孤島のブラックじゃない鎮守府〜番外編第2話 鎮守府の夜のお話会 〜
初心者なので色々変な所があります
リクエストドンドンお願いします!
流れは7話参照
※今回から書き方を変えます
【大部屋】
提督「………なあ、由良」
由良「はい、なんですか?」
提督「もう逃げないからさ……これ外して」ジャラ
何があったかというと…
大部屋から逃げようとしたら由良が扉の前に立ってたのだ
例の鎖を持ちながら
そして、気が付いたら鎖で縛られていた
由良「………嫌です♪」ニコッ
提督「もう逃げないのに…」トホホ
由良「大丈夫ですよ。拷問をする訳ではないので」
提督「ならなんでー」
由良「提督さん、運動神経いいですからね〜、こうでもしないとすぐ逃げちゃいますので」
提督「…由良がいるから逃げないよ」ハァ
由良「…ということで」
由良「第一回!提督さんのあんなことこんなこと聞いちゃえー!」
「「「ワー!!!」」」
由良「詳しいことはさっき言ったとおー」
提督「ちょっと待て」
由良「はい?」
提督「それは聞いてないぞ?ただ一緒に寝るとしかー」
由良「提督さん、ただ女の子と一緒に寝るって思ってたんですか?」
由良「それに、提督さん由良達にあまり自分のこと話さないじゃないですか」
五月雨「私達はもっと提督のことを知りたいんです!」
鳳翔「ということで、このような形になりました」
由良「なので、もう諦めてください♪」
提督「………わかったよ」ハァ
提督「で、誰から何を聞くんだ?」
由良「じゃあ最初は〜、初期艦の五月雨ちゃんで!」
五月雨「はい!」
五月雨「提督の小さな頃の夢を教えてください!」
提督「小さな頃かー…教師かなー」
五月雨「きょうし?」
提督「小さな子に色々教える人だよ。ちょうど五月雨くらいの子だな」
五月雨「なるほど!だからですか!」
提督「何が?」
五月雨「初めて提督にあった時、凄く優しそうな雰囲気があったんですよ!」
由良「確かに…それは言えてるわね」
夕立「提督さんが先生…楽しそうっぽい!」
村雨「あ、じゃあ提督、今度教えてよ♪」
提督「構わないけど…何を教えるんだ?」
時雨「戦術とか体力作りとか色々だよ」
提督「それくらいなら構わんが…あの時くらい厳しくいくぞ?」ニヤッ
五月雨「え?」
白露「え?」
村雨「え?」
提督「ん?」
白露「提督、それマジ?」
時雨「どうしたんだい?みんな」
提督「あーそうか、時雨達は知らないのか」
五月雨「あれはダメです…」ガタガタ
白露「地獄よりも地獄だよ…」ガタガタ
時雨「そうなんだ…なら今度やろうか」ニコッ
時雨……恐ろしい子!
提督「まあ、その辺りはおいおい決めるか」
由良「では次は〜」
伊良湖「あの…私がいってもよろしいですか?」
由良「伊良湖さん?どうぞどうぞ」
伊良湖「ありがとうございます。ではー」
伊良湖「提督の料理をみんな美味しいって言ってるんですけど…」
夕立「今なきー」
由良「コラ、静かに」シーッ
伊良湖「料理をするときに何か意識してることはありますか?」
提督「料理かー…在り来りだけど食べる人達が笑顔で食べてる姿を見るのが好きだから、それを見るために作ってるかな」
伊良湖「なるほど、料理人の鏡ですね」フムフム
提督「それは言いすぎだよ。基本的なことしか言ってないし」
伊良湖「そこはシンプルイズベストってやつですよ!」
鳳翔「ちなみに提督さんはいつから始めたのですか?」
提督「んー……元帥のところに行ってからかな?」
鳳翔「あ……すみません」
提督「気にすんな、あそこの生活も中々楽しかったし」
伊良湖「提督の得意料理ってなんですか?」
提督「得意料理………生姜焼きかな?」
五月雨「あれは美味しかったです♪」
村雨「ねー、またお願いしたい♪」
提督「………ということですが、鳳翔さー」
鳳翔「提督」ニコッ
提督「………はい」
鳳翔「鎮守府と商店街の24時間掃除と高温の油にギリギリまで顔を近づけるの、どちらがいいですか?」ニコニコ
提督「………申し訳ございませんでした」ドゲザ
最上「……尻に敷かれてるね」ボソッ
古鷹「逆亭主関白」ボソッ
提督「おい」
提督「まあ、当分はやめておくよ…鳳翔さんに殺されかねない」ニガワライ
由良「じゃあ次行くね〜なら、時雨ちゃん」
時雨「僕か…じゃあ、提督」
提督「おう」
時雨「好きな女性のタイプを教えて」ニコッ
提督「その話題は早くないか?」
時雨「由良さんに言って」
提督「はあ、まあいいや」
提督「好きなタイプかー…包容力のある人かな?」
時雨「ふーん…それはどうしてだい?」
提督「そうだなー…由良や鳳翔さんなら知ってると思うけど、結構無茶しちゃうんだよな」
由良「しってますよ、施錠しないと睡眠しませんし」
鳳翔「ええ、片手で料理しようとしますし」
提督「だろ?だから優しく包み込んで欲しいんだよな」
時雨「ふーん…」
村雨「えっへへー♪」ニコニコ
提督「どうした?」
時雨「いや、なんでもないよ…提督が変態だってことがわかったからか」
提督「おい、おかしいだろ」
由良「どんどん行きましょうか、はい名取姉さん」
名取「え?っ私?」ビクッ
由良「全員1個だからね、頑張って」
名取「えっと…て、提督さん」
提督「おう」
名取「その…提督さんの好きな言葉ってなんですか?」
提督「好きな言葉…「反骨心」かな?」
白露「はんこつしん?何それ?」
提督「簡単に言うと絶対に相手に屈しない精神力ってことだな。どんだけ相手が強くても勝てる可能性はあるからな、こいつに勝ってやる、って気持ちでいつもやってるよ」
名取「そうなんですね…」
提督「ちなみに名取はなんだ?」
名取「私は…「水滴石を穿つ」ですね…」
夕立「また難しそうな言葉っぽい…」ムムム
名取「えっと…同じことを何度もやり続けることに意味がある、みたいな感じですね…」
提督「中々カッコイイな、名取」
名取「ふえっ!あ、ありがとうございます…」
由良「はいはい、次行くよー。最上さん」
最上「僕だね、わかった」
最上「じゃあ、提督自身の長所と短所を教えて」
提督「長所は周りに気が配れるところかな。みんなの小さな変化にもすぐ気付ける自信はあるからな」
時雨「確かに僕のことも直ぐに気付いたしね」
五月雨「確かに気は配れますね」
提督「逆に短所は限度を知らないことかな?トレーニングの時も何度も倒れたことがあるからな」
由良「これは本当に軟禁生活、しちゃいます?」
提督「遠慮します」キッパリ
提督「それに最近はセーブもできてるから」
由良「ダウト」
村雨「寝言は寝てから言ってください」
五月雨「そんな嘘には騙されませんよ」
提督「みんなが厳しい…」トホホ
由良「どんどん行きますよー、白露ちゃん」
白露「やっときた!」
白露「えっとね、提督になってよかったことって何ですか?」
提督「そうだな…周りのために何かを尽くす事の楽しさをしれたことかな?それに、みんなの笑顔を守る難しさもしれたから、尚更だな」
由良「相変わらず真面目ねー」
提督「真面目さは昔からあったからな。それに、周りにこんないい娘がいるならふざけたことはできないしな」
村雨「でた、女たらし」
古鷹「噂には聞いてましたけど、ここまでとは」
夕立「提督さん、堅物っぽーい」
提督「黙らっしゃい、お前らが可愛いのがいけないんじゃ」
五月雨「え?」
名取「あう…」
鳳翔「あらあら」
村雨「ふーん」
伊良湖「えへへー」
由良「とりあえず、提督さんは女たらし確定っと」
提督「どうしてそうなるかなー…」
由良「まだまだいきますよー、鳳翔さん」
鳳翔「あら、私ですか」
鳳翔「そうですねー…では、提督さんの趣味はなんですか?」
提督「趣味かー…運動と読書、あとは音楽を聴くことかな?」
白露「普通だね」
夕立「面白くないっぽい」
提督「お前ら人の趣味をなんだと思ってるの」
鳳翔「音楽は何を聴かれるんですか?」
提督「最近は演歌かなー、あとはジャンル関係なく落ち着ける曲だな」
五月雨「演歌…」
村雨「中々渋いわね」
伊良湖「では、本って何を読まれるんですか?」
提督「基本的には小説だな、マンガとかはあんまり読まない。他には料理とか音楽の本を少々」
古鷹「音楽もやられるんですね」
名取「ちなみに…楽器はなんですか?…」
提督「今はピアノだが…もうそろそろ新しい楽器もやりたいなとは思ってる」
最上「へー、ピアノやるんだ。今度聴かせてよ」
提督「弾ける時があればな」
由良「まだまだ〜、夕立ちゃん」
夕立「ぽい!」
夕立「提督さんの苦手なものって何?」
提督「毛虫と幽霊だな」
村雨「即答ね」
提督「どうしても無理なんだ…毛虫は足がないのに加えて危害を加えるからな…幽霊は普通に無理だな、心霊写真とか心霊番組とかは絶対に見れない」
時雨「なら今度提督にドッキリしようかな」
白露「面白そう!あたしもやる!」
提督「やったら強制特訓コース1週間な」ニコッ
白露「鬼!悪魔!」
村雨「鬼畜女たらし!」
提督「ええいやかましい!やらなければいいんだよ!」
由良「あと少しね、古鷹さん」
古鷹「分かりました」
古鷹「提督は艦種の中で何が一番好きですか?」
提督「そうだな…これは重巡かな?」
夕立「重巡?戦艦とか空母とかじゃないっぽい?」
提督「ああ、性能にもよるが、火力もそこそこあって耐久性もある、魚雷も撃てるし場合によっては航空機も出せるからな、まあ一言で言うなら器用貧乏、と言った所かな?」
古鷹「提督、嬉しいです!」パアッ
古鷹「それなら、重巡のいい所もっとお伝えします!」
提督「ああ、お願いするよ」ニコッ
由良「残すところもあと少し、村雨ちゃん」
村雨「はいはーい♪」
村雨「提督、この鎮守府の中で1番リラックスできるのはどこですか?」
提督「これは風呂だな。風呂なら誰も居ないから1人でのんびりできるし」
最上「え?ベットでは1人じゃないの?」
提督「そうなんだ、由良がなー、最近ずっと一緒に寝ろって言うかー」
由良「わー!提督さん、ダメ、ダメです!」アワワ
最上「ふーん」ニヤニヤ
村雨「それなそれな」ニヤニヤ
鳳翔「あらあら、若いわねー」ニコニコ
由良「あうぅ…///」
夕立「由良さんだけずるいっぽい!夕立も一緒に寝たいっぽい!」
五月雨「あ!じゃあ私も!」
伊良湖「わ、私も行きたいです!」
白露「あたしも行くー!」
提督「だー!一旦落ち着け!その件はまた後でな」
由良「最後は私ですね…///」
提督「やっと最後か…」
由良「じゃあ…提督さんの今後の目標を教えてください!」
提督「そうだなー、大きくわけて3つかな?」
提督「1つ目、短期的な目標としてある程度の海域までは進みたいな」
五月雨「確かにまだまだ島から近いですからねー」
提督「そして2つ目、これは中、長期的な目標だが、艦娘を増やして全体の練度向上かな」
村雨「確かにここの鎮守府には10人くらいしかいないものね」
最上「そうだねー、それに会いたい人もいるしね〜。ね?時雨」
時雨「うん…そうだね」
提督「で、3つ目だが実は2通りの考えがあるんだ」
提督「深海棲艦の全滅、それか」
提督「深海棲艦との和解だ」
五月雨「…」
白露「…」
村雨「…」
夕立「…」
古鷹「…」
伊良湖「…」
名取「…」
時雨「………中々凄いことを言うね」
最上「提督らしいっちゃらしいけど…可能性はゼロに近いよ」
鳳翔「それに、本部の方々がなんと言うか…」
由良「下手に反発したらこの島ごと…」
提督「そこなんだよな、実はこのことは元帥にすら話してない」
提督「少なからず俺と同じ考えの人は…1割もいないだろうな」
時雨「その中で実行するのかい?」
提督「そうだな…実はこれは家族のみんなとの約束なんだ」
五月雨「え?」
提督「実は父親の元に帰った時、言われたんだ」
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父「ひとつ、約束して欲しいことがある」
提督「何?」
父「お前はあの深海棲艦とやらを憎んでるだろうが、その憎しみを抑えてくれ」
提督「難しいことを言うな」
父「これは妻との約束なんだ」
提督「母さんと…」
父「もし誰かに殺されても、復讐心を持って欲しくない。憎しみからとった行動は後々後悔するだけだ」
提督「………」
父「それに…そんなことをしてもあいつは報われないだろうしな…」
提督「父さん…わかった!」
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提督「ってな感じかな」
提督「だから俺はお前らに無茶なことをして欲しくないし、よっぽどの事がない限りしないつもりだ」
提督「ただ、必要以上に無茶した場合は、容赦なく怒るからな。覚悟しとけよ」ニヤッ
時雨「わかった、なら提督も1つ約束してくれ」
提督「ああ、なんだ?」
時雨「提督も、無茶だけはしないでくれ」
最上「提督が僕達を思ってるのと同時に、僕達も提督のことを思ってるんだから」
提督「そうだな…ならお互いに心配をかけないくらいに強くなるか!」
由良「そうですね!一緒に強くなりましょう!」
五月雨「私もお手伝いします!」
白露「いっちばーん強くなって、いっちばーん提督さんを助けてあげる!」
時雨「提督…僕に任せて!」
村雨「村雨も、頑張っちゃうよ♪」
夕立「夕立も負けないっぽい!」
名取「が…頑張ります!」
最上「提督、僕がいれば安心さ」
古鷹「この古鷹にお任せ下さい!」
鳳翔「皆さんを全力でサポートさせていただきます♪」
伊良湖「私も全力で助けますよ!」
提督「そうだな…果ての島から一泡吹かせるか!」
「「「ハイ!」」」
提督「よし…それじゃあ、もうそろそろ戻ー」
由良「提督さん、どこ行くの?」
提督「どこって自室だが?」
時雨「ここで寝るって言ったじゃないか」
提督「マジで寝るのか?」
村雨「もちろん!夜はまだまだ長いわよー♪」
提督「まあ、今日くらいはいっか」ボソッ
こうして、南雲鎮守府の夜は更けていったのだ
急遽番外編にしました!すみません!
久々に書いたのですが、3週間も空くとネタが出てきませんねトホホ
次回は本編に戻るのでお楽しみに!
この面々に村雨の愛妹春雨が加われば27駆と四水戦が組めるなぁ。
だったよね?(にわか脳)リクエスト出来るかな?
1の方コメントありがとうございます!
自分もそこまで詳しくはないのですが恐らくそうかと思われます
リクエストは他にも何名かいるのですぐには出せないかもしれませんが、極力早く出そうと思います!