2019-05-20 23:28:55 更新

概要

愛している。今も、あの時も。


前書き

第2部完結!


7話 また、会えた


嵐斗「君が男の艦娘?」


無月「あぁ。『未完体特殊型壱番艦 無月』だ。本名は緋瀬冬谷。宜しく。」テヲダシ


嵐斗「冬谷でいっか?俺は萩嵐斗。舞鶴の提督の弟だよ。宜しく。」アクシュ


無月「へーあそこの?あ、こいつは如月な。」


如月『宜しくねー』ノシ


嵐斗「わぁ本当に艦霊だ」


無月「あー…所で菊月は…」チラリ


菊月「すぅ…すぅ…」Zzz


嵐斗「結構大変な状態でね…」


カクカクシカジカカンカンコレコレペラペラペラ…(説明中)


無月「…」アタマカカエ


如月『あらら…』


嵐斗「…如月ってさ、離れられる?」


如月『ええ。できるわ。』


嵐斗「10分程時間をくれるかい?彼に」


如月『…(そういう事)分かったわ』スウッ


無月「え?如月離れられるの?」


如月『そうよ。それじゃ、良い時間を〜』フヨフヨ


パタンッ


無月「…」


多分、気を利かせてくれたんだろう。


菊月「すぅ…すぅ…」Zzz


菊月と俺の為に。


無月「…」スック


ストン←菊月の隣に座る


無月「……………菊月」


菊月「…」ピクッ


菊月が、少し反応する。


無月「菊月…聞こえるか?」


菊月「……ぁ…」スウッ


無月「……俺だ。『冬谷』だ。」


〜菊月side〜


微睡みの中……


菊月「……」


もう何もしたくなかった。


でも…


菊月「…会いたい」


そんな気持ちが、頭の中を巡る。




『…………菊月』




幻聴か。そう思った。


でも。




『菊月…聞こえるか?』




聞き間違いじゃ無い。幻聴でもない。


本当に?


見れば、分かる。


菊月「……ぁ…」スウッ




『俺だ…『冬谷』だ。』




聞き間違えない、優しい声。


菊月「…とうや…そこに…いるの…?」


冬谷「あぁ。ここにいるぞ。」


菊月「ぁ……」


必死になって、手を伸ばす。その手を、


ギュッ


貴方は、優しく、しっかりと握ってくれた。


〜無月side〜


菊月「…とうや…そこに…いるの…?」


菊月が、俺を探す様に言葉を発する。


無月「あぁ。ここにいるぞ。」


菊月「ぁ……」


確かめる様に、手を伸ばす。


その手を、


ギュッ


優しく、しっかりと握る。


途端、菊月の目に光が戻る。


菊月「あ…あぁ…」ボロボロ


無月「…菊月」


菊月「……冬谷…」


無月「心配かけて、済まない…すまなかった…!」ギュッ


菊月「あ…うあ…あああ…」


無月「俺はここに、いるぞ…!」


菊月「うわああああん!」ボロボロ



菊月「……済まない、ありがとう、冬谷。」


無月「ああ、どーってことないよ」


菊月「…所で、冬谷のその格好はなんだ?」


無月「あー…それが…」


カクカクシカジカカンカンコレコレペラペラペラ…(説明中)


菊月「え…冬谷が艦娘に…?」


無月「そう。あ、入っていいよー」


ガチャッ


嵐斗「はいはーい」


如月『久しぶりね?菊月ちゃん。』テヲフリ


菊月「如月姉さん⁉」


無月「…つまり、そういう事だ。」


菊月「……あぁ、うん…えっと…分かった。」


無月「本当に分かったのか」


菊月「本当はあまりついて行けてない」


無月「駄目じゃん」


菊月「待て…それじゃ今の冬谷は…無月って名前なのか?」


無月「いや前みたいに冬谷で良いから」


如月『菊月ちゃんは貴方にとって特別な存在だからね〜』(・∀・)ニヤニヤ


無月「黙秘権を行使しまーす」


菊月「ふふ…冬谷、ありがとう。」


無月「え?あ、うん」


チュッ


嵐斗「おっと」カオソラシ


如月『きゃっ』カオカクシ


無月「ん」


菊月「…」


スッ




菊月「……ふふ、おかえり、冬谷。」




無月「……ああ、ただいま、菊月。」





嵐斗「所で、無月は大本営に行って貰うんだけど」


無月「何で?」


如月『生存報告と艦娘の登録よ。』


菊月「……私の扱いは」


嵐斗「さっき聞いたら、その無月っていう艦娘の護衛艦だってさ。」


菊月「そうか。冬谷、私が守るぞ?」フンス


無月「あぁ、宜しくな」


如月『あ、何時出るのかしら?』


嵐斗「明後日」


無月「分かった」


菊月「了解した。……そうだ冬谷。私も強くなったんだぞ?」


無月「そうか?じゃあ見てみたいな。」


イチャイチャ


如月『……ねぇ』


嵐斗「解ってる」


如月嵐斗『「甘すぎる」』



菊月「冬谷はどうだったんだ?」


無月「俺はな…」



ー5話・終ー


後書き

第3部にご期待下さい。

無月「無月基冬谷だ」
嵐斗「嵐斗だよー」
無月「嵐斗って妹いる?」
嵐斗「幼馴染なら」
無月「やっぱりね。結構疲れたでしょ」
嵐斗「うん。本当に疲れた」
無月「ちなみに今は?」
嵐斗「舞鶴鎮守府の曙」
無月「マジで?」
嵐斗「マジマジ」
無月「凄……あ、次回予告忘れてた」
嵐斗「あ、ホントだ」
つ[あと少しです]
無月「あ、えっと、次回もお楽しみに!」
無月嵐斗「「バイバーイ」」ノシ


このSSへの評価

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SS好きの名無しさんから
2019-07-12 07:09:45

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2019-05-20 23:33:42

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このSSへのコメント

2件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2019-05-20 23:34:12 ID: S:CsB2S6

毎度面白いストーリーありがとうです‼︎
次回も楽しみにしています‼︎

2: SS好きの名無しさん 2019-07-12 07:11:20 ID: S:owhPD5

今までの作品全部読ませていただきました!とてもすごく面白かったです!


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