2019-05-01 10:53:25 更新

2017年10月17日(火) PM:17:00


凡矢理大学 体育館 バドミントン部の練習場


冬吾 「それでは、本日のLOVE REAL TEST(ラブ リアル テスト)の準備を始めます!」


一同 「おーー!」


楽 「で、冬吾。

今日は何の準備をするんだ?」


冬吾 「ああ、

昨日で第一関門のオバケ屋敷のオバケ役の配置は大体決まったから、

今日は第二関門の準備をするんだ。」


楽 「それで、その第二関門って、

一体なんなんだ?」


冬吾 「それはな………。」



十数分後………


蛍(ほたる) 「で、恋人同士がどんだけラブラブか分かる問題は何か無い?」


学生A 「うーん、そうだね………。」


楽 「まさか、第二関門がクイズだとはな。」


冬吾 「バドミントン部の部長曰く、

そのクイズでそのカップルがどんだけラブラブか測って、ポイントを決めるんだって。」


楽 「へーー。

で、どんな問題を出すんだ?」


冬吾 「それがまだ決まってないから、

蛍(ほたる)がああやって皆んなに案を聞いて、

今決めてるんだよ。」


楽 「うーん、恋人同士のラブラブ具合を図るテストかぁ………。」


楽 「……………」


スッ


楽 「………なあ、蛍。」


蛍 「?楽、何かいい案が浮かんだの?」


楽 「ああ、こういうのはどうだ?」


ゴニョゴニョ………


蛍 「え?今まで2人で行った、スポットやデートの思い出を聞く?」


楽 「ああ、クイズってか質問だけど。

その話を聞いて、

審査員がどんだけ感動できるかで、そのカップルのポイントを決めるんだ。」


蛍 「なるほど………。

それ、いいかも!」


楽 「他にも、こういうのを聞くんだ。

お互いの好きなものをソッコーで答えれるかどうか聞いて、

そのタイムを測ったり。

お互いの事をどんだけ分かってるか、

試すんだ。」


蛍(ほたる) 「おーー、それもいいね!」


楽 「あとは………告白がどんなシチュエーションだったとか!」


蛍 「!なるほど!

どんな風に付き合う事になったから、分かるね!」


冬吾 「楽、お前流石(さすが)彼女持ちだな。

いいアイデアが、どんどん出てくるじゃねーか!」


楽 「ま…まあな!」


楽 (ホントは、

千棘と2人でどんなクイズを受けれたら恋人同士として楽しいか、

考えただけなんだけどな………。)


第1巻 第196話 完





このSSへの評価

このSSへの応援

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください