2020-03-22 17:09:45 更新

概要

イベント疲れで息抜きに書いた作品です。


前書き

暗殺者とか書いてますが、かなりコメディに作り上げてます。ちょっとした笑いが欲しい時に気軽に見てください。


雨の降るとある夜の街の裏側…



ザー



?「…任務完了。さて、次の任務は…」



黒ずくめの男「ぐ…は…」



?「…まだ生きてたのか」



黒ずくめの男「おのれぇ…!」カチャ



?「やめとけ、そいつは弾切れだ」



黒ずくめの男「…!くっ…!」カチン



?「もう諦めろ、何か言い残すことは?」



黒ずくめの男「き、貴様は…何者なんだ…」



?「俺は………暗殺者だ」カチャ



バアン



?「はっ、名前なんて誰にも言わねぇよ」



?「…」スッ



?「もう少しだぜ…赤髪の罠師さんよ…」





暗殺者提督が着任しました





とある場所にて…



?「ここが新しい任務地か…えっと、なになに…」



ポンポン



?「!?」バッ



時雨「うわ!…そんな振り向き方したらびっくりするじゃないか…」



?「お前…まさか見たか?」



時雨「へっ?何を…?」



?「この書類を見たのか、はいかいいえで答えろ」



時雨「え?え!?いいえいいえ!見てなんかないよ!本当だよ!」



?「…(いつの間に背後に…こいつは只者ではなさそうだ…!)」



時雨「そ…それより、新しい提督の人だよね?僕は時雨。これからよろしくね」



?「…は?俺が…提督…?」



時雨「う、うん…新しい提督が来るって聞いてて…違うの?」



?「待て、ここはどこだ…?」



時雨「ここは鎮守府の門前だよ」



?「鎮…守府…?」スッ



「下記の者を鎮守府の提督に就任することを許可する」



?「…なんだとーーー!?」



【提督が着任しました】





上には上がいる





提督「つまり、お前達はあの噂の艦娘で、俺はお前達を指揮する提督になった訳か…」



時雨「そうだよ。元帥様から聞いてなかったの?」



提督「(くそ…いつの間にか暗殺業も解雇されてやがった…ハメやがったな…)」



時雨「どうしたの?」



提督「次に殺す相手が決まった」



時雨「え」



提督「あ、ちが…今のは…」



時雨「…提督は、前に何か別の仕事でもしてたのかい?」



提督「(…どうせ解雇されたんだし、言っても問題ないか…)」



提督「外には広めるなよ」



時雨「う、うん…」



提督「実は…ちょっと前まで暗殺業をやっていたんだ。つい最近も人を殺した」



時雨「!そうなの…?」



提督「あぁ、でも殺すのは反社会的勢力だけだ。…やっぱり驚かせてしまったか?」



時雨「ううん、実は僕も昔暗殺業してたんだ。同じだね」



提督「え」



【☆最強暗殺者時雨ちゃん☆】





みんな仲良く





執務室にて…



時雨「ここが執務室だよ。今日から一緒に頑張ろうね」



提督「あ、あぁ…それよりお前、暗殺者って…もしかしてさっき後ろにいた時も…」



時雨「あ、さっきの気配消して近づいたの中々だったでしょ?昔の経験が生きてて良かったよ」



提督「(こいつガチでヤバい暗殺者じゃん)」



時雨「それと紹介するよ。ここにいる艦娘だよ。…とは言っても今は姉と妹達だけどね」



白露「いっちばーん!白露だよ!誰よりも1番を目指すよ!」



村雨「はいはーい!村雨だよ!よろしくね!」



夕立「夕立よ!提督さんよろしくね!」



春雨「春雨です。よろしくお願いします」



時雨「改めて僕は時雨だよ。とりあえずはこの5人かな。他の艦娘達は今出てるけど、暫くしたら帰ってくると思うよ」



提督「この5人だけでも個性的な奴ばかりだな」



時雨「うん、みんな色んな性格してるけど、仲良くやってるよ」



提督「…とりあえず、今日から提督?になることになった。驚かないで欲しいが、俺は前の仕事は暗殺業をしていたんだ」



村雨「わーお!」



白露「え!そうなの!?」



提督「あぁ…」



白露「私達と同じだね!」



提督「あぁ………え?」



【暗殺姉妹白露型☆】





制服を着よう





時雨「とりあえず暫くは僕が秘書を担当するよ。よろしくね」



提督「(なんなんだこいつらは…姉妹全員暗殺業やってたってどういう経歴なんだ…)」



時雨「提督?」



提督「…!なんだ」



時雨「これ、初仕事の書類だよ」



提督「暗殺リストか?」



時雨「違うよ…提督なのに暗殺しちゃってどうするのさ…」



提督「違うのか?」



時雨「提督は僕達艦娘を指揮する役割って言ったじゃないか…」



提督「え…マジで…?俺が指揮するのか?」



時雨「うん、それにいつまでもそのコートな訳にはいかないから、着替えようか」



提督「着替えるって…」



時雨「すぐに用意してくれるよ」パチン



村雨「はいはーい!呼んだかしら?」ガラッ



提督「ほう…窓から現れるとは、中々やるもんだな」



村雨「ふふっ、壁登ることには慣れてるのよ?この⚓でね♪」



時雨「村雨、提督の服を持ってきてもらっていいかい?」



村雨「あらあら?もう持ってきてるよ?」



提督「さすがだな、用意周到か」



村雨「これが提督の新しい服でーす!」スッ



提督「…ダサくないか?」



時雨「ダサいだなんて失礼な。立派な制服だよ」



提督「いや、でもこれを着るなんてさすがに…」



時雨「もう遅いよ」



白露「はい、捕まえた!」ガシ



提督「!?」



夕立「ぽーい!」ガシ



提督「何ーーー!?」



白露「捕まえたら放さないよ?」



村雨「お着替えの時間でーす!」



時雨「さあ、大人しくしててね」



提督「(俺、死ぬのか…?)」



【※死にません】





鎮守府の秘密





提督「やはり違和感を感じるな…」



時雨「似合ってるよ」



提督「(あいつらもういなくなってやがる…さすが元暗殺者ってとこか…)」



時雨「それで提督にはこれを見て欲しいんだけど」



提督「…こいつら人外じみた格好してるんだな」



時雨「それが深海棲艦だよ。この海のありとあらゆる場所に潜んでいるんだ」



提督「これが深海棲艦…肌白いな、死んでるのか?」



時雨「死んではいないんだけどなんだろ、説明がしづらいな…」



提督「で、こいつらを殺せばいいのか?」



時雨「提督がやるわけじゃないよ…」



提督「でもやろうと思えばやれるぞ」



時雨「海の上なのにどうやって戦うんだい…」



提督「え、じゃあ俺何すんの」



時雨「だから僕達を指揮してここから見守るのさ」



提督「それだけ?」



時雨「あとは…書類仕事とかかな…」



提督「はあ?書類仕事?」



時雨「そうだよ、書類仕事」



提督「くっ…まさか無理やり就かされた上に書類仕事だとは…やっぱり辞めたい」



時雨「1度契約してるんだから暫くは無理だろうね」



提督「何だそれブラックすぎねぇかここ」



時雨「まあまあ、たまには僕達ともコミュニケーションをとって仲良くしてよ。いずれここに来て良かったって思える日がくるさ」



提督「はあ…1回出てくる…」ガチャッ



時雨「あっ!待っ…」



ビュン



提督「ぬお!?」サッ



プラーン



提督「…」サー



時雨「さすが提督、侵入者対策の罠を避けるなんて」



提督「これ…本物の刃か?」



時雨「もちろん、侵入者用だからね」



提督「侵入者用!?こんなん置いてたら最悪身内が死ぬだろ!」



時雨「大丈夫、みんな罠の場所は覚えてるから。提督にもこれから教えてあげるね」



提督「…ふっ、ふふふ…」



時雨「提督?」



提督「面白い、どんな罠でもかかって来いってんだ…」



時雨「(真正面からかかる気だこの人…)」



【変なところで信念は固くなる】





罠鎮守府





時雨「ここが僕達の部屋だよ、って提督大丈夫?」



提督「(危うく死にかけた場面が何度かあった…)」ゼェーゼェー



時雨「無理して罠だらけの道進むことはないじゃないか…」



提督「罠だらけって多すぎるんだよ!なんで定期的に罠が発動するんだ!」



時雨「それは侵入者対策に…」



提督「警戒しすぎだろ!誰がこんなに作りやがった!」



時雨「えーと…前の提督に…」



提督「前の提督?俺が来る前に誰かいたのか?」



時雨「うん、どうやら前の仕事で罠師をしてたらしくてね」



提督「ん?罠師…?待て、そいつの特徴は?」



時雨「えっと…赤髪でよく笑ってたね」



提督「(あいつだちくしょーーー!!またやられた!)」



時雨「もしかして知り合いだった?」



提督「俺のライバルだ…あの野郎…どこにいったんだそいつは」



時雨「別の仕事に行っちゃったみたいだよ」



提督「(くっそーー!あいつに負けた気分だ!)」



時雨「…ひとまず入る時に扉を開ける際は注意してね?」



提督「あ?」ガチャッ



時雨「あっ、言ったそばから」



ズドン



提督「…」



時雨「開けてすぐに入ると上からショットガンの鉛玉が飛んでくるから気をつけてねって言おうとしてたんだけど」



提督「いや、暗殺者としての勘が働いたからなんとなく気づいてた。それにあいつならやりかねん罠だからな」



時雨「(暗殺者と罠って関係あるのかな。それとも2人ともかなり因縁深いのかな)」



村雨「あっ提督いらっしゃーい♪」



春雨「罠避けれたのですね。さすがです」



提督「誰も止めようとしないあたり、ほんとに慣れているんだな」



時雨「まあ、みんなお互いの実力を知ってるからね」



提督「いやあいつら目の前で上司見殺しにする所だったぜ?」



白露「というか提督正面から入ってきたの?」



提督「いや普通部屋にはドアから入るだろ。それに避けられたんだし」



夕立「さすが提督さんぽーい!」



時雨「それじゃあ、次に行こうか」



提督「あぁ、だから俺はあえて窓から出るぜ!」ガラッ



白露型「え」



提督「もう罠はこりごりだ!とうっ!」ピョン



時雨「提督ここ3階だよ!」



シーン



村雨「あ、あれ?」



白露「反応、ないね…」



春雨「落ちた音もしないですね…どうしたんでしょう…」



夕立「提督さーん?」ヒョコッ



提督「生きてるよ」



夕立「わー!何それー!」



提督「…携帯用のフックがあって助かったぜ…」プラーン



白露「大丈夫ー!?今引き上げるから!」



時雨「次からは気をつけるんだよ」



提督「(パルクールできるように鍛えとこ)」



【結局罠を避けることを考える】





罠解除の時間





提督「罠外すぞ」



時雨「どうしたんだい?やっぱり全部避けるのは辛かった?」



提督「つれぇよ、いつか忘れて死ぬわ」



時雨「侵入者対策は大丈夫なのかい?」



提督「だからあそこまでやってもそう来ねぇよ!知らんけど」



時雨「だったらやっぱり置いとくべきだよ」



提督「鎮守府内に侵入されたことは?」



時雨「ないよ」



提督「なおさらじゃねぇか!」



時雨「いいじゃないか、せっかくみんな場所覚えたんだしもったいないよ」



提督「もったいなくねえよ…そんなに警戒しなくても、仮に侵入者がいたら静かに殺せばいいだろ」



時雨「こ、殺すのかい!?」



提督「殺す気150%の罠仕掛けといてよくその言葉が出てくるな」



時雨「えへへ…」



提督「…それにお前達も元暗殺者なんだろ?人殺す事には慣れてるんじゃないのか?」



時雨「暗殺者っていっても殺したことはなくて…」



提督「いやそれ暗殺者じゃねぇから」



時雨「なんだろう、気配を消して気絶までさせて後は他の人に任せてた感じかな」



提督「だから殺意マシマシ罠を置いてるわけか」



時雨「そうだよ」



提督「結局殺す事に変わりないじゃん」



時雨「あっ、確かにそうだね☆」テヘッ



提督「君天然って言われない?」



【その後、何度か死にかけながらも鎮守府全ての罠を取り除いた提督であった】





艦娘帰投





時雨「提督、出かけてた艦娘が帰ってきたみたいだよ」



提督「さて、暗殺者としての素質はいかに…」



時雨「だからここは鎮守府だって…」



ガチャッ



赤城「赤城、加賀ただいま帰投いたしました」



時雨「おかえりなさい、赤城さん加賀さん」



赤城「ただいま、時雨さん。そういえば、罠が全部なくなっていましたが?」



時雨「あぁ、新しい提督が全部外してね」



赤城「あなたが新しい提督ですか?」



加賀「あなたが提督なの?」



提督「…」ジー



赤城「…!?提督…?」



提督「…ふむ…」ジー



加賀「何かしら?私の顔に何かついていますか?」



提督「お前、えっと、青い方」



加賀「?」



提督「暗殺者の目をしている。いい目だ、どうだ?1つ暗殺業でも…」



白露「ごめんねー!提督が急に変なこと言い出して!」ガシ



提督「ぐっ…!何すんだ放せー!」



夕立「迷惑かけたっぽい!」



加賀「…」



赤城「あ…いえ、大丈夫ですよ…あはは…」



加賀「私が…暗殺者…」



赤城「加賀さん…?」



白露「加賀さん本気にしちゃダメだよ!?」



提督「俺がバッチリ鍛え上げてやる!な、な!?」



時雨「提督少し静かにしてて」スッ



提督「おい〜!むぐぐ…!」



加賀「まあ、頭の隅には置いておきます」



白露「加賀さ〜ん!」



提督「( ˘ω˘)b」



天龍「天龍様と龍田のおかえりだぜ〜…ってどういう状況だこりゃ!?」



龍田「あら〜、賑やかなのね〜」



提督「今度は剣と槍を持ってるやつか!」バッ



天龍「な、なんだ!?」



白露「はっ!私達の拘束をいとも簡単に!?」



提督「お前、剣術使いか?見た目とかなんか厨二病っぽい感じするけど」



天龍「おい!厨二病は余計だろ!」



シャキン



提督「…」



龍田「ちょっと〜?天龍ちゃんに容易く触れないでくれる〜?」



赤城「(あれは本気で怒ってますね…)」



提督「ほう…お前、いい目だな」



龍田「あら〜?」



白露「えぇ…」



時雨「…」ハア



提督「お前も暗殺者として素質があるぞ。どうだ?」



龍田「そうねぇ〜そういうのも面白そうだけどぉ、残念だけど天龍ちゃんを置いてく訳にはいかないのよね〜」



提督「この眼帯が天龍か?」



龍田「そうよ〜」



天龍「眼帯…」



提督「…ふむ」チラッ



天龍「な、なんだよ…」



提督「ダメだ、こいつに暗殺者の素質はないな」ハア



龍田「あら〜私もそう思うわ〜」



天龍「おいぃ!初対面なのにさっきから酷いぞ!」



白露「なんかごめんなさい…」



提督「他にはいないのか?」



金剛「HEY!新しい提督はどこですカ〜?」



比叡「なんかたくさん集まってますね〜」



榛名「新しい提督のお祝いでしょうか?」



霧島「珍しいですね、こんなに集まっているなんて」



提督「今度はやけに儀式みたいな服着てるやつが来たな」



時雨「儀式って…」



提督「ふーむ…」ジー



金剛「!?そ、そんなに見られると困りマース…」



比叡「ひ、ひえ〜…」



榛名「…///」



霧島「…」



提督「…メガネをかけているやつ以外は素質は感じないが…」



金剛「…」ガーン



比叡「姉様!しっかり!」



時雨「(金剛さん多分違う意味で読み取ったんだろうなぁ…)」



提督「メガネをかけているやつは…なんだろう…暗殺者とは別の何かを感じる…」



霧島「は、はあ…」



天龍「どういう感じだ?」



提督「なんていうか…姉御?」



霧島「…」パキ



赤城「め、メガネが割れた…!」



霧島「提督…姉御とはどういう意味でしょうか」



白露「(あれはもうダメだ…)」



提督「よ、よしこんなもんだろ…さ、俺は外の空気吸ってくるから窓から出て…」ガラッ



霧島「待ちなさーい!」ダッ



提督「ぬおおおぉぉぉ!?」バッ



時雨「(…これは大変そうだなぁ…)」



【暗殺者時々姉御】





暗殺者としての極意





時間は進み、やがて夜に…



提督「夜か…血が騒ぐな」



時雨「提督、恐らく霧島さんの影響で怪我したと思う傷は治さなくていいのかい?」



提督「うるせぇ今はこの時間に浸らせろ」



時雨「暗殺者の頃を思い出すのかい?」



提督「あぁ、ていうか24時間前までそうだったんだけどな」



時雨「今夜は月もよく出てきて月の光もよく照らしてるね」



提督「月の光は俺達暗殺者にとって邪魔な存在だけどな。できればずっと雲に隠れて欲しいもんだ」



時雨「今はもう暗殺者じゃなくて提督だよ…」



提督「あっ…」



コンコン



提督「?」クルッ



夕立「提督さーん♪」



提督「また窓からか…お前らはドアの存在知らないのか…?」ガラッ



夕立「えへへ♪お邪魔しまーす!」



時雨「夕立、周りはどうだった?」



夕立「問題なしっぽい!村雨ももうすぐ帰ってくるよ!」



時雨「今回も問題なさそうだね」



提督「いやあの今回もって何?ずっとパトロールとかしてんの?」



時雨「うん、侵入者がいないかの確認だよ」



提督「あれだけ罠仕掛けといてパトロールって厳重警戒にも程があるだろ…宝石でもあるのかここは」



時雨「まあ機密情報はあるかもね」



提督「マジで…?」



時雨「冗談だよ、そういうのは僕達には行き渡らないと思うから」



提督「艦娘、だからか?」



時雨「そうだよ。それに罠解除されちゃったし、パトロールは余計にしておいた方がいいんじゃないかな?」



提督「まあそうだが…」



夕立「あ!あれ!」



時雨「どうしたの夕立?」



夕立「村雨が捕まってるっぽい!」



提督「…!」



時雨「なんだって!?」



夕立「どうしよう…助けに行った方が…」



時雨「待って夕立!相手が刃物を持ってるかもしれない…迂闊に近寄れないよ…それに、見るからに2人いる。持ち前の気配を消しても2人いるんじゃ…」



時雨「(いや…そういえば村雨って…)」



夕立「ぽい〜…あれ?提督さんは?」



時雨「えっ?」クルッ



ヒュウウゥゥ



時雨「あ、あれ…?」



~~



村雨「いや!放してよ!」



男1「動くなよ、こっちにはこいつがあるんだ」シャキン



村雨「ひっ…!」



男2「周りには誰もいないみたいだ」



男1「よし、このままずらかるぞ」



村雨「いやー!」



男1「大きい声出すんじゃねぇ!早くここから離れて…」



提督「さて、すぐに離れられるかな?」シュッ



男2「か…か…」ドサッ



男1「なんだ!?」



村雨「!」



男1「おい!何があったんだ!おい!」



男1「…死んでやがる…誰だ!こんなことしやがった奴は!出てこい!」



シーン…



男1「ふん、出てこないならこの女が傷つくぞ」



村雨「いやっ…!」



提督「後ろにいるぞ」



男1「なに!?」バッ



シーン…



男1「くそ!俺で遊ぶな!ええいこの女を…」



ヒュウウゥゥ



男1「!?女がいない!どこに…」



提督「甘かったな、ここは暗殺者が潜む鎮守府だ」シュッ



男1「が…!ぐっ…は…」ドサッ



提督「任務完了…なんてな」



村雨「提督、ありがとう…助かったわ…」



提督「やっぱり俺はこうじゃないとな」



村雨「それにしてもそのコートすごいね、白い制服を覆い隠して周りと擬態できるなんて」



提督「俺のお気に入りだ。暗殺者を始めたときからずっと使ってた」



村雨「かっこよかったよ、提督の暗殺」



提督「そいつはどうも、これでも伊達に暗殺のプロやってた訳じゃないからな」



村雨「でもあれ全部演技だけどね♪」



提督「へっ?」



村雨「うふふ♪私はこういう演技をして騙してきたの。凄かったでしょ?あそこから気絶させる予定だったけど、提督が助けに来てくれたから手間が省けちゃった」



提督「おまっ…焦らせやがって…」



村雨「それでも、ありがとね」



提督「!…あぁ」



村雨「でも死体の処理はきちんとしてね?死体まで出すことは予定外だったから」



提督「はい…(´・ω・`)」



【死体は何処へ…】





夜の暗殺鎮守府





白露型のお部屋にて…



時雨「…zzz」スースー



ドタドタ



時雨「…?(こんな夜中に何の音…?)」



ドタッバタンドスッ



時雨「廊下から?まさかとは思うけど…少し顔出してようかな…」キイ



赤城「諦めてください!提督!もう逃げられませんよ!」



龍田「うふふ…どこまで逃げられるかしら〜?」シャキン



提督「はっ、そんな振り方も、弓も俺には当たらんぜ」



赤城「その言葉、後で後悔しますよ!」バシュ



龍田「あら〜その挑発に乗っちゃっていいのかしら〜?」



提督「お前らじゃ俺は殺せねぇよ」バッ



龍田「うふふふ…」バッ



時雨「…(手の付けようがないなこれは…)」



パリイン



提督「あ?」



赤城「ん?」



龍田「あら〜?」



時雨「?窓が割れた音?」



川内「何?夜戦?楽しそうだから私も混ぜてよ!」



提督「ほう…どこから来たかは知らんが、このプリン争奪戦に参加しようってのか」



時雨「(そんな事で生きるか死ぬかみたいな争いしてたの…?)」



川内「プリンはいらないけど夜戦なら大歓迎だよ!」



赤城「渡すわけないでしょう。あれは私のです」



龍田「あらあら、もう一人増えちゃいましたか〜」



提督「?」



夕立「さあ、素敵なパーティー始めましょう!」



時雨「え?あれ!?夕立!?」バッ



提督「ほう…あのぽいぽい野郎か」



時雨「(いつの間に夕立まで…)」ハア



夕立「プリンは夕立のものっぽい!」



提督「ふざけんじゃねえ、元々俺が買ったプリンだぞ!絶対に渡さねぇからな」



赤城「それでもプリンは譲れません」



提督「お前今日何個プリン食ってんだよ!」



龍田「うふふ…腕が落ちても知りませんよ?」



時雨「(大体なんでこんな時間にプリンで争ってるのさ…龍田さんに関しては違う目的だと思うけど…)」



川内「夜戦ーーー!!」バッ



提督「何ーーー!?」



ドカーン



夕立「プリンはいただくっぽーい!」



龍田「駆逐艦は邪魔よ〜」シャキン



赤城「プリンは渡しません!」



提督「おもしれえ、かかって来いってんだ」



川内「ちぇっ、狙ったのは偽物だったか〜」



提督「次はこっちから…」



ドカーン



5人「…」



時雨「水を差すようで悪いけど、みんな外でやってくれるかな?うるさくて寝れないんだけど」ガシャン



川内「いや今の砲撃も結構うるさかったけど」



提督「お前もプリンが狙いか」



時雨「ちがーう!僕は純粋に寝たいんだけなんだけど!?大体こんな時間にプリン1つで争ってるなんておかしいから!」



夕立「時雨、これはもう戦争っぽいよ」



時雨「戦争っぽい!?」



赤城「いいでしょう、決着は外でやりましょう」



提督「いいねぇ、外は俺の楽園だぜ。誰も俺は止められん」



川内「夜の私も止められないよ!」



夕立「夕立はいつでも止められないっぽいー!」



龍田「あらあら、調子に乗れるのも今のうちですよ」



時雨「…もう勝手にやってよ…なるべく睡眠の邪魔にならないところで…」



提督「行くぞおらぁ!」バッ



夕立「ぽーい!」バッ



川内「夜戦ー!」バッ



龍田「うふふ…」バッ



時雨「だからここで暴れるなー!」ドカーン



ここは暗殺者が提督の鎮守府…夜は謎の音が聞こえると噂されるが、誰も真相は知らない。迂闊に近づけば存在が消されるからだ…この鎮守府は幽霊がいると広まり、恐れられた



【争いは夜明けまで続いたという】


後書き

息抜きに書いたので、続編は未定です。最後まで読んでくださりありがとうございました。


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1: SS好きの名無しさん 2019-09-14 19:46:46 ID: S:plbw3L

俗っぽいからなのか本当に男に襲われてる姿が
村雨は似合うなって

2: SS好きの名無しさん 2020-04-20 13:46:29 ID: S:AXGjiv


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1: SS好きの名無しさん 2020-04-20 13:46:45 ID: S:42NXRq

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