孤島のブラックじゃない鎮守府〜第2話 抜錨〜
初心者なので変な部分が多いです
基本的にゲーム内のセリフなどを使いますが
1部オリジナルがあります
遂に初出撃!
ゲームと違うのは許してください
【港前】
昼を済ませた後軽い相談などをした後…
提督「さて…いよいよ初めての出撃だが…」
五月雨「いつでも行けます!」
村雨「バッチリよ〜♪」
二人とも準備は万端のようだ
提督「無線は旗艦の五月雨に渡すが…心配なら村雨に渡しても構わんぞ?」
五月雨「いえ!大丈夫です!もうドジっ子なんて言わせませんから!」
提督「そうか…なら五月雨に任せよう」
ここで過保護になってもしょうがないからな…
今回は五月雨を信じよう
提督「よし、行ってこい!」
五月雨「出撃しまーす!」
村雨「村雨のちょっといいとこ見せたげる♪」
そう言い、二人とも海へかけて行った
2人が見えなくなったところで
提督「さて、俺はどうするか」
元帥曰く、無線での指示はどこでもいいらしいが…
提督「ここでいっか」
俺はその場から動かずに指揮することを決意した
周りに何も無いから無線の障害にはならないだろうしな
ただ問題は雨とか雪なんだよなー…
あ、ここ南島だから雪とか降らねーわ
そこの対策も考えるか…
とかなんとか考えてると
五月雨「提督、聞こえますか?」
提督「ん、どうした?なにか見つけたか?」
五月雨「はい、えっとですね…敵艦を発見しました」
提督「なるほど、敵の数は?」
五月雨「そうですねー、イ級が一体ですね」
イ級とかなんだ?マリオで言うクリボー辺りか?
まあいいや、敵にはかわりあるまい
提督「よし!戦闘準備!」
五月雨「いよいよ私たちの出番ですね!」
村雨「さーて、やるわよー♪」
言うが早いか、砲撃の音が響いて来た
五月雨「やぁーっ!」ドゥン
村雨「やっちゃうからね♪」ドゥン
砲撃の音が鳴り続いている…なかなか音が大きいな…
五月雨「きゃぁ!」
提督「っ!大丈夫か!?」
五月雨「大丈夫です!まだ小破まではいってないので」
提督「そうか。油断せず攻撃しろ!」
五月雨「よーし!魚雷発射!」バッ!
村雨「主砲も魚雷もあるんだよ!」バッ!
ドゥーン
一度大きな音が響いた後、何も聞こえなくなった
提督「五月雨、どうした?」
五月雨「敵艦隊沈没確認、倒しましたよ!」
提督「そうか、よくやった」
五月雨「えへへー、ありがとうございます♪」ニコニコ
提督「さて、まだ進撃出来そうか?」
五月雨「はい!大丈夫です!」フンスッ!
村雨「まだまだ行けるわよー♪」ニコニコ
提督「そうか。よし、進撃だ!」
五月雨「あ、提督!羅針盤を回してください!」
提督「ん?羅針盤?」
気が付いたら隣に羅針盤を持ってる妖精がいた
全く気が付かなかった
妖精1「ハヤクマワシテー」ソワソワ
提督「これか…そりゃ!」
羅針盤はグルグル周りやがて止まる
SE
提督「SEってことは…南東か」
五月雨「わかりました!では、そちらに進撃します!」
そう言い、2人はさらに進んでいく
しかし羅針盤で進路を決めるのか…これは中々苦戦しそうだな…
五月雨「提督!敵艦を発見しました」
提督「おお、そうか。今度は何体だ?」
五月雨「それがですね…イ級2体、ロ級1体、ホ級一体です」
提督「ホ級となると…軽巡か?」
五月雨「そうです!これは少し分が悪いかと」
少し所ではない気がするんだが…やるしかないか
提督「二人とも、行けそうか?」
五月雨「はい!大丈夫です!
村雨「もちろん行けるわよー♪」」
提督「わかった。ただし、無理はするなよ」
五月雨「了解です!」
頼むから全部倒そうと思うなよ…
五月雨「行きます!」
村雨「村雨におまかせ♪」
先程同様に砲撃をするが…
五月雨「硬いですね…」
村雨「全然ダメージ入らないわ」
やはり駆逐艦と軽巡だとダメージ量が違うか…
それどころか
五月雨「きゃぁ!な…なんでぇ?」中破
村雨「きゃぁ!本当に困るんですけど…」中破
こちらの被害が大きすぎる
こうなったら…とりあえず今やることは…
提督「二人とも、軽巡を狙うな!まずは駆逐艦を殲滅しろ!ただし、軽巡の攻撃には注意してな」
軽巡とまともにやり合うのはまだ早いからな
それに4対2は分が悪いからな、まずは駆逐艦から倒せばいくらかは楽になるはず
五月雨「了解です!行きますよー!」
村雨「この村雨にお任せ!」
そしてまた砲撃の音が鳴り響く
しかし、今までとはちょっと違う
むやみに攻撃せずに慎重に攻めてるな
それもお互いに息を合わせながら…
先程とは違い息があってるからか、効率よく相手の駆逐艦を倒せていってる
これなら大丈夫そうかな?
提督「五月雨、戦況報告を頼む」
五月雨「はい!敵艦隊はイ級が2体とも撃沈、ロ級は大破、ホ級は小破といったところです。こちらは私と村雨姉さん、二人とも中破です」
提督「そうか…」
この戦況なら勝機はあるだろうが、あの二人がこれで納得するかどうか…
提督「このままでも勝てるが…どうしたい?」
五月雨「夜戦に行きましょう!絶対に勝てます!」
村雨「このまま中途半端に終わるのなんて嫌よ!」
提督「そうか…ならお前達を信じてるぞ!」
五月雨「はい!お任せ下さい!」
村雨「ええ!安心してね♪」
そういい、夜戦が始まった
信じてるぞ…五月雨、村雨…
五月雨「前衛はお任せ下さい」ドゥン
村雨「主砲も魚雷もあるんだよ!」ドゥン
ロ級「ギャオオオオオ」ドーン
今の砲撃が当たりロ級を倒したらしい
しかしこれでは終わらず…
五月雨「まだ終わりませんよ!」シュッ
村雨「それそれー、追加よー!」シュッ
魚雷も発射されたそうだ
これなら…
ホ級「グゥゥ」大破
砲撃よりはダメージを与えられてるが…
あと一押し、頼む…
村雨「きゃぁ!」大破
提督「っ!村雨!」
村雨「ええ…なんとか生きてるわ」プスプス
五月雨「村雨姉さん!あとは任せてください!」
そういい、五月雨はホ級に近づく
それもホ級の声が聞こえるくらいに
無線からの気配でもわかる…
これは…相当近いぞ!どちらの攻撃もほぼ直撃コースじゃないか!
提督「待て!無理するな五月雨!」バッ!
五月雨「絶対に負けません!やぁー!」ドゥン
そういい、五月雨が砲撃をする
一か八かだ!頼む…
ドゥーン
ホ級「グォォォ」ドーン
ホ級の呻き声が聞こえた
どうやら倒したらしい
提督「五月雨!戦況を教えてくれ」
五月雨「はい…敵艦隊…全滅です…!」
提督「そうか…とりあえず周囲に警戒しながら帰還してこい。そして五月雨、お疲れ様」ニコッ
五月雨「あ、ありがとうござ…」ホッ
提督「と、言う前に。とりあえず説教な」ニコニコ
五月雨「エーッ!?なんでですか!?」アワアワ
提督「とりあえず帰って来い。待ってるからな」ピッ
まったく…無茶しやがって…これはお灸が必要かな?ニガワライ
一方五月雨達ー
五月雨「……」
凄い優しい声で切られた。怖いです…
五月雨「まあ、まずは帰りましょう村雨姉さん」
村雨「ええ、そうね。ってあら?あそこにいるのって…」
【港前】
提督「………」
提督「……ホッ」
2人の姿が見えてきた。けど…
提督「誰が1人多くないか?」
人影が多い気がする…1,2,,,,,,,3?
あの様子だと…五月雨の仲間かな?
五月雨「て、提督…只今帰還しました…」ビクビク
村雨「ただいまー…」プスプス
提督「二人ともお帰り。それで、その子は…?」
夕立「こんにちは!白露型駆逐艦「夕立」よ!よろしくね!」ニコッ
提督「ああ、よろしく頼む。……さて」クルッ
五月雨「ヒッ」ビクッ!
村雨「ッ!」ビクッ!
提督「……とりあえず、入渠してこい。その後食堂に集合な」アタマポンッ
五月雨「え?は、はい!」
村雨「え、ええ…行ってくるわ…」
そうして、3人で仲良く入渠しに行った
提督「さてと、やりますか…」キリッ
【食堂】
提督「そうだな…今日はちょっと豪勢にしようか…おーい、妖精さーん」テマネキ
妖精1「ナンデショウ?」
妖精2「オシゴトデスカ?」
妖精3「イマハコノサンニンシカイマセンヨ?」
提督「いや、3人もいれば有難い。ちょっと手伝ってもらってもいいか?」
妖精1「オマカセアレ!」( ̄^ ̄ゞ
妖精2「サンニンイレバヒャクニンリキ」フンスッ!
妖精3「ワレラニデキヌコトナドナイ」グッ
提督「そうか…よし!みんなが来る前に終わらせよう!」
1時間後……
五月雨「し、失礼しまーす…」ヒョコ
村雨「失礼しまーす…」ヒョコ
夕立「失礼するっぽい!」ヒョコ
提督「おっ、来たな。とりあえずこっち来な?」ニコッ
五月雨「は、はい…」オソルオソル
村雨「わかりました」テクテク
夕立「ぽーい」タッタッタッ
入ってみるとそのには…
五月雨「……わぁ!」キラキラ
村雨「…凄い…」キラキラ
夕立「美味しそうっぽい!」ワクワク
提督「とりあえず座っててな」ニコニコ
昼の時とは比べ物にならない程の料理が並んでた
和食に洋食中華まで様々な料理が並んでいた
恐らくこの人数だと多すぎるくらいに
提督「初勝利記念にな。妖精達にも手伝ってもらって貰ったんだ」
妖精1「ヾノ・ω・`)イヤイヤ」
妖精2「ワタシタチハナニモシテナイデス」
妖精3「テイトクノリョウリスキルガタカスギル」
提督「ははは…まあ、とりあえず食べようか」オイデオイデ
そして、各々席に着き…
提督「えー、まずは初陣お疲れ様でした。色々課題があると思うけど、とりあえず今は生きて帰ってこれたことを祝いましょう!」
提督「それでは、カンパーイ!!」
「「「カンパーイ!」」」カチン
こうして南雲鎮守府初めての宴が始まったー
みんなが盛り上がってる時、提督の目にふと一人の少女の姿が目に入った
表情が暗いけどどうしたのか…
提督「五月雨、お疲れ様」ニコッ
五月雨「あ、お疲れ様です…」ビクビク
提督「ん?どうした?」
五月雨「いえ…帰ったら説教と聞いてたので…」オドオド
提督「なんだ、そんなことか」ハハッ
五月雨「へ?そんなことって…」キョトン
提督「確かに最後の行動は勇敢だったが決して褒められることではないな」ハッハッハッ
五月雨「では!どうして!」
提督「でもな、五月雨。初陣であそこまでできるのはそうそういないんだ。その勇気は評価できる」
五月雨「………」
提督「それにあのままだと村雨が危なかったかもしれないからな、仲間を助けるためにとった行動。お前を旗艦にして正解だったよ」アタマポンッ
五月雨「……」ポロ
提督「俺もまだまだ未熟だからな、これから一緒に成長していこうな」アタマナデナデ
五月雨「……ウゥッ」ポロポロ
提督「っ!どうした五月雨」アセアセ
五月雨「だって…ヒグッ…私…ここまで何度も…グスッ提督に迷惑をかけてきて…グスッ…それに今回も無茶して…心配かけたのに…ヒグッ…なんでそんなに優しいんですか?…」ウェェン
提督「…みんなが生きて帰ってきてくれたからだよ」アタマナデナデ
五月雨「ウゥッ…グスッ」ポロポロ
提督「まったく…そんなに泣くなよ」ニコッ
五月雨「ウゥッ」(๑o̴̶̷̥᷅﹏o̴̶̷̥᷅๑)
提督「五月雨は涙よりも笑顔が似合うんだから。ほら笑って」アタマポンッ
五月雨「………はい!」ニコッ
提督「そうそう。それが1番似合ってるよ」ニコッ
よし、これで大丈夫かな?
村雨「………」ジーッ
…っと思ったが…
提督「む、村雨さん?どうしたんだい?」アセアセ
村雨「提督は五月雨と楽しそうに話して……村雨達を放置ですかー」ジトッ
提督「いや…それはだな…その…」オドオド
村雨「むーっ…村雨そんな趣味ないから、かまってー!」ダキッ
提督「おわ!お、おい!村雨!離れろ!」ジタバタ
村雨「いーやーでーすー!この村雨を放置した罰です!」ギューッ
提督「罰ってなんだ罰って!」ウガー
夕立「あ!村雨達面白そうなことやってるっぽい!夕立も混ぜて混ぜてー!」ポーイ
提督「なんで夕立も来るんだよ!ってか、早く離れろ!」フヌヌ
なんだこの2人!ちからつよ!
しかも駆逐艦の癖にちょっと発達いいし…
これじゃ俺の理性が持たん!
提督「さ、五月雨!助けてくれ!」ウオー
五月雨「……」
提督「さ、五月雨さん?」キョトン
五月雨「……ふふっ、頑張って下さい♪」ニコッ
提督「ちょ…まっ…」ガーン
五月雨……なんて子!
村雨「ほーらー!もっと村雨にかまってー!」ギューッ
夕立「提督さん!夕立にも構うっぽい!」ギューッ
提督「だー!離れろって!」ウガー
五月雨「………」
五月雨「………ふふっ♪」
五月雨「提督、ありがとうございます♪」ボソッ
そして、楽しい楽しい宴が過ぎていくのであった…
提督「誰かー!!!」
ということで第2話でした
今回は無茶させましたけどゲームでは中破以降は絶対に戦闘しません!
だって沈没させたくないし…
次回からキャラを増やしていく予定(駆逐艦、軽巡、重巡辺り)なので、リクエストなど是非ともよろしくお願いします!
次回〜第3話 それぞれの役割〜
リクエストで白露と由良さんとか。片方しか駄目ならそちらの判断に任せやす
VtZdUmさん、コメントありがとうございます
そうですね、他に希望がなければ2人とも出しますが他のリクエストがきたらどちらかになると思います
1話の1ですが駆逐艦は白露型だと
嬉しいです。
三人目に夕立が着任したし
良ければお願い致します。
GFtbSSさん、コメントありがとうございます
そうですね、コメントを見る限り白露は確定ですね
ただ白露型をコンプリートするか他の駆逐艦を入れるかは迷い中です💧
3ですが、白露確定ありがとうございます!
頑張って下さい、作者様!
後、白露型と由良…
艦娘音頭ですな!
3の名無しさん
いえいえ、白露のリクエストが多かったのでいいかなと
ありがとうございます。合間合間でちょこちょこやってきます!
6の名無しさん、コメントありがとうございます!
そうなるとあとは時雨ですかねー?
リクエストがありしだい入れます!