提督「と、言うわけで。」

翔鶴「はい？」

提督「残念だが、君にはご退場してもらう。」

翔鶴「はい。」

提督「分かったか？いいか？何もすんじゃねぇぞ？」

翔鶴「フリですか？フリですね。フリかぁ、えいっ！」

提督「おいゴラ！フリじゃ…あぁ！やめて！胸を胸に押し付けないで！」

翔鶴「じゃあ早く起きて下さいよ。」

提督「無理、だって仕事したくないもん。」

翔鶴「提督、私は6:30に起こしに来ました。」

提督「そうだな。」

翔鶴「でも、提督は『起きるから３時間待って』と言いました。」

提督「記憶にないがそうなんだろうな。」

翔鶴「今、何時ですか？」

提督「午前9時？」

翔鶴「提督、目が悪いのは知ってますけどスマホで確認してるなら間違えないでしょう？」

提督「あーすまん、今ロンドンだから時間ずれてるわ。」

翔鶴「いいえ、呉鎮守府ですよ、ロンドンには北上さんが行って『本初子午線の通ってる場所で反復横跳びしてくる』って言って4日たって帰ってきてませんよ。」

提督「じゃあ、何時か教えてくれる？」

翔鶴「日付変わって午前2:30。」

提督「おっけーおやすみ。」

翔鶴「えいっ！」

提督「わわ分かったから！局部を握るのはやめろ！力！つえぇ！あっ……きもちい…違う、やめんか！」

翔鶴「安心して下さい、危険日ですので。」

提督「成る程、子宮摘出する覚悟あるのか。強いね。」

翔鶴「Hey,Siri. 『男　落とし方』」

提督「馬鹿じゃねぇの。」

Siri「全裸になれば最高です。」

提督「ぶっ壊れてしまえそんなスマホ。」

翔鶴「そんな！つい先日買ったんですよ！そんな酷いこと言わないで！」

提督「誰から買った？」

翔鶴「明石さんです。」

提督「ベッドの下にセミオートショットガンあったはずなんだが…」

翔鶴「何でそんな物騒なものあるんですかって言うかなぜ!?バイオハザードでも起こす気ですか!?いいでしょう！この翔鶴！ゾンビに噛まれて見せましょう！」

提督「せめて争えよ…」

翔鶴「私、噛まれるの好きなんです…」

提督「テメェの趣味聞いてないんだよなぁ。」

翔鶴「はい、目覚めのびやコーヒーをどうぞ。」

提督「今、なんて言った？いや、何言いかけた？」

翔鶴「ポンデリングです。」

提督「嘘下手くそすぎるだろ。おいおい、毎日こんなのを瑞鶴が相手してんのか。瑞鶴が可哀想だわ！」

翔鶴「まぁ！姉妹丼ですか！いいですとも！五航戦共々、提督をご奉仕して差し上げましょう！」

提督「悪くわないが、やめようよ。寝起きに何て会話させやがる。」

翔鶴「貝合わせの会話でしょう？」

提督「これにはプロ野球選手にも打てないストレートかなぁ。」

翔鶴「ふっ、バッターなんてバットじゃなくちん」

提督「やめよう、な？こんなクソみたいなSSを下ネタで悪化させてはならんぞ！」

翔鶴「うぇ!?淫語100連発出来ないんですか!?」

提督「スピリタス一気飲みさせるぞ。」

翔鶴「中小企業の社長でもそんなことさせませんよ？」

提督「じゃあ、やめよう？仕事するからさ、ね？」

翔鶴「私はこのまま夜の定番、夜行性のダンスしようと構いませんよ！」

提督「夜の営みで表せばいいものを！おら、いいから行くぞ！」

翔鶴「あ、無理矢理いいですね！感じます！体の三代突起、ちくちくクリで夏の大三角です！」

提督「デネブ、アルタイル、ベガに土下座しながら死ね。」

………

翔鶴「提督。」

提督「分かった、まぁやめといた方がいいぞ。」

翔鶴「え!?私の言うこと分かったんですか!?」

提督「いや、全然。」

翔鶴「ちぇー」

提督「まぁ何て言おうとしたんだ？聞くぞ？」

翔鶴「デ◯ルド入れ、ア◯ルプラグ入れて、首輪してもらって提督の足元で自由がない状況で寝転がったらどうなるか知りたいのでやりませんか？って言おうとしたんです。」

提督「ア◯ル拡張してデスソース流し込むぞ。」

翔鶴「それもまた一興。」

提督「とても正気とは思えない。」

翔鶴「これでも五航戦なんで。」

提督「瑞鶴の目の前で切腹しても許されないこと言ったな。」

翔鶴「ふふ」

提督「え、今の面白かったか？」

翔鶴「あーいえ。切腹が気持ち良さそうだなぁって。」

提督「お前さ死んでも神も閻魔もお前を見捨てると思うんだ。」

翔鶴「ならば！この世界を自由に移動出来るのでは!?」

提督「仏教に入って心清めたら？」

翔鶴「仏陀が悪魔になりますよ。」

提督「どこまで黒なのか。」

翔鶴「底知れぬ黒っていいですよね。」

提督「だからお前と会話してると沼に嵌っていく感覚になるのか。」

翔鶴「はーはーーはーー！いいですぅ！黒じゃなくて淫乱ピンクですぅ！」

提督「脳が溶けるからやめようね。」

…

翔鶴「パンはパンでも食べられるパンってなーんだ？」

提督「食べれるのかよ。」

翔鶴「正解はパイ◯ンでしたぁ！また来週来て下さいね。」

提督「2日で放送禁止になりそう。」

翔鶴「私、縞紐パンなんですよ。」

提督「会話のリロード早いね。」

翔鶴「若い子はすぐ勃◯する、でいいじゃないですか。」

提督「最低な表現だなぁ、ヒトラーもこれは吐くぞ。」

プリンツ「呼ばれた気がしたので来ました！」

提督「今何時だと思ってんだ、というか読んでない。それに今翔鶴いるんだ。明日一緒に喋ろうぜ。」

翔鶴「3P喜んでやりますよ！」

提督「プリンツ、どうだ。」

プリンツ「私、上手いですよ。」

翔鶴「キマシタワー！」

提督「みんなで心中しようぜ(諦め)

プリンツ「あ、私日本の『セップク』ってやつやってみたいです！」

提督「好奇心の化け物。」

翔鶴「じゃあ、私海外の『アイアンメイデン』ってやつ入ってみたいです。」

提督「世界の中でかなり平和な日本なのに会話が紛争地帯。」

プリンツ「まぁ冗談は程々にして、提督さんはこんな深夜に仕事してるんですか？」

提督「寝ててね。」

プリンツ「ふーん。喋り方いつもと違うね。」

提督「翔鶴とはいつもこんなんだよ。疲れるから省エネモード。」

翔鶴「むっ！私はガソリン入れながら走ってるので！」

提督「到底足では勝てないかな。」

プリンツ「艦娘は腰に艤装つけます、提督さんは腰にエンジンつけてみては？」

提督「うーん、気づいたら上半身迷子になってそう。」

翔鶴「ピストン速そう、ふひっ！興奮してきた。」

提督「リスカって簡単かな？」

プリンツ「あぁ！翔鶴さんとの会話で心がやられた！」

翔鶴「やったねsiri！男落とせたよ！」

siri「同じ落とすでもそれは風船についた人間を上空2000mから落とした感じです。」

翔鶴「結果オーライ！」

プリンツ「プラス思考って凄いね。」

提督「あービーダマンしたい。」

翔鶴「いいですね！狙うは私の膣！」

提督「ピアノ線で死にたい。」

プリンツ「あぁ！提督さんがとうとう自殺志願者に！」

翔鶴「て、提督…」

プリンツ「翔鶴さん…漸く悪いと自覚したの？」

提督「ま、まじで？それはありがたいが…」

翔鶴「…ピアノ線じゃま◯こ……隠せません…」

提督「うわぁああああああああああ！」

バリーン！

プリンツ「あぁ！提督が3階から窓を突き破って落ちてしまいましたぁ！夕張さん！夕張さーん！ヘルプ！」

夕張「What's up!?(どうしたんだい！？)」

プリンツ「あぁこの人そういえば『英語のラップってかっこいいよね。英語勉強するから毎日英語で喋るね』って言ってたんだぁ！」

翔鶴「くっ！プリンツさん！英語喋れないんですか！？」

プリンツ「…私、アゼルバイジャン語しか……」

翔鶴「何でだよ！」

プリンツ「ドイツ語の発音難しすぎ。」

夕張「You are German!(お前ドイツ人だろ！)」

プリンツ「はわわ…」

翔鶴「いや、もう早く提督助けましょうよ！日本語通じるでしょう！」

プリンツ「貴女が落としたようなもんでしょ！」

夕張「You can't move without speaking in English.(英語で喋らないと動かないよ。)」

プリンツ「くそぅ！わかんねぇ！わかんねぇから何喋ってんのか分かんないしこいつ動かないぞ！」

翔鶴「まさか提督と英語で会話の天秤で英語で会話取ったの!?気に入った！」

プリンツ「あ、私英語一つ知ってました！You are crazy!」

翔鶴「狂ってませんよ！至って正常です！」

プリンツ「普通の人から見たら狂ってるわ！」

バギッ！

陸奥「うるせぇんだよ！今何時だと思ってんだテメェら！」

不知火「おう、騒いだ奴ら出てこいや。喉ホッチキスでとめてやる。」

吹雪「私、寝つき悪くてさっき寝れたんですよ。出てこい、進撃の巨人の切り裂きケリーがやったように喉切ってやる。」

若葉「首をはねられりゃ悲鳴もあげられなくなるってもんだ。」

霧島「榛名がね、テメェらの騒ぎで起きちまったじゃねぇかゴルァ！今、私はここで、鬼となる！」

龍田「あー私はテメェらに感謝するよ。タバコ一本吸えたからな。ただ、この一本が消えた瞬間、お前らの魂の灯火も消えてるとしれ。」

多摩「私はさ、武器つかんないと駄目なんだよ。力が弱いから。うん、でも、ヌンチャク使った私はかなり強いよ。」

千代田「日本人はやっぱ……刀でしょう？」

翔鶴&プリンツ「…………すぅ…………………………………逃げる！」

陸奥&不知火&吹雪&若葉&霧島&龍田&多摩&千代田「待てやゴラァ！」

4秒後…

翔鶴&プリンツ「ずびばぜんでじだ……」

千代田「むぅ、刀使わせてくださいよ。」

不知火「刃のない方でやってよ。」

千代田「刀って知ってるぅ？」

不知火「いや、それ西洋剣じゃん…」

陸奥「というか夕張、何ずっと立ってんの…?」

霧島「あーそいつ英語で話さないと反応しないよ。私ポルトガル語しか出来ない。」

陸奥「す、凄いわね…私何も出来ないわよ…」

多摩「あぁ私いけるよ〜何て話せばいい?」

龍田「普通に何してんのって言ってくれる?」

多摩「あいよー……What are you doing?(何してんの)」

夕張「I was waiting.(待ってた)」

多摩「What?(何を?)」

夕張「The admiral dropped from the window.(さっき窓から提督落っこちたんだよ。)」

多摩「…………すぅーはー……」

若葉「ん？やけに涼しいと思ったら窓ぶっ壊れてるじゃん。」

吹雪「本当だ。じゃあ、パリンって落としたのもこれなんだ。てっきり食堂で赤城が飯食いに行って皿割ったかと。」

陸奥「で、多摩。夕張は何て言ってるの。」

多摩「提督がそこの窓から落ちたって……」

その場に居るみんな「………………」

むっちゃん(^q^)「ハイ。」

不知火「」

吹雪「……で、死んだの？」

千代田「まさかぁ、頑丈だから流石に死なないでしょ？ね？流石にねぇ？さて千歳姉貴とイチャイチャする予定があるのでお先に〜」

龍田「行かせるかボケ！おい！若葉！お前夕張抱っこしてそっから降りろ！不知火もついていけ！」

若葉「了解、ほら夕張行くよ。」

夕張「…………」

バーン！

若葉「行くよ。」

夕張「…はい、若葉の姉貴……」

不知火「っは！い、行きます。」

霧島「ね、ねぇ。私どうすればいい？ちょ、ちょっとみんなぁ！私どうすればいいの？力しか取り柄ないない私は！」

龍田「霧島の姉御は翔鶴を刑罰室に入れてきてください。」

霧島「わ、わかった！翔鶴って確か17時間座禅で動いたら一からやり直しのやつよね？」

龍田「それです。そいつ入る前にめちゃくちゃ抵抗してくるんで霧島の姉御よろしくです。」

霧島「了解、おい変態鶴！行くぞゴラァ！」

翔鶴「何でそんな喋り方180度変わるんですか！いやぁ！やめて！5日間身動き取れないよぉ！あああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

プリンツ「(心臓の鼓動が速い！めっちゃこぇぇよぉ…)」

龍田「陸奥さんは提督が運ばれるまで待ってください。」

むっちゃん(^q^)「ワカリマシタ。」

千代田「…陸奥さんショックがデカすぎて人格が…」

龍田「仕方ないさ。吹雪は念のため明石を連れてきてくれ。」

吹雪「はいよー」

多摩「じゃ、プリンツから事情聞くからお前らは必要な物持ってって早く行きな。」

龍田「もちろん。」

千代田「はーい。」

……

提督「俺って硬いね。」

陸奥「何で仕事ほっといて深夜まで寝てんだよ。馬鹿じゃねぇの？」

提督「眠いからさ。いやぁ助てくれてありがとうな。三途の川をクロールしてた途中で意識が戻ったよ。」

陸奥「何で早く死のとするんですか。」

提督「恐らく精神が参ってたんだろ。寝起きに翔鶴ぶつけられたらどんなに綺麗な蕾でも一瞬で枯れる。」

陸奥「まぁ彼女の発言はおかしいですもんね。その翔鶴は今座禅していますよ。」

提督「流石にやめて差し上げろ。不知火、多摩、吹雪、龍田、千代田、若葉、夕張、明石にも感謝しないとな。あとでみんなに佃煮をやろう。」

陸奥「せめて現金で。」

提督「500円。」

陸奥「1000円。」

提督「950円。」

陸奥「1020円。」

提督「920円。」

陸奥「をかけた金額を一人ずつのあげてください。」

提督「カイジもびっくり。920円でいいでしょ？お願い。今財布に2807円しかない。」

陸奥「いや、全員分足りないじゃないですか。」

提督「銀行から下ろす。」

陸奥「わざわざですか。プリンツから事情聞いたのでプリンツは罰なしですよ。」

提督「おぉ〜よかったなぁ。」

陸奥「というかやったらやったでビスマルクうるさいし。あの娘同じ国の娘には優しいからね。」

提督「グラーフもそうだよな。」

陸奥「そうね。まぁ今回はこれぐらいね。……はいこれ。」

提督「お疲れさん。おぉこれは何?ゴジラ?」

陸奥「リンゴ4つぐらい使って作ったゴジラよ。こっちはリンゴ7つほど使ったキングギドラ。」

提督「食うの勿体ないし量が多いんじゃ。」

陸奥「早く食わないと悪くなるわよ、それじゃあじゃあね。」

ﾊﾞﾀﾝ

提督「……どうせなら頬叩かれて意識確認されるよりキスされたかった。翔鶴は……ナオキです。」