時を超えるヒーローと艦娘達 モモタロス「その2だぜ」
前回のあらすじ
鎮守府を襲っていた深海棲艦とイマジンと契約し力を持ったクズ提督を蹴散らした良太郎達。
そんな良太郎達の事を聞いた元帥が良太郎に提督にならないかと勧誘、そして、良太郎は、迷った末提督になることを決意!
時を超えるヒーローと艦娘達良太郎「その1」https://sstokosokuho.com/ss/read/22110#cheerの第一章です。
こちらを先に読んでいただいた方が読みやすいです。
SS初心者で、誤字脱字が多いです。
《戦いから数日後》
【司令室】
良太郎「うぅ...緊張する...」
大淀「しっかり、自身を持ってください」
良太郎「で、でも...」
大淀「でも、じゃあありません!折角、元帥から、特別に少佐にしてもらったのですから。しっかりと、自身を持って威厳がある姿を保ってください!」
良太郎「!」
大淀「じゃあ、皆さんに挨拶をしに行きましょうか」
良太郎「うん!」
【食堂】
アタラシイテイトクダッテ
タブンアノヒトダロウネ
良太郎「え、え〜と...今日から君達の提督になった野上良太郎です。分からないことがよくあると思うので、よろしくです」
パチパチパチパチ
【食堂車】
良太郎「き、緊張した...」
ウラ「おつかれ」
キン「しかし、良太郎、仕事は、しなくていいんか?」
良太郎「うん...今日は、大淀さんがやってくれるって」
キン「いい部下を貰ったなぁ〜...」
モモ「でも、良太郎、気をつけろよ」
良太郎「なんで?」
モモ「こっそり、見てたんだが...お前の事を睨んでいた奴が何人か居た...だから、気をつけろって話だ」マミヤサントクセイコーヒーヲノミ
ウラ「あ〜...僕からも一つ...良太郎...艦娘との距離は、程々にね」
モモ「テメェもな!」
良太郎「う、うん気をつけるよ」
ウラ「......もしかしたら、海軍内で良太郎をよく思わない奴らも出てくるかもね...」ボソッ
良太郎「?ウラタロス、何か言った?」
ウラ「いや、何も」
【鎮守府 倉庫】
山城「で、誰か...あいつを追い出す事ができそうなネタ見つけた?」
加古「いやないよ...あるとしても...イマジン達と話していることだけだね...」
伊58「だけど、大本部は、そのイマジンに特例を出しているから、無理でち」
瑞鶴「今は、ああでもいつか絶対化けの皮が剥がれる...だからその前に追い出さないと...」
摩耶「人間は、そうゆう奴だからな!」
大井「北上さんが毒される前に早く何とかしないと...」
山城「まぁ...これからも、同志を集めとアイツを追い出す、または、脅すことができるネタ探しに集中しましょう...それでは、解散!」
山城「あっ加古、来れなかった、他の皆にも言っといてね」
加古「ヘ〜い...」
【司令室】
良太郎「...」カリカリ
赤城「...」カリカリ
良太郎「あ、あのう...赤城さん...」
赤城「なんですか?」
良太郎「...近くないですか?」ヒッツカレ
赤城「いえ、これが普通です」ピト
良太郎「そ、そうなの?」
赤城「はい!」
良太郎「でも...恥ずかしいから少し、離れてほしいんだけど...」
赤城「分かりました...」シュン
良太郎「ありがとう」ニコ
赤城「...」キュン
大淀「...誤字確認いたしますね」ピトッ
良太郎「あ、ありがとう...」
赤城「...」
大淀「いえ、大丈夫です」
良太郎「そ、それならいいんでけど...」
赤城「...」チッ
大淀(赤城さん、ありがとうございますね〜おかげで、自然に提督に引っ付くことが出来ました)ドヤ
赤城(私流のスキンシップですって言ったのほうが良かった)ギリッ
【???】
イマジン「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。お前が払う代償はたった一つ…」
??「な、なら...とある娘を連れてきてほしい...」
バットイマジン以下、バット「なるほど、了解した」トビサル
??「早く、渡したいな...」
《深夜の鎮守府》
ウラ「ねぇ〜先輩...本当にイマジンの匂いがしたの?」
モモ「当たり前だ!」
良太郎「うぅ...眠い...」
ウラ「明日にしない?良太郎に関しては、仕事があるし...」
モモ「ぱぱっと終わらしたらいいだろ」
??「キャーーーー!!」
全員「!!」
ウラ「あっちって...」
良太郎「駆逐艦ちゃん達の寮の方から...」ダッ
【駆逐艦寮、暁型の部屋】
モモ「!ここから、イマジンの匂いがするぜ!」
ウラ「良太郎...」
良太郎「うん...」ガチャ
バット「大人しくしろ!」
暁「離しなさいよー!!」ジタバタ
響「離せ〜!」ジタバタ
雷「離すのよ!」ジタバタ
電「あッ司令官!」ダキ
バット「ゲッ!電王!!」
良太郎「モモタロス、電ちゃんをお願い......ウラタロス...行くよ」ベルトソウチャク&ボタンヲオシ
ウラ「了解」
良太郎「変身」パスヲカザシ
ベルト『ロットフォーム』
ウラタロス「お前、僕に釣られてみる?」
バット「チッ今は、コイツらだけでいいか」ダッ
暁響雷「「「キャーーーー!!」」」
ウラタロス「おおっと逃さないよ」コウゲキシヨウト
電「駄目なのです!今、向こうには、暁ちゃん、響ちゃん、雷ちゃんがいるのです!」
ウラタロス「...」トメル
バット「さらば」トウソウ
暁響雷「「「司令官!!」」」
《翌朝》
【食堂】
長門「皆、集まったな...もうすでに、聞いているも居ると思うが...昨晩、暁、響、雷の3人がイマジンに攫われた...」
ザワッ
長門「幸い、電は、提督たちが駆けつけてくれたおかげで助かったが3人がどうなったかは、分からん...只今、提督が手かがりを全力で探してくれている...それと、対策として、事件が解決するまで、駆逐艦の部屋には、戦艦、または、空母の人が2人以上で寝ることが決まった...各自、言わてた通りに準備せよ!」
電「...暁ちゃん...響ちゃん...雷ちゃん...」ウツムキ
【一方良太郎は】
良太郎「ここら辺に飛んでいったはずなんだけど...」キョロキョロ
良太郎「あッあの人に聞いてみよう...」
良太郎「す、すみません...少しイイですか?」
??「どうされました?」
良太郎「僕は、野上良太郎って言います」
??「そうですか、私は、草部といいます」
良太郎「く、草部さん...ここら辺で、声とか聞こえませんでした?例えば、子供の声とか」
ビクッ草部「いや、聞こえませんでしたね...私は、用があるので、これで」ペコッタッタッタ
良太郎「...」
モモ(良太郎!イマジンの匂いだ!)
良太郎「え?!」
モモ(昨日の奴の匂いと同じだ!この近くに居るぜ!)
良太郎「うん...」タッタッタ
【古びた倉庫】
暁「むーー!」ヌノデクチヲオサエラレウエニコウソクサレ
響「...」同じく
雷「...」同じく
バット「チッ...違うって言われても、詳しく教えろや...」
良太郎「!居た!!」
バット「なっ!電王!!」
暁響雷「「「むーー!!(司令官!!)」
良太郎「...行くよ、モモタロス...」ベルトソウチャク&ボタンヲオシ
良太郎「変身」パスヲカザシ
ベルト『ソードフォーム』
モモタロス「俺、参上!」
BGM「俺、参上」
バット「クッ」
モモタロス「言っとくが俺は、最初からクライマックスだぜぇ!いくぜ、いくぜ、いくぜ!」デンガッシャーヲクミタテキル
バット「ぬぅ...!」
モモタロス「てりゃ‼」ジャキン
バット「うおぉ!」
モモタロス「とりゃぁ!」ジャキンジャキン‼
バット「グォ...!」
モモタロス「うおりゃぁ!!」ジャキン‼ジャキン‼ジャキン‼‼
バット「グオォ!」コロガリ
モモタロス「行くぜ...」パスヲカザシ
ベルト『フルチャージ』
モモタロス「必殺...俺の必殺技!パート2!!」
バット「なっ!」
モモタロス「ふん!」ジャキン
バット「どぁ」
モモタロス「てぃ!」ジャキン
バット「ぐぉ!」
モモタロス「てぇりゃぁ!」ズバッ
バット「グオォォォォォ!!」ドカーン
モモタロス「ヘヘッ決まったぜ」ヘンシンカイジョ
良太郎「皆、大丈夫?」チカヨリコウソクヲトク
暁「うぅ...司令官...」ウルウル
響「...」ギュッ
雷「こ、怖かった...」ギュッ
良太郎「遅くなってごめんね」ナデナデ
暁「ん...」
響「...」ギュー
雷「...」ギュー
良太郎「さ、皆が心配してるし...帰ろうか...!」
暁響雷「「「うん!」」」
【路地裏】
草部「ハァハァ...」サァー
草部「あぁ...カハッ...」サァー
バット「......」
電「皆ぁ...」ダキッ
暁「電〜...!」ダキッ
響「...」ダキッ
雷「電...」ダキッ
長門「ありがとうな、提督...」
良太郎「礼なら、モモタロスに言ってよ」
長門「ふむ......しかし、何故、イマジンは駆逐艦攫ったんだ?」
良太郎「契約で攫ったんだと思う」
長門「契約?」
良太郎「うん、イマジンは、人の願いを1つ叶える代償として現在のその人間像を作った最も強い時間に飛ぶんだ」
長門「イマジンが飛んだらどうなるんだ?」
良太郎「過去で暴れて未来を無茶苦茶にする...簡単に言えば未来を変える」
長門「なるほど...」
良太郎「まぁ...中には、モモタロスみたいにいいイマジンも居るけどね」
長門「ふむ...まぁ無事解決ってことでいいな!」
良太郎「...ねぇ、長門さん...頼み事があるんだけど...」
【とあるビルの屋上】
バット「どんな奴だったか教えろ!」
草部「...確か、お前が攫ってきた茶髪の娘と似てたな...名前は...あっ!電ちゃんだった!」
バット「電王が守ったアイツか...!」バサッ
草部「...」
【深夜の鎮守府 暁型の部屋】
バット「さて、早く連れて行かないとな...」ガチャ
長門「撃て!」ドォーン
バット「グァァ!」フキトバサレ
暁「やった!」
響「仕返し完了」
雷「私達にかかれば簡単よ!」
電「zzz」ミミセンソウビ
長門「残念だったな...」
バット「何故だ!何故貴様らが!」
長門「ふむ、提督から命令でな、念には念を入れてもう少し警戒しといてくれとな...特に、未遂で終わった電は、一番警戒してほしいと」
バット「だが、貴様らは、眠いんでは、ないか?」
長門「そこに関しては、大丈夫だ、ここは、元ブラック鎮守府...寝ないなんて、当たり前だったからな!」クワッ
バット「ぬぅ...」
モモタロス「てりゃぁ!」ジャキン
バット「グォォ!」
モモタロス「俺、参上!」
BGM「俺、参上」
バット「こうなったら!」トビモモタロスタチヲケチラス
モモタロス「グァ!」
長門「くっ」
暁響雷「「「キャッ!」」」
バット「これで、契約完了になる...」イナズマヲカカエ
電「な、何が起こってるです?!」ジタバタ
モモタロス「待て!」
バット「誰が待つか!」トビサル
モモタロス「野郎...逃がすか!」マドカラトビオリマシンデンバードニマタガリ
【ビルの屋上】
バット「ほら、連れてきてやったぞ」ブンッ
電「きゃっ」ゴロゴロ
草部「!い、電ちゃん...?」
バット「契約完了だ」ガチャァ...バッ‼
電「...」
良太郎「はぁ...はぁ…と、飛んだあとか...」
草部「......電ちゃん...これ」ハンカチヲトリダシ
電「あっ...電が、暁ちゃん達から貰って、無くしてしまったハンカチなのです...」ウケトリ
草部「偶々、前、話してたときに落としている所を見てね...気づいた時には、もう居なくて...ずっと、渡そうと思ってたんだ」
電「ありがとうなのです...」ニコ
草部「...どういたしまして...」
良太郎「…」チケットヲカザス
[2018年2月23日]
良太郎「...草部さん...2018年2月23日、何があったんですか?」
草部「...その日は...祖父が死んだ日だな...俺の祖父は、一週間前に倒れて入院...最初は、元気良くて直ぐに治るって思っていたから見舞いに行っても俺は、祖父とあまり話さなかった...だけど、3日後に容態が急変して...会話が出来ない状態になって......そのまま...」ポロポロ
電「...」
良太郎「...」
草部「凄く後悔した...もっと、話せとけばって思った...」ポロポロ
草部「...そんな時、祖父に言われた言葉を思い出したんだ...」
良太郎「言葉?」
草部「うん...何があっても人を助けろって...」
良太郎「それで...」
草部「ああ...電ちゃんが困っているって思ってにハンカチを届けようとして鎮守府に行ったけど...断われて...困っていたときに化け物が現れて折角なら連れてきて、渡そうと思ってたんだ」
電「草部さん...」
良太郎「...モモタロス、行くよ」ベルトヲツケボタンヲオシパスヲカザシ
モモ(おう!)
ベルト『ソードフォーム』
BGM「俺、参上」
後ろで、デンライナーが時の狭間から現れて止まる。
モモタロス「よっ!」
デンライナーに乗り移りチケットを入れたライダーパスをマシンデンバードに差し込む。
モモタロス「いくぜ!」ブォン
《2018年2月23日》
上空からデンライナーが降下していく
モモタロス「居た!」デンライナーカラデテマシンデンバードニノッタママキリカカル
バット「グオォ!」
モモタロス「へへっ」パスヲカザシ
ベルト『フルチャージ』
モモタロス「必殺!俺の必殺技!!パート1!」
モモタロス「おりゃぁ!」ジャキィン
バット「グアァァァ!!」ドカーン
モモタロス「決まったぜ」
サァー
良太郎(モモタロス!イメージが暴走するよ!)
モモタロス「チッ...」マシンデンバードニマタガリ
ギガンデスヘブン以下、デスヘブン「ギィィィ!」ドドド
モモタロス「うりゃぁ!」デンライナーニノリコミ
モモタロス「ぶち込め!」カチャ
ドドドドドド‼‼
デスヘブン「ギィィィ!」ドカーン
《現在》
【鎮守府】
長門「今度こそ、事件解決だな...」
良太郎「うん!」
大淀「それでは、提督...溜まってしまった仕事しましょうか?」ガシッ
良太郎「......はい...」
長門「ふふっ...頑張れ」
【時の狭間】
2両編成の機関車が時の狭間の途中で止まっていた。
??「ここら辺だよな...野上達が消えたのって...」
??「えぇ...ここら辺でデンライナーの反応が消えましたからねぇ...」
??「...少し走れせてみr」キィ...
全員「?!!」
??「な、なんだ」ドォン
??「も、もしかして、ゼロライナーも?!」
??「うわぁ〜」ゴロゴロ
??「キャァ!」
??「...不味いですね...」ツエヲササエニシテ
??「やばい!」
ザバァーン!!
第一章は、これにて、終わりです。
新しいのが楽しみです