球磨型提督「俺と!」球磨型「皆の!」球磨型提督「艦隊日常!」後編
前回までのあらすじ
球磨は提督に嫌われた精神的疲労からか不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。球磨型を庇いすべての責任を背負った球磨にたいしオリョクル水産長58の示談の条件とは・・・
球磨型提督「おい嘘つくな。」
・・・・球磨型提督が肺癌である事実を隠すため球磨に嫌いと嘘をついた提督。その後北上と話をし気分転換をしに波止場へ行くとそこには球磨がいて・・・
球磨型提督「・・・」
球磨「・・・本当は風邪じゃないクマね?」
球磨型提督「!」
球磨「・・・何かもっと他の病なんでしょ?」
球磨型提督「・・・」
球磨「医者から話は聞いてるクマ。肺癌だって」
球磨型提督「・・・」
球磨「何時も執務をサボって後で苦しむ典型的な夏休みの小学生みたいなバカ提督が風邪ひくなんて可笑しいと思ってたクマ。だから聞いてきたクマ。そしたら・・・肺癌って・・・」
球磨「何で最初から言わなかったクマ!」ポロポロ
球磨型提督「!」
球磨「提督。退役理由もそれクマ?誰も悲しませないために肺癌であることを隠して、退役するつもりだったクマ?」ポロポロ
球磨型提督「・・・あぁ」
球磨「そんなの!絶対許さないクマ!」ポロポロ
球磨型提督「・・・」
球磨「・・・」ポロポロ
球磨型提督「・・・分かった。」
・・・秋はもうすぐ・・・これが俺の最終任務かな。
~秋~
球磨型提督「・・・」
もう・・・少し先には俺はこの鎮守府を去ることになると思うと少し寂しかった。
球磨型提督「・・・」パカ
・・・これも使うことはなさそう
球磨「クマ~♪」ガチャ
球磨型提督「!?」サッ!
球磨「・・・?何隠したクマ?」
球磨型提督「何だろうな~?知らないな~」
球磨「・・・?」
球磨型提督「・・・」
あの後から球磨は何時もの球磨に戻った。何でも皆に心配をかけたくないそうだ・・・球磨らしいな。
球磨型提督「秋刀魚食うか?」
球磨「爆雷漁とかしたクマ?」
球磨型提督「他鎮守府から潜水艦派遣して貰った。」
球磨「なら安心クマ。夕飯の準備クマ!」
球磨型提督「だな。」
~夕飯~
木曾「今日は秋刀魚か」
大井「爆雷は・・・使ってないのね。」
北上「潜水艦に取って貰ったんだって~」
多磨「・・・骨取りにくいニャ」
球磨「・・・」
球磨型提督「焼かずに煮た奴なら骨ごと行けるぞ・・・痛て・・・何だこれはぁ!この俺を安物の小骨で刺しやがって!」
球磨「不注意クマ。」
球磨型提督「(´・ω・`)」
多磨「本当ニャ。気を付けろニャ・・・刺さったニャァァァァァ!」
球磨型提督「wwww」
多磨「笑い事じゃないニャァァァァァ!」ゴロゴロゴロ
北上「・・・」
木曾「多摩姉さんは秋刀魚の小骨が喉に刺さった痛みに耐えきれずに右往左往してましたよ。」
響「ハハハハ!本当かぁ!?えぇwwwwww」
川内「骨なんて砕けば良いんだよ!」
電「はわわ。大丈夫なのです?」
雷「水は要るかしら?」
多磨「いやどうせなら・・・酒が良い。」
暁「骨とるなんて簡単よ!」
[秋の後半波止場にて]
球磨型提督「・・・ッ!」
球磨「・・・暇クマ。」
球磨型提督『球磨。至急執務室へ来てくれ。』
球磨「!」ダッ!
提督!まさかもう!
球磨「提督!」バタァン!
球磨型提督「・・・来たか。球磨。」
球磨「・・・提督!大丈夫クマ!?」
球磨型提督「・・・もう時間がない。」
球磨「・・・急いで病院に!」
球磨型提督「もう間に合わない。行くとしたらあの世さ。へへ」
球磨「・・・」
球磨型提督「最後に・・・お前に渡したいものがあって・・・・手出してくれ・・・」
球磨「・・・?」
球磨型提督「・・・」つ手紙と箱
球磨「これって前の箱・・・」
球磨型提督「開けてみてくれ。」
球磨「!これって・・・」
球磨型提督「ケッコン指輪だ。受け取ってくれ」
球磨「・・・クマ・・・」指輪はめる
球磨型提督「・・・お休み。球磨・・・ありがとう」ガクッ
球磨「・・・提督ーーーーーーーーー!」
・・・・・・
球磨「・・・て言う夢を見たクマ。」
球磨型提督「いや知らんがな。はいドンジャラ。」膝の上に雪風
58「てーとく上手すぎでち・・・」
8「提督は慣れてるからね~」
大井「その夢の話を映画化したら凄そう。」
球磨型提督「俺死ぬやん。てか演技でも球磨に嫌いとか言うの辛いわ。」
北上「まさにDIEヒットだな。」
艦
いかがだったでしょうか。2000文字ぶっ飛び事件が発生して挫折しかけたこの小説。なんと完結させられました!
球磨型提督「このまま艦隊レジスタンス投稿あくしろよ」
(´・ω・`)
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