モンハン×ラブライブ!第6話
絵里イベ真っ最中です。どうもマグロです。
第6話なんですが、今回から台詞の間に情景が浮かびやすいようにと(キモい)文を挿入するようにしました。
下手くそ作者のせめてもの争いを暖かく見守ってあげてください。
ツイッターやってます@Magulo_ss
ジンオウガ戦を終えた穂乃果と海未。
今回は彼女たちの寝起きから話が始まりますm(_ _)m
第6話 キング オブ アイルー!?
〜ユクモ村201番地〜
穂乃果達がこの世界に来て4日目の朝である。
ガチャ
海未「あ、おはようございます。穂乃果。」
穂乃果「…………はぁ、おはよ、海未ちゃん。」
海未「どうしたんです?穂乃果?」
海未(まだジンオウガのことを引きずってるんじゃ…)
穂乃果「パンが食べたい…」
海未「…え?」
穂乃果「こっちに来てから朝食はご飯ばっかりじゃん!!花陽ちゃんじゃないんだから辛いよ!!」
海未「そんなことで神妙な顔をしていたのですか…!?し、か、も、まだ4日目ですよ!?」
穂乃果「そんなこと!?穂乃果にとってパンはそりゃ、あれなんだよ!!」
海未「どれなんですか!?!?」
穂乃果「パンたぁべぇたぁいいい」
海未「わかりました…」
海未「今日の朝食は居酒屋スマイルさんでいただきましょう!!」
穂乃果「えぇ〜パン無いかもよ〜」
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〜居酒屋スマイル〜
海未は今朝あったことをにこに洗いざらい話した、すると…
にこ「パン?ありますよ?」
穂乃果「あるの!?」
海未「あるんですか!?」
にこ「はい!旅の方が多いと各地の食べ物の作り方を教えていただくことがあるので。」ニコッ
穂乃果「わ、私そのパンの朝食がいい!!」
海未「では私は温泉卵のモーニングを。」
にこ「かしこまりました!!」ニコッ
にこ「料金はお二人で800Gになります!!」ニコッ
二人「………あ。」
にこ「まさかお二人さん無銭飲食しようとしたんですかぁぁぁ?」ニコッ
穂乃果(そういえば私クエスト一個もクリアしてなかった!!)
海未(二日前の夜食を買って以来収入が無かったのでした!!)
穂乃果(これは…)
海未(これは…)
二人(まずいっ………)
すると見覚えのある女性が2人の横に座った。
???「にこちゃん。私も和風定食をお願いします。料金はそちらの2人分も含めて1200Gね。」
海未「あ!!」
穂乃果「教官!!」
教官「久しぶりお二人さん♪」
海未「お久しぶりです。」
教官「その様子だと立ち直れたみたいね。」
穂乃果「はい!もう大丈夫です!その節はご迷惑をおかけしました…」
教官「いいのよ、気にしないで。」
教官「それより…はい、これ。」
ドサドサドサッ
教官が取り出したのは三種類の袋だった。
教官「一番右は10000G。真ん中は雷狼竜の素材。一番左は弓用の瓶が入ってるわ。」
海未「そんな!?いただけませんこんなに!!」
教官「気にしないでいいわ。これは初心者クエストの時の詫びだもの。」
海未「ですが……」
教官「しかもこれ、ギルドからあなた達宛によ?受け取らない理由はないわ。」
海未「しかし!私達が倒したモンスターではありません!!」
教官「私、口答えする子嫌いよ?」ゴゴゴゴゴ
海未「わ、わかりました…」
教官「よろしい。」
しばらくすると、カウンターの奥からにこが出てきた。
にこ「はい!パンモーニングと温泉卵モーニングですー!」ニコッ
来るやいなや穂乃果はパンに手をのばし…
穂乃果「やった!!パンだ!!」
穂乃果「いっただっき…あれ…?」
表情を曇らせた。
海未「どうしたんです?」
穂乃果「コレ、コメパンダヨ…ナニコレイミワカンナイ…」
にこ「よくわかりましたね!!」
にこ「うちの土地は小麦には向いてなくて…みんなで頑張って米でパンを作れるようにしたんですよ!!」ニコッ
穂乃果「へ、へぇ…ユクモ村は凄いね…」
穂乃果「おいしいからいいけどね!!(泣)」
海未(ドンマイです、穂乃果)
にこ「泣くほど喜んでくださるなんて!!嬉しいです!!」ニコッ
穂乃果(小麦のパンがたべたかったよぉぉぉぉ…)
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〜食後〜
食後のお茶を一口、教官は突然話題を持ちかけた。
教官「さて、あなた達を訪ねたのにはもう一つ理由があるわ。」
海未「なんでしょうか?」
教官「昨日クエストボードにこんなクエストが貼られたわ。」
〜クエスト〜
猫の王様を倒してくれ!!
渓流 昼
依頼者 ハンター
最近アイルーがやたら強くなってやがる!!俺のアイテムもごっそり持ってかれちまった!!誰か仇を取ってくれ!!
教官「ギルド側はそんなふざけたクエスト…とこのクエストを軽視していたんだけど、どうも私は怪しいと思って…」
教官「ハンターが、たかがアイルーにやられるなんて変です。もしものことが起きた時はすぐ戻ってきていいから、このクエストうけてみてくれない?」
穂乃果「猫の王様ってどんなのだろうね!!ワクワクしちゃうよ!!」
海未「ちょうどクエストを受注しようと思っていたので私達でよければかまいません。」
教官「そう!ありがとう!!」
教官「今回はギルド側から支給品が出ているから何も持って出なくていいわ。」
教官「頑張るのよ!」
二人「はい!!」
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〜渓流ベースキャンプ〜
二人での初クエスト、海未の装備は王牙弓になっていた。
穂乃果「海未ちゃんの弓かっこいい!!」
海未「頂いた素材でジンオウガの弓を作りました!!」
穂乃果「これで狩りが楽になるね!」
海未「そうですね!!」
海未「ではマップは私が持ちます。穂乃果は応急薬を少し多めに持ってください。」
穂乃果「了解。砥石も全部もらっちゃうね」
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〜渓流エリア9〜
謎の祠と大自然が織り成した天然の橋が存在するフィールドである。
海未「ここはベースキャンプから最も離れた位置にあるエリアですね。」
穂乃果「古びた祠?があるね。」
海未「今のところ猫の王様、と呼べるようなものとも遭遇していませんし…」
と、その時穂乃果の足元を一匹のアイルーが通り越した。
タッタッタッ
穂乃果「あ!猫ちゃんがいる!!」
タッタッタッ
タッタッタッ
海未「私たちがいた世界の猫よりも一回り大きい位でしょうか?」
タッタッタッ
タッタッタッ
タッタッタッ
穂乃果「ね、ねぇ?海未ちゃん?」
タッタッタッ
タッタッタッ
タッタッタッ
タッタッタッ
海未「穂乃果の言いたいことはわかります…」
アイルー×8「ニャーーー!!」
二人「多くない!?!?」
その時大木の上から奇妙な笑い声が。
???「にゃっはっはっはっ!!」
ビュン!!
シュタ!!
猫の王様「私は猫の王様にゃ!!」ドヤ
そこにいたのはアイルーの被り物を被った見覚えのある制服の女の子だった。
アイルー×8「ニャーーー!!」
猫の王様「命が惜しくばアイテムは全部置いてくにゃ!!」ドヤ
アイルー×8「ニャーーー!!」
二人(まじか。)
穂乃果「海未ちゃん海未ちゃん。」
海未「穂乃果、私も言いたいことがあります。」
穂乃果「あれって、」
海未「あの声って、」
二人「凛(ちゃん)ですよね(だよね)」
凛「なぁにをごちゃごちゃ話してるにゃ!!すぐにアイテムを置くにゃ!!」ドヤ
アイルー「ニャーーー!!」
穂乃果と海未はユクモノカサを取り猫の王様(凛)と向かい合った、
穂乃果「凛ちゃん私だよ。穂乃果だよ。」
凛「……あっ、」
海未「凛、私です。海未です…」
凛「……えっ…」
猫の被り物をした少女は明らかに動揺していた。
ノリノリのキャラ設定を友人に見られてしまったのだから仕方ないといえば仕方ないのだろう。
凛「だ、誰のことかにゃ〜。凛は猫の王様にゃ〜。」
穂乃果「今自分で凛って言ったよね。」
凛「ち、違うにゃ!!凛は王様で、王様は凛にゃ!!…あれ?王様は王様にゃ?猫は凛にゃ?あれ?」
海未「一人でゲシュタルト崩壊もどきに陥ってますね…」
穂乃果「ちょっと待ってあげようか…」
凛「猫は凛で凛は王様?あれ?それだと王様は猫じゃないにゃ?あれ…あれぇ……」
〜数分後〜
そこには土下座をする少女と猫8匹がいた。
凛「お騒がせしたにゃ。」
海未「いえ、凛が無事で何よりです。」
穂乃果「そうだね。ところで、凛ちゃんはどうやって今の状況になったの?」
凛「実は、凛が目を覚ましたらこのアイルー達に囲まれてたにゃ…
最初は何が何だかわからなくて慌ててたけど、まず自分の変化に気づいたにゃ。
一つ目は明らかに運動能力が上がってたことにゃ。
バク宙なら3回転くらいできるにゃ。
二つ目はハンターを相手にしてわかったけどアイルーの言葉が凛だけわかることにゃ。
そして、なんで猫の王様をやってたかは…」
海未「それが一番気になりますね」
凛「その場の勢いにゃ(笑)」
穂乃果「海未ちゃん麻酔瓶あるよね?」
海未「はい、いつでもぶちこめます」
凛「じょ、冗談にゃ!!」
凛「アイルー達の話によると、凛は空から降ってきたらしいにゃ!そのせいで神様か何かに勘違いされたにゃ!それで気分が良くなって…」
穂乃果「海未ちゃん。その武器雷属性ついてるよね?」
海未「はい、打ち込めば少なからず電流が…」
凛「冗談がきついにゃ!!」
海未「それで?凛はどうしたいのですか?」
穂乃果「私たちは凛ちゃんと行動したいんだけど…」
凛「ちょ、ちょっと待ってほしいにゃ!!」
というと凛は猫に話しかけた、
凛「にゃぁ、にゃにゃにゃにゃーにゃー。」
アイルー「にゃ!にゃにゃにゃにゃ!にゃーー!」
凛「凛も穂乃果ちゃん達と冒険できるにゃ!!」
海未(私は絶対にツッコミませんからねっ!!)
穂乃果「本当!?やった!!」
凛「でもそのために少し準備の時間がほしいにゃ。アイルー達と遊んで待っててほしにゃ!!」
そういうと凛は登場した時と同じ木に飛び乗った。
穂乃果「今10mは飛んだよね。」
海未「流石にチートだと思います…」
_______________________
〜数分後〜
凛「お待たせにゃ!!」
そこには、
全身ナルガクルガの装備を着込んだ凛がいた。
穂乃果「なにそれズルい!!」
海未「なんでそんなもの着てるんですか!?!?」
凛「昔からここに住んでるアイルーが黒い獣の刃とか毛とかを集めて作ったらしいにゃ。しばらくアイルー達の面倒を見たお礼だ。って。」
穂乃果「流石に武器は無いんだね。」
凛「武器は物騒だから、っていって全部捨ててたらしいにゃ。」
海未「凛が先輩ハンターみたいになってしまいますね…」
凛「凛が先輩!?ちょっと照れるにゃ〜。」
穂乃果「っていうかクエストどうするの!?!?猫の王様が凛ちゃんだったから…」
凛「そんなの適当に誤魔化せばいいにゃ。それより早く穂乃果ちゃんの家に行きたいにゃ!!」
海未「そうですね。やることがない以上長居は無用です、日も落ちてきましたし。」
そう言って足を進める三人だった。
が、急に凛だけ振り返り、
凛「にゃーーにゃーにゃにゃー!!」
と、遠のく渓流の祠付近に声をかけた。
するとどうだろう。
渓流の至る所からアイルー達が顔を出し雷光虫の行灯を振り凛の門出を祝っていた。
その光景は実に暖かく、大自然の優しさを物語っているものだった。
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〜ギルド受付〜
受付「はい、凛さんの登録が完了しました。武器は双剣ですね。」
凛「ありがとにゃ〜。」
穂乃果「凛ちゃんは双剣なんだね!」
凛「凛はいっぱい動きたいから双剣はとっても嬉しいにゃ!」
海未「クエストも無事完遂扱いしていただきましたし、万々歳の結果ですね。」
穂乃果「じゃあ今日は凛ちゃんと合流できた祝いで居酒屋スマイルに行こうよ!!」
凛「やったにゃ!!凛、とっても楽しみにゃ!!」
海未「そうですね!!今晩はパーっと行きましょう!!」
そう言って三人の新米ハンターはギルドを出て行った。
新たな仲間とともに….
To be continue?
〜居酒屋スマイル〜
凛「えぇぇ!?にこちゃんがいるにゃぁぁぁぁ!!」
ドンガラガッシャン!!!!!!!
穂乃果
頭 ユクモノカサ
胴 ユクモノドウギ
腰 ユクモノオビ
腕 ユクモノコテ
足 ユクモノハカマ
武器 バーンエッジ
海未
頭 ユクモノカサ
胴ユクモノドウギ
腰 ユクモノオビ
腕 ユクモノコテ
足 ユクモノハカマ
武器 王牙弓 UPグレード↑
凛
頭ナルガヘルム
胴ナルガメイル
腰ナルガフォールド
腕ナルガアーム
足ナルガグリーブ
武器 古ユクモノ双
凛ちゃんにはぶっ飛んだ設定をつけたいなー。何て思ってました。
そしたら10mとびました。
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