幻想郷日記 〜序章〜
ある日、幻想入りをしてしまった龍風...そんな彼に続くように、親友達も幻想入り!
この日記は、そんな彼らの事を記した一種の物語である。
SS初心者です。
誤字、脱字などありましたらお許し下さい
??「春かぁ...」ハァ
??「春...春って言ったら...桜...そして、一目惚れしたあの娘...どうしてるのかなぁ...」
数年前のある春の日、偶々桜を見に行った時に居た、少女に一目惚れした霧崎 龍風は、春になるたびにその娘の事を思い出す。
龍風「引っ越してきたのかな?って思ったんでけど...結局、居なかったし...また、会いたいな...」
祖母「龍君...たまには、外に出てみない?」ガチャ
龍風「あ〜...分かったよ...」シタクシ
祖母「帰って来たら、チャーハン作っとくからね」
龍風「あんがと」
【公園】
龍風「あれ?いつもなら、人が多いのに...今日は、一人も居ない...」キョロキョロ
龍風「ん?あんな所に祠ってあったけ?」チカヨリ
龍風「...金持ってきたし...賽銭だけ、入れとくか...」メヲツブリナガラトリイヲクグリ
龍風「...さて、さっさと入れてばあちゃん特製チャーハンを食べよ......は?」アゼン
ゆっくりと目を開けた龍風に見えた景色は、古びた祠ではなく、立派な神社だった。
龍風「...」クルッ
後ろを見るも最初にいた公園ではなく見たことのない美しい景色が広がっていた。
龍風「......何処だ!ここーーー!!」
龍風「一旦、状況を整理しよう......駄目だ、分からない...ここは、神社っぽいけど...人は、居なそうだし...適当に歩くか...」テクテク
龍風「スマホは...園外で使い物にならないか...」チェック
龍風「ったくなんで、こうなったんだよ...」ガサッ
龍風「?なんだ?」オトガシタホウヲミルモナニモナイ
龍風「...まっいいか」
龍風「ハァ〜...最悪だ〜〜〜!!」
【スキマ】
紫「一体、どうゆうことなの...」
幻想郷の管理者である紫は、スキマの中から龍風の事を見ていた。
紫「博麗神社からとてつもなく強い気配を感じて来てみたら...龍並?いや、それ以上の覇気を放っている人間が居るなんて...」
紫「このまま、人里に向かわせるのは、危険ね......一回保護したほうが良いわね」
紫「...やっぱアレの影響かしら?」
龍風「...マジで、人っ子一人居ないな...」アタマガリガリ
ブォン
龍風「は?」スッ
龍風「ちょっ!」ヒューン
龍風「痛っ!」ドン
紫「ようこそ」カツカツ
龍風「......や、八雲...紫...?」
紫「あら?私を知っているのね」
龍風「ゲームで...」
紫「なら、話は早いわね......貴方、幻想郷から出て行って...」
龍風「......何故?」
紫「貴方、自覚無いの?自分から、とてつもなく強い覇気を放っていることを......」
龍風「マジで?!」
紫「...自覚なかったのね」ハァ
紫「まぁ良いわ、貴方のその覇気は、危険すぎる......私のスキマで送るから...出て行って」
龍風「いや、自分も帰りたかったとこr.........」ガクッ
紫「!大丈夫?!」
龍風(?)「.........なるほど...やはり、この身体とは、相性がいいな...」コキッ
紫「!」ゾクッ
龍風(?)「久しいな紫...」
紫「!!その気配、まさか!」
龍風(?)「大昔、幻想郷に仲間と来た際、貴様と博麗の巫女と戦い追い返された......と言ったら、分かるか?」ククッ
紫「青龍!」
青龍「正解だ...あの後、我だけが実態を持たずに彷徨っていた...そして、限界が来た時に」
紫「取り憑いたのがその子...」
青龍「ふむ...それで?この人間を追い出すと言っていたな」
紫「勿論よ...貴方が取り憑いているって分かったら尚更...」
青龍「...我なら、今貴様の悩みのタネを無くすことができるが...良いのか?」
紫「っ〜!...何のこと...」
青龍「分かっているのだぞ...懐かしき気配......この地に封印された朱雀の気配を...」
紫「...」
青龍「我の力と人間...いや、龍風の能力を使えば朱雀を大人しくさせることなど容易いことだぞ...」
紫「...何が目的よ...」
青龍「簡単だ...我が気に入った人間...霧崎 龍風を他の連中に見せることと...長の復活...それだけだ...」
紫「...仕方ないわね...他の奴らも来るかもしれないから......でも、貴方達の長の復活は、反対するわ」
青龍「ふっ......復活させる場合は、他所でやる...そこは、安心するがいい」
紫「そう...」
青龍「では我は、引っ込ませてもらおう...うまいこと朱雀を倒すように誘導するように」
紫「分かってるわよ」
青龍「では.........」
龍風「あれ?俺は、一体...」
紫「......貴方に頼みたいことがあるんだけど...良いかしら?」
龍風「え?」
龍風「帰りたいんですけど...」
紫「やっぱなしでお願い、貴方の家族には上手いこと言っとくから」
龍風「いや、でも...」
紫「お願い」ニコ
龍風「............はい...」
紫「詳しいことは、後でね...私は、準備があるから」
龍風「ちょっ!」
いつの間にかスキマから追い出された
龍風「ど、どうすれば...」
龍風「あー...もう、この際だ!幻想郷を巡ってやる!」テクテク
??「...」バサッ...バサッ...
【妖怪の森】
ルーミア「待つなのだ〜」
??「なんで、ここにルーミアが居るんだよ!!」タッタッタッタッタッタッ‼
??「うおっ!が、崖?!!」ズザザザザザ
ルーミア「いただきますなのだ〜」アーン
??「ちょっ!」ドン...ヒューン
??「嗚呼...いい人生だったな」ドボォン
ルーミア「食べそこちゃったなのだ〜...」ショボン
【下流】
??「...」
流れ着いたのは、守矢神社の参道途中にある川辺
早苗「!大変!早く手当しないと!」
??「...」ザパァーン
早苗「うん、死んでは、無いわね...早く神社に運ばないと...」
??「あれ?ここって...」パチッ
早苗「あっおはようございます」
??「...なんか、推しが居る...」
早苗「お、推し...?」
??「...ちょっと、頬をつねって」
早苗「駄目ですよ、怪我してるんですから」
??「うおっ!気づかなかった」グルグルマキ
早苗「大丈夫ですか?」ニガワライ
??「......一応聞くけど、ここって幻想郷?」
早苗「はい、幻想郷です!」
??「......」ガッツポーズ
早苗「なんで、ガッツポーズを?」
??「いや...幻想郷に行ってみたいな〜って思っていたから...」
早苗「なるほど」
??「でも、静かすぎない?守矢神社って信者が多いって聞いたんだけど...」
早苗「それがですね...今、皆さん、警戒して中々来ないんですよ」
??「異変でも起きたの?」
早苗「異変って言っていいのかは、分かりませんが...簡単に言えば封印が解けたんですよ...」
??「封印が解けた?」
早苗「えぇ...私達が来るより昔に紫さんと先代の博麗の巫女によって封印されたんですが...最近になって解けたんですよ...霊夢さんや紫さんが解決に取り組んでいるんですがどうなるか分かりません...」
??「なるほど、封印されていたヤバい奴に人は、警戒して来ないのか」
早苗「はい...貴方も異変解決までここに居てください」
??「...じゃあお言葉に甘えて」
早苗「そういえば自己紹介がまだでしたね、私は、東風谷早苗です」ニコッ
??「俺は、神魔...零!」
早苗「零さんよろしくお願います」
零「こちらこそ、よろしくお願います」ペコ
??「タンマー!」タッタッタッタッタッタッ
咲夜「紅魔館に侵入しといてよく、そんな事言えますね」シャッ
??「気づいたらここに居たんだよー!」タッタッタッタッタッタッ
咲夜「そんな事、誰が信じますか?」シャッシャッ‼
??「怖すぎるだろこのメイドー!!」タッタッタッタッタッタッ
咲夜「無駄に速いですね...」タッタッタッタッタッタッ
??「元陸上部エースを舐めるなよ!」タッタッタッタッタッタッ
咲夜「まぁ、関係は無いですけど...」フッ
??「へっ?きえシャッ
??「危っ!」スレスレ
咲夜「貴方の反射神経は、どうなってるんですか...」スチャ
??「知らね」
咲夜「まぁ、これなら貴方でも無理でしょう」ブゥン
??「なっ!いつの間に...」タイリョウノナイフニカコマレ
咲夜「手品「クロースアップ殺人鬼」」ビューン
??「あっ終わっ」シュン
咲夜「何が...」
??「...今の俺がしたのか?」
咲夜「なら、もう一度!」ブゥン
咲夜「メイド秘技「殺人ドール」ブワッ
??「やばっ!」シュン
咲夜「ちょこまかと...」スチャ
レミリア「咲夜、そこまでよ」
咲夜「......分かりましたお嬢様...」ペコッ
レミリア「紅魔館当主のレミリア・スカーレットよよろしくね、人間さん」
??「炎城クローです」ペコッ
レミリア「さっそくだけど貴方、行く宛がないのでしょう?」
クロー「そうなんですよ」
レミリア「なら、この紅魔館に住まわせてあげるわ」
咲夜「お嬢様...流石にそれは...」
レミリア「安心して咲夜、代償として、ここで働いてもらうから...どうかしら?」
クロー「...じゃあ、それで、お願いします...」
レミリア「なら、これから私の事は、お嬢様と呼びなさい...さて、次は...」マドノホウヲミテ
咲夜「?」
クロー「?」
レミリア「あっちね...」ドカァーン
??「おいおい...いい加減入れてくれよ...」ギリギリ
美鈴(...こいつ、私の拳を片手で...)ダッ
??「はぁ...聞いてないな...ダリィ...」ゴソゴソピッパクッ
美鈴「飴?」
??「さっ、続きやろうぜ」カロカロ
美鈴「幻符「華想夢葛」!」ブワッ
??「...」サッサッ
美鈴「彩符「彩光乱舞」!」ビュン
??「...」サッ
美鈴(避けるだけ?)
美鈴「彩符「極彩颱f「あ〜もう良いわ」ヌッ
美鈴「!!」ダッ
??「も〜らい...」ガシッ
美鈴「しまった!」アシヲツカマレ
??「吹き飛べ...」ブォン
美鈴「きゃっ!」ドン
??「ったく...ここから、面白そうな奴が居そうな雰囲気があってきたが...」アタマガリガリ
美鈴「くっ」タチアガリ
??「...まだやるか?」カマエ
クロー「やめろバカ...」バチッン
??「グフッ!」バタン
レミリア「美鈴、大丈夫?」
美鈴「あっお嬢様...」フラッ
レミリア「咲夜、美鈴の手当てを任したわよ」
咲夜「承知いたしました」ペコッ
レミリア「で、その子とは、知り合いなの?」
クロー「幼馴染ですね...少々、問題がありますが...」ガシッ
??「うぅ...は!ここは...」
クロー「紅魔館だとよ...後、お前またアレが出てたぞ...」
??「...被害者は...」
クロー「運ばれていった」
??「後で謝らないと...」ショボーン
レミリア「貴方、名前は?」
??「あっはい!灯狂 ターボです!」
レミリア「ターボね...貴方、うちの門番を怪我させたわね」
ターボ「申し訳ございません...実は、自分...戦闘とかになると性格が凶暴化してしまうんですよ...」ドケザ
レミリア「ふーん...まぁ良いわ、当分は、貴方に門番を任せるわ」
クロー「あっでもこいつ...」
ターボ「ありがたくやらせてもらいます」
クロー「あの...」
レミリア「よろしくねターボ...」
クロー「もう良いわ...」アタマカカエ
龍風「…人里に着いたんだけど…」
??「…」
??「…」
人里の入り口前に巫女と魔法使いが立ち塞がる。
龍風「入りたいんだが」
??「無理に決まってるでしょ…貴方、自分の膨大な覇気に気づいてる?」
龍風「紫さんに教えてもらうまで気づいてなかった…」
??「何やってるのよ…あのスキマ妖怪…送り返しなさいよ」アタマヲカカエ
??「まぁ良いわ…悪いけど、貴方を放って置くのは、危険すぎる…今ここで、博麗の巫女、博麗霊夢と」
??「私、普通の魔法使い、霧雨魔理沙を倒していくんだぜ!」ハッケロヲトリダシ
ガクン
魔理沙「れ、霊夢…!」
霊夢「髪色が白から緑に…」
青龍「我が相手をしよう…」
魔理沙「!」
霊夢「!気が強くなった!」
青龍「我が名は、天之四霊の青龍…かかって来い、幻想郷の小娘共」
霊夢「こんな時に、もう一体の天之四霊って…」
魔理沙「ここに朱雀が来ないのを祈るしか無いぜ」
霊夢「…魔理沙…誰でもいいから五大老連れてきて頂戴…私が足止めしとくから」
魔理沙「分かったぜ!」ビューン
青龍「ほう…五大老をつr「霊符【夢想封印】!」ドドドドン
青龍「いきなりとは…礼がなっていないのでは、ないか?」
霊夢「うるさいわね…勝負よ青龍」
青龍「…」
【一方魔理沙は】
魔理沙「誰を連れてきたほうがいいのかなやむぜ…」
魔理沙「ここは、幽々子か?そうすればもれなく、妖夢も着いてくるし…でもなぁ……ん?あれは…」シタヲミオロシ
魔理沙「頼んでみるか…」ヒュー
青龍「今の博麗の巫女は、こんなものなのか?」サッサッ
霊夢「くっ」
霊夢「霊符【夢想封印】!」ドドドドン
青龍「風符【春風】」ビュォン
弾幕が風で吹き飛ばされる。
霊夢「また…」
霊夢(アイツ、さっきから、仕掛けているのに…あの場から一切動いてない…)
霊夢「少しは、やるようね…」
青龍「うむ…そう言うのならば…少し、本気を出すか」
霊夢「なんですって?!」
青龍「人里に被害を出さないのは、勿論…殺さないように手加減する…安心して、眠っておけ…春符【桜吹雪】」ビュォーン
霊夢「よ、避けれn」ドォン
青龍「こんなものか…」
辺りに桜の花びらが舞い落ちる。
青龍「…そろそろ、文字通りの高みの見物をやめたらどうだ…朱雀…」
朱雀「いつから、分かっていた…」バサッバサッ
青龍「尾行を始めた時から」
朱雀「では、私が言いたいことは、分かるか?」
青龍「…協力をし我らを嵌めた人間を潰す…そうだろう?」
朱雀「その通りだ…しかし以外だな…私達の中でも最も人間嫌いな君が人間に取り憑いてその子を守るように動くとは」
青龍「ただ、気に入っただけだ」
朱雀「そう…で、これからどうするのだ?」
青龍「あの魔法使いが戻ってくるまでに龍風と話をつける…」
朱雀「なら、私は、撤退させてもらおう」バサッバサッ
青龍「…では、話をするか」スッ
目を閉じる。
龍風「あれ?ここって…」キョロキョロ
青龍「貴様の精神空間だ」
龍風「み、緑色の龍?!」
青龍「天之四霊の青龍だ」
龍風「…なんで、その青龍がここに…」
青龍「貴様と話がしたくてな…」
龍風「は、話…?」
青龍「嗚呼…貴様にこのまま我が取り憑いたままで居るか、出て行ったほうがいいか…」
龍風「…ん?待って、その言い方だと、前から居たことになるけど…」
青龍「我は、貴様が赤ん坊の時から取り憑いていたのだがな」
龍風「ほ、本当…?」
青龍「…貴様が生まれたのは、2002年9月6日の午後3時…旧都である奈良で生まれそして、東京で育った…両親は、居らず母方の祖母の手によって育てられた…好物は、祖母の焼飯とスイーツ…これだけアレば十分だろ…」
龍風「……なぁ青龍…お前が取り憑き続けるのは、良いが…俺にメリットがあるのか?」
青龍「勿論だ…貴様から漏れ出ている覇気…アレを自由に使って貰っていい…それに貴様の事を全力で補助しよう…どうだ?」
龍風「確かに良いけど…お前に対してのメリットがないと思うんだが」
青龍「そこに関しては、問題ない…我は、一度消滅仕掛けた…そのため貴様に取り憑いて回復をしたのだ…それで恩返しとして協力をする事にしたのだ」
龍風「なるほど…」
青龍「…そろそろ、来るかな?」
龍風「来るって何が?」
青龍「実は、博麗の巫女と魔法使いと戦ったのだが…魔法使いが助けを呼びに行ってな…もうすぐで来そうなのだ」
龍風「えっそれヤバいのでは?」
青龍「まぁ…貴様の覇気の操作特訓として戦ってみろ…危なくなったら我が出る」
龍風「で、でも…」
青龍「それじゃあ…行って来い」ドン
龍風「あああああ!!」
魔理沙「霊夢!」
??「だいぶ、酷くやられたわね...」
龍風「...」スゥー
魔理沙「髪の毛が戻って...」
??「...この気配...青龍...」
魔理沙「知っているのかぜ?!」
??「勿論、昔戦ったことがるもの…」
魔理沙「…そういえば朱雀とも戦ったて言ってたな…」
??「まぁ今は…」スッ
??「退治よ」ドォン
龍風「うおっ!」ダッ
魔理沙「ちょっ!人里の近くなんだぜ!」
??「別に知らないわ…死にたくなかったら逃げなさいよ」
魔理沙「やっぱり、五大老の方が良かったか?コレ…」
??「青龍の気配を確かに感じるけど…どうやら、勘違いっぽいね」ドォーン
龍風「聞いてないぞ…風見幽香とか…」ダラダラ
青龍(確かに、今の貴様じゃあ幽香は無理だな…変わるぞ)
龍風「お願いします!!」タッタッタッタッタッタッ…ズズズ
幽香「チェックメイト…」ドォーン!
青龍「…春符【千年桜】」ドン
魔理沙「じ、地面から桜?!」
幽香「…やっぱり、貴方だったのね…青龍」
青龍「ふふ…久しいな幽香…」
幽香「相変わらず変わってないわね…」
青龍「貴様もそのひん曲がった性格は、直って居ないようだな…」
幽香「直る必要なんてないわよ…」スッ
青龍「来い…」
幽香「花符【幻想郷の開花】」バァン‼
青龍「春符【春一番】」ビュォ!
魔理沙「なっ!幽香の弾幕を反らした?!」
幽香「…劣っては、なさそうね」
青龍「ふっ…だてに長生きしてないからな」
幽香「そう…幻想【花鳥風月、嘯風弄月】」バァン
青龍「春符【桜多吹雪】」ビュォーン
幽香「やっぱり…アレを使った方が良いわね…」スッ
魔理沙「おい、まさか、アレって?!」
青龍「ふっ…面白い!来い!」 カッ
幽香「マスタースパーク!」ドォーン!
青龍「春符【桜花爛漫猛吹雪】」ブワァァァ
紫「そこまでよ」スキマニソレゾレノコウゲキヲイレル
幽香「紫…」
紫「貴方達の今の攻撃…最悪ここら一帯を更地にする程の威力だったわよ…」
青龍「少々熱が入りすぎたな…」
紫「全く…」
霊夢「ちょ、ちょっと…紫!なんで、そいつを追い出さないのよ!」
魔理沙「霊夢、まだ無茶は…」
紫「今回の異変を解決してくれるって言うからよ…実際、朱雀と話ができるの他の天之四霊だけだから…」
青龍「それで、青龍と話した所…やはり、真犯人を追っていたようだ」
魔理沙「…真犯人?」
青龍「大昔…我らが長とこの地に来た時我らを嵌めて幻想郷を滅ぼそうとした者だ…その者によって長は…理由は、言わないが自滅…朱雀、白虎は、先代博麗の巫女と紫の手によって封印…玄武は、実態のまま外へ…我は、魂だけが外に出ることで異変は終わった」
霊夢「…で、その主犯は?」
紫「さぁ…もう数百年前だからもうくたばったじゃない?」
青龍「うむ…」
紫「まぁとにかく今日は、解散…青龍は、龍風君に変わって頂戴」
青龍「了解した」
霊夢「納得行かない…」ムー
魔理沙「まぁまぁ」
幽香「…」モウイナイ
【スキマ】
龍風「何処行くんですか?」
紫「貴方の幻想郷での家よ」
龍風「はぁ…」
青龍(…嫌な予感しかしないな)
龍風(ほんと…)
紫「本当は、博麗神社でも良かったんだけど…もし、青龍が暴れても止められる人の元で監視したほうがいいな〜って五大老会議で決まってねぇ〜…1人、快く受け入れてくれる人が見つかったのよ」
青龍(我を止められる紫以外の者…となると…1人しか居らぬな…)
紫「さっ着いたわよ」
咲き乱れる美しい桜が並んでおり大きな屋敷があった。
紫「白玉楼…貴方なら分かるかしら?」
龍風「いや…東方のゲームは、友達が言ってただけだから…」
紫「へ〜…」
??「あら?その子が例の?」
龍風「霧崎龍風です」
??「西行寺幽々子よ〜よろしくね」
??「…ゆ、幽々子様…まさか、その人が…」
幽々子「そう、新しくうちに来る龍風ちゃんです」
??「…魂魄妖夢です」ペコッ
龍風「よろしく…」ペコッ
龍風(なんか、あの子と似ているような…?)
妖夢「…」
幽々子「じゃあ、また後で」
紫「貴方の荷物まとめに行きましょ」
龍風「あっはい」
スキマニハイル
龍風「…これから、どうなることやら…」ボソッ
これにて、序章は、終わりです
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