2019-04-21 17:00:49 更新

概要

あらすじ
みんなで宴会しようぜ

注意点
東方Projectの二次創作です。原作設定との乖離やキャラ崩壊が見受けられるかと思いますがご了承ください。以上の点をご理解頂いたうえで読んでいただけると幸いです。

一言
全キャラ(ほぼ)総出演

では、参りましょう。


〜紅魔館〜

レミリア「…」

小悪魔「え、えと…」

パチュリー「はぁ…」

咲夜「…」

フラン「……誰も来ない。」

レミリア「うっ…」

小悪魔「え、えと!ま、まだ始まったばかりですし、その…」

パチュリー「…」

咲夜「…」

小悪魔「…なんでもないです…。」

メルラン「少ないね。」

リリカ「何が満員御礼さ。すっかすかじゃん。これだったら最初から演奏会の方行ってれば良かったよ。」

ルナサ「本当にね…」

咲夜「…申し訳ございません…。」

霊夢「まぁまぁ、いいじゃない、少人数だって~。この料理美味しいわよ~。」

魔理沙「ったくこいつは、もう飲んでるし…」

魔理沙「まぁしゃーないぜ。他にも結構な数の宴会場があるからさ、そこに取られたんだろ。気にすることは無いぜ。」

レミリア「…そう、ね…。」

フラン「…」

フラン「あーあ、もうお姉様ってば。まぁ、私は身内パーティーでもいいけど。」

レミリア「…」

レミリア「…ごめんなさい、フラン…」

レミリア「ごめんなさい…」

フラン「お姉様…」


バンッ!!


美鈴「はぁ…、はぁ…」

フラン「め、美鈴?」

パチュリー「どうしたの、いったい…」

美鈴「はぁ…、お、お客様が…」

美鈴「お客様がいらっしゃいました!!!」

フラン「え!?」

小悪魔「本当ですか!?」


萃香「来たぞー!!」

勇儀「ここが紅魔館か、豪勢だな。」

華扇「本当に、流石ね。」

ヤマメ「すごー!!」

キスメ「豪華…!!」

パルスィ「妬ましいわね…」


フラン「すごい…、美鈴、すごい!!」

パチュリー「やるじゃない。」

美鈴「いえ、私は特に何も…」

小悪魔「え、じゃあ咲夜さんが?」

咲夜「私も、特に…」


蛮奇「流石紅魔館、凄いなぁ。」

影狼「本当にね。」

わかさぎ姫「来れてよかった~。」

清蘭「来たね、紅魔館!」

鈴瑚「お団子無いかなー!」

てゐ「まぁとりあえず、適当に料理かっさらってくかな。」

レイセン「あの、落ち着いてくださいね、皆さん!!」

あうん「あ、れ、霊夢さん。来ちゃったんですけど…」

霊夢「あぁ、あんたも来たの。よし、じゃあ朝まで飲むわよ~!」

あうん「え、い、いいんですか!?」

霊夢「何言ってるの、駄目な理由が無いでしょ。」

あうん「あ、ありがとうございます!」

リリカ「やっと人が集まってきた。」

メルラン「だね、じゃあ…」

ルナサ「…始めよっか。」

リリカ「いくよ!せーの!!」


~♪


小悪魔「な、なんでこんなに人が来たのでしょう…」

美鈴「なんでだろう…」

咲夜「私にも何がなんだが…」

パチュリー「わからないわ、わからないけど…」

パチュリー「ここまできたら、楽しむしかないじゃない!」

美鈴「確かに…、そうですね!」

小悪魔「ですね!」

ガチャ

藍「ふぅ。」

妖夢「よっと。」

幽々子「よいっしょ。」

橙「うわっとと!」

美鈴「うわ、パチュリー様の背中から、人が!!」

藍「お邪魔させていただきます。えっと、説明させていただきますと、これは摩多羅隠岐奈さんの扉です。他の宴会場と繋げるためパチュリーさんの背中をお借りしました。」

美鈴「あ、そういうことでしたか。」

藍「他の宴会場に行きたい時はぜひ利用してください。」

美鈴「はい、わかりました。」

橙「藍しゃま、すごい!すごいです!!」

藍「そうだなー、でもあんまりはしゃぎすぎるんじゃないぞー。」

橙「はい!」

幽々子「おいしそうなものがいっぱいね~。」

妖夢「幽々子様、食べ過ぎないでくださいね!」

咲夜「あ、妖夢。」

妖夢「咲夜さん、やりましたね!凄い盛況じゃないですか!」

咲夜「えぇ、本当に。ただ、なんでこんなに人が来たのかわからないのだけど…」

妖夢「あれ、咲夜さんが呼んだわけじゃないんですか?」

咲夜「それが、私は何もしてないのよ。美鈴も何もしてないらしいし…」

妖夢「じゃあ、なんででしょうね…。」

妖夢「あっ、わかりました!きっと、皆さんの想いが伝わったんですね!!」

咲夜「そ、そう、なのかしらね…。」

妖夢「はい、きっとそうですよ!」

咲夜「…そっか。」

妖夢「あ、それと、咲夜さん。お料理持って来たので、是非皆さんで食べてください。」

咲夜「あら、ありがとう、妖夢。」

妖夢「あと、10時頃になったら鈴仙さんと三人で飲みませんか?例の休憩所、夜雀の屋台で。鈴仙さんも来れるみたいなんですよ!」

咲夜「そうなの。え、えっと…」

パチュリー「…」コク

咲夜「えぇ、ぜひ!」

フラン「…」

パチュリー「なに呆けてるのよ、フラン。」

フラン「え?え、いや…」

パチュリー「お客さんが来てくれて良かったわね。」

フラン「うん、そうだね!」

パチュリー「レミィもきっと喜んでるわよ。」コソッ

フラン「へ、お姉様?い、いや、お姉様は関係ないじゃん…。」

パチュリー「ふぅん。」

フラン「…なに?」

パチュリー「別に、何も。」

パチュリー「…ほら、レミィのところ行ってあげたら?」

フラン「…うん!」


フラン「お姉様~。」

レミリア「あら、フラン。」

フラン「お客さん、いっぱい来たね!」

レミリア「えぇ、そうね。」

フラン「一時はどうなることかと思った〜。」

レミリア「まったく、心配性ね。言ったでしょう?我が紅魔館が宴会を開くって言ったら皆こぞって来るって。」

フラン「あぁ、はいはい。」

レミリア「なによ、その気のない返事は。」

フラン「別に~。」

フラン「まったく、誰のおかげやら…」ボソッ

レミリア「ん?何か言った?」

フラン「何も~。」

レミリア「ねぇ、フラン?」

フラン「なに?」

レミリア「あの、えと…」

レミリア「…あなたには、いつもお留守番させて宴会に参加させてあげれていないから、その…」

レミリア「…今日は遠慮なく楽しむのよ、フラン。」

フラン「お姉様……」

フラン「…あ、えと、そ、そんなの勝手にやるに決まってるじゃん!いつもお姉様に縛られてた鬱憤、晴らすからね~!」

レミリア「なによ、あなたのこと思って留守番させてるだけで、縛ってるわけじゃないんだけど。」


小悪魔「大成功ですね、パチュリー様!」

パチュリー「そうね。レミィもフランも楽しんでるみたいだし。」

小悪魔「本当に仲がいいですよね、お嬢様と妹様は。」

パチュリー「まぁお互い素直じゃないのが難点だけど。」


フラン「だから、お姉様はいっつもいっつもそんなんだからさ!!」

レミリア「それはあなたのことを考えてのことでしょ!?それぐらいいい加減わかりなさいよ!!」


パチュリー「…こんな感じで。」

小悪魔「本当にすぐ喧嘩しますよね…」

パチュリー「はぁ…、まったく…」

小悪魔「パチュリー様?」


フラン「もうあったまきた!!いいよ、ここで決着つけようよ!!!」

レミリア「望むところよ!!その生意気な口、叩き直してあげるから!!!」

萃香「お、喧嘩かい?」

勇儀「いいね、私たちも混ぜてもらおうかな。」

パチュリー「フラン!レミィ!」

フラン、レミリア「!!!」

パチュリー「あななたち、少し落ち着きなさい!!」

パチュリー「水符、『ジェリーフィッシュプリンセス』!!!」



~魔法の森~

サニー「えーっと、その、今日の宴会は幻想郷みんなの宴会で、だからみんなが楽しんで、それで…」

スター「サニー、頑張ってー!」

ルナ「ファイトー!」

サニー「だから、みんな今日は楽しんでいってください!!」

サニー「…あれ、あと何言うんだったっけ…」

チルノ「かんぱーい!!!」

サニー「えっ、」

一同「「かんぱーいっ!!!!!」」

サニー「ちょっと!!私のセリフ取らないでよ!!」

セリフ「だって今日はあたいが主役だからね!主役が音頭を取るのは当然だろ?」

サニー「なんでチルノが主役なの!私だって主役だもん!!」

ルナ「まぁまぁ…」

大妖精「チルノちゃん、落ち着いてよぉ…。」

リリー「うわぁ、すごい料理いっぱい!!」

スター「ね、すごいよね!!」

ラルバ「うめぇ~。」モグモグ

レティ「お、美味しいわね…」

リグル「流石だなぁ、アリスは。」

スター「シチュー美味しい~。」

ルナ「ね、美味しいよね!」

リグル「メディスン、ちゃんと食べてる?」

メディスン「うん、すっごく美味しい!!」

ルーミア「肉~。」モグモグ

チルノ「よし、このおっきいステーキもらい!!」

サニー「あ、それ狙ってたのに!!」

アリス「はいはい、喧嘩しないの。まだステーキもお酒もたくさんあるからね。」

一同「はーい!!」


アリス「ふぅ。」

幽香「賑やかねぇ。」

成美「準備の時も賑やかだったけど、本番はさらにだね。」

ネムノ「見てるだけで楽しくなるべ。」

成美「本当にね。」

成美「あ、幽香。背中の扉はどう?邪魔じゃない?」

幽香「特に、気にはならないかな。大丈夫。」

成美「そっか、ならいいけど。」

アリス「もし他の所行きたくなったら言ってね。代わるわよ。」

幽香「他の所行くつもりは無いけど…、でもわかった。ありがとう。」

成美「にしても、よかったぁ。」

ネムノ「ん?何がだ?」

成美「いや、私たちでも宴会が開けたんだなぁって。」

アリス「三人が手伝ってくれたおかげよ。ありがとうね。」

幽香「そんな大したことしてないわよ。飾り付けを手伝ったぐらいで。」

ネムノ「おらも鹿を何頭か絞めただけだべ。」

成美「今回一番頑張ったのはアリスでしょ?」

アリス「う~ん、どうかしら。もっと頑張ってた子たちが向こうにいるからねぇ。」

成美「…確かに。」

幽香「そうね。」

ネムノ「んだ。」

サニー「アリスさーん!」

アリス「あら、どうしたの?お酒が足りなくなった?」

サニー「いや、そうじゃなくてですね…」

サニー「一緒に飲みましょうよ!」

ルナ「アリスさんと一緒に飲みたいです!」

幽香「あらあら、ご指名ね。行ってくれば?」

アリス「そうね…。」

アリス「うん、わかったわ。一緒に飲みましょ。」

サニー、ルナ「はい!」

メディスン「幽香、幽香も来て~!」

スター「幽香さんのお花の話聞きたいな~。」

成美「ふふっ、幽香もね。」

幽香「お花の話ねぇ…」

幽香「いい、お花となれば全力よ、覚悟なさい!」

スター「やった!」

メディスン「もう、手加減してよ~。」

チルノ「おい、ネムノー!飲むぞー!!」

ネムノ「ありゃ、おらもか。んじゃ…」

ネムノ「チルノ、飲み比べすっぞ!」

チルノ「望むところだ!最強のあたいの前に潰れるがいいさ!!」

大妖精「チルノちゃん、ほ、ほどほどにしてね!!」

成美「…」

成美「…あ、あれ…?」

レティ「あれ、あなた一人?」

ラルバ「一人じゃん!」

ルーミア「一人だー!!」

リグル「うわぁ、すごい煽り…」

成美「ひ、一人じゃないもん!!寂しくないし!!」

リリー「あの、混ざりますかー?」

成美「…」

成美「混ざる!!混ぜて!!!」



~人里~

~♪

こころ「以上だ、聞いてくれたこと、感謝するぞ。」

パチパチパチパチ

小鈴「面白かったー。」

阿求「なかなか、面白かったわね。もっと見ていたかったわ。」

霖之助「なかなか興味深かったな。」

菫子「昔音楽の時間で見たなー。でもこっちの方が断然いい!宴会のために丸一日寝るの耐えた甲斐があった!!」

阿求「そこまでしたの…」

マミゾウ「さて、みんなはこの後どうする?わしはもう少し見ていこうと思うのじゃが。」

小鈴「あ、私も見ていきます。」

菫子「私も!」

阿求「私は、いいかしら。猿楽も見たし。」

霖之助「僕もいいかな。猿楽みたいな雅楽には興味があるけど、現代風の音楽はちょっと苦手でね。」

朱鷺子「霖之助さんが聞かないなら、私もパス。休憩所でも行こうよ。」

霖之助「そうだな。」

マミゾウ「じゃあ、またあとで。休憩所で落ち合うとしようか。」

小鈴「後でね、阿求。」

阿求「うん、また後で。」


こころ「ふぅ、やりきったぞ。」

舞「お疲れー、最高だったよ!」

里乃「凄く良かった!!」

弁々「良かったわね、弾いていて楽しかったわ。」

八橋「うん、楽しかったよ。」

こころ「そんなに褒められると我々も興奮するぞ。」

神子「こころ。」

こころ「神子、それに聖も。来てたのか。」

聖「こころちゃん、良かったわよ。」

神子「うん、こころが楽しそうで、凄く良かったよ。」

こころ「おぉ、興奮する。」

隠岐奈「舞、里乃。」

舞「あ、隠岐奈様。どうでしたか?」

里乃「私たち、頑張りましたよ!」

隠岐奈「ま、まぁまぁだったわよ。褒めてあげないこともないわ。」

舞「やった!」

里乃「ありがとうございます!」

隠岐奈「この後の演舞もこの調子でね。気が向いたら見に来るから。」

舞、里乃「はい!」

こころ「雷鼓、我々は宴会に戻るぞ。」

雷鼓「うん、わかった。楽しんでおいで。」

こころ「うむ、今日は楽しかったぞ。参加させてくれたこと、感謝する。」

雷鼓「こちらこそ、出てくれてありがとうな。」

神子「それじゃ、行こうか。こころ。」

こころ「うむ。」

ダッダッダッダッ

弁々「さて、じゃあ次は…」

八橋「いよいよだね、姉さん。」

雷鼓「うん、見てたらうずいちゃって、早く叩きたくってさ!」

八橋「よし、行こうよ!」

弁々「あ、でも、速くは叩きすぎないでね!」

雷鼓「了解、さぁ、ノっていくよ!!」

弁々「えぇ!!」

八橋「もち!!」



~守矢神社~

ガラッ

早苗「諏訪子様、神奈子様、ただいま戻りました!」

神奈子「お疲れ、早苗。」

諏訪子「お疲れ。」

穣子「ふぅ、疲れた~。早く飲みたいよ。」

静葉「にしても、だいぶ信仰集まったね。」

穣子「ね!」

雛「穣子さん、静葉さん、にとり。ここ、空いてるわよ。」

穣子「あ、本当だ。っていうかもう準備できてるじゃん!」

静葉「準備、ありがとう。」

雛「いえいえ、そんな大したことはしてないわよ。」

にとり「はぁ~、疲れたー!!緊張したーー!!!」

雛「ふふっ、お疲れ様。」

お空「さとり様ー!帰ってきましたー!!」

お燐「さとり様、無事なんとかなりましたよ。」

さとり「ふふっ、良かった。お疲れ様。飲みながら、詳しく聞かせてちょうだい。」

お燐、お空「はい!」

天子「早く始めてよー!」

紫苑「お腹空いた…」

女苑「まだー?」

早苗「あそこは本当に…」

神奈子「じゃ、そろそろ始めようか。」

諏訪子「じゃあ早苗、音頭お願い。」

早苗「え、私ですか?では、僭越ながら…」

早苗「宴会の成功を祝しまして、かんぱーい!!!」

一同「「かんぱーい!!!!!」」

穣子「プハァッ!!染みる〜!!」

にとり「ふぃ〜、うまっ!」

神奈子「それにしても、さとりはなんでこっちにきたんだい?」

さとり「え?まぁうちのペットが万が一迷惑をかけても大丈夫な所を選んだだけよ。」

諏訪子「うわ、それが理由で…。」

早苗「や、やめてくださいよ!ここで暴れるのは!!」

さとり「そう言われてもねぇ。だって、原因はそちらでしょう?」

早苗「うっ…」

神奈子「まぁ、否定出来ないね…。」

諏訪子「神奈子、任せたよ。」

神奈子「わ、私かい!」

諏訪子「だって原因といえば、神奈子でしょ?うん?」

神奈子「…わかったよ。」

お燐「すいません、お空のせいで…」

さとり「いいのよ、2人は。今日は遠慮なく楽しんでちょうだい。」

お空「やったー!!」

お燐「はい、じゃあ遠慮なく…!」

雛「どうだったの?人里の方は。」

穣子「もう大盛況!」

静葉「作ったお酒、ジュース、全部配れたわ。」

お空「私が作ったのも配れたよー!!」

静葉「本当に、あの飲む焼き芋すごく人気だったからね。」

穣子「二人とも、手伝ってくれてありがとうね。」

お空「どういたしまして!」

お燐「あたい達も、手伝えて楽しかったよ。というより、出来上がったジュースが美味しくてね。」

お空「あれ本当に美味しかったー!」

雛「ふふっ、すごくうまくいったのね、良かった。にとりは?」

にとり「緊張したよ~、人といっぱい喋ってさ~。でもまぁ、作った機械も全部配れたし、良かったよ。」

雛「そっか、にとりもうまくいったのね、良かったわ。」

にとり「うん!」

紫苑「お、美味しい…」モグモグ

衣玖「本当に幸せそう…。」

天子「本当に紫苑は旨そうに食べるなぁ~。」

紫苑「うん、だって美味しいもん…」

天子「ほら、もっと食えよ~。そしてもっと飲め〜。」

紫苑「た、食べてるよぉ…」

女苑「プハァッ…」

女苑「…」

女苑「あのさ、本当やめてくれない?そういう絡み方。見ていてうんざりするんだけど。」

天子「はぁ?あんたには関係ないでしょ。」

紫苑「やめてって、二人とも…」

衣玖「…はぁ。」


神奈子「しかし、やっぱりいいねぇ、宴会は。」

諏訪子「この賑やかな雰囲気がいいよね。」

衣玖「すいません。」

神奈子「ん?」

衣玖「お招きしていただいた立場で申し訳ないのですが、少し席を外させていただきます。」

神奈子「うん、別にいいけど…。」

衣玖「失礼させていただきます。それと、お気をつけて。」

諏訪子「?」

神奈子「…えっと、なんだろう。」

諏訪子「トイレか何かじゃない?まぁ気にするほどでも…」


バンッ!!!


諏訪子「え?」

早苗「な…」

紫苑「もう、二人ともいい加減にしてっ!!!」

天子「し、紫苑!?」

女苑「あ、やば…」

紫苑「大人しくしてれば二人でがみがみぎゃんぎゃん…」

紫苑「もう容赦しないから!!」ブワッ

穣子「え、な、なに!?」

さとり「あらら…」

諏訪子「おぉ、スーパー貧乏神。やばいねー。」

神奈子「これは…、終わったかね。」

早苗「え、ちょっ、神奈子様!諏訪子様!かなりまずくないですか!?あの貧乏神相当なオーラ放ってますけど!!!」

諏訪子「これは、ちょっと無理かなぁ…。」

神奈子「早苗、今日は宴会だからさ。こういうこともあるって。」

紫苑「二人とも、覚悟してよ!!」

天子「ちょっ、紫苑、落ち着いて!!」

女苑「姉さん、ちょっと姉さん!!」

早苗「せっかくここまで全部上手くいってたのに〜〜!!!」



~夜雀の屋台~

妹紅「もう一杯日本酒、頼むよ。」

慧音「私もお願いしようかな。」

霖之助「凄い飲むなぁ。」

阿求「本当に。」

朱鷺子「私、ついて行けないんだけど…。」

ミスティア「あいよ。二人ともなかなかのハイペースだね。」

妹紅「まぁ今日は大宴会だからな。」

慧音「妹紅、それは理由になってないぞ。」

妹紅「そうか?気にするなって。」

ガチャ

清蘭「楽しかったー!」

鈴瑚「さて、次はどこ行く?」

てゐ「魔法の森でいいんじゃないかい?ほら、あの変わった花火を上げていたとこ。」

清蘭「あ、いいね!」

レイセン「紫さん、魔法の森への扉はどれですか?」

紫「えっとね、これね。」

レイセン「ありがとうございます。」

清蘭「じゃあ、行こ!」

鈴瑚「うん!」

バタン

ガチャ

魔理沙「さーて、次はどこ行くかな~。」

霊夢「別に紅魔館にずっといても良かったのに。ね~、あうん~。」

あうん「えっと、私は…」

魔理沙「紫~、面白い会場ないか~?」

紫「そうねぇ、こことかどう?守矢神社への扉だけど。」

魔理沙「お、守矢か。よし、霊夢、行くぞ~!」

霊夢「は~いよ~。」

あうん「うぅ、二人とも酔ってる…。」

バタン

ミスティア「なかなか便利ですね、その扉。」

紫「でしょ?まぁ隠岐奈の力だけど。」

妹紅「いいな、それ。私もどこか行こうかな。」

慧音「永遠亭には行かないのか?」

妹紅「まだ焦ることないさ。夜は長い。」

小鈴「あ、阿求~!」

阿求「あら、小鈴。もう演奏会は終わったの?」

小鈴「ううん、今休憩時間。」

マミゾウ「なかなか面白かったぞ。」

菫子「霖之助さんも来ればいいのに。面白いよ?」

小鈴「せっかくだからさ、阿求も来ない?」

阿求「そうねぇ…」

霖之助「…まぁ、せっかくだし、行ってみるかな。朱鷺子はどうする?」

朱鷺子「酔い醒ましに行くわ、ちょっと気持ち悪いし…。」

阿求「じゃあ、私も。」

小鈴「やった、行こ!」

ダッ

慧音「…急に寂しくなったな。」

妹紅「だな。」

ミスティア「まぁ、しょうがないかなぁ。でもまぁそろそろ…」

リグル「酔った〜、ミスチ〜。」

ミスティア「あ、リグル。」

リグル「手伝いに来たよ〜。ミスチ、今のうちに他の宴会場行ってきて。」

ミスティア「ありがと。ちなみにオススメは?」

リグル「他の所全然行ってないけど、とりあえず魔法の森は面白かったよ。」

ミスティア「そっか、後で行ってみよ。」

妹紅「お、いいね。私達もおいおい行ってみようか。」

慧音「そうだな。」

ガチャ

幽々子「紫、いるかしら。」

紫「あら、幽々子。」

幽々子「そろそろ交代しましょ。」

紫「あら、もういいの?」

幽々子「えぇ、むしろ妖夢がお友達と飲むから丁度いいのよ。」

妖夢「これから、咲夜さんと鈴仙さんとここで飲むんですよね。」

紫「なるほど、そういうことね。」

妖夢「鈴仙さん、まだですかね~。」

咲夜「そうねぇ、やっぱり鈴仙は永遠亭で飲んでるし、すぐには来れないのかもしれないわね。」

妖夢「ですよねぇ。」

鈴仙「咲夜―、妖夢ー。」

妖夢「あ、鈴仙さん。」

鈴仙「ごめんね、二人とも。待った?」

咲夜「いえ、大丈夫。今来たばっかりよ。」

咲夜「ご主人、お酒を三つ、いただけるかしら。」

ミスティア「はいよ。いいお酒残してるよ。」

妖夢「あ、ありがとうございます。」

紫「じゃあ、私は行くわね。藍と橙はどこにいるかわかる?」

幽々子「まだ紅魔館にいるわよ。」

紫「わかったわ。じゃあお願いね。」

幽々子「えぇ。」

バタン

妹紅「おいおい主人、私たちにはいいお酒は無いのかい?」

ミスティア「さっき2人に渡したのもいいお酒だよ。あのお酒は若い子向け。」

妹紅「なるほど。」

響子「ミスチー!!」

ミスティア「あ、響子。」

響子「そろそろ次の出番だよ、行こ!!」

ミスティア「わかった、すぐ行くわ。リグルあとよろしくね。適当にやってていいから。」

リグル「了解、楽しんできて!」

ミスティア「うん!」

慧音「ご主人は、何をしに行くんだ?」

ミスティア「えっと、そうだなぁ…」

ミスティア「まぁ、ちょっと魂の叫びをね。」



~永遠亭~

永琳「本当に美味しいわね、このお酒。」

依姫「はい。今回の宴会のために、いいのを持って来たんですよ。」

豊姫「依姫ってば、お師匠様と一緒に飲むのをすごく楽しみにしてたんですよ。ね、依姫。」

依姫「お姉様、それは秘密ですよ…。」

永琳「あらあら。」

輝夜「こうやって一緒に飲むのもいつ以来かしらね。」

永琳「えっと…、いつだったかしら…」

依姫「月面戦争以降はほとんど会ってませんでしたもんね。」

ドレミ―「なんか申し訳ないわね。こんな水入らずの場に混ぜてもらって。」

永琳「全然気にしてないわよ。むしろ来てくれて嬉しいわ。」

豊姫「ドレミ―、それにサグメは異変の時にお世話になったからね。」

依姫「今回の宴会も、槐安を開けてくれたしね。本当に助かったよ。」

ドレミ―「このぐらいのことなら、大したことないわ。」

サグメ「う~…」

ドレミ―「サグメ、ちょっと飲み過ぎよ。」

豊姫「ふふっ、普段はクールだから、酔ってる姿を見るのは新鮮だわ。」

依姫「ですね。」

サグメ「…ここに、宣言する!!」

永琳「え?」

ドレミ―「あ、ちょ…」

サグメ「この幻想郷は未来永劫、繁栄をmg」ギュム

ドレミ―「はい、サグメー、落ち着いてねー。」

サグメ「モガモガ」

輝夜「舌禍の持ち主も大変ね。」

ドレミ―「サグメは普段発言に枷があるから、酔った時はこう喋りたくなっちゃうのよね。」

輝夜「なるほどね。」

永琳「舌禍の持ち主の友人も大変ね。」

サグメ「モガモ…!」バンッバンッ

ドレミ―「あ、ごめんね、サグメ。」

サグメ「プハッ、はぁ…、はぁ…」

依姫「そういえば、レイセン達は楽しんでますかね。」

永琳「楽しんでるんじゃないかしらね。きっといろんな会場に行ってね。」

豊姫「姫様はどこか行かないのですか?」

輝夜「私はいいわ、この落ち着いた雰囲気が好きだし。」

依姫「私も好きですよ、この雰囲気。」

豊姫「ね。」

ガラッ

妹紅「うぉい、かぐやぁ!!」

輝夜「…来たわね。」

妹紅「なに呑気に飲んでんだよ、そんなちまちま飲んでるなんて、見損なったぞぉ!!私と勝負しろぉ!!」

輝夜「ふふ、騒々しいわね、せっかく落ち着いて飲んでいたというのに…。」

輝夜「でもいいわ、受けて立とうじゃない、あなたが酔い潰れるまで付き合ってあげるわよ。」

妹紅「ふっ、酔い潰れるのはどっちだか!!」

永琳「はぁ、姫様ったら…」

依姫「変わりましたね、雰囲気。」

豊姫「ふふっ、急に騒々しくなってきたわね。」

慧音「申し訳ないな、うちの妹紅が。」

永琳「大丈夫よ。別に気にしてないわ。」

慧音「そうか、なら良かった…」

慧音「まぁ、私もだいぶ酔ってはいるが!」

サグメ「私も酔っているぞ!そしてこの酔いは未来永劫醒めることはないだろう!!」

永琳「あらあら…」

ドレミー「二日酔い、確定しちゃったわね。」

依姫「あぁ、これは賑やかになるなぁ…」

永琳「いいんじゃないかしら、宴会なのだから。」

豊姫「夢の夜の時間は終わり、また現が始まるのね。」

ドレミー「私はリアルの方が好きよ。予測がつかなくて。」



〜命蓮寺〜

響子「ただいまー!ねぇ、演奏会でね!」

一輪「あぁもう本当に何あれ!あれは卑怯でしょ!!」

布都「のう!!あんな外堀から固める戦略取るようじゃ、まだまだじゃぞ!!」

村紗「本当だよね!!あーあ、せっかくの準備がさぁ!!」

屠自古「やってらんねえよ!!」

響子「えー…」

ナズーリン「あぁ、気にしないでおくれ。今絶賛愚痴り合い中だからさ。」

響子「あぁ、そうなんだ。人里戻ろっかな…」

一輪「ねぇ、小傘はどう思うの!?」

布都「ひどいよのう!?ひどいよのう!?」

小傘「いや、えっと、その…」

一輪・布都「ねぇっ!!!」

小傘「えぇ…」

芳香「青娥ー、まだお酒あるのかー?」

青娥「えぇ、いっぱいあるわよ。誰かが買ってきてくれたからね。ほら、星さんに頼んできなさい。」

芳香「はーい。」

芳香「星さーん、お酒くださーい。」

星「えっとですね、確かここに空いてないのが…」

星「…あれ、どこだっけ。」

芳香「お、これかー?」

星「あ、そうそうこれです!はいどうぞ。」

芳香「ありがとうー。」

響子「ねぇ、誰も私の演奏見てなかったの…?」

小傘「あ、響子ちゃん。演奏良かったよー!」

響子「あ、本当に?良かったー。なんだ、みんな見に来てはくれてたんだね。」

小傘「あ、えと、その、私は見てたけど、その…」

響子「え、小傘ちゃんだけなの、来てくれたの!?」

ナズーリン「あぁ、すまない。完全に忘れてた。」

星「みんな飲んだくれちゃってたから…」

響子「もう、まだ私の出番はあるから、絶対に見に来てくださいよ!!」

ナズーリン「心に余裕があったら、行くよ。特に彼らの。」

ぬえ「しっかし、青娥はよく来たね、こんな愚痴だらけの宴会場に。」

青娥「いえ、むしろ私は知っててここに来たからね。見てて楽しいわよ。」

芳香「私も楽しいぞー!」

ぬえ「そっか、ならいいんだけど。」

星「まぁ、愚痴だらけといっても、愚痴ってなきゃやってられませんよね。」

ナズーリン「そうですね、ご主人。特にあそこの二人は。」

ぬえ「だね。」

響子「うわ、聖まで飲んでる…」


神子「はぁ、あれだけ大口叩いてこの有様なんて…」

聖「お互い様じゃないですか、私たちだってこれですから…」

神子「敗因はあれだね、完全に周りが見えていなかった、かな。」

聖「本当におっしゃる通り。」

こころ「二人とも意気消沈か?せっかくの宴会ぞ?」

聖「…そうね。その通りだけど…」

神子「こころー、こころだけが癒しだよ~。」ギュー

聖「あ、豊郷耳さん、ずるい!私も失礼させてもらいます!」ギュー

こころ「うぐ…、苦しいぞ…。」

神子「…聖さん、これからはお互い協力できるときは協力しましょうか。」

聖「…ですね、豊郷耳さん。」

芳香「お、昨日の敵は今日の友かー?」

青娥「ふふ、そうね。」

こころ「いや、違うな。」

芳香「え?」

こころ「昨日の敵は永久の友だー!」

芳香「おー!」

青娥「あらあら。」

神子「永久の、」

聖「友…」

神子「…そうね、これからは仲良くしましょうか。」

聖「ですね。」

神子「…ただ、明日からはまた宗教相手、手加減はしないぞ!!」

聖「それはこちらのセリフ!一切手を抜くつもりはありませんからね!!」



~輝針城~

針妙丸「~♪」

正邪「…嬉しそうだな。」

針妙丸「ふふっ、別に~。」

正邪「まぁ、なんでもいいけどよ。」

ガチャ

正邪「あぁ、やっと帰ってき…」

クラウン「お疲れ様でーす!」

ヘカーティア「お疲れー。」

小町「お、やっと帰ってきた。」

正邪「え、は、え!?」

針妙丸「え、なんでヘカーティアさんに死神さんが…」

映姫「どうせあなたのことだから許可を出したって一人で飲むとか言い出しかねないと思ったので。まったく、せっかく許可を出したのだからその感謝として宴会を楽しみなさい。それがあなたのできる最大限の善行よ。」

正邪「はぁ!?知らねーよ!!…っていうか、なんで人の家に勝手に入ってんだよ、不法侵入だろ…」

映姫「失敬な、罪人の監視という立派な職務です。」

正邪「いや、十分罪だろ…」

純狐「まぁまぁ、お酒も料理も持って来たから、一緒に楽しみましょ。」

針妙丸「うわぁ、すごい!正邪、良かったね!」

正邪「良くねーよ、馬鹿!!」

映姫「な、せっかく用意してくださったのに感謝の言葉は無いのですか!純狐様とヘカーティア様に感謝なさい!!」

正邪「知るか!余計なお世話なんだよ!!」

小町「まぁまぁ、せっかくだし、食べようか。」

クラウン「お腹空いた~。」

針妙丸「ほら、正邪、食べようよ!!」

正邪「はぁ…、わかったよ!!」


正邪「はぁ…、ったくお前らにわかるか!?弱者の気持ちが、あぁ!?」

映姫「そうやって文句ばかり言う弱者を裁く私の気持ちがわかりますか!?いい!?私だって同情の気持ちが無いわけじゃないのよ!!でもね、」

正邪「あー、聞こえなーい、聞こえなーい。」

映姫「聞きなさいって、聞きなさいって!!」

純狐「…意外と仲良さそうね、あそこの二人。」

小町「…ですね、四季様が本音で喋ってる…。」

針妙丸「正邪も楽しそうで、良かった。」

ヘカーティア「針妙丸ちゃん、お邪魔じゃなかった?正邪ちゃんと二人の方が良かったかしら。」

針妙丸「ううん、大丈夫。私は正邪が喜んでくれることが一番嬉しいから。」

クラウン「わ、愛ですね!!」

針妙丸「あ、愛!?いや、愛っていうか、その…」

純狐「ふふ、嫦娥よ、見ているか…」

針妙丸「へ?」

純狐「この会場は愛に満ちているぞ!!!」

針妙丸「いや、満ちてるほど、かな…」

小町「いや、自信もっていいと思うよ、その想いは。」

針妙丸「…うん、わかった。」

ヘカーティア「あ、このあとどうする?他の会場に行ってみる?」

純狐「そうねぇ、いっぱい面白そうな会場があったからね。」

クラウン「あ、あたい魔法の森行ってみたい!妖精のみんなに会いたいです!!」

ヘカーティア「いいねぇ。」

小町「ちっこいのは、どこに行きたい?」

針妙丸「えっと、そうだなぁ…」

針妙丸「正邪ー、どこか行きたい会場あるー?」

正邪「あ!?」

針妙丸「だから、他の宴会会場どこ行きたいのー?」

正邪「あ、決まってんだろ!」

正邪「お前の行きたいとこ全部回るぞ、チビ!!」

針妙丸「え、あ…」

クラウン「ぉおお!」

純狐「あらあら。」

小町「流石だね。」

正邪「ほら、行くぞ!!」

針妙丸「う、うん!…え、すぐ!?」

映姫「な、私の話がまだ!!」

小町「じゃあ、あたいたちも行きますか。」

純狐「そうね。」

ヘカーティア「行くわよん、クラピ。」

クラウン「行きましょ!イトゥルビー、ルナティックターイム!!」






はたて「豊作、豊作!いい写真撮り放題じゃん。」

文「本当にね!これは明日の新聞が楽しみだわー。」

はたて「ちょっと、全部使わないでよ!私だって記事にするから!」

文「わかってるって。」

椛「文様、これで目ぼしい会場は全て回りましたかね。」

文「えぇ、そうね。」

はたて「でも、時間帯が変われば人も変わる。でしょ、文?」

文「えぇ、もちろん。人が変わればドラマも変わる。まだまだ写真撮るわよ!」

椛「文様がこれだけテンション上がってるのも、久々ですね。」

文「まぁね。こんな大イベント自体、久々だからね。」

はたて「良かったわね、ことがうまく運んで。『満月の夜に宴会開かれる』なんて記事、最初見た時全然意味がわからなかったわよ。まさかこんな意図があったなんてね。」

文「あ、それ私じゃないよ。本当は他の記事書いてたんだけど、椛がちょっといじっただけ。椛、ナイス判断だったよ。一言欲しかったけど。」

椛「え、私じゃないですよ?私はてっきりはたてさんが文様の記事を差し替えたのかと…」

はたて「いや、いくら私が文の記事を妬んでいたとしても、そんなことしないって。」

椛「あれ…」

はたて「え…」

文「じゃあ、誰が…」


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SS好きの名無しさんから
2019-05-06 12:19:23

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