2023-03-19 20:28:58 更新

概要

微調整更新です。内容の変更はございません。
艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
まさかの3作目!前の作品の続き的な要素も多少入っておりますが読まなくてもわかるよう努力はしているつもりです!
前の作品を読んでいただけて大変うれしいです!何分初心者なものご容赦ください。


前書き

2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら生活して行くというようなストーリー。話の路線?コメディ?いや?シリアス?さあ?どうなることやら…





ここは特殊鎮守府、艦隊調査保護局なのです。

ここでは通常のお仕事だけではなく、解体となった鎮守府や悪い人たちから艦娘を保護したり、そのための調査を行うことも私たちのお仕事なのです!

しかも司令官が2人いたり、深海の方もいらっしゃるとっても不思議な鎮守府なのです!

はわわ…今回は早速、事件発生のようです。




――0930 執務室(艦隊調査保護局)



提督「行方不明?」



元帥『3日前、YY鎮守府において襲撃があったのは聞いておるか?』



女提督「はい。確かそこの提督と艦娘3名が重体とか…」



元帥『そうだ。先ほど、そのもの達が目を覚ましてな…確認をしたところ在籍しているはずの榛名、時雨、島風の3名が行方不明であることが判明した。…そのため、この件に対する調査をそちらに任せたいと思うのだが?良いか?』



提督「俺は構いません。」



女提督「おっけーでーす。」



元帥『ちなみに全員、軍の病院に入院しておる。面会の許可はこちらから取っておく。』



提督・女提督「「 了解 」」



元帥『うむ。よろしく頼む。何かあれば連絡をくれ。こちらも何かわかり次第連絡を入れる。通信終了』プツン



提督「話しを聞きにはどっちが行く?」



女提督「んー。あたし行くよ。」



提督「そうか。じゃあ頼んだ。誰か同行した方がいいよな?」



女提督「そうだね…青葉ちゃんと叢雲ちゃんでいいかな?」



提督「わかった。」



女提督「うっし。準備を…」



大淀「失礼します!」バタン!



女提督「どうしたの!?」



大淀「今、遠征班から緊急通信が入り海上で大破状態の艦娘を1名保護したとの連絡が入りました!夕立によるとその艦娘は白露型駆逐艦2番艦の時雨だそうです!」



提督「時雨!?本当か!?」



女提督「遠征は中止して構わないから今すぐ遠征組を帰投させて!」



大淀「了解しました!すぐに連絡を入れます!」



提督「俺は明石に入渠の準備頼んでくる。」



女提督「わかった。あたしはとりあえず迎えに行ってる!」



提督「俺も準備が出来しだいそっちに行く。」




――母港




提督「入渠の準備はできたぞ!明石にも来てもらった!」



明石「ばっちりですよ!」



女提督「ありがとう!あっ帰ってきたみたい!」



三日月「司令官!女司令官さん!」



皐月「大変だよ!」



夕立「時雨が!時雨が!!」



時雨「……」



夕張「すいません…私だけではどうにも…」



提督「いや、よく見つけてくれた。どうだ明石?」



明石「これは…はっきりいいます。私でも応急措置程度しか無理です。すぐに輸送手配を。」



提督「わかった。俺が連絡する。」タッタッタッ



明石「夕張、手伝って!」



夕張「了解です!」



女提督「お願いね。夕立ちゃんは時雨ちゃんといてあげて?」



夕立「ありがとうっぽい!」タッタッタッ



女提督「他のメンバーはとりあえず事情を聞かせてね?」



吹雪「執務室でいいですか?」



女提督「うん!でも着替えとかしてきていいからね。よろしくね!」




遠征班「「「 了解! 」」」




――執務室



提督「1時間!?そんなに待てません!ヘリは!?…整備中ですか…ありがとうございます!」



女提督「どう?」



提督「今ヘリ輸送ができるか聞いてくれるそうだ…」



女提督「…そうだ!元帥!」



提督「ああ!あの人、ヘリ持ってる!連絡してみよう!………もしもし元帥ですか?」



鳳翔『はい。こちら元帥室ですか…あら?提督?どうかしましたか?』



提督「鳳翔さん緊急です!元帥を!」



鳳翔『今、会議中なのよ…私が聞きます。』



提督「先ほど元帥からお話があった行方不明と思われる子をうちの遠征班が発見し、保護したんですが、傷が深くうちの設備では対処しきれないんです。軍病院にも連絡を入れたんですが…ヘリが整備中らしく今飛べるか確認してもらっている状態なんです。それでよろしければ元帥閣下のヘリを輸送のために飛ばしてもらえないかと…」



鳳翔『わかりました。手配させます。ヘリでなら準備を含め15分でそちらに向かいます。病院の方へはこちらから連絡を入れておきますので安心してください。』



提督「ありがとうございます!よろしくお願いします!…15分で到着する!」



女提督「よかった!私がついて行くね?」



提督「その方がいいだろうな。俺は明石と夕張に伝えてくる。」ガチャ



叢雲「おっと。」

三日月「きゃ!」

皐月「びっくりした!」



提督「すまん。大丈夫か?」



叢雲「ええ。状況について話に来たんだけど…あっ吹雪は少し遅れるって。」



女提督「うん大丈夫だよ。10分くらいで話せる?」



皐月「大丈夫だよ。」



提督「悪いが。女提督に話しといてくれ。」タッタッタッ



三日月「明石さんのところですか?」



女提督「うん。カクカクシカジカで…それでどんな状況だったの?」



叢雲「そう…状況なんだけど、ちょうど遠征の海域に入ろうとしたときに夕立が気付いてね…」



皐月「少し近づいたら時雨さんだったんだ。」



女提督「さすが夕立ちゃん…保護したときは話せる状況だった?」



三日月「ひと言だけ…逃げてきた、助けてっておっしゃって気を失ってしまいました…」



女提督「逃げてきた…ねぇ…深海艦から?」



皐月「んー?見当たらなかったよね?」



叢雲「ええ…ほんとに静かなものだったわ?」



女提督「ほかに気になったことは?」



叢雲「そういえば…装備していたものが夕立の装備よりも極端に少なかったことかしらね?」



バババババババ!



女提督「ごめん!ヘリが来た!行ってくね」



叢雲「そのようね。気をつけて。」



皐月「なにかあったら連絡して!」



三日月「こちらは任せてください。」



女提督「ありがとう。行ってくる!」



―――――――――――



憲兵J「おまたせっす!」



提督「おお!?J!お前ヘリ操縦できんのか!?」



憲兵J「その節はお世話になったっす!積もる話は後でということで!」



提督「そうだな。」



夕張「乗せますよ!」



提督「よろしく!夕立も一緒に行っていいぞ!」



夕立「ありがとうっぽい!」



明石「私も同乗していいですよね?」



提督「もちろん。頼んだぞ!」ポンポン



明石「了解です!///」



提督「夕張は残ってくれ!」



夕張「りょーかいです!おっ?」ガクッ



提督「おっと。大丈夫か?風強いからな…」ギュッ



夕張「ありがとうございます///」



憲兵J(おおう…空気が…あまいぜぇ)



明石「Jさん行きましょう…(夕張ぃいい!)」



憲兵J「はい!明石さん瞳孔開いてまっせ…」



明石「あ?」



憲兵J「離陸準備しまーす…」



女提督「おまたせ!ここ頼んだよ!」



提督「気をつけてな。まかせろ。」



憲兵J「離陸します!」



バババババババ!



提督「行ったな。俺たちももどろうか?」



夕張「そうしましょう。いたっ」



提督「捻ったか…失礼して」ヒョイ



夕張「あのですね…お姫様抱っこは恥ずかしいです///(そんなに捻ってないんだけどなぁ…うれしいけど…)」



提督「もう、持っちゃったから部屋までは持ってくわ。」



夕張「お願いします///…ハッ!?視線が!」



提督「ん?あそこから叢雲たちが見てるからな?」



夕張(黒いオーラが見えるよ?)



―――――――――――



叢雲「行ったわね?」



皐月「あれみて!」



三日月「司令官が夕張さんをお姫様抱っこしてますね?」



叢雲「………」



皐月「いいなー。ボクも後でお願いしよう~っと。三日月もしてもらいたいでしょ?」



三日月「私は…その……///」



叢雲「…………フフフフフフフフ」



皐月・三日月「「 !? 」」



叢雲「あなたたち?あまり司令官手を煩わせてはだめよ?」ナデナデ



皐月「はい!」ガクブル

三日月「あ…はい…」ガクブル



叢雲「いい返事ね?お茶でもいれてくるはわ…」



皐月・三日月「「 行ってらっしゃいませ! 」」



叢雲「ええ……二人とも…」



皐月・三日月「「 なんでしょうか!? 」」

  


叢雲「抜け駆けは…ダメよ?」フフフフ



吹雪(遅れてきちゃたけど…叢雲が怖くて入れないよぉ…)



叢雲「入ってこないの?ふ・ぶ・き?」



吹雪(気付かれてたぁ…助けてぇ…)




――軍病院ヘリポート



憲兵J「着陸します!……エンジン停止!下ろして大丈夫っす!」



女提督「了解!すいません。お願いします。」ガラッ



医者「そのままこっちにのせるよ!1.2.3!応急処置は誰が?」



明石「応急措置は私がしました。」



医者「上出来だ!すぐにオペ室いくぞ!」



夕立「時雨をたすけて!」



医者「もちろんだ!!」



クスリツイカ! ワカリマシタ! オペシツ3デス!



夕立「時雨ぇ……時雨ぇ………」ポロポロ



女提督「大丈夫。大丈夫だから…」ギュー



鳳翔「お疲れ様。処置が終わるまでこちらに。」



女提督「鳳翔さん。来てくれてたんですね?ありがとうございます。」



女提督「あたしは提督電話しておく。夕立ちゃん、明石ちゃんちょっと鳳翔さん達と一緒にいてね?」



夕立「わかったぽい…」



明石「おぶってあげる?」



憲兵J「夕立さん。俺でもいいですよ?」キリッ



夕立「明石さんがいいっぽい…」



憲兵J「アハハハ!フラれちまった!鳳翔さん。」



鳳翔「お断りいたします。」



憲兵J「いや違いますよ?ヘリを元帥のとこに持ってっていいか聞こうと…」



鳳翔「あ…そう言うことですか!お願いします///(勘違いしちゃった!恥ずかしい!)」



女提督「Jさん!」



憲兵J「はい?」



女提督「(鳳翔さんの照れ顔を)ありがとう!あ…もしもし?提督?やっと出た…それでね……………」



憲兵J「じゃあおれはいきますわ。」



鳳翔「お、お疲れさまでした。さ、さあ。行きましょうか?」




――執務室(艦隊調査保護局)



提督「そうか…わかった。」ガチャン



叢雲「どうだって?」



提督「いま手術室入ったって。」



三日月「助かりますよね?」



提督「大丈夫だろう。きっとな…」



皐月「また連絡あるまで待ってようよ。(あっ!出撃組が帰って来た!いいこと思い付いた…)」



夕張「そうですね。」



皐月「司令官。ボクにもお姫様抱っこして!」



吹雪(皐月ちゃんハート強いなぁ)



三日月「お姉ちゃん?さっき言われたでしょ?」



提督「ん?いいぞ?…これでいいか?」ダキッ



皐月「やったー!じゃあ次、叢雲にも。」



叢雲「はい!?」



吹雪「皐月ちゃん!?」



提督「??」



皐月「さっき順番できめたんだ。いいでしょ?」



提督「ああ?じゃあ下ろすぞ?」



皐月「うん。いいよ~」



提督「よくわからんけど…いくぞ?叢雲?」ダキッ



叢雲「え?司令官?…きゃっ」



吹雪「これまためずらしい光景…」



提督「お前も軽いなぁ…」



叢雲「え…そう…えっと…///」



夕張「うーーー……」



祥鳳「失礼します!出撃班、ただいま帰投しました?」ガチャ



提督「お帰り!みんな無事か?」



青葉「はい!全員無傷です!で、これはどういう状況で?」



叢雲「にゃ、にゃんでもにゃい!……///」



高雄「あらあら」フフフ



皐月「………」ガッツポーズ



電「皐月ちゃんがガッツポーズしてるのです?」



夕張「………………」プルプル



響「夕張はうつむきながら小刻みに震えてるし…」



叢雲「お、おろして…///」



提督「あいよ。」



叢雲「………」テクテク



吹雪「叢雲?どこいくの?」



叢雲「………」ガチャン パタン



いやあああああああ!



青葉「カメラ持っとけばよかった…」



提督「写真撮ってどうするんだよ……」



吹雪「とりあえず連れ戻してきます。」



提督「ああ。皐月と三日月も一緒に行ってきて?」



皐月・三日月「「 了解 」」



夕張「皆さんの装備の点検の準備してきますね?」



提督「足大丈夫か?」



夕張「はい!大丈夫です!では~」



提督「よろしく。さて、出撃お疲れ様。なにか変わったことあった?」



祥鳳「特には何もありませんでした。」



電「女司令官さんはどうしたのです?」



提督「実は…カクカクシカジカ…だったんだ。」



古鷹「大変でしたね…」



響「夕立は大丈夫?」



提督「少し取り乱してたが…女提督が側についてるから大丈夫だろ。」



高雄「そういえば…海域で少し大きめのクルージング船が航行してましたね?100人は乗船可能そうでした」



祥鳳「通信して海域から出るよう指示したところ、すぐに離脱してくれましたけど…」



提督「その船名前は書いてあった?」



青葉「いえ。新しく作られてまだ名前を決めてないとのことでした。」



提督「わかった。報告書あとでいいから休んでくれ状況落ち着いたら任務の話をしたい。」



祥鳳「了解です。」



提督「ん?高雄。ちょっとごめんな?」



高雄「はい?」



提督「顔汚れてる、綺麗な顔なのに」親指でサスサス



高雄「あ…ありがとうございます///」



電(司令官の天然発動なのです…)



青葉「祥鳳さん…司令官っていつもこんな感じですか?」コソッ



祥鳳「ええ。無自覚に発動します。」コソッ



提督「よし。じゃあ一端解散!」



はーーーーい!




――1600軍病院



ウィーン



医者「無事終わりました。すぐでてきますよ。」



鳳翔「ありがとうございました!」



女提督「ありがとうございます!」



夕立「先生!ありがとうっぽいーーー!」ポロポロ



明石「よかった…本当によかった…」ポロポロ



医者「いや…私より応急措置をしてくれた彼女にお礼は言ってあげてほしい。あの応急措置が無ければ正直危なかったかもしれません。」



夕立「明石さん!!ありがとーー!!」ギュー!



明石「当然のことですよ…」ギュー



医者「ええ病状説明したいので何方かよろしいですか?」



女提督「では、あたしが。」



鳳翔「私も聞きます。」



医者「わかりました。ではそちらのお二人はあの子といてあげてください。来ましたよ。」



時雨「スー………スー………」



夕立「時雨!お帰りなさい。私が側にいるっぽい…」



看護師「ではこちらにどうぞ。」



医者「ではお二人ともこちら部屋で…」



女提督「よろしくお願いいたします。」



―――――――――――



医者「手術は無事成功しました。応急措置が適切で傷痕も小さく時間がたてば消えます。しかし…」



女提督「しかし?」



医者「気をしっかりして聞いてください。彼女の意識が回復する可能性は…良くて10%です。」



鳳翔「10%……」



医者「はい…頭に少々強めのダメージがあったようなので…あとは彼女が意識回復するよう声をかけてあげてください…それが刺激となりますから。」



女提督「わかりました。10%近く可能性あるなら…ないよりはましですから。」



医者「こちらも全力で診させていただくので何かあればすぐ仰ってください。話は以上です。他の方へは私から話しましょうか?」



女提督「いえ。私からでいいですか?」



医者「わかりました。難しいようであれば…私でも構いませんので…では。」



女提督「すみません。1つお願いが…」



医者「何でしょう?」



女提督「あの子が入院していることをあまり知られたくないんで…できるだけ内密にお願いできますか?ちなみに私、艦隊調査保護局の女提督です。」



医者「大丈夫です。そちらの方から事情は伺っておりますので。他にはありますか?」



女提督「大丈夫です。ありがとうございました。」



鳳翔「ありがとうございました。」




――病室



夕立「時雨~。ゆっくり休むっぽいー。」



時雨「スー……スー……」



明石「早く目を覚ますといいですね。」



夕立「ぽいー。」



女提督「やっほ。どう?」



明石「女提督さん、鳳翔さん。今は寝てます。」



女提督「二人ともちょっといいかな?」



夕立「ぽい?」



明石「はい?」



女提督「鳳翔さん。ここはお願いします。」



鳳翔「ええ。」



――――――――――――



女提督「いい?夕立ちゃん、明石ちゃん。さっきお医者さんがね………」カクカクシカジカ



夕立「そんな…」



明石「私力不足で……」



女提督「明石ちゃんの力不足ではないよ?お医者さんは明石ちゃんが応急措置しなければもっと可能性は低くなってたって。」



夕立「時雨はもう…起きないの?」



女提督「ちがうよ?可能性は十分にある。ただ、そのためには夕立ちゃんがしっかり話しかけてあげることが必要なの。できる?」



夕立「やるっぽい!時雨のために頑張るっぽい!」



女提督「二人とも…がんばろうね?」ギュー



夕立「ぽい!」

明石「はい!」



女提督(時雨ちゃんにひどいことしたやつ引き釣り出してやる。)



明石「提督への連絡は?」



女提督「私がする。任務の話もあるし…今は一端、鎮守府に戻ろう。夕立ちゃんいい?」



夕立「準備したいっぽい。」



女提督「しばらくここに通えるように手配してあげるね?」



夕立「ありがとうっぽい!」



女提督「明石ちゃん。気負っちゃだめだよ?あなたの力があったからこそなんだらね?」



明石「ありがとうございます。」



女提督「さあ!時雨ちゃんのとこいってきて!」




――■■鎮守府(艦隊調査保護局)



提督「わかった。気をつけてな?」



大淀「女提督さんですか?」



提督「ああ。無事成功だそうだ。しかし………」カクカクシカジカ



大淀「そうですか……」



提督「とりあえず任務についてはあいつらが戻ってきてひと休みしたらにしよう。」



大淀「了解しました。皆さんに伝えておきます。」



提督「ありがとう。」




――2100 執務室



ドウシテ? ハイッテミル? コウゲキシタホウガイイカナ?



提督「みんなどうした?部屋の前で。」



女提督「いや。ちょっとね?」



提督「入るぞ?」ガチャ



電「司令官!待つのです!」



飛行場姫「テイトク、タダイマ。」



ル級「コンバンハ。」



リ級「オジャマシテマス。」



提督「あっお帰りなさい。あといらっしゃいませ…ゴメンちょっと資料とってくるわ。」



飛行場姫「ワカッタ。マッテル。」



提督「あ、ああ。」パタン



シーーーーーーーーーン



提督「夢だ。そう。夢なんだ!」



女提督「みんな同じ夢をみてるんだよ!」



祥鳳「やっぱり夢ですね!」



青葉「すごいです…」



大淀「夢なんですね…」



「「「 ハハハハハハハ! 」」」



飛行場姫「ミンナドウシタ?」ヒョコ



ル級「ナニカアッタ?」ヒョコ



リ級「タノシソウ…」ヒョコ



提督「女提督!俺を殴れ!」



女提督「うりゃああああ!」ドスゥ!



提督「いでぇ!夢じゃねぇ…」



飛行場姫「ユメ?チガウゾ?」



女提督「もうどうにでもなれ…みんな入るよ!」



「「「 はーーーい…… 」」」



―――――――――――



提督「飛行場姫さん。そちらの方々は?」



飛行場姫「トモダチ。」



ル級「コレガ…リコリスノ?ダンナサン?」



リ級「ト…………ヨメ?」



提督「いや…結婚してないから…」



女提督「え?嫁に行ってないよ?独身だよ?」



皐月「司令官ボクのダンナさん!」



提督「うん、違うよ?」



夕張「私ならいつでもいいですよ?」



提督「何の話!?いや、言わなくていい…」



叢雲「………」

明石「………」



吹雪「叢雲、明石さん。握りこぶしを開いてくだい…」



電「女司令官さんは私たち皆のお嫁さんなのです!」錯乱



響「そうだよ。」錯乱



女提督「照れますなぁ…」



提督「もう…なんとでも言え…」



飛行場姫「アハハハ!…ソレデナンダケド…コノコタチモ…ココニイテイイデショ?」



提督「うん、いいぞ?」



女提督「いいけど?」



高雄「あっさりですか!?」



女提督「だってねー。飛行場姫ちゃんがいるし。」



提督「戦うよりいいだろ?」



古鷹「深海の方がまた仲間になるとは…びっくりです。」



青葉「みなさんのこと後で聞かせてください!」



ル級「イイヨ?ヨロシク。」



リ級「アリガトウ。」



提督「いま、リコリスって呼ばれてたけど?」



ル級「エエ、ニックネーム。」



女提督「じゃあ、あたしもそう呼んでもいい?嫌じゃなきゃだけど…」



飛行場姫「イイヨ。ミンナモ、ソウヨンデクレルト…ウレシイ。」



古鷹「じゃあそうさせてもらいます。リコリスさん。」



夕立「……」ジーーー



リ級「ドウシタノ?」



夕立「時雨の匂いがするっぽい…」



女提督「リ級ちゃんから?」



夕立「………」コクン



女提督「リ級ちゃん、この子見たことある?」



リ級「ドコカデ…」



ル級「ペンダントノコジャナイ?」



リ級「アア…コレノコカ…」



夕立「それ返すっぽい!」



リ級「ハイ、ドウゾ?」



提督「それは?」



夕立「これは時雨とお揃いで買ったペンダント…あなたが時雨をいじめたっぽい?」ガシャン!



女提督「落ち着いて夕立ちゃん!」



リ級「チガウ。ヒロッタ。」



夕立「話すっぽい……」



リ級「アレハ……」



――数時間前 海域



ル級「ドンナントコカシラネ?」



リ級「タノシイト…イイノダケレド…」



飛行場姫「ダイジョウブ。キットキニイル。」



ドーン!ドーン!ズダダダ!



リ級「テキ?」



飛行場姫「イヤ…ワタシタチノウエ…」



時雨「くぅ……」ザーーーーーー!



ザーーーーーーーーー!!!

ザーーーーーーーーー!!!



ル級「艦娘ガオワレテル?」



飛行場姫「デモ、オッテルノッテ…ヒトカ?…」



ザーーーーーーーーー!!!!!!



飛行場姫「デッカイノトオッタ…」



ル級「ナンダ?」



リ級「ナンカ…オチテタ…ペンダント?」



飛行場姫「モラッテオケバ?…キレイダシ…ミツカラナイウチイコウ…」



―――――――――――



リ級「トイウコト…」



女提督「そういうこと…」



夕立「なんで助けなかったぽい!…あ…ごめんなさい…」



飛行場姫「シッテタラ、タスケテタ。…ゴメン…」



夕立「ううん…リコリスは悪くないっぽい…」



女提督「夕立ちゃん…」ギュー



提督「とりあえず任務の話をしよう。元帥ともつないでこの子たちの受け入れ許可も取る。いいか?」



一同「「「「 了解! 」」」」



――――――――――



元帥『もう、深海の奴ら全員仲間にしたらどうだ?』



提督「いいですね。」



女提督「うん。そうしよう。」



飛行場姫「ムズカシイ……ハナシヲ…キイテクレルカ……」



提督「まあ、それに関しては追々な。で任務の話なんですが…」



女提督「時雨ちゃんの入院は伏せてあります。」



元帥『いい判断だ。こちらも調査した。それで妙な噂を聞いた。』



提督「噂?」



元帥『艦娘のオークションが行われると言うものだ…』


  

女提督「艦娘を売り物扱いですか?」



元帥『そのようだ。』



提督「もっと詳しい内容がわかれば…」



憲兵J『その話ならあんとき捕まったやつがなんか知ってるかもしれないっす。』



元帥『本当か!?』



憲兵J『あの事件が終わったら2人運ぶ仕事って言ってましたから。』



提督「そいつと話せるよう手配お願いします。」



元帥『わかった。刑務所に連絡しておく。』



女提督「病院の4名は安定してますか?」



元帥「ああ。時雨の話しはまだしていない。まだ話を聞けて無いだろうから行ってくれ。ちなみに階級は中将だ。」



提督「今から刑務所行けますか?誘拐だと一刻を争うので…」



元帥『わかった。女提督はどうする?』



女提督「あたしは明日朝イチでいきます。もう1つお願いがあります。」



元帥『なんだ?』



女提督「夕立ちゃんが時雨ちゃんに会いやすいよう病院に泊まれるよう手配して貰えませんか?」



元帥『話しておこう。』



夕立「元帥さんありがどうっぽい!」



元帥『時雨が目を覚ますよう祈っている。そうだ深海の諸君。』



飛行場姫「ハイ?」

ル級「??」

リ級「ン?」



元帥『お前も提督や女提督の仕事を手伝えよ?』ニコニコ



飛行場姫「ワカッタ。」

ル級「エエ。」

リ級「ガンバル。」



元帥『よろしい。何かあったら遠慮せず連絡をくれ。通信終了。』プツン ウィーンガコン



提督「じゃあ行ってくる。誰かつれていきたいんだけど…たまには古鷹行くか?」



古鷹「私ですか?いいですよ?」



叢雲「気をつけてね?」ガシッ



皐月「ね?」ガシッ



古鷹「ひゃ!ひゃい!(変な声でちゃった///)」



提督「仲間意識が高くていいな。」



女提督(提督。あれはヤキモチだよ。面白いからだまってよ~♪)



提督「うし、じゃあ行くわ!」



古鷹「行ってきます。」



女提督「よろしく。」



明石「お気をつけて!」



提督「おう!」ガシャ



古鷹「はい!失礼します!」パタン



青葉「刑務所行ってみたかったなぁ…」



女提督「はいりたい?盗撮じゃ難しいかなぁ?」



青葉「な、何の…こここことでしょうきゃ?」



女提督「あたしたち写真こっそり撮ってるでしょ?」



青葉「ピューーーー……」



女提督「口笛ふけてないよー。」



青葉「だって!ここの皆さんとの思い出とか欲しいんですもん!」



女提督「しってるー。皆の写真アルバムにしてニコニコしながら見てるでしょ?」ナデナデ



祥鳳「かわいらしいですね?」ナデナデ



高雄「そうだったんですかー」ナデナデ



青葉「なんで頭撫でるんですかぁ///」



女提督「今度は皆で撮ろうね?もちろん青葉ちゃんも一緒にね?さて、面白いものも見れたし…今日は解散で!」



一同「「「 了解! 」」」



女提督「あたしは先に戻るね~。」ガチャッ パタン



叢雲「青葉…」ニコニコ

明石「青葉ちゃん?」ニコニコ

皐月「青葉さん!」ニコニコ

夕張「青葉??」ニコニコ

電「青葉さん!」ニコニコ

響「青葉。」ニコニコ

夕立「青葉ー。」ニコニコ



7人「ちょっと話があるんだけど??」



青葉「あっ…終了のお知らせですか?」




――刑務所



提督「ども。」



受刑者「あんときはどうも。女連れで何の用だ?」



提督「いや…俺、刑務所の雰囲気好きじゃなくて…少しでも明るくなるようにな?」



受刑者「俺は仲間をお前とアイツに○されて、ここに入ってるんだが…」



提督「否定はしないが…自業自得だろ?」



受刑者「…………で?」



提督「お前誘拐したことあるか?」



受刑者「ない。」



提督「じゃあ運び屋の話をしろ?」



受刑者「したら俺が死ぬ…」



提督「安心しろ。保護してやる。」



受刑者「本当か?」



提督「話すんなら俺が掛け合ってやる。」



受刑者「……わかった。運ぶのはオークション用の艦娘2人。」



提督「誰から?」



受刑者「さあ?でも2人のことをうちの艦娘っていってたな?」



提督「なるほど…何処に運べと?」



受刑者「船だ。出来立てのクルージング船だとさ。」



提督「わかった。」



受刑者「でも、ご覧の通りだ。実際に運ばれたかどうかはわかんねぇ…」



提督「声は聞いたか?」



受刑者「覚えてるよ。聞きゃあわかるぞ。」



提督「よし。わかった。話は以上だ。すぐに保護してもらえるよう連絡する。」



古鷹「私もいいですか?」



受刑者「ん?」



古鷹「あなた、実はイイ人ですよね?」



受刑者「な、何をいってんだ?」



古鷹「さっきから真面目に答えて…自分のしたことに対して反省もしてますよね?提督が自業自得って言った時に反論しませんでしたし…」



受刑者「あーもういいから!とっとと行け!保護の件頼んだぞ!」



提督「わかったよ。照れ屋!」



受刑者「お前なんなんだよぉ…あっそうだ!オークションディーラーの連絡先教えてやる!」



提督「本当か!?頼む!」



受刑者「メモしろ?XXX-YXYXY-0087だ。そいつが指揮してるらしい。」



提督「ありがとう。」



古鷹「やっぱりイイ人ですよね?」



受刑者「もう…やめてくれ…///」




―――――――――――



提督「もしもし元帥ですか?はい、受刑者なんですが…証人保護を…はい…お願いします。」



古鷹「どうでしたか?」



提督「すぐに手配してくれるってさ。」



古鷹「じゃあ、帰りましょうか?お兄ちゃん(提督)。あっ…」



提督「お兄ちゃん?俺がか?」



古鷹「すみません!提督!あのですね…提督や女提督さんが、私のお兄ちゃんやお姉ちゃんだったらいいなーなんて思ってみたりなかったり///」



提督「みんな家族みたいなもんだ。好きに呼べばいい。ちなみに女提督をお姉ちゃんで呼んでみろ…きっと喜ぶ。」ナデナデ



古鷹「ありがとうございます!提督!プライベートではそう呼んでいいですか?」



提督「いいぞ?古鷹。あと提督じゃなくて?」



古鷹「お兄ちゃん…にへー///」ギュー



提督「何この可愛い生き物?さっ帰ろ?」



古鷹「はい!了解です!」




――■■鎮守府(艦隊調査保護局)



女提督「お帰りなさーい。」



提督「ただいま。待ってたのか?」



女提督「あんたが古鷹ちゃんを襲わないか不安で…」



提督「貴様…んなことするわけぇだろ。」ゴスッ



女提督「あだ!」



古鷹「お兄ちゃん!お姉ちゃん!ケンカしないでください!」



提督「ゴメンゴメン。」



女提督「お姉ちゃんっていった!?」



提督「俺が兄で、お前が姉だったらいいなって思ってたんだってさ。正直そこまで慕ってくれてて嬉しかった。」



女提督「泣でもいい~?」ダバー



提督「すでに号泣してっぞー」ダバー



古鷹「まさかの2人とも号泣!?」



提督・女提督「「 古鷹~~! 」」ギュー



古鷹「わっ…えへへー(たまには独り占めしてもいいよね♪)」




――翌日 0900



女提督「人選変更して事情聴取は青葉ちゃんだけで。」



提督「了解した。青葉頼んだぞ。」



青葉「おまかせください!」



女提督「さあ、青葉ちゃん。夕立ちゃん。病院行こう!」



青葉「青葉、了解です。レコーダーも準備しました!」



夕立「早く時雨と会いたいっぽい!」



提督「1600には作戦会議できるよう戻ってくれよ?夕立!しっかりな?」



夕立「がんばるっぽい!」



提督「残りは各自、自由にしてくれ!」



残り組「「「 了解! 」」」



女提督「行ってきまーす!」

青葉「でわでわー!」

夕立「ぽーーーい!」



提督「気をつけてなー!」




――軍病院



女提督「夕立ちゃん後でいくから先いってていいよー。」



夕立「ありがとうっぽい!」タッタッタッ



女提督「あたし達は中将のとこから行きましょうか?」



青葉「了解です。」



――中将の病室



女提督「失礼します。中将殿入ってもよろしいでしょうか?調査官の女提督です。」



中将「あ、ああ。」



女提督「では、お加減はいかがですか?」ガラ パタン



中将「まだ、少々頭がいたいくらいでね。」



女提督「そうですかお辛かったでしょう…申し訳ありませんが調査官の補佐を入室させてもよろしいでしょうか?」



中将「いいぞ?」



女提督「ありがとうございます。青葉ちゃん。いいよ?」



青葉「失礼します。補佐の青葉です。」ガラ パタン



中将「どうも。」



女提督「早速ですがお聞きしたいことが?」



中将「行方不明話だな?たしか榛名、島風、時雨だな。いったいどこに…」



女提督「ええ、現在捜索中ですがまだ発見には…しかし…」



中将「……そうか……ん?しかし?」



女提督「ええ…青葉ちゃん。写真持ってる?」



青葉「はい。これですね?」



女提督「ありがとう。中将殿。この子はそちらの時雨さんではありませんか?」スッ



中将「うちの時雨だ!間違いない!逃げ出したのか!?どこいるんだ!?どうしているんだ!?」



女提督「落ち着いてください。中将殿。今昏睡状態です。目を覚ますのには時間かかるかと…現在面会謝絶状態で厳重に警戒させてますので…」



中将「そ、そうか………」



女提督「どういう強襲だったのですか?」



中将「わからん…私は自室にいたところ急に殴られて注射を射たれた。気がついたらここだ。」



女提督「無いとは思いますが心当たりは?」



中将「あるわけないだろ!イタタタ……」



女提督「大丈夫ですか?お身体に障るといけないのでこの辺で…新しい情報が入り次第ご連絡いたします。一応ですが入り口に警備の者を置きますので…失礼します。」



中将「ああ。」



ガチャ パタン



女提督「青葉ちゃん。次は艦娘さん達のとこ行こうか?」



青葉「りょーかいです。」



――――――――――――



女提督「お?話声?警備兵いるからあそこだね?」



青葉「どうやら3人同じ部屋見たいです。ええと那智さん、神通さん、暁さんみたいですね?」



女提督「暁ちゃんはたしか電ちゃん、響ちゃんお姉さんかな?失礼します!調査官の女提督と補佐の青葉です。」



那智「はい。」

神通「…どうぞ。」

暁「はに!」



女提督・青葉(1名噛んだよ!?)



女提督「ごめんなさい。驚かせちゃったね?」



暁「レディーは驚かないわよ!」



青葉(いやー…しっかり驚いてましたけどねぇ…)



那智「それで…調査官の方々は何をしに?」



女提督「そうですね。いくつか聞かせてもらうけどいいかな?」



那智「構いません。」

神通「いいですよ?」

暁「いいわよ!」



女提督「では、全員YY鎮守府所属の艦娘さんでいいですか?」



那智「そうだ。」



女提督「行方不明の子達は榛名さん、島風さん、時雨さんで間違いないですか?」



神通「はい。」



女提督「では…こちらの写真を…」



那智「時雨じゃないか!?何があったんだ!?大丈夫なのか!?」

神通「かわいそうに…どこにいらっしゃったんです?」

暁「沈んでないよね!?ねぇってば!!」



青葉「皆落ち着いてください!病院なんですから…」



那智「すまん…」

神通「ごめんなさい…」

暁「ごめん…なさい…」



女提督「時雨ちゃんですが今昏睡状態です。しかし目を覚ますには時間がかかるかと…」



那智「いや…死んでないだけましだ。誰が助けてくれた?」



女提督「あたし達の鎮守府で保護しました。」



神通「そうだったんですか。ありがとうございます。」



女提督「当然ことしたまでです。話は戻りますが襲撃の状況を教えて下さい。」



那智「ああ。私達全員、待機中だったんだ。そしたら大きな爆発音とともに煙立ち込めて気がついたらここに…」



女提督「犯人は見ましたか?」



那智「いや…すまない…」

神通「ごめんなさい…」

暁「見てはないけど…」



女提督「見てはないけど?」



暁「ええ。足音はいっぱいした気がする…」



女提督「ありがとう。」



那智「これは…やっぱり誘拐なんですか?」



女提督「たぶん…でも安心してください!あたし達が絶対に助け出しますから!」



那智「頼れそうなのはあなた方だけです。どうかよろしくお願いします!」



神通「お願い致します!」



暁「お願いします!」



女提督「ちなみに時雨ちゃんの病室は………ですので声かけてあげてください。あと、このことはこの3人だけで…絶対に守ってください。」



YY鎮守府艦娘「「「 ありがとうございます 」」」



女提督「じゃまたあとでね。青葉ちゃん帰りましょ。」



青葉「了解です。」




――時雨の病室



夕立「時雨ー。うちの女提督さんは胸がつるぺたっぽいー」ガシィ



女提督「ゆ・う・だ・ちゃ・ん?」



夕立「ごめんなさいっぽい…」



青葉「女司令官さん!落ち着いてください…」



女提督「貴様らぁ…余裕か余裕なのか!?」



夕立「静かに!」



女提督「はい。すいません。で…どう?」



夕立「まだ、寝てるっぽい…」



女提督「そうか…これからあたし達保護局のお仕事だから明石ちゃんに来てもらえるよう頼んどくね?ちょっとそれまで独りで大丈夫?」



夕立「任せるっぽい!」



鳳翔「私もいますのでね?」



女提督「おお。最強がきた。」



鳳翔「どうゆうこと?」ガシィ



女提督「あだだだだだ…」



青葉「アイアンクローは鳳翔さんゆずだだだだだ…」



鳳翔「そこメモらない。」パッ



女提督「あ、ありがとうございます。ここをお願いします…」



青葉「メモは処分いたします。」



鳳翔「よろしい。夕立ちゃん。一緒にいてあげるからね?」



夕立「ありがとうっぽい。」ギュー



女提督「あたしにもー」



夕立「ぎゅーーーっぽいーー」ギュー



青葉「じゃあ、青葉は青葉から。」ギュー



夕立「えへへっぽいー時雨時雨ー。」



女提督「夕立ちゃんは本当に時雨ちゃん大好きだね♪」



夕立「やっぱり女提督さんが一番小さいっぽい?」



女提督「もうあたしのHPはマイナスだよ…」



青葉「逆にすごくないですか!?」



女提督「じゃあ、また後でね…夕立ちゃん、時雨ちゃん、鳳翔さん……」フラフラ



青葉「失礼しま~す!」



ダイジョウブデスカ? アオバチャーン…

モマナイデクダサイ! イダ! ア…ハタイチャッタ…



夕立「時雨ー。早く起きて夕立とか女提督さんとかみんなで遊ぶっぽいー」




――1600⬛⬛鎮守府(艦隊調査保護局)



元帥『どうだ?何か進展は?』



女提督「皆からの情報をまとめた結果ですが……あたしが思うに、YY鎮守府の襲撃は誘拐が目的でいいでしょう。誘拐の目的はオークションの品物として……あと被害者は榛名、島風、時雨にさらに2名増える可能性が…」



元帥『2名増える?どういうことだ?』



提督「受刑者との会話です。捕まる前に2名の艦娘を運ぶ依頼を受けました。そうすると襲撃との時期があわないんですよ。そして人数も…」



元帥『なるほど…だから声を覚えているやつを保護しといてほしいと連絡したんだな?ちなみに保護は完了している。』



提督「ありがとうございます。」



元帥『ではどう近づく?』



女提督「リスクは高いですが……皆が協力してくれれば、参加者すら全員まとめて逮捕可能です」



元帥『わかった。任せよう。決まり次第連絡を頼む。』プツン



女提督「今回は…オークション参加者として潜入し一気に逮捕したい。ディーラーと連絡ができる以上使わない手はない!ただ…何をされるかわからない…だから迷ってる…」



叢雲「悩む必要ないわよ?」



女提督「え?」



叢雲「ここの全員、もちろん夕立を含めて司令官と女司令官を信用しているの。そうじゃなきゃ命をかけてないわよ。」



電「大丈夫なのです!がんばるのです!」



ソウダヨ! マカセテ! ブットバシテヤル! ガヤガヤ!



提督「どうやら…うち奴らは大丈夫のようだぞ?」



女提督「そうだね…うん!じゃあ、今回はオークションに潜り込みます!行くのは提督。潜入は高雄ちゃんと夕張ちゃん!」



提督「高雄、夕張。嫌なら断ってもかまわない。誰も恥とは思わない。」



高雄「やります!」

夕張「大丈夫です!」



提督「わかった。今から電話をかける。皆静かに頼む。…もしもし…オークションのディーラーか?」



ディーラー『はい?どちらでこの番号を?』



提督「蛇のみちは蛇だ。出品・参加したいんだができるか?」



ディーラー『大丈夫ですよ。ちなみに出品の艦娘を?』



提督「高雄、夕張の2名。」



ディーラー『かしこまりました。輸送手段は?こちらで?それともそちらで?』



提督「そっちだとどうなる?」



ディーラー『鎮守府襲撃させていただきます。ただ外傷ありません。3日間寝るだけでです。』



提督「当日つれていくことは可能か?」



ディーラー『それでも構いませんよ。ちなみにオークション開始が1400ですので1000にこちらに来ていただくことになりますが…大丈夫ですか?』



提督「大丈夫だ。つれていく。」



ディーラー『場所ですが…船で行いますが…すでに出港していますので……海域までお越し下さい。名前のないクルージング船が場所ですので。』



提督「わかった。黒色の船が行く。」



ディーラー『かしこまりました。では……』



提督「ちょっとまった。これを聞いたのが最近でね…カタログがないんだが…すで出されている艦娘を教えてくれないか…」



ディーラー『大丈夫ですよ。では榛名、島風、時雨、鈴谷、瑞鶴です。どうです?お気に召されましたか?』



提督「ああ。全員もらうつもりだ。覚悟しておいてくれ…」



ディーラー『楽しみにしております!あ、申し訳ありません…時雨は事情があり出品できませんのでご了承を…』



提督「ああ。問題ない。」



ディーラー『お連れになった艦娘には間宮のコース料理をお楽しみいただけるよう手配しておきますので口実にお使いになってください。』



提督「間宮が乗っているのか?」



ディーラー『ええ。艦娘たちの食事を作らせております。』



提督「それはいい。ありがとう。」



ディーラー『では。当日に。………ツーツー』



提督「保護対照、間宮を追加だ。」



女提督「そいつら…ナンドデモ…ミナゾコニ…」



飛行場姫「ウン…ソレワタシノ……」



提督「さて決まった。出撃海域においては戦闘も予想される。1艦隊近くまできてもらう。いいか?」



女提督「編成は…叢雲ちゃん、皐月ちゃん、三日月ちゃん、祥鳳ちゃん、吹雪ちゃん、青葉ちゃんかな?」



リ級「マッテ…」



女提督「どったの?」



リ級「ナンカ…ヒッカカル…イキタイ」



女提督「そうなの?」



リ級「ウン」



女提督「じゃあ…吹雪ちゃんにはお留守番してもらって…リ級ちゃんで!吹雪ちゃんごめんね…」



吹雪「大丈夫ですよ!リ級さん!お願いします!」



リ級「リョウカイシタ」



提督「元帥に繋ぐぞ?作戦が決まりました。元帥閣。」



元帥『こちらで準備するものは?』



女提督「その前に保護対象者がさらに1名…間宮が追加となります…」



元帥『わかった。』



提督「逮捕者の数は最大で100名以上になるかと……」



元帥『100!?』



女提督「ええ…オークション会場が間違いなければ100名は乗船可能なクルージング船なので…」



元帥『どうにかしよう…その船を包囲する手助けは必要だろうから状態をみて連絡をくれ』



提督「わかりました。ではよろしくお願いします。」



元帥『無理せぬようにな!では。』



女提督「提督 、船を包囲するときの合言葉なんかない?」



提督「ない。」



女提督「皆はなんかない?」



皐月「司令官大好き!」



提督「それを自分で言えと?」



電「任務完了なのです!」



女提督「んー…ばれちゃいそうだねー…」



ル級「シズメ…」



提督「使い方がいまいち!」



響「ハラショー」



提督・女提督「「 決定! 」」



響「ハ、ハラショー」



女提督「じゃあ、今日は解散します」



一同「「「 了解! 」」」




――作戦当日――

――0900母港



提督「高雄、夕張。お前たちは休暇ということでクルージング船乗るという設定だからな?」



高雄「了解しました。」

夕張「装備もばっちりです!」



明石「燃料も問題ありません。」



提督「ありがとう。入渠とかの準備もある程度頼むぞ?」



明石「了解です!」



提督「じゃあ皆出撃するぞ!」



「「「 オオーーーー! 」」」



女提督「頼んだよー。」



古鷹「大丈夫でしょうか?」



女提督「きっとうまく行くよ!あと明石ちゃん!」



明石「はい!」



女提督「夕立ちゃんについててあげてほしいんだけど…いいかな?」



明石「はい!じゃあ支度していってきますね?」



女提督「あたしも提督たちが戻り次第そっちに行くから!」



明石「了解です!」



女提督(あたしが間違いじゃなきゃ…)




――作戦海域



提督「まさかイ級やらホ級やらがあんなに…わくとは…被害は?」



叢雲「数だけで問題ないわよ?」



皐月「ボクのこと見てたー?」



提督「ああ。もちろん偉かったぞ。三日月もよく皐月をサポートしてたな?さすがだ。」



三日月「ありがとうございます!」



祥鳳「それにしても…リ級さんの動きが…」



青葉「思わず写真撮っちゃいました…」



リ級「…マアネ。」



提督「青葉…余裕そうだな…」



祥鳳「提督!あれ!」



提督「どうやらあの船みたいだ。皆この船にのって隠れててくれ!」



艦娘・リ級「「 了解 」」



祥鳳「やはり私達の目撃した船です。」



提督「出撃した海域いた理由わかったな。」



祥鳳「くやしいです…目の前にいたのに…」



提督「仕方のないことさ…気負うな…」ナデナデ



祥鳳「あの…なぜ、いつも頭を撫でるのですか…///」



提督「ん?なんとなく?嫌か?」



祥鳳「いえ…安心します。」ニコッ



提督「さあ、中に入っててくれ。」



祥鳳「はい!……ヒィッ」



叢雲「………祥」

皐月「………鳳」

夕張「………さん?」



イヤ…イヤ…ヤメ!アハハハハハハハハ!



提督「おーい。静かになー。高雄、夕張。」



高雄「はい!」

夕張「何でしょう?」



提督「いいか?何かあったらすぐ呼べ。何がなんでも絶対に守ってやる。わすれるな。」



高雄「ありがとうございます」

夕張「守ってくださいね?」



提督「もちろんだ。」



高雄「1ついいですか?」



提督「??」



高雄「貴方のような素敵な提督で良かったわ///」ニコッ



提督「ありがとう。」ニコッ



夕張(ヤバーイ!また一人増えた!ヤバーイ!)



青葉(スクープゲーット。なんだろこの空気)



叢雲・皐月「「ブツブツブツブツ……」」



青葉「うわぁ…………」



三日月「青葉さん…もうこれは慣れるしかありませんよ…」ハァ…



青葉「心中お察しします…」



リ級「オモシロイ♪」



提督「着くぞ!準備はいいな?」



「「「「 はーーーい! 」」」」



――クルージング船内



ディーラー「あなた様は?」



提督「この高雄と夕張の提督だ。休暇先に届けにきた。」



ディーラー「そうでございますか。高雄様。夕張様。お待ちしておりました。どうぞ案内の者と…おい!お客様だ!お通しして!」



提督「いってらっしゃい。」



高雄「はい!」

夕張「ありがとうございます!」



スゴイフネデスネー アナタガタモフネデハ?



提督「で?俺は何処いればいい?」



ディーラー「こちらです。どうぞ!」



――――――――――――



提督「会場はここか?バーもあるじゃないか…」



ディーラー「はい!ご自由にお使いください!」



提督「ありがとう。今日の参加者は俺を含めて何人だ?オークションなんでね…情報がほしい。チップは弾むぞ?」3万スッ



ディーラー「そうですね…こんなにいただいては…全部で7名。うち提督業の方はあたな様をいれて2名です。あとは企業の重役様です…」



提督「じゃあもうちょっとプラスで…この船誰の?」10万スッ



ディーラー「げへへ…YY鎮守府の提督です…あと提督はもう一名参加してらっしゃいますよ…鈴谷と瑞鶴は自分のとこの艦娘ですって…おっとこれ以上は…」



提督「ありがとう…お前酒飲んでもいいの?」



ディーラー「ええ、まあ…」



提督「一杯奢るわ…あとでバーに言っとくからもらっといてくれ。」



ディーラー「マジっすか…あざーす!ではでは…」



提督「酒か…任務中はなぁ…なあマスター?ノンアルコールあるか?」



テンダー「あります………よ!?」クルッ



提督「J!?なにやってんだ!?」



憲兵J「潜入っす。提督たちのサポートしろって元帥閣下が…」コソォ



提督「わりぃな…なんかあったら頼む…とりあえず暇潰しに付き合ってくれよ。」



憲兵J「了解っす。はい。スクリュードライバーのノンアルコールっす。」



提督「どうも。」



――――――――――――



スタッフ「こちらで間宮のコースをお楽しみください。」



高雄「ありがとうございます。」

夕張「どうもです。」



スタッフ「いえいえ。コースとは言ってもビュッフェ形式ですのでどうぞご自由に。では」



女提督『艦娘の人数と状況をきいてちょ!』



高雄「すいません…ちょっといいですか?」



スタッフ「はい?」



高雄「艦娘のためのツアーと聞いたのですが…艦娘の参加者の方は私達以外何名いらっしゃるんですか?」



スタッフ「今は4名です。もう1名おられたんですが体調を崩して船を降りられました。」



女提督『もういいよ~。ありがと!』



高雄「ありがとうございます。」



スタッフ「お楽しみください。」



高雄「ということは…」



夕張「1、2、3、4人全員いますね。話を聞きに行きましょう。」



高雄「運よく皆さん集まって召し上がっているようですし…いきましょう。」



夕張「マイク、カメラ大丈夫ですか?」



大淀『大丈夫です。おねがいします。』



高雄「じゃあいきましょう。」



夕張「こんにちはー」



瑞鶴「こんにちは!」

鈴谷「チーッス!」

榛名「こんにちは。」

島風「こんにちはー!」



高雄「皆さんツアー参加者ですか?」



瑞鶴「そうだよ!私は瑞鶴。で、こっちのチャラいのが…」



鈴谷「チャラくない!鈴谷でーす!」



榛名「榛名です。よろしくお願いします。」



島風「島風だよ!」



高雄「高雄です。よろしく。」



夕張「夕張です!よろしくね!」



瑞鶴「立ち話もなんだからここ座りなよ!」



高雄「では、遠慮なく。皆さん同じ鎮守府ですか?」



鈴谷「ちがーう。鈴谷と瑞鶴はKK鎮守府!中佐がつれてきたんだー。」



榛名「榛名たちは襲撃どっきりの企画でここにきました…でも寝てる間に時雨さんが具合が悪くて運ばれたとききました…心配です…」



夕張「ちなみに私たちは⬛⬛鎮守府で、休暇プレゼントということでした。」



瑞鶴「じゃあ私達と一緒だね?けど、榛名さんたちのにはビックリだよねー…体張ったプレゼントだよねー…」



高雄「そのどっきりのネタばらしはどの方から?」



榛名「ええと、中将さんからのビデオレターでした。」



夕張「そうだったんですかー。」



瑞鶴「そういえば1600からイベントあるらしいよ!」



高雄「なんのでしょうか?」



島風「かけっこ!」



鈴谷「たぶん違うと思う…」



スタッフ「お話し中のとこ申し訳ありません。イベントの内容についてお話しします。よろしいでしょうか?」



瑞鶴「ちょうどよかった!お願いします。」



スタッフ「ええ…ウエディングドレスでのファッションショーのモデルをお願いします」



艦娘「「 えぇえええ!? 」」



スタッフ「皆さん、お綺麗なので大丈夫です。それで皆さんショーのコンセプトが囚われの姫君なのであちらの鉄格子に入ってもらいますけど…いいですか?」



鈴谷「面白そうだしやるー!」

瑞鶴「鈴谷がやるなら!」

榛名「ウエディングドレス来てみたいです!」

島風「ソレって早い!?」



スタッフ「早いかどうかは…そちらは?」



女提督『とりあえず従ってくれる?』



高雄「わかりました!お引き受けしましす。」



夕張「私もです!」



スタッフ「よかった。お着替えはこちらに準備いたしますので1500にこちらにいらしてください。着ていただいたドレスは差し上げますので…では」



瑞鶴「一回部屋戻ろうか?」



榛名「そうですね。」



鈴谷「お二人は部屋わかる?」



夕張「いえ…」



島風「あの人が部屋教えてくれるよー」



高雄「ありがとうございます。では一度解散ということで…」



――1500提督側



憲兵J「そろそろでっせ…」



提督「オークションか?」



憲兵J「オークション準備っす。仮面をつけての参加なんで配られるらしいです。」



ディーラー「それでは!仮面の配布を行います!こちらにどうぞ!」



提督「行ってくる。」



憲兵J「お気を付けて!」



中佐「お前もわるだなー…自分の艦娘売るなんてw」



提督「というと?」



中佐「俺も売りに出した。理由は?」



提督「乗り換えだよ。」



中佐「うわーどSだなw俺は裏切られた女の顔が好きなんだw」



提督「その理由で売ったのか?」



中佐「そうだwじゃなーw」



提督(やっちゃおうかな?)



女提督『変な気を起こさないでね!?』



提督(ですよねー)




――高雄・夕張側



スタッフ「皆さんお綺麗です!」



瑞鶴「照れるなぁ…」



鈴谷「以外と重いかな?」



島風「これ走れないよー!!」



榛名「島風さん…走ることが目的ではないですよ?」



夕張「それにしても…」



(((( 圧倒的! ))))



高雄「皆さんどうかしました?」



スタッフ「よろしいですかー?では、瑞鶴様と鈴谷様はAに、榛名様と島風様はBに、高雄様と夕張様はCにお願い致します。」



「「「「 はーーい! 」」」」



スタッフ「では会場に向かいます。」




――1600 会場



中佐「となりいいか?w」



提督「ああ。」



中佐「お前どれ買うんだ?」



提督「全部。」



中佐「すっげーw」



提督「まあな。金はある。正直自分で売りに出したが買い戻しだ。」



中佐「自分のって入札できなくね?」



提督「手伝ってくれよ?金目のものやるからさ…」



中佐「いいぜw指示はくれよ?」



提督「もちろん。頼んだ。始まるぞ。」



ディーラー「お待たせいたしました!商品の登場です!」



バサァ!!!



瑞鶴「どういうこと!?ねぇ!」

鈴谷「鈴谷達が商品てどういうこと!?」

榛名「榛名は…榛名達は…」

島風「やだよ!ねえ!やだよぉ!」

高雄「………」

夕張「………」



ディーラー「君たち全員自分の提督から売られたんだよ?わかる?そして新しいご主人様のもとでくらそうね?早速Aの檻から参りましょう!100万から!」



客A「400!」



客B「800!」



提督「1000。」



ディーラー「1000出ました!」



客A「3000!」



提督「3500。」



客A「4000!!」



提督「4200。」



客A「うーーー……4500!」



提督「6000。」



オオオオオオオ!



客A「もうだめぽ……」



ディーラー「おめでとうございます!6000万円で落札です!よかったなお前ら1人3000万の価値だってさ!」



中佐「すげーなお前w6000万かよw」



提督「ぶい」



瑞鶴「う……う……」

鈴谷「鈴谷…うられちゃった……」



ディーラー「次はBだ!500から!」



客D「2000!」



ディーラー「いきなりきた!2000!」



客A「3500!」



客D「4000!」



客C「5500!」



客A「アウト…」

客D「くはぁ!」



ディーラー「5500!5500ほかにいませんか!?」



提督「6500」



ディーラー「そちらの紳士またですか!?6500!?ほかには!」



客C「7000!」



提督「7500。」



ザワザワ! スゴイゾ… ナンナンダ



客C「……7750……」



提督「8000。」



客C「もうだめだ…おりる…」



ディーラー「8000!8000です!他には!?……では8000万円でそちらの紳士がまた落札です!すげーよあんた。」



榛名「榛名は……榛名は…」

島風「帰りたいよぉ…帰りたいよぉ…」



ディーラー「それではラストCに行きましょう!では600から!」



客C「短期決着だ!6000!」



ディーラー「いきなりきた!6000他には!?」



提督「だったら9000で頼む…」



中将「9000!?じゃあ…はい!はい!9000!!」



オオオオオオオ!スゲェ! ザワザワ!



客C「くそぉ…9500だ!」



提督「1億だ。」



中佐「はい!1億!」



客「あああああああああああ!」ガクッ



ディーラー「1億!?他には!?では1億そちらの方が落札です!」



中佐「ありがとーありがとー」



ディーラー「では以上でオークション終了します。落札者はのかたはこちらへ…」



提督「いくぞ。さんきゅ。」



中佐「1億の買い物初めてだよw」




――応接室



ディーラー「お待たせしました!仮面外していいですよ?」



提督「ふぅ…品は?」



ディーラー「ではオープン!」



瑞鶴「中佐!?なんで!?どういうこと!」

鈴谷「答えなさいよ!答えろ!」



ディーラー「うるさい!」ガキィン!



瑞鶴・鈴谷「「 きゃあ! 」」



ディーラー「ごめんなさいね…商品がガタガタと…」



中佐「いいえいいえ。元うちのなんで…あ、俺の落としたやつ実際はこいつが買い戻しただけだから支払いもこいつね?」



女提督『 包囲準備完了!いつでもいいよん! 』



叢雲『任せて!』



提督「頼む。」



ディーラー「あわせて2億4000万円ですよ?」



提督「なあ…この船に間宮乗ってるよな?」



ディーラー「はい!乗っておりますが…」



提督「間宮を2億で買わせてもらえない?」



ディーラー「2億!?少々お待ちを…すいません…間宮を2億で買いたいと…はい…わかりました…失礼します…」



提督「で?どうなの?」



ディーラー「許可が出ましたので今お連れします!おい!つれてこい!」



中佐「すげぇwぱねぇw」



ディーラー「では4億4000万円で…」



提督「額じゃないんだよなぁ…前1左1裏2か…」



ディーラー「お支払いは?」



提督「これで。ほんといい買い物したよ!ハラショー!」ポイッ



女提督『了解!包囲開始!』



ディーラー「では…ん?艦隊調査保護局?執行官?」



提督「平たく言うと。てめぇらを捕まえに来たんだよ!」カシャ バシュッ!バシュッ!バシュッ!



ディーラー「う…」バタッ

警備A「……」バタッ

警備B「か?」バタッ



中佐「てめぇ!」グイ!



提督「残念」スッ バキィ!



中佐「あ…ぐぇ……」



提督「こいよ…ほら!立て!」ズリズリ グイ!



中佐「ぐ…あ………」



提督「瑞鶴さん。鈴谷さん。これお貸ししますから好きなだけ撃ちこんでいいですよ!ちなみに麻酔弾ですから心配なさらずに…」



中佐「ごめんなひゃい…やめてぃえ…」



瑞鶴・鈴谷「「 このゲス野郎! 」」



バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!バシュッ!



中佐「」



ガチャ!



スタッフ「つれてきまし!?」



提督「おやすみ…」グギュウウウウ



スタッフ「かぁああ……」パタッ



提督「白目だけどいいか…大丈夫ですか?」



間宮「は、はい。」



提督「少しごめんなさい。これで皆さんだしますね?離れて!」



カチャッ! パン!パン!パン!



提督「どうぞでてください!」



瑞鶴「ありがとうございます!」

鈴谷「ありがとう!本当に…」ポロポロ

榛名「榛名は感激です…」ポロポロ

島風「やった!ありがと!」



提督「いえいえ。高雄も夕張もよく頑張ったな…」ギュッ



高雄「ちょっと怖かったです。でもよかった///」

夕張「提督を信頼してますから///」



提督「どうも。」ポンポン



元帥『全員そこを動くな!海軍だ!全員大人しくしていろ!』



提督「おお…元帥でばってんのか…皆さん改めて…艦隊調査保護局、執行官の提督です。そうだ、これお前達の」ポイッ ポイッ



高雄「執行補佐官!?」

夕張「いいんですか!?」



提督「言ってなかったけ?うちの鎮守府に入った艦娘は自動的に執行補佐官になる。まあ時間がたてば執行官になるけど……」



高雄「そうでしたか……」

夕張「わーお……」



提督「高雄、夕張。この寝てるやつらその檻入れといてもらえる?鍵はこれ使って。こいつは1人で入れたいから1つ空けといてな?」



高雄・夕張「「 了解! 」」



提督「さて…皆さん怖かったことでしょう…もう安心ですからね!」



瑞鶴「これから私たちはどうなるんですか?」



提督「私たちの鎮守府で全員保護させていただきます。その後他へ移籍などになるでしょう。希望はとります。」



鈴谷「鈴谷達の鎮守府にあと3人残ってるんだけど…」



提督「わかりました。その方々も一度うちに来ていただきます。よろしいですか?」



瑞鶴・鈴谷「「 ありがとうございます! 」」



提督「榛名さんと島風さん。貴方も一度私達と来ていただきますが?」



榛名「榛名は大丈夫です!」

島風「わかったよー」



提督「あと…時雨さんなんですが……」カクカクシカジカ



榛名「わ、わかりました…」

島風「そうなんだ…」



提督「戻り次第病院の方に向かってもらいます。」



榛名・島風「「 はい! 」」



提督「遅くなりました。間宮さんですね?とりあえずその包丁は使わなくて大丈夫ですよ?」ニコニコ



間宮「本当に助けていただけるんですか?」



提督「はい!もちろん!」



間宮「よかった…やっと解放される…」ポロポロ



提督「遅くなって本当にすいません…」



中佐「う……あ……」



提督「寝てろ。」ガスッ!



中佐「ぎぇ………」



提督「高雄たのむ…」



憲兵J「いた!提督さーーん!鎮圧完了っす!」



提督「んじゃ皆さん着替えてきていいですよ。高雄と夕張もなー?」



「「「「「 はい! 」」」」」



提督「女提督てなわけで保護完了!」



女提督『了解!おつかれ!』




―――――――――――――



提督「みんな包囲もお疲れさま。」



祥鳳「なんの問題もありませんでした。」



皐月「がんばったよー!」ダキッ



提督「えらいえらい。」



三日月「お姉ちゃん?司令官だって疲れてるんだからすこしは…」



提督「全然平気。三日月もくるか?」



三日月「あの…あとででもいいですか…?」



提督「いいぞ?」



青葉「司令官、皐月ちゃんを抱っこしてるのってどんな感じですか?」



提督「んー…学校で頑張ってきたことを報告する娘を抱っこしてる気分かな?」



皐月「oh………」



叢雲「ぷ…………」クルッ プルプル



リ級「ヤッパリ…オモシロイ♪」



ガチャ!



瑞鶴「着替え終わr…」

鈴谷「おかげで……」

榛名「榛名も…」

島風「深海!?」



提督「あれ?間宮さんは?」



瑞鶴「皆の軽食作ってくれるって…」



提督「ありがたい。」



高雄「皆さん、お疲れさまです!」



夕張「リ級もお疲れさま。」



リ級「ウン…アリガト」



瑞鶴「いやいやいや!」

鈴谷「なんで普通に会話してんの!?」

榛名「え?」

島風「やばい人たちなの…?」



提督「いい感じで混乱してくれてるねぇ…この子ね、うちの鎮守府の仲間。ちなみに鎮守府には飛行場姫とル級もいるぞ?」



瑞鶴「そう…なんだ…」



提督「ちなみに女の提督がもう一人いる。」



鈴谷「ダブルヘッド?」



提督「そう言うこと。」



元帥「お疲れ!」



提督「お疲れ様です。」

叢雲「敬礼!」ビシッ

艦娘「ハッ!」ビシッ



元帥「そんな固くなくていいぞ?悪いが…すぐに行く。顔を見に来ただけだ。ちなみに船は⬛⬛鎮守府に向けて進ませているからこのままのってて構わん。」



提督「了解です。ありがとうございます。」



元帥「じゃあまたあとでな!」タッタッタッ



提督「いっちまった…まいっか?」



憲兵J「提督!前方に敵です!レ級と南方棲鬼!」



提督「まじか……」



リ級「ソイツラ…シリアイ…」



提督「まじか!?」



リ級「ハナシテキテイイ?」



提督「いいぞー。あとJ!攻撃しないよう伝えてくれ!」



憲兵J「りょうかいっす!」



――10分後



リ級「タダイマ」



提督「おかえり。で?なんだって?」



リ級「ショウブシテ…カテバ…ナカマニナルッテ」



提督「だってよ。女提督。」



女提督『よしきた!編成は空母1、重巡2、駆逐3で!司令はまかせた!』



提督「了解聞いた通りだ!ということで…」



瑞鶴「私達にも手伝わせて!」

鈴谷「恩返しだよ!」

榛名「よろしければ…」

島風「まかせてよ!」



提督「いいのか?どうしよ?女提督?俺はいいと思うんだけど?」



女提督『うれしい限りっす…じゃあお願いします!その4人プラス駆逐2でおねげーしやすだ!』



提督「あいよ。じゃあ瑞鶴さんと鈴谷さんと…」



瑞鶴「呼び捨てでいいよ~」

鈴谷「鈴谷もそれでいいよ!」

榛名「榛名もです。」

島風「はやくー!」



提督「お、おう。じゃあ改めて…瑞鶴、鈴谷、榛名、島風、叢雲、皐月!出撃を頼む!旗艦は…叢雲!」



出撃組「「「 了解! 」」」



提督「さて…行きますか。残りは俺のサポートな!」



残り組「「「 はい! 」」」



―――――――――――――



叢雲「作戦は?」



提督『瑞鶴!まず制空権を取りつつ敵後方に爆撃!』



瑞鶴「りょーかい!」



提督『鈴谷と榛名は前進しつつ左右に爆撃!』



鈴谷・榛名「「 了解! 」」



提督『島風はおもいっきり走りながら敵前方に魚雷3発をあたる直前で爆発させてくれ!』



島風「まかせて!」



提督『叢雲と皐月!2人は攻撃開始と同時に敵後方に周りこんでくれ!周り込みつつ攻撃して一端、島風と引いてくれ!』



叢雲・皐月「「 了解! 」」



提督『いいか?南方棲鬼よりもレ級の動きに注意してくれ!』



出撃組「「「 了解! 」」」



瑞鶴「接触します!」



南方棲鬼「イラッシャイ……カンゲイスルワネ……」



レ級「キタンダ………アハハハハ!」



鈴谷「大人しく負けてくれない?」



レ級「ムリ!」



叢雲「私たちが勝ったら本当に仲間になるのね?」



南方棲鬼「ヤクソクスル……タダ…カンタンニハ……マケナイ…」



榛名「こちらだって!勝って提督さんに恩返しをします!」



南方棲鬼「ソウカ……ジャア……ゼンリョクデ……」



レ級「オイデ!」



瑞鶴「発艦開始!」ブーン!ブーン!ブーン!



鈴谷「いくよ!鈴谷は左!」ザー!



榛名「では右を!」ザー!



島風「全速力!」ザーー!



叢雲「島風早い!皐月いくわよ!!」ザー!



皐月「任せて!」ザー!



レ級「キタキタキタ!ハジメハ…コレダ!」ドンドンドン!



叢雲「島風!」



島風「見えてる!遅すぎ!」ヒュッ!ヒュッ!ヒュッ!



瑞鶴「制空権確保!敵後方に爆撃開始!」ヒュー!ヒュー!



鈴谷「砲撃開始!」ドーン!ドーン!



榛名「榛名、撃ちます!」ズドン!



島風「魚雷発射!」ドンドンドン!



ドーーーーーーーーーーン!



南方棲鬼「ドコヲネラッテル?」



レ級「アタッテナイゾ?」



叢雲「それは…」



皐月「囮だよ!」



レ級「ウシロニ!?」



南方棲鬼「シマッタ!」



ドーン!ドーン!ドーーーーン!



叢雲「皐月!島風!一端引いて!」ザー!



皐月・島風「「 了解! 」」ザー!



提督『瑞鶴は索敵を!鈴谷と榛名も一端引いてくれ!』



瑞鶴「南方棲鬼中破!レ級中破!」



鈴谷「やりぃ!」



瑞鶴「鈴谷後ろ!」



レ級「ヨクヤルネ!」ブンッ!



榛名「させません!」バキィ!



レ級「フセガレタ!アハ!」



叢雲「どこ見てんのよ!」ドン!



レ級「グハ!」大破



皐月「叢雲いいじゃん!」



南方棲鬼「キミタチ…ユダンハダメヨ?」ドン!ドン!



皐月「きゃあ!」中破

島風「うわ!」中破



提督『皐月!島風!…瑞鶴!2人を逃がすための時間を稼いでくれ!』



瑞鶴「任せて!いっけーーーー!」ブーーーーン!ドーーン!



皐月「瑞鶴さん!ありがとう!」

島風「助かった!」



提督『皐月と島風は榛名の後ろに!』



榛名「こちらです!」



鈴谷「レ級は!?」



レ級「オトナリニ…」



鈴谷「えっと…小破にしてもらえません?」



提督『叢雲!鈴谷のカバー!瑞鶴はその時に!』



叢雲「間に合わない!」



レ級「ウーーン……チュウハデ!アハ!」ドン!



鈴谷「ですよねぇ…イタタタタ…」中破



叢雲「おりゃあああああああ!」



レ級「ヨッ!」



スッ!ブン!ガシィ!クルッ!ビュッ!ドドン!ヒュヒュッ!



皐月「叢雲…すごい動き…」



叢雲「なかなかね…でもね…瑞鶴!」



瑞鶴「待ってました。それーーーー!」ブーーーン!



レ級「アッ……」



ドーーーーーーーーーーン!



レ級「アタシ…コウサン…」戦闘不能



南方棲鬼「ズイカクサン!」



瑞鶴「やっば!」



ドーーーーン!ドーーーン!



榛名「そこは榛名の射程です!」



提督『島風!ありったけの魚雷を撃ち込め!』



島風「それそれそれ!」ドンドンドン!



南方棲鬼「ザンネンダナ」ドンドンドン!



提督『鈴谷とどめだ!』



鈴谷「レ級からの分のお返しよ!」ズドン!



南方棲鬼「グアァ!……コウサンダ」戦闘不能



提督『よしお疲れさま!皆ありがとう!南方棲鬼とレ級を連れてきてくれ!』



出撃組「「「「 了解! 」」」」



―――――――――――――



提督「青葉と夕張。記録取れてる?」



青葉「ばっちりですよ!」

夕張「いいデータ取れました!」



提督「ありがとさん!祥鳳、高雄、三日月も戦況分析を手伝ってくれてありがとう!」



祥鳳「いえいえ!」

三日月「お役にたてたのなら。」

高雄「お力になれたのなら幸いです。」



瑞鶴「提督さーん。勝ったよ!」ハイタッチ



提督「すごかったぞ。ありがとう!鈴谷は大丈夫か?」



鈴谷「このくらいへーきへーき!」



提督「ありがとう!休んでくれ。榛名に島風。いい動きだったぞ!」



榛名・島風「「 ありがとうございます! 」」



提督「叢雲、皐月!お前らに任せて正解だった!ありがとう!」ギュー



叢雲「当然よ///」

皐月「えへへー」



南方棲鬼「サア…スキニシロ…」

レ級「ナニスルノ?…アハハ!」



提督「では…約束通り仲間になってもらう。いいな?」



南方棲鬼「ソレダケカ?」



提督「うん。」



レ級「ヌガセテ…アンナコト…コンナコト?アハハハハ!」



提督「しないよ!?まあいい。とりあえず鎮守府に向かうか!」



ガブゥ!



祥鳳「提督!?」



レ級「ゴメン!コノコモ…キニイッタミタイ!アハハハ!」



提督「まさか深海に食われる思いするとは思わなかったよ…」



間宮「すいません!遅くなりました!皆さん少しですがお食事を準備しま…」



提督「あ…ありがとうございます。」



間宮「きゃあああああ!提督さんが!」



提督「害はないので大丈夫ですよ!?レ級こいつをどけてくれないか?」



レ級「コラッ!ハナレロ!」



尻尾「しゅん…」スッ



提督「なんか…犬みたいだな…気を取り直して…みんな、間宮さんにごちそうになろう!」



一同「「「 はーい! 」」」




――軍病院(時雨病室)



(し……おき…っぽい…)



(はや…起きな…といた…らするっぽい)



(しぐれ…ん…きたら……ごはんみんなで…………ね)



(しぐれ……………しぐれ…………)



(しぐれ……………時雨……………)



(時雨!……時雨!……時雨!!)



((((( 時雨! )))))



時雨「………」パチッ!



夕立「時雨?…時雨!」



明石「夕立!?どうしたの!?」



夕立「時雨が目を開けたっぽい!」



時雨「………」キョロキョロ



明石「鳳翔さんここお願いします。私はお医者さんを呼んできます。」



鳳翔「ええ!よかった。」ホロリ



夕立「時雨?わかるっぽい?夕立っぽい!」



時雨「うん………」ニコッ



医者「目を覚ましたのか!?ごめんね?見せてもらうよ?時雨さん。質問しますので答えてください。はいなら瞬きを1回。いいえなら瞬きを2回です。いいですか?」



時雨「…」パチッ



医者「では…ご自身のお名前はわかりますか?」



時雨「…」パチッ



医者「ここに来る前のことは覚えてらっしゃいますか?」



時雨「…」パチッ



医者「今、苦しいとかありますか?」



時雨「……」パチッパチッ



医者「ありがとうございました。奇跡です。奇跡としか言いようがありません。夕立さんよく声をかけ続けてくれました。あなたの力ですよ?ではこれからのことを相談してくるので失礼しますね。」



夕立「ありがとうっぽい!」

明石「ありがとうございました!」

鳳翔「ありがとうございました。」



夕立「時雨~~!」ギュー



時雨「アハハ…痛いよ夕立…」



夕立「ごめんっぽい…」



時雨「声……ずっと聞こえてたよ…ありがとう…」



明石「鎮守府にも連絡しますね?もしもし…あ、吹雪?時雨さんがね…」




――■■鎮守府(艦隊調査保護局)



女提督「おっかえりーーー!」



提督班「「「「「 ただいま! 」」」」」



大淀「入渠の準備はできています!こちらへどうぞ!」



瑞鶴「え?いいの?」

鈴谷「あいがとー!」



女提督「どうぞどうぞ!出撃班の子たちも入ってきてー!」



出撃艦娘「「「 はーい! 」」」



女提督「間宮さんとは話せる?」



提督「ああ。ここでいいか?」



女提督「いいよ~」



提督「おーい。間宮さーん。」



間宮「このたびは誠に…」



女提督「いえいえ。間宮さん。あなたは建造されてすぐ、この船に入れられたの?」



間宮「はい…」



女提督「船に乗る前に何か覚えてませんか?」



間宮「そういえば…女の子たちの声を…少し男っぽい話方とか…女の子なのにボクとか…」



女提督「その声って別々ですか?」



間宮「はい!そうです!」



女提督「ありがとうございました。あちらで休んでいてください。」



間宮「はい。ありがとうございました。」



吹雪「女司令官さーーーん!明石さんから連絡です!司令官おかえりなさい!」



提督「ただいま。どうした?」



吹雪「そうだ!明石さんから連絡があって!時雨さんが目を覚ましたそうです!意識もはっきりしてるそうです!」



女提督「ほんとに!?やったぁあああああ!」



提督「よかった…おおい!榛名と島風!ちょっとこっちに!」



榛名「はい!なんでしょうか?」

島風「どうしたの?」



提督「時雨が目を覚ました!」



榛名「本当ですか?」

島風「よかったーーー!」



女提督「貴方たちがYY鎮守府の榛名ちゃんと島風ちゃんね?あたし女提督です。これから病院に向かうけど行く?」



榛名「ありがとうございました!よろしければ…」



女提督「島風ちゃんは中破だけど…」



島風「行きたい!」



提督「じゃあ俺の上着着てけ。」バサァ



島風「ありがとう!」



リ級「タダイマ」



女提督「おかえり!お疲れさま。」



レ級「ネエネエ!アタシタチハ?」



女提督「わお!?」



南方棲鬼「ワタシモイル…」



女提督「おお~。深海の新しい仲間?南方棲鬼ちゃんにレ級ちゃんだっけ?」



南方棲鬼「南方棲鬼ダ。」

レ級「レ級ダ!」



女提督「よろしくね!おーい、ル級ちゃ~ん。」



ル級「ヨンダ?ッテ…南方ニ…レ級…オマエタチモカ…」



南方棲鬼「ウン…キタ…」



ル級「ナカニリコリスモイルカラ…イコウ」



レ級「ワカッタ!」



女提督「よろしくねー!」



提督「さてと…KK鎮守府の中佐に引導を渡しますか。おーい!J!連れてきてー!」



憲兵J「うっす!これですか?」



中佐「離せよ!」



提督「黙っとけ…」



中佐「あの船に乗ってただけだし!証拠はないのか?証拠は?」



女提督「往生際の悪いやつだねぇ…あのね?さっきからこれ通信しながらしゃべってるんだけどね?あんたの声を覚えてる人がいてね?」



受刑者A『その声だ間違いない!』



女提督「確認したってさ!あと船の中でのも、ぜーんぶ録画・録音してるからね?」



提督「と言うわけだ…刑務所に入ってるんだな?」



中佐「くそぉおおおおお!」



提督「J。連れてってくれ?ありがとな。」



憲兵J「いえいえっす!ほら行っすよ!」



提督「女提督。本命に行くか?」



女提督「うん。こっちの決着もつける。」



提督「じゃあ。借りてったこの刀持ってくか?」



女提督「うん。ありがとう。」



提督「大丈夫か?」



女提督「ええ。私は大丈夫。お待たせしました。じゃあ行きましょうか?御二人とも…」テクテク



榛名「失礼します!」

島風「バイバーイ!」



吹雪「女司令官さん…雰囲気が変わったような…」



提督「うん。刀もって私って言ってただろ?」



吹雪「はい。」



提督「本気ってことだ。」



吹雪「そうですか…そうだ!私、みなさんの装備の片づけしてきます。」



提督「雑務をさせてしまって申し訳ない…頼んだぞ。」



吹雪「いえいえ。では!」




――軍病院



明石「女提督さん!」



女提督「明石ちゃん。お疲れさま。早速なんだけど…」コソコソ



明石「了解です。準備しておきます。御二人とも後程!」タッタッタッ



女提督「御二人は時雨さんのお部屋は…号室ですので。」



榛名「ありがとうございます。島風さん行きましょう!」



島風「ありがとう!」



女提督「うん。行ってあげて。私は…」




――中将病室



女提督「失礼します。」



中将「どうした?」



女提督「時雨が目をさましたのでご報告を…」



中将「そ…そうか…」



女提督「はい。……号室ですのでよろしければ顔を見せてあげてください。あと10分くらいは誰もいないと思いますが…」



中将「ありがとう。」



女提督「あと。犯人ももう少しで確保できるとの連絡も入りましたのでご報告しておきます。では以上で失礼します。もう安全になりますので憲兵の方も下げさせますのでご了承を…では…」



中将「ああ…」



――――――――――――



カツ…カツ…カツ…カツ…  ガラッ



「目を覚まされては困るんだよ…」



「だから…おとなしく…」



「しね!」ビュッ!



バサァ!



女提督「残念…!」シャキン!ドスゥ!



中将「ぐああああ!」



女提督「改めて…艦隊調査保護局の女提督です。時雨は別の部屋だ…お前が事件の黒幕だな?」チャキ!



中将「ぐぅ……なぜ…だ…!」



女提督「はじめの時…お前、私が時雨のことを話そうとしたとき…いきなり逃げ出したのか?って言ったでしょ?そのあとも時雨の心配をする発言は無かった…しっかり録音もしてあるぞ?…そして何より…今の行動こそ、その証拠…」ギロッ



中将「それだけか!?笑わせるな!」



女提督「黙れ…」スゥ



中将「助けてくれ!人殺しだ!ここだ!」



女提督「お前…私の後ろ見てみろよ…」



那智「…」

神通「…」

暁「…」



中将「貴様ら!なにを見ている!?早くこいつを捕まえろ!」



那智「なぜ時雨を刺そうとした?」



中将「…そ…それは…」



女提督「提督…ディーラーは?」



提督『スピーカーにしてくれ』



女提督「した。」



提督『艦隊調査保護局の提督です。中将。ディーラーがはいたぞ?YY鎮守府の中将に言われてオークションを準備したってな。あと時雨に電話を聞かれてお前の指示で攻撃したことも!』



中将「あああああああああああ!」



女提督「死なせるか!」ザンッ!



中将「腕が!腕がぁあ!」ボトッ



暁「ぴッ……!」



女提督「暁ちゃん。ごめんね。中将。お前はおわりだ。間宮もお前のところで建造したんだろ?どうなんだ?」



那智「まさか貴様!」



女提督「どういうこと?」



神通「間宮さんを建造できたといっていたのですが…別の鎮守府にどうしてもということで会わずにそのままその鎮守府に行ったってききました。」



女提督「そうか…本当か?」グッ



中将「………そうだよ!艦娘なんていくらでも作れる!そうすれば金持ちどもにうっぱらえばいいおもちゃになるんだよ!そして俺は金が入る!そうしてまた作って金になる!売りたいやつがいれば元手すらかからない!最高の商売だろ!?なあ!?」ダッ



女提督「もう片方もいらないな…」スッ! ザンッ!



中将「あああああああああああ!」



女提督「一応ここは病院だ。見てもらうといい。そのあとは刑務所で余生を過ごせ…憲兵!頼んだ…」ブンッ!チャキン!



憲兵「はい!」



シュジュツシツヘ! ハイ! コチラデス!



女提督「ふぅ…おわったね。那智ちゃん。神通ちゃん。暁ちゃん。ご協力ありがとう。」



那智「ああ…この先私たちの鎮守府はどうなるんだ?」



女提督「たぶん…解体かな?」



那智「じゃあ私たちもお役御免か…」



女提督「皆いったんうちに来てもらって、その後移籍の希望を取ったりする予定でございます!はい。」ニコッ



女提督「もちろんうちに来てもらってもいいよ?」



那智「いいのか?」



女提督「大歓迎です。もちろん時雨ちゃんもね?」



暁「いいのね!?」



女提督「もちろん!暁ちゃんうちにはね…電ちゃんや響ちゃんもいるよ?」



暁「行く!行きたい行きたい行きたい!」



那智「落ち着け…暁…」

神通「暁ちゃん。よかったわね?」



女提督「ちなみに退院はいつ?」



那智「明日だ。時雨は今日の診察次第らしいが…」



女提督「了解。」



明石「わー…壁が血だらけ…」



女提督「すみません…やりすぎました…で、どったの?明石ちゃん?」



明石「あ、はい。時雨さんの退院は明日でいいそうです。車いすには乗っててもらいますけど…しばらくしたら何しても大丈夫になるそうです。」



那智「そうか…そうか…」ポロポロ

神通「ほっとしました…」

暁「よがっだーーーー!」ビエー!



女提督「本当によかった…じゃああたしは一休みしてくるね!明石ちゃんあとはお願いね…」



明石「ストーーーップ…女提督さんあ・と・か・た・ず・け…手伝ってください!」



女提督「あい。やります。やらせていただきます!」



ヒョウハクザイアリマス? マドアケテット… アトハ……




―――――――――――



提督「あ~。お茶が体にしみる…」



大淀「提督はおじいさんか何かですか?」



提督「失敬な…まだ20代前半だわ!」



飛行場姫「オオヨドモ…ノムカ?」



大淀「あ、はい。ありがとうございます。」



瑞鶴「失礼します。入渠ありがとうございました!」



鈴谷「ほんとにありがと!」



提督「いやー。こちらこそ助かったよ。ありがとう!」



鈴谷「本当に飛行場姫がいる…」



飛行場姫「ドウモ…オチャノム?」



瑞鶴「どうもー。いただきます。提督さん、うちの中佐はどうなるの?」



提督「逮捕された。二度と海軍には戻れない…鎮守府もたぶん解体だ。」



鈴谷「それで…さ…移籍先の希望を取ってくれるって…」



「「「 失礼します! 」」」



瑞鶴「あ!雷に初霜に…か、川内じゃない!」



川内「今の『か』はなんなの!?ねぇ!?」

雷「川内さん…すこし静かに!」

初霜「そうですよ!」



提督「大淀、リコリス…俺の言いたいこと…わかる?」



大淀「ええ…わかります…」



飛行場姫「ウン…」



3人「「「 すっごいにてる! 」」」



川内「なに!?って深海の!?」



提督「あ。味方だから大丈夫だよ。うん。みなさんいらっしゃい。このたびは…」



初霜「はい。事情は元帥閣下から直接連絡をいただきましたので。」



川内「2人とも黙って出ていったて言われたから心配してたんだけど…まさかこんなことになってるなんて…」



瑞鶴「心配かけてごめんね?でもここの人たちが助けてくれたんだよ。」



提督「当然のことをしたまでだって。」



初霜「ありがとうございました。」



提督「いえいえ。では、みなさん移籍の話なども?」



雷「聞いたわ。とりあえずここについたら瑞鶴や鈴谷と話して決めるようにって言われたわ。」



鈴谷「その件なんだけどさ…鈴谷は…ここがいいかなって…」



瑞鶴「そう!それ私も言いたかったの!ねえ3人ともどうかな?」



初霜「ええと…こちらの提督がよろしければ私は構いません。なんせ御二人を助けていただいた方なんですから。」



雷「雷もいいわ!」



川内「ねえ?夜戦してくれる?」



提督「まあ…必要とあれば…」



川内「私もいいよ!」



鈴谷「と言うことなんですけど…だめかな?」



提督「大歓迎だ。」



鈴谷「………」ダッ!ギュッ!



提督「おっと。どうした?」



鈴谷「ありがとう…ありがとう…」ポロポロ



瑞鶴「おお…鈴谷がデレとりますなぁ…」



飛行場姫「ダイタイ…コノタイミングデ…」



大淀「叢雲さんか皐月さんが入口あたりから…」



叢雲「…」ジー

皐月「…」ジー

夕張「…」ジー

高雄「あらあら…」

古鷹(お兄ちゃん!?)

青葉「…」パシャ



大淀「軽いホラーですね…」



提督「決定するのはもう少し待ってくれな?もう一人の方にも許可を取る必要があるしな。まあ、ほぼ決定だから大丈夫だけどな?あと…そこの6名!覗いてないで入って来い!青葉は写真のデータを消すように!」



6人「「「「 !? 」」」」



ナンデバレタノカシラ… データハ… ガヤガヤ



飛行場姫「アレデ…バレテナイトオモッテタンダ…」



電話!電話!?電話!電は!!



提督「あのやろ…着信音を…鈴谷ちょっとごめんな?…はい?なんだお前か…ああ…時雨もか?…明日でいいのか!?…ああ…今日はそっちで?…了解。気を付けてな。」



叢雲「女司令官?」



提督「ああ。全員明日こちらに来るそうだ。時雨も退院でいいらしい。」



夕張「よかったですね!」



提督「そうだな。じゃあこっちは休むとするか!俺は吹雪達に伝えてくるから解散で!明日は女提督達が戻ってから本部との会議を行うので全員それまでは自由とする!」



一同「「「 了解! 」」」




――翌日 軍病院



女提督「お世話になりました!」



那智「ありがとうございました!」



YY鎮守府艦娘「「「 ありがとうございました! 」」」



医者「みんなそろって退院できて本当によかった。時雨さん?無理はしないこと。いいですね?」



時雨「はい。ありがとうございました。」



夕立「夕立が見張ってるっぽいよーーー?」ニコニコ



時雨「お手柔らかにね?」ニコニコ



明石「さて!戻りましょうか!」



女提督「そうだね。戻ろうか?で?どうやって?バス?」



憲兵J「お待たせっす~」



明石「Jさん?リムジン!?」



憲兵J「元帥閣下が送って来いとのことだったのでこれもってきました!みなさん乗ってください。車いすの方はこちらっす。」



時雨「すみません。」



暁「リムジン……レディだわ!」キラキラ



榛名「いいのでしょうか…」



島風「いいじゃん!乗ろうよ~」



女提督「すげぇ…リムジンだ…そうだお医者さん…容疑者の腕は…」



医者「ああ…あれね…片方しかつかなかった…」



女提督「そうですか。」



医者「正直俺もむかついたから…片方しかくっつけてやらなかった」コソッ



女提督「うわ…悪いお医者さんですね…」コソッ



医者「おっと…回診の時間だ。皆さんお大事にね~」タッタッタッ



女提督「よし。戻ろ~!」




――■■鎮守府(艦隊調査保護局)



提督「この書類の控えってそっちのファイルだっけ?」



叢雲「ええ。あとこっちの書類には印鑑をお願い。」



夕張「提督さん。この書類にも署名・捺印を…」



提督「ん?どれ?」



叢雲「これは…シュレッダーね」ザーザーザー!



夕張「チッ…逃した…」



叢雲(フフフ…甘いわよ?夕張?)



女提督「とぅわどぅあいむわぁ!」バァン!



提督「お前は普通ができないのか?」



女提督「無理。」



提督「なら仕方ない…」



女提督「YY鎮守府の子達連れてきたんだけど…」



提督「お?入ってもらってくれ。」



YY鎮守府艦娘「「「 失礼します! 」」」



提督「皆さん、退院おめでとうございます。時雨さんも…本当によかった。」



時雨「ありがとうございます。」



女提督「それでね…この子たちの移籍の話なんだけど…」



提督「その話なんだがこの後の会議でいいか?」ニカッ



女提督「OK!OK!」



提督「叢雲、夕張。悪いが皆集めてくれ。本部との会議を行う。」



叢雲・夕張「「 了解! 」」




―――――――――――



提督「皆集まったな?」



女提督「大丈夫でーす!」



提督「元帥とつなぐぞー」

ウィーン ガコン! パッ



元帥『どもどもどもどもども元帥です!はい!』



提督「一応敬礼。」

一同 ビシッ!



元帥『一応とはなんだ!一応とは!仮にも元帥なんだぞ!?』



女提督「自分で仮って言っちゃダメじゃないんですか?」



元帥『ああ言えばこう言う…もうやだ…この子達…』



提督「時間もったいないんで話進めますね?」



元帥『あ…はい…』



女提督「まず、あたしから!保護対象、YY鎮守府艦娘、時雨・榛名・島風・間宮に加え、那智・神通・暁の保護を無事に完了しました!」



提督「次にKK鎮守府艦娘、瑞鶴・鈴谷に加え川内・雷・初霜の保護を完了しました!」



元帥『今回もご苦労だった。中将・中佐ともに軍刑務所に拘留となった。安心してほしい。またこのような事態を引き起こしたことを詫びる。大変申し訳なかった…それで移籍の件に話はうつるが…』



提督「その件でこちらからお願いが…なぁ?女提督?」



女提督「はい!お願いが…」



元帥『わかっている。好きにするがいい。もちろん深海の方もな。決まり次第書類での報告でかまわん。では今後も期待している!』プツン



女提督「と言うわけで…」



提督「YY鎮守府の人たちからどうぞ?」



女提督「おっけ!では…時雨ちゃん、那智ちゃん、神通ちゃん、暁ちゃんに榛名ちゃん、島風ちゃん、そして間宮さん!■■鎮守府に移籍してもらえますか?」



時雨「よろこんで。」

那智「私でよければ!」

神通「よろしくお願いいたします!」

暁「お願いします!」

榛名「榛名もお願いします。」

島風「よろしく!」

間宮「はい!よろしくお願いします!」



女提督「では!もう一人の提督と保護局のメンバーの中に異論がある人は?」



提督・保護局艦娘「「 異論無し! 」」



女提督「じゃあ、7人とも今日からここがあなたたちの鎮守府です!少し変なとこだけど一緒に頑張ってください!」



7人「「「 はい! 」」」



提督「次行くぞ。瑞鶴、鈴谷、川内に雷、そして初霜!■■鎮守府の仲間になってもらいたい!この話を受けるか?」



瑞鶴「もちろん!」

鈴谷「鈴谷も!」

川内「受けます!!」

雷「うん!」

初霜「よろしくお願いします!」



提督「この話に異論があるものは?」



女提督・保護局艦娘「「「 ない! 」」」



提督「よろしくな!」



5人「「「「「 よろしくおねがいします! 」」」」」



提督「最後に南方棲鬼にレ級。お前たちもここで仲間としていてくれるか?」



南方棲鬼「ヨロシク」

レ級「アハハハハ!タノシミ!」



女提督「皆、仲良くね!」



保護局艦娘「「「 はい! 」」」



提督「では!これより…」



女提督「親睦会と言う名の宴会にうつりたいと思います!よろしいカ?」



全員「「「「「「 了解! 」」」」」」



提督「皆、食堂へ!」



女提督「れっつらごーーー!」



ワイワイ!ガヤガヤ!ワイワイ!ガヤガヤ!




――宴会場(食堂)



提督「新しい仲間とこれからに乾杯!」



「「「「「「 乾杯 」」」」」」



夕立「時雨!ごはん一緒に食べるっぽい!」



時雨「もちろん。その前にちょっと提督と女提督のとお話ししたいな?一緒に行ってくれる?」



夕立「いいっぽい。提督さ~ん!女提督さ~ん!」



提督「どうした?」ニコッ

女提督「御用で?」ニコッ



時雨「お礼がちゃんと言いたくて…助けていただき本当にありがとうございました!」



女提督「元気になってよかった!」ニコニコ



提督「俺らにはいいから、お礼だったら夕立や明石、お前を見つけたやつに言ってやってくれな?」ナデナデ



時雨「はい!ではそうさせてもらいます。」



女提督「じゃあ夕立ちゃん案内してあげてね?」



夕立「了解っぽい。時雨行っぽい~」



時雨「うん!」



ミナサン! アリガトウゴザイマシタ! ヨカッタ! コレカラヨロシクネ!



提督「なあ、女提督。」



女提督「なに?」



提督「助けられてよかったな?」



女提督「そうだね。あたし達も飲も!」



提督「YEAR!」




―――――――――――



高雄「それにしても…まさかこうやって深海の方々と一緒に食事するなんて…」



吹雪「はい。びっくりですよ!」



祥鳳「ええ…でもこうやってお話しできるのはうれしいですよ?」



ル級「アリガト。」



夕立「そうだ、このリ級さんがペンダントみつけてくれたっぽい!」



時雨「そうなの?」



リ級「ウン…ニゲテルトキ…オトシタデショ?」



時雨「そうだったんだ…ありがとうございます!」



リ級「ウン…」



夕立「リ級さんは恩人っぽい~」



リ級「ソ、ソウ…///」



南方棲鬼「リ級がテレテル!」



瑞鶴「深海の艦もしっかり感情があるんだ…」



飛行場姫「アルゾ?タタカッテイルトキハ…ソンナコト…キニシナイカラナ…」



鈴谷「なんか…複雑…」



南方棲鬼「アタシラハ、メズラシイホウダヨ?ココマデ感情ガアルノハ?」



榛名「そうなんですか…」



川内「ねぇ、深海の皆は夜戦出来るの!?」



飛行場姫「デキルヨ?」



川内「やった!一緒に夜戦しよ!」



リ級「イイヨ?」



川内「やったぁ!夜戦だ!深海の人と一緒に夜戦だ!」



神通「川内…相変わらずなのね…川内はそちらの鎮守府でご迷惑をおかけしませんでしたか?」



川内「ひどくない!?」



瑞鶴「あはは!大丈夫だよ!」



神通「そういっていただけてありがたいです…今後ともよろしくお願いいたします…」ペコリ



鈴谷「そんなに硬くならなくてもいいって!もう仲間なんだからさ。ね?」



暁「まさかここで姉妹全員揃うとは思わなっかったわ。」



雷「ほんとにびっくりよね?」



古鷹「せっかく全員揃ったのだから、姉妹水入らずで話して来たらどうかな?」



暁「そうしましょう?雷?」



雷「いってくるわ!」



イナズマー!ヒビキー! オネエチャンタチ!イッショニタベヨウカ? モチロンヨ!



初霜「姉妹っていいものですよね?」



提督「どうだ?」



女提督「楽しんでる?」



鈴谷「お!提督と女提督じゃん。もちろん!」



榛名「このたびは本当に…」



提督「堅いのはなしだ。楽しくいこう。」



女提督「そうそう。」



島風「そうだ提督さん。この上着ありがとう。」



提督「いえいえ。さすがにあの格好ではな…」



女提督「ところで初霜ちゃん。ちょっといいかな?」



初霜「はい?なんでしょうか?」



女提督「うん…三日月ちゃん!ちょっときてー!」



三日月「お呼びでしょうか?」



女提督「初霜ちゃんと並んでくれる?」



三日月「はい?初霜さん。お隣失礼しますね?」



初霜「さんじゃなくていいですよ?どうぞ?」



提督「…」ジー

女提督「…」ジー



三日月「すっごい見られてます…」

初霜「たぶん私達そっくりだからだと思いますよ?」



提督「ありがとう。もう大丈夫だ。見分けがつく。」



女提督「同じく。間違うことはないね。」



皐月「司令官なにしてんの?」



提督「ん?三日月と初霜の見分け方の会得。」



皐月「そんなの簡単だよ~。左が三日月で右が初霜ちゃんだよ?」



提督「皐月。後ろ向いて目をつぶっててくれ。女提督。上着でさ…」



女提督「了解!2人ともこれ着てもらえる?その後さ…ゴニョゴニョ」



三日月「了解しました。」

初霜「了解です。」



那智「これは…」



鈴谷「やばいね…これ…」



瑞鶴「うわー…ほんとにすっごい似てるね?」



提督「皐月いいぞ?これで見分けつくか?」



皐月「簡単じゃん!右が三日月、左が初霜!」



初霜「お・ね・え・ちゃ・ん?」



三日月「自分の妹を間違えるのはまずいかと…」



皐月「え?うそ?え?あ…あえ?ゴメンナサイ!」



三日月「冗談だよお姉ちゃん。あってるよ!」



初霜「さすが姉妹ですね?」



皐月「ん?あ?当たってたの?よかったー!でもそんな冗談吹き込んだのは…女司令官だよね?」



女提督「なぜばれたし!じゃっ!」ソソクサ



皐月「あっ!逃げるなーーーーー!」



女提督「いやです!はい!魚雷はお納めください!…へぶっ!待って皐月ちゃん…確かに私が悪かったって!ほんと冗談だって!いやぁあああああ!」



提督「おーい。あんまはしゃぎすぎんなよ?まあこんなのが日常茶飯事だから…慣れてくれ?」



那智「ははははは!大丈夫だ。」



提督「ありがとうな。」



叢雲「司令官?何を話してたの?はい。飲みもの。」

明石「盛り上がってますねー?」

夕張「なになにー?」



提督「なぁ、お前らはこの状態で三日月と初霜見分けられるか?」



叢雲「右が三日月。左が初霜。」

明石「右、三日月。左、初霜。」

夕張「右が三日月ちゃん!左が初霜ちゃん!」



提督「即答かよ…すげぇなお前ら…」



叢雲「まあね。」



榛名「深海の皆は艦娘の見分けつくのでしょうか?」



提督「聞いてみてみるか…おーい!深海のみんなちょっと!」



飛行場姫「ヨンダ?」

ル級「ナンダ?」

リ級「?」

南方棲鬼「ウン?」

レ級「アハ!ナニヨウ!?」



提督「この状態で三日月と初霜見分けつく?」



飛行場姫「ワカンナイ…」

ル級「オナジク…」

リ級「ンー…ビミョウ」

南方棲鬼「ムリ」

レ級「アハハハハ!ワッカンナイ!」



提督「そんなもんか…」ゴクゴク



レ級尻尾「………」スンスンスンスン



三日月「匂いをかがれてます…」

初霜「はい…」



レ級尻尾「ガウ!ガウガウ!ガウ!」



島風「なんて言ってるの?」



レ級「ヒダリ…三日月!ミギ…初霜!」



三日月「正解です!」

初霜「びっくりしました!」



提督「レ級の尻尾はすごいな!」ナデナデ



レ級尻尾「ガウーーーー!」ガブゥ



提督「うれしいのはわかったが…噛みつかないでぇ…」



レ級「ゴメンゴメン…」



提督「それにしても叢雲、明石、夕張も一発でわっかたよなぁ?」ゴクゴク



叢雲「ええ?指令官?大丈夫?」



提督「ん?大丈夫。」ナデナデ ギュー



叢雲「な、な、な、なによ!?いきなり!?///」



夕張「あ!ずるい提督!私にも!」



提督「おいでー」ナデナデ ギュー



夕張「えへへーやったー」



榛名「提督は皆さんからすかれているようですね?」ニコニコ



神通「何か変な気が…」



提督「うれしい限りだよぉ。」



明石「じゃあ…私にはキスしてください!なーんちゃっ!?」



那智「ははは!大変だな貴様…って!?」



叢雲「あーかーしー!司令官!?」



提督「どこにしてほしいんだぁ?」クィッ



叢雲「ちょっと!?」



鈴谷「まさか!?」



明石「え///あの///その///冗談です…///」



提督「上司に冗談を言う悪い子にはぁ…お仕置きが必要かなぁ?なあぁ?明石ぃ?」スッ



明石「あっ////(近い近い近い近い!)」



シレイカン!? ワタシニモ! オイオイオイ! ヤセントツニュウ! センダイ!?

ガヤガヤガヤガヤ……



女提督「はい!ストーーープッ提督!あんたコーラ飲んだでしょ?」



提督「のんでないよ~?これだけ~。」



女提督「なにそれ?」



提督「うちの可愛い~初期艦の叢雲がくれた飲み物だぁよ。」



女提督「叢雲ちゃん?なにを渡したの?」



叢雲「コークハイよ…」



提督「まあいいじゃないかぁ…あれぇ?次は夕張だっけぇ?」



夕張「はい…///あの…優しくしてくださいね?」



提督「さあ?どうかなぁ?」



女提督「そりゃあああああああ!」ガスゥ!



提督「くぇrちゅいおp!………」バタリ



女提督「よし。」



瑞鶴「きれいな回し蹴り…うん…」



島風「よしじゃないよ!提督伸びてるよ!?」



女提督「こうするしかなかったの…」



青葉「と容疑者は語っており、詳しい事情を艦娘の方で調査を行うとのことです…で?どうゆうことですか?」



女提督「いままでどこにいたの?…それは置いといて…こいつね?コーラ飲むと酔っぱらって、人格が変わるのよ……」



叢雲「そうなの…知らなかったわ…」



那智「それはそれで大丈夫なのか?」



女提督「大丈夫だよ?ちなみにこの状態での記憶は残ってないから…コーラさえ飲まなければお酒はザルだよ。こいつは…誰かソファーに寝かせといてあげて?」



明石「じゃあ私が連れていきます。誰か手伝ってもらえる?」



叢雲「私が手伝うわ?」



シレイ!ホラ! ンー… ズリズリズリ



榛名「あの…暁さんが後ろですごい怯えているのですが…」



暁「…………」ガタガタ



響「いつも通りだから…」

雷「暁。私がいるわよ?」

電「暁お姉ちゃん!女司令官さんは怖くないのです!」



女提督「やっちまった…暁ちゃーん。大丈夫だよー?怖くないよー?」ジリジリ



暁「!」タッタッタッ



女提督「あ…まってーーーーー!」



飛行場姫「ネ?ニギヤカデショ?」



南方棲鬼「ソウネ?」



レ級「アハハハハ」



夕立「時雨。ここはこんな感じっぽい!」



時雨「うん!」



暁「…」コソコソ



時雨「暁?女提督さんなら怖くないよ?大丈夫。」ナデナデ



女提督「暁ちゃ~ん?どこいった~?お姉さんとお話しましょぉおおお!?可愛いあかつきちゃあああああああん!?」



時雨「ごめん…少し前言撤回していい?」



暁「そんなー…」



夕立「女提督さん捕まえたっぽい!」ギュー ドタァ!



女提督「夕立ちゃん!?」



夕立「電!響!女提督さんを抑えるっぽ~い。」



電「了解なのです!お姉ちゃん達行くのです!」



響「了解した。」

雷「いっきまーす!」



女提督「果たして4人で抑えられるかな?」



夕立「今っぽい…暁!とどめっぽい!」



暁「ままよ!えええぇええぇい!」



女提督「暁ちゃん!?その角度はちょっと!?」



どすぅううううううううう!



女提督「bづbくぇbヴぉd!」(轟沈)



時雨「鈍い音が…」



青葉「…………」パシャ!パシャ!



時雨「冷静に写真撮ってますけど…助けなくていいんですか?」



青葉「こんなの日常茶飯事なので大丈夫です!お気になさらず。」



時雨「はぁ…」



祥鳳「女提督さん大丈夫ですか?」



女提督「駆逐艦にやられるのであれば…わが生涯に一片の杭なし!みんなやったなー!?」



キャハハハハ! クスグッタイノデス! ココカココナノカ!? ポイー!



間宮「みなさーん!デザートはいかかですかー?にぎやかでいいですね。ですがなぜ提督はソファに?」



祥鳳「少し酔ったようですよ?」



間宮「そうですか…これは私からのお礼です。みなさん良ければ召し上がってください。」



一同「「「「 いただきまーす! 」」」」




その後復活した司令官も加わり宴会は進んでいくのでした。まあ?寝ている提督に膝枕をする叢雲さんの写真やら?女司令官たちに群がる駆逐艦たちの写真もこうやって青葉のアルバムの中に…ほかにどんな写真がこのアルバムに乗っていくことやら…



提督「なあ?お前のうつってる写真無くね?」



女提督「そうだね?ないね?」



青葉「いきなりなんですか!?本編閉めようとしたのに!?」



提督「本編?なんだそれ?」



青葉「お気になさらず~」



女提督「じゃカメラかしてね?ほら提督。青葉ちゃんによって!」



提督「これでいいか?」



青葉「撮られるのはちょっと恥ずかしいです…///」テレテレ



女提督「あたしも寄ってと…はい撮るよ!笑って!3.2.1!」



パシャ!



提督「撮れたな?じゃあ仕事戻るわ。」



女提督「あたしも。青葉ちゃん今日もよろしくね?」



青葉「あっ!はい!」



青葉「えへへー。ちょっとうれしいかもです。」



ガシィ!



青葉「絶対に振り向いてはいけないのでしょうけど…あえて振り向きます…わぁ…デジャヴどころか…増えてる……」



その後保護局では司令官や女司令官との写真撮影がブームとなったのでした。

今回はおしまいなのです!







後書き

これにて3は終わりです!読んでいただきまことにありがとうございます!
艦娘たちの口調等はWIKIを参考・引用としております。
参考・引用HP http://wikiwiki.jp/kancolle/
作品を読んでくださっている方々には大変感謝しております!
また評価等をしていただいていることを大変うれしく思っております!
このサイト以外での転載はお断りさせていただきます。


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2023-03-21 09:05:38

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2023-03-21 09:05:32

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1: 頭が高いオジギ草 2023-04-16 22:06:10 ID: S:ndLF5g

いつも楽しく拝読しております。
私見で恐縮ですが、神通の「川内」呼びがひっかかります。
「姉さん」「川内姉さん」のほうが、しっくりくるような…


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