2023-03-19 20:46:22 更新

概要

艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方は以下略…
順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
メイン10作目にしました。前作を読まなくても読めるようにはしているつもりです。
過去作を読んでいただけて大変うれしいです!更新は不定期となります。何分ご容赦ください。


前書き

2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら任務やら仕事やら生活して行くというようなストーリーです。
今回はどうなるって?…いつもの通り説明は3人に任せます!頼みます!




青葉「さぁ、さぁ寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」



電「こちら艦――」



霞「艦隊調査保護局よ。」



翔鶴「こちらの鎮守府は……」



電・青葉・翔鶴「「「 どちら様ですか!? 」」」



霞「うわっ!いきなり大声ださないでよ!」



青葉「す、すみません。」



電「あの…それでどちら様ですか?」



霞「霞よ。というかさっきまで一緒にお茶してたじゃない…」



青葉「知りませんね~。」



霞「あんた鳥かなにか?3歩いたら忘れるタイプ?」



翔鶴「霞さん。これは重要なことのため是非、ご自身の説明をお願いします。」



霞「なんか胡散臭い…」



電「霞ちゃん?」ニコッ



霞「わ、わわ、わかったわ!それじゃ……こほん!霞よ。訳があってここに保護させれて、いつの間にかここでこんなことやらされてるわ。」



青葉「まぁまぁ…そうトゲトゲせずに。ね?(電先輩マジこえ~…)」



霞「で、これはなんなの?」



青葉「青葉の話を聞いてー!」



霞「それで?」



青葉「霞ちゃんが無視する~!うわ~~ん!」



翔鶴「よしよし…青葉さんですから。」



青葉「どういうこっちゃ!」



電「脱線のし過ぎは禁物なのです!ここは、こっちとあっちをつなぐパイプラインなのです!ニパー♪」



霞「パイプライン?なにそれ?」



電「…」ニヤァ



霞「はい!もういいです!仕事ならやります!」ケイレイ



翔鶴「(電ちゃん…完璧に手綱をにぎってますね…)青葉さん。これからは霞さんもですか?」



青葉「はい!担当してもらいます。このあと詳しい説明をしますのでこれを読んでください。」



霞「これね?」



翔鶴「それでは、今回の本編へとまいりましょう。霞さんどうぞ可愛くお願いします。」



霞「恥ずかしいんだけど…」



電「席を外すのです。お願いするのです。」



霞「それなら。」



ガチャ パタン



霞「それでは皆さん本編をどーぞ!」キャピーン☆



青葉「はいどうも。良い写真が撮れました。」カチャカチャ



霞「え?」



青葉「良い写真ですね~♪では~!」パタン



電「あ、女司令官さん喜びそうなのです。」



翔鶴「きっと執務室に飾られるじゃないでしょうか?」



青葉「実際にそうでしょうね。」



ガチャッ パタン



霞「え?」



霞「え!?」






―――― 2日前 ――――

―――VV鎮守府 執務室



霞「ほんっとあんたクズなんじゃないの?」



VV中佐「……」



霞「あんたね、私達はあんたに命預けてんのよ?もっとしっかりしてもらわないと。」



VV中佐「……さい…」



VV中佐「うるさい……うるさいうるさい!あぁあ!」



霞「な!?」



VV中佐「もういやだ!お前に罵倒されるのは飽き飽きだ!どうせお前は俺が嫌いなだけなんだ!死ねとか思ってるんだろ!?そうなんだろ!?」



霞「そんなこと言ってないでしょ!」



VV中佐「うるさい!もう嫌だ!死んでやる!お前のせいだ!霞!おませのせいだ!」ガタン! バタン!



霞「どこに行くの!?待って!」




―――VV鎮守府付近 崖



千歳「千代田!霞!こっちにいたわ!」



千代田「中佐さん!危ないですから!」



霞「戻って!私も言い過ぎ――」



VV中佐「もう、うんざりなんだ!お前の顔なんか見たくない!霞!お前のせいだ!なにもかも!」



千歳「中佐さん!落ち着いて!」



VV中佐「千歳!千代田!幸せにな!あははは!自由だ自由だぁあああ!」タッタッタッ



霞「まって!」



VV中佐「あははははは!」スッ



千代田「中佐さん!」



VV中佐「ああぁぁあああああ――――」



ザパァン―――――



霞「あ…あぁあ……」ガクッ



千歳「そんな……」



千代田「…うそ………」



霞「あ…ああ……」



千代田「あんたの…せいで…あんたのせいで!」パシン!



霞「…」ドサッ



千歳「千代田!」



千代田「この人殺し!お前も死んじゃえ!〇してやる!」ガコン!



千歳「落ち着いて千代田!装備を収めなさい!」ガシッ



霞「……」



千代田「許さない…許さない許さない許さない!」



千歳「千代田は鎮守府に戻って本部に連絡して!」



霞「……」スッ フラッ フラッ



千歳「逝かせないわよ。戻りますよ!」ガシッ



霞「……」




―――― 現在 ――――

―――0812 ■■鎮守府 朝潮と満潮の部屋



朝潮「満潮。荷物持ちましたか?」



満潮「ええ。ぬいぐるみも大きいの5つだと不気味ね。」



朝潮「でも可愛いですよ?」



満潮「まぁね。ジャスティンがオススメよ。」



朝潮「いい名前です!」



満潮「いや…ツッコミなさいよ…」



朝潮「こうですか?」スッ



満潮「いやいやいやいや!顔を突っ込んでどうすんのよ?」



コンコン!



満潮「はーい。どうぞ。」



提督「ども。準備できてるようだけど…なんで朝潮は人形のお腹に顔突っ込んでんの?」



朝潮「満潮がジャスティンに突っ込めと言ったので実践したんです!」フンス



提督「お、おう。荷物はこれでいいのか?」



満潮「ええ。」



提督「わかった。満潮も姉の面倒みてくれてありがとな。積み込んでおくから他の人と車に来てくれ。」



満潮「姉だもの。」



朝潮「なんかディスられているようですが?」



満潮「なんでそんな所はわかんのよ!」



提督「女提督に抗議入れておく。」



満潮「頼んだわ…」




―――母港



提督「乗っていいぞ~」



荒潮「じゃぁ助手席いいかしら?」



満潮「帰りは私だからね?」



イイデスヨ? ワスレナイデネ? 



夕張「提督~!まって~!」



提督「遅いぞ~。その荷物は?」



夕張「皆でできるおもちゃを色々!」



提督「後ろ積んどけ。」



荒潮「そろったわね?行きましょう!」



夕張「レッツゴー!」



提督「夕張…乗ってから言え…」



夕張「はっ!」



提督「お前はアホの子だな。置いてくわ。」



夕張「提督ひどい!ちょっと満潮ちゃん鍵をあけてーーー!」




―――0902 執務室



榛名『それではお願いします。』



妙高「了解しました。榛名さん、そちらの仕事はどうですか?」



榛名『みなさんいい人達で助かってます。』



比叡『榛名が来てから仕事の効率が上がる上がる!』



女提督「そうなの?」



友元帥『いつもの1.5培になってるよ。マジ助かるわ。』



榛名『そうですか?榛名がんばります!』



妙高「無理なさらないでくださいね。」



榛名『ありがとうございます。』



女提督「捜査研修の人はどうした?」



天城『私達も色々勉強してます。』



妙高「あら、天城さんに皆さんも。」



葛城『教育担当の霧島さんの教え方上手で色々覚えられたよ~!』



榛名『捜査研修過程も大詰めですよね?』



秋月『うん!というか私達、元帥室にいていいの?』



友元帥『いいよ。のんびりしていきな。』



女提督「そっか。皆頑張ってるんだね。楽しんできてね~。」



照月『はーい!』



初月『きちんと捜査できるように頑張るよ。』



瑞鳳『戻ったら大活躍、間違いなしだよ!』



妙高「頼もしいですね♪」



女提督「うちに来る子はほんとにいい子達だぜ!」



榛名『はい!』



女提督「そういう榛名ちゃんもだよ!」



比叡『ここで榛名はすごく照れてますよー!それでは、受け入れありがとうございます!それでは!』



友元帥『いつもありがとな。』



女提督「大丈夫大丈夫。じゃあ!――――さて、受け入れ準備しますかね?」



妙高「では書類の準備をしておきますね。」



女提督「うん。あとはだれにお願いしよっかなぁ…」



シマイカンノカタガヨロシイノデハ? ブナンニソウシヨウカ? 




―――1302 海軍立児童養護施設



施設長「こんにちは。朝潮ちゃん、荒潮ちゃん、満潮ちゃん。」



朝潮「先生!ご無沙汰しております。」



満潮「元気そうでよかった。これ、お土産よ。」



施設長「あら♪ありがとう。3人は同じ鎮守府に?」



荒潮「はい!楽しく過ごしてます。あと朝雲と山雲も一緒なのよ。」



施設長「いいわね~♪」



夕張「こんにちは~。」



施設長「あらあら!夕張ちゃんまで!」



提督「こんにちは。お邪魔いたします。」



朝潮「こちらが私達の司令官です。」



提督「初めまして。提督と申します。」



施設長「ここの施設長です。朝潮ちゃん達はしっかりやってますか?」



提督「はい。いつも助けられてます。」



施設長「そうですか。どうぞ中に。」




―――施設内 施設長室



キャァー! マテー!  アハハハ! タッタッタッ!



満潮「元気に走り回っちゃって。」ウフフ



施設長「そうね。私はここから施設のみんなが笑って遊んでる姿を見るのが好きなの。とは言っても、今は5人だけどね?」



提督「人数が少なくてもいいと思いますよ。まして、ここは艦娘の適正がきちんと確認された子が来ますからね。ある意味将来が決まってしまってるようなものですから。」



施設長「あら、やはり海軍の方はご存知なんですね?」



提督「はい。指揮官の教育項目の中で施設のことも教えられますので。」



荒潮「そういえば、朝潮はあの砂山から海を眺めるの好きだったわね?」



朝潮「はい!ここは海も近くて少し高い場所にあるのでとってもきれいなんです。」



施設長「そうね。いつもあの頂上で海を見てたわね。うふふ♪」



夕張「先生?配管とか大丈夫ですか?みられますけど。」



施設長「ボイラーのオイルラインってできる?」



夕張「出来ますよ!お金かけるのもったいないですからね。行ってきまーす!」タタタタッ



提督「早!?」



施設長「うふふ。変わりないようね。」



提督「夕張はずっとあんな感じで?」



施設長「はい。なんかんだで機械とか配線とかそう言うのを四六時中、遊び道具にしてましたから。」



提督「夕張らしい。さて、施設長さん。これ少ないのですが寄付を。」



施設長「あら!?いいんですか?」



満潮「ええ。みんなで少しずつ出し合ったの。なんかのイベントとか自由に使ってちょうだい。」



施設長「あらあら…ありがとう…ごめんなさい…うれしくて…」



朝潮「笑顔ですよ!先生!」ニコニコ



施設長「そうね。笑う門には福来る!」



荒潮「うふふ♪あと、こちらが衣類とお菓子です。」



提督「あと夕張が玩具類をと。」



施設長「こんなに…いいんですか?」



荒潮「ええ。使ってください。」



コンコン!



施設長「ごめんなさい。はい!開いてます!」



女の子「先生~。あ、こんにちは。」ペコリ



提督「こんにちは。」



施設長「どうしたの?朝潮ちゃん?」



チビ朝潮「ボールが木に引っかかっちゃった…」



提督「どれ?あぁ、あの木か…じゃぁ取ってあげる。」



チビ朝潮「お兄さんいいの!?」



提督「ああ。よし、行こうか!」



チビ朝潮「うん!」



施設長「すみません…」



提督「いえいえ。」



チビ朝潮「こっちー!」



パタン



朝潮「先生。あの子も朝潮なんですか?」



施設長「ええ。そうなの。」



満潮「こっちの朝潮よりしっかりしてると良いわね?」



朝潮「今日は当りがつよくないですか!?」



満潮「もぉ…女司令官朝潮に変なとこだけ入れ知恵して…」



施設長「相変わらずね。」



荒潮「そうね。ここに居たときと変わってないわね。」



コンコン!



施設長「は――」



??「先生。またしばらく泊めて。」ガチャ



施設長「摩耶ちゃんまたなの?今、来客中だからもうちょっと待ちなさい。」



摩耶「あいよ。来客中すまなかったな。」ニカッ



荒潮「気にしないでいいわ。」ニコッ



摩耶「ありがとよ。ていうかそちら3人は艦娘か?」



朝潮「はい。朝潮です。」



摩耶「摩耶ってんだ。よろしく!」



荒潮「荒潮です。」



満潮「満潮よ。」



摩耶「いい指揮官の下で働けよ~」パタン



施設長「摩耶後で話が――って行ってしまったわ…」



朝潮「あの…摩耶さんはなんでここに?」



施設長「あの子、自分の指揮官がダメと見限ると、やめてここに戻ってくるの。そして移籍してまた戻ってくるの繰り返しで…」



満潮「先生も苦労が絶えないわね?」



アキャァァア! ハヤイナ! ソレー! オットォ!?



施設長「あらら、もうあんなに懐かれてるわ。」



満潮「よし!私達も遊びにいくわよ!」



朝潮「賛成です!」



荒潮「いいわね~。」



施設長「ありがとう。」




―――■■鎮守府 執務室



空母水鬼「遠いところお疲れさまでした。」



千歳「いえいえ。こちらこそ受け入れありがとうございました。」



千代田「深海棲艦の方々がいるのにはびっくりしましたけど…」



空母水鬼「そうね。初めはみんなそうよ。」



霞「……」



ヴェールヌイ「ごめんね。女司令官はすぐ来るよ。」



女提督「ごめんなさい!遅れました!」バキィ



空母水鬼「あぁ……ドアが…」



女提督「やっちまった…後で直しとく。改めましてこんにちは。ここの指揮官の女提督です。」



千歳「はじめまして。VV鎮守府の千歳と千代田と霞です。」



女提督「ご丁寧に。今回は大変だったね。」



千代田「はい……」



女提督「まずは調査が終わるまで、ここにいてもらうことになるんだけど、大丈夫かな?」



千歳「はい。お願いします。」



女提督「よろしく。あとここの鎮守府もう1人指揮官がいるのは聞いてる?」



千代田「はい。比叡さんからうかがってます。」



女提督「OK!じゃぁ、それぞれ握手!」



千歳「どうも。」



千代田「よろしくです。」



霞「……」



女提督「どうしたの霞ちゃん?緊張してるのかな?」ニコニコ



千代田「いいんじゃない?人殺しとあいさつしなくっても。」



千歳「こら!千代田!」



千代田「すいません。」



霞「……」



女提督「まっ、うちでのんびり過ごしてくださいな。」ナデナデ



霞「……」



空母水鬼「じゃぁ、千歳さんと千代田さんは一緒に来て。」



ヴェールヌイ「霞さんは私と来てね。」



千歳「失礼します。」



女提督「気軽にここに来ていいからね。ドアないし!」



千歳「ありがとうございます。」



ヴェールヌイ「直すって言ったよね?」



女提督「あたし~力ないから~重いの持てないの~。」キャピキャピ



ヴェールヌイ「あとで女司令官を修理しておいてもらうからね。皆さんごめんなさい。」



女提督「やめて!謝らないで!イタイから!心が痛いから!」



千歳「あはは…」




―――千歳と千代田の宿泊部屋



千歳「いい人みたいね。」



千代田「そりゃそうよ。霞さえ受け入れてくれるんだもの。」



千歳「千代田。さっきのも含めて言い過ぎよ。」



千代田「千歳姉ぇは憎くないの?」



千歳「千代田…」



千代田「大切な人を!VV少佐を、自殺に追い込んだのよ!」



千歳「……そうね…でも、このまんまじゃ霞が壊れちゃうわよ……」



千代田「いいんじゃない?当然の報いよ。」



千歳「……千代田…」



千代田「前も言ったけど。霞に対しての態度は変えるつもりないから。」



千歳「…」




―――霞の宿泊部屋



ヴェールヌイ「それじゃごゆっくりどうぞ。」



霞「…どうも。」



パタン



霞「……うっ…うう……だめよ霞……強くならなきゃ…」



霞「荷物しまおう。」



ガラッ



卯月「ぴょっ!?」



霞「!?」



ピシャァン!



霞「(クローゼットになんかいたぁ!なに!?え?ここ私の部屋よね!?)……もう一度……」



ガラッ



島風「お゛ぅ!?」



ピシャァン!



霞「(まてまて!別のがいた!別のがいたよ!なに次また別のやつ出てくるの!?)……なんなの!?」



ガラッ



女提督「やぁ!」



霞「なんであんたがいんのよ!さっき執務室にいたでしょうに!」



卯月「うーちゃん達に不可能はないぴょん。」



島風「びっくりした?面白かった?」



霞「あんたら、でていけぇ!」



卯月「逃げるぴょーん!」



島風「じゃあ後でねぇ~!」



霞「脱兎のごとく!?」



女提督「嬢ちゃん…なかなか、ええやないか。」



霞「いやいや…あんたも出ってってよ。」



女提督「えぇ~…霞ちゃんとお話したいなぁ?」



霞「私としゃべると…あんた死にたくなるかもよ。」



女提督「やれるもんならやってみたら?こちとらぁ…1回死んでるし。」



霞「1回死んでるって……」



女提督「本当に死んだ…いや、あの状態は九死に一生?まぁその辺の話もしてみようや。のう?」



霞「勝手にしなさい。」



女提督「うん。勝手にする♪まずは…」



霞「…なによ…」



女提督「水。」



霞「その流れから水!?」



女提督「喉が渇いちゃってね?」




―――施設玄関



スーツの男「すいませ~ん!」



施設長「あら?どちら様ですか?」



スーツの男「すみません。私◆◆教材の◆◆と申します。」



施設長「あぁ……教材の訪問販売ですか。申し訳ないんですがお断りを…」



スーツの男「ですよね。では一応このパンフレットだけもらってください。お願いします。」



施設長「では。お疲れさまです。……あら?この絵本……」



スーツの男「その絵本は絶版だったものをうちが独占で販売できるようにさせていただきました。」



施設長「これって5冊って買えるかしら?」



スーツの男「ええ!もちろんです!明日持ってきます!」



施設長「ならお願いしちゃおうかしら?」



スーツの男「ありがとうございます。初めてご購入されますよね?」



施設長「そうね。」



スーツの男「ではもう1冊プレゼントいたします!それとこちらの教材も1セット!」



施設長「あら?いいんですか?」



スーツの男「ええ。もちろんです!まぁ、お試しということで……では明日お持ちする形でよろしいですか?」



施設長「ええ。お願いします。」



スーツの男「ありがとうございます!では失礼します!」ペコリ



施設長「お願いします。」



チビ朝潮「先生!お姉ちゃん達帰っちゃうって……」グスッ



朝潮「ごめんなさい。また来ますから?ね?」



提督「また遊ぼう?」ナデナデ



チビ朝潮「うん……」



施設長「色々とありがとうございました!」



提督「いえいえ。もし何かあったら連絡ください。お手伝いしますので。」



満潮「悪いやつ来たらとっちめてやるわ。」



施設長「ありがとう。そうだ!こんどそちらの鎮守府を見学させていただいてもいいかしら?」



提督「もちろんです。皆さんで来てください。送迎もしますよ?」



施設長「いいんですか?ありがとうございます。」



夕張「ふぅ…もどるんですか?」



提督「なんでお前は油まみれになってるの?」



夕張「オイル抜きミスった……」



施設長「シャワー浴びていきなさい。いいですね?」



夕張「お借りします…」



提督「申し訳ないです…」



荒潮「朝潮ちゃん。もう少しだけ遊びましょうか?」



チビ朝潮「いいの!?」



満潮「ええ。あのおバカさんがお風呂あがるまでね?」



チビ朝潮「あぁ!バカって言っちゃいけないんだぁ!」



施設長「そうね?バカはいけません。」



満潮「あ、ごめんなさい。」



チビ朝潮「いいこいいこ~♪」



朝潮「満潮は私に勝てませんね。」



荒潮「そうね。そうなるわね。」



満潮「なぜそうなるの!?」



チビ朝潮「早く遊ぼぉ!!」ピョンピョン




―――1832 霞の宿泊部屋



霞「ねぇ?」



朝雲「なに?ジュース?」ペッタリ



山雲「お菓子~~?」ペッタリ



霞「いや、離れてほしいんだけど?」



朝雲「まぁ!?なんてこと言うんでしょうね?」



山雲「施設のときはベッタリだったのにぃ…」



女提督「そうなの?」



霞「朝雲姉さん!?」



朝雲「山雲と同じくらいくっついてたわね。特にあの夜の日なんムグ!?」



霞「あれはわ・す・れ・て!」



山雲「実は~」



霞「やめてください。お願いします。」



女提督「わお…丁寧なお辞儀…」



朝雲「わかった。言うのはやめてあげる。」



山雲「紙とペンよ~。」



霞「書くなぁ!」



コンコン!



神通『すみません神通です。女提督さんいらっしゃいますか?』



女提督「はーい!ごめん執務室に戻るね。」



霞「ありがとう。」



女提督「いえいえ。」




―――1841 執務室



提督「きたきた。」



女提督「戻ってたんだ!どうだった?」



提督「いいところだったよ。施設長さんもいい人。」



女提督「そう。友元帥から連絡あって、3人の艦娘さんをうちで受け入れた。」



妙高「事情はこちらの資料に。」



提督「朝潮型…霞……朝潮達の妹か?」



女提督「そうみたい。血のつながりはないけど施設では姉妹同然ってやつね。」



提督「お?しかも今日行った施設の出身の子か。」



女提督「そうみたい。だからなるべく朝潮ちゃん達にも協力してもらう予定。」



提督「しかしまぁ、このVVの指揮官も自殺なんて…」



妙高「秘書官としての執務中、指揮官を罵倒。それに精神的に追い詰められた指揮官が飛び降り。」



提督「罵倒?」



女提督「まぁ、本人はしっかりしてもらいたいだけでちょっと言い過ぎたのは認めるみたい。ただ、飛び降りたところに居合わせててね。」



提督「現場に居合わせてんのか…きついな。様子は?」



女提督「千歳ちゃんはなるべく明るく振舞ってくれてる感じで、千代田ちゃんと霞ちゃんがかなり険悪ムード。霞ちゃん自信も精神的にまいってるとは思う。」



提督「なるほどな。なんでそこまで険悪ムードなんだ?やっぱりここに書いてある通り罵ってたのが原因だからか?」



女提督「それもなんだけど…千歳ちゃんと千代田ちゃんはカッコカリを約束してたみたいで、特に千代田ちゃんは本当に恋仲だったみたい。…その分相当、霞ちゃんを恨んでる。」



妙高「千歳さんも間を取り持とうとはしてますが…内心は今のところ見えてきません。」



提督「これは俺達も調査するのか?」



女提督「まだ未定。」



提督「了解。朝潮達には霞がいることを伝えておく。」



女提督「頼んだぜ。」



コンコンコンコン!



千歳「こんばんは。」



千代田「お疲れ様です。」



妙高「千歳さんに千代田さん。提督、先ほどことは私から朝潮ちゃん達に連絡しておきます。」



提督「わるいな…そのまま上がってくれていい。お疲れ様。」



妙高「大丈夫です。ありがとうございます。千歳さん達もお先に失礼します。」



千歳「お疲れ様です。」



女提督「お疲れ様~。それで2人は?」



千代田「そろそろ、もう1人の指揮官さんが戻ってきてないかなと思いまして。」



提督「俺のことか?提督だ。…ん?」



千歳「!」



提督「千歳さん酒好きだな?」



千歳「そういう提督さんもですね?」



提督「わかるか…」



女提督「お酒好きは特殊な電波発信してるの?」



千代田「千歳お姉ぇ!?お酒はだめよ!絶対!」



提督「かもな。よし。千歳さん。屋上にで飲むか?話聞かせてくれ。」



千歳「いいですよ?」



提督「千歳さん、ダッシュ!ついてきてくれ!」



千歳「了解です!」



シュババババ! タッタッタッ――――



女提督「ものすごい勢いで飲み道具一式もってったね。まいっか…」



千代田「よくないです!」



女提督「飲ませるとヤバいの?」



千代田「飲ませすぎると脱ぎ始めるんです!」



女提督「止めろぉ!!」




―――■■鎮守府 寮 屋上



女提督「お酒だめ…スゥ…」



提督「弱いんだから付き合わなくてもいいのに。」パサッ



千代田「やさしいんですね。」



提督「まぁ。すまん、装備の話だったな?」



千歳「そうです。私達の装備は5回も変わったんです。」ゴクッ



千代田「登録艦種も水母から軽空母になりました。」



提督「そうなのか。さて、直球で悪いが、VVの中佐さんってどんな人だったんだ?」



千代田「…努力するだけどその努力が空回りするときがある人ですね。」



千歳「結果私達が大破したりすると、すっごい落ち込んでね…」



千代田「でも霞のやつ…ことあるごとに責めて!」ダンッ!



千歳「落ち着いて千代田。」



提督「まぁ嫌じゃなきゃ飲んで。弱いのにしてあるし。」



千代田「ありがとうございます。あれ?なんで私まで飲まされるの?」



提督「気にするな。それでなんで2人はカッコカリを決めたんだ?」



千代田「努力する人でしたから…そんな姿にひかれて…」



千歳「私は…お酒のノリで?」



提督「ノリでカッコカリ決めたって…まぁ人それぞれ。ちなみに千歳は霞に対して何かあるか?」



千歳「ええ。私は…うーん…よくわからないって感じかしら。霞は霞なりにしっかり中佐にしてほしかっただけだと思いますから…」



提督「そうか…」



千代田「提督さんも霞には気をつけてくださいね。」



提督「ははは…」



千歳「提督さんはカッコカリされてるんですか?」



提督「してる。」



千歳「あら。お1人と?」



提督「いや6人。」



千歳「まさかの…絶r」



千代田「おーっとそれ以上はだーめ。お酒もここまでね。」



提督「俺は初め1人だけと思ってたんだが、最初にカッコカリした奴に他に好きな人もいるんだから答えてあげなさい的なことを言われてな。だからきちんと大切に思ってるぞ?」



千代田「あらあらあらあら。」



千歳「やっぱり絶r」



提督・千代田「「 言わせない! 」」



千歳「お酒美味し~。なんのお酒ですかぁ?」



千代田「あれ!?飲んでる!?」



提督「これ。」ゴトン



千歳「それ年代物じゃないですか!?」



千代田「高いの?」



千歳「まぁまぁするわねぇ…」



提督「美味しければいいのだ。」ゴクッ



千歳「おいしぃ。あぁ……あつい…」ヌギヌギ



千代田「だめ!千歳姉ぇ!全部脱ぐ気でしょ!?」



千歳「だって熱いんだもの…」



提督「脱ぐな!よし。お開きだお開き!また後で飲もうな?」



ヌーギーターイ! ダメダッテ! ヘヤニモドッテカラニシテクレ 

オンナシレイカンムカエニキタヨ? オレガハコブカラアトタノム




―――2102 海軍立施設児童養護施設 教員室



摩耶「わるいな、先生。」



施設長「もうね、慣れっこになるわよ。」



摩耶「合わない相手だとさ、だめなところばっかり目立っちまって…」



施設長「大人なんだから。とはいうもののねぇ…」



摩耶「また明後日でも別の鎮守府探しに行ってみるよ。」



施設長「明日ではないのね…次にまた帰ってきたら泊めませんからね?」



摩耶「そう言ってなんだかんだ泊めてくれる先生であった。」



施設長「よし。わかりました。今出てきなさい。ハリーアップ。」



摩耶「そういわないでくれよ!悪かったって!」



施設長「うふふ♪」



チビ朝潮「先生~…眠れな~い…」ガチャ



摩耶「お?どうした?一緒に寝るか?」



チビ朝潮「寝る~…」ピトッ



摩耶「そうかい。よっと。」トン…トン…



チビ朝潮「むみゅ……Zzz……」ペタッ



施設長「相変わらず寝かすのはうまいわね?」



摩耶「まぁな。」トンットンッ



施設長「いっそ養護施設の先生になったら?」



摩耶「いや…まだダメだ。あいつを見つけるまで……」



施設長「そうだったわね…さぁ!あなたも寝なさい。明日は子供たちの遊び相手よ。」



摩耶「了解だ。」



チビ朝潮「……」ハムッ



摩耶「~~~!首をアムアムするなぁ」




―――― そして日は変り ――――

―――0947 ■■鎮守府 母港




女提督「おはよう!」



「「「 おはようございます! 」」」



女提督「さぁ今日も元気お願いしまーす!遠征班の点呼するから返事お願い。まず遠征1班大淀ちゃん、川内ちゃん、多摩ちゃん、伊勢ちゃん、初春ちゃん、五月雨ちゃん、南方棲鬼ちゃん!」



大淀「はい!」

川内「おっけー!」

多摩「任せるにゃ。」

伊勢「準備OKです。」

初春「問題なしじゃ。」

五月雨「がんばります!」

南方棲鬼「はいはい。」



女提督「1班はまず船舶護衛ね。しっかり護衛してあげてください!」



1班「「 はい! 」」



女提督「よし!じゃぁ出発!」



イッテキマース! ナンカアッタラレンラクスルー! ワイワイ!



女提督「気をつけてね~!よし。次遠征2班、点呼するよ。神通ちゃん、熊野ちゃん、球磨ちゃん、扶桑ちゃん、初霜ちゃん、卯月ちゃん、離島棲鬼ちゃん!」



神通「ここに。」

熊野「お任せくださいまし。」

球磨「クマ~!」

扶桑「大丈夫だと思います。」

初霜「います!」

卯月「まっかせるぴょーん!」

離島棲姫「は~い。いるわ。」



女提督「OKOK。2班のみんは拠点防衛です。ボーキサイトの採掘場がある港の警備をお願いします。8時間で交代だから次の人達に引継ぎしたら戻ってきてください!」



2班「「 了解! 」」



女提督「お願いします!」



イクワ! レッツゴー! テキコナイトイイネ~ ダネ~



女提督「さぁて執務にもどりますか。」



千歳「遠征ですか?」



女提督「お?千歳ちゃん早いね?」



千歳「はい。朝の空気を吸いたくて。」



女提督「お酒強いんだね?」



千歳「まぁまぁです。」



女提督「せっかくだからさ、話さない?」



千歳「いいですよ?」



女提督「ありがと。担当直入に聞くけど、千代田ちゃんと霞ちゃんの溝は埋めてあげたい?」



千歳「ええ。そう思ってはいるんですけど…なかなかに…」



女提督「そう。事件以来、千歳ちゃんと霞ちゃんは2人で話した?」



千歳「いえ。私達を避けてるみたいで…ほとんど。」



女提督「やっぱりね。じゃぁ今日は千歳ちゃんの思ってることを霞ちゃんに話してあげてくれないかな?もちろん千歳ちゃんがよければだけど。」



千歳「わかりました。お願いします。」



女提督「了解。場所をきちんと作るからそうしたらまた呼ぶね。」



千歳「はい!」




―――武道場



霞「でやぁあああ!」



提督「甘い!」パシッ ダンッ!



霞「よっと!」タンッ



提督「上はだめだな。」トンッ



霞「……まいりました。」



提督「上出来。なかなか筋もいい。」



三日月「はい!いいと思います。」



霞「おろして?」



提督「え~……」



霞「なんでよ……」



提督「じゃぁこのままスクワットでも。1、2―――」



霞「きゃぁ!ちょっと!わっ!やめ!この!ばk……」



三日月「司令官!」



提督「わるいわるい。」



霞「…いえ…いいの……」



三日月「……」ツン



霞「ひゃう!」



三日月「次は私とやりましょう?」ツンツン



霞「ちょっと、ツンツンしないで!」



三日月「……」ツンツンツンツンツンツン



霞「なんなのよぉ!」バッ



三日月「はッ!」



霞「おぉお!?」グルン ドタン



三日月「これでマウントポジションです。お覚悟を」スッ



ツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン!



霞「あははははははは!くすぐったい!やめ!あはははは!」



女提督「私も混ぜろ!」



提督「唐突に出ましたね?」



三日月「これくらいで許してあげます。」スッ



霞「ゼェ……ゼェ……」



女提督「ありゃりゃ…」



霞「はぁ……女提督さんもやるの?」



女提督「違うよ。ちょっと霞ちゃんに用があってきたの。」



霞「私?」



女提督「このあとちょっと執務室まで来てくれない?」



霞「了解よ。」



提督「俺は?」



女提督「いらん。」



提督「いらないのかぁ…」



女提督「そうなのか?」



提督「どっちだよ!」



三日月「いらない子です。」



霞「三日月!?」



提督「三日月ぇ…やるかぁ?」パキペキ



三日月「いいですよ?どうぞ?」コキッ コキッ



霞「ちょっと!?」



女提督「大丈夫。見てて。」



シュッ! ダンッ! ガシッ!バッ スッ

パシン! ババッ! ガシッ



三日月「あう~……捕まりました…やっぱり司令官には敵いません…ですが、相打ちにはなりましたね。」



提督「隠しナイフを当ててきたか…訓練用じゃなきゃやばかったな…でも、あんまり強くならないでくれ…最近、睦月まで謎の三日月を返せコールを言うように…」



三日月「す、すいません…」



女提督「ね?大丈夫でしょ?」



霞「ええ…そうね。」




―――1001 海軍立児童養護施設 施設長室



スーツの男「では昨日の絵本です。」



施設長「ありがとうございます。代金は?」



スーツの男「こちらでお間違いないでしょうか?」



施設長「あら?安くなってますけど?」



スーツの男「はい。できれば長いお付き合いをと思いまして。別に教材は買わなくても大丈夫です。また絵本が必要な時に検討願えればと。」



施設長「では、本当にこのお値段で?」



スーツの男「はい!」



施設長「では…こちらで。」



スーツの男「確かにちょうだいいたしました。……ここの子供たちは元気ですね。」



施設長「ええ。本当に。」



スーツの男「私も実は施設出身なもので―――」



摩耶「来客中わりぃ!スパナどこ?」



施設長「裏の箱の中よ。」



摩耶「了解。……お?絵本!これよく読んだなぁ……」



スーツの男「昔は結構人気ありましたものね。将来、艦娘になる子にもいい話だと思います。」



施設長「そうかもしれないわね。……あの、いま艦娘とおっしゃいました?」



摩耶「……あんた一般人だよな?なんでここの子達のこと知ってんだ?」



スーツの男「いえ!ここが噂でそういうところだと!」



摩耶「お前……何――――」



スーツの男「ちっ!」カシャ!



施設長「銃ですか…」



スーツの男「大人しくしろ。余計なことしたら…子供たちを〇す。」



摩耶「きたねぇな…」



スーツの男「それでいいさ。子供たちを車に乗せろ!」



施設長「拒否したら?」



スーツの男「…」バンッ!



摩耶「本気見てぇだな。」



タッタッタッタッタッタッ!



チビ朝潮「先生、お掃除の時間です!」



施設長「朝潮!来ちゃだめ!」



スーツの男「いいとこ来ましたね!」ガシッ!



チビ朝潮「やだぁああ!いやぁあああ!」



スーツの男「ごめん!ちょっとだけ我慢してくれないかな?」



チビ朝潮「うえぇえええええん―――」



スーツの男「そうだよな!怖いよな!これしまうから。」



チビ朝潮「う…ひぐっ…」



スーツの男「いい子だなぁ。ほら車に乗せろ!勘違いするな子供の首くらい簡単に折れるぞ?」



施設長「…わかったわ……摩耶ちゃんも動かないで。」



チビ朝潮「う…せんせぇ…」




――――1115 ■■鎮守府 執務室裏



千歳「執務室裏にこんな部屋あるんですね?」



加賀「ええ。ここは一応セーフルームになってるわ。防音だから漏れる心配もないわね。」



千歳「なんでセーフルームを?」



加賀「女提督曰く、作っておいた方がかっこよくない?だそうよ。」



千歳「面白い人ですね?」



加賀「控え目にいって面白いわ。」



ガチャ!



女提督「お待たせ。」



霞「!……私いいわ…」



千歳「だめ!きちんと話をしたいの。お願い。」



霞「私は千歳と話をできるよな立場じゃないから……」



千歳「霞。霞が中佐さんを立派にしたいと思ってたのは知ってるの。」



霞「でも、あの人は死んだ。私が〇したの。」



千歳「かもしれない。でもだからと言ってあなたとの関係がこのまま崩れるのは嫌よ。あの時のだって私達のことを思って言ってくれてたのはわかってるのよ?」



霞「……」



千歳「霞。だからね?」



霞「いいの?」



千歳「うん。」



霞「ごめんなさい……ごめんさい……ごめんさい……」ペタン



千歳「うん。もういいの。」ギュッ



霞「うん……」



千歳「あとは千代田ともね?私も手伝うから?」



霞「うん……」



千歳「女提督さん場所を作ってくれてありがとうございます。」



女提督「いいえ。とんでもない。」



コンコン!コンコン!



加賀「あら?」



提督「悪が入るぞ!女提督、緊急任務だ!大会議室にすぐ来てくれ!」



女提督「了解」



千歳「敵襲ですか?」



加賀「いいえ……この場合は違うわね。遠征班には?」



女提督「とりあえずそのまま続行で。でも動きがあったら連絡するようにだけ伝えて。」



加賀「了解です。」



霞「なんなの?」



女提督「ごめん!後で説明する!」



提督「急げ!」




―――大会議室



友元帥『緊急だ。誘拐事件発生。』



提督「場所は?」



友元帥『海軍立児童養護施設の子供たちが誘拐された。』



朝潮・霞「「 うそでしょ…… 」」



友元帥『残念だが事実。』



女提督「けが人は?」



友元帥『いない。』



叢雲「犯人からの要求は?」



友元帥『それが無いんだよ。施設長の話からだと、子供たちが目当てだったらしい。』



電「犯人につながる情報は?」



友元帥『摩耶という艦娘がいて、ちょっとだけ抵抗した際に相手の皮膚をひっかいたらしい。そのDNAが反艦隊勢力の1人のものと一致してる。』



提督「まったくあいつらは…」



友元帥『自由に動けるように手配はする。だからこの事件の調査をそちらで頼む!』



女提督「わかった。早速動くね。」



友元帥『こっちも情報が入り次第連絡する。いまあるすべての情報はデータで送る。以上!』プツン



提督「ということだ。俺は直ぐ現場に行こうと思う。」



女提督「うん。だけどだれか連れていって。」



提督「朝潮、朝雲、リコリス、赤城、夕張!行くぞ!」



朝潮「了解です!」



夕張「使えそうな道具もって行きます。」



朝雲「手伝うわ。」



赤城「偵察機でいいですか?」



提督「ああ。有効範囲の広いやつを頼む。」



飛行場姫「了解。準備に5分ちょうだい。」



提督「では10分後、入口の車の前に集合!」



女提督「お願いね!」



提督「おう!」



女提督「さて、残りの人達は一端待機状態になります。時雨ちゃんとヴェルちゃん、リ級ちゃんとイムヤちゃんは執務室まで。一度解散!」



白露「女提督さん、MM鎮守府には連絡どうする?」



女提督「一応緊急任務発生とだけ。手伝ってもらうときがあったら手を貸してもらうってお願い。」



白露「わかったよ~。」タッタッタッ



千代田「あの…すいません。なんで皆さんが調査を?」



妙高「あ、お話してませんでしたね。私達、艦隊調査保護局といいまして―――」



~妙高さん丁寧に説明中~



千歳「そうなんですか…」



女提督「これを聞いてしまったからには協力してもらうよ?」



千歳「はい!」



霞「この施設……私のいた施設なの…手伝うわ。」



千代田「出来んの?人ころs―――」



パシィン!



千歳「いい加減にしなさい!千代田!」



千代田「……」ガタン!タッタッタッ



千歳「千代田!」



鈴谷「千歳さん。ここは鈴谷に任せて。」



叢雲「そうね。あの時みたいなものだもんね。」



鈴谷「そそ。さ、叢雲もかもーん。」



叢雲「ええ。千代田さんのことはこっちで。」



千歳「ごめんなさい。大変な時に…」



女提督「霞ちゃんも施設行く?」



霞「いいの?」



女提督「もち!提督ー。霞ちゃん追加」



提督『まだいるから入口まで来てくれ。』



女提督「母港入口の車まで行ってね!」



霞「はい!」タッタッタッ



女提督「うっし!千歳ちゃんは執務室にまた来てもらうよ。」



千歳「はい!」




―――寮 屋上



千代田「なんなのよ…」ウズクマリ



鈴谷「ちーっす。ほれ。これ飲みんしゃい。」



叢雲「あんたどこの出身よ…」



鈴谷「ポルトガル。」



叢雲「うそつけ!」



千代田「なんなんですか?」



鈴谷「あれ?自己紹介したっけ?」



叢雲「しっかりはしてないわね。叢雲よ。」



鈴谷「鈴谷だよ。」



千代田「よろしく。そして、ほっといて。」



叢雲「残念ながらこの鎮守府の人って、こういう感じの人をほっとけるやついないのよ。」



鈴谷「だから、あ~きら~めて♪」



叢雲「ノリノリねあんた…」



千代田「……ほんと……なんなのよ…」



鈴谷「まぁまぁ、本題いきますか。千代田さん達の事情は聴いてる。それで、千代田さんはさぁ……霞ちゃんのこと憎くてしょうがないでしょ?」



千代田「ええ。大っ嫌い。死んでほしいくらいね。」



鈴谷「鈴谷もそうだったんだ。そこにいる叢雲のことをね?」



千代田「……なんで?」



叢雲「うちの提督との作戦中に脱出方法が1つしかなくてね。提督を半ば見殺しにしたのよ。」



千代田「でも、生きて…」



鈴谷「瀕死で見つかって治療して戻ってきたんだけどさ…まぁ戻ってくるまでの間にあった話よ。」



千代田「……」



叢雲「今の霞の状態が、そん時の私で。」



鈴谷「千代田さんが鈴谷的な?だから千代田さんの気持ちよーくわかるんだよねぇ…」



千代田「じゃぁ…なんで今そんなに仲良くしてられるの?」



鈴谷「しっかり話したからかなぁ?叢雲の奴、提督が死んだって言うのに涙1つ見せないしさ、こっちも頭きて殴りこみよ。そして怒鳴りあいの結果、叢雲の本心を聞いて仲直り。」



千代田「霞と話し合えって?」



叢雲「そうだけど…それは千代田の気持ちの整理がついてからでもいいし、殴りあい覚悟で乗り込んでもいいし。自由でいいと思うわよ。」



鈴谷「そうそう。話もしたくなければ憎んだままでもいいし。とりあえず今は、ゆっくりと考えればいいと思うよ。」



千代田「……」



叢雲「ちなみになんだけど……その指揮官の人のこと好きだったの?」



千代田「……うん…初めてお姉ぇ以外で好きになれた人だったの。」



鈴谷「恋ですねぇ……」



千代田「そう。初恋って言うのかしらね?」



叢雲「なんか甘い空気出てきたわね。それで?」



千代田「千歳姉ぇは、お酒好きなんだけど飲み過ぎるところあるから…中佐さんと一緒に、どう飲ませないようにするかとか話すのが好きで…そのうち……好きになってった……」



鈴谷「おぉう……いいよぉ、そう言うのいいよぉ。」



千代田「そして、霞が入ってきて、最初はクズとか言っても笑ってたんだけど…言われ続けてるうちに……暗くなっていって……それで……あんなことに……」



鈴谷「そうだったんだ。」



叢雲「ふーむ…」



千代田「だから……霞を許すことできない。」



鈴谷「ならそれでいいじゃん。ね?」



叢雲「ええ。いいじゃない?」



千代田「……なんか話したら、落ち着いたかも。」



鈴谷「ならよかった。叢雲も気を付けなさいよ。提督のことバカとか言ってんでしょ?」



叢雲「言うに決まってるでしょ。だってバカなんだもの。」



千代田「ひどくないですか?」



叢雲「この際1つ言いますけど、あの人――――」ウンヌンカンヌン



鈴谷「案外のろけ話だからね?」コソッ



千代田「まじ?」コソッ



叢雲「――ってことがあったのよ。馬鹿でしょ?」



鈴谷「ちょっとまって叢雲さん。洗濯物の色移りさせたのは提督が悪いよ?でもカッコカリ勢として聞き捨てならないことを聞いたのですが?お揃のパジャマってどういうことじゃい?」ガシッ!



叢雲「お揃いって言っても色違いよ。色移りしてだめになったから買っただけよ?鈴谷だってペアリングあるじゃない。なに?ジェラシー感じちゃった?」ニコッ



鈴谷「ほぉう…叢雲さんや…拳で語り合おうかい?」グググ



千代田「ちょっとまって!?ここで喧嘩しないで!?」



ムラクモォオ!キシャァーー! スズヤオチツイテ! キャイキャイ――




―――1358 執務室



ヴェールヌイ「地図だよ。」



女提督「ありがとうね。」



伊168「なんで子供たちを要求もなしに誘拐なんか…」



女提督「うーん…」



時雨「どうやら資料を見ると艦娘の適正がある子供だって知ってたみたい。」



女提督「そうなると…反艦隊のことだから、人身売買目的、研究材料、洗脳教育で兵士にさせる。良い未来なんてないね…」



リ級「これが反艦隊勢力の拠点とみられる場所。」



女提督「それで施設がここと…発生から4時間か…」




―――1357 海軍立児童養護施設



朝潮「先生!摩耶さん!」



施設長「あら…朝潮ちゃん。」



霞「お久しぶりです。先生。」



施設長「霞ちゃんまで……」



飛行場姫「一応に荷物おかせてもらうよ。」



摩耶「おいおい!なんで深海棲艦がいるんだ!?」



赤城「大丈夫です。味方です!」



飛行場姫「心配無用!」キメポーズ



摩耶「あ、うん。大丈夫そう…」



夕張「摩耶さんのおかげで犯人のDNAとれたそうです。」



摩耶「最後に引っ掻いてやったんだが…取り逃がした…くそ!」



提督「こんにちは。昨日は。」



施設長「提督さん…どうしてここに…」



J「この人が艦隊調査保護局の人達ですよ。」



施設長「じゃぁ、朝潮ちゃんや朝雲ちゃんも?」



朝雲「ええ。保護局の執行官補佐よ。」



施設長「そうなの…ごめんなさい。なんか涙が…」



朝潮「先生。こっちで休みましょう。」



朝雲「そうしましょう?霞も来て!」



霞「わかった。」



提督「摩耶さんのおかげで犯人はわかりました。今捜索中です。」



J「誘拐されたのは5人。朝潮ちゃん、霞ちゃん、潮ちゃん、睦月ちゃん、扶桑ちゃんです。」



提督「朝潮に霞か…」



摩耶「あぁ……それで犯人、あいつ何者なんだ?」



提督「反艦隊勢力みたいです。」



J「マジっすか。顔わかります?」



提督「こいつ。」



摩耶「この野郎だ。間違いない!」



J「あれ?この男…」



提督「なにかコイツ関係で知ってることあるのか?」



J「不確かですけど、一度反艦隊の基地で見たことあります。なんか資料とか渡してました。そのあと兵士の増加がありましたね。兵士の買い付けとかの担当かもしれません。」



摩耶「買い付けって……」



J「こいつらに関しては人は道具ですから…となると…洗脳教育で反艦隊勢力の艦娘部隊でも作る気でしょうかね?」



提督「なら…生かして連れていく可能性の方が高いな?」



J「ですね。まぁ連れていったのが女の子しかいませんから、他の目的もゼロというわけじゃなさそうですけどね…」



夕張「提督!赤城さんがそれらしき車を発見したようです!」



提督「わかった!飛行場姫は一緒にいくぞ。」



飛行場姫「了解。」



提督「Jさんはさっきの話を女提督にお願いします。」



夕張「提督にリコリスさん。採取キット使ってください。」



飛行場姫「借りてく。」



タッタッタッタッタッタッ




―――??海上



スーツの男「ふぅ…少し休もう?君たちも疲れただろう。さぁこのお菓子を食べるといい。」



チビ朝潮「…帰してください。」



スーツの男「おやおや。小さいのに鋭い眼光。さすが艦娘適正がある子だ。せっかくだ。みんな、お名前聞かせてくれる?」



チビ朝潮「…」



スーツの男「ありゃ~……だんまりになっちゃった…言わないと海にポイッとしちゃうかも…教えてくれるかな?」



??「…ヒグッ」



チビ朝潮「大丈夫ですよ…朝潮です!」



スーツの男「言えるはじゃないか。いい子だね。このチョコレートをあげよう。君のお名前は?」



??「……です…」



スーツの男「もうちょっと大きい声でね?」



チビ霞「霞…です…」



スーツの男「霞ちゃんね?じゃあそっちの3人も。」



チビ潮「…潮……」

チビ睦月「睦月……」

チビ扶桑「扶桑……」



スーツの男「おお。戦艦の子がいるじゃないか?まぁ、変なこととかしたりしないから安心してね?ほらみんなでこれ食べなさい。飲み物も飲んでいいから。」



チビ睦月「帰りたいよぉ……」



スーツの男「うーん…もうちょっと我慢してもらいたいなぁ…」



チビ潮「先生の所がいいよぉ……」



スーツの男「だよね……でもそれは今できないな…ごめんね。それじゃ、ここにいてね。」



パタン



チビ朝潮「なにか…あ……これ…………」




―――1541 ■■執務室 執務室



提督『車を見つけた。鑑識の人と一緒にいま中を調べてるところだ。』



女提督「なにか情報ない?」



飛行場姫『んー…やたら変な葉っぱはある。なんか服に引っ付く…』



女提督「その葉っぱの写真送ってくれる?」



飛行場姫『送った。』



女提督「ほうほう…ヴェルちゃんこの葉っぱの生息地の地図をだして。名前は▲▲▲▲。」



ヴェールヌイ「でたよ。」



女提督「それの形を全部……あった!これの生えてる地域に限定して。」



ヴェールヌイ「できた。」



女提督「よし!見つけた!この地域だ!」



提督『わかったのか!?』



女提督「うん!その葉を持つ木は地域で葉の形が変わるの。島の形状、海流、立地………ここだ!島もたぶん特定できた!」



飛行場姫『じゃぁ出撃?』



女提督「そのつもり。すぐに編成を考えて、内部に潜入して提督には子供たちの救出をしてもらわないと。」



提督『俺はリコリスを施設においてからそっちに戻る。』



女提督「了解。潜入は提督は誰か連れてく?」



提督『皐月、三日月、明石、レ級の4人。』



女提督「わかった。施設から戻るとき朝潮ちゃんと霞ちゃんも一緒に戻ってきて。」



提督『ああ。』



プルル!



女提督「提督ちょっとまって本営から電話!はい!■■鎮守府です!」



霧島『霧島です。早速ですが先ほど海上から小型船の救助信号が発信されました。追跡してますが速度から考えて救助を要請するような速度ではなさそうです。』



女提督「移動方向は?」



霧島『反艦隊基地方面に行けると思います。』



女提督「了解!そのまま追ってくれる?」



霧島『もちろんです!では!』



女提督「提督聞いた?」



提督『ああ。誰かが救難信号の装置を押したってことか?』



女提督「だね、今施設と回線つなげるから待って。もしもし?』



赤城『こちら施設の赤城です。どうされました?」



女提督『施設長さんいる?』



赤城『はい!少々お待ちください―――代わります。』



施設長『代わりました。』



女提督『施設長さん。女提督といいます。朝潮ちゃん達が船とかに乗ったときの救難信号とかについて教えたりしましたか?』



施設長『そういえば、この前フェリーに乗ったときに救難信号を送れるんだということを教えました。たしか、黄色い機械だと。』



女提督「施設長さんナイスです!」




―――1655 基地島



オーラーイ! オーラーイ! ソコデイイゾー!



兵士「いいか!艦隊は不要だ!我らの思想に背くものは撃て!」



兵士「「「「 イエッサァ! 」」」」



チビ潮「……こ…わい…」



スーツの男「大丈夫だよ。こっちにおいで。」



ガシャン ガシャン



スーツの男「ようこそ、反艦隊勢力南東支部へ。」



??「へぇ、この子達なんだ。」



スーツの男「支部長。連れてきましたよ。」



??「うん。いい子達みたいだ。今日は休ませてあげよう。」



チビ霞「お家に返してください。」



??「なんだその目…アイツみたいな目をしやがって!」



スーツの男「やめてください。恐怖はこれから先の教育の邪魔になります。」



??「こいつ…むかつく目をしやがって……」



スーツの男「反抗的な態度は仕方ないですよ。元VV中佐さん。」



VV中佐「そうかよ。その反抗的な目つきも直させろよ。」



スーツの男「ええ。承知してます。ん?おっと。これは救難信号の装置ですね?なかなか鋭い子だ。」ガシャン!



チビ朝潮「……」



スーツの男「君みたいな子。嫌いじゃありませんよ。」ナデナデ



VV中佐「大丈夫なのか?」



スーツの男「ええ。誤作動と思いますよ。」



VV中佐「ならいい。あとは頼むぞ。特殊兵装を見てくる。」



スーツの男「はいはい。じゃ、君たちはこっち。」




―――■■鎮守府 大会議室



照月「戻りました!」



瑞鳳「準備もしてきたよ!」



女提督「急に戻ってきてもらっちゃってごめんね。」



秋月「大丈夫です!」



初月「雲龍さんたちは本営でいつでも出撃できるように待機してくれてるよ。」



女提督「ありがと。それじゃ作戦説明をしましょう。」



提督「潜入班の装備は準備はできてるか?」



三日月「スタン、スモーク、麻酔、ネット、ゴム弾。持てるだけ持ってます。」



レ級「あと尻尾も!あはは!」



皐月「司令官のもある程度準備しておいたよ。」



提督「さすが、ありがとう。」



女提督「さて、霧島ちゃんの情報とあたしの推測からだと、敵本拠地はここ。鎮守府からここを通って南へ。何回か戦闘があるかもしれないから行く人は気をつけて。」



雷「深海棲艦もこんなにたくさん……」



村雨「ん~?この深海棲艦っていつぞやの人口深海棲艦っぽい?」



夕立「最近『ぽい』がとられてるっぽい……」



女提督「まぁ……『ぽい』に関してはとくに言いませんけど…その通り。9割で人口深海棲艦。」



戦艦棲姫「懲りずにまぁ…こんなものを。」



女提督「主に駆逐、軽空母の編成ばかりだけど数が多いから注意して。」



提督「これなら、敵が深海棲艦の間を抜けて基地に行けたのは納得だな。」



女提督「だね。出撃メンバーの発表だよ。前のモニターに注目!一番前の人が旗艦です!」



出撃1班

祥鳳・大鳳・古鷹・白露・文月・春雨・駆逐棲姫



出撃2班

加賀・瑞鳳・青葉・村雨・時雨・照月・飛行場姫



出撃3班

蒼龍・高雄・最上・山城・夕立・暁・リ級



出撃4班

瑞鶴・三隈・妙高・武蔵・島風・睦月・ル級



女提督「このメンバーでお願いします!名前のない人は別任務をお願いすることが出るからそれまで装備を整えて待機お願いします!出撃は明日0800です!」



祥鳳「具体的な作戦は?」



提督「まず1班と2班は同時出撃。出撃してからAとBを中継してこの孤島Cまで行く。そこで俺らの潜入班が合流するまで待機。」



女提督「合流後索敵をして、DとEに分かれて出撃。一定数の数を減らして一度Cまで退避。」



提督「退避が完了したら3班と4班がCまで来てくれ。そしたら準備が整い次第、FとGまで出撃。その際は潜入班の護衛を2班にお願いする。」



加賀「了解です。」



女提督「潜入場所まで送り届けたら全班はCまで退避。指示をまってね。」



提督「潜入班はポイントGからこの島の裏へ入っていく。そして潜入だ。子供たちを確保して、撤収してからポイントHから脱出する。中での話はこの会議のあと工廠で。」



女提督「ポイントHへの迎えは状況次第で編成するからそのつもりで。もしかしたら先行してもらう可能性もあります。」



提督「今回は時間が勝負だ!各自気を引き締めて頼む!作戦関しては以上だ。」



女提督「朝潮ちゃんと荒潮ちゃん、満潮ちゃんはこの後私のところまで。では解散!」



艦娘s・深海s「「「 了解! 」」」



提督「潜入班工廠まで!」



リョウカイ! ダンソウハトクシュ? ハンブンズツカナ?



朝潮「あの…なんでしょうか?」



荒潮「私達は何を?」



満潮「それよりなんで私達を出撃させないの!」



女提督「言いたいことはわかるよ。でも、3人にだけはちょっとだけ待ってほしいの。お願い。」



満潮「頼むわ……私達の妹みたいなのが捕まってるんだから…」



女提督「もちろん。さて朝潮ちゃん達にはね――」




―――反艦隊勢力基地



スーツの男「じゃぁこれに着替えてね?ここ寒いから…」



チビ睦月「さっきはひどいことしたのに…」



スーツの男「ごめんね?でも君たちを守るためにはこうするしかなかったんだ……ごめんね。」



チビ扶桑「……」



スーツの男「着替えたらお休み。明日は1000にくるからね?それまで寝ててもいいよ。じゃぁ、ばいばーい。」



パタン



チビ霞「あの人……良い人なのかな?」



チビ朝潮「いえ。悪い人です。私達をここに連れてきたんです。」



チビ潮「で、でも…ご飯とか…服とか……」



チビ朝潮「だめです!悪い人に騙されちゃいけないんです!」



チビ睦月「でも――――」



チビ朝潮「みんなは先生の所に帰りたくないんですか?」



チビ扶桑「帰りたい……」



チビ霞「私も……帰りたい。」

チビ睦月「私も!」

チビ潮「わ、私も……」



チビ朝潮「なら帰りましょう。きっと助けに来てくれます!」



――――――――――――



VV中佐「へぇ?あの子、中々頑張るじゃないか?」



スーツの男「ですね。リーダーシップを発揮して統制を取る。才能ですよ。」



VV中佐「どうするんだ?」



スーツの男「こういう場合は周りから引きはがしていくのが1番なんですよ。そして苦痛は与えず楽しいことばかりでね?」



VV中佐「あくどいなぁ……」



スーツの男「あなたこそ身辺調査されそうになって艦娘をだしにして死んだふりしたじゃないですか。」



VV中佐「そうだった。でもほんとむかつくやつだったぜ。」




―――1941 海軍立児童養護施設 施設長室



施設長「……静かね?」



朝雲「そうね。夜になるといつも波の音と優しい海の風の音で寝てたのを覚えてる。」



夕張「台風の時なんかは、てんやわんやでしたけどね?」



赤城「みなさん。今鎮守府から連絡があって救出作戦を明日……もう今日ですね。0800に開始だそうです。」



摩耶「チビたちの居場所わかったのか!?」



赤城「はい。一応このあたりらしいです。」



摩耶「おお…だいぶ南東よりだな。」



赤城「はい。列島の離れ小島だそうです。いま衛星写真等で最終確認中だと。」



摩耶「そうか。わりぃ…ちょっと風に当たってくる。1人にしてくれ。」



施設長「晩いからすぐ戻ってきなさい?」



摩耶「わかってるって。」ニシシ



朝雲「私達はどうすればいいって?」



赤城「ここで待機しててほしいって。」



夕張「わかった。提督達が行動するんだから大丈夫です。」



施設長「ありがとう。」



J「どうもっす。これ飲んで休んでください。」



赤城「ありがとうございます。」



J「さっき摩耶さんが港のコンビニに用を頼まれたって走っていきましたけど何頼んだんですか?」



朝雲「何も頼んでないわよ?」



赤城「まさか!」



施設長「摩耶!」



夕張「ここは任せてください!」



赤城「連絡してきます!」



J「まさか単身で行く気ですかあの子!?」



朝雲「きっとそう!Jさん、追いかけるわよ!」




―――2142 ??海域 



摩耶「ふぅ…艤装もってきててよかったぜ……敵は……いるな…迂回していくか…」



ザーーーーーーーーー



摩耶「悪いけど待ってられねぇよ……チビ達助けてやるからな…」



??「いた。」



摩耶「ち!見つかった!」ズドン!



空母水鬼「いきなり撃たないでくれない?」



摩耶「鬼か!くそっ!」ザー



木曾「どこ行くんだ?摩耶さん。」ガコン



秋月「施設まで戻ってください!」



那智「救出は■■鎮守府に任せてほしい。」



摩耶「お前ら…■■鎮守府の連中か…邪魔しないでくれ。」



木曾「ダメだ。もう一度言うが、任せて戻ってほしい。」



摩耶「…まかせてぇけど、とっとと乗り込んでつて戻してやらねぇと!0800までなんて待ってられるか!」



吹雪「お気持ちは痛いほどわかります!でもだめです!」



摩耶「気持ちがわかるなら通せ!」



ヴェールヌイ「聞き分けのない人だね…いい加減にしてくれないか?」ギロッ



摩耶「つっ…(なんて目をしやがる…)」



イジョウガアッタノコッチダー! ナニカミエルカー?



秋月「敵です!逃げましょう!私達が捕まっては元も子もありません!」



ヴェールヌイ「来てくれるね?摩耶さん。」



摩耶「わかっ――――」



兵士「見つけたぞ!艦娘だぁ!」



兵士「捕まえろぉ!」



那智「遅かった!威嚇射撃!」ズドン! ドパーン!



木曾「行くぞ!」ザー



兵士「回り込め!急げ!」ザー



吹雪「しつこいのはお断りです!」ズドン!



兵士「うわ!煙幕弾か…げほっ!…見えねぇ!」



ヴェールヌイ「早くこっちだ!先に行って!」



兵士「撃てェ!」



ズドン! バサァ!



摩耶・吹雪「「 うわぁあ! 」」



ヴェールヌイ「今助ける!」



吹雪「行ってください!ここは逃げて!早く!」



摩耶「そうだ!行け!」



ヴェールヌイ「絶対に助けに行く!みんな逃げろ!」



マッテテネ! ゼッタイイク! ザーザー――――



兵士「艦娘2名拘束したぜぇ!」



吹雪「…」カチッ



兵士「可愛い子じゃん!こっちのもなかなか…」



摩耶「ペッ!」



兵士「あの…人につばをかけるなって教わらなかったんですか!?」



兵士「馬鹿野郎!それはご褒美だよ!わかってねぇのかお前は!」



兵士「お前ら…艦娘だぞ?少しくらいいい思いしたいよな?」



兵士「ここでやっちまおうぜ。」カチャカチャ



スーツの男「馬鹿なことしないでください。」パァン!



兵士「」ザパーン



吹雪「…」



スーツの男「次に馬鹿をやろうとしたら同じく頭を打ち抜きますので。わかったらとっとと移送しろ。傷はつけるなよ?」



吹雪「あなたですか?子供たちを誘拐したのは?」



スーツの男「おやおや?よく知ってますねぇ?」



摩耶「てめぇ…〇してやる…」



スーツの男「物騒ですねぇ…あぁ!あなたは!引っ掻いたの痛かったですよ…まぁ、あの子達のところまで行きましょう?」



吹雪「…」



スーツの男「一応縛らせてもらいます。先に布をまいてと…」



吹雪「捕虜なのに丁寧に扱いますね?」



スーツの男「いや…だって、痛いのはいやでしょ?脅しとかはしますけどケガさせたりするのは嫌なんです。それに貴重な人材は丁寧に扱わないとね?」



摩耶「兵士の頭ぶちぬいてよく言うよ……」



スーツの男「それとこれは別です。あとすいません。ネクタイはキチンとしてください。」



摩耶「胸がきついから嫌なんだよ!」



スーツの男「目のやり場に困ります///」カオマッカ



吹雪(なんだこいつ…)




―――■■鎮守府 執務室



提督・女提督「「 すみませんでした! 」」



施設長『いえ……摩耶の軽率な行動で吹雪さんまで捕まってしまい……申し訳ございません。』



提督「必ず助け出しますので。」



施設長『お願いします。』



赤城『施設長さん。お休みください。あとは私達に。』



夕張『吹雪ちゃんと摩耶さん大丈夫かな?』



女提督「大丈夫。吹雪ちゃんもちゃんと小型の発信機を起動させてるみたいだし。」



提督「やはり前の救難信号と同じ方向に行ってることも確認してる。」



朝雲『そう。こっちは相変わらず要求の連絡なし。』



女提督「わかった。……ここまで要求がない…何が目的?…」



赤城『私達も交代で休みましょう。』



提督「そっちは頼むぞ。」



夕張『はい!以上です。』



赤城『あの…提督、女提督…』



提督「どうした?」



赤城『私の軽率な行動が招いた事態です…いかなる処分も受ける覚悟でいますので…』



女提督「うーん。さすがに被害関係者に犯人の居場所をしえちゃったのは、よろしくないことだったとは思う。」



提督「だけど赤城。失敗は経験だ。今後の糧にすればいい。」



赤城『はい…すみませんでした…』



女提督「あとねぇ…赤城ちゃん。この程度の失敗で処罰を与えるような2人だとおもってるのかしらぁ!?」



赤城『す、すみません!?』



女提督「処罰なんかしないから、そっちのサポートをしっかり頼むよ!頼りにしてるんだから!」



赤城『……はい!』



提督「いい返事だ。」



赤城『ありがとうございます!それでは失礼します!』プツン



提督「女提督は寝ろ。明日も頭使うんだからな。」



女提督「うん。提督は?」



提督「もう一度、武器の手入れしてから寝る。」



女提督「わかった。潜入頼んだよ?」



提督「ああ。もちろんだ。」




―――― 作戦当日 ――――

―――0800 出撃海域ポイントA




祥鳳「敵発見。発艦開始!」



古鷹「敵編成……軽空母2駆逐4です。」



駆逐棲姫「攻撃準備完了……いつでも来てください。」ガコン



春雨「接触まで15秒!」



女提督『さぁ!みんな暴れてちょうだい!』



1班「「「 はい! 」」」



大鳳「接触します!」カシャン



文月「よぉし!やっちゃお~!」



白露「敵艦載機も飛んでくるよ!」



祥鳳「古鷹さんは敵の艦載機を狙ってください!大鳳さんは私と制空権を!」



大鳳「了解です!発艦!」ブーン



文月「撃てェ!」ズドン

白露「そーれっ!」ズドン

春雨「はぁああ!」ズドン



ブーン―――― バシャーン!ドカァン!



古鷹「敵艦載機半分撃破だよ!」ズドォン!ズドォン!



ドーン!ドーン!



大鳳「制空権……とれました!魚雷発射してください!」



駆逐棲姫「下がって。いっけぇえええ!」



ズドォオオォオオォン



文月「あわ~……ほとんど倒しちゃったよぉ…」



駆逐棲姫「張り切り過ぎた……」テレテレ



祥鳳「MVPは駆逐棲姫ちゃんですね?」



白露「やるぅ」ワシャワシャ



古鷹「みなさん、どうやら増援のようですよ。」



大鳳「軽空母2、軽巡1、駆逐3接近中。」



加賀「ならそれは2班が引き継ぎますので下がってお待ちを。」



瑞鳳「頑張りますよ~?」



青葉「さぁさぁ。ちょっと潰しちゃいますか!」



村雨「めっずらしい。青葉さんやる気出してる。」



時雨「なむなむ。」



照月「あの…こんな緩い感じでいいんですか?」



飛行場姫「ええ。問題ない。ね?加賀?」



加賀「そうよ。これがスタンダード。OK?」



祥鳳「加賀さん……テンション高いわね?」



春雨「あはは……」



古鷹「まぁ……私達らしいってことで!」



加賀「そういうことよ。発艦開始。」バシュッ ブーン



瑞鳳「引いて~……放つ!」バシュッ ブーン



飛行場姫「空は私達のものよ。」ブーン



青葉「敵艦載機と接触!こぼれたのは打ち落とぉす!」ズドン!



時雨「駆逐艦が抜けてきたよ。まったく。」ズドン! グシャァ



村雨「だめよ?こっちに来ちゃ?」ズドン! グシャァ



人工深海軽巡「シャァアアア!」



照月「きゃぁああ!」



ズドン!ズドン!ズドン! グシャァ



人工深海軽巡「」ザプン



瑞鳳「照月ナイス!」



照月「はぁ……びっくりした。」キョトン



加賀「残りも片づけますよ!」



ハナテェ! ハッシャ! ザーザー ドパーン! ドカァン!

ワーワー!―――――――――




―――1000 反艦隊勢力基地 



スーツの男「おチビさん達早く起こしちゃってごめんね?吹雪さん達は寝れたかな?」



吹雪「敵の基地で眠れるほど馬鹿じゃありません。」



スーツの男「大したもんだ。関心ですよ。」



チビ潮「あの…ここは?」



スーツの男「ここは……まぁ訓練施設かな?体力つけたりするところ。」



摩耶「何をさせるつもりだ。」



スーツの男「運動。」



吹雪「どうせ人口深海棲艦と戦わせるつもりでしょう…この鬼畜め。」



スーツの男「いや。おチビちゃん達と遊んでもらおうかと…」



摩耶「はぁ!?」



スーツの男「子供にとって狭い部屋でのストレスはよろしくないのですよ。なのでサッカーボールを用意したんで、ここで遊んでてください。あっ、逃げられはしないのでそこだけは注意を。」



吹雪「…(なんでしょうこの人本当に)」



スーツの男「…おい!だれかそこの吹雪をこちらに。丁寧に扱えよ!」



吹雪「!?」



兵士「こい。」



吹雪「摩耶さんお願いします。私は大丈夫ですから。チビちゃん達も摩耶さんの言うこと聞くんだよ?」



チビ扶桑「はい。」



兵士「ほら!こい!」



吹雪「触んな!」ガスン



兵士「あが…」チーン



スーツの男「ほらぁ…丁重に扱わないから…あぁ…見てて痛い…」



チビ潮「……」ガタガタ



スーツの男「ほらぁ…怯えさせちゃってる……吹雪さんもできれば子供たちの前で暴力はやめてください。」



吹雪「…」



―――1018 ポイントC



提督「到着。」



皐月「お待たせ!特別ゲストもお連れしました~。どうぞ!」



間宮「こんにちは~。出張間宮ここに参上です!」



鳳翔「with鳳翔です。」



オオオオオ!サイコウノホキュウダァ! ヤッタァ!



明石「皆さんの装備点検しまーす!こっちまでお願いします!」



大鳳「明石さん。発艦のワイヤーあります?ちょっと固いやつなんですけど?」



明石「はい!ボックスにありますので。」



間宮「軽食ありますのでこちらもどうぞ~。」



鳳翔「コンソメスープとお味噌汁はこちらです。」



睦月「贅沢な出撃だねぇ~」アムアム



時雨「そうだね。でもほっとするよ。」コクッ



提督「加賀と大淀は来てくれ。」



加賀「なんでしょうか?」



提督「敵がどんな感じだったか聞かせてくれ。」



大淀「わかりました。これが戦闘時の映像です。ほとんどが人口深海棲艦でした。しかし2機ほど本物の深海棲艦がまざっているようでした。」



加賀「こちらもそうね。普通のもいたわね。記録映像を送っておくわ。」



提督「わかった。ありがとう。出発まで休んでくれ。」



女提督『提督いい?今映像確認したんだけどさ…』



提督「ああ。人口深海棲艦がより深海棲艦に近づいてるってことか?」



女提督『やっぱり提督もそう思う?』



提督「ああ。」



女提督『これはこれで報告しておこくね。』



提督「そっちはどうだ?変化は?」



女提督『特に問題はみあたらないかな?』



提督「そうか。」



女提督『ちょっと考えたいことあるから一端通信切るね。』



提督「了解。」




―――1135 反艦隊勢力基地 研究室



VV中佐「どれ。見せてもらおうか。」



スーツの男「はい。検体はさっき捕まえた艦娘を。」



吹雪「……」



VV中佐「ふーん。田舎娘っぽいな。」



吹雪「触らないで。」



VV中佐「なまいきだな!」スッ



スッ



スーツの男「検体を大切にしてください。」



VV中佐「…とっととやれ。」



スーツの男「ええ。やりますとも。吹雪さんはこっちに。」



吹雪「……なんですかこの機械は?」



VV中佐「洗脳教育用の機械だよ。直接脳みそに刷り込むんだ。」



吹雪「ふざけないでください!」



VV中佐「大真面目さ。」



スーツの男「装置に縛れ!」



兵士「はい!」



吹雪「いやだ!はなして!離してください!」ジタバタ



スーツの男「ありがとうございます。事前作業がありますので皆さんは部屋から出てください。」



VV中佐「上から見てるからな?」



スーツの男「はいはい。……さて吹雪さん。いいですか?洗脳されたフリをしてください。いいですね?」コソッ



吹雪「は?」



スーツの男「時間がありません。洗脳は私の指示を聞くようにするものということにしてありますので私の指示だけを聞いてください。それ以外は『拒否します』だけでいいです。」



吹雪「どういう……」



スーツの男「10分だけ目をつぶって音楽を聴いててください。お願いします。」



吹雪「あなた……いったい……」



スーツの男「始めろ!」



キーーーーン! ~キュア♪~ッキュア♪プリティデ♪



吹雪「(プ〇キュアだこれ!ある意味洗脳だよ!頭に残る曲だよ!)」




―――1249 ポイントC



白露「あぁ……暴れたぁ…」



女提督『お疲れさまでした!』



駆逐棲姫「いっぱい倒した。」



春雨「はい!無事にCポイントにも戻ってこれました!」



蒼龍「おーい!1班のみんな~!」



祥鳳「蒼龍さん!」



大鳳「3班と4班の人達も無事みたいでよかったです。」



瑞鶴「ええ。提督!女提督さん!ポイントCに1班と2班無事帰投しました。」



女提督『了解。提督達の準備はいい?』



提督「狩りじゃぁ……」カシャン

皐月「陸地で沈ませるんだね?」バチバチバチ

三日月「準備はできてますよ?」ニコッ

明石「今回は何人罠にはまるんでしょう?」ニヤニヤ

レ級「いっぱい喰い千切る!あははは!」



女提督『わーい…やる気あって結構ですけど…緊急時以外は非殺傷でね。』



三日月「大丈夫です。きちんと作戦中はカメラを回しておきますので。」



女提督『OK!』



高雄「3班準備完了しました!」



蒼龍「了解です!では…3班D、およびF方面への出撃開始します!」



女提督『行ってらっしゃい!敵基地を発見した場合は無視して周辺の敵の掃討だけに集中してね。提督達の潜入次第Cまでの撤退を!』



3班「「「 了解! 」」」



三隈「4班出撃準備完了しましたわ。」



女提督『はいはい♪4班はE、G方面への出撃を。提督達を連れてポイントGまで提督達の護衛を!こちらも潜入したらCまで撤退!』



4班「「「 了解! 」」」



瑞鶴「ねえ?女提督さん?この前なんかは熱感知艦載機で上空を偵察したりしたけど、今回はいいの?」



女提督『うん。今回は大丈夫!』



瑞鶴「わかったわ。」



ル級「敵兵士と遭遇した場合は?」



提督「こちらで処理する。……では…出撃!」



一同「「「 おーー! 」」」




―――反艦隊勢力基地 指令室



兵士「支部長。周辺海域の人口深海棲艦が撃破されてます。」



VV中佐「あぁ?ここには気づいているか?」



兵士「いえ。どうやらこの周辺に出撃してきた模様です。」



VV中佐「それじゃ確保しろ。」



兵士「了解!」



スーツの男「待った。」



VV中佐「なんだ?」



スーツの男「まぁまぁ。」



吹雪「……」



VV中佐「さっき洗脳した奴か。」



スーツの男「所属を言いなさい。吹雪。」



吹雪「反艦隊勢力所属、特型駆逐艦1番艦吹雪改です。」



スーツの男「出撃してきているのは君たちの仲間か?」



吹雪「肯定します。」



VV中佐「ではかつての味方を追い払うことはできるか?」



吹雪「言動を認識できません。」



スーツの男「やっぱり私の指示でないとだめのようだ。」



VV中佐「なら指示して追っ払わせろ。」



スーツの男「では、吹雪今すぐ出撃してかつての仲間を追い払ってきなさい。」



吹雪「任務、敵の排除。出撃します。」カツカツカツカツ パタン



VV中佐「いいねぇ。最高だよ。これなら教育も楽に済みそうだ。」



スーツの男「そうですか。一応地下からの指示を。万が一のことがありますと大変ですので、別施設へ逃げられる準備もしておいてください。」



VV中佐「わかった。」




―――1451 ポイントF




蒼龍「よぉし!ポイントFに到着します。」



高雄「周辺に敵影なし。」



山城「ほんと何にもいない。」



女提督『そうなの?じゃぁラッキ―ポイントなのかな?』



暁「そうかもしれないわね。」



夕立「あれ!あれ見るっぽい!吹雪ちゃんっぽい!」



女提督『本当に!?逃げだせたんだ!保護して!』



最上「了解!吹雪、大丈夫かい!?」ザー



吹雪「……排除開始。」ズドン!



最上「あっぶな!?」ザーーーー!



リ級「なぜ攻撃する?」



吹雪「この海域から出ていってください。」ズドン!



夕立「吹雪!何するっぽい!?」



吹雪「敵の排除です。」ウインク



夕立「そう…じゃぁ今はなんなの?」ウインク



吹雪「私は反艦隊勢力所属、特型駆逐艦吹雪改です。全員排除します。」ザー



蒼龍「どうする!?向かってくるよ!?」



夕立「みんな、吹雪に合わせるっぽい!」



女提督『なぁる。対処は任せた!』



暁「了解!」ザー 



蒼龍「発艦開始!」ブーン



吹雪「その程度ですか。」スッスッ ザー



山城「吹雪~~~~!」ズドォン!



吹雪「山城さん。やっぱり運がないですね……」カチッ



ドパーン!



山城「ち……小破……」



吹雪「ごめんなさい。山城さん。これをもって行ってください。」コソッ ザー



山城「ほんと…不幸な役回りね…」フフン



吹雪「駆逐艦を探知。」



夕立「おまえは吹雪じゃないっぽい。もう友達でもなんでもない!」ドン!



吹雪「排除します。」パシュッ!



夕立「魚雷なんて見え見え!」



吹雪「目標到達。」



ドパーン!



高雄「きゃぁああ!」



蒼龍「爆撃開始!」



吹雪「回避行動。」ザー



蒼龍「よけられてる!」



暁「やっぱり腐っても吹雪!」ブンッ!



吹雪「ひどいなぁ……レディは。」コソッ



暁「どうも!」ブンッ シュッ



吹雪「確保。投げます。」ガシッ



暁「投げられ!?」



パシャーン!



吹雪「行動を停止しなさい。立ち去らない場合、頭部を破壊します。」



女提督『ふむ…吹雪ちゃんの言うとおりにして!』



吹雪「さぁ、どうしますか?」



女提督『撤退!』



吹雪「全員去れ!」



女提督『全員撤退!』



最上「吹雪ちゃん!」ピース



吹雪「……」ピース



夕立「吹雪。夕立が止めてあげる。」ウインク



暁「吹雪が…敵になっちゃった……」



女提督『あれ?暁ちゃんまさか…まぁいいか、山城ちゃんなんか受け取った?』



山城「なにか艤装に……メモリー?」



女提督『暁ちゃん帽子になにかない?』



暁「あ!メモリー!」



女提督『OK!まっすぐ鎮守府まで。』



蒼龍「わかりました!」




―――1541 ポイントG



睦月「掃討完了にゃしぃ♪」



島風「手ごたえがないよ~」



妙高「結構撃沈させてますよね?」



武蔵「相手が弱すぎる。」



ル級「その理由は相手が偵察型装備だからよ。人口でかつ偵察型が使う装備だもの。」



三隈「なるほど。提督、いいわよ!」



提督「ありがとう。ここからは、俺達だな。」



明石「行ってきます!」



瑞鶴「気をつけてね!」



武蔵「次は私も行ってみたい。」



提督「わかった。だが次がないことを祈るよ。」



武蔵「そうだな。すまない。失言だった。」



提督「謝ることないさ。あとでこんなやり取りをした部隊時代の面白い話してやるよ。」



島風「聞きたい。面白そう♪」



ル級「そうね?」



提督「わかった。んじゃ潜入開始。」



皐月「行ってきます!」


 

三日月「皆さんもお気を付けて退避を。」



瑞鶴「うん!」




―――1610 反艦隊勢力基地 運動施設



摩耶「よっ!」



チビ霞「また取られた!まてー!」



ポンッ ポンッ ポンッ



チビ潮「取ってくる。――あ」



スーツの男「楽しんでるかい?ごはんにしようか?もう少し遊ぶ?」



チビ扶桑「おなかすきました……」



スーツの男「よし。一緒にご飯食べよう。」



摩耶「なぁ、お前。本当に敵か?」



スーツの男「……」カチャ



摩耶「銃で脅す気か?」



スーツの男「まぁまぁ。もうちょっとの辛抱ですから。あと摩耶さんにはお願いが…」



摩耶「敵の言うことなんか…」



吹雪「聞いてください。」



摩耶「吹雪!大丈夫か?」



吹雪「はい!ばっちりですよ。」



スーツの男「吹雪さん。あとで摩耶さんにも伝えといてください。」



吹雪「はい!」



スーツの男「その前におチビちゃん達はごはんだ。ついてきておいで。」



チビ朝潮「……」



吹雪「朝潮ちゃんも一緒に食べましょう?」




――――――――――――



明石「屋上に敵兵1。」



三日月「地上部部分は人数が多いです。」



皐月「ここからだと入るのはあそこ?」



提督「だな。」



三日月「あ!2階の窓!」



明石「吹雪ちゃんと摩耶さんを確認しました。子供たち5人と…スーツの男?」



提督「キャプチャーして女提督に。」



明石「女提督さん。子供たち、吹雪ちゃん、摩耶さんを確認。画像確認をお願いします。」



女提督『了解。吹雪ちゃんも一緒なのね。』



三日月「吹雪さんがどうかしたんですか?」



女提督『諸事情で吹雪ちゃんと交戦しただけ。』



提督「吹雪と戦闘!?」



女提督『うん。だけど山城ちゃんと暁ちゃんにメモリーを渡したみたい。』



皐月「いったいどうなってんの?」



女提督『おおよそ検討はついてきた。吹雪ちゃんも大丈夫。とりあえず任務は続行で。データの解析が終わったら端末に送るね。』



提督「了解した。こっちも行動を開始する。」プツン



三日月「どうします?」



提督「固まってさっきの場所から入る。屋上は…」カシャン



明石「距離500…風邪2メートル。」



提督「…」バシュッ



明石「沈黙。屋上のドアから2名!」



提督「…」バシュッバシュッ



明石「グッドです。」



提督「移動開始。」



―――――――――――



兵士「次のテロどこだって?」



兵士「客船狙って資金調達だとさ。」



兵士「ようやるな。」



三日月「あの…すいません。私ここに連れてこられて…トイレわからなくなっちゃたんですけど…」



兵士「あぁ?ああ。連れてきた子か。トイレはこっちだ。」



兵士「ついておいで。」



三日月「ありがとうござます。」



テクテクテクテク



兵士「ここだよ。」



三日月「あの…中がこわいから…一緒に来てくれませんか?」ウルッ



兵士「へへへ…いいぞぉ……」



兵士「俺はここで見張ってるからとっとと済ませろよ♪」



兵士「へいへい。」



三日月「はやくぅ…」



ココダヨォ オジサン… ナンダイ? キモチガワルイデス

ハッ? ゴキャ! アァアアアアアア!



兵士「どうした!?」



皐月「はーい動かない。お話しようね?おじさん。」チャキッ



三日月「でないと…切り落としますよ。」ハイライトオフ



兵士「…な、なにを話せばいい?」



皐月(あ、三日月ガチモードだ…司令官…あの頃の三日月を返せ~~!!)




――――1702 ■■鎮守府 執務室



暁「ただいま!はいメモリー!」



山城「こっちもよ。」



女提督「ありがとう。さぁ、夕張ちゃんお願い。」



夕張「はい、お任せを!」カタカタカタカタ



蒼龍「夕張ちゃん戻ってきたんだね。」



女提督「うん。たぶん9割9分がた要求はないからね。施設長さん達も一緒に来てもらってる。」



山城「要求がないってどういうこと?」



女提督「後で話すね。」



最上「了解。」



夕張「さてさてさて~…でました!おぉ?販売記録?と身分証?」



女提督「見せて?……これは提督が気に入って使ってる大手武器メーカーのだね?ほうほう……これ販売先での横流しがあると。それでこっちが横流し場所で…調査してる人の身分証……これスーツの男じゃない?」



夕張「いま顔認識に……99パーセント同一人物です!」



女提督「そういう……もしもし友元帥?ちょぉっと面倒な人達に連絡とってほしいんだけど?」



友元帥『どこの人?』



女提督「ええと――」カクカクシカジカ



友元帥『わぁお…連絡してみる。』



女提督「うん。写真と身分証のデータそっちにも送るね。」



友元帥『あいよ。』プツン



高雄「なんか大変な人なんですか?」



女提督「うん。あんまり良いかどうか解らない連中なのよ。あたしも人生において連絡を取ることもないと思ってた連中だからねぇ…どうなることやら…」



高雄「もしもの時にはお守りしますから。」



女提督「たのもしいよぁ!高雄お姉ちゃぁあん!」ムギュ~



高雄「うふふ♪(あ、これいいかもしれません♪)」



女提督「と、あたしが妹でもまんざらではないと心の中で思う高雄ちゃんでした。」



高雄「な!?」




――――同時刻 反艦隊勢力基地 監禁室



スーツの男「またここで休んでてね?」



吹雪「はい!もうちょっとしたらお家に帰れますよ?」



チビ朝潮「そうなんですか!?」



スーツの男「それまでここで静かにね?」



ナニモンダオマエ!? ギャッ ドサッ タッタッタッタッタッタッ



スーツの男「ほらお迎えかな?」



ガシャン!



スーツの男「…」カシャン



提督「…」カシャン



スーツの男「この子達のお迎えですか?」



提督「そうだぞ?こちらで発見。」



皐月『行きま~す。』



吹雪「司令官!銃をおろしてください!」



提督「…」カシャン



吹雪「まってまって!私にまで銃を向けないでください!」ドゲザァ



チビ潮「ふ、ふえぇぇえぇ――――」



スーツの男「ほら!泣いちゃったじゃないか!とりあえず話を。これ置きますから。」カタッ



吹雪「怖いけど怖くないひとですからね~。」ナデナデ



提督「……」スッ



スーツの男「ふぅ…怖い怖い。」



吹雪「潮ちゃんは中で摩耶さんと待っててね。」



チビ潮「…うん。」



提督「で?」



スーツの男「この子達を救出に来たんですよね?早いところ連れて帰ってあげてほしいです。」



提督「うん?そんなにあっさり?」



スーツの男「私もね…誘拐はしたくなかったんですよ…」



提督「お前は何者?」



三日月「それ!」ガスンッ



スーツの男「ふぇぶ!?」ドサァ



皐月・明石「「 確保ぉ! 」」



提督「あ、うん。レ級は?」



三日月「1回の敵を1人で一掃してます。」



ガシャーーン!



レ級「掃討完了!あはは!」



皐月「窓から!?危ないよ!」



三日月「かっこいい…」



吹雪「三日月ちゃんそこあこがれるとこじゃない…」



レ級「まあいいや!ほとんど気絶させた!あとこんなか!あははは!」



皐月「このなかって…」



レ級「丸のみ?あははっ!」



提督「生きてるよな?なぁ、生きてるよな!?」



レ級「だすよ?」



提督「あー!まった!そっちの部屋に出しといて…」



レ級「わかった!」



明石「興味があるので見てきます!」



提督「お、おう…」



スーツの男「ちょっと離してくれません?痛いの…」



提督「まず、名乗って。どうぞ?」



スーツの男「敵いない?」



三日月「いません。片づけました。」



スーツの男「ならいいかな?私、とあるPMCの諜報隊員です。はい。今のコードネームはブセアルです。スペイン語で潜るという意味らしいです。」



女提督『提督。スーツの男は味方!コードネームはブセアル。』



提督「PMCときたか。拘束を解いてあげて。」



女提督『PMCのボスからきちんと確認取れたから大丈夫!』



ブセアル「どうも。さて。話はあとにして脱出させちゃいましょう。」



摩耶「親玉はどうする?」



ブセアル「VV中佐ですか?申し訳ないですけど、あいつはここでは捕まえません。もう1つの基地に誘導しないと。」



三日月「今なんといいました?」



スーツの男「VV中佐?」



提督「無線渡す。つけてくれ。」



女提督『あの…ブアセルさん。そこの親玉VV中佐なんですか?』



ブセアル「おお。女性の方…そうですよ。」



女提督『まったくもって厄介なことに…』



提督「それにもう1つの基地って?」



ブアセル「では、その辺の説明は行動しながらということで。」




―――■■鎮守府 執務室



女提督「じゃぁそんな感じで!」



ブセアル『座標はデータの中にありますのでお願いします。この作戦に私たちPMCが関与したことは極秘で。』



女提督「もちろんそうします。」



提督『救出ポイントに皐月と明石、レ級で行かせる。俺は三日月とVV中佐の確保に向かう。』



女提督「了解。その後のことはこっちで編成するね。」



提督『わかった。行動開始。みんな帰ろう!』



『『『 おー! 』』』



女提督「子供たち無事確保!帰ってくるよ!」



山雲「知らせてくるわ~!」タッタッタッ



女提督「出撃1班と2班はDとF経由で回収に向かってくれる?」



加賀『了解しました。みなさん子供たちの回収に向かいます。』



白露『でも吹雪ちゃんが…また…』



女提督「それも問題ないよ。帰ってきたら説明するからね。」



祥鳳『了解しました。では出撃します!』



女提督「回収が終わったら鎮守府まで!」



出撃班1・2『『 了解 』』



施設長「失礼します。よろしいですか?」



女提督「はい!子供たち帰ってきます!」



施設長「本当に…本当にありがとうございました!」



女提督「いえいえ。詳しい話は作戦が完了したらお話できると思いますので。」



施設長「わかりました!お願いします!本当にありがとう!…ふぅ…」



山雲「大丈夫ですかぁ!?」



施設長「すいません。安心したせいか力が抜けてしまいまして。」



女提督「山雲ちゃん。部屋に連れていって休ませてあげて?」



山雲「了解よ~。」



施設長「すみません。失礼します。」



女提督「いえいえ。…………さて…次は…」



――――――――――――



女提督「3人ともいいかな?」



霞「なに?」



女提督「反艦隊勢力の指揮官は…どうやらVV中佐らしんだ。」



千歳「え?」



女提督「びっくりするだろうけど事実らしいの。それでこれから確保しに向かうんだ。」



千代田「でも…死んだんじゃ…」



女提督「死の偽装してたみたい。情報によると海軍に入ってすぐに寝返ったみたい。」



千歳「そんな…」



千代田「じゃぁ…VV鎮守府でのことは全部嘘なの?」



女提督「それを確かめに3人とも行かない?」



霞「行くわ。」



千歳「私も。」



千代田「行かせて。」



女提督「わかった。」



電「女司令官さん!皆さん準備できたのです!」



女提督「ありがとう!」



大和「出撃ですか?」



女提督「うん!まず作戦を説明します。基地攻撃を大和ちゃん、川内ちゃん、神通ちゃん、翔鶴ちゃん、飛龍ちゃん、愛宕ちゃん、戦艦棲姫ちゃんお願いします。」



神通「敵の兵士もいるんですよね?どうすれば?」



女提督「揺動だけでいいよ。あとは身の安全だけ確保して戦闘してくれればOK!」



川内「了解。つまり時間稼ぎすればいいんだね?」



女提督「大正解!もちろん攻撃が強い場合は撤退してかまわないからね?」



飛龍「わかりました!」



朝雲「私達は?」



女提督「後方で霞ちゃん達の安全確保と攻撃班のバックアップをお願いするね。」



山雲「了解よ~」



千歳「ありがとうございます。」



バラララララララララ――――



女提督「なに!?」



衣笠「女提督さん!大型の軍用ヘリが2機!なんかきた!」



電「あれは…兵士!?」



キュウニスイマセン コチラノシキカンサンニオアイシタ



女提督「あのロゴは、また面倒なのがきたねぇ…」



―――――――――――――



PMC指揮官「すいません。急に押しかけてしまいまして…」



女提督「これはこれは…PMCの指揮官様がわざわざこんなところに?」



PMC指揮官「警戒しないでください。お願いがあってきた次第です。」



女提督「お願いと言うのは?」



PMC指揮官「基地の包囲を手伝わせていただきたい。」



大和「なぜPMCの方々が?」



PMC指揮官「クライアントの指示で探し物の回収をしないといけないです。」



女提督「横流しされた武器の回収ですか?」



PMC指揮官「それとクライアントの持ち出された試作兵器です。あと担当員のデータも回収させていただけたらと。」



女提督「これですね。お渡しします。」



PMC指揮官「ありがとうございます。それで作戦への参加は許可していただけますか?」



女提督「…地上戦はすべてそちらで請け負うのであれば。」



PMC指揮官「わかりました。ヘリで降下しますので煙幕弾だけ撃ちこんでくれば。」



女提督「了解です。みんなそういうことで!」



基地包囲班「「「 了解 」」」



PMC指揮官「あと第二基地についてご存知ですか?」



女提督「はい。ある程度のことは。場所はブアセルさんが誘導させたいと言っていましたので。」



PMC指揮官「そうですか。そちらも手伝わせていただいても?」



女提督「こちらとしては、中佐の確保を優先させたいのですが?」



PMC指揮官「出来れば、この機会に潰しておきたいんです。」



女提督「……わかりました。状況を見ながらということで。」



加賀『加賀です。こちら子供たちと潜入班を無事確保。帰投します。』



女提督「了解!通信、提督?」



提督『なんだ?』



女提督『作戦なんだけどね―――』




―――反艦隊勢力基地 PMC諜報員の部屋



提督「それじゃ、人集めはVV中佐が?」



ブセアル「そうなんです。かれこれ5年近く潜ってると内部はよくわかるんですよ。」



三日月「ですけど、ブアセルさんは反艦隊の人員として登録されてますよ?」



ブアセル「あれも偽装工作のうちです。」



三日月「この後はどうするんですか?」



ブセアル「PMCに戻ります。」



提督「PMCか…あんまりいいイメージはないなぁ…」



ブセアル「ですよね…僕みたく、いやでも誘拐とかしないといけない場合ありますからね…」



三日月「断れないんですか?」



提督「それはできないさ。そんなことしたら長年の潜入が無駄になるからな。」



ブセアル「そうなんです。でも今回はあなた方が来てくださって助かりました。海軍が助けたという事実は残るし、多少なりと経費は削減…こう見えて結構カツカツで…」



提督「だけど、あとでPMCとして子供たちに謝罪と誠意見せとけよ?」



ブセアル「そうですね。それはうちの指揮官もわかってると思います。」



三日月「そろそろ時間です。」



川内『基地の中の人~!そろそろ攻撃するよ!』



提督「了解!」




―――1829 反艦隊勢力基地前海域



大和「主砲稼働開始。」ガコン



戦艦棲姫「モード変換…フラグシップモード。」ガコン



川内「みんなやる気があってよろしい。」ガコン



神通「そうですね。」ガコン カシャン



翔鶴「爆撃機でいいですよね?」キリキリ



飛龍「いいんじゃないかな?」カチャカチャ



PMCヘリ『まもなく敵基地上空に入ります。』



女提督『了解!それじゃぁ攻撃開始!』



大和「はなてぇええええ!」ズドォン!



飛龍「発艦開始!」バシュッ ブーン



翔鶴「続いて!」バシュッ ブーン



戦艦棲姫「砲撃開始!」ズドォン!



ドーン! バシュー! ウーーーーーーーーーー!

テキシュウダ! カンヲダセ!



神通「正面から人口深海棲艦出現!軽巡型と駆逐艦です!」



大和「了解です!」



PMCヘリ『部隊降下開始!』



川内「了解!こっちはこっちでやるよ!神通!」ザー



神通「はい!まいります!」ザー




―――反艦隊勢基地内 地下工場



ブセアル「ここ扉の向こうに脱出経路があります。そこからVV中佐は逃げるはずです。



三日月「残存兵力は?」



ブアセル「少数かと。」



三日月「VV中佐以外は倒せばいいですね。」



提督「そういうことだ。三日月いいか?」



三日月「はい。」チャキッ



ブセアル「行きますよ。3、2、1……go!」



ナンダ!? バンッ バババン! キーーーーン!



提督「行くぞ!」



ガンッ!



ブセアル「派手っすねぇ!」ズダァン! ズダァン!



三日月「ブセアルさんはリボルバーがお好きなんですか!近寄らないでください!」グイッ バチバチバチ!



兵士「あばばばばばばば――――」カクン



VV中佐『そいつらを寄せ付けるな!』



ブセアル「お、順調ですね。…これですか?…映画の影響です。こんなことも!」ズダァン!



カキン! カキン! カキン! バシィン!



兵士「」ドサァ



提督「跳弾できんのか。大したもんだわ。」ズダダダ!



三日月「司令官だってできるじゃないですか!」ダッ



提督「まぁな。三日月あそこ4人やれるか?」



三日月「もちろんです。」ダッ



タタタタタ! ガスゥ! グエ! タンッ! グハッ!ゲッ! 

ガシッ! ドタァン! バチバチバチ! アァアアァアアア… 

タタタタタ! ズサァ――――



三日月「4人行動停止!」



ブセアル「三日月ちゃん。うちのPMC来ない?」



提督「なに誘ってんだって!弾倉を変える!」



三日月「それはお断りします。」



兵士「あ…痺れて…」



三日月「…」バチバチバチ!



兵士「」カクン



ブセアル「あはは…」



提督「あと5人!」



三日月「司令官上の鉄骨です。」



提督「了解!左を撃つ!」



三日月「右を!」



ズダン!ズドン!  ヒューーー ガッシャアアン



ブセアル「あれは痛い…おっと1匹残りましたね…」ズダァン!



カキン カキン カキン ツタァン!



提督「おまえは俺を射殺する気か!」



スーツの男「すいません…5発に1回はあらぬ方向にいくんです…」



三日月「危ないですよ…」



提督「ったく…」スッ ズダァン!



兵士「」ドサァ



VV中佐『じゃぁなぁ!』



提督「伏せろ!」ダキッ



ズドォオオオン! パラパラ…



スーツの男「室内でランチャーは危ない!」ケホッ



提督「同感だ。」



三日月「司令官ありがとうございます。」



提督「怪我ない?」



三日月「はい♪」



提督「よかった。」ギュー



三日月「~♪」



ブセアル「ほほえましいですねぇ…」



三日月「はっ///」



提督「さぁて…あの様子だときちんと向こうにいったか?」



ブセアル「ええ。行くでしょう。それにしても試作機は向こうに…」



提督「試作機って言うのは?」



ブセアル「海上歩行ユニットを搭載した装備です。構造はそうですね…映画のロボ〇ップのデカいのを連想いていただければと。」



三日月「でも試作なんですよね?」



ブセアル「そうです。だから早いうちに回収したかったんですけど。完成させてたらやだなぁ…」



三日月「不吉なこと言わないでください…」



提督「女提督。こちら内部は鎮圧。上は?」



女提督『上もたぶんもう少しかなぁ?』



コッチダ! ア、フクシレイカン!



提督「たった今合流した。」




―――反艦隊勢力基地前海域



大和「戦艦棲姫さん!」



戦艦棲姫「ええ!これで終わりです!」ズドォオオオン!



ドカァアアアアン!



愛宕「周囲掃討完了よ~!パンパカパーン♪」



飛龍「パンパカパーン♪大勝利~!」



PMC指揮官『こちら基地を確保。内部の3人も確認した。』



霞「中佐は!?」



女提督『現在第2基地へ逃走中。』



千歳「それなら仕方ないわね。」



朝雲「どうする?私達もすぐ追う?」



女提督『もちろん!結構入り組んだ場所だから朝雲ちゃん、山雲ちゃん組と千歳ちゃん、千代田ちゃん、霞ちゃんのふたつの班でお願い。』



山雲「これが信号弾よぉ~。」



霞「ありがとう。」



女提督『あとから増援も送るね。』



朝雲「了解!」



女提督『基地攻撃班は提督達にあって安否確認とかしてもらってもいいかな?』



川内「あいあい~。」



女提督『お願いね。』



飛龍「千歳さん!」



千歳「はい?」



飛龍「これ、艦載機なんだけど索敵に使えるかも。」



翔鶴「では、私の艦載機は千代田さんに。」



千代田「ありがとう。お借りします。」



朝雲「それじゃ!いくわよ~!」



PMCヘリ『こちらコブラ1。船が1艘東方へ移動するのを目視。どうしますか?』



PMC指揮官『追うな。こちらで対処する。』



女提督『さぁ、いっちょ基地を見つけて捕まえやりましょう!ただ、通信圏外になる可能性があるから各自注意して!』



「「「 了解 」」」




―――■■鎮守府 母港



提督「ただいま!」



三日月「戻りました!ヘリだと早いですね。」



女提督「おつかれ!三日月ちゃんはお風呂入って休んでてね。」



三日月「お疲れさまでした。お先に失礼します。」ペコリ タッタッタッ



女提督「提督。相談なんだけど。」



提督「なに?」



叢雲「もらってきたわよ。」



女提督「ありがと!明石ちゃん仕事はやぁい♪」



提督「おま…これ――」



霞『こちらザザザーー捜索ーーー二手ーーーザザザーー』



女提督「霞ちゃん!?ちっ、電波が悪い…PMCのおっさん!」



PMC指揮官「おっさんじゃな…いや、おっさんか。こっちの準備はできてるから乗ってくれ!」



提督「了解。」



女提督「それじゃ、移動しながら最終調整するね。」




―――反艦隊勢力周辺海域



千歳「通信圏外かしらね…」



霞「だめ。つながらない。」



朝雲「しょうがないわ。ここからは二手に分かれてよ。慎重にいくわよ。」



山雲「見つけたら信号弾お願いね~。」



千歳「ええ!気をつけて!」



霞「どっちから回る?」



千歳「そうね…先に艦載機を飛ばして様子を見ながら進みましょう。」



霞「了解。」



千代田「…」



千歳「千代田?行くわよ?」



千代田「あ…うん。」



霞「…」



千歳「発艦!」バシュッ ブーン!



霞「どう?」



千歳「うーん…特には無いみたいだけど、左側から回った方が効率いいかも。」



霞「そうしましょう。」



千代田「…」



千歳「千代田!聞いてるの?」



千代田「あ…ごめん…」



霞「千代田は戻った方がいいんじゃない?」



千代田「霞の指示は!………」



霞「…千代田の怒りは当然だと思う。もし中佐がいい人だったとしても、あんな状況を招いてたかもしれないわ。」



千代田「…」



霞「恨んでもらってもいいわ。ただ、それを決めるのは中佐を問いただしてからにしてくれないかしら。これは私の最後のお願いよ。」



千歳「霞…」



千代田「………わかった。」



霞「ありがとう。千代田。」



千歳「一時休戦かしら?うふふ♪………艦載機に反応あり!基地らしきものを発見!」



霞「行くわよ!」



千代田「うん!」




―――反艦隊勢力第2基地



パシュッ! シューーー!



千歳「信号弾発射完了。」



千代田「それにしてもあの基地は岩山を削ったのかしら?」



霞「そうね。さっきの基地よりは小ぶりだけどね。」



千歳「よくもまぁ、こんな所に…ん?あれは…人?」



千代田「あれは…中佐!」ザー!



千歳「千代田!」



霞「待ちなさい!千代田!」



千代田「中佐ぁあぁ!」



VV中佐「ん?…おやおや!俺の艦娘じゃないか!」



霞「あんた…本当に生きてたのね?」



VV中佐「ああ。一回お前に追い詰められたけどな?」



千歳「なんで反艦隊勢力なんかに?」



VV中佐「なんで?艦娘を消すためだけど?」



千歳「どうして!?それならなんで指揮官になんかなったのよ!」



VV中佐「まぁ、復讐のためなら手段を択ばないだけだ。」



千代田「え?」



VV中佐「俺は…作戦中の艦娘の撃った流れ弾に両親を殺されたんだよ。だから訓練を受け諜報員として海軍に入り、裏で情報と戦力の確保を担当してるってわけだ。」



千歳「なら…千代田の告白に答えたことにつては?」



VV中佐「もちろん嘘にきまってるだろ?そもそもお前らのことは大っ嫌いだからな。事故に見せかけて死なそうとしてもお前ら帰ってくるし…本当にうざい!」



千代田「そんな…私…本当にあなたのことを…」



VV中佐「そうだったんだ…もうちょっと我慢すれば…使い捨てにはできたのか…残念だったなぁ…」



千代田「そんな…」ペタン



霞「ふざけんな!千代田の気持ちを考えろ!このクズ!」



千歳「……本当に…あなたはクズね…VV中佐…」



VV中佐「はぁ…あと霞……やっぱりお前むかつくわ。千歳、千代田お前らもだ。だから……ここで死んでもらう。いい実践テストだ!」ポチッ



霞「待て!」



ズドォン!



霞「きゃぁあ!」



千歳「霞!大丈夫!?」



ガコン! ガコン!



霞「大丈夫。だけど…なにあれ?」



VV中佐『あははは!新型兵器の実験だ!』



ウィーン システムオールグリーン

ソウビテイチャク99% シュツゲキカノウ



千歳「逃げるわよ!千代田も立って!」



霞「行くわよ!」



VV中佐『追いかけっこか?面白い!ほら!逃げろ逃げろ!』



ズドォン! ゼンソクデニゲルワヨ!



―――――――――――――



千歳「まさか…海上移動できるなんて想定外よ…」ハァ…ハァ



千代田「……」



霞「しかも、搭乗できるって…なんて物作り出してんのって話…つっ…」



VV中佐『どこだい?俺のかわいいモルモットたちは?』ザパァン



千歳「霞?足大丈夫?」



霞「ええ。かすっただけ。」



千代田「霞!私――」



霞「そう言うのはあとしましょう。ここからどう逃げるかが先よ。」



千歳「そうね…ここから元の海域に戻らないと…」



霞「…私が囮になる。この入り組んだ海域は私みたいな小柄なのが適してるでしょ。だから2人は逃げて。」



千代田「そしたら…霞が…危険な目に…」



霞「適材適所ってやつ。なるようになるわ。もう直ぐ司令官達も来るし…一応艦載機だけは発艦させてってね。…2人とも、これからも仲良くね!――クズこっちよ!」ザー



VV中佐『出てきたなぁ!』



霞「こっちよこっち!」ザー ズドン!



VV中佐『逃げろ逃げろ!』ザーーーー



千代田「霞、待って!私まだ、あなたに!」



千歳「行くわよ!」



千代田「霞……ごめんなさい…」



―――――――――――――




ズドォン! バシャーン!



VV中佐『ほらほらどうした?もう逃げないのか?』



霞「…はぁ……はぁ……(あばら骨…折れてるわね…)」



VV中佐『霞ぃ…クズって言ってくれよぉお!』バシィン!



霞「かっ……」バシャーン バシャーン!



VV中佐『飛んだ飛んだ!ははは!ほら浮かんでないで立ち上がれってぇ!』



霞「……(これが暴言だったり日頃の行いの報いなのかしら?)」



VV中佐『ほらかs――――!――――!』



霞「…(あーあ。何言ってるか聞こえてこないわ…これで終わりね。でも最後に千代田が話してくれたし…いいか。)」



VV中佐『――――!―!――――!』



霞「…(なんかクズがしゃべってるけど聞こえないってーの。)」



ザパァン ザパァン



霞「…(海上歩ける兵器ってなんなのよ…はぁ…とどめを刺しに来たわね…)」



VV中佐『霞。最後に遺言くらい聞いてやる。』ガシッ



霞「あんたにやられるなんて…最悪ね。」



VV中佐『最期まで生意気だな…』ギリギリ



霞「あぁぁ…(終わりね…もし…■■鎮守府で働いたのなら…どんなんあったんだろう?うふふ。ちょっと面白いかもね)」



VV中佐『じゃぁな!霞!』



霞「ええ。さようなら。このクズ!」



ズドォン!ズドォン!



VV中佐『なんだぁ?』



朝雲「うちの妹を…」ザー!



山雲「はなせぇえ!」ズドォン!



VV中佐『まったく邪魔な奴らだな!』ブンッ



朝雲「当るかそんなの!山雲!あの右腕狙って!」



山雲「えぇえい!」ズドォン!



ガキィン!



VV中佐『くそ…』パッ



ザーーーーー! ダキッ



満潮「大丈夫?霞。」ザー!



霞「満潮…その恰好…」



満潮「改二装備よ。」バシュッ



女提督『フレア確認!』



朝雲「通信が開いた!こっちよ!」



提督『見つけた。もう少しでつくから逃げろ!』



山雲「了解よぉ~」



VV中佐『逃がすか。』ズドォン!



ドカァン!



朝雲「うそでしょ!?」



山雲「道がなくなったぁ…」



満潮「ルートを塞がれた!進路変更するわ!」



女提督『了解!』



山雲「フレア!」バシュッ



VV中佐『最期の抵抗かい?…逃げられなくなったからねぇ…そこの霞って言うやつ渡したら見逃してあげるぞ?』



満潮「お断りよ。バーカ。」



VV中佐『そうか…君もそういうやつか!』ズダダダダ!



満潮「ちっ…司令官達はまだ!?」



女提督『システム調整完了!もう1人助けに行ったよ!』



ザーーーー ガコン ダァン! ガキィン!



VV中佐『また増えやがった…』



「こいつね。」



朝雲「荒潮姉!」



VV中佐『…』パシュッ!



満潮「魚雷よ!」



荒潮「ええ!」



ドカァン!ドカァン!ドカァン!



VV中佐『へ~やるじゃんやるじゃん!』



荒潮「ありがとう♪それと足もと注意よぉ?」



ザー!ザー! ドパーン!ドパーン!



VV中佐『く……なら…』



『第2プログラム作動。』



VV中佐『覚悟しろよ?』ドンッ



荒潮「え?」



朝雲「荒潮よけて!」



満潮「間に合え!」



ドパーン!



山雲「満潮姉ぇ!?」



朝雲「あの弾まがっで飛んできた!?満潮、大丈夫!?」



満潮「く……ホーミング弾とか…なんなのよ…」大破



荒潮「朝雲と山雲は満潮と霞を連れて後退!食い止める!」



提督『女提督まだか!?』



女提督『わかってる!もうちょっと!』



VV中佐『なんだなんだ?逃げんの?あひゃひゃひゃ!』



荒潮「下品な笑い方ね!」ズドン



VV中佐『きかんな。』ギュイン



荒潮「なんで!?」



VV中佐『すごいだろ?お前の撃った弾の先は?』



荒潮「逃げてぇええ!」



朝雲・山雲「「 きゃぁ!! 」」



ドカァアアン!



荒潮「そんな!?」



VV中佐『じゃぁお前もな』ズドォン!



ドカァアアン!



荒潮「かふっ…」大破



VV中佐『なんだ結局5人ともこんなもんか…じゃぁ…死ね。』



女提督『よし!あそこで降ろして!』



『大丈夫です。この高さなら!』



タンッ



女提督『ちょ!?』

提督『マジかよ…』

PMC指揮官『艦娘ってなんなんです?ヘリから飛び降りるって…』



ヒュー―― ザパーーン!



「もう大丈夫ですよ!」



荒潮「姉さん…」



朝雲「朝潮姉ぇ!」



朝潮「皆よく頑張りました。朝雲と山雲は小破ですね。3人を連れて後方に…」



女提督『ヘリをあのポイントへ!提督回収!』



提督『救助開始する!』



朝潮「お願いします。さて…うちの妹たちに、よくもこんな仕打ちをしてくれましたね?」



VV中佐『だったらなに?』ガコン ドンッ!



朝潮「!」カシャン ズドン!



VV中佐『おいおい…撃った砲弾を砲弾ではじくとか…じゃぁこれならどうだ!?』



パパパパパ!



朝潮「発射。」ドンッ



ズドドドド!



提督『朝潮!あと2人だ!』



朝潮「わかりました。」



―――――――――――――



女提督「山雲ちゃん!ここ押さえて!」



山雲「はい~…」



満潮「いったぁ…」



女提督「PMCのおっさん!霞ちゃんどう!?」



PMC指揮官『応急処置はした!』



荒潮「霞…お姉ちゃんが一緒よ。」



提督「朝雲の回収完了!」



朝雲「何を手伝う!?」



女提督「こっちをお願い!」



提督「よし!朝潮!次はお前だ!こっちまで――」



朝潮『司令官達。私の我儘を聞いてください。』



女提督「どうしたの!?」



朝潮『この男の確保命令を下さい。』



提督「お前ひとりじゃ危険だ!」



朝潮『では、命令違反をさせていただきます。』



提督・女提督「「 はい!? 」」



荒潮「あ…この感じ…」



朝雲「朝潮姉ぇキレてる…」



―――――――――――――



女提督『キレてるってどういう――』



朝潮「おいクズ野郎、ぶっ飛ばされる覚悟でました?」



提督『え?これ朝潮?』



山雲『そうよぉ~』



朝潮「答えられないんですか?…やっぱりバカなんですね。」



VV中佐『んだと…』



朝潮「だから…ぶっ飛ばされる覚悟あんのか聞いてるんですよ、クズ。」



輸送機内『『『 !? 』』』



VV中佐『てめぇ!』ズダダダ!



朝潮「………」ザー!



VV中佐『ちょこまかと!ん?』



ドパーン!



朝潮「機雷に引っかかるなんて…バカですね。」



VV中佐『この小娘ガァ!』



ガコン! ズドォン! 



VV中佐『な!?被弾した!?な…なんで…電場シールドが』



朝潮「魚雷の先にEMPをつけておきました。」



VV中佐『てめぇああああ!』



朝潮「ほんとに…うるさい!」ザー!



VV中佐『な!?はy―――』



ズドン!ズドン! ドカァアアン!



VV中佐『か…あ…』



朝潮「改二装備になって威力も増したみたいですね。」



ザーーー



朝潮「岩場にたたきつけられて無様ですね…ほら…さっきの威勢はどうしたんですか?」ズドン!



VV中佐『グエェ…』



朝潮「なるほど。外部装甲への人口深海棲艦用の弾は有効なんですね。あ、痛みますか?でも、妹達の痛みはこんなものではないです。」ズドン!



VV中佐『あ、足…あしぃいいいい!?』



朝潮「うるさいのは死んでも治らないんでしょうか?まぁいいです。」ズドン!



VV中佐『ガハッ!』



朝潮「そろそろ、このパーツ…外せますね…」ガシッ



VV中佐「おい…やめ…やめてくれ…」



朝潮「やっとお顔が見えました。頭の悪そうなお顔ですね…こっちの装甲も外してあげますね?」



VV中佐「やめ…やめろぁおあぁ――」



グググ…バキィ!



VV中佐「ぎゃぁああぁああ―――!」



朝潮「あら、癒着装備なんですか…腕折れちゃいましたね。ですが、当然の報いですから仕方ないですね。そう言えば霞はこっちの腕…折れてましたね…かわいそうに…」グイッ



VV中佐「わるかった…やめて…やめてください…」



朝潮「やめません。」



グイッ!ボキィ!



VV中佐「あぁあああ――――」



朝潮「安心してください。命までは取るつもりはありません。」グイッ



VV中佐『―――!!―――!』



ゴリュバギャッ!



朝潮「顎の骨が折れましたね。静かになりました。もうこの辺で良いでしょう。」



VV中佐『――――!―――!』



朝潮「じゃぁ…ぶっ飛ばしてないので、ぶっ飛ばしますね。」



VV中佐「―――!―――!?」ブンブン



朝潮「さっきも言ったでしょう?命までは取らないって?」



シュッ! ドゴォ!



VV中佐「――――」ゴパァ



朝潮「血の噴水かしら?あら、右手が血まみれになっちゃいました…司令官達終わりました。」



提督『あ、うん。』



女提督『回収するね。』




―――■■鎮守府 母港



J「それじゃ被疑者を搬送します。」



提督「よろしく。」



衣笠「満潮ちゃん達は入渠させたよ?」



女提督「ありがとね。」



青葉「おかえりなさい!」



衣笠「朝潮ちゃん大活躍だったみたいですね?」ダキッ



朝潮「私に触らないでください…」



青葉・衣笠「「 え? 」」



朝潮「汚れちゃいますから…」



衣笠「う…うん…」



ブセアル「いやぁ、あのパワードスーツがあそこまで開発してるとは…」



PMC指揮官「でもさ?この子…マジでつえぇ…ねぇ?朝潮ちゃん?うち来ない?」



提督「あんたらはいちいち引き抜こうとするな!」



朝潮「すみませんがお断りします。今回、ここまで力を出せたのはこれがあったからですから。」キラン



衣笠「指輪!?」



朝潮「はい。司令官の名義でいただきました。」



女提督「提督を選ぶなんて……ちくしょぉ!」



朝潮「女司令官さんも大好きですよ。」



女提督「朝潮ちゃん…」ホロリ



朝潮「……」



女提督「提督。」



提督「そうだな。よし!朝潮!頭とか洗ってあげよう!」



朝潮「え……え!?本当ですか!?やったぁ!」



女提督「三日月ちゃんもついてあげて。」



三日月「了解です!司令官達まってくださ~い!」



ハイ! オマエタチゲンキダナ エヘヘ!



女提督「青葉ちゃんと衣笠ちゃんは、あたし達の報告書作るのに執務室で準備をお願いしていいかな?」



青葉「了解です!」



衣笠「はいはーい!」



タッタッタッ―――――



ブセアル「艦娘すごいですよね…うちにも退役した子でも募集してみます?」



PMC指揮官「それより、朝潮ちゃん達をうちにって言うのは…」



女提督「まだいうか!やらん!」



PMC指揮官「ですよねぇ…戦力強化してぇ…」



ブセアル「霞さんは大丈夫ですか?」



女提督「重傷ではあるけど入渠液に入れば明日か明後日には回復するはず。」



PMC指揮官「それって逆に大丈夫なんですか?」



女提督「艦娘の不思議ということで…」



PMC指揮官「そう言うことなんですね。」



暁「ねぇ?PMCの人。」



PMC指揮官「おや?君は?」



女提督「うちの暁です。どしたの?」



暁「PMCの兵士の人たち弱すぎるわ。鍛え直した方がいいんじゃない?」



スーツの男「え?どういう……あの黒い塊はなに?いや…いい。うちの兵士達だわ。なぁ、あれうちのαチームじゃないのかな?」



PMC指揮官「ちょっとまって!?うちの精鋭6人なんだけど!?」



暁「手ごたえないわね。」



女提督「あの…なにをやってるんです?」



暁「あの人たちが艦娘と勝負してみたいっていうから初霜と2人で組手しただけよ?」



女提督「いない間になにやってんの…」



ブセアル「整理するよ?艦娘2人で大人の兵士6人相手にて負かしたってことだよね?」



暁「ええ。そうね。」



PMC指揮官「うちの精鋭が…PMC解散しようかな…」ズーン



ブセアル「ねぇ?もしよかったらうちに――――」



女提督「あげません!」



ブセアル「ですよねぇ…」



PMC指揮官「さて我々もプラントに帰るか。」



ブアセル「わかりました。では皆さん。今回はありがとうございました。」



女提督「待って。パワードスーツはそのまま返す気?」



PMC指揮官「いいや。存在していい兵器と悪い兵器があることは理解している。こちらで処分して、クライアントには適当に言っておく。」



女提督「なら大丈夫です。1週間以内に破壊の証拠のご提示もしっかりお願いしますね?」



ブアセル「あなたも中々抜かりがない。もちろん送らせていただきます。」



女提督「それならよろしい。ありがとうございました。」



暁「ご協力ありがとうございました!」



ブセアル「いえいえ。うちのメンバーと遊んでくれてありがとね。」



PMC指揮官「施設の人たちへのお詫びは鎮守府の方に届けますので届けてあげてください。」



女提督「了解しました。」



ブセアル「あと一応我々の名刺を置いていきますので、何かあれば。」



女提督「ないと良いですけど…まぁ、あなた方なら多少は信用して良いかもしれないね。」



PMC指揮官「ありがとう。」



ブセアル「本当に戻りましょう。」



デハ! オマエラノビテナイデカエルゾ! ウーッス!

マタナー! バイバーイ! ワイワイ




――――大浴場



提督「お客様?かゆいところはないですか?」ワシャワシャ



朝潮「はい!気持ちいいです~」ホワァ



三日月「司令官は手慣れてますね。」



提督「まぁな。小さい頃は女提督の髪を洗ったりしてたし。」ワシャワシャ



朝潮「はふぅ~…」



提督「なぁ、朝潮。」



朝潮「はい。」



提督「中佐との戦闘のことは覚えてるか?」



朝潮「あ…私……また……あ、あぁ……」ガタガタ



三日月「朝潮ちゃん!?」



提督「大丈夫。朝潮は悪くないんだよ?妹のためにしっかりやっただけ。わかるな?」ワシャワシャ



朝潮「でも……私は…犯人とは言え…怒りに任せて…また……艦娘でありながら、『人』をあんな風に…」ガタガタ



提督「悪くない。お前のことを悪いというやつはどこにもいない。妹達をしっかり守っただけだ。いいな?」ワシャワシャ



朝潮「……はい。」



提督「あとで衣笠と青葉にも一緒にごめんねしに行こうな。」ワシャワシャ



朝潮「はい。」



提督「流すぞ!息を止めろ!」



朝潮「はい!」



ザパーーーー!



三日月「わっぷ!」



提督「わりぃ……三日月。」



三日月「いえ。お気になさらず。」



提督「よし。綺麗になった。」



朝潮「はい。」



提督「朝潮。こっちを向いて。」



朝潮「はい。」



提督「手を握るぞ。」



朝潮「はい。」



提督「こうして俺の顔に手を当てて…」



朝潮「司令官!?」



提督「最後にもう一度。お前は悪いやつでもない。忘れるなよ?」



朝潮「…はい!」ダキッ



提督「ちょっと!?朝潮!?」ツルッ



三日月「え?」



ザパァン!



提督「大丈夫か…ん?なんだこのやわらか…」



三日月「あ、あわ、あわわわわ////」

朝潮「カッコカリしたので…その…構いませんけど////」



提督「すまない!というか朝潮は女提督の話を素直に聞きすぎるな!」



朝潮「はい!」



三日月「しーれーいーかーんー?」ガシッ



提督「三日月…許せ。事故。」



三日月「もう一度お風呂にどうぞ!」バシャーン!



朝潮「加勢します!」



提督「お前ら!」



三日月「さぁ、司令官もキレイキレイしましょうねぇ?」ニゴォ



ヤメルンダミカヅキ! スコシアタマヲヒヤスニハイイデスヨ?

フクキテルカラ! モウヌレテルカライイノデハ? アサシオ!?

バシャァ!  アァアアア―――



ガラッ!



衣笠「提督…見損ないました。」テヘペロ



提督「なぜ衣笠がツッコんだ!?明らかに状況を見てた―――三日月それ冷す…冷たぁああああ!」




―――執務室



女提督「ということで、VV中佐はズタボロで軍病院へ。そのまま逮捕、軍刑務所行きになります。」



千代田「そう……」



千歳「仕方ないわね。千代田?あんまり気を落とさないで。ね?」



千代田「うん……きちんと霞に謝らないと…」



千歳「そうね。」



女提督「これかのこととかは、また後でにしようね。」



千代田「はい。」



千歳「どうする?今から霞のところ行く?」



千代田「そうする。」



女提督「なら医務室に高速修復剤も使ったし、ベッドに移ったはず。場所は大丈夫かな?」



千歳「はい。」



女提督「わかった。あたしは報告書とかをまとめるから執務室に戻るね。」



千代田「了解です。」



千歳「不安なら……一杯飲んでからというのは?」



千代田「あのね…それはお姉ぇだけだから…」



女提督「ここにいいウォッカがですね。」



千代田「それタグに提督さんの名前書いてあるやつ!」



千歳「いただきます♪」



千代田「お姉ぇ~!?」




―――医務室



霞「それで司令官に洗ってもらったのね。」



朝潮「はい!いいでしょ~♪」



霞「そ、そう、ね…あの…朝潮?」



朝潮「はい?」



霞「なにしようとしてるの?」



朝潮「リンゴを向くんです!大丈夫です!できます…」



満潮「なにしてんの~?怖い怖い!その包丁の持ち方怖い!」



山雲「朝潮お姉ちゃん。ちょっと借りるわぁ。」



朝潮「うさぎさん作ってあげたかった…」シュン



霞「じゃぁ、あとで一緒に作ろう?」



朝潮「はい!」



満潮「どっちが姉なんだか…」



山雲「はぁい。白鳥~♪」



朝潮・満潮・霞「「「 すごい!? 」」」



千歳「やっほ。霞。」



霞「千歳?大丈夫そうね?」



千歳「ええ。おかげさまで。ほら、千代田。」



千代田「か、霞……」



満潮「それじゃ霞あとでね。朝潮と山雲も執務室いくわよ。」



山雲「またねぇ~。」



朝潮「しかし看病するという任務が!」



満潮「いいからキナサイ。」



朝潮「はひ!」



千歳「いい姉妹ね?」



霞「そうかしら?」



千歳「ええ。ほら、千代田。」



千代田「その…霞……色々ごめんなさい!」



霞「そう……」



千代田「ごめんなさい……ごめんなさい……」



霞「私もよ。……ごめんね…千代田ぁ……」



千代田「霞ぃ…」ムギュッ



霞「いたたたたた!まだ骨ヒビってるから!」



千代田「ごめん!」



千歳「これで仲良く■■鎮守府で働けるわね。」



千代田「そうだね。……ん?」



千歳「3人分の移籍届出してあるし♪」



霞「勝手に!?」



千代田「いや!聞いてないし!」



千歳「受理してもらったわ♪」



千代田「さっき今後のことは後でって言ってたよね!?」



千歳「うん。今後どういう感じで生活するかってことを後で話すってことよ?」



霞「いいか。姉さん達もいるし。」



千代田「え?え!?なんか決まっちゃってる感じ!?」



千歳・霞「「 きまりました。 」」



千代田「あ、そうなんだ。いっか。」




―――― 一夜明け ――――

―――1001 執務室



チビ潮「……」クピクピ



チビ朝潮「潮?ここについてますよ?」フキフキ



チビ潮「ありがとう。」



提督「書けた?」



チビ霞「できたわ!」



電「上手にかけているのです。」



チビ扶桑「私もできました。」



提督「おぉ。味のある絵だな。」



睦月「もどってきたよ~。」



チビ睦月「にゃしぃ~♪」



電「同じ名前だけあって似てるのです~」ナデナデ



チビ睦月「えへへ~」



ガチャッ 



女提督「失礼します、みんなやっほー。」



施設長「女提督さん。色々とありがとうございます。」



チビ朝潮「あ、先生!皆朝のご挨拶!」



チビs「「 先生!おはようございます! 」」



施設長「はい。おはようございます。」ニコニコ



摩耶「先生。女提督さんが話があるんだって。」



施設長「わかったわ。」



女提督「皆はちょっと外してくれるかな?電ちゃんと睦月ちゃん、子供たちをそっちの部屋でお願いできる?」



電「はいなのです!」



睦月「みんな秘密の部屋で遊ぼう~!」



チビ霞「秘密の部屋!?」キラキラ



チビ朝潮「いきます!」キラキラ



睦月「こっちにゃし~」



チビ睦月「にゃしぃ!」



睦月「にひひ~こっちだよ~。」



キャイキャイ! ココ? ソウダヨ~? パタン



女提督「では、今回の事件についてお話させていただきます。」



施設長「はい。」



女提督「早速。まず子供たちを連れ去った人間について。あの人は某PMCの諜報員で、とある企業からの依頼で長期潜入中でした。しかし、VV中佐が新しい人材をということで子供たちに目をつけ誘拐計画したそうです。」



提督「スーツの男は子供の誘拐は不本意で、誘拐後すぐに脱出するプランを用意していたそうです。ですが我々の存在がわかったため、より安全に脱出する方法に変えたそうです。」



摩耶「そうだったんだ。」



女提督「それに気づいたのは摩耶さんが単独で出撃し、うちの吹雪と一緒に捕まったからだそうです。なのである意味お手柄です。」



施設長「そういうお手柄はない方がいいんだけどねぇ?摩耶?」



摩耶「面目ねぇ…」



提督「それで救出に至ったということです。」



施設長「わかりました。」



摩耶「ありがとう。」



女提督「それで確認したいことがもう1つ。」



施設長「はい?」



提督「あなたはいつから潜っているんですか?」



施設長「なんのことでしょう?」



女提督「とぼけちゃいましたよ?PMCの諜報員さん。」



摩耶「まてまて…んなわけ…」



施設長「もう…20年ですかねぇ…先代の指揮官のころからですから…」



提督「長いですね…PMCからなぜ?」



施設長「最初は海軍の情報を得るためでした。どんな子供が艦娘になるのかというね。」



女提督「それでなんでこんな長期に?」



施設長「純粋に子供が好きなのよ。本当にそれだけ。いつお気づきに?」



女提督「誘拐後にお会いしてすぐです。子供が誘拐され、発砲されたのに落ち着き払っていた。摩耶ちゃんの時もそうだった。捕まったと聞いてすこし驚いたようだったが…それも同様。」



摩耶「お前…お前なぁ…!」ガシッ



提督「摩耶!落ち着け!」



摩耶「落ち着いてられるか!先生!この際スパイだったことはどうでもいい!だけど、あんたは、あいつらが好きでここまで潜入してたんじゃないのかよ!それならなんでこんな危険な目にあわせたんだ!ほかに方法があるはずだろうがよ!」



女提督「摩耶ちゃん!」



摩耶「お前は結局、あいつらを道具に使ったことには変りない!」ドンッ



施設長「…」ドサッ



摩耶「信じてたのに…信じてたのに!」



テクテクテクテク ガチャッ バタン!



施設長「……」



提督「通信。だれか摩耶のこと追ってくれるか?」



伊168『イムヤでーす!まかせて!』



女提督「あなたの立場も理解できます。ですが子供たちを巻き込むことは大変遺憾に思います。」



施設長「はい…愚かな行為でした…女提督さん、それに提督さん。私はあの施設を去ります。なので後任にきちんとした人を――」



提督「やめることが責任の取り方ではないと思いますが。」



女提督「幸い子供たちはこのことを聞いていないです。なので、本当にあの子達が大切なら、これからは文字通り死ぬ気であの子達のことを守ることが必要だと思います。」



施設長「…わかりました。この命に代えてでも。」



提督「そうしてください。」



施設長「はい。それはお約束します。あと、差し出がましいのですが…この摩耶をここの艦娘にしていただけだいでしょうか?」



女提督「そのつもりでした。」



施設長「ありがとうございます。」



女提督「ただ、条件があります。このことは施設長から摩耶ちゃんに伝えてください。」



施設長「わかりました。」



提督「それじゃ、イムヤ?摩耶はどこにいる?」



伊168『母港にいるよ~!』



提督「サンキュ。母港にいるそうですので。」




―――■■鎮守府 母港



摩耶「…」



施設長「摩耶?」



摩耶「…」テクテク



施設長「待って。話を聞いて。」



摩耶「…」



施設長「まずは謝るわ。ごめんなさい。」



摩耶「…」



施設長「謝っても許されるとは思ってないわ。」



摩耶「…」



施設長「きちんと責任は取るわ。」



摩耶「…」



施設長「だからね摩耶、」



摩耶「チビ達はさっきのこと聞いてんのか?」



施設長「いえ。配慮しててくれたみたい。」



摩耶「そうか…なら、やめて責任とるなんて考えんな。その体が擦り切れるまで、きちんとチビ達の面倒見ろよ。」



施設長「…約束する。」



摩耶「…」



施設長「私のことは嫌いでいい。だけど、これだけは信じて?本当にあなた達のことは大切に思ってるわ。」



摩耶「嫌いになんてなれるかよ。確かに許せねぇけど、先生からもらった優しさまで嫌いにられるかよ!バカにすんじゃねぇ…」



施設長「ごめんなさい。」



摩耶「とっととチビ達のとこ戻れよ。」



施設長「そうするわ。その前に。」ギュッ



摩耶「なんだよ…離れろ。」



施設長「立派に育ってくれてありがとう。自慢の娘よ。」



摩耶「…ずっと見張ってるからな。」



施設長「ええ。」



摩耶「…ほら、行けよ。」



施設長「もう1つ。あなたここで働きなさい。私みたいのから子供たちや他の艦娘達を守るにはいい場所だと思うわ。」



摩耶「ああ、そうだな。そうする。」



施設長「よかった。それともう1つ。」



摩耶「なんだよ…」



施設長「あなた、単独出撃して鎮守府の方々に迷惑をかけたわね。さすがに先生としては見過ごせない。」グググ



摩耶「腹が絞まってるんだけど…」



施設長「お仕置きは必要よね?」グググ!



摩耶「おぉぉぉおおぉ!?離せない!?」



施設長「元PMCの諜報員よ?力には自身あるの。」



摩耶「その歳で出せるちからじゃねぇ!ぐあぁあああ…」



施設長「うふふ……ありがとう。摩耶。」



摩耶「そう言うのは、離してからいっでぐれぇえ……なんがでぞう…」



施設長「うふふ♪ありがとう。」




―――3時間後 母港



提督「んじゃ送ってきますね~」バタン



女提督「気をつけて。」



施設長「ありがとうございました。」



提督「出発しまーす!」



ブーーン―――――――



千歳「子供たちも無事に戻れますね。」



女提督「よかったよかった。お、ごめん電話。としたの友元帥。ん?VV中佐?まってね。千歳ちゃんと千代田ちゃんもいるよ~。」



友元帥『どうも~!海軍の首領こと友元帥ちゃんでーす!』



女提督「死にさらせ。」プツン



千歳「ちょ!?」



千代田「だめでしょ!?」



ピピピピピピピ!



女提督「なに?」



友元帥『死にさらせて…ひどい。元帥泣いちゃう…待って。切らないで。ジョーク!ジョーック!』



女提督「それでご用件は?」



友元帥『はい。ええVV中佐なんだけど、まぁ例の監獄行きが決定だが……まぁ…処分されるだろう。大臣が相当お怒りで、聞くこと聞いたら文字通りの処分に…』



千歳「処分と言うのは…」



友元帥『そういうこと。』



千代田「……」



友元帥『複雑な心境だろうが、これは決定事項だから理解を頼む。それと、海軍からの謝罪を■■鎮守府に送るから提督と女提督から渡してくれ。保護した子達はそこに在籍決定だろ?』



女提督「よくわかってるねぇ。了解した。」



友元帥『それじゃ、またな。』プツン



女提督「そう言うことだそうです。」



千歳「わかりました。」



千代田「ま、いいきみね。」



千歳「それにしても女提督さん…元帥に対して死にさらせは…」



女提督「いいのいいの。気にしない~気にしない。」



千代田「何者なの?」



女提督「ただ単に親友だってことだけ。裏はないよ?」



千歳・千代田「「 本当に? 」」



女提督「ほんとほんと!ほら、この写真見てくれれば。」



コレハシキカンヨウセイノトキノ? ソウソウ コッチハ…モトゲンスイサン!?

ソレチチオヤ ハァ!? ジャァホウショウサントモトゲンスイサンノ!?

ソウ、ムスメトムスコ ハァアアァアアアア!? ソンナニオドロカンデモ…




―――海軍立児童養護施設



チビ朝潮「だだいま戻りました!」

チビ扶桑「もどりました。」

チビ霞「お家ついた!」

チビ潮「…ついたぁ……」

チビ睦月「お家お家!」



施設長「送ってくださってありがとうございます。」



提督「いえいえ。ではまた何かあったら。」



摩耶「俺は荷物取ってくるよ。」



朝潮「はい。施設長さん。なんでも相談に乗ります。」



施設長「はい。頼みますよ。」



満潮「じゃぁね?おチビさんたち?」



ハーイ! マタアソンデネー!



施設長「お世話になりました。みんなはお部屋でお着換えしておいで!」



チビ朝潮「司令官さん!」



提督「どうした?」



チビ朝潮「大きくなったら鎮守府で働いてもいいですか?」



満潮「あら?■■鎮守府で艦娘になりたいの?」



チビ朝潮「はい!いっぱい勉強して訓練して頑張ります!」



提督「そうか。まってるよ。」



チビ朝潮「はい!」ニコッ



満潮「ほんと頼りになるお姉ちゃんね。」



朝潮「そうですかぁ///」



満潮「うん。違う。」



朝潮「ちっ…」



満潮「舌打ちした!?」



施設長「あらあら…」



摩耶「持ってきた。」



提督「荷物それだけか?」



摩耶「ああ。これで十分だ。」



提督「了解。では失礼します!」



朝潮・満潮「「 また来ます! 」」



摩耶「んじゃ!頑張ってくるわ!」



施設長「行ってらっしゃい!」




―――■■鎮守府 執務室



提督「あぁ……疲れたぁ……」



女提督「あたしもぉ…」



大淀「お疲れさまでした。お茶をどうぞ?」



女提督「ありがとぉ…はぁ……」



大淀「あと、この2名はまだ…」



明石「どうにかならないんですかぁ~」

夕張「あの装備作ってみましょうよ~」



女提督「却下却下!」



ウエェェエエエェエエエン――――― ガチャッ



皐月「みんな~?夕食食べないの?」



提督「あぁ……もう俺らは、少し休んだら行く。」



皐月「了解。ほら、明石も夕張もあきらめなよ。」



夕張「うー…」



提督「にしても朝潮がカッコカリで俺を選ぶとは思わなかったなぁ。」



明石・夕張・大淀・皐月「「 わっつ? 」」



大淀「失礼します…あ、本当だ。ほら。」



皐月「ちょちょちょちょちょ!」



コンコンコンコン



女提督「はーい。」



荒潮「どうも~。いいかしら?話がしたいのだけれど。」



大淀「はい?私達は外しましょうか?」



荒潮「このままでいいわ。さっき食事してたらね?」



皐月「なに?」



荒潮「朝潮が『司令官とカッコカリしたから今晩は新婚初夜と言うんですよね?何をすればいいんですか?』って聞きまわってたんだけど。」



提督「なにそれ…」



女提督「あーうん。それで?」



荒潮「叢雲がニコニコと槍を握ってたわ。」



カツン! カツン! カツン! カツン!



提督「あ、絶望の足音が聞こえる。」



皐月「司令官逃げる準備は?」



提督「できて…女提督?なんで捕まえてるのかな?」



女提督「朝潮ちゃんがあんたの指輪をえらんだ恨み?」



提督「なんでそうなる!」



明石「あ、叢雲。こっち。」



提督「なぁ!?」



シレイカン?ドウイウコトカシラ? ハイライトオフ オレハシラン!

ザンッ! アァアア!?フクガァ!?




―――少し後 執務室



コンコンコンコン ガチャッ



朝雲「失礼。」

満潮「いいかしら?」



女提督「どうした~?」



満潮「朝潮のことをちょっと話したくて。」



提督「朝潮?どうかしたのか?」



朝雲「いえ。問題は無いけれど…その、作戦の時の朝潮の話を。」



女提督「アルティメット朝潮モードの話ね。」



満潮「変なあだ名ついてるし…まぁいいわ。司令官達は朝潮のことどこまで知ってるの?」



提督「朝雲。会議中の札かけて鍵を。」



朝雲「了解。…いいわよ。」



女提督「朝潮ちゃんのことでいいんだよね。はっきり言けど全部知ってる。海軍の養護施設に入る前のこともね。」



満潮「そうなの。」



提督「あの海軍の養護施設に入る前は民間の普通の施設にいたんだよな。」



満潮「そうね。朝潮や朝雲、私の他に荒潮や他にも一緒にね。」



女提督「そこで、1つ大きな事件があった。当時、荒潮ちゃんとここにはいないけど、霰ちゃんの2人が上級生から、いじめられていて、怪我をさせられた。そこでいつも止めに入っていた朝潮ちゃんが激怒。眠っていた艦娘の力が覚醒して、いじめっ子たち5人をぶっ倒した。」



提督「ついでに止めに入った施設職員1名も怪我したんだったな。いじめっ子の方は、1名両足を骨折。2名が頭蓋骨骨折。残り2名が歯を折られたんだったな。」



朝雲「すさまじいというか…もう惨劇ね。」



女提督「その後異常な力だったから海軍の施設にね。他のみんなは朝潮ちゃんが守ってたから一緒にって感じだからだよね?」



満潮「そうよ。正気に戻ったときは結構動揺しててね…だから、よく見ててあげてほしいの。」



提督「もちろん。そのつもりだ。」



女提督「大丈夫。しっかりと見てるし、ケアもするようにするから。」



朝雲「はぁー…よかった!全部知っていてくれてて。」



女提督「朝潮ちゃんはいい妹たちを持って幸せだ。」ナデナデ



提督「そうだな。」ナデナデ



満潮「まぁ、アルティメット状態じゃないと頼りないところもあるけど…」



女提督「そこが可愛いのさ…あ…」



朝雲「どうしたの?」



女提督「朝潮ちゃんが提督を選んだことに関して、怒りがまたこみあげてきた!」



提督「完璧なやきもちじゃねぇか!いいだろ~。」



満潮「ちょ!司令官は煽らない!」



朝雲「そう言えばどういう状況で?」



女提督「ヘリに乗る前に朝潮ちゃんに。名義はどっちがいいか聞いたらこっそり…『司令官でお願いします///』って照れながらいいやがるんだ!このやろぉ!」ガシッ!



提督「すてい。女提督すてい。」グググ



朝雲「あはは…でもあの朝潮姉ぇがね…」



満潮「そうね…指輪の意味わかってるとは。」



提督「止めるの手伝ってくれませんかね?」グググ



女提督「意味はあたしが教えといた!がるるるる――」



朝雲「なるほど。なっとく。」



満潮「話はおしまいよ。これからもよろしくね。」



提督「もちろん!そりゃ!」



朝雲・満潮「「 え? 」」



ドターン!



女提督「おほぉ!朝雲ちゃんと満潮ちゃんの匂いじゃァ!くんかくんか!」



提督「あとは任せた!」



朝雲「ちょっと!?どこいくの司令!?」



満潮「な!ちょっとどこ触ってんの!このバカァアァ――」




―――2日後――― 

―――執務室



雲龍「以上が研修の報告書です。」



天城「最後に今回の誘拐事件を模した課題を行い実地訓練としました。」



女提督「なるほど。結果もいい感じだね!お疲れ様!」



葛城「あと、途中で戻った人たちには霧島さんから課題をもらってきたのでレポートをA4用紙5枚の提出で研修過程修了とのことです。」



瑞鳳「うわぁ…いっぱい書かないと…」



秋月「課題内容が…今回の誘拐事件についてのことを書けばいいみたいですね。」



初月「ならば大丈夫だな。5枚くらい書けるだろう。」



照月「がんばります!」



提督「秋月達は明日からここでレポート作成な。資料はここで読むこと。」



「「「「 はい! 」」」」



女提督「雲龍ちゃん達も研修お疲れ様でした!」



雲龍「向こうで今回の報告内容とか見せてもらってるけど…提督は輸送型のヘリの運転もできるんですね。」



提督「驚くところじゃないよ。それより俺らは朝潮の方がびっくりだわ。抜錨状態で飛び降りて問題なく海面に着水したんだぞ?」



天城「それは抜錨状態であれば多少はできますよ?」



提督・女提督「「 マジか… 」」



葛城「でも無事に終わってよかったね。」



女提督「だね。」



雲龍「こちらは本営からの資料をお預かりしてますのでご確認を。」



提督「ありがとう。」



天城「あと、榛名さんが今日は本営に泊まるということに。」



提督「そのようだな。ほら資料。」



女提督「本営の夜間訓練か…帰ってきたらゆっくりさせてあげよう。」



葛城「もう1つ。」



女提督「なに?」



葛城「いい加減昇格試験受けろと友元帥さん言ってました。」



提督「え~めんどい。」



女提督「今のまんまでいいよ~。」



天城「えぇ……」



提督「ここでの活動に支障が出なきゃ、階級なんぞ二の次だ。」



女提督「となりが少将になったからそこらへんはMMのメンツに任せられるからね。」



北上「おーい。提督と女提督~。宴会始まるよ~。おっ雲龍さん達は本営の方お疲れ~。」



雲龍「ありがとうございます。」



北上「いえいえ~。ほら、宴会宴会!」



女提督「了解!それじゃいどうしまーーーーしょ!」




―――■■鎮守府 食堂



提督「え~それでは、■■鎮守府の新人歓迎会をとり行いたいと思います。」



青葉「司会進行の青葉でございます。まずは鎮守府代表としてあいさつを古鷹さんお願いします。」



古鷹「え!?聞いてないよ!?」



青葉「はい。当然の即興でお願いいたします。」



古鷹「青葉ぁ!…………えっと…先日は作戦や子供たちの面倒を見ることなどお疲れさまでした。新人の方々はちょっと変わった鎮守府だとは思いますけど楽しいところなので緊張せずに働いていただけたらなと思います。MM鎮守府の方たちは裏で結構なお手伝いをありがとうございました!以上です。」



女提督「古鷹ちゃん臨時ボーナス確定ェ!」



古鷹「なんと!?」



青菜「そのうちの9割は青葉のポケットに入ることになりまーす!」



ナンデダヨー! アハハハハ! ワイワイ―――



青葉「会場からのツッコミありがとうございます。では次に新人の方々から1言お願いしましょう!ではー……千歳さんから!」



千歳「はい!まずはこのような会を開いてくださりありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。千歳でした♪」



オオ!カッコイイアイサツ! サスガチトセサン! タダノノンベトハチガウナ……



千歳「だれですか!今、飲兵衛といったのは!事実ですけどね?はい千代田。」



千代田「千代田です。今後ともお願いいたします。あと、だれですか!すでに千歳姉ぇに焼酎飲ませたのは!ヴェルちゃんですか?それとも武蔵さんですか?」



提督「私だ。」



千代田「提督かぁああ!」



ナンダカモウココニソマッテルネ ウンウン イイカンジダヨ ワイワイ―



女提督「ネクスト!霞ちゃん!」



霞「霞よ。改めてよろしく。」



女提督「はい、よろしくね。提督!千代田ちゃんと手を取り合ってないで!」



提督「これをみて取り合ってると言えんのか!」グググ



千代田「大人しく捕まってお嫁さん達に怒られなさいぃ!」グググ



アハハハハ! ガンバレチヨダー! オセー!



千歳「たのしそ~♪え~い!」グッ



提督「くっ……千歳ぇ!」ググググ



女提督「霞ちゃんもせっかくだし。やってきたら?」



霞「別にいいわよ……」



女提督「じゃ、やってきなさい。命令だよ♪」



霞「命令なら……仕方ないわね。ね?司令官。」ガシッ



提督「なんでだよ!」ググググググ



テイトクヤルー 3ニンデモカテルンダ……



女提督「そーい!あ……」ゲシッ



ドタァン! キャァアア! タオレタ? ダイジョウブ?



提督「いたた……大丈夫?」



千代田「大丈夫。」

千歳「大丈夫よ~」



提督「霞も大丈夫?」ギュー



霞「あ、ありが……トウ…」



提督「ほら。女提督あげる。」ヒョイッ



女提督「もらった♪」ギュ~



霞「////」



摩耶「なぁなぁ?挨拶しなくていいの?摩耶様空気ですか?」



女提督「わすれないよ。さあ摩耶様ご挨拶を…」



摩耶「摩耶だ。言わせてもらうがきちんとできないような鎮守府なら抜けるんでそこの所よろしく!」



時雨「へぇ……だいぶ上から目線だね?」

夕立「教育するっぽい?」

神通「上下関係からでしょうか?」

三日月「体に叩き込むのもいいと思いますよ?」



4人「「「「 フフフフフフ―――― 」」」」



摩耶「じょ、冗談だよ?きちんと頑張らせてもらいますよ?」



女提督「が・ん・ば・れ」



摩耶「そんなぁ…」



青葉「とまぁ、楽しく真剣にやってききましょ~!それではかんぱーい!」



「「「「 ぱんか~い!」」」」



提督「なんかずれてないか?」



那智「女提督!こっちで飲まないか~?」



女提督「わかった!行く~!」テクテク



提督「俺は…」



睦月「司令官。」



提督「睦月か。一緒に飲むか?」



睦月「それもいけど…三日月の件で…」



提督「あのころは戻らない。」



睦月「アプローチをミスったか…」



―――――――――――――



叢雲「2人共。」



電「中で飲まないのです?」



提督「なんかみんなが楽しそうにやってるのを見たくてね。」



女提督「そうそう。あー…初春ちゃんいつもより飲んでるなぁ…」



提督「しかたない。ヴェルが作ったカクテルだ。あれは飲むしかない。」



女提督「初霜ちゃんが止めに入るが~…」



提督「千歳に飲まされる。」



叢雲「あそこ、空母組は相変わらず食べてるのね。」



電「赤城さんは炊飯機持ってきてるのです!?」



女提督「あはは!っていうか加賀ちゃんもかい!」



提督「な?色々面白いだろ?で、なにか話があったんだろ?」



叢雲「あ、そうね。この前2人ともいなかったとき電と鳳翔さんとで話したんだけどね?」



女提督「鳳翔さん?」



提督「珍しい人の名前が出たな。」



電「はいなのです。もしもの話なんですけど。ここへの襲撃があった場合に全員の脱出又は防衛プランがありますよね?」



女提督「そうだね。作ってあるし訓練もしてるよね。」



叢雲「だけど限定的な襲撃。特に司令官さん達が狙われた際のことを考えてなかったなぁと思ったのです。」



女提督「あたし達が襲われる?」



電「主に鎮守府に対する外部からの乗っ取りへの対策なのです。」



女提督「なるほど。私達が指揮できない状況でのことね。」



叢雲「ええ。2人を逃がしてかつここを取り戻すプラン。」



提督「考えといても悪くないな。」



電「はいなのです。そこで、1つ思いついたのです。この前の事件ときにかかわったPMCの所と水面下での協力体制をと思ったのです。」



叢雲「実は、榛名に頼んで情報を色々もらってたんだけど、そんなに悪くない人達みたいなのよ。」



女提督「ふむふむ。私達を匿ってもらうってこと?」



叢雲「そうなるわね。」



提督「あいつらならいいとは思うが、あっち側のメリットは?」



電「艦娘や深海棲艦の戦闘又は装備の情報を一部。もちろんリスクは伴うのです。力をもつとそれを行使したくなるのです。」



女提督「だから一部ね。」



叢雲「もしもの時には私達が潰すくらいの覚悟でね。」



提督「どうする?」



女提督「そうだね。いいと思う。」



叢雲「そう。」



女提督「それじゃ、明日から時間のある時にマニュアルを作っていこうか?」



電「はいなのです。PMCへの交渉とかはお願いするのです。」



提督「了解した。」



ガラッ



霞「…あの…」



叢雲「じゃあよろしく。」



電「私達はもどるのです~」



女提督「また後でね。」



―――――――――――――



提督「で?霞はどうした?」



霞「…」



女提督「どうしたの?まぁ、ここに座りなさいな。」



霞「うん…あのね。おかげさまで、千歳と千代田とはたぶん仲直りできたと思ってるの。」



提督「うん。」



霞「だけど…怖いの…」



女提督「なにが怖いの?」



霞「私ね…また…人を追い詰めちゃったらどうしようとか…ここにいることでここの人たちの輪を乱すんじゃ…とか…不安で…」



女提督「まったく…あの野郎は…霞ちゃん。」ムギュ~



霞「え?」



女提督「ここの人たちは、霞ちゃんと言う人をすべて受け入れたんだよ。だから、言いたいことは言っていいし、何も心配することないの。」ナデナデ



霞「…」



提督「なにか言っちゃいけいことを言ったときには素直に謝ればいいし、もしもの時には一緒に謝ってやる。だからここにいていいんだ。何も心配するな。」



霞「私…ここに本当にいていいの?」



女提督「いいんだよ。だから移籍届もチョッパヤで受理したんだから。」



提督「すぐに気づいてやれなくて悪かったな。」



霞「ううん…ありがとう。司令官達。」



提督「すまない霞。心配することはあったわ…」



霞「え!?」



提督「さっきから女提督は霞の髪の匂いを嗅いで喜んでる…」



女提督「おほぉ…いい匂いちょっと甘くて…いうなれば赤ちゃんの匂いじゃないですか~♪」



霞「なにしてんのよ!」グイッ



女提督「よいではないかぁよいではないかぁ~」



霞「この…離せってば!このクズ!あっ…」



女提督「上官に向かってクズというのは…ありだな!もませろぉ!」



霞「なんでそうなるのよ!ぬぁあ!司令官も止めなさいよ!」



提督「楽しそうだからいいだろ?あはは~」



霞「このクズどもぉおおおおお!」



提督「なんだとぉ!?」



女提督「ここだ!弱点はここだ!」



提督「脇腹だな!よっしゃ!」



ムニムニムニムニムニ!



霞「きゃはは!悪かった!悪かったってば!」



提督・女提督「「 ゆるさん! 」」ニッコリ



霞「きゃはははは!だめ!もう!あはははは!」



ナニヤッテルンデス? タスケテアラシオ! カスミハミミモジャクテンヨ?

ナゼオシエタァ!? アハハハハハ―――――――




―――――――――――――



青葉「以上が任務でのお話でございました!」



電「めでたしなのです。アルティメット朝潮ちゃんパネェのです。」



霞「あれは…BGMつければホラーまっしぐらの光景だったわよ…」



翔鶴「妹思いのいいお姉さんでいいじゃないですか。」



青葉「そうですねぇ…青葉も衣笠を大切にしましょう。」



電「あれ?衣笠さんは妹じゃないのです。」



青葉「まぁ、妹みたいなもんですよ。」



霞「あのさ?私達を助けてくれたのはいいんだけどさ。さっきの話だとMM鎮守府さんたち待ちぼうけくらってない?」



青葉「いえいえ!作戦中は子供たちや施設長さん達を見てもらってました!影で支えてくれてるんですよ。」



霞「ならいいけど。」



翔鶴「あのそろそろ次のお話に行った方が…」



電「そうなのです。このお話はこの事件が解決して1週間後のお話なのです。」



青葉「どうぞ!」




ーーーーーーーーーーーーーー

―――■■鎮守府 ??



ピピピピ



夕張「あ、回ってるね…夕張です。いまちょっとやばい状況…いえ……生死にかかわるかもしれませんのでこの映像を残しておきます。」



夕張「ここはとりあえずセーフポイントっぽいですけど…いつまで持つことやら…」



夕張「ことの発端をこれに残しておきます。あれは――――」




~~~~ 回想 ~~~~

―――夕張の部屋



夕張「あぁ……ぼーっとできる幸せ…提督と一緒にぼーっとしたいなぁ…具体的に腕枕とか…ふふふふ…」



コンコン



夕張「はーい。グダってますけどどうぞ~」



朝潮「失礼します!」



夕張「朝潮ちゃんじゃないですか~。どうしたの?」



朝潮「あの…司令官とカッコカリしたのはいいのですが…具体的になにかした方がいいのでしょうか?」



夕張「ほうほう。それを聞きにきたと。」



朝潮「はい!夕張さん以外は皆さん、それぞれに用件があるみたいなので。」



夕張「あれ?明石いるんじゃない?」



朝潮「明石さんは装備の整備中です。」



夕張「そうか。よし!お姉さんが教えてあげよう!時間はある?」



朝潮「はい!今日は非番です。」



夕張「オッケー!ブドウジュースでいいかな?」



朝潮「ありがとうございます。」



夕張「はいはい。それで、朝潮は提督とのカッコカリはどんな気持ちだった?」



朝潮「嬉しいです。司令官との距離が前より近くなれるような気がしました。」



夕張「それは上官として?男性として?」



朝潮「そうですねぇ…不思議な感覚です。」



夕張「ふぅむ……提督はなんか教えてくれた?」



朝潮「司令官は次、頑張ったらと言っていますので頑張ってます!」



夕張「そ、そうか…(はぐらかしてるなぁ……)」



朝潮「司令官が努力しろとおっしゃるのであれば努力し続ける所存です。」



夕張「朝潮ちゃんかっこいいわぁ…まさに忠犬。」



朝潮「そうですね。ここでは中堅くらいですけど?」



夕張「そ、そうだねぇ(日本語ってむつかしい…)」



朝潮「それで、どうすればいいんでしょうか?」



夕張「朝潮ちゃんはどうしたい?提督ともっと仲良くなりたい?」



朝潮「はい!」



夕張「了解。2人きりでどんなことしたい?」



朝潮「訓練です。」



夕張「ごめん。訓練とかそういうのじゃなくて…2人きりでお茶したいとか、明石みたくバイクで一緒にツーリングしたいとかさ?」



朝潮「うーん…考えたことありませんでした。」



夕張「それじゃちょっと戻ろう。カッコカリについて、朝潮ちゃんはどう思ってるの?」



朝潮「絆を強めた指揮官と艦娘のための戦力強化だと思います。結婚については女司令官さんから少し…///」



夕張「おぉう…(何を教えた!?)」



朝潮「どうかされました?」



夕張「いんやぁ、なんでもねぇだべさぁ。」



ピピピピピピ!ピピピピピピ!



夕張「ごめんね?明石どうしたの?」



明石『ごめん!メンテ手伝ってほしいんだけど来れる?30分くらいなんだけど?』



朝潮「行ってきてください。装備のメンテナンスは重要ですので。」



夕張「わかった~。行くね。…ということで朝潮ちゃん。ちょっと行ってくるから待っててもらえる?」



朝潮「はい!」



夕張「そうだ!この部屋にカッコカリしたときに私が参考にした本があるはずだから読んでみて。たぶんクローゼットの中にあるはずだから。」



朝潮「はい。では読ませていただきます。」



夕張「もし読んで試してみたいことあったら実戦してみるのもいいかもね?」



朝潮「ありがとうございます!」



夕張「行ってきます~。」パタン



朝潮「お気をつけて!…本はクローゼットでしたね?」



ガサゴソ



朝潮「恋愛指南書?恋人との話し方?違いますね…カッコカリについてではなさそうです。ん?こっちにも段ボールが?」



ガサゴソ



朝潮「あ。これも本ですね?なんか薄いですけど…ええと、禁断のカッコカリ、カッコカリのあとのラブラブ補給方法…これですねきっと。」



ペラペラ



朝潮「ええと…ふむ……カッコカリした後の補給はこうしてもらうんですね…」



ペラペラ



朝潮「ええと…執務室の司令官のまえに行って、服を…なるほど。下着は――――」




~~~~ 回想1終了 ~~~~



夕張「これは完璧に私のミスです。」



夕張「きちんと本を出してあげればよかった…」



夕張「後悔先に立たず…結果執務室での事件が発生してしまった…」




~~~~ 回想2 ~~~~

―――■■鎮守府執務室



女提督「これで今回の事件については完璧に終わりだね。」



提督「お疲れさん。ほい、糖分。」



女提督「ありがと。」



衣笠「提督さーん。女提督さ~ん。」



提督「お?衣笠か。どうした?」



衣笠「あのね?そろそろお茶も新しい味に変えたらとおもって茶買ってみたんだ。飲んでみない?」



女提督「あぁ!それこの前ランキング上位にはいったやつ?」



衣笠「そうそう!どぞ。」



提督「ありがとう。いただく。」



女提督「いただくね!」



衣笠「私も飲もう。」



提督「冷茶なのか。冷えてるのに甘く感じるお茶だな?」



女提督「葉もいいの使ってるねぇ。」



衣笠「これはあたりかも♪」



コンコン



女提督「どうぞ~」



朝潮「失礼します。」



衣笠「朝潮ちゃんどうしたの?」



朝潮「司令官に用ががあってきました。」



提督「俺?」



朝潮「はい。じつはカッコカリの後の艦娘は指揮官とどのように接するか学んできたのでそれ実戦しようと馳せ参じました。」



提督「女提督はまた変なことでも吹き込んだか?」



女提督「いや、今回いは何にも…荒潮ちゃんあたりになにか吹き込まれたのかな?」コソッ



衣笠「かもしれませんね。抱っこしてもらうとか可愛いお願いじゃないですか?」コソッ



提督「別にいままで通りでいいと思うんだけどね?」



朝潮「いえ!カッコカリは絆の証!この朝潮、司令官ともっと絆を深めたいです。」



提督「それで?どうするんだ?」



朝潮「相談したところ実践してみるといいともいわれたため、実践したいと思います。」



提督「実践?」ゴクゴク



朝潮「はい!それではどうぞ!朝潮に補給をお願いします!」バサァ!



提督・女提督・衣笠「「「 !? 」」」ブハァ!



衣笠「まったまったまったぁああああ!」ガバァ!



提督「朝潮なぜ服を脱いだ!?服をきなさい!」



女提督「そしてなんで下着をつけてないの!?」



朝潮「本によるとカッコカリのあとの補給は裸で抱き合うと図解で乗っていました。なのでそれを実践してみようと思いました!」



提督「とりあえず朝潮は服着ろ!」



女提督「服はあたしが!衣笠ちゃんは適当な理由つけて朝潮ちゃんの下着を持ってきてあげて!」



衣笠「了解!」タッタッタッ



朝潮「なにか間違っているのでしょうか?」



提督・女提督「「 すんごい間違ってる! 」」



朝潮「そうでしたか。」



~~~~ 回想2終了 ~~~~




夕張「まさかね…薄い本を見つけて実践しようとするとは…」



夕張「まぁ朝潮ちゃんは純真ですから…本のタイトルだけで判断してしまったのでしょう…」




~~~~ 回想3 ~~~~~

―――執務室



衣笠「お水をこぼしたってことにしておいたからね?そういう風に言ってね?」



朝潮「了解です?」



女提督「びっくりしたよ…」



衣笠「朝潮ちゃん。いい?そういうのはもうちょっともぉっと強い絆よりもっと上の感情が互いに出てからのことだからね?」



朝潮「わかりました。」



提督「朝潮。もう一度言うぞ?朝潮は今のままでいいからな?」



朝潮「では、あの本は何だったのでしょうか?」



女提督「ちなみに誰の部屋で見つけたの?」



朝潮「夕張さんの部屋です。カッコカリした後について本があるから読んでいいと言われました。」



衣笠「それでさっきの行動みたいことが書いてあったと。」



提督「そうかぁ…夕張かぁ…」



女提督「こりゃぁ…ちょっとお灸をすえないとねぇ…」




―――夕張の部屋



夕張「思ったより早くすんだよ!っていない?実践しに行ったのかな?」



夕張「朝潮ちゃんだから抱っこしてもらうとかか…な…」



薄い本1「やぁ!」



夕張「……」



薄い本2「このシーン熱いよなぁ?」



夕張「……」ダラダラ



薄い本3「イエァ!」



夕張「うおぉおおおおお!朝潮ちゃぁああああん!」



~~~~ 回想3終了 ~~~~ 




夕張「いやぁ……まさかこっちの箱まで空けるとは……」



夕張「確かに同じ場所にしまっておいた私がわるいんですけど……」



夕張「この時、自分でも最速なんじゃないかと思うスピードで朝潮ちゃんを探しましたよ。」



夕張「ちょうどその時でしたね――――」




~~~~ 回想4 ~~~~

―――談話室



ヴェールヌイ「3カード。」



ル級「残念4カードよ。」



扶桑「ル級さんお強いですね?」



霞「さっきから4連勝中ね。」



夕張「すいません!朝潮ちゃん見ませんでした!?」



ヴェールヌイ「そんなに慌ててどうしたんだい?」



霞「ああ、朝潮なら執務室じゃない?さっき水をこぼしたかなんかで衣笠さんが替えの下着とりに来たから。」



扶桑「花瓶を持ったまま転んでしまったんでしょうか?」



霞「そうみたいよ?」



夕張「……あかん……」



ピーポーン!ピーポーン!



ヴェールヌイ「ん?全体放送だね?」



提督『ええ…鎮守府に残っているもの全員に伝える。夕張を見つけ次第確保すること。』



ル級「え?夕張?」



提督『確保した者には報奨を与える。報奨は本日の夕食を外でごちそうする。または確保した者の要望になるべく沿うようにする。』



ヴェールヌイ「へぇ……」



提督『確保条件についてだが本日の1800までに確保すること。武器、トラップすべて使用可能とするが、鎮守府内の設備を壊さないように注意すること。夕張をめぐって闘争は行わないこと。』



霞「なんかすごい本気なんだけど?」



提督『これで最後だ。確保した夕張について………生死は問わない。以上。』



夕張「あ…あぁあ……」



提督『ちなみに夕張。自首は認めない。』プツン



ヴェールヌイ「夕張さん。」



夕張「な、なにかな?」ジリッ



ヴェールヌイ「ちょっとほしいものがあるんだ。」



扶桑「あららら…ですが…私も実はほしい品物がありまして……ね?」ガコン!



夕張「うそぉ……扶桑さんまで…」ジリッ



ル級「ツカマエレバイイノネ?」



霞「なんだか…面白そうね?」



夕張「うわぁあああ!」ダダダダダ!



マテー! ツカマエロォ! ユウバリガイタゾォ! ズドン!

ホントウニウッテキタァ!? イヤァアアアア!



~~~~ 回想4終了 ~~~~




夕張「とまぁ…みんな完璧にに私を獲物として追ってきました……」



夕張「提督め……自首すら許さないって……」



夕張「とりあえずヴェルちゃんたちをまいたあとも大変で――――」




~~~~ 回想5 ~~~~

―――鈴谷と熊野の部屋



ドコダァ? イナイヨ? アッチカナァ? タッタッタッ



熊野「なにしたんですの?夕張さん。」



夕張「ちょっとですね…見せちゃいけないものを見せちゃいけない子に見せてしまったといいますか……」



熊野「……まぁ、聞かないであげますわ。お茶お飲みになる?」



夕張「ありがとうございます。」



熊野「珍しいですわよね?提督さんがここまでするというのも。」カチャカチャ



夕張「はい。せめて自首を認めてくれればよかったんですけど…」



熊野「がんばって逃げろというのもあれですけど…どうぞ?」



夕張「ありがとうございます。」



熊野「紅茶ですわ。少しブランデーを入れましたの。」



夕張「どうも……ちょっとごめんね?最新の注意を払わせてね?………熊野さん…何入れたの…」ガタッ



熊野「ばれましたわぁ……ちょっとエステに行きたくて…手荒なことはしたくありませんでしたが…」ガコン!



夕張「目が本気だよぉおおお!」ダッ



熊野「お待ちなさい!」ダッ



アッ!イタァ! コッチモダメカ! トウッ! ソトダ!ソトニマワレ!




~~~~ 回想5終了 ~~~~




夕張「このあとも追いかけられる追いかけられる…」



夕張「そんな中、今日の遠征は資材を輸送するものだったので空のドラム缶があるのを思い出したんです。ドラム缶は倉庫に入るんで安全に休めると…」



夕張「それに放送で鎮守府内の人に告げると言っていたので遠征班には伝わってないはずでしたから…」



夕張「海に出るには装備を、装備は工廠の地下室に。ですけどねぇ…すでに明石と卯月ちゃんが罠をしかけてるとこでした…」




~~~~ 回想6 ~~~~

―――工廠



夕張「…(装備は私の地下室……そこからは地下水路で海に…)」



卯月「これ何ぴょん?」



夕張「……(うーちゃんに明石…やっぱりいますねぇ…)」



明石「クレイモアといいまして…センサー型の爆薬です。」



卯月「あぶねぇぴょん…」

夕張「…(うわぁ…やられるぅ!)」



明石「夕張ですからね。これくらいは引っかからないですから…本命はこっちです。」



卯月「うわ…これ引っ付くぴょん…」



明石「ゴキブリホイホイみたいなやつですよ?」



卯月「夕張はゴキブリと一緒の扱いぴょん…」



夕張(明石ぃ!)



明石「ちなみにうーちゃんは?」



卯月「夕張の装備にブザーと発信機つけたぴょん!触った時点でセンサーが働いて、30秒でブザー、40秒で電気ショックぴょん。」



夕張(やべぇやべぇやべぇ!)



明石「いいですね~。教えがいがあります。」



卯月「うーちゃんの師匠は最強ぴょん!」



明石「ありがとうございます。」



卯月「それじゃ周り見てくるぴょん。」



明石「では私も別の場所を。」



夕張「動いたね…よしこっちも……」ススス



明石「来ませんねぇ…上も見ますか。」カツンカツン



夕張(いまのうちに…本当にクレイモア…ここはこうして…)



明石「上にそうは来ませんか…」



夕張(ロッカーに!)



明石「降りて…こういう時映画だとロッカーにいるんですよねぇ…」カツンカツン



夕張(あぁ……あぁああ…)ドックンドックン



明石「こんにちは!」ガシャン!



夕張(!!)ドックンドックン



明石「こっちですか!?」ガシャン!



夕張(あと…2つ…)ドックンドックン



明石「最後に両方……」スッ



卯月「明石さん!こっちでなにか動いたぴょん!」



明石「本当ですか!?」タッタッタッ



夕張(あぶねぇ……あぶねぇ……)ドックンドックン



~~~~ 回想6終了 ~~~~




夕張「最後はほんとにもう……死ぬかとおもいました…」



夕張「あんがいロッカーは見つかるんですよ。映画とかゲーム見たくはいきませんね…」



夕張「そうして地下の装備のところに行ったんですが……」




~~~~ 回想7 ~~~~

――工廠地下



夕張「うわ…本当に仕掛けてある……」



夕張「解除しますか……カウント開始……」カチャカチャ



夕張「うわ…あと20秒でブザー……」カチャカチャ



夕張「うっそぉ……どっちだぁ……」カチャカチャ



夕張「10、9、8、……やばい!」



ビッ…… プチン



夕張「ちょっとなったけど大丈夫だよね?」



カツンカツンカツンカツン ブザーノシンゴウガデタピョン!



夕張(急いで逃げる!)ガシャン パタン



明石「夕張!逃げられませんよ!」



卯月「やられたぴょん!艤装を持ってかれたぴょん!」



明石「鎮守府に告げます。被疑者艤装をもって逃走!艤装をもって逃走!」



~~~~ 回想7終了 ~~~~




夕張「ギリギリで海に逃走!やりましたね!夕張ちゃん偉い!」



夕張「海に逃走したらやはり遠征班に会いました。」




~~~~ 回想8 ~~~~



夕張「そこをなんとかドラム缶のなかに…」



五月雨「どうしましょう?」



電「うーん…」



夕張「どうにか!今回だけ!」



愛宕「本気で鬼ごっこですかぁ……」



伊168「本当に鬼ごっこか…怪しいなぁ?」



夕張「本当です!味方いないんですよ!」



電「……今回だけなのです。」



夕張「ありがとうございます!」



伊168「もし見つかっても私達のせいじゃないですからね?」



夕張「それでいいです!」



五月雨「では、このドラム缶に。」



夕張「お願いします!」



電「入ったのです。蓋をしめるのです。」パタン



夕張『はい!お願いします!』




―――■■鎮守府 母港



女提督「お疲れ様~。」



電「輸送無事完了なのです。」



五月雨「やはり南の方は激戦が続いてるみたいで街への深海棲艦の攻撃もあるみたいです。」



愛宕「気が抜けない状態は続いてるみたい。」



女提督「そうかぁ…」



五月雨「このドラム缶、倉庫にしまっておきます。」



女提督「お願い。そうだ!海で夕張ちゃん見なかった?」



電「いえ?見なかったのです。」



女提督「そう。じゃぁ海じゃなくてまだ鎮守府のどこかかな?」



愛宕「なんかあったんですか?」



女提督「いや、あとで話すよ。とりあえずこのドラム缶しまってきてね。そしたら休憩がてら遠征の報告お願い。」バンッバンッ



夕張(おぉおおお!?耳!耳ぃ!)



電「賛成なのです!」



愛宕「はい!」



五月雨「では運びます!あっ」コケッ



ガツーン! ガランガランガラン



女提督「あれ……この光景2度目かも……」



五月雨「この前も私ドラム缶に躓いたような……」



女提督「その時中にあたしいたよね?」



五月雨「そ、そうでした……」



電・愛宕(( 夕張さん……死んでないかなぁ…… ))



~~~~ 回想7終了 ~~~~




夕張「正直、死にそうでしたよ…」



夕張「ということで、今倉庫にいるわけです。」



夕張「そろそろ移動を開始しようかな?」



ソウコニイヤガルノデスネ… サスガニチョットコンカイハ…



夕張「やっば!電ちゃん事情が分かったみたいでプラズマモードです!逃げよう!」ピッ



電「どこにいやがるのです!」バァン!



夕張(ひいぃいい!)



五月雨「純粋な朝潮ちゃんにあんなこと吹き込むなんて…」カツン カツン



夕張(五月雨ちゃんも怒ってらっしゃる!?)



電「さすがにドラム缶からは出たでしょう…ですから…」



五月雨「ここですかねぇ?」



夕張(なんか2人とも持ってる?)



電「一個くらい大丈夫なのです。」



五月雨「では。」



カシャッ カシャ ズダダダダダダ!



電「…」ガコォン



五月雨「中にだれもいませんね?」



電「一応ゴム弾ですけど…当たれば大人しくはなるのです。」



夕張(逃げなきゃやられる…逃げなきゃ…逃げなきゃ…逃げなきゃ…)ソローリ



五月雨「こっちですかね?」



カシャン ズダダダダダダ!



夕張(ひぃ…目の前…弾…こういう時提督なら…音!なにか…あった!これを投げて!)



カランカランカラン!



電「そこなのです!」



五月雨「撃てェ!」



ズダダダダダダ!



夕張(よっし!今のうち!……きたぁ!脱出!し……)



ヴェールヌイ「やぁ!」



夕張「ちっ!」ピンッ ポイッ シューーーー!



ヴェールヌイ「スモークか!ケホッ!だけどね……」ピンッ



ピピピピピピ!ピピピピピピ!



夕張「警報装置!逃げる!」タッタッタッタッタッタッ



電「まつのです!夕張!」ダダダダダ!



夕張「まったら死にますからぁ!」



――――――――――――――――



夕張「はぁ……はぁ……」



夕張「スモーク2、模擬フラグ2……艤装弾薬30が2セット……」



夕張「だれか、かくまってくれないかな……」



間宮「あの~……何されてるんですか?」



夕張「ひっ!」ガシャン



間宮「ななな、なんで砲口を向けるんですか!?」



夕張「え?間宮さんここで起きてること知ってる!?」



間宮「いえ……いまお台所の道具の買い出しから戻ってきたばかりで…」



夕張「なら今すぐ部屋にいってもいい!?」



間宮「え、ええ…いいですよ?」



夕張「ありがとう…神よ……」



間宮「??」



夕張「5分後に部屋に行きますので開けておいてください!このことはだれにも言わないように!」タッタッタッ



間宮「は、はい。」




―――間宮の部屋



間宮「何かお飲みに?」



夕張「あ、飲み物持ってきてますので……お気持ちだけで。」



間宮「そうですか。少し窓を開けますよ?」



夕張「どうぞ?(窓から離れてと。ここなら見えないね。)」



間宮「そんなところでいいんですか?」



夕張「はい!ここでいいんです。それより間宮さんはなんの小包ですか?」



間宮「これはですね~…これです!」キラン



夕張「包丁ですか?」



間宮「はい!中華包丁です。やっと注文したのができたので。それに大鍋も追加しました。」



夕張「人数も増えましたもんね。いつもありがとうございます。」



間宮「いえいえ。でも皆さんがいつもおいしく食べてくださるのでうれしい限りですよ?」



夕張「そうですか!間宮さんの作るごはんは楽しみですからね♪」



間宮「あら、ありがとうございます♪」



夕張「ふぅ…セーフハウス……」



間宮「セーフハウス?なんの――――」



パシィン!



間宮「きゃぁああ!」



夕張「狙撃!?まじ!?なんでバレた?間宮さんこっち!」



間宮「なんですか!?なんなんですか!?」



夕張「私の追手です…すいません…」



間宮「夕張さんの?どういう?」



パシィン!



提督『全体放送。全体放送。そろそろ帰投した皆もいるだろう。そこで現状を説明する。』



夕張「いっ!?」



提督『被疑者夕張は某駆逐系の子に対して成人向け冊子を参考にするように仕向け、その子が実行寸前に至った。よって現在確保を鎮守府内の全員に依頼いしている。褒賞も準備―――カクカクシカジカ…以上。再度言う。確保に関しての生死は問わない。』



夕張「あぁ……増援決定…」



間宮「夕張さん…」



夕張「はい?」



間宮「さすがにこれは許容できる問題ではなさそうですね…」



夕張「間宮さん…その包丁は…」



間宮「試し切りってご存知?」



夕張「うわぁぁああああ!」ダッ!



パシィン! パシィン!



夕張「狙撃もされてるぅ!?」タッタッタッタッタッ



間宮「もしもし?女提督さん?夕張さん逃走しました。」



女提督『ありがとう。ごめんね。』



間宮「いえいえ。では。……ごめんね夕張さん。事情はすべて聞いてるの……朝潮ちゃんには…アウトよねぇ…」




――――――――――――――――



コッチカ!? イナイナァ… アッチイッテミヨウ!



夕張「だめだ…逃げるだけじゃ…」



夕張「どうしよ…戦うなら武器が…でも行動するには狙撃班がいる…」



夕張「…狙撃……よし。狙撃班からだ。そこから制圧しよう。たしか間宮さんの部屋に撃ちこんだんだから……あぁ、あの丘からか…」



ヤッパリイナイネ… ソッチニイッテミヨウ! ウン!



夕張「よし。ここから反撃開始だ。」タッタッタッ




―――工廠脇の丘



鈴谷「……こちらS。標的いまだロスト」



球磨『こっちもロスト状態クマ……』



祥鳳『そろそろ艦載機をとばしてみましょうか?』



鈴谷「いいかもね。」



瑞鳳『じゃぁ発艦してみるよ!』



球磨『発艦確認クマ。』



鈴谷「夕張~……どこ~……」



祥鳳『きゃぁあ!』ガガガガ



鈴谷「どうしたの祥鳳さん!」



球磨『信号ロストクマ…』



瑞鳳『え?』ガガガガ



球磨『瑞鳳?!』



鈴谷「球磨?どうやら夕張……逃げから攻撃に行動を変えてきたよ……気をつけて。」



球磨『了解クマ。』



鈴谷「各位に告げる。夕張は反撃に転じた模様。狙撃班も残り2人―――」



球磨『クマぁ!?』ガガガガ



鈴谷「訂正……残りは鈴谷だけ。」



ザザーーー ザザーーー



鈴谷「風かぁ…なんてね!」カシャ! バシュッバシュッ



夕張「残念です。このままこめかみを打ち抜けばライバルも減るわね?」カチャッ



鈴谷「…くぅ……降参!」



夕張「鈴谷さん。中の状況は?」



鈴谷「いえないな……」



夕張「いいですよ。それなら鈴谷さんが提督に勝負下着で布団に潜り込んだ写真。ばらまきます。」



鈴谷「な!?なんで!?」



夕張「どうします?」



鈴谷「……中では――――」




―――執務室



朝潮「あの…もう許してあげては…」



提督「ん?ああ。許すことは許してるけどさ。」



女提督「きっと夕張ちゃんのことだろうからきちんと隠して置いといたんだとは思うよ?」



提督「ああ。だけどせっかくの機会だ。訓練してもらおう。」



女提督「夕張ちゃんは技術担当だから保護任務だと裏方に回ることおおいしね。」



朝潮「なるほど…」



提督「まぁ捕まえたら軽いお小言だけにするつもりだ。」



朝潮「でも、生死は問わないというのは…」



女提督「大丈夫。それは怪我の無いように確保とは連絡してあるから。まぁ夕張ちゃんもゴム弾を使ってるとかで死にはしないと思ってるだろうけど?」



朝潮「なら大丈夫ですね?」



満潮「ねぇ?」



提督「お、遠征おつかれ。」



満潮「ねぇ?今そこで話聞いたんだけど…午前中のこと本当?」



女提督「ええ。残念だけど事実。」



満潮「そう……朝潮にそういうこと吹き込むのは……ちょっと許せないわね…」



朝潮「い、いえ……その事情が事情ですので…」



満潮「大丈夫。〇しはしないから。」テクテク パタン



女提督「提督?いいところで止めてあげなよ?」



提督「ああ。…朝潮。」



朝潮「はい?」



提督「お前…みんなから愛されてるな。」ナデナデ



朝潮「そ、そうでしょうか///」



女提督「そうだね。これは愛されてるわ。」ナデナデ



朝潮「そうだと…うれしいです///」




―――寮 談話室



夕張(やっぱり談話室で会議してますか…どれどれ?窓の外から聞きますか…)



赤城「加賀さんはここから、瑞鶴はここ、蒼龍と飛龍は屋上から、翔鶴、空母水鬼は母港近辺を。」



瑞鶴「了解!」



加賀「どうやら、狙撃班と居た祥鳳、瑞鳳ともにやられたから気は抜かないで。」



飛龍「はい!行こう!」



蒼龍「うん!」



赤城・加賀「「 すべては… 」」

飛龍・蒼龍・瑞鶴「「「 すべては! 」」」



赤城・加賀・飛龍・蒼龍・瑞鶴「「「 焼肉食べ放題のために! 」」」



ハイチニツイテ! ズイカクイキマス! ワイワイ――――



翔鶴「ねぇ…鶴?」



空母水鬼「ま、まぁ……うん。割り切って楽しんじゃうしかないんじゃない?」



翔鶴「…良いんでしょうか…」



高雄「なんかにぎわってるわねぇ…」



古鷹「夕張ちゃん大変だねぇ…」



摩耶「でもよ?やっちまったことがなぁ…」



高雄「そうねぇ…」



古鷹「高雄さんはなんで参加しないんですか?」



高雄「まぁ、故意にやれば怒りますけど…事故ですから」



摩耶「それに全員が追っていったらさすがにかわいそうだろう?」



古鷹「だよねぇ…大変だ夕張ちゃんは…ほぼ全員を1人で相手してるんだもんね。」



夕張(やべぇ…古鷹ちゃんマジ天使!摩耶さんは子供を相手してた分、意外と優しい。高雄さんわかってらっしゃる!)



千歳「ねぇ?夕張さん。」ガシッ



千代田「大変ね…」ガシッ



夕張「!?」



千歳「しーっ…私達不参加組。」



千代田「そうそう。安心して。」



夕張「ですけど…そういって熊野さんには睡眠薬、間宮さんには包丁を向けられてますので…」



千代田「やっば…でも本当に不参加組。」



千歳「それに提督さんと女提督さんから伝言があるの。」



夕張「2人から?」



千歳「ええ。いい?1800まで逃げ切り、1800以降に執務室の提督さんと女提督さんにペイント弾を1発づつ当てられたら。今回のことは不問。加えて追ってる人達と同様の褒賞を出すって。」



夕張「そうきましたかぁ…」



千代田「装備は提督さんが屋上にパッケージを用意してくれました。」



夕張「回収しろと…」



千代田「はい。ペイントが当たった人は脱落扱いとするそうです。あと、本気で怒ってる人もいるからね~って女提督さんが…」



夕張「具体的には…だれが…」



千代田「執務室情報だと…電ちゃん、五月雨ちゃん、満潮ちゃん、神通さんの4名。」



夕張「なんか…2人増えてる……やばい2人が…」



千歳「……そろそろ逃げて。」



夕張「ですね…ありがとうございます。さぁて…ミッション開始。」




―――寮



夕張(とりあえず…もうちょっとで屋上だけど…)



夕立「どっこに~いるっぽい~♪」



春雨「どこですか~♪」



川内「見つけたら~♪」



初霜「ちょん切るぞ~♪」



4人「「「「 いえい! 」」」



夕張(なにをちょん切るの!?)



夕立「夕張に噛みついてもいいっぽい?」



初霜「いいんじゃないんですか?だって首だけでもいいって司令官が…」



夕張(提督~……抱き枕にするから許して~……)



女提督(がんばれ~)



夕張(女提督さんが直接脳内に!?)



春雨「でも…痛いのは嫌ですよ?」



川内「春雨知ってる?介錯って言って苦しまないで即死させあげる優しさなんだよ?」



春雨「なら安心ですね。」



夕張(安心じゃねぇ!)



夕立「…近くにいるっぽい。匂いがするっぽい。」



川内「みんな静かに…」タァン!



夕張(さすが夕立…川内さんは足を踏み鳴らして……まさか)



川内「階段の影!」ダッ



夕張「川内の耳どうなってんのさ!」ピンッ ポイ



初霜「フラグ!伏せて!」



春雨「違います!模擬フラグです!」



夕張「なぜ分かる!」ポイッ



川内「そっちはスモーク!」



ポシューーー ケホッ ミエナイッポーイ



夕張(さささーっと……)



初霜「行かせません!」ガシッ



夕張「くっ…特製間宮パフェ4人分のチケットで勘弁してくれませんか?」



川内「それより、確保報酬の外食と同条件の約束をしてくれたら逃がしてあげてもいいよ?」



夕張「…わかりました。ごちそうさせていただきます。」



4人「「「 行ってください。 」」」」



夕張「サンクス!」タッタッタッ



夕立「がんばるっぽーい!」



川内「いやぁうまく行ったねぇ…」



夕立「ふふ~♪川内の作戦はすごいっぽい!」



川内「それほどでも~♪」



初霜「逃げ切らなかった場合は半分は出しましょうね?」



川内「だね。」

春雨「ですね。」

夕立「ぽい!」




―――屋上



離島棲鬼「おいで…いつでもいいわ。」ガコン



レ級「おいでぇ!あははは!」



戦艦棲姫「うふふ♪楽しいわねぇ。」



リ級「来る…叩く…来る…叩く」



夕張(父さん、母さん…天国でみてますか?私は元気に逃げてるんですけど…屋上が世紀末です。)



レ級「あはは!」ズドン!



ドカァン!



夕張(今しがた、屋上のドアが粉々になりました。え?粉々?)



戦艦棲姫「レ級?なんでドアを吹っ飛ばしたの?」



レ級「軽く撃ったら壊れちゃった!」



離島棲鬼「あとで謝りに行きましょう。」



レ級「はーい。」



夕張(さぁて…物資はあそこ…よし!)ピンッ シュッ



離島棲鬼「来たわ!撃てェ!」ズダダダダダダ!

レ級「あははは!」ズダダダダダダ!

戦艦棲姫「ファイヤー!」ズドン!ズドン!



夕張(想定内!砲撃が終わると…)



リ級「捕まえる!」ダッ



夕張「リ級がくる!」ピンッ



リ級「自爆!?」バッ



夕張「確保ぉ!」グイッ



リ級「あう…捕まった…」



夕張「よぉし。盾になってもらうよ。」



離島棲鬼「人質とは卑怯な!」



夕張「勝てばいいのだよ。勝てば。」



戦艦棲姫「くっ…汚い…」



夕張「この艤装には弾が入ってる……みなさん武器を捨ててください。」



レ級「尻尾捨てられない。」



夕張「うん。それはそのままで…戦艦棲姫さん。そこの箱を空けてください。」



戦艦棲姫「はい。開けたわ。」



夕張「銃にペイント弾を装填してこちらに。」



戦艦棲姫「はい。」



夕張「それじゃ。……うん、ペイント弾だね。」パチンパチンパチンパチン



離島棲鬼「あら。負けね。」



夕張「よぉし。それじゃ――――なんてね!」クルッ パチンパチンパチン



初春「うむ……気づいておったか……」



雷「階段から行けばばれるわよね……」



夕張「そうだねぇ。」



初春「うむ。次からは一緒に待ち伏せにしようかの。」



雷「そうね。死角にいるべきだったわね。」



夕張「いやいや…次はないですから。」



戦艦棲姫「早く武器の準備した方がいいんじゃ?」



夕張「そうでした!どれどれ……銃はこのハンドガン…ハンドガンのサプレッサー…弾倉が使えるベクターに…ホロサイトとサプレッサー…スモーク3個、保護用ゴーグル…」



リ級「結構入ってるね。」



夕張「ですね。1人で鎮守府全員相手にしてますからね。あとは…プロテクターで…装備完了!」



リ級「それとこれインカム。」



夕張「インカム?」



提督『スイッチ入ったな?夕張。』



夕張「提督!」



女提督『装備まで取りに行けたあなたに情報をプレゼント。夕張ちゃんを追ってる人の中に2名だけ仲間を用意しました!』



提督『だが、わかるものは何もつけてない。自分で見つけ出すこと。ただ合言葉がある。合言葉は夕張が『おでん』で2人には『こん』と『にゃく』と伝えてある。』



夕張「まさかの合い言葉!というか自首をですね?」



女提督『間違って味方を撃ってしまった場合は仲間にならないからね。そういうことで!』



夕張「ちょっとぉ!?だめだ。切れた。」



雷「まぁ、頑張りなさい。」



夕張「ちなみに『おでん』!」



レ級「おいしい!」



夕張「ですよね!あの温かいのは熱燗と…じゃなくて、だれもいない――――」



ブーン! ブーン!



夕張「艦載機!空母sか!」ダッ!




―――寮2階



夕張(川内達は退場…味方でもなかった…)



満潮「夕張……どこ…」



荒潮「そうねぇ…朝潮にはあれは早すぎたわよねぇ…」



夕張(うーん…荒潮ちゃんもお怒りだ。)



2カイニイルンジャ? イコウ!



夕張「上からくる…なら!」バッ!



荒潮「いたわ!」ズダダダダダダ!



満潮「夕張ぃいぃいいい!」ズダダダダダダ!



夕張「ドアガード!そして階段へのスモーク!」



満潮「荒潮!前進!」



荒潮「ええ!」ズダダダダ



夕張「このっ!」パシュッパシュッパシュッ



荒潮「あらぁ…退場よぉ…」



満潮「しょうがないわね!」ズダダダダダダ!



シタデセントウ! イソイデ!



夕張「荒潮ちゃんゴメン!」グイッ



満潮「くっ…人質…」



夕張「2回目の人質よ!人質って結構便利かも!」



荒潮「助けてぇ~♪薄い本みたくされちゃう~///」



満潮・夕張「「 自分で言って恥ずかしくなるな! 」」



スグソコヨ! タンッタンッタンッ



夕張「もう来た!助けて!『おでぇええん』!」



満潮「『こん』『こん』…///」スチャッ



夕張「え?」



衣笠「見つけた!夕張発見!」



村雨「確保ぉ!」



満潮「……」パパパパパ



ヴェールヌイ「な!?」



パチンパチンパチン!



村雨「あう…退場かぁ…」



衣笠「残念だね~。」



ヴェールヌイ「まさか満潮が寝返るとは……」



村雨「あの…そのケモ耳カチューシャは…」



満潮「仕様よ///こっちにはこっちの事情があるの。夕張。セーフポイント行きましょう。」



夕張「はい!」




―――雲龍達の部屋



雲龍「いらっしゃい。」



天城「がんばってますね。水分補給をどうぞ?」



葛城「ちなみに、ここにいられるのは10分よ。」



夕張「ありがとうございます。雲龍さん達は不参加なんですね。」



天城「ええ。提督さん達から今回はサポートに回ってほしいと言われましたので。」



夕張「でも、もし捕まえた時のご褒美がないじゃないですか?」



葛城「今度、1泊2日の温泉旅行一緒に行ってもらえることになったからOK!」



雲龍「美味しい食事に…」



天城「天然温泉…」



雲龍・天城・葛城「「「 十分すぎる報酬! 」」」キラキラ



満潮「よ、よかったわね…」



夕張「そう言えば、なんで満潮ちゃんが味方を?怒ってるんじゃ…」



満潮「まぁ……はじめは消し炭にしてやろうと思ってたけど、司令官達から話を聞いてね。事故のだったみたいだし。」



夕張「あぁ……メシア!」



満潮「ひっつくな!」



夕張「満潮ママぁ……」



満潮「気持ち悪!あ夕張。」



夕張「はいぃ?」



満潮「そいっ!」スパーン!



夕張「あだぁ!!?お尻いたぁ!?」



満潮「一応。お仕置き。」



夕張「セーフポイントでなぜ…」



葛城「そろそろお時間ですよ~?」



夕張「あぁ…戦場が待っているんですね…ということで満潮ちゃんお願いが――」




―――中庭



扶桑「寮にいるとするとここを通るわね。」



山城「姉さま…なんでそんなにノリノリなんですか?」



扶桑「うふふ♪たまにはこういうのもいいじゃない?」



山城「はぁ……」



朝雲「夕張でてきてよ~!」



山雲「捕まえたら~どうしよぉ~?」



時雨「まずは手足を縛って…良い子になる映像と曲で再教育なんてどう?」



朝雲「いいわねそれ!」



山城「それに満潮もどこにいるのかしら?」



時雨「荒潮と一緒じゃないのか?」



満潮「夕張さん。」



満潮(私は敵としては見られてないのね…なら…)コクン



夕張「…良いですよ。」



満潮「ほら!歩け!」ゲシッ



夕張「……」トボトボ



朝雲「あ!満潮!捕まえたのね!」



満潮「ええ。連行中よ。」



夕張「……」スッ



満潮「行くな!」ガシッ



夕張「……」



扶桑「あらら~満潮さん。褒賞獲得ですね?」



満潮「ええ。鉄拳制裁を頼むわ。」



山雲「あらら~……」



山城「これから執務室?」



満潮「そうよ。」



時雨「荒潮は?」



満潮「やられて単独行動よ。」



時雨「そうなんだ。」



満潮「じゃぁ行くわね。あっ、この先ってだれがいるの?」



山城「この先は、電と五月雨、神通、初月ね。」



満潮「そう。いくわよ。」



夕張「……はい……」



荒潮「あら?夕張さんに満潮ちゃん!がんばってね~!あ…」



夕張・満潮「「 おいぃ! 」」スッ!



パパパパパ!パシュッパシュッパシュッ!



扶桑「あらあら…」

山城「服がピンクに…」

時雨「やられた……」

朝雲「あぁああ!」

山雲「そうだったの~……」



夕張「荒潮ちゃぁああん!」



満潮「走るわよ!」



荒潮「ごめんなさ~い!」




―――執務室廊下前



夕張「きっちりしたバリケード……」



満潮「そうね……」



電「……」カシャン



五月雨「……」



神通「警戒してください。そろそろ来ます。」



初月「わかった。」



夕張「これ……2人で行けます?」



満潮「どうだろう?」



神通「情報によると満潮さんが護衛してるそうです。」



電「じゃぁ……両方とも?」



五月雨「ですね。朝潮ちゃんとは姉妹なのに……」



初月「実は夕張に脅されたんじゃ…」



電「やっぱり生命権剥奪でいいのです。」



夕張(あぁあ…)



満潮「だ、大丈夫よきっと…」



夕張「隠し通路は…」



満潮「だめよ。明石と卯月が仕掛けないわけないじゃない。もうここは正面突破。」



夕張「はぁ……覚悟いいですか?」カシャン



満潮「ええ。」ピンッ ピンッ



夕張・満潮「「 せーの! 」」



カツン! プシューーー



神通「敵襲!」カシャン!ズダダダダダダ!

電「落ちるのです!」ズダダダダダダ!

五月雨「うてぇええ!」ズダダダダダダ!

初月「えい。」ズダダダダダダ!



夕張「カバー!」タッタッタッ



満潮「ええ。」パパパパパ!



夕張「満潮ちゃん!」スッ パパパパパ!



満潮「OK!リロード!」



初月「煙が…」



神通「はっ!」



夕張「煙の中じゃ普通咳き込むんですけどぉ!?」



神通「目はつぶればいい…息は止めればいい…」ブン!



夕張「どんな理論!?あぶな!」ガシッ



満潮「このぉ!」パパパパパ!



電「撃つのですぅうう!」ズダダダダダダ!

五月雨「撃て撃て撃てぇええ!」ズダダダダダダ!



満潮「煙が…はれる前に…」ピンッ ダッ!



ガシッ! ガシッ!



満潮「痛いってぇの…電に五月雨…」コトン



電・五月雨「「 あ 」」



パチーン! パチパチパチパチ!



電「退場なのです…」



五月雨「あぁ……」



満潮「私もね。」



神通「特攻ですか…あまりいい戦術ではありません。」ブン!



夕張「だから危ないって!」



神通「煙もなくなりました…お覚悟を…」チャキッ



夕張「ふふぅん♪腰につけてるものなーんだ?」



神通「フラグ!?」



夕張「ダミーちゃんです。」パパパパパ!



パチパチパチパチ!



神通「くぅ…夕張さんに騙されるとは……不覚……」



夕張「やられるわけにいかないので。満潮ちゃんごめん。」



満潮「いいのよ。」



電「夕張さん。」



夕張「あぁ、このことについてはきちんと説教はうけるつもりです。」



五月雨「さすがに朝潮ちゃんにはまずいです。」



夕張「重々承知です。」



神通「反省はしてるようですね…まぁ事故に近いものもありますけど。」



夕張「ははは…では。執務室に。」




―――執務室



カチャ キーー



夕張「失礼しまーす。」



提督「お。生き残ったか。」



女提督「お疲れ様でした!」



夕張「あはは……では…」



朝潮「…」カシャン



夕張「あららら。最後でミスりましたかねぇ…」カチャ



朝潮「銃をおろしてください。夕張さんの負けです。」



夕張「ん~……まぁ……朝潮ちゃんに撃たれるならいいや!」パシュッパシュッパシュッ!



パチパチパチパチ!



夕張「『おでん』の具材は?」



朝潮「こん『にゃく』です♪」



提督「よくやった。」



女提督「よく朝潮ちゃんが味方だって気が付いたね。」



夕張「気づいたというか、朝潮ちゃんにやられるなら仕方ありませんしね。」



提督「そうか。鎮守府全員に通達。夕張が執務室に到着。勝者夕張。お疲れ様でした!」



女提督「みんな解散してくださぁい!」



夕張「朝潮ちゃん。今回はすいませんでした…」



朝潮「いえ、私も聞いてから行動に移せばよかったです…」



女提督「次からはもう少し気をつけようね?」



夕張「はい!とりあえず、お説教でもなんでも受けます!ご褒美はその後で!」



提督「いや。十分にダメージは負うはずだから説教は無し。」



夕張「どういうことですか?」



女提督「あれ?まだわかってない?」



夕張「はい?」



提督「今回の原因は?」



夕張「私が隠しておいたR18指定の薄い本を参考にした朝潮ちゃんがそれを実行しようとした。」



女提督「そして夕張ちゃんを追うことになった。」



夕張「はい。」



提督「そして俺は全体通信で事情を話したな?」



夕張「はい…あ…」



女提督「夕張ちゃんがそういう本を持っていることが鎮守府全体に知れ渡ることになった。鎮守府全員が知るって結構なダメージじゃない?結構つらいと思うよぉ?」



夕張「いっそ解体してくださぁい!」



朝潮「そんなのだめです!夕張さんはこの鎮守府に必要な人です!」



夕張「嬉しいけど…あぁあああああ!」



提督「きっとみんなから『エロ本もってる夕張』ってしばらく見られるだろうな。」



夕張「提督どうにかしてぇ!」ガシッ



提督「無理。」



夕張「女提督さぁん!」



女提督「あたしにはどうしようもありませんね。」



夕張「のぉおおおおお!」




ーーーーーーーーーーーーーー



女提督「いやぁ唐突だったけど、いい訓練にはなったね。」



提督「定期的に小規模でやるのもいいな。」



電「潜入任務の訓練にはもってこいなのです。」



女提督「そう思うよ。さて、この前言ってたプランはどのくらいできた?」



叢雲「大まかな流れはできつつあるわ。あとは誰がどんな役割をするか検討中。」



女提督「多方面への連絡は?」



電「まだ大丈夫なのです。」



提督「了解した。引き続き頼む。」



叢雲「ええ。そろそろ終業にしましょう?」



女提督「そうだね。今日は早めに上りにしよっか。」



電「賛成なのです。今日はファイナル艦娘コースターを見たいのです!」



叢雲「電は本当にスプラッター系のホラー好きね…」



電「血しぶきが面白いのです。」



提督「電…発言が怖い…」



女提督「あはは…提督達は?」



叢雲「どうする?」



提督「那智たちが飲みに来るからその準備だな。」



叢雲「いつもの筑前煮でいい?」



提督「叢雲の筑前煮なら一生食べてられるわ。」



叢雲「うふふ♪ありがと。」



女提督「いちゃつきやがって…電ちゃん、あたし達も!」



電「はいなのです!」ダキッ



女提督「今日の電は一段とかわいいよ。」



電「女司令官さん。ぽッ。」



提督「寸劇はじまったぞ?」ガタッ



叢雲「行きましょうか…」テクテク



女提督「君の瞳は…1万ボルトだね。」



電「電は地上に降りた最後の天使なのです。」



ガチャッ パタン



女提督・電「「 … 」」



女提督・電「「 ツッコミ担当がにげた! 」」




―――夕張の部屋



夕張「会う人会う人にすごく優しい目線を向けられるぅ…」



夕張「しばらく引きこもろうかなぁ……有給使って……」



夕張「はぁ……」



コンコン



夕張「はーい……」ガチャッ



満潮「どうも。いい?」



夕張「どーぞー……」



満潮「落ち込んでるわね。」



夕張「ええ…で?どうしたんですか?」



満潮「えっと…その……えっと…」



夕張「どうしたんですか~?」ダラーン



満潮「見せてほしいんだけど…」



夕張「は?」



満潮「その!朝潮がみちゃったっていう本を見せてほしいの!///」



夕張「あ、は?え?ま、マジ!?」



満潮「……」////



夕張「満潮ちゃんってもしかして……ムッツr……」



満潮「……その、興味本位といいますか……////」



夕張「いいですよ。内緒にしてくださいね?」



満潮「あ、ありがとう////」



夕張「これです。」ドサッ



満潮「け、結構あるわね……」



夕張「その書いた人がオータムクラウドって言う人の絵はなかなかいいと思いますよ?」



満潮「これね……」ペラッ



夕張「結構かわいくかけてるでしょう?」



満潮「なんだ……R18のわりにそういうシーンがっ!?」



夕張「あの…満潮さん?」



満潮「……うわぁ………うわぁ///」ペラッ



夕張「初々しいなぁ…」



カチャ



提督「邪魔するぞ夕張。要望を聞いてなかったんだが、これから食事にでもいかないか?満潮も誘ってさ。お、満潮もいたの…か…」



夕張「て、提督…」



満潮「あ、あああ…」



提督「……まぁ、年頃だもんな。興味があるのはわかる。勝手に入ってきた俺が悪いしな。」



満潮「あ……え……っと…」



提督「それで……食べに行くか?」



夕張「行きます!ね?満潮ちゃん!」



満潮「え、ええ!行く!」



提督「わかった。きちんとしまってから鍵かけて正門前な。先行ってる。」パタン



夕張「ど、どんまい……」



満潮「あぁああ!死ぬぅうう!恥ずかしくてしぬぅうう!」



夕張「しかも提督に見られるとは……」



満潮「あぁあああ!いやぁあああ!言わないでぇええ!」







――――――――――――――



翔鶴「以上です。」



霞「まさか満潮のがねぇ…」



青葉「ちなみに読んでいたのはこちらの本です。タイトルが…『駆逐なお口だけど、文句ある?』だそうです。」



翔鶴「持ってきてるんですか!?」



電「しかも、タイトル言っちゃったのです……今回のお話R15指定かけないとだめなのです…」



青葉「ちなみにですけど…赤ちゃんどうやって生まれるか知ってますか?」



霞「なんで私に聞くのよ…」



電「知ってることは知ってるのです。」



翔鶴「そ、そうですね…」



青葉「ちなみ説明を翔鶴さんお願いします。」



翔鶴「わ、私ですか!?え…あの…」モジモジ



電「青葉さんひでぇセクハラなのです。ね、霞ちゃん。」



霞「そうね。」



青葉「じゃぁ!霞ちゃん説明を!」



霞「私が?男の『ズキューン』を女の『ピーー』にして――――」



電「もぉいいのです!わかったのです!」



翔鶴「あぁあ///」カオマッカ



青葉「こいつぁ…すげぇ新人だ…」



翔鶴「霞さん…つよい…」



霞「それで?これで終わりよね?」



青葉「はい!今回の話はここでお終いです。」



霞「途中途中で、不穏な話が合ったけど大丈夫よね?」



翔鶴「うーん。こういう話が出た場合近い内に…」



電「うちの鎮守府は大体のフラグを回収するので、あの作戦資料を使わないことを祈るのです。」



霞「怖いこと言わないでよ…」



翔鶴「大丈夫でしょう。さて!次のお話の情報は?」



青葉「はい。ついにあの方たちが、日本に!」



霞「日本にってことは…」



電「それ以上はだめなのです!」



霞「了解よ。」



青葉「よろしい。では〆ましょう。」



翔鶴「それでは、次のお話まで!さようなら~!」



電「バイバイなのです~!」



霞「またね。」



青葉「さようなら~!」



電「あらびきのソーセージが食べたいのです。」



青葉・翔鶴・霞「「「 !? 」」」



青葉「あ…」



電「せっかく〆たのになんなのです?」



青葉「これとは別に、『10.5の特別編』があるのでそちらの方も気になる方はどうぞ!」



霞「それって先に言うべきでしょ?」



青葉「皆忘れてたくせに…いっつも青葉ばっかり…」イジイジ



電「いじけないでくださいなのです。」



青葉「ふーんだ。霞ちゃんが新人なんだから霞ちゃんが説明してください。」プイッ



翔鶴「すねましたね…」



霞「しょうがないわね…10.5では施設のチビちゃん達の大冒険のお話よ。ちょっと短めだけど。今回の作戦や夕張の話で出てこなかった人達はそっちで出てるわ。それと作者からのお話が少しあるみたい。」



電「とういうことなのです。それでは本当に今回は、」



翔鶴「さようなら~!」



青葉「いっつも…青葉をネタにして…もてあそんで…悪いのは青葉に押し付けて…」イジイジ



電「まだいじけてるのです!?」







後書き

読んでくださって、まことにありがとうございます。
艦娘たちの口調等はWIKIを参考・引用としております。
参考・引用HP http://wikiwiki.jp/kancolle/
お付き合い本当にありがとうございます!
無断転載はお断りさせていただいております。


このSSへの評価

1件評価されています


2023-03-21 09:07:52

このSSへの応援

1件応援されています


2023-03-21 09:07:48

このSSへのコメント


このSSへのオススメ


オススメ度を★で指定してください