2019-02-20 11:36:30 更新

概要

初心者なので色々変な所があります
リクエストお待ちしております!


前書き

鎮守府着任から1ヶ月半が過ぎたある日…
提督はある変化に気付く
それがいい変化か悪い変化か…


提督「…」


提督「………まいったな…」




うちの鎮守府も賑やかになって戦力も充分に揃ってきた

ではなにがまいったかだって?






最近の鎮守府内の緊張感が全くないのだ

いい意味での緊張感のなさは問題ない、むしろそれならありがたいのだが…

まあ、予想通り悪い意味で緊張感がない

例えば今日の出撃だって…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鈴谷「提督〜、敵の殲滅終わったから帰るねー」


提督「ああ、でも周囲の警戒は忘れー」


pi←無線を切る音


提督「……」








夕立「提督さーん、暇っぽいー」グデー


提督「ならそこで暇している村雨と一緒に特訓してこい」


夕立「えー…」


提督「なんでそんな嫌そうな顔するんだ…」ハァ


村雨「この暑さの中でやるんですか?鬼すぎますよー」グデー


夕立「そうそう。だから一緒に部屋の中で遊ぶっぽい!」


提督「………」







青葉「おはようございまーす…」フワァ


提督「おい青葉、もう8時だぞ?」


青葉「しょうがないじゃないですかー、夜遅くまで特ダネの整理をしてたんですから」ネムネム


提督「だからって寝坊はー」


青葉「あ!あっちからスクープの匂いが!こうしちゃいられない!」ピュー


提督「………」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


といったように…

明らかに気が抜けているのだ

この状況を打破したいのだが…

恐らく全員に厳しく言ったところで効果は薄いしその効果も早く切れるだろう

しかし…どうすれば…




チョイチョイ


提督「ん?」クルリ


春雨「」


提督「ああ、春雨か…どうした」


春雨「」キョトン


提督「そうだな…悩み事と言えば悩み事だな」


春雨「」ニコッ


提督「そうか…なら少しいいかな?とりあえず執務室に行こう」


春雨「」ニッコリコクリ





【執務室】


提督「はい、お茶でよかったか?」


春雨「」ペコッ


提督「別にいいよ。それで、悩み事なんだが…」


春雨「」フムフム



セツメイチュウ カクカクシカジカマルマルウマウマ


提督「…ということなんだ」


春雨「」ムムム


提督「お前の姉、夕立なんか特に言っても通じないと思ってて」


春雨「」ハァ


提督「何かいい案はないかな…」ウーン


春雨「」ムー


提督「………あ、そっか」


春雨「」キョトン


提督「ちょっと待っててくれ。すぐに戻る」


春雨「」コクリ






ー数分後ー


提督「すまない、急に呼び出して」


扶桑「大丈夫ですよ、武さん。」


山城「それで、要件とは?」


提督「ああ、それが…」




セツメイチュウ カクカクシカジカアラアラズイズイカモカモドーン




提督「…という訳なんだが、お願いできるか?」


扶桑「私達は大丈夫ですが…その…」


提督「ん?何か問題が?」


山城「それだと…失敗した時に全てが終わりますよ?」


春雨「」オロオロ


提督「覚悟は出来てる。だから3人には………………という事だ。」


扶桑「………わかりました、やるだけやってみます」フンス


山城「その代わり、ちゃんとあとで報酬は貰いますからね?」ニコッ


提督「……お手柔らかに」ニガワライ


春雨「」チョイチョイ


提督「ん?ああ、そうか。妹相手だとやりずらいか?」


春雨「」コクリ


提督「すまない…後で何かしらの形で詫びるから…」


春雨「」ニコッ


提督「そうか…ありがとう」ニコッ


提督「では、明日の午後に行う予定だから、それまでに準備を頼む」


「「ハイ!」」ビシッ






ー次の日の午後ー


提督「…ということで」


提督「今日はこの3人と演習を行ってもらう。詳しいルールは昼食の時に言った通りだ」


提督「もちろん、勝ったらちゃんと褒美を用意してるから、頑張って欲しい」


提督「それじゃあ最初は…」


提督「由良、夕立、時雨、鈴谷、青葉、鳳翔。この6人で演習を行ってくれ」


夕立「3人なら余裕っぽい」


鈴谷「それよりも暑いから早く終わらせよー」


青葉「早く取材の続きをしなきゃ…」



ー一方ー


扶桑「………あの雰囲気は相当ね…」


山城「ご褒美のために…徹底的にやりますか…」


扶桑「それじゃあ、春雨ちゃん。お願いね」


春雨「」コクリ




提督「準備は出来たか?それじゃあ…」




提督「始め!!!」



















提督「そこまで!」


提督「各自戦況報告班、状況説明を頼む」


五月雨「こちら3人側、扶桑さん、山城さんが無傷で、春雨姉さんが小破です」


綾波「こちら6人側、時雨さん、鳳翔さんが中破、残りの4人全員が大破です」


提督「そうか………まあ、勝者は言わずもがなだが…」


提督「各自15分休憩を取ってくれ。その後また再開する」















ー演習終了ー


提督「よし、今日の演習はこれまで!」


扶桑「……」


扶桑「(…武さんも凄いことするのね…)」


扶桑「(まさか、『みんなの心をへし折るくらい圧勝してくれ』だなんて…)」


提督「3人共、お疲れ様」ニコッ


扶桑「お疲れ様です…」ニコッ


山城「お疲れ様です、武さん」


春雨「」ペコッ


提督「すまないな…こんな役をやって貰って」


山城「武さん、あの頃よりも鬼になってません?」


提督「そうか?あまり変わらないと思うが…」


扶桑「確かに武さんは戦いになると少々やりすぎる時がありますからねー」


春雨「」コクコク


提督「そんなにか…まあいいや。それで、3人の褒美だが…」












ーその日の晩ー

【会議室】


提督「………さて」


提督「今日の演習についてだが…まずはよかった点から話そう」


提督「まずは空母の3人。相手が航空戦艦とはいえ制空権を取れたのは大きいぞ。」


鳳翔「流石に負ける訳にはいきませんでしたので…」


龍驤「ただ、もう少しダメージは与えたかったけどなー」


瑞鳳「まだ装備の面と発艦の仕方に問題があるわね…」


提督「そこは今度の開発の時とか今後の訓練の仕方の課題だな」


提督「さて…」


一同「」ビクッ


提督「まずは個人的に酷かったやつからいくか…夕立」


夕立「ぽい…」シューン


提督「旗艦の由良の指示を無視して単艦で突っ込んだ結果、自らが大破して終了…」


夕立「行けそうって思ったから…」


提督「確かに夕立は駆逐艦の中では1番練度は高いし、『ソロモンの悪夢』だったかな?みたいなことも言われてるしな」


夕立「…」


提督「だからなんだ。感情だけで行動して全てが上手く行くとでも思ったか?1番強いからってやりたいようにやれるとでも思ってんな。そんなんならしばらく出撃させないぞ」


夕立「ゴメンなさい…」ズーン


提督「次は…時雨」


時雨「僕か…」


提督「多分自分でも分かってるだろうが…いらない感情を持ち込みすぎだ」


時雨「…そうだね」


提督「確かに扶桑、山城、春雨と全員と深い繋がりがあるが…例えばの話」


提督「アイツらにそっくりの深海棲艦が出た時…お前は戦えるか?」


提督「答えはNOだな。お前の顔を見て察したよ。この人達と戦いたくないって顔してたな」


時雨「…」


提督「よくそんな気持ちで『今度こそ守ってみせる』だなんて言えたな。口だけのやつは用無しだよ。最低限有言実行しろ。」


時雨「うん…」ズーン


提督「それで次は…鈴谷だな。」


鈴谷「うぇー、やっぱり…」


提督「………ふむ」


鈴谷「(あれ?意外とそうでもない?)」


提督「お前は論外だな」ズバッ


鈴谷「」チーン


提督「まがいなりにも艦娘だろうが。なのに、早く終わらせて帰りたいって…演習前に言う言葉じゃねえだろ」


提督「そんなに戦いたくないなら艦娘やめて一般人にでもなっとけよ。艦娘の間はせめて任務を全うする気持ちを持ち続けてろよ」


鈴谷「」←気絶


最上「(鈴谷…)」オイタワシヤ




その後も提督の説教は続き…




提督「まあ、こんなもんだろう。じゃあ最後に1つ」


提督「『慢心』。これだけはどんな状況でも許さないからな。そういう奴がこの先いたら、特別特訓コースにお見舞するから覚悟しとけ」


提督「それじゃあ今日はもう休め。明日1日全員オフにするから、明後日に向けて調整してくれ」
















夕立「やっと終わったっぽい…」グデー


由良「まさか3時間も説教されるとは…」ハァ


鳳翔「しかも一人一人に言ってましたからね…」


龍驤「マジでどこに目付いてるんってくらい色んなところ見とったからなー」ヤレヤレ


綾波「それに…見たことないような目をしてましたからねー」


最上「みんなが鬼と言うだけはあるよ」ニガワライ




コンコンコン




由良「?はーい」


伊良湖「失礼します」


五月雨「あれ?伊良湖さん、どちらに?」


伊良湖「実は演習が終わったあと、提督に頼まれまして…」


白露「そう言えば、伊良湖さんミーティングにいなかったね」


古鷹「それはそうと…頼まれごととは?」


伊良湖「えっと…こちらをみんなに渡してくれと…」ヨイショ


青葉「?」




サンドウィッチ+ホットミルク+砂糖




時雨「………」キョトン


伊良湖「とりあえずこれを食べてリラックスしろと…」


鳳翔「…なにはともあれ、食べましょうか」




「「「「「いただきまーす」」」」」




鈴谷「………温かい…」ズッ


最上「なんか…ほっとする味…」ズズッ


伊良湖「提督がレシピを渡してきてくれて…このやり方が1番美味しいと…」


村雨「サンドウィッチも美味しい…」モグモグ


五月雨「野菜も新鮮で美味しいです」モグモグ


名取「味もサッパリしてて、食べやすい…」モグモグ


夕立「………悔しいっぽい」


由良「え?」


夕立「言われっぱなしは悔しいっぽい!絶対に提督さんを見返してやるっぽい!」


時雨「そうだね…僕も流石にこのままは嫌だからね。提督を驚かせてやりたいね」


鈴谷「鈴谷も言われっぱなしはなんか癪だしー、やってやるし!」


鳳翔「あらあら、これは…」


龍驤「みんな冷めきった心に火がついたみたいやなー」カンシン


瑞鳳「これは明日から凄いことになりそうねー」ウンウン


綾波「綾波も…司令官を守れるくらい、強くなります!」


摩耶「流石に言われ綴れるのもムカつくしな、アタシ達にあんな口叩いたことを後悔させてやるよ!」



ワイワイ


その後、それぞれが今後の目標を言い合った後、円陣を組んで気合を入れたそうだ…


















ー次の日ー


0530


提督「さて…」


提督「(あんだけみんなに言っといて俺が緩んでたらおかしいからな…今日はいつもより厳しめに………ん?)」


提督「(グラウンドに何人かいるな…)」












扶桑「もうへばってしまったのですか?」


山城「私達にお願いしたからには弱音なんて吐かせないから」


夕立「ま…まだ…行ける…っぽい!」ゼーゼー


時雨「ここからだね…扶桑、山城…もう一本お願いします!」ゼーゼー



扶桑「そちらの3人はもう休みますか?」ニコッ


鈴谷「まだ…全然…余裕だし…」ゼーゼー


青葉「取材で培った足腰…なめないでくださいよ…まだ行けますよ!」ゼーゼー


摩耶「この摩耶様を…見くびって貰っちゃ…困るぜ」ゼーゼー


山城「駆逐艦の子に負けたら午後もやらせますからね」ニッコリ










五月雨「はぁ…はあ…春雨姉さん…終わりました…」ゼーゼー


春雨「」コクリ


五月雨「え?…次は足腰が弱いから…タイヤ押しですか?」


春雨「」コクコク


五月雨「昨日の演習で下半身がふらついてたから…?…分かりました!やってやります!」


春雨「」ニコッ


白露「春雨、アタシがいっちばーん最初に終わったよ!次は何?」


春雨「」ハァ


白露「え?アタシは瞑想?なんで!?」


春雨「」メッ


白露「周りを見てなさすぎ?…夕立と一緒?……分かった…」シューン


春雨「」ニコッ


白露「え?周りさえしっかり見れれば充分に活躍できる?本当に?」


春雨「」ニコニコ


白露「………うん!任せといて!」


春雨「」グッ












提督「……」


提督「(よかった…良い方に分かってくれた…)」ホッ


提督「(これは…俺も甘いことは言えないな)」ストレッチ


扶桑「あら、武さん。おはようございます」ニコッ


山城「おはようございます。今日はゆっくりですね」


春雨「」ペコッ


提督「まあな、ちょっと考え事を」




実は俺と扶桑、山城、春雨は大本営時代からよく朝のトレーニングを一緒にやってたのだ

最初は3人についていけなかったけど、他のところでもトレーニングしてたらだんだん置いていかれることがなくなってきた




扶桑「もう…悩み事なら私達にも相談してくださいよ」ハァ


山城「1人で抱え込む癖は相変わらずですねー、武さん」


春雨「」メッ


提督「すまない、でも大したことはないから大丈夫だ」


扶桑「昔それで寝不足で倒れたのは誰でしたっけ」


提督「むっ…」


山城「それでも私達に口を割らないで元帥に怒られたのは誰でしたっけ?」ニヤニヤ


提督「むむっ…」


春雨「」ジーッ


提督「………今日の夜でいいか」


扶桑「分かりました。ではその時に昨日言ったことも」


提督「ああ、分かったよ」


山城「いやー、楽しみですね。武さんのあれが久々なので」


提督「期待はするなよ」


春雨「」オロオロ


提督「大丈夫だよ、春雨。心配してくれてありがとな」ナデナデ


春雨「」///



提督「そういえば、他の人はまだ寝てるのか」


時雨「まさか、提督が1番最後だよ」


提督「………えっ?」キョトン


青葉「空母の方は弓道場に、昨日の旗艦の人は図書館で研究、あとは昨日のビデオを見て課題を見つけたり山でトレーニングだったりと、みんな朝からトレーニングしてますよ」


鈴谷「提督お寝坊さんじゃーん」ニヤニヤ


提督「…ならその遅れをしっかり取り戻そうか」


扶桑「それなら武さん、久々にあれを見せてくださいよ」


提督「あれをか?できるか分からないぞ?」


山城「なんだかんだで武さんはできますよ」


春雨「」ニコニコワクワク


提督「…ちょっと待ってろ」タッタッタッ








扶桑「あれが見れるのですね」ニコッ


夕立「あの…扶桑さん」


扶桑「?」


時雨「薄々感じてたけど…もしかして提督の名前って…」


山城「もしかして…教えて貰ってない?」


五月雨「はい…」


扶桑「そうね…あの人の名前は小山 武…って言うの」


山城「私達は何かとお世話になってるから武さんって呼んでるわね」


扶桑「ただ…みんなは武さんって呼ばないでね」ニコッ


時雨「どうしてだい?」


扶桑「みんなからそう言われるのはなんか嫌みたいなの」ニガワライ


山城「それにみんなもだけど私達も説教だからね」ニガワライ


春雨「」コクコク


夕立「分かったっぽい!」


提督「準備出来たぞー」










五月雨「これは?」


提督「拳銃だな。中身は塗装したゴムボールだな」


夕立「これで何をするっぽい?」


提督「見てれば分かるよ。春雨、頼んだ」


春雨「」コクリ



ジャキ



時雨「………え?」キョトン


白露「春雨…なにを…」



バァン


夕立「………え?」


バァンバァンバァン


青葉「ちょちょちょ!何を」


鈴谷「提督殺す気!?」アセアセ




提督「ゴムボールだから死にはしないよ」


扶桑「あら、流石武さん。全弾回避ですね」


山城「全然鈍ってないですよ」


春雨「」コクコク


提督「いやー、結構訛ってたよ。何回か当たりそうになったし」


扶桑「でも目は鋭いままでしたよ?」


夕立「目?」


山城「もしかして…武さんのことを見てなかっのかしら?」


扶桑「ならもう一度お願いしますね」


提督「いいけど…これ結構しんどいんだよな…」


山城「それじゃあ、みんなは武さんの目を見てね」ニヤニヤ


提督「………」


バァン


提督「」キッ


一同「」ゾクツ







扶桑「どう?ちゃんと見てた?」クスッ


一同「」コクコク


山城「武さんもこの特技を教えたらどうですか?」ニヤニヤ


提督「無茶言うな。俺もやり方を教えて欲しいくらいだよ」ハァ


扶桑「無意識ですものね」ニコッ


春雨「」ニコニコ


山城「あら、もうこんな時間」


扶桑「とりあえず今日はこれで終わりですね」


春雨「」コクリ


提督「それじゃあ、朝食を食べに行くか」




スタスタスタ





時雨「…相変わらず化け物だね…」


鈴谷「提督だけで深海棲艦倒せちゃうじゃない?」ニガワライ


青葉「ありえそうだから言わないで…」














ーその晩ー


【自室】


提督「………」トントントン




コンコンコン




提督「どうぞー」


扶桑「失礼します」ペコッ


山城「こんばんは」ペコッ


春雨「」ペコッ


提督「いらっしゃい。適当に座っといて」









提督「お待たせー」




サンドウィッチ+ホットミルク+砂糖




扶桑「相変わらず美味しそうですね♪」


山城「久々に食べますねー」ワクワク


春雨「」パァァ


提督「お代わりはあるからなー」


扶桑「んー、安心できます♪」モグモグ


山城「なんでこんなに料理が上手いんですか」モグモグ


春雨「」モグモグ


提督「そりゃあ、ずっと料理してきたからな」


扶桑「今度みんなで教わりに行っていいですか?」


提督「俺はいいけど…凝ったものは作れないぞ」


山城「簡単なものを作れるようにはしたいんですよ」


春雨「」モグモグ


提督「今度の休みの時に開催しようか」


扶桑「ありがとうございます♪」


山城「他の人にも呼びかけますね♪」


春雨「」モグモグ


提督「どんだけ食べるんだ春雨」ニガワライ









扶桑「それで武さん…悩み事とは…」


提督「ああ、大したことではないのだが…」


春雨「」フムフム


提督「実はな…心配だったんだ」


山城「心配?もしかして、昨日のことですか?」


提督「そうだ、いくらあんな雰囲気だったとはいえ、中々に酷なことをさせてしまったからな」


扶桑「あれくらいなら全然ですよ」


山城「むしろ他の鎮守府からの報告の方が酷いですからね」


春雨「」ウンウン


扶桑「ちなみに…あれが逆効果だったらどうするおつもりでしたか?」


提督「土下座して辞めるつもりだった」




スパーン




提督「…相変わらず容赦ないな」ズキズキ


山城「そりゃあ勿論、昔から変わりませんよ」←ハリセン


扶桑「武さんはいつも責任を感じすぎですよ」ハァ


春雨「」コクコク


提督「感じるよ…それくらい重要な職に就いてるんだから」


山城「私達がいるんだから、もう少し頼ってくださいよ」


春雨「」ウンウン


扶桑「私達の仲じゃないですか」ニコッ


提督「そうだな…すまない、助かったよ」ニコッ


山城「武さんは笑顔じゃないと」クスッ


春雨「」ニコニコ


提督「よし、じゃあ明日からまたお願いな」


扶桑「ええ」ニコッ


山城「お任せ下さい」ニッコリ


春雨「」ニコニコ


















ー次の日ー

【執務室】


提督「…ということだから」


提督「今日からまた出撃、遠征して貰うけど…一昨日言ったことは忘れるなよ」


「「「了解!」」」ケイレイ


提督「よし、行ってこい!」












あの日以来、慢心している子はいなくなった








































???「………」


???「………フフッ」


???「ヤットミツケタ…ゲンキニシテルカナ…」









???「アノトキハマベニイタボウヤ…」ニッタリ


後書き

ということで11話でした
今までで1番話の構成がごちゃごちゃでしたね…
また、それぞれの推しの方
申し訳ございませんm(_ _)m
個人的には、ゲームで轟沈する理由の1位は注意不足だと思います
大破していることに気付かずそのまま出撃して轟沈…この流れだと思います
皆さんも注意してやりましょう
最後にいた人物とは…
次回〜第12話 トラウマ、そして別れ〜


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SS好きの名無しさんから
2019-07-13 17:10:27

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SS好きの名無しさんから
2019-06-29 17:26:06

このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-02-21 03:59:02 ID: S:YJ8TWW

目立たないけど何だかんだで訓練割と余裕持ってこなしてる白露は
ポテンシャル自体は実は高いのかなぁ、なんて。船の頃もそんな感じだったし

2: タカドン 2019-02-21 10:01:07 ID: S:C52h3_

1の方コメントありがとうございます!
そうですね。自分の中では白露型の中でも駆逐艦全体でもトップクラスの身体能力だと思ってます。
ただちょっと落ち着きがないのが難点ですかね?


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