特殊鎮守府 =艦隊調査保護局8=
艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方は以下略…
順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
メイン8作目にしました。前作を読まなくても読めるようにはしているつもりです。
過去作を読んでいただけて大変うれしいです!更新は不定期となります。何分ご容赦ください。
2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら生活して行くというようなストーリーです。
今回はどうなるって?ええとですね…説明は3人に任せます!
翔鶴「それでは!こちら■■鎮守府、別名艦隊調査保護局です。」
青葉「ほかの鎮守府とは違い、通常の任務に加え、艦娘等の保護、調査などなどを連携しているMM鎮守府さんと協力して行っています。」
翔鶴「さらに、変わっているところがあり、深海艦さんが一緒に活動しています。」
電「今回は深刻な?お話ではないのです?」
翔鶴「深刻ではありませんでしたね。あの子のことですよね?」
電「そうです。今回は1本目がこ前回の事件のその後のお話と、もう1つは『その子』お話なのです!」
翔鶴「前回の軽いあらすじとしては、反艦隊勢力の基地に総攻撃→作戦成功→提督達が仲間のため残ることに→亡くなったと思ったら2か月後に戻ってきた。という感じですね。」
青葉「あらすじありがとうございます。1本目の記録方法は、自然な感じで撮りたかったので司令官達には秘密にして小型カメラで追跡しました。また他は青葉の取材が元になっています。」
電「艦娘の人たちや連携の鎮守府さんには事前に連絡済みなのです!」
青葉「はい!なかなか面白いものがとれました。」
翔鶴「あの…あの場面は……」
青葉「適切に処理はしてあるのでご安心を。」
翔鶴「よかったです。」
青葉「では、電ちゃん。1発目としてはっちゃけてください!」
電「それ必要なのです?」
青葉「お願いします!この通り!」
電「…はぁ、わかったのです。」
青葉「よっ!女提督代行!こちらをやっていただければ…(翔鶴さん。計画通りに…)」
翔鶴「頑張ってください!(はい…いいのでしょうか…)」
電「はいなのです……いきます!魔法少女イナズマ!ここに推参なのです!皆のハートをビリビリさせちゃうのです!」キャピーン
電「どうなのです?青葉さん、翔鶴さ…ん…」クルッ
ガラ~~~~~~~~ン
電「……」
電「……ふふ」
電「……うふふふふ」
電「……あの2人は処刑がお好みらしいのです。読んでくれる方はごゆっくりどうぞなのです。まずは1本目どうぞなのです。」
ガコン! カシャン! テクテク… パタン
ドコナノデス!? ナマリダマプレゼントナノデス! ダダダダダ!
青葉「ふぅ…こわいこわい。」
翔鶴「あの…処刑って…」
青葉「大丈夫です。」
カシャン カシャン
青葉・翔鶴「「 え? 」」
電「……電の本気を…み・る・の・で・す。」ニコォ
キャァアアァアァア! ナニゴト!? イナズマドウシタ!? ガヤガヤ…
青葉「あ…ああ……では…1本目どうぞ……」ガクッ
――0854 ■■鎮守府 執務室
ガチャッ!
最上「すみません!」
三隈「遅れましたわ!」
提督「……最上…」
女提督「三隈ちゃん…」
最上・三隈「「 は、はい 」」
提督「秘書は、提督達がくる10分前には来てるのが常識では?」
女提督「あたし達がきてから…15分もたっちゃってるね~…」
最上「すみませんでした!」
提督「これは懲罰ものだなぁ?」
女提督「そうだね。2人とも…」
三隈「いつもそんなこと言わないのに何でですの!?」
提督「口答えするのか?」
三隈「すいません…」
女提督「では、この場で懲罰を行う。2人とも前に…」
最上・三隈「「 … 」」
提督「口を開けろ。」
最上・三隈「「 … 」」
女提督「うふふふ。じゃぁ…突っ込んで。」
提督「はいよ!」スッ
最上・三隈「「 !! 」」
提督「よく噛めよ。」
最上・三隈「「 朝食食べてきたのに!! 」」
女提督「今日は提督のつくったローストポークとフレッシュトマトのサンドイッチです。」
最上「やばいよ…この懲罰やばいよ…」モグモグ
三隈「体重の管理をしたいのに……おいしくて…もう1ついただけませんか?」モグモグ
女提督「どうぞ。どうぞ。ほぉら…ホットコーヒーもあるぞぉ?少し甘めにしておいただぁ。」
提督「ひどい!女提督ひどい!しょっぱい物の後に甘いもののコンボ技!」
最上「く…食べてしまった…」
三隈「負けですわ…」
女提督「気にするでない。そのパンはライ麦だからそんなにカロリー気にしなくてOK。」
提督「2人とも今日の秘書官お願いな。」
最上・三隈「「 はい! 」」
三隈「ちなみに昨日のメニューは何だったんです?」
女提督「昨日は…そのパンと提督の作ったポタージュスープだったよね?」
最上「犠牲者は?」
提督「熊野と白露だ。」
女提督「熊野ちゃん、食べ終わってズーンってしてたよ。」アハハ
三隈「光景が目に浮かびますわ。」ウフフ
最上「そうだね…じゃぁ仕事はじめようか?」
女提督「うっし!じゃあ今日もよろしく!」
提督・最上・三隈「「「 よろしくお願いします! 」」」
提督「今日は三隈が俺についてくれ。」
三隈「わかったわ。」
女提督「最上ちゃんはあたしね。」
最上「了解。」
女提督「ちなみに2人ともノリが良くてよかったです!グッジョーブ!」
ソウカナ? ミクマガセリフイレテクルトハ… ノルノモイイデスワ アハハハ
――0944 母港
提督「出撃は…五月雨、扶桑、大鳳、祥鳳、木曽、鈴谷。いるな。調子の悪い人いる?」
出撃組「「 大丈夫です! 」」
提督「了解。旗艦は五月雨。装備は爆雷たくさん持ってきたよな?」
五月雨「大丈夫です!もって…あう…魚雷つけてきちゃいました…」
木曽「おいおい…大丈夫か?」
五月雨「付け替えてきます~~~!」タッタッタッ
扶桑「五月雨さん!前!」
アキャー! ドスッ! イタタタ… ダイジョウブデスカ?
鈴谷「あちゃ~…五月雨ちゃん海の上だとあんまりドジっ子発動しないのにね。」
大鳳「鎮守府だと安心するでしょうね。」
提督「まぁ…怪我さえしなければいい。皆もサポート頼むな。」
五月雨「うう~…またドジっちゃいました…」
祥鳳「気にしない気にしない。」
扶桑「そうです。私よりは不運に愛されていないでしょう?」ニコッ
鈴谷「なんてさわやかな笑顔……って、言動と合ってないよ!」
扶桑「うふふふ。頑張りましょうね?」
五月雨「は、はい!」
提督「大丈夫かな…出撃やめる?心配になってきた…」
大鳳「大丈夫です!きっと…」
提督「そこは自身もってほしかったなぁ。」
木曽「どうにかなる!というかどうにかするから心配すんな!」
提督「おう。頼む。さて今日は潜水系の敵が多い場所だ。足もとに気をつけていってくれ。指令室にいるから何でも言ってくれ。よろしく!」
五月雨「はい!では、出撃します!」
イッテキマース キヲツケテネー アッオカエリ! コレカラ?
女提督「どーも。遠征班帰宅だね。」
提督「無事帰ってきたようだ。」
川内「たっだいまぁ…」
神通「もどりました…」
初霜「戦闘…ありませんでした…」ゲッソリ
文月「あはは~。ちょうちょ~。」ポワー
皐月「もうらめ…」グラン
提督「よっと…どうしたの?」
三日月「川内さん達が…」
女提督「川内ちゃんと神通ちゃんは執務室きてね。提督は、ほかの4人お願いしていい?」
提督「わかった。ほら文月。俺の背中にのれ。初霜はちょっとこっち。三日月は…」
三日月「私はまだ大丈夫ですので…」
提督「わかった。いくぞ~。」
女提督「通信だよ~。執務室の最上ちゃーん。寝てる人達をお風呂に入れてあげて~。」
最上『了解だよ。向かうね』
――1020 執務室
女提督「何があったの?」
川内「神通とケンカした。」
神通「はい…すいません…今回は私も頭に来てしまいまして…」
三隈「お茶どうぞ。」
神通「すいません。」
女提督「それで、今回の原因はなにかな?」
神通「……」
川内「帰り道に、私がふざけて神通が提督達からもらった髪留めを取って……落としちゃったのがいけないんだけどさ…そのあと…神通が無言でひっぱたいてきて…それで私もむきになっちゃって…」
女提督「あらら…」
川内「他の4人がゲッソリしてたのは私たちを止めるためです。はい…」
女提督「そうだったの…神通ちゃんと2人にしてくれるかな?」
三隈「では、お風呂手伝いますわね。川内さん行きましょう。」
川内「うん……」
パタン
神通「……」
女提督「神通ちゃん……あの髪留め大切に思ってくれてありがとうね。提督と選んだかいあったよ。」ナデナデ
神通「でも…でもぉ…」ポロポロ
女提督「泣かない泣かない。髪留めくらいまたかわいいの選ぶから。…先に手が出ちゃだめでしょ?まぁ…わかってるか!」ギュー
提督「出撃班帰投するって。無事倒せたそうだ。……神通、泣いてるのか?」ガチャッ パタン
女提督「カクカクシカジカ――――ってことだったみたい。」ポンポン
提督「ああ。あれか…ちょい待ち…この辺に……ありましたよ。」
女提督「何それ?」
提督「ん?髪留めの色違い。神通にあげる色を迷って結局2個買っておいたんだ。タイミング見てあげようと思ってさ。だから、あげる。」
女提督「ナイス!提督!」
神通「……」タッタッタッ ギュッ
提督「あはは。神通が抱き着いてくるなんて珍しい。」ナデナデ
女提督「ただ、あげる条件。ちゃんと川内ちゃんと和解した後、4人に2人して謝罪すること。そして6人で間宮さんの特別権あげるから食べること。いいかな?」
提督「そうだな。その条件はクリアしてくれよ?」
神通「はい!」
提督「さすが神通。」ナデナデ
女提督「あたしの直感が告げている…その扉がひらく。」
ガチャ
大淀「すいませんちょっと……浮気ですね。わかりました。みなさんに報告してきます。」パタン
提督・神通「「 え? 」」
女提督「さぁ…それぞれ行動スタート!」
提督「悪い神通!大淀ぉ!これには事情があるんだぁ!」
神通「失礼します。川内のところ行ってきます。」
女提督「はいはーい。」
神通「あら?夕立さんに時雨さん。お疲れ様です。すみません失礼します。」タッタッタッ
夕立「ぽーい。神通も夜間警備お疲れさまっぽい!」
時雨「お疲れ様。女提督。ちょっと話なんだけどさ?」
女提督「なんじゃろ?」
夕立「ぽ~い。くっつきに来ただけっぽい!」ポギュ~
時雨「そういうこと。」ギュー
女提督「あらま!そうですかぁ。」ナデナデ
夕立・時雨「「 … 」」スンスン
女提督「ん?」
夕立・時雨「「 ほかの女の匂いがする… 」」
ハイライトさん「逃走します。探さないでください」
女提督(ここでまさかのハイライトグッバイ!?)
ドウイウコトポイ? コノニオイ…ジンツウサンダネ… セツメイシテ? オチツイテクダサイ!
――1102 執務室
提督・女提督「「 」」チーン
翔鶴「なんでおふたりは白くなってるですか?」
最上「さぁ?」
三隈「戻ったらこのような状態でして…」
大和「はぁ…」
最上「翔鶴さんと大和さんのご用件は?」
翔鶴「大和さんお先にどうぞ。」
大和「いえ。大したことではないのでお先にどうぞ。」
翔鶴「では、失礼しますね。私の演習があるときのメンバーを聞きに来たんですが…」
三隈「演習予定は…ありましたわ。翔鶴さん、加賀さん、武蔵さん、ル級さん、島風さん、満潮さんです。2連戦の予定です。」
翔鶴「ありがとうございました。場所は?」
三隈「相手方の演習場ですわ。移動は提督が送迎だそうです。」
翔鶴「了解です。お邪魔しました。大和さんお待たせしました。私h――」
大和「翔鶴さんにもできればご意見を伺いたいのですが…」
翔鶴「はい?いいですよ?」
女提督「大和ちゃんが悩みごと?」
提督「めずらしいのは確かだな。」
三隈「きゃっ!急に目覚めないでください!」
提督「三隈さんひどいっスよ~…ずっと死んでろだなんて…」
三隈「言ってませんわ!おはようございます!」
女提督「お~はよ~うございまーーーす!」
最上「あはは!クマリンコ、挨拶はちゃんとするんだね!」
提督「真面目で結構!さて、話を戻そう。ごめんな大和。」
大和「いえ…その、私の装備の燃費についてどう思われます?」
最上「確かにほかの人よりは多いとは思うけど…」
三隈「あの装備ですもの、しょうがないのでは?」
翔鶴「私も同意見です。私たちの場合装備燃費に加え、艦載機の燃料もありますので気にはなります。」
大和「ですよね…出撃、遠征に頻繁に参加させていただくのですが…その…資源量が大丈夫なのかなって…」
女提督「そんなこと心配ナッシング!」
大和「そうですか…?」
提督「気にするなといっても気にするんだろうな。あのファイル見せてやれば?」
女提督「そうだね。最上ちゃんY-882のファイルそっちにある?」
最上「ええと……はい!」
女提督「皆見てくれるかな?これはあたしと提督とで作ったデータとその予測数値なんだ。ちなみに、この先1年分のだよ。」
提督「それは、大和専用の装備資源の予測データだ。出撃、演習、遠征、その他さまざまな要素を考慮して算出してある。」
女提督「そこに先月の予測データの全体値と大和ちゃんのみの値が乗ってるのわかる?」
大和「はい。」
提督「これは、先月の全体データと大和個人のデータ。数字見てみろ。」
最上「大和さんの量がぴったり!」
三隈「ですが…全体の量が少し低下…」
女提督「失敬!もう2ページ後のデータの方見て!」
翔鶴「こちらはすべて一致しています。」
女提督「ごめん。初め見たのは武蔵ちゃん達とかが加入する前のデータ。今のが武蔵ちゃん達を含めた全体データ。」
大和「ですが…先月は提督達は不在でしたよ?」
提督「いないな。だがそのデータの使い方は叢雲と電。特に電は女提督並みに使うことができるからな。」
最上「すごい…」
女提督「ということはだ。そのデータがあってほかの人たちの状況を読むことができれば資源管理も可能ってわけ。これならみんな均等に動けるしね。」
提督「んで…これが先月のうちの鎮守府の資源の収支報告書。」
三隈「プラスになってますわ!」
女提督「そういう事。だからこれまで通り出撃してくれて構わないし。もっと演習したいというならしてもOK!もう1つ言わせてもらえば大和型3人いた場合の計算もしてあるよ。」
提督「ということだ。」ニコニコ
大和「……す…」
翔鶴「大和さん?」
大和「ありがとうございます!提督達の下で働けて幸せです!」
提督・女提督「「 下? 」」
大和「はい?」
提督「それは違う。あくまで形式上は下だが…なぁ?」
女提督「同じ鎮守府の仲間として、誰1人…下に何て見たことないよ?」
最上「なんか…泣きそう…」
三隈「そんな風に言われたの…初めて…」
翔鶴「嬉しいですね…」
大和「あの…抱き着いてもいいですか?」
提督・女提督「「 ちょっとまった! 」」
大和「いいじゃないですか!」
提督「いや!だめだ!これは上司の命令である!」
最上「さっき下に見ないって言ったじゃん!」
女提督「これには生死が関わるので…職権乱用します!」
翔鶴「ひどい!」
提督・女提督「「 まだ死にたくない… 」」ガタガタガタ
三隈「そんな2人してくっついて震えなくても…」
大和「大丈夫です。大和がお守りします!」ガシッ!
提督「ちから強いな!?抜けられない!」
女提督「いい匂い…じゃなくてね!?」
ガチャ!
叢雲「司令官。休日のことなんだけど…」
電「女司令官さん。さっき夕立ちゃん達が変なことを…」
「「「「 ………… 」」」」
叢雲「大和。なんで2人を抱きしめてるの?」
大和「つい嬉しくなってしまって♪」
電「??……ああ、この資料のことなのですね。叢雲ちゃんコレなのです。」
翔鶴「数秒で状況把握したんですか!?」
叢雲「まぁね。大和さんやっぱり気にしてたのね…先月中に聞いてあげればよかったわね。ごめんなさいね。」
提督・女提督「「 助かったぁ… 」」
大和「叢雲さんと電さんにも感謝してます!」ダキッ
ドウモ ヤマトサンイイニオイスルノデス ソウデスカ? ボクタチモイイカナ?
――1200 食堂
提督「ごめんな。わざわざこのメンバーで集まってもらって。」
女提督「ありがとね。」
武蔵「大丈夫だ。ここ座るか?」ポンポン
蒼龍「どうぞどうぞ!」スッ
女提督「(ほう…)じゃぁ、あたし武蔵ちゃんのとなり~」
提督「なら、俺は蒼龍の隣だな。」
蒼龍「はいはい!」グッ
飛龍「ふ~ん。そうなんだ~」ニヤニヤ
イムヤ「どうしたの?飛龍さん?」
飛龍「ちょっとね?よかったね!蒼龍~」
蒼龍「ななな、なんでもないよぉ!」
荒潮「司令官たちはなに飲みますか?」
提督「大丈夫。もう持ってきてる。」
女提督「あたしも!さんきゅ!」
荒潮「はーい。」
提督「ありがとうな。さて集まってもらったのはだ…」
女提督「このメンバーと実質的にはあって1週間くらいです。」
提督「これからもっと仲良くなりたいと思ってる、いない間もここにいてくれたことに感謝してる。」
女提督「なので、こんな場ではあるけどお礼を言わせてね?」
提督・女提督「「 ありがとう! 」」ペコリ
武蔵「頭をあげてくれ。なんか、こそばゆい…」テレテレ
イムヤ「おお?武蔵さんが照れてる~」
女提督「記録した。」
妙高「記録!?」
提督「まぁ、こんな感じですはい。」
女提督「なので親睦を深めるのにも一緒に食事しようかなって。」
荒潮「うふふ。そうだったのね。」
女提督「そうそう。そういえば今晩みんなで宴会の予定だからよろしくね。」
伊勢「わかりました!そういえば提督さん達ってお酒強いんですか?」
女提督「あたしは普通くらい。こっちのほうが強い。」
球磨「武蔵くらいクマ?」
提督「なんだ?武蔵も結構飲めるのか?」
武蔵「人並だぞ?」
多摩「1晩のみ続けて次の日平気なのは人並じゃないニャ。」
女提督「あはは!結構飲むじゃないの。」
提督「よし。あとで飲もうぜ。良い焼酎用意しておく。」
武蔵「それは嬉しい。ならこちらはいいつまみを用意しようじゃないか。」
愛宕「あら~たのしそ~!」
女提督「この鎮守府でお酒が強い人たちの集まりがたまにあるよ。主に金曜日の夕方で不定期だけど。」
提督「ああ。飲めない人も来てくれて構わない。ジュースとかお茶とかも準備してあるからな。」
睦月「行ってもいいですか?」
提督「もちろん。1週間前に一斉メールするから来たい人は、その週の木曜日までに俺に言ってくれ。おつまみの量とか変わるからさ。ちなみに女提督の方も集まりあるんだぞ?」
妙高「どんな集まりですか?」
女提督「あたしの部屋で女子会的なものかな?しゃべっててもいいし、あたしの部屋にはゲームとか、漫画多いからそこで自由にする感じ?」
飛龍「私、行ってもいいですか~?」
女提督「いいよ~。これも不定期だけど基本は水曜日の仕事終わりからだよ。そいで、皆はここ慣れた?困ってることない?」
蒼龍「大丈夫です。特に温水プール結構使わせてもらってます。」
女提督「ほう…今度一緒に入ろうじゃないか…」ムフフ
イムヤ「いいねぇ!泳ぐのすき~!」
提督「その前にいいか?女提督のこの顔は悪いこと考えてる顔ですから覚えておくように。」
女提督「肯定する。」
荒潮「そこは否定するとろじゃないんですか?」
女提督「うむ…正直言えば、みんなの水着姿を見たい。イムヤちゃんは白いの来てほしい。」
イムヤ「しろ!?」
妙高「ストレートにきますね。」
女提督「ふふふふ。」ニヤリ
荒潮「ニヤリ顔だわ…」
武蔵「そういう提督はどうなんだ?」
提督「女性の水着のこと?」
武蔵「ああ。」
女提督「例えば蒼龍ちゃんが白いビキニを着ているのを想像してみなさい?」
提督「蒼龍?」ジー
蒼龍「て、提督さん?///」
提督「白じゃなだろ。グリーン系色だろ?」
女提督「ふむ…よいではないか…例えばこんなの水着は?」スマホ
提督「お前はいろんな情報をもってるな…」
蒼龍「やめてくださぁあああい///」
提督「こっちもいいな。というかセクハラいくない。」
球磨「面白い2人クマ。」
多摩「あきないにゃー。」
妙高「本当ですね。」フフフ
イムヤ「白いのはちょっと考えるけど…新しい水着はほしいかも!」
女提督「よいぞよいぞ~。なんなら、このメンバーで新しい水着を買って温水プールでバカンス気分を味わおう!費用はあたしが出す!」
提督「ふとぱっら!実際にも太っ腹!」
ブンッ! タンタンタン!
提督「お前…ほんと刃物の扱いはうまいよなぁ…」
睦月「ナイフとフォークが壁に…」
女提督「ありがとう。次言ったら…ちょんぎるぞ♪」
提督「うぇーい…」
妙高「あの、一緒というのは提督さんも含まれるんですか?」
提督「いや、おr――」
女提督「含まれます。提督に拒否権はなしです!やったね!」
伊勢「断るということは…私達に変なことするつもりなのかしら?」ニコニコ
提督「しませんよ!?……わかった。参加します。」
妙高「うふふ。面白くなりそうですね。」
球磨「意外と提督は丸め込まれやすいクマね。」
ソレトサ アアハナシタヨ イイカタタチデス ワイワイ
――1330 談話室
女提督「ん?なにしてるの~?」
青葉「神経衰弱らしいです。」
女提督「みててもいい?」
島風「いいよ~。今、朝雲からだよ~。」
朝雲「いっきま~す。これかな?……まぁ、そろわないわね。」
村雨「だよね~…じゃあこれとこれ。……だめかぁ」
赤城「では…やった!これです。どうしましょう…では、続行で!……あら~…」
島風「引くよー。よし、じゃあもらうね!……引くのはパス~」
山雲「これ~。」
青葉「ん?山雲ちゃんは朝雲ちゃんと村雨ちゃんの残りを引きましたね?」
女提督「別の場所、相手にカードの位置を教えることになっちゃうでしょ?」
青葉「なるほど…」
朝雲「あ!Jのカード!これたしか……」スーッ
山雲「本当にそれでいいのかしら~?」ウフフ
女提督「山雲ちゃんがしかけたとな。」
朝雲「なんで?」
山雲「さっき~…すり替えちゃった~」ウフフ
朝雲「な!?」
女提督「ほーう……」
村雨「そんなことしていいの!?」
女提督「いいと思うよ。これで…本当の意味での神経衰弱になる…」
青葉「まさかとは思いますけど…女の子が悩む姿見たいだけじゃ…」
女提督「……すり替えたときに指摘されなければOKとします。」
青葉「失礼しました。続けてください。(間があったのは確かだ。)」
山雲「は~い。朝雲姉?どうするの~?それ~」
朝雲「山雲……ここで仕掛けてくるとは予想外だったわ…」
山雲「がんばって~」
朝雲「……くっ…」ペラッ
青葉「朝雲ちゃん、ここは別の場所をめくったぁ!しかし、そろわない!」
朝雲「やられたわ!」
村雨「じゃぁ、すり替えたはずのは!」ペラッ
青葉「Jのカード!すり替えてはなかった!山雲ちゃん心理戦の勝利!」
女提督「やるねぇ!」ナデナデ
山雲「ありがと~」
村雨「じゃぁ…そろえちゃうわね。も~らい…え?なんで!?」
女提督「さっきあったはずのカードが別のカードに…」
朝雲「ふふふ……していいなら…私だってね~?そうよね?山雲?」
山雲「そうね~…うふふ…」
朝雲・山雲「「 うふふふふ…… 」」
村雨「うわぁ…」
青葉「いやいや…熾烈な戦いになりそうです…」
赤城「失礼して―――Q!これです!揃いました!…ここでパスです!」
島風「わったし~。これとこれ!やった~」パサパサッ
朝雲「おっとカードを落としちゃったね。大丈夫?」
赤城「あらら…」
島風「ごめん。拾うね?これと…これ…あれ?どうしよう?間違っちゃった…」
山雲「その場合はシャッフルしましょう~」
赤城「そうですね。島風ちゃん引いたのはKのコレですよね?」
島風「そう!ありがと。」
女提督「島風ちゃん。わざと落としたね。」コソッ
青葉「まさか、島風ちゃんまでやるとは…」コソッ
赤城「では、これでそろいますね。では残りを切って並べます。」サッサッサッ
島風「ありがとうね…赤城さん!引くね。これとこれ…やった!じゃあも1回…だめでした~」
山雲「あら~…じゃぁ…こ~れ。」
女提督「今度は島風ちゃんと同じカードを引いて場所を教えない作戦だね。」
朝雲「そう来るわよね…でもね…私は…きた。それで山雲。さっき引いたQのカードはどうしたの?教えて?」
山雲「こっちよ~?」
朝雲「そう…またやったわね!よし!もらった!」
山雲「ばれちゃった~…」
朝雲「どんだけ姉やってると思ってんのよ。うふふ。…さてパスよ。」
村雨「ここで…引ければ……くぁあああ!だめだぁ…さっきの残りで引いて、おわり!」
赤城「もらいました。」スッ
村雨「赤城さん。場所…変えときましたから。」
赤城「そんな!見てましたよ!変えられるはずが…」
村雨「一応…忠告したわよ?」
赤城「くっ………」
青葉「あぁ…見てる方も衰弱しそうです…」
女提督「かあいいよぉ……」ハァハァ
島風「あれ!?ツッコミいなくなってる!?」
村雨「まぁまぁ……さて赤城さん。もし次の1手で引ければ赤城さんはすべて取れるじゃない?私が場所を教えてあげて、全部取ることができたら…私に2ペアちょうだい?」
青葉「村雨ちゃん、ここで取引を持ち掛けてきただと!?」
赤城「私は……お受けいたしません!信じて引きます!」
青葉「どうだ!?」
赤城「あぁあぁああ……」
村雨「ね?いったでしょ?」
衣笠「村雨ちゃんが赤城さんを出し抜いたァ!」
島風「じゃあ…これと…え?」
村雨「うふふ。島風ちゃん。私、入れ替えたのが1か所とは言ってないよ?」
島風「やられたー…だめだぁ…そろわない…」
山雲「頑張るわ~……そろった…最後…これと……これ!」
衣笠「運命のカードは…」
山雲「だめだわ~…」
朝雲「最後ね…自分を信じて引くわ!……やった!揃った!もう一回!きたぁぁあああ!」
青葉「試合終了!結果は…1位朝雲ちゃん、2位島風ちゃん、3位赤城さん、4位が村雨ちゃんと、山雲ちゃんでした~!」
朝雲「つっかれた~」
村雨「こういうのは楽しくやった方がいいね~…」
赤城「笑いながらやりたいです。」
島風「そうだね~。」
山雲「ごめんなさ~い…色々煽っちゃったわ~」
イイノイイノ! ムラサメチャン、アレドウヤッタノ? アレハネ…
女提督「最後はみんな仲良し。良きかな良きかな。」ウンウン
青葉「青葉も面白いもの見られました!」
ワイワイ! アレハネ… ナルホドー…
――1424 工廠
提督「明石~。夕張~。」
夕張「はい!あなたの夕張すぐ後ろに!」
明石「ちょっと待ってくださ~い!これくっつけちゃうんで!」バチバチ
提督「ゆっくりでいいそ~。」
夕張「ご用件は?」
提督「ああ。先に見せるとだな…これ本部から来たんだわ。」
夕張「ふむ…新型の装備ですか?」ニヤァ
提督「ああ。これ朝潮によくないか?」
夕張「そうですね~……でもですね提督…」
明石「お待たせしました!おお。新型装備じゃないですか!ついにうちにも配備ですか?」
提督「なんだ。2人とも知ってるのか?」
明石「はい。この前の装備の雑誌で取り上げられてたんです。ちょうど試作機完成ですよ。1つですけど。」
提督「お前らすげぇ。」
朝潮「朝潮、装備のテストと聞きはせ参じました!」
提督「おつかれ。テストまで頼んであるとは恐れ入った。」
明石「なんせ…」
明石・夕張「「 工学ラバーズなんで! 」」シャキーン☆
朝潮「おおお~」パチパチ
提督「決めポーズまで……まあいいや。今からやるんなら見てってもいい?」
明石「いいですよ~。朝潮ちゃんもいいかな?」
朝潮「司令官も見られるのであれば全力を尽くします!」
提督「朝潮。」
朝潮「はい!」
提督「そんなに硬くしなくていいからな。」
朝潮「御心がけ感謝します!」
提督・明石・夕張「「「 硬いなぁ… 」」」
朝潮「そうでしょうか?」
明石「ええと…姉妹と話す感じで行けませんか?」
朝潮「荒潮と満潮と話すときでしょうか?」
夕張「そうそう。例えば提督を満潮ちゃんとみたててしゃべってみて。」
提督「れっつチャレンジ。」
朝潮「……だめです。できません。」
提督・明石・夕張「「「 だめかぁ… 」」」
朝潮「すみません…」
提督「じゃぁ話すときはもう少し肩の力を抜いてしゃべろうな。」ナデナデ
朝潮「はい。努力します。」ニコッ
提督「できた!」
明石「できましたね!」
夕張「やったぁ!」
ワーッショイ! ワーッショイ!
朝潮「きゃぁ!装備のテストしないんですかぁああぁあああ!?」
――1502 MM鎮守府
女大佐「これで資料関係は終わりかな?」
北上「おわった~?」グデーン
女提督「お疲れ様。こっちのは全部確認も終わったよ。」
大井「すみません…うちの分の仕事まで手伝っていただいて…」
女提督「いいのいいの。そういえばこんどの昇格試験受けるの?資料あったけど。」
女大佐「受けるつもりだぜ。」
天龍「日時が決まり次第受ける予定だ。」
女提督「頑張ってね。まぁ、MMの人たちなら楽勝でしょ。」
陽炎「残念ながら楽に行きそうもないわ。」
女提督「どうして?皆だって練度とか十分でしょ?それに北上ちゃんや大井ちゃんは改二装備だし。他の人も改装備でしょ?」
不知火「ですが…試験の演習相手がBB鎮守府になる可能性が…」
女提督「BB鎮守府?」
女大佐「ああ。しらないか。ここ2カ月で最近急に成長している鎮守府なんだ。なんといっても日向、羽黒、足柄の3人がめちゃくちゃ強いらしい。」
女提督「日向ちゃん?羽黒ちゃん?足柄ちゃん?あれ…聞いたことあるぞ?」
北上「だろうね~。日向さんは伊勢さんの妹。羽黒さんと足柄さんは妙高さんと那智さんの姉妹だからね。」
女提督「そうだった!へぇ…それじゃさぁ…BB鎮守府対策手伝ってあげようか?」
龍田「いいんですか~?」
女大佐「まじか!?」
女提督「こっちも聞いてみないとわからないけど…いいこと思いついたからね。」
大井「助かります!」
女提督「日時の決定の連絡っていつ来るの?」
龍田「1~2週間あとよ~。」
女提督「わかった。じゃぁ、ちょい戻るん。」
女大佐「了解した。」
女提督「うっす。それじゃぁの。」ガラッ
天龍「そこ窓だぞ?」
女提督「そうだね。じゃぁ!」ピョン!
陽炎「ちょ!ここ2階よ!?」
女提督「なんくるないさーーー!」タッタッタッ
不知火「……」テクテク ガラッ
女大佐「お前までやるなよ?不知火…」
不知火「ちっ……」
女大佐「舌打ちですかぁ!?」
――1614 演習場
明石「ふむ。あそこの微調整でいいかもですね。」
夕張「すべての数値上昇を確認できました。」
古鷹「いい感じだったよ。」
榛名「はい。バランスも良さそうです。」
加賀「空中の敵への攻撃の精度もいい感じです。」
提督「ああ。3人とも相手してくれてありがとう。これ飲んでくれ。」
古鷹「ありがとうございます!スポドリもらいますね。」
榛名「私は紅茶を。」
加賀「では…麦茶いただきます。」
提督「朝潮は?」
朝潮「こちらのスポーツドリンクをいただきます。装備もいい感じでなじんでます。」
提督「そうか。明石、夕張。正式にこの装備を開発してくれるか?」
夕張「納期はいつに?」
提督「逆にどれくらいで?」
明石「ん~…メインフレームはできてますから…明日にはできるかと。」
提督「そうか。なら3日後で…朝潮。これを渡そう。」
朝潮「服ですか?」
提督「ああ。改二専用の制服だ。」
朝潮「本当ですか!」
明石「な~んだ。提督もちゃっかり準備してあるじゃないですか。」
提督「ああ。サイズはあってるはずだから。着替えてみてくれ。」
朝潮「はい!」ヌギヌギ
古鷹・夕張「「 朝潮ちゃん!? 」」
加賀「!!」ケホッケホッ
提督「朝潮さん!?なぜ脱ぐ!?」バッ
朝潮「え?着替えろといわれましたので…なにかおかしいですか?」
榛名「ちょっとおかしいかなぁ…」アハハ
明石「あの…提督いるんですよ?」
朝潮「はい。いますね。」
夕張「下着みられちゃうでしょ?」
朝潮「見られて困るんですか?」
古鷹「いやいや!下着もだし体見られちゃったりしたら恥ずかしいでしょ?」
朝潮「見せられないほど恥ずかしい体はしてないと思いますけど…」
朝潮以外((( この子は漢か!? )))
明石「向こうにきがえるスペースあるんで向こうで着替えてきましょうか?」
朝潮「はぁ…失礼します。」テクテク
提督「行ってらっしゃい。……朝潮ってなんかずれてるのかな?」
榛名「ん~…少しまっすぐすぎるのでは?」
夕張「だって…提督いる前ですぐに服脱いで下着見せられる?」
古鷹「私には無理です。」
加賀「不可能です。」
提督「鳳翔さんにでも相談するか。」
榛名「それが一番かもしれませんね。」
――1702 地下談話室
提督『女提督。1700回ったんだが最上と三隈上がらせるぞ~。』
女提督「はーい!2人ともお疲れ様!上がりでいいよぉ!」
提督『お疲れ。ありがとうな。』
最上・三隈『『 お疲れ様でしたー! 』』
女提督「お疲れ様~!」
提督『俺は執務室空けるけどまた戻るわ。そっちよろしく。』
女提督「了解あとで。」
コンコン! ハーイ!
女提督「ちゃ~~~す。」
飛行場姫「コンニチハ。」
南方棲鬼「アラ?ドウシタノ?」
女提督「ちょっと皆とお話があるんだけど。」
離島棲姫「ナニカシラ?」
女提督「担当直入に。お引越ししない?」
戦艦棲姫「ドコニ?」
女提督「寮の方に移動しない?空母水鬼ちゃんや駆逐棲姫ちゃんみたいに個人スペースほしいでしょ?」
ル級「ソウネ…チョットアコガレルカモ。」
女提督「他の人は?」
離島棲鬼「アッテモイイワネ。」
女提督「わかった。じゃあ、あと1ヵ月待ってくれる?すぐに増築始めちゃうからね!」
リ級「チカ?」
女提督「地下じゃないよ。寮の1階に増築した感じ。」
レ級「イイノカ!?」
女提督「もちろん!ただし。自分の部屋は自身で掃除すること。わかりました?」
戦艦棲姫「ワカッタワ。」
女提督「家具とかの下見に行く?」
リ級「イキタイ。」
女提督「わかった。じゃぁ日取り決めていこうね。引率が提督になるかもだけど。」
南方棲姫「オンナテイトク。コノアトヒマ?」
女提督「この後?ん~1時間くらいなら大丈夫だよ?」
飛行場姫「ナラ、コレヤロ?」
女提督「おおぉぉぉ!?最新作じゃん!どうしたの!?予約販売もできなくて手に入らなかったやつ!」
離島棲姫「フフフフフ。コレヲミナサイ。」パサッ
女提督「これは…ゲーム雑誌……応募!特等当てたの!?」
離島棲姫「アガメナサイ。タタエナサイ!」
女提督「ははぁ!離島棲鬼様の強運に感謝いたします!」ゲザァ
飛行場姫「トイウコトデ…ヤリマショウ!」
コレイイキャラ フムフム ステージハ?
――1830 執務室
提督「この海域って安定してるけど最近変な軽空母系多くないか?」
女提督「人型の深海艦がいないからまだ平気だとは思うけど…どうする?ここの海域に一度出撃してみる?」
提督「その方がいいと思うなぁ…編成はどうする?」
女提督「ん~…人型の急襲の場合も考えて戦艦棲姫ちゃんも一緒に行ってもらおうか?あとは……」
衣笠「2人とも!またこっそり残業ですか?」ガチャッ
満潮「また、やってたのね。」
女提督「あら!めっかっちゃった!」テヘッ
衣笠「毎度のことながら…また怒られますよ~?」
提督「この辺で終わりに…」
満潮「そういって部屋を出た後にまた戻る気でしょ?わかってるわよ。」
提督「くっ…」
衣笠「なんで悔しそうん顔なんですか…」
女提督「こりゃだめだ。提督。潔く今日は終業しよ?」
提督「そうするか。」
満潮「そうしてちょうだい。まったく…司令官達がまた…いなくなったら…私…」ボソッ
女提督「お団子もふもふ~」
満潮「みにゃ!?」
衣笠「もみもみ~」
満潮「なぁ!?なんで衣笠まで!?」
提督「ぷにぷに~」
満潮「司令官はほっぺであそぶなぁ!」
女提督「だってかわいいんだもぉん!」
満潮「なぁぁあぁあああ!」タッタッタッ
衣笠「行っちゃった。」
瑞鶴「なんかあった?今、満潮が走ってったけど?」
提督「感情の行き場を失っただけだろ。」
瑞鶴「いや、なにやったのマジで?……まっいいか提督さん達と衣笠も見つかったし。」
衣笠「了解。」
提督「なんだ?」
瑞鶴「ちょっと暇つぶししたかった感じかな?」
女提督「お付き合いしましょう♪」
衣笠「じゃあちょっと付き合ってくださいね~」
提督・女提督「「 それで…何を企んでいるんでしょうか? 」」
瑞鶴・衣笠「「 !? 」」
バタン!
暁「女司令官いたぁ!」
雷「この件は私に頼らないで…」
電「大変なのです!」
女提督「ええと…察した。ヴェルちゃん怒らせちゃったのね?」
ヴェールヌイ「見つけた。」パシッパシッ
提督「魚雷をこん棒のように…」
女提督「説明ちょうだいな。」
ヴェールヌイ「私のワインを捨てた。」
提督「そのくらい許してやったら?」
ヴェールヌイ「……そのワインがロマ〇・サ〇・ヴィヴィアンでも?」
女提督「高いの?」
提督「10数万かな?」
ヴェールヌイ「お金はいいんだ…作られた年が問題なんだ…」
衣笠「年?」
ヴェールヌイ「そう…私が買ったのは提督達の生まれた年の物。せっかく2人にあげようと思ったのに…だから…ワインって赤いから…暁たちの血でもいれて元に戻そうかなって?」ハイライトオフ
暁・雷・電「「「 」」」ガタガタガタ
女提督「おおっとぉ!?ヴェルちゃん。気持ちは十分に伝わったよ。だから許してあげて?あたし達はどんな物より仲良し4人が好きだからさ?」
ヴェールヌイ「……少し大人げなかったかな……ごめんね。」
電「電達も確認しないで捨てちゃってごめんなさいなのです。」
ヴェールヌイ「うん。もう仲直りだね。3人とも」ダキッ
暁・雷「「 ごめんなさい… 」」
ヴェールヌイ「―――」ボソッ
暁「ぴゃぁあああ!」タッタッタッ
雷「ごめんなさーーーい!」タッタッタッ
電「はわぁああああ!!」タッタッタッ
女提督「今日は執務室から逃げてくのがトレンドなのかな?」
提督「トレンドって…」
衣笠「あの~…この人…」
瑞鶴「」
女提督「提督。回収。」
提督「おう。」ヒョイッ
衣笠「そろそろ、時間なんで行きましょうか?」
女提督「そうだね。」
提督「このまま?」ズイカクカツギ
女提督「もち。」
提督「御意。」
ヴェールヌイ「早く行こう。」
女提督「それで何を企んでたの?」
衣笠「いえ。ちょっとした時間稼ぎしたかっただけですよ~」
提督「なんでまた?」
衣笠「飲み会までのお楽しみですよ~!」
――1930 食堂
電「うちの人たちは全員集合でしてるのです?」
大淀「はい!全員集合済みです。」
叢雲「MM鎮守府と友元帥たちに元元帥たちは?」
那智「MMの人達も元元帥さん達も問題ない。」
熊野「友元帥さん達もまもなく到着との連絡をいただきました。始めちゃっててほしいとの伝言も承りました。」
山城「ねえ?肝心の本人たちは?」
初春「厨房じゃ。ほら。」
マミヤサン!カラアゲアガッタ! ハコビマース! オスシアガリ!
山城「この宴会って提督と女提督のおかえりなさい会よね?」
電「さっきまでは仕事してて、こっちに来たら料理してるのです。」
春雨「あの~女提督さんから味見とから揚げをいただいたので…どうぞ。」
初春「いただく……こ、これは…柚子胡椒か!?」
大淀「ほんと…おいしい!」
叢雲「宴会のメイン2人が料理って―――――もっと作るわよね!?」
ツクルゾー! ハルサメチャ~ン!ガスダイアイタヨ~
春雨「では戻りますね~。」タッタッタッ
叢雲「ありがとうね!……さて、始めますか!司令官!女司令官!いったんこっちへ!」
提督「寿司いらんかね?」
電「巻きずしに猫さんの顔なのです!」
女提督「こっちはミッ―――」ムグッ
叢雲「だめ!それはだめ!」
女提督「」コクン
提督「あぶねぇ…」
電「気をつけてほしいのです!」
叢雲「では、主役も来たので始めたいと思います!挨拶は……誰にしようかしら?」
女提督「ランダムなのね?」
提督「だれにしようかねぇ?」
女提督「決めた。」
電「誰なのです?」
女提督「吹雪ちゃん!」
吹雪「え!?私ですか!?え?」
叢雲「では、乾杯の挨拶を吹雪にお願いしたいと思います。」
電「真面目に面白くお願いします。」
吹雪「……えぇと……では…司令官や女司令官がいなくなるなんて想像もしていないで…2カ月間は前をみていこうと思ってはいたものの、寂しさはぬぐい切れなかったと思います。」
吹雪「だけど…2人ともひょっこり帰ってきて、この1週間ちょっとでほぼ元通りの■■鎮守府に戻ったのをみて、ここにはこの2人が絶対に必要なんだと思いました。だから、帰ってきてくれた2人に感謝の気持ちを込めまして!乾杯!」
「「「「「 乾杯! 」」」」」
叢雲「面白さはどこに?」
電「吹雪ちゃんはまだまだなのです。」ヤレヤレ
吹雪「ひどい!?」
叢雲「大丈夫よ。これからお手本をもらうから。では、ここで司令官さんと女司令官さんからも面白い挨拶をいただこうかと思います。」
提督・女提督「「 ハードルあげた!? 」」
電「どっちからなのです?」
提督「レディファーストで。」
女提督「ここでそれ!?ここは俺からって言うのが普通でしょ?」
提督「お前の普通は通用しねぇし。」
女提督「うわぁ~…男としてクズだね~」
提督「ああ?お前は女をいつ腐らせたんだっけっかなぁ?」
叢雲「ちょっと……2人とも…」
女提督「ちょっと?どういう意味よ!それ!」
提督「言ったまんまだけど?」
女提督「あ?やんの?」ジリッ
提督「やってもいいぞ?」ジリッ
電「2人とも!喧嘩は!」
女提督「いい加減にしてよ!」ジリッ
提督「お前こそいい加減にしろよ!」ジリッ
叢雲「電!引きはがして!」
電「わかったのです!」
提督・女提督「「 この! 」」
叢雲・電「「 だめ! 」」
チュッ
叢雲・電「「 … 」」
提督「以上。」
女提督「喧嘩しかけたところでのキス芸でした~」
オオー! ソウキタカー! モットヤレ~! ズルーイ! ワイワイ!
女提督「ネタはこの辺にしておいて…あたし達からはシンプルにひと言だけ!」
提督「じゃぁ……せーの!」
提督・女提督「「 ただいま!皆のこと大好きだ! 」」
ワー! ワタシタチモ~! コレカラモヨロシク~! ガヤガヤ!
吹雪「あの~…おふた方?後ろ…」
提督・女提督「「 ?? 」」クルッ
叢雲・電「「 ~~/// 」」プルプル
提督「待ってください…その手に持つ魚雷は!?」
叢雲「不意打ちの…」
電「照れ隠しなのです…」
女提督「やめてください。死んでしまいます。」
叢雲「大丈夫。死なない程度にして…」
電「一生面倒を見てあげるのです!」
提督「とりあえずはだ…」
女提督「吹雪ちゃん!任せた!」グイッ
吹雪「なんで!?叢雲も電ちゃんも落ち着いて?」
叢雲・電「「 無理! 」」
ニゲロ~! マチナサイ! ユウダチチャンタスケテ! ムリッポイ~
初春「どうやらどんちゃん騒ぎが始まったな。」ハハハ
白露「こういうのがここでの1番!でしょ?」
提督「まて…謝罪する!」
叢雲「うふふふ……謝罪なんて無意味よ?」
女提督「お嫁さんカッコカリなんだからいいじゃん!」
電「嬉しいのですが……みんなの前は恥ずかしいのです!」ブンッ
女提督「あぶな!?それ演習用でも人間には十分な威力ですから!」アトズサリ
提督「こっちは実戦用だぞ?おわ!」アトズサリ
叢雲・電「「 あ! 」」
提督・女提督「「 うわ!? 」」
ドンッ! ガシッ!
翔鶴「きゃぁああ!」
女提督「ごめん!だいじょ…あれ?これ道着?」
提督「すまない翔鶴……服を引っ張っちまった。」
翔鶴「あ…私…服……」
友元帥「元帥様到着!……いや~眼福眼福!」
金剛「kill」ガスッ
友元帥「こふっ……」トサァ
翔鶴「きゃぁあああああ!見ないでください!」バッ
女提督「綺麗なポロリをありがとうございます!」ペコリ
提督「ほら。俺ので悪いけど上着。」
翔鶴「ありがとうございます………提督も……みました?」
提督「……はい…」
翔鶴「責任とってください!」サクラン
提督「どうやって!?」
翔鶴「御二人も脱いでください!」サクラン
空母水鬼「サクランシテルワネ。アハハハ!」
女提督「これでいい?」バサッ!
オンナシレイカンサンガヌイダ!? ムネアッタンダ… ザワザワ
女提督「だれだぁ!?まな板って言ったのは!?」
提督「その前に、お前は羞恥心と言うものがないのか!?」
女提督「だって…、特に下着姿は見られて困るようなもんでもないし…あぁ、下着の下は恥ずかしいよ?」
提督「まさかとは思うが…その考えを朝潮に言ってないよな?」
女提督「言ったこと…ある!」
提督「お前のせいかぁよぉ…」
翔鶴「早くしてください!」サクラン
提督「…これで許してくれるんだな?」バサッ
オオー イイキンニク サワリタイ ザワザワ
女提督「提督のこと触り放題でどうぞ~。あたしもいいよ~。」
提督「……あのなぁ…」
翔鶴「そうです!それでいいれす!」
提督「ああ…そういうことか…だれだ~?翔鶴に酒盛ったやつ?ちょっと出てきなさい!」
アハハハ!コレデハズカシクナイデス! ダメダ…ダレカショウカクノコト スコシオヤスミシマショウネ?
鳳翔「女提督。」
女提督「おかあさま……お怒りですね…では…」
鳳翔「あとでお説教します。明日午前中にうちに来るように。逃げたら…わかりますね?」ニコッ
女提督「は、はい…」
――――――――――――
叢雲「みんな!余興の時間よ!司令官達にみんなからのプレゼントの贈呈です!」
提督「衣笠が引き留めようとしたのはこれのことか?」
衣笠「そういうことです!セッティングに時間がかかるので…」
女提督「セッティング?」
電「ではオープンなのです!」
バサァ!
提督「ルーレット?」
叢雲「ええ。このルーレットにダーツを投げてもらって当った商品をプレゼントよ。マスはすべて、それぞれの商品、外れよに分かれてるわ。」
電「ただ、投げるのは司令官さん達で1人ご指名して、その人が投げるのです!」
女提督「ほぉ……いいでないか!」
叢雲「商品はこうなってるわ!」ペリッ!
提督「お!?特別モデルのサングラスに結構な水圧に耐えられる腕時計まで!」
女提督「塗装済みフィギュアに抱き枕カバーセット!?」
電「ではまず司令官さんのダーツを投げる方を決めるのです!」
提督「ありがとう。投げるのは……祥鳳!」
祥鳳「私ですか!?」
ガンバッテー! ショウホウサンナライケルヨ! ワイワイ―――
提督「たのんだぞ!」
電「ダーツなのです。」
祥鳳「はい!頑張ります!」
提督「あっ、祥鳳。」
祥鳳「はい?なんでしょう?」
提督「外した場合、覚悟してな?」ニコッ
祥鳳「ひぃ!?」ガタガタ
女提督「脅してどうする…」ペシッ
提督「だって…面白いだろ?」
女提督「激しく同意いたします。」
提督「ということで…がんばれ。」肩ポンッ
祥鳳「は…はい…」
叢雲「では、どうぞ!」
グルグルグルグルグルグルグル―――― シュッ ツタン!
電「商品は何に当たったのです?」
祥鳳「お願い!お願い!」
叢雲「司令官。」
提督「なんだ?」
祥鳳「あ…」ガタガタ
叢雲「どうする?」
提督「あれ、あれだよ!パブロフの犬の実験知ってる?」
女提督「たしか条件反射の実験だよね。」
提督「ちょっと祥鳳に仕込もうと思う。」
電「ひどいことはだめなのです!」
提督「大丈夫。ひどいことはしないから。」
祥鳳「申し訳ありませんでした。」
提督「気にするな。祥鳳明日から3日は俺の指示に従うように。」
祥鳳「わぁ…本気の目をしてらっしゃいます…」
女提督「祥鳳ちゃんドンマイ…」
叢雲「次は女司令官の番よ?ご指名は?」
女提督「ここはあえて別の鎮守府の方にということで…龍田さん!」
龍田「あら~。私~?」
女提督「姉さん!お願いいたします!」
叢雲「ダーツよ。」
龍田「は~い。バツゲームはあるのかしら~?」
女提督「なしです。ただ数日は日替わりで誰かを抱き枕代わりにしていく予定です。」
龍田「あら~。面白そうだから外そうかしら~?」
電「出来れば当ててほしいのです。」
女提督「抱き枕にするだけだよ?」
電「気をつけるのです!こういっておきながらペロペロしていいとか言ってくるのです!」
オンナシレイカンヲツウホウシタホウガ… ゲンスイサンイルシ ウチノコガゴメイワクヲ ザワザワ――
女提督「鳳翔さん!そこで謝ってないで!もーー!ダーツしよ!ダーツ!」
叢雲「そ、そうね…回すわよーーーー!」
グルグルグルグルグルグルグル シュッ ツタン!
龍田「命中よ~。」
電「商品は……皆逃げるのです!」
女提督「ほほう!ギリ外れだね!今日はだれに……きめた!」シュッ
電「消えた!?」
女提督「村雨ちゃん…今日は一緒にねようね~。」ガシッ
村雨「な!?助けて!」
夕立「村雨ならいいっぽい~」
時雨「そうだね。」
アリガトウムラサメ! キミノコトハワスレナイ! ツヨクイキヨウネ? ナンナノー!?
叢雲「まっいつも通りね。」
電「はいなのです!」
提督「祥鳳…内容を言うと敵意を向けられただけで腰にあるナイフに手が行くようにしようかと思う。」
祥鳳「あの…私をどこに向かわせる気ですか?」
提督「海兵の高みへ。」
電「なにはともあれ!」
叢雲・電「「 宴会……スタート! 」」
ワーイ! ノモウ! オンナシレイカンコッチコッチ! イマイク!
――――――――――――
叢雲「始まって20分くらいだけど、ちょっとだけどいいかしら?」
電「これからくじ引きをするのです!」
イイネー! セツメイオネガーイ! ワイワイガヤガヤ―――
電「ルールを説明するのです。まず前に紙の入った箱があるのです。そこからみんな1枚ずつ引いてほしいのです!」
叢雲「当り券が1枚入っているわ。あたりの人はお願いごとが1つかないます!」
電「カッコカリをしている人達は不参加とさせていただくのであらかじめご了承願うのです!」
叢雲「ただしお願いの内容はこの場で実行可能なものに限らせてもらうわ。」
電「くじの開封はみんな一斉にするので開けるのは待ってほしいのです。説明は以上なのです!」
叢雲「では……引きに来てください!早い者勝ちよ!」
ナンダト!? イソイデ! ヒケタァ アタッテルトイイナァ…
叢雲「金剛さん達も引いてください。当った場合には間宮の羊羹のセットをプレゼントいたしますので。」
比叡「いいんですか!?」
金剛「間宮の羊羹…ほしいデース!」
友元帥「提督達へのお願いでもいいか?」
電「いいのです。」
霧島「なんのお願いをするつもりですか?」
友元帥「交渉」クククク
叢雲「悪い笑顔…」
比叡「変なことさせたら砲撃しますのでご安心を。」
電「あはは…」
叢雲「では、もう少々お待ちください。」
友元帥「ありがとさん!」
電「MMの方たちもどうぞなのです!」
叢雲「当りの場合は間宮さんデザート3日分よ。」
陽炎「引くわ!」
不知火「当れ…当れ…」
女大佐「どれどれ…」
――5分後
叢雲「では!みんないきわたった?」
ダイジョウブ! イイヨー! ワイワイ!
電「では……オープンなのです!」
ガサガサ! ペリッ! アァァ… ハズレタァ
叢雲「当選者は?」
金剛「私デース!羊羹get!」
比叡「さすが姉さま!」
霧島「計画通りです。」フフフ
金剛「霧島~?」キョトン
電「前の方にどうぞ~なのです!」
金剛「なんかスイマセン…」
叢雲「いえいえ。これからが本番なので。」
金剛「??」
提督「照明頼む!」
女提督「音楽も!」
金剛「What!?」
ハジマッタ! ドウナルノカナ!?
金剛「なんなんですカー!?」
友元帥「金剛」
金剛「友元帥?なんで跪いてるノ?」
友元帥「俺と…結婚してくれないか?」
金剛「カッコカリならしてるネー。」
友元帥「違うわ。本物の結婚だわ。俺の本当のお嫁さんになってくないか?」
金剛「……私でいいんですカ?」
友元帥「もちろん。」
金剛「I will continue to love you !」ダキッ
友元帥「おれもだ!」ダキッ
女提督「公開プロポーズ大成功ぉおお!」
提督「おめでとう。友元帥。」
金剛「そうデシタ!皆の前デース///」
比叡「やりましたね!おめでとうございます!」
霧島「ええ!おめでとうございます!」
榛名「榛名も感激です!おめでとうございます!」
金剛「マイ、シスターズ!」ダキィ!
オメデトウ! イイモノミラレタ! オニアイダヨー! ワーワー!
友元帥「皆ありがとう。手伝ってくれて。」
提督「ほら。婚姻届け。」
女提督「証人に名前書いといたぜ。」
金剛「照れるデース///」
友元帥「さんきゅ。」
叢雲「ここで友元帥と金剛さんの結婚記者会見を行いたいと思います!質問のある方は挙手を。」
ハーイ! ワタシモ! ガヤガヤ
電「青葉さんどうぞ。」
青葉「ええ。鎮守府新聞社の青葉です。結婚を決めたきっかけというのはどのようなものだったんでしょう?」
友元帥「それはですね…ここ数カ月いろいろ考えてました。そしてもうカッコカリだけでは収まらなくなってしまったので覚悟を決めました!」
青葉「ありがとうございました!」
叢雲「お次の方は?……元元帥さん」
元元帥「ちょっときわどい質問になるんだろうが……子供の予定は?」
金剛「3人ほしいデース。女の子2人の男の子1人がいいネ!」
元元帥「そうか。頑張ってくれ。」
電「次の方は……荒潮ちゃんどうぞなのです!」
朝潮「互いの好きなところはどこでしょうか~?」
金剛「う~ん……全部デス!」
友元帥「俺も。」
友元帥・金剛「「 … 」」ニコッ
荒潮「あら~愛ですね~……お幸せに!」
女提督「新居の予定は?」
友元帥「郊外に立てる予定だ。あっ。キッチンとかは見に行こうな?俺も一緒に使いたいし」
金剛「オーブンはほしいでデース!」
女提督「アツアツということで…コーヒーください!」
叢雲「お次は…司令官。」
提督「まず……」
友元帥「逆に俺から!提督君は数名カッコカリしているが俺みたく結婚するとしたら、今、だれが一番近い?」
シツモンサレタ!? ムラクモカナ? ザワザワ…
提督「……ノーコメント」
金剛「ヘーイ!男なら言うデース!」
提督「…」
大淀「提督が…靴紐を確認してますね…」
皐月「屈伸運動してるね……」
鈴谷「そして180度回転して…」
提督「逃げるんだよぉおおおお!」
叢雲「逃げたぁ!」
マッテ! キカセテヨォ!
電「あらあらなのです。以上で記者会見をおしまいとするのです!この後の質問は直接お聞きになってほしいのです。」
女提督「では2人に!」
「「「「 カンパーイ! 」」」」
――――――――――――
木曾「こんなふうになるんだな。」
大鳳「そうですね。お兄ちゃん(提督)やお姉ちゃん(女提督)がいるだけでここまで違うんですね。」
熊野「不思議ですわよね。」
初春「うむ。そういえば聞いたぞ。朝潮。司令官の前で脱ごうとしたそうじゃな?」
朝潮「はい。止められちゃいましたけど…なんででしょう?」
満潮「なんででしょうって…」
朝雲「むしろ止めない方が問題よ?」
山雲「そうね~…」
荒潮「あのね、朝潮姉ぇ。司令官さんを男の人として見てる?」
朝潮「ええ。それはもちろんです。」
熊野「恥ずかしくなんですの?」
朝潮「下着まで脱げと言われてるわけではあれいませんし…何より上官が着替えろと言ってるので。」
初春「じゃぁの…司令官に裸になれって言われたらどうするつもりだったんじゃ?」
朝潮「脱ぎます。」
朝雲・山雲「「 即答!? 」」
満潮・荒潮「「 抵抗しなさいよ! 」」
朝潮「そんな怒らなくても…」
熊野「じゃ……次に…もし司令官が一般の人として、下着姿をみられたらどう思いますの?」
朝潮「恥ずかしいですよ!」
満潮・荒潮・朝雲・山雲「「 よくわからない… 」」
古鷹「あの時の話してるのね?初春さん。その話はだれから?」
初春「青葉の作りかけの新聞に載っておったぞ?」
古鷹「わかった。ありがとう。」
アオバ~! ナンデオコッテルンデスカ!? ヤイノヤイノ…
木曾「まぁ…本人がいいならいいんじゃねぇ?」
荒潮「そうかしら…」
満潮「あ!」
大鳳「どうしました?」
満潮「朝潮ねぇ。もし司令官さんが恋人だったら恥ずかしい?」
朝潮「なななな、なにをいきなり言うんです!?///」
初春「ふむ…そうきたか。その場合はどうなんじゃ?」
朝雲「どうなの~」ニヤニヤ
山雲「きになるわ~」ニコニコ
朝潮「…………」
熊野「考えてらっしゃっるようですわ…」
朝潮「…考えつきました!」
大鳳「どうなりました?」
朝潮「恋人になってみないとわかりません!私自身も気になるので恋人になってみます!」タッタッタッ
満潮・荒潮「「 思考がぶっとんだ!? 」」
朝雲「もうわからん…」
山雲「面白いわよね~」
大鳳「止めなくていいんですか!?」
満潮「そうだ!止めるわよ!」
荒潮「そうね!朝潮ねぇ!まってぇ!」
朝雲「面白いけどちょっとまって!」
山雲「追いつかなさそうよ~?」
シレイカン!ワタシノコイビニナッテクダサイ! イキナリドウシタ!? オソカッタァ… ザワザワ
木曾「盛大に告白したな。」
熊野「提督さん目が丸くなってますわ。」
初春「司令官とカッコカリした者ははなんだか優しい笑みをしとるの。」
大鳳「とんだ珍事になりましたね。」ウフフ
シレイカンオコタエヲ! エエトダナ… アサシオネチョットマッテ! マチマセン!オコタエヲ!
木曾「あははは!兄貴(提督)が言い寄られてる!あはは!傑作だ!」
熊野「タジタジになってますわね。」ウフフ
セツメイモトム… ゴセツメイイタシマス ヤイノヤイノ…
―――――――――――
島風「私、大和さんと武蔵さんに聞きたいことあるんだけどいいですか?」
武蔵「なんでも聞いてくれてかまわないぞ?」
島風「2人って姉妹なの?」
大和「そうですよ?似てないでしょ?」
武蔵「父と母の血の濃さの違いだろう。これを見れば…」
島風「うわ!似てる!」
不知火「何をみてるんですか?」
島風「大和さんと武蔵さんの小さいころの写真!」
不知火「見てもよろしいですか?」
大和「どうぞ?」
不知火「大和さんお母さま似なんですね。武蔵さんはお父様似。」
島風「お父さんとお母さんには連絡とってるの?」
武蔵「無理かな…天国だろうから。」
大和「2人とも海軍でしたので…先の侵略戦争で。」
島風「ごめんなさい…」
大和「気にしないで。」
武蔵「そう考えると…私達が艦娘になってからもう…10年たってるのか?」
大和「ですと…実年齢は20代後半ですね。」
武蔵「私達はまだ幸せな方だろう?ほとんどの艦娘は施設出が多いからな…」
島風「私もそうだよ?」
不知火「そうですね?私もですから。」
大和「こちらこそごめんなさい。」
島風「いいのいいの!私の場合提督と女提督さんとか鳳翔さんとか元元帥さんがお父さんやお母さんみたいな感じだし。」
鳳翔「呼びました?」
島風「うわ!お母…鳳翔さん!」
鳳翔「あら?娘が1人増えちゃいました♪」ナデナデ
島風「おぅ!?///」
大和・武蔵・不知火((( やばい…お母さんと呼びたくなる! )))
鳳翔「うふふ。」ニコニコ
――――――――――――
女大佐「足柄さんと羽黒さんってどんな感じ?」
妙高「足柄は結構ポジティブね。羽黒に関しては…ちょっとおどおどした感じかしら?」
那智「羽黒はこう…保護してやりたくなる感じだな。」
北上「へぇ~。なのに強いんだね。」
那智「ああっ…話をしていたら足柄のカツカレー食べたいな…」
大井「カツカレー?」
妙高「ええ。あの子の得意料理よ。」
那智「あのカツカレーは食べたくなるんだ。」
間宮「私のと…どちらがおいしいですか?正直にお願いします。」
那智「間宮さん!?」
妙高「ん~…比べられないかしらね。カレーの種類が違うので。」
間宮「どう違うのかお聞かせください!お願いします!」キラキラ
北上「私も気になるね~」
那智「まず、間宮さんのカレーはきちんと材料から炒めたりなんなりして作るだろ?」
間宮「はい。そうですね?」
妙高「足柄のカレーは何種類かのレトルトカレーに材料を足す感じなのよ。」
那智「正直カレー自体は普通なんだが…とんかつへのこだわりがすごい…」
大井「お取り寄せのお肉とかですか?」
妙高「当りです。ですけど…送ってもらう豚肉は時期によって地域を変えてお肉が気に入らなけれな揚げないんです。」
大井「相当のこだわりだね。」
間宮「なるほど…豚肉の種類や地域まで…」
那智「それがまたカレーと合うと味が変わるんだよ…」
妙高「羽黒は小食なんですけど…足柄カツカレーの時はとんかつもお替りするくらいなんです。」
北上「そこまでのカツカレーかぁ…食べたい…」
間宮「私も…」
那智「たまに連絡してるからレシピ送ってもらおうか?」
間宮「ぜひ!是非に!」ガシッ!
那智「お、おう…」
大井「なんだか…間宮さんのカレーも食べたくなってしました。」
間宮「あら。明日のお昼はシーフードカレーの予定ですよ?」
那智・妙高・北上・大井「「「 勝利! 」」」グッ!
大井「出来れば…そのイカリングも…」
間宮「もちろんご用意しておきます。」ウフフ
北上「大井っちあれ大好きだもんね~。」
間宮「じゃあ多めに用意しなくちゃですね♪」
―――――――――――
提督「はぁ…切り抜けた……」
女提督「切り抜けたってねぇ…」
青葉「答えない司令官が悪いのでは?」
鈴谷「そうかもね~」
提督「朝潮だからな。真剣な顔してたし。」
鈴谷「そこは考えどこだよね。朝潮ちゃんは冗談言わないし。」
女提督「長考しなさい。」
提督「うす。」
鈴谷「もし、鈴谷が強引に別の男のとこ連れてかれそうになったら?」
提督「カッコカリ状況でか?」
鈴谷「YES」
提督「その男の死体は残らないだろうな。」
鈴谷(あれれぇ!?意外と重い愛なのかぁ!?)
提督「女提督。電達がそうなったら?」
女提督「〇さないよ~。生き地獄を味わうだけだよ~。」
青葉「こ、こわい!」
提督「おやおや…聞かれてしまったなぁ?」
女提督「青葉ちゃ~ん?うふふふふ」
青葉「何する気ですか~!?」
鈴谷「提督~。女提督~。うしろうしろ。」ニヤー
提督・女提督「「 はい? 」」クルッ
川内「さぁ…見分けつくかな?」
提督「三日月と初霜か?2人してサングラスに同じ着ぐるみパジャマに…同じ髪型…」
川内「これならわからいでしょ?あ、女提督は匂い嗅ぐの禁止ね。」
女提督「匂いで判別はできないのか…目の色もだめ…」
提督「やばい…まったくわかる。」
鈴谷「わかるの!?」
女提督「わかるでしょぉ。」
青葉「まったく同じですよ!?」
提督「女提督どっちがいい?」
女提督「初霜ちゃんもら~う!」ヒョイッ
提督「じゃぁ三日月だな。」ヒョイッ
三日月「なんでわかるんですかぁ!」
初霜「そうです!さっきお風呂に入ってシャンプーまでそろえたんですよ?」
提督「甘いなぁその程度では俺らはあざ向けないな。」ナデナデ
三日月「どうすれば欺けるんでしょう?」
初霜「要研究です。」
女提督「あたし達を欺きたいんだぁ…」
提督「俺らのこと嫌いなのかぁ…」
三日月「違います!そいう事じゃないです!」アセアセ
初霜「そうです!嫌いなわけないじゃないですか!」アセアセ
女提督「ほんとかなぁ?」スリスリ
提督「どうだろうなぁ?」ムニムニ
鈴谷「鈴谷も膝にのせたいな~」
三日月「え!?」
鈴谷「どっちか鈴谷の膝に来ればいいじゃないかな?」
初霜「では…」
女提督「やらん。」ギュッ
初霜「えっ!?えっと…」
青葉「じゃぁ三日月ちゃんは青葉がもらおっかなぁ?」
提督「やらぬわ!」ギュー
三日月「えへ~///」
鈴谷「え~!せっかくなんだからいいじゃーん!」
女提督「あげないよー」ニシシ
川内「あのさー…私のこと忘れてない?」
提督・女提督「「 忘れてた 」」
川内「うわぁぁあぁぁん!いじめられたぁ!」
女提督「だれだ!?川内ちゃんをいじめたのは!?」
提督「許せん!」
川内「あんたら2人だよ!」
ジョウダンダ ココオスワリナサイナ コレノンデイイ? ドゾ~
―――――――――――
翔鶴「…」
空母水鬼「モウイッカイヌグ?」
翔鶴「言わないでくださいぃ///」ツップシ
瑞鶴「すまぬ…私のせいだ…」
加賀「反省なさい。」ペシッ
瑞鶴「はい。」
飛行場姫「スナオネ。」
加賀「気持ち悪いわね。」
瑞鶴「いいですよ~。こんな先輩より二航戦の先輩の方が好きだもーん!」
蒼龍「そういうこと言わないの。」
飛龍「でも、そういって結局は加賀先輩のとこいくんだよね~」
瑞鶴「う~…」
飛行場姫「ワタシニアマエテモイイノヨ?」
瑞鶴「リコリス姉ぇ~」
空母水鬼「ワタシニモクッツク?」スッ
瑞鶴「やりぃ!」
加賀「そこは譲れません。」グイッ
赤城「今回は加賀さんが我慢できなかった!?」
加賀「あなたはこうしてればいいんです。」
飛行場姫・空母水鬼「「 トラレタ 」」
瑞鶴「意外と愛されてたよ!?」
離島棲鬼「ショウカク。ソロソロフッキッテシマッタラ?」
赤城「そうですよ?事故だったんですし。」
翔鶴「はい…」
提督「翔鶴。機嫌なおs」
翔鶴「きゃっ!」
提督「だめですよね…ごめんなさい。」
翔鶴「大丈夫です!気にしないでください。」
提督「もう、この話はやめておこう。」
加賀「こんどは私達のところに話に来たのかしら?」
提督「そういう事。」
飛龍「お昼の時みたくここ座ります?」
提督「お邪魔していいのなら。」
赤城「もちろんですよ!提督に聞きたいことありますし。」
提督「聞きたいこと?じゃあ失礼するぞ。」
蒼龍(飛龍~!よくやってくれたぁああ!)
飛龍(造作もないことよ…)
提督「??」
赤城「聞きたかったのは弓道しないんですか?」
提督「俺か?弓道ねぇ…そういや、やったことないな…」
赤城「兵士としての運動能力は素晴らしいと思いますけど…楽しむ方のスポーツは聞いたことないので。」
提督「走るのは好きかもな。あと…あとなんだ?」
空母水鬼「キカレテモワカラナイワヨ?」
赤城「弓道やってみませんか?」
提督「いいかもな。教えてくれるか?」
加賀「なら蒼龍が適任ね。」
蒼龍「わわわ、わたしれすか!?」
瑞鶴「そうだね。蒼龍先輩が一番教え方上手かも。」
提督「お願いしようじゃないか。」
蒼龍「はい!」
飛行場姫「ヨカッタワネェ」ニヤニヤ
蒼龍「リコリス~!」ムニムニムニ
提督「弓道はわかった。その点で俺も気になることがある。」
翔鶴「はい?」
提督「赤城達は弓を撃つことで艦載機を出すだろ?」
翔鶴「そうですね。」
提督「リコリスたちは特に弓を持たないで艦載機を出すだろ?どうやってるんだ?」
空母水鬼「ワタシハ装備ノナカカラダスカンジカシラ?」
離島棲鬼「ソウネワタシモヨ。」
飛行場姫「ネンジレバデテクル。」
瑞鶴「念!?」
飛行場姫「コンナカンジ。――――ハッ!」ポンッ
艦載機(飛)「キ?」フワフワ
提督「でてきたぞ!?」
離島棲鬼「ソレゾレニコセイガアルノヨネ。――――エイッ」ポンッ
艦載機(離)「キ~」フワーン
空母水鬼「――――ハイッ」ポンッ
艦載機(空)「キー」パタパタ
赤城「簡単に出せるものなのですね…」
艦載機(空)「キ~キキ~」パタパタ ポフッ
瑞鶴「頭に乗ってる?」
翔鶴「はい。満足気ですよ?」
瑞鶴「なんだかペット見たい。艦載機の妖精さんと仲良くなるのかな?」
飛龍「ここで発艦していいなら出しますよ?」
提督「いいぞ。」
飛龍「では!ちょっと艦載機出すからびっくりしないでね~!」
ハーイ! ワカッタヨー!
飛龍「それ!」ブーン
翔鶴「このスペースに着陸を。」
飛龍「ここだよ~」
ブーン… パタパタ… カパッ