八幡「先生との未来」
2年ぶりに同窓会に出席した八幡のお話。
※R18です。(一部)勢いで書きました。満足しています。後悔はしていません。
校舎の木に色とりどりの紅葉が生い茂る総武高校。比企谷八幡は2年ぶりに奉仕部の部室にいた。
静「久しぶりだな。比企谷。」
八幡「お久しぶりです。平塚先生。」
静「初めてだな。卒業してからここに来るのは。全く・・・何度も同窓会をしようと連絡していたのに。」
八幡「すいません。大学の授業とか色々と忙しくて。バイトもあるし。」
静「そうか。今は一人暮らしなのか?」
八幡「はい。なのでバイトしないと家賃とか払えないから、データ入力のバイトとコンビニの2つかけもちです。」
静「専業主夫の夢は変わってないのか?」
八幡「いえ。さすがに今は違いますよ。・・・・夢はまだ無いです。」
静「まぁ、それについてはゆっくり考えるといい。社会に出るまでまだ後2年はある。」
八幡「ありがとうございます。それにしても由比ヶ浜達遅くないですか?」
静「時間は間違いなく伝えたはずなんだがな・・・・」
しばらくするとドアがあき、由比ヶ浜結衣が入ってきた。
由比ヶ浜「先生やっはろ~!・・・ってヒッキー!?来てくれたんだ~!」
八幡「おう。久しぶりだな。ゆいゆい。」
由比ヶ浜「ゆいゆい言うなし!恥ずかしい・・・・ヒッキーの言葉で言うなら黒歴史だよ・・・」
静「由比ヶ浜・・・」
由比ヶ浜「先生やめて!そんな目で私を見ないで!憐みの目を向けるのやめて!!」
八幡「悪かったよ。由比ヶ浜。」
由比ヶ浜「もう・・・・でもまたヒッキーに会えてうれしいよ~!これで後はゆきのんだけだね!」
八幡「珍しいな。雪ノ下が最後っていうのも。」
静「雪ノ下も人間だ。完璧じゃない。そういうこともある。」
八幡「来るまで大学の課題をしてていいすかね?だいぶ多くて。」
静「あぁ。そうだな。そこの机を使うといい。」
八幡「小町はどうですか?ちゃんと奉仕部できてますか?」
静「あぁ。一色の後を継いで生徒会長も兼任するとは驚いたが。それでもどちらも疎かにはせずに仕事をこなしていたな。奉仕部顧問として誇りに思う。」
八幡「もうすぐ引退ですよね?」
静「明日には生徒会の引き継ぎの仕事がある。そして奉仕部は・・・・・・今年で廃部が決定した。」
由比ヶ浜「奉仕部なくなっちゃうんですね・・・・・さびしいな・・・・」
静「また集まればいい。元奉仕部としての同窓会を、比企谷兄妹と川崎。そして由比ヶ浜と雪ノ下で。」
八幡「おまけで一色も呼んでやるか。奉仕部じゃないけど。」
由比ヶ浜「あ!ゆきのんもうすぐ着くってさ!」
八幡「・・・・そうか。」
由比ヶ浜「もしかしてヒッキーさ・・・緊張してる?ゆきのんに会うの。」
八幡「そりゃ2年間も会ってなかったしな・・・ちょっと自販機行ってくる。」
由比ヶ浜「いってらっしゃい。」
八幡「俺がいてびっくりしないといいんだけどな。」
由比ヶ浜「大丈夫だよ。ヒッキーも来てるってメールで伝えてあるし。」
八幡「そ、そうか。なら少しは安心だ。」
由比ヶ浜「高校の頃に比べてマイルドになってるよ~・・・・・タブン」
八幡「おい!今多分って言わなかったか!?」
由比ヶ浜「だってヒッキー同窓会来ないんだもん!わかんないよ!」
八幡「す、すまんな・・・・少しはマイルドになっていればいいんだけどな。」
雪ノ下「私の毒はマイルドにはならないわ。」
八幡「うわ!いきなり声出すなよ!びっくりした!」
雪ノ下「誰かさんがドアの前にいるから入るに入れなかったのよ。」
八幡「あ、あぁ。悪い。自販機行こうと思ってな。」
雪ノ下「もしかしてこれが欲しいのかしら?」つMAXコーヒー
八幡「え!?・・・・・いいのか?」
雪ノ下「えぇ。甘すぎるから誰も飲めないわ。」
八幡「サンキューな雪ノ下。今金出すからちょっと待っててくれ。」
雪ノ下「別にいいわよ。そのぐらい。」
八幡「そういうわけにもいかんだろ。ほい。」つ200円
雪ノ下「コーヒー自体は100円なのだけれど・・・・この100円は?」
八幡「まぁ、俺が自販機まで行く手間が省けたからな。その礼ってやつだ。取っておいてくれ。」
雪ノ下「あなたも律儀ね。そうさせてもらうわ。」
由比ヶ浜「ゆっきの~ん!!!」
雪ノ下「きゃ!由比ヶ浜さん。いきなり抱きつくのはやめてくれないかしら。びっくりするわ。」
静「雪ノ下~!」
雪ノ下「先生はやめてください。」
静「(;ω;)」
八幡(何この可愛い生き物。)
由比ヶ浜「先生・・・・・・」
静「よ、よし!気を取り直して同窓会始めるぞ!」
由比ヶ浜「お、お~!!!」
八幡&雪ノ下「「お、おぉ・・・・・・」」
全員集まった奉仕部同窓会は、かつての奉仕部の部活動とあまり変わらなかった。最も、先生がお酒を飲んでることを除けば。
・・・・ここ学校なんですけど。いいんですかね?
先生曰く「ハメを外しすぎない程度の飲酒なら大丈夫」とのこと。ということで缶チューハイをちょびちょび飲んでいた。
静「もっと飲みたいんだけどな・・・飲みすぎると・・・あれは1年前・・・・いや、思い出したくない・・・」
相当酒癖が悪いようである。・・・・・2年間の間に何したんだこの人。っていうか何があったんだこの人。
由比ヶ浜「あはは・・・・そうだ。ヒッキー。一人暮らしってどんな感じ?」
八幡「結構快適だぞ。自分のやりたいことできるから最高だ。」
由比ヶ浜「私も一人暮らし始めたくてさ~。今バイトしてお金貯めてるんだ~」
八幡「家はもう決めてたりするのか?」
由比ヶ浜「まだネットを見てるだけなんだけどさ。家賃が6万5千円ぐらいなんだよね。」
八幡「そんなに高くないんだな。広さは?」
由比ヶ浜「えっとね・・・・1DKだね。」
八幡「お~。それなりに広い。」
由比ヶ浜「ここに決めちゃおうかな~。」
八幡「決めるならなるべく早めのほうがいいぞ。こういう物件は結構見てる人いるから。」
由比ヶ浜「そうだね!明日にでも連絡してみる!」
八幡「おう。がんばれ。」
静「ひ~き~が~や~。」
八幡「うぉ!どこから湧いた!?・・・って先生か。」
雪ノ下「比企谷君・・・・気持はわかるけど一応先生よ。気を使いなさい。」
静「雪ノ下が一番ひどいな・・・・」
八幡「それよりどうしたんですか?」
静「いや、ちょっとおどかしたくなっただけだ。」
八幡「何それ可愛い。」
静「え!?あ、か、かわ・・・・/////」
八幡「やっべぇ~・・・・・声出てたか俺。」
由比ヶ浜「思いっきり出てたよ。」
八幡「先生すいません。さっきのは冗談です。」
雪ノ下「それもそれでどうなのかしら。」
静「可愛い・・・///可愛い/////」
雪ノ下「聞いてないわね。どこか遠くの世界にトリップしてるみたい。」
由比ヶ浜「ヒッキーどうするの~?この状態の先生放っておく?」
八幡「何気に由比ヶ浜も酷いな。・・・・原因は俺だしな。連れ戻すわ。」
雪ノ下「その必要はないみたいよ。」
八幡「は?」
雪ノ下が指さした先を見ると床に横になりスヤスヤと寝息を立ててる先生の姿があった。俺と由比ヶ浜が部屋のことをしゃべっている間に飲んでいたのか缶チューハイの空きカンが4本ほど机の上に置いてあった。
八幡「これのどこがハメを外しすぎない飲み方だよ・・・・・」
先生を起こさないように静かに空きカンを片づけて俺たちはかつての奉仕部と同じ位置で椅子に座った。
その前に・・・・
八幡「先生。こんなところで寝ると風邪引きますよ。背中も痛くなりますし。」
静「う~ん・・・・あれぇ?八幡がここにいる~なんで~?」
八幡「寝ぼけないでください。ここは学校です。奉仕部部室です。」
静「はっ!い、今言ったことは忘れてくれ!!」
由比ヶ浜「ばっちり聞いちゃいました。」
雪ノ下「一字一句聞き洩れてないわ。」
静「うぅ・・・・・・雪ノ下と由比ヶ浜がいじめる・・・・慰めてくれ比企谷。」
八幡「すいませんその役は俺には重すぎます。というか抱きつかないでください!」
静「いいじゃないか~!生徒と教師のスキンシップだ~!」
八幡「酒臭いですって!!」
静「比企谷もいじめる・・・・」
雪ノ下「・・・・そろそろお開きにしましょうか。」
由比ヶ浜「あはは・・・先生があの状態じゃ仕方ないね。」
八幡「というわけで俺ら帰ります。・・・・・って先生早く離れてってば!生徒と教師にこんなスキンシップはないの!」
静「うぅ・・・・まぁまた同窓会をしようではないか。」
八幡「あ。戻った。」
静「ではみんな気をつけてな。」
雪ノ下「いえ、片付けがあるのでしばらくまだいますけど。」
静「片付けなら私がやっておこう。・・・・・ほとんど汚してるの私だし・・・・」
雪ノ下「そ、そうですか。ではお言葉に甘えて・・・・また同窓会しましょうね。先生。」
静「あぁ。またな!由比ヶ浜も比企谷も!」
由比ヶ浜「先生バイバイ!」
八幡「うす。」
時間にして3時間弱の同窓会はこうして幕を閉じた。
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時は立ち、再び紅葉が生い茂る季節。俺たちの関係は・・・・・・・
雪ノ下「ひっ・・・・比企谷君っ・・・・・・・・・・すごいっ・・・・・あっ・・・」
由比ヶ浜「ヒッキー・・・・っ!・・・・・気持ちいいっ・・・いっぱいしてっ・・・・」
静「比企谷っ・・・・!もう少し優しく・・・・・・くぅっ・・・!」
爛れていた。
どこでこうなったんだろうな。気持ちいいから嬉しいことには嬉しいんだが。
年に1度か2度の同窓会の場所は奉仕部の部室からピンク色のホテルへと場所を変えていた。
来年の同窓会にはどうやら一色も呼ぶらしい。俺、身体持つのかな・・・・・
果てしない快感が襲う八幡は由比ヶ浜が上で腰を振っている最中に思った。
”俺達の同窓会がどうしてこうなったか理由がわからないが、これはこれで悪くない”と。
エロシーン書くの難しい。
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