提督 「はぁ!?新州新宮に行け!?私が!?」
基本的にめちゃくちゃ色んな要素がてんこ盛り。
諸注意は前作を…
舞台は新州新宮鎮守府(しんしゅうしんぐうちんじゅふ)。
それと、一つだけ書きます。
この物語は前作の世界線と同じです。
先に前作を読む事を強くお勧めします。
[副司令だった準急元帥が死んだ]事も書いています。
[その準急元帥が艦娘になった]事も書いています。
前作は 提督 「あれ?宵闇型なんてあったっけ?」です。
書くこと書いたね?よし。じゃ、スタートです!!!!
ー第一章 突然の異動ー
徒桜第四鎮守府 執務室
提督 「あんな所に鎮守府なんて無いでしょう!?」
I提督 「君は準急元帥が死んだのを覚えているか?」
提督 「1年半前でしょう?覚えてます。」
I提督 「準急元帥は半年前に空母に生まれ変わったが…」
提督 「えぇ!?」
I提督 「死亡した当時、元帥が居なくなったんだよ。」
提督 「はぁ…」
I提督 「その時大将だったのは私だけでね…」
提督 「……まさか…」
I提督 「私は今元帥だ。」
提督 (うん、読めた。)
I提督 「という訳で元帥命令。新宮行ってきて。」
提督 「はい。元帥。」(だろうと思ったよくそが…)
コンコン
I提督 「入りたまえ。」
準急(例の[元]元帥。)「空母準急、到着しました。」
I提督 「彼を送ってあげなさい。」
準急 「はい。では提督さん、行きますよ。」
提督 「あ、はい。」(艦娘?でも男だな…)
ー十分後 海上ー
準急 「一応私は艦娘です。けど、生前の姿のままです。」
提督 「そうなんですか…」
準急 「暗闇とも結婚してますし、性別も男です。」
提督 「はぁ…」
準急 「生前は元帥してたんですけど…癌さえ無ければ…」
提督 「ど、ドンマイです……」(気まずい…)
ー第二章 準急は一応空母。使うのは銃関係。ー
提督 「所で、貴方は何を使うんですか?」
準急 「と言いますと…」
提督 「式神や弓、クロスボウ等は?」
準急 「コレですね。」
M1ガーランド<近代化改修済のオリジナルモデルです!!!!
提督 「まさかのライフル銃!?しかも骨董品!?」
準急 「案外これがしっくり来るんです。艦攻と艦爆は。」
提督 「え?艦攻と艦爆は?」
準急 「彩雲と艦戦はコッチです。」
HK416<光学機器載せまくりのロングバレル版ですよ!!!!
提督 「おおぅ…」
準急 「4スロット全てに27機積めます。」
提督 「27×4は…108!?」
準急 「ですです。その分消費も凄いですけど…」
提督 「………加賀を超えるのか…」
準急 「ですね…後輩は艦隊運用に慣れて来まましたし。」
提督 「………え?後輩?」
準急 「死ぬ前に後輩を着任させていたんですよ。」
提督 「成程…」
準急 「私は主任妖精のおかげで今生きているんです。」
提督 「そうなんですか…」
準急 「はい…あ、着きましたね……あれ?」
提督 「…どうかしましたか?」
準急 「間違いないです…あの子、大破してます!!!!」
提督 「なんだって!?大破!?」
準急 「入渠場に運びましょう!!!!」
電 「あ、提督さん!!何してるのです?」
準急 「ごめん、入渠場借りるね!!!!」
提督 「先執務室行っててくれ!!!!」
電 「は、はい…なのです……」
ー第三章 コッチでも保護するのか…ー
準急 「バケツ使います!!!!」
提督 「え?バケツ?」
準急 「そぉれ!!!!」バシャッ
古鷹 「う、うぅ…うん?」
準急 「………古鷹ですか。」
電 「や…やっと…追いついたのです……」
古鷹 「電ちゃん?え?」
提督 「…ええっと、どういう事?」
準急 「一先ず、古鷹さんは充分戦力になりますよ。」
提督 「あ、本当ですか?」
古鷹 「あの、ここは何処ですか?」
提督 「新州新宮鎮守府です。」
準急 「電、私は帰るから後は宜しくね?」
電 「え?あ、はい。分かったのです。」
準急 「じゃあね。あ、用があったら徒桜まで宜しく。」
電 「はいなのです!!」
ー第四章 オイ何処から入って来てんだよー
提督 「あー、えっと…私は…」
電 「提督少尉さんなのです。」ムスッ
提督 「電機嫌直してよ…」
古鷹 「えっと…さっきの男の方は何方に?」
電 「とっくの昔に徒桜に帰ったのです。」ムスッ
提督 「えぇ…」
電 「私は提督の初期艦の電なのです。」ムッスー
古鷹 「ええっと…私は古鷹と申します…」
提督 「…じゃあ、早速この鎮守府を見て回r
コンコンコン…
提督 「…どうぞ。」
ガチャ…
?? 「ええっと…ここは新宮鎮守府ですか?」
提督 「え?そうだけど…」
?? 「よかった…ちゃんと着きましたね。」
提督 「あの…貴方は?」
?? 「あぁ、申し遅れました…」
??→宵闇 「私は宵闇。支援艦として今ここに居ます。」
提督 「支援艦?どういう事だ?」
宵闇 「…あの人はまた話していなかったのね…」
提督 「また?またってどういう事だ?」
?? 「宵闇姉さん、私が説明するわ。」
提督 「え?あ、あぁ…」
?? 「先ずは自己紹介よね。」
??→薄闇 「私は薄闇です。私も支援艦です。それで…」
薄闇 「支援艦の事は準急が説明する筈でしたが…」
提督 「説明する前に帰っちまったと…」
宵闇 「みたいですね…あの人は…」
準急 「これを取りに行ってたんだよ。」天井から登場
古鷹 「うわっ!!!!」
電 「び、びっくりしたのです…」
準急 「お前らが予想より速かっただけだ。」
宵闇 「降りてきなさいよ…」
準急 「いや、降りねぇよ。はいこれ資料ね。」差し出し
電 「あ、はい…なのです……」受け取り
準急 「じゃあ、帰るわ。またね電ちゃん。」天井から退散
古鷹 「……器用な方なんですね…」
ー第五章 支援艦の在籍期間…そして初めての建造ー
提督 「何何…[支援艦は戦力としてご活用下さい]…」
電 「[但し轟沈させてしまった場合死刑となります]…」
古鷹 「[また、任期は1ヶ月です]…結構シビアですね…」
電 「しかもこの人達14単積んでるけど絶対戦艦なのです…」
古鷹 「消費が激しそうですね…」
宵闇 「いえ、そこまでは…」
薄闇 「金剛型と同じ位ですね。」
提督 「……一先ず建造やるか…」
薄闇 「軽巡狙いで行きますか?」
提督 「……だな。」
宵闇 「となると…燃250弾130鋼200ボ30が安定かと。」
提督 「それで行こう。」
ー五分後 建造ドックー
建造妖精 「最初からコレで行くの?」
宵闇 「なにか問題でも?」ニッコォ…
建造妖精 「ナンデモアリマセンスグニケンゾウシマス。」
宵闇 「お願いしますね。」
提督 (宵闇型が強い理由…少し分かった気がする…)
建造時間 1:09:58
宵闇 「コレは…もしかして……」
薄闇 「高速建造材使いますか?」
電 「さっさと焼くのです。」ゴォォ
提督 「電ぁ!?」
妖精 (ダメだこの子狂ってる)
香取 「熱いです!!!!やり過ぎですよ!!!!」中破
電 「関係無いのです。」ムスッ
宵闇 「 電 ち ゃ ん 、お 話 、し ま し ょ う か … 」
薄闇 (姉さんが御説教モード入っちゃった…)
ー第六章 お話(物理)ー
宵闇 「……」(殺気)
電 「……ごめんなさい…なのです…」大破
宵闇 「お話ですが…先ずは提督への態度です。」
電 「は、はいなのです……」
宵闇 「この人は新人さんとは言っても貴女の上司です。」
宵闇 「あれが貴女の上司に対する態度ですか?」
電 「ごめんなさい…」
宵闇 「それに、私達の事…[14単を積んだ戦艦]とは?」
宵闇 「14単積んでたら戦艦じゃないとでも?」
電 「ごめんなさい…本当にごめんなさい……」グズッ
宵闇 「ほんで、香取さんの時もや。」
電 「はい……」
宵闇 「なんでバーナーに妖精が居るか分からんの?」
宵闇 「火力間違えたら失敗するから妖精居るんよ?」
電 「はい…知ってます……」
宵闇 「やったらなんで妖精に任さんのやアホが!!!!」
電 「ごめんなさい!!!!」
宵闇 「最初から任しときゃこないな事ならんのや!!!!」
電 「ごめんなさい!!!!ごめんなさい!!!!」
宵闇 「……貴女には提督を任せられませんね…」
電 「……」グズッ
宵闇 「秘書艦は古鷹さんに変わってもらいます。」
電 「…はい。」
宵闇 「香取さんの指導、受けて貰いますよ。」
電 「わかりました…」
準急 「…相変わらず、キレたら方言出すよなお前。」
宵闇 「え、準急!?え、ちょ、もしかして…」
準急 「聞き耳立てんでも、廊下まで聞こえたわ…」
宵闇 「…あぁ……そんな…また………」精神大破
準急 「提督は電と香取の入渠。」
提督 「え、あ、はい。」
準急 「……私も支援艦なんだけどね…」
準急 「[外回り]の、だけど……」
ー第七章 精神ダメージの修復ー
準急 「……お前の説教は正しかったよ。」
宵闇 「……方言を聞かれました…」
準急 「方言なんか気にする事はねぇよ…」
宵闇 「本当ですか?」
準急 「方言ばっか気にしとったらなんも出来んわ。」
宵闇 「……ですね。」
準急 「……仲直りはしなくていい。」
宵闇 「え?」
準急 「 ア レ は 説 教 さ れ て 当 然 だ か ら な … 」(殺気)
宵闇 「………そうでしょうか…」
準急 「そうだよ。まあ…コレ、受け取りなよ。」
宵闇 「コレ…って、カッコカリの指輪!?」
準急 「丁度いいだろ?三周年だ。」
宵闇 「…本当にいいの?薄闇は?」
準急 「大丈夫だ。もう渡してある。」
宵闇 「…え!?ちょ、それどういう事よ!!!!」
準急 「カッコカリは提督の判断だぞ?今の私は1艦娘だ。」
宵闇 「……そうよね…」
準急 「…私はお前を愛しているが、結婚は出来ない。」
宵闇 「……」
準急 「…お前には意味が分かると信じているぞ。」
宵闇 「…えぇ……」
準急 「じゃあな…」バタン…
宵闇 「……不器用な人ね…本当に。」
電 「本当なのです。この付箋を見るのです。」
指輪の付箋 [準急より愛を込めて]
宵闇 「…もう、あの人は……えぇ!?電ちゃん!?なんで!?」
電 「最初から居たのです。ここは電の部屋なのです。」
電 「準急さんの計画通りなのです。」ニヤァ
宵闇 「……は…謀ったな準急ー!!!!」
準急 「さ、外回り外回り…忙しいなぁ……」聞く耳無し
ーこの後準急は殺られたようです…ー
ー第八章 資源が足りない?だったら外回りだ。ー
提督 「……資源が足りない…」
電 「具体的に何が足りないのですか?」
提督 「弾薬と鋼材…」
準急 「おーもーいーー!!!!」弾薬抱え
電 「準急さん!?その弾薬はどうしたのですか!?」
準急 「知り合いに分けてもらったのー!!!!」ドサッ
弾薬2000<ここ何処!?
提督 「お、おぉ…」
宵闇 「おーもーたーいーー!!!!」鋼材抱え
薄闇 「おーもーいーよーー!!!!」燃料抱え
古鷹 「流石に人使いが荒いですよ…」ボーキ抱え
準急 「すまんそこ置いてくれんか?」
宵闇 「死ぬかと思った…」ドサッ
薄闇 「右に同じ…」ドサッ
古鷹 「この後出撃が無くて良かったです…」ドサッ
鋼材2000<重かったでしょ?
燃料2000<辛いよね…
ボーキ2000<よくあったな…
提督 「……どうしたのこの資源…」
準急 「外回りは私の仕事ですから…」
宵闇 「準急は人使いが荒過ぎよ!!!!」ベシッ
準急 「元々お前らがついて来るって言ったんだろ!?」
宵闇 「あ…………てへっ☆」
準急 「お前給料半額な。」
宵闇 「そんなぁ…御容赦を…」
薄闇 「暗闇…来て欲しいな…」遠い目
ー第九章 大型建造?資源どうすんだよ…ー
提督 「大型建造やりt準急 「ヤァッ!!!!」ドゴッ
提督 「膝蹴り……痛い……」
準急 「在籍艦娘が数名なのに大型建造出来る訳ねえだろ!!!!」
提督 「今何人居た?」
準急 「正式に着任した艦娘ですが…先ず初期艦の電。」
準急 「次に大破後海岸に漂着していた古鷹…」
準急 「それから最初に建造した香取の3名です。」
提督 「え、まじで!?」
準急 「正式着任艦だけでは艦隊を組みにくいです。」
提督 「…空母狙い2、戦艦狙い2で建造。」
準急 「ドック行きますか…」
ー建造ドックー
妖精 「燃料300、弾薬800、鋼材400、ボーキ400だね。」
提督 「弾薬800!?なんだそれ…」
妖精 「高速建造材使って… 出来たよ。」
準急 「おぉ…コレは当たりだな…」
加賀 「貴方が提督?そう…それなりに期待してるわ。」
川内 「川内参上!!夜戦なら任せておいて!!」
提督 「川内は当たりなのか?」
準急 「軽巡の中では当たりだ。水雷旗艦は伊達じゃない。」
提督 「次は戦艦だよね…」
妖精 「燃料520、弾薬130、鋼材680、ボーキ40だね。」
準急 「高速建造材使って…ン?嘘だろぉ!?」
長門 「戦艦長門だ。敵戦艦との殴り合いなら任せてくれ。」
扶桑 「扶桑型超弩級戦艦姉妹、姉の扶桑です…」
準急 「扶桑に長門…戦力が整っちゃったよこれ…」
提督 「どういう意味だそれ…」
準急 「巡洋艦とか駆逐とかがもっと出ると思ってた…」
扶桑 「……ここに居る艦娘は何名ですか??」
準急 「正式がお前ら含め七名、支援艦が三名の計十名。」
扶桑 「…………」
準急 「弾薬と鋼材だな。外回り行ってきマース!!!!」
扶桑 「…不幸だわ。」
ー同時刻 徒桜鎮守府ー
山城(徒桜) 「クシュン!!!!……風邪かしら…不幸だわ…」
徒桜提督「…[不幸だわ]を新宮の扶桑が使ったんだな。」
ー勘が良すぎる徒桜提督であったー
ー第十章 支援期間満了、撤退します…ー
ー1ヶ月後ー
那珂 「提督ー、コレ何?」←建造艦
準急 「来たか…」
提督 「ええっと…[支援期間満了]…え?」
神通 「支援期間満了…誰のですか?」←建造艦
宵闇 「準急、帰るよ?」
薄闇 「やっと徒桜に帰れるわ…」
提督 「……資材はどうなるの?お金は?」
準急 「自分で稼いで下さいね☆」
宵闇 「遠征任務があるでしょう?」
薄闇 「油田もありますしね☆」
提督 「が…頑張ります…」
暁 「司令官…もっとシャキッとして頂戴…」←建造艦
響 「司令官、少しは執務をしたらどうだい…」←建造艦
曙 「さっさと執務をしなさいクソ提督…」←建造艦
古鷹 「提督さん…私が執務の六割を負担している件について御話をお聞きしたいのですが…」←秘書艦
準急 「これだけ居てまだ終わってねぇのかよ!?」
宵闇 「もう定時過ぎてるんですよ?」イライラ
薄闇 「貴方の判子が無ければ撤退出来ないのですが…」
響 「はい、コレでいいよね?」つ書類
準急 「……うん。響ちゃん、ありがとね…」なでなでなで
響 「ふふっ…Спасибо…」
宵闇 「電車、ありますよね?」
準急 「橋宮線で終点行って…そこから直通で徒桜新町…」
宵闇 「あ、もう大丈夫です。ルートわかりました。」
準急 「あいよぉ…行こうか。」
宵闇 「提督、また会う日まで御機嫌よう…」パタン…
香取 「宵闇さん…間違いなく提督を嫌ってます…」
電 「なのです…」
ー第十一章 この提督さんは怖がりの模様ー
天龍 「俺の名は天龍…ふふっ怖いか?」ニヤ
提督 「めちゃくちゃ怖いです…」隠れ
加賀 「提督…離れてください…」隠れられ
天龍 「初めて怖がられたぜ…」吃驚
龍田 「ここの提督さんは怖がりなのねぇ…」ニヤァ
提督 「 」気絶
龍田 「え?あれ?提督さん?」オロオロ
電 「ちょっと表出ろなのです…」ゴゴゴ
龍田 (あ、死んだかも…)
加賀 (電ちゃん、準急さんみたいに…」
電 「おい加賀、聞こえてんぞ…」ゴゴゴ
加賀 「本当に申し訳ありませんでした…」土下座
電 「まあ加賀さんは許すのです…龍田、出ろ。」ゴゴゴ
龍田 「は、はい…」
>ピーンポーンパーンポーーン<
加賀 「館内放送ですね…」
[駆逐艦電及び重巡洋艦古鷹は執務室まで。]
電 「呼び出し?」
[繰り返す。駆逐艦電及び重巡洋艦古鷹は執務室まで。]
加賀 「古鷹さんと電ちゃんですか…」
[大破鑑が三名流れ着いたので至急執務室まで。以上。]
電 「急いで執務室に行くのです!!!!」ピュー
加賀 「うわぁ切り替えはやーい……」
龍田 「あれ?呼び出しは提督じゃないですよね?」
加賀 「提督は気絶中…準急さんですね……」
天龍 「準急?誰だそいつ?」
加賀 「[元]徒桜地区元帥の[現]空母兼戦艦です。」
>ピーンポーンパーンポーーン<
[軽巡洋艦天龍、上司の呼び方と態度について、それから軽巡洋艦龍田、提督を気絶させた件について、そして正規空母加賀、私の経歴をバラした事について話があるので執務室まで。]
天龍 「聞こえてんのかよ!?執務室まで10mあるんだぞ!?」
[今のも聞こえてますよ。来ないのなら解体です。]
天龍 「すぐ行きますので解体だけはしないでください…」
加賀 「死にたくないです…行きますからどうか…」
龍田 「電ちゃんの説教が準急さんの説教になっただけね…」
提督 「 」←まだ気絶中
ー第十二章 準急の御話はだいたい物理(加賀さん編)ー
準急 「……なんでこうなったかわかる?」←戦艦に改造
加賀 「…はい。」大破
龍田 「… えぇ… 」大破
天龍 「おう…」大破
準急 「天龍、龍田…返事は[はい]でしょう?」ゴゴゴゴゴ
龍田 「は、はい…」
天龍 「はい、すみません…」
電 (電の説教を取られたのです…)
雷 (なんで助かってすぐ説教見せられてるの!?)
黒潮 (なんかヤバいトコ来てもうたかも…)
球磨 (この提督さんは怖そうクマ…)
準急 「遠征ついでに寄ってみりゃァよォ…」
準急 「なんやねんこの有様はァ!!!!」イライラ
黒潮 「あ、アンタも関西弁か!?」
準急 「外野は黙っとれやボケがァ!!!!」
黒潮 「ご、ごめんなさい…」
準急 「お前それでも一航戦かァ!?」
加賀 「も、申し訳ありません…」
準急 「[一航戦の誇り]はどないしたんじゃボケェ!!!!」
加賀 「申し訳ありません…」
準急 「お前は[申し訳ありません]しか喋れんのかァ!?」
加賀 「本当にごめんなさい…」ボロボロ
準急 「お前はもうええわ…次、天龍!!!!」
天龍 「は、はい…」
ー第十三章 準急の御話はだいたい物理(天龍編)ー
準急 「誰か分からん時は[誰なんですか]やろがァ!!!!」
天龍 「は、はい…」
準急 「何が[誰だそいつ]じゃ大阪湾に連れてくぞコラァ!!」
電 「ここでのポイントは「沈める」では無く「連れてく」という点なのです。」
準急 「そもそもたかが10m位で聞こえねぇ訳ねぇだろ!!!!」
天龍 「いや、扉はしm
準急 「すぐ帰る心算で居ったから扉開けっ放しじゃ!!!!」
天龍 「はい、すみません…」
準急 「てかなんなんじゃあの「ふふっ怖いか?」は!!!!」
天龍 「いや…あの、それは…その…」
準急 「ハッキリせぇやボケェ!!!!」ボゴッ
天龍 「グハッ」残りHP4
天龍 「カッコつけただけですハイ…」
準急 「そんなんだから[中二病]って言われんのじゃ!!!!」
準急 「旧式の低スペック艦のクセにカッコつけんなァ!!!!」
天龍 「は、はい…」
準急 「お前は駆逐艦の子守りでもしてろやァ!!!!」バキッ
天龍 「スミマセンデシタ…」HP1
準急 「最後、龍田ァ!!!!」
龍田 「はい…」
ー第十四章 準急の御話はだいたい物理(龍田編)ー
準急 「お前提督気絶さしてどないすんねん!!!!」
龍田 「まさか、あれだけで気絶するなんて…」
準急 「あの怖くない[ふふ怖]だけでビビる提督なんよ!?」
龍田 「ごめんなさい…」
準急 「そもそもお前の笑顔は目が笑ってねぇんだよ!!!!」
龍田 「目が、笑ってない…」グサッ
準急 「声もめちゃくちゃ冷てェしよォ!!!!」
龍田 「声が、冷たい…」グサッ
準急 「第一お前のSっ気のせいで気絶したんだよ!!!!」
龍田 「Sっ気で…気絶……」グッサァ
準急 「つうかお前らどんだけ問題起こすんじゃ!!!!」
準急 「僅か1分で3回も問題起こしやがってよォ!!!!」
準急 「なんでウチこないして怒らないかんのや!!!!」
準急 「ウチはもう支援艦やないんやど!!!!」
龍田 「ごめんなさい…もう許して…」
準急 「……ちょっと待ってろ…」
>ピーンポーンパーンポーーン<
[練習巡洋艦香取、遠洋練習航海の準備を始めてくれ。]
龍田 「え、遠洋練習航海…」
[旗艦香取、以下電、加賀、天龍、龍田、[球磨]の六隻。]
球磨 「なんで球磨も入ってるクマァ!?」
[旗艦香取以外の5隻は執務室にいる為旗艦の香取は準備出来次第執務室まで。以上]
龍田 「お、お慈悲を…」
準急 「慈悲を抜いたら1-4単艦特攻になるぞ?」
龍田 「遠洋練習航海行かせていただきます…」
黒潮 (やっぱりヤバいトコやココ…)
雷 (私の人生終わったかも…)
準急 「なんで徒桜のウチが新宮叱らなアカンのや…」
雷&黒潮 「ええぇぇぇぇぇぇえええ!!??」
準急 「君達勘違いしてたみたいやけどウチ徒桜やで?」
電 「知らなかったのですか?」
雷 「お、お姉ちゃん知らなかったわ…」
黒潮 「せやから違和感あったんか…」
準急 「近く来たから寄って近況聞こう思うたらさぁ…」
準急 「なんやねんこの有様…もう呆れてなんも言えんw
コンコンコン
準急 「あぁ、どうぞ。」
黒潮 (切り替え早っ)
ガチャ
提督 「うーん…気絶してたのか…うん?」
準急 「なんや?どないしたんや?」←主砲発射可能
天龍 「……」HP1
龍田 「……」HP1
加賀 「……」HP1
提督 「……暫く指揮は準急に任せるわ…ちょっと寝る。」
準急 「あいよぉ…」
提督 「……君達が準急を怒らせたのが悪いんだよ…」
ーこの後遠洋練習航海で香取さんに絞られましたー
ー第十五章 関西の言い方では関東で通じない物もあるー
黒潮 「シャベル取ってぇ。」
準急 「ほい。」つシャベル
黒潮 「ありがと。」ザクッ
古鷹 「シャベル貰えますか?」
準急 「ほい。」つシャベル
古鷹 「ありがとうございます。」ザクッ
雷 「スコップ頂戴。」
準急 「ほい。」つスコップ
雷 「?コレはシャベルじゃないの…」
準急 「基本シャベルは足を使う大型の物を指す。」
黒潮 「言うてしまえば関西の方が正しいんよ。」
古鷹 「ホームセンターでも大型の物がシャベルですし…」
雷 「え、そうなの!?知らなかったわ…」
準急 「新宮も徒桜も西の言い方やから気いつけや…」
雷 「え、えぇ…じゃあ、シャベルを頂戴。」
準急 「ほい。」シャベル
雷 「ありがとう。」ザクッ
加賀 「あの…」
準急 「ほい。」つ彗星&天山
加賀 「何時もありがとう。」
準急 「構わんよ…こっちこそあまりモンですまんな…」
加賀 「いえいえ…では、行ってきます。」
準急 「はいよぉ…」
準急 「さ、水屋の器で素うどん食うか…」
雷 「え?お酢でうどん食べるの?」
黒潮 「違うて…素うどんはかけうどんの事や…」
雷 「そもそもコップでうどんは食べられないわよ?」
準急 「水屋は棚の事…ウチが言うたのは食器棚の事や…」
古鷹 「つまり翻訳すると「食器棚の器を使ってかけうどん食べようか…」という事ですか?」
準急 「そゆことよ…」
黒潮 「難儀やなぁー…」
雷 「難儀?」
準急 「面倒や大変等の意味。」
雷 「べ、勉強しなきゃ…」
電 「雷ちゃん、司令官さんが呼んでるのです!!!!」
雷 「え!?ごめんなさい、行ってくる!!!!」ぽいぽいぽいドカッ
黒潮 「痛いなぁ!!!!」小石当たり
古鷹 「きゃあっ」土被り
準急 「痛てぇなぁ!!!!」シャベル当たり
電 「痛いのです!!!!」押され
準急 「………」
ー第十六章 準急の御話はだいたい物理(雷編)ー
準急 「お前は何をしとんのや!!!!あの時も…」ガミガミ
雷 「うぐっぐずっ…ごべんなざい…」大破
電 「因果応報なのです。慈悲など無いのです。」右足骨折
黒潮 「1回叱られて目ェ覚ませやアホが…」頭にタンコブ
古鷹 「流石の私も許せませんね…」左目失明
提督 「うん、古鷹が怒るのも当然だな…」
準急 「焦んのもわかるけどやな、冷静にさ…」ガミガミ
雷 「ううっぐずっ…」
ーなんだかんだで叱り続けて1時間ー
準急 「はぁ…ウチまで怪我したわ…」頭に12針の大怪我
提督 「高速修復材で治らないのか?」
準急 「それで治るんやったら12針縫うてないわ…」
電 「ギプスなんて付けてないのです…」
古鷹 「失明なんてしてませんよ…」
提督 「ソレモソウデシタゴメンナサイ…」
準急 「と、いう訳で…」バシャッ
雷 「え?何?」
準急 「雷には主砲を喰らってもらいます。」ハイライトオフ
雷 「どうせ14単でしょ?」
準急 「そうか?」E.51センチ四連装試作砲
雷 「 」白目
提督 「死なないように殺ってくれよ。」
雷 「字が違う気がするんだけど!?」
黒潮 「ほな殺っといてな。」
電 「電の分まで殺って欲しいのです。」
古鷹 「私の分も殺って下さいね。」
雷 「 」白目
準急 「じゃ、逝ってらっしゃい。」ドゴーン
雷 「嫌ァァァ!!!!」ボガーン!!!!
準急 「さて、どうなったかな?」
雷 「 」大破失神
準急 「…減装弾で良かったな。」
ーこの後入渠した模様ー
ー第十七章 加古、寝るな…ー
加古 「古鷹型重巡、加古ってんだ。よっろしくぅ…」
提督 「古鷹型って事は古鷹の妹か…うん?」
加古 「…グー……グー……」zzz
準急 「おいコラ加古寝るな!!!!」ボカッ
加古 「痛っ痛いよぉ…」
準急 「お前が寝るから、こうして起こしてんだよ!!!!」
加古 「だからって拳骨は…」
古鷹 「加古、ちゃんと起きなさい…」
準急 「お前、HPたったの1になりたいんか?」主砲構え
加古 「マジすみませんでしたどうか御容赦を…」
郵便 「すみませーんお手紙ですよー!!!!」
提督 「受け取り行ってくる。」
準急 「ウチ帰るわ…もうそろそろ大和帰ってくるし…」
電 「準急さん、お客さんなのです…」ガタガタ
準急 「……遅かったか…」
加古 「え?電何震えてんの?」
大和(徒桜) 「私が居るから…では?」ゴゴゴゴゴ
加古 「……マジか…」
古鷹 「や、大和さん…」
ー第十八章 修羅場は面白いものと怖いものがあるー
大和(徒桜) 「何故すぐに帰ってこないんですか!?」
準急 「お前ここで何があったか知らねぇだろ…」小破
大和(徒桜) 「だとしても無駄話をし過ぎてます!!!!」
大和(徒桜) 「第一貴方は徒桜所属なんですから!!!!」
準急 「いやここ出来た最初の一月ここに居たんだけど!?」
大和(徒桜) 「そんな事はどうでもいいんですよ!!!!」
?? 「ふぅん…[そんな事はどうでもいい]……ですか…」
大和(徒桜) 「あ…」
古鷹 「あ…貴女は…宵闇さん……何故ここに…」
宵闇 「準急を迎えに…で、大和さん…」
大和(徒桜) 「は、はい…」
宵闇 「貴女は[そんな事はどうでもいい]と言いましたね…」
大和(徒桜) 「はい…」
宵闇 「準急と私、薄闇の三人でした大事な仕事に対して
[そんな事はどうでもいい]ですか?」
大和(徒桜) 「申し訳ありません…」
宵闇 「 次 は 無 い 、覚 え て お け 。」
大和(徒桜) 「はい…」
宵闇 「準急、これからは遅くなりそうなら連絡。」
準急 「善処します…はい…」
古鷹 「…宵闇さん怖い……」
ー第十九章 第六駆逐隊集合(あれ?なんか居るぞ?)ー
暁 「電…何してるの?」
電 「え?プラモデルだけど?」
響 「キャラが何処かへ逝ってしまったようだ…」
暁 「響、漢字が違うわ…」
雷 「あれ?準急さん?何してるの?」
準急 「ここの提督知らんか?探してんだけど…」
雷 「多分煙草じゃない?喫煙所は外よ。」
準急 「はぁ…ありがと…」
翔鶴 「溜息…私が迷惑掛けたせいで…」
翔鶴(徒桜) 「大丈夫よ…ここで雇ってくれるわ…」
翔鶴 「私が被害担当艦だから…前の鎮守府でも…」
準急 「そこ、自分の事を悪く言うな。」
提督 「あぁ、準急か。」
準急 「やっと見つかったよ…この子引き取ってくれ。」
提督 「…どっち?」
翔鶴 「わ、私です…」
提督 「練度は?」
翔鶴 「24です…」
提督 「うん、引き取るわ…」
準急 「この匂い…相当重いヤツだな……」ジトッ
翔鶴(徒桜) 「お煙草は程々にお願いしますね…」ジトッ
提督 「うぐっ…善処する……」
暁 「煙草?重いヤツ?一体何の話?」
電 「暁には関係無い話なのです…」
ー第二十章 航空魚雷は舐めない方がいいー
潮 「もうすぐ接敵します…」←建造艦
加賀 「じゃあ、発艦準備をしましょう。」
翔鶴 「は、はい。」
扶桑 「当たるといいのだけど…」
長門 「当たるさ。心配しない方がいいぞ…」
準急 「何故組み込まれてるんですか…」←空母に再改造
長門 「私は知らん。」
準急 「じゃあ、流星改を放ちますか…」
加賀 「なんですかそれ…」
準急 「彩雲、索敵。」ブゥゥゥゥン
彩雲<敵六隻発見
準急 「六隻なら流星改と流星に…後紫電。」ブゥゥゥゥン
===[魚雷] レ級<エ?
===[魚雷] リ級<ウソ…
===[魚雷] ヲ級<ヲワッタ…
===[魚雷] タ級<ウソダロ…
===[魚雷] ル級<アキラメヨウ…
===[魚雷] 軽巡棲鬼<ファッ!?
準急 「3、2、1…」
ドッカーーーーン!!!!!!!!!!!!
レ級[大破]<ヤラレタ…
リ級[轟沈]
ヲ級[轟沈]
タ級[大破]<イタイナァ…
ル級[轟沈]
軽巡棲鬼[大破]<ノコッタノサンニンダケカヨ
加賀 「……へ?」
翔鶴 気絶
潮 「なんなんですか…この威力は…」
準急 「…交渉してみっかなぁ……」スィー
潮 「もう嫌です…」
ー第二十一章 和平交渉?徒桜でもやってたねー
準急 「レ級さん?御話宜しいですか?」
レ級 「…ナンダ?」
準急 「もう辞めにしませんか?」
潮 「出来れば、皆さんを助けたいです。」ヒョコッ
レ級 「シンヨウデキルカ!!!!」
レ級(徒桜) 「そこまでにしとけ、もう1人の私…」
レ級 「…オマエハ……」
レ級(徒桜) 「その人は私と共に徒桜に居る[筈の]人だ。」
準急 「なんで新宮の艦隊に組み込まれてんだろうな…」
レ級 「ツマリ…ガイハナイト?」
レ級(徒桜) 「[攻撃されたら殺るしか無い]って事だよ。」
レ級 「…コウフクスル……」
タ級 「ワタシモ、シニタクハナイ…」
軽巡棲鬼 「ゴメンナサイ…ユルシテクダサイ……」
準急 「お前ら、野良か?」
レ級 「ハイ…イキルタメニユソウセンヲ……」
準急 「……新宮で雇え。ウチではもう無理だ。」
潮 「え!?はい!!!!」
加賀 「……理解出来ないわ…」
翔鶴 「お、同じく…」←気絶状態から復活
ー第二十二章 準急、遂に壊れ始める…けど復活するー
提督 「…いや、それは流石に……」
レ級 「スミマセンデシタ。」土下座
タ級 「ユルシテクダサイ…」土下座
軽巡棲鬼 「コノトオリ…ナニトゾ……」土下座
レ級(徒桜) 「兄さん、頼む…引き取ってくれ……」
提督 「………引き取るよ…」
準急 「帰っていい?ウチココの所属とちゃうんやけど…」
提督 「あぁ、帰っt潮 「提督、大破した艦娘が!!!!」
準急 「……もう少し残れ…と?」
提督 「あぁ…察してくれてありがとう……」
タ級 「ドウナッテルンダ?」
レ級(徒桜) 「準急が徒桜に帰ろうとすると大概誰かに
邪魔されてるんだよ…タイミングバッチリで……」
タ級 「ソレハソレハ…ゴシュウショウサマトシカ……」
準急 「………もう嫌だヨ…帰りたいンダヨ……」
タ級 「ア…」
準急 「カエラセロヨ…タノムヨ……」(ハイライトオフ)
レ級(徒桜) 「あ、精神崩壊しやがった……」
タ級 「ドウミテモヤバイヨネ!?ナンデレイセイナノ!?」
レ級(徒桜) 「準急、落ち着け…」
準急 「ナンデシングウニシバラレテルノサ…」
レ級(徒桜) 「お前の嫁応援してたぞ?」
準急 「もうちょい踏ん張りますか!!」(ハイライトオン)
レ級(徒桜) 「その…オレも応援してるしさ///」(照れ)
準急 「ちょい行ってくるわ。」(キラキラ&後光)
タ級 「マ、マブシイ…」
レ級(徒桜) 「後光が付くとは思わなかった…」見れねぇ…
ー第二十三章 大破艦救助→仕事が出来たの流れー
ドック1 12:49:46
ドック2 14:59:49
ドック3 17:59:54
ドック4 13:29:58
(新宮は元元帥の準急が手を貸したお陰で入渠4確保済)
準急 「軽巡に重巡、戦艦と空母かねぇ…」カキカキ
加賀 「いえ、この子は駆逐艦では?艤装が…」
準急 「……確かに、駆逐砲だな…て事は……」
レ級(徒桜) 「この子、早霜ちゃんじゃないか?」
準急 「早霜…早霜……あった。確かに一致するが…」
加賀 「……やたらと傷だらけ…ですね。」
準急 「対して艤装は殆ど使ってない…まさか……」
レ級(徒桜) 「虐待から逃げて大破した……って事か?」
準急 「多分…そうだと思う。」
加賀 「酷い…」
準急 「…メンタルケア要員として残る必要があるな。」
レ級(徒桜) 「帰って伝えておくぜ。」
準急 「任せた。」
加賀 「…仲良いんですね……」
準急 「仲が良いから幸せ…って訳でも無いがな……」
ー第二十四章 早霜のメンタルと個性が崩壊してる…ー
赤城 「一航戦、赤城、出ます!!!!」
加賀 「赤城さん…出撃は暫くありませんよ……」
山城 「助かってしまったのね…不幸だわ…」
扶桑 「山城?助かったのだから喜びなさい?ね?」
那智 「ど、どうやら命は助かったようだな…」
提督 「あぁ…何とかね……」
早霜 「私…早霜って…言います……」
準急 「早霜か。じゃあ、よろしく。」
早霜 「あ、あの…怒らせちゃいました?」オロオロ
準急 「怒っとらんよ。安心しぃ。な?」(後光ピカー)
早霜 「その、えっと、ごめ、ごめんなさい!!!!」ウワーン
準急 「何で泣きよるんよ…怒っとらんよ…」
早霜 「殴らないで下さい!!!!蹴らないで下さい!!!!」
準急 「……え?」
早霜 「斬らないで下さい!!!!撃たないで下さい!!!!」
準急 「………………在籍は…」ギラッ
早霜 「本当にごめんなさい!!!!許してください!!!!」
準急 「…[J提督]の鎮守府……場所は…ラバウル………」
早霜 「あぁ…ああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
準急 「なんやなんやどないしたんや!?」
早霜 「お願い!!!!彼処に戻さないで!!!!お願い!!!!!!!!」
準急 「落ち着け早霜!!!!」ギュウッ
早霜 「あっ…」
準急 「…別の部屋で話は聞く。先ずは落ち着け早霜。」
早霜 「は、はい……」
ー第二十五章 早霜とお話するだけの回(中身は…)ー
準急 「取り敢えずお茶飲む?それともジュース?」テキパキ
早霜 「お、お水で…」
準急 「気にせんでええよ、好きなん言うて。な?」
早霜 「じゃ、じゃあ、パイナップルジュースで…」
準急 「ええっと、パインパイン…あぁ、あった。」
早霜 「…………」カチコチ
準急 「これでも飲んでリラックスしなよ。」ジュースサシダシ
早霜 「は、はい…すみません……」
準急 「…取り敢えず、君はココで預かるよ。」
早霜 「え?」
準急 「私は新宮では無いが、ここの皆は優しいよ。」
早霜 「あ、貴方は?」
準急 「私は徒桜所属の準急だ。今は君のメンタルケア
要員としてここに居る。ここに敵は居ないよ。」
早霜 「そ、そうなんですね…」
準急 「でね…君、前の鎮守府で虐待受けてたよね?」
早霜 「え!?」ビクッ
準急 「君の身体は大破しただけでは説明出来ない程に
傷だらけで、治らない傷も沢山あった…つまりだ。
戦闘でついた傷だけでなく地上でつけられた傷も
沢山あるという事になる。要約すると…
[君は虐待を受け逃げて来た]としか考えられない。」
早霜 「……」
準急 「だからこそ治らない傷が大量にあり、
逃げる途中で戦闘になったから大破した。そうだろ?」
早霜 「………はい。」グスッ
準急 「だが、そんな君を放置する程私は馬鹿では無い。」
早霜 「へ?」
準急 「もう虐待は受けさせないし、皆しないから。」
早霜 「ほ、本当ですか?」
準急 「嘘をつく訳が無いだろ…」
早霜 「やっと…解放され……」カクッ
準急 「早霜!?…安心し過ぎて気絶しちゃったか…」
準急 「……さて…準備を急ぎますかねぇ………」
準急 「 あ い つ を 消 す 準 備 を … 」
ー第二十六章 愛は常に重たく稀に歪むー
準急 「どうしてこうなった…」
早霜 「準急さん、なんでも言って下さいね!!!!」(キラキラ)
宵闇 「アンタ…まさか……」
準急 「話をしただけだ。他は何もしてない。」
早霜 「私の命の恩人です!!!!一生仕えます!!!!」
準急 「仕えなくていいからね!?」
提督 「早霜ちゃん?ちょっといい?」
早霜 「誰ですか?近寄らないで下さい。」
提督 「近寄らないで…だって……」ズーン
準急 「早霜?何してるの?早く謝りなさい?」ゴゴゴゴゴ
早霜 「え?あ、ごめんなさい!!!!」
提督 「準急…早霜ちゃんは君の言う事しか聞かないの?」
準急 「な、何とも言えないです…」
宵闇 「貴方は何時でも誰かを誑してるわね…」
準急 「か、返す言葉も無く……」orz
提督 「暫く指揮権準急に譲るわ…」
宵闇 「私も帰るわ。暗闇にもしっかり伝えとくわ。」
準急 「ちょっと、2人とも出ていかないでよ!?」
宵闇&提督 「じゃ、御機嫌よう。」バタン
準急 「あ…」
早霜 「大好きです…」スリスリ
準急 「……死を覚悟した方が良いかも…」
ー第二十七章 J提督と秘書艦ほか数名、新宮へ向かうー
ー翌日 ラバウル・J提督鎮守府 12:49ー
J長門 「なんだ?提督…いきなり呼び出しとは……」
J提督 「新宮という所に早霜が流れ着いた可能性がある。」
J天城 「あぁ、遠征途中で抜け出したあの子ですか…」
J提督 「そうだ。しかも修繕されているようだ。」
J鹿島 「まぁ…それはそれは、有難いですね。」
J提督 「そこで、だな。明後日に連れ戻す事にした。」
J長門 「そうか。なら、ここに居る四人で行くとするか。」
J鹿島 「明日明後日は空いてますし問題無いですよ。」
J提督 「では明後日に新宮へ向かう。準備せよ。」
??? 「……………………新宮に報告でち。」チャポン
J長門 「む?」
J提督 「どうした長門?」
J長門 「今水飛沫が…いや、気の所為か?」
J提督 「どうせ魚が跳ねたんだろ?気にするな。」
J長門 「……そうだな。」
??? 「あ、危なかったでち。」
???→C伊58「兎に角新宮に向かうでち…急ぐでち。」
ー第二十八章 ゴーヤの情報、役立てて欲しいでち!!!!ー
ー翌日 新宮鎮守府 10:42ー
C伊58 「…という事なんでち。明日には来るでち。」
準急 「……私は疫病神か何かなのかな?」←戦艦に再改造
早霜 「そんな訳無いでしょう?私は幸せですし。」
C伊58 「そんな事は無いと思うでち。」
準急 「…面倒な事になってきやがったな……」
摩耶(徒桜) 「ここに居たのか、準急。報告だぜ。」
準急 「………何?」
摩耶(徒桜) 「明日、橋宮線と新宮線は運休だってよ。」
準急 「…え?マジ?」
摩耶(徒桜) 「橋宮線は新宮ー鹿沼間の部分運休みたいだ。」
準急 「……明日の遠征、出撃は取り止め、港は閉鎖だ。」
早霜 「あら…了解です。帰還命令、出しますね。」
準急 「寝る。お休み。」
早霜 「お休みなさーい。」
摩耶(徒桜) 「アイツ、やっぱ慣れてんな…」
早霜 「何が?」
摩耶(徒桜) 「アイツ、前は提督だったんだよ。」
早霜 「そうなの?」
摩耶(徒桜) 「その後今の提督の補佐官になって…」
C伊58 「え?少尉の下についたんでちか?」
摩耶(徒桜) 「そうそう。そんときの準急は中将だったな。」
早霜 「えぇ…」
摩耶(徒桜) 「で、元帥に2日で昇進してから死んだ。」
C伊58 「は、波乱万丈過ぎでち…」
摩耶(徒桜) 「その一年後に空母として生き返った。」
早霜 「す、凄すぎます…」
摩耶(徒桜) 「そして今は提督代理と…よくやるぜ。」
ー第二十九章 敵は直ちに追い返す(物理)ー
ー翌日 14:23 海上ー
J提督 「なんなんだこれは!!!!」
J長門 「港が全部埋まってるぞ!?」
J鹿島 「このままでは燃料が持ちません!!!!」
J長門 「くっ…む?あれは…」
準急 「したら準備出来てんな?」
加賀 「はい。大丈夫です。」
暁 「問題無いわ。」
響 「大丈夫だよ。」
雷 「え、えぇ…」
電 「大丈夫なのです。」
準急 「近海警備、始めっぞ!!!!」
J長門 「もしや…駆逐艦か?」
準急 「通信か。もしもし?」
提督 [調子はどうだ?]
電 「順調なのです。」
提督 [頑張ってくれよ。]
響 「хорошо Спасибо。」
提督 [へ?]
準急 「有難う御座いますだってさ。」
提督 [そ、そうなのか…それじゃ。]
響 「Досвидания。」
提督 [へ?]
準急 「……さようなら、だそうです。」
提督 [そ、そうか…じゃ。]ブツッ
J長門 「駆逐艦じゃないか!!!!」鼻血ブバッ!!!!
準急 「んぁ?げっ…撤退!!!!」
加賀 「どうしました?」
準急 「全艦全速で鎮守府へ!!!!あれはながもんだ!!!!」
暁 「ヒッ…てったーい!!!!」
響 「逃げるんだよ!!!!」
雷 「いやぁぁぁぁぁぁ!!!!」
電 「捕まったら終わりなのです!!!!」
準急 「加賀、艦攻!!!!緊急発艦!!!!」
加賀 「え、あ、わかりました。」ブゥゥゥン
準急 「来るなロリコン!!!!回れ右して帰れ!!!!」ドォンドォン!!
J長門 「うぉっ!!!!危ない!!!!」避け避け
準急 「時間稼ぎなら任せろ!!!!」ドォンドォン!!
J長門 「待て、話そう!!!!話せばわかる!!!!」避け避け
準急 「Урааааааааааааа!!!!!!!!」ドォンドォン!!
J長門 「撤退だ!!!!話にならん!!!!」
準急 「撤退するぞ!!!!弾薬が持たん!!!!」
加賀 「はい、わかりました。」
J提督 「何があったんだよ…」
J天城 「さぁ…」
ー第三十章 敵が来たなら固めてしまえば問題無いー
ー新宮鎮守府 14:30ー
準急 「早霜居るか!?」
早霜 「あ、準急さん♡どうしました?」
準急 「Jが来た!!!!早く隠れろ!!!!」
早霜 「え、あ、わかったわ!!!!」隠れ隠れ
準急 「この部屋に鍵を掛けて…OK、部屋戻ろ。」
提督 「どうしたんだ?」
準急 「Jが早霜をだな…」
提督 「任せた。」肩ポン
準急 「[任せた]やあるかい!!!!面倒事押し付けんな!!!!」
古鷹 「提督、準急さん!!!!Jと名乗る提督さんが門に!!!!」
準急 「くそっ足が速いな…通せ、中で追い返す!!!!」
古鷹 「わ、わかりました!!!!」
>ピーンポーンパーンポーーン<
[緊急招集!!!!緊急招集!!!!重巡、練巡、空母、戦艦は
至急執務室まで直行せよ!!!!繰り返す!!!!重巡以上の
大型艦と練巡は至急執務室まで直行せよ!!!!以上!!!!]
提督 (うわぁ…)
準急 「迎撃体制を整える!!!!」
ー第三十一章 迎撃会議・執務室にてー
ー新宮鎮守府 14:58ー
準急 「以上の計画を以て追い返すとする。」
古鷹 「成程…」
加古 「こうでなくっちゃ準急じゃねぇな!!!!」
香取 「足りない所はアドリブですね。」
赤城 「そうですね。機転を効かせましょう。」
加賀 「頭に来ました…」
長門 「今は抑えろ加賀…気持ちは全員同じだ。」
扶桑 「私の不幸パワーを使う日が来たわ!!」
山城 「私も不幸パワーは負けてません!!」
那智 「このJとやら、強制的に追い返すのだな。」
タ級 「私達の帰る場所は守り抜く!!!!」
レ級 「そんな易々と早霜を渡すもんか!!!!」
準急 「では、防衛戦を開始する。」
提督 「あ、これ任せてても問題ねぇわ。」
ー第三十二章 情報には当然対価が必要だよな?ー
ー15:13ー
J提督 「しかし、人に出会わない場所だな。」
J長門 「憲兵も特警も、艦娘すら居ないな……」
J鹿島 「待ってください、彼処に誰かいますよ?」
J天城 「連れてきますね。」
J提督 「あぁ、頼んだ。」
宵闇 「それは…大変だったね……」
準急 「あぁ、大変だったよ…何せ時間がな……」
J天城 「ちょっといいかしら?」
宵闇 「あぁ?」
J天城 「ここに早霜が流れ着いてると思うんだけど…」
準急 「知らねぇよ…ここの所属じゃねぇしさ…」
宵闇 「加賀か赤城辺りが知ってるんじゃない?」
J天城 「じゃ、その赤城って人の所に連れてってよ。」
準急 「………幾ら出すよ?」
J天城 「え?どういう事よ?」
準急 「金ねぇなら帰んな。暇じゃねぇんだよ。」
宵闇 「金も渡さず案内しろとか意味わかんないわ。」
那智 「おい、どうした?」
準急 「コイツが金も出さずに案内しろって喚きやがる。」
那智 「……ご退場願おう。私も仕事が多いんだ。」
J天城 「……わかったわ。提督の所に戻りましょう…」
ー第三十三章 陣地内の敵は殺ってしまえ。ー
J天城 「……だって。」
J提督 「執務室は何処だ?」
J長門 「……真っ直ぐ行った突き当たりらしい。」
J提督 「袋小路か。丁度いい、攻めるぞ。」
J鹿島 「あの人はどう啼くのか気になるわ…」
香取 「あら、鹿島じゃないの…鞭は預かります。」ヒョイ
J鹿島 「え?あ……」テモトニナイ
香取 「さ、どうぞ執務室へ…提督がお待ちです。」
J提督 「うむ。さあ、入ろう。」ガチャ
準急 「ふん、やっと来やがったか…待ちくたびれたぜ。」
J天城 「あ、貴方はあの時の…何故此処に!!!!」
準急 「戦艦準急、現在提督代理として此処に居る。」
J提督 「提督代理だと!?巫山戯るな!!!!」
準急 「……死した元帥に向かって暴言を吐くのか…」
J提督 「何だと?死した元帥!?」
準急 「元帥時代から名は変えていないのだがな…」
J提督 「な…準急元帥!?何故此処に……死んだ筈だ!!!!」
準急 「艦娘として此処に居る。提督代理としてな。」
J長門 「提督、撤退しよう!!!!このままでは!!!!」
準急 「もう遅い、彼岸行きの渡し舟が出るぞ。」シュホウカマエ
香取 「さようなら。」バタン
準急 「向こうで旅を楽しんで来い!!!!」ドドドドォォォン!!!!
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー第三十四章 死に向かい、死に抗え。ー
準急 「さてと…」ザックザック
雷 「どうなったの?」
準急 「全員殺った。」ヨッコイセット
雷 「Jの鎮守府は?」
準急 「艦娘全員横須賀に編入されたってさ。」ザックザック
雷 「そうなんだ。」
準急 「まあ、思い通りにはならんかったけどな。」
電 「準急さん、そろそろ帰れるのです!!!!」
準急 「嫁が来るとか言ってたが…」
暗闇 「準急!!!!」
準急 「お前か…」
暗闇 「ほら、帰ろ?」
準急 「そうだな。」
雷 「帰るの?」
暗闇 「また来るわ。」
準急 「死に向かい、死に抗え。それがやるべき事だ。」
雷 「え?」
電 「……わかったのです。さようならなのです!!!!」
準急 「じゃあな。」
雷 「え?え?」
電 「雷にもそのうちあの言葉がわかるのです。」
ー第三十五章 早霜闇堕ち→助けて準急!!!!の流れー
早霜 「………」ズーン
雷 「は、早霜ちゃん?」
早霜 「……はい?」(ハイライトは家出しました。)
雷 「ヒッ…げ、元気出して。ね?」
早霜 「………準急さんが居ないなら、私…」
雷 「そんなに遠くないし、直ぐ会えるわ?」
早霜 「でも………私は初めから……」
雷 「ねぇ…遠征、行きましょ?」
早霜 「準急さんが居ないなら行かない………」
提督 「あのダメ提督製造機ですら歯が立たないとは…」
古鷹 「電話掛けます!!!!」Prrr…prrr…prrr…
準急 [はい?こちら徒桜鎮守府、御要件を…]
古鷹 「準急さん、早霜ちゃんが闇堕ちしちゃって…」
準急 [はぁ、それで?]
古鷹 「雷ちゃんでも全く歯が立たないのよ…」
準急 [……凄ぉーく嫌な予感するんだけど…まさか?]
古鷹 「お願いします、新宮まで来てください…」orz
準急 [………もうそっちに戻るのか…]
暗闇 [古鷹さん、私も行きますね。]
古鷹 「お願いします……助けてください…」
準急 「2、3時間で着くから待ってて。」ツー…ツー…ツー…
古鷹 「準急さん、2、3時間で到着するそうです。」
早霜 「準急さん来るの!?」キラキラ
雷 「なんで…なんで準急さんでキラキラ付くの……」
ー第三十六章 また来た準急、回らぬ新宮。ー
準急 「で、来てみたらこれか…」
[書類の山岳地帯]<ざっと一万枚くらいかな?
準急 「書類の担当って誰?」
天龍 「オレ達です…」挙手
龍田 「助けてください…」挙手
準急 「じゃあ、仕分け。工廠関連と出撃関連で分けて。」
天龍 「は、はい…」仕分け中…
龍田 「設備関連は?」仕分け中…
準急 「こっちくれ、速攻で終わらせる。」執務中…
龍田 「はい……あら?[イタリアン増やして欲しい]…」
準急 「食事関連は基本承認するが、欲張り過ぎは却下。」
天龍 「[牛肉のステーキ欲しい]…通るのか?これ……」
準急 「1日5皿限定なら通してやる。」サラサラ…
天龍 「あ、このステーキ願望赤城が出してる…」
準急 「1人1皿なら問題無い。予約制にすればいいさ。」
天龍 「やっぱ早いな…流石元元帥……」仕分け中…
提督 「どうだ?」チラッ
準急 「はいコレ、ステーキ申請。」つ書類
提督 「1人1皿、1日5皿限定…あぁ、通るよ。」
準急 「暗闇は他の所行ってるし、頑張りますか…」
ー第三十七章 メンタルケア・出撃・事務を1人で…ー
早霜 「準急さん?何してるんですか?」←準急の膝の上
準急 「此処の滅茶苦茶溜まってる書類+徒桜の書類。」
早霜 「そ、そうなんですね…」
準急 「書類仕事に出撃参加、お前の精神管理と…」
早霜 「あ、あはは…」
準急 「お前、精神病んでるしな…その好意は実らんぞ。」
早霜 「……………え?」(ハイライトは消えました)
準急 「よし、あとは届けて…出撃参加したら寝るか。」
早霜 「準急さん…実らないって……どういう事ですか?」
準急 「逆に聞くが…結婚済ました男に恋した所で……」
準急 「 そ ん な モ ノ 、実 る 訳 が 無 い だ ろ う ? 」
早霜 「……結婚…誰とですか?」
準急 「暗闇。彼奴にお前は絶対勝てない。」
早霜 「…何故です?」
準急 「戦艦に駆逐では歯が立たん。装甲厚を考えろ。」
準急 「練度の差も酷い。お前は21、暗闇は147だ。」
準急 「暗闇に関しては第四改装も済んでいるしな。」
早霜 「………勝てない…」
準急 「……お前は私には眩し過ぎる。」ボソッ
早霜 「え?」
準急 「行ってくる。君は部屋に戻りなさい。」バタン
早霜 「……最後…あの言葉………」
ー第三十八章 片目の殺人鬼は今日も殺るー
準急 「弱いな…この程度か?」ザシュッ
レ級 「クソガ…」ドォンドォン
準急 「そんな砲撃、目を瞑っても避けれるわ…」スイー
レ級 「ナニ!?」
準急 「逝ってきな!!!!」ザシュッ
レ級 「ソンナ…バカナ……」轟沈
早霜 「……え?」
準急 「海域一掃完了、進撃する。」スイー
早霜 「準急さん?」
準急 「何?なんか用?」クルッ
早霜 「ヒッ……目が…紅い!?」
準急 「狂気と殺意に塗れりゃ其のうちこうなるさ。」
暗闇 「準急、油断しないでよ!!!!」
準急 「分かってるよ…」
暗闇 「あんたは右眼無いんだからさ!!!!」
準急 「いいから前を見ろよ!!!!接敵だぞ!!!!」
暗闇 「分かってるわよ!!!!撃てー!!!!」ドォンドォン
早霜 「………何がどうなってるの!?」
準急 「奇襲にしては詰めが甘い!!!!」ドォンドォン
リ級 「ソンナ…」轟沈
準急 「そこ、バレバレだぞ!!!!」ドドドドォォォン!!!!
ヲ級 「バカナ…コンナハズデハ……」轟沈
準急 「…敵艦隊撃破、帰投するぞ。」
早霜 「え?あ、わかりました…」
暗闇 「血塗れね…シャワー浴びなきゃ……」
早霜 (こ、怖い……何がって目が怖い…)
ー第三十九章 第六駆逐隊と第七駆逐隊…+彼奴ー
漣 「ご主人様、最近遠征ばっかり…」
朧 「多分、資源足りないんだと思う。」
曙 「クソ提督、準急ばっかり使うのよ…」
潮 「でも、今日は休みですよ?」
暁 「そうね。でも、なんで今日なんだろ?」
響 「何か考えでもあるんじゃないかな?」
雷 「じゃーん、パワーアップしたわ!」
電 「それは今言う事では無いと思うのです…」
雷 「でも、一次改装よ?自慢したいわ!」
準急 「あーもううるせぇ!!お前ら静かに出来ねぇのか!!」
8人 「無理!!!!」
準急 「何故俺の部屋に駆逐が8人来てんだクソッタレ!!!!」
暁 「だって、最初に浮かんだのが準急さんだったもん。」
響 「貴方の所以外に何処があると言うんだい?」
漣 「ウンウン、やっぱり準急さんだよ。」
準急 「俺仕事中だよ!!!!大人しくしてろよ!!!!」
8人 「無理!!!!!!!!」
準急 「あぁ…俺の休みが……子守りと仕事に…」バタッ
響 「倒れたね。」
曙 「ちょっ、医務室に運ぶわよ!!!!」
電 「重たいのですー!!!!」
響 「担架ー、担架ー、こっちなんだよー。」
暗闇 「仕事と子守りで気絶したの!?」
長門 「とにかく医務室に運ぶぞ!!!!」
ー第四十章 どうせやるなら…ー
暗闇 (……麻雀したいって言ったけどさ…)
準急 「ロン。清一色三暗刻、満貫。」バタッ
長門 「何ィ!?その牌は1枚しかないんだぞ!!!!」
準急 「それをお前が打ったんだろう?箱点だな。」
加賀 「イカサマしてませんか?」
準急 「ギャンブル運だけは強いんだよ。」
暗闇 (どうせやるなら提督ともやりたかったなぁ…)
長門 「ええぃもう一度だ!!!!今度は負けん!!!!」
準急 「そのフラグ、圧し折らないとまた負けるよ?」
長門 「煩い!!!!今度という今度はビッグセブンとして!!!!」
加賀 「あの、訓練に行ってもいいですか?」
準急 「おう、三人麻雀しとくわ。」
提督 「お?麻雀か?」
長門 「提督!!!!私とチームを組んで準急を倒さないか!?」
提督 「よし、やろう。準急、私は手強いぞ?」
準急 「さあ、どうだかねぇ…自摸、天和。」バタッ
提督 「な、なんだと!?」
長門 「ば、馬鹿な…」
準急 「はい、16オールね。」
提督 「半分消えたぞ…」
長門 「次こそは…!!!!」
準急 「自摸、天和。全員箱点だな。」バタッ
長門 「何も出来なかった…」orz
提督 「右に同じく…」orz
暗闇 「す、凄い…」
ー第四十一章 準急は割と旗艦向いてるかも?ー
川内 「何で!?何で夜戦しないの!?したら倒せるのに!!!!」
準急 「すれば弾薬を消費する。頭を倒す為に温存する。」
長門 「ボスを夜戦で倒す為だ。川内、我慢しろ。」
川内 「した方がいいじゃん!!!!倒せるもん!!!!」
準急 「川内の意見は充分理解出来る。だがな…」
電 「私も夜戦した方がいいと思うのです!!!!」
暁 「電、旗艦の準急が夜戦しないなら私もしないわ。」
加賀 「私は御荷物なので…なんとも。」
川内 「夜戦しよ!!!!」
長門 「温存だ!!!!」
川内 「夜戦!!!!」
長門 「温存!!!!」
準急 「あーもう分かったよ…夜戦すりゃァいいんだな?」
川内 「夜戦するの!?」
準急 「その代わりお前は次から艦隊に加えないぞ。」
川内 「…え?」
準急 「[川内の夜戦病で弾薬切れた]とか洒落にならん。」
川内 「………ごめんなさい。」
準急 「長門も謝っとけ。」
長門 「そ、その…すまない、熱くなりすぎた。」
電 「ごめんなさいなのです…」
暁 「いいのよ。さ、行きましょ?」
加賀 「…清濁併呑……旗艦も大変ね。」ボソッ
準急 「根は良い子ばかりだからな。苦労するけど…」
ー第四十二章 準急、敵戦力は?からのゴリ押しー
加賀 「此処ですか?」
準急 「そうだな。戦力は………おっと…」
加賀 「どうしたんですか?」
準急 「発艦取り止め。彩雲が落とされた。」
加賀 「なんですって…!?」
準急 「対空艦が居るとすれば…空母では歯が立たんな。」
長門 「なんだと!?準急ですら歯が立たないと言うのか!?」
準急 「現に彩雲落ちてんだろ…」
川内 「………夜戦?」
準急 「そうだな。夜戦しかねぇ。」
暁 「取り敢えず天山出したら?」
準急 「やってみっか…」
南方棲戦姫 「……アカン、シヌ…」中破
準急 「ん?」
南方棲戦姫 「ア…」
準急 「………主砲構えろ、叩くぞ。」
南方棲戦姫 「ソノ…アノ……ヤケクソダァ!!!!」
準急 「うるせぇなぁ…流星改、殺ってこい。」
南方棲戦姫 「ギャァァァァ!!!!」轟沈
長門 「何故彩雲が落とされたんだ?」
彩雲妖精 「エンジントラブルトムセンキコショウガドウジハッセイシタンデス…」
準急 「……心配させやがって…帰ったら整備するわ。」
彩雲妖精 「ヨロシクオネガイシマス……」
ー完全勝利 Sー
準急 「戦艦改装空母が弱いと、誰が決めたんだ?」MVP
暁 「準急さんのMVPセリフ、カッコイイわ!!!!」
長門 「右に同じく。」
加賀 「以下同文。」
電 「異議無しなのです。」
川内 「夜戦…」
準急 「夜戦はするよ。ほら、彼処にいい[的]が。」
ヲ級 「ヒッ…」
レ級 「ニゲロ…カテネェ……」
川内 「やったー!!!!夜戦だぁー!!!!」ドドドン
ヲ級 「グワァーー!!!!」轟沈
レ級 「ギャァーー!!!!」轟沈
川内 「ふぅ…満足!!!!」キラキラ
準急 「分かりやす過ぎねぇか…」
[艦隊が帰投します]
ー第四十三章 彩雲故障ニツキ修繕求ムー
彩雲妖精 「オネガイシマス…」
準急 「やりますか…先ずは分解だな……」ガチャガチャ…ガキン
彩雲妖精 「ア、ツバサトレマシタネ。」
準急 「此処をこうしてこう回せば…」カチャ…カチカチ…カランカラン
彩雲妖精 「コウナッテタンデスネ…アレ?」
準急 「エンジントラブルはコレが原因か…」カチャ…コトッ
彩雲妖精 「キレイニマップタツデスネ…コレハシャフトデスカ?」ノゾキコミ
準急 「あぁ。コレが疲労断裂したのが原因だな。」
彩雲妖精 「タイセツニツカッタケッカデスネ。」
準急 「コレは交換しないと…よし、あった。」交換中…
彩雲妖精 「ムセンキハドウデスカ?」
準急 「無線機はどうだろ…あ、断線してるわコレ。」
彩雲妖精 「ダカラツナガラナカッタンデスネ。」
準急 「よし、配線交換完了。あとは組み立てて…」
彩雲妖精 「デキマシタネ。」
準急 「これからも頼むぜ、俺の相棒。」
彩雲妖精 「コチラコソコレカラモヨロシクオネガイシマスネ。」
ー第四十四章 外国艦襲来ー
提督 「……ですから、準急さんがまだ……」
?? 「早くしなさい…暇じゃないのよ?」
準急 「どした?」
?? 「貴方がAdmiralかしら?」
準急 「成程…ドイツか……」ギロッ
?? 「何よ、その目は…」
準急 「ついて来い、来ないなら知らん。」
?? 「案内?ついて行った方が良さそうね。」
提督 「……やっぱり慣れてやがる…」
ー応接室ー
準急 「で、何の用だ?戦艦Bismarck…」
??→Bismarck 「知ってたのね…私の事。」
準急 「まあな。ちょっと待ってろ。」バタン
Prrr…オレダ。チョットシングウキテクレ。…ホウシュウ?ユウキュウデドウダ?……ヨシ、スグニキテクレ、タノムゾ。
準急 「したら、人呼んだし待っててな。お茶出すわ。」
Bismarck 「Admiral?まだ待たせる気?」
準急 「彼処からだと航路でも準備含め1時間強か。」
Bismarck 「……待つしかなさそうね。」
ー第四十五章 徒桜の外国艦、二隻到着。ー
コンコンコン
準急 「おう、待ってたぞ。入れ。」
ガチャ…
Bismarck(徒桜) 「あら、此処にも私が来たのね。」
Bismarck 「……え?どういう事?」
ヴェールヌイ 「おやおや、戸惑ってしまっているね…」
準急 「すまんな、態々…此奴が高飛車なもんでな。」
Bismarck(徒桜) 「昔の私と同じって事ね…戦えば?」
準急 「弾薬がなぁ…」
ヴェールヌイ 「これでどうかな?」つ弾薬1000・燃料200
準急 「殺るか。ついでにお前らも戦うか?」
ヴェールヌイ 「勿論。その為に来た。」
Bismarck(徒桜) 「貴方に勝てる自信は無いけど。」
準急 「よし、3対1だな。燃えてきたよ。」
Bismarck (もしかして……ボコられる?)
ー演習場ー
Bismarck 「夜戦!?聞いてないわよ!!!!」
Bismarck(徒桜) 「あの人は何をするか分からないわ。」
ヴェールヌイ 「気を付けるんだよ…ほら、銛が来た…」
Bismarck 「うぐっ…」ブッサァ
Bismarck(徒桜) 「何当たってんのよ、避けなさいな…」
ヴェールヌイ 「これでは一軍なんて夢のまた夢。」
Bismarck 「ちょ、なんか引っ張られるんですけど!?」
準急 「Hello bismarck…how are you?」
Bismarck 「何が[調子はどう?]よ!!!!最悪よ!!!!」
準急 「Hmmm…bismarck…are you crazy?」
Bismarck 「イカれてなんか無いわよ!!!!」
準急 「Bismarck…are you ready? 」
Bismarck 「Fuck you!!!!」ドドーン
準急 「ふふっ…挑発にすぐ乗る人は…」ジャキッ
Bismarck 「なっ…」
準急 「 戦 場 で す ぐ 死 ぬ ん だ よ ? 」
ドドドドォーーン!!!!
準急 「銛の装填して…残り二人狩りますか……」
Bismarck 大破
ー第四十六章 演習後の会話……やはり異常である。ー
Bismarck(徒桜) 「で、結局やられたのはその子だけね。」
Bismarck 「なんで貴女は避けられるのよ…」
準急 「徒桜の一軍を舐めるのはよくないぞ。」
Bismarck(徒桜) 「でも中破貰っちゃった…」
ヴェールヌイ 「私は駆逐艦の速力で逃げた!!!!」無傷
準急 「正しい判断だ。駆逐艦の主砲では雀の涙だしな。」
Bismarck(徒桜) 「私達は帰るわね。それじゃ。」
ヴェールヌイ 「Досвидания。」
準急 「また今度帰るな。」
Bismarck 「……貴方は何者?」
準急 「戦艦準急…ただのメンタルケア要員だ。」
Bismarck 「……へ?」
早霜 「準急さーん!!!!」テテテー
準急 「ん?どした?」
早霜 「MVPですー!!!!」ジャーンプ
準急 「そうかそうか、よくやった。」受け止めなでなで
早霜 「癒されますー…」トローン
Bismarck 「……誰?この子…」
早霜 「……準急サンハ渡シマセンヨ…」ハイライトオフ
Bismarck 「ヒッ…」
準急 「はーやーしーもーちゃーん?」
早霜 「ハッ…すみません……」
準急 「皆の為に俺は居るんだ。君だけのモノではない。」
早霜 「ごめんなさい…気を付けます……」
準急 「分かればいいんよ。」
早霜 「Bismarckさん、ごめんなさい…」
Bismarck 「え?えぇ…こちらこそ……」
準急 「…メンタルケア要員って所、わかってくれた?」
Bismarck 「エェカンゼンニリカイシマシタ。」
ー第四十七章 提督…影薄くね?ー
提督 「あぁ、加賀さん…ちょっといいかな?」
加賀 「……誰でしたっけ?」
提督 「え…そっか……提督の事、忘れちゃうのか…」
早霜 「準急さん、この白軍服の男は誰ですか?」
準急 「二人共、流石に自分の提督忘れるのはヤバいよ…」
?? 「お兄ちゃーーーーーん!!!!」
早霜 「…は?お兄ちゃん?」ハイライトオフ
準急 「彼奴か…此処に来たっつー事は……」
??→花音 「お兄ちゃん来たよー!!!!」抱きつき!!!!
準急 「あ、人間と違って戦艦だとやっぱ重い!!!!」ドサー
宵闇 「ふふっ…準急、久しぶりですね。」
準急 「おう、此処に呼び出されて以来だな。」
卯月(徒桜) 「司令官?大丈夫ですか?」
準急 「な、何とか骨折くらいで収まりそうだ。」
卯月(徒桜) 「それは大丈夫では無いですよ…」
準急 「お前語尾どうした…」
卯月(徒桜) 「あの語尾は更生と共に捨てました…」
準急 「そうか…で、花音……そろそろ退け。」
花音 「嫌〜!!!!」
早霜 「準急さん私も!!!!」ダイブ!!!!
準急 「ゴハァ!!!!」大破
宵闇 「 二 人 共 、退 き な さ い 。」ゴゴゴゴゴ
提督 「……やっぱり俺空気だ…」
宵闇 「準急、大丈夫?」
準急 「ちょっと死にかけてる……大丈夫じゃない…」
加賀 「入渠場までの道が変わりました。御案内します。」
準急 「す、すまん…立てん。」
宵闇 「いいのよ…少しは頼りなさい。」
ー第四十八章 準急、戦力外通告を受ける。ー
準急 「で、どこ折れたよ?」全身ギプス
宵闇 「左大腿骨、右足首、肋と左腕、計4箇所ね。」
準急 「これは…流石に戦力外通告受けるか……」コンコン
宵闇 「どうぞ。」
天龍 「準急、お見舞いに来たぜ。」
準急 「天龍か。」
天龍 「準急、早速ですまねぇが…これを渡しに来た。」
ー戦力外通告ー
全治一年程の大怪我につき一時的に戦力外となる為
戦艦準急に戦力外通告を言い渡す
I元帥
追伸 全治後に戦力復帰とする為全治次第連絡求む
準急 「……あの人も遠回しに応援してんだな。」
天龍 「どういう事だ?」
準急 「要するにさっさと治して元気になれってこった。」
宵闇 「元気な姿を見たいんでしょうね…」
花音 「お兄ちゃん…私のせいで……」
準急 「事故や、気にせんでええよ…」
早霜 「そうですよ花音さん…貴女のせいで……」
準急 「早霜が飛び乗ったから怪我したんや!!!!」イラァ
早霜 「…あっ……ごめんなさい。」
準急 「………右腕は使えるんだな?」
宵闇 「使えるけど…何するの?」
準急 「宵闇、電動車椅子借りて来い。帰るぞ。」
宵闇 「…成程。わかったわ。」
早霜 「離れたくないです…」ギュッ
準急 「あだだだだ肋と腕がいだだだだだだ!!!!」
花音 「早霜ちゃん離れて!!!!」
宵闇 「電動車椅子借りて来まし早霜ちゃん!?」
準急 「宵闇助けいてててててて!!!!」
宵闇 「 早 霜 、離 れ ろ 。」ゴゴゴゴゴ
早霜 「ひぅ!?」パッ
準急 「……宵闇…助かった。」
宵闇 「暗闇ちゃんに顔向け出来ませんからね。」
準急 「……早霜、ついて来るか?」
宵闇 「準急!?何言ってんの!?」
早霜 「この早霜、一生お傍に…」トローン
準急 「……うん、連れて行かないとヤバそう。」(諦め)
宵闇 「……連れて行くしか無さそうねぇ。」(諦め)
花音 「準急、帰ろ?」
準急 「帰るか…」
ー第四十九章 一年後に飛ぶぞ。異論は認めない。ー
ーなんやかんやがあって一年後ー
龍驤 「はぁ!?なんでそないな事なっとんねん!!!!」←建造艦
準急 「何故と言われてもな…元帥様が……」
(I元帥 「あ、治った?じゃ、戦力復帰よろしく。」)
準急 「…って言ってくるんだからね。」
龍驤 「何やねんそれ…もうその子とお幸せになりぃな。」
準急 「悪いが嫁が居るんだ。」キッパリ
龍驤 「既婚者かいな…で、その子はアンタが好きって?」
準急 「助けたらこうなった。」
龍驤 「もう訳分からんわ…」
早霜(改) 「まだまだ愛は冷めてませんよ?」ウットリ
準急 「カッコカリで妥協してもらいました。」
早霜(Lv119) 「我が身我が魂、準急さんの為に…」
龍驤 「な、なぁ…この子もしかせんでもヤンデレか?」
準急 「分類は清楚系従順ヤンデレだ。」キッパリ
龍驤 「…やっぱりかいな。」Prrr…
早霜 「準急さん、暗闇さんから食事が準備出来たと。」
準急 「よし、行くか…龍驤、話し相手有難う。」
龍驤 「ハイハイ、糖分ご馳走さん。」
ー第五十章 新宮にも来たか…悪戯兎ー
ー食事後ー
提督(少佐に昇進) 「準急、来てくれ…」ボロッ
準急 「ど、どうした提督…ボロボロじゃないか……」
提督 「う、卯月が…」
準急 「………やりやがったか、あの悪戯兎…」
早霜 「行きましょう。」
ー執務室前ー
提督 「こ、この中に居る。」
準急 「……ドア、壊しても?」E.日本刀
提督 「あぁ、構わない。」
準急 「了解。」ザクッ
早霜 「その判断、後悔しても遅いですよ…」ゴシャァッ
提督 「へ?」バコッ
早霜 「準急さん、ジェイソンの様に扉を壊しますから。」
提督 「…マジで?」ドガッ
早霜 「はい…と、話している内に壊れましたね。」バコン
準急 「さて、お邪魔しまー…」ガチン
準急 「………ん?」足下チラッ
トラバサミ 「スマンやで」足挟んでる
準急 「……トラバサミか。」ガシャッガチン
早霜 「大丈夫ですか?」チラッ
準急 「足やられた。まあ、損傷は軽微だ。」タラー
卯月 (卯月特製トラバサミ、引っかかったぴょん。)
準急 「卯月さん、こんにちはー。」ずいっ
卯月 「………へ?」
準急 「卯月さん、入口にトラバサミ仕掛けたよね?」
卯月 「仕掛けたぴょん。で…それがどうかしたぴょん?」
準急 「私ね、全治一年の大怪我治した所なんだけどさ?」
卯月 「ぴょん?」
準急 「トラバサミ掛かっちゃってさ?」ゴゴゴゴゴ
卯月 (あっ…)
準急 「ご覧の通り、血塗れなのよ。」右足差し出し
卯月 「ひっ…」
準急 「どない落とし前つけんのやお前…」ブチ切れ中
卯月 「ごめんなさい!!!!」
準急 「それに、黒板消しあったのぅ…扉の上に。」
卯月 「うぐっ…」
準急 「扉壊しただけやと足りんかったのか…」スッ
準急 「頭ん上落ちて来たんよ?」黒板消し差し出し
卯月 「…そ、それはですね…」
準急 「お前、人様舐め過ぎじゃ。」タラー
卯月 「ひえっ…」血塗れ
準急 「自分がトラバサミ仕掛けた相手の血じゃろ?」
準急 「 し っ か り 返 り 血 浴 び て 行 か ん か い 。」
卯月 失神
準急 「…早霜……」
早霜 「はい?」
準急 「血が抜け過ぎたかも…」バタッ
早霜 「た、担架!!!!急いで!!!!」
ー第五十一章 死ぬ訳にはいかぬ、愛する者が居る限り。ー
準急 「…ん?」パチッ
暁 「無茶し過ぎよ、準急さん……」輸血中…
準急 「暁?この血は…」
暁 「私もB型だったから輸血した。それだけよ。」
準急 「……こんな可愛い子の血が今私の身体に…」
暁 「そうよ、流れてるのよ。トラバサミで失血とか…」
準急 「スマンな、卯月への仕返しに夢中でな…」
暁 「まあ、私の血なんか、そんな綺麗じゃないから…」
準急 「……所で、妹達は?」
暁 「血液型、合わなかったわ。」
準急 「……父と母で血液型が違ったのか?」
暁 「いえ、私と響は養子なの。」
準急 「……なら、血液型が違ってても可笑しく無いな。」
暁 「響はAB、雷と電がAよ。」
準急 「……お前はレディだな。血を分けるなんて。」
暁 「いいえ、まだ子供よ…少なくとも、今だけは。」
準急 「……私がお父さんみたいだから…か?」
暁 「えぇ…貴方が父親だったらどれ程良かったか。」
準急 「………」
暁 「………」
準急 「なあ、これは提案なんだが…ケッコンするか?」
暁 「あら、同じ事を考えていたのね…勿論よ。」
準急 「なら、レディで居てくれよ?」
暁 「当然、これからはレディよ?」スッ
ーキス中です、お待ち下さい。By正妻の暗闇ー
ー濃厚ですね、まだ掛かりそうです。By愛する者早霜ー
ーもうちょっとで終わるよ。By妹カッコカリの花音ー
暁 「これで夫婦カッコカリね。」
準急 「…そうだな。」
暗闇 「私達の所の暁は貴方の事お父さん扱いだしね?」
準急 「暗闇、居たなら一言言え。」
暗闇 「ごめんなさい。でも此処の暁は本当にレディよ。」
暁 「あら、有難う…ん?響、どうしたの?」
響(ヴェールヌイ) 「私も血液型さえ合えば…」ギリギリ
暗闇 「あら、準急をお姉ちゃんに取られて悔しそう…」
響 「私も好きだったのに…暁に取られた……」
雷 「ほら、響帰るわよ。暁、準急さんとお幸せにね。」
響 「私もケッコンしたかったんだよー…」ズルズル
暁 「………一緒に寝ていいかしら?」
準急 「of course.」
暁 「え、えっと…」
準急 「勿論だよ、暁。」
暁 「い、言い直してくれて有難う…」
暗闇 「さ、私は宵闇と寝ましょう。じゃ、ごゆっくり。」
ー第五十二章 やったね準急、家族が増えるよ!!!!ー
準急 「……なんでこうなったの?」
くらやみ 「パパ!!!!」
よいやみ 「ママ、おかしちょうだい?」
宵闇 「お菓子は我慢よ…もうすぐご飯だから。」
うすやみ 「おかあさん、ごはんまだ?」
薄闇 「今作ってるから、待っててね。」
はやしも 「おかあさんって、ヤンデレ?」
早霜 「はやしも…それは答えられないわ。」
あかつき 「ママ、だっこ!!!!」
暁 「え?あ、わかったわ。」
かのん 「ママ、パパはお仕事?」
花音 「そうね。まだお仕事あると思うわ。」
かのん 「かのん、手伝う!!!!」
花音 「なら、行きましょう。」
たいほう 「おかあさん、だいじょうぶ?」
大鳳 「え?あ、うん。大丈夫…」(実はケッコンしてた)
妖精 「実は、建造したら…娘さんが七人も……」
準急 「なんだよその便利なドックは…」
妖精 「しかもしっかり母子関係アリです…」
準急 「……つぅ事は、俺との父子関係も…」
妖精 「しっかりありました…」
準急 「……七人分の服に家具と食費…か。」フラァ
妖精 「準急さん!?」
準急 「死んだ時の保険金で何とか出来れば…後は……」
妖精 「待って下さい!!!!待って!!!!お願い!!!!」
よいやみ 「パパー!!!!」テテテー
準急 「…よいやみ?なんだい?」ハイライトオフ
よいやみ 「パパしんじゃいやー!!!!」ギュー
準急 「………そうだよな。俺が悪かったよ。」
早霜 「これから一緒に頑張ればいいんですよ。」
宵闇 「貴方は何時でも、清濁併せ呑むんでしょ?」
準急 「取り敢えず子守り要員探そっか。」
ー第五十三章 徒桜と新宮、合併しました。ー
徒桜提督 「…という訳で、合併する。」
提督 「はぁ…」
徒桜提督 「とは言えども、大して変わらんよ。」
提督 「と言いますと…」
徒桜提督 「行き来を楽に出来るように地下鉄を作る。」
提督 「へ?」
徒桜提督 「そして高速運転すれば行き来は楽だろ?」
提督 「……はぁ…」
徒桜提督 「それと、総指揮は準急になる。」
提督 「準急の下に私達二人の提督…ですか。」
徒桜提督 「彼奴にも娘が出来た、最前線は退いて貰う。」
提督 「それで、準急の嫁になった艦娘達は?」
徒桜提督 「臨時戦力でいいだろ、準急も同じ扱いだ。」
提督 「…わかりました。」
準急 「私も賛成ですね。」
徒桜提督 「その声、準急か!!変わったな…口調も性格も。」
準急 「根は変わってませんよ。」
徒桜提督 「そうか、娘か。」
準急 「普段の言葉は、娘達の成長に悪影響でしょう?」
徒桜提督 「確かにその通りだな。」
準急 「では、私が総指揮でいいですね?」
提督 「異議なし。」
徒桜提督 「異議なし。」
準急 「了解、明日0900より総指揮に着任します。」
ー第五十四章 お父さんは大変です。ー
準急 「…という訳で総指揮となるが、異論・質問は?」
艦娘達 「………」
準急 「無いですね。では、解散して下さい。」
よいやみ 「ババー!!!!」ビェェェン
準急 「お、どした?」
よいやみ 「ごわれだー!!!!」っ壊れたおもちゃ
宵闇 「遊んでたら壊れたみたいで…」
準急 「どれどれ…あ、折れてるわ……買い直そう。」
宵闇 「買い直すんですか!?結構高いんですよ!?」
準急 「これ、総指揮手当の詳細。」つ給与明細
宵闇 「え?……はぁ!?」
ー給与明細ー
総指揮手当 1,400,000
準急 「ボーナスだって、元帥さん言ってたよ。」
宵闇 「……………」失神
準急 「宵闇、起きろー。」ぺちぺち
宵闇 「はうっ!?」
準急 「これ、ボーナス。一度きり。」
宵闇 「……い、一度きり?」
準急 「そう。使い切ったらもうおしまい。」
よいやみ 「ババー!!!!」ビェェェン
準急 「よしよし、おもちゃ屋さん行こうな。」抱っこ
よいやみ 「うぐっ…ううっ……」
準急 「大丈夫、パパがちゃんと居るからなー。」
加賀 「……あの、準急さん。」
準急 「どしたよ?」
加賀 「あ、後で…抱っこしても……いいかしら?」
よいやみ 「ううっううぅっ!!!!」
準急 「よしよし、おもちゃ屋行こうな。」
加賀 「えっと…」
準急 「俺の部屋行ってて、おもちゃ屋寄ってくるわ。」
加賀 「は、はい…」
準急 「急いで行こうな。すぐ買ってやるから。」
加賀 「……大変ね。」
ー第五十五章 勧誘はNo thank you.ー
ー二時間後、準急自室ー
加賀 「…まぁ……」
よいやみ 「おねえちゃんだれ?」
加賀 「私は加賀と言います。」
よいやみ 「…?」
準急 「加賀さんだよ、加賀さん。」
よいやみ 「かがおねえちゃん?」
加賀 「はうっ…」
準急 「キュン死するのはまだ早い。」
加賀 「流石に気分が高揚します。」後光ピカー
準急 「加賀がテンション上がってるのはよく分かった。」
加賀 「抱っこしても?」
準急 「おう、いいぞ。」優しくな?
よいやみ 「おねえちゃん、ぎゅー。」
加賀 「か、可愛い…」(いい子ですね)
準急 「建前と本音逆だぞ。」
加賀 「ふぅ…有難う御座いました。」ツヤツヤ
準急 「おう…」
コンコン
準急 「どうぞ。」
長門 「準急、花札やらないか!?」バタン
天龍 「久しぶりに賭けようぜ?」
準急 「賭け事の勧誘はNo thank you.」
天龍 「へ?」
準急 「子供居んのが分からんか?」ゴゴゴゴゴ
長門 「お、お邪魔しましたー!!!!」
天龍 「ご、ごめんなさいー!!!!」
よいやみ 「パパ、かけごとってなぁに?」
準急 「よいやみは知らない方がいい。」
よいやみ 「わかった、よいやみわすれる。」
準急 「それでいいんだよ。」
加賀 「……お邪魔しました。」
準急 「おう、また今度。」
ー第五十六章 準急の目が青い時は一周回って冷静な時ー
準急 「地下鉄出来たぞ。」
宵闇 「早いね。」
準急 「とは言えども車両はの話だ。」
宵闇 「線路は?」
準急 「一割くらいかな?」
暗闇 「完成が楽しみですねぇ。」
くらやみ 「パパ、おきゃくさんだよ?」
龍驤 「ウチや、ええか?」
準急 「おお、関東の関西弁か、ええど。」
龍驤 「……なぁ、その言い方やめてくれんか?」
準急 「生まれは関東の癖に関西弁とか意味わからんわ。」
龍驤 「ちょ…本当にやめてください……」
準急 「何で関西弁か言うてみぃな?」
龍驤 「標準語好きじゃないんですよ…」
準急 「……遊びやないんやな?」
龍驤 「ち、違います!!!!」
準急 「はぁ…まあ、アンタは関西弁の方がええわ。」
龍驤 「す、すみません…」
準急 「…で?」
龍驤 「え?」
準急 「え?や無いて…用事、あるんやろ?」
龍驤 「あ、せやせや…これ、届けに来たんよ。」
準急 「……早霜と宵闇…暁もか。」prrr…prrr…
ハヤシモ、オレダ。アカツキトヨイヤミサガシテクレ。テガミキテルゾ。ジャアナ。
龍驤 「そうか…家族多いもんな、しゃーないな。」
準急 「早霜の事だから…ほら、来た。」コココン
早霜 「私に手紙ですか!?」バァン
宵闇 「早霜ちゃん…」
暁 「準急、何?」
準急 「お前ら三人に手紙、宵闇は通販の荷物付き。」
宵闇 「あ、届いたんですね。」
早霜 「あ、お父さんからだ…絶縁って言ったのに……」
暁 「………」
準急 「暁?」
暁 「戻りたくない戻りたくないモドリタクナイ…」
準急 「え?」
暁 「モドリタクナイモドリタクナイモドリタクナイ……」バタッ
準急 「ちょっ!?」
早霜 「暁ちゃん!?」
暗闇 「倒れたの!?」
宵闇 「担架誰か持って来て!!!!」
龍驤 「手紙読んで倒れよったで!?」
準急 「手紙…これか?」つ手紙
ー暁へー
十分練度が上がったようだな。
建造中の雷と交換して良かったよ。
さあ、戻ってこい暁…
まさか、ケッコンまでは行ってないだろ?
戻って来るんだ。でないと…
姉 妹 艦 の 命 の 保 証 は 無 い 。
期日は今月末、待ってるぞ。
ーK中佐ー
準急 「……クズが…」グシャァ
宵闇 「準急!?何やってんの!?」
準急 「今日何日だ?」
龍驤 「8月16日や…なんかあるんか?」
準急 「期日は月末…潰すか?いや……消すか。」ギラッ
龍驤 「アンタ、何考えて…っ!?」
宵闇 「ダメです!!!!」
龍驤 「でもやな…」
準急 「…持ってくか……」つ試製56cm四連装砲塔
龍驤 「なっ…」
宵闇 「あの人が青い目をするのは…」
準急 「これもいるか。」つ試製51cm四連装砲塔
宵闇 「仲間を…家族を傷つけられた時だけなんです。」
龍驤 「も、もしかして怒っとんのか?」
宵闇 「それならまだいいんですが…」
準急 「これもあった方がいいな。」つ46cm三連装砲塔
宵闇 「キレすぎて逆に冷静になってるんです。」
龍驤 「ほ、ホンマかいな…」
準急 「……暁。」
暁 「ヒッ…」
準急 「お前はここに居ろ。私はKとやらを消してくる。」
暁 「え?」
準急 「帰らなかった時は、他の人を探してくれ。」
暁 「ちょ、ちょっと…何する気なの?」
準急 「強いて言えば……神風特攻…だな。」
暁 「そ、そんなのダメよ!!!!」
準急 「だから、俺が散ったら、他の人と幸せになれ。」
暁 「待って、お願い!!!!」
準急 「……さよなら。」バタン
暁 「…そんな……こんなの、耐えられない…」
宵闇 「大丈夫、あの人はそんなにヤワじゃないわ。」
準急 「………許さぬぞ…」
ー第五十七章 「彼は十秒で一人消す。」ー
ー翌日 08:43 K提督鎮守府 舞鶴ー
準急 「……此処か…」ガチャ
K伊58 「……はぁ…」プカー
準急 「潜水艦が門番ねぇ…」コンコンコン
K伊58 「なんでち?」ガララ
準急 「ごめんね、K提督さんに会いたいのよ。」
K伊58 「……え?」
準急 「暁の件、私は許さぬぞ……」ゴゴゴゴゴ
K伊58 「…[ちょっと面倒なの来たから追い返すでち。]」
準急 「……」
K伊58 「[そうでち、ちょっとお暇頂くでち。じゃ。]」
準急 「…………終わったか?」
K伊58 「此処じゃアレだから外行くでち。」
準急 「おう、行くか。」
ー門外、08:52ー
K伊58 「…実は、助けて欲しいんでち。」土下座
準急 「土下座はいい、何故助けて欲しいか言え。」
K伊58 「伊8と伊19も助けて欲しいんでち…」
準急 「救助依頼は三人か。で、何で助けて欲しいんだ?」
K伊58 「私達潜水艦は、オリョクルか門番なんでち…」
準急 「オリョクル…潜水艦使った資源回収か……」
K伊58 「体を壊せば門番、治り次第組み込まれ…」
準急 「うわぁ…」
K伊58 「もう嫌なんでち!!!!助けて欲しいでち!!!!」
準急 「…ついて来い、誰がどいつか分からん。」
K伊58 「も、もしかして…」
準急 「ついでにお前含め三人、異動ねじ込んでやる。」
K伊58 「わ、分かったでち!!!!門開けるでち!!!!」
準急 「…でちでち言うのは癖か?」
K伊58 「え?あぁ、口癖でちね。」ゴゴゴゴゴ…ガコン
準急 「おっしゃ行くかゴーヤ……ん?」
K天龍 「誰だァお前…」
準急 「ありゃあ天龍だな…ならお構い無く。」ザシュッ
K天龍 「へ?」ドウタイマップタツ
準急 「十秒あれば充分だな。行くぞゴーヤ。」
K天龍 「ガフッ…」ドサッ
K伊58 「おぉ、轟沈判定出てるでち…後ゴーヤって何?」
準急 「58だからゴーヤ。嫌ならやめるが…」
K伊58→ゴーヤ 「まぁ分かりやすいからいいでち。」
K龍田 「天龍ちゃん!?どうしたの!?」
準急 「死んでるぞ。お前もそっちに送るぜ。」ザシュッ
K龍田 「え…」ドウタイマップタツ
K龍田 「ゴファッ…」ドサッ
準急 「刀持ってる相手に背を向けたら死ぬだろ普通…」
ゴーヤ 「ま、まぁ早く中に入るでち。」
準急 「ん?おう。」
ゴーヤ 「…[彼は十秒で一人消す]……でちか。」ボソッ
準急 「何か言ったか?」
ゴーヤ 「何でもないでち。」
準急 「したらまず1階から潰すか…」
ー第五十八章 「彼は一瞬で消え、一瞬で消す。」ー
ー鎮守府内 1階ー
準急 「執務室は最上階、4階層建て…かなり大きいな。」
ゴーヤ 「前任の人は大将まで出世したでち。」
準急 「成程…潜水は……1階右突き当たり、行くぞ。」
ゴーヤ 「多分居ないでちよ……」
準急 「お前の部屋を第一拠点とする。」
ゴーヤ 「成程でち…って!?ダメでち!!!!絶対ダメでち!!!!」
準急 「体制を整える。拠点が無ければ意味が無い。」
ゴーヤ 「何があってもゴーヤの部屋は絶対にダメでち!!!!」
準急 「殺すよ?潜水艦。」ギロッ
ゴーヤ 「どうぞお使い下さいませ。」(目が青いでち…)
準急 「着いたか。鍵は?」
ゴーヤ 「開いております、どうぞ。」(逆らえば死ぬ…)
準急 「お邪魔します……おわぁ…」
(部屋一面に準急の写真が貼ってある…)
ゴーヤ 「あ、あの…じ、実は、ですね……」
準急 「……また…」
ゴーヤ 「また?」
準急 「また、嫁が増えるのか……何とも…」
ゴーヤ 「嫁にしてくれるでちか!?3人も!?」
準急 「…Oh my god……」
ゴーヤ (…あ、ヤバい。)
準急 「ま、まぁいい。体制を整えるぞ。」
ゴーヤ 「分かったでち。」
準急 「さてと…」カチャ…カチャカチャ…カチカチ…
ゴーヤ 「何を持ってき…」
準急 「よいしょっと…」
準急の装備
1.試製56cm四連装砲塔
2.試製51cm四連装砲塔
3.46cm三連装砲塔
4.G11
5.MP7A1
準急 「コレでもまだ軽装なんだけどねぇ…」
ゴーヤ (それで軽装なら戦艦皆軽装でちよ…)
準急 「予備マガジンは大量に…弾薬も沢山持って……」
ゴーヤ 「お、おぉ…」
準急 「よし、行くぞ。もう嫁にしてやるから早く。」
ゴーヤ 「やったでち!!!!すぐ行くでち!!!!」
K長門 「何やらここから声が…」ガチャ
ゴーヤ 「あ…長門さん…」
K長門 「貴様…門番はどうした?」
準急 「目の前に集中行き過ぎよ?」ザシュッ
K長門 「なっ…馬鹿な……」ドサッ
準急 「轟沈、出た?」
ゴーヤ 「出てないでち。」
準急 「ならこれでどう?」ドドドォン!!
ゴーヤ 「出たは出たけど音でバレたでち…」
準急 「大丈夫、増援が来た。」
暗闇 「準急、大丈夫?」
準急 「暗闇、イクとイムヤ、探せ。保護対象だ。」
暗闇 「あぁ、泳ぐ18禁とピンク髪の貧乳ね。」
K伊19 「泳ぐ18禁じゃない!!!!」
K伊168 「ピンク髪は分かりますけど…貧乳って……」
準急 「ナイスだ暗闇。早速保護だな。射撃頼む。」
暗闇 「仰せのままに、旦那様。」ドドドォン!!ドドドォン!!
準急 「今の内に中に入ってくれ。」
K伊19 「押さないで欲しいのねー!!!!」グイグイ
K伊168 「ちょっと、押さないでよ!!!!」グイグイ
準急 「よし、説明だ。」バタン
ゴーヤ 「イクにイムヤ、よく聞くでちよ?」
K伊19→イク 「変な呼び方なのね…まあ、いいのね。」
K伊168→イムヤ 「168だからイムヤ…まあ、いいわ。」
準急 「いいか、作戦はだな…」
ー説明中……暫くお待ち下さい。ー
準急 「…で行く。いいな?」
イク 「いいのね。」
イムヤ 「いざとなったら魚雷をばら撒くのね?いいわ。」
ゴーヤ 「で、二人は準急の事好きじゃないでちか?」
イク 「な、ななな何を言うのねゴーヤ!!!!」
イムヤ 「そ、そそそそんな訳無いでしょ!?」
準急 「動転してるトコ見ると、図星か…」ハァ…
イク 「!?」ガーン
イムヤ 「!?」ガーン
準急 「分かりやすいな…3人とも嫁にしてやる。」
イク 「!!」パァァ…
イムヤ 「!!」パァァ…
暗闇 「まあ、嫁増やすのはいいけど、第二波よ。」
準急 「行ってくる。」ヒュン
ゴーヤ 「消えた…でち?」
ババババババババババババ!!!!
ゴーヤ 「え!?」
イク 「何なのね!?」
イムヤ 「外から!?」
ヨワイヨワイ!!キサマラノホンキハソノテイドカ!?ナラワタシノホウガジュウバイツヨイゾ!!
ゴーヤ 「…「彼は一瞬で消え、一瞬で消す」……」ボソッ
イク 「ゴーヤ?」
ゴーヤ 「ゴーヤ達、凄い人に惚れたかもでち…」
ー第五十九章 姉妹艦保護ー
K雷 「…ううっ……」
K響 「とても…怖かった……」
K電 「あんな事されるのはもう嫌なのです…」
準急 「……」ピポパ
C提督 [はい、こちら保津ノ宮のCですが。]
準急 「C提督、私です。」
C提督 [準急さん、ご無沙汰しております…]
準急 「いえいえ、こちらこそ…で、ですね…」
C提督 [態々電話という事は、緊急ですか?]
準急 「察しがいいですね…暁型を保護しまして…」
C提督 [え…暁型!?本当ですか!?]
準急 「そちらに暁型は居なかったと思いまして連絡を…」
C提督 [で、ですが暁ちゃんは既に…]
準急 「いえ、響、雷、電の三名ですが…」
C提督 [……貴方、怒ってますね…]
準急 「おや、バレましたか…」
C提督 [声にドスが入ってます。]
準急 「抑えきれませんでしたか…失敬失敬。」
C提督 [いえいえ、そんな…]
準急 「で、ですね…K提督を御存知ですか?」
C提督 [同期の提督ですね…それが?]
準急 「そのKが、新宮の暁を脅しましてね…」
C提督 [何ですって!?]ガタッ
準急 「建造中に雷と自分の暁を交換したらしく…」
C提督 [戻って来いと脅したと?]
準急 「姉妹艦の命の保証は無い…と綴ってね。」
C提督 [つまり、今回の異動の件はKの所からですか?]
準急 「C提督はやはり察しがいい。何故あんな事を…」
C提督 [私も変わったんですよ…で、どうします?]
準急 「異動に関してはまだハッキリとは…」
C提督 [そうですか、また決まり次第連絡下さい。]
準急 「えぇ、ではまた。」ピッ
K響 「ど、どうする気だい?」
準急 「私の部下の立ち位置にC提督が居る。」
ゴーヤ 「え?」
準急 「昔過ちを犯したが更生した…今は信頼出来る。」
ゴーヤ 「待つでち、貴方が艦娘なのは知ってるでちが…」
イク 「艦娘の下に提督は可笑しいと思うのね。」
準急 「死ぬ前元帥やってたし、今徒桜の総指揮だし。」
ゴーヤ 「えぇぇぇぇええええ!?」
準急 「新宮に徒桜の指揮下にある保津ノ宮も…」
準急 「子供出来てから全部私が指揮を執ってますよ?」
イク 「は、初耳なのね……」
イムヤ 「そ、それで提督が部下に居る訳ね…」
準急 「さて、艦娘は殺処分終わったし、後は提督だな。」
潜水艦ズ (殺処分って表現が怖い(わ)(のね)(でち)!!!!)
ー第六十章 艦娘軽視ノK中佐ヲ殺処分トスルー
K提督 「砲撃が喧しいと思ったらばったり途絶えた…」
K加賀 「そうですね。」←秘書艦
K提督 「何があったんだ?」
K加賀 「さぁ、私はこの部屋を出ておりませんので。」
K提督 「それもそうか…スマンな。」
K加賀 「いえ……」コンコンコン
K提督 「誰だ?入れ。」
ガチャ…
K伊勢 「提督…逃げ…て……」ザシュッ
K伊勢 「アガッ…ガ……」ドサッ
K提督 「伊勢!?しっかりしろ!!!!」
準急 「幾ら問い掛けようともその者は答えぬぞ…」
K提督 「なっ…準急……何故ここに!!!!」
準急 「何故?決まっているだろう?」
準急 「手前が暁脅してトラウマ蘇らせたからだよ!!!!」
K提督 「なっ…」
準急 「先に邪魔な秘書艦を殺るか…」ヒュン
K加賀 「なっ…何処から…」
準急 「索敵が甘いぜ、一航戦の歌う方。」ザクッ
K加賀 「グッ…死ぬ…訳には……」
準急 「アンタは死ぬ。何故なら殺すからだ。」ザシュッ
K加賀 「アァッ…提…督……逃げ…」ドシャッ
準急 「ゴーヤ、死んだか?」
ゴーヤ 「轟沈出てるでち。」
K提督 「伊58!?何故敵に寝返った!!!!」
準急 「アンタにゃあ教えん。死ね。」ジャキッ
K提督 「なっ…」
ダダダダダダダダダダダダダダ!!!!
K提督 「グッ…まさか…ここまで……とは…」ドシャッ
準急 「…帰るか、終わったし。」
ゴーヤ 「…そうでちね。」
ー第六十一章 保護艦輸送開始ー
K雷 「ど、どうなったの?」
準急 「私の姿を見れば分かるだろう?」←血塗れ
K雷 「ヒェッ…」
準急 「連絡取るか。」ピポパ
C提督 [はい、こちら保津ノ宮のC提督ですが…]
準急 「今から暁型の3人を輸送するから準備宜しく。」
C提督 [あぁ、わかったよ。いつ頃着くんだ?]
準急 「回送で行くから三時間くらいかね…」
C提督 [わかった。じゃあ、私はこれで。]
準急 「おう、じゃあな。」ピ
K雷 「わ、私も…殺すの?」ビクビク
準急 「お前らは異動だ。さてと…」ピポパ
暁 [準急!?無事なの!?]
準急 「怪我一つねぇよ、お前の姉妹艦もな。」
暁 [よ、良かったぁ…]
準急 「姉妹艦はC提督に引き取って貰うから。」
暁 [なら安心ね…有難う。]
準急 「おう、じゃあな。」ピ
I元帥 「準急、やってくれたな…」
準急 「脅して来る此奴らが悪い。」つ手紙
I元帥 「手紙か…中身は……こ、コレは一体!?」
準急 「Kが嫁の暁に送ってきた手紙だ。」
I元帥 「なんという事だ……このような者がまだ…」
準急 「ウチの嫁脅されて…黙ってろと言うのか?」
I元帥 「しかしだな、大和型に雲龍型まで殺すのは…」
準急 「なんならアンタも死ぬかい?」ジャキッ
I元帥 「うっ…仕方あるまい、次からは先に報告。」
準急 「おう、覚えてたらな。」
I元帥 「食えん奴だな…」
準急 「消費期限切れてんじゃね?400年生きてたし。」
I元帥 「…アッハッハ!!!!確かにな!!」
準急 「したらこの子達Cの所送ってくるわ。」
I元帥 「あぁ、移籍させておくよ。」
準急 「それと…」
潜水艦ズ 「……」ジーー…
準急 「この子達連れて帰る。惚れられてるんだ…」
潜水艦ズ 「///」テレテレ
I元帥 「……羨ましい。」ボソッ
準急 「なんか言った?」ジャキッ
I元帥 「い、いや、何でも…わかった、移籍だな。」
準急 「じゃ。」バタン
シュッパツスルゾ、スワッテロ。エ?タッテテモダイジョウブデショ?コウカイスルゾ。
ウワァッ!!ダカライッタダロ。デンシャノッタノハジメテナノデス…
I元帥 「…彼奴は何でもこなすなぁ。」←実は今年30歳
ー第六十二章 輸送完了…からの新しい仕事ー
ー三時間後 C提督鎮守府ー
K電 「こ、ここですか?」
準急 「そうだな。おーい!!」ドンドンドン
C摩耶 「うっせぇなぁ…何d準急さん!?すみません!!」
準急 「C提督の所に案内してくれ。」
C摩耶 「執務室です、どうぞ。」
準急 「はいよ…」
ー執務室ー
C提督 「この3人かい?」
準急 「手続きは終わってる。」
C提督 「うん、ようこそ保津ノ宮に。」
K響 「よ、宜しく…」
K雷 「新しい司令官?宜しくね。」
K電 「よ、宜しくお願いします…」
準急 「じゃあ、私はこれで…」
C提督 「待ってくれ、頼みがある。」
準急 「…頼みとは?」
C提督 「この子なんだ…」ガチャ
雲龍 「…………」ビクビク
準急 「……引き取ってくれ…と?」
C提督 「済まない…私では手に負えないんだ。」
準急 「………」スッ
雲龍 「ヒッ!!」ビクッ
準急 「……」つ手紙
雲龍 「……」ビクビク
準急 「……」サッ
雲龍 「……」
準急 「C提督、閉めて。」
C提督 「え?あ、あぁ…」パタン
準急 「コミュニティ障害ですか…厄介ですね……」
ー休憩室ー
雲龍 「……手紙?」ぺラッ
こんにちは。私は準急と言います。
戦艦の時と空母の時がありますが、
準急という名前は変わりません。
貴女と仲良くなりたいので、
御返事を同封の便箋に書いて下さい。
お待ちしております。
雲龍 「……もしかしたら…」
雲龍 「…中でお話したいです……」サラサラ
雲龍 「…これでいいんだよね……」スッ
ー執務室ー
C提督 「手紙?」
準急 「返事が来ましたね。」ぺラッ
雲龍です、中でお話したいです。
入って下さい、待ってます。
準急 「開けてください。」
C提督 「へ?あ、あぁ…」
ー第六十三章 準急は意外と有能であり常識人であるー
ガチャ…
雲龍 「!?」
準急 「失礼します、雲龍さんですか?」
雲龍 「…」コクコク
準急 「そうですか。扉、閉めますね。」パタン
雲龍 「……えっと…」
準急 「お話、したかったんですよ。」
雲龍 「……私も、貴方とは…話したかった。」
準急 「そうだったんですね…」
雲龍 「それで…えっと、あの……その…」
準急 「無理しなくてもいいんですよ。」
雲龍 「ふぇ?」
準急 「人と話したくても話せない…そうでしょう?」
雲龍 「…」コクコク
準急 「私が居る鎮守府に、行きませんか?」
雲龍 「……え?」
準急 「私は、少し遠い所に在籍しています。」
雲龍 「……どこ?」
準急 「新州新宮…ここから、一時間程電車に乗った先。」
雲龍 「…ほんと?」
準急 「はい。今回は、駆逐艦の子を異動させるので…」
雲龍 「…付き添いで、来た?」
準急 「正確には、[鎮守府を潰して連れてきた]んです。」
雲龍 「え?」
準急 「私の妻の暁が、K提督に脅されまして…」
雲龍 「……それで、潰した?」
準急 「はい。その時に助けた暁型の子達をココに…」
雲龍 「…それで、私の事……」
準急 「提督から聞きましてね…こうしてお話を。」
雲龍 「…じゃあ、すぐ行っちゃうの?」
準急 「私も忙しいので…あまり時間はありません。」
雲龍 「…行っちゃやだ。」ギュッ
準急 「ですから、鎮守府に行きませんか?と…」
雲龍 「……行く。」
準急 「分かりました…今はゆっくりしましょう。」
雲龍 「…時間は?」
準急 「徹夜すれば仕事は終わります。」
雲龍 「…そう。」
準急 「雲龍さん、気付いてませんね。」
雲龍 「え?」
準急 「雲龍さん、私と普通に話してますよ?」
雲龍 「あ…確かに。」
準急 「少しずつ、慣れていけばいいんですよ。」
雲龍 「…有難う。」ギュムッ
準急 「……抱き着かれると、当たります…」
雲龍 「……当ててるの。」///
準急 「…何とも……」
雲龍 「…行こ?」
準急 「……分かりました、行きましょう。」
ー第六十四章 やったね準急、お嫁さんが増えたよ!!ー
ガチャ
C提督 「おや?」
雲龍 「……♡」抱き着き
準急 「雲龍さん…歩きにくいですよ……」抱き着かれ
暗闇 「準急…また?」
準急 「はい、恋されました。」
暗闇 「潜水艦3人に空母…もうどうにでもなれ……」
雲龍 「…準急、この人は?」
準急 「妻の暗闇。」
雲龍 「え?お嫁さんは暁ちゃんじゃ…」
準急 「妻は7人、今後3人増えて、正妻は暗闇。」
雲龍 「…ケッコン、してもいい?」
準急 「………わかった、しよう。」
暗闇 「十一人目、おめでとう。」ゲシッ
準急 「暗闇、足を蹴らないで貰えるかい?」
暗闇 「一日で4人とか信じられない…」
準急 「本人が一番信じられて無いけど…」
雲龍 「何人目でもいい…彼が愛してくれるなら。」
暗闇 「…ベッドの確保に部屋の拡張…」
準急 「いや、家建てるぞ。」
暗闇 「へ?」
準急 「I元帥から「もう家建てろよ」ってお金貰った。」
暗闇 「アンタ、信頼されてんのね。」
準急 「嬉しい限りだ。」
雲龍 「……新宮、行こ?」
準急 「帰るぞ、暗闇。」
暗闇 「そうね。」
準急 「じゃあね、響ちゃん、雷ちゃんに電ちゃん。」
三人 「またね!!」
ー第六十五章 準急は寝そうで寝ない。ー
ー二時間半後 新宮鎮守府ー
ゴーヤ 「やっと着いた…でち……」
準急 「寝る、お休み。」
イク 「お休みなのね……」
イムヤ 「眠たい……寝よ…」
宵闇 「暗闇、こっちこっち…」
暗闇 「…寝たいんだけど……何?」
宵闇 「あの子達、何?」
暗闇 「ケッコンするらしいよ…」
宵闇 「……え?ケッコン4人とか…正気?」
暗闇 「潜水艦ズは片思い、雲龍はコミュ障。」
宵闇 「…準急がゆっくり打ち解けたら惚れたって事?」
暗闇 「正解。後雲龍は準急について行ったわ…」
宵闇 「じゃあ、私はもうよいやみと寝るわ…お休み。」
暗闇 「お休み。」
ー準急寝室ー
雲龍 「……準急?」
準急 「どした?」←Excelで精算表作ってる
雲龍 「何してるの?」
準急 「経営赤字かどうかの確認。」給料が…
雲龍 「……そうなんだ…」
準急 「……あ…赤字かも…」艤装費が…
雲龍 「……ほんと?」
準急 「…あ、電気そんなに使ってない。」水道光熱費が…
雲龍 「…そう?」
準急 「あまり電車動かして無かったからか。」整備費に…
雲龍 「……そうなんだ。」
準急 「コレで計算して…よし、黒字だ。」+245,830
雲龍 「良かった…」
準急 「…寝るか。」
雲龍 「…一緒に寝る?」
準急 「俺は床でも木製ベンチでも寝れるからいい。」
雲龍 「え?」
準急 「じゃ、お休み。」←ソファで寝てる。
雲龍 「……」
ー翌日 05:00ー
目覚まし時計<起きろー!!!!
準急 「ん……五時か…ん?」←何故かベッドで寝てる
雲龍 「……スー…」←準急に抱き着いて寝てる
準急 「雲龍…って、雲龍!?何で……」
コンコンコン
準急 「……誰だ?」
クラヤミダケド…アケテイイ?
準急 「開けてくれ…そして助けてくれ。」
暗闇 「準急?…そのままでいいんじゃない?」ガチャ
準急 「そのままでいいなら助けなど求めんわ。」
暗闇 「ハイハイ…雲龍ちゃん、起きなさい。」ペチペチ
雲龍 「……うーん…!?」パチッ……ビクッ!!
暗闇 「準急は昨日何処で寝たの?」
準急 「あのソファ。」
暗闇 「……アンタが悪い。」
準急 「いや、流石に女の子と一緒に寝るのは…」
暗闇 「…それが十一人を嫁にした男の言動?」
準急 「……初めてだけは守り抜く。」
暗闇 「はぁ!?アンタ一度やったでしょ!?」
雲龍 「……私…初めて。」
暗闇 「…え?」
準急 「まだケッコンを済ませてないんだぞ。」
暗闇 「……」
準急 「まだ初めては守るべきだ。」
暗闇 「考えてるのね…でも一緒に寝てあげなさいな。」
準急 「そうだな…そこは考えてなかったな。」
雲龍 「ねぇ、今晩ケッコンしてから…しよ?」
準急 「……あぁ…わかった。」
暗闇 「…ご飯には遅れるって言っとくわ。」パタン
準急 「……」ガララ…
雲龍 「ねぇ…」
準急 「これ、受け取ってくれるか?」つケッコン用指輪
雲龍 「…うん。」
準急 「手、出して…」
雲龍 「うん。」スッ
準急 「……よし。」
雲龍 「有難う…」
準急 「これで、家族…だな。」スッ
ーキスはきっと思い出になるわ。By正妻の暗闇ー
ーこの人とのキスは濃厚よねぇ。By更に惚れた暁ー
ー何時ものキスより長そうね。By仲良しな宵闇ー
ー雲龍さんも幸せでしょうねぇ。By恋人気分の薄闇ー
ーあ、終わりそうですね。Byまだ親友気分の大鳳ー
雲龍 「……有難う。」
準急 「どういたしまして…さ、ご飯食べようか。」
雲龍 「うん。」
ー第六十六章 助けるしかねぇだろ?ー
ー09:42 執務室ー
ピー!!ピー!!ピー!!ピー!!
準急 「はい、新宮ですが…」
[助…て!!襲わ…てる!!]
準急 「何処ですか!?」
[オリ……ル…早…て……]ブツッ
準急 「オリ……ル…オリョール海か!!!!」
準急 [緊急招集!!!!宵闇、薄闇、暗闇、雲龍、加賀は
至急艤装を装着して出撃ドックへ急行せよ!!!!]
加賀 「何故この五人なのかしら…」ダッ
雲龍 「準急……急ごう…」ダッ
薄闇 「宵闇姉さん!!!!」
宵闇 「何かあったんだわ…急ぎましょう!!!!」ダッ
暗闇 「大鳳さんの言う事聞いててね!!!!」ダッ
くらやみ 「ばいばーい。」
ー出撃ドックー
準急 「徒桜在籍のほっぽより救援要請が来た!!!!」
加賀 「海域は?」
準急 「オリョール海、潜水艦周回の彼処だ。」
薄闇 「わかったわ、急ぎましょう!!!!」
準急 「出発!!!!」
ー13分後 オリョール海ー
ほっぽ 「やめて!!!!私敵じゃない!!!!」
L赤城 「何を言って…深海棲艦が味方?笑わせないで。」
L長門 「そんな文句には騙されぬぞ!!!!」
L陸奥 「全く困った深海棲艦ねぇ…」
駆逐古鬼 「だから敵じゃないと…」
戦艦棲姫 「本当にやめて下さい!!!!」
L加賀 「黙りなさい。」
L鈴谷 「本っ当にキモイんだけど…」
L熊野 「いい加減にして頂けますか?」
南方棲戦鬼 「このままでは全滅…どうすれば……」
飛行場姫 「救援要請は送ったんだよね?」
湾港棲姫 「ほっぽが準急に送ってるから…」
ボカーン!!!!
L加賀 「くぅっ…」中破
ドドドドォーーーン…
ほっぽ 「準急!?来てくれた!!!!」
ボカーン!!!!
L長門 「グッ…」中破
Ураааааааааааааааааааааааааа…
ドドドドォーーーン…
L赤城 「周囲を警戒して!!!!」
ドガーン!!!!
L陸奥 「なっ…何で……」大破
ドドドドォーーーン!!
L赤城 「近付いてる…見えた!!!!」
準急 「味方を守れ、敵軍を倒せ!!!!」
五人 「はい!!!!」ジャキッ
L赤城 「敵軍を倒せ?これ迄のは誤射?」
準急 「先ずは空母、その後戦艦!!!!」
宵闇 「危険度の高い奴から倒すわよ!!!!」
四人 「はい!!!!」
L赤城 「ま、まさか最初から私達が標的!?」
準急 「それ!!!!」ドドドドォーーーン!!!!
L加賀 「グゥッ!!!!そ、そんな…」轟沈
宵闇 「追い討ちかけてナンボよね!!!!」ドドドォーーン!!!!
L赤城 「アァッ!!!!」中破
加賀 「鎧袖一触よ。」ブウゥゥゥゥン!!!!
流星<舐めんなぁァァァァ!!!!
ボカーン!!!!
L長門 「ここまで…か……」轟沈
雲龍 「準急の為に…頑張る!!」ブウゥゥゥゥン!!!!
天山&彗星<殺るしかねぇだろ?
ボカーン!!!!
L陸奥 「そんな…また……」轟沈
加賀 「彗星、発艦。」ブウゥゥゥゥン!!!!
彗星<逝ってきな?ラクだぜ?
ボカーン!!!!
L熊野 「そんな…まだ……」轟沈
薄闇 「逃がさない!!!!」ドドドォーーン!!!!
L鈴谷 「やっちゃったなぁ……」轟沈
暗闇 「貴女で最後です!!!!」ドドドォーーン!!!!
L赤城 「いやあぁぁぁああ!!!!」ドガーン!!!!
暗闇 「さようなら。」
L赤城 「加賀、さん……いや…沈みたく…な……」轟沈
準急 「ほっぽ、大丈夫か!?」
ほっぽ 「ちょっと…辛い……」中破
準急 「新宮まで護送しよう。」
湾港棲姫 「私と南方棲戦鬼は無傷よ。」
準急 「損傷を受けた四隻を中央に輪形陣!!!!」
七人 「はい!!!!」
ー第六十七章 入渠…揉め事…仕事…過労…うっ頭が…ー
ほっぽ 「……はぁ…」入渠中
飛行場姫 「結局準急のお世話になるのね…」入渠中
駆逐古鬼 「助かりました…」入渠中
戦艦棲姫 「御礼を言わないと…」入渠中
ー執務室ー
L提督 [どういう事なんだ!!!!説明しろ!!!!]
準急 「我が鎮守府に協力している者を傷付けた報いだ。」
L提督 [深海棲艦が協力している!?戯言を!!!!]
準急 「あまり私を怒らせるな…」イライラ
L提督 [そもそも貴様は艦娘だろう!!!!]
準急 「元元帥だがな…指揮能力は落ちていない。」
L提督 [貴様も貴様だが徒桜も徒桜だな!!!!]
準急 「……宣戦布告…でいいか?」イラァ
L提督 [良かろう、貴様など捻り潰してやる!!!!]
準急 「わかった…では明日1200、オリョール海で待つ。」
L提督 [逃げるなよ?]
準急 「そっちこそ、一軍引っ張り出せよ?死ぬぞ?」
L提督 [沈んだあの艦隊は第四、一軍は健在だ!!!!]
準急 「……精々連合でも組むんだな。」
L提督 [……どういう意味だ?]
準急 「[戦艦六隻、全艦練度百五十]…聞き覚えは?」
L提督 […あるが、それがどうした?]
準急 「我が第一艦隊を指す言葉だが?」
L提督 […何?また戯言か?騙されぬぞ!!!!]
準急 「私、花音、宵闇、薄闇、夕闇、暗闇の六隻だな。」
L提督 […まさか本当なのか?]
準急 「全員徒桜在籍、他には居ないからな。」
L提督 [……や、矢張りy]
準急 「今更逃げる気か?男だろう、逃げるな。」
L提督 [……お、男じゃなくてもいいです…]
準急 「時間迄に来なかったら鎮守府爆撃するからな。」
L提督 「…ふん、潜水艦で叩けばいいな。では。」チン
準急 「駆逐基本に空母改装するか…対潜重視で行こう。」
準急 [呼び出しデース。暁、早霜。執務室に。]
準急 「後はあっちから…」
準急 [もしもし、提督?叢雲と吹雪、後卯月。]
準急 [そう、新宮。宜しく。対潜装備持たせてね。]
準急 [ありがと、じゃ。]チン
準急 「…何とも間抜けな連中だな。」
提督 「準急、大破艦が!!!!」
準急 「…またか……」バタッ
提督 「た、担架ー!!!!」
ー第六十八章 準急、倒れる…も、回復する。ー
準急 「………ん?」パチッ
早霜 「全く…一人で抱え込み過ぎです。」
暁 「心配させないで…私達は信用出来ないの?」
叢雲(徒桜) 「連絡受けて来てみれば…情けない。」ハァ…
吹雪(徒桜) 「身体は資本、体調には気を付けて下さい。」
卯月(徒桜) 「まだまだ死ぬには早いですよ。」ヒョコッ
準急 「…何日の何時だ?」
卯月(徒桜) 「18日、07:41です。」
準急 「…オリョール行くぞ。」
暁 「まだ早いわ!!!!」
準急 「俺の回復力を舐めるな、行くぞ。」
早霜 「皆さん、対潜装備ですか?」
四人 「はい。」
準急 「改装してくる。」
ー工廠ー
妖精 「空母に改装出来ましたよ。」
準急 「艦爆搭載、よし。行くか。」
ー出撃ドックー
準急 「行くぞ。」
五人 「はい!!!!」
ー12:00 オリョールー
L提督 「ほかの五人は?」
L伊401 「見えないよ?」
L呂500 「グーテンモーゲン☆」
準急 「……本当に潜水艦で六隻固めたのか…」
L提督 「戦艦六隻なら定石だ。」
準急 「…まだそう思っているのか。」
L提督 「何?」
五人 「対潜部隊ですが何か?」
準急 「艦爆空母に対潜駆逐…耐えられるかねぇ……」
L提督 「貴様…第一艦隊の話、嘘だな!!!!」
準急 「残念、あの話[自体]は本当だ。」
L提督 「何だと?」
準急 「私は戦艦と空母の兼用艦だぞ?」
L提督 「なっ…」
準急 「さて…やりましょうか?」
L提督 「……先制雷撃で倒してやる!!!!」
準急 「だといいな。」
ー12:30 オリョール海上ー
準急 (……砲弾の海上着弾が先制雷撃開始の合図…)
ボチャーン!!
準急 「全艦一杯、雷撃を避けろ!!!!」
五人 「はい!!!!」
L提督 「準急は空母、速度は高くない筈!!!!」
準急 「33ノットの高速艦を舐めるな。」Miss
五人 「避けきりました!!!!」Miss
準急 「先制爆撃を喰らえ!!!!」ブウゥゥゥゥン!!!!
L伊58 「でちぃ!!!!」轟沈
L伊8 「そんなぁ!!!!」轟沈
L伊19 「嫌なのねぇ!!!!」轟沈
準急 「…三隻撃破、残りは三隻だ。」
卯月(徒桜) 「そこ!!!!」ドポン!!!!
ボカーン!!
L伊168 「こんなの有り得ない…」轟沈
早霜 「準急さんの為に!!!!」ドポン!!!!
ボカーン!!
L伊401 「嫌…沈みたくない……」轟沈
暁 「そこね!!!!」ドポン!!!!
ボカーン!!
L呂500 「沈む…ですって……」轟沈
準急 「…終わったな、殺処分。」
叢雲(徒桜) 「そうね。」
L提督 「呂500…伊19…伊401……そんな…」
準急 「これが対潜部隊の真の力だ…思い知れ。」
L提督 「…殺してやる。」
準急 「殺れるもんなら殺ってみろ。」クルッ
五人 「さようなら。」クルッ
L提督 「……」サッ
……ブウゥゥゥゥン
L提督 「…?」クルッ
彗星<まだ飛んでるんだぜ?
L提督 「なっ…」
ボカーン!!
12:57 L提督死亡
準急 「彗星、よくやった。」
I元帥 [準急、また連絡せずに!!!!]
準急 「なんの事やら…」
I元帥 [殺す前に連絡しろと言っただろう…]
準急 「……あぁ、思い出しました。」
暁 「とは言え、仕方無かったのよ。」
I元帥 [暁かい?仕方無かったとは?]
暁 「準急、過労で倒れてたのよ…」
準急 「起きたのが07:41だったな。」
I元帥 […改装に艤装装着…時間が無いな。]
準急 「そうだ、L提督の鎮守府は?」
I元帥 […トラックだな。]
準急 「元帥、艦娘引き取れ。」
I元帥 [厄介な奴はそっち送るからな。]
準急 「そう言うと思ったぜ…余裕はあまり無いからな。」
I元帥 [フフッ…理解しているとも。ではな。]ブツッ
準急 「…勝手に切りやがった。自由な元帥だよ。」
暁 「その位がいいんじゃない?」
準急 「叢雲、吹雪、卯月…有難うな。」ニコッ
三人 「勿論です。」(笑顔がカッコイイ♡)
暁・早霜 (その気持ち充分分かります。)
準急 「徒桜まで送ろうか?」
三人 「ここから別行動で。」(一緒に居ると惚れる。)
準急 「気を付けてな。何かあったら救援要請。」
三人 「はい!!!!」
準急 「それじゃ。」スイー
ー第六十九章 あの元帥、送り付けやがった。ー
ー同日 16:48 出撃ドックー
準急 「ただいまーっと。」
提督 「準急…執務室にお客さんだ。」
準急 「…あの元帥、仕事だけは早いんだな。」ハァ…
ー執務室前ー
暁 「ここね…」
早霜 「暁、任せますよ。」
暁 「レディに任せなさい。」
準急 「失礼します。」コンコンコン
<ひゃう!!!!
準急 「……一人はコミュ障かねぇ…」ガチャ…
卯月 「じゅっ、準急さん…待ってたぴょん……」
準急 「…お前かよ……で?」
卯月 「こ、この五人…ぴょん。」
準急 「…わかった。じゃ、君は退室して。」
卯月 「何でぴょん!?」
準急 「悪戯兎が居たら話進まねぇだろ…」ギロッ
卯月 「し、失礼しまーす!!!!」バタン
?? 「!?」ビクッ
準急 「…先ずは自己紹介、さっさとする。」
明石 「…工作艦、明石。これでいい?」フンッ
準急 「明石…ねぇ……君は?」イラッ
大淀 「…最新鋭軽巡、大淀……です。」
準急 「…あぁ、任務娘やってる……成程、君は?」
天城 「雲龍型、天城。アンタは信頼出来るのかしら…」
準急 「………君は?」イラァ
??→葛城 「え、えっと…葛城……です…」ビクビク
準急 「…最後、君は?」
鹿島 「鹿島よ…貴方は、私をどう使うのかしら……」
準急 「と言うと?」
鹿島 「どうせ性処理よね…私なんて……」
準急 「……殺して正解…か。」ゴゴゴゴゴ
鹿島 「へ?」
準急 「…君達は私が面倒を見る事になってる。」
天城 「ハァ?アンタが?」
準急 「ついて来なさい。君達の部屋に案内するよ。」
五人 「……」
鹿島 「…ついて行きましょ?」
明石 「…ハァ……ついて行くしかないか。」
天城 「みたいね…」
ー準急の家 玄関前ー
準急 「家がデカくて良かったと熟思うぜ。」ガチャ
天城 「豪邸じゃん!?」
明石 「やっぱり性処理かなぁ…ねぇ、鹿島さん?」
鹿島 「違うと信じたいわね…」
暗闇 「準急、お帰り!!!!」
準急 「五人、面倒見ろってさ。」
暗闇 「…大破艦は誰?」
準急 「そう言えば…誰だ?」
葛城 「……私です。」
準急 「葛城か…私の部屋に来なさい。」
葛城 「えっ!?」
準急 「手は出さん。何人嫁が居ると…」ハァ…
ゴーヤ 「準急、報告があるんでち。」
準急 「……娘か?」
ゴーヤ 「当たり…でち。」
ごーや 「おとうさーん!!!!」ダイブ!!!!
準急 「よしよし、いい子だな。」受け止めなでなで
いく 「パパ〜!!!!」ダイブ!!!!
準急 「ただいま。」受け止めなでなで
いむや 「……」チラチラ
準急 「おいで、いむや。」
いむや 「……!!」パァァ…
準急 「よしよし、大人しいな。」なでなで
うんりゅう 「おとうさん?」チラッ
準急 「おいで?」
うんりゅう 「うん。」テテテー
準急 「おーし、いい子だ。」なでなで
明石 「……あの!!!!」イラァ
うんりゅう 「ひぅ!!!!」ビクッ
いむや 「ふえぇ…」グズッ
準急 「…誰だ今の……正直に名乗り出ろ。」ゴゴゴゴゴ
天城 「明石よ、見てたわ。」
鹿島 「明石ね。痺れ切らして声出してたわ。」
準急 「……減給だな。」
明石 「不当です!!!!」
準急 「総指揮官の娘を泣かせた罰だ、黙って受けろ。」
明石 「なっ…」
いむや 「ふえぇぇぇん…」ボロボロ
準急 「ビックリしたな、イムヤ…お部屋行こっか。」
いむや 「ふえぇぇぇ…」ボロボロ
準急 「よしよし、ごめんなぁいむや…」抱っこ
いむや 「うっ…うぅっ……」グズッ
準急 「…お前ら、リビング行ってろ。ごめんな…」
五人 「……」
ゴーヤ 「聞こえなかったでちか?さっさと行くでち。」
五人 「…はい。」
ゴーヤ 「準急を怒らせちゃダメな理由を説明するでち。」
五人 「はい。」
準急 「イムヤ、頼むぞ。」
イムヤ 「任せて。ビックリしたんだね…」抱っこ
いむや 「……うん…」
準急 「ハァ…仕事ばかり増えやがる…減れよ……」
ー第七十章 準急だけは怒らせてはいけない。ー
ゴーヤ 「私は元々K提督の艦娘なんでち…」
明石 「…それと怒らせるなってのとは関係無いでしょ?」
ゴーヤ 「それがあるんでち…K提督は……」
明石 「K提督は?」
ゴーヤ 「…K提督は、怒った準急さんに……」
明石 「…怒った準急さんに、何されたの?」
ゴーヤ 「…怒った準急さんに、殺処分されたでち。」
五人 「…へ?」
ゴーヤ 「殺害じゃないでち。[殺処分]でち。」
明石 「さ、殺処分!?どう言う事!?」
ゴーヤ 「保護対象の私達潜水艦と、暁型の子達以外…」
明石 「…どうしたの?」
ゴーヤ 「艦娘全員を日本刀と主砲で殺処分したんでち。」
明石 「艦娘も!?」
ゴーヤ 「その後、K提督を殺処分したんでちが…」
ゴーヤ 「準急さん、何て言って殺処分したと思うでち?」
明石 「…[死ね。]とか?」
ゴーヤ 「K提督が[伊58!?何故寝返った!!!!]と言った後…」
ゴーヤ 「[アンタにゃあ教えん。死ね。]と。」
明石 「えぐっ…」
ゴーヤ 「その後、G11で殺処分してたでち。」ハァ…
明石 「つ、つまり…」
ゴーヤ 「K提督の艦娘は、私、イク、イムヤと…」
イク 「C提督の所に行った響、雷、電だけなのね。」
明石 「たったの六人!?」
ゴーヤ 「他の艦娘は全員轟沈したんでち。」
明石 「うわぁ…」
暗闇 「だから、準急の目の色が変わったら気を付けて。」
明石 「うわっ…」
暗闇 「あの人はキレたら止まらないわ。」
ゴーヤ 「正妻の暗闇さん、準急さんは?」
暗闇 「家計簿つけてる。あの人簿記出来るからね。」
ゴーヤ 「元帥やってたなら出来て当然でちね。」
暗闇 「本当…元帥やって、艦娘やって、総指揮やって。」
ゴーヤ 「これだけ聞くと、訳が分からないでちね。」
明石 「準急さんって、お幾つなんですか?」
暗闇 「艦娘に転生するまで一年だから、1引いて…」
準急 「生まれが1584の五月十九な。」
暗闇 「今日が2020年八月十八日だから…435歳ね。」
明石 「435!?嘘でしょ!?」
準急 「これを見な。」つデザインナイフ
明石 「…何する気?」
準急 「痛てぇ!!」手首ブッサー
明石 「ちょ!?」
準急 「よく見とけ、一瞬だぞ。」ナイフ抜き
明石 「早く手当…え!?」
準急 「これを見れば分かるだろ?」完治
葛城 「…吸血鬼……」
準急 「正解だ。私は吸血鬼の血筋だ。」
明石 「でも日光に…」
準急 「だがな、天使の血筋でもあるんだ。」
明石 「はぁ!?」
準急 「人間4分の1、天使4分の1、吸血鬼半分。」
明石 「つまり、天使と人間のハーフと吸血鬼の…」
準急 「そういう事。ただ、骨は人間と同じらしい。」
明石 「なんで?」
準急 「四箇所骨折で戦線離脱一年。」
明石 「……へ?」
準急 「骨折れて戦力外通告。」
葛城 「大変…」
準急 「お前ら、よく聞け。」
明石 「…何?」
準急 「お前らは何かしら癖があるから押し付けられた。」
明石 「…は?」
葛城 「…私も?」
準急 「失礼、葛城以外の四人だな。」
明石 「何で葛城以外なのよ!!!!」
準急 「葛城は轟沈経験艦…砂浜に漂着した艦娘だ。」
明石 「へ?」
準急 「その他四名はI元帥が一癖あるからと…」
準急 「私に無理矢理押し付けた艦娘っつう事だ。」
明石 「……」
準急 「何故私に押し付けるか…私は知っている。」
準急 「嫁の早霜はヤンデレ。周りに殺意を向ける。」
明石 「はぁ!?」
準急 「雲龍はコミュ障、私が人に慣れさせた。」
明石 「マジで!?」
準急 「Bismarckは高飛車、現実を見せつけて治した。」
明石 「荒療治…」
準急 「卯月は悪戯兎、トラウマ植え付けて抑えた。」
明石 「ぐ、具体的には?」
準急 「トラバサミ仕掛けられたから、足から垂れる
血を浴びせてトラウマを植え付けた。」
明石 「怖っ…」
準急 「そして次は君達四人という訳だ。」
明石 「…」
準急 「今日はもうご飯食べて寝なさい。」ガタッ
準急 「…葛城はご飯食べた後私の部屋まで来なさい。」
葛城 「多分…いい人……」ニコッ
ー第七十一章 葛城さん、仲良くしましょうね。ー
ー19:11 準急私室前ー
葛城 「…」コンコン
<どうぞ。
葛城 「失礼します。」ガチャ…
準急 「いらっしゃい。お姉さんも居るよ。」
葛城 「……雲龍…姉さん?」パタン
雲龍 「葛城、この人は、いい人よ。」
準急 「さて…君は義妹となる訳だが……」
葛城 「義妹…ですか!?」
雲龍 「そうなの…ほら。」薬指に光るモノ
葛城 「つまり…天城姉さんも?」
準急 「義妹…だな。」
葛城 「…で、他には?」
準急 「君は、人と話すのは苦手かい?」
葛城 「………そうなんです。」
準急 「やっぱりか。」
葛城 「で、でも…」
準急 「ん?」
葛城 「準急さんとは、お話しやすい…です。」
準急 「…こんな隻眼の男がか?」
葛城 「はい……本当に優しい人だと…」
準急 「……元の提督が…何かしたんだな?」
葛城 「…のべつ幕無しにセクハラしてきて……」うぅっ
準急 「…はぁ?」
葛城 「数日前…本番手前まで……!!」ボロボロ
準急 「……ちょっと用事が出来た。」青い目
雲龍 「準急、待って。」
準急 「待てない。すぐに行く。」
雲龍 「だから待って…私も行く。」
準急 「ダメだ、大人しく……」
雲龍 「…行かせて。」青い目
準急 「………仕方無い…I元帥に連絡しよう。」
雲龍 「有難う、準備するわ。」ガチャ…バタン
準急 「お前の元の提督、誰だ?」
葛城 「M提督……酷い人…」ボロボロ
準急 「……」ピポパ
I元帥 [もしもし、I元帥ですが。]
準急 「私です。殺りたい人が居るんですが。」
I元帥 [三度目の正直ですか。で、誰ですか?]
準急 「M提督と言う人ですが…」
I元帥 [M提督…咲又第一陸上鎮守府所属ですね。]
準急 「了解です。失礼します。」
I元帥 [待って下さい、準急さん…]
準急 「…何でしょうか?」
I元帥 [此方から援軍を送りたいのですが…]
準急 「はぁ…」
I元帥 [何故殺すのか、教えて下さい。]
準急 「…強姦未遂ですよ。」
I元帥 [何ですって!?強姦未遂!?]
準急 「本番一歩手前まで行ったそうですよ。」
I元帥 […殺らねばいけませんね。]
準急 「貴方ならそう言うと思ってましたよ。」
I元帥 [一軍を送ります、待ってて下さい。]
準急 「了解、待機します。」
I元帥 […確り殺って下さい、頼みますよ。]
準急 「言われなくとも。」
I元帥 [頼もしいですね…では。]チン
雲龍 「行きましょ?」ガチャ
準急 「雲龍、I元帥から一軍の応援が来るらしい。」
雲龍 「頼もしいわね。」
準急 「待つぞ。」
葛城 「…」
準急 「葛城。」
葛城 「…はい。」
準急 「消してくる。彼奴の事は忘れろ。」
葛城 「…私ともケッコンして下さい。」
準急 「……ここに戻ったらな。」パタン
雲龍 「…葛城、気付いた?」
葛城 「はい…優しく、清濁併せ呑み、そして…」
雲龍 「そして?」
葛城 「自分の家族の危機とあらば、すぐ助けに向かう。」
葛城 「この人なら…信頼出来ます。」
コンコンコン
準急 「おう。」
ガチャ
I大和 「応援です。」
I武蔵 「で、M提督は何処だ?」
準急 「咲又第一陸上鎮守府、電車乗るぞ。」
I時雨 「で、電車?ちょ、ちょっと遠慮したいな…」
I夕立 「時雨、諦めるっぽい。」
準急 「……さて、アレ持ってくるか。」
ー第七十二章 突撃!!!!隣の鎮守府さん!!!!(アポ無し)ー
ー同日 鎮守府併設車庫 20:02ー
準急 「バッテリー投入、パンタグラフ上昇…」
I時雨 「な、何これ…」
I大和 「国鉄の103系…ですか?」
雲龍 「……うん。」
宵闇 「準急、また潰すの!?」
準急 「そうだな。室内灯点灯、ブレーキ圧よし。」
宵闇 「ついて行く!!!!」
準急 「娘はどうした?ドア開閉よし、非常よし。」
宵闇 「よいやみは暗闇が面倒見てくれてる!!!!」
準急 「……薄闇連れて来い、後そこの駆逐を部屋に。」
宵闇 「わかった!!!!時雨ちゃん、夕立ちゃんこっち!!!!」
I時雨 「え?う、うん。」
I夕立 「良かったっぽい。行かずに済むっぽい。」
準急 「そこの大和型、先に乗れ。」ドア開
I大和 「ど、どう乗るのですか!?」
準急 「そこに踏み台あるだろ、それ使え。」バタン
I大和 「け、結構中は暑いのね…」
I武蔵 「む、蒸し暑いな…」
準急 「冷房運転開始、温度25、よし。」
I大和 「冷房は車内搭載なんですか!?」
準急 「これは非冷房車だったからな。」
I武蔵 「それでも屋根上冷房は付けられるだろう!?」
準急 「車体強度不足。」バッサリ
I大和 「………」
I武蔵 「………」
準急 「何年前の車体だと思ってるんだ?」
I大和 「え、えっと…」
準急 「この先頭車は1963、残り2両も1964。」
I大和 「え!?そんなに古いの!?」
準急 「ステンレスで補強してるけどな…」
I武蔵 「作り替えないのか!?」
準急 「明石が何とかなってから。」
宵闇 「薄闇連れて来た!!!!」
薄闇 「ついて行くわ!!!!」
準急 「二人は踏み台使って車内に、雲龍は乗務員室。」
雲龍 「え?」
準急 「お前、あんまり慣れてねぇだろ?来いよ。」
雲龍 「うん!!」パァァ…
I大和 (分かりやすいですね。)
I武蔵 (分かりやすいな。)
宵闇 (そんなに嬉しいんだ。)
薄闇 (良かったね、雲龍さん。)
準急 「椅子あるだろ、座っててくれ。」
雲龍 「立ってる。」
準急 「時間が掛かるんだ、座っててくれ。」
雲龍 「…分かった。じゃあ、座ってる。」
準急 「手摺掴んでろ、危ねぇからな。」放送設備ON
準急 [お客様に御連絡致します。]
準急 [出発時に電車大変揺れますので、御着席下さい。]
準急 [間も無く発車致します。]放送設備OFF
準急 「…出発進行、制限60。」ガコッ
ゴンッ!!!!
I大和 「キャッ!!!!」ズッコケ
I武蔵 「うおっ!!!!」ズッコケ
宵闇 「相変わらずの衝撃波ねぇ。」冷静
薄闇 「加速性能良過ぎるからね。」冷静
雲龍 「…ちょっと、ビックリした。」無事
準急 「起動加速6.2、通常加速4.2。」ガコッ
準急「故に、営業運転には使えないのがこの電車だ。」
雲龍 「そうなんだ。」
準急 「本線合流、ATS-MDよし、高速進行。」ガコッ
雲龍 「ここからね。」
準急 「そうだな。」
(注意 準急は電車の運転出来ます。)
ー第七十三章 咲又到着ー
準急 「留置線に停めたから行くか。」
雲龍 「うん。」
コンコン
準急 「誰か来たな。」ガチャ
咲又駅員 「準急さん!?何でここに!?」
準急 「この辺りに用事でな。停めてていい?」
咲又駅員 「いや、野晒しはダメですよ!!車庫へどうぞ!!」
準急 「いいのか?」
咲又駅員 「いいんですよ、どうぞどうぞ!!」
準急 「わかった、入れるよ。」
咲又駅員 「分岐操作してきます!!」ダッ
雲龍 「…車庫に入れるの?」
準急 「入れさせてくれるらしいよ。」
雲龍 「良かったね。」
準急 「まあな。」ガコッ
I大和 「後ろ!?」ズッコケ
I武蔵 「何故下がる!?」ズッコケ
宵闇 「車庫空けてくれたみたい。」冷静
薄闇 「あの人たち気を抜き過ぎでしょ…」冷たい目
準急 「停止位置は…」ガコッ
準急 「そこか。」ガチャ
準急 「…停車。」ガコン
咲又駅員 「お疲れ様です、準急さん!!!!」
準急 「咲又第一陸上鎮守府って知ってる?」
咲又駅員 「三号出口を左に200m先です!!」
準急 「有難う…まあ、明日行くよ。」
咲又駅員 「駅員室の仮眠ベッドをご利用下さい!!」
準急 「ありがと。はい、御礼。」つ高級和牛引換券
咲又駅員 「い、いいんですか!?」
準急 「家族や親友、同僚と食べてくれ。」
咲又駅員 「有難う御座います!!!!」
咲又駅長 「煩いぞ!!!!何をしている!!!!」
咲又駅員 「え、駅長…」
咲又駅長 「何だこの紙は…高級和牛引換券だと!?」
咲又駅員 「か、返して下さい!!!!」
咲又駅長 「貴様には勿体無い、私が貰おう。」
準急 「駅長、御話が。」
咲又駅長 「何だ貴様…は……」
準急 「その引換券は私がその駅員に渡した[給料]です。」
準急 「給料の横領とは笑えませんな。」ギロッ
咲又駅長 「か、返します故どうか社長には…」
準急 「起業者権限、貴様は解雇だ。」
咲又駅長 「そ、そんな…」
準急 「君、駅長になりなさい。君こそ相応しい。」
咲又駅員 「え!?えっと、頑張ります!!!!」
準急 「この電車を見て気付かないとは…」
咲又駅員 「ど、どうぞ。」
ー駅長室ー
咲又駅員 「な、何故ここに?」
準急 「あの駅長だからな…ほれ、横領金だ。」ドサッ
咲又駅員 「そ、そんな…」
準急 「給料も削ってたんだな…馬鹿が……」
咲又駅員 「私は、こうならないように頑張ります!!!!」
準急 「頼むよ。これはちょっとだけだが…」つ給料
咲又駅員 「も、貰えませんよ…」
準急 「社長から、[貰っとけ]だと。」
咲又駅員 「…有難う御座います!!!!」
咲又駅長 「準急!!!!」
準急 「…雲龍……」
咲又駅員 「駅長!?」
咲又駅長 「解雇を取り消せ!!!!」
準急 「…取り消さなかったら?」
咲又駅長 「此奴を殺す!!!!早くしろ!!!!」
準急 「そうか…なら。」E.MP7A1
咲又駅長 「なっ…」
準急 「俺の権限で殺処分する。」バン!!バン!!
咲又駅長 「グァッ…」ドサッ
雲龍 「準急…」
準急 「すまんな…」ギュッ
咲又駅員 「……ごゆっくり。」パタン
咲又駅長 「……準急…」ガシッ
準急 「邪魔するな。」バン!!
咲又駅長 「ガッ…」
雲龍 「血が…」
準急 「構わん…この部屋は改築するからな。」
雲龍 「そうじゃなくて、服…」
準急 「あぁ、返り血を浴びせてしまったか…すまん。」
雲龍 「……貴方よ。」
準急 「ん?」
雲龍 「閉じた右目から血が出てる。」
準急 「……そうか…今日だったのか。」
雲龍 「え?」
準急 「すまない、一人にして欲しい。」
雲龍 「…うん。」パタン
ー第七十四章 闇準急(もう1人の準急)復活ー
準急 「…目から出てくるとは、何とも……」バシャッ
闇準急 「煩い…仕方無かったんだよ。」ムクッ
準急 「で、どうすんだよ右眼の傷痕は…」
闇準急 「知らん。そもそも戻れん。」
準急 「どういう事だ…」
闇準急 「俺はすぐに成長して大人になるからな…」
準急 「ハァ………!?」
闇準急 「どうした?」
準急 「何かが右眼のあった場所に入った気が…」
闇準急 「右眼、開くか?」
準急 「……開きやがった…しかも見える。」
闇準急 「お前の身体は異常だな。」←大人サイズ
準急 「この短時間で大人になるお前こそ異常だ。」
闇準急 「お互い異常って事だな。」
準急 「服着ろよ。」
闇準急 「そうだな。服は?」
準急 「ほい。」つ着替え
闇準急 「コピーだからピッタリだな。」
準急 「だな……これからも宜しくな、もう1人の俺。」
闇準急 「勿論だ、本物の俺。」
雲龍 「準急、もう大丈…」
準急 「雲龍?」←両目開いてる
闇準急 「成程、この子が雲龍ちゃんか。」←両目紅い
雲龍 「……誰?」
準急 「お前、惚れた相手忘れるんだな。」
闇準急 「惚れた相手がいきなり両目開いてたら疑うわ。」
準急 「それもそうか…」
闇準急 「俺は艦娘じゃねぇんだな。」
準急 「そこはコピーされなかったんだな。」
闇準急 「全く…刀くれ。」
準急 「お前は日本刀だったな。」つ日本刀×2
闇準急 「おう…しっくり来るな。」
雲龍 「追い付けない…」
準急 「追い付く必要性は無いと思うが。」
雲龍 「貴方は?」
闇準急 「此奴の闇の部分。」
準急 「此奴って言うなよ。」
雲龍 「え?」
準急 「私の闇の部分がもう1人の私として具現化した。」
雲龍 「分かりやすい…」
闇準急 「なんでだ…」
雲龍 「つまり、準急が二人?」
準急 「此奴は艦娘では無いんだけどな。」
闇準急 「副司令官時代まんまだな。」
準急 「確かにそうだな。」
宵闇 「準急?何して…え!?闇準急!?」
闇準急 「宵闇、建造時以来だな。」
準急 「私の右眼の傷痕から出て来ました…」
宵闇 「準急は準急で右眼復活したのね!!」
薄闇 「宵闇姉さん?何して…」
闇準急 「薄闇も居たのか。」
薄闇 「闇準急…今更戻ったって……」
準急 「薄闇、こっちを見ろこっちを…」
薄闇 「何なの?」クルッ
準急 「またお前は…」両目開いてる
薄闇 「右眼復活したの!?良かったぁ…」
闇準急 「おい、準急…」
準急 「どうした?」
闇準急 「何人嫁にした?」
準急 「1+10。」
闇準急 「やっぱり断れねぇよなぁ…」
準急 「お前もか。」
闇準急 「勿論だ。」
雲龍 「闇準急…あんまり闇っぽくない。」
薄闇 「準急って闇が無いからね。」
宵闇 「準急の表と裏…と言いますか。」
準急 「表と裏で同じ柄刷ったんだよ。」
闇準急 「有り得る。」
準急 「寝るか。」
闇準急 「だな。」
ー第七十五章 咲又襲撃ー
ー翌日 06:30 駅員室ー
準急 「有難うな。」
咲又駅員→咲又駅長 「いえ、こちらこそ…」
準急 「今日か明日位にはあの電車出すから。」
咲又駅長 「分かりました。」
準急 「引換券は水電百貨店で引換やってるから。」
咲又駅長 「分かりました、有難う御座います。」
準急 「じゃあ。」
咲又駅長 「どうかご無事で。」
準急 「あぁ。」パタン
ー同日 06:49 咲又第一陸上鎮守府前ー
闇準急 「ここか。」
準急 「闇、銃くらいは持っとけ。」つHK417&GLOCK17
闇準急 「お、サンキュ。」受け取り
準急 「全員居るな?」
雲龍 「うん。」
宵闇 「問題無いわ。」
薄闇 「鎮守府組は問題無いわね。後は…」
I大和 「居ます。」
I武蔵 「ここだ。」
準急 「よし、鎮守府突撃作戦始動だ。受付は…」
M吹雪 「……」ドヨーン
準急 「……待っててくれ。」
闇準急 「何かあったんだな。待ってるぜ。」
M吹雪 「司令官…何で……」ドヨーン
準急 「吹雪ちゃん、どしたの?」ズイッ
M吹雪 「へ?」
準急 「司令官が、どしたの?」←吹雪の目の前
M吹雪 「ひゃあああ!?」バチーン
準急 「痛てぇ…で、司令官がどしたの?言ってみ?」
M吹雪 「ふぇ?」
準急 「司令官が、どしたの?言わんと分からんよ?」
M吹雪 「…お願いします、助けて下さい。」
準急 「うん、助けて欲しいのは分かったよ。でもさ。」
準急 「助けて欲しい理由を教えてよ。」
M吹雪 「セクハラ司令官はもう懲り懲りです…」
準急 「よし、ついて来い。潰すぞ。」
M吹雪 「へ?」
準急 「来ないと死ぬぞ。見境無しに殺すからな。」
M吹雪 「えぇ!?」
準急 「来るならお前の命は助けてやるっつう事だ。」
M吹雪 「つ、ついて行きます!!!!」
準急 「よし、強行突破するぞ、下がれ。」
闇準急 「行けるか!?」
準急 「下がっててくれ。強行突破する。」
闇準急 「分かった、下がる。」
準急 「高さ2.2mの両開き、蝶番は上下に1つずつ…」
M吹雪 「準急さんは何してるんですか?」
闇準急 「待ってろ…」
準急 「材質は木材、外開きで蝶番は埋込み…なら。」
準急 「コレで吹っ飛ばす。」E.RemingtonM870
M吹雪 「え!?」
バン!!!!ジャキッ…バン!!!!ジャキッ………
準急 「先ずは片側…」
バン!!!!ジャキッ…バン!!!!ジャキッ……
準急 「最後に取手の所を…」
バン!!!!ジャキッ…
準急 「突破!!!!」ガン!!!!
ギギギギ……ドゴーン!!!!
ナンダナンダ……トビラガコワレタ!?
準急 「吹雪、セクハラの被害者分かるか!?」
M吹雪 「はい!!司令官は秘書官にしか手を出しません!!」
準急 「とことん屑だな…セクハラ被害者は保護!!!!」
闇準急 「M提督とセクハラ加担者は殺処分だな。」
準急 「後被害受けて無い艦娘もだ!!!!」
I大和 「分かりました!!!!」
準急 「話を聞かない奴も殺せ、以上!!!!」
闇準急 「了解!!!!」ザシュッ
M憲兵 「グァッ」ドサッ
準急 「吹雪、誰が受けたんだ?」
M吹雪 「瑞鶴さん、夕立ちゃん、弥生ちゃんと霞です!!」
準急 「霞だけは呼び捨てなんだなっと!!」バン!!!!ジャキッ
M吹雪 「そのショットガン長いですね…」
準急 「特注の11連マガジンチューブと超ロングバレル…」
準急 「それにドラゴンブレス弾詰めたからな!!!!」
M吹雪 「す、凄いです…」
準急 「四人はバラだな…」バン!!!!ジャキッ
準急 「電話で伝えよう。」Prrr…
闇準急 [俺だ、どうした!?]
準急 「保護対象は夕立、弥生、朧と瑞鶴!!!!」
闇準急 [了解!!!!伝える!!!!]ブツッ
準急 「コレでよし。」バン!!!!ジャキッ
M吹雪 「何持ってきたんですか?」
準急 「この会議室、外に鍵穴が無い…ここに入る!!!!」
M吹雪 「え?あ、はい!!!!」
準急 「体制を整える。」ガチャ
M吹雪 「はい。」バタン…チャッ
準急 「ふう…残りはチャンバー含め四発。」シャコッ
M吹雪 「結構撃ちましたね…」
準急 「此処で再装填するから大丈夫。」シャコッシャコッ
M吹雪 「これが散弾…意外と軽いんですね。」
準急 「プラスチックだからナ。」シャコッシャコッ
準急 「銃が重いんだよ。」シャコッシャコッシャコッ
M吹雪 「た、確かに重いです…」
準急 「で、持ってきたのがコレ。」
1.RemingtonM870
2.MP7A1
3.USP45
4.UMP45
5.HK416
6.M82A1
7.MG42
8.Superredhawk
9.M1911A1
10.SAIGA12
11.試製56cm四連装砲塔
12.試製56cm四連装砲塔
13.試製51cm四連装砲塔
14.試製51cm四連装砲塔
M吹雪 「……え!?」
準急 「これだけあれば…」
M吹雪 「いや流石に…」
ダンダンダンダン!!!!
準急 「バレたか…」E.SAIGA12
M吹雪 「ちょっと…」
準急 「下がれ。」ガコッジャキッ
バコン!!!!
M武蔵 「はぁ…はぁ…!?」
準急 「おめでとう、そして死ね。」バァン!!!!バァン!!!!
M武蔵 「グァッ…」ドサッ
M吹雪 「ご、轟沈しちゃった…」
準急 「さて、行くか…」
M大和 「貴方…」
準急 「邪魔だ!!!!」バァン!!!!バァン!!!!バァン!!!!
M大和 「ううっ…そんな……」ドサッ
準急 「先ずは1階だ!!!!」
M吹雪 「…はい!!!!」←毒された
ー第七十六章 1階制圧ー
準急 「憲兵ばっかりだな!!!!」バァン!!!!バァン!!!!
M憲兵 「グァッ…」
M憲兵 「グフッ…」
M白雪 「止めなきゃ…」
M吹雪 「白雪ちゃん!?」
準急 「殺る!!!!」バァン!!!!バァン!!!!バァン!!!!
M白雪 「グッ…」ドサッ
準急 「SAIGAの弾薬が切れたか…」収納
M吹雪 「白雪ちゃん!!!!」
M白雪 「吹雪だけでも逃げて…お願い……」バタッ
準急 「M82A1を起用しよっと…」E.M82A1
M夕立 「殺さないで…ぽい……」ガクガク
準急 「……」Prrr
闇準急 [どうした?]
準急 「準急より朗報、駆逐艦夕立を1階にて保護!!!!」
闇準急 [その調子で頼むぜ準急!!!!]ブツッ
準急 「夕立、ついて来なさい。」スッ
M夕立 「ひっ!!!!」ビクッ
準急 「セクハラなんてもうさせない。ついて来て。」
M夕立 「…ほんと?」
準急 「勿論だ…伏せろ!!!!」ダァァン!!!!ダァァン!!!!
M加賀 「気付かれましたか…」
準急 「頭を出したら当たるぜ?」ダァァン!!!!
M加賀 「ガッ…」ドサッ
M夕立 「え?」
準急 「…早くしないと置いて行くよ?」
M夕立 「……ついて行くっぽい。」
準急 「……さて…そこ!!!!」ダァァン!!!!ダァァン!!!!
M赤城 「……」ドサッ
準急 「まさかバレないと思ったのか?」M82A1収納
M吹雪 「その銃もう終わりですか!?」
準急 「対物は撃ち過ぎると肩が粉砕されるぞ。」
M夕立 「そ、想像したくないっぽい…」
闇準急 「そっちどうだ?」
準急 「消したよ。」E.M1911A1
闇準急 「ここの階段抑えるから、お前は上。」
準急 「了解。」タッタッタッ
闇準急 「大和、主砲は?」
I大和 「装填出来てます。」
闇準急 「砦になるぞ。」
ー第七十七章 2階制圧開始ー
M夕立 「建物は3階建てっぽい。」
準急 「…砲は構えとけよ。」
M吹雪 「無いんですよ…」
準急 「…これ使え。」
つRemingtonM870
M吹雪 「コレですかァ!?」
準急 「ならこれ使う?」
つUMP45
M吹雪 「こ、コレなら…」
M夕立 「夕立、これ使いたいっぽい!!!!」
つMG42
M夕立 「意外と重たくないっぽい!!!!」
M吹雪 「嘘でしょ!?」
準急 「夕立、いいぞー。あと吹雪、お前筋力ねぇぞ。」
M吹雪 「なんかショック!!!!」
M初雪 「ウグッ…ヒグッ……」ボロボロ
準急 「……初雪、泣いてるぞ…」
M吹雪 「今日の秘書艦って…」
M夕立 「昨日初雪で今日は時雨っぽい!!!!」
M初雪 「ううっ…」←服ボロボロ
準急 「………」カツカツカツカツ…
M吹雪 「準急さん!?」
準急 「……」バサッ
M初雪 「…ふぇ?」←準急の上着掛けられてる
準急 「血塗れでスマンな…持ち合わせてないんだ。」
M初雪 「…助けてくれるの?」
準急 「セクハラされたんだろ?」
M初雪 「うん。」
準急 「なら助ける他ねぇな。吹雪、頼むぜ。」
M初雪 「………」ポケ〜
M吹雪 「初雪ちゃん?」
M初雪 「…捧げたい。」///
M吹雪 「初雪ちゃん!?」
M夕立 「夕立、準急さんと子供作りたいっぽい!!!!」
M吹雪 「夕立ちゃんも!?」
準急 「……馬鹿だろ…俺の何処が良いんだよ。」
M夕立 「助けてくれた所。」
M初雪 「上着掛けてくれた所。」
準急 「……ハァ…面倒くせえな此奴ら。」
M吹雪 「準急さん!?」
準急 「もうケッコンしてやるからついて来い。」
M夕立 「ぽい!!!!」
M初雪 「うん!!!!」
M吹雪 「二人とも…」
M翔鶴 「貴方…」
準急 「遅いね、君」←翔鶴の後ろ
M翔鶴 「!?何時からそこに!?」
準急 「さあね。」バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!バン!!
M翔鶴 「グゥッ…」ドサッ
準急 「言い残す事は?」チャッ
M翔鶴 「許さない…絶対に……」
準急 「あっそ、はよ死ね。」バン!!
M翔鶴 「ガッ…」ガクッ
準急 「…許す許さないじゃない、殺す殺さないだ。」
M夕立 「……」
M初雪 「……」
M吹雪 「二人とも、どうしたの?」
M夕立 「やっぱりカッコイイっぽい♡」
M初雪 「激しく同意する…♡」
M吹雪 「ダメだこの二人…」
M霞 「待って…」
準急 「待たねぇ。」
M霞 「止まって…お願い。」
準急 「何だ?」クルッ
M霞 「お願い、助けて……もう嫌…」
準急 「何か素直だなこの霞!?」
M霞 「クズと言えば犯され、イラついたら縛られる…」
M霞 「初めては結婚した人とが良かったのに…」ボロボロ
準急 「これ。」スッ
M霞 「え?」つ重度相談券十枚綴り
準急 「相談したいならそれを使いなさい。」スッ
M霞 「……」
準急 「まあ、私の所に来たら要らないんだけどね。」
M霞 「……助けてくれるの?」
準急 「その為に私が居る。」チャッ
M霞 「……一緒に行っていい?」ギュッ
準急 「コレを持ってついて来い。」つHK416
M霞 「うん。」
ー第七十八章 2階制圧ー
M弥生 「…」目に光などとうに無い
準急 「重症だなこりゃ…」
M吹雪 「保護したのは良いけれど…」
M夕立 「大丈夫じゃ無さそうっぽい…」
準急 「多分秘書艦が一番長続きしたのこの子でしょ…」
M霞 「えぇ…二番が私。と言っても二週間無いけど。」
準急 「…何日やってた?」
M霞 「半年。」
M吹雪 「半年も!?」
準急 「セクハラしても反応が薄いから続いたんだろ…」
M吹雪 「本当にクズですねウチの司令官…」
M夕立 「ホンマ死ねばええのになぁ…」
M初雪 「夕立ちゃん、口調…」
M夕立 「ゴメンっぽい。」
準急 「……洗脳か?」ボソッ
M夕立 「ぽい?」
準急 「弥生、お前の司令官は?」
M弥生 「…M様です。」ボソッ
準急 「………マジか。」
M吹雪 「どうしたんですか?」
準急 「洗脳か…面倒だなぁ……」ハァ
M吹雪 「準急さん!?」
準急 「洗脳対処系の魔法陣コードは……これか。」
準急 「…a-47.b-53.c-29.魔法陣展開。」パァァァァ…
準急 「洗脳の種類は…単純洗脳か。」スッスッ
M初雪 「カッコイイ…」
M夕立 「同感っぽい。」
M吹雪 「今度ばかりは同意。」
準急 「…洗脳具現化、戦闘開始。」ブォン!!!!
洗脳 「グオオォォォ!!!!」
M吹雪 「何か出てきた!?」
準急 「消えろ。」つ試製56cm四連装砲塔
洗脳 「グオオォォォァァァアアア!!!!」ブンッ
ドドドドォォォォォン!!!!
洗脳 「グァァァ…」ドサッ……シュン
M吹雪 「消えた!?」
準急 「洗脳弱体化成功、魔法陣展開、洗脳解除。」
パァァァァ……
M弥生 「……ん…」ハイライト復活
準急 「手間掛かったなぁ…大丈夫か?」
M弥生 「…ここは……」
準急 「鎮守府2階。立てる?」
M弥生 「……うん。」///
準急 「よし…保護して3階だな。」
M弥生 「あの…ケッコン……」
準急 「分かったよ…フラグが建っても圧し折ってやる。」
ー第七十九章 3階制圧開始ー
準急 「3階へ上がる階段は一つだけか…」
準急 「使えるのは…」
1.RemingtonM870 E.準急
2.MP7A1
3.USP45
4.UMP45 E.M吹雪
5.HK416 E.M霞
7.MG42 E.M夕立
8.Superredhawk
11.試製56cm四連装砲塔 E.準急
12.試製56cm四連装砲塔 E.準急
13.試製51cm四連装砲塔 E.準急
14.試製51cm四連装砲塔 E.準急
準急 「こんだけか。で、今のメンバーが…」
旗艦 準急
M吹雪
M夕立
M初雪
M霞
M弥生
準急 「……だから後は瑞鶴と時雨か。」
M白露 「侵入者を倒すの、いっちばーん!!!!」ダッ
準急 「クレー射撃の応用だな。」バン!!!!ジャキッ
M白露 「うっ…」ドサッ
準急 「起き上がるかなぁ…」
M白露 「私が…一番……」ヨロッ
準急 「ならもう1発。」バン!!!!ジャキッ
M白露 「うぁっ…」ドサッ
準急 「さて…どうなったかねぇ…」
M白露 「助けて…」ヨロッ
準急 「……はい?」
M白露 「お願い…助けて……死にたく、ない…」
準急 「…散弾が殆ど当たってない……」
M白露 「お願い…何でもするからぁ……」
準急 「……さて、簡易入渠するか。コードは…」
準急 「a-51.b-94.c-61.魔法陣展開。」パァァァァ…
準急 「よし、ドック確保。入渠開始。」チャプ…
1.白露 00:58:43
準急 「バケツ使用…バケツある?」
M霞 「……」つバケツ
準急 「霞、グッジョブ。」なでなで
M霞 「ひゃっ…ふふっいいわぁ…」グヘヘ
準急 「バケツ使用。」バシャッ
M白露 「あ、ありがと…」
準急 「セクハラされたの?」
M白露 「うん…」
準急 「さよか。」
M瑞鶴 「……」フラァ…
準急 「……!?」チャッ
M吹雪 「準急さん!?瑞鶴さんですよ!?」
M瑞鶴 「…出て行け……早く出て行け…」フラァ
M吹雪 「!?」
準急 「……………馬鹿だな、やっぱり。」
M瑞鶴 「…は?」
準急 「助けに来た奴に[出て行け]か。なら殺すか。」
M瑞鶴 「え?ほ、本当に助けに来てくれたの!?」
準急 「俺の後ろ見ろよ…」
六人 「……」д・`)ジー
M瑞鶴 「……降伏、ね。」
準急 「セクハラ被害者だな…ついて来い。」
M瑞鶴 「へ?」
準急 「残りは時雨…執務室か!!」
M瑞鶴 「…この階には提督と秘書艦以外は私達だけよ。」
準急 「本当か?」
M瑞鶴 「この階の部屋は執務室以外使ってないわ。」
準急 「…貸し借りゼロにしといてやる。」フンッ
M瑞鶴 「…ありがと。」
ー第八十章 3階制圧、鎮守府解体ー
ー執務室前 10:43ー
準急 「蝶番は三箇所、材質は木材…全部で四発だな。」
準急 「下がれよ?」バン!!!!ジャキッ…バン!!!!ジャキッ…
バン!!!!ジャキッ…バン!!!!ジャキッ…ドガッバゴン!!
M時雨 「うぅ…」
M提督 「何者だ!?」←絶賛セクハラ中
準急 「時雨は貰って行くぞ。」真後ろ
M提督 「なっ!?」
準急 「時雨、大丈夫か!?」←扉跡前
M時雨 「怖かったよ…」抱き着き
M吹雪 「司令官、もう許しませんよ…」
M提督 「吹雪、提督命令だ。その侵入者を殺せ。」
M吹雪 「……」
M提督 「どうした、早く殺れ!!!!」
準急 「無駄だ。」スッ
M提督 「何?」
準急 「ここに居る者は、とある物を付けている。」
準急 「それは、提督命令無効化リングだ。」
準急 「時雨にも今付けたからもう無駄だぞ。」
M提督 「貴様…」
準急 「セクハラに強姦、私利私欲に走り過ぎたな。」
M提督 「貴様を殺せば私の勝ちだ!!!!」ジャキッ
準急 「だから?撃てよ…殺せよ。」
M提督 「このっ…クソがァ!!!!」バンバンバンバンバン!!
準急 「……」ドサッ
M提督 「そんなハッタリ、通用しない!!!!」
準急 「……そんなハッタリが、何だって?」ムクッ
M提督 「なっ…」
準急 「その拳銃は護身用、装弾数は僅か五発。」
準急 「威力も弾数も無い拳銃で、私が死ぬとでも?」
M提督 「ば、化け物…」
準急 「それは天使と吸血鬼に喧嘩を売るぜ?」ニヤッ
準急 「サヨナラ、だな。」チャッ
M提督 「クッ…」
バン!!!!ジャキッバン!!!!ジャキッバン!!!!ジャキッ
M提督 「グァッ…」ドサッ
準急 「まあ、相手が悪過ぎたな。」バンバン!!!!
準急 「じゃ、提督殺ったし帰るか。」クルッ
八人 「はい!!!!」
準急 「……一応聞くが、ケッコン希望者は?」
八人 「はい!!!!」挙手
準急 「…なんてスピードで増えるんだ…」ピポパ
I元帥 [終わったか?]
準急 「おう。あと、指輪9個、給料から天引きで。」
I元帥 [分かった。]ピ
準急 「…」
ー第八十一章 帰還ー
ー11:43 咲又検車区ー
準急 「ありがとね。」
咲又駅長 「いえ、この位はしないと。」
準急 「じゃ、帰るわ。社長にはもう話通したから。」
咲又駅長 「何から何まで、有難う御座います。」
準急 「大した事はしてないよ、じゃあ。」
咲又駅長 「お気を付けて。」
ガコッ
グオオォォォ…
咲又駅長 「いい人ですね、あの人は。」
<せんぱーい!!!!お肉届きましたよー!!!!
咲又駅長 「あぁ、今行くよ!!!!」
ー12:47 電車内ー
雲龍 「もうすぐ着く?」
準急 「そうだな。新州線入ってるからな。」
闇準急 「3人程増えてるけど…なんかあったか?」
準急 「道中で保護した被害者。」
闇準急 「あぁ…」
準急 「まぁ、全員とケッコンするんだけど…」
闇準急 「そうなのか?」
準急 「あの鎮守府はな…元々別の人が提督だったんだ。」
闇準急 「へぇ…」
準急 「その人は、厳しくも優しい人だった。」
準急 「訓練や出撃で厳しく扱くけど、反論は無かった。」
準急 「週休二日、成績次第で給与が変わる。」
準急 「だから皆が皆を支えて強くなっていった。」
準急 「だが、その提督は1年前に死んでしまった。」
準急 「その後釜がM提督だったんだが…」
闇準急 「単なるセクハラ爺だったと…災難だな。」
準急 「まあ、殺したけどね。」
闇準急 「取り敢えず、俺は子守りに行くから…」
準急 「俺はメンタルケアと彼奴らの対処だな。」
雲龍 「帰って来れたね。」
準急 「フラグ建っても圧し折るのが俺だからな。」
プシュー…
準急 「着いたな。行くぞ、雲龍。」ガチャ
闇準急 「扉開けてっと…」プシュー…ガコン
暗闇 「………何人?」
準急 「9+1。」
暗闇 「……は?」
闇準急 「お、暗闇が正妻なのか…」チラッ
準急 「右眼の所から出て来て一瞬でこうなった。」
闇準急 「闇準急復活!!!!ってな。」ニコッ
暗闇 「…じゃ、子守り宜しく闇準急。」ポンッ
闇準急 「子守り教えてくれよ?」
準急 「暗闇に聞け、俺は忙しい。」
暗闇 「ふふふっ…優しくはしませんよ?」ニヤッ
準急 「隻眼になったのは何時だっけなぁ…」
花音 「私が生きてた時は両目開いてたよね…」
?? 「1963年4月12日…じゃったな……」
準急 「N中将…そうか、私と中将は同部隊でしたね。」
??→N中将 「気味が悪いと、右眼をくり抜いていた。」
N中将 「その目から、吸血鬼と天使のDNAが出るとは…」
準急 「そういえばそうでしたね。」
N中将 「まあ、儂は君の指揮下だから、何かあれば…」
準急 「えぇ、連絡します。」
N中将 「にしても、400超えた好青年か…」
準急 「総指揮官なんて、過剰な肩書きですよ…」
N中将 「否、君の指揮は的確だ…総指揮官は君がいい。」
準急 「…そこまで言われるのでしたら……」
提督 「準急、来てくれ…N中将!?お久しぶりです!!」
N中将 「久しぶりだね…最後は何時だったか…」
準急 「で、何?」
提督 「天城が…」
準急 「成程…N中将、失礼します。」
N中将 「あぁ、儂は橋場第三鎮守府に所属しておる…」
準急 「管轄内ですね…分かりました、それでは。」サッ
提督 「すみません、N中将…」
N中将 「ハハハ…構わん。昔から彼奴はあんなのだ。」
提督 「そうだったんですね…」
N中将 「責任感が有り、正論で屁理屈を圧し折り…」
N中将 「家族や親友が傷付けられれば殺人鬼と化す。」
N中将 「そういう奴なんだよ、準急は…」
バァン!!!!バァン!!!!
提督 「銃声!?」
N中将 「コレはドラグノフの銃声だ…」
提督 「すみません、失礼します!!!!」ダッ
N中将 「東南東か…向かうかの……」カツカツ…
ー第八十二章 家庭内トラブル(重大)ー
天城 「ウグッ…」中破
準急 「……何か言うことは?」狂化
天城 「あの…あのクソガキが悪いのよ!!!!」
準急 「……言うに事欠いて[クソガキ]とは…」ブチッ
準急 「もう許さぬ…喜べ、貴様は死刑だぞ。」チャキッ
天城 「ヒィッ…」
準急 「娘に庖丁で傷を付け、更にクソガキと言う暴言…」
準急 「貴様には死を以て償ってもらうぞ…」ギロッ
天城 「だって…だって……」
準急 「だって…何だ?」
天城 「だって、あの子が私の神戸プリン食べたのよ!?」
くらやみ 「ううっぐぅっ…」ボロボロ
暗闇 「痛かったね…ゴメンね、私のせいよね……」
準急 「俺に言えば神戸プリン位箱で買うてやるわ!!!」
天城 「本当に!?」
準急 「だが貴様は娘に手を出した…死刑確定だ。」
天城 「ちょっ!?」
ゴーヤ 「だから準急さんは怒らせちゃダメなんでち…」
準急 「ゴーヤ?何してるんだ?」
ゴーヤ 「今回は見張ってなかった私に非があるでち。」
準急 「…庇うのか。」
ゴーヤ 「私の頭なら幾らでも下げるでち…」
準急 「……給料カットで許してやる…次は無い。」スッ
ゴーヤ 「本当に申し訳無いでち…」
天城 「助かったの?」
準急 「天城…お前の入渠費用、天引きするからな……」
天城 「えぇ!?」
準急 「天引きした上で給料七割カットだ。いいな?」
天城 「冗談じゃないわよ!!!!」
準急 「何?死にたいの?」チャッ
天城 「ゴメンナサイナンデモアリマセン。」
準急 「食事、浴場、寝台!!!!全部付いてるんだぞ?」
準急 「タダ飯喰らいになったら速攻で解雇だからな?」
天城 「……」
大淀 「あ、あの…」
準急 「ん?どした?」
大淀 「私の仕事は…」
準急 「事務員だねぇ…此処事務員少ないから……」
大淀 「良かったぁ…また解体員になるかと……」
準急 「馬鹿だな…事務作業に専念して、ね?」
大淀 「……はい!!」パァァ…
準急 「…何で天城はこんなに手間が掛かるんだ……」
明石 「知らないわよ、そんなの…」
準急 「明石か…」
明石 「そんな事より、このガキ…面倒見なさいよ!!!!」
明石 「鬱陶しくて邪魔なんだけど!!!!」
準急 「…バラすか……いや、埋めるか?」ギロッ
明石 「ひっ…」
準急 「…決めた。手足を切り落としてから埋めよう。」
天城 「…御愁傷様。」
準急 「さて、先ずは腕から落とそうか…」E.日本刀
明石 「い、嫌…」
暗闇 「準急!!!!」
準急 「…何?」
暗闇 「ごーやとたいほうが喧嘩してる!!!!」
準急 「何処だ、教えろ!!!!」
暗闇 「庭のブランコ!!!!」
準急 「やっぱ二連の買うべきだったか!!!!」ダッ
オイ、ジュンバンクライマモレ!!オヤツヌキニスルゾ!?
暗闇 「感謝しなさいよ…」ギロッ
明石 「は、はい…」
暗闇 「元帥すらも手に負えない問題児扱いなのよ?」
明石 「!?」
暗闇 「準急の手に負えないなら解体ね。」ハァ…
明石 「言い過ぎなんじゃ…」
暗闇 「実際、準急以外には手に負えない子も居るわ。」
早霜 「準急さんは何処ですか…」ハイライトオフ
暗闇 「今庭で喧嘩止めてるわ…」
早霜 「なら問題無いですね。」ハイライト復活
暗闇 「もう少しで戻ってくると思うわ。」
早霜 「私ははやしもの所に戻りますね。」
暗闇 「分かったわ。」
明石 「…」
暗闇 「準急にしか手に負えない子…その筆頭が早霜。」
暗闇 「準急が居なければ周りに危害を加えるの。」
明石 「!?」
暗闇 「準急が早霜の精神安定剤なのよ…分かる?」
明石 「そんな事…」
暗闇 「あと、コレで2点ね。」ハァ…
明石 「へ?」
暗闇 「あと3点を1ヶ月以内に取っちゃうと強制解体ね。」
明石 「えぇ!?」
暗闇 「今の内にその性格直しなさい。じゃ…」パタン
明石 「ヤバい…」
鹿島 「あの人、本当に手を出さないわね…」
準急 「…」
鹿島 「あ、準急さん…」
準急 「これ使っとけ。」つ妊娠検査薬
鹿島 「え?」
準急 「居るかも知れないだろ?」ニコッ
鹿島 「わ、分かりました…」
?? 「おとうさん?」
準急 「お、どした?あかつき。」
あかつき 「おとうさん、コレ直せる?」つ壊れた棚
準急 「ちょっと待ってて、道具取ってくる。」
鹿島 「お父さんね。」
暗闇 「十一児の父ですから。」ニコッ
鹿島 「えぇ…」
霞 「……」テクテク…
暗闇 「どうしたの?」
霞 「準急さん、何処?」グスッ
暗闇 「今倉庫に向かってるわね…」
霞 「……」ボロボロ
準急 「霞、大丈夫か!?」E.工具箱
明石 「速い!?」
天城 「何処から入ったの!?」
霞 「M提督が……夢に、出てきてぇ…」ボロボロ
あかつき 「……修理は後?」
準急 「あかつき、お父さんの部屋に動かせるかい?」
あかつき 「…多分。」
準急 「暗闇、棚の移動頼む。後明石も手伝え。」
明石 「私も!?」
準急 「大丈夫、棚は13kgしかないから。」
明石 「十分重いわ!!!!」
暗闇 「黙って運べ、工作艦。」ギロッ
明石 「…分かりましたよ。」
準急 「で、彼奴は何か言ってたのか?」霞抱っこ
霞 「お前と準急を呪い殺すって…」グスッ
準急 「…殺れるもんなら殺ってみろ……」
ガラン…ガンガゴン!!!!
準急 「後退…」
ガシャーン!!!!
霞 「ヒィッ!!!!」
準急 「呪い殺すには甘いなぁ…部屋行くぞ。」
霞 「…うん。」
N中将 「ふむ…問題無いの……帰るとしよう。」
ー第八十三章 霞の恋、鹿島の恋、早霜の愛。ー
霞 「……えっと…」
鹿島 「……あの…」←ついて来た
明石 「こ、此処で……いいですか…?」ゼェゼェ
準急 「1点引いといてやる、出て行け。」ギロッ
明石 「は、はい!!!!」バタン
準急 「……ネジが折れたか…」グリグリ
霞 「……あの…」
準急 「待っててくれ…よし、抜けた。」スポッ
鹿島 「大きい棚ですね…」
準急 「元々が鉄道模型のジオラマを兼ねてたからな。」
霞 「…そうなんだ。」
準急 「修理完了…あかつきは観察力が凄いなぁ……」
霞 「………」チラッ
鹿島 「……」コクッ
霞 「あの…準急さん?」
準急 「どした?」
霞 「準急さんの目は、何で左右で色が違うんですか?」
鹿島 (私も気になってたわ…ナイスよ霞。)
準急 「片方天使、片方吸血鬼らしい。詳しくは知らん。」
霞 「へ?」
準急 「キャスターも壊れてる…取って来るか。」バサッ
霞 「!?」
鹿島 「翼があるのも驚きだけど…」
霞 「左右で翼が違う!?」
準急 「吸血鬼の翼と天使の翼…両方を持つのは私だけ。」
準急 「故に私は迫害された…同じ思いはさせたくない。」
準急 「副司令の時は天使の翼は吸血鬼の翼にしてたよ。」
準急 「偽の情報を流すのも疲れるんだ。」
霞 「………」
鹿島 「そんな事があったのね…」
準急 「……大人しくしてて欲しい。」カツカツカツ…
霞 「……ねぇ、貴女…」
鹿島 「何?」
霞 「もしかして、準急に惚れてるの?」
鹿島 「…そうか、この気持ちは……恋なんだ。」
霞 「やっぱりね。私も恋してるの…準急に。」
早霜 「お二人はやはり惚れましたか…」
霞 「ええ…」
鹿島 「そうね。」
霞 「………へ!?」
鹿島 「い、何時から其処に!?」
早霜 「最初から居ましたよ…雲龍さんはお外ですが。」
鹿島 「き、気付かなかった…」
早霜 「お二人は準急さんに恋をしていますが…」
早霜 「準急ハ私ノモノデスヨ…」ハイライトオフ
準急 「何を言っているんだ早霜…」ゴゴゴゴゴ
早霜 「え、あ、お帰りなさい。」ハイライトオン
準急 「何時から俺がお前の物になったんだ?」ギロッ
早霜 「ヒッ…」
準急 「変な事言うな、給料カット。」
早霜 「ごめんなさい…」
準急 「ほい。」つカッコカリ一式×2
霞 「へ?」
鹿島 「コレって…」
準急 「貰ってやるから、サインしてくれ。」ハァ…
準急 「一個余計に送ってきてたが、役に立ったな。」
早霜 「修理ですね、手伝います。」グググッ
準急 「古いキャスターを外し、新品を…よし。」
早霜 「滑らかですね、コレなら問題無いです。」
準急 「じゃ、俺は用がまだあるから。」パタン
霞 「サインしたけど…」
鹿島 「どうすればいいの?」
早霜 「指に着けるんですよ。」
鹿島 「あら、力が…」
霞 「コレでいいのね。」
早霜 「じゃ、お茶出しますね。」
ー同時刻、リビングー
準急 「書類にサインして指輪着けて。」
葛城 「コレだけなんですね。」
吹雪 「準急さんと、ケッコン……うへへ…」
瑞鶴 「コレであの人と縁を切れるわ…」
夕立 「コレでずっと一緒っぽい!!!!」
初雪 「ケッコン…専属……ウヒヒ。」
時雨 「僕なんかでいいなら…ずっと一緒に。」
弥生 「……嬉しい…準急さん、これからも宜しく。」
白露 「1番じゃなくてもいいから、愛してね?」
準急 「……」
八人 「…?」
準急 「……スー…」zzz…
初雪 「疲れてる…みたい。」
大鳳 「まぁ、無茶し過ぎて寝ちゃったみたいですね。」
早霜 「準急さん!?」バーン!!!!
準急 「…うるせぇぞ、早霜……人が寝てるってのに。」
大鳳 「まあまあ…」
準急 「じゃ、各自自由行動で。」
八人 「はい。」
準急 「天城と明石、ついて来なさい。」
天城 「え?あ、はい。」
明石 「は、はい…」
ー第八十四章 堕ちた天城、落ちた明石。ー
準急 「早霜の奴、起こしやがって…クソ……」イライラ
準急 「こういう時に限って煙草も切れてやがる…」
明石 「……」
準急 「人が機嫌良く寝てるんだから寝かしとけよ…」
準急 「明石、頼みてぇ事がある。工作艦のお前にだ。」
明石 「何ですか?」
準急 「コレだ。」つ図面
明石 「何何…国鉄103系の車体!?しかもステンレスで!?」
準急 「やれるか?」真剣
明石 「…可能性は低いですからね。」
準急 「頼むぞ…報酬は給料一年半分だからな。」
明石 「スグにステンレス発注します!!!!」
準急 「パンタグラフは下枠交差で頼む。」
明石 「下枠交差ですね!!!!」メモ
準急 「座席はロングシート、クーラーは集中分散で。」
明石 「ロングシートの集中分散…了解です!!!!」
準急 「後は図面通り宜しく。」
明石 「はい!!!!ボーナス、何に使おう…」グヘヘ…
準急 「落ちたもんだな…ハァ……」
天城 「あの…」
準急 「天城、部屋を変えよう…私の部屋に。」
天城 「え?はい…」
ー準急自室ー
暗闇 「待ってたわよ。座って。」
雲龍 「……」
葛城 「天城姉さんに準急さん、お待ちしておりました。」
天城 「正妻の暗闇さんに、雲龍姉さんと葛城?」
準急 「この五人で話す事があるんだ。」バタン
準急 「率直に言う…天城、君は私の義妹だ。」
暗闇 「雲龍さんは、準急とケッコンしてるの。」
天城 「へ!?」
雲龍 「これ、指輪…」薬指に光るモノ
天城 「て事は…葛城、まさかアンタも……」
葛城 「お、同じく…」薬指に光るモノ
天城 「…準急さん、お願いがあるの。」
準急 「…気乗りしないが……言ってみろ。」
天城 「どうかこの私と、」三つ指揃えて
天城 「ケッコンして下さい!!!!」土下座
準急 「…性格に難あり。」バッサリ
天城 「そんなぁっ!!」
準急 「……ではあるが、まあ…いいだろう。」ハァ
天城 「じゃ、じゃあ…」
準急 「明日、指輪が届くだろう…それまで待て。」
天城 「はいっ!!」
準急 (堕ちたか…)
暗闇 (堕ちたわね。)
雲龍 (堕ちた…)
葛城 (堕ちちゃったか。)
ゴーヤ 「準急さん大変でち!!!!」バーン!!!!
準急 「ゴーヤ!?どうした!!!!」
ゴーヤ 「白露達の娘が出来ちゃったでち!!!!」
準急 「またかい!!!!」ダッ
雲龍 「行きましょう。」タッ
葛城 「天城、行くよ?」タッ
天城 「置いて行かないでよ!?」ダッ
暗闇 「面倒な事になりそうね。」ダッ
ー第八十五章 また出来た娘達、困惑する母親。ー
ずいかく 「かあさま、だっこ!!」
瑞鶴 「へ?あ、うん。」抱っこ
白露 「抱っこ、してあげる。」ニコッ
しらつゆ 「おかあさん…しらつゆ、うれしい。」
時雨 「こんなに早く娘が出来るなんて…」困惑
しぐれ 「おかあさん、だいじょうぶ?」
ゆうだち 「ママー!!!!」
夕立 「よしよし、いい子っぽい。」
かすみ 「ママ、だっこ…ダメ?」
霞 「ごめんなさい、私には…」
薄闇 「重心を少し後ろにして。」
霞 「あ、安定する。」
薄闇 「前に重心を置きすぎてたのよ。」
霞 「ほら、抱っこよ。」
かすみ 「かすみ、うれしい。」
吹雪 「え?ちょ、え?」パニック
ふぶき 「おかあさん、だいじょうぶなの?」
はつゆき 「吹雪お母さんも初雪お母さんもたぶんダメ。」
初雪 「……」心此処に在らず
弥生 「抱っこ、するから、おいで?」
やよい 「おかあさん、やよい、うれしい。」
かつらぎ 「かあさま、抱っこ…」
葛城 「いいわ、いらっしゃい。」
鹿島 「……え?」
かしま 「お母さん、かしま…抱っこして欲しいです。」
鹿島 「わ、分かったわ…」
準急 「…名簿つけるぞ、覚えきれん。」
ー準急一家・名簿ー
世帯主 準急
正妻 暗闇 娘 くらやみ
以下カッコカリ
宵闇 娘 よいやみ
薄闇 娘 うすやみ
早霜 娘 はやしも
暁 娘 あかつき
花音 娘 かのん
大鳳 娘 たいほう
ゴーヤ 娘 ごーや
イク 娘 いく
イムヤ 娘 いむや
吹雪 娘 ふぶき
初雪 娘 はつゆき
霞 娘 かすみ
白露 娘 しらつゆ
時雨 娘 しぐれ
夕立 娘 ゆうだち
弥生 娘 やよい
瑞鶴 娘 ずいかく
雲龍 娘 うんりゅう
天城
葛城 娘 かつらぎ
鹿島 娘 かしま
ー以上ー
準急 「四十四人…何かの冗談みたいな数字だよ……」
準急 「もう今日は寝よう…お休み。」パタン…チャッ
天城 「あぁっ、処女を捧げようと思ったのに…」
宵闇 「今はダメね。準急は疲れてしまっているわ。」
天城 「…そうですよね。」
ー第八十六章 面倒事³ー
ー翌日ー
準急 「…重い。」
準急 「今何時だ?」
時計 [04:38]
準急 「そこに居るのは誰ですかっと!!」バサッ
鹿島 「……」
準急 「………鹿島?どしたの?」
鹿島 「……準急さん、コレ…」グスッ
準急 「…まー綺麗に線入っちゃって……えぇ!?」ガバッ
準急 「妊娠しちゃってんのかよ!!!!」
鹿島 「もしかしたら、本当に…」
準急 「Lの野郎本当にクズだなおい!?」
鹿島 「中に出されてたから…それで……」
準急 「産婦人科行って妊娠してるか調べるぞ!!!!」
鹿島 「この子は堕胎する事にしたわ…」
準急 「…何で?」
鹿島 「貴方の子供を産みたいからよ。」///
準急 「……そうか…なら、堕ろすしか無いな。」
鹿島 「御免なさい、私のせいで…」
準急 「全部艦娘を性処理に使うLの奴が悪い。」バッサリ
鹿島 「…あと、貴方の身体は暖かかったわ。」
準急 「ん?」
鹿島 「お陰で悪夢も見なかったわ…有難う。」
準急 「……そうか。」
暗闇 「準急…何やってんの?」チャッ
準急 「暗闇、コレ見てみ?」つ妊娠検査薬
暗闇 「…キッチリ線入ってるね……はぁ!?」
鹿島 「…堕ろします。」
暗闇 「コレは…昼に産婦人科連れて行くわ。」
準急 「ついて行く。」
暗闇 「ありがと。」
コココン!!
準急 「はいよー。」
バタン!!!!
天城 「準急、この子!!!!」
あまぎ 「おとうさん?」
準急 「………またか。」
あまぎ 「おとうさん、だっこ。」
準急 「よしよし…ハァ、休みが無い……」
漣 「ちぃーっす、ご主人様…」
準急 「ん?」←あまぎ抱っこ中
天城 「え?」←寝間着
暗闇 「あら…」←正妻
鹿島 「あ…」←妊娠検査薬所持
漣 「……ご主人様は変態なんですね。」
準急 「お前にだけは言われたくねぇよゲーム中毒。」
霞 「準急…準急〜!!!!」抱き着き
準急 「おわぁ!!!!」
天城 「あまぎ、こっち。」
あまぎ 「わかった。」てててー
準急 「霞、何があったんだ!?」
霞 「M提督が、今日呪い殺すって…準急も一緒にって…」
準急 「……霊体か…」魔法陣展開
漣 「!?」
準急 「Mの悪霊は…この部屋か。なら…」魔法陣発動
M(悪霊) 「やってくれたな…自分ごと封印するとは…」
漣 「うわっ出た!!!!」
霞 「もうやめてよ!!!!散々よ!!!!」ボロボロ
M(悪霊) 「殺してやる…絶対に殺してやる!!!!」
準急 「悪霊退散、急急如律令。」バコン!!!!
M(悪霊) 「ぐぅっ!?」
準急 「消え失せろ、二度と目の前に現れるな…」
M(悪霊) 「馬鹿な…」
M提督の悪霊は無間地獄に転送された。
準急 「喧嘩を売るなら相手を選べっての。」
霞 「……」
準急 「魔法陣展開、転送魔法発動」パァァァァ…
閻魔 「何ですか!?」シュン
準急 「おいコラワレェ…悪霊位抑えろやボケェ……」
閻魔 「も、もしかして、漏れてました?」アタフタ
準急 「コッチは殺され掛けとんやぞ!!!!」イラァ
閻魔 「すみませんでした!!!!」土下座
準急 「コレで死んどったらワレどない責任取んねん!!!!」
閻魔 「誠に申し訳ありませんでした!!!!」
準急 「Mがコッチ来よったせいで大損じゃボケェ!!!!」
閻魔 「すみません!!!!すみません!!!!!!!!」
準急 「…この条件飲めんなら許したる。」つ契約書
閻魔 「……えぇ!?閻魔を一人事務員に!?」
準急 「詫びる気あったら飲めるやろ?」
閻魔 「……分かりました…」
準急 「ついて来い。」クルッ
閻魔 「はい…」グスッ
ー第四拷問室ー
閻魔 「話が違いますぅ!!!!」ウウッ
準急 「黙って寝てろ、すぐ終わる。」
閻魔 「だって…だって……」
閻魔 「何で私マッサージ受けてるんですか!?」
準急 「重心が偏ってたし、体勢も悪かったからな。」
閻魔 「うぅ…しかもメッチャ上手いから腹立つわ……」
準急 「お前身体の血が止まりかけてるぞ…」
閻魔 「え?」
準急 「ほれ。」チョン
閻魔 「あぐぅぁぁああ!!!!」
準急 「血が殆ど流れてねぇから老廃物溜まってる。」
準急 「力を入れなくても激痛が走るのはそのせい。」
閻魔 「そ、そんなぁ…」
準急 「月1回、こっちに来い。揉んでやる。」
閻魔 「へ?」
準急 「二時間全身コースは本来6800円貰うんだが…」
準急 「アンタは3000円でいいわ。」
閻魔 「で、でも…」
準急 「漏れたんは手違いだろ?」
閻魔 「は、はい…」
準急 「今は血流良くして身体休ませろ。」
閻魔 「はい。」
準急 「月末位に伝令寄越せ…したら転送するから。」
閻魔 「分かりました…」
準急 「どれ、腕は…」ニギッ
閻魔 「あがぁぁぁぁああああ!!!!!!!!」
準急 「腱鞘炎に筋肉痛、腕の使い過ぎだな。」ニギニギ
閻魔 「いだだだだだだだだだだだだだ!!!!」
準急 「身体の悲鳴を無視し続けたツケだな。」ニギニギ
閻魔 「いだいいだいいだいいだいいだいいいい!!!!」
ーリビングー
<イダイイダイイダイイダイイダイイイイ!!!!
<カラダニムチヲウッテモジブンニモドッテクルダケダゾ。
暗闇 「…何やってんの?」
暁 「マッサージしてるみたいだけど…」
雲龍 「ずっと身体に鞭を打ってたみたいだから…」
明石 「身体の痛みに耐えかねて…ですか。」
<ノオオオオオオオ!!!!
<ガンセイヒロウニアルキスギ…シヌイッポテマエダゾホントウニ。
暗闇 「…そろそろ病院に行きましょうか、鹿島さん。」
鹿島 「そ、そうですね…」
ー四時間半後ー
閻魔 「すっかり良くなっちゃった…」
準急 「じゃあ、無間地獄にMは送っといたから。」
閻魔 「え?」
準急 「事務員要らんからMを無間地獄に入れとけ。」
閻魔 「はい。」
準急 「転送魔法発動。」
閻魔 「サヨナラ。」パァァァァ
準急 「じゃあな。」
シュン
準急 「……煙草買ってくる。」バタン
弥生 「…ふふっ……」
ー第八十七章 準急、遂に不老不死に…ー
準急 「……ハァ…」←喫煙中
明石 「何やってんですかこんな所で…」
準急 「娘に副流煙吸わす訳にもいかねえからな。」
明石 「車体設計は整いましたよ。」
準急 「そうか…」
明石 「あと、私煙草吸う人嫌いなんですけど…」
準急 「…そう寿命は長くねぇからな。」
明石 「は?」
準急 「元が死体…それも一年経ってる。」フゥ…
準急 「身体の劣化は酷かったらしい。」
明石 「え?」
準急 「現に私の寿命はあと一年。死ぬ事は確定。」
明石 「じゃあ…」
準急 「そろそろ姿を消す事になりそうだな。」
?? 「待って下さい!!!!」
準急 「鳳翔さんか。」
鳳翔 「死ぬって、本当なんですか!?」
準急 「そうだな。」
闇準急 「準急、これ飲め。」つ瓶
準急 「ん?あぁ……」ゴクッゴクッ
準急 「って、これまさか!?」ハッ
闇準急 「その通り、不老不死の薬だ。」
準急 「なんて物飲ましやがる!!!!」
闇準急 「あとお前、艦種を戦艦に絞れ。」
準急 「は?」
闇準急 「俺は空母になったからな。」←空母闇準急
準急 「はぁ!?」←戦艦準急
闇準急 「俺も不老不死だ、これでいいだろ?」ニヤッ
準急 「 お 前 も か ! ! 」
闇準急 「いいだろ?殺るか?負けねぇぞ?」
準急 「よし夜戦で勝負だ。」ガシッ
闇準急 「ちょ、待って下さい私夜戦は出来なくて…」
準急 「自分で蒔いた種だろ?諦めな。」
闇準急 「お助け〜!!!!」ズルズル
明石 「トイレ付けます?」
準急 「付けといてくれ、循環式トイレで頼む。」
明石 「了解です。」
闇準急 「あぁー…」
ーこの後闇準急は轟沈手前まで砲弾を撃たれましたー
ー第八十八章 地下鉄完成ー
ー一週間後 10:43ー
鹿島 「え?地下鉄?」←堕ろした
準急 「あぁ…完成したようだな。」
主任妖精 「私が作ったのよ!!!!」
準急 「お前か…俺を無理矢理生き返らせた張本人……」
主任妖精 「ちょっ…」
準急 「…まあ、いいわ。嫁に会いに行け。」
主任妖精 「分かった。」
ゴーヤ(徒桜) 「久しぶりでちね、準急。」
準急 「お前か…」
ゴーヤ(徒桜) 「暁と摩耶も居るでちよ。」
準急 「さよか…」
ー地下鉄車内ー
暁(徒桜) 「準急、久しぶりね。」
準急 「だな。摩耶も元気か?」
摩耶(徒桜) 「あぁ、元気だぜ。」
暁 「準急!!!!あかつきとしぐれが喧嘩してる!!!!」
準急 「ええいこんな時に!!!!何処だ!!!!」
暁 「第四子供部屋よ!!!!」
準急 「またオモチャの取り合いか!?」ダッ
暁(徒桜) 「……え?」
暁 「ごめんなさいね、喧嘩は準急しか止められないの。」
摩耶(徒桜) 「ほぇーすっげぇべっぴんさん…」
暁(改二) 「あら、有難う。」
暁(徒桜) 「わ、私よりレディだわ!?」
暗闇 「あら、暁に摩耶、ゴーヤも…久しぶりね。」
ゴーヤ(徒桜) 「暗闇さん、久しぶりでちね…」
暁(徒桜) 「ねぇ、この暁はすっごいレディなんだけど…」
暁 「ケッコンして貰ったからね。」薬指に光るモノ
暁(徒桜) 「準急と貴女がケッコンしたの!?」
摩耶(徒桜) 「で、今準急は何人とケッコンしてるんだ?」
暗闇 「正妻の私を含めて二十二人、娘も同数ね。」
摩耶(徒桜) 「お、女誑し…」
暗闇 「そうねぇ…誑しかも知れないわね。」
鹿島 「暗闇さーん、お荷物ですよ!!!!」
暗闇 「届いたのね…分かったわ、何処?」
鹿島 「第二倉庫室4-aです!!」
暗闇 「じゃ、行ってくるわ。」
暁 「鹿島さん、貴女宛ての御手紙来てたわよ。」
鹿島 「本当ですか?取ってきます。」
暁 「ついて来て、物資搬入手伝って頂戴。」
摩耶(徒桜) 「お、分かった。」
暁(徒桜) 「任せなさい。」
ゴーヤ(徒桜) 「了解でち。」
ー第八十九章 貨物列車到着、荷物搬入開始。ー
ー10:56 鎮守府併設貨物駅ー
ギギギギギ…ガコン!!!!
機関士 「貨物到着です…受け取り印を。」
宵闇 「はい。」ポンッ
機関士 「確かに…15:30には降ろし切って下さいね。」
宵闇 「はい。」
準急 「ジエチルアミンは任せろ。」ガコン…
暁(徒桜) 「ジエチルアミン?」
準急 「中継の輸出点なのさ…」
摩耶(徒桜) 「14両か…長いな。」
準急 「ぼさっとすんな、フォークリフト動かせ!!!!」
ゴーヤ(徒桜) 「りょ、了解でち!!!!」
早霜 「手伝います!!!!」
雲龍 「準急、手伝う。」
夕立 「手伝うっぽい!!!!」
準急 「手当り次第にコンテナを降ろせ、期限は15:30!!!!」
暁(徒桜) 「こんなに大変だなんて聞いてないわよ!!!!」
暁 「ぼやいてないで早く降ろしなさい!!!!」ガコン
夕立 「この重さ…中身は燃料っぽい?」ガコン
準急 「察しがいいな…中身は軽油、気動車用だな。」
準急 「コレは肉かねぇ…」ガコン
早霜 「コレは服ですね…体積の割に軽いです。」ガコン
雲龍 「降ろさないと…お米だね。」ガコン
摩耶(徒桜) 「コレは金属か!?かなり重いぞ!!!!」
ゴーヤ(徒桜) 「潮の香り…お魚でちね。」
暁(徒桜) 「これ、お野菜かなぁ…」ガコン
準急 「通販の奴西濃のコンテナごと持って来やがった…」
準急 「出すの面倒なんだよなぁ…返さなきゃだし。」
ー何だかんだで四時間後ー
機関士 「空コンテナまで積んで頂いて…」ほぇー
準急 「じゃ、宜しく。」
機関士 「はい、分かりました。それでは。」ガコン
準急 「ハァ…疲れた。」
摩耶(徒桜) 「準急、コレお前宛てだぜ?」つ小包
準急 「マジか…」ビリリ…
つ二十六年式拳銃
準急 「…また渋い物を……」
摩耶(徒桜) 「ほぇー私達が艦だった時の拳銃か…」
準急 「現役だったかまでは分からんがな。」チャッ
摩耶(徒桜) 「へぇ…中折のリボルバーか……」
準急 「威力そこそこあるから使い易いんだよ。」
摩耶(徒桜) 「じゃ、帰るわ。」
準急 「おう、また来いよ。」
摩耶(徒桜) 「準急こそ、たまには帰ってこいよ。」
準急 「帰れたら、な。」
摩耶(徒桜) 「アハハ、お前らしいな。じゃ、またな。」
準急 「おう……」クルッ
準急 「さて、何故貴女が居たのか説明して貰いますよ。」
準急 「……ガングートさん。」
ガングート 「……」
ー第九十章 侵入者とストレスで凶化した総指揮官ー
ガングート 「私は何も喋らんぞ。」
準急 「何故コンテナの中に潜んでいたんだ…」
ガングート 「…知らん。」
準急 「……じゃ、殺すかねぇ…」
ガングート 「その程度の脅しには動じない。」
準急 「誰が脅しって言ったよ?」ドドドン!!!!
ガングート 「グゥッ!!!!」中破
準急 「口を割らないスパイは消すしか無いだろ?」
ガングート 「なっ…」
準急 「ふふっ…最後のチャンスをやる。」
ガングート 「何?」
準急 「話すか死ぬかどっちかにしろ。10秒で決めろ。」
ガングート 「……分かった、話す。」
準急 「なら初めから話せよクズが…」チッ
ガングート 「……」
準急 「イライラする……殺した方がマシだったか?」
ガングート 「!?」
準急 「標的艦にして沈めた方が良かったか…」ギロッ
ガングート 「さ、流石に言い過ぎだろう!?」
準急 「決めた、今から沈めよう。」ジャキッ
ガングート 「待て、落ち着け!!よく考えろ!!!!」
暗闇 「待ちなさい、準急!!!!」
準急 「……」ギロッ
暗闇 「自分の嫁も分からないの!?」
準急 「……侵入者を消す、邪魔をするな。」凶化
暗闇 「話くらいは聞いてあげてよ!!!!」
準急 「…鬱陶しい、出て行け。」
暗闇 「今の準急はおかしいよ…」
準急 「…消え失せろ、顔も見たくない。」
暗闇 「!?」
早霜 「準急さん!!!!」バン!!!!
準急 「!!」ドドドン!!!!
早霜 「アァッ!!!!」大破
暗闇 「早霜ちゃん!?」
準急 「たとえ嫁であろうと、邪魔をするなら消すまで。」
暗闇 「…そう。ならもういいわ。」早霜抱え
ガングート 「…逃げる!!!!」ダッ
準急 「逃がすか!!!!」ダッ
暗闇 「助けが来るまで耐えて!!!!」ダッ
卯月 「…今!!!!」カチッ
ボカーン!!!!
卯月 「コレで…」
準急 「この悪戯兎が!!!!」ドドドン!!!!
卯月 「ギャァ!!!!」大破
白露 「もう止まって!!!!」ブン!!
準急 「グハッ!!!!」大破
白露 「卯月ちゃん、入渠しよ!!!!」
卯月 「白露ちゃん、ごめんっぴょん…」
準急 「……クソが…」
宵闇 「…馬鹿!!!!」ボカッ
準急 「痛っ!?」
宵闇 「貴方のせいで何人怪我したと思ってるの!?」
準急 「知らんわんなモン!!!!」
宵闇 「何よその言い方!!!!」ボカッ
準急 「ウグッ…」
宵闇 「三人よ…三人も怪我したのよ!?分かってるの!?」
準急 「…お前も消す必要があるのか。」
宵闇 「反省しなさいよ!!!!それでも総指揮官なの!?」
準急 「総指揮官なんざ、やっとらん。」
宵闇 「準急の馬鹿!!!!」ボカッ!!
宵闇 「仲直りしようと思わないの!?」
準急 「する必要自体無い。消せば終わる。」
ガングート 「……」
暁 「貴方には娘が居るのよ?今の姿、見せられるの?」
準急 「……」
暁 「いい加減落ち着きなさい…ね?」
準急 「…クソが。」チッ
暁 「もういいわ、任せて頂戴。」
宵闇 「分かったわ。行きましょう、ガングートさん。」
ガングート 「恐怖だったぞ…」
暁 「貴方はもっと紳士になってよ…」
準急 「煩い…」
暁 「なら、貴方は何故生き返ったの?」
準急 「は?」
暁 「ただの副司令官なら生き返らないわ。」
準急 「…」
暁 「生き返ったって事は、それだけ信頼されてたのよ。」
準急 「………」
暁 「もう暴れないで…ね?」
準急 「分かったよ…」
暗闇 「やっと落ち着いたのね…失望したわ。」
準急 「別に…離婚したけりゃどうぞ。」
暗闇 「……そういう所を治しなさいよ。」
準急 「……」
暗闇 「もう、シャキッとして頂戴。」
準急 「……」
暗闇 「…馬鹿な人。」スッ
準急 「何をする気だ、暗y
暗闇 「ん…」Kiss
準急 「!?」
暗闇 「貴方に面倒事を押し付けた私にも非があるわ。」
準急 「……」
暗闇 「だから、今回は相殺でいい?」
準急 「…やっぱ俺は嫁に弱いな……」ハァ
暗闇 「でね…二人目、欲しいの……分かる?」
準急 「二十二人娘居るのにこれ以上は無理です。」
暗闇 「いいじゃないの…」
ガングート 「…訳が分からぬ……」
鹿島 「ガングートさん、こちらへ。」
ガングート 「む?あ、あぁ…」
ー第九十一章 初めてと経験者ー
ー23:10 準急自室ー
初雪 「……」///
雲龍 「……」///
暗闇 「久しぶりね。こうやって重なるのは…」
準急 「俺と子供作るとか、物好きだなお前ら…」
初雪 「…準急とがいい。」
雲龍 「貴方としかしないわ。」
暗闇 「その物好きを惚れさせたのは何処の誰かしら?」
準急 「ええい面倒臭い!!!!全員来い!!!!」
ー子作りしまくって一時間後ー
準急 「もう出来ねぇぞ…」
初雪 「うへへ……」
雲龍 「お腹、いっぱい…」
暗闇 「何発あんのよ…」
準急 「全員、帰って寝な。」
暗闇 「分かったわ。」チャッ
初雪 「ありがと。」バタン
雲龍 「…痛くなかったわ。」
準急 「そうか。」
雲龍 「お休みなさい。」
準急 「お休み。」
ー翌日 04:20ー
準急 「……またか。」お布団モッコリ
準急 「誰だ…」バサッ
鹿島 「あっ…」←裸
準急 「鹿島…裸で何してるんだよ……」
鹿島 「…子作りしたいの。」
準急 「……またか。」
鹿島 「いいでしょ?」
準急 「………仕方ない、付き合ってやる。」
ー子作りして30分後ー
準急 「まさか三発も補充されていたとは…」
鹿島 「満足です…♡」
準急 「コレでいいだろ?俺はシャワー浴びねぇと…」
ゴーヤ 「あ…」←シャワー中
準急 「ん?」
ゴーヤ 「……お借りしてます。」
準急 「借りるのはいいが、沸かしてあるぞ。」
ゴーヤ 「あ、じゃあ浸かるでち。」
準急 「さよか。」←シャワー中
ゴーヤ 「…子作り、したいでち……」
準急 「弾薬は空だぞ…」
ゴーヤ 「まぁまぁこれ飲むでち。」ググッ
準急 「……おい、これ精力剤だろ…」ゴクッゴクッ
ゴーヤ 「そうでちよ。残弾確保でち。」
準急 「………即効かよ。」
ゴーヤ 「さぁ、子作りタイムでち!!!!」
ー子作りしまくって40分後ー
準急 「六発とか意味分からんわ…」げっそり
ゴーヤ 「ありがとでち。」ツヤツヤ
準急 「もう今日はゆっくり休もう。」チャッ
夕立 「子作りするっぽい!!!!」←裸
準急 「…今日は勘弁してくれ……」
夕立 「これ飲むっぽい!!!!」つ精力剤
準急 「キッチリ即効だな。」ゴクッゴクッ
夕立 「それじゃ、子作りっぽい!!!!」
準急 「はいはい。」
ー子作りしまくって一時間後ー
準急 「十発とか絶倫かよ…」
夕立 「コレで子供が出来るっぽい!!!!」
準急 「寝る。起こすな。」バタン…チャッ
ー第九十二章 ガングートの運命ー
ー半年後 執務室ー
天龍 「で、ガングートって奴はどうなったんだ?」
提督 「どうやら…」
ー半年前ー
準急 「……アンタ、コンテナの中居ったらアカンのよ。」
ガングート 「しかしだな、私はそこに入れと…」
準急 「何考えてんだよロシア…」
ガングート 「私はどうなるのだろうか…」
準急 「あー、取り敢えず雇うから、名前書いて提出。」
ガングート 「了解。」
ー現在ー
提督 「…という事があったらしく。」
天龍 「で、子作り組は全員妊娠と…」
暗闇 「この子は女の子かしら…」
雲龍 「男の子だといいね。」
初雪 「そんな事より出産大変そう。」
鹿島 「あの人との子供なら何人でも…♡」
ゴーヤ 「こんな身体でも子供は出来るんでちね。」
夕立 「ちゃんと育つっぽい。」
天龍 「……誑しだな。」
ー第九十三章 出来た子供の意外な事実ー
ー更に四ヶ月後ー
準急 「どうしてこうなった…」
夕立 「…こっちのセリフっぽい。」
むらさめ 「ママ、大丈夫?」
ゴーヤ 「え?嘘、え?」
はち 「お母さん、大丈夫なの?」
鹿島 「何でぇ!?」
かとり 「……ママ、落ち着いて。」
雲龍 「どうしてなの…」
りゅうじょう 「オカン、どないしたん?」
初雪 「……おかしい。」
しらゆき 「お母さん…おかしくは無いよ。」
暗闇 「どうしてなの…どうしてこうなるの……」
じゅんきゅう 「お母さん、ご飯まだ!?」
準急 「暗闇は結婚だったから息子なのか…」メモメモ
準急 「コレにより我が家の家族は…」
ー名簿ー
世帯主 準急 息子 じゅんきゅう
正妻 暗闇 娘 くらやみ
ー以下カッコカリー
夕立 娘 ゆうだち、むらさめ
初雪 娘 はつゆき、しらゆき
雲龍 娘 うんりゅう、りゅうじょう
ゴーヤ 娘 ごーや、はち
鹿島 娘 かしま、かとり
天城 娘 あまぎ
葛城 娘 かつらぎ
イク 娘 いく
イムヤ 娘 いむや
白露 娘 しらつゆ
時雨 娘 しぐれ
吹雪 娘 ふぶき
宵闇 娘 よいやみ
薄闇 娘 うすやみ
暁 娘 あかつき
早霜 娘 はやしも
霞 娘 かすみ
瑞鶴 娘 ずいかく
弥生 娘 やよい
花音 娘 かのん
大鳳 娘 たいほう
ー以上五十一名ー
準急 「…マンションレベルじゃねぇか…」
妖精 「しかも、全員艦娘適性あったよ…」
準急 「マジか…」
じゅんきゅう 「親父!!!!」
準急 「親父!?」
じゅんきゅう 「ご飯作ってくれよ!!!!」
準急 「…お父さんは疲れたよ……」バタッ
じゅんきゅう 「親父!?しっかりしろ親父!!!!」
暗闇 「担架、急いで!!!!」
ー第九十四章 準急の超回復…からの釣りー
準急 「……ん?」
じゅんきゅう 「親父、無理し過ぎだぜ…」
準急 「じゅんきゅうか…」
じゅんきゅう 「身体は大事にしてくれよ…」
準急 「……だな。」
じゅんきゅう 「親父は仕事し過ぎだ…たまには休めよ。」
準急 「……休め、か。」
ー翌日 09:00執務室ー
提督 「ん?置き手紙?」
ー提督へー
[暫くの間有給を取らせて頂きます。]
[その間、お仕事宜しくお願いしますね。]
ー準急ー
提督 「はぁ!?」
ー同時刻 大阪港ー
準急 「よし、釣るか!!」E.釣竿
じゅんきゅう 「付き合うぜ!!」E.釣竿
暗闇 「私は下処理係ね。」E.包丁
宵闇 「氷買っておかないと…」E.クーラーボックス
ー同時刻 鎮守府執務室ー
提督 「えぇ……」
大淀 「手伝いますから…」
薄闇 「ほら、仕事回しなさいよ…」
ー一時間20分後 大阪港ー
準急 「釣れるかねぇ…」
暗闇 「鯵鯖鰯…どれが釣れるのかしら。」
じゅんきゅう 「餌餌…」
宵闇 「釣竿を分担しましょう…私達は赤い釣竿を。」
準急 「ならこっちは青だな。」
暗闇 「4、5秒位自然に垂らせばいいんですね?」
準急 「鯵が釣れるのはその辺の深さだな…」チャポン…
じゅんきゅう 「だね。」
準急 「!?喰った!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯖が二匹掛かった
じゅんきゅう 「針取らないと…」
宵闇 「頭と内臓取らないと…」
暗闇 「!?掛かった!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯵が一匹掛かった
準急 「餌詰めて、投下。」チャポン
暗闇 「詰めて、投下っと…」チャポン
じゅんきゅう 「面白いね。」
準急 「暫く釣ったら昼食わねぇとな。」
暗闇 「にしても…雨って……」
雨←割と強め
準急 「その為のテントだろ?」
テント←6畳分の広さ
準急 「ほれ、喰いよったわ!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯵一匹鯖二匹
暗闇 「こっちも掛かったわ!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鰯四匹
準急 「おお、4hit…初めて見たぞ。」
暗闇 「運が良いのね…」
じゅんきゅう 「やってみたい。」
準急 「まず餌詰めな…ギュウギュウにせんでふわっと。」
じゅんきゅう 「こう?」ふんわり
準急 「せや。そしたら海放り込んで五秒で止めて。」
じゅんきゅう 「分かった。」チャポン
準急 「……そこ。」
じゅんきゅう 「うん。」ピタッ
準急 「ちょい竿振ってみ?」
じゅんきゅう 「うん。」チョンチョン…
準急 「で、待つ。」
じゅんきゅう 「……!?」グイッ
準急 「よし、上げろ。」
じゅんきゅう 「うん!!」ググッキュルキュル…
準急 「もうちょい早く。」
じゅんきゅう 「……やった!!」バシャッ
サビキ←鯵二匹
準急 「よし、覚えたな?」
じゅんきゅう 「うん、釣りって楽しい!!!!」
準急 「俺の趣味の一つだ。存分に楽しめ。」
宵闇 「掛かったわ!!!!」グイッ
サビキ←何もねぇですぜ、奥さん…
宵闇 「……」
準急 「カゴの重さで引いちまったな…初心者のミスだ。」
宵闇 「そ、そうなの!?」
準急 「俺も始めた頃はやってたぜ…」
宵闇 「そうなんだ……」
準急 「魚が引いた時の感覚を覚える他ねぇな。」
宵闇 「へぇ…!?」ググッ
準急 「喰った!!!!」
宵闇 「ふっ…」キュルキュルキュル
サビキ←鯵一匹
宵闇 「……たったの1匹…」
準急 「そんなもんだ…ほれ、釣るぞ!!!!」チャポン
宵闇 「うん…分かった。」チャポン
準急 「お、喰い付き早いな…そい!!!!」バシャッ
ヲ級 「ヲー…」プラーン…
準急 「…何故釣れたし。」
宵闇 「こっちも掛かった!!!!」バシャッ
ル級 「イ、イタイ…ハリハズシテ……」プラーン
宵闇 「…何で釣れたの?」
ヲ級 「ヲッヲー」バシャッ
ル級 「サヨウナラ…イタイ……」バシャッ
準急 「まあ、よくある事だな。続き続き……」ググッ
準急 「早いな!?」キュルキュルキュル
準急 「せいっ!!!!」バシャッ
ほっぽ 「準急、針取って…」
準急 「 お 前 か よ 。」針外し
ガングート 「…深海棲艦が針に掛かるのか?」
準急 「そうだな………ん?」クルッ
ガングート 「やあ。」←一応着任してた
準急 「………なんで居んの?」
ガングート 「早霜という子から聞いた。」
早霜 「勿論私も居ますよー?」ヒョコッ
準急 「…まあ、俺が釣りする所は此処だけだからな。」
早霜 「お手伝いしますよー。」
ガングート 「私も釣ってみたいのでな。」
準急 「テント狭いぞ…」
早霜 「追加で持ってきましたー。」
ガングート 「設営は任せておけ。」
準急 「…そう。じゃ、宜しく。」
宵闇 「準急、針針!!!!」
準急 「ん?」チラッ
ほっぽ 「痛い…」サビキ絡まってる
準急 「…カゴを外して針を外す……よし。」
ほっぽ 「準急、ありがと。」
準急 「おう。」
ほっぽ 「ほっぽ、お魚釣りたい。」
準急 「…竿は2本しかねぇぞ。」
早霜 「2本買って来ましたよ。餌もあります。」
ほっぽ 「ありがとー!!!!」
準急 「早霜、よくやった。お菓子買ってやる。」
早霜 「やりました!!」
レ級 「準急、来たぜ……北方棲姫様?」
ほっぽ 「レ級、お魚釣ろ?」
レ級 「え?ま、まぁ…北方棲姫様がしたいなら……」
準急 「……!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯖三匹
レ級 「お、こんな天気でも釣れるんだな…」
準急 「……少し小さいな…」テキパキ
暗闇 「掛かった!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鰯二匹
ガングート 「喰ったぞ!!!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯵三匹
ほっぽ 「hit!!」ググッ
じゅんきゅう 「リール巻いて!!!!」グイッ
ほっぽ 「うん!!」キュルキュルキュル
サビキ←鯵鯖鰯各一匹
準急 「クーラーボックス足りねぇかもなぁ…」
早霜 「取ってきます。買って来ましたから。」
準急 「サンキュ。」
ー第九十五章 釣り日和(雨)ー
ー一時間後ー
宵闇 「掛かった!!!!」キュルキュルキュル
準急 「…!!!!」キュルキュルキュル
ほっぽ 「hit!!!!」キュルキュルキュル
ガングート 「喰ったぞ!!!!」キュルキュルキュル
ー一方その頃、他の釣り人は…ー
釣り人A 「彼奴、美人達とテントの中で釣りやがって…」
釣り人B 「リア充め…祝ってやるぜ!!!!」
釣り人A 「そこは呪えよ!!!!」
準急 「そこは…何だって?」ズイッ
釣り人A 「い、いえ何でも…」
準急 「総指揮官も楽じゃねぇよ…休暇ねぇしさ……」
準急 「有給取ったの何時振りだったかな…」スタスタ
釣り人A 「あの人提督だったのか…」
釣り人B 「祝ってやるよ!!!!」
ー準急釣りテントー
準急 「ただいまー」
ガングート 「…この人が釣れたのだが……」
中枢棲姫 「……アノ…デスネ………」服に針
準急 「針外してバスタオル。あと釣り中断して昼飯。」
ガングート 「分かった。」
準急 「全員手を洗え、昼飯食うぞ。」
宵闇 「私は下処理してますね。」
中枢棲姫 「……エット、アノ…」
ほっぽ 「中枢、準急は攻撃しない限り殺しに来ないよ。」
中枢棲姫 「エ?」
ほっぽ 「私も助けられたよ。」
レ級 「下手に刺激しなければ問題無いですよ。」
リ級 「コロシテヤル!!!!」バシャッ
準急 「!?」ジャキッ
準急 「釣りの邪魔をするな!!!!」ドドドン!!!!
リ級 「ギャァ!!!!」轟沈
準急 「魚が逃げちまったよ…」ハァ
中枢棲姫 「……」
レ級 「御覧の通り、準急は邪魔する者に容赦せず…」
レ級 「一瞬で消し飛ばしてしまうんですよ。」
中枢棲姫 「…コウフクスルカ。」
準急 「中枢棲姫っつったな。まずは食おうぜ…」
中枢棲姫 「ア、アァ。」パクッ
中枢棲姫 「!?」パァァ
中枢棲姫 「オイシイ!!!!」
ほっぽ 「良かった!!!!」
レ級 「準急はそれだけなのか?」
準急 「ん?」ポリポリ
準急のご飯↓
お新香、だし巻き、白飯
他の人↓
天ぷら、卵焼き、酢豚、麻婆豆腐、春巻き、餃子、白飯
準急 「お新香美味しいからね。」お新香ポリポリ
暗闇 「この人お漬物と卵があればお米食べるから。」
準急 「ある意味手間が掛かるね。」だし巻きモグモグ
宵闇 「でも、何かあれば頼りになるからね。」
準急 「……そうだな、事ある毎に俺が解決してるな。」
早霜 「お新香、私が漬けました…どうですか?」
準急 「もう少し唐辛子入れて、塩減らしな。」
早霜 「分かりました、改良してみます。」
ガングート 「コレが、お新香なのか…」お新香ポリポリ
ガングート 「少しクセがあるが、食べやすいな。」
準急 「お、ガングートは食えるんだな…」
中枢棲姫 「コレガテンプラ…エビガトクニオイシイナ。」
準急 「小海老の天ぷらだな。確かに美味しいな。」
レ級 「味付けが塩だけだから素材の味が活きてるな。」
ガングート 「ほう、美味だな。」
準急 「釣った魚だが…鯵は照り焼きだな。」
宵闇 「鯖は押し寿司、鰯はつみれ汁にしましょうか。」
準急 「鯖は塩焼きも美味いよな…」
宵闇 「塩焼きも準備しましょうか。」
中枢棲姫 「アノ…ワタシハ……」
準急 「新宮で雇うよ。」
中枢棲姫 「ソ、ソウナノ…」
早霜 「?」
中枢棲姫 (コノヒトトナラ、キットアイヲ…)///
早霜 (堕ちてますね…)
早霜 「さ、食べ終わったらいっぱい釣りますよ!!!!」
ー第九十六章 釣りの後の潮臭さー
ー九時間後 新宮鎮守府ー
準急 「たーだいまー!!!!」ガチャ
提督 「お帰りなさいって潮臭い!!!!」
準急 「半日海に居たからな…お魚だ。」
クーラーボックス<どんだけ釣ったんよ…
準急 「鯖七十二匹、鯵百十三匹、鰯八十七匹。」
提督 「多いな!?」
準急 「でも、これ全部家族で食べ切れるんだよ。」
提督 「お前家族多かったなそう言えば!!!!」
中枢棲姫 「アノ…」
準急 「釣れました。」
提督 「どんなサビキだよ…」
中枢棲姫 「ジュンキュウサントイッショガイイデス。」
準急 「釣っただけで惚れられました。」
早霜 「最早私への愛も冷め始めましたね。」
準急 「冷めてねぇよ。」
早霜 「本当にですか?」
準急 「軽い気持ちでケッコンする訳ねぇだろ?」
早霜 「…はい♡」
準急 「中枢棲姫、入渠して来い。」
中枢棲姫 「ケガシテナイケト…」
準急 「これまでの事例から察するに、入渠すれば…」
中枢棲姫 「スレバ?」
準急 「多分片言が治る。」
中枢棲姫 「ニュウキョシテクルワ。」
準急 「おう。」
1.中枢棲姫 00:00:19
提督 「二十秒!?」
準急 「まあ、そんなもんか…」
提督 「いやいや…」
準急 「話してたら終わったぞ?」
中枢棲姫 「あの…準急さん?」
準急 「やっぱり治ってるぜ。」
中枢棲姫 「あら、本当だわ…準急さん、有難う。」
準急 「中枢って呼んでいいか?」
中枢棲姫→中枢 「勿論よ。」
準急 「そうかそうか、良かったよ。」
提督 「……潮臭い。」
ー第九十七章 何かと忙しいのは朝である。ー
ー翌日 07:41ー
準急 「今気付いたんだが…」
中枢 「ん?なに?」
準急 「中枢って深海棲艦だよな?」
中枢 「ええ、そうね。」
準急 「早霜は中枢が俺に惚れてるっつうんだが…」
準急 「ケッコン出来んのかなぁ…と。」
中枢 「…やってみる?」←Lv99
準急 「おう…」つ指輪
中枢 「コレを薬指に…」スポ
中枢 「……Lvが上がったわ。」Lv100
準急 「……家族が増えました。」
?? 「お母さん?」
中枢 「え?」
??→ちゅうすう 「お母さんだー。」てててー
準急 「何なの?ケッコンしたら娘も出来るの?」
中枢 「え、えっと…」
ちゅうすう 「抱っこー。」ポスン
中枢 「準急…」チラッ
準急 「抱っこしてやれ、出来んだろ?」
中枢 「……ほら、いい子いい子。」抱っこ
ちゅうすう 「わーい。」
準急 「……中枢って子供いた?」
中枢 「防空棲姫が娘だったが。」
準急 「……え?アンタ何歳よ…」
中枢 「今年で63だな…もしかして年寄りは嫌か?」
準急 「…思ってたよりは年取ってねぇな。」ホーウ
中枢 「へ!?じゃあ貴方は!?」
準急 「436。」サラッ
中枢 「……え?」
準急 「先月436歳になったばっかの好青年だよ。」ニコッ
中枢 「めっちゃおじいちゃんじゃん!?」(;゚ロ゚)!?
準急 「天使の血を継ぐ者にしちゃ若い方じゃ。」
中枢 「え!?」
準急 「不老不死になってもうたけどな…」
中枢 「………嘘でしょ?」
準急 「嘘だと思うなら頭を吹き飛ばせばいい。」
中枢 「…えい!!」ボカン!!!!
準急 「…な?死んでねぇだろ?」←頭だけ
準急 「……」←胴体だけ
準急 「コッチだコッチ、拾い上げてくれ。」
準急 「……」頭拾い上げ
準急 「よし、あとは細胞連結して…」
準急 「元通りだな。」復活
中枢 「えぇぇ…」
準急 「これ飲んどけ…子供には飲ませるなよ。」つ瓶
中枢 「…ちょっとクセがあるわね……」
ちゅうすう 「なあに?それ。」
準急 「不老不死の薬だからちゅうすうはダメだよ。」
中枢 「!?」←飲み切った後
準急 「おめでとう、君もこれで不老不死だ。」
中枢 「ななな何をする準急!?」
準急 「ほれ、コッチ来い。朝ご飯食うぞ。」
中枢 「うぅ…」
嫁ーズ 「貴女もこれで不老不死の仲間入りね。」
中枢 「……」
準急 「大変だったぞ…材料探し。」
中枢 「もう何も言えぬわ…」
準急 「じゃ、頂きます。」つお蕎麦
中枢 「へ?」つ卵焼き
準急 「……ん?二八か…」ズルズル
中枢 「な、何故準急は蕎麦なのだ…」つウインナー
宵闇 「あの人何時も朝はお蕎麦だけですよ。」つ高野豆腐
準急 「……やっぱり十割が美味いな…」ズルズル
宵闇 「ごめんなさいね、今日は二八しか無いの。」
準急 「発注しとく……ん?」
コンコンコン
準急 「食事中です、執務室にどうぞ。」
<了解しました。
準急 「鳳翔さんだな。」
暗闇 「何で分かったの?」
準急 「優しいノックと声。あと歩き方に癖がある。」
準急 「鳳翔さんはあぁ見えて左重心だからね。」
暗闇 「な、成程…」
中枢 「何でモテるのか分かった気がするわ。」
準急 「んー?」
中枢 「貴方は人の事を確り見てる。だからモテる。」
準急 「そうかねぇ…ご馳走さん、洗い物宜しく。」
早霜 「はい、分かりました。」
準急 「さて、お艦の着任か、それとも客人か…」バタン
中枢 「…ご馳走様、洗い物は任せてもいいか?」
宵闇 「良いですよ。準急の所に行くんでしょ?」
中枢 「なっ…」
宵闇 「今なら間に合うから、行ってらっしゃい。」
中枢 「…有難う。」バタン
夕立 「準急さんのお新香はやっぱり美味しいっぽい。」
時雨 「うん、塩加減が丁度いいんだよね。」ポリポリ
早霜 「自分で漬けてるなら私に作らせなくても…」
宵闇 「貴女のお新香が食べたいんでしょ?」
早霜 「なっ…」
夕立 「何時食べても美味しいっぽい。」ポリポリモグモグ
早霜 「……?」つ準急のお新香
ー注意 食べ過ぎは良くないですよ。塩分過剰です。ー
早霜 「!?」クルッ
夕立 「♡」ポリポリポリポリモグモグ
時雨 「た、食べ過ぎだよ…」
早霜 「夕立さん、今日のお食事は塩分不使用にします。」
夕立 「ぽい!?」
早霜 「そのお新香だけで二日分の塩分を摂ってますよ。」
夕立 「ぽい…」
早霜 「全く…ん?」
天龍 「お新香、300円で売ってくれ。」
Bismarck 「お新香食べてみたいの。」
長門 「私は、漬物には疎くてな…食べてみたいんだ。」
香取 「準急さんのお新香、食べてみたかったんです。」
響 「お新香頂戴なんだよ!!!!」
早霜 「……」つメモ
ーお新香 漬け汁込で100g500円にて量り売りー
早霜 「…量り売りしますよ。」
長門 「有難い!!!!」
長門 「手持ちが400円故それ以内で頼む。」
早霜 「漬け汁込80gですねー。」
早霜 「こんなもんかなー?」
秤<80gピッタシですぜ
早霜 「袋に入れて…400円ですー。」
長門 「うむ、丁度だ。」つ400円
早霜 「日持ちは今日から二日ですよ。」
長門 「短いんだな…」
早霜 「塩が野菜に入っていきますので。」
長門 「成程、承知した。」
天龍 「300円で。」
早霜 「60gですね。」
天龍 「おう、丁度だ。」つ300円
早霜 「毎度あり。」
Bismarck 「少なめでいいわ。」
早霜 「お試し30g、150円ですね。」
Bismarck 「お釣り。」つ千円札
早霜 「850円と商品です。」
Bismarck 「ありがと。」
香取 「150g程。」←お新香大好き
早霜 「750円です。」
香取 「お釣り貰えるかしら。」つ千円札
早霜 「250円のお釣りですね、有難う御座いました。」
響 「少なめでいいんだよ、兎に角欲しいんだよ!!!!」
早霜 「30g150円ですね。」
響 「なんだよ!!!!」つ鎮守府商品券50円券x3
(鎮守府商品券は、鎮守府内の精算で使える商品券の事)
早霜 「はい、丁度ですね、有難う御座いました。」
響 「なんだよー。」
早霜 「あら、少なくなってきましたね…」
早霜 「お新香大人気ですね。」
雲龍 「……あ、美味しい。」ポリポリ
天城 「確かに、美味しいわね…」ポリポリ
葛城 「程良い塩加減ですね。」ポリポリ
ー第九十八章 お艦、着任。ー
準急 「……これはこれは…」
中枢 「…初めまして。」
鳳翔 「え?あの…深海棲艦の方……ですよね?」
準急 「釣れたので味方にしました。」
中枢 「ケッコンしてます。」
鳳翔 「へ?釣れた?」
準急 「はい。サビキに掛かりまして…」
中枢 「痛かったんだが、今は気にしてない。」
鳳翔 「……そうなんですね…」
準急 「しかし、皆のお艦が着任か…」
中枢 「今更感が少し漂うな。」
鳳翔 「へ?」
加賀 「準急さん、今月赤字の可能性アリです。」スッ
準急 「…光熱費?待て、まさかクーラーか!?」
加賀 「はい、扇風機とクーラーで涼む艦娘が…」
準急 「ブレーカー落とせ、十秒でいい。」
加賀 「え?あ、はい。」
鳳翔 「冷蔵庫の食材が…」
準急 「十秒ですよ…」Prrr
準急 「おう。」
加賀 [ブレーカーダウンまで、三秒、二、一…]
バツン!!!!
鳳翔 「ひゃあ!!!!」ビクッ
準急 「鳳翔さん、暗闇が苦手なんですか?」
鳳翔 「こ、怖いです…」
バツン!!!!
準急 「電気戻りまし何してんですか!?」
鳳翔 「怖かったです…」抱き着き
準急 「と、兎に角雇いますからサインを…」
鳳翔 「怖い怖い怖い怖い怖い…」
準急 「中枢、助けて…」
中枢 「鳳翔さん、ブレーカーはそうそう落ちませんよ…」
鳳翔 「……ほんと?」
中枢 「兎に角サインを貰わないと雇えないので…」
準急 「……ブレーカーは意図的に落としただけです。」
鳳翔 「そ、そうなんですか?」
準急 「えぇ…雇いますからサインを此処に…」
鳳翔 「…こ、これでいいですか?」
準急 「はい、良いですよ。」
Bismarck 「準急、何でブレーカー落ちたの!?」
準急 「鎮守府内の誰かが電気使いまくってたから。」
Bismarck 「え?」
準急 「扇風機やクーラー、ゲーム機とかな。」
Bismarck 「それって…」
準急 「心当たりある?」
Bismarck 「確か長門がクーラーガンガンだったわ。」
Bismarck 「赤城と天龍もクーラーガンガンね。」
Bismarck 「あとガングートが16℃まで冷やしてたわ。」
準急 「…その四人からは電気代を徴収しよう。」イラァ
ドンドンドンドンドン!!!!
準急 「どうぞ。」
バァン!!!!
長門 「いきなりブレーカーが落ちたのだが!?」
ガングート 「折角の冷房が止まってしまったぞ!?」
赤城 「何で落ちたんですか!?」
天龍 「人が涼んでんのに邪魔すんなよ!!!!」
準急 「文句言う前に言う事があるんじゃねぇか?」
四人 「無い!!!!」
準急 「なら電気代の補填として全員一万円を支払え。」
四人 「へ?」
準急 「電気代が高過ぎて赤字なんよ。」イライラ
準急 「それとも給料没収の方がいいの?」
四人 「一万円で勘弁して下さい…」
準急 「……よし、給料八割カットで勘弁してやる。」
四人 「!?」ガーン
準急 「これに懲りたら電気は節約するんだな。」
ガングート 「し、しかし電車は…」
準急 「今月電車は全般検査なので動かしてませんが?」
ガングート 「……」
整備士 「準急さん、全般検査終わりましたよ。」
準急 「どうでしたか?」
整備士 「抵抗制御の3004編成は機器更新が必要ですね。」
準急 「そうですか…VVVFに変えて貰えますか?」
整備士 「GTOですか?」
準急 「ですね…古い分安いですから。」
整備士 「なら…この位ですかねぇ…」6,475,000
四人 「高い!?」
準急 「あ、安い…じゃあ、宜しくお願いしますね。」
整備士 「三週間程お借りしますね。」
準急 「分かりました。」
整備士 「では私はこれで。」
準急 「有難う御座いました。」
四人 「……」
準急 「…で、君達……この件に関して何か言う事は?」
四人 「すみませんでした。」orz orz orz orz
準急 「わかりゃァいいんだよ。」
鳳翔 「……」
中枢 「やっぱりあの人はカッコイイな。」
準急 「では鳳翔さん、お部屋へ御案内します。」
鳳翔 「へ!?あ、はい、宜しくお願いします。」
ー第九十九章 お艦の料理が準急に負ける事件発生ー
鳳翔 「あ、あの…」
準急 「御料理が上手だと聞いていますよ。」
鳳翔 「え?あ、はい…」
準急 「私が居た所では居酒屋経営してましたね…」
鳳翔 「え?」
準急 「一応私は徒桜在籍なんですよ。」
鳳翔 「そ、そうなんですか!?」
準急 「此処に居るのは新入りの面倒を見る為です。」
鳳翔 「へぇ…」
準急 「それでですね…御料理、ご馳走しましょうか?」
鳳翔 「いいんですか!?」
準急 「良いですよ、私の家へ御案内します。」
ー準急自宅 17:49 台所ー
鳳翔 「…あの……」
準急 「肉と野菜、あと魚は釣った鯖があるか…」テキパキ
鳳翔 (凄い手際の良さ…)
準急 「酒放り込んで、アルコール飛ばしてから卵…」
鳳翔 (慣れてる…)
準急 「豚肉炒めて塩入れてキムチ投入…」
鳳翔 (もしかして…負けてる?)
準急 「おーい、席に着けよ!!晩飯だぞ!!!!」
娘ズ 「わーい!!!!」着席
じゅんきゅう 「お新香出しとこうか?」
準急 「お、頼もう…俺の出しといてくれ。」
じゅんきゅう 「珍しいな、普段は早霜の物出すのに…」
準急 「お客さん居るだろ?味見とかねぇと…」
じゅんきゅう 「了解。」
嫁ーズ 「夕飯ね…」着席
鳳翔 「何人居るんですか!?」
準急 「五十二人。確か…嫁23娘28息子1。」
鳳翔 「えぇ…」
準急 「お新香は…ちょっと漬け過ぎてるな……」ポリポリ
鳳翔 「え?」
準急 「でも、まだいけるな…今日食い切ればいいか。」
鳳翔 「……」
準急 「お待ちどうさん、ご飯ですよ…」
鳳翔 「凄い…」
準急 「じゃ、頂きます。」
全員 「頂きます。」
鳳翔 「……!?」
準急 「ちょっとミスったかなぁ…」
暗闇 「唐辛子が強いわね…」
準急 「今年の唐辛子は強めみたいだな…減らすか。」
鳳翔 (ミスをしてこの美味しさ!?私より上手なんじゃ…)
準急 「お新香どうぞ。」
鳳翔 「あ、どうも…!?」ポリポリ
鳳翔 (確かに塩が強めだけどバランスは取れてる…)
鳳翔 (間違い無く私より料理上手だわこの人…)
準急 「お新香の材料あったかなぁ…」ガサゴソ
鳳翔 「え?」
準急の皿<とうの昔に食べ切ってるよ。
鳳翔 「食べるのが早い!?」
準急 「漬けとかないともう無いからな…」
鳳翔 「……準急さん!!!!」ガタッ
準急 「はい?」
鳳翔 「この私に御料理を…」ミツユビソロエテ
鳳翔 「教えて頂けませんでしょうか!?」オジギ
準急 「…教えるのは得意じゃないから無理。」バッサリ
鳳翔 「で、ですが…」
準急 「第一、私の料理はお店では通用しません。」
鳳翔 「へ?」
準急 「美味しいだけでは意味がありませんから。」
鳳翔 「どういう事ですか?」
準急 「一食につき二千円、毎回払えますか?」ギロッ
鳳翔 「む、無理です…」
準急 「総指揮官の給料だからこの料理は出来るのです。」
準急 「一般艦娘には月一回が限界ですよ。」
鳳翔 「成程…」
準急 「貴女は貴女の料理で御店を開いて下さい。」
鳳翔 「…分かりました。」
準急 「私はこれで。」パタン
鳳翔 「……」
暗闇 「やっぱり照れて逃げたわね…」
鳳翔 「え?」
暗闇 「実はこの料理は一人頭450円で実現出来ているの。」
鳳翔 「へ?」
暗闇 「鳳翔さんが美人過ぎて照れちゃったのね。」
鳳翔 「……!?」///
暗闇 「大丈夫、貴女の料理は一級品よ。」ニコッ
鳳翔 「は、はい…」///
ー第百章 準急は何時も無理をしている…気付け嫁。ー
ー鳳翔自室 19:49ー
鳳翔 「……」///
コンコンコン
鳳翔 「!?」
鳳翔 「ど、どうぞ…」
準急 「失礼します。」ガチャ
鳳翔 「準急さん!?」
準急 「居酒屋鳳翔二号店なんですが…」
鳳翔 「へ?二号店?」
準急 「一号店は徒桜です。」ニコッ
鳳翔 「はぁ…」
準急 「で、やってみませんか?経営…」
鳳翔 「…はい!!」
準急 「食堂はもうすぐ解体するんですよ…」
鳳翔 「え?」
準急 「もうボロボロなので…」
鳳翔 「そうなんですね…」
準急 「その跡地に居酒屋鳳翔二号店を建てようと。」
鳳翔 「本当ですか!?頑張ります!!」キラキラ
準急 「では、宜しくお願いします。」ニコッ
鳳翔 「はい!!!!」
準急 「では、失礼しま…」ドサッ
鳳翔 「え!?準急さん!?」
鳳翔 「誰か、担架ー!!!!!!」
暗闇 「ちょ、鳳翔さんどうしたんですか!?」
鳳翔 「あの、準急さんが倒れてしまって!!!!」
暗闇 「また無理してたの!?担架!!!!」
ー翌日 03:49ー
準急 「………ん?」パチッ
じゅんきゅう 「……本当に親父は…無理し過ぎだ。」
準急 「…そうだな。」
暁 「全く…貴方は本当にお馬鹿ね……」手当中
準急 「………そうだな。」
暁 「無理なんかしないで…お願い。」
準急 「無理だな。」
暗闇 「無理するのはもうやめてよ…」
準急 「無理しなけりゃ五十人も養えねぇよ…」
暁 「もう…そうだわ、お手紙よ。」つ手紙
準急 「手紙か…どれどれ……」ピリリ…サッ
ー準急へー
[宵闇と薄闇は既に私が攫った。]
[助けたくば七月末までに一千万を持って来い。]
ーO大佐ー
暁 「この二人、有給で旅行に行ってた筈でしょ!?」
準急 「……この私を敵に回した事、後悔させてやる…」
じゅんきゅう 「親父、落ち着け…」
準急 「大丈夫、私は冷静さ……」青い目
じゅんきゅう 「親父、怒ってるのバレてるぞ…」
準急 「じゅんきゅう、家に居なさい…死ぬから。」
じゅんきゅう 「…分かったぜ、親父。」
準急 「……今日出なければ…」
暁 「ついて行くわ。」
雲龍 「私達もついて行く。」
天城 「絶対に許さない…地獄を見せてやる!!!!」
葛城 「宵闇さんと薄闇さんを攫った奴は死刑ですね。」
中枢 「深海棲艦の怖さ、思い知らせてやる…」
暗闇 「宵闇型を舐めるなよ…潰してやる。」
瑞鶴 「こんな事出来るなんて、人間じゃないわ!!!!」
花音 「花音だって殺れるよ、ついて行くよ!!!!」
大鳳 「このクズ大佐、生きていられると思うなよ…」
鹿島 「何があろうと助けなければいけませんね。」
夕立 「狂犬の怖さ、教えてやるっぽい!!!!」
準急 「……お前らの気持ちはよく分かった。」
十一人 「…」
準急 「…此処に[重婚連合軍]を結成する!!!!」
十一人 「はい!!!!」
準急 「行くぞ!!!!」
十一人 「はい!!!!」
ー第百一章 宵闇薄闇救出作戦ー
夕立 「何処の提督っぽい?」
準急 「呉第一鎮守府…行くか。海から奇襲を仕掛ける。」
十一人 「はい!!!!」
ー13:49 呉第一鎮守府出撃ドックー
準急 「全員装備は大丈夫か?」←フル装備
十一人 「はい!!!!」←当然フル装備
準急 「目に付く者は全員殺せ、新宮在籍者のみ保護!!!!」
十一人 「はい!!!!」
準急 「第一目標、執務室!!!!行動開始!!!!」
十一人 「突撃!!!!」
準急 「Ураааааааааааааааааааааааааа!!!!」
OBismarck 「何事!?」
準急 「邪魔だァ!!!!」ザシュッズパッ
OBismarck 「そんな…私が……」轟沈
準急 「執務室は三階か!!!!」
夕立 「邪魔っぽい!!!!」ボンボン!!!!
O大鳳 「そんな…」轟沈
暗闇 「私達は別働隊になるわ、宜しく。」
準急 「おう。」
ー二階ー
大鳳 「助ける義理など無い!!!!流星改!!!!」
流星改<死ねぇ!!!!
O赤城 「一航戦の…誇り……」轟沈
O加賀 「赤城…さん……」轟沈
中枢 「消してやる!!!!」ドドドドォォォォォン!!!!
O長門 「馬鹿な…」轟沈
準急 「退け!!!!」ドドドドォォォォォン!!!!
O陸奥 「また、沈むの…」轟沈
準急 「三階行くぞ!!!!」
ー三階ー
準急 「誰も居ねぇな、直行するぞ!!!!」
中枢 「……いえ、居ないんじゃないわ。」
準急 「ん?」
中枢 「深海棲艦が暴れて殺してたのよ。」
準急 「成程、それで主力以外が居ない訳だ。」
中枢 「多分レ級が率いる第三遊撃隊ね。」
準急 「そこまで分かるんだな。」
中枢 「その部隊だけは連絡が取れないから。」
準急 「成程ねぇ…」
中枢 「執務室は此処ね。」
準急 「下がってろ…扉を壊す。」バキャッドゴッバキッ
準急 「……」ボゴッドカッゴシャッ
準急 「突破ァ!!!!」ドカァン!!!!
準急 「よぉ、クズ提督…」
O提督 「誰だ!?」
宵闇 「ふんひゅう!?」←手足縛られ口ガムテ
薄闇 「はふへへ!!!!」←手足縛られ口ガムテ
準急 「…君は一つ大きな間違いをした。」
O提督 「……何がだ?」
準急 「それは、私を敵に回した事だ。」
O提督 「何?」
準急 「君の命、貰うよ。」ドドドドォォォォォン!!!!
O提督 「グァッ!!!!」ドシャッ
準急 「さて、解くぞ。」バシュッバシュッ
準急 「これでいいな。」ビリリ…
宵闇 「あ、ありがと…」
準急 「ほれ…」バシュッバシュッ…ビリリッ
薄闇 「ごめんなさい…私が未熟だったから……」
準急 「もういい…帰るぞ。」
暗闇 「此処に居る艦娘はもう私達だけよ。」
準急 「そうか…じゃあ、帰るぞ。」
暗闇 「うん。」
ー第百二章 鎮守府襲撃の生存者ー
O浜風 「くっ…」
O浜風 (誰か来たと思ったら、次々に艦娘を…)
O浜風 (艦娘が艦娘を殺すなんて、初めて見た…)
準急 「……女の匂いがここからするな…」バキッ
O浜風 (バレた!?)
準急 「血の匂いもするな…襲撃の被害者か。」ドゴッ
O浜風 (何で分かるの!?)
準急 「まぁ、サクッと殺して帰りますかね…」ゴシャッ
O浜風 (逃げたい…けど、燃料がもう無い……)
準急 「突破!!!!」バコン!!!!
O浜風 (皆…そっちに逝くね……)
準急 「……臭いな…深海棲艦が居るな………」ジャキッ
O浜風 (え?)
準急 「そこだ!!!!」ドドドドォォォォォン!!!!
ル級 「ナゼ…バレタ……」ドサッ
O浜風 (……)
準急 「ん?浜風か…さて、殺すか保護か……」
O浜風 「……助けて…お願い。」
準急 「…確か新宮に居なかったな……」
準急 「連れて帰るか…殺すの面倒だし。」
O浜風 「有難う…」
準急 「見た所動けそうに無いな…よっと……」背負い
O浜風 「うわぁ!?」背負われ
準急 「疲れるなぁ…」
O浜風 (何でこの人血塗れなの?)
準急 「提督も艦娘も殺したし…この鎮守府潰すか。」
O浜風 「え?」
準急 「どうせ、襲撃されてんだからな…」
暗闇 「…その子、誰?」
準急 「襲撃の生存者だ…燃料切れで部屋に居た。」
暗闇 「そう…そう言えば貴方は鼻が利いたわね。」
準急 「あと…二人かね……その部屋に居るな。」
暗闇 「私が背負うわ。」
準急 「なら扉は私が壊そう。」ザクッ
O浜風 「!?」
準急 「木のドアは壊し易くて良いな。」バキャッ
暗闇 「そうね…」ドカッ
準急 「突破!!!!」バコン!!!!
O浜風 「ジェイソンが居る…」
暗闇 「良い着眼点ね…」
準急 「ノックしてもしもーし!!!!」
O叢雲 「ひうっ!?」
O不知火 「遂に私も逝くのですか…」
準急 「此奴らも燃料無いのか…」ハァ
中枢 「私は不知火を背負う事にする。」背負い
O不知火 「な、何をするのですか!?」背負われ
準急 「なら私が叢雲を背負う事になるな。」背負い
O叢雲 「ちょっと、何をするのよ!!!!」背負われ
準急 「何、死にたいの?殺しても良いよ?」ギロッ
O叢雲 「うっ…ごめんなさい、何でもないわ。」
準急 「あー面倒臭い事この上無し…」ハァ
O叢雲 「…」
準急 「もう生存者は居ねぇか…匂いがしねぇ。」
O叢雲 「それって…」
準急 「そこ見れば?」指差し
O叢雲 「?」チラッ
O大鳳(死体)
O叢雲 「ヒェッ!?」
準急 「殺りましたけど何か?」ニコッ
O叢雲 「何でもないです。」
ー第百三章 元帥合流ー
I元帥 「また君達か…」
準急 「人質取られたんだ、殺るしかねぇだろ。」
I元帥 「……まあ、襲撃されてたしね…」
準急 「元帥、ついでだから此奴らの異動、宜しく。」
I元帥 「はいはい、やっておきますよ…他は?」
準急 「主力は殺処分、控えは襲撃でほぼ全滅。」
I元帥 「生き残りがこの三人と…何とも……」
準急 「帰るぞ?」
I元帥 「はいはい…」
準急 「眠てぇ…寝る。」
I元帥 「バスを用意したからそこで寝てくれ…」
準急 「はいよ…」
宵闇 「すみません…私達が油断したばかりに……」
I元帥 「この位はやっておくよ…命の恩人だから。」
宵闇 「え?」
I元帥 「私が路頭に迷っていた所を助けてくれたんだ。」
I元帥 「その後海軍に推薦されてね。」
宵闇 「準急が元帥さんを推薦!?」
I元帥 「あの時準急に会ってなかったら死んでたよ…」
宵闇 「……」
準急 「うっせぇぞI、黙って寝かせろボケ…」ガラッ
I元帥 「ごめん、静かにするよ。」
準急 「あの時の恩は元帥の活躍で返せよ。」ピシャッ
I元帥 「とまぁ、御覧の通りさ。」ハハッ
宵闇 「I元帥が押されてた…」
I元帥 「海軍内の立場としては私が上だけど…」
I元帥 「それ以外は全部準急の方が上さ…」アハハ
宵闇 「……」
I長門 「提督、何をしているのだ…早く乗れ。」ハァ
I元帥 「分かったよ…さ、皆乗って。」
宵闇 「は、はい。」
ー第百四章 本当の準急と表の準急ー
準急 「じゃ、後は宜しく。」バタン
準急 「……そろそろ話すべきか…」
準急 「私が、深海棲艦の筆頭だという事を…」
準急 「それとも、隠し通すべきか…」
準急 「どう思う?ル級…」
ル級 「モハヤカクスノハキビシイカト…」
レ級 「コチラモソンガイガヒドク、ワカイスベキト…」
タ級 「シカシ、カイグンハセンソウニヤッキデス…」
ヲ級 「ダガ、ワカイシナケレバムダナシガフエルダケ…」
準急 「…困ったな…第三遊撃隊の消息は?」
レ級 「イマダニレンラクガツキマセン…ムホンカト。」
準急 「…深海棲艦は第三遊撃隊を発見次第殺処分。」
ル級 「ソレハ、イッタイドウイウ…」
準急 「裏切り者を抹殺せよ…たとえ命に代えてもだ。」
ル級 「…リョウカイ、ゼンヒメキュウニツタエマス。」
準急 「…レ級、覚悟しろ……」
宵闇 「準急、何して…」
ル級 「ア…」
レ級 「ヨイヤミガ、ナゼココニ…」
ヲ級 「コレ、ヤバイ?」
タ級 「イワズトモワカルダロ…」
準急 「…バレたか……隠し通すのは難しいな。」
宵闇 「…何時から内通してたの?」
準急 「指揮は取ってるが、内通はしていない。」
宵闇 「O提督の鎮守府に襲撃させたんでしょ!?」
準急 「消息不明だ…たった今、殺処分命令を出した。」
宵闇 「え?」
準急 「中枢には娘が居る以上、指揮出来ない。」
準急 「だから私が指揮を執っている…それだけだ。」
宵闇 「じゃ、じゃあ…」
準急 「消息不明なのは第三遊撃隊のみ…」
準急 「襲撃は十中八九此奴らだろうな。」
宵闇 「和平交渉しようよ…」
準急 「元帥に連絡しろ、此処に呼べ。」
宵闇 「…分かったわ。」
準急 「お前らは此処で待機だ。」
レ級 「リョウカイ。」
ー第百五章 謀反者殺処分完了ー
ー翌日 10:43 オリョール海ー
宵闇 「居たわ!!!!」
レ級flag 「クソッハヤイ!!!!」
I元帥 [至急殺処分だ、急げ!!!!]←臨時指揮官
準急 [深海組は東から、西から艦娘が押してる。]
中枢 「分かったわ、皆、頑張るわよ!!!!」
レ級 「リョウカイ。」
ほっぽ 「急いで、挟み撃ちだよ!!!!」←招集
戦艦棲姫 「湾の奴、来ねぇって可笑しいだろ…」←招集
南方棲戦鬼 「ボヤくな、叩け。」←招集
ヲ級 「セッテキデス。」
レ級flag 「ゲェッマエカラモ!!!!」
宵闇 「全艦…」
中枢 「全砲門…」
宵闇&中枢 「撃てぇー!!!!!!!!」
ドドドドドドォォォォォン!!!!!!!!!!!!
レ級flag 「ガァッ…ヤッパリ、ダメカ……」轟沈
宵闇 「殺りました!!!!」
中枢 「何とかなったわ、準急……準急?」
宵闇 「どうしたの?」
中枢 「準急と連絡出来ない…無線機は壊れて無いのに。」
I元帥 [もしや、攫われた…なんて事は無いだろうな?]
宵闇 「準急!!!!」ザァァ
ー???ー
?? 「貴方、本名を偽って何をしていたの?」
準急 「……本名など、とうに捨てた。」縛られ
?? 「へぇ、こんな状態でそんな嘘吐くんだね。」
準急 「指名手配された時に捨てた、400年前だ。」
?? 「は?」
準急 「顔はバレてなかったから、名前を変えた。」
準急 「たったそれだけで、包囲網を抜けられたんだ。」
準急 「嘘だと思うなら、調べればいい…」
準急 「捨てた本名…[水野闇梨]でな。」
?? 「何ですって!?」
準急 「聞いた事はあるだろ…」
?? 「顔も体格も姿すらも認識出来ない殺し屋…」
準急 「そうだな、異名も付いていたな。」
?? 「確か、[闇夜に紛れ殺す死神]…」
準急 「よくそんな異名を思い付くなと思ったよ。」
?? 「……もしかして…不老不死、ジャナイヨネ?」
準急 「不老不死ですが何か質問、異論等ありますか?」
?? 「……私の負けね。私は…」ゴソッ
準急 「お前は?」
??→萩谷 「…萩谷沙都里、貴方に父親を殺された者。」
準急 「道理で私の技を覚えている訳だ。」
萩谷 「見ていたから、ね。」
準急 「私を殺しても敵を増やすだけだぞ…」
萩谷 「そんな自殺しないわ…」
準急 「いや、もう手遅れか。」
萩谷 「へ?」
準急 「私は家族を攫った者は皆殺しにして来た。」
萩谷 「ま、まさか…私も?」
準急 「彼奴らなら殺りかねんな。」
萩谷 「た、助けてくれるよね?」
準急 「縛られたまま助けろと?」
萩谷 「ほ、解くから…ね?助けてくれるよね?」シュルッ
準急 「…逃げよ、殺される。」シュバッ
萩谷 「ちょっと、待ってよ!!!!」
準急 「不老不死でも命は大事に、だよ!!!!」バタン!!!!
萩谷 「……お父さん、もうすぐ私もそっちに逝くよ。」
宵闇 「突破!!!!」バキャッ!!!!
萩谷 「あ…」
暗闇 「……貴女が、萩谷さんね。準急を攫った人。」
萩谷 「……」
暗闇 「ついて来て、事務員を募集していたの。」
萩谷 「……へ?」
暗闇 「貴女を、事務員として、雇うと言ってるの。」
萩谷 「こんな私でも、良いんですか?」
暗闇 「準急に説得されちゃったから…ね?」
萩谷 「へ?」
準急 「感謝しろよ…全員説得して来たんだからな。」
萩谷 「……ごめんなさい。」
準急 「…俺の本名をバラしたら殺すからな?」ボソッ
萩谷 「ヒッ…」
準急 「ほら、帰るぞ…」
ー第百六章 準急失踪ー
ー二日後 準急自室 10:24ー
暗闇 「準急、ちょっといい?」ガチャ
ー新宮と家族の皆にー
暗闇 「え?」ピラッ
ごめん、実は俺が飲んだのは唯の水なんだ。
だから俺はそろそろ死ぬって分かるんだ。
君達の前で死にたくないから姿を消す事にした。
ごめんな。 ー準急ー
暗闇 「別れ話の置き手紙なんて、準急らしくないよ…」
暗闇 「こんなの、酷過ぎるよ…」
ー同時刻 ???ー
?? 「良かったのか?」
準急 「もうすぐ死ぬと言ってある、問題無い。」
?? 「演技が相変わらず上手いなお前…」
準急 「さっさと行くぞ、艦載機が来た。」
?? 「おう、分かったぜ。」ブロロロ…
ー十分後 新宮鎮守府演習場ー
雲龍 「……」
闇準急 「ダメだな、見つからねぇ…」
天城 「まさか水を飲んで騙したなんて…」
葛城 「信じられませんね…」
大鳳 「準急、何処に行ったの…」
瑞鶴 「……!?見つけた!!!!」
雲龍 「何処?」
瑞鶴 「もう橋場まで行っちゃってる!!!!」
雲龍 「今すぐ追い掛けるよ!!!!」
闇準急 「確か103は車体載せ替え中だよな!?」
天城 「3004は機器更新中ですから…」
雲龍 「2605があるわ!!!!」
闇準急 「アレか!!!!確か第三車庫に置いてたな!!!!」
雲龍 「急ごう!!!!」
ー??? 12:15ー
準急 「しかしお前が迎えに来るとはな…P准将。」
??→P准将 「いえいえ…お世話になりましたから。」
準急 「…面倒見て損はねぇな。助かった、が……」
準急 「艦載機が来てる、多分バレてんな…」
P准将 「大丈夫です、この先で新橋場支線に乗ります。」
準急 「この辺りだと…西新橋場が近いな。」
P准将 「敢えて逆戻りして行きましょう。」
準急 「いい考えだ、嫌いじゃない。」
ー第百七章 准将の奇策ー
ー橋場付近 12:46ー
彩雲 [車は新橋場方面へ走行中…]
瑞鶴 「了解、もう少しで追い付くわ!!!!」
闇準急 「高速走行性能と線路に助けられてるな。」
雲龍 「これ以上は出ないの?」
闇準急 「185が限界だ、高速線仕様じゃねぇ。」
ー同時刻 東橋場付近ー
準急 「アレは2605…最後の電車だな。」
P准将 「つまり、新宮の皆さんが…」
準急 「追いかけて来たと…ハァ……」
P准将 「ですが此方は営業列車、問題無いですよ。」
準急 「すれ違うな。」
闇準急 「アレは対向列車…なっ!?」
準急 「闇準急が運転…成程、なら動くわな。」
闇準急 「クソ、此処からだと追いかけられねぇ!!!!」
準急 「チェックメイトだ…」
闇準急 「仕方ない、橋場新町まで行くしか無い…」
準急 「とか言ってるだろうが、その間に逃げられる。」
P准将 「どっち行きます?」
準急 「橋場→鹿沼→新東府→五条だな。」
P准将 「成程…」
準急 「五条からは加賀簗市経由で漸橋で泊まろう。」
P准将 「そのルートなら、行けるかも知れませんね。」
準急 「着いたな、乗り換えだ。」
ー漸橋 15:33ー
準急 「やっぱ準急便利だわ。」
P准将 「さ、行きましょう。」
準急 「おう。」
P准将 「やはり準急さんは姿を眩ますのが上手い。」
準急 「ふん、褒められた事では無い…ん?」
P准将 「どうしました?」
早霜 「…やっぱり此処だった。信じて正解だったわ。」
準急 「……早霜には全てお見通し…か。」
早霜 「貴方なら此処に来ると思ってたわ。」
準急 「…という事はあの手紙も……」
早霜 「中身は嘘だと分かったわ。」
準急 「…負けだな。」
早霜 「ねぇ、何でこんな事したの?」ズイッ
準急 「一人の時間がねぇからな…たまには良いだろ?」
早霜 「貴方は本当に…此処は誰にもバレてないわ。」
準急 「ならゆっくりしてけ、数日篭もるから。」バタン
P准将 「…やはり準急さんは準急さんですね。」
早霜 「准将さんも分かります?」
P准将 「ええ、はっきりと。」
P准将 「嫁の言う事には基本従いつつも…」
早霜 「嫁に何かあれば即座に殺人鬼と化す…」
P准将 「いい人ですね、旦那さんは。」
早霜 「ええ、本当に。」
ー続編へ続くー
文字数が足らない…という訳で続編書きます。
暫くの間(一年は掛かると思う)は第百七章で
打ち止めですが、必ず続きは書きます。
(とは言えども読んでくれる人は居ないだろうが。)
続編をお待ち下さい。
追記 一部修正
追記 一部修正
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