東方宴会劇 エピローグ
あらすじ
みんなで宴会しようぜ
注意点
東方Projectの二次創作です。原作設定との乖離やキャラ崩壊が見受けられるかと思いますがご了承ください。以上の点をご理解頂いたうえで読んでいただけると幸いです。
一言
幻想郷行きたい
では、参りましょう。
~カフェ~
メリー「蓮子、こっちこっち。」
蓮子「あ、メリー。ごめんね、待たせちゃって。」
メリー「別に、もう慣れたわよ。」
蓮子「えっと、アイスコーヒーにティラミスのセット、っと。」ピッピッ
蓮子「さて、と。」
メリー「で、三日間資料を漁った結果はどう?何か面白いことは見つかった?」
蓮子「全然駄目。やっぱ本とか、そういうお堅いのは向いてないのかも…。メリーはなんかなかった?」
メリー「う~ん、目ぼしいものは無かったわねぇ…」
蓮子「収穫ゼロかぁ…、あ~あ…。」
メリー「まぁまぁ、気を落とさずに。」
蓮子「なんか面白いこと、ないかなぁ〜。」
蓮子「ねぇメリー、何かない?本当些細なことでもいいからさ。」
メリー「そんなこと言われても…」
メリー「あ。」
メリー「いや、でも、う~ん…。」
蓮子「え、なになに?」
メリー「いや、本当大したことじゃないのだけど、昨日夢見が良かったなぁって。」
蓮子「夢かぁ…。まぁでも、一応聞かせて。」
メリー「なんかね、とある場所で宴会が開かれてたって夢なんだけど…」
蓮子「ふ〜ん、宴会ねぇ。」
メリー「それが普通の宴会じゃなかったのよ。なんか、そこの土地一体の宴会というか…」
蓮子「…え、ひょっとしてその夢、私も見たかも…」
メリー「え、本当に?」
蓮子「大きな屋敷でパーティーが開かれていたり、音楽会が開かれていたり…」
メリー「森で宴会が開かれていたりとか?」
蓮子「そう、それ!」
蓮子「え、ひょっとして、同じ夢!?」
メリー「多分…。凄いわね、不思議なこともあるものね…。」
蓮子「そっか、あの夢、メリーも見てたんだ…」
蓮子「…あの宴会、楽しそうだったよね。」
メリー「そうね、みんな笑ってて、はしゃいだり、暴れたりしててね。」
メリー「なんて言うか、見てるだけで楽しくなったわ。」
蓮子「そう、それ!見てるだけで楽しくなった!!」
蓮子「…私も参加したかったなぁ。」
メリー「もう、出来るの?そんなこと。」
蓮子「うーん、どうだろう…」
メリー「…でも、いいわね、あの世界。行ってみたいわ…。」
「やったぁ!大成功!!!」
蓮子、メリー「えっ?」
蓮子「…え、メリー、何か言った?」
メリー「いえ、何も…。」
蓮子「なんだろう、気のせいかな。」
メリー「…でも、確かに聞こえたわよね、かわいらしい声が。」
蓮子「な、なんだったんだろう…」
メリー「わからないわ…」
蓮子「…」
メリー「…」
蓮子「…よし、決めた!私もあの宴会に参加する!!」
メリー「え、本当に!?」
蓮子「もちろん!っていうか、メリーだって行きたいって言ってたじゃん。」
メリー「いや、そうだけど、それはただの願望というか…」
メリー「だって、あるかどうかもわからない、そんな世界を…」
蓮子「…あるよ、きっと。」
メリー「え?」
蓮子「私たちが想い続けていれば、ずっとそこにあるって。そんな気がする。」
メリー「いや、まさかそんなこと…」
メリー「…いえ、そうね。きっとそうだわ。」
蓮子「よし、そうと決まれば早く行かないと!宴会が終わらないうちに!!」
メリー「えぇ、そうね!!」
終
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