《キャラクター紹介》

水奈月セイヤ 《想いを力に変える程度の能力》

本作の主人公。幻想学園高等学校2年生。誰よりも霊夢達の事を想い行動するが基本的には面倒臭がり屋で人には興味を示さない、だが頼られたり話し掛けられたりすれば普通に喋ったり相談に乗ったりする。

霊夢達の悪口や危害を加える者は男だろうが女だろうが関係無しに排除または潰そうとするという残虐な二面性を持っている、普段は根暗と思われる程大人しく、信頼出来る大人などにはキチンと敬語を使う。霊夢達には自分の本当の想いを余り話さないがさとりがいる所為で効果は薄いご様子。意外にも料理が得意で妖夢曰くお店を開けるくらいの腕前らしいが自分が作った料理を美味しいとは思わない所為で自分では余り作らない。お酒にとても弱くアルコールを摂取すると《堕天使モード》（幽々子命名）へと性格が変わり自分が普段想っている事を霊夢達に行動で示す。霊夢達を護る手段としてレミリアの父親、ブラド・スカーレットから紅魔流抜刀術を習っている為常人よりも高い身体能力を誇る（肩が異常に強く野球選手並、だが見た目はモヤシ…）コンプレックスは童貞な事と男友達が少ない事

趣味・読書と音楽鑑賞 嫌いな事・退屈な事

博麗霊夢 《主に霊感が強い程度の能力》

セイヤの幼馴染その1で幻想学園高等学校2年生、基本真面目で勉強、スポーツを卒なくこなし他の者からも信頼されている。博麗神社の巫女さんで小さい頃から母の霊菜に悪霊や妖怪などを退治する為の訓練を受けていた。セイヤは初恋の相手で幼稚園の頃から想いを寄せていたが、中学生に上がる時にセイヤの父親の仕事の都合で隣町に引っ越してしまってからは魔理沙と共に仕方なく中学校に通っていた様子…高校に上がる前に魔理沙と共にセイヤに再開して外見は少し変わってしまっていたが優しい所は変わっていない事を知り惚れ直す事となった。お金が大好きで校内では守銭奴巫女霊夢などと呼ばれていたりいなかったりしている。実際にはお金なんかよりもセイヤ達と過ごす時間の方が何億倍も大切に思っているが決して口には出さない。頑固な部分もあり一度決めた事は必ずやり遂げようとする強い信念と真っ直ぐ突き進む強い意志を持ち合わせている。

趣味・天気のいい日に縁側でお茶を飲む事 嫌いな事・悪霊・妖怪退治（最近は平和なのでご機嫌♪）

霧雨魔理沙 《主に周りを明るくする程度の能力》

セイヤの幼馴染その2で幻想学園高等学校2年生、面白い事や楽しい事が大好きな活発系女の子。セイヤと霊夢とは幼稚園の頃からの幼馴染でこの関係をとても大切に思っている、高校に上がってセイヤと霊夢を自分が作った部活《誰かを助け隊》に入部させ自ら部長、もとい団長を務める。勉強が大の苦手で入学試験も霊夢に徹底的に叩き込まれてようやく入学出来た程である、その反面運動は得意でセイヤの投げる速球を初見で受ける程の運動神経を持ち合わせている（覚醒咲夜やスーパー女子高生アリスには劣る）一つ年上のパチュリーとは因縁のライバルの様な物で顔を合わせれば結構な確率で喧嘩になる（喧嘩する程仲がいいを字で行く）セイヤの事は小さい頃から悪友として接していたが小学生の頃自分が男子に虐められた時に身を呈して護ってくれた時に好きになった。仲間意識も強く皆の事を引っ張って行こうとする強いリーダーシップを持つ。

趣味・面白い事、楽しい事 嫌いな事・暗い空気、雰囲気

十六夜咲夜 《主に鼻血を出す程度の能力》

誰かを助け隊の最初に入った部員で幻想学園高等学校2年生、レミリアに小さい頃に言われた《完全で瀟洒な人間》を目指して日々精進してるがレミリアやフランに弱く彼女達の可愛い仕草や甘い言葉を掛けられると信じられない位の量の鼻血が噴き出す。品行方正で男子からの人気も高く人気投票でも上位に食い込む程の人気ぶり、頭も良くレミリアの次に頭が良い、レミリアやフランによく要らない事を言うセイヤの所為で《無駄無駄無駄ぁ！モード》と《覚醒咲夜モード》を習得してしまった。セイヤの事は皆に対する優しい所、誠実だがどこか抜けている所などに惹かれ想いを寄せる形になった（他にも色々あるらしい）異性に対してどうアプローチしたら良いのかよくわからない為に普段は冷静だが予想外の行動に弱く顔を真っ赤にしてしまうウブな一面も持っている。

趣味・お嬢様や妹様を撮影・観察する事です！

ナイフコレクション（宝物はセイヤがプレゼントしてくれたアンティークナイフ） 嫌いな事・ お嬢様や妹様、そして皆さんに不快な想いをさせてしまう様な事

レミリア・スカーレット 《主にカリスマ（笑）の欠片も無い程度の能力》（何よそれ！？）

誰かを助け隊に2番目に入った部員で幻想学園高等学校2年生、小さい頃から父親、そして母親に厳しく躾けられていた為友人の咲夜や美鈴、パチュリーと遊ぶ事も余り出来なかったが高校に上がって暫くしてからセイヤに家族や友達の在り方を説いてもらってこの運命を変えて欲しいと願い、セイヤの努力の甲斐あって本当の家族、そして友人を手に入れた。セイヤが身を削ってまで自分を助けてくれた姿を見て惹かれ、好意を寄せる事になった。異性を好きになる余裕も無かった為アプローチの仕方が大胆かつ極端である（小説を参考に実行している）将来はスカーレット財閥を継ぐか継がないか迷っているが1番の夢はセイヤのお嫁さんになる事らしい。容姿端麗で頭脳明晰だが妹のフランが大好きな、超が付く程のシスコンでもある。今はこの関係が心地良いのでセイヤとの関係を進展させたいという気持ちと皆で笑い合っている今の現状…どちらが自分にとっての幸せなのかを考えて絶賛葛藤中である。

趣味・読書、美味しい紅茶を飲む事 嫌いな事 ・皆に嫌われる事

アリス・マーガトロイド 《主に人形を操る事が出来る程度の能力》

誰かを助け隊に3番目に入った部員で幻想学園高等学校2年生、演劇部と掛け持ちで誰かを助け隊に入部したのだが肝心の演劇部には余り顔を出さず幽霊部員状態である。普段は笑顔が眩しい可愛らしい女の子なのだが怒ると黄金色の闘気を纏い《スーパー女子高生》なる物に姿を変える。勉強も出来て容姿も優れている為やはり男子からの人気も高い、入部の切っ掛けになった幻想幼稚園の演劇で台詞を忘れてしまった所セイヤの機転のお陰で持ち直した事に感謝していると共にその時のセイヤの演技が忘れられずモヤモヤした様な気持ちを抱いていたが1年間セイヤ達と過ごして優しく誰かの為に自分を犠牲にしても護ろうとする姿に惹かれ好意を寄せる形になった。いつも人形の上海ちゃんを持ち歩き週末には子供向けの人形劇を行っている（月に2回程の頻度で）

趣味・人形作り、人形集め 嫌いな事・悲しい事や痛い事

古明地さとり 《心を読む程度の能力》

占い学部在籍の幻想学園高等学校2年生、1年生の頃自分の心を読んでしまう能力が昔のクラスメイトの所為でバレてしまいクラスメイトから酷い虐めを受ける事になるがセイヤがクラスメイト、もといそれに関係していた者を病院送りにした事で虐めは解消された、その事を深く感謝すると同時にセイヤに言われた「好きだ」という一言に胸を打たれ好意を寄せる事になる。1年生の頃は無口で無関心、クラスでも孤立していたが、この一件があってから自分も変わろうと思い積極的に皆に話掛け今の様な関係に至っている。小説を書くのが趣味でセイヤやレミリアに読んでもらい感想を言ってもらって今後の作品作りに役立てている。レミリア同様重度のシスコンで妹のこいしも乾いた笑いをする程である。趣味・読書、小説執筆 嫌いな事・虐めやそれに関連する事全般

魂魄妖夢 《主にみょんwみょんwする程度の能力》（馬鹿にしてるんですか！？斬りますよ！？）

剣道部在籍の幻想学園高等学校2年生、霊夢程では無いが霊感が強く自分の隣には人魂が居るなどとみょんwな事を言っている、剣術の修行に余念が無く自分よりも後から剣術を始めたセイヤに負けたのが悔しいと思う時期があったのだが「これは力の無い俺があいつらを護る為のたった一つの手段だ…」という言葉を言われたのを切っ掛けに師匠と呼ぶようになるがセイヤには断固拒否された。男子顔負けの剣道の腕前で今年は全国大会へ出場したいという目標を持っている。セイヤへは強い好意を寄せていて魂魄家の女の子が13の時に添い遂げたいと思う者に送る《魄念珠数》をプレゼントした、最初は迷っていたが自分や霊夢達の為に傷だらけになっても護り抜こうという強い意志と誰にも心配を掛けまいと奮闘する熱い心に惚れ直し渡す事を決意した。趣味・剣術の修行、幽々子様のお世話 嫌いな事・曲がった事や卑劣な事

紅美鈴 《武術を嗜む程度の能力》

あらゆる運動部を掛け持ちする幻想学園高等学校2年生、自分の実家で親が《紅闘流》と呼ばれる武術を教えているからか身体能力が高くスポーツ全般が得意である。特に水泳が得意で全国大会にも出場する程の実力を持っている、その為どの部からも未だに勧誘が来る程の人気っぷりである。（容姿も優れている為余計に）性格は優しく落ち着きがあり何方かというと身長の所為もあってか歳上に見られてしまい初対面には大人の女性だと思われてしまう事が多々あるらしい。セイヤへ好意を寄せてはいるが他の者よりもまだ心の整理がついておらず困惑している、それでも霊夢達同様セイヤの真っ直ぐな意志に感銘を受け、決して見た目通りの人間では無いという事を理解している。

趣味・武術の鍛錬、水泳やその他のスポーツ全般 嫌いな事・誰かを傷付ける様な行為やそれに関連する全ての事

秦こころ 《主にお面を付け掛ける程度の能力》 （それ…褒めてるの…？）猿

帰宅部の幻想学園高等学校2年生、普段は女のお面を付けているがその時の感情によって付けているお面を変える（嬉しい時は福の神、怒った時は般若、哀しい時は姥、楽しい時は火男、困った時は猿、驚いた時は大飛出、真剣な時は狐、泣く時は蝉丸）1年生の頃に自分が作っていた《希望の面》をセイヤに手伝ってもらった、基本無口で感情をお面で表現する為友達も少なかったがセイヤに「こんな俺で良かったら…側に居てやるよ…」という一言に惹かれ好意を寄せる事になり日々誰かの為に奮闘するセイヤを見て更にその想いが強くなっていった。和菓子作りが得意で昔から一緒に暮らしているお婆ちゃんに習っていた為その腕前はプロの和菓子職人レベルである、セイヤに喜んで貰ってからやる気に火が付き今では殆どの和菓子を作る事が出来る様になった。

趣味・お面作り、和菓子作り、楽しい事 嫌いな事・1人ぼっち、悲しい事

フランドール・スカーレット 《花瓶などなら簡単に壊す事が出来る程度の能力》

誰かを助け隊に4番目に入った幻想学園高等学校1年生、明るく活発的な女の子でレミリア・スカーレットの実の妹、1年生男子からの人気は現在断トツのNo.1である。魔理沙同様楽しい事や面白い事が大好きでそういう事には積極的に参加するがその反面、退屈な作業や面倒くさい事は苦手、見た目や性格に相反して勉強が得意で入学試験でも主席で合格、新入生代表の挨拶を任されるなど結構な優等生である。セイヤへ想いを寄せる事になった切っ掛けはレミリアの家庭の問題に首を突っ込んだ時に一目惚れをした様子、その後一緒に居る時間が増えて更にその想いが強くなっていった。将来はレミリア、セイヤと3人で仲良く暮らしたいと思っており、父親のブラド・スカーレットにいつその事を話そうか機会を伺っているご様子。

趣味・可愛い人形を集める事 嫌いな事・退屈な事、面倒くさい作業

古明地こいし 《色々無意識に行動する程度の能力》

占い学部在籍の幻想学園高等学校1年生、古明地さとりの実の妹でさとり同様特殊な能力があり、無意識的に何かをしたり言ったりする事があるらしい（稀な事らしいので詳細は不明）見た目や年齢に反して大人な一面を見せる事があり歳上すら驚かす程の意見や言葉を言う事がある。見た目は可愛らしい、性格も大人しく勉強も出来る為同級生だけでなく先輩男子のハートをも掴む程。セイヤとはまだ出会って間も無いが優しく、強く、熱い心を持っている所にどんどん惹かれていっている。姉のさとりが大好きで休日も何も用事が無い時は姉妹で遊ぶ事が多いらしい、男性は何方かと苦手な方でセイヤ以外には余り心を開かないらしい（フランやチルノ、そしてルーミア談）時々セイヤと自分の甘い妄想をして自分の世界に籠る事があるらしいがこれも詳細は不明。

趣味・皆と楽しく過ごす事 嫌いな事・皆が悲しい顔をしている事

〜物語の狭間〜

セイヤ「あーもう無理！疲れた！」ポイッ

チルノ「ちょっとぉ！あたい達の紹介がまだだよ！？」

セイヤ「もう無理だわ、早く本編進めようぜ？」

ルーミア「それは流石に酷過ぎるのかー！」

パチュリー「想いを力に変えられるんでしょ！？頑張りなさいよ！」

セイヤ「※出来る事と出来ない事があります。ご注意ください。………これで良いですか？」

幽々子「これ出来ない事の内に入っちゃうの！？」

セイヤ「いや、単純に気力の問題ですね…」

紫「それ位の気力振り絞りなさいよ！ほら頑張って！」

萃香「私達の扱いがぞんざいだぞセイヤー！」ガー

セイヤ「そんな事言ったって…もう既に5000文字超えてるんですよ？キャパオーバーになるんで次回！乞うご期待！！という事で穏便に」まぁまぁ

鈴仙「何が次回！乞うご期待！！…よ！」

てゐ「あんまり馬鹿にしてると痛い目に合わすよ？」

輝夜「私なんてまだまともに自己紹介もしてないのよぉぉおお！？」うわーん

セイヤ「学校では何度か会ってるだろ？」

輝夜「本編に書かれなくちゃ意味無いじゃないの！！」

永琳「……さっきから気になっていたのだけれど…君、本当にセイヤ君？」

セイヤ「な、何言ってるんですか〜…俺は俺ですよ？永琳先生」あはは

霖之助「本当かな…」近づき…

セイヤ「キモッ！？」ビクゥ

霖之助「っ！！？？」ガーーーン！

全員「えっ！？」

セイヤ「あ……いや…」汗ダラダラ

チルノ「どうやら偽物みたいだね…」

ルーミア「本物のセイヤは何処なのかー！」

セイヤ「…バレちゃあしょうがないですね」バッ！！

全員「っ！？」

作者「どうもー作者でーす！おっはー！いや…今の時間だと今晩はだな…」むむ

パチュリー「だ、誰？」

幽々子「わ、分からないわ…」

作者「まぁ特に話す事も無いんで早速本編進めようか…」スッスッ

紫「ちょ、ちょっと待ちなさい！」

萃香「私達のキャラ紹介をキチンとやってからにしろぉ！！」

作者「無理でーす☆それじゃあ電源OFFにしますねー…せーのっ！！」

全員「まっ！！」

プツン…

作者「ふぅ………始まるよ☆」ビシッ！

空想ランドゲート前

霊夢「さぁて！皆、心の準備は良いわね？」

魔理沙「もちのロンだぜ！」

咲夜「この時の為に色々頑張って来たんですから！」

レミリア「そうね！張り切って行きましょう！」

アリス「おー！！」

さとり「何でセイヤはそんなに傷だらけなのよ…」

妖夢「何かあったんですか？」

美鈴「何故か紫先生達がセイヤの事を…」

セイヤ「身に覚えが無いんだがな…」ボロボロ

こころ「特に理由の無い暴力がセイヤを襲ったの！？」般若

セイヤ「ありがとなこころ…優しくしてくれて…」ほろり

こころ「///」テレテレ 福の神

魔理沙「皆！フリーパスは持ったか！？」

セイヤ以外全員「はーい！」火男

セイヤ「へーい…」

魔理沙「それじゃあ……突撃だぜぇぇえええ！！」ダダダダダダダダダダッ

セイヤ以外全員「おーーーーー！！」火男 ダダダダダダダダダダッ

セイヤ「このノリには…付いて行けませんね…」スタスタ

遊園地敷地内

セイヤ以外全員「ｷﾀ━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━!!!」火男

セイヤ「駄目だこいつら…」はぁ

魔理沙「早速ジェットコースターに行こうぜ！」

セイヤ「最初からクライマックスじゃねぇか！」

霊夢「そんな細かい事気にしないで行くわよ！」ガシ

アリス「そうそう！最初からクライマックスでも良いじゃない」ガシ

セイヤ「分かったから離せぇぇ！」ズルズル

レミリア「ジェットコースターなんて久し振りだわ！」キラキラ☆

咲夜「私もです！ここのジェットコースターは他の物とは桁違いらしいですよ！」スタスタ

さとり「それは楽しみね、早く行きましょう」スタスタ

美鈴「確か途轍もなく高い所から落ちるとか…」

妖夢「こころもほら、行きましょう！」

こころ「うん♪」火男

ジェットコースター乗り場

魔理沙「そ、想像以上だぜ…」

霊夢「た、高いわね…」

アリス「ひえぇぇ…」

セイヤ「ふぁあ…」ぐしぐし

レミリア「セイヤは余裕そうね…」

咲夜「き、きっと強がってるだけですよ！」

美鈴「それよりも2人1組をどうやって分けますか？」

さとり「勿論皆でじゃんけんをして勝った人がセイヤとペアよ」

妖夢「が、頑張ります！」両方の手の平組んでじゃんけん占い

こころ「頑張る！」狐 同じく

魔理沙「じゃあ全員集合！あ、セイヤはそのままな？」

セイヤ「何で俺はじゃんけんしなくていいんだよ…」

霊夢「あ、え〜と…あんたは売れ残りだからよ！」

セイヤ「売れ残りっ！？」ガーン！

アリス「そ、そうそう！負けた1人がセイヤと仕方が無く組んで上げるんだよ！」

セイヤ「仕方が無くっ！？」ズガーン！

咲夜「な、何だかセイヤが凄く落ち込んでいるんですが他に言い方無かったんですかね？」ヒソヒソ

レミリア「仕方がないでしょ？それともセイヤに「一緒にジェットコースターに乗りたいです！」何て言えるのかしら？」ヒソヒソ

咲夜「そ、それは確かに無理ですけど…」ヒソヒソ

美鈴「咲夜さんにお嬢様〜！来ないのなら始めちゃいますよぉ？」

咲夜「ま、待って下さい！今行きます！」タッタッタッ

レミリア「ちょっとくらい待ちなさいよぉ！」タッタッタッ

セイヤ『今ならこげぱんの気持ちが良く分かる気がする……こげぱん、一緒に居てやるよ…1人ぼっちは寂しいもんな』

こころ『1人ぼっちは嫌だよね…』姥

セイヤ『ナチュラルにテレパシー使うな…』はぁ

こころ『えへへ///』福の神

セイヤ『褒めて無いからな？』

全員「じゃんけん！」

BNT「ポンッ☆」

全員「あいこで！」

BNT「ポンッ☆」

アリス「勝ったー！」Vサイン

妖夢「負けちゃいました…」

さとり「まぁまだまだ乗り物は沢山あるから」ポン

魔理沙「悔しいぜぇ！」

セイヤ「決まったのか…？」

アリス「セイヤ！一緒に乗ろう！」ガシ

セイヤ「ははは…売れ残るとか…俺って……ホント馬鹿…」スタスタ

咲夜「馬鹿だって言うのは当たっていますね」スタスタ

レミリア「そうね…ようやく自分の馬鹿さ加減に気付いたみたいね」スタスタ

こころ「美鈴…一緒に乗ろ？」上目遣い

美鈴「は、はいぃぃ///」ドキドキ

霊夢「ほら魔理沙、行くわよ？」スタスタ

魔理沙「おう！」スタスタ

係員「はい、じゃあ好きな所に座って下さいねぇ、係員の指示があるまでレバーはそのままにしてお待ち下さい」

セイヤ「…」スタスタ

アリス「せ、セイヤ〜！何で前の方なのぉ〜？」

セイヤ「折角乗るんだからスリル有った方が良いだろ？」

アリス「ここのジェットコースター他とは違うんだよ！？ほ、ほら！大人しく後ろの方に」

セイヤ「俺は前の方が好きなんだよ…売れ残りはほっといて後ろに行ったらいいだろ？」1番前座る

アリス「まだ気にしてるのぉ……分かった、私も1番前に座る！」座り

セイヤ「大丈夫かよ…」はぁ

アリス「だ、大丈夫だもん！」むっ

係員「それではベルトをロックしますので動かないで下さい」ぴっ

ガコン

アリス「と、囚われた…」ガクガク

セイヤ「大袈裟だなぁ…」

係員「それでは逝ってらっしゃいませ…」ぴっ

セイヤ「ん？おい待て係員！今逝ってらっしゃいませって言ったか！？」ガコンガコン

係員「気の所為ですよ……逝ってらっしゃいませ…」ニコ

セイヤ「言ったよね！？今絶対言ったよね！？逝ってらっしゃいませって！イントネーション微妙に違うもん！俺絶対音感持ってるから分かるもん！」ガコンガコン

アリス「そんな物持ってないでしょ…どうしたの急に暴れ出して…危ないよ」ガコンガコン

セイヤ「くそっ！あの係員、無事に生還したらレールの上に縛った状態で放置してやる！」ガコンガコン

アリス「またそんな事言って…」ガコンガコン

セイヤ「仕方ねぇだろ…腹の虫が治らないんだよ…」ガコンガコン

アリス「ねぇ…セイヤ…」ガコンガコン

セイヤ「ん？どうした？」ガコンガコン

アリス「あの…いつまで昇り続けるのかな？」ガコンガコン

セイヤ「そういえば…」ガコンガコン

「セイヤー！周り見ろ周り！！」

「なーい！やめろぉおお！死にたくなぁぁああい！！」

セイヤ「魔理沙と霊夢の奴どうしたんだ？」ガコンガコン

アリス「せせせ、セイヤ…ま、周り見て…景色が…」ガコンガコン

セイヤ「あぁ？景色がどうし…」ガコンガコン

雲の上ーーーーーーーー…からの下にほぼ真っ逆さまに落ちる

セイヤ「バーーーローーーー！！！！」グゥオオオオオオオオ！！

アリス「きゃぁぁぁぁああああ！！！！」グゥオオオオオオオオ！！

無事生還しました…

係員「いやぁ〜楽しんで貰えて何よりです☆」

セイヤ「や、ヤバい…怒る気力が皆無だ…」フラフラ

アリス「うぅ〜…ぎぼぢわるい〜…」ヨロヨロ

魔理沙「ま、まさか雲の上まで昇るなんて…」ヨロヨロ

霊夢「聞いて…無いわよ…」フラフラ

レミリア「セイヤの言う通り…最初から…」フラフラ

咲夜「クライマックス…でしたね…」ヨロヨロ

妖夢「さ、さとり？大丈夫ですかぁ…？」フラフラ

さとり「」白目 魂が抜けている

美鈴「こころも白目を剥いて気絶していますね…」ヨロヨロ

こころ「」白目 チーン☆

セイヤ「こ、このジェットコースターの…な、名前…は」チラ

あの名探偵も昇天した！？絶叫！！天国へのカウントダウン（笑）

全員「（笑）じゃねぇぇぇええええ！！」ドガシャァァァアアアン！！

全員「おろろろろろ〜」キラキラ☆キラキラ☆

※暫くお待ち下さい（汚い表現が有りました。関係者一同、深くお詫び申し上げます）

ベンチ

セイヤ「ほれ…飲み物買って来たぞ…」スッ

魔理沙「た、助かったぜ…」受け取る

咲夜「ありがとうございます…」受け取る

霊夢「どうしてこうなった…」受け取る

レミリア「それは皆思っている事よ…」受け取る

美鈴「さとり〜…こころ〜…大丈夫ですかぁ〜」団扇パタパタ

さとり「全然大丈夫じゃ無いわ…」うぅ

こころ「まだ…気持ち悪い…」うぅ 猿

妖夢「セイヤはもう立ち直ったんですね…流石です…」受け取る

アリス「うぅ…乗るんじゃなかった…」受け取る

セイヤ「後悔先に立たずだ…今更何言っても始まらないだろ…」ゴクゴク

魔理沙「ある意味で始まって…」ゴク

霊夢「ある意味で終わったわよね…」ゴク

咲夜「と、取り敢えず気分転換に優しい物に乗りましょうか…」

美鈴「ならあれ何てどうですか？」指差し

メリーゴーランド☆

セイヤ「俺はパス…あんなもん乗れるか…」

美鈴「いいから行きましょう！」ガシッ

セイヤ「やめろぉぉぉおおおお！！」（迫真）

全員「ご愁傷様…」手合わせ

係員「あれw？随分と大きいお子さんですねwww」m9

セイヤ「ぶっ飛ばされたく無かったらその口を今すぐ閉じろ…」

係員「りょwww」ぷげらぁ

セイヤ「…」イラ☆

美鈴「まぁまぁ…楽しみましょうよぉ…」どおどお

係員「あ、それとしっかり掴まってて下さいね？」真剣な顔

美鈴「はーい！」

セイヤ「あ〜何でこんな事に…」聞いてない

係員「それでは皆様ー！楽死んで下さいねー！」

セイヤ「ん？何か違和感が…」

美鈴「あ、セイヤしっかり掴まってた方がいいみたいですよ？」しっかり掴まってる

セイヤ「は？」

係員「レッツandゴーーーーー！！」ガチャコン☆

グルグルグルグルグルグルグルグル！！！！

スポーーーーーーンッ！

ドガシャァァァァアアアアアアン☆

係員「やべwwwくそウケるwww」m9

全員「せ、セイヤぁぁぁぁあああ！？」

再びベンチ

セイヤ「なぁ…ここって空想ランドだよな？殺人ランドの間違いじゃねぇの？」ボロボロ

妖夢「た、確かに空想ランドの筈ですよ…」

さとり「この後何回セイヤはこんな目に遭うのかしら…」

セイヤ「頼むから不吉な事言わないでくれ…」

アリス『セイヤってホント頑丈だよね…』

美鈴「いやぁー！楽しかったですねぇー！」

霊夢「そ、そう…」

魔理沙「た、楽しかったんなら良かったぜ…」

咲夜「しかし慎重に乗り物を選ばないとセイヤみたいになってしまいますね…」

レミリア「逆にメリーゴーランドであんな目に遭ったのよ？とてもじゃないけど他の乗り物なんて…」

こころ「あのアトラクションなら…大丈夫そう」指差し

バイキング

咲夜「まぁ皆さんと一緒に乗れますしバイキングだったら…」スタスタ

美鈴「そうですね！行きましょうか！」スタスタ

霊夢「ほらセイヤ、行くわよ」スタスタ

セイヤ「もうどうにでもなれ…」スタスタ

魔理沙「セイヤの目のハイライトが消えてるぜ…」スタスタ

アリス「怒ってる訳でも無いのに珍しいよね…」スタスタ

妖夢「きっと色々余裕が無いんですよ…」スタスタ

レミリア「大丈夫かしら…」スタスタ

こころ「きっと大丈夫♪」スタスタ 火男

さとり「他のアトラクションよりかは安全そうね…」スタスタ

バイキング乗り場

霊夢「これは当たりみたいねぇ〜」ぁぁ〜

魔理沙「このふわふわした感じ…最高だぜぇ〜」ぁぁ〜

咲夜「心が軽くなりますねぇ〜」ぁぁ〜

レミリア「本当…気持ちいいわぁ〜」ぁぁ〜

アリス「これがバイキングの醍醐味だよねぇ〜」ぁぁ〜

妖夢「やっぱりバイキングは最高ですぅ〜」ぁぁ〜

さとり「同感だわぁ〜」ぁぁ〜

こころ「セイヤぁ〜…大丈夫ぅ〜…」ぁぁ〜 福の神

セイヤ「お陰様でなぁ〜」ぁぁ〜

美鈴「それは何よりですぅ〜」ぁぁ〜

バイキング終了のお知らせ…

咲夜「また後で乗りましょうか…」スタスタ

さとり「そうね…賛成だわ…」スタスタ

こころ「次は何乗る？」ワクワク 火男

霊夢「あら…あそこで演奏会してるみたいよ？」指差し

レミリア「あれは…何でルナサ達がこんな所で演奏会何てしてるのよ…」えぇ〜

魔理沙「鈴仙達は一緒じゃないのか？…おーい！何やってるんだぁ？」スタスタ

「あれ…魔理沙達どうしたの？」

「あ、皆こんにちは！」

「どうもー！」

この3人の女性はプリズムリバー三姉妹、ほぼストレートの金髪ショートボブの女性が姉のルナサ・プリズムリバー、薄い水色で全体的に強いウェーブがかかったふんわりした髪型をした女性が次女のメルラン・プリズムリバー、薄い茶色に毛先が強い内巻き癖がついている女性が三女のリリカ・プリズムリバーである。幻想学園高等学校の吹奏楽部に3人共在籍していて1年生の頃から活躍する凄腕の音楽馬鹿である。三つ子なのだが性格は見た目や性格は全くと言っていい程似ていない。長女のルナサはヴァイオリン、次女のメルランはトランペット、三女のリリカはピアノを主に使用している。彼女達の奏でる音色は人の心を惹きつける様な魅力がある為、校内でもファン倶楽部がある程である（俺も絶賛入会中、会員番号は4番）

ルナサ「セイヤ…これ」つCD

セイヤ「お！やっと出来たのか！？新曲！」キラキラ☆

メルラン「待たせちゃって御免ね？」

セイヤ「いいっていいって！楽しみにしてたんだ！サンキューな、3人共！」ヒャッホー！

リリカ「何時ものセイヤのテンションからは想像出来ないよねぇ…まぁ悪い気分じゃないから良いけどさ！」

ルナサ「今回は文から聞いた話を元にした曲が…一曲だけ入ってる…」

セイヤ「は？文から聞いたって？」

メルラン「セイヤ達って滅神高校の人達と野球やったんでしょ？」

セイヤ「え……何で知ってるんだ？」

リリカ「あややが言ってたよ？「セイヤさんのピッチングは鬼気迫る物が有りました！いい記事が書けそうです！」って」

セイヤ「ま、マズい……1番面倒な奴に釘を刺しておくのを忘れてた……いや、でも確か文は来て無かった筈だぞ…」

ルナサ「バレるとあれだから隅っこでずっとスタンバってた…って言ってた」

セイヤ「あ、文の奴…変な記事書いたら新聞部潰すぞ…」プルプル

ルナサ・メルラン・リリカ『セイヤの投球写真なんかを売ってるのは黙ってた方が良いのかな？』

全員『それは本当ですか！？』

ルナサ・メルラン・リリカ『『『こ、こいつら！私達姉妹の脳内会話に割り込んだ…だと…』』』

セイヤ「それよりありがとな3人共…今日の夜にでも聴かせてもらう」

ルナサ「う、うん…」

メルラン「ほら姉さん…言わないんですか？」ヒソヒソ

ルナサ「だ、だって…恥ずかしいし…///」ヒソヒソ

リリカ「前もそんな事言って結局言えなかったじゃん…ほら！」ヒソヒソ

ルナサ「う、うん………ねぇ、セイヤ？」

セイヤ「ん？何だ？」

ルナサ「そ、その…今度良かったら…私のヴァイオリン…聴いてくれない？///」

セイヤ「何だ？ソロでか？」

ルナサ「///」コクン

セイヤ「マジか…俺は願ったり叶ったりだがな、ルナサのヴァイオリンの音色…好きだし」ニコ

ルナサ「ほ、本当…？///」

セイヤ「あぁ、それじゃあ約束な？」

ルナサ「うん///約束…///」モジモジ

メルラン・リリカ『『姉さんは可愛いなぁ…』』

霊夢「セイヤー？行くわよー？」

セイヤ「分かったよ！…じゃあCDありがとな？今度御礼させてもらうよ」クル

ルナサ「お、御礼///」ドキドキ

メルラン「きっと姉さんが想像している様な事にはならないと思うよ？」

リリカ「そうそう、何たってセイヤだからね」ふぅやれやれ

アリス「あれ？CD？」

セイヤ「あぁ、ルナサ達が作った新曲だよ、ずっと楽しみにしてたんだよな」バックに入れる

咲夜「あの三姉妹の演奏は凄いですからね」

セイヤ「音楽好きには堪らないんだよなぁ…今日は付いてるな♪」

さとり『さっきまで酷い目に遭っていたのに良く言えるわね…』

妖夢「セイヤは音楽好きですよね…どうしてですか？」

セイヤ「特に理由はねぇよ？ヴァイオリンとピアノの音楽が特に好きだな…deemo好きだから余計に…」

美鈴「普段からクラシックばっかり聴いてますもんね、セイヤは」

セイヤ「良く言うだろ？音楽はリリンが生み出した文化の極みだって」

魔理沙「それは歌、だぜ…」

セイヤ「そうだっけか？」

こころ「それよりもお化け屋敷行こ…？」

セイヤ「え！？マジか！？」

レミリア「さっき話し合って決まったのよ、ほら早く行きましょう？」スタスタ

霊夢「そうね、どんなお化け屋敷なのかしら…」スタスタ

アリス「パンフレットでも見たけどかなり雰囲気あるよね…」スタスタ

魔理沙「史上最怖らしいから期待だぜ！」スタスタ

さとり「海外の技術を取り入れてるって書いてあったから余程でしょうね…」スタスタ

こころ「楽しみ♪」スタスタ 火男

セイヤ『大丈夫なのか…不安だ…』スタスタ

恐ろしく雰囲気があるお化け屋敷…

全員「」し〜ん…

さとり「そそそそそ想像以上ね…」ガクガク

魔理沙「ヤバいぜ…これはヤバいぜ…」ブルブル

霊夢「と、取り敢えず組み分けしましょうか…」

咲夜「そ、そうですね…」

セイヤ『俺はまた売れ残り…か…』はぁ

全員「それじゃあ！じゃんけん！」狐

BNT「ポンッ☆」

全員「あいこで！」狐

BNT「ポンッ☆」

全員「くっ…あいこで！」狐

BNT「10万$ポン☆とくれたぜ？」

レミリア「か、勝ったわー！神様！仏様ありがとうー！」ウルウル

咲夜「お、おめでとうございますお嬢様…『そこまで嬉しいんですね…』」

美鈴「妖夢妖夢、あれ見てください…」ちょいちょい

妖夢「うぅ……どうしたんですか？美鈴…」チラ

※カップルで入らないで下さい…死ぬ程仲が悪くなります（複数人で入る事をオススメします）

妖夢「ああああれって…」ガクブル

こころ「レミリアに…言った方がいい…」ガクブル 猿

霊夢「で、でもあの状態のレミリアに言っても聞かなそうよ？」チラ ガクブル

レミリア「せ、セイヤ…よ、宜しくね？///」ドキドキ

セイヤ「また売れ残るなんて…俺ってホントのホントに馬鹿…」はははは

全員「………知ーーーらない☆」テヘペロ☆

魔理沙「おーいセイヤにレミリアー！悪いんだけど私とさとりに飲み物買って来てくれぇ！」

セイヤ「はぁ？」

レミリア「い、いいじゃない…セイヤ行きましょう？///」ぐいっ

セイヤ「ったく…分かったよ」スタスタ

全員『計画通り…！！』新世界の顔 ニヤリ

霊夢「さて、あの2人は放って置いて私達は行きましょう☆」スタスタ

妖夢「レミリアも幸せそうですし何よりですね☆」スタスタ

咲夜「お嬢様……御許し下さい☆」スタスタ

アリス「絶対悪いと思ってないよね☆」スタスタ

さとり「まぁ何とかなると思うわよ？セイヤが居るんだし☆」スタスタ

美鈴「お嬢様には悪いですが複数人で行った方がいいならそっちの方が安全ですしね☆」スタスタ

こころ「私達なりの精一杯の配慮☆」火男 スタスタ

魔理沙「まぁあの2人なら心配要らないぜ☆」スタスタ

〜約15分後〜

セイヤ「おーい買って来たぞ…って居ないな」スタスタ

レミリア「何処に行ったのかしら？」

係員「お連れの方達なら先に入られましたよ？」

セイヤ「はぁ？あいつら人に頼んで置いて…」

レミリア「なら私達も行きましょう？」

係員「え…？まさかお二人で入られるんですか？」

セイヤ「ん？何か問題でもあるのか？」スタスタ

係員「………いいえ、どうぞお楽しみ下さい」スッ

レミリア『セイヤとお化け屋敷…///きっとあんな事やこんな事が…///』ドキドキ スタスタ

係員「……今までのカップル全てが破局したこの死のお化け屋敷でどうぞ…心ゆくまで爆発していって下さい…」ボソ ヒヒヒヒヒヒヒ…

セイヤ「何か言ったか？」クル

係員「いえ…とても怖いんで気を付けて下さいね？」ニコリ

セイヤ「？」クル スタスタ

ギィィィィ……バタン……

扉を開けると小さなアナログTVがブラックアウトの状態で置かれていた…

パッ…

「やぁ♪こんにちはぁ〜！私はこのお化け屋敷の支配人のメニアだ！…おや、今回の獲物はカップルかぁ！久しぶりだねぇ…やり甲斐がありそうだぁ…」

突然TVがついたと思ったら如何にも頭がイカれた様な男が映し出された…

レミリア『か、カップル…///』きゃー☆

メニア「君達2人には今からとあるゴーストタウンに行って貰うよぉ〜？っとその前に君達2人のお連れ様の様子を覗いて貰おうかぁ〜♪」

メニアがそう言うとそこには美鈴、さとり、アリスが映し出された…

アリス『ね、ねぇ！ど、どうするの！？もう時間が無いよ！？』

美鈴『そ、そんな事を言われましても…』

さとり『しっ！2人共静かに…何か聞こえるわ…』

ギィィィィ…ギィィィィ…ギィィィィ…

アリス『何…この音…』ブルブル

美鈴『何かを引きずる音…ですかね…』ビクビク

さとり『ど、どうしましょう…』ガクガク

ギィィィィ…ギィィィィ…ギィィ………

さとり『音が…止んだ…？』

ドガァァァアアアアン！！

ギィィィィ…ギィィィィ…ギィィィィ…

アリス『な、何あれ！？き、聞いてないよこんなのが居るなんて！？』

さとり『め、美鈴！扉を開けて！！早く！』

美鈴『さ、さっきから試してるんですが鍵が合わないみたいで…』ガチャガチャ…

アリス『い、いや…イヤぁあああ！！』

ギィィィィ…ブンッ！！ザザァーーーーーーーーーーー…

最後に大きな鉈の様な物が見えてアリス達を隠した瞬間に映像は途切れた…

パッ…

メニア「彼女達は脱落だ…残念だったねぇ…」ニヤァ…

レミリア「え…？え…？何…今の…？」ガクブルガクブル

セイヤ「お、おい！アリス達は無事なのか！？」

メニア「あぁ…その事なら君達の他の5人の内1人はもう脱落しているからねぇ…残りの4人と君達2人…どちらかが生き残らないと彼女達は解放されないよ？」ヒヒッ

なっ…じゃあ少なくとも、俺とレミリア以外の5人は…霊夢、魔理沙、咲夜、妖夢、こころ、の内の誰か…しかも今上げた内1人が脱落してるだって？

メニア「もしも君達2人…もしくは今頑張っている4人がゴールに辿り着けなかった場合は…」

レミリア「ば、場合は？」ガクブル

メニア「スタート地点に戻って永遠にこの死の迷宮をクリアするまで出られないからそのつもりでね♪」

セイヤ「はぁ！？ふざけんな！！そんな事聞いてねぇぞ！」

メニア「全く…今の若者は皆そうなのかな？あの娘達もそう言っていたねぇ…そこの看板を読んで御覧…表にもあった筈なのに」やれやれ

セイヤ・レミリア「「看…板…？」」クル

※当アトラクションはクリアするまでチャレンジして頂きます（ゲームオーバーになった場合はスタート地点からリスタート、但しお連れ様、またはご友人がクリアした場合は皆様全員を解放致します）

※このアトラクションにリタイアはありませんご了承の程入場して下さい

※ここの者は人間では無くクリーチャーと呼ばれる異界の者、そしてそれを元に構成された世界が舞台です、死ぬ事はありませんがそれに近い恐怖を体験する事が出来ます

※クリーチャーは殺す事が出来ますが不死身ですのでご注意下さい

セイヤ「こ、これって…まさか…」ガクガク

メニア「察しが付いた様だねぇ…そうここは《サイレントヒル》のお化け屋敷だ…」

レミリア「さ、サイレント…ヒル？」

セイヤ「アメリカの北東部にある田舎の観光地《サイレントヒル》…サイレントヒルには古くから不可思議な力があって、心に闇を抱いた者を異世界へと引き込む事がある…だっけか？架空の話だがな…」

メニア「その通り♪ほぼ原作に忠実だから本物の恐怖が味わえるよ♪」

レミリア「で、でもクリーチャーって…しかもゲームオーバーになったら最初から…」ウル

セイヤ「……いいぜ、やってやるよ」スッ

メニア「ほう…」

セイヤ「今までで1番早くクリアしたのは何回が最低だ？」

メニア「3回だね♪初見でクリア出来たら豪華な景品をプレゼントしてあげるよ！」

セイヤ「その言葉…忘れんなよ？」

レミリア「せ、セイヤ…？」ウルウル

セイヤ「安心しろ、レミリア…お前は俺が必ず護ってやる」真剣な顔

レミリア「あ…///うん…///」ドキドキ

メニア「じゃあそこの懐中電灯を持って行きたまえ〜♪楽しい愉しいそして残酷なゲームの始まりだぁ♪」

バツン…

メニアがそう言った途端にTVの電源は落ち再びブラックアウトになった…

セイヤ「行くぞ…レミリア…」懐中電灯手に取る

レミリア「…えぇ」懐中電灯手に取る

ギィィィィイイイイイイ…

スタスタスタスタ…

バタァァァアアン…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヒュゥゥゥーーーーーー…

レミリア「風の音が不気味ね…霧も濃いし…」スタスタ

セイヤ「だな…そこの看板が嘘であって欲しいよ…」スタスタ

《サイレントヒルへようこそ！》

レミリア「これからどうするのよ…」うぅ

セイヤ「…取り敢えずはラジオが必要だな…」スタスタ

レミリア「ラジオ？どうして？」

セイヤ「ラジオの雑音で敵が近くに居るか居ないかが分かるんだ…手当たり次第に家の中に入って探すぞ」スタスタ

レミリア「ま、待ちなさいセイヤ！置いていかないでぇ！」タッタッタッ

〜古びた家〜

セイヤ「ここで3軒目か…他の所で地図が手に入ったのはラッキーだったな…」ふぅ

レミリア「て、敵は居るのかしら…」フルフル

セイヤ「レミリアは俺の後ろに居ろ…何があるか分からないからな」スタスタ

ガチャ…バタン スタスタスタスタ…

セイヤ「お、ラジオ発見…」スッ

《古びたラジオを手に入れました》

レミリア「電源は入るの？」ヒョコ

カチ…ザザ…ザ…

レミリア「っ！？ざ、雑音！？」ビクゥ

セイヤ「これくらいは普通だろ……他に武器になりそうな物は…」スタスタ

レミリア「セイヤ…これなんてどうかしら？」つ金属バット

セイヤ「それいいな…俺が持つから貸してくれ」

《金属バットを手に入れました》

ガチャ…バタン

セイヤ「結局ラジオと金属バットだけ…か…」

レミリア「この後は何処に向かうの？」

セイヤ「全部で3つに印が付いてるって事はそこに行けって事なんだろうな…」ガササ

レミリア「…まずは病院みたいね」

セイヤ「みたいだな…それじゃあ行くか」スッ

ガガーー…ピーザザザザザザ…ガー…

セイヤ・レミリア「「っ！？」」ビクビクゥ

レミリア「せせせ、セイヤ！？」ガクガク

セイヤ「どうやら…お出ましみたいだな…」鉄パイプ構える

ヒョコ…ヒョコ…グチ…グチョ…

ライイングフィギュア「…」グチ…ヒョコ…

レミリア「な、何よあれ…気持ち悪い…」おえ

ダッ！！

セイヤ「悟史！圭一！力を借りるぞ！！」ブンッ

レミリア「えぇ！？セイヤ！？」ビク

ゴチュ！！

セイヤ「ウッディ！！ウッディ！！」ブンッブンッブンッ！！

ゴチュ！！グチャ！！ベチョ！！

ライイングフィギュア「」ちーん☆

セイヤ「はぁ…はぁ…」ふぅ…ふぅ…

レミリア『さ、流石セイヤね…』

セイヤ「ふぅ…早く病院に行こう…ここに居たら身が持たないからな」スタスタ

レミリア「え、えぇ…」スタスタ

〜病院前〜

セイヤ「如何にも…だな」

レミリア「そうね…本当に大丈夫なの？」

セイヤ「少なくともアリス達はここを抜けた筈なんだ…俺達が立ち止まる訳には行かないだろ？」スタスタ

レミリア「そ、そうね！」スタスタ

ガチャ…

バタン…

セイヤ「お、病院の地図発見…」スッ

《病院の地図を手に入れました》

レミリア「まずは何処に行くの？」

セイヤ「ロッカールームだな…他に武器になりそうな物が無いか探しに行く…」スタスタ

レミリア「鍵も見つかると良いわね…」スタスタ

ロッカールーム

レミリア「特に何も見当たら無いわね…」ゴソゴソ

ガチャ

セイヤ「くそ…ここもハズレか…」バタン

ザザザザザザ…ピーガガガ…ザザ…

セイヤ・レミリア「っ！？」ビク

セイヤ「レミリア！そこのロッカーに隠れろ！早くしろ！」ラジオの電源を切る

ガチャ…バタン…

レミリア「ちょ、ちょっとセイヤ///ふ、2人で入らなくても///」ヒソヒソ

セイヤ「それどころじゃ無かったんだよ…それより静かにしろ…気付かれるぞ？」ヒソヒソ

ガチャ…

ヒタ…ヒタ…ヒタ…ヒタ…

セイヤ『くそ…金属バットは落として来ちまったし…他に武器になりそうな物は…』ゴソゴソ

レミリア「せ、セイヤ///う、動かないでぇ///」ピクン

セイヤ「仕方無いだろ…ここにずっといる訳にも…」ゴソゴソ

レミリア「せ、セイヤ…」ビク

セイヤ「あ？」ゴソゴソ

レミリア「う、後ろ…」ガタガタ

セイヤ「はぁ？」クル

ナース「…」メス振り上げ…

セイヤ「ちっ！！」後ろ蹴りでロッカーの扉開ける ドンッ！！

ドチャ…

レミリア「あう！」ドサ

ゴトン

セイヤ『っ！？これなら！！』スチャ

ナース「…」ムク…

ドォォン！

バチュッ！

ドサ…

セイヤ「危ねぇ…」シュゥゥ…

レミリア「せ、セイヤ…それって」

セイヤ「ショットガンだな…助かった」ふぅ

レミリア「ど、何処で銃の使い方なんて習ったのよ…」

セイヤ「ん？ハワイで父さんに教わったんだよ」

レミリア「それ何処のバーローよ…」はぁ

セイヤ「弾は今入ってたのだけかよ…取り敢えず持って行くか…」金属バット拾う

レミリア「待って…こいつ、鍵持ってるわよ？」指差し

セイヤ「あんまり触りたく無いが仕方無いか…」グチ…スッ

《光の鍵を手に入れた》

レミリア「何処の鍵かしら…」

セイヤ「…少なくとも病院内での鍵では無さそうだな…」ラジオの電源入れる

その後手当たり次第に病院内を散策したのだが、居るのは敵だけ…そして大きな扉の前に俺達は来ていた…

レミリア「…如何にもボスが居そうな扉ね…」

ガチャ…

セイヤ「しかも開くぞ？」ギィィィィ…

ブゥン…！ブゥン…！カチャ…

レミリア「な、何こいつ…セイヤに…少しだけ似てる…」ガクガク

セルフィッシュ・ラブ「…」巨大な剣を構える

セルフィッシュ・ラブ 《利己的・身勝手・我儘な愛》

身勝手な愛は時として、自分だけでなく周りをも傷付ける…そのセイヤの想いが具現化したもの

セルフィッシュ「…」ブンッ！

キンッ！！

セイヤ「くそっ！これって時のオカリナのシャドーリンクみたいな感じか！？」グッ！ 押し返す

グラ…

セイヤ「はぁぁああ！！」ブンッ！

ゴチュッ！

ズキン…

セイヤ「なっ…かはっ…」ガクン…

レミリア「せ、セイヤ！？どうしたの！？」タッタッタッ…

セイヤ「く、来るな…離れてろ…」はぁ…はぁ…

レミリア「で、でも…」ウルウル

セイヤ「だ、大丈うっ！おえぇ…」バチャバチャ…

レミリア「と、突然どうしたのよ！しっかりしなさいセイヤ！」ユサユサ

ムク……ダッ！

セイヤ「っ！？レミリアどけっ！！」ドンッ

レミリア「きゃ！！」ドサ

ギィィィィン！

セイヤ「お、お前は…俺自身…なのか？」ギギギ…

セルフィッシュ「…」ギギギ…

セイヤ「くっ……っっ！！」腹蹴り ドゴォ！

セルフィッシュ「」ドサ…

セイヤ「っっ！？おぇぇ！！…ごはっ…く、くそ…」

セルフィッシュ『………お前はいいな…皆に信頼されて…』ムク

セイヤ「な…頭の中に…」ズキン…

セルフィッシュ『羨ましい…妬ましい…悔しい…悲しい…哀しい…』ヒョコ…ヒョコ…

セイヤ「…」はぁ…はぁ…

セルフィッシュ『俺の周りには…誰も居ない…何でだ？どうしてだ？答えてくれよ…なぁ…』ヒョコ…ヒョコ…

セイヤ「お、お前は…変わろうと…したのかよ…」スクッ

セルフィッシュ『かわる…？変わる…？代わる…？替わる…？換わる…？かわるって…ナンダッケ…』カチャ…

セイヤ「あんたは…昔の俺だな…」スッ

セルフィッシュ『昔…むかし…ムカシ…分からない…知らない…思い出したくない…』ユラユラビクンビクン

セイヤ「俺はもう…昔の俺じゃない…あいつらのお陰で…変われたからな……それを今、自分自身を相手に…証明してやる！！」ダッ！

セルフィッシュ『お前を殺して…入れ替わる…成り代わる…！！』ダッ！

ギィィィィン！！

ゴッ！ガッ！ギィィィィン！！

セイヤ「やるな…」ブンッ！ キンッ！

セルフィッシュ『こ…コロ…殺…コロコロころころころ…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す！！』ブゥン！

サッ…ガシ…

セイヤ「お前みたいな奴に…こんな立派な剣は必要無いだろ…」グイッ ガッ！

セルフィッシュ『俺の…オレのだ…そのケンも…お前の大切にシテイるひトも…ゼん部…俺ノ物ダ…』ムク…ダッ！！

セイヤ「俺も……本当はこうなっていたのかもな…」ブンッ！

ズバァ！……ブシューーーーーー…ドサ…

レミリア「や、やったの？」ムク

セイヤ「みたい…だな…」ガクン

レミリア「せ、セイヤ！」タッタッタッ

セイヤ「くそ………身体中が痛ぇ…心が苦しい…寂しい…！淋しい…！！」全身を抱き締めて震える

ギュッ…

レミリア「セイヤ…私が居るわ…だから、安心して」ギュゥゥゥ！

セイヤ「レミ…リア…」ブルブル

レミリア「セイヤは自分自身に勝ったのよ？だから…胸を張りなさい…」ニコ

セイヤ「…あぁ」スクッ

レミリア「だ、大丈夫なの？」スクッ

セイヤ「あぁ…ありがとな…レミリア」ニコ

レミリア「と、当然の事をしたまでよ///」ぷい

セルフィッシュ『嫌だ…死にたくない…助けて…タスけて…』上半身

セイヤ「…」スタスタ

レミリア「せ、セイヤ？」

スッ…なで…

セイヤ「もう休め…お前は良くやったよ」ニコ

セルフィッシュ『お…レは…』ポロポロ

セイヤ「お前は俺だ…お前の分まで…俺は俺の護りたい人を…命を懸けて護る…約束だ」小指出す

セルフィッシュ『ヤク…束…』ポロポロ

キュッ………パァァアアアアアア！！

〜病院前〜

セイヤ「くっ！……病院の前に…戻った？」

レミリア「ど、どうやって…？私達…確かに病院内に居たわよね？」

セイヤ「そうだな……ん？」カチャ

レミリア「それ…さっきの奴が使ってた剣？」

セイヤ「託された…のか？」カチン

レミリア「……きっとそうよ、自分自身の事なんだから分かるでしょ？」ふふ

セイヤ「…そうだな、きっとそうだ」剣を振るう ブンッブンッ！

剣の柄の部分にはこう彫られていた《moonlight》と……あんたは決して影の方じゃ無かったよ…真っ直ぐで綺麗な…月の方だ…

《想いの剣・月影を手に入れました》

その後俺達は学校へと向かう事になり無事学校に着いて校内を散策していた…しかし…

セイヤ「やっぱり慣れないな…この錆やら血やらで構成された気味の悪い空間は…」スタスタ

レミリア「吐き気がして来たわ…」スタスタ

セイヤ「吐くなよ？これフリじゃ無いからな？男の俺はいいが女のレミリアが吐いたら規制しなくちゃならないからな……もう一度だけ言うぞ？吐くなよ？」スタスタ

レミリア「分かったわよ…分かったからこれ以上言わなくていいわ…」スタスタ

ギィィィィ…ギィィィィ…ギィィィィ…

レミリア「こ、この音って…アリス達が聞いた音…よね？」ビクビク

ガガーー…ザザザザザザピー…カガ…

セイヤ「と、なると…」カチャ…

ギィィィィ…ギィィィィ…ギィィィィ…

レミリア「……向こうから…何か来るわ」目を凝らす

レッドピラミッドシング「…」ギィィィィ…ウジャウジャウジャウジャ…

レミリア「な、何あれ…でっかい三角帽子の男に…あれは…ゴキブリ？」後退り

セイヤ「レミリア…下がってろ…」カチャン…

レミリア「セイヤ…まさか戦う気…？」ブルブル

セイヤ「あいつの腰の部分を見てみろ…」

レミリア「あれは…鍵！鍵があるわ！」

セイヤ「どの道あいつを倒さなくちゃならないなら……今やってやる！！」ダッ！！

三角さん「…」ブンッ！！

セイヤ「らぁああああ！！」ブンッ！

ガキィィィィン！！ガキン！キィン！！

セイヤ『ブラドさんの斬撃よりも重い！！何て腕力だ…！！』ジャンプ斬り

ギィィィィン！！ ガシッ…

セイヤ『あ、足を掴まれた！？』ガッ！

三角さん「…」グググ…ミシミシミシ…

セイヤ「ぐぁぁぁああああ！？」ミシミシミシ

レミリア「せ、セイヤ！？」

セイヤ「くっ！！逃げろレミリア！！！ぐぁぁぁあ！？離せ！！」ガッガッ！

三角さん「…」

セイヤ『ビクともしねぇ…ここで…終わりなのかよ…』

ブラン… 足掴まれて宙ずり

ウジャウジャウジャウジャガサガサガサガサガサガサ…

セイヤ『こ、こいつ！俺をこのゴキブリ達の餌にするつもりか！？』ゾクッ

ゾワゾワゾワゾワゾワゾワ…グチュクチャ…ミチ…クチャアグチョ…やめろ！！離せ！！くそ！！くそぉぉぉおおお！！ゾワゾワゾワゾワゾワゾワ…グチョグチョ…クチャアグチュグチャ…

レミリア「せ、セイヤが……た、助け…なくちゃ…」ガクガク コツン…

レミリア「これって…拳銃…」拾う

レミリア「っ……セイヤを…絶対に…助ける！！」構える

バンバンバンバン！！キンッキンッブチュバチュ！！

三角さん「…」グラ…

レミリア「セイヤ！！今よ！！」バンバンバンバンカチカチン…

レミリア『弾切れ！？…セイヤは！？』バッ

「っ……何時まで掴んでんだよ…！！この三角野郎ぉぉおおおお！！」ドゴォオオ！！

三角さん「っ」グラグラ…ドサ…

セイヤ「ちっ…だいぶ手酷くやられたな…」イテテ スクッ

レミリア「セイヤぁ！！」ウルウル

三角さん「…」ムク…

セイヤ「紅魔流抜刀術六ノ型奥義…」グッ…

ヒュッッッッッ…！！！！

三角さん「…」クル…ギィィィィ…

グルグルグルグルズンッ！！ 剣を回して地面に突き刺す

セイヤ「…《雛罌粟》」

三角さん「…」グラ…ドサァァア…

紅魔流抜刀術六ノ型奥義《雛罌粟》

相手へと瞬時に詰め寄る、斬る、相手の背後に移動する…ここまでの動作を一瞬で行う居合いの型、セイヤが最も得意とする奥義の１つである

セイヤ「はぁ…はぁ…」剣を引き抜く

レミリア「セイヤぁぁぁああ！！」うわーん！

ダキッ

セイヤ「悪い…心配掛けたな」なでなで

レミリア「うっ…ぐすっ…えぐえぐ…」ぎゅぅう

セイヤ「痛ぇ…身体中に噛みつきやがったな…あのゴキブリ共…」ダラダラ…

レミリア「し、しけちゅ…しにゃいと…」ボロボロ

セイヤ「言えてねぇぞ？…それにしてもおかしい…こんなのアトラクションでも何でも無いぞ…唯の殺し合いだ」なでなで

レミリア「何か…裏がありゅにょ？」ヒックえぐ…

セイヤ『これは本当に……現実なのか…？』なでなで

レミリア「御免なさい…もう大丈夫よ…」ぐしぐし

セイヤ「またレミリアに助けて貰っちゃったな…」ニコ

レミリア「だって私は…セイヤのパートナーだもの…///」ごにょごにょ…

セイヤ「そうだな…」なで…

レミリア「///」テレテレ

スタスタ…ピタ…

セイヤ「さて…こいつの鍵は何なんだ？」腰からぶん取る

レミリア「何だか…あの光の鍵に似ているわね…」ヒョコ

《闇の鍵を手に入れた》

セイヤ「残るは廃墟だけ…だな…」ガサガサ…

レミリア「他にも色々あるみたいだけれど印が付いているのは此処で最後ね…」

セイヤ「霊夢達にもまだ出会ってないしな…途中通り道に家があったらそこで何か無いか探しながら目的地に向かおう…」スタスタ

レミリア「異論は無いわ…」スタスタ

俺とレミリアは途中、家に寄りながら目的地の廃墟へと進んだ…

《ショットガンの弾×5を手に入れました》

《ハンドガンの弾×8を手に入れました》

《時限爆弾を手に入れました》

〜廃墟入り口〜

レミリア「えらく広い入り口ね…」

セイヤ「しかもラジオからノイズが出てるって事はいきなり敵が現れそうだ…」

ガッッッッチャン…

そこには闘技場らしきフィールドと三角頭の男が2人、槍の様な物を持っていた…そして

レミリア「咲夜！？妖夢！？」

咲夜「お、お嬢様にセイヤ！？」

妖夢「き、来ては駄目です！！こいつら2人の強さは異常です！逃げて下さい！！」

セイヤ「んな事できるかよ！！」カチャ…

レミリア「せ、セイヤ！？」

セイヤ「レミリア！この２つの鍵、預かっといてくれ！」ポイッ

レミリア「わ、分かったわ！…気を付けてね？」

セイヤ「…任せろ！！」ダッ！

タタタタタタタタッ！！バッ！

セイヤ「はぁあああ！！」ブゥン！

ガギィィィィィィン！！

三角1「…」ギリギリ…

咲夜「妖夢！私達2人はこっちの1人を相手しましょう！」ナイフ構える

妖夢「分かりました！」刀を2本構える

三角2「…」

ガァン！ギィィィィン！ガッ！

セイヤ「さっさと倒れろ！！」バァァン！

ドチュッ！！

三角1「…」ブゥン！

サッ…ズバァ！！ギチギチ…

セイヤ『肉質が硬くて…両断できねぇ…』グググ…

グッ！グチュ！

バッ！

セイヤ『さっきの奴よりも頑丈だな…どうする…』はぁ…はぁ…

三角1「…」バッ！

セイヤ『二度と捕まって堪るか…！』サッ…ブゥン！

ガイン！！

咲夜「ずっと…相手をしていた所為で…流石に疲れました…」はぁ…はぁ…

妖夢「でも相手はビクともしませんね…2対1の筈なのに…分が悪いなんて…情けないです…」はぁ…はぁ…

三角2「…」ズズ…ズズ…

咲夜「でも…諦めません！！」ヒュッ！ヒュッ！

妖夢「霊夢や魔理沙もきっと…ここに来てくれる筈です！」ダッ！

三角2「…」ビュッ！！

妖夢「私に突き攻撃は効きませんよ！！」サッ

妖夢「断命剣《冥想斬》！！」ズバァァ！！

ブシュッ！…ガシッ！

妖夢『と、刀身を掴まれた！？』バッ！

咲夜「そのまま下がってて下さい！妖夢！！」バッ

咲夜「アンビシャスジャック！！」ヒュッヒュンヒュッ！！

ザクザクザクザクザクザクザクザクザクッ！！

三角2「…」ズズ…ズズ…

咲夜「ど、どうして……くっ！！」ダッ！

妖夢「さ、咲夜！？」

咲夜「ソウル…スカルプチュアァァアアアア！！！」バッ！

三角2「…」グググ…ブゥゥゥゥン！！！

ゴッッ！！

咲夜「あぐっっ！？」かはっ

三角2「…」ブゥン！！

ドゴ！！

咲夜「あ…ぁ…」とさ…

セイヤ「咲夜！？……てめぇらぁあああ！！！！」ブゥン！ブンッ！バッ！

グチュ！バチュ！ガシッ！！

三角1「…」ググググググ…

セイヤ「離せよ……くそ野郎ぉぉおおお！！」足蹴り

ゴッ！！

三角1「…」グラ…

セイヤ「二度と起き上がれねぇ様にしてやらぁぁあああ！！」カチ

バァァン！バァァン！バァァン！

ビシュッ！ ドスゥ！

セイヤ『ひ、左肩が…！？』ブシュ…

三角1「…」持ち上げる

セイヤ「くっ…」ブラン…

ブゥゥゥンッ！！！

ドゴォォォォ！！

セイヤ「ごへぁあ！？」ビチャビチャ…

妖夢「セイヤ！？くっ！！」ガキン！

三角2「…」グググ…

妖夢「っ」グググ…

ザク…

妖夢「え…？」ごふっ…

三角1「…」持ち上げてぶん投げる ブゥン！

ドゴォォ！！

妖夢「ぁ…あぅ…」ゲホッ…コホッ…

レミリア「さ、咲夜…妖夢…せ、セイヤ…」ガクガク

三角1・2「…」ズズ…ズズ…

レミリア「くっ！！」カチャ…バンバンバンバン！！

ドチュッ！ドチュッ！バチュ！

三角1・2「…」ズズ…ズズ…

レミリア「何で…どうして効かないのよ！？」バンバンバンバンカチカチカチ…

三角1・2「…」バッ！！

レミリア「もう……お終いね」ダラリ ゴトン…

ブゥン！！！！×2

ドンッ…バチャッッッッッ！！！

ドチャ…ブシュブシュッッ…

ボタボタボタボタボタボタ…

レミリア「せ、セイヤ…？」見上げる

セイヤ「…」右腕が無い

レミリア「セイヤ…？み、右腕…は…？」ガクガク

セイヤ「さぁ…な……咲夜と……妖…夢の……とこ…ろにいけ…」ボタボタボタボタ…

レミリア「み、右腕…セイヤの…右腕が…」ガクガク

セイヤ「早くしろぉぉおおお！！！！」

レミリア「ひっ！？」

セイヤ「咲夜と妖夢の所に行け！！…さっさとしろ！！」

レミリア「い、嫌よ…絶対…嫌…」ウルウル

セイヤ「余計な…手間…掛けさせんな…よ…」ガシッ 左手で首根っこ掴む

ブゥン！！

咲夜「お、お嬢…様…」キャッチ

妖夢「だ、大丈夫…ですか？」キャッチ

レミリア「大丈夫じゃ無いのはセイヤの方よ！！右腕が…セイヤの右腕が…！！」ボロボロ

咲夜「え…？っ！？ど、どうして…」フルフル

妖夢「じ、地面に…せ、セイヤの……う、腕が…」ブルブル

セイヤ「なぁ…三角野郎共…これ……何だか……分かるか？…スペシャル問題……だ…ぜ…？」つ時限爆弾 ピ…ピ…ピ…ピ…ピ…

三角1・2「…」ヒュッ！！×2

ドスドスゥゥゥ！！

セイヤ「ッッッッァアアァアア！！？？」ブシュブシュッッ…

三角1・2「…」グチュグチャグチュ…

セイヤ「っっ！！！せ…いかい…は……じげん…ば…くだ…んだよ…ばーか…」ピ…ピ…ピ…ピ…ポイッ トサ…

ピーーーーーーーーーーー…

ドガァァアアアアアアン！！！！

ボチャボチャボチャ…バチャバチャ…

ドサ…

妖夢「そ、そん…な…」

咲夜「セイヤ…？嘘…ですよね…？」あはは

レミリア「あ…そこ…」指差し

セイヤ「」上半身だけ

タッタッタッ…

妖夢「せ、セイヤ？…起きて下さい…あ、朝…ですよ？」ユサユサ…

セイヤ「」

咲夜「どうしたんですか？…早く…クリアしちゃいましょう！」ユサユサ…

セイヤ「」

レミリア「何時まで寝てる…つもりなのよ…早く…起きて…起き…なさい…よぉ…」ウルウル

セイヤ「」

タッタッタッタッタッタッ…

魔理沙「おーい！脱出の方法が分かったぜ！？」タッタッタッ…

霊夢「っ！？ち、血の匂い…」タッタッタッ…

妖夢「ま、魔理沙…霊夢…」ボロボロ…

咲夜「セイヤが…セイヤがぁああ！！」うわーん

魔理沙「ど、どうしたんだぜ！？ん？何だ…そ…れ…」チラ

霊夢「せ、セイヤ…なの？」ガクガク

レミリア「…」コクン

魔理沙「なん…で…」ガクガク

咲夜「化け物と一緒に…爆弾で…自分ごと…」グスグス

霊夢「そ、そん…な…」ウルウル

妖夢「ここは…本当に……現実…何ですか？…違いますよね！？こんなのが現実だなんて！！私は絶対認めません！！！」ウルウル

魔理沙「でも味覚…嗅覚…痛覚まで…全部が生身の感触…だぜ…」プルプル

レミリア「き、きっと…そういう……ゲームなのよ…」ウルウル

霊夢「こんなものが現実だなんて…私だって認めないわ…一刻も早く脱出しましょう」スタスタ ポロポロ

咲夜「セイヤは…どうするんですか…？」ボロボロ

魔理沙「セイヤならきっと………言わなくても…分かる筈だぜ…」スタスタ ボロボロ

妖夢「…」コクン ボロボロ

レミリア「分かったわ…」ボロボロ

〜紋章の間〜

魔理沙「光と闇の鍵を貸してくれ…」

レミリア「…」つ光と闇の鍵

ガチャ…ガチャ…

咲夜「大きな穴が…２つ…」

妖夢「ここに何かを嵌め込むんですか…？」

霊夢「…そうよ」つ太陽の紋章・メトラトンの印章

カチン…カチン…

ブゥン…ブゥン…ブゥン…

パァァァァァァァァアアアアアアアア！！！！

ジジジジジジ…

バツン…

……………………………………

………………………………

………………………

………………

…………

……

…

霊夢「…ん」パチ

魔理沙「んあ…」パチ

咲夜「ん…」パチ

レミリア「ん…」パチ

アリス「んん…」パチ

さとり「え…」パチ

妖夢「みょ…」パチ

美鈴「ふぁあ…」パチ

こころ「ふぇ…」パチ

「HA↓HA↑HA↓HA↑HA↓HA↑HAーー⤵︎！！」ゲラゲラポーwww

メニア「いやぁ！まさか本当に初見でクリアするなんて！！しかもあの敵のカラクリ！そしてこれがバーチャルだなんて良く気付いたねぇええええ！」HAHAHAHAHA！ コーヒーカップ片手に

セイヤ「いやぁ…右腕が吹き飛ばされた時は流石にやばかったですね！痛覚もまんまだなんて酷い事しますよ！」HAHAHAHAHA！ 同じくコーヒーカップ片手に

メニア「でも…楽しめたでしょう？」ニヤ

セイヤ「まさかあいつらが泣く程心配してくれるなんて…思ってませんでしたからね…」ニヤ

メニア「ふふ…ふふふふ」プルプル…

セイヤ「はは…はははは」プルプル…

セイヤ・メニア「「HA↓HA↑HA↓HA↑HA↓HA↑HAーー⤵︎！！」」ゲラゲラポーwww

霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・妖夢「「「「「何がそんなに可笑しい！！！」」」」」ドゴォ！！

セイヤ・メニア「「Its！Show Time！？」」ごはぁ！！ コーヒーカップガシャァン！

ガシッと胸倉掴む

咲夜「セイヤ！！どう言う事ですか！？説明して下さい！！」ガクガクガクガク…

セイヤ「せせせせ説明ももも何にににももも…」ガクガクガクガク

霊夢「咲夜…気持ちは分かるけど取り敢えずその馬鹿を離しなさい…」肩ポン

咲夜「わ、分かりました…」パッ

セイヤ「ふぅ……やれやれだぜ」服を直す

霊夢・魔理沙・咲夜・レミリア・妖夢「「「「「っ！！」」」」」イライラッ☆

さとり「ど、どうしたのかしら…」寝起きで頭回らない

こころ「確か…霊夢と魔理沙を逃す為に…気持ちの悪い化け物と…」う〜む 猿

アリス「私と美鈴とさとりは三角頭ででっかい剣を持った男の人に…」むむむ

美鈴「そうですそうです！………で？その後ってどうしたんでしたっけ？」

セイヤ「ぶっちゃけると俺達はパーチャル世界で行動していたってのが結論だ…」

全員「ば、バーチャル世界ぃぃいい！？」

セイヤ「ほら、妖夢がハマったアニメでもそんなのあっただろ？」

妖夢「え？…えぇ、まぁ…」みょむむ

セイヤ「俺達が入り口からあの世界に入った時にはもう催眠術でこの場所まで誘導させられて眠ってたみたいだぞ？」

さとり「用はあの世界に入ったと《思い込んでいた》という事ね？」

セイヤ「まぁそういう事だな…」

魔理沙「だ、だけどさっきあの化け物達のカラクリって…」

セイヤ「それは咲夜や妖夢、それにレミリアと戦った奴だけだ…」

レミリア「ど、どう言う事？」

セイヤ「簡単に言うと《例え自分が死んだとしても護り抜きたい者達が居るか》って事があいつらを倒す鍵だったみたいだな…」

こころ「え…？どう言う事…？」猿

霊夢「セイヤはあの世界で咲夜達を護る為に時限爆弾で自爆したそうよ…」

アリス・さとり・美鈴・こころ「「「「じ、自爆…？」」」」 大飛出

メニア「まさかあそこまでするなんてねぇ…正直驚きの一言だよぉ…」ふふふ…

セイヤ「全身がバラバラになる様な感覚とは正にあの事ですね…いや…実際上半身と下半身がお別れしましたけども…」ははは…

メニア「ふふ…ふふふふ」

セイヤ「はは…はははは」

セイヤ・メニア「「HA↓HA↑HA↓HA↑HA↓HA↑HAーー⤵︎！！」」ゲラゲラポーwww

全員「だから笑うなぁ！！」ドゴォ！！ 般若

セイヤ・メニア「「See you next illusion！？」」ゲハァ！！

レミリア「…そんな事よりセイヤ…腕…本当に大丈夫…？」ウルウル

セイヤ「イテテ…あぁ…大丈夫だよ…」右腕ブラブラ

咲夜「二度と…あんな事を…例えゲームだとしても…しないで下さい…」ウルウル

妖夢「約束…して……下さい…」ウルウル

セイヤ「分かったよ……悪かったな」プイ

咲夜・レミリア・妖夢「「「セイヤぁぁああ！！！」」」ガバッ

セイヤ「なぁぁぁぁあああ！？」ドサッ…

さとり「どうやら…あっちの世界でも無茶な

事をしていたみたいね…」はぁ

アリス「無茶というか…一度死んじゃったみたいだよ？」ガクガク

魔理沙「上半身だけのセイヤは…二度と見たくないぜ…」

美鈴「じょ、上半身…だけ…？」ガクガク

こころ「絶対…見たくない…気が狂っちゃう…」ブルブル 姥

セイヤ「そういえばメニアさん、景品って何ですか？」

メニア「おお！そうだった！これをあげよう」つ空想ランド御土産5000円分商品券

セイヤ「お〜…太っ腹な景品ですね」はは

メニア「今まで初見でクリアした者は居ないからね！…特別だよ…？」ニヤ

セイヤ「はは…はははは」

メニア「ふふ…ふふふふ」

セイヤ・メニア「「HA↓HA↑HA↓HA↑HA↓HA↑HAーー⤵︎！」」ゲラゲラポーwww

全員「だから！！しつこぉぉぉい！！」ドゴォ！！ 般若

セイヤ・メニア「「ごめちゃーーーい！？」」フォヌカポォwww

霊夢「全く……もう14時じゃない…」時計見る

咲夜「あっ！？本当ですね！」

アリス「お昼時過ぎちゃったよぉ…」

魔理沙「私もうお腹ペコペコだぜぇ…」

レミリア「ほらセイヤ！来なさい！」首根っこガシッ

妖夢「早くして下さい！折角私達がお弁当を作ったのに無駄になっちゃいます！！」右腕ガシッ

さとり「さっさと来なさい！」左腕ガシッ

セイヤ「」ズルズルズルズル〜…

美鈴「それじゃあ私達はこれで…」ペコ

こころ「楽しかった…ありがとう…」ペコ

スタスタスタスタ…

メニア『例えあの世界が仮想空間だとしても…自分の命を犠牲にしてまで人を護ろうとする者は、後にも先にも彼だけだろうね…』ニコニコ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

空想ランド敷地内（空想広場）

セイヤ「おぉ〜…」

キラキラ☆キラキラ☆

キラキラ☆キラキラ☆

セイヤ「これ…お前らが作ったのか？」

霊夢「そうよ？美味しそうでしょ？」

セイヤ「マジで美味そうだな…」ゴクッ…

魔理沙「それじゃあ手を合わせてぇ！？」

全員「…」パチン

魔理沙「いっただっきまーす！」

全員「いただきまーす！」

ワイワイ☆ガヤガヤ☆

セイヤ「この唐揚げ凄く美味いな…」モグモグ

魔理沙「良かったなさとり？美味いな、だってよ？」

さとり「え…えぇ…///」テレテレ

アリス「せ、セイヤ！このポテトサラダも食べて！」

セイヤ「わ、分かったから…モグモグ…ん？これはアボカドか？」モグモグ

妖夢「は、はい…どうですか？」ドキドキ

セイヤ「マカロニと相まって食感が最高だな…栄養バランスもいいし…文句無しだろ…これ…」モグモグ

アリス「よ、良かった…」ホッ

妖夢「喜んで貰えて何よりです///」みょん☆みょん☆

セイヤ「この出汁巻き卵の味付け…俺好みだな…」パク

咲夜「そ、そうですか？気に入って貰えて嬉しいです///」

霊夢「セイヤ！この海老フライも食べなさい！」ズボッ！

セイヤ「むぐぅ！？…サクサクサクサク…ゴクン…な、何て海老フライなんだ…！」

美鈴「ど、どうですか？」

セイヤ「どうもこうも無いだろ…長時間弁当箱に入ってたとは思えない程のサクサク感…そしてプリプリ感だな…」も１つ貰う

霊夢「と、当然でしょ？私と美鈴が揚げたんだから！」

セイヤ「あぁ、流石だな…美味しいよ…」ニコ

霊夢・美鈴「「///」」シュ〜

レミリア「せ、セイヤ…これ…///」つ肉野菜炒めが入った入れ物

セイヤ「お、野菜炒めか…頂きます」パク

レミリア「ど、どう？」ドキドキ

セイヤ「ゴクン……う、美味い！」テーレッテレー☆

レミリア『よ、良かった…』ホッ

セイヤ「隠し味ってもしかして食べるラー油か？」

レミリア「え？どうして分かったの？」

セイヤ「この香りとニンニクの旨味がな…その他の野菜にもタレが染み込んでるから食べやすくて俺は好きだな、これ…」パクパク

レミリア「///」ドキドキ

魔理沙「セイヤ！このミートボールも食え！！」ズボズボズボォ！

セイヤ「まりしゃおちちゅけぇぇえ！？」モガモガモガ…

こころ「セイヤ…デザートに和菓子作って来たから…後で…その…///」モジモジ

セイヤ「ムグムグムグゴクンッ……あぁ、こころの作る和菓子は美味いからな…楽しみだ」ニコ なで

こころ「///」ドッキンドッキン

アリス「どうやら成功みたいだね…」ヒソヒソ

さとり「喜んで貰えて良かったわ…」ヒソヒソ

美鈴「それじゃあ私達も食べましょうか！」

セイヤ以外全員「おー！！」福の神

セイヤ「？」モグモグ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

霊夢「ふぅ…お腹一杯ねぇ…」

魔理沙「それじゃあこころ…宜しく頼むぜ！」

こころ「分かった…」パカ…

全員「おぉ〜☆」

キラキラ☆キラキラ☆

キラキラ☆キラキラ☆

セイヤ「あ、相変わらず見た目も綺麗だな…」

咲夜「種類も豊富ですねぇ…」

こころ「お婆ちゃんも…手伝ってくれたから…沢山あるよ…？」

妖夢「どれも美味しそうですぅ…」みょん☆みょん☆

美鈴「では早速いただきましょう！」

こころ「一杯食べてね…？」

全員「いただきます！！」わーい☆

パク…モグモグ…

全員「……超美味い！！」テーレッテレー☆

こころ「…嬉しい///」俯き

全員『可愛い（ぜ・ですね・な）わね///』ほう〜☆

さとり「やっぱりこの練切は最高よね…」モグモグ

アリス「この最中も美味しい〜☆」モグモグ

霊夢「和菓子の定番、大福も最高ねぇ〜☆生地がふわふわしてて餡子も甘〜い！市販のなんてもう食べられないわ〜☆」モグモグ

レミリア「私はこの金鍔が気に入ったわ…丁寧に小さく作られてるから食べやすくていいわね…」モグモグ

こころ「セイヤ…どう…？」猿

セイヤ「俺はこのくず餅と羊羹が好きだな…最初にこころが作ってくれたのもこれだし…」モグモグ

こころ「憶えててくれたんだ…///」福の神

セイヤ「あぁ…忘れるなんて無理だよ」なでなで

こころ「///」ドキドキ 福の神

妖夢「こころも嬉しそうで良かったです！」モグモグ

咲夜「そうですね……この素甘、とっても美味しいです☆」モグモグ

皆で美味しく楽しく頂きました☆

魔理沙「もう15時だぜ…」

アリス「時間が経つのが早いね…」

霊夢「何時に集合だっけ？」

咲夜「え〜と確か…17時までに集合ですね」パンフレット開く

レミリア「御土産も買いたいから次と次でラストかしらね…」

妖夢「取り敢えず…」

美鈴「その１つは決まっているとして…」

さとり「それじゃあもう一度バイキングにでも乗りに行きましょう」

全員「意義なーし！」福の神

絶賛バイキング中…

全員「あぁぁぁ〜…☆」ふわ〜りふわり…

こころ「気持ち…いぃ〜…」福の神

魔理沙「最高だぜぇ〜…」

アリス「こころの心が洗われる〜…なんちゃってぇ〜…」

全員「HA↓HA↑HA↓HA↑HA↓HA↑HA〜…⤵︎」ふわふわ〜…

バイキング終了のお知らせ…

霊夢「それじゃあ最後は…」

魔理沙「遊園地の定番…」

咲夜「観覧車ですね…」

レミリア「組み分けはどうするのかしら…」

さとり「この為に時間を空けておいたのよ…？」

妖夢「そうです！皆でセイヤと2人きりで…観覧車です！！」みょーん☆

美鈴「やっぱりそれですよね！」

アリス「皆平等に楽しめるもんね！」

こころ「賛成♪」火男

セイヤ「おい…まさか俺は1人で9周もするのか？」

霊夢「……セイヤ…あんたはもう売れ残りじゃないのよ？」

セイヤ「売れ残りじゃ…ない…？」ピク

魔理沙「そうだぜ？皆に選んで貰った正真正銘の人気パン…だぜ？」

セイヤ「人気のパン…？俺が…？」ピクピク…

咲夜「…どうします？」

セイヤ「俺は！とうとうお買い上げされる時が来たのか！」わーい☆

レミリア「それで？どうするの？」

セイヤ「決まってるだろ……お前らと観覧車に

…乗る！！」いい顔

全員『ちょろい…超ちょろい…！！』ニヤリ 火男

〜観覧車乗り場〜

係員「それじゃあ4人ずつでお願いしまーす」

魔理沙「2人ずつなんで心配無用だぜ！」

係員「え？」

セイヤ「すみません…自分9回乗る様な感じなんですけど大丈夫ですか？」

係員「は？」

霊夢「関係無いわよ、ほら早く」ぐい

セイヤ「お、おい…」引っ張られ

係員「………リア充消えろ…」ペッ

〜博麗霊夢との場合〜

霊夢「景色が綺麗ね…」

セイヤ「あぁ…そうだな」

霊夢「今日どうだった？…楽しかった？」

セイヤ「勿論…またお前らと来たいな」

霊夢「…でも…今度は…2人きりで」ボソ

セイヤ「何か言ったか？」

霊夢「な、何でも無いわよ！」ブンブン

セイヤ「？？？……霊夢」スッ

霊夢「え…？な、何？何で近付いて来るのよ！？」アタフタ

セイヤ「…」スッ… 顔近づける

霊夢「あわわわわ///」ドキドキ

ヒョイ…

セイヤ「ゴミ…付いてたぞ？」つ糸屑

霊夢「っ///」プルプル…

セイヤ「どうした？」

霊夢「ば、馬鹿ぁぁぁあああ！！///」バキィ！

セイヤ「アクセルシンクロ！？」ごはぁ！！

霊夢「もう…馬鹿…///」ドキドキ

セイヤ「」ちーん☆

〜霧雨魔理沙との場合〜

魔理沙「おーーー！！高いぜぇーー！」キャッキャッ

セイヤ「おい揺れるからあんまりはしゃぐな…」

魔理沙「それにしてもセイヤと観覧車に乗れるとはなぁ！」

セイヤ「何だ？俺とじゃ嫌かよ…」

魔理沙「そ、そんな事無いぜ…///わ、私だって…セイヤと一緒に…///」モジモジ

セイヤ「変な奴だな…」

魔理沙「…なぁセイヤ…滅神高校との試合の時のあの球…幼稚園の時の約束、憶えててくれたんだな…」

セイヤ「まぁな…約束が守れて…良かったよ」

魔理沙「これからも……ずっと…宜しくな、セイヤ…」ニカ

セイヤ「あぁ…此方こそ…」ニコ

魔理沙「…よ、よーし！記念撮影だセイヤ！そっち行くぞ？」スッ

セイヤ「お、おい！？///」ドキッ

魔理沙「ほら、笑え！ハイ！チーズ！」

セイヤ「えっ！？」グキ…

カシャ☆

魔理沙「…笑顔が引きつってるぜ…」撮った写真見る

セイヤ「…うるせぇ」シクシク

〜十六夜咲夜との場合〜

咲夜「///」ドキドキ

セイヤ「おい…何か喋れよ…」

咲夜「せ、セイヤこそ…何か喋って下さい///」

セイヤ「ん？じゃあ……学校は楽しいか？」

咲夜「お父さんですか！？」

セイヤ「なら………今、俺達が過ごしてるこの時間は…大切か？」

咲夜「愚問ですね…当然ですよ、とても…大切です」ニコ

セイヤ「俺も同じだ……だから、俺はお前らを失いたく無い…」

咲夜「…私達も、セイヤを失いたく無いです……セイヤにそんな事を言って貰えて…嬉しいです」

セイヤ「ほら、小指だせ…」スッ

咲夜「え…？」小指出す

セイヤ「俺は…約束が好きなんだ……少しでも、お前らと繋がっていたい…」キュ…

咲夜「そ、そんな事を…い、いきなり言わないで下さい…///」ドキドキ

セイヤ「だから約束だ……俺の側に…これからも居てくれるか？咲夜…」

咲夜「私達なんかで良ければ…側に居ますよ？」ニコリ

セイヤ「…あぁ」ニコ

〜レミリア・スカーレットとの場合〜

セイヤ「で、いきなりどうしたんだよ…一緒に音楽が聴きたいだなんて…」右にイヤホン

レミリア「いいじゃない…結局バスの中じゃまともに聴けなかったんだから…」左にイヤホン

セイヤ「しかもまた…こんなに引っ付いて…」

レミリア「…不満？」ウルウル

セイヤ「いや……心地良いよ」音楽流す

レミリア「そ、そう…///……この曲は…？」

セイヤ「Suspenseful Third Dayって曲だ…」

レミリア「…少しだけ、悲しい曲ね」

セイヤ「……どんな代償を払ってもあなたをここに留める…」ボソ

レミリア「え…？///」

セイヤ「この音楽のスコアシェアの台詞だよ…」

レミリア「ど、どういう事…？///そ、それって…///」

セイヤ「さぁ…な」プイ

レミリア「///」ドキドキ

〜アリス・マーガロイドとの場合〜

アリス「ねぇセイヤ…？」

セイヤ「ん？何だ？」

アリス「私達って…セイヤにとって…どんな存在…？」

セイヤ「前にも言っただろ…？俺の護るべき…世界で一番大切な人達だよ…」

アリス「でも…ずっと一緒には…居られないよね…？」

セイヤ「湿っぽい話は俺は嫌いだ……でも、そうだな…永遠には……居られない…」

アリス「セイヤは…それでも…いいの…？」

セイヤ「…」

アリス「御免ね…折角楽しんでるのに…」

セイヤ「アリスの言う通りだよ……でも、少なくとも俺は…お前らと離れるつもりは無い…」

アリス「それって…どういう意味…？」

セイヤ「知るか…自分で考えろ…」外見る

アリス『やっぱりセイヤはセイヤだね…///』ドキドキ

〜紅美鈴との場合〜

美鈴「うわぁ〜！！綺麗な景色ですねぇ〜！！」キャッキャッ！

セイヤ「魔理沙にも言ったが揺れるからはしゃぐな…」はぁ

美鈴「えぇ〜…でも綺麗ですよね？」

セイヤ「そりゃあそうだが…」

美鈴「だったらこの景色を楽しみましょう！ほらっ！」グイッ

セイヤ「わ、分かったから！近い！かなり近いから！！///」ドキドキ

美鈴『本当に女性に対しての免疫が無いんですね…ならっ！』ギュッ

セイヤ「やめろぉ！？離せ離せ！！無理だって！ホント無理だから！！」ジタバタ

美鈴『こういう所も可愛いですね…///』ドキドキ

セイヤ「…///」ブラン…

美鈴「あれ？セイヤ…どうしたんですか？」ユサユサ

セイヤ「」ち〜ん☆

美鈴「気絶…しちゃいましたね☆」てへぺろ☆

〜古明地さとりとの場合〜

さとり「セイヤ…大丈夫？」サスサス

セイヤ「だ、大丈夫だ…それとお前も何で隣に座ってるんだ…？」

さとり「あら？嫌なの？………本当は嬉しい癖に…」ボソ

セイヤ「…お前なぁ…」はぁ

さとり「別にいいじゃない、それとも人を選んで接しているのかしら？」

セイヤ「そんな事ある訳無いだろ…もう好きにしろ…」

ギュッ…

セイヤ「お、おい！///」ドキドキ

さとり「好きにしろって…言ったわよね？///」ドキドキ

セイヤ「た、確かにそう言ったが…///こういうのは好きな奴にするまで取っとけよ！！///」

さとり『この鈍感長髪変態男…』むっ

セイヤ「…お前…何か失礼な事考えてるだろ…？」

さとり「あら、良く分かってるじゃない」ニコ

セイヤ「当たって欲しく無かったよ…」はぁ

〜魂魄妖夢との場合〜

妖夢「せ、セイヤ…その…えと…///」モジモジ

セイヤ「どうしたんだよ…」

妖夢「…その数珠…付けてくれてるんですね…///」

セイヤ「あぁ、基本付ける様にしてるよ」

妖夢『セイヤが本当の意味を知ってくれたらどれだけ良いか…』はぁ

セイヤ「今度は溜息かよ…どうしたんだよ妖夢…様子が変だぞ？」

妖夢「だ、大丈夫ですよ！？……隣…座りますね…？」スッ

セイヤ「お前もかよ…物好きだな…」内心ドキドキが止まらない☆

妖夢「///」ピト…

セイヤ「…」なで…

妖夢「っ！？…///」ドキドキ

セイヤ『霖之助さん…俺は……やっぱり耐えられそうに無いです…』つー… 右目から一筋の涙

妖夢『セイヤ…？』

〜秦こころとの場合〜

セイヤ「いや！！これはおかしいだろどう考えても！！」

こころ「///」セイヤの太腿に対面座り 福の神

セイヤ「近い！これ以上に無い位近いからこころ！俺のこころがドキがムネムネ状態だから！！」

こころ「それが狙い…///」福の神

セイヤ「訳が分からないよ！」QB風

こころ「…………セイヤ…」狐

セイヤ「…何だよ…急に真剣な顔して」

ギュッ…

こころ「辛い時や悲しい時は…私達を頼って欲しい…」狐

セイヤ「な、何訳の分からない事言ってるんだ？俺は別に…」

こころ「セイヤ…悲しい顔してる……流石の私でも分かる……だから今だけでも…セイヤの弱い部分を見せて…？」狐

セイヤ「こ…ころ…………っっ…」抱き締め返す

こころ「…」よしよし…

セイヤ「っ…くっ…」ポロポロ

俺は…あいつらに遠慮し過ぎていたのか…？出来るだけ自分の弱さを隠して…俺の辛い事や悲しい事をあいつらに共有して欲しく無くて、今まで過ごして来た…それは間違いだったのだろうか…まさかこころに見透かされるとはな…俺は何処まで弱い人間なんだろう…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜空想ランド御土産屋〜

妖夢「セイヤ！この木刀格好良いですよ！」つ洞爺湖の木刀

セイヤ「おぃぃぃぃ！？今すぐそれを彼方に返して来ぉぉおおい！！」TVビシッ！

妖夢「はぁ〜い…」トボトボ…

セイヤ「あ、危ない所だった…」はぁ

咲夜「セイヤは御土産何にするか決まりましたか？」ガサガサ

セイヤ「俺は父さんと母さんの仏壇に供える物と霖之助さん、それにフラン達や幽々子先輩達の分だけで良いからなぁ……瑛須達にも何か買って行くか…」

レミリア「仏壇には何を供えるのよ」ヒョコ

セイヤ「…これ？」リアルニンニクキーホルダーとリアル人参キーホルダー

咲夜・レミリア「「えぇ〜…」」呆れ

アリス「魔理沙！この空想クッキー美味しそうだよ？」

魔理沙「おっ、本当だ！親父達に買って行ってやるか！」ヒョイ

アリス「私も買って行こう！」ヒョイ

霊夢「お母さんには何を買って行こうかしら…」うむむ

さとり「和菓子が好きなら大福とかお茶受けに合うものが良いんじゃない？」

霊夢「そうねぇ〜…あっ、これなんか良さそうね…」ヒョイ

さとり「空想八つ橋…ここ京都じゃないわよね？」

霊夢「まぁ細かい事は気にしない気にしない」籠に入れる

美鈴「妖夢…待って下さい…」スッ

妖夢「あ、貴方は…紅美鈴…」ジリ…

美鈴「私はただ壊すだけです…この腐った遊園地を…」木刀構える

妖夢「…私のこの剣、これが届く範囲は私の国です！」木刀構える

美鈴「いいでしょう…掛かって来なさい！」

妖夢「行きます！」バッ

セイヤ「何やってるんだ…あいつら2人は…」御土産選び中

「セイヤ…」つんつん

セイヤ「ん？うわっ！？」ビク

こころ「驚いた…？」リアルゾンビのお面

セイヤ「こ、こころか…ビックリしたぁ…」はぁ

こころ「…もう、大丈夫？」首傾げ 猿

セイヤ「…あぁ…もう大丈夫だ」なで

こころ「良かった…」ニコ 福の神

セイヤ『うん……やっぱり可愛いな！』

さとり「ていっ！」ゲシッ！

セイヤ「ワイルドスピード！？」痛いっ！！

さとり「ふんっ…」スタスタ

セイヤ「何なんだよ…」シクシク

こころ『こういう所はやっぱり変わらないんだね…』猿

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜バスの中 2号車〜

ブロロロロロロ…

セイヤ「あ〜…疲れた…」

コツン…

セイヤ「ん？」右チラ

霊夢「すぅ…すぅ…」zzz

セイヤ「おい…霊夢、くっ付いて寝るなよ…」

コツン…

セイヤ「はぁ…？」左チラ

魔理沙「くぅ…くぅ…」zzz

セイヤ「マジかよ…」

アリス「皆疲れて寝ちゃったんだね…レミリアと咲夜も寝てるよ？」補助席からクルッ

セイヤ「え…？」霊夢の隣と魔理沙の隣を見る

咲夜「すぅ…すぅ…」zzz

レミリア「う〜…う〜…」zzz

セイヤ「何だか…レミリアだけ魘されてないか…？」

アリス「普段からそうなんじゃ無いの？」

セイヤ「いや、一緒に寝た事無いから分からねぇよ…」

アリス「美鈴も寝ちゃってるみたいだよ？」

美鈴「むにゃむにゃ…」zzz

紫「ふふ…はしゃいで疲れちゃったみたいね…」毛布掛ける

美鈴「えへへ…」zzz

〜3号車〜

さとり「すぅ…すぅ…」zzz

妖夢「みょん…みょん…」zzz

〜4号車〜

こころ「すぅ…すぅ…」お面抱いて

〜2号車〜

アリス「セイヤは寝ないの？」

セイヤ「あぁ…こうしてると…心地良いからな…」ニコ

アリス「じゃあモンストでもやろうか！」ニコ

セイヤ「そうだな…」はは

こうして俺達の空想ランドへの旅行は終わりを告げた…俺はまた多くの物を得て、そしてこいつらとずっと一緒に居たい…その想いが更に強くなった…霖之助さんは言っていた「永遠では無いけれど、あの娘達と楽しい学園生活が送れるよ」と、俺はこの気持ちを整理するのにあとどれ位の時間が掛かるのだろうか、今の俺には…まだ、分からない…

《皆で一緒に空想ランドへ！！編》 完

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

空想ランドへの旅行から一週間後の夜（木曜日）

セイヤ「…」ペラ 〜♪

皆さんおはようございます、今日は、今晩は水奈月セイヤです。あの空想ランドへの旅行からもう一週間も経ってしまいました。しかしこの一週間の中で一つだけ面倒な事がありました、今回はそのお話をさせてもらいましょう。

セイヤ「…始まるよ」ボソ…

フラン「♪」スタスタ

私の名前はフランドール・スカーレット！幻想学園高等学校に通う一年生！部活に勉強、そして恋に大忙しの何処にでも居る普通の女子高生だよ！！

セイヤ「おい…何だか違和感があるんだが……気の所為か…？」スタスタ

フラン「き、気の所為だよ！！別に作者を脅して私が乗っ取ってるとかそんなんじゃ無いからね！？」あはは

セイヤ「そ、そうか…？なら良いけど」スタスタ

この長身で右目が髪で隠れている程の長髪の男性は水奈月セイヤ、一個歳上の幻想学園高等学校の2年生！そ、その…わ、私の好きな男の人…だったり…///えへへ…///

レミリア「フラン…一体どうしたのよ…遠足だからって張り切り過ぎて寝て無いの？」スタスタ

この私と同じ位ちっこい女性は私のお姉様のレミリア・スカーレット！カリスマ性は皆無だけど頭が良くて綺麗な自慢のお姉様だよ！…カリスマ性は皆無だけど！※大事な事なので2回言いました

レミリア「フラン…今カリスマ性が皆無だとか思わなかったかしら？」ニコ

フラン「お、思ってないよお姉様！気の所為だよ！！」ビクビク

付け加えると、怒ると滅茶苦茶怖い…です…

咲夜「妹様も遂に幻想山への遠足ですか…楽しんで来て下さいね？」ニコ スタスタ

フラン「うん！」スタスタ

この銀髪で羨ましい程のモデル体型をした女性は十六夜咲夜！私やお姉様とは幼馴染でよく一緒に遊んでたんだ！…でも何故かよく鼻血を出すんだよね…何でだろ…？

セイヤ「幻想山かぁ…あんまりいい思い出は無いな…」スタスタ

フラン「何で…？」スタスタ

レミリア「セイヤと魔理沙は幻想山で迷子になったのよ…」はぁ

咲夜「あの時は大変でしたね…まだ山の奥深くまで行っていなかったから良かったですけど…」スタスタ

フラン「そうだったんだ…」スタスタ

レミリア「フラン達は迷子にならない様に気を付けなさい、分かった？」スタスタ

フラン「大丈夫だよ！お姉様は心配症だよね」スタスタ

セイヤ「まぁこいしちゃん達と目一杯楽しんで来い」スタスタ

咲夜「そうですね…くれぐれも他の皆から逸れない様に注意して下さいね？」スタスタ

フラン「うん！」ニコニコ

で……

〜深い森の中〜

ざざざぁ〜…ざざざざざざぁ〜…

フラン「どうしてこうなっちゃったのぉぉおおおおお！？」うわーん！

チルノ「うぅ…完全に迷子になっちゃった…」

ルーミア「どーするのかー…」

こいし「携帯も圏外で通じない…」うぅ

フラン「どうしよう…かなり奥の方まで歩いて来ちゃったし…」

チルノ「ごめん…あたいがカエルを追い掛けた所為で皆と逸れちゃったから…」

も、もう無理矢理紹介しないと空気が暗くなっちゃうね！この青いショートヘアーの女の子はチルノ！私とは入学式で意気投合して仲良くなったんだ！麻雀部に入ってて氷塊から舞い降りた天才を目指して頑張ってるんだって！

ルーミア「と、取り敢えずどうする？」ウルウル

こっちの金髪で小さいリボンをした女の子はルーミア！チルノと一緒に居たからそのまま仲良くなったんだ！なのかーが口癖の可愛い女の子だよ！部活は新体操部に入ってて1年生ながら先輩達にも一目置かれてる期待の星らしいよ！

こいし「どこか休める場所で大人しくしてた方が良いのかな…」ウル

この薄い緑色の銀髪をした女の子は古明地こいし！セイヤやお姉様と同じ学年の古明地さとりの妹だよ！大人しくて頭もいいし男の子にも人気があるんだよねぇ…まぁこいしもセイヤの事が好きだから関係無いだろうけども…はぁ…

フラン「もう16時…皆と逸れてから2時間も歩いてたんだね…」スマホ見る

ルーミア「どこか休める場所は無いのかー…」ウルウル

こいし「でもそんな所…どこにも無いよぉ…」ウルウル

チルノ「ずっと歩いて疲れた…」ウルウル

フラン「あっ！あそこに小さな洞窟があるよ！と、取り敢えずあそこで一休みしよ？ね？」

ルーミア「…」コクン

チルノ「分かった…」スタスタ

こいし「フランちゃんも…早く行こう？」スタスタ

フラン「う、うん…」スタスタ

〜洞窟内〜

フラン「あんまり広く無いから熊とかの心配も無さそうだね…」レジャーシート広げる

こいし「これから…どうしよう…」ウルウル

チルノ「携帯も通じないんじゃ助けも呼べないし…」ウルウル

ルーミア「私達…ずっとこのままなのかー…」ウルウル

フラン「だ、大丈夫だよ！きっと先生達がレスキュー隊の人達に連絡して助けに来てくれるよ！」

チルノ「そ、そう…だね！あたい達が元気にしてないと見つけて貰った時に心配掛けちゃうもんね！」

こいし「うん！ほらルーミアちゃんも笑って！」ニコ

ルーミア「う、うん！」ニコ

フラン『よ、良かった…不安なのは皆一緒だもんね…少しでも明るくしないと！』

フラン「そうだ！お姉様から持って行っていいわよって言われてたクッキーのお菓子あるんだ！皆で食べよ？」バックからお菓子の箱出す

ルーミア「あ、ありがとう」

チルノ「ずっと歩いててお腹空いてたんだぁ！ありがとうフラン！」

こいし「美味しそうなお菓子だね！」

フラン「それじゃあ、いただきます！」

チルノ・ルーミア・こいし「「「いただきます！」」」

チルノ「サクサクしてて美味しいね！」モグモグ

フラン「お姉様がお気に入りのクッキーなんだぁ！皆で食べなさいって特別にOK貰ったんだよ」

こいし「後でレミリア先輩に御礼言わないと…」モグモグ

ルーミア「凄く美味しい…」モグモグ

〜約1時間半後〜

ザァァァァァァァァーーーーー…

ルーミア「雨…なのかー…」

こいし「さっきはあんなに晴れてたのに…」

フラン「山の天気は変わりやすいからね…それにしても強い雨だね…明けそうにないよ…」

チルノ「もう17時半頃…辺りも暗くなって来たし雨も降ってるし…」スマホ見る

ルーミア「本当に…助けが…来るのかー…？」ウルウル

こいし「お姉ちゃん…うぅ…」グスグス

チルノ「だ、大丈夫だって！きっと…あたい達を……助け…に…うぅ…」ウルウル

フラン「な、泣かないでよ皆……私まで…泣き……たく…うぇっく…ふぇぇ…」ポロポロ

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「うわぁぁぁぁあああん…」」」」ボロボロ

ガサガサ…ガサガサ…

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「っっ！？」」」」ビクゥ！！

こいし「な、何…向こうの茂みに…何か…居る？」ブルブル

チルノ「ま、まさか…熊…とか…？」ガクガク

ルーミア「こ、怖い…」フルフル

フラン『た、助けて…お姉様…セイヤぁ…！』ウルウル

ガサガサガサガサッ…！！

セイヤ「はぁ…！はぁ…！」ゼェゼェ…

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「せ、セイヤ（さん）！？」」」」

セイヤ「よ、良かった…！4人共…！無事か…！？…ったく…かなり深くまで…！歩いてた…！みたいだな…！」ゼェゼェ…ハァハァ… スタスタ

フラン「な、何でセイヤが…此処に…？」

ドサッ…

セイヤ「決まってるだろ…捜しに…来たんだ…よ…つ、疲れたぁ…」はぁ…はぁ…

チルノ「れ、レスキュー隊の人達は…？」

セイヤ「もう暗いしな…天候があれだから…今日は搜索活動は出来ねぇとか…ぬかしたらしいから…俺が…捜しに来たんだよ…全然…余裕じゃねぇかよ…畜生…」ゼェ…ゼェ…

〜回想〜

午後13時頃

全員「えぇ〜！？フラン（ちゃん）達が迷子ぉぉぉおおお！？」

紫「えぇ…担当の先生から連絡があって…」

レミリア「ふ、フラン達は…どこで逸れたって言っていたの…？」

紫「それが…気が付いたら…居なくなっていたみたいで…」

さとり「こ、こいし…」ブルブル

霊夢「そ、それで！？レスキュー隊には連絡したの！？」

紫「それが…これから天候が悪化する恐れがある…それに山の中腹辺りで逸れたから、もしかしたら奥深くまで行ってしまっている可能性もって…出動の許可が下りないらしいのよ…」

魔理沙「っ！？何だと！使えない奴等だぜ！私達が文句言ってやるから今すぐレスキュー隊の奴等に電話繋げろ！ふざけんなって言ってやるぜ！」

アリス「魔理沙…」

咲夜「きっと妹様達は…寂しい思いをしている筈です！私が幻想山に行って妹様達を捜して来ます！！」ダッ

ガシッ…

咲夜「セイヤ！離して下さい！！」

セイヤ「お前が行っても迷子になるだけだ…大人しくしてろ……正直他の奴等の迷惑だ…」

咲夜「っっ！！」ヒュッ

パチン！

妖夢「さ、咲夜…？」

セイヤ「…」ヒリヒリ

咲夜「見損ないました……セイヤはここに居る誰よりも…妹様達を心配していると思っていたのに！妹様達が心配じゃ無いんですか！？」ウルウル

セイヤ「……誰が心配じゃ無いだなんて言ったよ…」ボソ クル

霊夢「せ、セイヤ…？」

魔理沙「何処に…行くんだぜ？」

セイヤ「…別に……トイレだよ…」スタスタ

さとり「セイヤ…」

レミリア「こんな時にトイレだなんて…」

紫「あんた達…あいつがどれだけあんた達を大切にしてるか…分かってるでしょ？」

アリス「え…？……まさかっ！？」

妖夢「1人でフランちゃん達を捜しに行くつもりですか！？」

さとり「流石にそれは無謀過ぎるわ！」

レミリア「セイヤ…」

紫「例え誰が止めてもあの子は行くわよ…あんた達が1番理解している筈よ…自分の事は1番最後…誰よりもあんた達を優先する…ホント、誰に似たんだか…」

咲夜「セイヤ…御免なさい…」ウルウル

タッタッタッタッタッタッ…

セイヤ「必ず…見つけてやる…だから待っててくれ！」タッタッタッタッタッタッ…

〜回想終了〜

セイヤ「くそ…まさかこんなどしゃ降りになるなんてな…」バックゴソゴソ

こいし「セイヤさぁん…」ウルウル

セイヤ「悪かったな…まさか見つけるのにこんなに時間が掛かるとは思わなかったよ…」なでなで

ルーミア「い、いつ頃…幻想山に入ったのかー？」

セイヤ「着いたのが14時だからな…もう3時間以上も走り続けてたのか…通りで疲れる訳だ…」上脱ぐ

フラン「い、いきなり脱がないでよぉ！///」

セイヤ「あ、悪い…下も替えるから後ろ向いててくれると助かる…」はは

チルノ「あたい達女の子だよ！？…全く…///」クル

〜着替え終了〜

セイヤ「はぁ…しかし後先考えずに行動したからこれからどうするかなぁ……ゲームは出来ないし最悪だ…」

ルーミア「で、でも明日には救助が来るんだよね？」

セイヤ「ん？あぁ、その事は大丈夫だ、一応幻想山に入る時に警察に連絡したからな」

チルノ「でも何であたい達を捜しに来てくれたの？」

セイヤ「いや…心配でいても経っても居られなくてな…さとりやレミリアや他の皆も心配してたんだぞ？特に咲夜は俺を叩く程心配してたしな」ははは

こいし「お姉ちゃん…皆さんまで…」ウルウル

フラン「咲夜に叩かれたって言ったけど…大丈夫…？」

セイヤ「これくらい大丈夫だよ…まぁ気合い入れて貰えたと思えば丁度いいしな…」ニコ

ルーミア「あり…がとう…」ウルウル

セイヤ「女の子4人だけで寂しかっただろ？でももう大丈夫だ…な？」なでなで

チルノ「うぅ…ヒック…」ウルウル

こいし「しぇいやしゃぁん…」ウルウル

フラン「セイヤぁ…」ウルウル

セイヤ「だから泣くなって…」はぁ

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「セイヤ（さぁぁあん！！）ぁぁああ！！」」」」ガバァ！

セイヤ「やめてぇぇえええ！？」ドシーン☆

〜暫くして〜

チッ…チッ…ボッ

ポウ…

セイヤ「よし…これで明かりは大丈夫だな…」カポ…

こいし「これって…ランタンですよね？」

セイヤ「あぁ…父さんの登山バックをそのまま持って来たからな…他にも寝袋を４つ買ってきたから寝床の心配も要らないぞ？」

チルノ「ね、寝袋？…でも何で４つ？」

セイヤ「誰か1人は見張り役をしなくちゃならないからな…まぁ俺は元々深夜族の人間だから心配無いさ…」

ルーミア「本当に大丈夫なのかー？」

セイヤ「一応小説も持ってきてるからな…俺はヘッドランプでも付けて小説でも読んでるよ…」

フラン「セイヤ…一つだけいい？」

セイヤ「何だフラン？どうしたんだ？」

フラン「お腹…空いて」グゥゥ…

セイヤ「…」ジー

フラン「///」

と、いう訳で…

セイヤ「はい皆さん今晩は！お久しぶりですねぇ！水奈月セイヤの3分で出来るわけねぇだろ！クッキングの時間ですよ！」満面の笑み

この番組は、最高の笑顔を提供にお送り致します…

こいし「セイヤさんのキャラが…」アワワ

セイヤ「まぁ明るく行かないと駄目だと思うんだよな…うん…」

チルノ「何を作ってくれんの！」キラキラ

セイヤ「いい質問ですね！今日はこんな迷子になった時でも手軽に作れる料理をご紹介します！先ずは此方！！」満面の笑み

《切るだけだなんて！？胡瓜と長芋がみょうがと舞踏会！》

材料（5人分）

胡瓜 3本

長芋 適当☆

塩（下味用）ひとつまみ

みょうが 2房

麺つゆ（2倍濃縮）大さじ2

米酢 大さじ2

砂糖 大さじ1

塩 小さじ1

醤油 小さじ1/2

昆布茶 小さじ1/2

セイヤ「まず胡瓜を約1.5cm大の乱切り、長芋は約1.5cmの角切りに、どちらもジップロックに入れ、塩(下味用)を入れてまぜます！」

セイヤ「調味料を全て混ぜ合わせて、よく溶かしておきます♪」チャッチャッ…

セイヤ「ジップロックに混ぜた調味料を入れて、ふりふりまぜまぜ！空気を出来るだけ抜いて下さいね？」bartenderの如く…

セイヤ「みょうがを細かいみじん切りに。大葉は細かめの千切りに、梅干しはタネをとって、叩いておきます」

セイヤ「しっかり浸かった胡瓜と長芋をお皿に盛り、きざんだみょうがを散らします」

セイヤ「とっても簡単に、手の込んだように見える副菜になりましたねぇ☆」ニコ

チルノ「す、凄い…」

ルーミア「料理男子なのかー…」

こいし「美味しそうです…」ゴク

フラン「カッコいい…///」ドッキン☆ドッキン☆

セイヤ「こんなんじゃあお腹一杯にはなりませんよね？でも安心して下さい！この水奈月セイヤがお腹も満たす簡単料理を作って差し上げましょう！」ハレルヤ☆

《圧倒的即ランチ…！？3大ねばねばパワー丼で気分もざわ…ざわ…！》

セイヤ「材料は此方になります」ニコ☆

材料（5杯分）

オクラ 14本

長芋 180g

ひきわり納豆 3パック

卵黄または温泉卵 5個

ご飯 丼5杯

炒りゴマ 適量

かつお削り節 適量

刻み海苔 適量

めんつゆ（濃縮タイプ） 適量

塩（板ずり用） 少々

セイヤ「長芋は皮を剥いて細かく叩く、納豆は付属のタレをかけてよく混ぜておく」トントン…混ぜ混ぜ…

セイヤ「オクラは塩を振って板ずりをして水で洗いながし、ラップに包んで今回はランタンの上で３０～40秒ほど加熱し、荒熱が取れたら小口切りにしましょう」パチャパチャ…

セイヤ「丼にご飯を盛り、長芋、オクラ、納豆を載せる…中央に少し窪みをつけて、卵黄または温玉を入れて下さい」温玉乗せる

セイヤ「かつお節、炒りゴマ、刻み海苔を振りかけ、麺つゆをかけて全体をよく混ぜてから食べて下さいね？」ニコ☆

こいし「これも美味しそうですぅ…セイヤさんって料理も得意なんですね…///」ドッキン☆ドッキン☆

セイヤ「女の子はこういう物は好んで食べないだろうけど大丈夫か？」

チルノ「そんな事無いよ！凄い美味しそうだし！ね？」

ルーミア「すっごく美味しそうなのかー！」

フラン『結婚すればセイヤの料理が毎日食べられる…///』ドッキン☆ドッキン☆

セイヤ「さて…それでは最後の料理に参りましょう！！」

ルーミア「ま、まだ作ってくれるのかー！？」

セイヤ「勿論☆最後の料理はこ・ち・ら！」バッ！

《豆腐で気分はあの一家！？カツオォォォオオオオ！！叩き風》

セイヤ「はい！材料は此方になってまーす☆」

材料 （5人分）

木綿豆腐 ４００ｇ（二丁）

※薬味ＭＩＸ（作りやすい分量）

葱(小口切り) ２～３本分

みょうが ３本

かいわれ大根 （約２/３パック～１パック）

青じそ ６～８枚

生姜 ひと欠け分

鰹節 １パック（５ｇ）

マヨネーズ 適量

味PON☆とくれたぜ？ 適量

セイヤ「薬味ＭＩＸを作るビニール袋を用意して、薬味をきざんで直接入れていきます」ポイッ

セイヤ「葱は小口切りにして袋に入れ、みょうがは半分に切って薄切りに、かいわれ大根は根元を切った後更に半分に切って下さい」トントン…

セイヤ「青じそはせん切りにして水に放ち、アク抜きをし、手で軽く握って水気を切る」トポン…

セイヤ「生姜は皮を剥き、薄切りにしてからせん切りに」剥き剥き…

セイヤ「そして薬味ＭＩＸ入りの袋をキチンと手で閉じてよく振り、混ぜ合わせていきます」再びbartenderの如く

セイヤ「もめん豆腐を１センチ幅に切り、お皿に盛り付けて」盛り付け盛り付け…

セイヤ「薬味ＭＩＸを豆腐に盛り、鰹節を振り掛ける薬味が余ったら勿体無いんで全部ぶっ掛けて下さい☆」

BNT「おいおいMTRS…食べる直前に、マヨネーズと味PON☆をかけて出来上がりだぜ？焦るなよぉ…」HAHAHA！

MTRS「やるなBNT…お前に料理の才能があったなんてな…気に入った、殺すのは最後にしてやる…」

BNT「そいつはどうも…だが先に食べてても良かったんだぜ？」

K・K「とんでもねぇ…待ってたんだぁ…」ニヤ

チルノ「誰？あの筋肉ダルマ達は…」

ルーミア「身長190㎝、髪は茶、筋肉モリモリマッチョマンの変態なのかー…」

こいし「そ、存在感が凄いですね…」

MTRS「済まないねお嬢さん方……おいBNT！！退散するぞ！」

BNT「了解だ大佐ぁ！！」

K・K「1番気に入ってるのは…手軽さだ…」ニヤ

フラン「何だったんだろうね…？」

セイヤ「さ、さぁ…？」

〜食事の用意が整いました〜

キラキラ☆キラキラ☆

キラキラ☆キラキラ☆

セイヤ「まぁこんなもんだろ…」ふぅ

こいし「とても外で作ったとは思えない出来ですね…」

チルノ「見直したよ！流石優良物件！」

ルーミア「もうお腹ペコペコなのかー…」

フラン「私もぉ…」

セイヤ「それじゃあ皆、手を合わせて？」

パチン☆

セイヤ「いただきます…」ペコ

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「いただきまーす！」」」」わーい☆

パク…モグモグ…

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「美味しーい！！」」」」パァァア！

セイヤ「喜んでくれて何よりだよ」ニコ モグモグ…

チルノ「この御新香最高！」ポリポリ

ルーミア「美味しい…」ポリポリ

こいし「この丼物も栄養もあってお腹も満たされて…幸せですぅ…」モグモグ

フラン「この豆腐の鰹叩き風もポン酢とマヨネーズが絶妙で美味しい！」モグモグ

セイヤ「お弁当買って来ると身崩れ起こすからな…食材と調理道具一式持ってきて良かったよ…」モグモグ

フラン「セイヤってホント料理得意だね！女の子としては恥ずかしいし悔しいけども…」

セイヤ「料理っていうのは誰かに食べて貰えるから良いんだよ…フラン達に食べて貰えるならこれからも喜んで作るよ…」ニコ

こいし『ますます好きになっちゃいますよぉ…///』うぅ

ルーミア『良くこれで他の人達は根暗だとか言えるよね…』

チルノ『天才のあたいもタジタジだよ…』はぁ

〜皆で美味しく食べましたー！〜

こいし「お粗末様でした…」ペコ

ルーミア「ご馳走様でした…」ペコ

フラン「やっぱりセイヤの料理は美味しいね！」

チルノ「初めて食べたけど最高だね！」

セイヤ「取り敢えず洗えないから端っこの方に避けて置くか…」スッ…

ルーミア「何かして遊ぶのかー？」

セイヤ「麻雀風トランプならあるが…？」

チルノ「麻雀！？天才のあたいに勝てるかな！？」

フラン「私もやるー！」

こいし「じゃあ私は見学してますね？」

セイヤ「それじゃあシャッフルっと」スッスッ…

そして暫くの時間が流れた…

フラン「うーん…これだっ！」パシ 3

セイヤ「悪いなフラン…ロンだ」パラパラパラパラ…

一ニ三四五六七八九45⑤⑤

セイヤ「リーチ平和一通赤4…裏は無しで親の倍満だから24000点だな」ニコ

フラン「また負けたぁ…」うぅ

チルノ「つ、次はあたいだよ！絶対トップになってやる！」

こいし「セイヤさんは麻雀も得意なんですね…」

セイヤ「父さんや母さん、それに紫さんや藍さんに萃香先生が大の麻雀好きだからな…よく徹マンに付き合わされたんだよ…」あはは

ルーミア「フラン！次も頑張って欲しいのかー！」

フラン「任せて！」

東1局 親（東） チルノ ドラ④

チルノ『配牌で二向聴！しかもドラ2ここは…攻める！』

二二三五45667②③④④ツモ一

打二萬

南 こいし

こいし『配牌悪いよぉ…でも潑が重なった…』うぅ

一六九九234①①⑥東北潑ツモ潑

打北

西 セイヤ

セイヤ『この1局で流れを掴むか…いや…飛ばす！』

四七七七28999西西白白ツモ5

打 5索

北 フラン

フラン『セイヤは5索ツモ切りかぁ〜…躊躇しなかったし危ないなぁ…でも私だって一向聴だよ！』

四五六八3378②③④⑤⑤ツモ中

打 中

〜数巡後〜

チルノ『キタ！絶好の所！』ガィン☆

一二三五45667②③④④ツモ④

チルノ「リーチ！」打五萬

こいし「親のリーチかぁ…うぅ今回は降りよう…」

一234⑥⑦⑨ ツモ一 鳴き 潑潑潑 九九九

打一萬

セイヤ『親のリーチ…ま、こんな手なら関係ないか…』

四四七七七999西西白白白ツモ東

打 東

フラン『セイヤの手は絶対高いよぉ…チルノもリーチだし…でも諦めたく無いし…』

四五六八3378②③④⑤⑤ツモ3

フラン「わ、私もリーチ！」

打 八萬

チルノ「うぅ…一発じゃない」打 1索

こいし『よ、良かった！安配の1索だ！』打 1索ツモ切り

セイヤ「お…」ツモ 9索

フラン「どうしたの？セイヤ」

セイヤ「…カン」パラ…

フラン『私の上がり牌の9索がぁ…』うぅ

スッ…

パラパラパラパラ…

セイヤ「ツモ、嶺上開花…四暗刻だ…」

四四七七七西西白白白 ツモ 西 鳴き 9999

チルノ「と、東1局で役満…」

こいし「四暗刻…ですか…」あはは

フラン「高いとは思ってたけど…まさかの役満…」え〜…

ルーミア「大人気無いのかー…」

セイヤ「あ、あははは…」

そして南1局で…

セイヤ「ごめんなこいしちゃん…ロンだ」パラパラパラパラ

こいし「ふぇぇぇ…」打 北

一九19①⑨東南南西白潑中

こいし「こ、今度は国士無双…」ウルウル

セイヤ「ご、ごめんごめん…よしよし」なでなで

フラン「半荘一回で2回も役満上がるなんて…」

ルーミア「ラッキーボーイなのかー…」

チルノ「私も役満上がりたかったー！！」ウガー！

セイヤ『誰も振らないと思ってたんだがな…しかもチルノは無警戒で么九牌切ってたし…大丈夫なのか、麻雀部では…』

その後談笑して寝る事になりました☆

セイヤ「皆寝袋に入ったか？」

チルノ「大丈夫！」寝袋装備

ルーミア「大丈夫なのかー！」寝袋装備

こいし「セイヤさんは本当に寝ないんですか？」寝袋装備

セイヤ「あぁ…雨も上がってるし月でも観ながら音楽でも聴いてるよ…」ニコ

フラン「…じゃあセイヤ…おやすみ」寝袋装備

セイヤ「あぁ…おやすみ」ニコ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フラン「ん…」モゾ…

こいし「すぅ…すぅ…」zzz

チルノ「くー…くー…」zzz

ルーミア「んみゅ…んん」zzz

フラン「…まだ…夜…？」グシグシ…

セイヤ「〜♪」月見ドクペ中

フラン「セイヤ…まだ起きてる…もう3時なのに」ムク…

セイヤ「Whats the moon without the stars？」〜♪

フラン「セイヤ…何歌ってるの？」

セイヤ「っ！？フラン！？悪い…起こしちゃったか？」

フラン「ううん…何だか起きちゃった」えへへ

セイヤ「そっか…」

フラン「セイヤって英語で歌えるんだね…」座る

セイヤ「いや？知ってる曲だけだぞ？」

フラン「続き…聴かせて…？」ピト…

セイヤ「…下手だぞ？」

フラン「全然良いよ…セイヤの声……好きだから…」

セイヤ「……Cant magine life without having you here by my side no matter the cost」〜♪

フラン「///」ドキドキ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

フラン「ねぇセイヤ…あの曲の意味って…どんな意味なの？」

セイヤ「言ってもいいが暗いぞ？……貴方の居ない人生なんて考えられない…例え何を犠牲にしても…貴方が抱える物の余りの重さに耐えかねた時でも…私はそこにいるでしょう…あなたを救う為に…」

フラン「…」

セイヤ「貴方が世界と、それを取り巻く謎に惑わされた時、私は貴方に唯思い出してほしい…単純な事を…痛みを伴った胸の鼓動、雨の枯れ果てた嵐、星々の見えない月夜、それが私達がわかたれた時に私が感じた事…胸を刺す切なさ、涙の枯れ果てた嵐、1人ぼっちの月、それが私達がわかたれた時に私が感じた事…」

フラン「…」ポロポロ

セイヤ「例え移ろい易い事だったとしても…それでも私は変わらない…私は唯貴方に知ってほしい…私は貴方を1人にしない…貴方は私の一部……っとこんな感じでいいか？」チラ…

フラン「えっく…えぐっ…うぁ…」ボロボログスグス…

セイヤ「な、何で泣いてるんだよ！？大丈夫か！？」アタフタ

フラン「うぇ…えっくえぐ…」ボロボロ

セイヤ「な、泣くなよ…」なでなで

フラン「何でセイヤは…そんな悲しい歌をえぐっ…歌っぐずっ…たの…？」ボロボロ

セイヤ「……いや他意は無いぞ？」なでなで

フラン「…来て」グイッ

セイヤ「お、おい何だよ！」引っ張られ

フラン「寝るから…添い寝して…？」寝袋入るが上半身は出してる状態

セイヤ「いやいや…1人で寝ましょうね？」

フラン「…」ウルウル

セイヤ「はぁ…少しだけだぞ？」スッ…

フラン「腕枕…」

セイヤ「それは無理だ…」

フラン「お願い…セイヤは…1人じゃ無いよ？だから……お願い…」ボロボロ

セイヤ「分かった！分かったから泣くな！……はぁ…」フランに腕枕

フラン「もっとくっ付いて…？」

セイヤ「これ以上は無理だ……気絶する…」ボソ

フラン「……なら私がくっ付くからいいもん」ズリズリ ギュッ…

セイヤ「っっっ！？///」ドキドキ…

フラン「おやすみ…セイヤ…」フッ…

セイヤ「…おやすみ…フラン…」

約5分後

フラン「…」パチ…

セイヤ「スゥ…スゥ…」zzz

フラン「やっぱり…セイヤも眠かったんだね…………いいよね？キス位しても…///」顔近づける

チュ…

フラン「セイヤ…大好きだよ…///私のファーストキス…大事にしてね？///」モゾモゾ…

セイヤ「スゥ…スゥ…」

朝〜♪

チュンチュン…チチチチ…

こいし「う〜ん…おはようございますぅ…」ムク

チルノ「くぅ…くぅ…」zzz

ルーミア「すぅ…すぅ…」zzz

こいし「チルノちゃんもルーミアちゃんも寝てる…フランちゃん…？」チラ…

セイヤ・フラン「すぅ…すぅ…」抱き合って寝てる☆

こいし「えぇぇぇぇ！？」ガーン！

チルノ「か、火事か泥棒か！？110番！？119番！？いや、177番！？」ガバッと

ルーミア「うるさいのか…」グシグシ…

こいし「チルノちゃん…ルーミアちゃん…あれ…」指差し

チルノ・ルーミア「あれ…？」チラ

セイヤ「う〜ん…」ギュッ

フラン「んっ…///」ピクン…

チルノ・ルーミア「「そぉぉおい！！」」セイヤに向かってキィィック！

セイヤ「ジョォォォオイ！？」ガハァ！！

チルノ「あたい達が居る前で堂々と！この変態！変態！」ゲシゲシッ

ルーミア「舐めてるのかーーーー！！」ゲシゲシッ

セイヤ「ちょ、ちょっと待て！ギブ！ギブだから！落ち着け！蹴らないでぇぇぇええ！？」痛い痛い！

フラン「あう〜…うるさいよぉ〜…」グシグシ

セイヤ「ふ、フラン！助けてくれ！helpme！！」

フラン「あ…///せ、セイヤ…///おはよう…///」モジモジ…

セイヤ「あ、あぁ…おはよう？」

フラン「///」モジモジ…

頭ガシッ

セイヤ「る、ルーミア…？どうしたんだ？」

ルーミア「…」ニコ

セイヤ「ま、まさか…」汗ダラダラ

ルーミア「なのかーーーー！！」ゴキィ！

セイヤ「んみゃお！？」ゲポォ！

ドサッ…

チルノ「当然の報いだね！」

こいし「セイヤさん〜…」ウルウル

フラン「///」ドキドキ

セイヤ「」ブクブク

数分後…

セイヤ「酷い目に遭った…」イテテ…

チルノ「どう考えてもセイヤが悪いよ！」パンモグモグ

セイヤ「まさかあのまま寝るなんて思わなかったんだよ…」モグモグ

ルーミア「少しは反省してね？」

セイヤ「納得は出来ないが……反省してます」ペコ

こいし「ねぇフランちゃん…何か隠し事してない…？」モグ…

フラン「えっ！？な、何も！？」ドキッ

こいし「むぅ〜…」モグモグ

セイヤ「さて…もうそろそろ救助が来てもいい頃なんだがな…」ふぅ

チルノ「一向に来る気配が無いと思うのはあたいだけ？」

こいし「SOSの信号を送れれば一番良いんですけどね…」

セイヤ「う〜ん…あ、そうだ！瑛須に御土産の御礼として貰ったこれがあったな…」ゴソゴソ

フラン「何…それ…」

セイヤ「瑛須と徹特製の野球ボール型花火玉…その名も花火球だ…」つ野球ボール

ルーミア「名前変わってないよ？」

セイヤ「まぁこれを見てる人達に分かればそれでいいんだよ…っと」スク

こいし「どうしたんですか？いきなり立ち上がって…」

セイヤ「まぁ少し見ててくれ…」スタスタ

洞窟の外

セイヤ「アンリミテッド…」ググググッ…

ザッ

セイヤ「カノン！！」上に向かってぇ！ドビシュッ！

ギュオオオオオオオオオオオン！

フラン「うわ〜…相変わらず凄いね…」

セイヤ「さて…」リモコン取り出し

ルーミア「リモコンを取り出してどうするのかー？」

セイヤ「まぁ見てなって…打ちあ〜げ〜は〜な〜び〜♪」ポチ

ポンポンポンッ☆

フラン・チルノ・ルーミア・こいし「「「「おぉ〜！！」」」」

セイヤ「さてもう一球…」スッ

フラン「私にもやらせてやらせて〜！」キャッキャッ☆

セイヤ「ほい」つリモコン

フラン「じゃあ…プレイボール！」ビシッ

セイヤ「…」ググググッ

ザッ

セイヤ「よっ！！」ドビシュ！

ギュオオオオオオオオオオオン！

フラン「お仕置きだべぇ〜♪」ポチ

ポンポンポンッ☆

魔理沙「お、おいあれって…」

霊夢「は、花火…？」

隊員「何だあれは…」

咲夜「きっとセイヤ達ですよ！早く行きましょう！」タッタッタッ

アリス「そうだね！早く行こう！」タッタッタッ

セイヤ「よし…ラスト一球…！」ググググッ

ザッ

セイヤ「LastRequiem！！」ドビシュ！

ギュオオオオオオオオオオオン！

フラン「何それ…」

セイヤ「気分…？」

こいし「チルノちゃん…ボタン押さないの？」

チルノ「く、くしゃみ出そうだから…ちょっと待って…」へっ…へっ…

ルーミア「早くしないとボールが落ちて来るのかー…」

ヒューーーーーーーーーーー…

フラン「ち、チルノ！早く！」

ヒューーーーーー…

チルノ「も、もう…ちょっと…」へっ…へっ…

ヒューーー…

セイヤ「…嫌な予感」汗タラー

目の前にポトン…

セイヤ・フラン・ルーミア・こいし「「「「あ

…」」」」

チルノ「へっ…へっ…」

セイヤ・フラン・ルーミア・こいし「「「「ち、チルノ（ちゃん）タンマ！！」」」」バッ！

セイヤ「3人共俺の後ろに！」庇う

チルノ「へくちっ…」ポチ…

ポンポンポンッ！！

全員「ひぎゃぁぁぁあああ！？」アチぃ！！

ガサガサ…！

妖夢「居ました！皆さん大丈夫…です…か…？」

セイヤ「」圧倒的チリチリ…

チルノ「」徹底的チリチリ…

フラン「」チリチリ…

ルーミア「」チリチリ…

こいし「」チリチリ…

さとり「こ、これは一体…」

レミリア「な、何があったのかしら…」

隊員「何だか…火薬臭いな…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

幻想病院

セイヤ「知らない天井だ…」パチ

フラン「あ、セイヤ起きたね！」

セイヤ「あれ…他の皆は…？」ムク

フラン「…チルノはまだ寝てるよ？」ちら

チルノ「」ベッドでち〜ん☆

セイヤ「……こいしちゃんとルーミアは？」

フラン「もう大丈夫だから先に家に帰ったよ？」

セイヤ「何でフランはここに居るんだよ…大丈夫なら帰って良いんだろ？」

フラン「わ、私はお姉様とお父様、それとお母様を待ってるだけだよ！///」

セイヤ「分かったから病院で大きな声出すなよ…」やれやれ

フラン「…セイヤ///その…助けに来てくれてありがとね？///」

セイヤ「それはもう聞いたよ…俺が好きでした事なんだから別に御礼を言われる理由が無い…」

フラン「ねぇ、セイヤ…///」スッ

セイヤ「な、何だよ…近いから離れろ」プイ

フラン「私…その、初めてセイヤに出会った時から…///セイヤの事が…///」モジモジ…

セイヤ「俺の事がどうしたんだ？」

フラン「だ、だから！！…えっと…///」モジモジ

ガラリラッ☆

レミリア「フラン、ストーーーーップ！！」バッ！

フラン「お、お姉様！？」ビクゥ！

両肩ガシッ…

レミリア「フラン…お姉ちゃんに黙って抜け駆けとは……再教育が必要みたいね？」ゴゴゴゴゴゴゴゴ☆

フラン「ひ、ひぇぇ…」ぶるぶる

セイヤ「おぉレミリア…おひさ☆」よっ

レミリア「お、おひさ…///」よ、よっ

ブラド「おおセイヤ君…思ったよりも元気そうだね、安心したよ」スタスタ

セイヤ「あ、ブラドさん今日は…」ペコ

アスワン「まさか1人でフラン達を捜しに行くなんてねぇ…無茶な事をするわぁ…」

セイヤ「きょ、恐縮です…」はは

ブラド「疲れているだろう？私達はこれで帰らせて貰うよ」スッ

セイヤ「はい、わざわざ申し訳ありませんでした…」

フラン「えっ！？わ、私まだセイヤに話が！」

レミリア「…」ニコ☆

フラン「にゃ、にゃにもありましぇん…」うぅ

アスワン「それじゃあセイヤ君また、何時でも遊びに来ていいからね？」

セイヤ「はい、お疲れ様でした…帰り道、お気をつけて」ニコ

ガラガラ……ガラガラ…トン…

セイヤ「ふぅ…疲れた、もう一眠りするかな…」フッ…

もう幻想山はこりごりだ…そう再び心に刻んだ出来事であった…

……………………………………

………………………………

…………………………

……………………

………………

…………

……

…

セイヤ「さて…そろそろ寝ないとまた起きられないからな…最近夢見が悪いし…」パタン…

カチカチンッ☆

セイヤ「それじゃあ…おやすみ…」フッ…

〜一年生組と幻想山で…〜

【完】

〜朝〜

チュンチュン…チチチチ…

新時計〈ピピピピピピッ☆カチ…

ガバッ…

セイヤ「…」ぼー…グシグシ…

自己紹介は必要無いだろうけども一応しておく…水奈月セイヤです、朝ですね…以上

〜脱衣所〜

シャカシャカシャコシャコ…

セイヤ「…」歯磨き中

俺が自分からこの登校前に起きているのは、霊夢達曰く皆既日蝕と同じ位珍しい事らしい…ここ最近夢見が悪い所為でその皆既日蝕位珍しい事が続いている……天変地異の前触れなのだろうか

セイヤ「ふぁあ〜…」グシグシ

取り敢えず適当に朝ご飯を作るつもりなのだが面倒臭いのでトーストにベーコン、そして卵適当に焼けばいいだろ…

〜台所〜

チーン☆ ジュゥゥゥゥゥゥ…

トーストとベーコン、卵を乗せる

セイヤ「ま、これでいいだろ…」スッ…

スタスタ…ストン……ピッ

今日の天気は晴れ！洗濯物が良く乾きそうです！さて…今日のTVの前のあなたの運勢はぁ〜？

セイヤ「…」モグモグ…ズズー…

今日のコーヒーもとっても美味しゅう御座いますね…眠気も覚めて一石二鳥です…朝のニュースキャスターのお姉さんがもっと美人だったら良いのに…と思うのだが失礼なので言わないでおこう…

セイヤ「ご馳走様でした…」スクッ

スタスタスタスタ…キュッキュ…ジャーーー…

セイヤ『はぁ…』洗い洗い…

憂鬱だ…水奈月セイヤの憂鬱なんてラノベが出来そうな位憂鬱だ…

ピンポーン☆

「おーいセイヤー！起きてるかー！？」

「早く起きて下さーい！」

セイヤ『今日も珍しく起きてますよーっと…』スタスタ

ガチャ…スタスタスタスタ…

魔理沙「おぉ！？今日も起きてるな…」

咲夜「もう3日間連続ですよ…天変地異の前触れですかね？」

セイヤ『俺もそう思うよ…』はぁ…

咲夜「朝御飯は済ませましたか？」

セイヤ「あぁ軽くだけど済ませたよ…取り敢えず学校行く準備するから適当に寛いでてくれ」スタスタ

魔理沙「おーう！」煎餅バリバリ

セイヤ『寛ぐの早ぇ…まぁ何時もの事か…』スタスタ

ガチャ…バタン…

咲夜「セイヤの元気が余り無いですよね…ここ最近…」

魔理沙「夢見が悪くて良く眠れないって言ってたぜ？」バリバリ

咲夜「どんな夢を見てるんですかね？」

魔理沙「普段は見ないらしいからなぁ…余計に

辛いらしいぜ…」

咲夜「そうなんですか…」

〜セイヤの部屋〜

セイヤ「よし…準備完了っと…」スタスタ…

ガチャ…バタン…

セイヤ「待たせたな…学校行くか」

魔理沙「おーう！」

咲夜「忘れ物は無いですか？」

セイヤ「あぁ大丈夫だよ」

スタスタスタスタ…チラ…

セイヤ「…プッw」

仏壇にリアルニンニクと人参キーホルダー…

セイヤ『シュールだなw…』プルプル

バタン…かちゃん…

〜通学路〜

セイヤ「そういや今日霊夢はどうしたんだ？」スタスタ

魔理沙「何だかパチュリーの奴に用事が有るからって先に学校行ってるぜ？」スタスタ

咲夜「珍しいですよね、霊夢がパチュリー様に用事が有るなんて」スタスタ

セイヤ「ま、そういう時もあるだろ…」スタスタ

魔理沙「そういえばあの文が書いた記事…凄かったよな！」スタスタ

咲夜「良くあんな写真が撮れますよね」スタスタ

セイヤ「思い出させないでくれ…やっぱりキチンと釘を刺して置くべきだったな…」スタスタ

咲夜「野球部の人達が私達のクラスに殴り込みに来ましたもんね…」スタスタ

魔理沙「自分達でボイコットした癖になぁ…」スタスタ

咲夜「結局セイヤが土下座させられてましたもんね…」スタスタ

セイヤ「もう謹慎は懲り懲りだからな…穏便に

済むなら土下座でも何でもしてやるさ…」はぁ

魔理沙「そういえばセイヤ…最近夢見が悪いって言ってたけど大丈夫か？」スタスタ

セイヤ「学校にはキチンと行ってるだろ？大丈夫だよ…」スタスタ

咲夜「本当ですか？目に隈が出来てますけど…」

セイヤ「だから大丈夫だって…」スタスタ

「あら、皆おはよう」

「おはよー！」

咲夜「あ、お嬢様に妹様、おはよう御座います」ペコ

魔理沙「おー！レミリアにフランおっはーだぜ！」

フラン「おっはー！魔理沙！セイヤもおっはー！」わーい☆

セイヤ「……あぁ」スタスタ

フラン「……また…素っ気無い」ウルウル

咲夜「どうしたんでしょうか…最近ずっとああですよね…セイヤ」

レミリア「フラン…セイヤに何かしたの？」

フラン「…」ふるふる ウルウル

魔理沙「全く…どうしたんだ、セイヤの奴」はぁやれやれ

スタスタスタスタ…

セイヤ「…」

最近夢見が悪いと言ったが…実はそれが原因だ、夢の中で俺は…フランにキスをされる…最近そんな夢ばかり見る所為でフランの顔をまともに見る事が出来ないでいた…今まで生きていてこんな夢を見た事がない所為で正直戸惑っていた…

セイヤ『はぁ…幾ら夢とはいえこれは無いだろう…』スタスタ

〜下駄箱〜

輝夜「セイヤ！今日こそは私の自己紹介をして貰うわよ！」

【かぐや姫の血を引く者、蓬莱山輝夜が現れた！】

たたかう

にげる

→取り敢えず自己紹介をする

どうぐ

さくせん【ネガティブにいこうぜ…】

【セイヤは取り敢えず自己紹介をした…】

この腰ほど長い黒髪ストレートの女性が蓬莱山輝夜、前髪は眉を覆う程度の長さで所謂パッツン系、部活は帰宅部……以上だお

輝夜「私の扱い…酷くないかしら…」

【蓬莱山輝夜に999の精神的ダメージ…】

セイヤ「輝夜…今の俺には自己紹介をしてやれる程の気力が無いんだ…」はぁ

輝夜「何か悩み事が有るのでしょう？私で良かったら相談に乗るわよ？」

セイヤ「その気持ちだけ受け取っておくよ…ありがとな？」ニコ…

輝夜『やっぱり今日も暗いわね…最近ずっとこんな感じだけれど何かあったのかしら』

セイヤ「はぁ…」幸せ逃げる〜☆

〜2年2組 教室〜

ガラッ…

セイヤ「…」スタスタ

ガタガタ…スッ…

セイヤ「…」頰杖つく

クラスメイト男子a「最近根暗の奴…更に根暗になったよな…？」

クラスメイト男子b「だな、ま…俺らには関係ねぇしそれに霊夢ちゃん達に話掛けるチャンスじゃね？」

クラスメイト男子c「それもそうだよな！今日の放課後、部活終わった後にでも遊び誘ってみようぜ？」

クラスメイト男子a・b「「賛成！」」

セイヤ『学校来てまだ時間経ってないが…帰りてぇ』

「ちょっとセイヤ…あんたまたそんな辛気臭い顔してるの？」

「学校に居る時位もっと笑おうよ…」

セイヤ「何だ…霊夢とアリスか…何か用か？」

霊夢「何だとは失礼ね…最近ずっとそんな感じだけれど何かあったの？」

セイヤ「別に…何でもねぇよ」

アリス「本当…？無理してない…？」

セイヤ「だから大丈夫だって言ってるだろ！？どいつもこいつも…鬱陶しいんだよ！！」バンッ！

霊夢・アリス「「っ！？」」ウルッ…

何だ？根暗が怒鳴った？

女の子に怒鳴り散らすなんてサイテー…

やっぱり元不良だな…

霊夢とアリス可哀想〜…

セイヤ「っ…クソッ！！」ダッ！

霊夢「せ、セイヤ！？」

アリス「待って！」

〜屋上〜

セイヤ「はぁ…！はぁ…！」

最低だ…霊夢達は俺を心配して声を掛けてくれたのに…何でこんな事になってるだろうな…たかが夢なんかで…くそっ…

ギィィ…

「おーうセイヤー！廊下は走っちゃ駄目だぞー？」ヒック…スタスタ

セイヤ「萃香先生…」

萃香「どうした？訳ありか？」ゴクゴク…

セイヤ「…取り敢えず校内で飲酒するのは止めた方が良いと思います…もう何回も言ってますけど…」

萃香「私からお酒を取ったら何が残ると思う〜？」ヒック…

セイヤ「………ドロップアウトで…」

萃香「じゃあ飲むぞ？」

セイヤ「…どうぞ」

校内での飲酒を認めてしまいました…まぁ紫さんや藍さんも何も言わないから実際認められてる様な物だけどな…

萃香「ぷはぁ！…で？どうしたんだセイヤ、もうすぐホームルームも始まるのに屋上なんかに来て…」

セイヤ「…なんとなくですよ」

萃香「サボりはいけないんだぞぉ？」

セイヤ「校内で飲酒してる先生には言われたくありませんね…」

萃香「まぁまぁ！歳上だからこそ話せる事もあるだろ？」

セイヤ『あなたを歳上とは絶対認めたくない…』

萃香「ほれほれ〜！早く話せよ〜！スッキリするぞ〜？」うりうり

セイヤ「分かりました！分かりましたから脇腹をツンツンしないで下さい！」

俺は事の経緯を萃香先生に話した…

萃香「ほえ〜…夢でねぇ〜…」ゴクゴク

セイヤ「何だか酒の肴にされた様な気分だ…」

萃香「その通りだぞ？」ぷは

セイヤ「あれ〜？やっぱり〜？」あはは

萃香「…ま、そんな悩みを持てるのは若い内だけだからなぁ……それで？セイヤはどうなんだ？」

セイヤ「？？？何がですか？」

萃香「だからぁフランの事をどう思ってるかって事だよ」ゴク…

セイヤ「それは勿論好きですよ？」

萃香「だったら告ればいいじゃん」

セイヤ「いや、恋愛的な意味でと言われると……良く分からないです」

萃香『恋愛的な意味では無いけど好きだって事かぁ…こりゃ霊夢達は相当苦労してるだろうなぁ…』ゴクゴク

セイヤ「俺はこれからどうすりゃいいんだ…霊夢とアリスには怒鳴っちまったし…」

萃香「……ほれ」つお酒

セイヤ「…は？」

萃香「嫌な事は酒を飲んで忘れる…これが大人の生き方の一つだ…」

セイヤ「先生が未成年にお酒を勧めないで下さいよ…」

萃香「お酒の勢いで霊夢達に謝ればいいだろ？大丈夫だってぇ！紫や藍に見つかっても私の所為にすれば良いんだからなぁ」

セイヤ「……それって…いけない事…ですかね？」

萃香「大人は皆ズルいんだよ…これ位軽い軽い！さ、ほらぁ！一気！一気！」パンパン！

セイヤ「…」スッ…グイッ…

ゴクゴクゴクゴクゴク…

萃香「おぉ〜！！いい飲みっぷりだなぁ！！」

酒が胃の中に入った瞬間に俺の意識は…スイッチを切り替えるかの如く…簡単に入れ替わってしまった…

セイヤ「………萃香先生…ありがとう御座います…何だか気分が軽くなりましたよ」ニコ

萃香「そうかそうかぁ！そりゃあ良かった！……でも何だか雰囲気変わったか？」

セイヤ「そんな事ありませんよ…それでは自分はこれで…」ニコ スッ

スタスタスタスタ…

ギィィ…バタン…

萃香「……ま、いっかぁ！」ゴクゴクゴクゴク…

萃香「ぷはぁ！この為に生きてるぅ！」くぅ〜

屋上へと続く階段…

セイヤ「…」コツ…コツ… バサァ…

《セイヤは堕天使モードへと覚醒しました…》

〜2年2組教室♪〜

ガラリラッ☆

セイヤ「…」スタスタ…

うわ…来たよ…

最低野郎が来たぞ…マジキモいな…

霊夢「せ、セイヤ…」

セイヤ「霊夢、アリスごめんな…俺を心配して声を掛けてくれたのに」

アリス「き、気にしてないから大丈夫だよ…」

なでなで…

セイヤ「ありがとな…大好きだよ。霊夢、アリス」ニコ

霊夢・アリス「「っ///」」ボンッ☆

お、おい！根暗が告ったぞ！？

でもなんだか雰囲気いつもと違くない…？

咲夜「ま、まさかあの笑顔…」ガクガク

レミリア「目覚めてしまったのね…彼が…」ブルブル

美鈴「あ、あの雰囲気…でも何で…」ブルブル

魔理沙「わ、分からないが…とんでもない事になりそうだぜ…」ガクガク

スタスタ…

セイヤ「美鈴、おはよう…今日も綺麗だな…」ニコ

美鈴「どどどどうもあ、ありがとうございましゅ…///」

ガラリラ☆

紫「はーい、ホームルーム始めるから席に着きなさーい…」スタスタ

セイヤ「さて…席に着くか…」スタスタ

霊夢「///」シュ〜…

アリス「///」シュ〜…

美鈴「///」シュ〜…

咲夜「す、既に3人も殲滅されてしまいましたね…」

魔理沙「わ、私達3人は絶対に負けないぜ！」

レミリア「そ、そうね！頑張りましょう！」

魔理沙・咲夜・レミリア「「「おー！」」」

セイヤ「…」ニコニコ

1時限目開始…

社会先生「はい、それじゃあ授業を始めます」

セイヤ「先生…自分、教科書を忘れてしまったんですが」スッ

社会先生「全く……なら隣のスカーレットにでも見せて貰いなさい…」

レミリア「えぇ！？」ドキッ

セイヤ「はい…そうさせて貰います」ニコ

レミリア「わわわ私は大丈夫だからセイヤ！教科書貸してあげるわ！」

ガタガタ…スッ… 机寄せる

セイヤ「冷たいな…俺と2人で授業を受けるの…嫌か…？」顔近付ける…

レミリア「全然嫌じゃないわ☆」うー☆

咲夜『堕ちるの早過ぎですよ…お嬢様…』はぁ

魔理沙『もう私と咲夜しか居ないぜ…』はぁ

暫くして…

咲夜『キチンと授業を聞かないと今後が大変ですからね…ノートもしっかりと…』カキカキ…

背中チョンチョン…

咲夜『っ！？せ、セイヤですか…でも駄目です振り向いては！』カキカキ

「おい咲夜…消しゴム落としたぞ？」チョンチョン…

咲夜「あ、ありがとう御座います…」クル

セイヤ「……愛してるよ…咲夜…」ニコ 消しゴム渡す

咲夜「///」ブシャーーーーーー！！

ガク…

咲夜『ふ、不覚です…魔理沙…後は…頼みまし…たよ…』チーン☆

きゃーーーーー十六夜さんが鼻血を出して倒れたぁ！

何なんだこの鼻血の量は！？

セイヤ「さてレミリア…続き、教えて貰ってもいいか…？」ニコ

レミリア「は〜い☆///」デレデレ

魔理沙『駄目だこいつら…早くなんとかしないと…』

授業終了ですね…

社会先生「それじゃあ今日はこれまで…」スタスタ

セイヤ「…」ガタッ… スタスタ

魔理沙「あ、おいセイヤ！お前ら、しっかりしろぉ！」

全員「はぁ…///」ほぅ…

魔理沙「目を覚ませぇ！頼むからぁ！」うわ〜ん！

〜1年1組 教室〜

フラン「…」カキカキ…

こいし『フランちゃん…最近ずっとセイヤさんが素っ気無いって言ってたんだよね…全然元気が無いよぅ…』

クラスメイト男子a「ねぇフランちゃん、今日良かったら一緒にお昼食べない？」

クラスメイト男子b「そうそう！こいしちゃんも誘って4人で食べようぜ？」

フラン「やだ…」

クラスメイト男子b「冷たいじゃ〜ん…なぁなぁ、いいだろ？」

フラン「喋り掛けないで、鬱陶しいから…」

クラスメイト男子a「釣れない事言うなよぉ〜！クラスメイトとの親睦を深めるって事でさ？ね？」

フラン「私はあんた達なんかと親睦を深めるつもりなんか無いし…邪魔…」

クラスメイト男子b「付き合ってる男とか居ないんだろー？だったらいいじゃん！」

フラン「付き合ってはいないけど……好きな人なら居るよ…あんた達みたいなチャラけた奴じゃ無くて…私達の為なら…自分の命を懸けても護ってくれる…そんな人が…」

クラスメイト男子a「はぁー？そんな奴居るわけ無いじゃん！」

クラスメイト男子b「そうそう！そんな事より俺達2人とお昼を…」

ブー☆ブー☆

フラン『LINEだ…？セイヤから…？』スッスッ…

フラン…大切な話がある、今から屋上に来て欲しい…

フラン「セイヤ！」ガタッ！タッタッタッ

クラスメイト男子b「えっ！？ふ、フランちゃん！？」

クラスメイト男子a「セイヤって確かあの根暗木偶の坊の先輩だよな？」

クラスメイト男子a「ちっ…またあいつかよ…」

こいし『フランちゃん…どうしたんだろ？』

〜屋上〜

セイヤ「The clouds are like your eyes…」〜♪

ギィィィ…

フラン「せ、セイヤ…？」ヒョコ…

セイヤ「っと…フランか、思ってたよりも早かったな…」ニコ

フラン「セイヤ…何で……何で最近ずっと素っ気無かったの…？」ウルウル

セイヤ「ごめんな…？ちょっと変わった夢を見てた所為なんだ…フラン、お前に関係ある夢だ…」

フラン「私に…関係ある夢…？」

セイヤ「そうだ……俺がフランにキスをされる…そんな夢を見た所為でフランの顔をまともに見れなかったんだ…」

フラン「わ、私にキスをされる夢！？」ドキッ

セイヤ「……何か心当たりが有りそうな顔だな…」ニコ

フラン「えっ！？な、何も無いよ！？」アタフタ

セイヤ「分かりやすいな……フラン、頼むから教えてくれ…」

フラン「お、怒らない…？」

セイヤ「怒らないよ…」ニコ

フラン「私ね…セイヤが幻想山で私達を助けに来てくれた日の夜…セイヤに添い寝して貰ったでしょ？」

セイヤ「あぁ…あの時、俺は寝ちゃったみたいだがな…」

フラン「その時ね…私………セイヤにキス…しちゃったんだ…」

セイヤ「は…？キスって…唇と唇の方か…？」

フラン「…」コクン

セイヤ「…そっか」

フラン「い、嫌だった…？」ウルウル

セイヤ「いや…嬉しいよ」ニコ

フラン「ほ、本当！？」ウルウル

セイヤ「あぁ……なら、今度は俺の番だな」近寄る

フラン「え…？ど、どういう事！？」

セイヤ「俺はフランにキスをされた…でも俺はその事実を知らなかった…だったら今、俺のこの気持ちが何なのかを確かめる…」顔近付ける

フラン「ま、待ってセイヤ！こ、心の準備が…///」

セイヤ「目を閉じて……直ぐに終わるから…俺にフランの全てを…任せてほしい…」スッ… 頰に手を当てる

フラン「セイヤ…///……うん…///」目を閉じる

扉バァァン！！

フラン「っ！？」ビクゥ！

セイヤ「はぁ……もう授業始まるぞ…？何やってるんだ…？……お前ら」顔離す

魔理沙「それはこっちの台詞だぜ！甘々な空気作りやがって！」ビシッ

霊夢「ま、魔理沙の平手打ちは効くわねぇ…」ヒリヒリ

咲夜「ですがお陰様で目が覚めました…」ヒリヒリ

レミリア「ふ、フラン！？何でフランがここに居るのよ！？」ヒリヒリ

アリス「よく分からないけど…またあの堕天使が何か仕出かしてるのは見れば分かるよ…」ヒリヒリ

美鈴「魔理沙のお陰で目は完全に覚めました！セイヤ！覚悟して下さい！」ヒリヒリ

セイヤ「はぁ…全く…」バサァ…

フラン「せ、セイヤ…？まさか今のセイヤって…」

セイヤ「まぁフランが思ってる通りだ…萃香先生のお酒のお陰で俺は今ここに居るんだよ」ニコ

全員「あんの歩くアルコール摂取機がぁぁぁぁあああ！！」

〜職員室〜

萃香「ぶぇっくしぃ！」口の中のお酒ブシャー

女先生「きゃーー！萃香先生！お酒を飲みながらくしゃみをしないで下さいって何回も言ってますよねぇ！？」ボタボタ…

萃香「め、めんごめんご…」あはは

スタスタ…

紫「ねぇ萃香…あんた…まさかセイヤにお酒飲ませた？」

萃香「お？おぉ！紫か！確かにセイヤにお酒を飲ませたのは私だぞ？なんか悩み事があったらしくてなぁ…酒飲んで忘れろって飲ませた」ゴクゴク… あっはっはっ！

紫「…」ゴゴゴゴゴゴッ

萃香「あれ…？」

〜屋上〜

セイヤ「それで…お前らはどうしたいんだ？」

魔理沙「まず何でフランと2人で屋上に居るんだよ！？」

セイヤ「ん？フランとキスする為だが？」

セイヤとフラン以外全員「はぁぁああ！？」

霊夢「な、何でそうなるのよ！？」

セイヤ「最近夢見が悪いって言っただろ？夢の中で俺はフランにキスをされる、そんな夢を見てたんだよ」

言わずもがな全員「はぁぁああ！？」

セイヤ「まぁそれは実際夢じゃ無くて、幻想山で迷子になった夜に俺がフランに添い寝をしてやったんだが…俺が寝落ちしてた間にどうやら本当にキスをされてたらしい…言っておくが唇と唇の方な？」

書くの面倒な程の全員「添い寝ぇぇぇええ！？キスぅぅぅうう！？唇と唇ぅぅぅうう！？」

フラン「せ、セイヤ！？何で言っちゃうの！？」

セイヤ「何だ？言わない方が良かったか？」

フラン「当たり前でしょ！？だ、だって皆のあの顔…」ちら

霊夢「コォォォォ…」鬼の形相

魔理沙「お前はもう……死んでるぜ…？」ゴゴゴゴゴゴ…

咲夜「まさか妹様とセイヤが既にズキュゥゥン！！をしていただなんて…！！」ゴゴゴゴゴゴッ

レミリア「フ〜ラ〜ン〜！！今日という今日はお姉ちゃん、絶対の絶対の絶〜っ対に許さないわよぉ〜！」ゴゴゴゴゴゴッ

アリス「私をこの姿にさせたのはお前が魔人◯ウに続いて2人目だ…」スーパー女子高生3 シュインシュインバチバチッ… 金髪ロングヘアー

美鈴「紅闘流の奥義…その身体でしかと感じるといいでしょう…」ゴゴゴゴゴゴッ

セイヤ「……確かに要らない事を言ったみたいだな…」

フラン「ど、どうするの…？」

セイヤ「さぁ…？それはあいつら次第だな…」

ダッッッ！！

セイヤ「…どうやらヤル気らしいな…」構え

魔理沙「はぁ！」シュッ！

セイヤ「今の俺はあの時程お酒を飲んで無いからな……それでもやるか？」

霊夢「当たり前…でしょっ！！」お札投げる

サッサッ…

セイヤ「ま、そうだろうな…」

ヒュッ！ヒュヒュヒュッ！ヒュヒュヒュヒュ！！

パシパシパシパシパシパシッ！！

セイヤ「そんな程度か…？咲夜…？」パラパラパラパラパラパラ…

咲夜「くっ…」

アリス「はぁぁああ！！」ブンッ！

ガシッ…

セイヤ「ロングヘアーのアリスも可愛いな…」ニコ

アリス「…もう騙されないよ！！」ゴッ！膝蹴り

セイヤ「くっ…」グラ…パッ

アリス「一気に……決める！！」シュンッ…

ドゴォ！！シュンッ！

セイヤ「かはっ…」

バキィ！！シュンッ！

セイヤ『速すぎて見えない…ヤム◯ャはこんな気分だったんだな…』はは

ドカバキィドゴォォォ！！ヒューーーーンッ！

アリス「これで終わりだよ！！」シュンッ！グググッ！

アリス「滅ッ！！」背中に思い切り足蹴り

タッ…ザザザザザーーー…

セイヤ「流石アリスだな…」グイッ… 口元拭う

アリス「美鈴！」

セイヤ「っ！？」クルッ！

「遅いです！紅闘流奥義…」バッ

セイヤ「くそっ！」バッ

美鈴「滅龍脚！！！」回し蹴りバキィ！！

セイヤ「ガハッッッッ！」

ガシャァン！！

霊夢「やったの…？」

スクッ…

セイヤ「やば…流石に……食らい過ぎたか…でも手を出す訳にもいかないしな…」フラフラ…

魔理沙「まだ立てるのかよ…」

咲夜「ですが…もう一押しです…」チャキ…

アリス「…もう終わりだよ？」フッ…

美鈴「そうみたいですね…」ふぅ

セイヤ『そういえばレミリアの奴…何処に行ったんだ？』キョロキョロ…

「捜し物は何かしら…？お兄さん…」グググッ

セイヤ「っっ！？」バッ！

レミリア「吹っ飛びなさい！！！！」鉄パイプで脇腹ドゴォ！！

セイヤ「なっっっ！？」グンッ！

再びガシャァン！！

レミリア「ふぅ…鉄パイプなんて普段使わないから使いにくかったわ…」ポイッカランカラン…

スクッ…

セイヤ「はぁ…はぁ…」げほげほっ…

全員「」えぇ〜…

セイヤ「どうする…？まだやるか…？」はぁ…はぁ…

魔理沙「いやいやいやいやぁぁん！流石にタフ過ぎるぜ！」

霊夢「呆れて物も言えないわね…」お札構える

咲夜「ですが…これで終わりです！」ナイフ構え

アリス「いい加減諦めようよぉ…」バシュゥウン…シュインシュイン…

美鈴「あ、悪魔何ですか…？セイヤは…」

セイヤ「俺が悪魔…？違う…俺は……堕天使さ☆」キラーン☆

あの人達全員「……潰すっ！！」ダッッッ！

セイヤ「おー怖…」構え

「はいはいストーーーーーップ！」

ピタッ…

霊夢「ゆ、紫先生？」

魔理沙「ど、どうして☆ゆかりん☆婆さんがここに！？」

紫「魔理沙〜…何か言ったかしらぁ…？」

魔理沙「気にするな！！」

セイヤ「ゆ、紫さん…」ガクガクブルブル…

紫「久しぶりねぇ…酔っ払いセイヤ君？」ニコ☆

セイヤ「お、お久しぶりですゆかりん☆」に、ニコ☆

ドゴォッッッッ！ゲシッ…

紫「だぁぁれがゆかりんですってぇ？」足で頭グリグリ

セイヤ「いてててててて…！」地面とキス☆

アリス「紫さんが来てくれたら安心だね！」

美鈴「そうですね！確かさとり件の時にもセイヤの暴走を止めたのが紫さんなんでしたっけ？」

アリス「あれは凄かったなぁ…」

魔理沙「暴走したセイヤが手も足も出ないでボロボロのボコボコ…」

霊夢「気絶するまでタコ殴りにされて…」

咲夜「そのまま保健室で丸一日寝たきりでしたからねぇ…」

レミリア「今回はそうならない事を祈るしか無いわね…」

フラン「セイヤぁ…」ウルウル

紫「それで？幾ら萃香の所為だからって授業サボって屋上でチャンバラなんて…いい度胸してるじゃないの…」グリグリ

セイヤ「く、くそ…まさか紫さんに見つかるなんて…」グググッ

紫「そのままにしてなさい！」グンッ

セイヤ「へぶっ！」ぐしゃ… 再び地面とキス☆

紫「はぁ…それで？アルコールが切れるまで後どれ位？」

セイヤ「だ、大体後2、3分です…」

紫「素直でよろしい……フランちゃん、話は萃香から聞いてるからこっちに来なさい…」チョイチョイ…

フラン「は、はい…」スタスタ

セイヤ「…」

フラン「セイヤ…ごめんね？……私の本当に好きなセイヤは…今のセイヤじゃ無いんだ…」

セイヤ「だろうな…さっきのあの顔を見れば嫌でも分かるよ…」

フラン「うん……鈍感で、お馬鹿で、デリカシーが欠片も無くて、女たらしで面倒臭がり屋で私達の気持ちに全く気付かなくてゲーム廃人で実は女の子に全く免疫が無い超絶童貞野郎で…」ペラペラ

セイヤ「ヤベェ…酷い言われようだな…」ホロリ…

フラン「でも…優しくて強くて格好良くて料理が出来て…そして誰よりも私達の事を想ってくれてる…そんなセイヤが、私は好きなんだ！」ニコ

セイヤ「…そっか、じゃあ…そんなどうしようもない俺を……これからも……宜しくな…？」ニコ

フラン「うん！」ニコ

セイヤ「振られ…ちゃった……な…」カクン…

紫「はい…終わり…」スッ

セイヤ「すぅ…すぅ…」zzz

フラン「よ、よーし！セイヤを保健室に運ぼうか！紫先生！？」クルッ…

魔理沙「まぁまぁまぁまぁ…」ガシッ…

霊夢「焦らない焦らない…」ガシッ…

咲夜「一休み一休み、ですよ…？妹様…？」ガシッ…

レミリア「まぁ一休みどころか…」ガシッ…

アリス「永遠に休む事に…」ガシッ…

美鈴「なりそうですけどね…？」ガシッ…

フラン「み、皆ぁ…謝るから許してぇ…」ウルウル

全員「だぁ〜め❤︎」ニコッ☆

「みぁぁぁぁああああああ！？」

紫「ふぅ…全くホント女たらしな奴ねぇ…」よいしょっと…

セイヤ「んっ…すぅ…すぅ…」zzz

〜保健室〜

セイヤ「…」zzz

《夢の中》

セイヤ『ん…ここ、何処だ…？』ムク

『お、会うのは初めてだな…水奈月セイヤ…』ニコ

セイヤ『は…？なんで俺が目の前に…？』

堕セイヤ『あぁ…まぁ、俺はお前じゃ無くてお前も俺じゃないって言えば分かるか…？』

セイヤ『いや…分からん…』

堕セイヤ『はぁ…これじゃあ霊夢達が苦労するのも分かるな…駄目駄目だなぁあんた…』やれやれ

セイヤ『同じ姿の奴に駄目出しされたよ…』うわぁ

堕セイヤ『それで…気持ちの整理は着いたのか？』

セイヤ『な、何の事だよ…』

堕セイヤ『惚けるなよ…フランにキスされる夢見てドキドキしてた変態野郎…』

セイヤ『あ、あんたには関係無いだろ…』プイ

堕セイヤ『それが関係あるんだな…俺はお前でお前は俺だからな…』ニコ

セイヤ『いやさっきそうじゃないって言ったばっかりだろ！？』

堕セイヤ『悪いな…都合の悪い事は忘れる様にする主義なんだ…』ニコ

セイヤ『ったく…それとさっきから一々ニコってするのやめろ…吐き気がする…』おえ

堕セイヤ『あんたは何時もこの笑顔を霊夢達に向けてるんだぞ？』

セイヤ『うぇマジかよ…よくあいつら気持ち悪いと思わないな…』

堕セイヤ『おっと…そろそろ時間みたいだから要件…言ってもいいか？』

セイヤ『なんだよ要件って…』

堕セイヤ『まず2度と霊夢達に八つ当たりするな…分かったか…？』

セイヤ『あぁ…もう2度としないよ…』

堕セイヤ『それじゃあ２つ目、もう少しあいつらの気持ちに気付いてやれ…』

セイヤ『はぁ…？何だそれ…』

堕セイヤ『あ〜…やっぱいいや…お前じゃ無理そうだしな…』憐れみの目

セイヤ『勝手に言って勝手に呆れんなよ…それで？あとは何だ…？』

堕セイヤ『取り敢えずフランに謝れ…素っ気無いって泣いてたぞ？』

セイヤ『何であんたが知ってるんだよ…』

堕セイヤ『何でもは知らないぞ？知ってる事だけだ☆』ニコ

セイヤ『これ以上敵を増やす様な発言をするな……いや、見向きもされて無いから関係無いか…』はは

堕セイヤ『それじゃあまたな…ほれ』小指出す

セイヤ『何で小指なんか出してんだよ…』

堕セイヤ『約束…好きなんだろ…？』ニコ

セイヤ『自分自身と約束なんかしたくねぇよ…』はぁ

堕セイヤ『まぁ珍しい体験が出来たと思えばいいだろ…？ほら、早くしろ…』

セイヤ『はぁ…』キュッ…

堕セイヤ『それじゃ…あいつらを頼んだぞ？水奈月セイヤ…』ニコ

セイヤ『…言われ無くても』ニコ

堕セイヤ『……確かに…気持ち悪いな…』おぇ

セイヤ『最後くらい綺麗に終わらせろよ！！』

…………………………………

……………………………

………………………

…………………

……………

…………

………

…

セイヤ「ん…」ぱち…

ムクッ…

セイヤ『変な…夢だったな…』ゴシゴシ…

「すぅ…すぅ…」

セイヤ「何だ…？」チラ

フラン「すぅ…すぅ…」ぎゅ〜☆

セイヤ「おーい…何で俺の隣でフランちゃんが寝てるのかなぁ〜…」

シャーーー…

永琳「セイヤ君起き…た…の…？」

セイヤ「え…？」

フラン「すぅ…すぅ…」ぎゅ〜☆

永琳「……きちんと避妊はするのよ…？それじゃあごゆっくり…」シャーーーー…

セイヤ「待ってぇぇえ！？エーリン☆先生！誤解してますから！何か誤解してますからぁぁあ！？」

「誤解も何も無いでしょう？全く…保健室でだなんて若いわねぇ…」スタスタ

セイヤ「いやいやいやいや！思いっきり誤解してますから！そんなんじゃありませんからぁぁああ！！」

フラン「ん…？」ぱち…

セイヤ「おぉ！NiceTiming！フラン、永琳先生の誤解を解いてくれ！」

フラン「え、えっと…///優しくしてくれてありがとう…///」ポッ…

セイヤ「誤解が肥大化するからそういう発言はやめろぉぉお！！」

「御幸せに…そして結婚おめでとう…」

セイヤ「御幸せにって何！？結婚おめでとうって何！？籍を入れるのだけが幸せだとは俺は思わないんだけど！？」

フラン「え…？セイヤは私じゃ嫌なの…？」ウルウル

セイヤ「いやそういう事じゃ無くてだな……はぁ、もういいや疲れた…」頭ぽりぽり

フラン「それよりセイヤ…戻ったの？」

セイヤ「戻ったって何がだ？ていうかまた記憶が抜けてるな…フラン、何か知らないか？」

フラン「え！？え、え〜と、セイヤは萃香先生のお酒を飲んでそのまま気を失ってたんだよ！」ワタワタ

セイヤ「はぁ…やっぱりな、そんな事だろうとは思ってたよ…」

フラン「……セイヤ、その…」

セイヤ「何だ…？」

フラン「もう…素っ気無い態度…取らないで…」ウルウル

セイヤ「…」

『取り敢えずフランに謝れ…素っ気無いって泣いてたぞ？』

セイヤ「…悪かったな、フランの所為じゃ無かったのに…」なで…

フラン「セイヤぁ…」ウルウル

ぎゅ〜…

セイヤ「頼むからこの状態でくっ付くのは勘弁してくれ…」

フラン「やだ…」ぎゅ〜…

セイヤ「…」ぎゅっ…

フラン「ふぁ///」ピクン…

セイヤ「変な声…出すなよ…///」なでなで

フラン「ご、ごめん///」ドッキンドッキン…

セイヤ『約束は守ったからな…』なでなで

『いや誰もそこまでしろだなんて言ってねぇよ！？それじゃあ誤解されてもおかしく無いぞ！？』

セイヤ『我儘だな…』はぁ

『アホだろお前！』

シャーーーー…

魔理沙「おーうセイヤ！4時限目始まるから呼びに来たぞ〜！」おっす☆

セイヤ・フラン「「あ…」」布団で抱き合ってる

霊夢「」白目

咲夜「」顔面の至る所から血が流れる

レミリア「」泡ブクブク…

アリス「」ラ◯ウ様のポーズ

美鈴「ほげぇぇぇええ！？」

永琳「うわぁ…やっぱりね…」シラー…

セイヤ「ご、誤解よ皆！あ、あちしまだ何もしてないわよっ！」アセアセ

フラン「そ、そうだよ！まだ！何もしてないよ！これからセイヤと濃厚に絡み合ったりする予定なんか別に！？」アセアセ

セイヤ「だから誤解が肥大化するからそういう発言をするなってーのっ！！」

全員「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

セイヤ『ヤベェ…マジべェワァ…マッジべェワァァ〜…』ガクガクブルブル…

全員「言い残す言葉は？」

セイヤ「悪いな…俺はまだ……死ねないっ！！」バッ！ 布団から飛び出す！

全員「待てーーーーーーー！！」ダッ！

フラン「あっ……これからだったのにぃ…」う〜…

永琳『どうか彼に然るべき裁きが下ります様に…』拝み

〜廊下〜

セイヤ「おい廊下は走るなって小学生の時に習っただろ！？」ダダダダダダダダダッ

魔理沙「今現在それを破ってる奴には言われたく無いぜ！」ダダダダダダダダダダッ

霊夢「しかも初プレイが保健室とか舐めてるの！？この変態クソ虫！！」ダダダダダダダダダダッ

セイヤ「だから誤解だって言ってるだろ！？」ダダダダダダダダダダッ

アリス「あれを見て誤解だなんて良く言えるね！！絶対逃がさないよセイヤ！」ダダダダダダダダダダッ

咲夜「妹様を汚したその粗末な性剣エ糞カリバーを引き抜くまで絶対に諦めませんからそのつもりでいて下さい！！」ダダダダダダダダダダッ

セイヤ「ふざけんなっ！まだcherryboyなのに俺の黄金秘密道具を四次元ポケットに仕舞れてたまるか！！」ダダダダダダダダダダッ

レミリア「いいから黙って降伏しなさいセイヤ！私達はたとえ地の果てでも追い掛けるわよ！？」ダダダダダダダダダダッ

セイヤ「絶っっ対降伏なんかしねぇよ！だったら地の果てでも逃げ続けてやる！」ダダダダダダダダダダッ

美鈴「屋上に行こうぜ……久しぶりに……キレちまったよ…」ダダダダダダダダダダッ

セイヤ『ヤベェ…普段キャラが壊れない美鈴が壊れてるって事は相当ヤバイ…これはいよいよ捕まる訳にはいかないな…』ダダダダダダダダダダッ

ガッ…

セイヤ「え…？」グラッ…

ドシィィィン☆

セイヤ「いってェ！くそ…何なんだよ…」

ザッ☆

妖夢「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

さとり「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

こいし「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

セイヤ「え…？え…？妖夢にさとり、それにこいしちゃんまで…」

スタスタ…

霊夢「…」ニコ☆ スマホチラつかせる

セイヤ「なっ！？ひ、卑怯だぞ増援なんて！！」ぶーぶー

魔理沙「マジックカード発動……増援」ボソ…

咲夜「これでいいですよね？」ニコニコ

セイヤ「いいわけあるか！くそっ…！」ダッ

シャキン☆

セイヤ「……あの妖夢さん…これ…マジな日本刀なんですけど…」汗タラー…

妖夢「喋らないで下さい…斬りますよ？」ニコ☆

セイヤ「わぁ〜…満面の笑みだぁ…」あはは

さとり「良かったわねぇセイヤ…童貞が卒業できて…」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

こいし「それもチョイスが保健室だなんて、流石セイヤさんですね…目の付け所が違います」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

セイヤ「こ、怖い…これ以上に無い位怖いですよ御三方…」ガクガクブルブル…

全員「さぁ…死刑執行の御時間です」ユラ…

セイヤ「最後に一言だけ…言わせてほしい…」

全員「いいだろう…一言だけだぞ？」ピタ…

セイヤ「さようなら愛しい者達。じゃあまた、と言っておこう…また会えるんだから」ニコ…

全員「そう（だな・ですね・だね）ね…」ニコ…

ドガバギグシャメキグチャブチュブチィィィ！！！！

アーーーーーーーーーーーーーッ♂

セイヤ「」ピクンピクン…

霊夢「ふぅ…じゃあ皆、4時限目始まるから行きましょうか？」スタスタ

魔理沙「そうだな！スッキリしたぜぇ！」スタスタ

咲夜「そうですね、普段から溜まっていた不満もぶつけられましたし満足です」スタスタ

レミリア「もう…馬鹿…」スタスタ

アリス「最低で最悪だよねぇ…」スタスタ

美鈴「でも結局セイヤの事…皆好きなんですよね？」スタスタ

妖夢「勿論です…あのお馬鹿さんが私達が好きになった男の人ですよ…」スタスタ

さとり「まぁ一歩リードされた感は否めないけれどね…」スタスタ

こいし「まだまだこれからです！フランちゃんにだって負けません！」スタスタ

そうだ！今日もお昼皆で食べようぜ！

賛成です！妹様にも連絡しておきましょうか！

あの馬鹿はどうするの？

仲間外れにしたらきっと拗ねちゃうよ？セイヤ…

だったら仲間に入れてあげましょうか…

レミリア先輩って素直な時とそうじゃない時がありますよねぇ…

あはははは確かにそうですね！

スタスタスタスタ…

セイヤ「もうお婿に行けない…」グスン…

霖之助「僕が貰って上げるから心配は要らないよ、セイヤ君…」んっっっふ☆

セイヤ「霖之助さんっ！？……あれ…居ない…」キョロキョロ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

お昼休み（屋上にて…）

こころ「セイヤ…さっきから…どうしたの？」モキュモキュ

セイヤ「あはは…いや、空は今日も青いなぁって…綺麗な青空だなぁって…」モグモグ ホロリ…

こころ「？」猿

魔理沙「霊夢…こころには言わないのか？」ヒソヒソ

霊夢「こころに言ったらきっと大泣きするわよ？ここは黙って置くのが得策よ…」ヒソヒソ

咲夜「一度冗談でセイヤに彼女が居るって言ったら凄かったですもんね…」ヒソヒソ

アリス「号泣した後『富士の樹海はどうやったら行けるの…？』って目のハイライト消しながら言ってたもんね…」ヒソヒソ

レミリア「気持ちは痛い程分かるからしょうがないけれどね、今回の事は黙って置きましょう…」ヒソヒソ

魔理沙・霊夢・咲夜・レミリア・アリス「「「「「はぁ…」」」」」

セイヤ「それにしても放課後は俺だけ草毟りかよ…」はぁ

妖夢「自業自得ですよ…お酒飲んで酔っ払ってたんですから…」

さとり「我慢して頑張りなさい」

セイヤ「はいよ…」モグ…

美鈴「応援してるんで頑張って下さいセイヤ！」ニコ

セイヤ「応援するんじゃ無くて手伝うって選択肢は無いのか？」

美鈴「ありません！」

セイヤ「そですか…」ドクペゴクッ…

こいし「それでフランちゃん…せ、セイヤさんに抱き締めて貰った時の感想は…？」

フラン「えっと…///あったかくて…心地良くて…心臓がドキドキした…///かな…？///」えへへ〜

こいし「いいなぁ〜…」む〜

チルノ「フランが大人の階段を昇っていってしまった…」うぅ

ルーミア「フランはシンデレラなのかー…」

フラン「そんなぁ〜///シンデレラなんてぇ〜///」テレテレ

ギィィ…

1年男子a「おっ！やっぱりここに居た！」スタスタ

1年男子b「フランちゃんにこいしちゃん！お昼一緒に食べようぜ！」スタスタ

魔理沙「誰だあいつら？」

霊夢「さぁ？フランとこいしちゃんの事呼んでるみたいだけどクラスメイト？」

フラン「し、知らない…」プイ

こいし「わ、私も知らないです…」プイ

1年男子a「え〜！お昼一緒に食べようって約束したじゃん！」

レミリア「そうなの？フラン」

フラン「してないよ！勝手に言ってるだけだもん！」

さとり「こいしも？」

こいし「うん…フランちゃんにしつこく付きまとってるんだよ…今日もセイヤさんに呼ばれるまで話し掛けてたし…」

1年男子b「俺達2人もご一緒していいですか？」

妖夢「えっ！？ど、どうしましょう…」ちら

アリス「えっ！？私に振られても…」ちら

美鈴「め、迷惑にならない様な事をしなければいいんじゃ無いでしょうか…」あはは

1年男子a「そんじゃお邪魔しまーす！」フランの隣に座る

フラン「ちょっと…近寄らないで…」ススッ

1年男子a「いいじゃん！照れちゃって可愛いなぁ、フランちゃんは！」あはは

フラン「…」

1年男子b「こいしちゃん！そのお弁当のおかず俺に食べさせてよ！」

こいし「え…その…」

1年男子b「ほらほら！アーン！」

こいし「…」

1年男子b「あれ？もしかしてこいしちゃんも恥ずかしがってるの！？可愛いー！」

さとり「こいし……ねぇ何とかならないの？」

レミリア「フランとこいしちゃんが可哀想だわ…」

妖夢「そ、そんな事を言われましても…」

咲夜「妹様達に近付く害虫は私が責任を持って駆除しましょう…」スッ☆

アリス「流石にそれは駄目だよ咲夜…」

咲夜「それでは他にどうしろと？あんな妹様達を見るのは私にはとても耐えられません…」

チルノ「ねぇセイヤ！助けてあげないの！？」

ルーミア「このまま黙って見てるつもりなのかー？」

セイヤ「少し…静かにしててくれ…」グググ

さとり『これは爆発するまで時間の問題ね…』

1年男子a「ほらフランちゃん！もっとくっ付いて！」ギュッ

フラン「や、やだっ！離して！」

1年男子b「おっ！やるなa！だったら俺も！」ギュッ

こいし「きゃっ！ちょ、ちょっと…止めてください…」ウルウル

1年男子b「うわ！こいしちゃんの涙目可愛い！」うはー

1年男子a「俺達相性抜群じゃね？もう付き合っちゃおうよ！な？フランちゃん！」ギュ〜

フラン「…」ポロポロ

こいし「ひっく…グス…」

セイヤ「…」スクッ

魔理沙「あっ！おいセイヤ！？」

霊夢「あ〜あ…あれはもう駄目ね…」

妖夢「ああなったセイヤを止める事は今の私達には無理ですからね…」

レミリア「まぁあいつらが悪いから私達は黙って見てましょうか…」

咲夜「セイヤ…徹底的にお願いしますね？」

セイヤ「お任せ下さい…」ニコォ…

こころ「セイヤの笑顔が…怖い…口調も丁寧…」ガクブル 猿

アリス「こころはあのセイヤ見るの初めて？」

こころ「！！」コクコクッ

アリス「あぁ〜…じゃあ余計にセイヤの事を好きになっちゃうねぇ…」はぁ

こころ「？？？」キョトン 猿

アリス「多分妖夢やさとりの時とは少し違うからね…まぁ見てれば分かるよ…」

こころ「…」コクン

1年男子a「あはは」肩ガシッ

1年男子b「あ？何だよ？邪魔すんなよ」ギロッ

セイヤ「フランお嬢様とこいしお嬢様から手を離して頂けませんか…？」ニコ

1年男子a「あぁん？てめぇにそんな権限ねぇだろ？」

セイヤ「その通りですね…ですがフランお嬢様やこいしお嬢様が嫌がっています…大人しく手を離して頂ければ私も危害は加えません…どうしますか？」ニコニコ

1年男子b「はぁ？フランちゃんもこいしちゃんも嫌じゃないよなぁ？」

フラン「セイヤ…助けてぇ…」ウルウル

こいし「セイヤさぁん…」ウルウル

セイヤ「助けて…と仰っていますが」ニコ

1年男子a「っっ！！さっきから聞いてりゃあいい気になりやがって！てめぇはフランちゃん達の何なんだよ！あ！？」スクッ

セイヤ「貴方達に話す事は何もありません…」ニコ

1年男子b「てめぇえ！！」ブンッ

バキィ！！

ドサッ！

全員「えっ！？」

セイヤ「っ」ペッ！

セイヤ「これで……正当防衛だな…まぁ過剰防衛になるかもしれねぇけどそんな事どうでもいいか…」はは

霊夢「び、びっくりしたわ」

魔理沙「そういう事だったのか…」

咲夜「案外策士ですよね…セイヤって…」

アリス「でもあの状態じゃあ絶対過剰防衛になるよ…」

レミリア「まぁ後で私達全員がセイヤを庇えば大丈夫じゃないかしら？」

妖夢「そうですね！」みょん☆みょん☆

セイヤ「…」腹に膝蹴り ゴッ！！

ガクッ…

1年男子b「おえぇっ！」バチャバチャ…

セイヤ「汚ねぇな…自分で掃除しろよ…なっ！！」グッ

1年男子b「うっ！」ビチャ…

1年男子a「らぁ！」ヒュッ！

ガシ…

セイヤ「…」バキィ！

1年男子a「うっ！？」グラ…

バキィ！バキッ！ゴッ！！

1年男子a「うぇ…あっ…」ガクッ…

セイヤ「口程にも無ぇな…それで終わりか？ゴミはゴミらしく地面に這い蹲ってろよ…無駄な労力を使わせんな…」

1年男子a「うっ…おらぁぁあ！」足蹴り

サッ…

セイヤ「そうそう…それ位の威勢が無くちゃ……つまらねぇからなぁぁぁああ！！！」ドゴォ！！

ドサッ…

1年男子a「っっっ！！おぇぇええ…」ビチャビチャ…

セイヤ「何だよ…あんたもか……面倒だから全部吐き出させてやるよ…」スタスタ

アリス「あ、これヤバい奴かも…」ガクブル

咲夜「か、完全に暴走しちゃってます…」ガクブル

こころ「さ、流石にあのセイヤは…好きになれない…」ガクブル 猿

霊夢「ま、マズイわね…」ガクブル

魔理沙「れ、霊夢！あの時みたいな演出をもう一度お願いするぜ！」ガクブル

霊夢「えぇ！？で、でもあの時は偶々…」ガクブル

チルノ「金玉でも銀玉でもタマタマでも何でもいいから早く！」ガクブル

ルーミア「ち、チルノちゃん、お下品なのかー…」ガクブル

美鈴「た、助けてゆかりーーーーん☆」

さとり「そ、そうよ！正義の味方ゆかりん☆ならきっと！ゆかりーーーーん☆」

〜職員室〜

紫「ぶぇっくしょっ！！」ご飯粒バヒュッ！

萃香「うわぁ！何するんだ紫！汚いだろ！」ご飯粒塗れ

紫「ご、ごめん萃香…」あはは

男教師全員『う、羨ましい…』グヌヌッ

〜屋上〜

セイヤ「さぁ〜て…お前らの悲鳴で俺の好きな曲…奏でさせてくれよ…」ゴキ…ポキ…

1年男子a・b「「ひっ！？す、すみませんでした！もう2度と近付きませんから許して下さい！」」土下座…

セイヤ「それは無理だな…さて、じゃあ序曲としてEntranceなんてどうだ？俺がこの世で1番好きな曲なんだ…序曲としては最高だろ？」アハハハハハハ！

ギュッ…

フラン「せ、セイヤ…もういいから止めて…」

こいし「皆さんも心配してます…それに私達はもう大丈夫ですから…」

セイヤ「っ……分かった、おいお前ら」

1年男子a・b「「は、はい！」」

セイヤ「2度とフランとこいしちゃんに近付くな

…次にフランとこいしちゃんの嫌がる事したら…全身の骨砕いてその音とお前らの悲鳴で一曲作るからそのつもりで居ろ、分かったか？」ギロッ…

1年男子a・b「「は…い…」」ブルブル…

セイヤ「目障りだ…今直ぐ消えろ…」

1年男子a・b「「し、失礼します！！」」ダッ！

バァァン！バタン！！

セイヤ「っ…頭痛ぇ…」ズキズキ…

こいし「だ、大丈夫ですか？」

セイヤ「はは…ごめんな、あんまりお前らにこんな姿…見せたく無かったんだが…」ズキズキ

フラン「そんな事無いよ…ありがとねセイヤ…助けてくれて…」

セイヤ「俺があいつらにムカついただけだよ……っ、駄目だ頭痛が酷いな…」ズキズキ

霊夢「ほら、厨二病はいいからこれでも飲みなさい…」つドクペ

魔理沙「ドクペはセイヤにとっての万能飲料だろ？」ニカ

セイヤ「あぁ……そうだな」受け取る

咲夜「大丈夫ですか？なんだか顔色も悪いですけど…」

セイヤ「酒が少しだけ残ってるのかもな…しかも酒飲んだ後にあんなに激しく動けば嫌でも頭痛がするだろ…あ〜…」ゴクゴク…

さとり「やっぱりあのダークな感じ…癖になるわよね…？///」ヒソヒソ

妖夢「普段の優しい性格から一転してああなると…正直キュンキュンしますよねぇ…///」ヒソヒソ

レミリア「正にダークヒーローねぇ…///」ヒソヒソ

レミリア・さとり・妖夢「「「はぁ…///格好いい…///」」」ドキドキ

チルノ「救いようがない先輩達だなぁ…」

ルーミア「格好いい…かも…///」ボソ…

チルノ「っ！？」バッ

ルーミア「っ！？///」プイ

美鈴「何はともあれ無事に解決して良かったですねぇ！」

アリス「あの1年生2人は一生モノのトラウマを植え付けられただろうけどね…」

こころ「天罰覿面♪」火男

こいし「セイヤさぁん…///」ぎゅ〜…

フラン「セイヤぁ…///」ぎゅ〜…

セイヤ「あのお二人さん？あんまりくっ付かないでくれると助かるんですけど…」

こいし「フランちゃんはもう十分でしょ？私に

譲ってよ…」ジ… ぎゅ〜…

フラン「やだ…」ぎゅ〜…

セイヤ「意味が分からん…」はぁ

こいし「フランちゃんズルいよ…」ぎゅ〜…

フラン「好きな人とはずっと一緒に居たいんだからしょうがないじゃん…///」ぎゅ〜…

セイヤ「ん？フランって好きな奴居たのか？」

フラン「え…？今ので分からないの…？」

セイヤ「？」はて

霊夢「一度脳内改造して貰った方が良さそうね…」

魔理沙「脳内改造どころか一度生まれ変わって人生やり直させた方が良いと思うぜ…」

キーンコーン☆

カーンコーン☆

フラン「あ…終わっちゃった…」シュン

こいし「うぅ…もう終わりかぁ…」シュン

セイヤ「そんなにお昼休みが長くなって欲しいのか？二人共…」

フラン・こいし「「…」」呆れ果てた目で…

セイヤ「何でそんな目で俺を見る…」

妖夢「それじゃあ戻りましょうか！」スクッ スタスタ

こころ「授業に…遅れる…」スクッ スタスタ

咲夜「5時限目は確か科学でしたよね」スクッ スタスタ

アリス「あの先生遅刻に厳しいからねぇ…早めに行っておこうか！」スクッ スタスタ

美鈴「そうですね！」スクッ スタスタ

レミリア「さとり達は5時限目は何の授業なのかしら？」スクッ スタスタ

さとり「確か歴史の授業ね…」スクッ スタスタ

チルノ「授業嫌だなぁ…」スクッ スタスタ

ルーミア「それでもキチンと受けなくちゃ…」スクッ スタスタ

霊夢「そうよ、どっかの馬鹿みたいに授業をサボってたらあんな風になるわよ？」指差す

セイヤ「おい…それって俺の事か？」スタスタ

魔理沙「他に誰も居ないぜ？」スタスタ

チルノ「分かった！あたい、しっかり授業受けるよ！」スタスタ

セイヤ「…」スタスタ

フラン「セイヤ…やっぱり好きぃ…///」ドキドキ

こいし「セイヤさん…やっぱり格好いいですぅ…///」ドキドキ

セイヤ「おい、二人共授業遅れるから早く行くぞ？」

フラン「う、うん！」タッタッタッ

こいし「い、今行きます！」タッタッタッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜放課後〜

ブチ…ブチブチ…

セイヤ「って………多いわ！！」

モサーーーーーー…モサモサ…

セイヤ「まだこんなに沢山残ってたのかよ！無理だって！この量を一人でやるなんて無理だってぇぇぇ！！」

セイヤ「くそ…文句を言ってる暇すら惜しいな…」ブチ…

5分後…

セイヤ「…」ブチ…ブチ…

30分後…

セイヤ「…」ブチ…ブチ…

1時間後…

セイヤ「って根暗かっ！！」頭に巻いてたタオル叩きつける バシッ！

セイヤ「この絵面もとい文面じゃ根暗だと思われても仕方ねぇよ！どうすんだこれ！俺も部活に行きたいんですけど！？草毟り恐怖症になるわ！一人で黙々と草毟りだなんて！」

ブー☆ブー☆

セイヤ「誰だよこの忙しい時に！…いや、主に突っ込みに忙しいんだが…」軍手とってスマホ取り出す

セイヤ「なんださとりからか…なになに…」

偶には占い学部の方にも顔を出して頂戴、こいしが入部してからまだ一度も来ていないでしょう？

セイヤ「あれ…そうだったか？」スッスッ…

ありぃ？そうだったっけぇ？僕ちゃんわかんにゃい☆

ふざけてるのならセイヤの秘密全部バラすわよ？

御免なさい、調子こいてすみませんでしたorz

宜しい…じゃあ部室で待ってるからある程度草毟りが終わったら来なさい

了解しましたぁ…

セイヤ「さて…………サボろう☆」ダッ！

パシャ☆…

スッ…

文「あややや〜…」ニヤァ〜…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜占い学部部室〜

ガラガラ…

セイヤ「お〜す…」スタスタ

さとり「あら、もう来たの？」

こいし「さっき連絡したばかりですよね？」

セイヤ「いやちゃんとやったよ？ホントだよ？真面目にせっせと草毟りしましたよ？」

さとり「……突っ込まないわよ？」

セイヤ「いやいやいやいや、サボってなんか無いからな？キチンと終わらせて来たからな？」

こいし「わ、分かりましたからそんなに必死にならなくても…」まぁまぁ…

セイヤ「まぁ分かってくれたならいいや……それより《燐》と《空》はどうした？パチュリー先輩と《衣玖》さーーーーん！はしょうがないにしても…」

さとり「燐と空は帰ったわよ？用事があるらしくてね、パチュリー先輩と衣玖先輩は生徒会で忙しいみたいだし…」

こいし「それにしても珍しいですね、セイヤさんが進んで新キャラを出すなんて…」

セイヤ「まぁこれが運命って奴なんだろうな…気に入らないけど…」

さとり「それより何でセイヤは衣玖先輩の名前を呼ぶ時に衣玖さーーーん！って呼ぶのかしら？」

セイヤ「それも謂わば運命って奴だ…」はぁ

こいし「セイヤさんも苦労してるんですね…」

セイヤ「勘弁してほしいな正直…それでさとり、どうせ何か用事があって呼んだんだろ？」

さとり「察しが良くて助かるわ…私達の両親は今日と明日、結婚記念日で旅行に行ってるのよ」

セイヤ「ほうほうそれで？」

さとり「つまり私達の家に来て夕食を作って貰いたいのよ」

セイヤ「…遠慮しておく」

こいし「あの…セイヤさん、これってお願いなんですけど、遠慮しておくってちょっと違くないですか？」

セイヤ「遠慮しておく…遠慮しておく…遠慮しておく…」

さとり「セイヤが壊れかけのRADIOみたいになってるわね…」

こいし「セイヤさん！しっかりして下さい！」ユサユサ…

セイヤ「はっ！？俺は一体…」

さとり「だから私達の家に来て…」

セイヤ「遠慮しておく…遠慮しておく…遠慮しておく…」

こいし「うぅ…セイヤさん…酷いですぅ…」ウルウル

セイヤ「是非、お邪魔させて下さい！」ズペコッ！

こいし「やったぁ！」わーい☆

セイヤ「え〜…嘘泣きとか卑怯だぞこいしちゃん…」ガク…

さとり「良くやったわ、こいし…さてそれじゃあ夕飯の食材を買いに行きましょうか」ギュッ

こいし「セイヤさん！早く行きましょう！」ギュッ

セイヤ「分かったから引っ張らないでくれ…」スタスタ

セイヤ「っとその前に…」ピピピッ… スタスタ

さとり「誰に電話してるのよ…」スタスタ

セイヤ「さとりなら分かるだろ？」スタスタ

さとり「あぁ…鈴仙にね…」スタスタ

こいし「どうして鈴仙先輩に電話をしてるんですか？」スタスタ

セイヤ「暗殺の依頼だよ…」ニコ

こいし「え…？」ゾ〜…

セイヤ「鈴仙…任務は完了したか？」スタスタ

鈴仙『勿論ですセイヤ隊長…隊長のクラスメイト3人の活動停止を確認しました…』

セイヤ「良くやってくれた…速やかに帰宅しろ、そのMR39（EMR）はくれてやる…」

鈴仙『本当ですか隊長！？』

セイヤ「あぁ、お前になら使いこなせる筈だ…大切にしてやってくれ…」

鈴仙『Yes Sir！！感謝でありますセイヤ隊長！！』ビシッ！

セイヤ「報酬は下駄箱の中に後日入れておく…それでは御苦労だったな鈴仙…」

鈴仙『とんでも御座いません！隊長の御命令とあらば何時でも！』

セイヤ「また依頼があれば連絡する…それまで俺達は唯の同級生だ…分かったな？」

鈴仙『勿論です！仕事と私情を分けるのが私達の在り方です故！』

セイヤ「心得ているな…それではまた…」

鈴仙『はっ！お疲れ様です！セイヤ隊長！』

ピッ…

さとり「いつ聞いても慣れない会話ね…」

こいし「なんだか軍人みたいな会話の仕方でしたね…」

セイヤ「まぁ鈴仙がそういうの好きだからな…こういう依頼の時はあの喋り方なんだよ」

〜校門もとい肛門〜

クラスメイト男子a・b・c「「「」」」尻から煙がシュ〜…

霊夢「どうしたのかしらあれ…」スタスタ

魔理沙「さぁ？それより結局セイヤの奴来なかったなぁ…」スタスタ

咲夜「手伝ったら紫先生に怒れちゃいますからね…セイヤには頑張って貰いましょうか…」スタスタ

レミリア「一緒に帰りたかったわね…」はぁ

アリス「まぁ明日遊びにでも誘おっか！」スタスタ

フラン「さんせ〜い！」キャッキャッ☆

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜百鬼夜行商店街（スーパーイマジン）〜

セイヤ「それで？夕飯は何が食べたいんだ？」スタスタ

さとり「こいし、何か食べたい物ある？」スタスタ

こいし「え〜と…ぱ、パスタが食べたいです…///」スタスタ

セイヤ「どんなパスタが食べたい？」スタスタ

こいし「み、ミートソースが…///」スタスタ

セイヤ「俺も好きだからなぁ…それじゃあ決まりだな、さとりもそれでいいか？」スタスタ

さとり「大丈夫よ」スタスタ

こいし『子供っぽいとか思われちゃったかな…？///』スタスタ

必要な食材は買い揃えました☆

セイヤ「それで、さとりとこいしちゃんの家って確か滅茶苦茶デカいんだよな…」スタスタ

こいし「セイヤさんって私達の家に来た事ってあったんですか？」スタスタ

セイヤ「中に入った事は無いけどな…最初見た時はビックリしたな、レミリアとフランの家見た後だったからあれだが…」スタスタ

さとり「あれが異常なのよ…」スタスタ

セイヤ「確かにその通りだ…」スタスタ

こいし「あ、着きましたよ？」ピタ…

デーーーーーン☆…

セイヤ「う〜ん…やっぱり豪邸だな…さとりとこいしちゃんもお嬢様か何かなのか…？」

さとり「だったら使用人として雇ってあげるわよ？」

セイヤ「何か1年の時にもレミリアにそんな事言われたな…人手が少ないなら専用の人雇った方がいいだろ…」はぁ

こいし『それはセイヤさんだから…ですよ…』はぁ

さとり『こいし、言っても無駄だからって心の中で言わなくても…』

こいし『だって…言わないと遣る瀬無い気持ちになるんだもん…』はぁ

さとり『…それは皆同じよ…』はぁ

セイヤ「お〜い二人共〜…溜息吐いてないで入れてくれぇ〜…」

〜古明地邸（リビング）〜

セイヤ「うわ…中も広くて綺麗だな」買い物袋置く…

さとり「それじゃあ私とこいしはシャワー浴びてくるわね？」スタスタ

セイヤ「あぁ、行ってら…食材とアイス冷蔵庫の中に入れるから開けさせて貰うぞ？」

こいし「はい、お願いします」ニコ スタスタ

セイヤ「さて…それじゃあしまうか…」スタスタ

少女入浴中につき…

「セイヤ、待たせて悪かったわね」ホカホカ

「すみませんセイヤさん、お待たせしちゃって…」ホカホカ

セイヤ「いや、別にそんなに…っ！？」ビクゥ

さとり「どうしたのよ…」モコモコショートパンツのパジャマ

こいし「どうしたんですか？」袖が長い薄緑色のパーカー

セイヤ『ヤバい…///さとりが居るから余計にヤバい！バレる…///しかし俺の家に泊まりに来た時とは別のパジャマか………か、可愛いな…///あ、鼻血出てきた…』タラ〜…

さとり「こいし…///セイヤが私達のパジャマ姿…可愛いですって…///」ヒソヒソ

こいし「えっ！？ほ、本当お姉ちゃん…///」ヒソヒソ

セイヤ「に、似合ってるな…二人共…///」鼻血フキフキ…

さとり「あ、ありがとう…///」テレテレ

こいし「う、嬉しいです…///」テレテレ

セイヤ・さとり・こいし「「「///」」」ドキドキ

セイヤ『こ、この雰囲気を変えなければ…』

セイヤ「そ、それじゃあ夕飯の支度するから調理道具の場所教えてくれないか？///」

さとり「わ、分かったわ！///」

こいし「え、えっと…こ、こっちです！///」てってってっ

例のテーマ♪

テケテケテテテ☆テケテケテテテ☆テケテケテケテケテケ☆プーピー☆プーピー☆

この番組は、最高の笑顔を提供にお送り致します…

セイヤ「どうも、水奈月セイヤです…今日はちょっと貧血気味でして…ぁ、あんまり笑ってられないんですが…頑張ります…」に、ニコ☆

《家庭の定番パスタ！ミートソースのパスタで気分もノリノリ♪》

材料（約3人分）

合挽き肉 250g

人参 小1本

ピーマン 2こ

玉葱 中1玉

茄子 1本

しめじ 好きなだけ

オリーブオイル 適量

ニンニクチューブ 約5cm

※カットトマト缶 1缶

※ケチャップ 大さじ3

※ウスターソース 大さじ1

※酒 大さじ1

※塩 小さじ1/2

※バター 10g

※コンソメキューブ 2粒

セイヤ「ざ、材料は上記の通りになっております…」に、ニコ☆

セイヤ「まずは野菜、キノコを微塵切りにしておいて下さい、今回ナスは少し大きめに切りましょう、コンソメキューブは包丁で細かく刻んで…」トントン…

セイヤ「フライパンにオリーブオイルをひき温めて、ニンニクチューブを入れ、香りが立つまで炒めます」バッバッ！ジュゥゥゥ…

セイヤ「先程切った野菜とキノコをフライパンに入れ、しんなりするまで炒めて下さい」ジュゥゥゥ…サッサッ…ザッ！

セイヤ「それでは挽き肉を入れて、色が変わるまで炒めて下さい、この時野菜やキノコが焦げ付かない様注意して下さいね？」ジュゥゥゥザッザッ！

セイヤ「そして最後に※マークの調味料を全て入れ混ぜて下さい、弱火で水分が飛ぶまで煮込む！これで完成です☆」上手に出来ましたぁ☆

セイヤ「あ、パスタは料理番組特有のアレなんで心配は無用ですよ？」ニコ☆

この番組は、水奈月食品の提供でお送り致しました…

セイヤ「いや、水奈月食品ってなんだ…？それとさっきと提供が変わってるぞ…？」

さとり「セイヤ、お皿ってこれで良いかしら？」

セイヤ「あ、あぁ丁度いいんじゃないか？」

こいし『セイヤさんの作ったミートソースパスタ…///』スタスタ

食事の用意が整いました…

さとり「それじゃあ手を合わせて…」パチン

セイヤ・こいし「「…」」パチン

さとり「いただきます…」ペコリ

セイヤ・こいし「「いただきます…」」ペコリ

パクン…モグモグ…

さとり・こいし「「美味しい！！」」テーレッテレー☆

セイヤ「お褒めに預かり光栄です…」モグモグ…

こいし「味も濃すぎないで丁度いいですね！」モグモグ

さとり「このしめじの食感もアクセントになっていて凄く良いわ…」モグモグ

セイヤ「そうか？まぁ喜んでくれて何よりだ…」水飲む…

皆で美味しく頂きました☆

セイヤ「洗い物終わったぞ…」フキフキ スタスタ…

こいし「すみません…洗い物までしてもらって…」

セイヤ「いいってこれ位…それじゃあ俺はそろそろ帰るな？」鞄持つ

さとり「せ、セイヤ！」ガタッ

セイヤ「何ださとり、まだ何かあるのか？」クル

さとり「そ、その…///今日……泊まっていって…///」モジモジ

セイヤ「なっ///む、無理だ無理無理！絶っっ対無理！」ブンブン

さとり「お、女の子二人で家に居たら、その…ご、強盗とか来て…私とこいしが…その強盗にいやらしい事をされて………それでも良いの？」ウルウル

セイヤ「さ、さとりとこいしちゃんが…？」

うへへへ〜…可愛いね二人共〜バツンッ！！

俺はそこで考えるのを止めた…

セイヤ「分かった…俺が2人を護ってやる…！」キリッ

こいし「せ、セイヤさん泊まっていってくれるんですか！？」

セイヤ「迷惑じゃ無ければな…」

こいし「ぜ、全然大丈夫です！ふ、不束者ですが…///よ、宜しくお願いしましゅぅ…///」ペコ…

セイヤ「？？？あぁ…此方こそ宜しくな？」ニコ

こいし『セイヤさんと一緒の布団で寝れるかなぁ…？///』ドキドキ

さとり「お父さんの部屋着用意して置いてあげるからお風呂入って来ていいわよ？」

セイヤ「悪いな…それじゃあ遠慮無く入らせてもらうよ…」スタスタ

さとり「場所は分かる？」

セイヤ「あぁ何と無くだけどな…」スタスタ

ガチャ…バタン…

こいし「お、お姉ちゃん…///」

さとり「遅れをここで取り返すわよ、こいし…」

こいし「うん！やるぞー！」おー☆

〜お風呂場〜

キュッ…シャァァーーー…カシュカシュ…

セイヤ『マズいな…幾ら何でも即断即決はマズかった…』頭ゴシゴシ…

セイヤ『さとりやこいしちゃんと3人…しかも両親は旅行中…どんなエロゲーだよ…』頭洗い流す… シャァァーーー…

息子『どうする親父…ここで一発イッとくか？』

セイヤ「人ん家で抜く馬鹿が何処に居るんだ！それと出てくんな！」ガー

息子『俺は正直者なんでな…親父みたいに頑固モノじゃ無いのさ…』フッ…

セイヤ「いいから落ち着け我が息子…平常心だ平常心……無意識を操るんだ…こいしちゃんの如く…」ふぅ〜…

こいし『セイヤさん…///初めてなんで…その…優しくして下さいね…？///』ウルウル☆

セイヤ『俺の馬鹿野郎ぉぉぉぉおお！！無意識にこいしちゃんの事考えてどうするぅぅうう！！』ガンガンガンガンッ！！

息子『やめろ親父！あんたが落ち着け！』

セイヤ「はぁ…！はぁ…！」頭から血がダラダラ…

セイヤ『駄目だ…平常心って何だっけ…？無意識って何だっけ…？』頭と鼻から血ダラダラ…

ガチャ…バタン…

「セイヤさん大丈夫ですか？何だかガンガンって音が聞こえましたけど…」

「服、ここに置いて置くわよ？ゆっくり肩まで浸かりなさいよ？」

セイヤ『頼むから今声を掛けるな！それとこのさとりとこいしちゃんが入った後の風呂に入れる訳無いだろ！！』

息子『まぁまぁ取り敢えず一発…』

セイヤ『だからてめぇは黙ってろ！…俺の最初のキャラってどんなだったっけ？確か基本無口でこういう変な事を言ったりする様なキャラじゃ無かった筈だ…いつこんな性格になっちまったんだ！』壁に手をついて考える…

「セイヤさん…本当に大丈夫ですか？」

「考えてる事が読めないなんて事今まで無かったのに…セイヤ、大丈夫なの？」

セイヤ「だ、大丈夫…だから…と、取り敢えず…ひ、一人にしてくれ…あ、ヤバい…色々ヤバいから…」産まれたての子鹿状態… ガクガク…

「わ、わかったわ…こいし行きましょう？」スタスタ

「う、うん…」スタスタ

ガチャ…バタン…

セイヤ「バーーーローーーーーーーッ！！」ガァァァァアアアアン！！！！

〜リビング〜

「バーーーローーーーーーーッ！！」ガァァァァアアアアン！！！！

さとり・こいし「「っ！？」」ビクゥ！

〜お風呂場〜

セイヤ「俺は…勝った…ぜ」ガクン…

息子『流石…親父…だ…ぜ…』フッ…

〜リビング〜

ガチャ…バタン…スタスタスタスタ…

こいし「せ、セイヤさん…大丈夫でした？」

セイヤ「あぁ…いい湯加減だったよ…」ニコ

さとり「そ、そう…」やっぱり読めない…

こいし『そ、それにしてもやっぱり湯上がりのセイヤさん…カッコいいですぅ…///』ドキドキ

さとり『何時もツンツンしてる髪の毛が濡れて良い感じね…///』ドキドキ

セイヤ「どうした…？」フラフラ…

さとり「な、何でもないわ！あ、モンハンでもしましょう！私欲しい素材があったのよ！」ガシィ

こいし「わ、私も実は…ですのでモンハンやりましょう！」ガシィ

セイヤ「…待て、何で俺が3DS持ち歩いてるの知ってるんだ？」

さとり「PSvitaも持ち歩いてるでしょ？」

セイヤ「よ、よくご存知で…」はは

こいし「セイヤさんはゲーム大好きですもんね！」

セイヤ「1人ぼっちの時間が多かったんだよ…」ホロリ…

さとり・こいし「「…」」

セイヤ「頼むから黙るのやめてくれ…」グスン

〜塔の頂〜

リオレイア希少種「ギャォォォオオオオ！！」ガァァァァアアアア！！

こいし「お姉ちゃん！セイヤさん！頑張りましょう！」血深泥スプラティカ

さとり「絶対に紅玉を手に入れるわよ！」白雷剣ネオディニス

セイヤ「さとり、こいしちゃん…あんた達2人は…俺が命を懸けて護る…」ガオウ・ガルバルク

リオレイア希少種「ガァア！！」火球バシュゥゥゥ！！

さとり・こいし「「きゃぁぁああ！！」」

バッ！ガキィィィィィィン！！

セイヤ「言っただろ…護るってな」シュゥゥ…

さとり・こいし「「か、格好いい…///」」キュンキュン☆

セイヤ「今度は…こっちの番だ！行くぞさとり！！援護頼むぞ！こいしちゃん！」ダッ！

さとり「え、えぇ！」ダッ！

こいし「はい！任せて下さい！」カション！ 強撃瓶セット

リオレイア希少種「ゴァォァ！！」尻尾ブゥゥン！ブゥゥン！

セイヤ「当たるかよ…」サッ…

さとり「たぁあ！」ザシュッ！ザシュザシュ！

セイヤ「くらえっ！！」ザシュゥゥウ！！

こいし「はぁ！」バシュバシュ！ビシュッ！

リオレイア希少種「ギャォォォオオオオ！！」怒り

セイヤ「怒って強くなれるのは…アリス位だっての！」バッ！

ザシュゥゥ！パシン☆グググッ…

セイヤ「取り敢えず体制崩せ…」ザシュッゥゥゥウウウ！！

リオレイア希少種「ガォォ！？」ドテン☆

さとり「目眩を起こさせてやるわ！」ザシュッ！パシン☆ザシュッ！パシン☆

こいし「曲射！！」爆裂型！ バシュッ！！

ドォォン！！

リオレイア希少種「ギャォオ！？」

セイヤ「ナイス援護だこいしちゃん！」ニコ

こいし「え、えへへ…///」バシュッ！バシュバシュ！

ドシィィィン☆

さとり「スタンしたわ！セイヤ！こいし！畳み掛けるわよ！」シャキン☆

セイヤ「任せろ…」バッ！

こいし「分かったよお姉ちゃん！」ジャコン！

暫くして…

リオレイア希少種「グゥゥ…グゥゥ…」zzz 大タル爆弾G６つ☆

セイヤ「それじゃあ3人仲良く☆」ニコ

さとり「はい☆」ニコ

こいし「チーズ☆」ピース☆

ドォォォォオオオオオオオオン！！！！

リオレイア希少種「せやかて工藤ぉぉぉぉおおオオオオオオオオ！！？？」ギャォォォオオオオ！

ドシィィィイイン…

【目的を達成しました】

こいし「やったぁ！」わーい☆

さとり「尻尾から紅玉もゲット出来たし良かったわ」ふぅ

セイヤ「さて、剥ぎ取りして帰るか…それにしても楽しかったな…」ザクザクザシュ…

こいし「凄く楽しかったです♪またやりましょうね？」

セイヤ「あぁ、勿論」ニコ

さとり「あら…逆鱗出たわ…」ザクザクザシュ…

〜現実〜

こいし「あ、お姉ちゃん！金曜ロードショーの時間だよ？」

さとり「あら、本当ね…」時計チラ

セイヤ「今日の金曜ロードショーって何だっけ？」

こいし・さとり「「エルム街の悪魔（です）よ！」」

セイヤ『…嫌な予感しかしない…』汗タラー

〜さとりの部屋〜

さとり・こいし「「…」」ガクブルウルウル…

セイヤ「何か言いたそうだな…俺をさとりの部屋にまで連れて来て…」

さとり・こいし「「こ、怖い（ので）から一緒に寝て（下さい…）ちょうだい…」」ウルウル

セイヤ「…俺帰る」スクッ

ガシッ！

さとり「セイヤ見捨てないでぇ！このままじゃこいしと私はあの悪魔に夢の中で…」ウルウル

こいし「セイヤさぁん…お願いですからぁ…あの悪魔フレディ・クルーガーに勝てるのはセイヤさんしか居ないんですよぉ…」ウルウル

セイヤ「いや俺でも勝てねぇよ！闇の使者ジェイソン様にでも頼め！ブイエスしてもらえ！バーサスって貰えジェイソン様にぃぃい！」グググッ

パッ…

こいし「うぇっ…ふぇぇぇん…」グスグス…

さとり「ひっく…えぐっ…」グスグス…

セイヤ「えぇ〜…観なけりゃ良かったのに…」はぁ 膝つく…

なでなで…

セイヤ「分かったよ…全く…」なでなで

こいし「しぇいやしゃぁん…」ギュッ…

さとり「しぇいやぁぁ…」ギュッ…

セイヤ『何でフィクションでこんなに怖がるんだよ…』Wなでなで

布団の中☆

こいし「///」ドキドキ 左隣

セイヤ「…って」

さとり「///」ドキドキ 右隣

セイヤ「一緒に寝るってこういう事かよぉ！？」

こいし『せ、セイヤさんと一緒のお布団…///それに…こんな近くにセイヤさんが居る…///』ギュ〜

さとり『こ、こんなにも早くセイヤと一緒の布団で寝れるなんて…///』ギュ〜

セイヤ「一緒に寝るとは言ったが何で《一つの》布団で寝るんだよ！」

さとり「こ、こっちの方が手を出しにくいと思って…///」ギュ〜

セイヤ「それはあの悪魔の場合だろうが！俺はどうなんだよ！」

こいし「セイヤさんとなら…私…痛いのも我慢出来ますから…///」ギュ〜

セイヤ「いやいや！訳が分からないからぁ！」

さとり「セイヤぁ…///」モゾモゾ…

セイヤ「甘い声出してモゾモゾするなぁ！」

こいし「んっ…///セイヤさん…///その…痛いのは我慢出来ますけど…初めてなんで…優しくして下さいね…？///」ウルウル☆

セイヤ「何か風呂場での妄想が少しだけ変わって現実となってしまっている…俺もとうとう天に召される時が来たのか…父さん、母さん今そっちに行くよ…」ボソ…

息子『イクんだな親父！？今…ここで！！』

セイヤ『だからてめぇは黙ってろぉ！この馬鹿息子ぉ！！』

さとり「……セイヤ…その、1年生の時…助けてくれて…ありがとう…」ギュッ…

セイヤ「…どうしたんだよ、いきなり」

さとり「セイヤが私を助けてくれなかったら…今ここに私は居ないわ…他の皆とも笑い合っている事も無かった…」ポロポロ…

右腕で抱き締める…

セイヤ「これから先も…絶対にさとりを護ってやる……約束だ…」ギュ〜…

さとり「えぇ…///」ポロポロ ギュ〜

こいし「セイヤさん…」ウルウル

セイヤ「っ！？何でこいしちゃんも泣いてるんだ！？」ギョッ 左向く

こいし「わ、私は…？私の事は…どうなんですか…？」ウルウル

左腕で抱き締める…

セイヤ「勿論こいしちゃんもだよ…俺みたいな奴に護って貰ってもいいって言うならな…」ギュ〜…

こいし「セイヤさんじゃ無くちゃ…嫌です…///」ポロポロ ギュ〜

セイヤ「ありがとな？素直に嬉しいよ…」ニコ

こいし「///」ギュ〜

セイヤ『それにしても…』

さとり「///」ギュ〜

こいし「///」ギュ〜

セイヤ『俺…死にそうなんですけど…』

こいし「セイヤさんも…///その…もっと強くギュッてして下さい…///」ギュ〜

さとり「わ、私も…///お願いするわ…///」ギュ〜

セイヤ『もうどうにでもな〜れ☆』

ギュッ！

さとり「んぁ…///」ビクン…

こいし「ふゃん…///」ビクン…

セイヤ『お、思った以上に反応が可愛かったぁ！？///』ごはぁ！ 吐血…！圧倒的吐血…！！

さとり・こいし『『へ、変な声出ちゃった…///』』ドキドキ

〜10分後〜

さとり『幸せ…///』ドキドキ

こいし『ずっとこのままで居たいなぁ…///』ドキドキ

さとり「セイヤ…まだ起きてる…？」ちら

セイヤ「…」

こいし「セイヤさん…？」顔近づける

セイヤ「」ち〜ん☆ 童貞にはキツ過ぎた様です（笑）

さとり「気絶…してるわね…」呆れ

こいし「うぅ…覚悟決めてたのにぃ…セイヤさんのばかぁ…」ショボン

セイヤの顔グイッ…

さとり「んちゅ…れろ…」チュッ…

こいし「おおおお姉ちゃん！？」ガーン

さとり「ぷはぁ…ご馳走様…///」

こいし「ご馳走様…じゃ無いよお姉ちゃん！」

さとり「こいしもしたら？凄く気持ちいいわよ？心臓の鼓動が速くなって…この感覚…癖になりそうだわ…///」ドッキンドッキン

こいし「むぅ〜！」むむむむっ…

顔グイッ

こいし「んちゅぅ…ちゅっちゅぱ…」チュッ…

さとり「ちょ、ちょっとこいし長いわよぉ！」

こいし「んっ…ふぁれろ…ちゅっぷはぁ…私の勝ちだよお姉ちゃん…///」はぁ…はぁ…///

さとり「だ、だったら私だって！」バッ

こいし「お姉ちゃんだけなんてズルい！私ももっとセイヤさんとキスしたいよ！」バッ

〜セイヤと霖之助の夢の中☆〜

霖之助『セイヤ君…遂にこの時が来たね…僕とセイヤ君が一つになる時が…///』ヌギッ

セイヤ「り、霖之助さん…こういうのは…やっぱり良くないですよ…」鎖＋南京錠で縛られてる☆

霖之助「セイヤ君が悪いんだ…身長は高くて性格も大人…なのに時折見せる無邪気な笑顔…僕はもう我慢が出来なくなってしまったんだよ…」真剣な顔

セイヤ「霖之助さん…」

霖之助「僕を…受け入れてくれるかい？」

セイヤ「この拘束具…外して下さい…俺は…霖之助さんと…対等で居たいんです…だから」

霖之助「分かったよ…」つ鍵

カチャン☆ジャラジャララララ…

セイヤ「優しくして下さい…///霖之助さん…///」

霖之助「仰せの通りに…」スッ…

アーーーーーーーーーーーーッ♂

セイヤ「うわぁぁぁああああ！？」ガバァッ！

セイヤ「はぁ…！はぁ…！はぁ…！ゆ、夢か…」

さとり「すぅ…すぅ…」手を握ってる…

こいし「んみぅ…んん…」同じく…

セイヤ「な、なんて夢を見てしまったんだ…フランとの夢なんか比じゃないぞ…」はぁ〜…

そのフランちゃんはというと…

紅魔館（フランの部屋）

フラン『んちゅ…ふぁ…ちゅっんんん！ぷはぁ…！せ、セイヤぁ…///』はぁ…はぁ…

セイヤ『はぁ…はぁ…悪いなフラン…今日も…余裕……無さそうだ…激しくするけど…いいか…？』はぁ…はぁ…

フラン『うん…///セイヤなら…///いいよ…？私が壊れちゃう位…激しくして…？///』

セイヤ『っ！…フラン』グッ…

フラン『んぁっ！？///』ビクビクッ…

フラン「わぁぁぁあああ！？」ガバァッ！

フラン「ゆ、夢？……もぉぉぉぉいい所だったのにぃぃぃぃ！！」ブンッ

花瓶ガチャァン☆

フラン「はぁ…！はぁ…！……も、もう一度…///」モゾモゾ…

とてもお見せ出来ない様な夢を見ておりました…

再び古明地邸（さとりの部屋）

セイヤ「今何時だ…？」チラ

カチ…コチ…カチ…コチ…

セイヤ「午前4時か…パズドラとモンストにログインしたいがこの両手じゃあ無理だな…もう一眠りするか…」モゾモゾ…

さとり「すぅ…すぅ…セイヤぁ…」再びギュッ

こいし「セイヤさぁん…えへへ〜…」同じくギュッ

セイヤ「この2人はどんな夢を見てるんだろうな…俺も寝よう…」フッ

そして当然の如く…朝はやって来る…

☆朝☆

チュンチュン…チチチチチチッ…

セイヤ「くぅ…くぅ…」zzz

「セイヤさん…起きて下さい？」ちょんちょん…

「早く起きなさい…もう8時よ？」つんつん…

セイヤ「ん〜…」パチ…

さとり「あら、ようやく起きたわね…」目の前☆

セイヤ「うわぁ！？」左向く

こいし「ぁ…///お、おはようござます…///」同じく目の前☆

セイヤ「朝からhappening☆勃発か！？」バッ！ 布団から飛び出す

さとり「そんなに嫌がらなくても良いじゃない…」ウルッ…

こいし「酷いです…」ウルッ…

セイヤ「いや別に嫌じゃ無いが朝から至近距離でおはようは無いだろ！」

さとり「っ！？せ、セイヤ…///」ドキドキ

こいし「わぁ…///せ、セイヤさんのが…///」ドキドキ

セイヤ「何だよ2人共…俺の顔に何か付いてるか？」

さとり「そ、その…///付いてると言えば付いているのだけれど…///」ドキドキ

こいし「えっと…///し、下に…ですけども…///」

セイヤ「下？」下向く

超息子『おっす！オラJr.！ワクワクすっぞ！』

セイヤ「らぁぁあああ！！」ガァァァァアアアアン！！！！ 壁に頭叩きつける

ドサッ…

セイヤ「」ち〜ん☆

さとり「き、気絶したわね……でも朝から良いモノが見れたわ…///」ドキドキ

こいし「その…大きかったね…///」ドキドキ

〜リビング〜

セイヤ「悪かったな…粗末なもん見せて…」ズーン↓

こいし「だ、大丈夫ですよ…？え、えっと…男らしかったです…///」モジモジ

セイヤ「ははは…こいしちゃんとさとりに嫌われなくて良かったよ…」モグモグ

さとり「それよりセイヤ、この後予定はあるのかしら？」モグモグ

セイヤ「いや、特には無いが…」コーヒー飲む

さとり「その…///か、買い物に付き合って欲しいのだけれど…良いかしら…？///」モジモジ

セイヤ「俺で良いなら構わないが…」モグモグ

こいし「せ、セイヤさんとお買い物…///これってデートかな…///」モジモジ パク…

さとり「それじゃあ決まりね…セイヤの家に行って着替えが完了したら隣町まで行きましょ？」モグモグ

セイヤ「了解…」ご馳走様…

セイヤの家（玄関）

セイヤ「悪いな、待たせた…」白いシャツに黒のジャケット＋ジーパン＋ネックレス

こいし『セイヤさんは何を着ても似合うなぁ…///』何時ものあの服装

さとり『身長と体型がアレだからよ…きっと…』同じく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

瞑想町（学園◯市的な…）

ガヤガヤ…ワイワイ…

スタスタスタスタ…ワイワイ…

セイヤ「相変わらず人が多いな…この町は…」スタスタ

さとり「せ、セイヤ！ちょっと！早いわよ！」タッタッタッ…

こいし「わぷっ！せ、セイヤさぁん！お姉ちゃぁん！」タッタッタッ…

セイヤ「ったく…ほら2人共手ぇ出せ…」スッ

さとり・こいし「「え…？///」」ドキッ

セイヤ「逸れたら面倒だからな…ほら」微笑む

さとり・こいし「「///」」ギュッ…

〜大通り〜

セイヤ「それで？まずは何処に行くんだ？」スタスタ

さとり「私、新しい洋服が欲しいのよね…」スタスタ

こいし「セイヤさんとデートする時用に欲しかったんだけど…こんなに早くデートが出来るなんて思ってなかったよぉ…///」ボソ

セイヤ「それじゃあ良い感じのお店が見つかるまでブラブラするか…」スタスタ

良い感じのお店…見つかりました…

さとり「ここなんてどうかしら？」ピタ…

こいし「わぁ〜！綺麗なお店ですね！」

セイヤ「だな、取り敢えず店内入ってみるか…」スタスタ

ガーーーー…

「しゃーーせーーー…」

セイヤ「それじゃあ俺は店内ブラブラしてるからな？」スタスタ

さとり「えっ！？」

こいし「い、一緒に選んでくれないんですか！？」

セイヤ「楽しみは後に取っておきたいだけだ…///」プイ スタスタ

ぽつ〜ん…

さとり「き、気合い入れて行くわよ？こいし…///」スタスタ

こいし「う、うん…お姉ちゃん…///」スタスタ

セイヤ「それにしても女の子向けの服しか売ってないな…ん？」スタスタ

向かいのお店

セイヤ「…」スタスタ

ガーーーー…

「ありやとーざいやしたぁ〜ちゃーくちゃやっちゃっせ〜…」

こいし「お姉ちゃん、これなんてどうかな？」つミニスカート

さとり「ちょ、ちょっと短すぎないかしら…///」

こいし「これ位のスカートじゃ無いとセイヤさんの理性を崩す事なんて出来ないよ！」

さとり「こいし……そうね！ちょっと試着してくるわ！」スタスタ

こいし「私もこれ試着して来よう」スタスタ

30分後…

ガーーーー…

セイヤ「選んでたら遅くなっちまったな…」スタスタ

店員「あ、長髪で右目を隠した背の高い何を考えてるのか分からない様な目で童貞臭がする感じの男性……あなたですね？」

セイヤ「おぃぃぃい！？失礼にも程があるだろぉぉぉ！？何を考えてるか分からない様な目！？童貞臭がする感じ！？大きなお世話だわ！！」ガーーーー！

店員「お連れ様が試着室で呼んでおられますよ？」

セイヤ「あいつらかそんな事言ったのは！」スタスタ！

〜試着室前〜

セイヤ「おいさとりにこいしちゃん！何だよ童貞臭って！…いや実際そうだから何も言い返せないが酷過ぎるだろ！」

「あら、来たみたいよこいし？」

「そ、その…セイヤさん、決まったんですけど見てもらえますか…？」

セイヤ「いいから早く出てこい！お説教の時間だ2人共！」

シャーーー…

さとり「ど、どうかしら…？///」レースの純白ミニスカートに薄いピンクのセクシーなオフショルダー

こいし「へ、変じゃないですか…？///」かなり薄い緑色のシンプルワンピースに花の髪飾り

セイヤ『ま、まさかの怒る気失せる程の可愛らしさ…だと…？』コフッ…カハッ…

さとり「や、やっぱり変かしら…？」ショボン

こいし「似合わないですよね…私みたいなお子様にこんなワンピースなんて…」ショボン

セイヤ「店員さん…」クル

店員「は、はい…？」

セイヤ「この服を着たまま買う事って出来ますか？」ニコ

店員「は、はい…出来ますが…」

さとり「ちょ、ちょっとセイヤ！？」

こいし「いきなりどうしたんですか！？」

セイヤ「ではレジへ行きましょうか？」ニコニコ

店員「は、はい…」スタスタ

さとり「ど、どうしたのかしら…？」ポツン

こいし「わ、分からない…」ポツン

レジ〜☆

店員「ご、合計で7560円になります…」チャキーン¥

セイヤ「7600円で…」スッ…

店員「40円のお返しになります」スッ…

セイヤ「どうも、あ…彼女達の洋服を家に郵送する事って出来ますか？」

店員「可能ですが手数料がかかりますよ？」

セイヤ「構いませんよ？幾らですか？」

店員「1000円になりますが…」

セイヤ「はい、丁度です」スッ

こいし「せ、セイヤさん…悪いですよ、私達も出しますから…」財布出す

ガシッ…

セイヤ「仕舞いなさい…」ニコ

こいし「で、でもぉ…」

セイヤ「し・ま・い・な・さ・い…」ニコォ

こいし「は、はいぃ…」財布仕舞う

さとり『また心が読めない…黒い翼の様なモノで遮られているわ…』

セイヤ『今日は良い日だな☆』ニコニコ

さとり『オマケに何時もの仏頂面じゃないわ…』

「ありがとうございましたー」

ガーーーー…

セイヤ「いい服が買えて良かったな？」ニコ スタスタ

さとり「そ、そうね…」スタスタ

こいし「セイヤさん…あ、ありがとうございます…」スタスタ

セイヤ「ん？何がだ、こいしちゃん？」ニコ スタスタ

こいし「そ、そのぉ…このワンピースを買って頂いて…」スタスタ

セイヤ「まぁ所謂Priceless☆って奴だから気にしなくていいよ」ニコ スタスタ

さとり「でも御礼は言わせてちょうだい…買って貰ったのは事実なのだから…」スタスタ

セイヤ「さとりとこいしちゃんの可愛い姿が見れればそれでいいよ…」ニコニコ

さとり・こいし「「///」」ボンッ☆

セイヤ「さて……次は何処に行くんだ？」ふぅ…

さとり・こいし『『元の仏頂面に戻った！？』』ビクゥ

セイヤ「どうしたんだ？2人共…」

さとり「な、何でもないわ…」

こいし「あ、そこの喫茶店で御茶しませんか？」指差す

かなりお洒落な喫茶店☆

セイヤ「いいな、丁度お昼時だし軽く何か食べようか…」スタスタ

さとり「そうね、そうしましょうか」スタスタ

こいし『セイヤさんとお洒落な喫茶店で午後のひと時…///』スタスタ

喫茶店（店内）

店員「ご注文はお決まりでしょうか？」

さとり「ダージリンとこのミックスサンドイッチを」

店員「ダージリンはストレートで宜しいでしょうか？」

さとり「す、ストレート？直球の事かしら…」

セイヤ「何も入れ無くてもいいかって事だよ」

さとり「あ…///す、ストレートでお願いします…///」カァ…

店員「其方のお客様は？」チラ

こいし「ふぇえ！？え、えっとぉ…」ウルウル

セイヤ「こいしちゃん、分からないなら俺が決めちゃうけどいいか？」

こいし「お、お願いしますぅ…」ウルウル

セイヤ「それじゃあキャンディをミルクティーでお願いします」

さとり「きゃ、キャンディ…？飴か何かかしら…？」

セイヤ「紅茶だよ、由来は地名だ地名……こいしちゃん他は？」

こいし「このWベリーケーキを…」

店員「畏まりました、其方の男性は？」

セイヤ「自分はブラックコーヒーとティラミスを…」

店員「コーヒー豆の種類と淹れ方は如何なさいますか？」

セイヤ「コーヒー豆と淹れ方まで選べるのか…じゃあ豆はグァテマラ、淹れ方はウォータードリップでお願いします…あ、あとホットで…」

店員「畏まりました。少々お待ちください」ペコ スタスタ

さとり「ま、まさかこんなに本格的な喫茶店だったなんて…」

セイヤ「いい喫茶店だな…幻想町にも出来てほしいくらいだ…」

こいし「セイヤさんって紅茶にも詳しいんですね…コーヒーの豆や淹れ方まで知ってるなんて…」

セイヤ「紅茶の事はレミリアに嫌という程叩き込まれたからな…『私の執事ならこれ位覚えなさい！』とか訳の分からない事を言われながら…」

さとり「コーヒーはどうしてそんなに詳しいの？」

セイヤ「コーヒーが好きなだけだよ、サイフゥン式の奴なら持ってるんだがな、ウォータードリップで飲んでみたいってずっと思ってたんだ」

こいし「そのウォータードリップって何ですか？」

セイヤ「簡単に言うと一滴一滴時間を掛けて抽出するから一杯を淹れるのに手間がかなり掛かるんだ…」

さとり「でも最後にホットでって言っていたわよね？それは？」

セイヤ「ウォータードリップはその名の通り水で、だからな…ホットで飲みたい場合は湯煎してもらわなくちゃならないんだ…」

さとり「す、凄い知識ね…」

セイヤ「そうか？普通だろ…」ふぅ

こいし『キュンキュンしちゃうよぉ…///』キュンキュン

暫くの時間が流れました…

さとり「遅いわね…セイヤのコーヒーとティラミス…」紅茶飲む

こいし「本当だね…やっぱり時間が掛かるんだ…」モキュモキュ…

セイヤ「まぁ仕方ないさ…」はぁ

店員「お待たせして申し訳ありません…こちらコーヒーとティラミスになります」

セイヤ「大丈夫ですよ、ウォータードリップで頼んだ自分が悪いんですから」ニコ

店員「ありがとうございます、それではごゆっくり…」ペコ スタスタ

セイヤ「それじゃあ…」クイ…

さとり「どう？」

こいし「美味しいですか？」

セイヤ「あぁ……細挽きのコーヒーか、やっぱりいいな…この喫茶店…」ニコ…

さとり『飲む姿が様になってて格好良いわ…///』

こいし『ふぁぁ…///』ドキドキ

セイヤ「ティラミスとも良く合うな…こっちにして置いて正解だった」パク…

さとり「美味しそうね…」ジー

こいし「うん…」ジー

セイヤ「良かったら一口やるよ、ほら」あ〜ん

さとり・こいし「えぇぇ！？///」ドキィ☆

セイヤ「いらないのか？」

さとり「い、いただくわ！」あ、あ〜ん

パク…

セイヤ「美味しいか？」ニコ

さとり「///」コクコク…

セイヤ「ほら、こいしちゃんも…」あ〜ん

こいし「あ、あ〜ん///」パクン…

セイヤ「どうだ？」ニコ

こいし「美味しいでしゅ…///」モキュモキュ…

セイヤ「そっか、良かった…」ニコ

さとり・こいし「「///」」しゅ〜☆

他の客『今すぐ出て行け！色々物が不味くなるから！！』ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

少女達…退店につき…

チリンチリン☆

さとり「とても充実したひと時だったわ…///」スタスタ

こいし「うん…///」スタスタ

セイヤ「また来たいな…」スタスタ

こいし「せ、セイヤさん…///その、今度は2人きりで来たいです…///」モジモジ

セイヤ「あぁ、俺もこいしちゃんと2人で来たいな…」ニコ

こいし『こ、これってデートの約束だよね？そうだよね！？』ドキドキ

さとり「せ、セイヤ！私も！」

セイヤ「さとりもか…嬉しいよ…今度2人で来ような？」ニコ

さとり『何でキャラがそんなにコロコロ変わるのよぉ…///』ドキドキ

セイヤ「さて、これからどうする？」ふぅ…

さとり・こいし『『だから何で一息付くとキャラが変わる（んですかぁ）のよぉ！？』』

セイヤ「どうしたんだ？2人共…」

さとり・こいし「「何でも（ないです）ないわ…」」はぁ

セイヤ「？」

〜映画館〜

セイヤ「映画か…昨日みたいな事にならない様にホラーは避けような？」ちら

さとり・こいし「「え…？」」怨霊の叫びのパンフレット見てる

セイヤ「お前ら姉妹は懲りないのか！？昨日の悪魔に続いて今度は怨霊かよ！少しは学習してくれ頼むからぁぁぁ！！」

さとり「じょ、冗談よ…ほ、本当はこっちを」

こいし「そ、そうですよ！これなら大丈夫です！」

滅亡する世界！ゾンビ大パニック…

セイヤ「駄目だこの姉妹全然懲りてねぇよ！古明地姉妹じゃ無くて懲りねぇ姉妹だよ全くよぉお！！」

さとり「……流石にそれは無いわ…セイヤ…」

こいし「わ、私は好きですよ？」ははは…

セイヤ「俺も言ってて、うわっ…無いわぁ…て思ったよ！これでも俺説教してるんだからね！？めっちゃ怒ってるんだからねぇ！？」

さとり・こいし「「まぁまぁ…」」どぉどぉ…

セイヤ「反省すらして無いよこの姉妹…」はぁ

さとり「それじゃあこれにしましょうか」指差す

セイヤ「今度はまともなんだろうな…」ちら

大切なあなたと夜空の下で…

セイヤ『今度はまともだな…ラブストーリーみたいだがこの際なんでもいいや…』

こいし「それじゃあチケット買いに行きましょうセイヤさん！」ギュッ

さとり「ほら、早くしなさい」ギュッ

セイヤ「へいへい…」スタスタ

映画上映中につき…

「あ…駄目よ…こんな所で…///」

「俺はもう…お前を離さない…だから…」ギュッ

「……分かったわ…きて…///」

アン☆アン☆アン☆とっても大好きぃぃぃ！ドラ◯もんんんんんん！

セイヤ・さとり・こいし「「「」」」

セイヤ『た、大切な人と夜空の下でおっ始めやがったぁぁぁぁあああ！？』

セイヤ『まさかのR18展開だよ！この作品一応R15設定なんですけどぉ！？どうすんの！どうすんのよコレぇぇぇえええ！』

作者『ライフカード☆』

セイヤ『続かねぇよぉ！？てかあんた誰ぇぇぇ！？』

作者『大丈夫だ…問題ない……お前もさとりやこいしちゃんと日曜7時の正義の合体ロボドラマの如く《超絶合体！？古明地姉妹と水奈月セイヤが！？》みたいな合体を…』

セイヤ『言わせねぇよぉぉお！？初体験が映画館とか何処のCherryBoyだよ！？死んでも御免だこの糞野郎！』

作者『ま、後は任せたぞ？若人よ☆』シュンッ

セイヤ『あっ！待ってぇぇぇええ！？せめて映画館の外にまで俺を飛ばしてぇぇぇええ！？』

『無理だお☆さぁセイヤ！頑張れ☆頑張る☆頑張るぞい☆』

セイヤ『それどんなTwitterの投稿だよぉぉおお！？』

さとり「せ、セイヤ…///」ギュッ

こいし「セイヤさん…///」ギュッ

セイヤ「待て2人共！この変な雰囲気に飲み込まれちゃ駄目だ！自分を強く持て！な？」（切実）

さとり「セイヤなら…いいわ…///」顔近づける

こいし「私も…セイヤさんとだったら…映画館でも…///」顔近づける

セイヤ『駄目だぁぁあ！甘いよ！雰囲気が甘甘だよぉぉお！だが2人の気持ちはきっとこの場だけの物だ……あれをやるしかない…か…』スッ

セイヤ『かなり荒い方法だが…許してくれ…さとり、こいしちゃん…』ガタッ！ さとりに襲いかかる

さとり「せ、セイヤ！？い、いきなりどうしたのよ！？」ビクッ！

セイヤ「は？さとりが誘って来たんだろ？俺だって男なんだ…悪いが手加減無しでいくぞ？」ギュッ！

さとり「い、痛い…！せ、セイヤぁ…」ウルウル

セイヤ「何だよ…人をその気にさせて置いていざヤルってなったら泣くのか？」

さとり「ヒック…グスッ…」ポロポロ

セイヤ「はぁ……ならこいしちゃんでいいか…」グッ！

こいし「きゃっ！せ、セイヤさん…？」ウルウル

セイヤ「俺ならいいんだろ？俺ももう我慢の限界だ…早く脱げよ…！」バッ

こいし「い、嫌です！こんなの…こんなのセイヤさんじゃ無いですぅ…」ウルウル

セイヤ「なら本当の俺って何だ？答えてくれよ…こいしちゃん」

こいし「ふぇぇ…えっく…うぇっく…」ボロボロ

セイヤ「……もういい、先に出てるわ」スタスタ

さとり「グスッ…えぐ…」ボロボロ

こいし「うぇぇぇん…」ボロボロ

映画館の外…

セイヤ『くそっ…やり過ぎたか……完全に嫌われたな…』スタスタ

ドンッ！

大男「おいてめぇ！何処見て歩いてんだよ！！」肩ガシッ

鼻ピアス「おい、大男さんの服がてめぇのきたねぇ服の所為で汚れちまっただろうが！責任とれやゴラァ！」

スキンヘッド「おぉおぉ、可哀想だねぇ僕ぅ…ま、大人しく金出しな？そうすれば痛い目遭わずに済むよ？」

セイヤ「てめぇら…殺すぞ？」ボソ…

大男「あ？今なんつった？」

セイヤ「……今の俺は虫の居所が悪いんだ…喧嘩なら喜んで買うぞ…？」ギロッ！

鼻ピアス「はは、おもしれぇじゃんこいつ」

スキンヘッド「…着いて来いよ、後悔させてやらぁ」スタスタ

セイヤ「…」スタスタ

〜とある裏路地（空き地）〜

セイヤ「ははははは！！」ブンッ！！

ドゴォ！

大男「ごはぁ！」ドサッ

鼻ピアス「てめぇ！！」ブンッ

サッ…ピアス掴む

鼻ピアス「は、離せ！」

セイヤ「いいぜ…？離してやるよ…！」グッ！！

ブチィィィ！

鼻ピアス「ぎゃぁぁぁあああ…！！」ボタボタ…

セイヤ「ハハハハハハハハハハ！！鼻のピアス千切れたから表記考え直さないといけないなぁ！！」アハハハハハハ！

スキンヘッド「こ、こいつ…頭トンでやがる…」

大男「ま、まだ終わってねぇぞぉぉ！！」足蹴り

ガッ！！ ドサァァア！

セイヤ「あ〜…どうすっかなぁ？脚の骨折るか…？腕の骨折るか…？……あーーーー♪頭蓋骨陥没させるか……そうだ…そうしよ♪」スタスタ

大男「お、おいスキンヘッド！助けろぉ！」

鉄パイプ掴む！

スキンヘッド「うわぁぁああ！！」ブンッ！

脇腹にガァァアン！！

セイヤ「ゴハァア！？」ドサッ…

スキンヘッド「うわぁぁああああああ！！」ブンッ！ブンッ！ブンッ！

ゴッッ！がッッッッ！ばきッッッッ！！

セイヤ「げほっ…おぇぇっ…」ゴホッ…

スキンヘッド「はぁ…！はぁ…！」ぜぇ…ぜぇ…

大男「ず、ずらかるぞ！！おい！立て鼻ピアス！」肩貸す

鼻ピアス「うぁ…ぁぁ…」ボタボタ…ボタボタ…

スキンヘッド「お、俺は知らねぇ！俺は悪くなんかねぇ！！」カランカラン… タッタッタッ

セイヤ「ま……て…」グググッ…

ぱた…

〜数分後〜

セイヤ「なに……やってんだろうな……お…れ

……はは……ばか…みて…」ポロポロ

セイヤ「けがは……べつにたいした……こと………ない…な……ぶらどさん…に……かんしゃ…しても…しきれ……ねぇ……な…」ポロポロ

セイヤ「さとりと……こいしちゃん………もうかえった……のか…な…ぶじに……いえに…かえれてれば……い……いが…」ポロポロ

「せ、セイヤ…？セイヤ！！」タッタッタッ

「セイヤさん！？何で…何でこんなに傷だらけなんですか！？」タッタッタッ

セイヤ「あ〜…まぁ〜た妄想か…？俺って夢見る少年だったんだなぁ〜…」ゲホッ…

さとり「馬鹿な事言ってないで口閉じてなさい！」

こいし「わ、私飲み物買ってくる！」ダッ

さとり「お願いねこいし！」壁に背中を付けさせる

こいし「うん！」タッタッタッ

セイヤ「何でここに…居る…だ」

さとり「セイヤを探してる途中でこの裏路地から血だらけの大男達が出てきたのよ…」

セイヤ「悪いな…さとり……泣かせ……ちゃって…」

さとり「セイヤは悪くなんか無いわ…私とこいしの為にあんな事をしたのでしょう？」

セイヤ「何だ……心…読んでたんだな…」

さとり「こいしの時に気付いたのよ…ごめんなさい…セイヤぁ…」ポロポロ

頰に手を当てる…

セイヤ「俺も…やり過ぎたよ……さとりとこいしちゃんには……好きな人と…ああするべきだって…思っただけだ…」にこ…

さとり「ばか…ばかぁ…」ポロポロ

こいし「買って来ました！セイヤさん…どうぞ…」つドクターペッパー

セイヤ「はは…口の中切れてるのに…炭酸飲料のドクターペッパー……か…こいしちゃんって……天然の小悪魔さん…だったん……だな…」はは…

こいし「ご、ごめんなさい…か、買い直してきます！」クルッ…

ガシッ…グイッ！

トサッ…

こいし「しぇしぇしぇ！しぇいゃしゃぁん！？///」ドッキン☆ドッキン☆

セイヤ「いいよ…これで……だから、今俺の側から…離れ……ないでくれ…」ぎゅぅう…

さとり「ず、ずるぃ…」ボソ… ポロポロ

セイヤ「さとりも…良かったら……俺の側に……来てく…れ…」右腕伸ばす

さとり「///」スッ…ピト…

ぎゅぅう…

セイヤ「暖かくて…心地良いな…」ぎゅぅう…

こいし「セイヤさん…///大好きです…///」ニコ

セイヤ「俺も…こいしちゃんが好きだ…」ニコ

さとり「私も…///セイヤが好き…///大好き…///」ニコ

セイヤ「あぁ…俺も…好きだよ……さとり…」ニコ

さとり・こいし「「///」」ギュゥウ…

セイヤ「あ、そうだ…さとり…こいしちゃん…これ」つお洒落な袋

さとり「これは…？」受け取る

こいし「可愛い袋…」受け取る

セイヤ「本当は…さとりとこいしちゃんの家で別れる前に…渡そうと思ってたんだが…」はは

さとり「開けてもいいかしら？」

セイヤ「あぁ…」ニコ

こいし「……うわぁ！綺麗なブレスレット！」

セイヤ「2人にプレゼントだ…勝手に決めたから気に入って貰えるか…分からなかったんだが…」

さとり「嬉しい…///大切にするわ…///」ブレスレット付ける

セイヤ「そうしてくれると…嬉しいよ…」微笑む

こいし「ど、どうですかセイヤさん？似合いますか？」ブレスレット付けた

セイヤ「あげた側から…似合ってるなんて言ったらアレだが…2人共…似合ってるよ…」ニコ

ギュゥゥゥゥ…

さとり『絶対に…絶対にセイヤとは…離れたく無いわ…///』ギュゥゥゥゥ…

こいし『セイヤさんと…ずっとずっと…ずぅ〜っと…一緒に居たいです…///』ギュゥゥゥゥ…

セイヤ「ふ、2人共…ギブ…ギブだから…ギブミーだから…」ポンポン…

ゲームセンター☆

プリクラエリア♪

さとり「こいし！くっ付き過ぎよ！私が写らないじゃないのぉ！」グイッ

こいし「だったら私がセイヤさんと2人で撮るもん！」ギュゥゥゥ…

セイヤ「2人共落ち着け！いたたたた！傷に当たってるから！痛いから！めっちゃ痛いから！」

さとり「だったら！これで！」グイッ

こいし「手を打つよ！」グイッ

セイヤ「のわぁっ！？」ビクゥ！

カシャ☆

ゲームセンター外

さとり「ふふ…いい物が撮れたわね♪」ルンルン♪

こいし「はい！セイヤさんの分♪」つプリクラ写真

セイヤ「あ、あぁ…」受け取る

その写真には俺が真ん中…左にさとり…右にこいしちゃん…2人が密着した状態で写されていた…正直な所…かなり嬉しかったのが俺の心の内だ、あの姉妹はこんな俺の事を好きだと言ってくれた…恋愛的な意味では無いだろうがそれでも…俺は心から嬉しかった…さとりとは1年生の時から…こいしちゃんとは2年生になってから…それでも俺にとっては大切で、掛け替えのない2人…俺はこの2人を、そして他の皆を…これからも大切にして生きて行こう…もう一人の俺と約束したんだ…絶対に…護ってみせるさ…俺の命に代えても…な…？

To Be Continued…

〜必殺のBGM〜

パパパー☆パッパッパッパー☆パラパー☆パラパパーーーーーーー☆

霊夢「…」スタスタ

魔理沙「…」スタスタ

咲夜「…」スタスタ

レミリア「…」スタスタ

アリス「…」スタスタ

フラン「…」スタスタ

デン☆デン☆デン☆デン☆デケデン☆パパパー☆パラパパーーー☆パパー☆パラパパー☆

セイヤのマンション（ドアの前）

カチャン…

霊夢「…」チラ…

魔理沙・咲夜・レミリア・アリス・フラン「「「「「…」」」」」コクン…

バッッッッッ！！！！

冷蔵庫ガチャッ！！

フラン「っ」つ卵 グググッ…

卵|ピシピシピシッ…

アリス「…」つお箸 チャキ☆

アリス「はぁぁぁぁぁ！！」カチャカチャカチャカチャ！！ 混ぜ混ぜ！

レミリア「…」ハムの紐口で解く… ピーーーッ…

レミリア「咲夜…」ポイッ…

咲夜「…」両手にナイフ シャキン☆

咲夜「ソウル……スカルプチュアァァァァァアアアア！！」ズババババババッ！！

咲夜「魔理沙…」バッッ！

魔理沙「うぉぉぉおお！！」つ中華フライパン

ガチャ…

セイヤ「…」スタスタ

魔理沙「はぁ！ちゃぁあ！うぉお！らぁあ！！」バッ！バッ！バッッッ！！

セイヤ「人ん家で何やってんだぁぁぁあああ！！！」魔理沙の頭を中華フライパンにシューート！！

魔理沙「ぐほぁぁああ！？」ガチャァァァァン！！

セイヤ「何夜中に人ん家忍び込んでスタイリッシュ☆に炒飯作ってんだてめぇらぁ！おい消せ！うるせぇからその曲消せ！隣の人達に迷惑だろうがぁぁぁああ！！」

霊夢「…」カチ…

セイヤ「ちょっと何？えっホント何なの？何しに来たのお前らぁ！？」

魔理沙「いや、丁度これ位の時間って小腹が空くだろ？だからちょっと夜食でもと思って…」

セイヤ「いやいやいやいや！ここ俺ん家！それ俺の卵！それ俺のハム！それ俺の炒飯ーーーー！！」

咲夜「心配しなくてもセイヤの分もありますよ？」お皿カチャカチャ…

セイヤ「そう言う問題じゃねぇぇんだよぉぉお！！何しに来たって言ってんだぁ！！まさか炒飯食いにわざわざ…」

フラン「皆ぁ！スマブラの用意出来たよぉ〜！」おーい

セイヤ「待て待て待て…まさかスマブラやる為に来たのか？ブラッドなスマッシュする為に来たのかてめぇらわぁぁあ！？」

霊夢「いやね、LINEで皆暇だから遊ぼうって事になったんだけれど皆親が煩くて駄目だって…」

アリス「だからセイヤの家で遊ぼうって事になったんだ♪」

セイヤ「あ〜なる程ね♪俺の両親は既にお空の上だし、彼女も居ない童貞野郎だし、誰にも迷惑掛からんと〜、あ〜そう言うアレか…ってどういうアレぇぇぇぇえええええ！？」

レミリア「まぁまぁセイヤ落ち着きなさい、ちょっとスマブラするだけだから、ブラッドでスマッシュするだけだから…」ね？

セイヤ「全然大丈夫じゃねぇぇんだよぉぉお！俺は疲れてんの！昨日の夜から今日の夕方まで身も心も色々な意味でFlyaway☆してんだよ！ゲームやる気力が出ない程Flyaway☆してんだよ分かるかこの俺の気持ちぃぃぃぃ！？」

フラン「だって今日、私達の誘い…断ったじゃん…」

セイヤ「ぅ…」

咲夜「さとりにLINEで聞いたら『今？こいしとセイヤと3人でデート中❤︎』なんて内容が送られて来て…」

セイヤ「なっ！？」

アリス「夜中位構ってくれるかもって皆で待ってたのにこの時間まで連絡皆無だったし…」

セイヤ「くっ…」

レミリア「寂しかったのよ…？」ウルウル

セイヤ「はぁ…分かったよ…悪かったな、連絡しないで…本当に疲れてただけなんだよ」

霊夢「それじゃあ今日はとことん付き合って貰うわよ？」ギュッ…

魔理沙「ほら！リビング行こうぜ！セイヤ！」ギュッ…

セイヤ「あぁ…分かったよ」ニコ

そして…俺達は今日も面白可笑しく…一緒に時間を過ごすのだった…

END…