駆逐艦提督と白露型の日常【7】
駆逐艦提督と白露型の日常【6】の続きです
季節は冬となり、所々では雪が積もり始め、ここラバウル基地でも雪が積もり、夜だというのにも関わらず、白露型がはしゃいでいた
~執務室~
白露「雪だー!提督見て雪だよ!」グイ
提督「見たから服引っ張んないで…」
夕立「雪っぽい!提督さん!雪で遊ぼー!」
提督「分かったからとりあえず俺から降りてくれない?」
村雨「提督〜書類ばっかり読んでないで遊ぼうよ〜」ギュー
提督「いひゃいいひゃい!ほっぺを引っ張るのは反則だろ!」
海風「姉さん達いつも元気ですね」
江風「それに打って変わって提督はいつも元気なくしてるからなぁ。姉貴達に吸い取られてるんじゃねぇの?」
涼風「確かにいつもそんな感じだねぇ!」
白露「ね〜早く行こうよ〜」
提督「もう少し待てって!この書類読んだら行くから!」
山風「パパ…早く遊びたい…」
提督「よっしゃすぐに行こう」書類ポーイ
村雨「えぇ!?ちょっと!?」
時雨「なんか山風にだけすごく優しいよね提督…」
春雨「あはは…」
~鎮守府の外~
白露「雪だー!」
夕立「ぽーい!」
提督「夜なのに元気だな…って寒!制服の上にコート羽織るぐらいじゃダメか…」
春雨「風邪引かないでくださいね?」
提督「気をつけるけど、春雨達は大丈夫なの?足とか見ててくそ寒そうなんだけど」
村雨「環境適応能力って素晴らしいわね♪」
村雨があんなこと言ってるけど、そのままの服では明らかに寒そうだし見てるこっちが寒くなるので、さすがに上からカーディガンを着させた
提督「…あの二人は素手で雪掴んでるけど霜焼けとかなんねぇのかな」
春雨「多分ならないと思います」
提督「うへぇ〜羨ましい…」
村雨「提督、雪だるまでも作らない?」
提督「雪が積もってる時の典型的な遊びだな。いいよやろう」
海風「私達も雪だるま作りましょう」
江風「よーし、この江風に任せとけ!」
提督「山風、一緒に作ろうか」
山風「うん」
涼風「てやんでーい!体の部分は任せなー!」
五月雨「わ、私も作ります!」
春雨「五月雨はダメです!特に雪の上なんて絶対ダメですから!」
五月雨「えぇ!?春雨そんなに全力で止めることはないじゃないですか!」
山風「さみ姉無理しちゃダメ」
提督「お前大概コケてるだろ…」
五月雨「提督と山風まで!だったら見ててください!絶対コケませんから!」
提督「ありゃコケるな」ヒソヒソ
春雨「確実にコケますね」ヒソヒソ
五月雨「今から1人で雪だるま作ってみせます!」
提督「おう頑張れ」
五月雨「よーし…」
涼風「五月雨のやつ、気合い入れて何やってんだい?」
提督「修行」
涼風「修行?」
五月雨「提督見てください!いい感じにできてますよ!」
提督「順調だな。今のところは」
五月雨「よーし!このまま1人で完成させちゃいますから!」
しばらくして…
五月雨「んしょ…もう少しです!」
提督「おいおい…マジで雪だるま完成しそうじゃねぇか…」
春雨「五月雨成長したんですね…」
提督「あぁこれであいつを見直すことができ」
五月雨「あああぁぁぁ!!」ツル
提督「なかった」
春雨「あぁ…雪だるままで…」
涼風「かー!盛大に壊れちゃったな!」
五月雨「もうちょっとだったのにぃ…」
山風「だから無理しないでって言ったのに…」
提督「(滑る地面に五月雨は100%コケる未来しかないな…)」
夕立「提督さんに投げるっぽーい!」ポイ
提督「ぶふっ!」ボフ
春雨「えぇ!?」
白露「あはは!提督の顔が真っ白だー!」
提督「白露と夕立だなこんちくしょー!」
白露「私も投げようかな!」
提督「おいおいお前達、俺と雪合戦しようってか?」
夕立「提督さんと雪合戦っぽーい!」
白露「負けないよ!」
提督「はっ!この俺に雪合戦を挑むとはな!言っとくが俺の雪合戦は手加減なしだぞ?(自信なし)」
村雨「あらあら、だったら私も参加しようかしら」
提督「え…待って俺の味方は?」
時雨「提督が自信満々に手加減なしだなんて言うからだよ…」
提督「あ」
白露「いくよー!それー!」ポイ
夕立「どんどん投げるっぽーい!」ポイ
村雨「えーい!」ポイ
提督「まずーい!退却ー!」ダー
春雨「司令官!そっちは滑りま」
提督「おわああぁぁ!!」ツル
白露「今だー!」ポイ
提督「わああぁぁぁぁ!!」
春雨「あちゃ〜…」
江風「なんか提督姉貴達に追い討ちのように雪投げられてるな」
山風「パパ寒そう…」
海風「姉さん達…恐ろしい…」
~~
時雨「あっおかえり提督、その状態だと随分楽しめたみたいだね」
提督「分かる?ちょっと前が見えないんだよね」
時雨「もう、顔が雪で見えないじゃないか」ババッ
提督「顔どころか全身真っ白になりもうした」
時雨「一度に数人相手にするからだよ」
提督「あれは想定外だった」
白露「あー楽しかったー!」
提督「お前が楽しめたならそれでいいや。みんなももう大丈夫か?」
海風「大丈夫です。雪だるまも十分作りましたし」
提督「ん?小さいけど結構作ってるな。なんでこんなに作ってるんだ?」
海風「これ実は11個作ってるんですよ」
提督「11個…あっ」
時雨「よく見たらこれ、目はビーズかい?」
海風「はい!皆さんの色に合わせた色にしてます!」
村雨「なるほど…すごいね」
提督「俺達がバカしてる間にこんなにいいもん作り上げやがって…」
白露「ちょ!バカって…」
夕立「夕立はこれっぽい!?すごくかわいいっぽい〜♪」
提督「これ夕立の頭につけてるやつか。細かいな」
春雨「溶けてしまうのがもったいないですね」
提督「全くだ。永久保存したいくらいだ。ありがとう海風」
海風「そ、そんな…//」
五月雨「提督、この後はどうしますか?」
提督「ん〜そうだなぁ…あっそうだ、暗いし鎮守府肝試しでもするか?」
春雨「き、肝試しですか!?」
時雨「それって夏にするものじゃないかい…?」
提督「肝を試すのはいつだっていいだろ」
山風「怖いの嫌い…」
提督「大丈夫だ山風。いざというときは俺の後ろに隠れておけ」
山風「パパがいるなら…」
江風「提督いつも山風には優しいよな」
提督「まあまだ幼いからな。守ってやらないといけないし」
江風「艦番順で言ったら江風と涼風が下なんだけどな」
提督「お前達は何か出てもどうにかなるだろ。江風に至っては改二もあるんだし」
涼風「いや適当だな!」
時雨「みんなで行くのかい?」
提督「さすがに多いから分けない?絶対みんな俺にくっついて俺が動けなくなるって想像つくから」
白露「それじゃあ分けよー!」
提督「ほい、くじ。文句はなしだぞ」
そして…
白露・時雨・夕立・五月雨・涼風
白露「みんな!私が1番に行くから安心してね!」
時雨「白露1人でどっか行かないでね…」
五月雨「やっぱり少し怖いですね…おばけとか出るんでしょうか…」
涼風「大丈夫だって!あたいに任せときな!」
夕立「出てきたらぶっ飛ばすっぽーい!」
時雨「夕立それはまずいよ…」
村雨・春雨・海風・山風・江風・提督
海風「うぅ…不安です…」
山風「怖い…」
江風「大丈夫だって。こっちには提督ついてるんだからさ」
提督「俺がいるからって除霊の仕方とか知らないからどうしようもないからな」
村雨「いざとなったら提督の後ろに隠れればいいのよ♪」
春雨「司令官…私も少し怖いです…」
提督「隠れるのはいいけど、くっついて移動できなくなるとか勘弁な」
白露「よーし!それじゃあ私達から先行こー!」
夕立「ぽーい!」
五月雨「涼風、絶対離れないでくださいね?」
涼風「任せときなって!」
時雨「ふぅ…よし」
提督「んじゃこれ行く順序な」
~5分後~
提督「よし、そろそろ俺達も行くか」
海風「いつもいる鎮守府でも真っ暗だと雰囲気出てますね…」
山風「…」ブルブル
提督「山風…動けない…」
江風「江風が先に行くから安心しな!」
村雨「それじゃあ後ろからついていこうかな」
春雨「誰かの後ろについていくと少しだけ安心しますね」
~鎮守府廊下~
提督「本当に雰囲気出てきるなぁ。俺と白露型しかいないからそれ以外の影が見えたら…」
村雨「ちょっと提督!そういうこと言うのやめてよ!」
提督「って言いながらがっつりくっつんてんじゃねぇよ…」
村雨「だって怖いんだもん…」
提督「入る前までウキウキだったじゃねぇか」
海風「でも本当に怖いですよこれは…」
江風「提督、こっちでいいんだよな?」
提督「あぁ、合ってるぞ」
江風「それじゃあここか」
~食堂~
春雨「いきなり食堂ですか…」
海風「うぅ…怖い…」
提督「結構暗いな。明かりをしっかり灯さないとなにも見えないな」
江風「机の角にぶつかりそうだな…」
提督「ついでだから食料の確認でもしとくか」
ガタン
山風「ひっ!?」ギュッ
春雨「ひゃあっ!」ギュッ
提督「なんだ!?」
村雨「ちょっ!?何今の音!?」ギュッ
海風「や、やだ!提督…!」ギュッ
提督「だから一気にくっつくなってー!」
江風「今の音、多分冷蔵庫の方だったよな…」
提督「よし、見てこい江風(震え声)」
江風「それフラグじゃねえか!しかも提督まで震え声なってるし!」
提督「待てよ?白露達の可能性があるな」
春雨「あっ、確かに可能性ありますね!」
村雨「違ったらどうするのよ…」
提督「除霊の方法とか知らないから全力で逃げるしかないだろ」
海風「走るの苦手なんですが…」
提督「山風と海風は抱え上げて走ってやる」
村雨「私達は〜?」
提督「走れ」
村雨「やだ〜!提督置いていくじゃーん!」
提督「腕2本しかないのに無茶言うな」
江風「ひとまず確認しに行こうぜ…気がすまねぇよ…」
提督「よし…」ソー
海風「うぅ…」
提督「誰だ!」バッ
赤城「!?」
提督「…は?」
山風「赤城…さん…?」
赤城「わ、私は…モグ空母提督の鎮守府の…モグ赤城です…ゴクン」
提督「(なんて説得力のない紹介なんだ…)」
江風「いやなんでここに赤城さんがいるんだよ!」
赤城「空腹だったので冷蔵庫を漁っていたら、空母提督に見つかってしまって追い出されてしまいまして…」モグモグ
提督「いや食うなよ…って結構食ってるし!」
赤城「あまりの空腹につい…」
春雨「確かに結構なくなってますね…」
提督「こりゃ明日買い出さないとな…」
村雨「赤城さんはどうするの?」
提督「とりあえず食堂にいさせる訳にはいかないから一緒についてこい」グイ
赤城「あぁ!食料が…」
提督「いやお前のじゃねぇから」
海風「とりあえず…幽霊じゃなくて安心しました…」ホッ
江風「んじゃ次行こうぜ」
~風呂場~
提督「正直入ったけど、雪まみれになったからもう一度入りたい気分なんだよな」
江風「なんだかんだ風呂場って1番怖い場所だよな」
海風「シャワーとか急に流れてきたらどうしましょう…」
山風「うみ姉変なこと言わないで…」
江風「考えすぎだって。さっさと終わらせちまおうぜ」ガララ
提督「うわ〜やはり暗いし足滑らせそうだな」
春雨「五月雨はコケたんでしょうか…」
提督「絶対コケてるって」
ピチョン
海風「ひっ!今の音は!?」
提督「どっかシャワー閉め忘れてるんじゃないのか?」
赤城「閉め忘れとは慢心ですね」キリッ
提督「キリッじゃねえよ食い物ドロボーめが」
春雨「どこのシャワーでしょうか?結構多いですもんね」
村雨「手分けして探しちゃう?」
提督「一つ一つの鏡にビビらないならそれでいいんだけどな」
村雨「…やっぱりみんなで探すのが1番ね!」
春雨「村雨姉さん…」
江風「どれだ〜?」
提督「耳をすませばどこか分かるだろう」
みんな「…」
グゥ~
提督「…」チラ
赤城「…」テヘッ
提督「あれだけ食って腹の音がなるのはおかしいよなぁ?」ガシッ
赤城「申し訳ございません」
春雨「あっありました。これですね」キュッ
海風「は、早く戻りましょう!」
提督「へいへい」
江風「次の工廠で最後だな!」
~工廠~
村雨「工廠も夜になると静かだね」
提督「そうか?どうせアイツが今も装備いじってんだろ」
明石「ふっふっふっ…甘いですよ提督…」
提督「はっ!明石!?いつの間に後ろに!」
山風「突然出てきたらびっくりする…」
海風「確かに幽霊じゃなくても驚きますよ…」
明石「提督がそう言うだろうと思ってこっそりトイレで装備いじってました!」
提督「トイレて!結局やる事は同じじゃねぇか!ってくっさ!」
春雨「な、何ですかこの臭い!?」
村雨「やん!すごく臭い!」
赤城「鉄とアレな臭いが漂ってますね…おえぇ…」
明石「あれ?なんで赤城さんがこんな所にいるんですか?」
提督「簡単に言うと食料泥棒だな」
明石「あっ理解出来ました」
赤城「提督、食料泥棒なんて人聞きの悪いこと言わないでくださいよ」
提督「いや紛れのない事実だから」
明石「いや〜これまた大変ですね〜」
提督「お前はその装備をどうにかしろ。鼻が折れそうだ」
明石「えっ?でもこれ提督の新しい装備ですよ?」
提督「え、いやだー!そんな臭いのする装備担いで海出たら深海棲艦にも引かれるわ!」
明石「いやさすがに臭いはとりますよ…」
江風「そういや姉貴達はもうここに来たのかい?」
明石「うーん、ずっとトイレにこもってたので分からないですね」
提督「お前どんだけトイレにいたんだよ…」
春雨「だからこんなに臭いがすごいわけですね…」
山風「パパ…もう戻ろう…」
提督「そうだな…空母提督にも連絡して赤城を回収してもらわないといけないしな」
赤城「空母提督に合わせる顔がありません…」
提督「いや知らんがな」
~執務室~
江風「結局本物の幽霊さんには出くわさなかったな」
海風「出たら出たらで嫌ですけどね…」
提督「白露達はどうだった?」
白露「とっても楽しかったよ!」
夕立「ぽーい!」
提督「楽しかったんだ…」
時雨「白露と夕立が結局すぐに行っちゃうから大変だったよ…」
五月雨「はぁ…怖かったです…涼風のおかげで助かりました…」
涼風「てやんでーい!このぐらい大したことなかったぜ!」
提督「ひとまずお疲れ様。それで赤城だが…」
空母提督「本当に申し訳ございません…うちの赤城が失礼しました…」ペコ
提督「まあ…早く気づけてよかったよ」
赤城「ついつい食べ物がある所だと手が伸びてしまうもので…」
空母提督「赤城…あなたはしばらく私と特訓してもらいます」
赤城「!?」
提督「お、頑張れよ。空母提督の特訓は鬼教官と呼ばれるぐらいだからな」
赤城「ま、待ってください!それだけはご勘弁を!」
空母提督「さあ帰りましょうか。では駆逐艦提督、失礼しました」ズルズル
赤城「いやー!」ズルズル
村雨「空母提督ってそんなに厳しいの?」
提督「少なくとも赤城は白目向くんじゃないかな」
春雨「うわぁ…あの赤城さんが…」
時雨「僕達もそろそろ就寝しようか」
山風「うん…パパ…今日は一緒に寝て…」
村雨「私も一緒に寝て欲しいな〜」
海風「で、できれば私も…」
提督「提案したのは俺だしな…今日は許そう」
白露「よーし!じゃあ、白露型包囲網10人体制ね!」
提督「待て、お前達は聞いてな」
夕立「提督さんと一緒に寝るっぽーい!」
提督「またあれか…」
江風「にしし♪提督、ドンマイ」
涼風「やっぱり提督は大変だねぇ!」
~廊下~
提督「なんで廊下で既に包囲網くらってるの俺」
時雨「やっぱり夜の廊下って怖いじゃないか」
村雨「離れて欲しくないな〜」
提督「お前らなぁ…歩きづらいからもう少し離れて歩いてくれよ」
江風「明石さんはここのトイレで装備いじってたのか…」
白露「明石さんトイレで装備いじってたの!?」
提督「そう聞くだけで明石がマッドサイエンティストみたいだな」
シクシク…
江風「ん?トイレから泣き声みたいなのが聞こえるぞ」
提督「はあ?また明石いるのか?アイツトイレに愛着湧きすぎだろ」
春雨「でもなんでトイレで泣いてるんでしょう?」
五月雨「装備開発に失敗して泣いてるとか?」
提督「明石ー!もうトイレでこもるなってのー!臭いとれなくなるぞー!」
明石「呼びましたか?」
海風「え?あれ!?後ろ!?」
提督「ん?それじゃあトイレで泣いてるのって…」
白露「白露型は今全員いるよ?」
江風「ま、まさか…」サー
山風「…」ブルブル
春雨「あ…あ…」ブルブル
時雨「提督…これって…」サー
提督「ま、マジで出たあああぁぁぁ!!」
村雨「いやーーーーー!!」
みんな「うわーー!!(きゃーー!!)」ダー
山風「やだやだ!パパァ!」
江風「マジで出やがるとは!」
海風「もうやだぁ!」
白露「無理無理無理無理ーー!!」
提督「うおぉ!南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!」
時雨「それって除霊の役には立たないんじゃないかい!?」
提督「んな事言っても他に除霊の仕方なんて知らないんだよ!」
明石「私がトイレで装備いじってたから怒ったんですかね!?」
提督「怒るってか泣いてたじゃねぇか!絶対お前が臭いからだろ!」
明石「それ関係なくないですか!?」
~白露型の部屋~
五月雨「うぅ…寝れない…」
春雨「し、司令官…離れないでくださいね…」
提督「いや分かってるけどなんで明石までいるんだよ…」
明石「だってあんなの聞いて戻れるわけないじゃないですか…!」
白露「ちょっと明石さん…!変な臭いがするんだけど!」
提督「うわ!お前まだ臭いとってなかったのかよ!」
明石「すみません!そんな余裕なかったもんですから!」
提督「もう最悪だ…」
幽霊を見てしまっては、白露型包囲網+1な上に変な臭い付きで、この日は全員が不眠になった
~7話が終わり…~
海風「白露型駆逐艦7番艦、改白露型では1番艦の海風です…提督…肝試しはもうやめましょう…」
提督「大丈夫だ海風、俺もこの身で体験したから二度とやらないわ」
海風「夜のトイレに行けません…」
提督「…今度塩買っとくか」
海風「提督、夜のトイレはついてきてください」
提督「アイツらにも言われそうだな」
海風「全員聞いてますからね…」
提督「と、とりあえずこれやって気分を変えようか」
海風「は、はい!」
提督「よーし行くぞ。海風、次回も…」
提督・海風「いっちばーん!」
肝試しは高確率で大人ぶってる少女が一番ビビリなのが相場である。
つまり村雨ェ