2023-03-19 20:27:05 更新

概要

微調整更新です。内容の変更はございません。艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
読んでいただけて大変うれしいです!!更新は不定期となります。何分初心者なものご容赦ください。


前書き

2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら生活して行くというようなストーリーその2です。話の路線?コメディ?いや?シリアス?ちょっと重い?どうなることやら…
2作目も書いてみました・・・文字数がたぶん1の倍近くになるかと・・1を読まなくてもわかる内容にはしてはあります。たぶん。
今回は艦娘の拷問シーンを書きました。書いていて艦娘に申し訳なくなってきました・・・
高雄、青葉、夕張、吹雪・・・ごめんなさい・・・


⬛⬛鎮守府。別名、特殊鎮守府・艦隊調査保護局。元帥直属のもと2人の提督がドタバタと今日も仕事?に勤しんでおります。



ー本格稼働が始まって2週間ー



提督「うし!終わった!」



女提督「終わったー?ペコい…。」



提督「おう。大淀。確認頼む。」



大淀「はい。確認しますね。…問題ありません。」



女提督「お腹ペコい…ペコい…」



提督「てか今何時だ?」



女提督「腹時計、ヒトヒトゴーハチ。ペコい…ペコい」



提督「そうか。とりあえず食堂行くかー。」



大淀「え?時計見ないんですか?」



提督「なら時計見てみなよ。」ニコニコ



大淀「ヒトヒトゴーハチ…ヒトヒトゴーハチ!?」



女提督「ペコい?ペコい…」



提督「もう時計いらないんじゃないかな?」



大淀「いえ…お腹の時計で仕事をされては困ります…」



女提督「…………」ガタッ



提督「あ、やべっ。忘れてた。大淀。なにも言わず逃げろ。」ソローリ



大淀「え?」



女提督「……」ガタッ



大淀「女提督さん?」



女提督「大淀ちゃーん?そこにふたつも肉まんもって悪い子ねぇ?あたしにもわけてぇ?」フラァ



大淀「え?いや…来ないで…」



提督「じゃ!先に行く!」



大淀「提督!助けて下さい!」手ギュッ



提督「あっあかん…」



女提督「提督?だめじゃない…大淀ちゃんの肉まんは分けあいましょう?ウフフフフフフ」ニコォ



提督「逃げるぞ!?」ダッ!



大淀「はい!」ダッ!



女提督「まぁあああでぇええええええ!」カクカク




――廊下



皐月「司令官たち一緒にご飯食べられるかな?」



三日月「きっと大丈…あれ?司令官と大淀さんに女司令官さん?」



提督「皐月!三日月!そこをどいてくれぇ!」ダダダダ!



皐月・三日月「「 は、はい! 」」



提督「わるいなー!」ダダダダ!

大淀「ごめんなさーい!」ダダダダ!



女提督「にぃいいぃいいいくぅうううううう!」ダダダダ!



三日月「司令官と大淀さん手をつないで逃げてたんだろうね?お姉ちゃん?」



皐月「……も。」



三日月「も?」



皐月「ボクも司令官と手をつなぐぅ!」ダダダダ!



三日月「お姉ちゃん!?……行っちゃった…」ポツン



――母港



明石「最後の2個あってよかったですね!」



叢雲「やっとよ!このメロンパンほんとに人気ですぐ売り切れるんだから!」



明石「いいんですかね?私に1個くれちゃって?」



叢雲「いいのよ。いつも世話になってるし。」



明石「じゃあ私は早速いただいちゃいます。…なにこれ!?おいしい!」パクパク



叢雲「いくらでもいけるでしょ?」



明石「はい!これはいくらでも行けちゃいます!あっという間に食べちゃいました。」



叢雲「でしょ?私は部屋で堪能するわ。」



ドイデクレー! ドイデクダサーイ! ムラクモー!アカシー! 



明石「あれ?提督と大淀?それと…あれなんです?」



叢雲「え?」



提督「叢雲!どいてくれ!頼む!」ダダダダ

大淀「さけてください!」ダダダダ



叢雲「え!?ちょっと!どういうこと!?」



提督「いいから!」ダダダダ!

大淀「にげてぇ!」ダダダダ!



叢雲「は?」



提督「だめだ!叢雲すまない!」ガシッ!ヒョイ! ダキカカエ ダダダダ

大淀「逃げますよ!」ダダダダ



明石「あ、持ってかれた。」



女提督「にぃいいいいいくぅう……」ピタッ



明石「女提督さん?」



女提督「メロンパンのにおい…」目が警戒色



明石「あ…メロンパンならあっちです。はい。」



女提督「キシャアアアァアアア!」クルッ ダダダダ



明石「ごめん叢雲。あれは無理だった。骨は拾ってあげる。」




――中庭



提督「…………」ゼェゼェ

大淀「…………」ゼェゼェ



叢雲「何があったのよ…」



提督「……カクカク…………」ゼェゼェ

大淀「シカ…ジカ……です…」ゼェゼェ



叢雲「で、手をつないで逃げたと。」



提督「落ち着いてきた…てか、もう俺まで逃げる必要なくないか?ということで…大淀さん?なぜ私の左手とあなたの右手が手錠でつながっているんでしょうか?」



大淀「提督。こうなったら同罪です。」



提督「人はそれを理不尽と言う。ところで、叢雲…何持ってるんだ…」



叢雲「メロンパン。」



提督「俺にくれ!頼む!」



叢雲「いや!」



提督「頼む!」



叢雲「無理!だって3週間よ!?ここに着任する前かrムグ!」ダキヨセラレ



提督「静かに。あいつが来た…」ギュッ



叢雲「むー!///(ちょっと!)」



女提督「にぐまんんんん…メロンパンんん…」コォオオオオ



提督「標的が増えてる…」



叢雲「むー!むー!///(ちょっと!苦しい!)」



提督「す、すまん。」



叢雲「まったく!///(ギュッてされた!ギュッて!)」



皐月「あ!司令官!見つけたよ!」



提督「皐月さん!?」



皐月「ボクも司令官と手をつなぎたい!」ギュゥ



提督「皐月さん!?それどころでは!」



女提督「みぃいいづぅううげぇええだぁあああああ!」



提督「OH!NO!」



女提督「ざあ!わだじに!おいじいもの!ぢょうだい!?」



提督「皐月走れるか!?」



皐月「うん!」



提督「大淀逃げるぞ!叢雲は背中に乗れ!」



大淀「はい!」

叢雲「は、ひゃい!」



女提督「ケケケケケケケケケケ!」カクカク



提督「行くぞ!叢雲つかまってろ!」ダダダダ



大淀「はい!!」ダダダダ!

皐月「うん!」ダダダダ!

叢雲「は、はい(なんで背負う必要あったのかしら?でも、黙っとこ。)///」



女提督「までぇえええええええ!」



―――――――――――



古鷹「提督達どこに行ったんでしょうか?」



祥鳳「ええ。執務室にもいないみたいだし…」



響「おにぎり作ったのにね?」



電「どこでしょう?」



三日月「皐月お姉ちゃんも司令官たちを追いかけ行きましたし…」



『おちつけ!女提督!これは肉まんじゃない!くるな!そこで止まれ!』



夕立「提督の声っぽい?」



古鷹「こっちみたいです!」




――会議室



女提督「クケケケケケ!クケ!!クケケケケケ!」



提督「くそ!この状態のこいつには俺でも勝てない…」



女提督「さあああああ…わたせえええええ!」



祥鳳「提督?どうされたのですか?」



提督「祥鳳!それに古鷹も!」



電「電もいるのです。」



響「響きもだよ。」



夕立「私もいるっぽい!」



三日月「お疲れ様です。」



提督「お疲れ!古鷹、それ!」



古鷹「これですか?みんなでおにぎり作ったんです。で、どうゆう状況ですか?」



女提督「おにぎり!」ギロリ



古鷹「!?」



提督「古鷹!一つ俺に投げろ!早く!」



古鷹「は、はい!そ、それ!」



提督「ナイス!女提督こっちだぁあ!」



女提督「おにぎりぃいいいいいいい!」



提督「おらぁ!」



女提督「むぐぅ」モグモグモグ



大淀「て、提督さん?」



提督「これでとりあえず…」



女提督「たりない…」ボソッ



古鷹「こちらにもっとありますよ?」



女提督「食べる……」テクテク



叢雲「終わったの?」



提督「ああ。おわった…」



ハァアアアア……



祥鳳「何があったんですか?」



大淀「カクカクシカジカです…」



古鷹「いっぱい食べてくださいね?」



女提督「モグモグモグ……んッ!?」



三日月「女司令官さん!?」



電「お水なのです!!」



響「はい。」



女提督「ゴクゴク…あれ?あたしなんでおにぎり食べてんの?」



夕立「落ち着いて食べるほうがいいっぽい。」



提督「助かった。ところで大淀…手錠。」



大淀「すいません。今外しますね?…あれ?鍵ない…」



皐月「ベタだね。」



叢雲「ベタベタね。」



提督「明石!明石ぃいいい!」



明石「お呼びですか??」ヒョコッ



提督「…」ガタッ テクテク

大淀「…」ガタッ テクテク



明石「え?なに?え?」



提督・大淀「「 明石ぃいいい! 」」ギュウウウ



明石「提督!?大淀!?///」



提督「お前がいてくれてほんとによかった!」



大淀「明石。これ外して!お願い!」



明石「あ!そういうことですか。わかったので、ちょっと離れてもらえます?///」



提督「すまない。」



大淀「よかったぁ…」



明石「どれどれ?……うん。ダメですね」



提督「なぜそんなにこやかにダメと言う。」



明石「ですが…これ特殊なカギで同じシリアルナンバーの鍵じゃなきゃ開かないっぽいです。」



提督「スペアやマスターは?」



大淀「ありません。すべて大本営です……」



提督「仕方ない。じゃあ切断しよう。」



明石「もっと無理です。これ、特殊合金で下手な金属より硬いし、融かせる温度まで持ってっいたとしても、お2人の手が先に落ちます。」



提督「Oh……」



大淀「大本営に連絡しましょう…」



女提督「どったの?2人とも仲良く手錠でつながっちゃって?」



提督「だれのせいっだと思ってるんだよぉ…」



大淀「提督。私とつながっているのは嫌ですか?」



叢雲「!?」ピクッ

皐月「!?」ピクッ



提督「いやではないが…仕事に支障が…皐月さん?冗談はおやめください?」



カチリ…



皐月「ボクも一緒だよ!」ポーーーーーイ!



提督「Oh……叢雲。俺の後ろに自分の手錠を持ちながら立ってるの?」



叢雲「……ブツブツ……」



提督「叢雲さーーーん!?」



女提督「面白いことになってるねー。アハハハハ!そりゃ!」



パシッ!  カチリ!



叢雲「な!?」



提督「てめぇ…腰に手錠かけやがったな!」



女提督「よかったね~叢雲ちゃん!」



叢雲「よくないわよ!すぐ鍵外すわ…あれ?ない!?」



女提督「これも投げまーす!…よし!お腹いっぱいだし仕事もどろー。おにぎりおいしかったよー!ありがとね!」



祥鳳「なんだか自由な方ですよね…」



古鷹「はい。そうですね…。」



三日月「司令官。ごめんなさい。」



提督「いや…三日月が謝ることないよ?」



皐月「はい!司令官!あ~ん。///」



提督「あ、すまない。あ~ん。うん、おいしい!いや…そうではなくてですね?あだだだだだ!叢雲、大淀!2人してつまむな!」



大淀「罰です。」

叢雲「罰ね。」



提督「俺…どちらかと言うと被害者なんだけど……」



響「女司令官、行っちゃったね。」



電「はわわ…明石さんはすっごい笑ってるのです。」



明石「あはははははは!提督も大変だね?」



提督「笑い事じゃねぇよぉおおおおおおお!!」




――執務室



元帥『どうしてこうなった?』



提督「カクカクシカジカです。」



元帥『あれが出たか…大淀よ…テンパったな?』



大淀「申し訳ありません…」



元帥『ふむ…皐月さんよ…』



皐月「はい!」



元帥『幸せか?』



皐月「もちろんだよ!」



元帥『よかったな…叢雲?なぜ提督の後ろにピッタリとくっついておる?』



叢雲「え、あ。人肌が恋しかっただけです。はい。」



女提督「そういう時もあるわよね(何気に恥ずかしいこと言ってるわね…)」クスクス



元帥『当事者が笑っとる場合か!』



女提督「すいません!」



提督「あのー…カギ送って頂けませんか?」



元帥『わかった。ほどほどにするんだぞ?』



提督「はい。申し訳ありませんでした。なんで俺謝ってんの?あれ?」



女提督「よいよい。」



元帥『お前は……せっかくだから保護依頼の話をしよう。』



女提督「提督が殴り込みですか?」



提督「いってもいいけどこれじゃ無理。」



元帥『いや、今回は受け入れ要請だ。人数は4名。高雄、青葉、夕張、吹雪。』



明石「おお!夕張がくるのね?」



提督「知り合いか?」



明石「はい。優秀ですよー。」



女提督「吹雪って言うと、叢雲の姉?」



叢雲「そういうことになるわね。」



電「保護理由はなんなのですか?」



元帥『理由か?反艦隊勢力との癒着が判明したためだ。今回は今言った4名の告発により逮捕にいたった。被疑者は現在輸送中だ。』



女提督「じゃあ、彼女たちに暴行とかの被害はなかったんですね?」



元帥『まあな。』



鳳翔『緊急事態発生です!輸送中の元大佐が逃走しました!』



元帥『なに!?』



提督「まさかさっき話のやつですか?」



元帥『そうだ!被害は!?』



鳳翔『負傷者多数。襲ったものたちは武装しており人数は10名程度だったそうです!また輸送班の2名が敵勢力に加担したそうです…』



女提督「……………」



提督「女提督。」



女提督「元帥!今すぐ保護対象者の居場所を教えて下さい!!」



元帥『4名は今、元いた鎮守府に戻っておる。』



女提督「すぐに地図とその鎮守府の見取り図をお願いします!」



元帥『わかった。今すぐ鳳翔にもたせる!カギもな!鳳翔よいか?』




鳳翔『すぐにいきますね!』



女提督「お願いします!あと情報が漏れるといやなので元帥閣下はこちらに来て頂けますか?」



元帥『わかった。準備ができしだいそちらに行く。憲兵ズの同伴はよいか?』



女提督「わかりました。でもそれ以外の人はダメです。お願いします。」



元帥『わかった。通信終了。』



ウィーンガコン



祥鳳「女提督さん。どういうことですか?」



女提督「武装人数10名もかけての脱走。内裏切り者もいる。そうなると保護対象の居場所も把握されている可能性が高い。イコール悪い人は報復に行くと思わない?」



古鷹「まさか…」



女提督「反艦隊勢力の癒着があった屑野郎だしね。その子たちを人質にしてなんか要求してくる可能性も極めて高い。結果、籠城よ。まず下手に動くと保護対象の子たちが危ないから鳳翔さんと元帥が来るまで待機しときましょう。」



提督「じゃあ少し時間あるな?電、響、夕立?ちょっとこっちへ」



電「はい?」

響「うん。」

夕立「ぽい?」



女提督「なになに怪しい相談?提督―。セクハラはだめだよー」ケラケラ



提督「………と言うことだ。頼む。」



電「は、はい。」

響「う、うん。」

夕立「わかった?ぽい?」



女提督「あらあらー。3人とも手錠を出してどうしたのかなー?あ!わたしとくっつきたいってこと!?わーお!し・あ・わ……んー?電ちゃん?それは椅子よ?響ちゃんもそれは椅子だよ?夕立ちゃーん?足の手錠も椅子にくっつけてどうすのかなー?」



電「司令官さんの命令なのです。」

響「ごめんね。」

夕立「できたよ!」



提督「古鷹。おまえの装備、意外と重くないか?」



古鷹「まあまあですよ?」



提督「そうだよなー。ちょっと貸してくれ?」



古鷹「はい?」ゴトッ



提督「さんきゅ。叢雲、大淀、皐月。一緒にもって?」

セーノ! ヨイショ! ソノママー!



女提督「いや…それはまずい!拷問だよ!やめて!」



提督「慈悲は無い。」膝の上ドスゥ



女提督「重い!古鷹ちゃんすごい!これ背負って戦うってすごい!けど重い!助けて!あたしが悪かったてばぁああ!」




――同時刻ZZ鎮守府



高雄「荷物まとまりましたー?」



夕張「ばっちりでーす。」



青葉「問題なしです!」



吹雪「高雄さーん!書類のあまりそちらにありませんかー?」



高雄「どの書類ですかー?」



吹雪「ええと?資源関係のですー!」



夕張「それならここに入れました!」



吹雪「ありがとうございます!こっちも準備完了です。行きましょうか?」



高雄「なんか短かったわね…」



吹雪「そうですね…あんな人でなければここでもっと仲間を増やして行けたんですけどね…」



夕張「でも次の鎮守府って提督が2人いるって不思議ですよね?」



青葉「青葉は取材しちゃいますよー」



高雄「青葉さんはいつも通りですね」ニコッ



元大佐「相変わらずだな?貴様ら?」



夕張「あ……あ………」



元大佐「おお?感動で言葉も出ないか夕張?」



吹雪「大佐!?捕まったはずでは!?」



元大佐「ああ!捕まったさ!貴様らのせいでな!…でも御覧の通りさ!」



高雄「では…また捕まえればいい話です!」ダッ



元大佐「馬鹿め…と言って差し上げます!だっけか?」バンッ!



高雄「きゃぁ!…それは深海の武器!?」



元大佐「よくわかったな!お前ら!こいつらを拘束しろ!」



リョウカイシマシタ カチャカチャ!カチャ!カチャ!



青葉「…」スッ



元大佐「動くなよ…」バンッ!



青葉「きゃあ!」



吹雪「青葉さん!やめてください!」



元大佐「だったら従えいいな?あそこに連れていけ!」



リョウカイシマシタ。 ハナシテ!ウルサイ! イタイ!ヤメテ!ダマッテロ! キャア!



元大佐「ふふふ!あははははは!」



??「うれしそうだなぁ…」



元大佐「はい!いい気分です!このたびは力を貸していただきありがとうございました。」



??「かまわないよ。情報やらなにやら君にはだいぶ世話になったからね?」



元大佐「しかも。人員、武器に深海の飛行場姫まで配備していただいて…」



??「あれは兵器であり駒だよ。替えはいくらでも作れるからね。まあ頑張ってよ。」



元大佐「さすがです。では貰っておきます。」



??「うん!じゃあね?」



元大佐「は!」敬礼




――1700 ■■鎮守府(艦隊調査保護局)



提督「はずれた。」



大淀「申し訳ありませんでした。」



皐月「もっと司令官とくっついてたかったな~…」



三日月「お・ね・ちゃ・ん?」ニコニコ



皐月「うぅ…」



叢雲「やっとね…」



提督「あれ?叢雲のカギって確か女提督が持ってたんじゃ?」



叢雲「司令官。任務よ。任務。」



祥鳳(あからさまにとぼけましたね…)

古鷹(とぼけた。)

大淀(ええ。とぼけましたね。)

皐月(ボクはまけないからね!)



提督「鳳翔さん…すいませんでした…」



鳳翔「いえ…原因が原因ですから…ほどほどにしてくださいね。」



女提督「鳳翔母さん…たしけて…」



元帥「元帥パパではどうかな?」キリッ



女提督「パパではない。ひい爺さん枠でならいい…」



元帥「ひ孫か!そうすると鳳翔はひい婆さんだ…鳳翔…頼む。弓を向けんでくれ。すまなかった。はい。」



電(はわわ…鳳翔さんの方が立場が上なのです…)

響(すごいな…)

夕立(ちょっと眠いっぽい…)

三日月(お姉ちゃんまた変なこと考えてる…)



提督「とりあえず開放しますか。」



ソッチダレカモッテ! フルタカコッチオネガイ! ワカッタヨー!



女提督「あああああ…重かった。そしてすいませんでした!」



鳳翔「やけに謝るのが早いのではなくて?」



女提督「今は任務が先ですから。元帥に鳳翔さん来てくれてありがとう。早速なので地図をお願いします。」



元帥「これだ。」バサァ



提督「おい。これで籠城されたら結構やばいぞ?」



女提督「四方が海の鎮守府。早くどうにかしないと!」



憲兵ズ「「 ウホン!ウホホホホウッホンウホウホ! 」」



元帥「残念だがすでに敵に落ちたようだ…保護対象からの連絡もないらしい。目撃によるとZZ鎮守府母港に飛行場姫がいてすでに偵察機を打ち落としているらしい…」



女提督「正面アウト。空アウト。すいません図面を。」



鳳翔「はい!」



女提督「ありがとうございます。横は崖…提督?上る?」



提督「俺はいいけど…今回入るとしたらあと2名はいないと…さすがに1人で10人前後はきつい。」



女提督「だよねー。ん?この通路…あ!これ潜水艦用の入口だ!」



提督「んじゃ。そっから行くわ。」



叢雲「ねえ?あんたたち人間だからいいけど…私たち艦娘で潜水艦の子いないわよ?」



艦娘一同ウンウン



女提督「だよね…」



提督「でも。おまえら艦のまえに人だぞ?操縦はできるじゃないか。な?女提督?」



女提督「なーる。あれね。あれなら女の子2人乗れるわ!じゃああんたはボンベで?」



提督「もち。準備しようか?」



元帥「決まったな?」



女提督「はい!作戦内容と編成を決めるよ!提督。中に連れていく子は?」



提督「んー。まず明石。」



明石「私ですか!?」



提督「ああ。中の構造がいまいちわからない以上、明石の力が必要になるだろう。次に叢雲。」



叢雲「わかったわ。」



提督「お前は日ごろ一緒にいる時間が多いからな。意思疎通しやすい分安心して任せられる。頼んだぞ。」



叢雲「まかせて!(皐月!これがあんたとの差なのよ!)」チラッ



皐月(くやしい!でも絶対に追い抜いてやる!)チラッ



鳳翔(あらららら。火花が散っているわ…)



女提督「うん!それがいいと思う。じゃあまず飛行場姫との戦闘は祥鳳ちゃん、古鷹ちゃん、電ちゃん、響ちゃん!」



古鷹「4人で飛行場姫と戦うんですか!?」



女提督「ちょっと厳しいけど作戦が無いわけじゃないから大丈夫。もちろん誰一人轟沈させない。」



祥鳳「わかりました。女提督さんを信じてますから。」

古鷹「がんばりますね!」

電「頑張るのです。」

響「任せて。」



夕立「わたしと大淀、皐月と三日月はどうするっぽい?」



女提督「それはねー。今回はお留守番です。しかーし、ただのお留守番じゃありません!元帥と鳳翔さん。ここに残ってこの鎮守府の防衛をうちの可愛い子たちと協力して行っていただけないでしょうか?」



元帥「お前がここで指揮をとるんじゃないのか?」



女提督「相手は反艦隊勢力。今回は両提督同時出撃なのでそのときここが狙われる危険性も十分にありますから。私たちの家を守っていてほしいんです!」



元帥「わかった。ほかのものもよいな?」



鳳翔「まかせなさい。」

大淀「はい!」

皐月「がんばるよ!」

三日月「はい!ちゃんと守ります!」

夕立「頑張るっぽい!!」



女提督「よーし。じゃあ各班に分かれて必要なものの準備と細かい作戦内容を確認しましょう!よろしくお願いします!時間は今から3時間。3時間後に最終確認します!」



一同「「「 了解 」」」




――1700 ZZ鎮守府



元大佐「鎖でつながれている艦娘。絶景かな絶景かな。」



高雄「放しなさい!」



元大佐「どうしようかな?」



青葉「全員を放してください!」



元大佐「それは無理だぁ。」



夕張「……」



元大佐「ああ。夕張?君にはちょっと作ってもらおうかな?おい!外せ!」



ガシャン! バタッ!



夕張「あんたのためになんか何も作らない…」ガタガタ



元大佐「いやいや。震えてながらよく言ったものだ!だがな?作らなかったらこいつら全員あの世行きだぞ?」



カシャ!カシャ!カシャ!



夕張「それを作ったらみんなを開放してくれますか?」



元大佐「話が分かるじゃないか!ちゃんとできたらな?」



夕張「わかりました。みなさんすぐ助けますから!」



吹雪「夕張さん…」



元大佐「ここで見張ってるからな?すぐ取り掛かれ?あっ変なことしてもバーンだからな?」



夕張「……はい……」



――20分後



元大佐「ん?いい出来だ。」



夕張「作ったんです。開放してください。」



元大佐「んー。約束はしたが…ちゃんとできてたらの約束だ・か・ら・な?」ピトッ



夕張「え?」



大佐「スイッチ~オン!」



バチバチバチバチバチ!



夕張「ぎゃあああぁああああああ!」



高雄「夕張!!」

青葉「やめてください!」

吹雪「やめろぉおおおお!」



元大佐「うんうん。ちゃんとできてるじゃないか…よくできました!おやおや、気絶してる?まあいいか。つるしておけ。」



夕張「………」カチャン! ガラガラガラ



元大佐「お次はクイズの時間だ!」



高雄「黙れ!」



元大佐「高雄君残ねぇええん。マイナス1ポイントでーす!」



バチバチバチバチバチ!!



高雄「あぁああぁああぁあああああああ!!」



青葉「やめてよぉおお…」



元大佐「ちゃんと問題はききましょうねー?ってこっちも気絶か?もう少し弱めよう。」



吹雪「このぉ!」



元大佐「元気だねー?問題に答えられたら?開放してあげるかもよ?どうする?」



吹雪「…わかりました。」



元大佐「それでは1問目!俺をチクったのはだーれだ!」



青葉「!?」

吹雪「!?」



元大佐「3・2・1・0!はい時間切れー」



バチバチバチバチバチ!!



吹雪「いやあぁああああああああああああああああ!!」



青葉「やめて!話す!話しますから!!」



吹雪「あ…お……ば…さん……」ガクッ



元大佐「でもな青葉君!情報を漏らすのは記者として失格でーす。」



バチバチバチバチバチ!!



青葉「いだあぁあああぁああああああああああああ!!」



元大佐「まあ?答えがわかってるから問題出せるんだけどね?誰も聞いてないか…おい!お前らメシでも食ってこよう。」



リョウカイシマシタ。 アノヨキョウハドウダ? オモシロイッスネェ! アハハハハハハハハハ!!




――2030 ■■鎮守府(艦隊調査保護局) 



女提督「皆準備はいい?」



一同「おーーー!」



女提督「明日の天気は?」



夕立「晴れっぽい!」



女提督「ラッキー!夕立ちゃんありがと!」ナデナデ



響「ぽいーーーー」ホワァ



女提督「さてと…最終確認。まず作戦開始は翌朝0400出発でいい?」



提督「今じゃないの?」



女提督「今すぐ行きたいけど…飛行場姫がね…でも、うまく行けば飛行場姫も倒せまーす!まず、あたしの班は提督たちが潜入するまでの時間稼ぎ!この場所から潜入までの時間は?」



提督「問題がなければ7分弱」



女提督「じゃあ私の班は10分立ったら一端引きます!4人とも攻撃よりも回避行動優先で!」



祥鳳「了解!」

古鷹「了解しました!」

電「了解なのです!」

響「了解だよ!」



提督「俺らは潜入後、保護優先でかまわないな?」



女提督「うん!潜入後や保護完了後は連絡ちょうだい?叢雲ちゃんと明石ちゃんは装備を忘れずにね!」



叢雲「了解よ!」

明石「おまかせあれ!」



女提督「元帥閣下、鳳翔さん。残りの子達をお願いします!」



元帥「まかせろ。」

鳳翔「ええ。安心して。」



女提督「ありがとうございます!留守番組もしっかりお願いね?」



大淀「はい!」

皐月「任せてよ!」

三日月「がんばります!」



女提督「よし!じゃあごはん食べて明日に備えて寝ましょう!」



一同「「「 了解! 」」」




――0200 ZZ鎮守府



元大佐「やっほー?起きてる?」



高雄「……」ギロッ



元大佐「おお。元気そうで何より。青葉ー?起きてる?」



青葉「…この状態で寝られませんよ…」



元大佐「気絶したくせにー。吹雪?こっち側にこないか?」



吹雪「お断りします」ギロッ



元大佐「いい正義感です!グッジョブ!夕張?おはよー?おきろー。ダメか…」



バチバチバチバチ!



夕張「あああぁあああぁああ!!」



元大佐「起きた?」



夕張「う……あ………」



高雄「やめてください!」



元大佐「ん?うん。じゃあ私はやめよう。おい!そいつのを外せ!」



リョウカイシマシタ ガラガラ



夕張「……………え?」



元大佐「これをもて?」



夕張「いや!」



元大佐「もてよ?仲間を撃つよ?」



夕張「……はい………」



元大佐「物わかりのいい子だ!じゃあ高雄から行こうか?」グイッ



夕張「いや!離して!」ズリズリ



元大佐「握っとけよ?」



バチバチバチバチ!!



夕張「いや!いやぁあああああああ!!」

高雄「きゃあああぁあ!!!!!」



高雄「……」ガクッ



元大佐「上手上手!どうだ?夕張楽しいだろ?」



夕張「あ…わた…なかま…ひど…………わたし」



青葉「夕張さん!しっかり!夕張さん!」

吹雪「夕張さん!こっちを向いて!」



元大佐「わかったろ?お前は酷い艦娘だ…仲間を見捨てる悪い子だ…でも俺はそんな子は嫌いじゃない。お前はこれをやることで救われるだ。今やったことをまたやればいい。ほら青葉が呼んでるぞ?わかるな?やらなかったらお前を沈めるからな?」コソッ



夕張「わたしは悪い子…救われる…見捨てる……死にたくない……ゴメン…ナサ…イ」フラフラ



青葉「夕張さん!正気にもどって!夕張さん!いや!やめてください!夕張さん!!!」



夕張「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ……」



バチバチバチバチバチ!



青葉「いやぁああああぁあああああ!!!!!」

吹雪「夕張さん!夕張さん!!!!!」



青葉「夕…張さ……ん……わた……し……は……大丈…」ガクッ



夕張「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ……」



元大佐「うん!よくやってくれた!じゃあもう一回だな?吹雪の番だ」



夕張「……………」フラフラ



吹雪「大丈夫ですよ。夕張さん。信じてますから。耐えてみせます。」




夕張「ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……ゴメンナサイ……」



バチバチバチバチバチ!



吹雪「ぐぅうぅうう!!!!!!!!」



吹雪「大…丈………夫……夕張………さん……気をしっか……」ガクッ



夕張「イヤ、ゴメンナサイゴメンナサイ……」



元大佐「お前は…本当に悪い子だ。あはははは!よし!また繋いどけ!」



リョウカイシマシタ  ガラガラ



元大佐「そろそろ届いた頃かな?」




――0300 ⬛⬛鎮守府(艦隊調査保護局)



元帥「起こしてすまない。」



提督「いえ。ちょうど起きた所なんで。」



女提督「なんかありました?」



元帥「先ほど憲兵ズが本部からこれを届けてくれた…」



女提督「中身は観たんですか?」



元帥「ああ。映像が入っていた…」



提督「みせてください。」



元帥「覚悟はいいか?かけるぞ。」



元大佐『ああ。皆様こんにちは!元大佐です!早速ですがZZ鎮守府を乗っ取らせていただきました!ここにいた艦娘は人質とさせていただきます!それで要求ですが………もし要求が通らなければ艦娘の拷問は続けますよ?本気の度合いはこれでわかるでしょう?』



高雄『あぁああぁああぁあああああああ!!!』

吹雪『いやあぁああああああああああ!!』

青葉『いだあぁあああぁああああああああ!!!』

夕張『ぎゃあああぁあああああああああああ!!!』



元大佐『わかりましたか?じゃあお返事おまちしてます。できれば0600までにお願いしまーす!』



女提督「酷い!」



元帥「本部は要求を飲むつもりは……無い……」



女提督「ですよね…とりあえず出撃時間との差が2時間ありますからね…不幸中の幸いでしょうか…でも許せない……」



提督「元帥。」



元帥「なんだ?」



提督「必要によっては拷問、殺害もいたしかたないですね。いいですね?」



元帥「かまわん。」



提督「こっちの作戦内容の映像は刺激強すぎると思いますので、極力うちの子見せないようにしてください。叢雲と明石には俺からはなしておきます。」



元帥「わかった。女提督もよいな?」



女提督「提督。うちの子達はあんたが人を○すような姿は見たくないはずだからよく考えてあげてね?ただ元大佐はあたしが行くまでは○さないで。」



提督「わかった。最低限にする。」



元帥「ほどほどにな。」




―0400



元帥「出発前にすまない!容疑者より1時間前に要求が届いた…そこには…人質が拷問を受けている映像が入っていた…一刻も早く救い出してやってほしい!」



皐月「……拷問……されたことはないけど…ね…」

三日月「その人たちの苦しみはよくわかります…」



女提督「皐月ちゃん…三日月ちゃん…皆いい?少し状況は悪くなってる。けど絶対に救い出す!それだけは忘れず集中して任務にあたって。じゃあ装備の最終確認!」



一同「「「 了解!! 」」」



提督「叢雲!明石!」



叢雲「なに?」

明石「なにか?」



提督「任務中、俺の指示には従ってくれ。頼む。」



叢雲「そのつもりだけど…なにする気よ?」



明石「そのつもりなんですけど…どうかしました?」



提督「先に言っとくと何人か○す可能性が高い。覚悟しておいてほしい。」



叢雲「……ええ……」

明石「はい。」



提督「ごめんな?怖い思いをさせてしまう。ほんとすまない。」ギュー



叢雲「大丈夫よ。優しいあんたを知ってるから。大丈夫。///」



明石「私も大丈夫です。こうやって抱きしめてくれるんですから///」



提督「ありがとう。」ギュー



叢雲「そろそろ行きましょ!///」ポンポン



明石「そうですよ!行きましょう!///」テシテシ


 

提督「おう!先にいってる。」



叢雲「明石さん。顔赤いわよ?」コソッ



明石「そういう叢雲だって…」コソッ



女提督「見せつけてくれちゃって~…」



叢雲「///」

明石「///」



皐月(まったく司令官は…でもライバルふえてない?あれ?)



三日月(司令官…お姉ちゃんの顔が怖いです……)



女提督「私もやってやる!電ちゃん!響ちゃん!」



電「女提督さんどうしたのです?」



響「なんだい?」



女提督「カワイイ分補給!ギュー!」



祥鳳「何だか楽しそうなので私も!」ギュー



古鷹「私もやってみようかなー?」ギュー



女提督「おお!?これハーレムじゃね!ヤバい嬉しくて……きゃっほぉおおおおう!」



提督「女提督…落ち着け…さあ皆!出発時刻だ!」



女提督「あたしの心は春…皆様準備はよろしくて?」フフフ



大淀「女提督さーん。戻ってきてくださーい。そしてさっき集中してと、おっしゃってましたよね?」



鳳翔「まったく。場をなごますのはあの子の十八番ね。」



夕立「いつも通りっぽい!」



女提督「じゃあ気をとりなおして!」



「「「 行ってきまーーーーす! 」」」


キヲツケテー! スクッテコイヨー! ルスハマカセテ!




――0520 ZZ鎮守府付近



女提督「ZZ鎮守府を目視!提督班準備いい?」



提督「準備完了。」

叢雲「潜水艇起動完了!」

明石「装備問題なし!」



女提督「おっけ!あたし班もいい?」



祥鳳「はい!」

古鷹「行きましょう!」

電「なのです!」

響「ウラーー!」



女提督「さあ、行動開始!祥鳳ちゃん!あいつらにモーニングコールをプレゼントしてあげて!」



祥鳳「了解!いっっけぇええええ!!」



ブーーーーーン! ヒューーー ドーン!ドーン!





――ZZ鎮守府側



ドーン!ドーン!



元大佐「何事だ!」



兵士A「敵襲です!提督1名と艦娘4名の艦隊が母港に向けて攻撃をかけました!」



元大佐「ふーん。飛行場姫を動かせ。その程度ならすぐに終わる。」



女提督『そこの鎮守府のリーダーの方!!あたしはこの海域に遠征にきた女提督です!そちらの母港に深海の反応があったため攻撃しました!大丈夫なら回線を……で応答願います!』



元大佐「お?女か?めずらしいな…」



兵士B「ですね?」



元大佐「まあいい。沈めろとつたえろ。」



兵士A「了解です!」



元大佐「私は話をしてくる。」



元大佐「聞こえるか?女提督。私はここの大佐だ。今ここは深海のやつに侵入を許してしまった。ここの艦娘は全員入渠中なんだ。少しでいいから時間を稼いでほしい!」



女提督『わかりました!10分くらいなら持ちそうです。すいません…まだ新米なもので…』



元大佐「十分だ。頼んだぞ。すまないが通信を切る。」




――女提督側



女提督「通信は切れてる…そろそろくるよ!」



ザパァアアアアア!!



女提督「きた!」



飛行場姫「ナンドデモ…ミナゾコニ…シズンデ…イキナサイ……」



古鷹「禍々しい……」

電「こわいのです…」

響「でも…」

祥鳳「やるしかありません!」



女提督「今から10分!提督達!行って!」



提督『おっけ。行くぞ!』ザブン

叢雲『行ってくるわ!』

明石『潜水艇発進します!』



女提督「気をつけて!さああたし達もいくよ!」



オオォオオーーーー!!!



祥鳳「全機発艦!制空権をとって!」ブーーーーーン! ズダダダ!



古鷹「ぬけてこられても通さないです!」ドン!ドン!



祥鳳「制空権確保!」



電「出番なのです!響お姉ちゃん!」



響「うん。」



電・響「「 あたれーーーーー! 」」



ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!



女提督「距離をとって回避に備えて!」



祥鳳「了解!」

古鷹「了解です!」

電「了解なのです!」

響「あれをみて!」



飛行場姫「………ソレダケカ?」



女提督「堅いねー………柔らかそうなのはその胸だけか!?あ!?古鷹ちゃんだってあんなに発育いいのに!なんなの!?深海にも負けるの!?」



祥鳳(なんか理不尽に怒ってない?)

古鷹「女提督さん…恥ずかしいです…///」

電「わ、私は…まだノビシロがあるはずなのです…」

響「戦闘中だよ?」



飛行場姫「モシカシテ……コレノコト?」ムギュ



女提督「ぐはぁああああ!」精神的大破



祥鳳(大丈夫なのかしら…この作戦…)

古鷹「私は…そんなに大きくは……」

電「はわわわわ……」精神的中破

響「もう少しはほしいかな…」精神的小破



飛行場姫「オマエタチ…タタカウツモリアル?」



女提督「ありますとも!その胸の恨み晴らしてくれるわぁ!!」



飛行場姫「ヨクワカラナイ……クルナラコイ…」



女提督「やってやるぅうううう!」




――提督側



叢雲「女司令官…」



明石「なんか…うん…」



叢雲「明石さんはあるからいいでしょ!?」



明石「あっても肩がこるだけですよー」



叢雲「なんかむかつくわね…」



提督「シュコー!」アッチアッチ!



叢雲「にゃ!びっくりした!い、入口ね入ったら合図して!オッケー?」



提督「シュコー」オッケーマーク



明石(猫つれてきたっけ??)




――潜水艦専用入り口



兵士J「ったく…こんなとこ誰も来ねーよ…いいけどさw」



提督「…」チャプン スーーーー グイッ!



兵士J「おわ!」ザブン!



提督「……黙れ」ナイフ装備



兵士J「わかった…殺さないでくれ…」



提督「質問だ。人質はどこだ?」



兵士J「わからない…ここ以外には動かされてないんだ…」



提督「じゃあ元大佐は?」



兵士J「たぶん執務室だ…それ以外は知らん!」



提督「艦娘の拷問については…」



兵士J「女性を拷問!?俺は反艦隊勢力だが女性へそんなことはしたくない!本当だ!」



提督「そうか…じゃあ少し寝てろ…」グイィ!



兵士J「ぐあぁあ……」



提督「引きあげとくか…よいしょっと…叢雲、明石。いいぞ。」



ザパーーーーーーーー!!!  ガコン!



叢雲「おそい!」



明石「まあまあ…」



提督「ごめんごめん。潜入までの時間は?」



叢雲「8分24秒よ。女司令官に連絡入れて?私たちは荷物おろすから。」



提督「うっす。おーい女提督聞こえるかー?」



女提督『潜入完了?』



提督「問題ない。あとは随時連絡を入れる。」



女提督『了解!あたし達は一端引くね。そっちよろしく!』



提督「こっちも了解した。」




――女提督側



女提督「撤退するよ~。被害は!?」



祥鳳「かすり傷程度です!小破にも至っていません!」

古鷹「私も同じです!」

電「無傷です!」

響「同じく。」



女提督「よし!全力で撤退開始!そこの飛行場姫!また来るからな!覚悟しておけぇ!!」



飛行場姫「マケヲミトメルノカ?」



女提督「くぅ…すいません大佐聞こえますか?」



元大佐『ああ聞こえている。どうした?』



女提督「すいません。弾薬が切れたみたいなので一端引きます…また来るまで持ちこたえてください…」



元大佐『ああ。無理はするな。この飛行場姫は鎮守府にはなぜか攻撃してこない。おとなしくしているよ。』



女提督「わかりました。では…通信終了。」



女提督「撤退開始!」




――提督側



提督「撤退し始めたな…しかしどこに捕まってるのやら…」



明石「はい。これどうぞ!」



提督「なにこれ?」



明石「まあまあ!とりあえずつけてそこのスイッチを押してください!」



提督「こうか?んでこのスイッチを…すげぇ…」



明石「人や艦娘の体温がサーモグラフのように表示されます。それ以外のコンクリートや石のようなものは透けて見えるようになっています。」



提督「おお…下見ると兵士っぽいのが5人…あっこれが人質だなそこに2人…監視か?んで上のほうに…2人…すげぇな!明石さすが…」クルッ



叢雲「どうしたの?」



明石「あっ…もしかして見ちゃいました…」



提督「ごめん…不可抗力だ…まさか、服まですけるとは…Oh…言っちまった…」



叢雲「わーすーれーなーさーいー!///」ギュー



提督「絞まってる…叢雲…絞まってる…」



明石「見たからにはお嫁に…ムグゥ!」



叢雲「ちゃっかり、何を言おうとしてるかな!?」



兵士J「うらやましいなそこの人…」



提督「お前もう起きたの?麻酔銃効きにくいタイプか?」



兵士J「まあ、意外と頑丈なんで…さっきの話…拷問っての本当ですかい?」



提督「ああ本当だ。」



兵士J「まじですか…女性を傷つける奴は誰だろうと許さねぇ…こんな仕事辞めてやる…」



提督「なあ、お前らなんで元大佐に肩入れしてんだ?」



兵士J「俺の場合は金目的だったんで…装備支給されて見回りだけしてれば100万くれるっていうんでやってただけっす。」



明石「破格と言うか…なんというか…」



叢雲「じゃあ、あんた…今は敵になるの味方になるの?」



兵士J「女の味方っす!」



提督「そんなに悪いやつじゃなさそうだし…そこの角に隠れてろよ?」



兵士J「そうしますわ!で、縛られてるんで…運んでくれません?」



提督「叢雲頼む。」



叢雲「わかったわ!ほら!」



兵士J「嬢ちゃん…鈍感にはこっちから言ってやんないと他のに持ってかれちまうぜ?」コソッ


叢雲「まさか敵兵?から教授されると思ってなかったわ…」



兵士J「女性のことはよくわかりますぜ…まあがんばれや…」



提督「何話してたんだ?」



叢雲「哲学。」



明石「それまた深い話を…」



提督「んじゃ行きますか。ゴーグルと見取り図から現在地はBF1。BF2に敵2名BF3に監視も含めた5名と人質4名。上の3名は動きが無い。とりあえずBF2を目指すぞ!」



叢雲・明石「「 了解! 」」




――0545 元大佐側



兵士A「元大佐!元帥からのお電話です。」



元大佐「でてやるか…はい。要求は聞いてくれますよね?」



元帥『時間がほしい…0600までには準備ができんのだ。0730までにしてはくれないか?』



元大佐「あれあれあれ?ふつう交渉はしないんじゃないですか?w」



元帥『周りは説得する!頼む!』



元大佐「0700ですそれ以降は無いですからね?」ガシャン



兵士A「お優しいですね。元大佐は。」



元大佐「私の半分はやさしさでできている。」



兵士A「そんな人が艦娘を拷問ですかwww」



元大佐「俺にギャップ萌え?ww」



アハハハハハハハハハ!




――元帥側



元帥「とりあえず時間稼ぎはできたな…大淀すまないが提督と女提督につないでくれ。」



大淀「了解しました。提督、女提督!聞こえますか?」



提督『ん?なんだ?』

女提督『今、安全域に出たとこだよ!』



元帥「余計なお世話かもしれんが、期限を0700まで延ばすことができた。」



提督『それは助かります!』

女提督『元帥最高!』



元帥「まあ、これくらいしかやれそうなことなかったからな。」



提督『いえ、十分です。ありがとうございます。』

女提督『ありがとうございまーす!』



元帥「礼には及ばんよ。」



提督『敵兵発見なので音声を一端切ります。』

女提督『あたし達もそろそろ休憩地点で補給します。』



元帥「頑張ってくれ。以上だ。」



鳳翔「みなさん無事みたいですね?」



三日月「司令官たち無事でよかったです。」



皐月「ボクの司令官たちだもん♪」



夕立「大丈夫っぽい!」



元帥「そうだ。皐月と三日月、それに夕立。ちょっと母港の見回り行ってそのあと少し休憩してきなさい。」



三日月「わかりました!行ってきます!」

皐月「了解です!」

夕立「行ってくるっぽい~」



元帥「ここに入るときにはわしの許可を得てから入るようにな?」



三日月・皐月・夕立「「「 了解! 」」」タッタッタッ



鳳翔「提督が敵兵と交戦ですね?」



元帥「ああ。最初の兵士の時はお前たち全員見回りでいなかったが今回はそうではないからな…」



鳳翔「ええ。」



元帥「大淀よ。」



大淀「はい?なんでしょうか?」



元帥「これからお前は提督の裏の顔のようなものを見ることとなるだろう。無理なら三日月たちと見回りに行くといい。」



大淀「いえ…大丈夫です!なにがあってもあの人は私達の提督です!覚悟はできています!」



元帥「わかった。」



鳳翔「無理しないでくださいね?となりに私がいますから。」



大淀「ありがとうございます。」




――BF2 提督側



提督「いたいた。ご挨拶してくるは。」覆面装備



叢雲「さっきの兵士の覆面?まあいいわ…行ってらっしゃい。」



明石「お願いします。」



提督「おいお前ら!さっきこっちの部屋になんか入ったぞ!!」



兵士H「ああ?まじか?」



兵士I「J。見間違えじゃないか?」



提督「いや確かだ!すまないけど手伝ってくれ!」



兵士H「おっけ。」テクテク

兵士I「いいぞー」テクテク



提督「3カウントで行くぞ?3・2・1!GO!」ドン!



兵士H「なんもいねぇじゃねぇか…」

兵士I「ったく…てかJなんでここにいんだ?」



提督「ああ…Jなら死んだからさ!」バシッ!ゴスッ!



兵士H「ぐぁあああ!」バタッ

兵士I「ぎゃ!」バタッ



提督「叢雲、明石!いいぞ!」



叢雲「あれは見てても痛い…」



明石「あははは…」



提督「戦場はこんなもんだ…さて尋問しますか…そっちのやつ椅子に座らせて縛っとけ。」



叢雲「このまま縛っておけばいいんじゃない?」



提督「だめだ。下の階の詳しい情報ほしいからな。」



明石「こっちもついでに縛っておきました!」



提督「ドアしめてと…向かい合わせにしてくれ。そう。それでいい。よーしお話ししましょ。起きろ!」ゴキャ!ゴキャ!



兵士H「いてぇ…てめぇ!離せ!」

兵士I「ガ…外しやがれ!聞いてんのかこのアマ!」



提督「話すのは俺とだろ。」バキィ!



兵士H「I!」

兵士I「ぐぅうう…」



提督「ちなみに俺、艦隊調査保護局のものなんだけど…人質とか親玉のこと、色々しゃべってくんない?」



兵士H「……」

兵士I「……」



提督「だんまりね~…じゃあこれでどう?」ザクッ!



叢雲・明石「「 !? 」」



兵士H「ああぁあ!足がああ!」

兵士I「てめぇ!あの人質と同じ目に合わしてやる!!」



提督「と言うと?」



兵士I「お前ら全員!電気ショックでなぶって拷問してから○してやる!あの女の悲鳴は最高だぜ!もう一回聞きてぇよ!」

兵士H「だめだ…しゃべるな…」



叢雲「この!」ガシッ!



提督「お前はてをだすな。下がってろ。おいそっちの…少し黙れ…」



兵士I「ああ!?黙んねーよ!!夕張とかいうやつ可愛い悲鳴だったなぁ!高雄とかいうのはエロくてムグゥ!」



提督「二度はいわん。」パッ



兵士I「うるせぇよ!女はな黙って男の奴隷にでもなっときゃいいんだよ!艦娘!?あんなのおもちゃだよおもンンンンンン!」

兵士H「だめだ…I…こいつは……」



提督「お仲間の言うこと聞いとけばよかったのにな…叢雲、明石。目と耳、塞いで後ろ向いてろ。」



叢雲「は、はい!」クルッ ギュッ!

明石「了解です!」クルッ ギュッ!



提督「よし。言い残すことは?」



兵士I「ああ!?てめぇこそ!ぐぅ!ぐぅうえぇええぇえええええ!」ズバァアアアアア!

兵士H「やめろ…やめてくれぇええ!」



叢雲「司令官!?」

明石「だめです!叢雲!振り向いちゃ!」



提督「叢雲!明石!見るな!!」



叢雲「キャア!」

明石「大丈夫です!大丈夫です…」ギュー



提督「叢雲、明石…ごめん…後ろ向いててくれ…」



叢雲「……」コクッ

明石「叢雲。大丈夫だからね…」ギュッ



兵士I「…カ……k……………」ドサァ

兵士H「I!!I!!」



提督「…お前もこうなりたくないなら質問に答えろ?ちゃんと答えたら手当くらいはしてやる。」



兵士H「拷問は…全部元大佐が指揮ってる。俺らは見てただけだ…」



提督「下の階の編成は?」



兵士H「3人が通路の見張り…人質のそばに監視2人だ…」



提督「お前は…艦娘への拷問を見てどう思った?」



兵士H「今は申し訳なく思ってる!本当だ!だから!○さないでくれ!」



提督「ほかのやつらは?」



兵士H「下の階の入口の3人は…愉しんでたみたいだ…監視の2人はただ見てただけ…」



提督「…お前はここでおとなしくしてろ。いいな?これで出血は止まる。あと猿轡と目隠しもする。いいな?」



兵士H「……」



提督「これで良し。叢雲。明石。これ以上無理なら潜水艇のとこに行っててかまわないぞ?」



明石「どうする、叢雲?戻ってる?」



叢雲「…行く!私は人質の救出をするために来た。あんたの行動を受け入れる覚悟をして、あんたの手伝いをするためにここに来たの!だからついてく行く!」



提督「さらに人が俺の手で○されるのを見ることになるかもしれないぞ?」



叢雲「それでも!私は…ついていく!」



提督「いいんだな?」



叢雲「ええ!」



提督「明石。お前はどうする?」



明石「私も叢雲と同じです。覚悟はできてます。」



叢雲「できれば…さっき見たいのは控えてほしいけど…」



提督「善処する。2人ともごめんな?さて…時間もない。行くぞ?」



叢雲・明石「「 はい! 」」




――女提督側



女提督「はーい!ここでしばらく休憩。補給もしちゃいましょ。」



電「女司令官?どこに物資があるのです?」



女提督「よくぞ聞いてくれました!あそこの岩陰見てごらん?」



響「ハラショー。物資があったよ。」



古鷹「結構ありますよ?」



祥鳳「これみんなうちの鎮守府のマークが入ってます!」



女提督「だって私が流したんだもん!ブイ!」



古鷹「どうやってですか?」



女提督「ちなみにこの小島はうちの鎮守府の所有なの。そしてね?鎮守府からここまでの海流の長さと流れの速さ、物資の重さを計算して、物資を海にドボーン!あとは勝手にここまで海が運んでくれるって寸法よ!で、うちのマークが書いてあれば、拾われたとしてもうちに戻ってくるだろうしね!」



祥鳳「戻ってこなかった時にはどうするつもりだったんですか?」



女提督「あたしがみんなの前で土下座。プラス給料2カ月抜きで許してもらおうと思ってました!」



祥鳳(結構、ばくちだったのね…)

古鷹(提督さんの怒った表情が目に浮かぶ…)

電(はわわ…)

響(女司令官っておもしろいひとだな。)




――BF3 提督側



提督「3人か…」チャキ



明石「なんかしゃべってますよ?」



提督「聞いてみよう…」



兵士C「女の苦痛の表情っていいよな…」

兵士D「このドSめww」

兵士E「俺もあれやってみたいわー」



提督「ごめん。麻酔銃使うつもりだったけど実弾使う…」



叢雲「あんたについて行くって言ったんだから何も言わないわ。でも、今度は私の出番よ」カシャ!



提督「お前に殺傷権は無いぞ?」



明石「大丈夫です。明石特性スタングレネード弾です。」



提督「お前、作れない物ないだろ?」



明石「ご要望があれば提督とのあか…」



叢雲「はいはいはい!集中して!明石…わかってるわよね?」



明石「は、はーーーい…」



叢雲「行くわ!艦隊調査保護局の者よ!!黙ってろ!このゲスども!!!」ドンッ!



バンッ! キーーーーーーーン!



兵士C「ぐぁああああ!!!」

兵士D「ああ!みみがぁ…みみがぁ…」

兵士E「見えない!見えない!」



提督「上出来だ!」バシュッ!バシュッ!バシュッ!



兵士C「…………」バタッ

兵士D「…………」バタッ

兵士E「…………」バタッ



提督「あそこが入口だな?行くぞ?死体はなるべく見るなよ?」タッタッタッ



叢雲「ええ。」タッタッタッ



明石「了解です。」タッタッタッ



提督「明石このゴーグルって暗闇でも使えるか?」



明石「大丈夫ですよ!赤外線機能付きです。」



叢雲「もう何が出てきても驚かないわ…」



提督「じゃあ…ためしになんだけどこの階だけ停電にできない?」



明石「じゃあこれでいいですかね?10秒くらいしか停電にできませんけど…」



提督「明石。お前これからどら○え○んって呼んでいい?」



明石「お断りします!」



叢雲「驚かないって言ったけど…正直驚きを隠せない…」



提督「突入前にゴーグルで確認する…上はあの3人の動きは無いな…中は…あの場所なら狙える。叢雲。明石の裏に行ってろ。5カウントで突入するいいな?」



叢雲「了解!今回は麻酔の方使ったほうがいいんじゃない?人質に当たると危ないし…」



提督「そうだな。そうしよう」カシャ



明石「準備いいですよ!」



提督「5・4・3・2・1・GO!」



明石「それ!」ポチッ パッ



兵士F『なんだ!?』

兵士G『停電か!?』



ドン!!



ドア「せげぼぉあああぁああ!!」



提督「艦隊調査保護局の者だ!そこに伏せろ!」



兵士F「うるせぇ!」

兵士G「ぶっ○すぞ!」



提督「ったく…」バシュッ!バシュッ!



兵士F「ゲ………」バタッ

兵士G「ウ………」バタッ



パッ



高雄「貴方は?」



提督「艦隊調査保護局の提督と言うものです!あなた方を助けに来ました!叢雲!明石!手伝ってくれ!」



叢雲・明石「「 了解! 」」



青葉「艦隊…調査保護局?」



叢雲「そうよ。あなたたちみたいな人を助けるのが仕事。」カシャン ガラガラガラ



吹雪「じゃあ助けてくれるんですか?」



明石「もちろん!悪いやつを逮捕するのも仕事だけどね!」カシャン ガラガラガラ



提督「今そっちも外すからな!」カシャン ガラガラガラ



高雄「助かった…助かった…」ポロポロ

青葉「よかったぁ…」ポロポロ

吹雪「生きて出られる…」ポロポロ



叢雲「貴方も大丈夫?」カシャン ガラガラガラ



夕張「………」



高雄「夕張?大丈夫?」



夕張「こないで!」カシャ!



明石「夕張!何やってるんですか!銃を頭から離してください!」



夕張「私は生きてる価値なんてない!仲間を傷つけた!その道具を作った!こんなことなら死んだ方がまし!」カシャ!



提督「…」バシュッ! ダッ!



夕張「う…」トスッ



提督「事情は知らんがちょっと寝てな?すまない緊急事態だった。安心してくれ麻酔銃だ。危害を加えるつもりはない。」



高雄「よかった…」



叢雲「黙って撃たないでよ…」



明石「とりあえず…保護完了ですね?」



提督「とりあえず確認させてください。あなたが高雄さん。そしてそのお隣が青葉さん。さらにお隣が吹雪さん。で、この子が夕張さんでいいかな?」



高雄「はい。助けていただき本当にありがとうございます!」

青葉「ありがとうございます!」

吹雪「助かりました!感謝しきれません!」



提督「遅くなってすいませんでした。あと、最後の仕事が残ってるんでこの子とあそこに隠れててください。叢雲と明石もそっちに。」



艦娘「「「「 了解です 」」」」



提督「元帥閣下!女提督!無事保護した!これから元大佐の逮捕を行う!」



女提督『ごくろうさま!じゃあこっちも飛行場姫とのラストバトルに行ってきます!』



元帥『ご苦労だった!だがまだ気は抜くなよ!!』



提督「了解です!」

女提督『了解!』



提督「さてと、通信機は…あった、あった。…おい!元大佐。艦隊調査保護局の提督だ。人質は全員保護させてもらった。仲間は5名あの世だ。あとここに居た2名も拷問しといてやろうか?確認したけりゃ監禁部屋まで来るんだな!この屑野郎!!」



元大佐『そこで待ってろ。』



提督「まっててやるよ!」ガシャン!



提督「さて…この2人つるしとくか…」




――0610 女提督側



女提督「また来ましたよ。飛行場姫様!」



飛行場姫「マタカ…コンドハホンキカ?」



女提督「本気ですとも!」

祥鳳「全力で行きます。」

古鷹「負けません。」

電「勝負なのです!」

響「覚悟はいいかい?」



飛行場姫「ソノ威勢…イツマデツヅクカナ?」



女提督「きた!全員固まりつつ回避鼓動!祥鳳ちゃんはまた制空権を狙って!」



祥鳳「了解!お願い!」ブーン!ブーン! ズダダダダダダ!



飛行場姫「ソノ程度カ?」



祥鳳「まだですよ!」



古鷹「よそ見してると!」

電「こっちの攻撃が!」

響「あたるよ?」



飛行場姫「ソンナモノ…ワタシニハ…キカ!?」



ドーーン!!



飛行場姫「ク…ナンダ…イマノハ!」小破



女提督「二層式徹甲弾!あんたは装甲が堅い…でも同じ個所を何度も狙われたらどうかな!?」



飛行場姫「ナメヤガッテ!」ズダダダ!



電「当たらないのです!」

響「残念。」

古鷹「あたりませんよ!」



祥鳳「古鷹!危ない!あぁぁ!」バン!



古鷹「祥鳳さん!?」



祥鳳「大丈夫!小破よ。まだまだいける!」



女提督「祥鳳ちゃん大丈夫?」



祥鳳「大丈夫です!時間は?」



女提督「あと1分!合図したらみんな位置について!」



響「了解だよ」



飛行場姫「ヨソミヲスルナト…イッタノハ…ダレダ!?」



響「うわ!?」



電「お姉ちゃん!…はにゃーーー!」



響「電ごめん。」小破



電「大丈夫なのです!小破なのです!」



女提督「ごめん電ちゃん、響ちゃん!もうちょっとだけ頑張って!0614…皆時間だから位置について!」



飛行場姫「ココデナゼバラバラニナル?的ニサレタイノカ?」



女提督「残念!こういうことよ!」



ピカーーーーーーーーー!



飛行場姫「マブシイ!太陽ノヒカリデミエナイ!」



女提督「今だぁあああ!」



祥鳳・古鷹・電・響「「「「 いっけえぇええええええ! 」」」」



飛行場姫「キャァアアア!」ドーーーーーン



祥鳳「倒せた…」

古鷹「できちゃった…」

電「勝てたのです?」

響「たぶん…」



女提督「どれどれ…うん!飛行場姫戦闘不能!私達の勝ち!」



祥鳳・古鷹・電・響「「「「 やったぁあああ! 」」」」



飛行場姫「…ウ……ワタシハ…」ザパーーーン



女提督「…ごめんね…飛行場姫ちゃん…」




――提督側



元大佐「死者5名…負傷1名…何てざまだ……さて部屋に入るか…A、B突入しろ。」


兵士A「行くぞB。うおぉおお!」

兵士B「ああ。」



ドア「ぐるぼぇああぁあぁ!」



兵士A「ボス!見てください!」

兵士B「おい!F!G!誰にやられた!?」



元大佐「人質には逃げられたのかな?」



兵士F「すいません…」

兵士G「面目ない…」



元大佐「つかえんな…」バンッ!バンッ!



兵士F「ガ!……」ダラーン

兵士G「え?……」ダラーン



兵士A「なぜ殺したんですか!?」

兵士B「てめぇ!」



元大佐「あ?」バンッ!



兵士A「B!!」

兵士B「……」バタッ



元大佐「A?お前は歯向かうか?死ぬか?」



兵士A「……」



元大佐「それでいい。でさぁ!呼んどいて出てこないつもりか?」



提督「仲間まで○すとはホント屑だな。一応規則なので言わせてもらうが艦隊調査保護局の提督だ。お前らを逮捕する。武器を捨てろ。」チャキ テクテク



元大佐「ほう。度胸はあるよだな?保護局?ヒーローのつもりか?」



提督「うるせぇよ。おいそこの兵士A。そんな奴の下でいいのか?仲間を殺したやつだぞ?」



兵士A「…」カシャ!



元大佐「おいおいおいおい…俺に向けるな…?いいのか?お前の他の仲間は…」



兵士A「…」



提督「銃を置け…」



元大佐「撃て!撃つんだ!」



兵士A「両方とも死ねやぁあ!」バババババ!



提督「おわ!」ズサーー



元大佐「…」ズサー



兵士A「あああぁああぁぁぁああ!」ババババババ!



提督「…」バシュッ!



兵士A「あ…」バタッ



提督「あとはお前1人だ投降しろ!」



元大佐「どこを見てるのかな!?」



提督「しまった!」



元大佐「おそい!」バキッ!



提督「ぐはぁ!」ガシャン カラカラカラカラ



叢雲「司令官!」

明石「叢雲!出ちゃダメ!」



元大佐「はははは!2人も女を連れてきたのか!じゃあこっちから撃とうかな」カチャ!カシャ!



提督「させるか!」グイッ!



元大佐「うお!邪魔なんだよ!雑魚が!」バキッ! ガスッ!



提督「ぐっ!どけやがれ!」



元大佐「いやだ。」ゴスッ!



提督「ぐ!ちくしょう…肩が外れた…」



明石「おまええええ!」



提督「来るな!」



元大佐「そこで2人して大切な奴が死ぬのを見てろ!」バンッ!



明石「きゃあ!」



元大佐「じゃあさようならだな!」



提督「くっそ…」



明石「あ…提督…いや…」

叢雲「司令官!」



元大佐「死ね!ハハハハハハハハハハハハ!」



バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!



元大佐「へ?げ?ぐ?べ?が?…………」バタッ



提督・叢雲・明石「「「 !? 」」」



夕張「……」カチッ カチッ カチッ カチッ 



高雄「夕張?」

青葉「夕張…さん?」

吹雪「夕張さん!?」



提督「いっだ!よし入った…いてぇ…叢雲、明石。こいつら縛っといてくれ。」



叢雲「え、ええ。了解したわ…」ボーゼン

明石「提督…よかったぁ…」ポロポロ



提督「心配かけて悪い。肩は大丈夫だ……夕張さん?」



夕張「……」カチッ カチッ カチッ カチッ 



提督「夕張さん。終わりました。助けていただいてありがとうございます。これは預かりますね?」



夕張「………」パタン



提督「おっと…女提督、元帥。こちら提督。保護並びに逮捕完了。ZZ鎮守府母港への輸送船と後処理の手配お願いします。」



女提督『まったく…ヒヤヒヤさせないでよ!』

元帥『今回は危なかったな。』



提督「ええ。夕張さんの勇気に助けられました。女提督そっちは?」



女提督『飛行場姫は今撃破したとこ。』



提督「すまないが飛行場姫が沈んだあたりにお前の船持ってきてくれ。」



女提督『なにすんの?』



提督「ちょっとな。保護対象と元大佐はここで叢雲と明石に見張っといてもらう。いいですか?元帥?」



元帥『構わん。』



提督「了解です。通信切ります。と言うことだ。さてと元大佐をつるして…」カシャン ガラガラガラ



叢雲「なにしてんの?」



提督「叢雲、明石。通信機器とカメラの電源切って。」



叢雲「切ったわ。」

明石「切りました。」



提督「いや。こいつは少し苦しんでもらおうかと…」バチバチバチバチバチ!



叢雲「そういうこと。私はなにも見てないし聞いてない。」

明石「そうですねー。何もなかったですねー。」



提督「あとどっちか隣の部屋でこの子、見ててやってくれ…」



叢雲「私が見てるわ。」



提督「ありがとな。…と言うことで…高雄さん、青葉さん、吹雪さん。1人1回までならこれ使っちゃってね?」バチバチバチバチバチ!



高雄「そんなことしては…」



提督「直接恨みを晴らすことは今しかできません。まあ無理強いはしませんが…明石。こいつが死なないように見ててくれ。俺はちょっと行ってくる。」



叢雲「了解。行ってらっしゃい。」

明石「お気をつけて―」



提督「おうよ!その前に…ほかの遺体を下してやらないとな…よし。あとは脇において布をかぶせて。明石!こいつは寝てるだけだからそっちの隅に目隠しして転がしとけ。」



明石「了解です。」



提督「あんがと!じゃあちょっとお先に、こっちでやらせてもらいます……オラァアアアア!」バコォオ!



元大佐「グぇ!」



提督「これは俺のモノに銃を向けた分だ!…叢雲、明石!後でなー」タッタッタッ



明石「なんか最後にトンデモ爆弾を落とされた気が…///」

叢雲「俺のモノ…俺のモノ…俺のモノ………///」



高雄「ウフフフ」



明石「はっ!…すいません!叢雲!」



叢雲「あっ…じゃあ隣の部屋で休ませとくわね…私とこの子の分はお好きにどうぞ。」



明石「これやりたい人いたら今のうちですよ?」バチバチバチバチ!!!



元大佐「お前ら!なにを!すまなかった!やめてくれ!」



高雄・青葉・吹雪「「「 許さない! 」」」



バチバチバチバチバチバチバチバチバチ!



元大佐「ぐあぁああああぁああっぁあああああああああ!」



高雄「ご気分どうですか?」



バチバチバチバチバチ!



元大佐「ぎゃあああぁあああああああああ!……あ…いだ…い…」



青葉「痛いですよねー?青葉たちも痛かったですよ…」



バチバチバチバチバチ!



元大佐「あぁああああっぁあああぁあああああ!…あ………ああ…」



吹雪「夕張さんの心まで傷つけて…本当に許せない…」



バチバチバチバチバチ!



元大佐「づぁああっぁぁああああああっぁあああ!」



明石「あなたのことは許せません。このくらいの罰ではなまぬるいです…もう少し苦しんでください。みなさんどうぞ!」



ヤメテクレ…スマナカッタ… ヤメロ!  ギャアアアアアアアアアアアア!!




――ZZ鎮守府母港(海底付近)



飛行場姫(マタ…シズムノカ…)



飛行場姫(マア…イイカ…サイゴニ…オモシロイノニ…アエタシ…)



飛行場姫(モシ…ツギガアルナラ…アンナヤツラト……)



飛行場姫(ワタシハ…ドウシタインダ?……)



ビィイイイイイイイイイイ…



飛行場姫(モーターノオト?)ガシッ!



飛行場姫(ナンデ?ワタシハツカマレテイル?)



飛行場姫(ナンダ?…浮上シテイクカンカク?…)



飛行場姫(モシカシテ…コレガ……シヌカンカク…ナノカナ……)




――女提督側



提督『おーい。潜水艇のハッチをあけてくれ。後拭くものと毛布。大至急。』



女提督「またいきなりですな?開けたぞよ?後のは今もってく。」



提督「わりぃな。」



女提督「あんた、とんでもないの拾ってきたね?」



提督「いや!息がありそうな言い方してたからさ…ほら、あったまれ…」サスサス



飛行場姫「……」



女提督「どれ?診てあげる。艦娘の体温と比べて…まあ少し低いくらいかな?脈は…うん。安定してる。心拍もあたしより2~3回低いくらいだから問題ないでしょう。提督。もう少しさすってあげてて?」



提督「ああ。」



女提督「呼吸も安定してるみたいだし…大丈夫だと思う。ベットに移しておきましょう。うちに戻るまではあんたが脇についててね?」



提督「さすが闇医者。」



女提督「闇医者じゃねぇっつうの!このくらい普通だわ!」



提督「お前ほんと頭だけはいいよな…」



女提督「うるしゃい!…そういえばこの子に1部分だけ負けてるのよね…」



提督「1つだけじゃないと思うが…しいて言うなら胸?おい女提督?そんなに腰を入れて何するんだ?」



女提督「元大佐にやるやつの練習。せいやぁあああああああ!」



提督「くぁwせdrftgyふじこlp!」轟沈



女提督「やべ…飛行場姫ちゃん寝てるんだった…」



電『女司令官さん!輸送船と後処理の方々が着たみたいなのです!』



女提督「了解!迎えに行きますか。」




――ZZ鎮守府(母港)



女提督「叢雲ちゃんに明石ちゃんおつかれさま!それと皆さん遅くなりまして申し訳ありません艦隊調査保護局の女提督です。」



高雄「このたびはなんとお礼を…」

青葉「青葉、感激しちゃいました!」

吹雪「まさか叢雲に助けられるとは…」



叢雲「ふーぶーきー?あたしじゃ不満なわけぇ?」ホッペグニィ!



吹雪「いばい!いばい!ごべんばばいーー!」



女提督「高雄ちゃんに、青葉ちゃん、それと吹雪ちゃんに夕張ちゃんでいいのかな?」



夕張「…………………」



女提督「夕張ちゃん?大丈夫?」スー



夕張「!?ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイゴメンナサイ…」



女提督「大丈夫終わったよ。大丈夫だから。」ギュー



女提督「みなさんそちらの船でお休みください。夕張ちゃんもみんなとね?」



青葉「夕張さん…」



夕張「…………」トボトボ



高雄「すいません。ショックだったみたいで。」



女提督「ですよね…でもみなさん、今は休んでください。」



吹雪「ありがとうございます。じゃあね?叢雲。」



叢雲「ゆっくり休んで!また後で。」



女提督「そこの船の左側の部屋使っててくださいな!」



高雄「わかりました。では失礼します。」ペコリ



叢雲「正直…今回は精神的に疲れたわ…」



明石「同じくです…」



女提督「だよね…見たところ何人かやったみたいだし…」



叢雲「でも大丈夫よ。」



女提督「無理はしないでね?」



明石「そういえば提督は?」



女提督「あ、今、船のなかで寝てる。寝かしといてあげてね?」



まともな憲兵「容疑者連れてきました!」



女提督「ありがとう。少し離れてて?あんたが元大佐?あたしは艦隊調査保護局の女提督。聴きたいことがあるんだけど…その前に!」バキィ!



元大佐「ガッ!」



女提督「…なんでここの母港を深海の子に守らせることができたの?」



元大佐「……」



女提督「黙ってないで答えて…」



元大佐「……ねぇよ」



女提督「はっきりと…」



元大佐「いわねぇよ!このアマ!お前たち全員あの世行きだ!絶望しろ!あのお方の前でな!ハハハハ!」



女提督「バカですね?あのお方って誰?」



元大佐「あぁ?知らねえの!?あのお方はなぁ!」



ヒューーー



祥鳳「あぶない!」ダッ!



女提督「え?」



ドーーーーーン!



祥鳳「くぅ!」ドサァ!

女提督「きゃああ!」ドサァ!



電「何事なのです!?」



響「大丈夫!?」



古鷹「女提督!祥鳳さん!」



女提督「イタタタ…」



祥鳳「い……」大破



女提督「祥鳳ちゃん!?」



祥鳳「女提督無事でよかったです。」



女提督「祥鳳ちゃん!祥鳳ちゃん!」



祥鳳「大丈夫です。大破状態です。ごめんなさい。」



女提督「そんなことない!助けてくれてありがとう!帰ったら即入渠ね!」ギュー



祥鳳「いえいえ。」ニコッ



女提督「元大佐は?」



元大佐「か……………ぐふ…………」



女提督「死ぬな!喋ってもらうんだから!」ガシッ



元大佐「あ………方………すで……完成…た……せいぜ……抗う…………だ………」バタッ



女提督「起きろ!完成ってなに!?あのお方ってだれ!?」



元大佐「……………」死亡



女提督「だめか……憲兵さん。袋に入れて回収お願い…」



まともな憲兵「了解です。お怪我は?」



女提督「大丈夫。ありがと。よろしくね。」



古鷹「それにしてもどこからでしょう?」



女提督「海からなのは確かだけど…とりあえず帰ろう!帰ったら入渠だよ!」




――■■鎮守府(艦隊調査保護局)



元帥「まもなく到着か?」



女提督『はい。しかし元大佐は死亡。その犯人は検討が付きません。申し訳ありません…』



元帥「仕方のないことだ。その攻撃についてはこちらで調査する。わかったら後日報告しよう。」



女提督『了解です。あと入渠の準備をお願いできますか?保護対象は全員中破。あたし達の班は大破1名小破3名。提督の班は精神面のケアが必要かと。』



元帥「だろうな…こちらで提督からの映像は見ていた。その辺は鳳翔に任せる。」



女提督『お願いします。あと保護対象の夕張が一度自殺を図ろうとしたようです。今は多少落ち着いているようですが帰投後なるべく1人にさせないようにしますのでご協力を。』



元帥「ああ。わかった。」



女提督『じゃあ、あと少しなんで通信切ります!』プツン



元帥「と言うことだ!鳳翔は話せる場所の確保を他は、入渠の準備を頼む。」



艦娘「「 了解 」」ガチャ バタバタ パタン



元帥「ふう。あのお方…何者なんだ?」



??「知りたい?」



元帥「!?」カシャ!



??「まあまあ。刀から手を放してよ。」



元帥「どこから入った…」



??「窓。いいじゃん!そんなこと。んで、あのお方のことなんだけどさ俺の上司なんだよ。」



元帥「貴様…何者だ…」



??「今は内緒!でももう少ししたらわかるかな?今日は一言言いたいことがあっただけ。」



元帥「なんだ。」



??「提督に女提督はよくやってると思うよ!でもね?深入りしないでほしいんだ。あの人たち面白いから、消したくないし。」



元帥「あやつらに手を出すきならここで切る。」



??「だーかーらー…元帥さん。話しに来ただけだって…あの人達すごいよね?潜入してあっという間に鎮圧するわ、飛行場姫を海流やら太陽やら使って沈めちゃうしさ!」



元帥「見ていたのか!?」



??「もち!飛行場姫を渡したの俺だし。まあ?あいつ俺のことうちの上司と勘違いしてたけどね?」



元帥「貴様いったい…」



??「だから、内緒!結構しゃべっちゃった!時間が結構やばいね!失礼するよ!じゃあねー」バサッ



元帥「まて!……」



鳳翔「元帥?失礼します。あの子達が戻ってきましたよ?」



元帥「あ、ああ。そのようだな?ここからも見えた。」



鳳翔「何かありましたか?」



元帥「いや何でもない。さあ迎えに行こう。」




―――――――――――



女提督「ただいまー!」



元帥「よくもどっだ。ご苦労だった!」



高雄「元帥閣下!?」



青葉「なぜここに元帥閣下が!?」



吹雪「あわわわわ…」



夕張「……」



女提督「実はあたしのひい爺さんだからです!冗談だけどね。」



元帥「そうじゃ!わしがひい爺さんで、こっちの鳳翔がひい婆さん!ふぇぶ!」ザクッ



鳳翔「みなさん、おかえりなさい。保護された方々は大変お辛いことだったでしょう…またご迷惑をおかけしたことを元帥に代わりまして軍を代表としてお詫びいたします。入渠の準備ができてますので皆さまこちらに。それと局の皆も入渠してらっしゃいな?」



高雄「ありがとうございました。ではお言葉に甘えて。(元帥閣下に矢が刺さってる…いいのかな…)」



青葉「ありがとうございます。(スクープ!なのにカメラがなぁああい!)」



吹雪「助かります。夕張さんも行こう?(元帥閣下にあんなことしていいのかな…)」



夕張「……」テクテク



皐月「女司令官、司令官は?」



女提督「今、寝てるから寝かしといて後で連れてくからね?」



皐月「絶対だよ。」



オネエチャーン!テツダッテー!



女提督「ほら三日月ちゃんたちの手伝ってあげて?」



皐月「はーい!」タッタッタッ ソッチノモテバイイノー?



女提督「さあ!局の皆もお疲れさま!傷をいやしてきて!」

リョウカイデース! ショウホウサンソレモツノデス! ワタシモ! アリガトネ!



鳳翔「叢雲さん!明石さん!あなたたちはちょっとお願いがあるから先に私についてきて?」



叢雲「わかったわ。今行く。」

明石「はい?了解です?」



女提督「さてさて…元帥。そこで死んでないでちょっと来てください!」



元帥「鳳翔は容赦がない…」



女提督「原因はご自分だと思うんですけど…てかこれを見てください…」ガチャ



提督「元帥お疲れ様です。」



飛行場姫「スー…………スー…………」



元帥「お前たち!?深海の者まで連れてきたのか!?」



提督「元帥静かに…」



元帥「失礼…どうするつもりだ?」



女提督「倒したことは倒したんですが…この子意外と話が通じたんですよ。」



提督「俺も通信を聴いてたんだが、そんなに悪いやつでもなさそうだし沈む寸前で拾ってきたんですよ。」



元帥「まあ、なんだ。うん。お前たちの好きにしろ。ただしもしもの時はわかってるな?」



提督「はい。この手で…」



元帥「わかった。その覚悟があるならいい…」



兵士J「あの?俺忘れられてない?」ガチャ! ヒョコッ



提督「あっ。わすれてた。」



兵士J「ひでぇ…」



元帥「こやつは?」



提督「敵の兵士なんだけど…なんとなく連れてきちまった…」



女提督「あんた…何を考えてんの…」ハァ



兵士J「俺の知ってることなら全部話す。女性をさげすむような奴らとは縁を切る!」



提督「静かに。」



兵士J「わるい…艦娘だって女性だ。女性にあんなことする奴らを許せない…」



提督「ね?悪いやつじゃないでしょ?」



元帥「確認なんだが反艦隊勢力の者なんだな?。」



兵士J「それはもう過去の話にしてほしい。あいつらを壊滅させるためならこの命惜しくない!というか女のためなら死ねる。」キリッ



女提督「質問。あんた目の前に抱っこをせがむ女の子がいます。どうする。」



兵士J「目線を合わせる→そっと抱きしめる→頭をなでる→その後ほかの要望を聞く→可能な限り応じる。」



女提督「……」ガシッ!

兵士J「……」ガシッ!



女提督「元帥閣下。こいつどうにかなりませんか?」



元帥「…しょうがないやつらだ…そこの兵士よ。反艦隊勢力と縁を完璧に切ると約束できるか?」



兵士J「はい。もし裏切るようなそぶりを見せた瞬間に拘束していただいて構いません。」



元帥「よかろう。おぬしはわしとともに大本営に来い。そして直属の憲兵として扱う。よいな?」



兵士J「ありがとうございます!」



元帥「うむ!憲兵ズ!」



憲兵ズ「「 ウホン! 」」



兵士J「なんすか?こいつら?」



元帥「わし直属の憲兵だ。つまりお前の仲間だ。」



憲兵ズ「「 ウッホン! 」」マッスルポーズ×2



兵士J「よろしくな」マッスルポーズ



憲兵ズ「「 ヨロシクナ! 」」



提督・女提督「「 しゃべった!? 」」



元帥「わしもしゃべったところを初めて見た…」



飛行場姫「ン…ウルサイ……」



提督「おっと…」ナデナデ



飛行場姫「スー………」



女提督「修羅場製造機ね…」



提督「は?」



女提督「こっちの話。あっちに緊急用の入渠スペースあったでしょそこに連れていきましょ。あとはどうにかなるでしょ。」



元帥「ではわしは明日の午後戻るとしよう。」



提督・女提督「「 了解です。 」」





―翌日―



提督「みんな!今回はお疲れさまでした!」ニコニコ



女提督「ほんとに頑張ってくれてありがとう!集まってもらったのは高雄ちゃん、青葉ちゃん、吹雪ちゃん、夕張ちゃんの通達式のためです!」ニコニコ



調査局艦娘((( そうゆうことか!やったね! )))



高雄「皆さんガッツポーズだったりニコニコしてらっしゃるんでしょうか?」ソワソワ



青葉「さ…さぁ?青葉にもわかりません…」ソワソワ



吹雪「なんだかすごい暖かい視線が…」ソワソワ



夕張「…………」



元帥「では発表する!高雄、青葉、吹雪、夕張。以上四名はZZ鎮守府より■■鎮守府への移籍を命ずる!」



高雄「はい!…はい?」

青葉「了解!って、ここだったんですか!?」

吹雪「よ、よろしくお願いします。」



夕張「……お断りします。私は解体してください。失礼します。」スタスタ ガチャ パタン



一同「「「 !? 」」」



提督「この話一端ストップ…ちょっと待っててくれ。俺が行く。あと高雄、青葉、吹雪。俺が無線で呼んだらそこまで来てくれ。」



高雄「はい。了解しました。」

青葉「青葉、了解です。」

吹雪「了解です!」



―――――――――――



提督「見つけた。屋上だ。ただ俺の合図があるまで近寄るな?いいな?」コソッ



高雄・青葉・吹雪『『『 わかりました。 』』』プツン



提督「ここに居たか。夕張。」



夕張「……」



提督「なぜ断った?言ってみろ?」



夕張「………ですか…」



提督「ん?」



夕張「仲間なんかに戻れるはずないじゃないですか…私は仲間を傷つけるための道具を作らされて…その上その道具で仲間を傷つけて…平気な顔してまたよろしくなんて言えるはずがないじゃないですか…私は憎まれても仕方ないんです…こんなことなら…こんなに苦しいんなら!私なんか消えたほうがいいです!」



提督「それだけか?たったそれだけの理由か?」



夕張「うるさい!うるさいうるさいうるさい!」



提督「黙れ!」



夕張「!?」



提督「少し黙って話をきけ。嫌と言っても聞かせるけどな。いいな?」



夕張「……」



提督「…無言は許可と捉えた。俺は昔な任務中に仲間を3人○した。」



夕張「え?」



提督「ある任務中俺は仲間と4人で捕虜となってしまった。そのとき敵から拷問を受けたよ。それだけならまだよかった。最後にそいつらは極少量の食べ物と水と銃を渡されて俺らを1つのボートに乗せて海に捨てたんだ。」



夕張「……」



提督「何日も漂流してるうちにさすがに食料も水もなくなってきてな…そいつは一番傷が深くてな…自分の死期がわかったんだろう…そいつは自ら海に身を投げた。」



夕張「……」



提督「助けようとしたんだが他の奴は拷問でや衰弱から腕が利かなくなっててな…体力もなく…引き上げられなかった。そのときそいつが言ったんだ。苦しむくらいなら○せと。…だから俺はそいつの頭にむけて引き金を引いた。」



夕張「……」



提督「そいつの苦しむとこが見てられなかったよ……そいつが死んでさらに2日後。もう一人も同じことをし同じことを言った。だから俺はまた同じことをしたよ。」



夕張「……いい」



提督「最後まで残ったのは上官と俺だ。上官はこう言った。お前はまだ若い。あと3日間は耐えられるだろう。だから何としても生き残れってな。そして上官は海へ。上官も撃ってくれって頼んできたよ。だから俺はまた引き金を引こうとした。でも弾は発射されなかった。」



夕張「…もういい…」



提督「拷問した奴らこうなることを予測してたんだろうな…銃に入っていた弾は3発だけ。しかも3発目は空砲。だから上官はきっと…そして俺は生き残った…だからな…」



夕張「もういい!!」



提督「よくあるか!俺にはあやまる相手がもういないんだ!許しを請う相手が目の前にいないんだ!だがお前はどうだ!?まだ仲間がいるじゃないか!なぜあやまろうとしない!なぜ許しを請わない!勝手に自分で結末を決めつけて!その上自分の命を粗末にする!!ふざけてるのもいいかげんにしろ!」



夕張「だって!だって!」



提督「お前の仲間は1度や2度の間違いで仲間を見捨てるようなやつなのか!?お前が傷つけた仲間はお前を見捨てようとしたか!?よく考えてみろ!!」



夕張「私は…私は…」ポロポロ



提督「あとは自分でどうにかしてみろ…声を荒げて悪かったな…」サッ 



高雄「夕張!」

青葉「夕張さーん!」

吹雪「夕張さん!」



提督「執務室にいる。終わったら戻って来いよ?」テクテク パタン



夕張「皆さん…」



高雄「なんで断るんですか!またみんなで一緒に頑張りましょうよ!」

青葉「夕張さんのせいじゃありませんから!あれは仕方なかったことです。」

吹雪「私言いましたよね?夕張さんを信じるって!」



夕張「ごめんなさい……ごめんなさぁあああああああい!うわぁあああん!」



ダイジョウブデス! コレカラモガンバリマショウ! イッショニネ♪ ゴメンナサァアアイ!



女提督「……そう言うことだったのね…」



提督「何だ?聞いてたのか?」



女提督「まあね…」



提督「ふーん…」



女提督「あんたの右脇の弾の入ってない銃はその時のね?」



提督「罪を忘れないように…そして自分への戒めとして……な。」



女提督「そう…」ギュッ



提督「な、なんだよ。気持ち悪い!」アセッ



女提督「いいから…あんたあの時の話全然しないから…1人で背負い過ぎなのよ…」



提督「……」



女提督「あの作戦を立案したのは、あたし…あの事態を引き起こしたのはあたしの罪…」



提督「いや…違う。現場のおれt」



女提督「違わないよ。同罪。」



提督「………」



女提督「………」



提督「………」



女提督「………何か言いなさいよ。」



提督「…ありがとう。」



女提督「よろしい。あたしも一緒に背負ってあげる。」



提督「重いぞ?」



女提督「知ってる。でも今はここの子達のために精一杯がんばらないと!」ポンポン



提督「そうだな。あと女提督。」



女提督「ん?」



提督「その…なんだ…この光景を後ろ4名、右方向2名にみられてる。」



女提督「へ?」



高雄「あらー」ウフフ

青葉「青葉、見ちゃいました…」

吹雪「あのーそのですね…」

夕張「うーーーー」ムスッ



女提督「あらー…これまた…恥ずかしい所を…」アハハ…



皐月「なんで後ろから抱きついてたのかな?」ガシッ

叢雲「仲良さそうねぇ…説明して?」ガシッ



女提督「いつから見てたのかにぁ?………」



皐月「背負って上げるあたりからかな?」ニコッ

叢雲「ちょっとお話しましょうか?」ニコッ



女提督「いや!あいつとはそんなんじゃないから!むしろ兄妹みたいな!あのぉ!?聞いてる!?お兄ちゃん!助けて!お兄ちゃん!」ズリズリ



提督「お前に妹属性は求めん。」



女提督「じゃあ!お姉ちゃんで!だから助けてt…あああああああああああ!」



提督「以上。この鎮守府恒例の女提督の断末魔でしたー。じゃ執務室もどろうか?」



高雄「はい!」

青葉「青葉、了解です。」

吹雪「行きます!」

夕張「うん。了解!」



提督「いい返事。夕張、さっきのやり直すだろ?」



夕張「よろしくお願いします!」



提督「期待してる。」ニコッ




―――――――――――



提督「皆いるな。さっきの続きをしよう。では元帥お願いします!」



元帥「うむ。では今回は1人ずついこう。まず高雄!」



高雄「はい!」



元帥「移籍先は■■鎮守府!」



高雄「はい!よろしくお願いいたします!」



元帥「次に青葉!移籍先は■■鎮守府!」



青葉「青葉、がんばります!よろしくお願いします!」



元帥「次に吹雪!移籍先、■■鎮守府!」



吹雪「はい!至らない点もありますがご指導ください!」



元帥「最後に夕張!」



夕張「はい!」



元帥「解体でいいんだっけ?」



夕張「え…」ジワッ



提督「…」カシャ! バンッ!バンッ! ピトッ

女提督「…」シャキン! ザンッ!ザンッ ピトッ



提督「冗談はいらねぇんだよ…クソジジイ…次ふざけてみろ…鉛弾を頭ぶち込むぞ」ギロッ



女提督「ねえ?ふざけていい時と悪い時…わからないの?返答次第ではその首叩き落すよ?」ギロッ



艦娘「「「「 ………… 」」」」ボーゼン



元帥「あ…すいません…はい…なので頭の銃と首筋の刀をお納めください…」



提督「土下座…」カチリ



元帥「すいませんでした!」ドゲザ



女提督「次は時と場をわきまえます。誓え…」ドスッ!



元帥「以降!時と場をわきまえることをここにお誓いいたします!大変申し訳ございませんでした!夕張さま!どうか■■鎮守府いらしてはいただけないでしょうか!?」ドゲザ



夕張「元帥頭を上げてください!提督さん、女提督さん!みなさんよろしくお願いします!」ペコリ



ヤッター! アタラシイナカマダー ハラショー ヨロシクネー!



元帥「あ……前髪と髭が……帽子に穴が2つ…」



提督「元帥。すいませんでした。でも次は無い。いいですね。」カシャ



女提督「このことは鳳翔さんに伝えておきますので…」カチン



元帥「それだけは…それだけはご勘弁を!」



鳳翔「あら?通達終わったのかしら?」



女提督「鳳翔さんちょっと。」



鳳翔「はい?なにかしら?」



女提督「実は…カクカクシカジカデ…」



元帥「あ…終わった…」



提督「自業自得です。」



鳳翔「元帥。しばらくあなたと口をきくのはやめさせていただきます。大丈夫です。仕事には支障が出ないようにいたしますので…」



女提督「やっちゃったねー。はーい!注目!実はもう一人仲間が増えます!」



電「本当なのです?」



祥鳳「空母ですか?」



夕立「駆逐艦っぽい?」



古鷹「重巡ではないでしょうか?」



提督「まあその…驚いてもいいが…暖かく迎えてやってくれ!」



艦娘「「「「 はーーーい! 」」」」



女提督「じゃあ入ってきていいよー!」



カチャ!スーーーー



艦娘「「「「 え・は? 」」」」



飛行場姫「エエト……飛行場姫デス…フツツカモノ?デスガヨロシクデス。」



「「 えぇええぇえええええええ!? 」」



提督「仲良くなー?」



女提督「と言うわけなんで新しい仲間です。」



飛行場姫「ヨロシク…提督、女提督…アリガトウ…」



提督「いえいえ。」



女提督「どういたしまして!」



皐月「そこのあんた!」



三日月「お姉ちゃん!?」

祥鳳「皐月!?」

叢雲「なにやってんの!?」



飛行場姫「ワタシカ?」



皐月「そう!あんた、司令官達のこと好き?」



飛行場姫「好キダゾ?タスケテクレタ…ソッチノハ寝テル間、頭ヲナデテクレタ。女ノホウハ入渠ノ間、ズットソバニイテクレタ。ダカラ好キダ。」



皐月「しーれーいーかーんー!」



提督「ただ頭なでただけだろ…なんか皐月以外からも視線を感じるんだが…」ウツムキ



皐月「じ、じゃあ…司令官とキスできる?ボクはできるよ!」錯乱



三日月「お姉ちゃんが錯乱してる…」ハァ

叢雲「何を言ってくれちゃってるの!?」

大淀「キスですか…///」



飛行場姫「男ノホウトカ?女ノホウトカ?」



皐月「男の方だよ!」



叢雲「提督とってことは、あ、あれよね?男女のね?うん?お付き合い?え?私はドウナルノ?」



吹雪「叢雲!?」



提督「お前ら何を言ってるんだ」アキレ



飛行場姫「フーン…」スタスタ



提督「ん?なんだ?」



飛行場姫「…」スッ チュッ



提督「!?!?」



飛行場姫「ゴチソウサマ。コレデイイカ?」



青葉「着任早々、修羅場ですか!修羅場なんですか!?」



高雄「青葉さん…落ち着いて…」



電「はわわわわわわわわわ////」



響「大人の女だね。」



女提督「意外と響ちゃん冷静ね…にしてもモテますな!提督君!」



提督「いや?え?あ?ごめん。処理しきれない。」



皐月「あ…きゅーーー」バタッ



三日月「お姉ちゃん!」

古鷹「あららららら…」



叢雲「そうだ私が上書きすれば…そうよ…上書きよ…フフフフフフフ」



吹雪「叢雲。怖い!そしていろいろもれてるよ!?」



夕立「皆、いろんな顔してる…おもしろいっぽい!」



飛行場姫「ネエ…」



女提督「どうしたの?」



飛行場姫「アナタニハコッチ」頬にチュッ



女提督「わーお…ありがとう…」ボーゼン



電(女司令官さんは、私のなのです…渡さないのです…)

響(あまり…いい気分ではないな…)

夕立(女提督さんをとられそうっぽい!?)



飛行場姫「アノ…マダチョット眠イカラ…寝テキテモイイ?」



女提督「うん。いいよ。でも食事会あること忘れないでね?」



飛行場姫「20フンクライデイク。オヤスミ」スタスタ



鳳翔「引っ掻き回すだけ引っ掻き回していってしまったわね…」



提督「はい。まさかいきなり持っていかれるとは…そしてなんか視線が痛い…」



女提督「ま、まあ?いいんじゃないかな?あのー…皆?あの子となかよくしてあげてね!」



提督好き派「「「 はーい…(今のままでは難しい…) 」」」

中立派「「「 はーい! 」」」

女提督好き派「「「 はーい!(守る!) 」」」



元帥「にぎやかでよいではないか。なぁ、鳳翔よ。」



鳳翔「………」ギロッ



元帥「やっぱりだめか…では諸君。一端落ち着いてくれ。今回もよく頑張ってくれた。新しい仲間も増えた。これからも精進していってくれ。」



艦隊調査保護局一同「「「 了解! 」」」



鳳翔「みなさん食事会の用意ができてます。食堂でお祝いをしましょう。」



ワイワイ! ガヤガヤ! イッショニタベヨー!



高雄「こんなにしていただいていいんでしょうか…」



祥鳳「私たちの時は提督達が歓迎会してくれましたよ。だから遠慮せずに。」



高雄「では、お言葉に甘えて!」



吹雪「叢雲さーん!戻ってきてくださーい!」



叢雲「上書き…上書き…ハッ!?」



吹雪「おかえりなさい。」



叢雲「え?私なんか言ってた?」



吹雪「記憶ないの!?」



叢雲「??さて、行きましょ。お姉ちゃん?」



吹雪「あれ?今なんて?」



叢雲「なによ?吹雪?なんか変だった?」



吹雪「んー…変だったり変じゃなかったり…ううん!何でもない!」



明石「ゆ・う・ば・りーーーーー!」



夕張「明石さん!」



明石「またいっぱい作ろうね~」



夕張「明石さん…提督さんって恋人とかいるんですか?」コソッ



明石「おやおや?いないとは思うけど提督を好きなのは何人かいるかなぁ…あれ見て分かったでしょ?」



夕張「そうですよねぇ…」



明石「ちなみに…私も若干惹かれつつありますので…ご承知を…」ニコニコ



夕張「なるほどなるほど。負けませんよ?」ウフフフ



明石「同じく。」ニコニコ



提督「さあ、皆。お祝いだ。食堂に行った行った!」



女提督「早くしないと…私のペコいがは・じ・ま・る・よ?」



ミンナハヤクイカナイト! ペコイ… ハジマッタ!? ジョウダンダヨ!






またも事件解決。特殊鎮守府、艦隊調査保護局なのです!艦娘4名、さらには飛行場姫まで仲間にするというハチャメチャな展開!

しかし…元帥のもとに現れた謎の人物…そしてあのお方とは…この先どうなるのでしょう…とりあえず今は楽しんでおくことにしましょう!

おや?女司令官がなんかやらかしたようです!



電「今回は以上なのですが…語りのもう一人のご挨拶なのです!」



青葉「と言うことで語りのもう一人は青葉でした~。よろしくお願いします!」



電「わーなのです。」パチパチパチパチ



青葉「どうもどうも!ありがとうございました!」





後書き

最後まで読んでいただきありがとうございました!大変うれしいです!
拷問シーンは書いてるうちにキャラに申し訳なくて・・・正直心が痛かったです・・・
現在3作目を書き途中です(ステマか?ステマなのか!?)
艦娘たちの口調等はWIKIを参考・引用としております。
参考・引用HP http://wikiwiki.jp/kancolle/
このサイト以外での転載はお断りさせていただきます。


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