2016-01-13 22:30:32 更新

概要

磯風さんと提督さんのお話し。


~~午前1時~~


提督「ふう...今日の分は終わったかな...お疲れさま、磯風」



磯風「いや、これぐらいらはどうということはない。秘書艦として選ばれた以上、最後までやり遂げるつもりだ」



提督「はは、それは頼もしいわね」



磯風「司令、もうこんな時間だ。今更、部屋に戻ることが出来ないから、ソファーを借りてもいいか?」



提督「そうか...もう深夜か...。磯風、君は私のベッドで寝るといいよ。私がソファーで寝るとするよ」



磯風「だが、それでは...司令の体が万全では無くなってしまう...」



提督「いいのよ。磯風にはこんな時間まで、付き合わせてしまったから、そのお礼としてほしい」



磯風「そうか...そこまで言うのならベッドで寝させてもらうとしよう。どうせ、何を言っても聞かないからな」



提督「ああ、ではもう寝るとしよう。磯風、おやすみ」



磯風「ああ、本日は1日お疲れだった。明日も良い1日だといいな」カチャッ



磯風が部屋の電気を消す。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「ふわぁぁぁ......」ノビー



提督「......zzz」スヤァ



磯風「今の時刻は...午前5時か...開発と建造の任務を終わらしておこう...」スタスタ



磯風「おっと、その前に...。ここにある書類を先に終わらしておこうか」カキカキ



提督「んん......」



磯風「おっと...起こしてしまったか...?」



提督「んん......zzz」ゴロン



磯風「良かった...起きるまでどのくらい出来るだろうか...」カキカキ



磯風「それにしても...今日はやけに外が静かなだな...いつもなら、川内がまだ暴れている時間なのだが...」カキカキ



磯風「あとで、様子を見に行ってみよう...」カキカキ



磯風「ああ、今日はやることがたくさんだな...。艦隊の再編成をしなければいけないし、総司令部への出頭。それに、月に1度の各タイプの艦娘の代表が集まってやるミーティング...骨がおれるぞ...」カキカキ



磯風「だか、これも司令の為だ。文句は言っていられないな」カキカキ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~2時間後~~


提督「.........」ムクッ



提督「あれ?なんで、ソファーで寝てるんだっけ?」



磯風「司令が磯風にベッドを貸してくれたのだろう?覚えていないのか?」



提督「そういや、そうだったね...」



磯風「顔を洗ってくるといい。すっきりするぞ」



提督「ん、じゃあ、待っててね」トテトテ



磯風「...よし、これで終わりだな。ん~~、はぁ...あまり疲れはとれていないようだ...」



磯風「この次は、川内の所だな...司令、少し川内型の部屋へと行ってくる。少し待っていてくれ」



提督「はいはーい」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「ふう...最近は、浦風に寝不足だ、と言われてしまった...そこまでなのか?」スタスタ



磯風「それに、栄養失調だとも...これからは少し、休憩を増やしてみるか」



神通「あら、磯風さん」



磯風「あ、どうも神通さん」



神通「一体、どうされました?」



磯風「いや、お宅の川内さんが、いつもは5時半まで暴れているのに、今日は暴れていなかったので...」



神通「姉さんが?そういえば、今日はまだ見ていませんね...いつもなら、5時頃に廊下ではちあわせになるのに...」



磯風「何か心配だな...では、これから川内さんの元へと行きますので」



神通「あ、私も連れていってもらって良いですか?」



神通「私も、なぜ姉さんが起きてなかってのか気になりますから」



磯風「分かりました。では、川内さんの元へと向かいましょう」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


神通「そういえば、磯風さん」スタスタ



磯風「ん?なんですか?」スタスタ



神通「最近は、執務室に篭ってばっかりでしたよね。今、駆逐艦達の訓練は、砲雷撃戦の訓練をしているのですが、よかったらこのあとしませんか?」



磯風「分かりました。ですが、提督との用事があるので少し遅れそうですが...よろしいでしょうか?」



神通「分かりました。では、部屋に居るので、終わったら部屋に来てくださいね」



磯風「ええ」



神通「おっと、無駄話をしていたらいつの間にか着いていました」



磯風「川内さん。中に居られますか?」コンコン



〈入っていいよー...ゲホッ



磯風「失礼します」ガチャッ



川内「やぁ...いらっしゃい...ゲホッゲホッ」



神通「姉さん、もしかして風邪ですか?」



川内「うん...ちょっとね...」



磯風「どおりで...風邪薬を持って来ますから、少し待ってて下さい」ガチャッ



川内「任したよ~...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


明石「あ、磯風さん。何かお求めですか?」



磯風「ああ、風邪薬を買いたいんだが...」



明石「風邪薬ですか?頭痛とか咳止めや鼻水とかありますが...」



磯風「咳止めを頼む」



明石「お値段、300円です!」



磯風「そら、これでいいか?」



明石「まいどあり!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「川内さん。買ってきましたよ」



川内「ありがと...ゲホッゲホッ」



神通「看病は私がしてます。部屋で待っていますね」ニコッ



磯風「分かりました。では」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「司令、待たせたな」ガチャッ



提督「いや、あまり待ってないよ~」



磯風「今日の予定だが、3時から上層部への出頭による報告。そして、艦隊の再編成。最後に艦娘の代表に集会でのミーティングだ」



提督「うわぁ...今日は特に多いなぁ...」



磯風「これぐらいで音をあげてどうする。艦隊の司令官という立場である以上、これくらい当たり前にならないといけないぞ」



提督「そうだけどさぁ~...」



磯風「全く...」ヤレヤレ



提督「はぁ...さて、書類を終わらすかなぁ...」



磯風「それなら問題ない。もう終わらせてある」



提督「え?えっと...ホントだ...終わってる」



磯風「さあ司令、朝御飯を食べに行こう。そろそろ、食堂が閉まってしまうぞ」



提督「ん、そうだね。じゃ、行こうか」



磯風「ああ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


間宮「あ、提督。何時もより遅いじゃないですか」



提督「いや~、ちょっとね」



間宮「まあいいです。注文は何にしますか?」



提督「私は、鮭定食でお願い。磯風は?」



磯風「握り飯だけでいい」



提督「え?それだけで足りるの?」



磯風「ああ、最近は食欲があまりないのでな...」



提督「まぁ、磯風が大丈夫だって言うなら...」



間宮「分かりました。鮭定食とおにぎりですね。ちょっとお待ちを」



提督「ねぇ磯風。本当に大丈夫なの?」



磯風「大丈夫だと言っているだろう。そんなに心配しなくてもいい」



提督「それにしては、前よりも痩せた気が...」



磯風「気のせいだ。前からこのような体型だ」



間宮「お待たせしました。おにぎりと鮭定食ですよ」コトッ



磯風「では、食べようか」



提督「ええ、では」



磯風・提督「いただきます」



提督「ふぅ、やっぱり鮭は美味しいわね」パクパク



磯風「司令はいつも鮭を食べているのか?」パクパク



提督「うん。好物だもの。いくら食べても飽きないわ」パクパク



磯風「そうか」パクパク



提督「ほんと、磯風が来てからかなり助かっているわ」



磯風「そうか?さほどしていないんだが...」



提督「今日の分の書類をもう終わらせてくれたでしょう?」



磯風「それは秘書艦として、当たり前のことだからだ」



提督「流石の秘書艦でもそこまではしないと思うけど...」



磯風「そうなのか?てっきり秘書艦とはこういうものだと思っていたのだが...」



提督「あ!早く食べないと遅れちゃう!」パクパク!!



磯風「もう、食べ終わっているぞ」



提督「ちょっと待って...」パクパク!!



提督「ふぅ...よし磯風、車を出してくれる?」



磯風「ああ、分かった。急ぐんだぞ」



提督「ええ!」タッタッタッ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「全く...何故司令はあんなに慌ただしいんだ...」



初風「あら、磯風。こんな所で何してるの?」



磯風「今から上層部への出頭するために、車を出しにいくんだ。初風こそこんな所で何をしてるんだ?」



初風「私たちはこれから訓練よ。教官はいつも通り神通さんよ」



磯風「そうか...なら、神通さんに伝えておいてくれ。今日の訓練は、夜間戦闘になりそうです、とな」



初風「分かったわ」



磯風「では、よろしく頼む」タッタッタッ



初風「ホント...働きすぎよね...磯風...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


提督「お待たせ!」ガチャッ!!



磯風「遅いぞ。遅刻するつもりか?」



提督「いや~、ちょっと金剛ちゃんに絡まれちゃって...」



磯風「はぁ...まぁいい。早く行くぞ。このままでは、遅れてしまう」ガチャッ!! ブゥゥゥゥン!!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


憲兵「止まれ!」



磯風「なんだ、急いでいるんだ。早くしてくれ」



憲兵「通行許可書と名簿番号を言え!」



磯風「これだろう?それに名簿番号は11だ」



憲兵「よし、通れ!」



磯風「全く...服装と車を見れば分かるだろ...」



提督「そういえば、最近成りすましが多いんだって」



磯風「というと、偽者が司令部に侵入され、情報を盗まれるとかいう...」



提督「ええ、といっても憲兵がある程度は逮捕して事なきをえてるようだけど...」



磯風「この磯風に任せておけ、鎮守府の守りなら自信がある」



提督「じゃあ、数日間の報告会の間、鎮守府をよろしくね」バタン!



磯風「ふぅ...来週火曜日の午後1時に迎えにいけばいいのか...」ブゥゥゥゥン!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~3時間後~~


磯風「もう夜の7時か...神通さんは待ってくれているだろうか...」



神通「ええ、待っていましたよ」ヒョコ



磯風「ヒャァァァア!?」ビクッ!!



神通「演習の準備は出来ていますよ。今から始めますか?」



磯風「は、始めます...」



神通「それじゃ、移動しましょうか」



磯風「はい...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~数十分後~~


神通「磯風さん、さっきよりも速さが落ちてますよ!」



磯風「了解...!」ゼェゼェ


~~数時間後~~


神通「はい、終了です」



磯風「はぁ......はぁ......!!」



神通「お疲れ様でした。どうでしたか?」



磯風「なかなか...しんどいですね...」ゼェゼェ



神通「おそらく、事務作業によるスタミナの低下が祟っているのでしょう。それでも技術は落ちてはいませんでしたけどね」



磯風「そうですか...」ゼェゼェ



神通「ゆっくりとお風呂に入って、休んで下さいね」スタスタスタ



磯風「ふぅ...終わった...風呂に入って寝よう...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


提督「報告は以上です!」ビシッ



元帥「ご苦労、わざわざここまで来てもらって悪いね」



提督「いえ!大丈夫です!」



元帥「それはそうと、最近君の鎮守府の戦果をよく聞くが、頑張っているようだね」



提督「いえ、私というよりも、回りの皆がよく働いてくれていますから」



元帥「そうか、ありがとう。部屋に戻って明日の会議に備えてくれたまえ」



提督「はっ!それでは!」バタン!



元帥「ふぅ...彼女の鎮守府の秘書艦は...磯風か。あそこまで彼女に尽くすとは思わなかったよ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「ふぅ...ゆっくりと風呂に入るのは久しぶりの様な気がするな...」チャポン



陽炎「あら、磯風。入ってたの?」



磯風「陽炎か...どうしてココに?」



陽炎「うっ...悪かったわね。私も自主トレで汗をかいたからお風呂で体を洗い流そうと思っただけよ」



磯風「そうか...」



陽炎「磯風はこの2ヶ月忙しそうね。私達の部屋に1回も帰ってこないじゃない」



磯風「いやなに、執務室で寝泊まりした方が書類が捗るからな」



陽炎「あんた、最近寝てないでしょ」



磯風「何故だ?」



陽炎「目のしたのくまが酷いことにやってるわよ」



磯風「ああ...この1ヶ月は書類が多かったからな。一時間程度しか寝ていない」



陽炎「はぁ!?」



磯風「そんなに驚くことか?」



陽炎「驚くわよ!よくそれで訓練やってたわね!」



磯風「これ以上、ここに居ると陽炎に説教されそうだから、部屋に戻らせてもらうとしよう」



陽炎「ま、待ちなさいよ!!」ガシッ!!



磯風「なっ!?」ツルッ



陽炎「キャーー!?」



ドテーーン!



磯風「つつっ...おい、陽炎、何を...!?」



陽炎「何とか手で受け身とれたってあれ?」モミモミ



磯風「陽炎...!」



陽炎「......」モミモミモミモミ



磯風「揉むな!!」ガバッ!



陽炎「ごめんごめん!わざとじゃないんだって!」



磯風「当たり前だ!ったく、取りあえず、私はもう部屋に帰らせてもらう」スタスタスタ



陽炎「あ、ちょっと...!」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~執務室~~


磯風「陽炎の奴め...ただでさえ疲れていると言うのに...!」



磯風「ああもう!眠気が吹っ飛んだ!残った書類でもやってやる!」カキカキカキ


~~1時間後~~


磯風「やけに多いな...」カキカキカキ



磯風「だがまだ眠くない...」


~~2時間後~~


磯風「.........zzz」



陽炎「様子を見に...って寝てる...」



磯風「......っ...?陽炎か...」ムクッ



陽炎「あら、起こしちゃった?」



磯風「いや、むしろ助かった。さっさとこの書類を...」



陽炎「ホント、ちゃんと休みなさいよ!そうだ!今日位は思いっきり寝なさい!」グイッグイッ



磯波「だが...書類が...」



陽炎「それから私がやってあげるわ!」



磯風「大丈夫か...?」



陽炎「任せなさい!これでも元秘書艦よ?」



磯風「なら...任せるとしよう...少し寝る...」



陽炎「ゆっくりと寝ると良いわ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


カキカキカキカキ



陽炎「あれ?今までにこんな書類あったかな...ちょっと磯風...」



磯風「.........」



陽炎「ってもう寝てる。それだけ寝てなかったのね...しょうがない。1人で頑張りますか」



陽炎「これで磯風が死んでたら笑い物ね。ま、んなわけないか」



カキカキカキカキ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


磯風「......」



陽炎「ほら、磯風。起きなさい」ユッサユッサ



磯風「......」



陽炎「あまりにも寝てないから、死んでるように寝てるわね...」



磯風「......ぅ」ピクッ



陽炎「あ、起きた。朝ごはんよ。寝るなら食べてからにしなさい」



磯風「......ぅん...」



陽炎「はぁ...それぇ!」グイッ!!



磯風「...ん...!?」ビターン!



陽炎「良し、これで起きたわね」



磯風「痛い...」ポケー



陽炎「まだ、若干寝ぼけてるのね...ほら、食堂に行くわよ!」グイッ!!



磯風「あ......」トテトテトテトテ


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


陽炎「ほら、しっかりしなさいよ。まだ寝ぼけてるの?」



磯風「......ぅぅ...」



不知火「おはようございます、陽炎」



陽炎「あ、おはよう、不知火。ねえ、ちょっと手伝ってくれない?磯風が寝ぼけたまま起きないのよ...」



不知火「どれですか?」チラ



磯風「......」



不知火「磯風、この指を凝視してください」スッ



磯風「......」ボー



不知火「焦点が合っていません...磯風、大丈夫か?」



磯風「......」バタッ



不知火「磯風!?しっかりしてください!磯風!!」ユッサユッサ!!



陽炎「ちょっと!?磯風!?どうしたの!?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~医務室~~



明石「これは...」



陽炎「磯風は大丈夫なんですか...?」



明石「慢性的な睡眠不足に過労、それに栄養失調にその他もろもろ...まずいなんてものじゃありませんよ...」



不知火「それほどまでですか...」



明石「当分は点滴による栄養の摂取と、ベッドで休養です。それと、3日間は面会は禁止させていただきます」



陽炎「分かりました...磯風のことをよろしくお願いします...」



明石「こちらも最善を尽くします」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~陽炎型の部屋~~


陽炎「まさか過労で倒れるとはねぇ...」



不知火「あまりの多忙だったのでしょう...」



陽炎「私が秘書艦の時は、倒れる程多忙じゃなかったわよ?確かに忙しかったけど...」



不知火「この1ヶ月は鎮守府の改装、艤装の一新化、それに偽提督騒ぎ、コレだけあれば、書類も多くなるでしょう」



陽炎「そういや、来週の火曜日、司令を迎えにいかないと...ああもう!めんどくさいなぁ!」



不知火「最近は陽炎、怠けていたでしょう?いい機会です。久しぶりの秘書艦になっていておいて下さい。代理です」



陽炎「秘書艦ってめんどくさいのよねぇ...演習の時間設定とか、任務とか出撃とかの命令をしないといけないし...」



不知火「陽炎なら大丈夫です」



陽炎「あんた...他人事みたいに言うわね...」



不知火「他人事ですから」



陽炎「.........」ジー



不知火「なんでしょう?不知火に何か落ち度でも?」



陽炎「私からは落ち度しか見えないわよ...」



不知火「ほら、しっかりして下さい、秘書艦殿」



陽炎「ねぇ、お願いだからその呼び方やめて、嫌いなのよ、その呼ばれ方」



不知火「なら、いつも通り陽炎でいきましょう」



陽炎「はぁ...嫌だなぁ...」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~~数日後~~


磯風「ぅん......?」パチッ



提督「.........zzz」スヤスヤ



磯風「司令官?なぜここに居るんだ?それに私はなぜここで寝ている?」



不知火「...やっと起きたんですね。陽炎と司令官が心配していましたよ」



磯風「不知火姉さんか、やっと目を覚ましたとはどういうことだ?私はずっと眠っていたのか?それに腕の点滴...訳が分からん...」



不知火「貴女はこの10日間ずっと寝ていました。司令官が貴女が倒れたと聞いた翌日には帰ってきましたよ」



磯風「そんなに私は寝ていたのか...」



司令官「むぅ......磯風ぇ......」スヤスヤ



磯風「はぁ...司令官、すまなかった。心配をかけたな...」ナデナデ



提督「ぅん...?」パチッ



磯風「おはよう、司令官。」



提督「磯風...?」



磯風「ああ、今起きたぞ」



提督「...っ!良かった!良かったよぉ!!」グワン グワン



磯風「うぉう...あまり揺らさないでくれ...何か頭がクラクラする...」



提督「あ、ご、ごめんなさい!」



不知火「ぷふっ...本当に仲がよろしいですね♪私はお邪魔の様なので、失礼しますね♪」スタスタスタスタ バタン



磯風「司令官、迷惑をかけたな。明日からはまた執務を手伝うことができると思う。期待していてくれ」



提督「ダメだよ!当分はゆっくりしてないと!!」



磯風「だが、それでは書類の処理が...」



提督「大丈夫!今後上に呼ばれることもないし、私1人で大丈夫だよ!」



磯風「そうか...?司令官のことだから心配なのだが...」



提督「ひどいよ!」



磯風「ははっ、すまない」



提督「もう!!」プンスカ



磯風「なら、私は休んでいるとしよう」



提督「それじゃ、執務に戻るね」



磯風「あ、待ってくれ。司令官」



提督「なに?」















磯風「執務、頑張ってくれ♪」


~~END~~


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