由比ヶ浜「高校を卒業してから5年近く経った。」
由比ヶ浜×八幡SSです。高校を卒業してから5年が経ち、由比ヶ浜が仕事を辞めた。ふと入ったバイト先で久しぶりに見る大好きな人の顔。
自分で書いてて八幡ってこんなキャラじゃないな。と思ってましたが後悔はしてません。また「・・・」が多めですが、癖なんです。所々で時間が経ってますが、分かりづらかったらごめんなさい。※二人の子供は出てきてません。
由比ヶ浜「1年でしたがお世話になりました。ありがとうございました。」
大学を卒業してから入社した会社だったけど、人間関係が悪く1年で退職。今日がその日だ。
由比ヶ浜「新しい仕事どうしよう・・・家賃とかもあるし・・・」
私は大学入学を機に親元を離れ一人暮らしをしている。たまにゆきのんと連絡を取り、家に来てもらったりゆきのんの家に行ったりする。
由比ヶ浜「とりあえず次の仕事決めないと!・・・ん?」
通り道にコンビニがあるのだが、そこがバイトを募集している。【深夜の時間帯時給:¥1100】
由比ヶ浜「繋ぎの仕事としてはここがいいかな。」
そう思い、次の日には連絡をした。とんとん拍子で話が進み、結果採用となった。
今日はバイトの初日。コンビニのバイトなんて大学以来。ちょっと不安になってるけど、頑張らなきゃ生活ができない。
由比ヶ浜「今日からお世話になります、由比ヶ浜結衣です!これからよろしくお願いしま・・・・」「すいません!遅れました~!!」
自己紹介をしている最中、遅刻してきたのか私と同じアルバイトの人が慌てて入ってきた。
店長「遅いじゃないか、比企谷。本日からここで働く新人の由比ヶ浜さんだ。」
ヒッキー「・・・・・・・」
由比ヶ浜「・・・・・・・・」
ヒッキー「奉仕部の・・・由比ヶ浜・・・だよな?」
由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー・・・・?」
店長「知り合いだったのか。じゃあ、比企谷。指導よろしく!」
ヒッキー「え?!ちょ!え~!?」
由比ヶ浜「ヒッキーが・・・・働いてる・・!」
ヒッキー「そこかよ!!!」
初日から思いがけない再開。私の大好きなヒッキーこと比企谷八幡。
高校の頃、奉仕部での挨拶を最後に連絡を取っていなかった。正確には取れなかった。
何度か会いたいと思い、連絡をしようと思ったのだけど勇気が出ずに出来ず終いだった。
色々とヒッキーに教えてもらい、何とかやれそうだ。仕事をしているヒッキーが新鮮でなんだかかっこいい。
そしてアルバイトの帰り、
由比ヶ浜「ヒッキーがコンビニで働いてるなんてね~」
ヒッキー「由比ヶ浜こそ就職したって聞いたけどどうしたんだ?」
由比ヶ浜「あぁ~・・・人間関係がね・・・あはは。」
ヒッキー「そうか・・・」
由比ヶ浜「なんか険悪でね~。挨拶しても帰ってこないし、残業なんて当たり前。上の人間になればなるほど歪んだ性格になっていってるみたい。そんなギスギスした会社なんて嫌だから辞めちゃった。」
ヒッキー「お前も人間の醜さを見たか。上に行けば行くほど人間は鼻が伸びていく。それが醜さの原因だ。」
由比ヶ浜「確かに偉そうだったなぁ。もう思い出したくない!!!ねぇヒッキー!久々に会えたんだからどっかごはん行こうよ!」
ヒッキー「そうだな。腹も減ったし。って言ってもこんな時間じゃファミレスぐらいしか開いてないぞ?」
私もヒッキーも深夜での勤務だから帰るのは朝になる。
由比ヶ浜「それは仕方ないよ~。ここから一番近いのってどこ??」
ヒッキー「ここからだとサイゼだな。安定のサイゼだ。」
由比ヶ浜「相変わらずサイゼ好きだね。今はもう学生じゃないよ?」
ヒッキー「あの味に慣れちゃってな。他のファミレスにも行くときは行くんだが。」
由比ヶ浜「じゃあ行こっか!!・・・あれ?」
ヒッキー「どうした?」
由比ヶ浜「ヒッキーが私の誘いを断らなかった・・・・!」
ヒッキー「俺が誘いを断らなかっただけで何その顔。世界の終わりみたいな顔してるぞ。RPGとか流れないからね?」
由比ヶ浜「何言ってんのヒッキー?」
ヒッキー「・・・・行くぞ。」
これからバイトしていったら急に距離が近くなってつ、、付き合うとか・・・になったら嬉しい・・かな・・・
どうやら私の下心がちらりと顔を出してきているみたい。
由比ヶ浜「ごちそうさま!また行こうね!!お疲れ~!」
ヒッキー「おう。お疲れ。」
久しぶりにヒッキーと会話できた。凄くうれしくて正直ご飯の味はわからなかった。
それでも色々と聞くことができて楽しかった。聞きたくないことも聞いちゃったけど・・・・
-ファミレスにて
由比ヶ浜「今バイトしてるのはなんで??」
ヒッキー「大学の夏休みだからな。稼げるときに稼いでおこうと思って。」
由比ヶ浜「そっか。ヒッキーは4年生の大学行ったんだっけ。」
ヒッキー「そうそう。それに目的もあるからな。」
由比ヶ浜「目的??誰かにプロポーズとか!」
ヒッキー「まぁ・・・そんな感じだ・・プロポーズしたい相手がいる。」
由比ヶ浜「え・・そ、そっか。頑張ってね・・・」(聞かなきゃよかったな・・・)
ヒッキー「おう。頑張ってみる。」
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由比ヶ浜「地雷踏んじゃったな~・・・・はぁ・・・お酒買って帰ろう。」
最近の私は高校の頃と比べて家にいる事が多くなった。
友達とはメールで連絡を取ったりするぐらい。たまに、姫菜とか優美子と遊んだりするけど本当1ヵ月に2回あればいい方。
姫菜は大学で漫画サークルに入っていたみたいなんだけど、卒業してから本格的に漫画家になったみたい。彼氏はいない模様。
優美子は千葉から東京の大学に行き、卒業後すぐに隼人君と結婚して、子供も生まれたみたい。写真見せてもらったら超可愛かった。
由比ヶ浜「私も結婚したい・・・・ヒッキー貰ってくれないかな・・・・」
今になって告白しなかったことを後悔した。
告白していたら何か変わっていただろうか。
ヒッキーと一緒になっていただろうか。やめよう。もしもの話なんてしても仕方ない。今ヒッキーにはプロポーズしたいほど大事な人がいるんだ。
由比ヶ浜「飲んで寝ちゃおう。」
飲み過ぎで翌日体調が悪くなり寝込んでいた事は誰も知らない。バイト休みでよかった~。
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バイトでの仕事が慣れてきたころ、ヒッキーから話があるといわれた。
どうやら就職の時期になってきたらしくこのバイトを辞めるそう。
辞める事、プロポーズする相手がいる事、色々とショックで耐えきれずにヒッキーがまだ何かしゃべっている最中、口を開いてしまった。
由比ヶ浜「そうなんだ・・・また別々の道だね・・・」
ヒッキー「人の話は最後まで聞こうぜ・・・・」
由比ヶ浜「聞きたくない・・・かな・・・プロポーズ用の資金は溜まった?」
ヒッキー「全く・・・・・まぁな。後は就職して生活費とは稼ぐつもり。」
由比ヶ浜「そっか・・・その彼女さんが羨ましいな・・・」
ヒッキー「あれ?俺彼女がいるなんてそんな事言ったか??」
由比ヶ浜「プロポーズする相手がいるんだから普通そうじゃないの?」
ヒッキー「確かにプロポーズしたい相手がいる。とは言ったけどその人と付き合ってなくても突然プロポーズはするだろ?」
由比ヶ浜「・・・・・・・え?」
ヒッキーが何を言っているのかわからなかった。彼女はいないのにプロポーズをするの?ヒッキーってそんな事する人だっけ??臆病のままかと思ってた。
ヒッキ―「それより、今日昼間って空いてるか?」
由比ヶ浜「空いてる・・・けど・・・・」
ヒッキ―「よし。じゃあ飯でも行こうぜ。行きたい店があるんだわ。」
由比ヶ浜「いいよ。行こうか・・・。」
私は覚悟を決めた。高校の頃にできなかった告白を今日しよう。そして見事に玉砕しよう。少しはスッキリするかな。
ヒッキ―「じゃあ、11時に駅前で待ってるわ。」
由比ヶ浜「わかった。」
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ヒッキ―「待たせた。悪い。」
由比ヶ浜「大丈夫だよ。そんなに待ってないし。」
ヒッキ―「行こうぜ。腹減ったわ。」
由比ヶ浜「私もお腹空いた~。」
ヒッキ―「結構美味しい店らしい。ネットで評判が良かった。何でも結婚記念日にはお酒と共にお造り?がサービスされるらしい。」
由比ヶ浜「お、お造り・・・?」
ヒッキ―「簡単に言えば刺身の盛り合わせのようなものだ。刺身を皿にのせて、魚の頭と尻尾がついてくるらしい。飾りだけどな。」
由比ヶ浜「へぇ~。凄いものサービスしてくれるんだね。」
ヒッキ―「お。着いた着いた。」
由比ヶ浜「凄いおしゃれなところだね・・・・お金足りるかな・・・」
ヒッキ―「いや、今日誘ったのは俺だし俺が出すよ。・・・・そのためにためて来たんだしな。」
由比ヶ浜「いやいや!悪いよ!それと何か言った??」
ヒッキ―「何も言ってないぞ。とにかく今日は俺が出す!!!」
由比ヶ浜「そ、そんなに怒らなくても・・わかった。ごちそうになります。」
ヒッキ―「おう。」
店員「いらっしゃいませ。お客様。2名様でよろいですか?」
ヒッキ―「はい。」
店員「それではお席にご案内いたします。」
由比ヶ浜「いろんな人たちが食事してるね~。」
店員「ご注文がお決まりになりましたらそちらのベルを鳴らしておよびください。失礼いたします。」
由比ヶ浜「凄いいっぱいあるね~!どれにしよかな。」
ヒッキ―「俺はこれかな。白身魚のムニエルレモンピューレ添え。」
由比ヶ浜「じゃあ私は赤身肉のステーキで。」
ヒッキ―「よし、店員さん呼ぶぞ。」
と、ヒッキ―がベルを鳴らすと時間が経たず店員さんが席に来た。
店員「ご注文をお願いいたします。」
ヒッキ―「白身魚のレモンピューレ添えと、赤身肉のステーキを1つずつで。」
店員「かしこまりました。リキュールの方はどうされますか?」
ヒッキ―「じゃあ俺はシャーリーテンプルで。」
由比ヶ浜「私は飲みやすそうなアップルフレーズルで。」
店員「どちらともノンアルコールのリキュールですが大丈夫ですか??」
ヒッキ―「はい。」
由比ヶ浜「お願いします。」
店員「かしこまりました。少々お待ちください。」
由比ヶ浜「はぁ~・・緊張した・・・」
ヒッキ―「俺も・・・まぁ今からもっと緊張すること言うんだけどな。」
由比ヶ浜「???」
ヒッキ―「由比ヶ浜。よく聞いてくれ。高校の頃、由比ヶ浜と会ってなかったら今必死で働こうって気にならなかったと思う。金をためてたのも今日この日のためだ。今日、由比ヶ浜に高校の頃に言えなかった気持ちを言うためだ。」
由比ヶ浜「ヒ、ヒッキー・・・・?」
ヒッキ―「俺は高校の頃からお前が好きだ。むしろ愛してると思うまである。・・・・俺と結婚を前提に付き合ってほしい。」
由比ヶ浜「・・・・!!!ヒッキー・・・!!」
信じられなかった。ヒッキ―のプロポーズしたい相手がまさかまさかの私だったなんて。凄くうれしい。
ヒッキ―「ずっと言えなかった事後悔してたんだ。スッキリしなくて。でもなんつーか良いタイミングで由比ヶ浜がバイト先に来た。正直チャンスだと思ったた。これで高校の頃に言えなかったこと全部・・・・」
由比ヶ浜「ヒッキー!!」
ヒッキ―「お、おう。どうした・・・・」
由比ヶ浜「私にもしゃべらせて・・・・」
ヒッキ―「あ、あぁ・・・悪い・・」
由比ヶ浜「・・・・私もね、正直言って後悔してた。高校の頃に好きだって言えなかった事が。物凄くモヤモヤしてて、何で言えなかったかな~ってさ。最初に入った会社も嫌な人ばっかだし、ヒッキ―には気持ち言えなかったし、どうしたら幸せになれるかなってずっと考えてた。でも・・・今物凄く幸せ・・・・料理はまだまだ勉強中で美味しいもの作れない私だけど、こんな私で良かったらお付き合いしてください。」
そう言った瞬間周りの人たち、店員さんも含めて一斉に拍手をくれた。
ヒッキ―「ありがとう・・・すっげぇ嬉し・・・・これからよろしくな。・・・結衣。」
由比ヶ浜「っ!!いきなり名前呼びはずるいよ~!!よろしくね・・・八幡♡」
そして、料理が運ばれてきた。
店員「お付き合いおめでとうございます。こちらはサービスでございます。」
噂通り、お造りが私たちのテーブルに置かれた。サイズは少し小さめの。
店員「これからの二人に幸せがありますように。」
物凄いいい店員さんだった。
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結衣「八幡~!遅れるよ~~!!」
八幡「やっべ!!行ってくる!」
結衣「気を付けてね~~!!忘れものない~?」
八幡「あ!忘れ物!!」
結衣「何を忘れたの??取ってくるよ!」
八幡「結衣。こっち向いて。」
結衣「ん?・・・・っん!」
八幡「元気補充!行ってくる!!」
結衣「いってらっしゃいのキスが忘れ物・・・あぁ~幸せ・・・大好きだよ・・・八幡♡」
来月になったらパパだね。八幡-
-END-
ガハマさんはやっぱり可愛いですね。というか俺ガイルのキャラってなんでみんなこんなに可愛いんだろう。
雪のーんwww
ゆきのんが完全に出てないですねww
次回のSSはゆきのんメインにしようかな?ww
なにこれ・・・
なにこれとは一体…(・_・;
❤︎とかつけないほうがよかったですかね……
文章も未熟ですいませんm(_ _)m
八幡と結衣が再開したのが5年経った頃との設定ですが、
八幡は浪人していたんですか?
結衣のセリフで八幡は、あえて4年生の大学と言っているのは
結衣は2~3年制の大学に進学していたのかな。
細かいとこで申し訳ないですが、その部分が気になりました。
次回は、雪乃メインですか?頑張ってください
そこらへんの設定は全く考えていないです(笑)
まぁこうした方が都合がいいんですwww
あまり気にしないでくださいm(__)m
もう八雪で良いんじゃないかな!葉山グループは地獄に落ちよう!当然陽乃さんも加わって屑山グループ崩壊させる
八雪は別のSSで書いてみました。文章とかまだまだ未熟で申し訳ないんですが、よかったら読んでください。
葉山のキャラを崩壊させましたので。※はるさんはでてきませんm(_ _)m
都合の悪い作品消したんだね
八雪の別のSSとやらは
あれだけ未熟な作品と叩かれて、心が折れました。
文章力がないのは分かってましたけど、あそこまで言われたの初めてだったので。
作者の好きにさせてあげなよって言ってくれた人もいましたけど。
俺は未熟だと自覚しておきながら全く成長する気のないような謎SSをポンポンと投稿してるんだから読者の厳しい意見があるのも当然だと思うけどね
現にあなたが消した八雪SSは評価オール☆1でコメントもフルボッコだったわけなんだから
一度他の人のSSとか自分のSS見返して話の展開とか諸々見直してみると良いと思います
と、偉そうにあれこれ言いましたが一応俺はそれでも応援しているので気がむいたらまた新作出してください
こういう所に投稿したなら、つまらなかったら批判の米はもらうものだよ
作者は好きにしていいは間違っていないけど、つまらないおかしいと感じて米するのも好きにしていいことでしょ?
ただ、上の方も指摘してるようにおかしな所などの質問やアドバイス的な米に対してのあなたの返しがここの6のようなものではそりゃより読者の指摘が厳しくなるってだけですよ
でなければ、ここまで厳しく突っ込まれないよ
す
作品自体は悪くはなかったし好きかな。ただSSの中でも比較的短い話のためか先の流れが予想できちゃったんだよね。