第1巻 第88話 ニガッキ
2017年9月下旬
大学と専門の夏休みも終わり、二学期と後期
千棘 「楽、いこーよ!今日始業式だよ〜〜」
楽 「ああ。あ!待てよ千棘、いつもみたいに手ぇ繋いでいこーぜ!」
そして、凡矢理大学
楽はパソコン室で後期の抗議の時間割を打ち込んでいた
楽 「うーんと、後期はこんなもんでいいか………これで20単位は硬いし………」
? 「へぇ〜〜、結構いい匣に格上げ(ランクアップ)出来たみたいだね。」
楽 「!」
楽の背後に強い冥王星の光が走った
紅介 「やあ久しぶり。夏休みは楽しかった?」
楽 「紅介………」
背後に立っていたのは蒼也の双子の兄、双神 紅介だった
紅介 「蒼也からの双子座共鳴で大体把握してるよ。パピヨンコクーンの奴らと一戦交えたんでしょ?
それも2人も。」
楽 「あ!そっか、そういやあお前らお互いの体験が伝わるんだったな………」
紅介 「まあ、そういう事。」
楽 「あいつらがどんな奴かはまだ
よくわかんないけど………俺はこの街を表と裏から守ってくって決めたんだ。
負ける気は無いぜ。」
紅介 「ふーん………まあ気を付けなよ、その内この大学すらも危機の対象外では無くなるかもしれないからね。」
楽 「は?それ一体どういう事………」
紅介 「まあ、その内分かるよ。」
そう意味深な言葉を残して紅介は去って行った
第88話 完
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