2023-03-19 20:36:44 更新

概要

艦これの二次創作SSとなっております。またオリジナル設定などを含むため苦手な方は以下略…
順次艦娘の方々を出し来ていきたいと思います。何か問題等があるような場合においては対処いたしますのでコメント等をいただけたら幸いです。
まさかのメイン5作目!過去作の内容が若干入っておりますが読まなくてもわかるよう努力はしているつもりです!
読んでいただけて大変うれしいです!更新は不定期となります。何分初心者なものご容赦ください。


前書き

2人のちょっと不思議な提督たちが特殊な環境に放り込まれも艦娘たちとドタバタしながら生活して行くというようなストーリー。今回はまさかの提督と女提督が不在!!さあ?どうなることやら…



失礼しま~す!衣笠さんです!こちら特殊鎮守府、艦隊調査保護局です。ここでは通常のお仕事だけではなく、解体となった鎮守府や悪い人たちから艦娘を保護したり、そのための調査を行うことも私たちのお仕事です!しかも司令官が2人いらっしゃったり、深海の方もいらっしゃるとっても不思議な鎮守府です!



青葉「よくできました!」ワシャワシャ



衣笠「犬か!やめい!」



青葉「お手!」



衣笠「青葉ぁ…なんで青葉がやらないの?」



青葉「大人の事情。」



衣笠「は?」



青葉「わかってください。大人の事情です」



衣笠「大人の事情って…おしえてよ~?」



青葉「それ以上いけない」ニカー



衣笠「ひぃ…」



青葉「では…本編どうぞ…衣笠…こっち来て…」ガシッ!



衣笠「いや!はなせ!力つよ!?引きずられて!?聞いただけでしょ!ねえってば!」



アオバハナシテ! キヌガササンガワルカッタ! ズリズリズリ… イヤァアアアア!




―――――――――――

――1128 執務室



叢雲「鈴谷。その資料取ってもらえるかしら?」



鈴谷「はいはい。」



叢雲「ありがとう。まったく…あの2人の書類の処理速度は半端じゃないわね…」



電「はいなのです…」



大淀「電ちゃん!そろそろ時間ですよ!」



電「もうそんな時間なのです!?」



鈴谷「出撃組の帰投だね~」



ガチャ!



加賀「ただいまもどりました。」

瑞鶴「たっだいま~」

古鷹「任務完了です!」



叢雲「お疲れさま。あれ?吹雪と三日月、暁はどうしたの?」



加賀「かすり傷ですが、一応先に入渠させました。」



電「了解なのです。加賀さんたちは怪我もなさそうなのでよかったのです!」



加賀「がいs」



瑞鶴「鎧袖一触よ」ドヤァ



古鷹「あはは!加賀さんさきこされましたね!」



鈴谷「でも、瑞鶴がそれ言うと軽い感じる…」



加賀「そうね。」フフフ



瑞鶴「ひっどーーーい!」



大淀「言葉が似合うように頑張ってくださいね?それでは後程、報告書お願いします。」



古鷹「了解です。それと提督さんたちって今日からでしたっけ?」



叢雲「そうね…健康診断と定期訓練。3日間の予定よ。」



電「その間、私たちが代行なのです。」



瑞鶴「がんばってねー!」



叢雲「ありがとう。」



鈴谷「あれ?今日と明日、演習組んでなかたっけ?」



電「そうなのです。女司令官さんからオーダーはもらってるのです!」



加賀「だれなの?」



叢雲「ええ…今日は祥鳳、榛名、鈴谷、皐月、三日月、文月よ。」



鈴谷「わお!鈴谷も入ってるんですけけど!?」



電「はい!頑張ってくださいなのです!」



鈴谷「がんばるよぉ…」



古鷹「お願いしますね?相手の提督さんの情報は?」



大淀「階級は少佐。なんか有名人みたいですよ?これ写真です。」



鈴谷・瑞鶴「「 ああ!この人!? 」」



加賀「知ってるの?」



瑞鶴「たしか…このあたりの雑誌に……これこれ!」



古鷹「海軍の情報誌……思い出しました!今年のイケメン提督ランキング1位の人です!たしか…PP鎮守府の人ですよね?」



叢雲「ふーん。」



電「はわわ…ほんとに1位なのです…」



鈴谷「たしか最近急上昇中で艦隊も相当らしいよ!」



瑞鶴「しかも実家は海軍とも提携してる開発企業の御曹司。」



叢雲「ふーん。」



大淀「あれ?興味なさそうですね?」ニコニコ



鈴谷「だって叢雲はねぇ…ていtムゴ!ふもふもくむふうう!(叢雲苦しい!)」



叢雲「はいはい!お昼食べて準備しましょう!」



大淀・電・加賀・瑞鶴・古鷹「「「 …… 」」」ニコニコ



叢雲「なんで無言で微笑みかけてるのよ!!」



オヒルニスルノデス! キョウノオヒルハナニカシラ? ニザカナタベタイナァ…



叢雲「なんで、スルーするのよ!ちょっと!…はぁ…鈴谷もお昼行くわよ…鈴谷?」



鈴谷「」チーン



叢雲「あ…鈴谷ぁアアアアアア!!!」




――1300 母港



鈴谷「ライバルを消しにかかる叢雲…」ニター



叢雲「だから、わるかったって…」



電「泥沼愛憎劇なのです…」ニコニコ



大淀「おお、こわいこわい!」ニコニコ



叢雲「3人とも私で遊んでない!?」



鈴谷・電・大淀「「「 否定はしない(のです)! 」」」



叢雲「あんたたちぃい…」



大淀「あ!きたみたいですよ!」



少佐「お待たせいたしまして申し訳ございません。PP鎮守府の提督の少佐です。本から演習を組んでいただきありがとうございます。」ニコリ



叢雲「こちらこそ、遠いところはるばるありがとうございます。■■鎮守府、提督代行の叢雲です。」



電「同じく女提督代行の電なのです。」



少佐「これはかわいらしいお嬢様方…そちらの提督と女提督様から不在の件はお話いただいてますので…」



大淀「大淀と申します。そちらの艦隊の方々は?」



少佐「あれ?…あのクズども…ま、これで…」ボソッ



叢雲「……」ピクッ



少佐「あ!いた!おーい!こっちだ!なにやってんだ!!」



扶桑「遅れて申し訳りません!山城の装備に不具合が出てしましまして…」



山城「いつものことながら…不幸だわ…」



少佐「ったく…これだから…まあいい。全員いるな?」



扶桑「はい。そろってます。」



少佐「よろしい。手間をかけさせるな。」



扶桑「失礼しました。」



叢雲「よろしければ演習の前にこちらで、そちらの装備の点検いたしましょうか?」



少佐「それはありがたい!お願いいします!」



扶桑「運びますね?」

山城「姉さま私も運びます!」



叢雲「助かります。では他の方々はこちらに。応接室でお待ちください。大淀。お願い。」



大淀「ではこちらに。」



少佐「それでは失礼して…お前たち迷惑かけるなよ!」カツカツ



電「皆さんこちらにどうぞなのです!」




――1330 工廠



明石「いらっしゃいませー!どうしたんですか?」



叢雲「こちら今日と明日の演習相手の方々。」



明石「明石です!よろしくお願いします!」



扶桑「代表としてご挨拶させていただきます。よろしくお願いいたします。」



山城「綺麗な工廠ね。」



明石「ありがとうございます!整ってないと間違えますからね…」



叢雲「演習前に装備の点検お願いできる?」



明石「そうでね…大体30分もあれば点検しときます!」



叢雲「わかったわ。その間、応接室にいるわね?」



明石「了解です!できたら無線で呼びますね~」



叢雲「おねがいね?」



明石「夕張!手伝って!」



叢雲「どこに向かって…」



ガタガタガタ!!!



扶桑・山城「「 きゃ!! 」」



明石「ごめんなさい…ちょっとそこどいてもらえますか?」



扶桑「は、はい!」



夕張「びっくりしたぁ…閉じ込められたかと思った…」ガチャ



叢雲「どこから出てきてるのよ…床下って…」



夕張「ここの地下はデータ管理室なんです!と言うか…この2人はどなた?」



叢雲「今日と明日の演習相手の人たちよ。」



夕張「そうですか!よろしくです!」



扶桑「よろしくお願いします!」



山城「よろしく。」



叢雲「では2人ともこちらにどうぞ?」




――1345 応接室



最上「綺麗だね?」



朝雲「そうね。」



山雲「そうね~…うちも、もう少し綺麗になればいいのだけれど…」



少佐「ああ?文句あんのか?おい。あるんなら言ってみろよ…」



山雲「い、いえ~…ありません。」



少佐「ならだまってろ。このウスノロ…」



満潮「……」チッ



少佐「満潮。」バシン!



満潮「きゃ!」バタン!



最上「満潮!!大丈夫?」



満潮「へ、平気よ…」



少佐「司令官に対して舌打ちした罰だ。」



最上「提督…」



少佐「なんだ?最上?文句あるのか?言ってもいいぞ?」パキパキ



最上「いいえ…ありません。」



少佐「そうか…とっとと座ってろ。俺のイメージが悪くなるだろ…」



電「失礼するのです!」コンコン



少佐「ほら。早くしろ……すいません!どうぞ!」



電「失礼するのです。お茶をお持ちいたしました!」



大淀「どうぞ?」コトッ



少佐「ありがとうございます!」



叢雲「30分ほどで点検が終わりますのでもうしばらくお待ちください。」



少佐「いや~。できたお嬢さんたちだ!うちも見習ってほしいものだよ…」



叢雲「……演習の際、指令室を準備しておきますので後程ご連絡いたします。必要なものがございましたら、私か電、大淀にお申し付けください。できる範囲でご用意いたします。」



少佐「ありがとう。」



叢雲「では、もうしばらくお待ちください。御用の際にはそちらのベルをお使いください。電、大淀、ちょっといいかしら?」



大淀「はい?」

電「はいなのです?」



叢雲「失礼します。」



少佐「はい。どうも!」ニコリ




――1350 執務室



叢雲「ごめんなさい。外にだれもいないわね?」



電「はいなのです」



大淀「ええ。」



叢雲「よし…川内?神通?いる?」



神通『今、川内と部屋にいますが?どうかされました?』



叢雲「すぐ、執務室来られる?」



川内「よんだ!?」



大淀「本棚の裏から!?」



神通「お呼びでしょうか?」



電「窓からなのです!?」



叢雲「どこから現れてるのよ…まあいいわ。大淀、電、さっき艦娘1人の頬が赤かったの気づいた?」



電「赤いのは気が付いたのですが…」



大淀「ええ…同じく…」



叢雲「おかしくない?片側だけ赤かった。それも人の手の大きさくらいに…」



大淀「…艦娘への暴力行為…」



叢雲「ええ…あまりの危険行為をとがめるのであれば問題は無いのだけれど…ここに到着時にはあれは無かった…しかし、今はある。その間危険な行為をする場所がない。というと…」



電「調査保護案件の可能性なのです…」



叢雲「川内、神通。少佐の監視をばれないように行ってほしいの。お願いできるかしら?」



川内「まかせて!」



神通「了解しました!」



叢雲「一応この調査用カメラで撮影もお願い…ただ盗撮と言う形となるから気を付けて…」



川内・神通「「 了解! 」」



叢雲「お願い。」



川内「じゃあね?」ガチャ!パタン!



神通「失礼します。」ガチャ!パタン!



大淀「この執務室どうなってるんですか?」



叢雲「気にしてはだめよ…」



電「何もないといいのですが…」



叢雲「とりあえず…いまはここまでにしておきましょう…」



明石『叢雲~?点検終了。いつでも大丈夫だよ!』



叢雲「了解!さて…まずは目の前の演習を頑張りましょう!」



電「はいなのです!」



大淀「了解です!」




――1410 演習場(入口)



山城「はぁ…もう演習なのね…それにしても装備がピカピカだわ…」



朝雲「明石さんが磨いてくれたみたいよ?」



山雲「軽くなったきがするわ~。」



扶桑「がんばりましょう。皆さん。」



最上「満潮、顔…大丈夫?」



満潮「ええ…いつものことだから…」



山城「満潮!さっきから顔を隠してたのって!また殴られたの!?」



満潮「気にしないで…」



山城「ごめんね…かばってあげられなくて…」



扶桑「ごめんなさい…」



満潮「なんで扶桑と山城が謝るのよ…2人だって日頃殴られてでしょ?」



扶桑「ですが…」



山城「文句言ってやる!!」



満潮「だめ!!」ガシッ!



山城「な!?」



満潮「言っても今度は山城が殴られるだけ!だから…」



山城「だけど!」



扶桑「山城…もう一度本部の憲兵に話してみましょう…最上と朝雲と山雲は殴られたりしてませんか?」



最上「うん。」

朝雲「大丈夫よ。」

山雲「大丈夫です~。」



扶桑「そう…」



山城「………」ギリッ



扶桑「今は耐えましょう…」




――1420 演習場(外野)



青葉「おお!あれがイケメン1位少佐ですか~。さすがにかっこいいですねぇ…」



衣笠「そうだね~」



夕立「なんだかあの少佐さんは嫌いっぽい…」



時雨「そう?優しそうな感じするけど?」



青葉「人それぞれですからね!」



衣笠「相手の艦娘さんたち出てきましたよ~」



時雨「おーーい!扶桑~!山城~!ほかの皆も~!」



夕立「知り合いっぽい?」



時雨「うん!」



衣笠「手を振ってくれてますよ!」



時雨「元気そう!」フリフリ



青葉「どういうお知り合いで?」



時雨「学校時代の実習班のメンバーなんだ!」



青葉「そうでしたか~。意外なところで会えましたね?」



時雨「うん!」



衣笠「さ~て…衣笠さんは演習判定の機材のチェックに行ってきますね~」



青葉「青葉は録画機材のチェックします!」




――1425 演習場(フィールド)



祥鳳「祥鳳です!本日はよろしくお願いします!」

榛名「榛名です。よろしくお願いいたします。」

鈴谷「鈴谷だよ。よろしく!」

皐月「ボクは皐月!よろしくね!」

文月「文月って言うの~。よろしくぅ~」

三日月「三日月です。お願いします。」



扶桑「扶桑です。よろしくお願いします。」

山城「妹の山城です。よろしくお願い致します。」

最上「最上です!お願いします!」

満潮「満潮よ。お願いするわ。」

朝雲「朝雲です!よろしく。」

山雲「山雲です~。よろしくお願いしますね~。」



榛名「あの~…」



満潮「はい?」



榛名「頬大丈夫ですか?」



満潮「き、気にしないで!ちょっと緊張で転んだだけだから!」



皐月「湿布か何かもらってこようか?」



満潮「大丈夫!こんなの平気よ!」



三日月「無理しないでくださいね?」



満潮「ありがと!」



叢雲『両方とも準備いいかしら?』



祥鳳「大丈夫です!」



扶桑「問題ありません!」



叢雲『了解。少佐様もよろしいでしょうか?』



少佐『いつでもいいよ。よろしくね!』



叢雲『それでは戦闘準備!…………1430演習開始!!』




――■■鎮守府側(フィールド西)



祥鳳「行きます!制空権確保します!」ブーン



皐月「ボクは中央に!三日月、文月!祥鳳の右舷と左舷のガード!」



文月・三日月「「 了解 」」



鈴谷「榛名さん!いくよ!」

榛名「了解しました!撃ちます!」




――PP鎮守府側(フィールド東)



少佐『作戦通りにやれ。いいな?失敗は許さない。』



扶桑「了解…」



扶桑「山城。索敵しますよ!」

山城「了解!」



最上「榛名さんと鈴谷さんが出てきた!満潮、出るよ!」

満潮「見えてるわ。行くわよ!」



朝雲「山雲!扶桑について!」

山雲「わかったわ~。」




――フィールド中央



鈴谷「やっぱり索敵来たね!でも…」ドーン!



榛名「こちらも砲撃します!」ドーン!



鈴谷「よっし!2機撃破!」



祥鳳『まだだめです!あと3機来ます!』



最上「満潮!撃って!」



満潮「わかってる!」ドーン!ドーン!



鈴谷「来てた!?あっぶな~…」



最上「そっちには行っちゃだめだよ!」ドーン!ドーン!ドーン!



榛名「鈴谷さん!」



鈴谷「当ってないよ!大丈夫!」



満潮「今よ!」



扶桑「合わせて!山城!」ガコン!

山城「もちろん!姉さま!」ガコン!



鈴谷「榛名!狙われてる!」



榛名「回避します!」



ズダダダダダダダ!!



扶桑「きゃ!」

山城「うわ!」



祥鳳『鈴谷さん、榛名さん。今のうちに体制を立て直してください。制空権は…確保しました!』



鈴谷「了解!」



榛名「鈴谷さん!左!」



朝雲「なめないでよ!」



鈴谷「おっと……中破しちゃった…ここは全力で逃げまーす!」ザー



扶桑「朝雲!お見事です!」



榛名「鈴谷さんは榛名の後ろに!…撃ちます!」ドーン!ドーン!



山城「届いてませんよ!」



鈴谷「榛名~ありがと~」



榛名「いえいえ!いまです!祥鳳さん!」



祥鳳『了解です!』



扶桑「砲撃は囮!?でも…当たりませんよ!」



山城「残念でしたね!」



皐月「どんどん撃つよ!」ドーン!ドーン!



最上「回避!」



満潮「ええ!」



皐月「まだまだ!」ドーン!ドーン!



最上「すごい撃ってくる……あれ!?祥鳳さんの周りの2人がいない!?」



満潮「扶桑!山城!山雲!」



文月「これでもくらえ~!」

三日月「えぇい!」



山雲「お2人とも!」ザー!



ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!ドーン!



山雲「うーん ちょーっと…」中破

扶桑「きゃぁぁぁ!?」小破

山城「私まで!?被弾!?弾薬庫に火は回ってない?」小破



三日月「文月お姉ちゃん!大丈夫ですか!?」ザー



文月「大丈夫!山雲さんのがちょっと当たっただけ。引くよ~!」小破




――演習場(外野)



暁「始まってるわね?」



青葉「おかえりなさい。遠征はいかがでした?」



初霜「無事完了です!」



熊野「全員無傷ですわ。こちらは…あら、鈴谷が中破判定ですわ…あの子ったら足を引っ張らないかしら?」



時雨「鈴谷さんなら大丈夫だよ!もう立て直してるし!」



青葉「相手さんもなかなかですね~…おっと…榛名さんが小破判定ですか…最上さんのが当たりましたね。」



初霜「あの、扶桑さんと山城さんって小破状態ですよね?」



時雨「そうだよ。すごいよね…小破状態でもあそこまで正確に射撃できてるもん。」



夕立「駆逐の人が抜け出してっぽい!三日月ちゃん気づいてない!」



青葉「皐月さんがかばいましたね…小破判定です。」



叢雲『演習終了!1510終了時刻です。勝敗判定は……引き分けです!』



暁「まあまあの結果じゃない?」



青葉「そうですね!」



夕立「時雨~。お仕事っぽい~」



時雨「間宮さんのとこいってもらってこようか?」



初霜「お手伝いします?」



時雨「大丈夫!演習の人たちに飲み物とか配るだけだから!」



初霜「何かあったら言ってくださいね?」



時雨「ありがと!」




――1520 PP鎮守府仮指令室




少佐「そろった?」



扶桑「はい。」



少佐「引き分けか……山城。」



山城「なによ…」



少佐「なに余計なとこで小破してんだよ!!」バシン!!



山城「きゃあ!!」バタン!



扶桑「山城!」ガバッ!



少佐「たっくよ…扶桑!お前も小破しやがって!」ゲシッ!ガスッ!



最上「やめてよ!」



少佐「うるせえ!!」バシン!



最上「つっ…」



朝雲「最上!…なんでいつもいつも殴るのよ!私達だって頑張ってるじゃない!!」



少佐「あ?あれでか?道具が生意気なこと言うじゃねぇよ!!」



満潮「あんたねぇ!!!」



少佐「どうする気だ?また憲兵に電話するか?いいぞ?無駄な努力だけどな?」



扶桑「なぜそれを!?」



少佐「教えねえよ!」ゲシッ!



扶桑「痛ッ…」バタリ



少佐「最高……話は戻るけど、やっぱりお前は不幸な艦娘だからなの?なぁ?山城?」グリグリ



山城「あああああ!」



山雲「あ…ああ…」ガクガク



扶桑「やめてください!お願いします!責任は私にあります!だから!」



時雨「失礼しまーす!お飲み物おもち…」



少佐「あ?」



時雨「何やってるんだよ…お前…」ギロッ



少佐「できの悪い艦娘をしつけてるだけど?」



時雨「その足をどけろ!!!」ガシャン!



少佐「めんどくせえ…そっちこそ武器おさめてよ。な?」



時雨「……」



少佐「どけないと…このまま山城の頭を踏みつぶしちゃうよ?」ギリギリ!



山城「あああああああ!!」



時雨「わかった!しまうから!やめて!」



少佐「そうそう!物わかりがいいね~…そういう子嫌いじゃないよ!」



時雨「……」



少佐「あのね?おれ憲兵の上層部にパイプあるから報告しても無駄だからね?もしこのことを誰かに言ったら…わかるよね…」



時雨「……」



少佐「返事!!」ギリギリ!



山城「ああああああああ!!」



時雨「わかったから!わかったから!やめて!!」



少佐「返事できたからやめてあげるよ。」スッ



時雨「大丈夫!?」



山城「だい、じょうぶ…」



少佐「そうだ…こいつらにお風呂かしてあげて!ほら俺の周りには綺麗なのしかいらないからさ!」



時雨「…みんな…行こう…」



少佐「とっととしろ!!このノロマども!!」




――1550 執務室



祥鳳「以上で報告書終わりです。」



叢雲「了解。お疲れさま!夜の食事会まで休んで?」



祥鳳「了解です。提督代理もがんばってください!」



電「ありがとうなのです。」



ガチャ! パタン!



川内「ちょうどよかった!」



電「今度は机の引き出しなのです…」



神通「他にもありますけど…見てください…」



祥鳳「お2人とも…え?」



川内「細かいことはあと!あの少佐ひどいよ!」



叢雲「ちょっとまって!祥鳳さん、事情はあとで話すから部屋の前で誰も来ないように見張っててもらえない?もし少佐が来たらノックを3回お願い!」



祥鳳「は、はい!では!」パタン



叢雲「いいわよ。」



川内「これ…」



アアアアア! ヤメテヨ! ウルセエ! ナニシテルンダヨ!………



大淀「これは…」



神通「演習の後に撮影しました…ひどいです…」



電「時雨ちゃんですか?」



叢雲「そうね…」



祥鳳「すいません!時雨が!向こうの扶桑さんたちといらっしゃいましたけど…」ガチャ



叢雲「すぐに入れてちょうだい!電は青葉に至急執務室に来るように連絡!」



時雨「入るよ!」



大淀「事情は把握してます!早く中へ!」



扶桑「失礼いたします。」



祥鳳「見張っておくのでご安心を!」パタン



電「ありがとうなのです!明石さん!聞こえてるのです?」



明石『はいはーい!なんですかー?』



電「救急手当の道具をもってきてほしいのです!」



明石『了解!すぐ行きます!執務室でいいですね?』



電「お願いするのです!」



時雨「叢雲!扶桑さんたちを保護して!」



叢雲「ええ。そのつもりよ。実はね…カクカクシカジカ…で監視させてもらっていたわ…」



朝雲「じゃあ…さっきのも…」



叢雲「ええ。映像として残ってる…でも…盗撮だから…証拠にはならない。」



青葉「お待たせしました~」ガラッ



電「川内さんたちと同じところから!?」



青葉「これ早くていいですな~あはは!で御用は?」



叢雲「ちょっとまってね…申し遅れました。私、提督代理兼、艦隊調査保護局の執行官の叢雲です。」



山雲「保護局?」



電「そうなのです。こういった案件を調査したり、被害を受けている艦娘さんたちを保護するのもお仕事のうちなのです。」



朝雲「でも…憲兵に何回も助けてほしいと連絡しても…取りあってもらえなかったわ…」



扶桑「ええ…」



時雨「どうやらあの少佐上層部にパイプがあるみたい…」



大淀「そうですか…しかし、元帥直属ですのでご安心を。」ニコッ



満潮「ほんとなの?」



明石「お待たせしました!どういうことですか?」ガチャ パタン



叢雲「あとで説明するわ。とりあえず軽く傷だけ見てもらえるかしら?」



明石「はい!じゃ山城さんからみますね?」



山城「ありがとう。」



叢雲「話は戻るけど、時雨も保護対象だったわ、」



最上「そうなの?時雨?」



時雨「うん!助けてもらったんだ!」



コンコンコン! スミマセン! ショウササマガイラッシャイマシタガ…



叢雲「ちょっとまって!今片づけるから!……そっちの本棚のうらに部屋があるからはいってて。明石さんも。」



時雨「わかった。」



ミンナコッチ… ガラガラ… ハイッテハイッテ… パタリ



叢雲「よし。どうぞ!お待たせしました!」



祥鳳「どうぞ!」ガチャ



少佐「お忙しいところ申し訳ないね…もう1つボードを借りられないかな?」



叢雲「ボードですね?後程お持ちいたしますので、お部屋でお待ちください。」



少佐「助かるよ~。どうもね!」ガチャ



祥鳳「では私はもう少し待ってますね?」



電「わかったのです!もうちょっと待っててほしいのです!」



祥鳳「わかりました。では。」パタン



叢雲「……………祥鳳…大丈夫?」



コンコン!



電「ばれなかったのですね…」



大淀「皆さんいいですよ!」



川内「意外といい部屋だね!」



最上「ありがとうございました。」



叢雲「いいのよ。それで話は戻るけどあなた方を保護対象にしようと思ってるのだけどいいかしら?」



山城「お願いするわ…」



扶桑「ええ…お願いします。」



時雨「ボクからもお願い!」



電「決まったのです!」



青葉「あの~…なんで呼ばれたのでしょうか…」



叢雲「あ…忘れてた…」



青葉「ひどい…」ウソナキ



叢雲「冗談よ。扶桑さんたちが暴行を受けたりして傷やあざがあったりしたら、そこの写真を撮っておきたいのだけれど…いいかしら?」



最上「いいよ。まず、山城からかな?」



山城「わかったわ。どうぞ。」



青葉「では失礼しますね…」パシャッ



山城「あとは…ここ…」ヌギッ



電「ひどいのです…」



青葉「撮りますね…」パシャッ



――10分後



青葉「撮影完了です。」



叢雲「……ただ捕まえるだけじゃぁねぇ…」



大淀「そうですね…どうしてやりましょうか…」



電「とりあえずこれから考えるのです。」



叢雲「そうね…ではみなさん。とりあえずお風呂でリラックスしてきてください!」



明石「お風呂ではがれてもまた貼りなおしたりしますので!」



神通「ではここからどうぞ?直接お風呂までつながってます。」ガチャリ



朝雲「天井から階段!?」



大淀「なんで変な改築されてるですか?」



川内「ここの設計、女提督さんがしたらしいよ?」



電「納得なのです!」



満潮「ここの提督が2人いるのも変わってるけど…鎮守府自体が変わってるのね…」



叢雲「うちの司令官達が一番変わってるかもね…」ニコニコ



大淀「その提督に恋しちゃってる叢雲さんも変わってるってことですか?」ニコニコ



叢雲「なにを言っちゃってくれてるの!?///」



扶桑「うふふふ」ニコニコ



山城「不幸だわ…(叢雲が)」



叢雲「早くお風呂いきなさーーーーい!」



祥鳳「何かありましたか!?」ガチャ!



叢雲「ご、ごめんなさい!なんでもないわ!」




――1800 食堂



大和「少佐様?どうぞ?」



少佐「ありがとう。いや~美人さんにお酌してもらえるとは!」



大和「まあ…お上手で」



少佐「ここの提督さんたちは幸せ者だね~」



大和「そうですか?」



少佐「うちのはどうも幸薄な感じでさ…イヤになるよ…」



大和「皆さん頑張ってらっしゃるんですから…」



少佐「さあね…ちょっと失礼?…お嬢様方?僕に何か御用かな?」



村雨「い、いえ!雑誌にのってた人だなぁって…」



初春「うむ。写真で見るのと実物は違うものじゃな…」



少佐「実物はどうだい?」



村雨「かっこいいです!」



少佐「ありがとう!」



初春「うむ。まあまあじゃな。」



少佐「これはこれは!(こいつ…)」



――――――――――――



那智「最上も元気そうでなによりだ。」



最上「那智さんもお元気そうで!」



吹雪「お知り合いですか?」



那智「ああ…昔な…ちょっと痛い話だがな…」



最上「あれは仕方ないですよ…」



高雄「何があったんですか?」



最上「学校時代に運動場からの帰り道にぶつかちゃってね…」



那智「転んだ拍子に私は首をひねってしまってな…しかし、最上は後頭部を打ち付けてしまって2週間目を覚まさず、3週目も終わりかけたころようやく目を覚ましたんだ。」



高雄「そんなことがあったんですか…今は大丈夫なんですか?」



最上「はい。今は後遺症も何もなく過ごしてます。」ニコッ



吹雪「よかったですね~…もしもっとひどかったら…」



那智「取返しのつかないことになっていたな…すまなかった…」



最上「気にしないでください!元気なんですから!」



響「話が進んでるようだね。飲み物とおつまみ持ってきたよ。」



那智「おお!ありがとう。響。一緒に飲むか?」



響「いいのかい?」



最上「もちろんいいですよ!」



響「じゃあせっかくだから合席させてもらうよ。」



吹雪「じゃあ私のとなりどうぞ?」



高雄「とりあえず乾杯しましょうか!響ちゃんが持ってきてくれたお酒もありますし!」



響「皆の分ついどいたよ。はい。どうぞ。」



那智「ありがとう!よし!」



最上「はい!」



吹雪「では!」



那智・最上・吹雪・高雄・響「「「 かんぱーい! 」」」ゴクリ!



那智「!?」

最上「か!?」

吹雪「!?!?」

高雄「ケホッ!」



響「みんなどうしたんだい?」



吹雪「何ですかこれ…や、焼ける…」



響「ウォッカだよ。いいやつ部屋から持ってきたんだ。」



那智「先に…言ってくれ…」



高雄「きついですわ…」



最上「おいしいですね…」



那智「最上!?」



響「そうかい?ではもう一杯。」



最上「ありがとうございます!いただきます……おいしい!」



響「よかった。」



那智「最上平気なのか!?」



最上「はい!全然平気です!」



吹雪「そ、そうですか…」



那智・吹雪・高雄((( 絶対に酒豪だ… )))




―――――――――――



朝雲「おいしいわね!山雲!」



山雲「そうね~。おいしいわね~。」



夕立「お料理の追加っぽい~」



朝雲「もしかして…夕立?」



夕立「朝雲っぽい~」



山雲「知り合い~?」



朝雲「学校の時の演習の時1回ね。久しぶり。誰だかわからなかったわ…」



夕立「ひどいっぽい~!」



朝雲「ごめんごめん!」



雷「は~い!新しい飲み物よ!」



山雲「ありがと~。こんなにおいしいごはんは久しぶりね~」



朝雲「こら!山雲!」チラッ



山雲「ごめんなさ~い。」



夕立「そういえば満潮がいないっぽい?」



朝雲「あれ?どこ行ったんだろ?」



雷「あれそうじゃないかしら?島風ちゃんと話してるわ。」



夕立「満潮ちゃ~ん!島風~!こっちで一緒にお話するっぽい~」



島風「よんだ?」



満潮「なにかしら?」



朝雲「せっかくだから皆で食べながら話そうと思ってね!」



満潮「そうね。私、飲み物もらっていいかしら?」



雷「何がいいかしら?お酒?」



島風「私、オレンジジュース!」



満潮「私もそれでお願いするわ。」



雷「了解したわ。」トクトク



山雲「そういえばここの提督さんたちってどんな人~?」



夕立「いい2人っぽいよ~。出撃から帰ってくるとナデナデしてくれるっぽい!」



朝雲「へぇ~…」



島風「でもちょっとしたことで口喧嘩初めて、叢雲に怒られるのが名物。」



満潮「名物になるほど!?」



雷「やるときはやるのよ?はいどうぞ!司令官は腕っぷし強くて武器の扱いもお手の物。女司令官は頭が良くて、奇妙だけど的確な作戦を立ててくれるの!」



山雲「べた褒めね~」



夕立「そっちの少佐さんだってイケメンっぽい!」



満潮「顔だけよ…あんな奴…」



朝雲「そうよ…」



島風「??」



山雲「そ、そういえば~!このご飯はどなたが作ってるのかしら~?」



雷「間宮さんよ?」



朝雲「間宮さんいるの!?いいな~!」



イツモツクッテクレルッポイ! ジャアコレゼンブ? ソウヨ! ヤイノヤイノ……




―――――――――――



榛名「先ほどはありがとうございました!」



扶桑「こちらこそありがとうございます。」



山城「あなたもなかなかやるわね。」



榛名「ありがとうございます。姉妹そろっての出撃っていいですよね?」



扶桑「そうね。呼吸が合いやすいし。何より私のことを理解してくれているから助かるわ。」



山城「姉さまぁ」



榛名「仲がほんとによろしいですね!」ニコニコ



山城「榛名さんは金剛型ですよね?この間別の鎮守との演習の時に他の3人の方とお会いしましたよ?」



榛名「そうですか!お元気そうでよかったです!」



扶桑「そういえば…そこの金剛さんが『最近手紙送っても戻ってきちゃうデース…』ていってましたよ?」



榛名「あ…そうでした…いろいろ忙しくてこちらの住所を移したことを伝えるの忘れてました…」



扶桑「聞いていいのか迷うのですが…保護されたってことでしょうか?」



榛名「はい!ここの艦娘の方々はほとんどが保護されてそのままここに配属になった方々ですよ?」



山城「本当だったんだ…」



榛名「なぜそれを?」



扶桑「時雨から聞きまして…」



榛名「そうでしたか。」



山城「時雨が幸せそうでよかった。」



扶桑「そういえば叢雲さんや電さんたちが見当たりませんね?」



榛名「きっと執務室だと思います。明石さんや夕張さんも見当たりませんから…明日の演習の準備や皆さんの装備点検してくれてると思います!」



山城「至れり尽くせりだわ…」




―――同時刻 執務室



電「集まれそうな人だけ集まって来てもらったのです。」



叢雲「集まってくれてありがとう。大和さん、そっちに少佐はいる?」



大和『いらっしゃいますよ。何か動きがありましたら通信いたしますね?』



夕張「さてと、どういうことでしょうか?」



電「とりあえずこの映像をみてほしいのです…川内さん。お願いするのです。」



川内「かけるよ~」



アアアアア! ヤメテヨ! ウルセエ! ナニシテルンダヨ!………



加賀「暴力ですか…」



赤城「ひどいです…」



衣笠「時雨大丈夫だった?」



時雨「うん平気」



叢雲「保護しようと思うのだけれど?」



祥鳳「賛成です。」



叢雲「保護するのは明日と明後日のうちにと思うのだけれど…どうかしら?」



青葉「そうですね。扶桑さんたちがこちらにいるうちにですよね。司令官さんたちへの連絡は?」



電「連絡は入れたのですが…まだ返信が来ないのです…」



夕張「提督達抜きでやるってことですね?」



叢雲「そうね。でもやるしかない。みんな協力して!」



一同「「「 もちろん! 」」」



赤城「何から始めますか?」



衣笠「元帥に連絡入れといた方がいいんじゃないですか?」



皐月「それは必要かもね」



叢雲「そうね。そうしましょう」



衣笠「じゃあ今連絡入れてみますね?もしもし、本部ですか?衣笠です…はい…」



明石「ただ捕まえるのも、いやですね…少し痛い目にもあってもらわないと…」



川内「やっちゃう?」シャキン!

神通「構いませんよ?」シャキン!



暁「だめよ!ちゃんと捕まえなきゃ!!」アセアセ



大淀「そうです。暗殺はだめです。」



川内「じゃあ、夜戦?」



神通「夜戦って…どうするつもりですか…」



叢雲「夜戦…ねぇ…」



時雨「保護するにも証拠も集めないと…この映像は使えないし…」



青葉「跡やあざの写真は撮りましたが…」



電「その写真は使えるのです。でも、艦娘が出撃中に受けたものだと主張されてしまえば…だめになっちゃうのです…」



皐月「やっていたことを言わせるとかできないかな…」



加賀「日記とかあれば…」



祥鳳「あとは音声記録とかですね…」



衣笠「すみません!今夜2100に会議しようと言ってますが大丈夫ですか?」



叢雲「いいわ!」



衣笠「了解です!では後程…」



明石「あれ?少佐って今日ここ泊まるんですよね?」



夕張「会議中入ってこられたら…」



青葉「お酒のませてグデングデンにさせちゃったらどうです?」



叢雲「様子聞いてみるわ。大和さん。聞こえる?」



大和『失礼しますね?…はい。聞こえてます。どうされました?』



叢雲「少佐ってお酒強い感じ?」



大和『いえ…そこまでは…今はほとんど。お酒は最初だけです。今は飲んでません。』



雷「じゃあ、響お姉ちゃんに言って飲みやすいお酒いっぱいのませてほしいのです」



大和『了解しました。』



電「お願いするのです。」



大和『わかりました。響ちゃん!ちょっといいかしら…』



明石「響ちゃんは、お酒詳しいですからね」



大淀「そして強い…」



電「姉妹の中でずば抜けてるのです。それより作戦なのです…」



叢雲「まずは2100までに情報を集めましょう。少佐については青葉、衣笠、夕張でお願い。」



青葉・衣笠・夕張「「「 了解! 」」」



叢雲「扶桑さん達には保護の件は伝わっているはずだから、会議前に写真以外の証拠を聞いてみましょう。」



一同「「「 了解! 」」」



明石「とりあえず少佐の部屋と仮指令室に小型カメラとか小型録音機等の設置もしておきます?」



電「おねがいするのです!」



大淀「夜間などは1時間交代くらいで見回りをしたらどうでしょうか?会議中や非常事態のためにも」



加賀「そうね。しておいた方がいいと思うわ。」



時雨「みんな…ありがとう!」



叢雲「何言ってるのよ。時雨も執行補佐官なんだから、頑張りましょう。ね?」



時雨「うん!」



明石「ではでは。川内と神通はカメラつけるの手伝って?」



川内・神通「「 はい! 」」



皐月「作戦内容はどうするの?」



叢雲「どうしましょうか…」



電「あれを参考にしてみるのです!」



叢雲「ああ、あれ!」



電「あれなら何か書いてありそうなのです!」



明石「あれってなんですか?」



電「女司令官さんの作戦ノートなのです。」



青葉「それならいい案がでてきそうですね!」



暁「会議の時、扶桑さんたちも参加してもらった方がいいんじゃない?」



電「その方がいいかもしれないのです。」



夕張「そういえば、最近リコリスさん達どうしたんですか?」



叢雲「今、元の深海の基地に帰ってるわ。」



赤城「なぜですか?」



電「野暮用と言っていたのです。」



青葉「いつ頃帰ってくるんですかね?もし、初合わせしたら大変じゃないですか?」



大淀「たしか…今日の2230には帰ると言ってましたね。」



明石「その点は大丈夫です。改築の後、私と夕張、女提督さんで専用の通路作っときましたから!」ブイ!



夕張「ぜーーーーったいに見つからないと思います!」フンス!



祥鳳「なら安心ですね?」ニコニコ



叢雲「そのころ出迎えに私と電で行ってきた方がいいかしらね?」



電「そうするのです。」



大淀「1843ですか…そろそろ私たちも食堂に戻りましょう。」



電「見回りの組み合わせは考えて、会議の後に報告するのです!」



叢雲「何か質問のある人!……………ないなら解散!行動開始!」



一同「「「「 おーーーーー!! 」」」」




――1913 食堂



叢雲「班分けはあれで大丈夫よね?」テクテク



電「大丈夫なのです。」テクテク



叢雲「大和さん。お疲れさま。あれ?少佐は?」



大和「酔いつぶれて、とりあえずあちらのソファに寝かせてあります。」



電「グッジョブなのです。」



明石「部屋の準備できましたよ~」



叢雲「手伝いありがとう。とりあえず部屋にぶち込んどきましょう。」



大和「わかりました。では私運びますね?」



叢雲「私も行くわ。電。あとのことお願い」



電「わかったのです!」



叢雲「少佐!起きてください!少佐!」



少佐「ん?ああ…叢雲さんか…おはようございます。何時ですか?」



叢雲「1920です!だいぶお飲みになられましたね?」



少佐「うん。おいしかったからつい…すまないけど…」



叢雲「部屋の準備が出来てますのでお連れします。」



少佐「ありがと…よいしょ…そうだ…おい!扶桑!」



扶桑「はい…」



少佐「0000に部屋。わかった?」



扶桑「……はい…」



叢雲「…行きますよ!」テクテク



少佐「お願いします…うう…」テクテク



大和「こちらに…」テクテク



電「……行ったのですね……まず…響お姉ちゃん。カクテルを作るのをやめるのです…」



響「なぜだい?」カシャカシャ



電「周りを見るのです…」



熊野「いいですの?鈴谷!大体あなたは思わせぶりな態度を取ってですね!?聞いてます!?」グデ~ン



鈴谷「聞いてるけど飲みながらの説教はやめてよ~…」



初霜「初春さん!大丈夫ですか?」



初春「うむ…少し…休ませてほしいのじゃ…」



瑞鶴「赤城しぇんぱい!食べ過ぎれす!」グデ~ン



赤城「ええと…まだ6杯しかお替りしてませんよ?」



夕立「ぽわぽわするっぽい~」グデ~ン



時雨「夕立?ここいいよ?」



山城「私ってさ…不幸の星の元に生まれてしまったのよ…きっとそうなのよ…」グデ~ン



最上「山城さん!そんなことないですよ!お水飲んでください!」



響「なにか変かい?」



電「酔ってる人が多すぎるのです!」



響「そういわれても…大和から言われて飲ませてたら、他にも飲みたいって人たちが出てきただけだよ?だから、みんなの分を作ってお替りしたい人にはお替りをあげただけ。」



電「何を作ったのです?」



響「ルシアン」



電「響お姉ちゃん。アウトなのです…」



暁「響!電!」



電「暁お姉ちゃん!?なんなのです!?」



暁「アナタ達の姉なの!そこわかってる!?」グビグビグビ



響「気にいったんだね。よかった。」



電「よくないのです…響お姉ちゃん…暁お姉ちゃんをどっかにやっておいてほしいのです…」



響「了解。行くよ、暁。」



電「あと2100から会議がるのです。なるべく参加できるように酔いをさましておいてほしいのです。」



響「わかった。」



ワタシハレディー! ワカッタカラ。 ガヤガヤ……



電「皆さん!聞いてくださいなのです!大事なお話があるのです!」



文月「なに~?」



電「2100から大きい方の会議室で会議なのです!なるべく全員参加です!酔いがひどい人は無理に参加しなくても構わないのですが、なるべく参加してほしいのです!」



リョーカイー! 2100ネー! ガヤガヤ…



那智「電。何の会議なんだ?」



電「会議の時お話するのです。」



那智「わかった。」



電「扶桑さん?ちょっとよろしいのです?」



扶桑「はい。なんでしょうか?」



電「扶桑さんたちも大会議室での会議に参加してほしいのです。大丈夫なのです?」



扶桑「ええ。構いません。」



電「その前にお聞きしたいこととかがあるのでこの後、大会議室でお話を聞かせてほしいのです。」



扶桑「わかりました。」



電「行くときにおよびするのでそれまでお待ちくださいなのです。」



扶桑「はい。お願いします。」



電「こちらこそなのです!」



叢雲「お疲れさま。どうなった?」



電「会議前に扶桑さんたちからお話を聞くことにしたのです。」



叢雲「了解。話を聞くのは…電と大淀、私、あと時雨でいいかしら?」



大淀「大丈夫だと思います。」



電「とりあえず私たちも軽くごはんを食べるのです。」



大淀「そうしましょう。腹が減ってはなんとやらですよ?」




――2010 大会議室



電「ご足労をおかけするのです。」



山城「大丈夫よ。」



叢雲「そういってもらえると助かるわ。」



大淀「少佐は…寝てます。」



満潮「監視してるの?」



電「はい。これなです。」



朝雲「赤外線…寝てるわ…」



叢雲「早速なのだけれど…少佐から受けたことを記録してるものとか持ってないかしら?」



大淀「例えば…日記、音声データ…」



扶桑「ありません…」



満潮「あるわ…」



電「何があるのです?」



満潮「私の日記、と映像データ…でも…映像は…あんまり…見せたくない…」



山城「どんな映像?」



満潮「……扶桑の……少佐のパソコンに入ってた…」



扶桑「……あれ……ですか?」



満潮「……うん…」



扶桑「ありがとう。満潮。私は大丈夫だから。ね?あるならお渡しして?」



満潮「いいの?」



扶桑「ええ。」ニコリ



満潮「…はい。」



叢雲「では、預かるわ…この中に入ってる映像は限られた人以外には見せない方がいいかしらね…」



満潮「そうして。お願い。」



叢雲「ただ、元帥に内容を言わないといけないの。とりあえず元帥直属の鳳翔っていう人がいるからその人には確認してもらうことになるけどいいかしら。もちろんプライバシーには配慮するわ。」



扶桑「大丈夫です。ありがとうございます。」



満潮「日記は、2100に持っていくわ。それでいい?」



電「ありがとうなのです。大丈夫なのです」



叢雲「他にあいつの弱みになりそうなことは…」



山雲「父親に弱いわ~。」



大淀「どういうことですか?」



朝雲「そうね…前に父親から電話が来たとき、今までにないくらい緊張していたわ。」



叢雲「そう…」



最上「本当に大丈夫かな…疑ってるわけじゃないんだけど…さ…上層部とのパイプがさ…」



大淀「そうですね…そっちのあぶり出しの方も考えないと…」



叢雲「そうね…あと、0000に少佐から呼ばれてたみたいだけど…何があるの?」



扶桑「その映像と同じことです…」



叢雲「まだ見てないから言うのもなんだけど…行かなくていいわ。ほっときなさい。」



扶桑「でも…」



大淀「こちらでどうにかしますのでご安心を!」



山雲「じゃあ…少佐を気にせずゆっくり寝られるってことかしら~?」



叢雲「ええ。休んでちょうだい。夜に見回りもする予定だから。」



朝雲「ありがとうございます!」



電「もう、扶桑さんたちに手出しさせないのです!」



大淀「そうですね!」



叢雲「いい考えがあるわ。また明石さんに頼まないといけないけど…」



大淀「大丈夫でしょう。もしもの時は全員で。」



扶桑「本当に…なんと言ったらいいのか…」



叢雲「いいのよ。まだ、時間はあるわね。ここでおしゃべりでもしてましょうか?」



電「そうするのです!」



満潮「聞いてもいいかしら?」



大淀「どうぞ?」



満潮「ここには改や改二装備の人っていないわよね?なんで?」



叢雲「改?改二?なにそれ?」



大淀「あれ、聞いてませんでしたか?提督と女提督が戻られたら装備等の支給するとおっしゃってましたが…」



電「何も聞いてないのです!初耳なのです!」



叢雲「私もよ。」



大淀「そうですか…まあ、そういうことです。」



叢雲「なんでもいいわ。任務に支障がなければ。」



山城「ちなみに、姉さまと私は改装備よ。演習の資料に書いてなかった?」



叢雲「あ!この改ってそういうことなのね!やっとわかったわ!」



最上「もしかして…今まで気づかなかったの?」



叢雲・電「「 はい(なのです)! 」」



扶桑達((( ほんとに大丈夫なのかなぁ… )))




――2100 大会議室



叢雲「何だかんだで全員いるわね。では、会議をはじめます!川内、神通少佐の監視お願いね。」



川内・神通「「 了解! 」」



衣笠「じゃあ元帥につなげるね?」



叢雲「お願いするわ!」



元帥『諸君!遅くに集まってもらってすまない!』



叢雲「敬礼!」



艦娘「「…」」ビシッ!!



元帥『ありがとう!楽にしてくれて構わない。で、どうしたんだ?』



叢雲「司令官と女司令官が不在ですが…保護の案件が生じまして…緊急の保護を行いたいと考えております。」



元帥『提督と女提督は、まだ定期訓練中だ…戻るのは早くて明後日の午後だったな…仕方ないな。お前たちだけでやれそうか?』



叢雲「何とかします。そこでなんですがまだ経緯を知らない者たちもおりますので初めから説明させていただいてもよろしいでしょうか?」



元帥『わかった。とりあえず提督と女提督への報告はこちらでするからな。』



叢雲「ありがとうございます。あと鳳翔さんも一緒にお願いいたします。」



鳳翔『元帥のお隣にいますから大丈夫ですよ。』ニコニコ



叢雲「感謝します!では、始めましょう。」



電「まず経緯からお話するのです。実は………カクカクシカジカ………なのです。そこで保護することとなりました。」



叢雲「よって対象はこちらにもいらっしゃいます艦娘、扶桑、山城、最上、満潮、朝雲、山雲の6名!被疑者、PP鎮守府少佐!」



元帥『まて!いまPP鎮守府と言ったか!?』



電「はい。その通りなのです。」



元帥『……そうか……続けてくれ。』



叢雲「では…証拠はある程度はそろっています。しかし、私たちの職務上、怪我などは職務上のものなど、言いがかりにより効力がなくなる危険性もあります。そこで本人からの自供も手に入ればと考えています。」



電「しかも、何度も扶桑さんたちは憲兵に助けを求めていますが…上層部にパイプがあるとのことらしく、もみ消されているそうなのです。」



元帥『……』



時雨「ボク、聞いたんだ!本人の口から!」



叢雲「そうね…」



元帥『よいかみんな…』



電「はいなのです!」



元帥『その少佐を逮捕したければ本人の自供は必須だ。もちろんその録音も。』



叢雲「どういうことです?有名人だからなのです?」



元帥『それだけではない…そやつの親が問題なのだ…知っている者もいるだろうが、その少佐は海軍と兵器部門で提携している企業の御曹司だ。上層部にパイプがあるのもわかる。』



叢雲「わかりました。」



元帥『パイプの件についてはこちらで調査して衣笠に連絡する。よいか?』



衣笠「わかりました。」



電「おねがいするのです。」



元帥『うむ。そちらは任せるよいな?』



叢雲「はい。了解しました。」



元帥『それで、証拠は何があるか把握しておきたい。』



電「被害写真、日記、あとは映像があるのです。」



叢雲「その映像の確認なのですが…」



元帥『わかっている。わしは調査を始める。報告は鳳翔。頼んだ。』



叢雲「映像はプライバシーに配慮したいので確認の間、皆は楽にしていて。鳳翔さんお願いします。」



鳳翔『了解しました。』



衣笠「じゃあ流しますね…ここ押せば叢雲さんと向こうの画面にしか流れないようにしてありますから。音声はイヤホンに…」



叢雲「ありがとう。電。じゃあ…」



電「はいなのです。」



ポチッ ヤア!フソウ!ワカルナ? …ハイ… パサリ… イイナガメダ…ナ! バシン!

キャア! ソウソウ! バシン!バシン! イタイ! オネガイシマス!モウ…コンナコト! ウルセェ!……



鳳翔『もういいです。確認しました。配慮して取り扱うことをお約束します。』



叢雲「ありがとうございます。」



鳳翔『そのデータはそちらで保管しておいてください。』



叢雲「了解しました。」



鳳翔『ほかに元帥に伝えたいことはありますか?』



電「大丈夫なのです。」



鳳翔『わかりました。何かあったらすぐに連絡くださいね?協力できそうなことは直ぐに手配いたしますので。』



叢雲「ありがとうございます。」



鳳翔『ではみなさん!お願いします!』プツン



電「とういうことなのです。皆さん!ご協力お願いするのです!」



リィウカーイ! ショウコツカンデヤル! ドウシテクレヨウカシラ?ガヤガヤ…



扶桑「ありがとうございます!皆さん!」



PP艦娘「「「 ありがとうございます! 」」」



叢雲「さて…実はちょっと前から青葉と衣笠、夕張でお願いしていたんだけど情報は何かある?こちらでは父親に弱いという点と言う情報は入ってるわ。」



青葉「まず青葉から報告しますね!過去に女性に対する暴行で訴えられたことがありましたが…訴えが取り下げられていたことがあることがわかりました。お金で解決したみたいです。」



皐月「ほんとにクズだね…」



青葉「そのお金の出どころは親が出したとのことです。その時父親は大変お怒りでその女性の前に連れてきたとき少佐の顔ははれていたそうです。また父親も土下座しながら謝罪したとのことです。」



高雄「まぁ…」



青葉「ちなみに軽く両親については、夕張さんからお願いします!」



夕張「はい!母親は早くに死別。12歳から父親との暮らしだそうです。あと父親の方はさっきも元帥閣下らのお話の通りです。しかし、少佐と違い常識人でむしろ女性の地位向上を推進している方らしいです。以上です。」



衣笠「あともう1つ!噂程度ですが…整形疑惑があります。あくまで噂ですが…」



叢雲「ありがとう。ある程度の情報は集まったのだけれど…その父親も使いたいわね…そうだ、明日の演習予定って何だった?」



大淀「ええ…午前中は懇談会と基礎訓練、午後は1400と2000から演習です。」



電「2000…あのノートの作戦が使えそうなのです!」



叢雲「もしかして…『誰もいなくなった』作戦だっけ?あれは…艦隊の作戦じゃなくて集団暗殺の作戦じゃなかったかしら?」



吹雪「あのー…叢雲さん?いま…なんと言いました?」



叢雲「暗殺…」



吹雪「物騒ですよ!?」



電「暗殺はしないのです!ただ…こんな作戦どうですか?」



――10分後



電「…………どうなのです?」



サンセイ! イイネ! ヤッテヤロウヨ! ガヤガヤ…



電「どうやら決まりなのです!」



叢雲「じゃあ!最終確認!さっきの内容でいいと思う人は挙手をお願いします!」



艦娘全員「「「 はい! 」」」



電「決定なのです!演習メンバーは明日報告するのです。明日はここに0825に集合でお願いするのです。」



叢雲「協力お願いします!それでは一端解散しますが、見回りの件での組み合わせは各自の端末にすぐに送信しておきます。衣笠、さっきの件元帥に連絡をお願い。」



衣笠「明後日の0900でいいよね?」



叢雲「いいわ。お願い。」



夕張「衣笠さん!さっきの噂、もうちょっと調べてもいいですか?」



衣笠「いいけど…あんまり情報ないかもですよ?」



夕張「大丈夫です。ちょっと気になることがありましたので。と言うことでいいですか?」



電「お願いするのです。」



衣笠「了解~。早速手配しちゃいますね~」



明石「カメラですが、今は少佐さんの部屋と仮指令室だけですけど…これから設置するのは主要な場所以外はダミーでいいですよね!」



電「大丈夫なのです!」



明石「了解。人でもお借りしちゃいますよ?



叢雲「問題ないわ。」



明石「どうも!空母の方々と戦艦の方々…あと重巡の方々もお手伝いお願いします!工廠の方にいったん来ていただけますか?」



加賀「了解しました。赤城さん行きましょう。」



赤城「はい!瑞鶴さん?大丈夫ですか?」



瑞鶴「うん。とりあえず…」



祥鳳「無理しないでくださいね。」



大和「お水お持ちしましょうか?」



瑞鶴「ちょっとほしいかも…」



加賀「あなたって子は…」



那智「大和、大丈夫だ。私のをやる。」



瑞鶴「ありがと~……よし!いける!」



古鷹「お仕事頑張りましょう!」



青葉「カメラですか~…いいですね~…」



鈴谷「どさくさに紛れて変なもの仕込まないでよ?」



熊野「まあ…悪趣味ですわ…」



青葉「ひどくないですか!?そんなことしませんよ!この間、古鷹さんのお風呂上りをちょっと撮った蔵になにかあったような…」



古鷹「とぼけても無駄です。青葉……やっぱり撮ってましたねぇ…」ガシッ



青葉「だって被写体が艶やかで!もうこれは撮るしかないと!古鷹さんの美しさを世に出さなくてはと!ほんのり濡れた髪に鎖骨から流れる水滴!それに……」



古鷹「もうやめて!それ以上はやめてぇええ///」



フルタカガマッカダゾ? イワナクテイイデスヨ~! ホントダ~ アオバァ!



叢雲「なるべく静かにね!」



電「あははは…なのです…扶桑さんたち大丈夫なのです…みんなやるときはやるのです…」



山城「少し…不安だわ…」



朝雲(あ、不幸じゃないんだ…珍しい…)



叢雲「まあ、通常運転ね…うん…」



電「扶桑さんたちの部屋は寮の方へ移させてもらうのです。寮へはカードキー式で少佐は入れないのです。」



叢雲「そうね。その方がいいわね」



満潮「安心だわ。」



電「全部、司令官さんたちがやってくれたのです。」



山雲「いい司令さん達なのね~…うらやましいわ~。」



叢雲「ええ。さて、夕立に時雨。扶桑さんたちを各部屋まで案内してあげて。」



夕立「了解っぽい!」

時雨「わかったよ!」



叢雲「もう1つ。あと1時間くらいしたら来てもらいところがあるのだけれど…いいかしら?」



朝雲「大丈夫よ!どこ?」



電「時雨ちゃんと、夕立ちゃんに案内してもらってほしいのです!」



夕立「了解っぽい!それじゃそれまで部屋で休んでるっぽい!」



川内「ねえねえ。私たちは?」



神通「このまま監視でいいですか?」



大淀「お願いはしますが、少し休んできてください。私が変わってますので。」



間宮「私は皆さんのお夜食作っておきますね?川内さんと神通さんも何か作りますので食堂の方へ!」



電「ありがとうなのです!」



神通「ありがとうございます!川内、いきましょう。」



川内「じゃあよろしく!」



大淀「はい。お任せください。」ニコリ



初霜「あのー!私たちはどこかのお手伝いした方がいいですよね?」



電「じゃあ、警邏以外の人は間宮さんのお手伝いに回ってほしいのです。」



叢雲「皐月と三日月はリコリスたちの迎えに付き合ってほしいわ。」



皐月・三日月「「 了解! 」」



吹雪「最初の警邏は私と…島風ちゃんか。島風ちゃん!行きましょう!」



島風「了解!レッツゴー!!」



暁「さあ!行くわよ!」



雷「何つくるのかしら?」



響「ボルシチでもつくろうかな…」



初春「初霜よ!わらわたちも向かうぞ!」



初霜「はい!そうしましょう!」



文月「じゃああたし達も!村雨~!」



村雨「了解よ!」



電「2156なのです!迎えに行っちゃうのです?」



叢雲「そうしましょう。じゃあ大淀ここの鍵お願いしてもいいかしら?」



大淀「はい!私は執務室の方にいますので。」



電「ありがとうなのです。」




――2234 地下・深海艦専用入り口



電「司令官さんたちってすごいのです…作戦を考えて、作戦の配置まで考えて…」



皐月「そのうえプランBとかCとかまで考えてるんでしょ?きっと。」



叢雲「ええ…作戦がうまく行くか…今、不安で仕方ないわ。ものすごいプレッシャーよ…これに耐えているのであれば、あの2人…やっぱりすごいわ。」



三日月「大丈夫ですよ。皆で力を合わせればですよ!」



叢雲「そうね…」



ザパーン!



飛行場姫「タダイマ!」



ル級「アラ、オムカエ?アリガト」



皐月「お帰り!」



南方棲鬼「コレ、オミヤゲ!」



電「ありがとうなのです!あれ?リ級さんとレ級さんはどうしたのです?」



飛行場姫「ソノウチクル。アト…」



叢雲「あと?」



レ級「タダイマ!」



リ級「タダイマ…ネエサンタチ…コッチ」



三日月「姉さんたち?」



叢雲「ま、まさか…」



ザパーン!ザパーン!



離島棲鬼「ココナノネ?コンバンハ。」



戦艦棲姫「フーン…イイトコジャナイ?」



叢雲「……」

電「……」

皐月「……」

三日月「……」



飛行場姫「ドウシタ?」



叢雲「あの…確認なんだけど…敵?」



離島棲鬼「アナタタチシダイヨ?」



戦艦棲姫「フツツカモノデスガヨロシクネ?」



電「報告なのです…司令官さん達になのです…」



皐月「じゃあ!仲間だね!」



三日月「とりあえず場所をかえましょうか?」



ル級「ニモツハ、ワタシガハコンドクワ。」



叢雲「あ、ありがとう。とりあえずこっちへ…」



戦艦棲姫「ドウモ~!」



レ級「アハハハハハハ!」




――2245 寮地下・深海艦談話室



叢雲「さてと。まず自己紹介をお願いします。」



離島棲鬼「離島棲鬼ヨ。ヨロシク。」



戦艦棲姫「戦艦棲姫トイイマ~ス!ヨ・ロ・シ・ク!」



叢雲「ええ。自己紹介ありがとうございます。はい。」



電「リコリスさん。どのような事情なのです?」



飛行場姫「ココノコトハナシタラ…」



戦艦棲姫「キイテルウチニ、ココニキタクナッタノヨ!」



離島棲鬼「ソノトウリヨ。アナタタチノ海域デ、敵対スルヒツヨウガナイノハ、ワカッテイタカラ。リコリスタチモイルコトダシ、イッショニクラセナイカト。」



三日月「では、ここで?」



南方棲鬼「許可デル?」



叢雲「まあ、うん。仮でならいいんじゃないかしら?」



電「確定はまだ出せなのです。それでいいのであればなのです」



ル級「アッサリネ?」



叢雲「だってねぇ…『おお!また深海の人が仲間にるのか!』とか…」



電「『やった!やっほ~!』とか言い出すに決まってるのです!」



皐月「うん。言うね。」



三日月「敵より仲間の方がいいです。」



離島棲鬼「アリガトウ。」



戦艦棲姫「ヤサシクシテネ?」



叢雲「はいはい。と言うわけで、部屋とかはリコリスに任せるわ。」



飛行場姫「リョウカイ。」



電「さて、こちのお話をするのです。」



ル級「ナニカアッタノ?」



叢雲「実は……」



―――――――――――



叢雲「…と言うこと。」



離島棲鬼「コレガ、リコリストカガイッテタ別ノオシゴトナノネ?」



飛行場姫「ソウ。」



叢雲「それでなんだけどね……カクカクシカジカ…………話は以上。協力してくれる?」



飛行場姫「ワカッタ。」



戦艦棲姫「ワタシモヤッテイイノ?」



電「協力してくれると助かるのです!」



離島棲鬼「イイケド。マサカ艦娘ノタメニ、ウゴクヒガクルトハネ…」



レ級「アバレルゾ!アバレルゾ!」



皐月「レ級はいつも楽しそうだね?」



レ級「アハハ!三日月モ!アバレルゾ♪」



三日月「え、あ、はい!あばれるぞ♪…これでいいですか?」



戦艦棲姫「カワイイ!」ギュー



三日月「あわわ!」



叢雲「仲がよろしいことで。これならなんとかなりそうね。」



電「そろそろ。扶桑さんたちを呼ぶのです?」



叢雲「そうね?夕立。時雨。地下の談話室のところまで連れてきてもらえるかしら?」



時雨『了解!すぐ行くよ!』



――5分後



時雨『連れてきたよ!』コンコン



叢雲「入っていいわ!」



夕立「皆帰って…あれ?増えてるっぽい!」



時雨「ほんとだ!今晩は!」



南方棲鬼「コンバンハ!」



離島棲鬼「オジャマシテルワ。」



戦艦棲姫「ド~モ~!」



扶桑「え??」

山城「………」

最上「なんで!?」

満潮「!?!?」

朝雲「は?」

山雲「あら~…」



満潮「武装展開!」ガコン



電「その必要はないのです!」



満潮「敵をかばう気!?」



叢雲「敵じゃないわよ。」



最上「満潮。とりあえず武器を収めて、話を聞こうよ。」



扶桑「そうしましょう?」



満潮「……わかったわ。」



皐月「とりあえず、ボク達の仲間の深海艦の人たちです!たった今2名追加されたけど!」



飛行場姫「ヨロシク。」



山城「ここはなんなの?」



リ級「ワタシタチノ…ダンワシツ。」



山城「いや!ちがう!この鎮守府はどうなっているのって話よ!」



叢雲「まあ。うん。おかしいわよね?でも、これが普通だからねぇ?ねぇ?時雨。」



時雨「そうだね…変わってるけど…仲間だからね!」



ル級「オチャイレテキマスネ?」



三日月「お手伝いします。」



ル級「アリガトウ。三日月。」



朝雲「もしかして…住んでるのかしら…」



レ級「ソウ!アハハハ!」



山雲「あははは~…」



夕立「リコリスたちも作戦に参加するっぽい?」



叢雲「そうよ。事情はすべて話してあるわ。」



扶桑「そうなんですか!?」



電「やっぱりあれには現実味がある方がいいのです!もちろん模擬弾は使うのです!」



南方棲鬼「マカセテ!」



扶桑「そ、そうですか…よろしくお願いします!」



叢雲「と言うわけで作戦の確認をしようと思うのだけれど…ル級と三日月が戻ったら始めましょう!」



ル級「オマタセシマシタ。ソチャデスガ…」



三日月「どうぞ。」



最上「ありがとうございます!」



満潮「……」



飛行場姫「シンパイ?」ニコニコ



満潮「ええ。まだ信用できない。」



山城「満潮…」



離島棲鬼「ヤルキナラ、トックニヤッテルワヨ。」



満潮「ほら!見なさい!」



離島棲鬼「デモヤラナイワヨ?ダッテココ、床暖ハイッテルモノ!!!!」



満潮「は?」



離島棲鬼「ワタシ、床暖ハジメテ!サイコウ!アッタカクテ…ネソウ…」ゴロン



戦艦棲姫「ネナイデ!」



皐月「ネコか!」



満潮「……」フルフル

扶桑「……」フルフル



朝雲「み、満潮?」

山城「姉さま?」



満潮「あはははは!私が馬鹿だった見たい!あははは!」

扶桑「私も…限界です!」クスクス



戦艦棲姫「アネガ…モウシワケナイデス…」



電「そっちが姉なのです!?」



満潮「あ~…笑った!でも変なことしようとしたら本気で撃つわよ?」



飛行場姫「ドウゾ。ブイ。」



皐月「あの~そろそろ作戦の話した方がよくない?2300になっちゃうよ?」



叢雲「そんな時間!?じゃあ話始めるわね!!それでなんだけど……」



―――――――――――――



扶桑「了解しました!お願いします!」



飛行場姫「ハイハイ!」



リ級「オシゴト…ヤル。」



叢雲「これでこちらの準備は完了ね。」



明石『明石で~す。設置完了です。』



電「ありがとうなのです。」



間宮『お夜食できてますよ~!食堂に取に来てくださいね~!』



叢雲「各自休んでもらって構わないわ。お疲れさま!ありがとう!」



明石『いえいえ。また明日!』



間宮『皆さんの分ありますので終わりましたらもっていってくださいね?そういえば深海艦の方たちはどうしましたか?』



叢雲「ここにいるわ。」



間宮『食べますか?お送りしますよ?』



南方棲鬼「タベル!タベル!」



間宮『うふふ。聞こえました。お送りします。そちらにいくつお送りします?20個でいいですか?』



飛行場姫「ウン!ダイジョウブ!」



間宮『では、エレベーターで送りますね?』



ウィーーーーーン!ガコン!



レ級「トドイタ!」



リ級「オイシソウ…」



ル級「器ハ、アラッテカラオカエシシマスネ。」



間宮『ありがとうございます!では私もお休みさせていただきます!お先に失礼します!』



電「お疲れさまなのです!」



叢雲「私達も退散しましょうか?」



夕立「おにぎりもらって時雨と警邏に行っぽい!」



時雨「その前に扶桑たちを部屋に案内しないとね。」



山城「お願いするわ。」



皐月「ボクはここで時間来るまで深海の人たちと話してるよ。いい?」



三日月「私もそうしたいです!」



ル級「イイワヨ!」



戦艦棲姫「モチロン!オハナシシマショウ!」



叢雲「了解。明日は0825に大会議室で作戦の最終確認するからリコリスたちはテレビでつなげてね?」



飛行場姫「リョウカイ!0825ネ!」




――0102 少佐宿泊部屋



少佐「ああ…飲み過ぎた…どの子を誘ってみようかな~…それにしても扶桑…こねぇ…1時間も待たせて…」



――さらに1時間



少佐「なんで来ねえだよ…あの女…あぁ…イライラする…」



―――さらに30分



少佐「なんでこねぇんだよ!!くそアマ!!」ガツン!



コンコン



少佐「は、はい!」



神通『ドア越しに失礼いたします。軽巡の神通です。いかがなさいましたか?大きな物音が聞こえたもので…』



少佐「い、いや!なんでもない!ただ夢見が悪くて落ちただけだ!」



神通『お怪我はありませんか?』



少佐「大丈夫!そうだ!君はこんな時間までどうしたんだい?」



神通『お客様がお泊りのため、安全のため警邏をしようと言うこととなりまして。その警邏中でございます。』



少佐「そうなのか。」



神通『少佐さんは特に有名人ですので…常にだれかが警邏していますので…』



少佐「わざわざありがとう!」



神通『では、警邏の方に戻らせていただきます。』



少佐「どうも!…………今日はあきらめるか…明日にしよ…はぁ…イラつくな!」



コンコン!



川内『少佐さん!何事かありました!?』



少佐「大丈夫です!心配ありません!警邏お疲れさまです!(おとなしくしてよ…)」




――翌日

――0825 大会議室



叢雲「おはようございます!」



艦娘「「「 おはようございます! 」」」



電「懇親会時の最終確認なのです。演習の内容については後程なのです。だけどその前に…皆さんにご報告なのです!」



叢雲「深海艦のメンバーが増えました!」



ワーオ! ホントニ!? コンドハドンナヒト!? ガヤガヤ…



戦艦棲姫『ドーモ!戦艦棲姫デース!』



離島棲鬼『離島棲鬼ヨ。』



ヨロシクー! ゴスロリ!? カワイイ! ヤイノヤイノ!!



電「今晩の作戦にはこの2人も参加してくれるのです。よく覚えておいてほしいのです。」



艦娘「「「 はーい! 」」」



叢雲「じゃあ、確認をはじめます。まず……」



――5分後



電「以上なのです。質問は何のです?」



叢雲「無いようなら今日の演習メンバーを発表します!」



電「……無いようなので発表するのです!1400演習!加賀、瑞鶴、高雄、初春、初霜、島風なのです!」



加賀「了解よ。足を引っ張らないようにね。瑞鶴。」

瑞鶴「わたしかい!?まあ、頑張るわ!」

高雄「お任せを!頑張りましょう!」

初春「うむ。わらわに任せておけ。」

初霜「了解です!私だって頑張っちゃいます!」

島風「はーい!駆け抜けるよ!!」



電「次に2000演習なのです!メンバーは、川内、神通、青葉、夕立、時雨、村雨なのです!」



川内「夜戦だーーーーー!!いやっほぉ!!」

神通「了解しました。川内。うるさいです。」

青葉「夜戦ですか~…楽しみですね~…」

夕立「夜の夕立は怖いっぽいよ?」

時雨「そうだったね…ボクも本気だしちゃおうかな…」

村雨「夜戦喜んでる人たちばかりだわ…」



叢雲「お願いします!特に夜戦演習のメンバーは作戦通りに!」



夜戦組「「「「 了解! 」」」」



電「みんなで頑張るのです!扶桑さんたちもご協力をお願いいたしますのです!」



扶桑達「「「 よろしくお願いします! 」」」



――0900 



少佐「みんなおはよう!今日もよろしく!」



叢雲「それでは、朝礼をはじめます。本日の予定は、午前は懇談会、午後が2件の演習です。各自お願いいたします。」



電「報告が2件あるのです!1件目は0426ごろ、不審者を鎮守府周辺で見かけたという情報があったので注意してほしいのです!」



叢雲「そのため、緊急に防犯カメラを設置いたしました。」



少佐「防犯カメラ?もしかして仮指令室にも?」



電「少佐様の宿泊部屋以外にはすべてなのです。用心に越したことはないのです。」



叢雲「少佐様の安全のためにも、ご理解ください。」



少佐「わかったよ。宿泊させてもらってる部屋にはないんだね?」



叢雲「ございません。しかし、その分夜間は交代で警邏を行わせていただくことにいたしました。ご了承ください。」



少佐「そうだったね。頼むよ。」



電「はいなのです。もう1件は鎮守府近海で深海艦の反応があったらしいのです。特に夜戦演習は海洋上で行うため緊急の際には扶桑さんたちにもご協力をお願いするかもなのです。」



少佐「わかったよ。いいな!お前ら!!」



扶桑達「「「 了解 」」」



叢雲「私達も出撃の可能性がありますのでその時は少佐、指示をお願いします。」



少佐「わかった。」



電「以上なのです!それでは食堂で朝食後、懇親会なのです!担当のかたよろしくなのです!それでは解散なのです!」



少佐「さて…行くかぁ…」



瑞鶴「少佐さん!少佐さん!」



少佐「おお!瑞鶴ちゃんじゃないか~!今日もかわいいね~!」



瑞鶴「ありがとうございます!懇親会の時、お話聞いてもいいですか?」



少佐「いいとも!」



瑞鶴「あと、何人かで質問攻めになるかもしれないですけどよろしくお願いします!」



少佐「おてやわらかにね~?」



瑞鶴「失礼します!」



少佐「はいはーい!…………扶桑。なぜ来なかった。」



扶桑「もうあんなことはこりごりです。いい加減にしてください。」



少佐「貴様!上官に向かって!」



明石「いや~。扶桑さん昨晩はありがとうございました!」



扶桑「あら、明石さん!いえいえ!」



明石「すいませんね…総出で防犯カメラ手伝ってもらっちゃって!」



扶桑「いえいえ。少佐の安全も考えなければなりませんから。」



明石「少佐さん?扶桑さんに昨晩何か御用でしたか?」



少佐「な、何でもないよ!大丈夫!」



明石「扶桑さん達も行きましょう!少佐?扶桑さんたちお借りしてきますね~」



扶桑「失礼いたします。」



少佐「どうぞ~…」



叢雲「少佐様?行かれないのですか?」



少佐「あ!はい!行きます!」




――0930 食堂



山城「そうね…戦艦としては脇を固めておいてもらえると安心できるわね…」



大和「そうですよね!あと索敵も必要になります!偵察機ってどうですか?」