2019-03-21 00:21:14 更新

概要

初心者なので変な所があります
リクエストお待ちしております!


前書き

※今回は青葉が主人公です


ども!恐縮です、青葉です!

え?なんでお前が主役かって?




実はですね……






今回はみんなにインタビューをしようと思ってまして

なんのインタビューかって?

もちろん司令官のことですよ!

司令官は自分のことはあまり話したがらないので、せめて周りからの印象を知りたいと思いまして(司令官の許可はありません!)


では、行ってみましょう!











青葉「ということで、最初は初期艦&秘書艦の五月雨さんに来ていただきました!」


五月雨「よろしくお願いします!」ペコッ


青葉「五月雨さんは恐らく1番長く司令官と一緒にいるんじゃないでしょうか?」


五月雨「はい!司令官の会わない日はほとんどないですね」


青葉「なるほどー、では、質問に行きましょう!」




〜司令官の印象〜


五月雨「印象ですか…最初は真面目で堅苦しい人だと思ってたんです」


青葉「ああー、確かに怖そうな顔してますからねー」


五月雨「でも実際は全然違うんですよねー」


青葉「というと?」


五月雨「顔は怖いですけど…料理は美味しくて、一人一人に気を配ってくれて、優しくて、私達のことを第一に考えてくれる提督なんです!」


青葉「実際に五月雨も提督とのエピソードは持ってるんですか?」フムフム


五月雨「着任初日のとこでして…私と村雨姉さんと出撃した時なんですけど…」


五月雨「出撃の前から提督に迷惑ばかりかけてて、その時も提督の指示を無視して戦って…勝利はしたんですけど無線越しの提督の声がびっくりするくらい怖くて…」


青葉「ああ…前の説教みたいな感じですかね?」


五月雨「そんな感じです…それで怯えながら帰ってきたら…満面の笑顔で料理を作りながら待ってたんです」


五月雨「それで私が落ち込んだままの時に隣に来て…『一緒に成長してこう』って言ってくれて…」


五月雨「その時に思ったんです…この人はどんな人も見捨てないんだな…って」


青葉「ほほぅ…あの司令官らしいっちゃらしいですね」


五月雨「そこからですねー、のびのびと活動できるようになったのは」


五月雨「ドジもだんだん少なきなってきて戦果も挙げられるようになったんです!」


青葉「確かに駆逐艦の中では1番MVPが多いですからね」


五月雨「だからこそ…私は提督に一生付いていこうって思ったんです!何があっても…」ニコッ


青葉「相当信頼してるんですねー。どうも、ありがとうございました!」


五月雨「はい!」














青葉「さあ、お次は現在鎮守府一の高練度、由良さんです!」


由良「よろしくお願いします」ペコッ


青葉「いやー、しかしMVPの数が凄いですねー。全戦闘の5割弱は取ってますよ」


由良「そんなに取ってるんですね…由良も驚きです」


青葉「何か秘訣とかでもあるんですか?」


由良「秘訣ですか?うーん…特にないですね」ニガワライ


青葉「えー?本当にないんですかー?」


由良「何もないんですよー。強いて言うなら朝早く訓練してるくらいですよ」クスッ


由良「(MVP取った時に、みんなに内緒で提督に頭撫でて貰ってるだなんて…言えるわけないじゃない///)」


青葉「(ほほぅ…これはこれは…)」ニヤッ


青葉「日常の訓練以外にもやってるだなんて…真面目ですねー」


由良「まあ、負けるのは嫌ですからねー。勝つためにやってるだけですよ」


青葉「なるほど…これは青葉も負けられませんね。では、質問に行きますね」




〜司令官のあまり知られていないこと〜




由良「…どういうことですか?」


青葉「そのままの意味ですよ。司令官が病院にいる時にずっと一緒にいたらしいじゃないですか」


由良「し…知ってるんですね///」


青葉「もちろんですよ。だからこそ、そういう所知ってるかなーって」


由良「そうですね…小さい物と可愛い物好きってことですかね」


青葉「ほほぅ…詳しく」ズイッ


由良「んー…あの人と一緒に買い出しに行った帰りに…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



提督「あれ?」


由良「どうしました?提督さん」


提督「こんな所に捨て猫が…」




ミーミー




由良「あ、本当だ」


提督「よいしょっと…可哀想だよなー、こんなに可愛いのに」ナデナデ




ミャー




提督「………なあ、由良」ナデナデ


由良「はい?」


提督「こいつ…飼ってもいいと思う?」ナデナデ


由良「…………………はい?」キョトン


提督「だから…この猫鎮守府で飼ってもいいと思う?」ナデナデ


由良「………いいんじゃないんでしょうか」ハァ


提督「そうか……ありがとう。いやー良かったなー、お前は今日から家族だからな」ニコッ




ミー←提督を舐める




提督「おっと…俺は舐めても美味しくないだろう」ニコニコ


由良「………」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




由良「…ということがあって…それに話を聞くと動物を飼うのが小さな夢だったらしくて」


青葉「なるほど…」カキカキ


由良「しかも元帥の元にいる時も内緒でウサギを飼っていたんだとか…」


青葉「それはそれは……ちなみにその猫は?」カキカキ


由良「………今は提督の自室にいるわ。エサやりとかも色々調べながらやってるんだそうね」ニガワライ


青葉「それはなんとも特ダネ…ありがとうございました!」


由良「こちらこそありがとうございました」ニコッ











青葉「さあまだまだ行きましょう!お次は幼少期の司令官をよく知る扶桑さん、山城さん、春雨さんの御三方です!」


扶桑「よろしくお願いします」ペコッ


山城「色んなこと暴露しますよ」ニヤニヤ


春雨「」ペコリ


青葉「これは期待できますねー。では!」




〜司令官の幼少期のエピソード〜


扶桑「武さんの幼少期ですか…訓練の時に何回も倒れるまでやって、先生から禁止令を出されてましたね」シミジミ


青葉「やはりバカが付く程真面目なんですねー」カキカキ


山城「それだけじゃないわよ。学校を休んだことなんて1年に1回しかないのよ。しかも両方とも理由は父親に顔を出しに行くですからね。あの人が体調崩したことなんて多分ないわよ」


青葉「更に頑丈…」


春雨「」ニガワライ


青葉「そして学校の図書館の本を全て熟読したと…」カキカキ


扶桑「あの方ほどストイックな人はいないんじゃないでしょうか…」


青葉「ちなみに今と変わらないところってありますか?」


山城「あのストイックさくらいかしらね」


春雨「」コクコク


扶桑「武さんは何をするにしても妥協はする方ではないので…だからこそ私達はここの鎮守府で戦いたいと思ったの」


山城「よくわからない人よりもあの人の元で戦った方がいいですからね」


春雨「」ウンウン


青葉「皆さんよっぽどあの司令官を信頼していますねー」ニヤニヤ


扶桑「10年間も一緒にいますからね」


山城「自然と信頼関係が出来てるのよ」


春雨「」ニコニコ


青葉「そうですか…本日はありがとうございました!」ペコッ


扶桑「青葉さんも無理をなさらずに」


山城「楽しみにしてますよ」


春雨「」ノシ









青葉「さあお次は元気一杯!白露型の皆さんです!」


夕立「ぽいっ!」


時雨「なんか面白そうなことしてるね」ニガワライ


白露「いっちばーん面白そうな情報を伝えるよ!」


村雨「って言っても、何を言えばいいのか…」


青葉「質問はこちらから出すので安心してください。こちらの質問です!」


〜司令官の弱点〜


時雨「………何これ」


青葉「いやー、司令官の話を聞けば聞くほど弱い部分が無くなっているので…脅迫代わりに…」ヌッフッフ


村雨「…どうなっても知りませんよ」ハァ


青葉「そこはなんとかしますよ。それより、さあ!」ズイッ


夕立「んー…と言われても…」ムムム


白露「せいぜいあのことくらいしか…」


青葉「あのこととは?」


時雨「えっと…この前提督と一緒にみんなと寝た時なんだけど…」


村雨「その時に苦手なものは毛虫と幽霊だって」


青葉「ほほぅ…なるほどなるほど」ニヤニヤ


時雨「ただ…もしそれで脅迫するなら気を付けてね」


青葉「?」


夕立「あの仏の顔を被った提督さんを怒らせると…」


白露「思い出したくもない…」ガタガタ


時雨「ちなみに僕達にも被害が及ぶからね」ニッコリ


青葉「き、肝に銘じます…では、ありがとうございました」













青葉「さてさて、お次は第一線で大活躍、空母の皆さんです!」


鳳翔「よろしくお願いします」ペコッ


龍驤「って言っても、うちらみんな軽空母やけどな」ニガワライ


瑞鳳「早く正規空母の人も来て欲しいよねー」


青葉「ちなみに、現段階の空母の方の運用方法とは?」


鳳翔「基本的には出撃ごとのローテーションですね」


龍驤「たまにコンディションとかの関係で前後が変わることはあるけどな」


瑞鳳「でも今は2日は必ず休みがあるから3人でもやっていけてますねー」


青葉「鳳翔さんもローテーションになってから負担が軽くなったんじゃないですか?」


鳳翔「まあ、最初の頃に比べれば…」ニガワライ


青葉「では、前置きはここまでにして、本題に参りましょう!」


〜司令官に物申したいこと〜


龍驤「…またようわからん質問やなー」


青葉「だからこそ頼りになる御三方に聞いたのですよ」


鳳翔「そうですね…おこがましいことかもしれませんが、提督はもっと自分も労わって欲しいですね」


瑞鳳「それは言えてますね。あんなことがあった後なのに休みも全く取らずに執務をしてますからねー」


龍驤「あの人は他人以上に自分に厳しくするからなー。鳳ちゃんが言わないと無理なんちゃう?」


鳳翔「いえ…実は一度言ったんです」


青葉「そしたらなんと?」


鳳翔「ええっと…」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


鳳翔「あの…提督」


提督「なんでしょうか、鳳翔さん?」


鳳翔「もう日付も変わります。それに今日はずっと執務をされているじゃないですか。もうそろそろお休みになられた方が…」


提督「お心遣いありがとうございます。ですが、まだ大丈夫ですよ」ニコッ


鳳翔「提督、お願いですから倒れる前にお休みになられてください。みんなの士気にも関わりますので」


提督「…分かりました。その代わり話し相手になって貰っていいですか?まだ寝れそうにないので」


鳳翔「…はい。では、少々お待ちください」










鳳翔「お待たせ致しました」コトッ


提督「ありがとうございます」


鳳翔「それで…話し相手と言われましても、何を話せば…」


提督「そうですね…今後の事とかを少し話そうかと」


鳳翔「なるほど…では、次の海域について…」





〜数十分後〜





提督「………と、こんなものですかね」フゥ


鳳翔「では、こちらの作戦で行きましょう」


提督「分かりました。ありがとうございます。こんな夜遅くまで」


鳳翔「………提督」


提督「はい、なんですか?」


鳳翔「ひとつ…質問よろしいですか?」


提督「いいですよ。なんでしょう?」


鳳翔「その…あまり言いたくはないのですが…少し肩の力を抜いて欲しいんです」


提督「………」


鳳翔「目標のために日々執務をしてくださるのは有難いのですが…この1ヶ月半の中で何日程休まれましたか?」


提督「そうですね…大本営に行ったのを含めると…3日ですね」


鳳翔「それで私たちには何日与えられましたか?」


提督「最低でも週に一日は休暇を与えてますね」


鳳翔「何故ですか!」クワッ


提督「何故って言われても…」


鳳翔「私たちの事を心配してくださるのは有難いです。ですが、それで提督自身が休まれなくてどうするのですか!」


鳳翔「それに提督は病院行ってから更に過酷なスケジュールを送られています。このままだと過労で手遅れになってしまいます!ですから、もうお休みにならー」


提督「お心遣いありがとうございます。ですが、それは聞けません」


鳳翔「………何故ですか?」


提督「由良が暴走した日を覚えてますか?」


鳳翔「ええ、提督が出血多量で病院送りになった日ですね。」


提督「そうです。その時に思ったのが、深海棲艦との戦いの重圧の重さが今までにないくらいだったんです。」


鳳翔「それは…」


提督「それに比べて執務をやることなんて全然苦じゃないんですよ。しかも、鳳翔さん達はいつでも死と隣り合わせじゃないですか」


鳳翔「……」


提督「そう考えると…自分よりもみんなが休む日が多いのは必然かと」


鳳翔「そうですか…ですが提督」


提督「?」


鳳翔「提督は自分のことを過小評価しすぎです。もっと自分に自信を持ってください。それに…みんなもっと提督の役に立ちたいって思ってるんです。私たちをもっと頼ってください」


提督「………分かりました。ありがとうございます」ニコッ


鳳翔「じゃあ本日はもうお休みになられてください」


提督「はい。では、おやすみなさい」ペコッ


鳳翔「おやすみなさい」ニコッ





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





鳳翔「………という感じですね」


青葉「なるほど…そんなことが…」カキカキ


龍驤「にしても…やっぱ真面目やなー」ヤレヤレ


瑞鳳「提督が真面目じゃなくなる時はこの世の終わりの時くらいじゃない?」ニガワライ


鳳翔「その時でも変わらないかと…」


青葉「ほうほう…では、本日はありがとうございました!」ペコリ


鳳翔「こちらこそありがとうございました」ペコッ


龍驤「引き続き頑張ってなー」ノシ


瑞鳳「期待してるよー」ニコニコ















〜その晩〜



青葉「………よし、出来た」フゥ


古鷹「何してるの、青葉」ヒョコ


青葉「あ、古鷹さん。実は新聞を作ってまして…」


古鷹「新聞?いつの間にそんなのを」


青葉「皆さん提督のことをあまり知らないと思ったので…いろんな方にインタビューをしてたんです」


古鷹「そうなんだー。それで、出来たの?」


青葉「ちょうど出来たところです!明日全員分配るのでお楽しみに!」











〜翌日〜



提督「………よく寝た」カツカツ


提督「………ん?新聞か?」ドレドレ




〔号外〕


《知られざる司令官の意外な一面!実は可愛いものが大好き!?》





提督「………」


提督「………」フゥ


青葉「あ、司令官!おはようございます!」ビシッ


提督「ああ、おはよう」ニコッ


青葉「見ましたか?その号外。よく出来てるでしょ?」


提督「そうだな。お疲れ様」ナデナデ


青葉「えへへー。それで、青葉に何か言うことは?」


提督「そうだな………まぁ」







提督「とりあえず朝食後グラウンド集合な。そこで褒美をあげるから」






青葉「分かりました!いやー、楽しみですねー」ワクワク









由良「………」モクドク


五月雨「あ、由良さん。おはようございます!」


由良「ええ、おはよう。それより、この号外見た?」


五月雨「いえ、これから見ようかと」


由良「そう…」


五月雨「えっと………あっ」


由良「気付いた?これはね……」







由良「私たちも危ないかもしれないわよ」ゾク






ピンポンパンポーン




提督『えー、由良と夕立、時雨、白露、村雨は至急グラウンドに集まるように。それ以外の者は本日は非番だ。』







五月雨「………由良さん…」


由良「………頑張って帰ってくるわ」ゾク












その日は全員が地獄の特訓を受けたそうな


後書き

ということで番外編でした!
まずは、1ヶ月更新しなくて申し訳ございません!
受験が終わって気が抜けていたらこんな時期に…
春から大学生になるので更に忙しくなると思いますが、頑張って早めに更新していきたいと思います!
次回 〜第13話 決断 〜


このSSへの評価

1件評価されています


SS好きの名無しさんから
2019-07-13 17:29:05

このSSへの応援

1件応援されています


SS好きの名無しさんから
2019-06-29 17:55:18

このSSへのコメント

3件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-03-24 10:33:51 ID: S:LG228B

皆改くらいの練度にはなれたのかな?

2: タカドン 2019-04-01 23:14:53 ID: S:-FjcyL

1の方コメントありがとうございます!
そうですね、駆逐艦は五月雨、村雨、夕立
白露 軽巡は由良 空母は鳳翔が改になれる練度って感じで、その他の人はもう少しって感じです!

3: SS好きの名無しさん 2019-06-29 17:56:48 ID: S:vh5Tc9

提督って何者?

提督「化け者」


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください