2022-05-18 07:23:42 更新

概要

勝手ながら序章と第一章を一つにまとめることにしました。

昔、水色の悪魔として恐れられていた提督は、執事として目立たず、元帥の元で働いていたが、
ある日、ブラック環境で違法労働を艦娘にさせていた前提督が憲兵に捕まり、
その代わりとして鎮守府に提督として配属されることに...
艦娘達は、自分を優しくしてくれる提督に対して惹かれていく。
異名を持つ提督と艦娘達のシリアスありのドタバタコメディ劇場(の予定)です。


前書き

SS初心者です。
誤字、脱字などありましたらお許し下さい


プロローグ

元帥「君には、今日付で転勤してもらう」

提督「...何故急に...」

元帥「実はな…君に行ってもらう鎮守府、舞鶴鎮守府の艦娘達は…前提督にブラックな環境で働かされておって、つい最近憲兵が前提督を逮捕したのだが、そのせいでそこの艦娘達は、あまり人をそんなに信じようとしなくなってな…そこで、君に舞鶴鎮守府の提督になって艦娘達の心を癒やしてほしいのだ」

提督「...ですが、何故水色の悪魔と恐れられていた俺にそんな事を?」

元帥「うむ...数年間、君を執事として雇っていた分かったのだ。君は強く、優しい人間だと!だから後任は、君しか居ないと思ってな!!」

提督「そんなに強く言われましても...自分、執事の方がいいのですが...」

元帥「悪いが大将達と話し合って決めた決定事項だ。今更変えることはできん」ユビパチン

憲兵「お呼びでしょうか!!」

元帥「そこに居る新米提督を舞鶴まで送って上げなさい」

憲兵「承知しました!」ガシッ

提督「ちょっ!!まだ話が!」

憲兵「それでは失礼します」ペコ

提督「離せや〜〜〜!!!!」ズルズル

元帥「......お詫びと祝と称して、今度何か送ってやろうかのう...」


義姉との再開

憲兵「では、頑張れよ!」クルマデタイサン

提督「チッ...なんで提督なんだよ...俺はこれ以上、面倒くさい事に巻き込まれたくないのによぉ...」

提督「っつーか、もうすぐで春なのに寒くねぇか?さっさと鎮守府の中に入るか...」


【鎮守府内】


提督「...見た目は普通の鎮守府と変わらねぇな......」テクテク

提督「司令室は...ここか?」ガチャ

??「ようこそ、いらっしゃいました。あなたが新しく着任される提督さんです......ね...」カオヲミテ

提督「......何やってるんだ...大淀姉......」

大淀「い、いや、ワタシハ、オオヨドデハ、ナイデスヨ」メソラシ

提督「......まさか義理の姉と、こんな所で再開するとは......」

大淀「ひ、人違いでは...?」アセダラダラ

提督「んじゃあ...頭に付けている。俺が昔、大淀姉に上げたのと全く同じ、カチューシャ取るぞ...」

大淀「!!...分かりましたから!!あなたが知っている大淀だって認めるので!これだけは、取らないでくださぁい!!」

提督「ったく、正直に言えばいいのに...」

大淀「うっうっ......」グスッ


タッタッタッタッタッタッタッ


??「誰だ!司令室で騒いでいる奴は!!」ドビラバンッ

提督「あぁ?」

大淀「グスッ...」

??「...貴様...大淀に何をした!」

提督「...カチューシャを取るって言っただけだが...?」

??「なに?...お前知っているのか!大淀が着けているカチューシャは、義理の弟から、進水日に祝いの品としてもらってからずっと大切に着けている物なんだ!それにも関わらず...!それを取り上げようとするのか!貴様は、!!」

提督「......それ、俺が上げた物なんだが......」

??「...嘘をつくのならもっとマシな嘘を言うのだな!!大体な...大淀が言っていた弟の姿はなぁ、もっとかkムグゥ!」オサエラレ

大淀「それ以上は言わないでくださいね?」ゴゴゴゴゴ

??「......はい...」

提督「てか、誰だお前......」

??「私か?私は、大和型 戦艦 二番艦、武蔵だ!」

提督「おいおい...ここって武蔵居たのかよ...」

大淀「戦艦は、日本艦に関しては大和以外全て居ますし、正規空母と潜水艦も同じです」

提督「...一通り名前は覚えてるが、顔まで覚えるとなるとクソダリいな...」アタマガリガリ

大淀「なら一度、顔合わせしますか?」

提督「...仕方ねぇ...やるか...」

大淀「武蔵さん、皆さんを食堂に集めて頂いてよろしいでしょうか...?」

武蔵「うむ、承知した!」ヘヤカラデテイク

提督「はぁ…平和に過ごしたかったのに、何故こうなるんだろう...」


着任しました

大淀「皆さん、お集まりになりましたね?」


ナンダナンダ?

ミンナデアツマルナンテメズラシイ...


大淀「コホン...この鎮守府に、前提督に変わる新たな提督さんが着任されました」


エッ!

マタ、オナジヨウナコトヲスルノナラシズメテヤル‼


大淀「はいはい、彼はそんなことをしないので安心してください...では提督、一言どうぞ」

提督「...あ〜...堅苦しのは、嫌いだから、シンプルに言うぞ。お前ら出撃時とか、仕事をしてもらう時以外、自由にしていいぞ。俺からは以上だ」

艦娘s「?!」

??「あの〜質問いいかな?」

提督「あぁ?別にいいが誰だ?」

??「僕は白露型駆逐艦2番艦の時雨だよ」

提督「時雨か...」

時雨「でね、質問と言うのは自由って基本的にどう云う意味かな?」

提督「...そのままの意味だ。秘書艦の時の勤務時と出撃してもらう時以外、お前らは、基本的に何してもいい。本読んでもいいし、寝てもいい、何なら外出許可書を出してくれたら買い物しに街に出てもいいぞ」


ザワザワ


時雨「つまり、僕たちをこれからブラックな環境で働かせないってこと?」

提督「ああ...約束する」

時雨「っー...ありがとう」ペコッ

??「待ってください」

提督「ん?」

時雨「え?」

??「航空母艦、加賀です。貴方の今の言葉、本当に信じてもいいのでしょうか」キリッ

提督「っーと...?」

加賀「私達はこの鎮守府に来た時から、前提督が逮捕されるまで、過酷な環境で働かせられていました。そのため、人が信じられないのです...」

提督「だから、俺が信じてもいい理由を証明しろってことか...」

加賀「はい...」

提督「......なら、俺がもし約束を破ったら...容赦なく砲撃していいぞ」

艦娘s「??!!!」

加賀「...な、なぜ...」

提督「何故って、証明しろって言っただろ...」

艦娘s「......」アッケ

提督「他は...なさそうだな、んじゃあ、解散!」


【司令室】


提督「...ふぅ...さて、どうしたものか......」

大淀「...提t...いえ、弟くん!一体どう云う意味ですか?!!」

提督「そのままの意味だよ...俺は命を張ってでも約束は守りたいからな」

大淀「で、でも...」

提督「...別に俺は、大丈夫だから...ね?」ニコッ

大淀「うっ...」(笑顔が尊い!!!!)

提督「んじゃあ...これから、仕事を頑張りますか〜」ノビー

大淀「はい、私もサポートしますね!」


バイキング♪

提督「...やっぱり、何かしたほうがいいのかな...?」


着任して数日が立ったが中々、艦娘(一部除き)と打ち解けないため、何かいいアイデアがないか、考えていた。


大淀「...なら、バイキングなんてどう?」

提督「何故に...」

大淀「だって、うちの鎮守府には、甘い物が好きな居るし...それに、皆さんお腹いっぱいに食べたことがないので…だから!弟くんの料理を食べたらきっと皆さん、喜んで信じてくれますよ!」

提督「っても、間宮...さんだっけ?その人に迷惑が掛かりそうなんだが...」

大淀「大丈夫です!私が言っとくので!」

提督「...大淀姉がそこまで言うのなら...」

大淀「では、早速手配してくるね!!」ウキウキ

提督「お、おう...」

大淀(やった!弟くんの料理が久々に食べられる♪)スキップ

??「これは、面白そうな臭いがしますね」キラーン


《数分後》


大淀「OK貰いました!!」ドビラバーン

提督「...なら丁度終わったし、行くか...」


【食堂の厨房】


間宮「は、始めまして、提督さん!!」

??「始めまして、航空母艦、鳳翔です」ペコッ

提督「そんなに緊張しなくていいよ、気軽で頼む」

間宮&鳳翔「は、はい!」

提督「厨房借りるな...」

間宮「あ、あの...私達はどうすれば...」

提督「休んでくれ...俺一人で大丈夫だ」エプロンソウビ

鳳翔「で、ですが...」

提督「報告書で見たぞ、あんたらも酷い扱いをされていたって...当分は俺が作るから安心して休んでくれ」

間宮「だ、大丈夫なんですか?お一人でここの鎮守府全員の飯を作るなんて...お身体を壊してしまいますよ...」

提督「あ〜...そこに関しては、問題ねぇ...大本部に居た頃、毎日、数百人分の飯作ってたからな...」レイゾウコガソゴソ

鳳翔「...ならお言葉に甘えて...休ませてもらいますね」ニコッ

間宮「て、提督さん...ありがとうございます...」ペコッ

提督「別に当たり前だ...前の提督がゴミすぎたんだよ...」シタジュンビ

間宮&鳳翔「それでは失礼します」ペコッ

提督「ああ...」パシャッ

提督「ん?」オトガシタホウヲミル

提督「...気のせいか......んじゃあ、頑張りますか...」

??「顔がよく、根は優しそうな新米司令官のエプロン姿...売れそう...」ワルガオ


《提督が料理を作り始めてから数時間後、夕食の時間》


艦娘s「...」ポカーン


綺麗に置かれた種類様々な料理に驚きを隠しせていない艦娘s


提督「...久々だから作りすぎたな」ノビー

村雨「こ、これってどうしたの...?」

提督「大淀姉から俺の料理をバイキング形式にして皆に振る舞っらどうだって提案があってな...お代わりもあるから、好きなだけ取って食べていいぞ」

??「す、スイーツとかもありますか?!」

提督「あるけど...誰?」

??「香取型練習巡洋艦二番艦、妹の鹿島です。姉は、ここには、居ませんですけど...よろしくです」

提督「嗚呼...よろしく」

提督「ってか、早く食えよ...冷めるぞ」チュウボウニムカウ


ワァ...ドレモコレモ、オイシソウ...

ン~トテモ、オイシイデ~ス‼

カシマサン、マタ、スイーツケイヲトッテキタンデスカ?!

ダッテ、オイシイモン!

アー...!オオヨドサンヨコドリシナイデ‼

ハヤイモノガチデス‼


提督「楽しそうで何よりだ...」ジブンノブンヲモグモグ

提督「それに比べて...」シンブンヲミテ


『荒れる内閣!!海軍の元帥思いとは‼』


提督「元帥が艦娘達にある程度の人権を与えて欲しいって発言してから...国のお偉いさん方は、兵器に人権などいらん!とか...そもそも、艦娘達の自作自演では?とか...アホなことを言ってるし...元帥ももう少し、発言を考えてほしいものだ...」

提督「っつーか...こっちの方が大切だろ...」メクリ


『○×鎮守府に深海棲艦襲来!!』


提督「最近多いな...こうゆうの...まぁ...俺らに一番関係あるとすれば...」ペラッ


『刑務所から元提督脱走!』


提督「...舞鶴鎮守府の元提督じゃないといいが...」


【とある高級店】


??「で、あそこの○×鎮守府の提督は、始末できたのか?」カチャカチャ

??「う〜ん...始末は、出来なかったけどトラウマを植え付けたから海軍をやめさせられたよ」モグモグ

??「ふむ...あそこの提督は、俺の出世の邪魔だったからな...」ワインガハイッタグラスヲミツメル

??「でも、もう十分地位は、あるでしょう...月中将殿♪」

月中将「自分の地位を維持するのも大切なんだ...自分の地位を危うくする者は、早めに摘むのが大切なんだよ...」グラスヲマワシ

??「ふーん...」カチャカチャ

月中将「で、そっちはどうなんだ?大将のお孫さん...火大佐...」グビッ

火大佐「俺達の立場を危うくしそうな者を見つけたよ...提督って言う奴なんだけど...どうやら、元帥の息がかかってるみたいなんだ...」

月中将「ほう...」

火大佐「そのせいで、一気に中尉になるんじゃないかって」

月中将「なるほど...また、頼めるか?」

火大佐「準備で長くなるけど...お安い御用さ、だけどこっちの約束も守ってね」

月中将「嗚呼...分かっている」

火大佐「そうこなくっちゃ...」


第一章


修羅場って何?

金剛「ヘーイ、提督、金剛型姉妹とお茶しましょー」ミギカラスリスリ

電「司令官さんのなでなでいいです〜」テイトクノヒザノウエカラアタマヲナデラレ

加賀「今度の演習のことでちょっと...」ヒダリカラニゼロキョリデヒッツキ

大淀「...」ピキッ...メガネニヒビガ


メガネ<モウダメダ、オシマイダァ


如月「...」ギリギリ←今日の秘書艦


ハンカチ<\(^o^)/オワタ


提督「...」ムハンノウデシゴトヲスル

金剛「提督〜...バーニング・ラブ、デース!」キスマチ

電「ふぁ〜...」ナデナデトロ〜ン

加賀「私はこの編成がいいと思うの...」ムネグリグリ

大淀「...」パリーン


メガネ<ギャァァァァァ


如月「...」ブチッ‼


ハンカチ<アーーーー‼‼‼


提督(何回か料理を振る舞っていたら、凄く懐かれた...)

提督(流石に、もう来ないよな?)


なお、提督の思いとは、裏腹に別の艦娘達が定期的に来て提督に甘えた。

余談だが、アイテム屋にハンカチと眼鏡が大量に置かれるようになった。


大浴場

提督「...」ドウジョウニテジシュレンチュウ

提督「...」パシャシャシャシャシャシャ

提督「...」クルッ

提督「...」シーン

提督「...」ケンジュツノケイコヲハジメル

提督「...」パシャシャシャシャシャシャ

提督「...」クルッ

提督「...」シーン

提督「最近多いんだよな...気味が悪い...今日は終わりにするか...」コウイシツニゴウ

提督「シャワー浴びないと臭いからな体洗わないと...」フクヲヌギシャワーシツヘ

提督(腰巻きタオル)「...」キュッ...シーン

提督「あれ?」キュッ、キュッ...シーン

提督「困ったな...男子更衣室のシャワーは、ここしか無いし...あっそうだ。提督兼客専用の大浴場があったな。あそこなら」フクヲキテムカウ

??「っよし!誘導成功!」

??「言われたことをしたんだから...報酬の提督の写真ちゃんと渡してね」

??「もちろんですよ」ニタァ

??「分かっているのならよろしい...」ニタァ


【提督兼客専用大浴場】


カポーン


提督「ふぅ〜...たまには大浴場に入るのもいいな...」

提督「しっかし...海が見えるとは、絶景だな...」カタマデツカリ

提督「...兄貴もこんな風に暮らしてたのかな...」ボソッ

提督「...兄貴...」ツー

提督「あッ涙が...」ゴシゴシ

提督「...よし、戻るか...」フロカラアガリ

??「これは、とても、気になりますね...」ヒョコ


デート権争奪戦《前日》

提督「...珍しく、元帥直々に手紙が送られてきたって思ったら...」イライラ


『〇〇水族館カップル無料券♡』ゴゴゴゴゴゴ


提督「いらねぇ...とゆうか誰も行きたくないだろ.........よし、後で廃棄しよう!.........その前にトレーンング」タイシュツ

??「提督さ〜ん戻ったっぽい」

時雨「夕立...そんなに慌てなく...て、も...」ツクエノウエニアルチケットヲハッケンスル

夕立「あれ?提督さんいない......っぽい...」同じく

時雨「......夕立...提督、これを誰に使うと思う?」ハイライトオフ

夕立「それは、もちろん...夕立っぽい」ハイライトオフ

時雨「ふふっ、寝言は寝ていいなよ...」

夕立「それは、そっくりそのままお返しするっぽい」

電「ど、どうしたなのです?」

時雨「あっ電ちゃん」ハイライトオン

夕立「何もないっぽい」ハイライトオン

電「そうなのですね...電は、司令官さん宛の手紙を届けにあっ...」


チケット<ヤァ


電「......失礼する...なのです...」タイシュツ

時雨&夕立「......チッ」


【一方提督は】


提督「くぅ...」ウデタテフセチュウ

武蔵「ほら、ほら、しっかりとやらないと駄目だぞ...」テイトクノウエニスワリ

吹雪「頑張ってください!」同じく

龍田「うふふふ...頑張って頂戴〜」ギソウヲソウビシスワッテイル

提督「き、きつい...」アセダラダラ

金剛「...」

榛名「...」

大淀「...」

叢雲「...」

北上「...」

白露「...」


サンドバックs<イ、イヤナヨカンガ...


その後、サンドバックが大量に壊れ後にサンドバック破壊事件となり、新聞に取り上げられた。


デート権争奪戦《開幕》

【司令室】


??「何か、いいネタ無いですかねぇ〜」ガチャ

??「サンドバックは、表向きの用で...艦娘のみの新聞のネタが...」チケットハッケン

??「......これですね」ニヤ


《次の日》


『提督がデート?!選ばれるのは、誰だ?!!』


艦娘s「「「......」」」プルプル

艦娘s(やるしか無い!!)


こうして、乙女達の戦いの火蓋が切られた。


デート権争奪戦《激戦》

【食堂】

提督「...今日の朝飯何だろ...」ガチャ

艦娘s「...」ジー

提督「...」ドアヲシメル

提督「.........部屋で作って食べるか...」スタスタ

バーン‼ 金剛「テイトク!バーニング・ラーブ!」バッ

??「金剛お姉さま待ってください!」タッタッタッ

榛名「勝っては、榛名が許しません!」バッ

??「ちょっ!榛名?!」

提督「...」ダッ

金剛「テイトク待つのデース!」タッタッタッ

榛名「待ってください!」タッタッタッ

??「金剛お姉さま〜!」タッタッタッ

??「榛名〜!」タッタッタッ

提督「...ゆっくり飯が食べたいのに...」タッタッタッ

大淀「なら!私と!」タッタッタッ

提督「無理」タッタッタッ

大淀「!!」ガーン

??「なら私は?」ビューン

提督「...島風か...」タッタッタッ

島風「正解!」タッタッタッ

提督「悪いが断る」タッタッタッ

島風「(´・ω・`)」

大淀「あれぇ?」

提督「また今度な」タッタッタッ

島風「うん!」パァァァァ

大淀「姉なのに...お姉ちゃんなのに...私だけ対応が酷い...」ウッウッ

武蔵「なに騒いでいる貴様ら!」クワッ

全員「「「あっ武蔵(さん)」」」


デート権争奪戦《終戦》

武蔵「全く、朝から騒々しいぞ!」

提督「それは思う」

金剛??榛名??大淀島風「「「「「「...」」」」」」セイザ

提督「とゆうか...お前ら、金剛の姉妹艦か?」

??「金剛お姉さまの妹分、比叡です。 経験を積んで、姉さまに少しでも近づきたいです」ピシッ

??「マイク音量大丈夫…?チェック、1, 2……。よし。はじめまして、私、霧島です」ピシッ

提督「よろしくな」

比叡霧島「はい!」

提督「っーか...なんでいつもより、アタックが強いんだ...」

金剛榛名島風大淀「!」ギクッ

武蔵「これのせいじゃないか?」ピラッ

提督「あぁ?...提督がデート?!選ばれるのは、誰だ?!!ってなんだ、この巫山戯た記事は…」

提督「ってか...このチケット捨てたぞ...」

金剛比叡榛名霧島大淀島風武蔵「は?」

様子を見に来た艦娘s「は?」

全員「はあぁぁぁぁ?!!」


その日、街じゅうに艦娘達の声が響き渡ったとかわたらなかったとか。


思惑

【火大佐の鎮守府】

火大佐「今度、ここに行ってもらう」

扶桑「さ、流石にこの編成でここに行くのは...」

火大佐「命令だ!最悪の場合、近くにある鎮守府に逃げ込め!手配はしてある」

扶桑「......分かったわ...頑張ってくるわ...」タイシュツ

火大佐「......」カチッ

火大佐「......」フ~

火大佐「うまく行けば、邪魔な奴の排除に不幸艦姉妹の代わりに月中将の手配で大和型を手に入れられる...当日が楽しみだ」ジュッ


舞鶴襲撃【前編】

舞鶴中にサイレン音が響き渡る


提督「チッ...なんで、深海棲艦共が襲ってくるんだよ...」アタマガリガリ

大淀「実は、他の鎮守府の娘が助けてほしいと先程来て...恐らく付けてきてたんでしょう...」

提督「そこの鎮守府の提督は、なんて?」

大淀「連絡は繋がりません...ですが、我々が危なくなった時に助けてると言われたってその娘達が言ってました...」

提督「んな連絡入ってねぇよな...」

大淀「はい...」

提督「くそったれが...」

提督「仕方ねぇ...助けを求めに来た艦娘達は轟沈寸前または、大破寸前の者に高速修復材を人数分渡して安全な場所に避難、大本部に連絡し援軍要請を頼む!」

大淀「了解しました!」ピシッ

提督「確か、緊急放送するには...」ポチッ

提督『あーあー...テステス......んんっ...これは訓練じゃねぇ...マジの襲撃だ...全員戦闘準備をし、前に襲撃用として考えていた防衛の配置に付け』

提督『なお、大破した者は、待機組と交代し鎮守府に戻ってこい...くれぐれも轟沈者を出すなよ!』

艦娘s「了解!」ビシッ


舞鶴襲撃【中編】

提督「戦況は…まぁまぁか…」

提督「……」

武蔵『ガ−ピッ…提督、すまんイ級を1体、取り逃がして鎮守府方面に向かった!鎮守府防衛組にも伝いておいたがくれぐれも気をつけてくれ』

提督『…了解…』


司令室に置いてある刀を持ち司令室を出る。


提督「チッ…最悪だな…」

イ級「…」

提督「どけ…」

イ級「…」ガション

提督「はぁ…だりぃ」テクテク

イ級「…」ドォン

提督「…」スッ

イ級「!?」

提督「居合移動…朧月…」チャキン

イ級「!!」ズバッ(大破)

提督「…さて、防衛組が来る前に撤退するか」テクテク


舞鶴襲撃【後編】

【司令室】


提督「戻ったぞ…」

大淀「だ、大丈夫だった?!」バッ!

提督「別に大丈夫だったぞ…一応刀を持って行ったが、イ級はどこにも見当たらなかったぞ…」

大淀「それならよかったけど…」

??『ガーピッ…あーあー…聞こえるか?提督』

提督「嗚呼、聞こえるぞ……その声は長門だったな?」

長門『嗚呼、その通りだ…それでだな、ついさっき、武蔵が言っていたイ級を見つけた……どうやら轟沈寸前だったらしく、駆逐艦の子達が倒してくれた…報告は以上だ…』

提督「了解、気を怠らないようにな」

長門『ふっ…ビックセブンをなめないで貰いたい…では、失礼する』ピッ

大淀「一安心ですかね?」

提督「そうだな…後はアイツら通信をまつd『ガーピッ…こちら、武蔵…提督、聞こえるか?』

大淀「噂をすれば何とかですね…」

提督「だな……あー、こちら提督…どうした?」

武蔵『襲撃してきた深海棲艦は、全て片付けたぞ』

提督「おぉ…お疲れさん、戦果は?」

武蔵「ハ級、ニ級2、イ級2、ネ級の轟沈を確認した…こっちは小破1、中破3、大破1だ…今から少しパトロールしたのち、鎮守府に戻る』

提督「了解…注意を怠るなよ」

武蔵『了解した!』ピッ

大淀「一安心ですね…」

提督「やることは山積みだがな…」フー


艦娘への質問

《数時間後、鎮守府地下》


提督「…お前らには、今から言う質問に答えてもらう…いいな?」ギロッ

大淀「…」

長門「…」

???「扶桑姉さまには、手を出させないわ!」

???「山城…ここの人達は、我々を助けてくれたのよ?…無礼なことはやめなさい…!」

山城「……はい…」

提督「はぁ…じゃあまず、一つ目の質問だ…お前らの提督の名前は?」

???「火大佐です…」

提督「…つまり、火大佐がいざって時は、ここの鎮守府に逃げて来いって言ったんだな?」

???「はい…」

提督「…火大佐かよ…これはまためんどくさいことになったな…」アタマガリガリ

長門「どうゆう意味だ…?」

提督「火大佐はな…とある大将の孫で、黒いうわさが多い奴なんだ…」

長門「しかし…何故火大佐はここに避難するようになど、言ったのだろうか…?」

提督「恐らく、俺を消すためだろうな…」

大淀「は?」ピキッ

長門「どうゆうことだ…」ピキッ

提督「そのままの意味だ…火大佐の噂の1つが、気に入らない者、自分の立場を危うくする者を排除するってものだ…俺は元帥の息がかかっているから、一気に高い地位に昇り詰めると思ったんだろうな…元帥閣下はそういうの物凄く嫌いなんだけどよ…し、か、も、だ…ここの鎮守府には、他の提督が喉から手が出るほど、練度が高く、レアな艦娘達が多く揃ってる…自分の地位を守るついでに、自分の所に配属しようとしたんだろうな…」

???「つ、つまり、私達はそれに巻き込まれたと…」

提督「そうなるな…それに、お前らが行っていた海域…その編成なら轟沈する者が必ず出る……特にお前ら、姉妹戦艦は一番轟沈する可能性が高い…俺ついでに、お前らも始末するつもりだったんだろうな…」

???「そ、そんな…」

提督「まぁ、安心しろ…元帥閣下に頼んで、俺が信頼する提督の所に配属させる…その代わり、お前らを轟沈扱いにしてしまうがいいか?」

???「火大佐から逃げれるのなら、構いません…!」

提督「分かった…それまで、ここで暮らしてくれ…ここはいざっという時の避難所だから、ある程度の施設は揃ってる…」

???「何から何まで、ありがとうございます…!」ペコッ

提督「そう言えば、名前を聞いていなかったな…俺は提督だ」

???「初の日本独自設計による超弩級戦艦、扶桑です。妹の山城ともどもよろしくお願いしますね」

提督「嗚呼…よろしく…それじゃあ、俺は考えたいことがあるから…」オオヨド、ナガトトトモニタイシュツ

山城「扶桑姉さま…あの人を信じていいのでしょうか…」

扶桑「私は、信じていいと思うは…他のみんなは?」

???「信じていいと思うぴょん!」

???「うちもそう思うで…!」

???「信じて…いいと…思う…」

???「あのクソ提督よりは、ましだと思うわ」

扶桑「ほら、皆もこう言ってるから…ね?」

山城「……扶桑姉さまがそういうなら…」


元帥との電話会議

【翌朝、司令室】


プルルル…プルルル…元帥『私だ、君が私個人の端末に電話をかけてくるとは、珍しいな』

提督「早朝から電話をかけてしまって、申し訳ございません…実は頼みたいことがありまして…」

元帥『なんだ?君から頼み事とは珍しいな…』

提督「そうですね…まずは、ことを経緯を説明しますね」

元帥「うむ」


提督は、鎮守府の襲撃、火大佐の扶桑から聞いた話と火大佐が企てた事を元帥に報告した。


元帥『うむ…火大佐が君と扶桑達を遠回しで始末するために、深海棲艦を使って、鎮守府を襲うよう仕向けたか…確かにこれは、降格…または、海軍をやめさせるほどだが…問題は火大佐の祖父…水大将だな…』

提督「ですね…水大将は、海軍の中でもトップクラスの実力を誇っていますし、艦娘や部下達に優しいと有名な人です…孫である火大佐の失脚を知ったら、責任を持って退職するでしょうね…」アタマカカエ

元帥『それを知って、好き勝手にしているのだろうな…火大佐の奴は……だが、君が言ってた扶桑達を君が信用する提督への配属はこちらで何とかしよう…』

提督「ありがとうございます…!…では、失礼します」ピッ

提督「なんとかしてアイツを海軍から辞めさせる方法は、無いものか…」


【火大佐鎮守府】


火大佐「くそっ!」シンブンヲタタキツケ


『深海棲艦舞鶴鎮守府襲撃、死傷者0!』


火大佐「失敗した…!あの不幸艦共もどうなったかわからないし…どうにかして、何かアイツを辞めさせる方法はないか…!」

???「…」ドアゴシカラキイテオリ


後書き

次スレです!
【艦これ】提督「...平和に過ごしたい」武蔵「その2だ!」 sstokosokuho.com/ss/read/22847


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