こちら陸軍特異課 2話目初仕事
注意事項
申し訳レベルの艦これ要素
危ないネタ(著作権的に)
作者の気まぐれ投稿
雲龍「・・・」
暇です。平和なのは良いけどね・・・?ここまでやることがないと流石に・・・うん。
姫「~♪」
姫に至っては何か弄ってるし・・・何あれ?飛行機のプラモ?
ヒュー「あれはな。あぁ見えて立派な武器だ。艦娘の武器だがな。海軍の知り合いから飛行甲板ぶんどって来てもらって、まぁあの飛行機はサルベージしてきたんだがな。」
雲龍「サルベージですか?」
ヒュー「それを呪術で小型化、修理したら知らない間に妖精が住み着いた。それがあの艦上戦闘機 F4Fワイルドキャットだ。」
雲龍「確かアメリカの機体でしたっけ?」
ヒュー「ちなみに俺の知り合いの鎮守府には姫が修理、改造した機体が多く配備されてる。何故か分かるか?」
雲龍「・・・?」
優秀だから?・・・いやあいつ昔から不器用だったしな。
ヒュー「彼女の飛行機は優秀だぞ?」
雲龍「え!?」
ヒュー「昔は君の思ってる通り不器用だったが今はかなり器用だ。しかもその飛行機の妖精さんの多くがその時乗ってたパイロットでな。」
雲龍「・・・まさか」
ヒュー「たまにエースパイロットが当たる。」
雲龍「ソシャゲーかな?」
ヒュー「間違っちゃいないな」
鈴「大佐・・・暇。」
ヒュー「・・・なら雲龍と一緒に見回りしてきたらどうだ?」
鈴「・・・分かった・・・新入り・・・着いてきて」ガチャ
雲龍「・・・」
・・・いまいちよく分からない人だな~鈴さん。
~付近の山にて~
雲龍「・・・」
鈴「ここ・・・海軍来る・・・危ない」
雲龍「・・・そう言えば陸軍と海軍は仲悪いんでしたっけ?」
鈴「・・・うん・・・海軍・・・まともなのいない」
雲龍「全員が全員そうと言う訳じゃ・・・」
鈴「・・・これ見て・・・」
雲龍「ん?これって・・・」
集合写真だった。真ん中にヒュー大佐、右に姫、左に鈴少佐。この三人は?
鈴「・・・三つの机・・・皆の・・・ジャック・・・スペード・・・クイーン・・・皆いなくなった・・・この事件で」
雲龍「・・・」
切り取られた新聞・・・何々?艦娘暴走・・・陸軍犠牲者多数。
鈴「・・・三年前・・・実験があった・・・鎮圧に陸軍を使った・・・皆死んだ・・・クイーンは分からない・・・気づいたらいなかった・・・ヒュー大佐も重傷を負った・・・姫いなかったら皆死んでた」
・・・姫・・・
鈴「・・・湿っぽい空気になったね・・・ごめんね・・・」
雲龍「あ、いえ大丈夫です。」
ヒュー「鈴、雲龍、事件発生。付近にて能力者と思わしき人物を発見。見つけたら何でここいんのか聞いといて。」
鈴「了解・・・」ジャキッ
・・・なんだあれ?銃?呪術医で銃も使えるのか・・・
鈴「・・・これ正確には銃じゃないです・・・呪術の力で動かしてるので魔法武器に近いです・・・」
・・・へぇー・・・俺もほしいなそう言うの・・・まぁ仮想擬装あるし・・・ね。
鈴「・・・あいつみたいです・・・」
ん?
???「・・・」
ぬいぐるみを持った・・・少女?
鈴「・・・ここは立ち入り禁止区域です・・・出ていってください」
怖っ・・・かなりオーラ変わったよ?
ヒュー「・・・緊張してるのかもな。新入りの前だし。」
雲龍「そうなんですか?」
ヒュー「大方そうだろう。可愛げ有るだろ?」
雲龍「分からなくもないですけど・・・」
鈴「大佐、黙ってないと後で撃ちますよ?」
ヒュー「・・・後でアイス奢ってやる」(;゚∇゚)
鈴「・・・子供扱いですか?・・・叩きのめしますよ?・・・新入り・・・そいつ任せました。」
???「・・・」
雲龍「・・・君は何処から来たんだい?」
とりあえず質問だ。
???「・・・」
・・・俯いたまま答えない。
雲龍「お父さんとお母さんは何処か、分かるかな?」
質問を変えてみる。
???「・・・」
俯いたまま答えないか。
鈴「・・・アイスはアイスでもハーゲンダッツ・・・て聞いてますか?・・・大佐?」
ヒュー「・・・っ!雲龍離れろ!」
雲龍「え?」
ふとみれば俯いていた少女が光っていた。
雲龍「えぇ!?」
ヒュー「ぶっ飛ぶぞ!伏せろ!」
雲龍「分かりました!」ザッ!
鈴「・・・新入り・・・危ない!」ダッ!
雲龍「鈴さん来ちゃダメ!」
鈴「・・・守らなきゃ・・・貴方が死にます。」サッ!
雲龍?『全く・・・世話が焼けるやつらやな。能力展開。』
チュドォン!
鈴「・・・怪我・・・無い?」
雲龍「鈴さんは?」
鈴「私もなんとも・・・まさか新入り、仮想擬装使った?」
雲龍「いえ。使う暇もありませんでした。
一応説明書は読んだんだけどな・・・とっさに使えないもんな~・・・ん?
雲龍「これなんですか?」ヒョイ
鈴「・・・魔剛石・・・姫に渡せば何か作ってくれる・・・と思う」
・・・姫がか・・・
~特異課~
雲龍「おーい姫。」
姫「ん~?」
雲龍「これてなんか作れる?」
姫「・・・魔剛石!?どうしてこれを!?」
相当すごいものらしいな。
雲龍「そんなにスゴいものなのか?」
姫「そりゃあね。んでこれを加工でしょ!?ちょっと待ってて!」
妙に嬉しそうだな。職人魂てやつかな?
ヒュー「あいつ、いやあいつ等にやらせると・・・嫌な予感しかしないな・・・」
雲龍「あいつ等?」
ヒュー「姫と愉快な仲間たち。特異課所属の元海軍工作艦明石・・・通称ワクワ〇さんと同じ元海軍、軽巡洋艦夕張・・・通称ゴロ〇とその他妖精たち・・・」
~その頃の工府~
夕張「ねえワクワ〇さん!今日は何を作って遊ぶの?」
明石「今日はね、これを使って遊ぶよ!」
姫「ん?何これ?(ゴ〇リ風に)」
明石「今日はねこれで刀を作って遊ぶよ~」
妖精「いい加減にしないと本物のワクワ〇さんにぶち殺されますよ?」
明石「よ、よーし真面目に作ろ~」
夕張「体中にセロハンテープ張られる前に真面目にやろ~」
姫「二人のワクワ〇さんのイメージってなんなの?」
カオスでした。
~数日後~
姫「出来たよ~!」ピョン!
雲龍「だぁぁぁぁぁぁ!?ちょっと待てえええええい!」サッ!
姫「フギャ!」
明石「あちゃー痛そ。」
姫「何で避けるのさ。」グスン
雲龍「軍刀持って飛び付く馬鹿がいるか。」
姫「ブー!」
ブーイングすんなし・・・
姫「まぁとりあえず作ったよ。厄介な魔術組み込まれてたから一回無理矢理破壊したけど。」
ヒュー「海軍からだろうな。こんな嫌がらせする馬鹿野郎は」ガチャ
姫「・・・ヒュー?」
ヒュー「ちょっと文句いってくる。」
雲龍「んでこの軍刀・・・綺麗だな。」
姫「ふっふーん!」ドヤァ!
明石「頑張りましたからね!」ドヤァ!
夕張「え、えっととりあえず!」ドヤァ!
姫「あ、そう言えば面白い機能がついちゃってさ。」
???「どうも!マスター!」
雲龍「!?」
マナ「マスターの補助をさせていただくマナと申します!宜しくお願いします!」
雲龍「うん・・・まぁ宜しくな?」
マナ「何で疑問系なんですか~」
雲龍「何でだろうな?」
マナ&雲龍「HAHAHAHA!」
姫「・・・むぅ~・・・」
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