提督と変な艦娘4
キャラ崩壊だぜべいべー
はい、榛名は大丈夫です!
榛名「はい、榛名は大丈夫です。」
提督「はい、提督は絶体絶命です。」
榛名「はい、大丈夫です。」
提督「まずその右手に持ってる拳銃を置いてええええ!」
榛名「大丈夫です?」
提督「腹部に撃った上でよく聞けるな。俺じゃなかったら死んでるぞ。」
榛名「もう一発大丈夫です?」
提督「落ち着こう、というか俺何もしてないやん。」
榛名「榛名の弾を避けたから。」
提督「理不尽やん。後ろから撃つ榛名ちゃんも悪いんやで。」
榛名「そうなんですか?皇后お姉さまにそうしろと言ってたので。深夜4時に。」
提督「金剛を皇后って言うな、確かに似てるけど。そして深夜4時ってお前それ完全酒入ってるやん。駄目なやつよ。」
榛名「ねね、今日は榛名が書記艦でしょ?」
提督「秘書艦な。」
榛名「あ、そうでした!ごめんなさい。」
提督「いいよいいよ、榛名ちゃんは最近五十音書けるようになったからね。一緒にやろう。」
榛名「鹿島先生がいつも変な本ばっか持ってきて読ませてくる。」
提督「川内。」
川内「はっ。」
提督「鹿島に罰を。」
川内「手足はどうします?」
提督「お前今なんつった?」
川内「ですから手足は」
提督「お前らいつも手足切断してんの!?」
川内「いえ初の試みです。」
提督「こえーよ!初の試みが手足切断とかハード過ぎるだろ!てか、今までもかなりハードだかんな!?」
川内「ではいつものクナイで?」
提督「いつものクナイが分からんわ。まぁ少し罰を与えるだけだから折ったり切ったり駄目よ?」
川内「提督がそういうなら。」
バッ
榛名「仙台お姉ちゃん格好いいね!」
提督「川内ね。同音だけど何となく間違えてるのは分かったよ。」
榛名「むー道徳さん酷いです。」
提督「俺は孔子か。提督と道徳を間違わないでね。角砂糖あげるから。」
榛名「あ、それ知ってる!ジョジョ5部のやつでしょ!」
提督「いい趣味してんねぇ!よく分かったな。」
榛名「合コンのお姉ちゃんに貸してもらったんだぁ。」
提督「合コンのお姉ちゃんって足柄のこと?」
榛名「うん!」
提督「榛名ちゃん、合コンのお姉ちゃんは駄目よ。あの子だって頑張ってるし、もし榛名ちゃんが逆の立場だったら嫌だろう?」
榛名「合コンって好きな人を探すんでしょ?好きな人は自然と出来るわけであって無理矢理作ってもそんな人と長く続かないよ。」
提督「幼い榛名ちゃんにも言われてんぞー足柄ぁー。」
榛名「それに私は提督が大好きだから!」
提督「とっても嬉しいけどさ、だったら銃を撃つのは止めよう?」
榛名「はい、榛名は大丈夫です。」カチャ
提督「ストップストップ!撃つのは」
バン
提督「いったあああああああ!すね撃たれたあああ!」
バン
提督「うおお!肩にも!痛いぜ!俺は元気だぜ!」
榛名「はい、大丈夫です。」
提督「その表情は喜んでるの?だとしたらSかもね榛名ちゃん!」
榛名「愛情表現ですよ、榛名は嬉しいです!」
提督「ヤンデレもびっくりだわ!あーあ、これ全治二週間ぐらいかな。」
榛名「腹、すね、肩。はい、榛名は嬉しいです!」
提督「怖いなぁ。さてと、仕事するかぁ。」
榛名「そうですね。」ヒョイ
提督「……初めての仕事だからね。いろいろ教えてあげるよ。」
榛名「広告の膝座り心地最高です。」
提督「わしゃ歩く宣伝か。提督な。お、てか身長伸びた?」
榛名「あ、分かります?130から134cmになりました!」
提督「おぉ。よく寝て、よく食べて、よく運動して、よく撃ってるからね。」
榛名「提督は着任して9ヶ月ですよね?」
提督「そうだぞ。撃たれたときびっくりしたんだからな。」
榛名「さっきので合計281回になりました!」
提督「俺めちゃくちゃ撃たれてるやん。止めてね。」
榛名「だって提督、出撃させないもーん。撃つ相手がいないもん。」
提督「これまで5回出撃して全部同士撃ちで大破するじゃん。しかも全員。大和が駆逐艦を撃った時はビビったかんな。」
榛名「いいじゃん。」
提督「駄目じゃん?」
榛名「もう一度!敵を殺させて!そしたら止める!」
提督「駄目ですぅ~1-1で全員大破する時点で駄目ですぅ。」
榛名「演習飽きたのー!全員Lv99じゃん!」
提督「そのLv99同士が撃ち合ってるんだから余計駄目だよ。というか榛名ちゃん、今は敬語使おうね。」
榛名「あ、すみません。はい、榛名は大丈夫です。」
提督「そうそう。執務中以外だったら敬語使わなくてもいいからね。」
榛名「はい、了解しました!」
提督「さていい加減始めようか。大淀に鼻を折られるの嫌だしね。」
榛名「気合い!入れて!行きます!」
× × × 2時間後…
提督「はい、ここをこうやってそうそう。漢字も出来るようになってきたね。」
榛名「ありがとうございます。それも提督の教え方が上手だからですよ。」
提督「あらやだいい子ねぇ。結構長い間やったから疲れたでしょ。まみさんのところ行く?」
榛名「あ!行きたいです!そうと決まれば早速行きましょう!善は急げ、です!」
提督「はいよー。あ、走ると危ないから手を繋ごう。」
榛名「はい!」
ガチャ バタン
榛名「Look to the sky, way up on high
There in the night stars are now right~♪」
提督(英語喋れるんだ…何か自分が悲しい)
榛名「Eons have passed: now then at last
Prison walls break, Old Ones awake!~♪」
提督(リズムがある、何かの曲かな?)
榛名「They will return: mankind will learn
New kinds of fear when they are here.
They will reclaim all in their name;
Hopes turn to black when they come back.
Ignorant fools, mankind now rules
Where they ruled then: it's theirs again~♪」
「おや、歌声がすると思ったら榛名が歌ってたんだね。提督、こんにちは。」
提督「おぉ、響か。今休憩してな間宮さんとこに榛名を連れて行こうかなと。」
響「ふむ。私もいいかな?」
提督「いいぞ。榛名も~いいかな?」
榛名「いいですよ!響お姉ちゃん背が高くて格好いいし美人で優しいから!」
響「ふふ、ありがとうね。榛名、私も手を繋いでいいかな?」
榛名「うん!いいよ!」
提督「確かに響背高くてモデルみたいだもんな。俺が着任したときは小さかったのに。」
響「そうだね。今となったら173cmだ。ただこれ以上伸びなくてね。暁姉さんは171cm、電は163cm、雷は170cm。みんな高いよ。」
提督「電が少し可哀想だな。」
響「そうだけど本人は満足してるしいいかなと思ってる。胸もDよりのFらしいし。」
提督「DよりのFって何だよ(困惑)」
榛名「はい、榛名はぺったんこです!」
提督「おい、誰だこの子に余計な知識をいれたやつ!」
鹿島「私だ。」
響「お前だったのか。」
提督「全く気づかなかったぞ。」
鹿島「暇を持て余した」
提督「青葉ぁ!長門に連絡しろ!」
鹿島「長門先輩は不味いですよ!」
響「自業自得です、鹿島大佐。」
提督「お前大佐だったの!?」
鹿島「ええ、そうですわよ。おほほほ。」
榛名「鹿島先生、嘘ついたらべーですよ。」
提督「まぁ嘘だろう。ねね、榛名ちゃん今のべーも一回やって。」
鹿島「私からもお願いします。」
榛名「ふふん!いいよ~べー」
提督「うぉぉぉぉ!可愛いいいい!」
鹿島「あぁ、鹿島の心が浄化されていきますぅぅ…」
長門「あぁ。全くだ。私は演習ばっかで疲れていたが、一瞬でよくなったよ。ありがとう榛名。金剛みたいにはならないでくれよ。」
鹿島「!?」
榛名「金剛お姉ちゃんみたいにはなりたくない…お酒ばっか飲んでるし…」
響「……長門さん、いつの間に……」
鹿島「では」シュバッ
提督「川内」
川内「はっ」
提督「捕まえろ」
川内「御意」
鹿島「ぎゃあああああああ!また、また川内だ!さっき罰私受けたじゃん!もうやだ!すねに金属類を2秒間隔で左右順番に当てられるの嫌!しかも1時間コース!」
提督「脛は痛いよな。俺も榛名にさっき撃たれた。」
響「そのわりには結構歩けてるじゃないか。」
提督「すねを撃たれたぐらいで歩けなくなったらこの鎮守府の提督はやってられん。」
長門「4ヶ月前に島風と天津風とかくれんぼした時負けた罰ゲームとしてカッターでアキレス腱切られただろ。」
提督「あいつらカッターが駄目になると新しいの買ってくるしよ。めっちゃ痛かった。お陰で5日間杖生活だった。」
響「5日か。流石の提督の回復力でもそれぐらいはかかったんだ。」
提督「夕張ったら麻酔なしで医療するから怖いんだよ。麻酔してって言っても『提督はしてもしなくても一緒じゃんか』とかだぜ。」
長門「お、話してたら川内が捕まえて来たぞ。」
響「結構時間かかったね。」
川内「こんなんでもこの鎮守府の中で8位ぐらいだろこいつ。強いっちゃ強いんだよ。」
提督「何だ鎮守府で強さのランキングとかあんのか。俺把握してないんだけど。」
長門「まぁ提督はこの前近衛隊のことについて知ったんだし。裏では色々あるぞ。」
提督「何だよそれ怖いわ。」
響「1位が若葉さん、2位が霧島、僅差で長門と武蔵だったっけか。だから3位は二人なんだよ。」
提督「だからって言われても知らんわ。てか若葉やばくね?何で霧島と長門と武蔵に勝ってんだよ。」
長門「若葉は様々な武術を交ぜて使ってくるし、武器も私たちが使えばあっちも使うという感じでな。銃を使わせたら誰も勝てん。」
提督「あー…そうだなぁ。」遠い目
榛名「????」
響「榛名ちゃんは分かんなくてもいいんだよ。」
川内「でこいつどうする。長門さんに預ければいいの?」
長門「あぁそのために私が呼ばれたんだしな。」
鹿島「んー!んー!」
提督「こいつ鎮守府エロ本事件でまだ懲りてないんだよな。」
響「殺しても誰も文句は言わない。」
長門「殺さんさ。浸けるだけだ。」
提督「何に?」
長門「マイナス20℃の冷水に足から頭まで。」
提督「俺思うんだけどさ、罰って言ってもほんの少しでいいんよ。デコピン一発とか。何だよマイナス20℃の冷水を足から頭までって。鬼か。」
長門「若葉さんより弱いが純粋な力なら私が上だぞ。そんな私がデコピンでもしてみろ。裂けるぞ。」
提督「……何が」
長門「頭。」
提督「こえぇよ!なんじゃそりゃ!」
長門「そんな私の殴りを耐える貴様の方が怖いわ!なぜ鉄板4枚貫通する私の殴りを7発も喰らって『そんなんじゃ俺は倒せんぞ!』とか言うんだ!艦娘より弱いけど強いだろ!」
川内「弱いけど強いって何なんですか。」
響「兎に角、鹿島を早く持っていってくれ。榛名の目にゴミだ。」
長門「ん、あぁそうだな。」ヒョイ
提督「響ちゃんも案外毒舌なんだね。」
川内「では、私も」
榛名「あ!川内お姉ちゃん!一緒に間宮さんとこ行こうよ!」
川内「え、いや私は」
提督「あーそうだな。なんやかんやいつも頼って助けてもらってるしな。今日は俺の奢りでいいからさ。」
響「榛名も提督もこうだ。川内さん、今は言葉に甘えよう。」
川内「あぁそうだね。提督、ありがとうございます。榛名ちゃんもありがとう。」
提督「よし、俺榛名ちゃん肩車するわ。二人はそこから手を繋いで差し上げろ!」
榛名「わーい肩車ぁー!」
響「おぉ。意外と力あるね。」
提督「耐久力があると言え。いやてか、榛名ちゃん、軽いな。食べてる?」
榛名「一日五食!食べてるよ。」
川内「多いな。」
提督「いや、子供だからな。そういう時期もあるだろう。」
響「意外と甘いんだね。」
榛名「響お姉ちゃん、川内お姉ちゃん、手繋ごう?」
川内「可愛いな。提督、私の子にしていい?」
提督「やらんぞ。」
響「提督の子供じゃないでしょ。」
川内「じゃあ響のか。」
提督「……お前男いたのか……」
川内「この鎮守府男いないじゃん。」
響「憲兵も全員退職届出したしね。」
提督「最後が6ヶ月前か。建造した夕立の練度高めて改二にしたとき、何か最後の一人である憲兵に噛みついたんだよな。でその憲兵は腕と右足噛み砕かれたから退職届だしてきた。」
川内「夕立怖いね……」
榛名「でもでも!確か夕立ちゃん提督さんに謝ってたよ!」
提督「そうだよ。俺は謝ってもらえれば大抵許し!」
響「じゃあ、提督に危害加えていて、謝らない艦娘は許してないの?。」
提督「まさか。可愛いから許すって知らない?」
響「知らないよ……じゃあ、何故罰を?」
提督「アメと鞭かな。」
響「成る程?」
榛名「提督撃っても許してくれるから好き。」
提督「好きになってくれるのは嬉しいけど好きになる要因がそれか……複雑な気持ち。」
川内「これが恋?」
提督「俺が捕まるわ!」
榛名「将来ね、提督の夫さんになる!」
提督「せめてお嫁さんになって!」
ここまで読んでくださりありがとうございます。
様々な感想があると思いますがアドバイスとしてコメントしてくださると嬉しいです。
誤字・脱字・変な日本語があったらすみません。
だしてほしいキャラ等があればコメントしてください。
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