だ?」
小町「勝負って言ったらこれだよ!」バッ
八幡「デッキケース?まさか小町お前…」
小町「そうだよお兄ちゃん…バトスピでだよ!」
由比ヶ浜「小町ちゃんもバトスピやってるんだ〜今度一緒にバトスピやろう〜」
小町「えぇ〜もちろんやりましょう」
雪ノ下「小町さん、貴女受験に向けての勉強は大丈夫なのかしら?」
八幡「(確かにそうだ。小町は総武高を受けるつもりだ。総武高はそこそこの進学校で小町の学力では少し危うい…そのためいつも夜な夜な勉強しているのだが…)」
小町「い、いや〜時には休憩も必要ですからね…」
雪ノ下「そう…」
八幡「俺もそうやって休憩してたら何もしなくなったな」
小町「小町はお兄ちゃんちゃんと違うからちゃんと休憩したらちゃんとやるの」
八幡「(泣いていい…)」
八幡「とにかく、何でバトスピやるんだ?」
小町「それはね、お兄ちゃん…小町はいつも受験勉強で忙しいのです…だけど、お父さんとお母さんは仕事で家に中々いません…そこで小町が家の家事をやっています…」
小町「でも、ついに小町も疲れて来たのです…しかしだよお兄ちゃん!全てをお兄ちゃんに任せてもダメだから、そこで小町考えました!お兄ちゃんが今ハマっているバトスピで小町が勝負をして勝ったらお兄ちゃんは小町の言うことを聞いてもらいます!」
八幡「つまり、俺が負ければいいんだな」
小町「それじゃあ…面白くないでしょお兄ちゃん…」
八幡「ん?」
小町「小町は言いましたよ、今は休憩中だと…休憩中には気分転換が必要なのです…つまり!バトスピをガチでやらないと小町は気分転換が出来ないのです」
八幡「要するにだ…小町は休みたい…だが俺に全てを任せるのは不安…そこでバトスピで決めてやる…だけど八百長ではなく真剣にバトルしたい…と、これであってるのか?」
小町「ん〜そんな感じかな」
雪ノ下「だとしたら、2人でお互いの仕事を負担すれば効率は良いと思うのだけれども」
由比ヶ浜「そうだよ、小町ちゃんやりたく無い仕事は全部ヒッキーにやらせれば良いんだよ」
八幡「おい、由比ヶ浜。俺が出来るのは小学生レベルの家事しかできないがそれで良いのか?」
小町「結衣さん、雪乃さんちょっと来てください」グイッ
雪ノ下「ちょっと小町さん、引っ張らないでちょうだい」
由比ヶ浜「こ、小町ちゃん?ど、どうしたの?」
小町は2人を教室の隅に連れて行った
小町「良いですか結衣さん、雪乃さん。私が言ったことは全て嘘なんですよ」コソコソ
由比ヶ浜「え!うs…」
小町「結衣さん、声が大きいです!」コソコソ
由比ヶ浜「ご、ごめん…」
雪ノ下「それで比企谷くんに嘘をつく必要なのは何故かしら?」
小町「それはですね、雪乃さん、私がバトスピでお兄ちゃんで勝ったらお兄ちゃんには小町のお願いを聴くと言いましたよね」
由比ヶ浜「そういえばそんなこと言ってたね〜」
雪ノ下「それが何か?」
小町「そのお願いを結衣さんと雪乃さんと一緒に出掛けるにするんですよ」コソコソ
由比ヶ浜「な、何を言ってるの小町ちゃん!」
雪ノ下「そ、そうよ、小町さん。なぜ、私があの男と一緒に出掛けなければならないのかしら。第一私は…」
小町「良いんですよ、結衣さん、雪乃さん…小町には分かるのです…ですから小町にお任せあれ〜」
八幡「(小町は由比ヶ浜と雪ノ下を部室の隅に連れて行き何やら話しているようだ…)」
小町「ほらお兄ちゃんもボーッとしてないでバトスピできるように机くっつけて」
八幡「あ、あぁ…」
八幡は小町に言われように、部室の机を向かえ合わせるようにした。
お互い向かい合わせに座り、デッキをシャッフルし、お互いコアを9個取りライフに5個、リザーブに4個置いた
小町「さぁ〜お兄ちゃんやるよ〜」
八幡「望むとこだ…また新しく構築したデッキを試したかったから丁度良い…」
雪ノ下「まだ話は終わってないのだけれども…」
由比ヶ浜「というか、ヒッキーまた新しいデッキ組んだの?」
第1ターン
小町「先攻は小町から行くよ〜スタートステップ、確かぁ1ターン目はコアステップは無いから、ドローステップ」
小町「(小町の手札にはスピリットが3枚にネクサスが1枚、ブレイブが1枚…ここはスピリットを出してお兄ちゃんの攻撃を防ぐのが1番かな)」
小町「メインステップ、『アンモナイツ』をレベル1と『オートマチックガンナー』をレベル2で召喚だよ」
『アンモナイツ』はコスト1で軽減シンボルが1のため、最初にこのスピリットを出したため、コアを1つ支払い召喚した。レベル1でBP1000
『オートマチックガンナー』はコスト1で軽減シンボル1。小町のフィールドには白のシンボルが1個あるためノーコストで召喚した。レベル2 でBP3000
雪ノ下「小町さんは白を使うのね」
小町「さぁどうでしょうね」ニヤニヤ
由比ヶ浜「どういうこと?」
小町「アタックステップはないからターンエンドだよ」
第2ターン
八幡「(あの顔はブラフか?しかし、今は八百長無しでバトルしなきゃいけないから、やるだけやるか…)」
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ」
2ターン目以降からコアステップがあるため、八幡はボイドからコア1つをリザーブに置き、八幡のリザーブにはコアが5つある
八幡「(小町のフィールドにはスピリットが2体…俺の手札にはスピリットが3枚、ブレイブが2枚か…ここは後のためにシンボルを出しておくか…)」
八幡「メインステップ、『カメレオプス』をレベル1で召喚だ」
『カメレオプス』はコスト3で軽減シンボル2 あるが八幡のフィールドには赤の軽減シンボルが無いためコア3つを支払い召喚した
レベル1でBP2000
八幡「(あくまでこいつは軽減シンボル確保のためだ。アタックは無しだな)」
八幡「アタックステップは何もせずにターンエンドだ」
雪ノ下「また赤を中心にしたデッキかしら」
由比ヶ浜「また赤なんだ」
八幡「今は、な…」
由比ヶ浜「?」
第3ターン
小町「小町のターンだよ。スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
小町のトラッシュにあるコア1つをリザーブに戻し、コアステップの1つを合わせて2つある
小町「(どうしよ…出せるカードが無い…)」
小町「メインステップ…『アンモナイツ』にコア2つを追加してレベル3にアップだよ」
『アンモナイツ』はレベル3でBP4000
小町「(ここでアタックしてもお兄ちゃんのコアを増やすだけ…なら)」
小町「ターンエンドだよ」
第4ターン
八幡「事故か?」
小町「言うわけないでしょ〜」
八幡「さいですか…スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにあるコア3つをリザーブに戻し、コアステップの1つを合わせて4つある
八幡「メインステップ、『ダンデラビット』を召喚。召喚時効果でボイドからコア1つをリザーブへ…さらに『カメレオプス』にボイドからコアを1つ乗せることが出来る…」
雪ノ下「コアブーストね…」
由比ヶ浜「ねぇゆきのん。どうしてヒッキーの『カメレオプス』にボイドからコア一個乗せられたの?」
雪ノ下「それはね…」
緑のスピリット『ダンデラビット』はコスト3で軽減シンボルが1ある。だが八幡のフィールドには緑のシンボルが無いためコア3つを支払い召喚した。
また『ダンデラビット』の召喚時効果
ボイドからコア1個を自分のリザーブに置く。さらに、ボイドからコア1個を、このスピリット以外の系統『星魂』を持つスピリットを持つ自分のスピリット1体の上に置く という効果を持っている。八幡のフィールドには第2ターン目に出した『カメレオプス』は系統『星魂』を持っているため、『ダンデラビット』の効果にあたる。そのため八幡のリザーブにコア1つと『カメレオプス』の上にコア1つ増えた。八幡は合計2つのコアを増やすことができた
由比ヶ浜「あぁ〜そう言うことね〜」
小町「やるね〜お兄ちゃん」
八幡「まっ、こうでもしないと後々大変だからな」
八幡「まだメインステップだからな、効果で増えたコア1つを『カメレオプス』に乗せてレベル2 へ上げる」
レベル2 でBP5000
八幡「アタックステップは何もせずターンエンドだ」
雪ノ下「まずは小町さんの出方を見るのかしら」
第5ターン
小町「小町のターン、スタートステップ、コアステップ、ドローステップ」
小町のトラッシュにはコアが無いため、リフレッシュステップは飛ばした。またコアステップの1つと元々あったコアを合わせて2つある
小町「メインステップだよ。まずは『アンモナイツ』のコアが1個になるようにするよ。小町も後のことを考えてコアを増やすよ。『要塞蟲ラルバ』を召喚だよ。召喚時効果で『アンモナイツ』と『オートマチックガンナー』にボイドからコアを1つずつ乗せるね」
八幡「コアブーストか…」
緑のスピリット『要塞蟲ラルバ』はコスト4軽減シンボルが緑が2、白が1ある。小町のフィールドには白のシンボルが1つ以上あるためコアを3つ支払い召喚した。レベル1でBP3000 また『要塞蟲ラルバ』の召喚時効果 ボイドからコア1個ずつを、自分の白のスピリット2体に置く 効果を持っている。小町のフィールドには白のスピリットが2体いるため、ボイドからコアを合計2つを各スピリットに置いた
さらに『アンモナイツ』と『オートマチックガンナー』に乗せられているコアが1つ増えたため自動的にレベル2 に上がった 2体ともレベル2でBP3000
由比ヶ浜「小町ちゃんも緑もスピリットを入れてたんだね〜」
雪ノ下「と言うことは小町さんのキーカードはそれだけコストが高いのかもしれないわね」
小町「ギクッ!そ、それはどうでしょうね〜」
小町「(雪ノ下さん、余計ななこと言わないで下さい!)」
八幡「で、どうすんだ?アタックするのか?」
小町「あぁ…そうだったそうだった、アタックステップだよ。『アンモナイツ』でアタックするよ」
八幡「(『アンモナイツ』のBPは3000か…ブロックしていいがここはコアを増やすか…)」
八幡「ライフで受ける」
八幡の残りライフ4
ライフのコアはリザーブへ移動される
雪ノ下「わざとコアを増やす作戦ね…」
八幡「(だから雪ノ下さん、俺の作戦バラさないでもらえないですか…)」
小町「またアタックしてもいいけどここはターンエンドだよ」
第6ターン
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにある、コアステップの1つとライフで受けた1つと元々あったコア1つを合わせて6つある
八幡「(そろそろ動くか…)」
八幡「メインステップ、『カメレオプス』に乗っているコアが1つになるようにして『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』を召喚だ…」
由比ヶ浜「あれ?ヒッキーそのスピリット出すのにコア足りないよ?」
雪ノ下「いいえ、由比ヶ浜さん比企谷くんは間違って無いわよ」
由比ヶ浜「え?なんで?」
『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』はコスト7で赤の軽減シンボルが4つある。本来なら八幡はコアは6個支払い召喚しなければならないが、八幡が先に出していた『カメレオプス』の効果 『自分のメインステップ時』自分がコスト7以上のスピリットカードを召喚するとき、このスピリットに赤のシンボル2つを追加する 効果を持っている。『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』はコスト7のため、この効果が発揮される。そのため今『カメレオプス』のシンボルは赤のシンボルが3つあることになるため八幡はコアを4つ支払い召喚した レベル2 でBP8000
由比ヶ浜「おぉ〜十二宮Xレアだ〜」
雪ノ下「…不味いわね…次のターン比企谷くんは小町さんの必ずライフを1つ削れてしまうわ…」
由比ヶ浜「え、なんで?」
雪ノ下「見ていれば分かるわ…」
八幡「アタックステップに入るぞ…『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』でアタック。さらに『激突』持ちだから必ずブロックしろよ」
『激突』とは相手は可能ならば必ずブロックしなくてはいけない効果を持っている。そのため小町は必ずブロックしなくてはならない
小町「『要塞蟲ラルバ』でブロックだよ」
八幡がアタックした『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』はレベル2でBP8000 対して小町の『要塞蟲ラルバ』はレベル1でBP3000
よって小町の『要塞蟲ラルバ』は破壊される
八幡「ターンエンドだ」
第7ターン
小町「やるね〜お兄ちゃん、でも小町だって負けないよ〜スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
小町のトラッシュにあるコア3つをリザーブに戻し、破壊されたスピリットに乗っていたコア1つとコアステップの1つを合わせて5つある
小町「メインステップ、2体のスピリット上のコアが1つになるようにして、もう一体『要塞蟲ラルバ』をレベル2で召喚だよ」
八幡「またコアブーストか…」
小町「召喚時効果で2体の白のスピリットにボイドからコア1つずつ乗せるね」
小町は『要塞蟲ラルバ』の効果によりコア2つが増えた レベル2でBP5000
小町「さらにネクサス『蟲招く妖花の塔』を配置するよ」
緑のネクサス『蟲招く妖花の塔』はコスト4で緑の軽減シンボルが2つある。小町のフィールドには緑のシンボルが1つあるためコアを3つ支払い配置した
小町「ここは守りを固めてターンエンドだよ」
第8ターン
八幡「(俺の手札には『刃狼ベオ・ウルフ』がある…もしコイツを『ドラゴニック・タウラス』に合体して、レベル3でアタックしたら間違いなく小町は負ける…小町には悪いがここはもう少し小町とのバトルを楽しむか…)」
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにあるコア4つをリザーブに戻し、コアステップの1つを合わせて5つある 疲労していた『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』は回復した
八幡「メインステップ、マジック『リバイブドロー』を使用する。俺はデッキから2枚ドローする効果を選ぶ…」
赤のマジック『リバイブドロー』はコスト4で赤の軽減シンボルが1つある。八幡のフィールドには赤のシンボルが1つ以上あるためコア3つを支払い使用した 効果は自分のデッキから2枚ドローする。または自分のトラッシュにあるスピリットカード1枚を手札に戻す 八幡はドローする効果を選んだ
八幡「さらに『ドラゴニック・タウラス』にコア2個を追加してレベル3に上げる」
レベル3でBP10000
八幡「アタックステップ、『ドラゴニックタウラス』でアタック。『激突』だ」
小町「それじゃあ小町は『アンモナイツ』でブロックするよ」
八幡「『ドラゴニック・タウラス』のアタック時効果発揮だ」
小町「ふぇ?」
『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』レベル2 、3『このスピリットのアタック時効果』
相手のスピリットがブロックしたときそのスピリットとシンボルの数を比べる。そのスピリットより多いシンボル1つにつき、相手のライフのコア1個を相手のリザーブに置く効果を持っている。
さらに『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』レベル3『このスピリットアタック時効果』
このスピリットの効果でシンボルを比べるとき系統『神星』『光導』を持つ自分のスピリット1体につき、このスピリットに赤のシンボルを1つを追加する 効果を持っている。この効果は『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』自身にも適応されるため、今の『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』のシンボルは2つあることになっている。よって小町のライフを1つリザーブに移動させる
小町の残りライフ4
さらに小町がブロックしている『アンモナイツ』はBP3000 対して八幡がアタックしている『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』はBP10000 よって小町の『アンモナイツ』は破壊される 破壊されたスピリットのコアはリザーブへ移動する
由比ヶ浜「ブロックしたのにライフ削られちゃった!」
雪ノ下「流石十二宮Xレア…恐ろしい効果ね…」
小町「ぐぬぬぬ…やるねお兄ちゃん…」
八幡「まぁな…」
八幡「残りはブロッカーにするか…ターンエンドだ」
第9ターン
小町「(ムムム…小町の手札にはキーカードとなるカードが来てない…このまま行けば確実に負ける…お願い来て…)」
小町「小町のターン、スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
小町「(いいカードが来たよ〜)」
小町のトラッシュにあるコア5つをリザーブに戻し、破壊されたスピリットに乗っていたコア2つとライフで受けたコア1つとコアステップの1つを合わせて9つある
由比ヶ浜「わぁ〜小町ちゃんのリザーブにコアがいっぱいだ〜」
雪ノ下「これが緑属性が得意とするコアブーストね…」
小町「メインステップ、全てのスピリット上のコアが1つになるようにして『アルティメット・ラグナ・ロック』をいきなりレベル5で召喚しちゃうよ」
『アルティメット・ラグナ・ロック』はコスト8で軽減シンボルが緑が2 白が2 アルティメットシンボルが2ある。本来なら緑のシンボルが2つ、白のシンボルが1つのためコアを5つ支払い召喚するが小町はコアを4つ支払い召喚した レベル5でBP29000
由比ヶ浜「あれ?小町ちゃん、召喚コスト間違ってるよ?」
小町「それが間違ってないんですよね〜結衣さん」
由比ヶ浜「え?」
小町が先に出していた『オートマチックガンナー』は『スピリットソウル:白』を持っている 『スピリットソウル』とは、自分がアルティメットを召喚するとき、このスピリットにこのスピリットと同じシンボルを追加する
この場合『オートマチックガンナー』の『スピリットソウル:白』は白のシンボルを1つ追加する
小町「『アルティメット・ラグナ・ロック』召喚時効果でお兄ちゃんのスピリットを全て疲労!さらに、小町の手札にある緑か白のスピリット/アルティメットをノーコストで召喚出来るから、小町は『ダンデラビット』を召喚するね、あっ、コアが足りないから『オートマチックガンナー』を破壊してコアを確保だよ〜『ダンデラビット』の召喚時効果でボイドからコア1個をリザーブへ!」
八幡「クッ…」
『アルティメット・ラグナ・ロック』の召喚時効果 相手のスピリット全て疲労させ、自分の手札にある緑/白のスピリットカード/アルティメットカード1枚をコスト支払わずに召喚出来る。小町の手札にある『ダンデラビット』をコストを支払わずに召喚し、召喚時効果でボイドからコア1個をリザーブに置いた
さらに『アルティメット・ラグナ・ロック』の召喚時効果により八幡のスピリットは全て疲労した
雪ノ下「ここでアルティメットを召喚するとはね…」
由比ヶ浜「運が良いんだね〜」
小町「アタックステップ、『要塞蟲ラルバ』と『ダンデラビット』でアタックだよ」
八幡「…全てライフで受ける…」
八幡の残りライフ2
由比ヶ浜「あれ?どうして小町ちゃんはアルティメットでアタックしないの?」
雪ノ下「それは、次のターンで比企谷くんがアタックして来てもアタックしてきたスピリットを破壊できるからよ」
雪ノ下「多分、小町さんは低コストのスピリットはライフ、もしくはマジックなどを使って防ぐつもりよ…アルティメットでブロックするのはコストが高いスピリットのはずよ…」
小町「雪乃さんの言う通りだから小町はここでターンエンドだよ」
第10ターン
八幡「(アルティメットがブロッカーか…厄介だな…)」
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにあるコア3つをリザーブに戻し、ライフで受けた2つとコアステップの1つを合わせて6つある
さらに、疲労していた八幡のスピリット3体は回復した
八幡「メインステップ、まずはバーストをセット、さらに『カメレオプス』をもう1体召喚して、『極星剣機ポーラ・キャリバー』を『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』に合体」
白のブレイブ『極星剣機ポーラ・キャリバー』はコスト5で軽減シンボル、赤が2、白が2ある八幡のフィールドには赤のシンボルが2以上あるためコア3個を支払い召喚し、『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』に合体した
『極星剣機ポーラ・キャリバー』の合体条件はコスト5。『金牛龍神ドラゴニック・タウラス』はコスト7のため合体出来る
合体スピリットの合計BPは16000ある
さらに『カメレオプス』はコア1つを支払い召喚した
八幡「ターンエンドだ…」
雪ノ下「比企谷くんは守りに入ったようね…」
由比ヶ浜「でもなんであのブレイブを出したんだろう?」
雪ノ下「それはあのブレイブはアタック時ではなくブロック時に効果を発揮するからよ…たとえ小町さんがアルティメットでアタックしても比企谷くんのライフは1残る。だとしたら後のことを考えて1体でも多く残していた方が良いわね」
第11ターン
小町「いっぱいスピリット出してきたねお兄ちゃん…でも負けないよ!スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
小町のトラッシュにあるコア4つをリザーブに戻し、元々あったコア1つとコアステップの1つを合わせて6つある
小町「(うーん…いいカードが来なかったなぁ…)」
小町「メインステップ、まずは『ラルバ』をレベル2に上げてるよ。ちなみに『ラルバ』はレベル2から白としても扱うからね。続いて『マネキキャット』を『ダンデラビット』に直接合体だよ!あっ、召喚時効果は使わないよ」
緑のブレイブ『マネキキャット』はコスト5で軽減シンボルが緑2、白2ある。小町のフィールドには緑のシンボルが2つ以上あり、『要塞蟲ラルバ』のレベル2効果で白とも扱うため、白のシンボルが確保出来ているため、コアを2つ支払い召喚した。『マネキキャット』のブレイブ条件は系統『神星』『光導』『星魂』である。『ダンデラビット』は系統『星魂』を持っているため合体出来る
また『マネキキャット』の召喚時効果は自分の手札にある緑/白のスピリットをコストを支払わずに召喚できる。ただし『このスピリットの召喚時』効果は発揮されない という効果を持っているが小町は使わなかった
合体スピリットの合計BPは4000
小町「さらに、合体スピリットをレベル2に上げてるよ」
合体スピリットの合計BPは6000
小町「ターンエンドだよ」
由比ヶ浜「あれ?アタックしないの?」
小町「いいんですよ、結衣さん」
第12ターン
八幡「(何を考えてるのか分からない…とりあえず次のカードを引いてから考えるか…)」
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにあるコア4つをリザーブに戻し、元々あったコア1つとコアステップの1つを合わせて6つある
八幡「メインステップ…『天蠍神騎スコル・スピア』を召喚だ…」
由比ヶ浜「また十二宮Xレアだ!」
雪ノ下「成る程…比企谷くんのデッキは赤の十二宮Xレアと『星魂』を中心にしたデッキね…だから『ダンデラビット』でコアブーストをして、色の違う十二宮Xレアを出しているのね…」
八幡「そんなとこだ…」
青のスピリット『天蠍神騎スコル・スピア』はコスト5で軽減シンボルが青2ある 八幡のフィールドには青のシンボルは無いためそのままコアを5つ支払い召喚した
小町「出したところで小町のライフは削りきれないよ!」
八幡「小町もな…」
八幡「まっ、ここはターンエンドだ」
第13ターン
小町「行くよ〜スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
小町のトラッシュにあるコア2つをリザーブに戻し、元々あったコア1つとコアステップの1つを合わせて4つある
小町「メインステップ、『重装蟲キャタバルガ(リバイバル)』を召喚!召喚時効果でお兄ちゃんのコスト3以下のスピリットを全て疲労させるよ!」
八幡「なん…だと…」
『重装蟲キャタバルカ(リバイバル)』はコスト4で軽減シンボルが緑が2 小町のフィールドには緑のシンボルが2つ以上あるためコアを2つ支払い召喚した
『重装蟲キャタバルガ(リバイバル)』の召喚時効果 コスト3以下のスピリットを全て疲労させる効果がある しかし、この効果は自分自信も対象だが、小町のフィールドにはコスト3以下がいないため、この効果の対象外であるが、八幡のフィールドにはコスト3以下スピリットが3体いるため疲労した
八幡「クッ…だが、相手の召喚時効果発揮によりバースト発動だ」
小町「ここでバースト!」
八幡「『双翼乱舞』俺はデッキから2枚ドローしてさらに、コストを支払いメインの効果も使うぞ。そのためにも2体目の『カメレオプス』と『ダンデラビット』から確保する…」
赤のマジック『双翼乱舞』はバーストを持っている バースト条件は『相手のスピリット/ブレイブの召喚時効果発揮後』である 効果は自分のデッキから2枚ドローする さらにコストを支払うことによりこのカードのメイン効果を発揮する
『双翼乱舞』のコストは4 軽減シンボルは赤が2 八幡のフィールドには赤のシンボルが2つ以上ある。しかし、八幡のリザーブにはコアがないため疲労していた『ダンデラビット』と『カメレオプス』のコア2つを使用し、メインの効果を支払った
なお、不足コスト確保の為2体のコアを使用したため2体は自ら破壊した
メインの効果は 自分のデッキから2枚ドローする よって八幡合計4枚のカードをドローした
小町「な〜んだ、ただドローしただけか〜」
雪ノ下「でも、ドローした枚数は4枚…それだけ比企谷くんの戦術が広がっているということよ」
由比ヶ浜「それだけ、警戒しなくちゃいけないってことだね」
小町「(確かに、引いたカードの中に何かのマジックがあるかもしれない…でもこのターンで決めれば関係ないよね)」
小町「アタックステップに入るよ。まずは合体スピリットでアタック!」
八幡「仕掛けてきたか…なら俺も合体スピリットでブロックだ」
小町「合体スピリットのバトル時効果発揮するよ!」
八幡「何?」
小町「お兄ちゃんのスピリット1体を疲労するよ!つまり、『天蠍神騎スコル・スピア』を疲労だよ!」
『マネキキャット』バトル時効果 相手は、相手のスピリット1体を疲労させる 効果を持っている よって八幡の『天蠍神騎スコルスピア』を疲労させた
八幡「なら俺も合体スピリットの合体時効果発揮だ…BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のスピリット/ブレイブ/ネクサスをどれか1つ手札に戻すが…何かフラッシュはないか?」
小町「うッ…ふ、フラッシュは何もないから合体スピリットは破壊されちゃうのか…」
『極星剣機ポーラ・キャリバー』のブロック時効果 BPを比べ相手のスピリットだけを破壊したとき、相手のスピリット/ブレイブ/ネクサスをどれか1体を手札に戻す ことができる
小町の合体スピリットの合計BPは6000
対して八幡の合体スピリットの合計BPは16000 よって小町の合体スピリットは破壊された なお、『ダンデラビット』は破壊され『マネキキャット』は疲労状態で残る
八幡「そうだな、手札に戻すのは『ラルバ』にするぞ」
効果により、小町の『要塞蟲ラルバ』
は小町の手札に戻した
小町「でも、お兄ちゃんの残りライフは2…小町にはアタックできるのは2体…このバトルもらったよ!」
八幡「そうはいかないな…マジック『絶甲氷盾』だ…小町のアタックステップは強制終了だ…不足コストは合体スピリットから確保する…よって合体スピリットはレベル1にダウンする…」
小町「嘘ッ!あと少しだったのになぁ〜」
白のマジック『絶甲氷盾』はコスト4で軽減シンボルは白1である。 八幡のフィールドには白のシンボルが1つあるが合体スピリットのコア3つを使用した
効果はこのバトルが終了したとき、アタックステップを終了する 効果を持っている 小町の合体スピリットと八幡の合体スピリットのバトルが終了したあとに使用したため、小町のアタックステップは強制終了した
由比ヶ浜「小町ちゃん惜しかったねぇ」
雪ノ下「比企谷くんも中々しぶといのね」
八幡「(それは褒めているのか?)」
第14ターン
八幡「(さっきはヤバかったな…)」
八幡「スタートステップ、コアステップ、ドローステップ、リフレッシュステップ」
八幡のトラッシュにあるコア10個をリザーブに戻し、コアステップの1つを合わせて11個ある
疲労していたスピリット3体は回復した
八幡「メインステップ、『刃狼ベオ・ウルフ』を召喚して『天蠍神騎スコルスピア』に合体…さらに合体スピリットをレベル2 にアップしてから『リザドエッジ』を召喚する」
緑のブレイブ『刃狼ベオ・ウルフ』はコスト5で軽減シンボルが緑2 赤2 ある 八幡のフィールドには赤のシンボルが2以上、緑のシンボルは無いため、コアを3つ支払い召喚した
『刃狼ベオ・ウルフ』の合体条件はコスト5以上 『天蠍神騎スコル・スピア』はコスト5
条件を満たしているため合体出来る
合体スピリットの合計BPは12000
赤のスピリット『リザドエッジ』はコスト0のためコストを支払わずに召喚した レベル1でBP1000
八幡「アタックステップ、『スコル・スピア』の合体スピリットでアタックだ」
小町「それは『キャタバルガ(リバイバル)』
でブロックだよ」
八幡「いや、そいつはブロック出来ない…」
小町「?」
『天蠍神騎スコル・スピア』レベル2 、3アタック時効果 系統『光導』『星魂』を持つ自分のスピリットすべてに『このスピリットのアタック時』このスピリットのコスト以下の合体していない相手のスピリットを破壊する1体破壊するという効果を与える 効果を持っている これは『天蠍神騎スコル・スピア』自身もこの効果が適応されるため、小町がブロックしようとした『要塞蟲キャタバルガ(リバイバル)』はコスト4 アタックしている合体スピリットの合計コストは10 よって破壊される
小町「なら、『アルティメット・ラグナ・ロック』でブロックだよ!」
八幡の合体スピリットは合計BP12000
対して小町の『アルティメット・ラグナ・ロック』はBP29000 よって八幡の合体スピリットは破壊される。
『刃狼ベオ・ウルフ』は疲労状態でフィールドに残る
八幡「これで小町のブロッカーが消えたな」
小町「あっ!しまったぁ…」
八幡「俺のフィールドには合体スピリットのダブルシンボルとスピリットが2体いる…これで終わらせる…」
八幡「合体スピリットとスピリット2体のフルアタックだ」
由比ヶ浜「このままじゃ小町ちゃんが負けちゃうよ!」
雪ノ下「もし、小町さんに防御系のマジックやアクセルがあれば助かるかも知れないわね…」
小町「フラッシュタイミング!」
八幡「何!」
小町「は、無いよ…全部ライフで受けるよ…」
小町の残りライフゼロ
よって八幡の勝利
小町「あ〜あ…負けちゃった…でもいい気分転換になったかな」
八幡「確かにいいバトルだったな…で、小町は俺に何を願いするんだ?」
小町「…」
由比ヶ浜「あれ?あの事って小町ちゃんが勝ったらじゃなかったけ?」
八幡「あれだけ言われたんだ、勝とうが負けまいが関係ないからな…それで、俺は何をやればいいんだ?」
小町「(計画通り…)」ニヤリ
小町「(小町があれだけ言ったら、お兄ちゃんは必ず勝っても負けても言うことを聞いてくれるはずだもんね〜)」
小町「ありがとうお兄ちゃん!それじゃあ…お兄ちゃんには〜小町に何か買ってくること!」
八幡「それでいいのか?」
小町「それだけじゃないよ?お兄ちゃんに全て任せたら変なものを買ってきそうだから…」
小町「結衣さんと雪乃さんと一緒に行ってくること〜」
八幡「(はぁ〜正直、一緒に行きたくないが小町のためだ…由比ヶ浜と雪ノ下と行くか…)」
八幡「はぁ〜わかった…いってやるよ…」
小町「さっすが〜お兄ちゃん話わかる〜」
小町「と、言うことで結衣さん、雪乃さん、お兄ちゃんをよろしくお願いしまーす」
由比ヶ浜「こ、小町ちゃん!あれほんとだったの!」
雪ノ下「なぜ、私も…」
小町「良いじゃ無いですか〜また三人で行ってくれば良いんですよ」
一方、生徒会室にいる一色は……
一色「(はっ!今、なんか私だけ置いてけぼりにされた気がしたッ!)」
生徒会役員「あの、会長…仕事して下さい…」
こうして、小町の策略?に嵌り由比ヶ浜と雪ノ下と出掛ける事になった八幡…
3人で小町のためにプレゼントを買いに行く話はまた別のお話で……
これにて、私の『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』×『バトルスピリッツ』のSSは終わります。簡単に言えば、私が持っているデッキは7個ぐらいしか無いのでこのSSに登場した分しかなく、これ以上SSを続行出来ないからです。あと、単に私が仕事の都合で忙しくなり、中々時間がなくSSをかけない状況になっているためです。尚、そんなんなこと聞いてない、自意識過剰すぎだろ、と思った方はすいませんでした…
では、皆さんまたどこかで、会いましょう
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