提督と変な艦娘
キャラ崩壊してます。
それでも良かったらどうぞ。
初投稿です。
提督「なぁなぁ夕立さん。」
夕立「はぁ…何でしょうか?」
提督「何でうちの夕立ちゃんは語尾に"ぽい"ってつけないんだい?」
夕立「知らないよ。建造の時に変なことしたんじゃないの?と言うか私って本来"ぽい"って語尾につけるんだ。」
提督「トラック泊地にね知り合いがいるんだけど、この前暇だったから行ったんだよ。」
夕立「で?どうでした?」
提督「まずね、大淀さんが唾かけてこなかった。」
夕立「なにそれ?本当に大淀さん?」
提督「俺もびっくりした。初めてここに来たとき唾かけられたり舌打ちされたしなぁ…」
夕立「私が来たときには長門さんと殴り合いしてたよね?ずっと気になったんだけどあれなんだったの?」
提督「え?長門っちに聞いてないの?」
夕立「長門っちて言うのやめなよ。陸奥さんのことこの前陸奥陸奥むっつんって言って足の骨折られたでしょ?」
提督「足と薬指だよ。でも看病してくれたからよかった。あ、何で長門と殴り合いしてたかと言うとね、俺が長門のお尻触ったからなの。」
夕立「ばっかじゃねぇの?ゴミ箱に頭突っ込んでこいよ。」
提督「あれれ?夕立ちゃん?どっからそんな汚い言葉どこで覚えたて来たの?」
夕立「生まれて来たときからだわクソ提督。」
提督「それ曙っちの---」
バキッ!
提督「………廊下から壁を蹴り壊す音が聞こえて来たんだけど?」
夕立「で、トラック泊地で他に驚いたことは?」
提督「あぁ。加賀さんを見かけたんだけど赤城さんと喧嘩してなかったなぁ。」
夕立「うっそぉ!?なにそれ!教えて!」
提督「やっぱり知りたいか?よっしゃ教えてやろう。」
× × ×
提督「へぇみんな喧嘩とかしないんですね。」
トラック提督「あぁ。週に3回休み、給料は全員に平等に配り、外へ出掛けるのも、ゲームをするのも基本自由でやっていますからね。なるべく艦娘たちにはストレスの与えない生活を心がけますから。」
提督「いいですねぇ。うちの艦娘はしょっちゅう喧嘩ばっかで賑やかなのはいいんですけど物を壊されると修理代が…(遠い目)」
トラック提督「な、なかなか苦労をしてらっしゃるようで。そうです、お腹空きませんか?うち特製のメニューがあるんです。」
提督「FOO~↑いいっすね。ご案内出来ますか?」
トラック提督「勿論です。ついてきてく---」
赤城「あ、提督!ご飯ですか?良かったらご一緒に」
加賀「待って下さい赤城さん。今日は他の鎮守府から提督が来るって朝言ってましたよ。」
赤城「あ、そうだったんですか!スミマセンお邪魔してしまって…」
トラック提督「いや、大丈夫だよ。提督さん赤城と加賀も一緒ですけどだい」
提督「赤城と加賀って仲いいんですか!?」
× × ×
提督「ってことがあった。」
夕立「へぇ。お互いに弓矢で殺し合わないんだ。変わってるね。」
提督「ワンチャンここが変わってる可能性があるぞ。」
夕立「マジかよ。」
コンコン
提督「ん?開いてるぞー」
白露「失礼します。---おや、提督さんと一緒にいるのは何処の駄犬ですか?」
夕立「あーとても耳障りな音がするなぁ。提督さん、近くで工事してるんですかね?」
白露「おい、姉の声が耳障りだって?いい度胸だ、その耳を工事してやるよ。」
夕立「誰が姉だって?あんたのこと?やめてよ……死にたくなっちゃう……」
提督「死なないで」
白露「ほら、提督が死ねと仰せよ?工廠まで案内してあげようか?」
時雨「ッチ…」
「「!?」」
提督「お、時雨たんいたんだ。おいで。」
時雨「了解。」
ポスッ
時雨「うん、いい椅子だ。」
提督「私の膝じゃ。撫で撫でも今なら無料だぞ。」
時雨「お願いしよう。」
ナデナデ
時雨「…で、白露と夕立はまた喧嘩?」
「「……はい」」
時雨「はぁ……嫌になるよ。また肋骨折られたいの?」
提督「またってお前過去に」
時雨「あー提督。白露が来たのには理由があってね。」
提督「まぁいいや。んで、何があったの?」
時雨「古鷹と那珂が喧嘩したんだけどね。」
提督「喧嘩?ならいいじゃないか。もはやこの鎮守府の日常だろ。」
時雨「ただの喧嘩ならこないよ。明石が弾が一つ入ったリボルバーを渡してロシアンルーレットをやってるんだ。」
提督「ちょっと武装してくる。」
タッタッタ キィー バタン
時雨「……さて、用事も済ませたことだし。あんたらに罰を与えなきゃね。」
白露「そ、そんな殺生な!」
夕立「そうだよ!第一、白露が先に喧嘩売ってきたんだよ!」
白露「なっ」
夕立「だから罰は白露だけで!それに白露が本来伝えるべきことを時雨は結局やったし、そんなことも出来ない白露に全て非があると考えます!」
時雨「確かにね。夕立が言うことは最もだ。」
白露「ちょ」
時雨「そうだねぇ、じゃあ膝蓋骨を砕こうか。」
白露「やめ」
時雨「でも、姉を売ったのは駄目だからね。こんなんでも姉だから。よって夕立も膝蓋骨を砕くよ。」
夕立「え」
時雨「はい、行きますよ~」
ズルズル
白露「痛い!髪は引っ張んないで!」
夕立「マフラーをぐっ!ひっぱらないでぇ!」
× × ×
食堂
カチッ
古鷹「これで四回目…」
那珂「次かその次にどっちかが死ぬね…」
古鷹「ハッ。何怖いの?今さらぁ?」
那珂「なに?被害妄想?それだから提督に振り向いてもらえないんじゃないの?」
古鷹「あーうぜ。早くしろよ。私がてめぇを殺すからな?」
那珂「あっそ。アイドルは死なないし。」
古鷹「うわキモ…」
那珂「んだとゴルァ!!」ガタッ
古鷹「うっせぇよ。キモドル。」
那珂「このクソ女が!」
「うっせぇ!さっさとやれよお前ら!」
那珂「スミマセン!鳳翔さん!」アタマサゲ
古鷹「スミマセンでした!」アタマサゲ
鳳翔「頭あげろや。おいよく聞け。ここは食堂で私が飯作ってたんだよ。だけどこんな事態になってるからやめにして貸しきってんだよ。」
「「はい」」
鳳翔「だからさっさと終わらせろや。こちとら時間が勿体ないんだよ。」
「「分かりました」」
古鷹「んじゃあ」
那珂「やりますか」カチャ
「こら~やめなさ~い」
鳳翔「この声は!」
古鷹「提督!?」
那珂「うそぉ!?」
提督「うお、ギャラリー多いな。ハイハイ、どいてどいて。」
那珂「どうする…?」
鳳翔「提督が来たんだ、やめにしな。」
那珂「はい。」
古鷹「提督なんでき---何ですか?その格好?」
提督「蜂の防護服。」
那珂「何でそれ…」
提督「銃って聞いたから」
那珂「もっといいのなかったんですか?」
提督「防弾チョッキならあった。」
古鷹「そっち着て下さいよ!」
提督「神様の言うとおりってやったらこっちになったからさ。」
古鷹「えぇ…」
提督「さて、銃をおろせ。そしてけつをこっちに向けろ。」
鳳翔「何故です?」
提督「銃を持ってたら危ないからな、しかも女の子に。」
鳳翔「何故けつを提督の方へ向けなければならないんですかの方で聞いたんですけど。」
提督「あぁ。そんなことか。お尻ぺんぺんして合法的にお尻を触るという作戦だよ。」
鳳翔「これかする相手の前で作戦やらをばらしてもいいんですか?」
提督「くっ!誘導したな!鳳翔ちゃん!」
鳳翔「ちゃん付けはやめろ。」
提督「厳しいなぁ。」
古鷹「提督もう準備は出来てますよ!」
那珂「この女!」
提督「全く、古鷹ちゃんは素直でいい子だ。那珂お前も向けなさい。」
鳳翔「憲兵に連絡してもいいですか?」
那珂「いいよ。」
提督「駄目だよ。」
古鷹「さぁ提督!思いっきり!」
提督「よっしゃ。やってやんよ!」
パン! パン! パン! パン! パン!
提督「手が痛い。」
那珂「提督って人生楽しそうだね。」
鳳翔「連絡しました。」
提督「やめてくれよ…(絶望)」
古鷹「私は何処までもついて行きます!」
提督「牢屋にはくんな。」
× × ×
提督「鳳翔の憲兵への通報は嘘だったのはよかったが、何で喧嘩してたの?」
「それは俺が説明するわ」
提督「なんだ龍驤。見てたのか?てか、食堂でタバコすうな。タバコ禁止にするぞ?」
龍驤「見てたよ。ばっちし記憶にも残ってる。あと、タバコ禁止はやめろ。お前の指5本切ったあとに指を空洞にしてハッパつめてタバコ代わりに使ってやろうか?」
提督「サイコパス龍驤。で、説明してくれ。」
龍驤「分かった、まずな---」
× × ×
古鷹「ねぇ神通さん。相談に乗ってくれませんか?」
神通「んー分かった。乗ったる話してみい。」
古鷹「提督のことなんだけどね。もう少しでバレンタインじゃないですか?提督にあげたくて練習してるんですけど全く上手くならなくて……もう二回ほど厨房を大破してしまって。それで、神通は料理が出来て人に教えるのが上手いって聞いたんですけど。いいですか?」
神通「ええよ。やることもないしな。」
× × ×
提督「古鷹ありがとう…ありがとう……」
古鷹「龍驤の姉御!なんで本当に言うんですか!」
龍驤「面白いから。」
古鷹「えぇ…」
提督「んで、何で那珂ちゃんと喧嘩を?」
龍驤「那珂が古鷹を煽った。」
那珂「私がやりました。」
提督「武蔵!」
武蔵「呼びましたか?」シュタッ
提督「那珂ちゃんに30分間えびぞり固めやっておしまい。」
武蔵「了解した。」
那珂「ちょっと!腕引っ張んないで!どこに連れていく気!?」
武蔵「楽園。」
那珂「あっ………」
キャーシニタクナイ!シニタクナ…
龍驤「提督近衛隊二天一流の武蔵……」
提督「なにそれ格好いい!」
鳳翔「貴方がいつも誰かを呼んで罰を与えているから他の艦娘たちからは『提督の近衛兵になりたい!』って子が続出してるんですよ」
提督「初めて知った…まぁ呼ぶやつらは基本同じだしね。」
古鷹「近衛隊で思い出したんですけど川内先輩は何処にいるんですか?かれこれ一週間は見てないんですけど。」
提督「ん?あぁ、五月蝿かったから9日連続夜戦させてる。明日、明後日には帰ってくるよ。」
龍驤「鬼かお前は。」
提督「蜂駆除隊隊長と呼んでくれ。」
「あ!なら提督に蜂の駆除お願いしたいんですけど!」
提督「見えん、出てこい。」
初雪「はい!私です!」
提督「おぉお前はいつも元気だな。はつちゃん何処に蜂がいるんだい?」
初雪「倉庫辺りにねスズメバチの巣が二つありの。処理してちょうだい?」
提督「任せろ。明石!ショットガンを!」
明石「了解!」
二分後……
明石「はい!出来ました!投げますよ!」ポーイ
提督「うっし。確かに受け取った!行ってくる!」バッ
古鷹「流石提督です!」
龍驤「いやあれはただの馬鹿だぞ。」
× × ×
陸奥「で、蜂の巣を打ったらスズメバチが怒って防護服を着てるから安全だと思ったらスズメバチの針が長くて防護服を貫通したと」
提督「正直死ぬかと思った。なんだよあの防護服。試しに引っ張ったら破けたぞ。」
陸奥「はぁあんたはなに?本当に馬鹿なの?そもそも業者を呼んで頼みなさいよ……」
提督「馬鹿とかいいながら看病するむちゃん好きよ。」
陸奥「リンゴをてめぇの喉に突っ込んでもいいんだぞ?」
提督「謝るからやめて。……ふぅ。疲れた。」
陸奥「そう言えば、提督が着任して8ヶ月がたちますね。」
提督「あーもうそんなにたったのか。最初来たとき吹雪ちゃんからボディーブロー喰らうとは思わなかったよ。」
陸奥「まぁ元々ブラック鎮守府でしたし。元々いた艦娘は全員人間に対して悪い感情しかもってないですから。」
提督「だよなぁ。でも古鷹は元々いた艦娘だろ?何で俺のこと好きなんだ?」
陸奥「さぁ?貴方が何かしたんじゃないんですか?」
提督「心辺りはないなぁ。艦娘全員ここで建造されたんだろ?艦娘がちょっと変なのって工廠ぶっこわれてるからなの?」
陸奥「恐らくそうですよ。」
提督「まぁ賑やかだからいいか。」
陸奥「喧嘩するほど賑やかですもんね。提督が来る前は喧嘩も起きない誰も喋らない静かな鎮守府でしたし。全員いつもと同じ行動をする。そんな鎮守府でしたし。」
提督「俺のお陰?」
陸奥「確かにあんたのお陰だけど自分で言うなや。潰すぞ。」
提督「むっちゃんってツンデレの可能性あ---いったああああああああああああ!?」
陸奥「愛情の表現です。」ニコッ
提督「畜生!ヤンデレか!だからっフォークを手に刺すんじゃねぇ!」
陸奥「分かりましたよ。抜きますよ。」
提督「恐ろしいな。あーあー貫通してるよ。明石に頼もうかな。」
陸奥「では、私はこれで。リンゴ剥いたのでどうぞお食べ下さい。」ガラッ
提督「ありがとうねぇ。お疲れ様。」
ビシャ
提督「はぁ。まぁ食べるか。」
初めて書いたので誤字・脱字があるかもしれません。
と言うか、キャラ崩壊ばっかで申し訳ございません。
続きはやるかもしれませんし、やらないかもしれません。
やってほしい場合、次出してほしいキャラの名前セットでコメントしてくれればありがたいです。
アドバイスなども嬉しいです。
頑張ってください!
このイカレた艦娘たちいいっすね。
全員提督スキーでもなく提督キライでもなく、
好き勝手な方向に振り切っているのがいいね。