2019-01-20 00:57:12 更新

概要

初心者なので色々おかしい部分が多いです
リクエストなどドンドンどうぞ!


前書き

いよいよ南雲鎮守府のメンバーは次の海域へ…
それぞれが思う事とは…


【港前】


提督「………よし」

提督「みんな!準備はいいか?」クルリ

「」コクリ

提督「よし…それじゃ、出撃だ!」バッ!












よし、それじゃ俺も行きますか…


















提督「………」


無線に耳を傾けている(旗艦は由良)












トレーニングをしながら

体幹トレーニングをしながら耳を傾ける

効率は悪いが、昨日の分を取り返すにはどうでもしないといけない

ただ、敵と遭遇したらやめるつもりだ





由良「提督さん、聞こえる?」

提督「ん?ああ、聞こえるよ。敵か?」


ちなみに由良達は妖精さんの羅針盤により東に進んでいる


由良「そうよ、えっとね…ロ級一体とイ級二体ね」

提督「そうか…なら突撃だ」

由良「まって、陣形はどうするの?」



そうだ忘れてた

4人以上での出陣は陣形を無る必要があるのだ



提督「そうだな…その量なら単縦陣でいこう」

由良「了解!」



開戦と同時に鳳翔が


鳳翔「風向き、よし。航空部隊、発艦!」ヒュッ


航空機を飛ばした

なるほど、空母は開幕攻撃ができるのか

その飛ばした航空機の攻撃が的に直撃


提督「由良、戦況を教えてくれ」

由良「はい……敵艦、全滅です」

提督「そうか…流石だ、鳳翔」

鳳翔「ありがとうございます!お役に立てたのなら、嬉しいです」


空母か…味方にいれば有難いが的に居るとなかなか厄介になりそうだ…


由良「提督さん、羅針盤を回して」

提督「おお、わかった」ソリャ


グルグルグルピタッ


SE


提督「SE…南西に進んでくれ」

由良「了解!」


そういい、進軍を続ける










由良「提督さん…敵艦隊発見しました」

提督「何体居る?」

由良「えっと…軽巡へ級一体、軽巡ホ級一体、イ級三体です」

提督「そうか…なら今回は複縦陣で行け」

由良「了解!」



今回も同様に鳳翔の開幕攻撃から始まった


由良「申し上げます!イ級一体沈没、ホ級が小破です」

提督「なるほど…なら、由良、鳳翔、村雨は軽巡、白露、夕立、五月雨は駆逐艦を狙え!」

提督「軽巡組は由良、駆逐艦組は五月雨を中心に攻撃しろ!」

由良「了解♪」

五月雨「分かりました!」

白露「あたしも鳳翔さんには負けないよ!」

夕立「早くやりたくてたまらないっぽい!」

村雨「御二方のサポートは任せてください!」



そして、一斉に砲撃が始まった

人数的にはこちらが有利と思えたが…


由良「敵はイ級二体沈没、一体が大破、ホ級が大破、へ級が小破です。こちらは白露、村雨、五月雨が中破、夕立、鳳翔さん、由良が小破です」


そこまで有利と言うほどではないようだ

それに夜戦となると鳳翔は攻撃できないから

鳳翔を守る人も考えると実質4人か…


提督「由良、夕立が中心に攻撃し、五月雨、白露がそのサポート、村雨が鳳翔の近くにいるという形でたー」


ゾクッ


提督「ーッ!」

由良「提督さん!?どうしました?」

提督「いや、なんでもない…それで頼む」

由良「分かりました」


なんだ今のは…

なんか…嫌な予感がする

そのままだと…何かを失いそうだ…


そう思い、いてもたってもいられなくなった俺は妖精さんに鎮守府を任せ、小型ボートに乗り、由良達の元に向かった


提督「……気のせいだといいが…」ボソッ

提督「せめて……間に合ってくれ…」

提督「もう…失うのは嫌なんだ…!」


ボートを加速させる





一方由良達はー


由良「…これは困ったことになったわね…」


敵の増援が来てしまった…最悪だ

戦艦と空母、潜水艦がいないだけマシだが…

重巡一体、駆逐艦二体が来てしまった

ただ…ここでこいつらを倒さなきゃ…

もう…これ以上提督さんに心配をさせる訳にはいかない…!


由良「全軍!戦闘準備!村雨ちゃんは鳳翔の近くにいながら援護をお願い!夕立ちゃん!…いよいよ夜戦よ、楽しみなさい!」ニヤッ

夕立「待ってたっぽい!さあ!素敵なパーティしましょ!」ニヤッ

由良「白露ちゃん!五月雨ちゃん!無理に前に出たらダメよ!」

白露「はい!」

五月雨「分かりました!」


とは言ったものの…

私と夕立ちゃんだけだとちょっとしんどいかもな…






由良「全軍!砲撃開始!よーく狙って…てーっ!」ドン

五月雨「私だってやる時はやれます!」ドン

夕立「どんどん撃つっぽい!」ドン

白露「いっちばーん倒してやるんだから!」ドン

鳳翔「村雨ちゃん…」

村雨「はい、なんでしょう?」

鳳翔「ごめんなさいね…大事な時に参加出来なくて」

村雨「いえいえ、むしろ私達が鳳翔に助けて貰ってるので」

村雨「それにこれ以上活躍の場を取らないで下さい」ニコッ

鳳翔「……逞しいわね…」

村雨「あの提督のお陰ですよ」ドン












提督「由良!戦況は?」ブォォ


ボートの速度を上げ由良達のいるであろう場所に向かう



由良「はい…、敵艦隊の増援で少し戦況がまずいです」

提督「何!?増援だと!?」


くそ!嫌な予感が的中した…

それに…


由良「こちらは、由良と鳳翔さん以外は大破で由良達も中破です!」


戦況も最悪だ…このまま戦っても沈没者を出すだけだ…!


提督「そうか…由良」

由良「はい?」

提督「撤退命令を出す。今すぐ帰投しろ」

由良「………嫌です」キッパリ

提督「なっ……このままだと沈没者が出るぞ!」

由良「みんなそれくらいの覚悟は出来てます!」

由良「それに負けて帰るのは嫌です!」プツッ

提督「おい!由良!由良!!」

提督「………」

提督「………あいつ…!」


更にボートの速度を上げる



由良「………」


ごめんなさい、提督さん…

短い時間ですがな楽しかったです


由良「全軍!ここは由良に任せて!撤退しなさい!」

夕立「嫌っぽい!そんなことしたら、由良さんが!」

由良「この戦況で勝つのは不可能だわ!それに全滅するなら由良1人が囮になる!」

五月雨「そ、そんなこと、絶対にさせません!」

由良「っ!……いいから、はやくー」

村雨「っ!由良さん!危ない!」

由良「っえ?」


目の前には砲弾が…

ああ…さようなら…提督さん…


……


………あれ?爆発しない?

由良は死んだのかな…?

そう思い、目を開けると…


由良「………」

由良「………提督さん?」






〜数分前〜


提督「………クソっ!」


由良は…恐らく自分の命を身代わりにしても勝つつもりだろう…

それか…囮になってみんなを逃がすか…


何にせよ急がねば……


提督「………」

提督「………見つけた…」


由良を見つけたが早いが俺はボートを全速力で動かす

しかし、それと同時に敵が砲撃をした

このままだと…由良に当たってしまう…


提督「(間に合え…!)」


その刹那、爆発音とともに全身に痛みが走る

そしてボートの上に倒れ込む

右半身のの感覚が………全くないな

しかし、由良には直撃してないようだ…

なら良かった…ああ、また怒られるな…

俺は驚いた由良の顔を見て、微笑んだ






由良「………」


提督さん……なんでここに?

いや、それよりも…直撃?

由良が…命令を無視したから?

由良が…よそ見をしてたから?

……………………………………………

由良「…………」

村雨「て、提督!大丈夫!?」

五月雨「提督!返事をしてください!」

鳳翔「二人とも!今は提督さんを安全なところに!」

夕立「提督!……って、由良さん?」

由良「……………」

由良「………ユルサナイ」ボソッ

夕立「え?」










提督「………ハッ!」パチッ


ここは…?

そうか…撃たれて倒れたんだ


五月雨「提督!目が覚めましたか!?」

鳳翔「提督さん!大丈夫ですか!?」

提督「ああ、なんとか大丈夫だーっ!」ズキッ

村雨「提督!どうしたーって、み、右腕が!」

提督「大丈夫…って、ん?右腕?」チラッ

提督「っ!」

提督「うがああああああああぁぁぁ!!」ズキズキッ


なんと提督の右腕が……









吹き飛んでいた

直撃だから当然だろう

むしろ、右腕だけなのは不幸中の幸いと言った所か

しかし、気付いた瞬間、全身に意識が遠のきそうな程の痛みが提督を襲った


鳳翔「提督さん!しっかりして!」

村雨「提督!落ち着いて!」


提督が痛みに耐えながら見た光景とは……





提督「あれは……由良なのか?」



1人で敵艦隊を薙ぎ払う由良の姿が

いや、あれは由良というのか

そう、例えるなら…










由良そっくりの化け物である

その近くにぼーっと立っている夕立がいた


提督「夕立!夕立!」

夕立「っ!どうしたっぽい!?」

提督「あいつは…由良はどうしたんだ?」

夕立「分からないっぽい…ただボソッと何かを言ったと思ったらそのまま敵の近くまで行って…」

提督「あの状態と…」

夕立「」コクリ


しかし、1人であの数を相手にするのは無謀すぎる…


提督「夕立!五月雨!無理しなくていいから、由良のサポートを頼む!」

夕立「わ、分かったっぽい!」

五月雨「は、はい!」


痛みで意識が朦朧とする中で指示をしていく


提督「白露、村雨、お前らも行けるか?」

白露「あたし達は大丈夫だけど…」

村雨「提督と鳳翔さんは…」

提督「恐らくあの状態だと由良だけでいっぱいいっぱいだろうからな…それに鳳翔さんがいれば大丈夫だよ」

白露「分かったわ!」

村雨「鳳翔さん、あとはお願いします!」

鳳翔「……提督さん…大丈夫ですか?」

提督「大丈夫だと言ったら嘘になるが…由良へのダメージは大きいだろうな…」





ふと由良の方を見るとどうやら全艦隊を倒し終わったようだ…

そしてすぐさま俺の元にかけてくる



由良「提督さん!怪我は…」

提督「由良、大丈ー」

由良「申し訳ありません!命令無視に加えて提督さんをまで怪我を負わせてしまって」

提督「由良、一旦落ち着ー」

由良「罰ならなんでもうけます!ですので、他の子にはなにもしないでー」



提督「由良!!!」

由良「っ!」ビクッ

提督「一旦話を聞け!」

由良「……はい…」

提督「とりあえず、今すぐ全員帰投だ。話はそれからだ」

由良「……はい…」

提督「白露、村雨、夕立、五月雨、すまんな」

五月雨「いえ!大丈夫です!」

村雨「それよりも、提督はどうやって帰るの?」

白露「流石に泳ぐのは無理でしょ?その怪我で」

夕立「それならみんなで担ぐっぽい?」

提督「そうだな…あのボートもボロボロで使えないからな…お願い「私が運びますよ」……え?」

鳳翔「私が提督さんのことを運びます。1番被害も少ないので、大丈夫ですよ」

鳳翔「それに…提督さんももう限界でしょう」

提督「え?なんのこと………だ………」


急に意識が遠のく

まるで深い海に沈むように…







【???】


ピッ……ピッ……ピッ……


提督「………」

提督「……………」

提督「…………………」パチッ

提督「………」ムクッ

提督「……っ!」ズキッ

提督「………」

提督「(ここは…どこだ?)」


「目は覚めましたか?」


提督「?」クルリ

ナース「ああ、まだ安静にしてください。相当身体にガタが来てたみたいなので」

提督「はぁ…そうですか…」


どうやらここは島の病院の様だ

ナースの人によると早朝に血まみれの俺とみんなが入ってきて大騒ぎになったとか

そして集中治療室で治療していたようだ


提督「そうですか…」

ナース「ええ、それにしても、よく今生きられていますね」

提督「へっ?」

ナース「先生によるとあと少し遅ければ死んでいたそうですよ」クスッ

提督「マジか…」

ナース「はい♪ですので、しばらくは安静にしててくださいね?」

提督「分かりました。あの、ちなみに俺がここに来てから何日経ちました?」

ナース「そうですね…2日くらいですかね?」

提督「2日!?っ!…ってぇ」ズキズキッ

ナース「あらら、ですから安静に」

提督「すみません、それよりも…あいつらは大丈夫ですかね?」

ナース「大丈夫ですよ♪今は島の方々が一緒にいるので」

提督「そうですか…それは良かった」


今度料理とか持って行ってお礼でも言いに行こう


ナース「では、失礼します」ガララ

提督「………」

提督「………そうか、2日か…」


ぼーっとしていると


コンコン


提督「はい、どうぞ」


五月雨「失礼します!」

白露「失礼しまーす!」

夕立「失礼しますっぽい!」

村雨「失礼します」ペコッ

鳳翔「失礼します」

由良「…失礼します」ボソッ

提督「お前らか…どうした?」

村雨「どうしたじゃないわよ!なんで提督が1番死にそうになっているのよ!」

五月雨「村雨姉さん、落ち着いて」ドオドオ

村雨「ごめんなさい…でも…本当に心配したのよ…死ぬんじゃないかって…」ポロポロ

提督「ゴメンな…ただ、安心しろ」ナデナデ

村雨「(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)?」ポロポロ

提督「俺はお前らを置いて死ぬことはないから」ニコッ

五月雨「………」グスッ

白露「………」ポロポロ

夕立「………」ダバー

提督「おいおい…なんでみんな泣いてんだよ。生きて帰ってこれた、それで充分じゃないか」ニコッ

「「「提督(さんー)〜!」」」ダキッ

提督「おっとっと…頼むから右側には抱きつくなよ、血がつくから」

提督「鳳翔さん…何から何までありがとうございます」ペコッ

鳳翔「大丈夫ですよ♪それより…今後あの様な無茶は許しませんからね!」メッ

提督「はい、すみません…さて、由良」クルリ

由良「っ!」ビクッ

提督「お前は命令無視、必要以上の敵への接近、そして…自分を囮にしたこと、以上3点…異論はあるか?」

由良「いえ………ありません」ウツムキ

提督「そうか…じゃあ、お前への罰は…」

由良「…………」ナミダメ

提督「………」







提督「俺が退院するまで看病と執務の補佐を頼む」ニコッ

由良「…………………………………へ?」キョトン

提督「いやー、意外と片腕ないと不便だし、ここ1人だから寂しいからな、話し相手くらいは付き合ってくれよ」ニコッ

由良「………」

提督「ほら、こっちおいで?」テマネキ

由良「」スタスタ

提督「」ポンッ

由良「」ビクッ

提督「それに、由良と今後のことについても話したいんだ。俺一人で決めるもんじゃないからな」ナデナデ

由良「あっ………」

提督「ナースの人にも無茶するなって言われてるからな…いいか?」ナデナデ

由良「…………っ」ポロポロ

提督「ち、ちょっと…由良!?」アセアセ

由良「うぅー……提督さん、ずるいですよぅ…そんなに優しくされたら…断る訳には行かないじゃないですかぁ…」ポロポロ

白露「あー、提督泣かせたー」

村雨「これで2人目…ね♪」クスッ

夕立「提督さんさいてー」ジトー

鳳翔「ふふっ、罪なお方」クスッ

五月雨「(私の時のあんな感じだったのかな?)」

提督「お…おい!人聞きが悪いぞ!」アセアセ

村雨「これは…大本営に報告かしら?」

白露「それがいいね」

夕立「いや、それよりも…」

五月雨「元帥に言うのが1番ですよ♪」

鳳翔「島の人にも伝えましょうか♪」

提督「勘弁してくれー!」

由良「…………」

由良「………くすっ」

由良「(提督さん、ありがとうございます!)」ニコッ




こうして、2度目の出撃は失ったものがあったものの、見事勝利を収めたのだ

また、由良の驚異的な介護と提督の回復力により、予定の2週間前に退院出来ることになったのだ
















元帥「ふむ………では以下のものは新たな場所で働いて貰う」

元帥「そうだな…新たな配属先は……」
































元帥「南雲鎮守府で頼む」




後書き

ということで第6話でした
由良推しの方ゴメンなさい!
元帥は果たして何を送ってくるのか…
そして、提督は次なる行動に出る…
次回 〜第7話 過去と変化〜


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2019-07-13 16:17:19

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2019-06-29 16:30:26

このSSへのコメント

6件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-01-20 02:44:45 ID: S:594T75

軽巡は長良型でお願いします!
同じ姉妹なら書きやすいかと思いました

重巡も…。

2: タカドン 2019-01-20 08:46:27 ID: S:ra2EL2

1の方コメントありがとうございます!
自分の中では次の軽巡は長良型って決まってるので誰を書くかはお楽しみにー
重巡ですか…ちなみに誰がいいとかあります?

3: SS好きの名無しさん 2019-01-20 09:35:58 ID: S:U9SWOJ

艦アケだとこの鎮守府の駆逐メンバーや由良さん一人だけで
沖ノ島やキス島を全敵艦隊撃破な上ノーダメ海域攻略する熟練艦娘
時々見るから色々驚く。行き着けばこの子達もあーなるんだろうか

4: タカドン 2019-01-20 11:16:46 ID: S:0YaTKg

3の方コメントありがとうございます!
まだ練度も低く、慢心があったという設定でお願いします…m(_ _)m
ちなみにPC版でもこの戦力なら余裕です

5: SS好きの名無しさん 2019-01-20 13:25:48 ID: S:ONRsSr

重巡は、是非とも古鷹様をお願いします(*^^*)

6: タカドン 2019-01-20 14:14:53 ID: S:3ojmH7

5の方コメントありがとうございます!
そうですねー、他のリクエストがなければ書くつもりです!
あとは青葉辺りも考えてます


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