孤島のブラックじゃない鎮守府〜第4話 訓練あるのみ!〜
艦娘のリクエストドンドンどうぞ!
新たな仲間が増え、次なる課題へ…
いつも通りの時間に目覚め、日課のトレーニングをした後食堂で朝食を作ってると…
???「提督さん、おはようございます♪」
提督「ああ、おはよう」チラッ
由良「朝ごはんですか?」
提督「そうだよ。昨日はちょっと重かったから朝は軽めにね」ザクザク
由良「なら由良も手伝いますよ」
提督「大丈夫だよ。由良もみんなの相手して眠いだろうし」ザクザク
由良「そんなことないですよ♪みんな良い子でしたから」ニコッ
実はまだ人数も少ないから
ある程度の人数になるまでは全員大部屋で寝てもらってる
それに軽巡は由良1人だから駆逐艦のみんなを見守ったりしてるから大変だと思うのに
提督「そうか…じゃあ、その前にみんなを起こしてきてくれないか?」
由良「いえ、その必要はなさそうですよ」クスッ
提督「?」
なにか音が聞こえてくるな…
ドドドドッ
白露「あたしがいっちばーん!」バッ!
夕立「むー!悔しいっぽい!」ポーイ!
五月雨「二人とも、早いよー」ハアハア
村雨「まったく…朝から元気なんだから」ニガワライ
由良「……ね♪」ニコッ
提督「…ならお願いするよ」ハァー
由良「はーい」
朝からあんなにダッシュできるなんて
やっぱりみんな体力有り余ってるのか?
提督「あー、みんな。食べながらでいいから聞いてくれ」
提督「今日はとりあえず1日トレーニングを行ってもらう」
村雨「トレーニングって…何やるんですか?」モグモグ
提督「それはやる時に伝えるよ」ニヤッ
村雨「そう…分かったわ」ニコッ
そして各々少食を済ませたあと
全員グラウンドに集合し…
提督「よーし、みんな準備出来たかー?」
夕立「バッチリっぽい!」
白露「いつでもいけるよー!」
五月雨「大丈夫です!」
村雨「オッケーよ♪」
由良「はーい♪」
みんな大丈夫そうだな
それなら最初は…
提督「よーし、午前のトレーニングは終了だー。みんなちょっと休んでてくれ」タッタッ
白露「お………鬼すぎる」チーン
夕立「地獄っぽい……」チーン
五月雨「ああ、お花畑が見えます…」チーン
村雨「みんななかなか来てるみたいね」フゥ
それもそのはずだ
なぜなら15kmを1時間以内に走った後トラック1周を45秒インターバルを30本、そしてタイヤ押しを50mを20秒×10本と下半身を中心にいじめ抜いた
もちろん間に合わなかったらプラス1本という地獄っぷり
今はみんな木陰で休んでいるが誰も動く余裕などない
ただ、そんな中でも……
由良「みんな大丈夫?はい、飲み物」スッ
村雨「ありがとうございます。由良さんは大丈夫なんですか?」
由良「うーん…さすがに疲れたかな?」アハハ
夕立「全然そうは見えないっぽい…」ヨロヨロ
提督「流石は軽巡、と言ったところか」
由良「あ、提督さん。お疲れ様です」ニコッ
提督「お疲れ様。とりあえず飯を食うか」ヨッコイショ
白露「無理…入らないよ…」グデー
提督「まあ、そう言うと思ってちゃんと食べやすいのにしたから」レジャーシートファサ
五月雨「そうめん…ですか?」フラフラ
提督「そうだ、どんな時でもそうめんなら食えるだろ」ヨイショ
だとしてもそうめんだけだと栄養がないからな
生姜やネギなどの薬味や、おにぎりやサラダにササミなど栄養面もバッチリだ
提督「この暑さだと無理にでも食わないと倒れるからな。食える分だけ食って残ったらまた夜にでも出すから」トリザラサシダシ
夕立「もしかして…午後はもっとしんどいっぽい?」サー
提督「いやいや、流石に今日はやらないよ」
村雨「それなら良かっ…ん?今日は?」キョトン
提督「さ、食べますか」
「「「「「「いただきます」」」」」」
由良「そうめんとはいえコシがしっかりしてるわね。提督さん、これいまさっきやったの?」モグモグ
提督「そうだぞ。みんな死にそうな顔してたから早くしないとって思ってな」モグモグ
由良「へぇ、凄いなー。あ、そうだ、今度料理教えてね、ね?」
提督「ああ、俺は構わんが…由良は大丈夫なのか?」
由良「何がですか?」キョトン
提督「みんなの世話をしながら自分のとこをしながらだろ?体力とか大丈夫なのか?」
由良「もう、みんな真面目だから大丈夫だって言ったでしょ?それに…いつまでも提督さんに作ってもらうのも申し訳ないし…」
提督「別に気にしなくてもよかったのに…」
由良「女の子なんだから気にするよ。…もう、提督さんの鈍感」ムーッ
提督「鈍感って…」
村雨「そうだそうだー」ブー
五月雨「鈍感〜」ブー
白露「もっと女の子の事を知れー」ブー
夕立「ぽーい」ブー
提督「わかったわかった、俺が悪かったからやめろ」
由良「まったく…」
提督「それより早く食べないと午後も大変だぞ」
「「「はーい」」」
こうしてみんなで仲良く休憩したあと
午後の特訓が始まった…
提督「ほら頑張れ!白露」
白露「この鬼ー!」ギャー
今日の特訓が終わり夜も更けた頃…
【執務室】
提督「………」
提督「(明日は1日自由にするとして…その時に空母か重巡でも建造するかな…それに武器もまだ心許ないから明日作るか…)」
「…………ん、………くさん」
提督「(それに人数も増えたから陣形も教えないといけないしな……それも全員に教えないといけないし…それからー)」
「提督さん!!」
提督「うお!びっくりした…」ビクッ!
由良「もう…何をそんなに考えてたんですか?」ハァッ
提督「いや、明日以降の行動をどうしようかとな…」
由良「1人でこんな夜遅くまでですか?」
提督「いや、そこまで遅くは…」
0100
提督「……あ」
由良「はあ…なんで由良達の心配はするのに自分の身体には心配しないんですか?」
提督「いや、そこまで無茶はし…」
由良「…目の隈」ジーッ
提督「うっ…」
由良「焦点も合ってないし…」ジトーッ
提督「うぐっ…」
由良「歩いてる時もフラフラだし…」ジトーッ
提督「うぐぐっ…」
由良「…提督さん、先に忠告しておきます」ハァッ
提督「…な、何かな?」チラッ
由良「今後も無茶をされるなら……ベットに固定させますよ」
提督「な…何もそこまで…」
由良「そこまでじゃないんです!本当なら軟禁レベルですよ!」プンプン
提督「軟禁って…そこまでなのか?」
由良「ええそうですよ!朝早くから夜遅くまで活動して…昨日は何時間寝れましたか!?」
提督「えっと……3時間半…」
由良「……はあ、今日はもう寝てください」
提督「え?でも明日のよ…」
由良「それは明日由良と決めるので早く寝て下さい!」クワッ
提督「ヒェッ…分かったよ」ショボーン
由良「……他の子も提督のことを意外と見てるんですよ…」
由良「今日も村雨ちゃんが提督さんがちょっと元気ないって言ってたんですよ…」
そうなのか…気づかれるとは相当疲れてたのか…
由良「ですので…これ以上無理をして由良達を困らせないでください…」ウルッ
提督「……そうか…ゴメンな」アタマポンッ
由良「……」コクッ
提督「それなら由良…明日の朝食を手伝ってくれないか?」ニコッ
由良「はい…分かりました。では0630に起床で。それより前に起きて行動ははダメですよ」
提督「ああ、わかった…それじゃ、おやすみ」ニコッ
由良「はい、おやすみなさい♪」ニコッ
そういい、由良が向かったのは
俺のベットだった…
提督「えっと…由良さん?何故そこに?」
由良「今日は監視のためです。すぐ寝てもらうために」
提督「でも………いや、分かったよ」ハァッ
ここで何か言ったらまた怒られそうだからな
とりあえずいつもの寝間着に着替え
提督「…狭くないか」ヨイショ
由良「大丈夫ですよ」
提督「そうか…なら……よか……った…」ウトウト
由良「………」
提督「………」zzz
由良「………」
由良「(少し言い過ぎましたかね…いやでもあれくらい言わないと聞かなそうですし…)」
由良「(…もう少し由良達を頼って欲しいのに…)」
由良「由良はあなたに仕え、付いていきます」ボソッ
そういい、二人とも眠りに着いた
ということで第4話でした!
今回は少し短くなってしまいすみません!
由良は面倒見のいいお姉さん
自分も運動部なのでトレーニングは本当にしんどかったです…
由良の一言で提督自身も変われたのか…
次回〜第5話 お料理しましょ!〜
提督が中学辺りの校長、由良さんが先生、五月雨達が生徒
みたいな構図が浮かんでしまった
1の名無しさんコメントありがとうございます!
中学校の校長先生がやってるんですか!?
自分的には提督が若い顧問で由良が優しい2年生で五月雨達が1年生って感じです!
リクエスト、鈴谷とか。JKとJC達が合わさり色々女子会的な意味で
隙が無さそうというか
3の方コメントありがとうございます!
なるほどー、鈴谷ですかー、となるともう1人も…
様々な面子での女子会とかも考えていきます!
提督大ブーイング受けてて可哀想
提督大ブーイング受けてて可哀想