2016-02-03 19:30:07 更新

概要

とある どうけし と
とある かんむす との おはなしです
※おしまい♪
誤字修正


前書き

とある どうけし と
とある かんむす との おはなしです


#1















???「zzz」スピィ






???「zzz」ムニャムニャ







???「」ヘックシュ!







???「んが…」






???「」ボケー…








???「ん~゛」ノビィ








???「」プハッ







???「ふあ~ぁ…ねむ…」テクテク








???「ん~」オシリボリボリ








レイゾウコ ガチャリ…







???「…ん~…ん?」キョロキョロ








冷蔵庫「あいむ えんぷてぃ」











???「見事に、何もネェ…」









レイゾウコ パタン















クローゼット ガチャ








???「服、何着てこ…」







???「さすがに、この姿でコンビニ行くのは痴女だしね」白ブラパンティ










???「いや、案外、これにニーソ合わせれば…」シュルリ










???「…」








鏡「あンら~!!白ブラに白パンティ!?

おまけに黒ニーソォォ!?攻めるわね~!?

攻めちゃう感じ的なアレでお願い致します感じぃぃ!?」









???「」









???「ないわぁ~」イヤイヤ









???「でも、パンティ アンド ストッキングが駄目なら何着てこ?」








???「」チラリ








洗濯物の山「Foooooooooooooooooooooo!!!!」








洗濯物の山「臭うっぜ!!メスの匂いだっっっ!!!」








???「…」








???「う~ん…どうしよ」









???「最近、掃除とか洗濯とか…ずっとさぼってたんだよねェ…」メンドクセ








???「…」チラリ









洗濯物の山「パンティ ハ 4カイ ハケ」
















???「ま、これでいっか」ミドリ ジャージ









???「…」クンクンクンクンクン…










???「…っう!!」ツンッ









???「つ、次の休みにまとめて洗濯しよ」









???「あとは~、今メイクしてないからマスクで誤魔化して~」ゴソゴソ









???「ん?」











???「あっれ~?どこやったっけ?」









???「うーんと…」ゴソゴソ
























テレテテテテ~ン♪テレレレ~ン♪








店員「っしゃーせぇ!!」









???(んーっと、今週のジャンプ…ジャンプはぁ…っと)


















???(はぁー読んだ読んだ)ホンダナ モドシ










???(今、何時ぃ?)ヒョコ








???(午後10時…)グゥゥ~










???「…」










???(ファミ○キ、ファ○チキ…)トテテ









???(あ、もう無い…!)










???(ん~、あ~…じゃあ○ァミチキ止めて

ジャガリコでいいかぁ、さすがに真夜中○ァミチキはアレだし)オナカ ミツメ








…ブニブニ…










???「…!す、少し…太ったかな…『少し』」











???(…あとは~)ガサゴソ










???(あ、ストロン○ゼロのシークゥワーサー味、まぁ500ml缶でいっか)ガコ








店員「っしゃーせぇ↑」









店員「Tポイントカードはありやすか?」








???(出すのメンドクサ…)







???「いえ、ありませ~ん」








店員「かしこまりやした」








ピッ








店員「106円が一点」







ピッ







店員「202円が一点」








ピッ







ピーッ





店員「あ、こちら画面にタッチしてもらって良いですか?」







店員「あと最後に『民間・艦娘識別証明書』の提示お願いしまーす」









???「ん」トンッ








???(あとは…アレ?どこやったっけ?)






???「あったあった」ゴソ







???「はい」







店員「はい…確認でっきましたぁ」








店員「軽巡『北上』様ですね、ありがとーっざぁ↑す」








店員「308円になりまぁ↑す」








北上「ほい」チャリン








店員「300と…8円、丁度お預かり致しまぁ↑す」












ファミファミファミー♪ファミファミマー♪



アリガトゴッザイマシタァー↑










北上「ふむ…」








北上「深夜のスナックと缶チューハイは何故こうも美味いんだろ……むっふふ」










北上「…公園で飲んでこ♪」スキップ


























北上(この公園、噴水とかあって雰囲気ばっちりだよねー)テクテク










北上(ベーンチ…ベンチは…っと)









北上「あ、…あった」







北上(誰もいない真夜中の公園~)









北上(目の前に、噴水~)









北上(外灯と、その真下のベンチとか…サイッコーでしょ)











北上(ふー…)ドッカリ…












北上「」ガサゴソ












北上「」ペリペリ












北上「」カシュ…パコン











北上「」グビグビ











北上「ぷへ~…ふぅ~」









北上「んまぁ」グビグビ










北上「ふはぁ~」プヒュー













北上「」ゴソゴソ













北上「」ボリボリ













北上「~♪」ウマウマ











北上(確か明日は…)










北上(アパートの家賃払ってー)グビグビ









北上(鎮守府に顔出して―)プハァー











北上(演習行ってー)ボリボリ









北上(駆逐の子達のお守だっけー?)










北上(うっへー、想像しただけでウザいなー)











北上(あー…でもぉ…)













北上(…アタシがいないと、初雪とか不機嫌になるって言ってたもんなー)














北上(むふふん…全く世話が焼けるねー)ムフムフ
















北上「しかし…」








北上「」クンカクンカ









北上「…っう!」ツンッ







北上「このジャージ臭うな~」









北上「アパートなんて寝に帰ってるだけみたいもんだから、まともに掃除なんてしてなかったしね」











北上(『人』の体って、新陳代謝があるから不便だよねー)







北上(体の整備に整備技師さんなんていないし―)








北上(船の方が楽だったなーってときもあるけど)








北上「」ボリボリボリ








北上「」プヘッ








北上「」グビグビグビ










北上「ん~♪」フルフルフル









北上(船じゃあ、じゃ○りこなんて食えないし、

ストロングゼロも飲めなかったしー)










北上(なんだかんだ、『人の体で良かった』って思えるとき多いよね)













北上「」ゴクゴク











北上(ああ、でも―)












北上(『女の子の日』はちょっとツライときあるかなー)ケフッ






















北上「さて…」ドッイコショ











北上(帰るとしますかぁ…ん?)










ギャハハハ!!


マジ ウケル!


センパイ ッパネェ スネ!!


twitter に up シヨーゼ!









北上(近くの大学生かねぇ?)











北上(こんな時間まで…やれやれ世も末だねぇ)










北上(北上お婆ちゃんはさっさと撤収しますよー)ソソクサ










大学生1「おぃっ!!ホラ 早く立てよピエロくん!!」ゲシッ










仮面「…っ…!!」ドサッ










大学生2「うはっwww弱っwwwそんなんで本当にタマノリとかできるのかよwww」











大学生3「足腰が弱いと色々不便でちゅねーwww

お兄ちゃん達が鍛えてあげまちゅからねーwww」ドンッ











仮面「…!!!」ズテン












大学生1「反応薄くてなんだか詰まんないなぁ…あ、そぉーだ♪」ゴソゴソ













大学生1「じゃーん♪」













北上(あれ…って)










北上(ロケット花火………!?)











大学生1「今から新しい芸仕込んでやるよ、親切だろ?」











大学生1「ほれ、そこに四つん這いなれよ、腹と地面の間通すからよ」













大学生3「マジすかwww」












大学生2「先輩やっぱりぱねぇっすwwwwww」











大学生1「だろーwwww」











仮面「…?…?」










大学生1「なにやってるんだよ?ほれ早く、四つん這いなれや」












仮面「…?」











大学生2「こいつ、さっきから何も喋んないっすねー?」











大学生3「もしかして…こいつ」











大学生3「耳、『聞こえない』んじゃないっすか?」











大学生3「さっきから殴られたり蹴られたときしか反応ないですもん」











大学生1「まじでか」










大学生1「ってこたぁ」










大学生1「通報される心配も

ねぇじゃん!!こいつで遊び放題じゃん!!」












大学生1「ほぉ…れ!!」ガツン











仮面「……っ…!ケホッ!」ドサッ










大学生2「やっべーwwサンドバッグじゃん!!」ゲシゲシッ














大学生3「こんな真夜中に、

こんなピエロみたいな目立つ格好でいるのが悪いんだよっ!!」










大学生2「なんだかコイツ、女みたいな体つきだよなぁ











大学生2「細いし背ぇちっこいし骨盤とか

なんかビミョーに開いてるし…もしかして」ゴクリ










大学生1「お、おい…まさかヨ…」ゴクリ








大学生3「せ、先輩、まさか…!!」









大学生1「…」チラッ







大学生2「…」チラッ







大学生3「…」チラッ








大学生1「仮面はぎとれ!!服ひっぺがせ!!」








大学生2・3「あいさー!!!」ガシガシィッ











仮面「!?!?!?」ジタバタ











大学生1「オラッ!暴れんなコラ!!」











大学生2「すぐ『済ませる』から大丈夫大丈夫♪」











大学生3「あ~、でも三人もやったらガバガバなんじゃね?俺二番目がイイナぁ」









大学生1「おれのデカイからなーwwwwこんなちっこい体に入っかなwwwww」















仮面「!!????」イヤイヤ










ヒュ…



















…ガツン







大学生1「痛゛ぇ!!!」







カランカラン











大学生2「あんだコレ?」ヒョイ










大学生3「空き缶?」









ヒュッ











ゴツン!













大学生2「ぶっはッ!!!」






コロンコロン
















大学生3「こ、今度は石!?」

























ブン!!
























ゴミ箱「 Fuck !!!」ガッゴン!!!

































大学生3「pgr!!!!」









ドサッ





















仮面「???」キョロキョロ
















大学生s「 … 」













仮面「…」ホッ


























北上「おーい、だいじょーぶかー?」テクテク























仮面「…?」キョトン





















北上「こんな時間にピエロさんがいるなんて、北上さんビックリだよー」















仮面「…」エーット














仮面「…」ポケット ゴソゴソ













北上「んん?」





















仮面「」メモメモ














仮面「」ヒョイ


















北上「んー?」ジィッ…















仮面『ごめんなさい、僕は耳が聞こえません。あなたが助けてくれたのですか?』















北上「あー…」






















北上「えーなに?そういうパターン?」















北上「…」アタマ ポリポリ














北上「とりあえず、こいつらそのまんまで良いから、そこのベンチ座ろっかー」











仮面「…?」



















北上「あ、えーっとね」
















北上「アソコ…わかる?ほら、あの外灯の下…そこのベンチでちょっと休も?」ユビサシ















北上「おっけー?」オッケー?















仮面「」コクリ





































北上「ほい、飲み物買ってきたよ」ガサッ









北上「あとは消毒スプレーとガーゼ」









仮面「」メモメモ







仮面「」ヒョイ







仮面『ありがとうございます何から何まで』










北上『気にしないでよ、あれを見過ごす方が無理だってば』










仮面「」シュン…










北上『だいじょーぶ?』










仮面『何かお礼をさせていただけませんか?』










北上『いやー、別にイイヨ、見返り求めてた訳じゃないしー』










仮面『それでは僕の気が済みません』










北上『意外とガンコなのねキミ…』










北上「えぇ~?じゃあさ…」







仮面「」ワクワク







北上『性別教えてよ』








北上『その仮面つけてるとわかんないじゃん?それにさーキミさー女の子みたいな体付きだし』









仮面『僕はピエロです!』ブンブン







仮面『女みたいだなんて言わないでください!』ナグリカキ







北上「はは~ん♪」ズイッ







仮面「…?」









北上「はっは~ん♪♪」ズズイッ










仮面「??」










北上「さ・て・は~…」









北上『小さい頃からずっと言われてるんだねー』カキカキ










北上『『女の子』みたいって』カキカキ















仮面「!!」

















仮面『怒りますよ!!』ナグリカキ

















北上『悪かったってばー機嫌直しておくれよー』カキカキ








仮面「」プイッ








北上『ホレ、まぁこれでも飲んで落ち着きな』ホイッ








仮面「…」








仮面「」カメン ハズシ








北上「へー」








北上「目大きいし、肌も真っ白だし、まつげ長いし…んー」マジマジ








北上「美少年って感じだねピエロくん」








ピエロ(仮面)「?」








北上「あ、えっとメモ帳貸して?」








北上「」カキカキ








北上『かっこいいね』








ピエロ「!?」








北上「?、なにそんな驚いてんのさ?」








ピエロ『言われたこと無いのでびっくりしました』








北上『ほんとに?お人形さんみたいでアタシは好きだけど?』








ピエロ「///」モジモジ








ピエロ『~///』ガシッ








北上「あ、それ―」








ピエロ「~///」ゴクゴクゴク








北上「アタシの―」








ピエロ「~!!!」ビクッ








ピエロ「!!」ケフケフッ








北上「ビール…あ~イッキしちゃった」








ピエロ「///」フラフラ








ピエロ「///」コテン








北上「おっと」ギュム








ピエロ「zzz」スピィ








北上「あー…もうー」








北上「仕方ないよね~」








北上「その前に」








北上「」グビグビィ








北上「」ゲッフ








北上「飲み残しちゃいけないよね」








北上「さて、よっこいしょーいち」グイッ








ピエロ「zzz」ブラーン








北上「軽ッ」



















ピエロ「zzz」








ピエロ「zzz」








ピエロ「zzz」








ピエロ「zzz」








ピエロ「zz………?」ムクリ









ピエロ「…?」キョロキョロ






ピエロ「…」ボケー







北上「あ、起きた?」







ピエロ「…」





北上「おーい」チョンチョン







ピエロ「?」クルリ








北上「よっ」ブラ パンティ








ピエロ「…」








ピエロ「…!????!!!!////」







ピエロ「///」ワタワタ








北上「あはは、焦ってる焦ってる」








北上「なぁに?やっぱり女の子には慣れてない感じ?」









北上「キミのその格好もなかなか女の子って感じだけどねー」ユビサシ







ピエロ「??」シセン オトシ








ピエロ「!!///」









北上「本当に男の子?そこまで『ネグリジェ』が似合う男子もいないっしょwww」








ピエロ「///」キョロキョロ









北上「あーあんまりキョロキョロシてほしくないなー」









北上「お部屋、もとい汚部屋だからさ見られると恥ずかしいものもあるし」









北上「ちなみにキミのお気に入りの道化師衣装?かな…枕元に置いてあるっしょ?」ユビサシ








ピエロ「///」ガシッ









ピエロ「~///」ヌギヌギ










北上「やーんここで着替えるのー?アタシはずかしー(棒」カオ オオイ












ピエロ「!?///」バッ











タタタ…ガチャ…パタン










北上「トイレに衣装持ってった…中で着替えるんかね?」














北上「なんか…」













北上「なんかからかい甲斐があるねぇ…くふふww」














ピエロ「」キガエタ











北上「可愛かったのになー」









ピエロ「///」

















北上「そだ、そろそろ時間だねー」
















北上「この子どーしよ…」










北上「んー」ウデクミ













北上「んー…」クビカシゲ


















北上「むぅ~…」
















北上「そだ」ピコン















北上「ぴえろくん、ちょっと一緒においでな」














ピエロ「?」















北上「コワクナイヨー、ゼンゼンコワクナイヨー」ジリジリ

















ピエロ「!」ビクッ























北上「ぐへへ…」ニジリニジリ




















北上「とーちゃーく」













ピエロ「」クイクイ












北上「どしたよぴえろくん?」














ピエロ『ここ、どこですか?』カキカキ














北上『鎮守府だよ?アタシが所属してる』














ピエロ『すいません、これ→「鎮」なんて読むんですか?』














北上『ちん』










北上『ふたつつなげて、ちんちn』











ピエロ『』ビリィッ













北上「あ!!破いた破いたぁ!!書きかけだったのにー!!」
















ピエロ『書かせませんよ!』ナグリカキ



















北上「まぁ入りなよ…ただいまー」






ピエロ「?」







提督「おいっす北上、あ、今日だっけ?演習







北上「そだよー」






北上「あいかわらず、庭先で花いじくりまわしてるねー」







提督「おー、見てくれよこの薔薇!蕾がよー、すげぇ咲いたんだ」






北上「ほほー、見事ですなー」






提督「ですなー」






北上「これは?」






提督「ポシェット」









北上「これは?」






提督「リトルカーニバル」






提督「可愛いだろ?」






北上「うん、いいねシビレルネー」







提督「しびれた?」







北上「うん、横隔膜に電気が走ったよー」







提督「どんな表現だよ」






提督「それに誰だ?そのちっこい…女の子?男の子?」







北上「男の娘」







提督「!?」







ピエロ「?」











北上「ごめん、嘘」






提督「あ、嘘か、直腸がひっくり返るかと思った」







北上「どんな表現よソレ」







提督「でも、なんでそんな男の娘をこんなとこに?どっちかっていうと夜の街の方に」







北上「それいじょうはいけない」







提督「ごめん」







北上「この子、道化師くんだってさ、ぴえろくんよぴえろー」







提督「へぇー、あそっか」







北上「おわかり?」







提督「おわかった」







北上「あとその子、耳が聞こえないんだってー」







提督「ふーん」







提督「ま、良いさ」







提督「北上」







北上「うん?」







提督「何か、書くものある?」







北上「ほい」







提督「」カキカキ







提督『初めまして、小さな道化師さん、提督です』







提督「」ニッコリ







ピエロ「!」







ピエロ「」カキカキ







ピエロ『初めましてていとくさん!僕はピエロです!』







提督『まずはようこそ、我が鎮守府へピエロくん』







ピエロ『海、綺麗ですね』







提督『綺麗だろ?この薔薇もね』







提督「北上、ピエロくんと客間で待ってな」







北上「ほーい」








提督「ところでお前さ…」







北上「なにー?」







提督「お前最近、風呂入った?」








北上「そういやー、あ…」






提督「あ、じゃねえ!!シャワー浴びてこい!!」






北上「メス臭する?」クンクンクン…







北上「…っう!」ッツン









提督「メス臭とか言うな!」
















-客間-








提督「おまたー」








北上「おまったよー」









ピエロ「?」








提督「じゃあ、北上今日はまず駆逐艦の子と一緒に演習なー」








北上「へーい」







提督「そのあとはテキトーに遊んでやってくれー」









北上「ほーい」







提督「ところでおまえさー」








北上「なにー?」







提督「毛の処理とかした?」








北上「うん、あれよ…えーっと…」ウーン









北上「あ!陰毛陰毛!!なんかね!すっごかった!!」










北上「アンダーヘアってあそこまで伸びるんだねー!!」










北上「モッサモサでさー!!処理すんのすっごい楽しかったー!!」












提督「女の子が!!」ツクエバンバン










提督「陰毛とか!!」バンバン










提督「モサモサとか!!」バンバン









提督「言うんじゃ!!」バンバン










提督「ありません!!」クワァ!












提督「ってかお前さんどんだけ剃ったん!?

なんか排水溝がさ!すっごい詰まってたんだけど!!」











北上「やーん、てーとくこわーい(棒」









提督「そんな可愛い顔してもダメッ!ちっくしょう可愛いなちっくしょう!!」







北上「可愛い?」








提督「うん」









北上「誰が?」










提督「北上様」










北上「いやいやー、提督のプリンスフェイスにゃあ負けますってー」









提督「…」チラッ









北上「…」チラッ









提督「ウェーイww」ハイタッチ








北上「ウェイウェーイwwwwwwww」ハイタッチ












ピエロ(仲良いなー)ポツーン
















-演習場-











北上「いっくよー」ホウゲキドーン











北上「そいやー」ドドーン











北上「まだまだー」ボォーン











北上「はー…」クルクルクル…











北上「」カッ!











北上「シングル レズ コプター」シュパパパパ~ン











シュンシュンシュンシュン…











………チュドォーン!











暁「きゃー!」ボン!











電「はにゃぁぁぁ!!」ボボン!











雷「いったーぃ!!」ボボボン!











響「かっ…ッハ!」ボォーン!











北上「あい あむ うぃなー」イェーイ











提督「おーい北上ー、ストップストーップ!やりすぎー!もちっと手加減してやんなよー!」











提督「それとーそろそろ終わりー!」











北上「んあ?はいよー」











北上「おーい、おチビちゃん達~、そんなトコで寝てないで」











北上「そろそろ上がるよー」











北上「今日のお仕事終わりー」











暁雷電響「はーい」











北上「っふー、良い汗かいたなー」フー











提督「お疲れっす」











ピエロ「」カキカキ











ピエロ『お疲れさまです、かっこよかったですよ!』











北上『かっこよかった?具体的にどこらへん?3行にまとめな』











ピエロ『』カキカキ











ピエロ『くるくるまわるトコとか!!』











ピエロ『まわりながら魚雷発射するところとか』











ピエロ『まわりおわったあとのドヤ顔とか!』











北上『だろー、あれねー同期の大井って娘と考えた技なんだよー、レズコプターってね』











北上『本当は二人でやる技なんだけどねー』











北上『今はアタシ一人だからねー』











北上『だからシングルよ』











ピエロ『美しかったです』





北上「!」











北上「ん~///」ポリポリ











北上「ま、まぁねぇ~///」











北上「あ、アタシ北上様だし~?///」











北上「う、うつ…うちゅくしいのは当たりまえ…あ」











ピエロ「?」











提督「うwwちゅwwくwwしwwいww」











北上「~///」











提督「うwwwwちゅwwwwくwwwwしwwwwいwwww」











北上「///」ハイキック











提督「ひぎぃ!!」











ピエロ「!?」ナンデ!?











北上『なんでもないよ』











北上『あと、君さー真顔でそういうの書くの止めなよー恥ずかしいじゃん!』











ピエロ「?」キョトン











北上「もぉぉぉ///!!」


















-休憩所-









暁「ん~♪ケーキ美味しー♪」モヒモヒ









響「ハラショー♪」モクモク









雷「ねーねー北上さーん?」









電「ん~♪」モッチャモッチャ









北上「あによ?ちみっこ」









雷「この人だれ?」









北上「ん~…ピエロ的な?」









雷「ピエロ!?」ガタ









電「なのです!?」ガタ









北上「仲良いな~君ら」









ピエロ『』モヒモヒ









提督「うまい?ピエロくん?」









ピエロ『』モヒモヒ









提督「あ、そか…耳聞こえないんだったね」









提督「モンブランて美味いよねー」









ピエロ「」モヒモヒ









提督「」ゴソゴソ









提督「」カキカキ









提督「」チョンチョン









ピエロ「?」モヒモヒ









ピエロ『なんですか?』









提督『食べてるところごめんねー、ぶっちゃけ君はなにもの?』









ピエロ「…」









提督『北上が連れてきたから変なヤツだとは思わないけど









やっぱりこっちもそれなりの立場の人間だから把握はしたいのよ』









提督『悪いね、んで』









提督『何者?』









ピエロ『僕は』









ピエロ『ホスピタルクラウンです』


















提督『ホスピタルクラウンってなに?』









ピエロ『病院で、道化をして子供の患者さんたちを喜ばせるお仕事なんです!』









ピエロ『とってもとってもとっても素敵なお仕事なんですよ!』フフン









提督(この子、かわいいなー)ゴクリ
































提督「はーいみんなちゅーもーく!」










一同「?」クルーリ










仮面(ピエロ)「」ヒョコッ










一同「!?」










提督「おやおやー?このピエロくんは誰かなー?」










仮面「」ヒョコヒョコ










提督「部外者がー、こんなとこにーきたらーダメじゃあないかー(棒」











仮面「」ポヒュン










雷「え!?」










電「なのです!?」










提督「わぁー(棒」










提督「これは困ったぞー

『お鼻』が『お花』になっちゃったー(棒」










仮面「」ヒョコヒョコ










暁「な、なによ?」










仮面「」バッ










暁「きゃー///」










暁「帽子返してぇ!なにすんのよー!!」










仮面「」シィー










暁「…っ」ムグッ










仮面「」ワン ツー…










仮面「」スリー










仮面「」ジャラジャラジャラ…










暁「!?」










暁「え?えぇ!?」










雷「手のひらからキャンディがいっぱい…」










電「あっと言う間に…暁ちゃんの帽子がキャンディでいっぱいなのです!!」キャッキャッ










仮面「」ハイドウゾ










暁「な///なによ!キャンディなんかでレディが喜ぶと…で…も…」フルフル










暁「……きれい…」ボソ










北上「」ニヤニヤニヤニヤ…

提督「」ニマニマニマニマ…










暁「こっちみんなクソ提督!!!///」










電「はわわ!それ違う駆逐艦のせりふなのです!!」
















北上「君スゴいよねぇ」






男「?」






北上「こんな細っこいのに技術は大したもんだびっくり仰天だよー」






北上『アタシにもなんかできるものってある?』






男「」ウーン






男「…!」






男「」ゴソゴソ






男「!」ジャジャーン






北上「コイン?」






北上『ナニ?くれるの?』アリガトー






男「!」フルフル






北上「?」






北上「アタシにどうしろと?」






男「」ミテテー






北上「うん?」






男「」テノヒラー






男「」コインニギルー






北上「うんうん」






男「」テノヒラ アケルー






北上「あれ!?コイン消えた!?」






男「」スッ






北上(アタシの耳元に手を?)






男「」ユビパッチン






北上「ひゃっ!」






男「」スッ






コイン「hello!」






北上「あ、あれ??アタシの耳からコインが!?」






男「」ジャジャーン!






北上「なにそれスゴい!!」パチパチパチ






男「♪」テヘヘ






北上『アタシにも出来るの?』






男『コツ掴めば簡単ですよ!』






北上「教えてー」






男「」エート






男「」ココヲ






北上「ほうほう」






男「」コウシテ






北上「なにこれ面白っ!!」











-数日後-





初雪「んー…」グシグシ






北上「んお?初雪ぃ、今起きたのー?」






初雪「休みは眠くなる候…」ウトウト






北上「こらー起きてすぐに寝ようとすんなー」ペシペシ






初雪「北上さんはすぐに寝るのに?」






北上「大人は良いの大人はー」ホレホレ






初雪「大人と子供の違いってなにー?」






北上「……」






北上「まぁ、休みの日くらいはイイカ~」クルリ






初雪「ねぇねぇ大人と子供の違いってなぁに~??」






北上「う~ん……」






北上「…」






北上「!」






北上「…『毛』?」






初雪「毛?」






北上「うん」






初雪「どこの?」






北上「『腋』と」






初雪「と?」






北上「マンk」






提督「ゥアウトぉおぉお!!!」






提督「何!?なんなの!?一日に一回は下ネタ言わないと死ぬ病なの!?」






初雪「こんちはー、歩く男性器」






北上「やほー歩く男性器」






北上「がーるずとーくに割り込むのは感心しないよ歩く男性器」






提督「待って!?なんで!?なんでそうなった!?着いてるけども!!伸縮自在の砲身ついてるけども!?」






提督「チ○コそのものが歩いてるみたいな言い方しないでくれる!?ある意味人権侵害だよ!?訴訟モンだよ!?僕じゃなかったら!!」






北上「またまたぁwww冗談を言いなすってwww」






初雪「…あ、『股』についてるから?」






北上「それだ!」






提督「提督ハートがズタズタだよぉぉ!!」






提督「上手いこと言ったつもりか!!」






提督「上手いこと!!」






提督「言った!!」






提督「つもりかぁぁ!!」






提督「うぇっへ…げほっえほっ!つ、つっこみ過ぎて…喉がぁ…!」






北上「いぇーい」ハイタッチ






初雪「いぇーい」ハイタッチ






提督「…」






提督「…胃潰瘍になりそう…」










#2










-ホスピタルクラウン養成学校-






先生「―という訳で、次回は実際に病院で『クラウン』として活動してみたいと思います」






生徒s「はーい」






ピエロ「」カキカキ






ピエロ「♪」ムフー






生徒「ではプリント配布するんで後ろの人に回してー」






友人「はい…」






友人「ん?ピエロ何書いてるんだ?」






ピエロ「?」






友人「あ、えと」






友人『何書いてるか見せてくれよ?』






ピエロ「!」コクコク






ピエロ「」ジャジャーン!






友人『おまえ…絵上手いよな~、で?誰?この可愛い女の子?』






ピエロ『きたかみさん』






友人「え?誰?」






ピエロ『かんむすさん』






友人「まじで!?」ガタッ






ザワザワ






友人「あ…///」ストン






ピエロ「?」






友人『どこで知り合ったんだよ艦娘となんか?』






ピエロ『ひみつ♪』シィー






友人「ふーん」






先生「こらー!そこぉ!ちゃんと話し聞いてたかー!」






友人「俺は聞いてたんで後でコイツに教えまーすぅ~」フリフリ






ピエロ「?」ドウシタノ






友人『後で、そのプリントに書いてない事教えてやるよ』






友人『学食で話そうぜ』






ピエロ「!」コクコク










-学食-




友人「ほい、水」




ピエロ「」アリガトー




友人『明日のホスピタルクラウンの実技でお前、何階にいくの?』




ピエロ『確か3階の小児科!』




友人『じゃあ、俺とは一階違いか、俺2階』




ピエロ『大丈夫かな』




友人『そのために今まで子供の心理の勉強とか、技を練習してきたんじゃん』




友人『大丈夫だって、お前ならヘーキヘーキ』




ピエロ『うん♪友人くんもがんばってね♪』




友人「…」キュン




ピエロ「♪」ニコニコ




友人「ちっくしょう!!こいつが…こいつが男でなかったら…!!男でなかったらぁぁ!!」




ピエロ「?」








-鎮守府-




北上「病院訪問?」




提督「うん」




北上「いつ?」




提督「あした」




北上「あ、あし、明日ぁ!?」




提督「うん、忘れてたどうしようどうしよう」オロオロ




北上「アホ!」








電「明日なのです?」




雷「急ね随分」




響「まぁ、指令官がヒィヒィ言いながら一人で準備しているよ自業自得だけどね」グビ




暁「響、何のんでるの?」




響「」チュポン




響「///」ポケー




暁「ちょっ!酒臭ぁ!」




響「エヘヘ~///」ダキッ




電「はにゃぁぁ!!///」




響「ンー///」チュゥゥ…




電「~っ~///」ジタバタ




雷「でた…いつもの…」




暁「響のキス魔が…」




雷「今日は電なのね…」




暁「逃げましょ!次は私たちよ!!」ダッ




雷「そ、そうね!ってかどっからウォッカなんて…!」




暁「あれ?これ…瓶がいっぱい入った箱…?」




箱「『響ちゃんへ♪優しい提督より♪二日酔い防止にヘ○リーゼも入れておくね♪』」




暁「あンのクソ提督ぅぅぅぅ!!!」




雷「そんな事良いから早くー」




電「あへっ…へへっ…っへぇ///」ビクンビクン




響「エヘヘ///」ガシッ




雷「 」




響「ねぇねぇ///」ガシシッ




暁「 」




響「良いことしようや///」エヘラ




ミャアァァァァ!!!




ギィアァァァ!!










-翌日 病室-




ピエロ「」ヒョコッ




児童「…?」




ピエロ「」オテテ フリフリ




児童「…誰?」




ピエロ「」ヤァ




ピエロ「」ボール




児童(三つのボール?)




ピエロ「」ヒョイヒョイヒョイ…




児童「!」




ピエロ「」ドヤァ




児童「むっ!か、貸してよ!僕だってこんなの!」ヒョイッ




児童「えい…あ、あれぇ?、いてて」ポコポコン




ピエロ「」ムフフン♪




ピエロ「」キョロキョロ




児童(病室見渡して?)




ピエロ「」ヨイショ




児童(僕のお見舞いのお花が生けてある花瓶を持って…)




ピエロ「」ザパァッ




児童「う、うわぁ!な何やってんのさぁ!」




児童「頭から水なんてかぶって!」




ピエロ「」ビショビショ




ピエロ「」グググッ




児童「?、どうしたの?」




ピエロ「」パッ




児童「!、あ、頭からお花が!?」




ピエロ「」ハナカンムリ-!




児童「す、すごい!今のどうやったの!?」





キャッキャッ!











-病院 多目的ホール-





雷「こ、子供たちがいっぱーい」ドキドキ





電「はわわ、みんな電たちとあんまり背は変わらないのです」ソワソワ





暁「ふ、ふーん、まぁ私の方がお姉さんだけどねっ」キョロキョロ





響「頭痛い…」ズキンズキン





響「気持ち悪っ…」ウォップ





北上「はーい、みんなこんちはー」





児童s「 こんにちはぁー! 」





北上「ぅおぅ…元気が良いなー」





提督「それじゃあ、何か艦娘のお姉さん達に質問ある人ー?」





先生「みんなー、特別な日だから気になることいっぱい聞いておきなよー?」





児童「はーい!」





北上「そこの元気良いキミ」





児童「えと、かんむすのおねえさんは、いつもなんじぐらいにおやすみするんですかー?」





北上「あー、駆逐艦の子たちは大体、9時くらいに『とりあえず』ベッドには向かわせてるよー、その後は知らないけど」





北上「アタシはそうだねー、11時くらいかな」





児童「きたかみさんは、どうしてそんなにおそいんですか??」





北上「」エーットネ





北上「///」ポリポリ…





北上「お、オナn」





提督「はい次の質問ンンンン!!!」ゲシゲシッ





北上「いたっ!ちょっ!いてて!臑を蹴るな!臑を!」





先生「オ○ニーだってさ」シレッ





児童「○ナニーってなぁに?」





児童「おもしろいからよふかししちゃうの?」





先生「ええ、とっても面白いわよ」





提督「先生ィィィィィ!!!」










-院内 ホスピタルクラウン控え室-





ザワザワ…


コドモタチ カワイカッター





ピエロ「」ゴソゴソ





友人「よっ!」ポン





ピエロ「」ヨッ





友人『どうだった?』





ピエロ『うん!良い感じ!友人くんは?』





友人『ああ、子供たちが案外心開いてくれて助かったよ』





友人『それよりか、そろそろ休憩だろ?メイク落として着替えてこいよ』





ピエロ『うん』





友人『そのあとでちょっと子供たちの様子見にいこうぜ』





ピエロ「♪」コクコク





友人「…」





ピエロ「♪」ニコニコ





友人「…っく!」





友人「神様…!、なんで貴方はこんな乙女な

顔立ちのコイツの股にチ○コなんて忌まわしき槍を

備えたもうたのですか…!あまりにも残酷すぎます!」





ピエロ「」ドウシタノ?










-病院 多目的ホール-





北上「はーい、んじゃー今から人形劇『はたらく艦娘ちゃん』はじまるよー」





北上「拍手ー」パチパチパチ





児童「わーい」パチパチパチ





雷「き、北上さん!!」ヒソヒソ





北上「どしたん?」





電「人形が…無いのです」





雷「忘れてきちゃったみたいで…」




北上「あちゃー」





響「気持ち悪い…」グッタリ





暁「響、まだ二日酔いつらい?」





北上「どうしよね…」





雷電暁「 うーん 」





響「」オボロロロ





雷電「きゃぁぁ!!」





暁「ちょ、ちょっと響ぃぃ!?」





北上「そうだ…アタシに名案がある!」












北上「はい、皆ー!ちゅうもーく!」





女の子1「?」





北上「これなーんだ!」





女の子2「コイン?」





北上「正解!」





北上「このコインが…」グググ





北上「こうやって握ってぇ」グググ





北上「強く念じるとぉ」





女の子3「…ねんじると?」





北上「ほいっ!」パッ





女の子1「あ!コインきえた!」





女の子2「あれ!?さっきまで手の中にあったのに!」





女の子3「きたかみさん!もういっかいやってやって!」





女の子1「やってやって!」





北上「おぉう、予想外にウケた」





ザワザワ





電「さすが北上さんなのです!」





雷「いつのまにあんなトリックなんて」





響「ウプッ…ゥォエェエェッ…!」ゲボロロロロ…





暁「あー、ほら、全部、バケツの中にゲーしちゃいなさい」サスリサスリ





響「ゴベンナサイ…」





暁「懲りたら、飲み過ぎない!わかった?」





響「ウブぉェェェ!」ゲブバァ!





暁「きゃぁぁぁ!」





暁「跳ねた!響の××が服に跳ねたぁぁ!」





雷「あっちは…」





電「大変なのです…

響ちゃんにはしばらく近づきたくないのです…」





響「」グデン










北上(どうしよ…ネタ尽きた…)





女の子1「!」ワクワク





女の子2「!」ワクワク





女の子3「!」キラキラ





北上(うわぁ…めっちゃ見てる…キラッキラした目でコッチ見てるぅ…)





北上(視線がっ!…視線が痛いぃぃ!)





北上(『もうネタがありません(テヘペロ♪』なんて言える空気じゃないコレぇ!)





北上「うっ…」タジッ…





女の子1「」キラキラ





北上「え、えと」





女の子2「」ワクワク





北上「あ、あの…」





女の子3「ねぇねぇ!つぎはつぎは!?」





北上「うぅっ…!」





北上「!?」チラッ





北上「あ!あんなトコロに深海棲艦が!」マドユビサシ!





女の子s「えッ!?」バッ





北上「」ダッ









-多目的ホール前廊下-





友人『―でさ、俺がジャグリングしたら夢中で見てんの!凄い可愛かった』





ピエロ『喜んでくれるとこっちも嬉しいよね!』





友人『ああ!なんかこう、癒して癒されるみたいな?』





友人『まずは…これで、今日の課題達成だな!』





ピエロ『うん!なんか充実してたよ!』





友人『なー』





北上「すとぉぉっぷ!!」バッ!





友人・ピエロ「!?」





北上「すとっぷ・ざ・ねいてぃぶ・ぼーい!」





友人「…」





ピエロ「!」





北上「むっふっふ」ジリジリ





友人「あ、怪しい…!」





北上「コワクナイヨー、コワクナイヨー」ジリジリ





友人「へ、変な女だ…!」





友人「ま、まさか!」





友人「こ、こいつが可愛すぎるから!

一目ぼれした発情女にロックオンされたというのかっぁあ!」





友人「ならん!!」





北上「ステンバーイ…ステンバーイ…」ジリジリ





友人「ち、近づくな!この女豹!!」





友人「こ、こいつの貞操は俺がまも―」





北上「 豪 っ ! ! 」ズボッ





友人「 」





友人「 」コテン





ピエロ「!?」





ピエロ「…」カタカタカタ





北上「…」ツカツカ





北上「」ニッコリ










ピエロ「」ペコリ





女の子s「ピエロさんだー!」パチパチパチ





ピエロ「」キョロキョロ





ピエロ「」テクテク





女の子1「?」





ピエロ「」ガバッ





女の子2「へやにおいてあるごみばこ?」





ピエロ「」ヨッコイショ!





女の子「すごーい!玉乗りみたいにゴミ箱の上に乗ってる!」パチパチ





ピエロ「」ヨイショ





ピエロ「!」ツルン





女の子1「あ」





女の子2「あ」





女の子3「あ」





…ズテン!





北上(うわっ…頭から…)





ピエロ「」ムクリ





ピエロ「」パッ!





女の子1「あ!」





女の子2「頭からお花!」





女の子3「きれい!」パチパチパチ





ピエロ「」アゲルー





女の子1「くれるの!?ありがとー!」キャー





女の子2「いいなー!ピエロさん!アタシもー!」





北上「…やるねぇ」










電「お疲れさまなのですピエロさん!」





提督「助かったよ、うん助かった」





暁「ま、なかなかやるじゃない?」





響「は、ハラショボボボボォォぇ」ビタタ





雷「きゃぁぁ!!ま、まだ吐くものあったの!?」





ピエロ「!?」





北上「あらら、雑巾持ってこよ」トテテ










響「」グデン





提督「響ー、大丈夫かぁ?」





提督「なんでこうなったん?」





雷「元はと言えば、司令官のせいでしょ!?」





電「なのです!」





雷「響がお酒好きなの知っててわざとウォッカプレゼントしたでしょ!」





電「なのです!」





雷「見てよ響のあのつらそうな顔!」





電「なのです!」





響「…」





提督「いや、だから…一緒にヘパ○ーゼ先生も入れておいたじゃん?」





雷「ヘパリー○が万能だと思ったら大間違いよ!?意外とあんまり効果無いわよアレ!」





電「なのdeath!!!」





提督「ご、ごめん、酔ってる響が見たくて見たくて」





北上「本音は?」





提督「酔ってるのに便乗してキスされたらうれしいなー!

あーぁ、今日が病院訪問じゃなけりゃなぁ!!」



提督(響はいつもがんばってるからね!

たまには息抜きが必要だと思っただけさ!やましい事なんてこれっぽちぃも!)





提督「…あ」





提督「…」クルリ





北上「」hey





提督「…」クルリ





雷「…」





電「…」





暁「…」





ピエロ「?」





提督「これが俗に言う『四面楚歌』なるものか!!」










-控え室-





電「子供達可愛かったのです」





雷「ねー!みんなすごい必死に質問してくるから何でも答えたくなっちゃうわね!」





暁「響、大丈b」





響「戻ったら、打ち上げだね」ケロリ





暁「…」





提督「あれ?初雪は?」









-とある病院 一室-





男の子1「むむむ~!これだっ!」バッ





初雪「ふふふ」ニヤリ





男の子1「ばっ!ばかな!!ババだとぅ!?」





初雪「残像だ」ニヤ





男の子2「はつゆきおねえちゃんかっこいい!」










-とある病院 一室-





初雪「えくす…かりばぁぁ!!」





男の子3「うっわ!まじで!?」





初雪「あいむ うぃなー!」ドヤァ





男の子3「うわっ!腹立つぅ!!もっかい!!もう一回対戦してくれよ!!」





男の子3「次は、軽量4脚しばりか、重量4脚しばりで勝負しようぜ!」





初雪「ふふふ、弱い犬ほど良く吠えるわ」ドヤヤァ





男の子3「きぃぃぃ!!むかつくぅぅ!!」





男の子2「はつゆきおねえちゃんかっこいい!」










-とある病院 一室-





男の子5「…」コトン





初雪「…っう!…じゃ、じゃあココ…」コトン





男の子5「…!ここだ!」コトン





男の子5「王手」





初雪「むむむ…!」コトン





男の子5「…王手」コトン





初雪「…」





初雪「まいりました」ペコリ





男の子5「ぃよっしゃ!」ガッツポーズ





初雪「現実、甘くない」





男の子2「はつゆきおねえちゃんわる~い」





初雪「うぅ…」シュン










-病院 入り口-





北上『助かったよ』





ピエロ『どういたしまして』





北上『ほかの学校の子たちは?』





ピエロ『先に帰ったみたいです』





ピエロ『今日の体験をレポートにしなくちゃいけないんで』





北上『そうなんだ、学生さんは大変だね』





ピエロ『なれたもんです』





北上「…」





ピエロ「?」





北上『ねぇ、ピエロくん』





ピエロ『なんでしょ?』





北上『艦娘ってさ「ほすぴたるくらうん」ってのになれるんかね?』





ピエロ「!?」





北上『艦娘として生を受けたんだから、戦い以外の事を考えなきゃいけないって事はないと思うんだよねー』





北上『ウチの提督はあんなんだから、きっと賛成はしてくれるけど…』





北上『俗に言うなんだっけ…世間の目?』





北上『兵器はガッコウなんかいかず一隻でも多く深海棲艦を沈めてこいって世論は責めるだろね』





北上『でも』





ピエロ「…」





北上『戦い以外に生きる方法を見つけちゃいけないなんてオカシくない?』





ピエロ「…」





北上『人と艦娘の違いって何?』





ピエロ『わかりません』





北上『アタシ達って何?』





ピエロ『わかりません』





北上『なんでアタシ達と人って民間・艦娘識別証明書で区別されてるの?』





ピエロ『わかりません』





北上『なんでアタシ達は戦わなきゃいけないの?』





ピエロ『わかりません』





北上「…」





北上『わかんないよね、変な事聞いてごめんね』





ピエロ『先生に』





北上「?」





ピエロ『先生に聞いてみますよ』





北上「…」





ピエロ『入学できると良いですね』





北上「…」





北上「…ありがと…」ニコ





ピエロ「?」





北上「」カキカキ





















北上『冗談だよ忘れて』













#3







#3








-ホスピタルクラウン 養成学校-




教授「みなさん、先日は大変お疲れまでした、病院の先生方も子供達も喜んでいたようですよ」




教授「では、あとはレポート提出して今日の講義は終わりです」








ザワザワ




ピエロ『先生、お話ししたい事があります』




教授「?」








教授「で?話って?」




ピエロ「」エト




教授「あーすまんね、君は耳が聞こえないんだったね」




教授「だったら…手話で…」ゴソゴソ




教授『話とは何かな?』




ピエロ『手話までしていただいてありがとうございます』




ピエロ『先生は』




ピエロ『先生は艦娘さんについてどう思いますか?』




教授『艦娘?艦娘って、あの深海棲艦と戦ってくれる…テレビに良くでてる「海の女神」のことかな?』




ピエロ『はい』




教授「ふーむ…」ギシッ




ピエロ『艦娘さんが「ホスピタルクラウン」になるのはおかしいですか?』




ピエロ『艦娘さんが学校に通うのはおかしいですか?』




教授『…私は』




教授『そうは思わないけどねぇ…』




教授『艦娘、人に関わらず、学ぶ意思のある者に境目なんてないと』




教授『私は思うよ?』




教授『彼女たちには喜びや怒り、哀しみとか、感情や意志、誇りがあるはずだろう?』




教授『だったら、私たちとは何も変わらないはずだよ』




ピエロ『…!』




教授『たぶん、戦い以外の選択肢を選んだ艦娘を世間は非難するだろうね』




ピエロ『…』シュン




教授『しかしね』




教授『私は良いと思うよ』




教授『兵器とか何も関係ない…確かに深海棲艦は驚異ではあるけれども』




教授『昔と違って今は軍も大分オープンになって』




教授『今まで秘密にされてた艦娘たちの存在も公にされたおかげか―』




教授『数を持て余すだけの彼女たちを指揮してくれる人材は今ではヒッキリナシだそうだしね』




教授『たとえ、世間がとがめても私には病床につく子供たちを励まそうとする』




教授『優しい子を責める権利は誰にも無いと思うけどなぁ』




ピエロ『あ、あの!』




ピエロ『教授にお願いがあるんです!』




教授「…」




教授『君もとっても優しい子だね』ニコリ





























ピエロ(教えてあげなきゃ、早く!)








ピエロ(北上さんに!)








ピエロ(喜んでくれるかな?)








ピエロ(どんな顔してくれるかな?)








ピエロ(一緒にホスピタルクラウンになってくれるのかな?)








ピエロ(そしたらきっと―)








キィィィ…















…ッドン!!!








………

……










運転手「ち、違う!お、お、俺はちゃんと前見たんだ!クラクションも鳴らしたんだぁ!!

あい、あいつが悪いんだ!!勝手に突っ込んできたアイツが…!!」









運転手「ほ、ほとんど赤信号だったんだぜ!?タイミング的によぉ!!」








運転手「嘘じゃねぇってぇ!!!」



















-病院-






ピエロ「…」




ピエロ「…」




ピエロ「…」




医師「おはよう」




ピエロ「…」




医師「」カキカキ




医師『調子はどうかな?』




ピエロ「」フルフル




医師「…右手人刺し指以外の指の複雑骨折、それに加えて内蔵の損傷だから、元気ないのも」




医師「無理はないかね…」ドッコイショ




医師『だいじょうぶ、きっと指は良くなるよ』




ピエロ「…」シュン




医師『大丈夫』




医師『それじゃあ、また後で来るからね、良い子にしてたらキャンディをあげるよ、なんてね!』




ピエロ「…」




医師「…反応薄いなぁ」




医師「ま、経過見るしか無いでしょ…」ドッコイセ




ガチャ…パタン




ピエロ「…」ニギニギ




ピエロ「!!!」ズキッ!




ピエロ「~っ!!」




ピエロ「…」




ピエロ(…指…動かなくなっちゃった)




ピエロ(もう…なんにも)




ピエロ(出来なくなっちゃった…)




ピエロ(なんにも)




ピエロ(…できない)










北上「ヤホー」ガラッ






ピエロ「?」





ピエロ「!」







ピエロ「あ…」






北上「」スマホトントン





北上「」スッ






ピエロ「?」






北上『君の友達から連絡があったときは何事かと思った』








北上『思ったより、ひどくなくて?よかったよ』







ピエロ「…」







北上『それにしても「すまふぉ」って便利だよね』







北上『アタシら世代からしたら、電話だけでも驚いたってのにさ』






北上『遠くの人とおしゃべりできるなんて夢のまた夢だったから、技術の進歩ってすごいよね』






北上『でも』






北上『電話だけじゃ、わかんないこともいっぱいあるよね』





北上『実際にきてみて、目で見ないことには』









北上『実際に目で見て、触れないことにはさ』









北上『わかんないこともいっぱいあるし』サスリ







ピエロ「?」







北上「…はぁ~あ…」





北上「っとに…もぅ~…」ナデナデ







北上「心配したんだから…」グスッ







ピエロ「!」







北上『そりゃ泣くよ』








北上「…」クスン






ピエロ「」エット







北上『おなかすいてない?』






ピエロ「」コクコク







北上『なんかたべる?』







ピエロ「」コクコク







北上『じゃ、ちょっと待ってななんか買ってくるから』







ピエロ「」オテテフリフリ

















-病院前 セブン○レブン-





店員「っしゃーせぇ!」





北上「え~っと…」





北上「どれにしよっかなぁ…」





北上「まずは…無難に『貝紐』と~」ヒョイ





北上「『柿ピー』でしょ?それに『チーカマ』と…」ヒョイヒョイ





北上「むふふん♪名付けて『北上様せれくしょん』♪」





北上「これなら『なう』な『やんぐ』に『ばかうけ』でしょ♪」





北上「…」





北上「…」





北上「…」チラッ






ビール「yeah!」






北上「…」チラッ






ウィスキー「オジョウチャン ボクト ヒアソビ シナイ?」






北上「…」チラッ






ワイン「赤ワイン ハ ポリフェノール タップリィィィ!」






北上「…」チラッ






ほろよい「マジッスカwwwウハwwwオレッスカ?www」






北上「」トケイチラリ






時計「ゴゴ12:00!!ゴゴ12:00!」






北上「まだお昼………」






北上「…」






北上「昼酒……」






北上「…」






北上「…」ジュルリ






白北上『だめよアタシ!病院で苦しんでいるピエロくんがいるでしょ??我慢しなきゃだよ??ほら!アルコールから目を逸らして!!』






北上「」アタマブンブン!






北上「そ、そうだよ…あ、アタシはアルコールなんかに負けない!!」






北上「……」






北上「」チラッ






黒北上『良いじゃん良いじゃん別にさぁ??飲む飲まないもアタシの自由じゃん?ほらぁ…天気も良いよー?こんなにサンサンと降り注ぐ太陽の下で飲むビールは最高だねぇしびれるねぇ♪』






北上「…」ジュルル






北上「」ダラダラダラ…






店員「ん?お客さん?すごい汗…ってクッサ!?ナニこれヨダレぇ!?」






北上「ハッ!」ジュルリ






北上「す、すいません」







店員「いやまぁ、ちょうど掃除中ですし別にかまいm」







北上「そうじゃなくてぇ」







店員「…?」






北上「ビール…を…」ワナワナ






店員「…へ?」






北上「…ビールをくださいぃ」ナミダゴエ






北上(アルコールには勝てなかったよ)









アリアトヤシター!





スタスタ…



カシュッ…



パコン!



…グビ




…ゲフッ










友人「よっ!」






ピエロ「!」パァァ





友人(かわいいな畜生!)







ピエロ「?」キョトン





友人「」スマフォスイスイ







友人『さっき、北上さんきてなかったか?』







ピエロ「!」コクコク






友人「あれ?じゃあ、どこに行ったんだろ?」












北上「///」フラフラ






北上「うへへぇ~い///」ニタニタ






北上「待ってなよぉ~ピエロくぅ~ん///」ヨタヨタ






北上「北上おばあちゃんが今から」フラフラ






北上「お見舞いにいっちゃうよぉ~ん///」エヘラヘラ






北上「」グビグビ






北上「」プヘッ






北上「へ……へへ……///」ケタケタ





北上「うへ///」







北上「うへへへへhehehehe///」ケタケタ










女子「ままぁ、あの緑じゃーじの女の人フラフラしてる~」ユビサシ





母「シッ!みちゃいけません!」
















ガラッ!






友人&ピエロ「!?」








北上「うえへぇへへ///ピィエェロォくぅん///」ニタァ







ピエロ「」ゾワッ







友人「あかん!補食するつもりだこのメス!」バッ







北上「なにすんらぁ!はなへぇ!はなへよぉ!」ブンブン






友人「は、離してたまるかぁ!こいつの貞操は俺が」






友人「ってか北上さんヨダレ臭いし酒臭ぁ!!」





友人「しかもジャージから各種生活臭が!!」ツゥン






北上「むぅん!!」タマゲリ






スコーン






友人「ま゛っ゛!!」ドサッ






友人「…」チーン






ピエロ「!!」






北上「さて…」ジワリジワリ







ピエロ「」ガクガク






北上「コワクナイヨー///」ハァハァ





ピエロ「」ブルブル







北上「コワクナイヨー///」ハァハァハァ


















北上「…ん」







北上「ふぁあ~ぁ…ねむ」






北上「…あれ?」






北上「アタシのアパートの部屋ってこんなに」











北上「白かったっけ?」ゴロン









ピエロ「」シクシクシクシク







北上「…」






ピエロ「」シクシクシク






北上「…」







北上「」グシグシ






北上「」ジィ…






ピエロ「」シクシクシク…







北上「ふむ」キョロキョロ









友人「」チーン







北上「」







北上「?」ガサゴソ







北上「…」






北上「なんでアタシ服着てないの?」


















医師「」ニコニコ





北上「」ビクビク





ピエロ「」シクシク





友人「」チーン





医師「で?」ニコニコ





北上「で…とは?」ビクビク





医師「」ツクエバァン





北上「ヒギィッ!」ビクゥ





医師「ナニをしたかを聞いているんだよ?」ニコニコ





北上「えと…その…」





北上「お、乙女の…」





医師「あ゛ぁ?」





北上「乙女の」





北上「ヒ」





北上「ミ」





北上「ツ」





北上「♪」





医師「……」





北上「てへっ☆」





医師「…」





医師「…」





医師「…」




北上「スイマセン」







医師「反省した?」



北上「yes」



医師「はい、唱和」



北上「?」



医師「『けが人と一緒に寝てはいけません』」



北上「『けが人と一緒に寝てはいけません』」



医師「『過度の飲酒はしてはいけません』」



北上「か…『過度の飲酒はしてはいけません』」



医師「まったく…添い寝だけで大事には至らなかったものの…」



医師「今後は気をつけて接して下さいね」



北上「うぅ…はい…」



ピエロ『あんまりお姉ちゃんを怒らないで?』



医師「ピエロくん?」



ピエロ『ちょっと酔っぱらっただけで…

ただお見舞いにきてくれただけなの…お姉ちゃんは悪くないの』



北上「……ピエロくん」



医師「…優しいね君は、北上さん?」



北上「へ?」



医師「今回は注意だけにしておきます、今度お見舞いにくる際は、飲酒しないで下さいね」



北上「あはは…ありがとうございます」



医師「では…私は失礼します」




ガラガラ…ピシャン





北上「…」



ピエロ「…」



友人「…」




北上「」ゴソゴソ



北上「」スマフォイジリ



北上『ごめんね』



ピエロ『きにしないで』



北上『アタシさ…』



ピエロ『?』



北上『なんか変な事した??』



ピエロ『』



北上「?」




ピエロ「///」




北上(耳まで真っ赤…)




ピエロ『どうしても言わなきゃだめですか?』




北上『そりゃ、気になるしね…』




ピエロ『えっと……』





……

………




北上「ぶへぇぇ~///」



ピエロ(お酒臭い…!!北上さん…飲んできたの??お昼なのに??)



北上「ピエロくぅぅん///」



ピエロ(ふ、ふとももに指を…!!)



北上「ねぇねぇ…アタシの事どう思うぅ???」



ピエロ「???」



北上「あ、そっかそっか、耳聞こえないんだたねぇ…スマフォスマフォ」



北上「ヒック」ゴソゴソ



ピエロ(北上さん顔赤い)



北上『んでさ、アタシの事ddddどう思う???』



ピエロ(あ、誤タッチで変換間違えてる?)




ピエロ『あ、あの北上さん僕は』




北上『わかってるわかってる♪全部わかってるから』




ピエロ(わかってるって何)





グイ…




…チュッ…









ピエロ「」






北上「」








ピエロ「」ジタバタ!!





北上「」ップハァ!





ピエロ「!?!?!?/////」




北上「でへへ///こういう事でしょう~?///」





ピエロ「///」パクパク




北上「え?もっとほしいの??///ピエロくん…大胆だねぇ///いいねぇ北上おばあちゃんそういうの痺れちゃうねぇ///」




北上「ーて事で…」





ピエロ「!?」




北上「頂きまーす!!!!」グワァッ






………

……








北上「」




ピエロ「///」ウツムキ





北上『まじ?』







ピエロ「///」コクリ







北上「…」





ピエロ「…」





北上「//////」ッボン!!!





ピエロ「」アタバクハツ!?





北上「いっそ殺してーーーーーー!!!!////」窓ガラァ!!!





友人「北上様ダメェェェェ!!!!」ガバッ





ピエロ(友くん!?)




北上「離せぇぇぇぇぇぇ!!訴えられて敗訴するくらいなら、飛び降りるわぁぁぁ!!!」




友人「うおぉぉ!?北上様ちからつよっ!?」



友人「ぴ、ピエロ!!お前からもなんか…なんかフォロー!」




ピエロ「」エト…





ピエロ『北上さん』




北上「ん…なに?」グスッ




ピエロ『怒ってないよ?大丈夫だよ?ちょっと強引で痛かったけど、今は反省してるんでしょ?』




北上「う…うん」コクリ





ピエロ『うん…じゃあ許します♪』






北上「ぴ、ピエロくぅん…っ!!」ジワ





友人(……チョロ)






………

……














北上『じゃあ、今日はごめんね…もう面談の時はお酒飲んできません』





友人「それが普通ですよ北上様」





北上「返す言葉もございません」





ピエロ「」プッ





北上「」クスッ






友人「」ブフッ






アハハハ…







北上「ン、じゃぁ…またネ…」





友人「俺がいうのもなんだけど…まてきてくれ北上様、あんたくるとやっぱこいつ元気なるよ」





ピエロ「?」ナニハナシテルノ





友人『北上様がくると楽しいなって話してたんだよ』





ピエロ「!!」コクコク





北上「ぴ、ピエロくぅぅんっ……!!」ガバッ





友人「ストォォオォォップ!!車椅子のけが人にまた同じ過ちを繰り返す気っすか北上様ぁ!!!」





北上「…っは!!の、ノータッチ!せ、セーフ!!」





友人「油断も隙もありゃしねぇ」





北上「あはは…すまないねぇ」





ピンポーン


マモナク

メンカイシュウリョウ ノ オジカン デス






北上「おっと…そろそろ帰んないとねぇ」





北上「またね…友人、ピエロくん…」テフリフリ




友人「俺は呼び捨てっすか…ほらもう帰るってよ」




ピエロ「」シュン




友人(露骨にいやな顔するなぁ)




ピエロ「…」





ピエロ「」テフリフリ




北上「また…ね」





………

……







ピエロ(友人くんも帰っちゃった…)





ピエロ(北上さんも…)





ピエロ(北上さん…)




ピエロ(初めてのキスは…)





ピエロ(ビールの味…)





ピエロ(初キッスが苦いなんて)ケラケラ





ピエロ(僕の手……)






ピエロ(また動いてくれるかなぁ…)





ピエロ(…………)






ピエロ(……別の…道…でも良いかな)







ピエロ(お医者さんに聞いてみよう…)





ピエロ(どんな現実だって受け入れないと…)







ピエロ(納得しないと……)






ピエロ(あ…)







ピエロ(眠い…)





ピエロ(おやすみ…きたか…み…さん)





ピエロ(……)





………

……













#4












北上「あきらめる!?」






ピエロ「…」





北上『ちょ、ちょっと待ちなよ!?諦めるって「ホスピタルクラウン」をかい!?』




ピエロ「」コクリ




北上『なんでさ…』






北上『あんなになりたがってたじゃん?』






ピエロ『…』





北上「……」





北上『やめてどうするのさ…?』






ピエロ「…」







北上『医者になんて言われたのさ?』






-ピエロくん心して聞いてくれ















-骨は再生するよ…おそらく日常生活を送るうでは何にも支障はないだろうさ…でも













-残念だけど、骨はどうにかなるとして神経が…












-すまない

















北上『そんな』










ピエロ『大丈夫です!!』










北上「?」












ピエロ『多分、健常者の人に比べたらそれは…いくらかハンデはあるけど…』











ピエロ『なんとか…なんとか働きます…』










ピエロ『それに、ホスピタルクラウンなんて…病人の相手ばっかりでこっちが滅入っちゃいそいうだなーって思ったばっかりだったんですよwww』









北上「」スクッ











ピエロ『返って…ちょうどよか』









北上「!!」









バシン












ピエロ「」











北上「ごめんね…でも、それ以上…例え画面上の文字だとしても、その続きを書いていたら」
























北上「アタシは、ピエロくんの事…『大嫌い』になってたよ…」














ピエロ「!」















北上「…ごめん…今日、帰る…んじゃ」

















スタスタ…ガラッ…













ピシャ













ピエロ(ほっぺ…痛い…でもそれ以上に)











-大嫌いになるよ












ピエロ(唇の動きで…何となく…わかったけど…『大嫌い』って)












ピエロ(痛いなぁ…キリキリする…)







ピエロ(痛いなぁ…)












ピエロ(………)











ピエロ「…ッ!!」ホロホロ










ピエロ「」グス










ピエロ「~!!」









ピエロ(僕だって…)













ピエロ(…諦めたくなかったよ…)









………

……






提督「へーい!北上っちー!!」






北上「んー」






提督「今日もチッパイだねぇ~ふひひwww」





北上「んー」





提督「…」





北上「んー」




提督「…お前のパンツちょうだい」





北上「んー」





提督「…!?」





提督「…き、北上がおかしい…!!」ズザザ




北上「てーとくさー」









提督「??」







北上「社会奉仕活動に従事する艦娘ならさ

記憶を保持したまま、普通の女の子に戻れるんでしょー?」





提督「規則ではそうあるね」






北上「ふーん、やっぱ、だよねー…あの手しか無いか…」






提督「?」





北上「提督さー」







提督「今度はなんだね?」








北上「ちょっと相談があるのよー」







………

……



時が経つのは早いもので

僕の交通事故で負った傷はほぼ完治し、

養成所の方にも顔を出して


それで……





教授『本当に良いのかい?』




ピエロ『はい、もう決めましたから』




教授『後悔は?』




ピエロ『しません』




教授『それじゃ…私にはもう何も言うことはないね』




ピエロ『今まで…』




ピエロ『お世話になりました』





………

……





結局、北上さんとは

あのまま会わずに、後味の悪い思いが

僕の記憶に突き刺さる


会わなかったら謝る事もできない…当たり前だけど…





それから数年経ち…








花屋『それじゃ、この花をお店の入り口まで運んで貰えるかな?』



筆談で僕に指示を出してくれる

優しい体の大きな店長



あれから僕は近くの花屋さんで

働いて自立している

やっぱり、耳が聞こえない

腕に少し傷害が残っている人間にとっては

健常者に比べてハンデが大きいけど





店員「」ヨタヨタ



店員「」ゴトッ



店員「」フゥッ





できるものから仕事を覚えるようにしてる

元から力仕事は得意じゃないけど

前に比べたら少しだけど筋力もついたみたい






店長「店員くん、そろそろ休憩しない?」





筋骨隆々な店長さん


見た目はものすごく怖いけど


耳と腕に傷害がある事知っていても僕を


受け入れてくれた


なんでも

昔、ここで働いていた女の子になんとなく

似ててがんばって働いてくれそう

とかいう理由だった


何のことかちょっとわからなかったけど

ホスピタルクラウンをやめてから

なんの目標もなくなった僕にとっては

働かせてくれて感謝している





店長「はい、缶コーヒー」



店員「」ペコリ



店長「…今日は、午後から肥料が届くからそれまでに置く場所を確保しておかなきゃね」



店員「?」



店長「あー、そっかそっか、気が利かなかったね」ゴソゴソ



店長『今日は午後に肥料が届く予定なんだ、だから胡蝶蘭の隣、に置くスペースを確保しててほしいんだけど…掃除頼めるかい?』




店員「!」コクリ




店長『ありがとう』




店長「あっ……とそうだそうだ」





店員「??」





店長「今日はもう一つお仕事があったね」




店長『ギフト用のブーケ、作っててほしいんだけど…これも頼めるかい?』




店員「」コクコク




店員「」ゴソゴソ




店員『お客様のイメージとか何かありますか?どこの誰へのプレゼントとか?』





店長『それがね-』






???「こんにちはー」





店長が僕から視線を逸らして


玄関口に向けて声を発する素振りを見せた


表情からお客様が来店したんだとわかった。


そして、『ごめん』とわかるように大きく口を動かして伝えてくれた


また後でお話しようということだろう



僕は僕で、何か手伝える事はないかと


急いで、筆談用のペンとメモ帳を作業用エプロンのポケットに入れて



お店に顔を出した…




………

……







前に読んだ本に書いてあった


【事実は小説よりも奇なり】


どう考えたって、本の中の物語の方が

【奇】じゃないかなって


思って『た』



今、まさに目の前で起きている事




店主と雑談している『彼女』は―





???「ん、店主さんまたゴツくなったー?」





伏目がちの気だるそうな表情を浮かべている彼女は―





店主「HAHAHA!!お客様は失礼ですねー」





???「頼んだものできてるー?」




『あの時』特徴的だった『三つ編み』は無くなり

ショートボブになった彼女は―




店主「予定では、今からなんですよね、まぁ、そんな時間もかかりませんし」




店主「お?おっ!店員くん!丁度いいところに!!」



店主「ギフト用ブーケを頼んだお客さんってのが、この方…」





―さん??






店主「『北上』さんだよ」







僕は…持っていた鋏を



床に落としてしまった



あまりの唐突な出来事で…






心の奥で金属音が聞こえたような…



そんな気がした



………

……





店主「あれ?どしたの店員くー」




北上「ピエロくん…?」





困惑の表情を浮かべる店主

目を白黒させる彼女

そして、現状を飲み込む…頭が記憶を整理し始めた


彼女と過ごした

暖かく楽しい思い出…





ーアタシは軽巡





ーホスピタルクラウンねぇ…






ーそれ以上いうとアタシは君を嫌いになるよ…









思い出したくない言葉


思い出して



心に、脳に鋭く尖った氷柱が

突き刺さったような気がして


表情が歪むのがわかった






北上「…」







ゆっくり…



短くなった髪を揺らしながら

前よりも少し背の伸びた彼女は


僕に近づいてきてー







ギュッ…





店員(ピエロ)「!?」






そして前よりも




ふくよかになった胸にー




彼女、北上さんの胸に僕の顔は埋もれていた







「久しぶり…」










………

……













店主さんの計らいで僕らは


しばらく雑談(と言ってもスマフォのやりとりだけど)

の時間を頂いた










ピエロ『久しぶりですね』






北上『ホントだね』





ピエロ「…」










どうしよう


いっぱいいっぱい


話したいことはあるのに









北上「…」








北上さんもなんだか困った顔してる


どうして彼女はここにいるんだろう


しどろもどろしてると

彼女は先に画面をタップし始めた






北上『実はね…』





北上『今アタシ、病院で働いてるのさ』





ピエロ「!?」




北上『ごめん…まずはアタシから話させて…じゃないと…気持ちに整理がつかないの…』






北上『あの日…そう数年前のあの日…喧嘩別れしちゃったあの日…』




北上『アタシ、提督に相談したの』







………

……










ー提督さぁ





ーなんだい?






ー艦娘ってさ





ーうん






ー社会奉仕なら、記憶保持したまま解体されんでしょ?






ー現状ではそうらしいね…







ーアタシさぁ…夢ができちゃって






ー艦娘以外の?







ーうーん…まぁ







ー後ろ指を指される人生かもよ?






ーかもね







ー艦娘をやめて…自殺した子もいるんだよ







ー知ってるよ…







ーそれでも?







ーうん…それでもアタシはやりたい…






ー…




ーアタシが好きだった子が好きだった生き方を

アタシが叶えたい…







ー誰かの夢を代わりに背負って生きていくのも…

悪くないんじゃないかってね…




ー…





ー「兵器」がこんなこと言うのなんて…おかしいよね





ー…ないよ




ー??




ーおかしくなんてないさ…ぜんぜん





ー…





ー北上…荷物をまとめなさい…




ー提督…





ー近いうちに…なるべく早く…





ー…











ー特例解体申請を届けよう…本営に…







ーどうか君の願いと…君の好きな子の願いが叶うように








ー提督が…アタシの提督で良かった…










ーありがとう





………

……






ピエロ『じゃあ…』






北上『そう』






北上『正確に言えばアタシはもう艦娘じゃないの』






ピエロ『』






北上『それにしても…もう会うことは無いと思ってたんだけど』





ピエロ「…っ!!」





それは僕も同じで…






北上さんと会う確率を少しでも減らす為に…






街から離れたのに…





北上『会いたくなかった?』






ピエロ「」





北上『アタシは会いたかったよ』





北上『でもね』






北上『前に君と一緒にホスピタルクラウンの研修行ったの、覚えてる?』






ピエロ「」コクリ






北上『あのときの君の笑顔と…』







北上『アタシ自身が楽しんでいたってのもあってさ…』







北上『君が夢が叶えるのを諦めてしまったなら』







北上『代わりにアタシが叶えたいって』




北上『思ったの』





ピエロ「…っ」





どうして




ピエロ『どうして、そこまで…』





北上『君はね…』






ピエロ「?」






北上『艦娘以外の生き方を教えてくれたから』






ピエロ『…でも』





北上『うん、ここまでちょっと長くかかっちゃった…』





北上『あともう少し…』




北上『実はあともう少しで』





北上『アタシ、ホスピタルクラウンになるのさ』





ピエロ「!?」






北上『なってから君に会おうと思ってたんだけど』





北上『そして、ずっと伝えたいことがあったの』






ピエロ『ぼくも』






お互いにとまる指






北上『じゃあ』




北上『一緒に』





ピエロ「」コクリ





北上『ご』



ピエロ『め』



北上『ん』



ピエロ『な』




北上『さ』




ピエロ『い』





お互い交互に

入力し終えて

お腹を抱えて笑った


北上さんは笑いすぎて

目尻に涙を浮かべていた


そして僕自身

こんなに笑ったのはいつぶりだったか



-ああ、そうか





-僕はずっと前から





-やっぱり僕は






北上『ねぇ、ピエロくんさ』



ピエロ「?」




北上『よかったら』





北上『アタシのアパートに住まない?』




世界が一瞬静止した

その無機質な光を発する画面越しの


暖かい言葉の意味をかみ砕くのに一抹の時間を要した




北上『アタシがさ、ちゃんと夢を叶えられるように』




北上『傍で見守っててほしいの』




そんなの…決まってる

夢にも思ってないことだ






ピエロ『喜んで…僕で良ければ』






北上さんの顔は嬉しいような恥ずかしいような顔を

浮かべて頬をポリポリと二回掻いて


次の瞬間、手で顔を覆った



でも耳は、リンゴのように真っ赤に染まっていた




僕も耳と頬に一気に血液が循環するのを感じた




僕の夢の応援をしてくれた北上さんが

僕にしてくれたように


僕は自分なりに北上さんの

夢を応援していこうと思う





ゼラニウムの香りがいつもより

強く香る




春の午後だった









-泣顔笑顔-END



後書き

おわりました
中々更新が思うようにいかなかったのは
私の不手際です
随分と長くかかってしまって大変申し訳ありませんでした

まず、無事にエンディングを迎えられました、ありがとうござました

次もどうかどうか…

※アイデア提供してくださった方に最大限の拍手を


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2019-07-28 23:41:25

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2016-02-29 01:19:38

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matuさんから
2016-01-07 18:44:54

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2016-02-23 18:33:00

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2015-07-29 16:29:39

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2015-05-24 16:03:22

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2015-05-19 19:58:25

2015-05-18 21:45:50

AQさんから
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SS好きの名無しさんから
2015-05-17 14:43:48

SS好きの名無しさんから
2015-05-17 13:37:35

SKさんから
2015-05-17 13:05:48

たぬポンさんから
2015-05-16 22:44:27

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28件コメントされています

1: SS好きの名無しさん 2015-05-18 23:00:39 ID: IzEaGucV

北上をリクエストした者です。今回はどのような展開になるのか楽しみにしております。

2: AQ 2015-05-19 16:50:09 ID: m9bAMTu0

北上の部屋は汚い(確信)
やっぱお酒飲むにもタバコ吸うにも雰囲気は大事ですね

どうなるかワクワクして待っております

3: らんぱく 2015-05-19 19:53:01 ID: z6iMvqBv

>1コメのSS好きの名無しさんへ
コメント・アイデア提供ありがとうございました
素敵なアイデアで書いていて楽しいです、北上ってこんなに扱いやすい
キャラだったんですねー
どうか生温~く見守って頂けたら幸いです、ではでは

>AQさんへ
コメントいつもありがとうございます、お世話になっております
なんか北上は、ちょっとアレな部屋で普段はずっと下着で過ごしていそうな勝手なイメージです、
雰囲気で味とか変わりますよね、今後ともどうかどうか、ではでは

4: SK 2015-05-21 20:18:20 ID: nYrNA4lc

いいっすねなんかww

見てて和むというか、北上様の優しさがわかりました笑

5: 山椒 2015-05-21 22:28:45 ID: vYTuViU7

大井っち成分のない北上様のダメ人間感ってつよいですよね(ぁ

ぴえろ君もまた不思議な過去を持っていそうで...

続き期待です

6: AQ 2015-05-21 23:00:00 ID: V1Z-2sWE

艦娘の言う横井庄一は謎の笑いがある
何だかんだ優しい北上様好きですよ!

続き待機であります

7: 世之介 2015-05-23 19:15:27 ID: DyyftjLQ

>SKさん
コメントありがとうございます
和み空気でてたようでよかったです♪
>山椒さん
コメントありがとうございます
洗濯物を溜めているイメージを持ってます
ぴえろくんは徐々に…

8: フラン 2015-05-24 15:06:52 ID: OID1Vh3L

大井っちが居ないだけでここまで汚部屋になるなんてむしろ大井っちの家事スキルが半端ないのがわかりますねw
個人的に北上様好きなのでとても楽しみにしてます!

9: 世之介 2015-05-24 20:39:06 ID: urFvVUpd

>AQさん
最初は何処井庄一にしようかと思いましたがこちらを採用♪
ウダウダ言っても北上様は不器用に優しい…はず?

>フランさん
大井っちは、きっと北上様をフォローするために日夜妄想しながら家事スキルをあげている…はず?

コメントありがとうございました

10: たぬポン 2015-05-25 23:49:51 ID: ys2NqoZS

提督と北上さんの絡みがいい、そしてここにピエロ君がどのようにして巻き込まれていくのか期待です!!

更新楽しみにしていますよ~

11: 世之介 2015-05-26 20:42:39 ID: zHyA9FIP

たぬポンさんへ
提督と北上様は同じような空気になるように意識しました
ピエロくんは北上さまの玩具(仮)です
今後もどうかどうか

12: 山椒 2015-06-09 20:57:07 ID: sgsEIcDb

らんぱくさん改め世之介さんワールド

ここの方々も一筋縄ではいきそうにないですねー

がんはれショタコン北上様(?)

13: らんぱく 2015-06-11 20:25:57 ID: HDGt8Hzm

>山椒さん
コメントありがとうございます
一癖も二癖もある連中は書いてて遠慮なく暴走できるので
楽しいです
この二人が今後どうなるのか、ゆるゆる更新していきますので
どうかどうか

14: 山椒 2015-06-23 01:22:49 ID: 4hsGNaFe

あ、あ、あ、あ、

世之介さん改めらんぱくさんワールド

急展開
残酷過ぎる運命...

続期待

15: らんぱく 2015-06-28 09:42:39 ID: 4tzdoFY6

>山椒さんへ
コメントありがとうございます
私の書く物語はどうしてこうも…
こんごもどうかどうか

16: 山椒 2015-06-28 23:08:17 ID: PGQ6Q0ce

(ピエロ君死んだ想定でコメントしてたマン)
らんぱくさんワールドが好きだったんだよ!
更新楽しみにしております

17: らんぱく 2015-07-29 12:33:37 ID: 2StrB7l6

>山椒さんへ
お久しぶりですいつもコメントありがとうございます
うぉぉ…一ヶ月もかかってしまいました…申し訳ありませんんん
これからも少しずつ
らんぱくワールド(笑)を展開していきますね!

18: SS好きの名無しさん 2015-09-27 23:17:39 ID: VCtDPDF6

頼むこっちも更新してくれ(o_ _)oドゲザ

19: らんぱく 2015-10-06 08:38:09 ID: QBAzkD4i

>18コメのss好きの名無しさんへ
コメントありがとうございます
長らくおまたせ致しましてすいません!
こちらもまた、少しずつ更新していきます

20: SS好きの名無しさん 2015-10-06 15:45:58 ID: vW_-2csP

ああ…いたいけな少年が餌食に…うらやまけしからん!

21: matu 2016-01-07 18:45:50 ID: T5K_kMEY

ピエロくんの今後が  

私 気になります!

22: らんぱく 2016-01-07 19:09:55 ID: KtDrtrvE

20コメのSS好きの名無し様
コメントありがとうございます
いたいけな少年、つまりショタ
お姉さんに食べられるのはショタの宿命です

matuさん
コメントありがとうございます
現在執筆中です故にもう少々…もう少々お待ちを!
いつも応援ありがとうございます

23: matu 2016-02-01 16:40:26 ID: aI2IkVvf

やべーこの先がすごっっく気になる

ピエロくん
だいじょうぶだ・・・問題ない・・・ただ北上が来ただけだから

24: SS好きの名無しさん 2016-02-01 20:02:26 ID: pKBc74oq

U-511の時の花屋ですね。U-511の時は不知火が出て来ましたしこう言うなんとなくつながりの有る物語って好きです。続きや他の作品も楽しみにしてます。頑張ってください。

25: matu 2016-02-02 17:20:47 ID: Ma7WZcwg

次回作楽しみに待っています

いやまた涙腺が崩壊してしまった

26: 万屋頼 2016-02-02 19:41:47 ID: Nbbgji32

 楽しく(?)読ませていただきました!北上様いいですねぇ~ピエロ君かわいいですねぇ~!僕の同級生がみんなあんなだったらいいのになぁ~・・・(あ、自分女です)
 リクエスト(?)です。できたらお願いします・・・比叡と料理人さんのが見たいです!

27: SS好きの名無しさん 2016-02-03 21:44:38 ID: QInA0m4R

お疲れ様です!
やっぱりらんぱくさんの作品は
面白いです!
花屋さんけっこう出ますね

byひまな人

28: SS好きの名無しさん 2016-02-07 18:08:19 ID: OBr01WK9

北上をリクエストした者です。とてもよい話でした。これからも楽しみにしております。本当にありがとうございました。


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