不思議な猫とチート提督が着任しました。八話目地獄にて
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作者の気まぐれ投稿
ネタ満載?
キャラ崩壊の可能性大
大根ポン酢「・・・」
気が付けば居た場所は海ではなかった。見渡す限りにマグマの池・・・そして地面は岩・・・確信した。
大根ポン酢「地獄かよ・・・」
おいおい。死んじまったとか笑えねえよ・・・俺にはまだ元帥の毛を毛根ごと引っこ抜いて俺に刀ぶっ刺したくそ野郎をぶちのめすと言う役目があるのに・・・
???「お前亡者か?」
大根ポン酢「何だお前。」
???「まずそっちから名乗るべきじゃない?」
大根ポン酢「・・・大根ポン酢。そう呼ばれてた提督だ。」
茨木童子「ふぅ~ん・・・変なの。私は茨木童子。酒呑様の縄張りの旧地獄の守護を任せられてる。良いかたからして貴方死んだの?だとしたらここじゃ閻魔に拾われないよ。連れてってあげる。」
そう言い俺に近づいてくる。冗談じゃない。まだやることはたくさんあるってのに
大根ポン酢「お断りだ。」サッ!
そう言い俺が刀を構えると
茨木童子「鬼に戦いを挑むなんて命知らずな亡者も居たもんだね!」ブン!
そう言い突っ込み殴りかかってくる。
大根ポン酢「おらぁぁ!」ブン!
突っ込んでくる茨木目掛けて刀を振り下ろす。
茨木童子「ッ!」
寸前で刀を拳で防ぐ。にしても流石に鬼は力が強いな。昔話でも正面から鬼倒したのなんて桃太郎位だもんな。茨木は物語で腕を切り落とされたけど死にはしなかったらしいし・・・あれ?酒呑て酒呑童子だよね?源頼朝に討ち取られたんじゃなかったっけ?
大根ポン酢「オラァ!」ゲシッ!
とりあえず茨木を蹴り飛ばす。そして茨木から距離をとる。これは基本な気がする(ダク〇並感)
茨木「うぉぉぉぉぉ!」バキィ!
大根ポン酢「え?」
岩投げるのは卑怯だろぉぉぉぉぉ!
???「危ない!」
茨木「はぁ!」ブォン!
大根ポン酢「ちょぉぉぉぉぉ!?」
???「はぁ!」バキャァ!
声と共に岩が砕けた。
大根ポン酢「え?」
茨木「???」
茨木も状況がつかめていないようだ。
大根ポン酢「・・・」
明らかに不利だな。逃げよう。
大根ポン酢「」ダッ!
茨木「待てええええ!」ダッ!
はえええええええ!?!?!?!?
???「何職場放棄して死に損ないと遊んどるんや?茨木」
茨木「・・・」
誰かが話しかけてきた。その途端茨木がフリーズした。
茨木「・・・酒呑様?」
恐る恐る茨木が後ろを向くと声の主が立っていた。その途端茨木の顔が青ざめた。
酒呑「何しとんの?茨木?」
茨木「えぇとその・・・」
酒呑「まぁええわ。その前にこっちの死に損ないやな。」
大根ポン酢「誰が死に損ないだ。」
酒呑「お前以外誰がおるん?」
大根ポン酢「で~す~よ~ね~」
酒呑「お前何者や?旧地獄に送られるなんてそうないで?」
と言うわけで事情を話すと酒呑は
酒呑「あぁ~なるほどな。」
と納得している様子だった。
酒呑「しゃーなし。現世に戻したるわ。」ガシッ!
え?
酒呑「ハァァァァァ!ヘヤァァァァァ!」ブォン!
大根ポン酢「ギョエエエエエエエエエエエ!?」
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