④提督「ワイの鎮守府にオートバイブームがきた結果…パート4」
提督「オートバイの…」
店長「妖精さん?」
嵐「ああ」
嵐「あくまで仮説だけど、俺達艦娘がレッドソックスに頻繁に出入りしていた事がきっかけで産まれたのがこのオートバイ妖精達じゃないかと思うんだ」
店長「そんな馬鹿な…」
提督「いや、嵐の言う事もあながち間違いとは言えへん」
梅男「どういう事だ?」
提督「艦娘ちゅーんは古の戦船(いくさぶね)の御魂(みたま)を宿す器みたいなもんでな、その為に通常より物に宿る御魂を感じやすいし、それに呼応して物もまた妖精を宿せるようになったとすれば、説明はつく」
店長「?」
提督「よーするに艦娘はシャーマンみたいなもんで、そのシャーマンが沢山集まる場所になっていたからそれにつられて出てきたっちゅー可能性があるって事や」
店長「シャーマン?ああ、アメちゃんの戦車か」
提督「そりゃM4シャーマンやないかい!」
嵐「それより問題はこの妖精さん達をどうするんだ?司令」
店長「ちょっと待ってくれ、それもだが、『妖精はコイツらだけなのか?』他にもいるのか?」
提督「…嵐、明石と夕張、それと大淀を呼んでくれ、緊急会議や」
嵐「り、了解!」
ダダダダダダ…
木曾「……とんでもない事になったな…」
提督「全くや…」
(´・ω・)(´・ω・)ボクタチドウナルノ?
木曾「心配するな、悪いようにはしない、約束しよう」
(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)アリガトー!
提督(それワイの台詞や…)
執務室
提督「さて、メンバーが集まってくれたのはエエねンやけど…」
ワイワイガヤガヤ!
(*・∀・*)ノ(*・∀・*)ノコンニチハ!
川内「へえ~これがオートバイ妖精さんかあ」
島風「島風のオートバイにも出るかな!?」
天龍「俺のカタナはどうかな?」
提督「何でいつもの(夜戦会)メンバーが勢揃いやねん!後天龍!カタナはワイのやからな!」
天龍「固い事言うなよ、固いのは金づちと将来設計だけでいいんだからさ」
提督「何上手い事言うてんねん!」
提督(でも…そのうち考えんとアカンかなぁ)
大淀「皆さん!騒ぐのは後にして下さい!」?」
提督「とりあえず今やるべき事は妖精さんの数を把握する事と原因の調査やな」
店長「ちょっと聞いていいか?妖精さんがいることでウチには何か影響があるのか?」
提督「基本的に妖精さんちゅーんは見えない者には特に何もしないしできんから心配はいらんよ」
大淀「ただ、機嫌が悪いと物を隠したり、足の小指を机の角にぶつかるように誘導する位ですよ」
店長「タチが悪いじゃねーかよ!」
提督「なあに、そん時はお菓子をお供えして物を返してくれって頼めばすぐに返してくれるから大丈夫やて」
店長(……お菓子を常備しておこう)
提督「せや、嵐に聞いとかなアカン事があるわ。この妖精さんら、どこで見つけたン?」
嵐「確か…オートバイの上でキョロキョロしてたな。確か…」
嵐「そうそう、カワサキの…ニンジャだったぜ」
提督「ニンジャ言うたかて…GPZなんか現行のニンジャなんかはっきりせんな」
店長「いや、ウチに今あるニンジャと言やあ…あれしかねぇはずだ」
提督「?」
ーーーーレッドソックス
店長「こいつだ」
提督「こりゃまた…珍しいもんが入ったンやな」
GPZ750ターボ『主君募集中でゴザルよ!ニンニン!』
木曾「ターボ?こいつにはターボがついてるのか?」
提督「ああ、80年代の好景気に沸く直前に作られたんや」
梅男「そういやこいつの元のオーナーは確か鎮守府の提督だったな」
提督「ホンマかいな」
梅男「こいつの買い取りには俺も同行していてな、名前は忘れたが、確かに鎮守府の提督だったぜ。長く乗っていたけど、かみさん(嫁艦娘)に説得されて降りる決心をしたそうだ」
天龍「それにしてもターボか…最近は普通の軽自動車にもついてるけど、あれはなんか意味があんのか?」
提督「最近のスポーツ系以外の軽自動車に使われているターボは『ダウンサイジングターボ』ちゅーてな、速く走らせる為やなくて、排気量のサイズダウンと気筒数の減少によるパワー不足をターボで補う為についてるんや」
嵐「そもそもターボってなんだ?」
店長「おっと、ここからは店長さんの解説コーナーだぜ」
梅男「またやんのかよゴリラ・ゴリラ」
店長「お前減給な」
梅男「冗談だって」
店長「…まあいい、今回は真面目にやるぜ」
店長「ターボって言うのはエンジンに入るガソリンと空気を混ぜた混合気に、空気をさらに取り入れて混合気の爆発効率を高める為の装置の事だ。」
店長「空気を大量に送り込む方式は排気・エンジン出力・電動の3つがある。この内電動はまだオートバイにはないから注意してくれ」
店長「排気はエンジンから出た排気ガスでタービンを回し、コンプレッサーで空気を圧縮して、この時圧縮されて高温化(車で約1400度位)した空気をインタークーラーで冷やしてからエンジンに送るタイプだ。こいつはエンジンの回転数に応じてタービンが回るから低回転域では弱い」
店長「エンジン出力の場合はスーパーチャージャーと呼ばれていてターボと原理は一緒だが、エンジンのパワーを一部使用して、ターボの弱点たる低回転を克服しているが、燃費が悪くなるし、エンジンのパワーロスによる最高速度の伸びがあまりない」
店長「電動はモーターを使ってタービンを回すタイプで車のワーゲンのポロが有名だな、こいつは単体で使われている事はあまりなくて、排気型ターボと組み合わせて使われる事が多い。弱点はコスト高とかなりの重量がある事だな。ま、それはこれからの課題だろう」
梅男「ちなみにターボの弱点たる低回転域の弱さを克服するために排気をタービンに送る流路を2つに分けて低回転でもターボが効くようにした『ツインスクロールターボ』というのもある」
店長「現行のカワサキ・ニンジャH2はスーパーチャージャーを搭載していて、乗った人の感想は『VMaxの加速を思い出すし、街中でははっきり言ってもて余す』そうだ」
梅男「まさにスポーツ走行の為のオートバイだな」
店長「というわけで店長の解説コーナーはここまでだ」
梅男「後、書いてある事に間違いがあったらコメント欄に書いてくれると作者が『やっちまった!』と悶え苦しみながらも感謝するからよろしく頼むぜ!」
ーーー
嵐「へー、そうなのか」
提督「ちなみにカワサキ以外だとホンダのCX,ヤマハのXJ,スズキのXNがあっていずれも80年代生まれの排気型ターボや」
店長「んで?結局どうすりゃあいいんだ?まさか普通の客に売れとは言わねえよな?」
提督「流石に妖精さん付きです!なんてセールスポイントなんか要らんわな…」
梅男「それに嵐の嬢ちゃんは他のオートバイ契約してもらっているから流石に2台目はいかが?とは言えねえしなあ~」
提督「えっ!決めたんかいな!?」
嵐「ああ!程度も良いし、何よりETC付きなのが決め手だったぜ!今度のツーリングには萩と一緒に参加するぜ!」
提督「ならマシン発表はそん時迄お預けやな。さて…店長?」
店長「?」
提督「悪いけど暫くコイツは売らんで待ってくれるか?ワイの鎮守府だけやなしにオートバイ乗りの提督も多少はいるさかい、聞いてみるわ」
店長「ま、仕方ねえな」
提督「後妖精さんは見た限りじゃ他にはおらへんから心配はないけど、念のためお菓子はちょっとストックしといた方がエエで」
店長「わかった」
提督「さて…帰るか…」
ーーーしばらく後
執務室
大淀「提督、例のオートバイ妖精さんについてですが…」
提督「ああ、わかったで」
提督「あのニンジャは前のオーナー、つまり他所の提督が皆に内緒で妖精さんにクランクシャフトとタービンを作ってもらって組み込んだもので、その結果、通常より妖精さんが宿りやすくなってもうたそうや」
大淀「そうですか…結局ニンジャはどうなったんですか?」
提督「他所の鎮守府の提督に打診してみたけど…いい返事はなかったわ…」
大淀「ウチも欲しい娘は皆買ってしまいましたからね…」
提督「……まあ、もし駄目だったら天龍にカタナ譲ってワイが乗ってもエエんやけどね」
大淀「……提督、もしよろしければあのニンジャ、私がいただいてもよろしいですか?」
提督「エエ!?いや、まぁ、それはやぶさかやないけど確か大型持ってへんよね?」
大淀「それはこれから…」
提督「……1週間考えてや。それで気持ちが変わらなきゃええで。」
大淀「提督…」
提督「何にせよそこらで駄菓子買う感覚で買うと後で後悔するからよう考えや」
大淀「はい!」
ーーーだが、結局意思は変わらず、大淀はニンジャ750の新たなオーナーとなった。
大淀「これからよろしくお願いしますね、♪妖精さん」
(*≧∀≦*)b(*≧∀≦*)bマカセロー!
大淀(ニンジャ750ターボ所有)
提督の初代秘書艦だったが、運営を影で支える為に木曾に秘書艦を譲り、様々な場面で活躍した。
提督に対する感情はややラブ気味のライク。
大淀「お話を聞いていた限りではかなり過激な乗り味かと思っていましたが、常用回転域では普通ですね」
提督「そらハナっからかっ飛ぶんじゃ危なくって乗れんわな。それに普通に乗ってりゃ危なくはないから安心して乗りや」
大淀「はい!」
提督「……大型取ったらな……」
大淀「はい……」
( *・ω・)( *・ω・)ハヤクハシリタイ…
朝、鎮守府駐輪場
ストトトトト…ブォン!パアオン!
提督「コラ!あんまり空ぶかしすんなや!」
ゴメンナサーイ!
提督(今日は175クラブ主宰のツーリングの日や)
提督(175クラブは吹雪型を中心としたチームで、リーダーは吹雪、姉妹達と共に見た目にぴったりなカブ110に乗っとる)
提督(50~125CCの原付カテゴリーのオートバイ限定チームではあるが、マナーを守ってくれるならそれ以上の排気量のオートバイの参加も許可している懐の広いチームや)
提督(そしてワイは今日、久しぶりに参加する事になったんや)
吹雪「おはようございます!司令官!」
提督「はい、おはようさん!今日は安全に楽しくいこうで!」
吹雪「はい♪」
ワイワイガヤガヤ!
提督「それにしても…流石、鎮守府1の人数を誇るチームやな、騒がしさも並みやないで」
吹雪「駆逐の皆が中心のチームなので、どうしても多くならざるを得ないですからね」
提督「それにしてもまぁ…」
パィン!パィン!パアアアアアアン!
提督「NS-1やらRZ50やら2スト勢が元気やなここは」
吹雪「あ、アハハハハ…」
暁「司令官!」
提督「お、どないしたん?あ、そうか、今日からニューマシンやったっけ」
暁「そうよ!姉妹でおそろいにしたの!」
提督「仲が良いようでエエな~」
吹雪「そうですね、司令官♪」
提督「ほなニューマシンの御披露目頼むか!」
暁「解ったわ!皆!」
ストトトトトト……
提督「ほー、マグナ50か」
吹雪「アメリカンタイプですね」
提督「(身長的な意味で)こりゃお似合いのマシンやで、エエもん買うたな」
暁「(一人前のレディ的な意味で)そ、そうでしょ!やっぱりレディはアメリカンに乗るものよね!」
吹雪(ちょっと食い違いがあるような気がする…けどいいかな?)
カリカリカリカリ……
提督(Cv,中尾隆○)「…しかし書類っちゅーんは面倒やなー!」
木曾「それが公僕たる俺達の仕事だろ?諦めろ」
提督「ハア…せやな」
コンコン、ガチャ!
金剛「ヘーイ提督ウー!3時になったヨー!ティータイムネー!」
木曾「もうそんな時間か…」
提督「なら今日は金剛型のティータイムに付き合うかな」
金剛「木曾も良ければ来てクダサーイ!ティータイムは多い方が楽しいネー!」
木曾「え?いいのか?ならご相伴に預かろう!」
ーーー金剛型の部屋
金剛「ヘーイ!皆サーン!本日のゲストネー!」
提督「邪魔するでー!」
木曾「ついでによろしく頼む」
比叡「あ!提督!こんにちは!」
提督(比叡は相変わらず元気やな。さっそくケーキパクついとるし(笑)
榛名「提督が来てくださるなんて…榛名、感激です!」
提督(榛名…その言い方は、ヒデ○、感激!にちょっと似とるな(笑)
霧島「こんにちは、提督。まずはおかけ下さい」
提督(霧島…何か面接官みたいやな(笑)
ーーーティーブレイク中
金剛「ところで提督ゥー?」
提督「ん?何や?」
金剛「私は今日、提督に相談があるネー…」
提督「何や神妙な顔して?新しいティーセット欲しいとかか?」
金剛「それもありますけド…私も大型二輪免許を取りましたヨネー?」
提督「せやな、あん時ゃギネスビールで乾杯したわな」
金剛「しかし…私はある問題を抱えているのデース…」
金剛「……提督ゥ…私は…私は…」
金剛「国産車と英国車どっちを買えばいいのデスカー!」
提督「どっちて……んなもん好きに決めたらエエがな。それぞれ良し悪しあるし」
金剛「ンモー!提督は乙女心を理解してまセーン!そんなんじゃNo!ネー!」
木曾「まぁ……こいつが朴念仁なのは今に始まったことじゃないからな…」
比叡(ボクネンジン?新種の人参でしょうか?)
霧島(って比叡姉様は思っているんでしょうね……)
榛名(榛名は…榛名は提督が朴念仁でも大丈夫です!)
提督「エライ言われようやでホンマに…」
提督「ん?何や一年以上茶ぁシバいとったような気がするわ」
木曾「おっと、メタな話はそこまでだ。作者が続きを思いつかなかったから時間がかかったとかばらさないようにな」
提督「バラしとるやないかい!ホンマすんませんした!作者にかわってお詫びします!」
金剛「テートクー!話を聞いてるデスカー!目も耳も、私から離しちゃ、No!なんだからネー!」
提督「悪い悪い。んで、話を戻すけど、そもそもどんなん乗りたいんや?それがわからん事にゃ、手のうちようがないわ」
金剛「オールマイティーに使えるのが欲しいデース!」
提督「めっちゃおおざっぱやな~」
木曾「そういや、金剛さんの他は霧島さんだけだっけ?大型二輪持ってるの?」
比叡「比叡はお姉さまに乗せてもらいます!(そしてお姉さまの後ろで…キャー♪夢が広がります!)」
榛名「榛名は車がありますから…」
木曾「現行のハチロクだっけ?前は旧型乗ってたみたいだけど」
榛名「はい、今カスタムプランを検討中です」
提督(旧型乗ってた時は、『○原とうふ店』て書いてあったらどないしよ思たわ)
提督「まぁ、バイクに限らずやけど、安全管理はしっかりせーよ、ワイが言うても説得力皆無やけど。んで、霧島はカワサキのダブハチ(W800)やったっけ?」
霧島「ダブハチは陸奥さんにお譲りしました」
提督「え?そうなん?知らんかったわ。んで、降りるんかいな?」
霧島「いえ、新しく買いました。よろしければご覧になりますか?」
提督「ちょうどエエから頼むわ」
霧島「では、準備をしてまいりますので暫くお待ち下さい」
スタスタ…
金剛「そういえば私も霧島のNEWマシンはまだ見てないデース」
比叡「確か、少し前からちょくちょく私達に黙ってお出かけしてましたね。もしかしたらその時に探してたのかも」
榛名「榛名も知りませんでした…」
提督「ふーん。なら帰ってくるまで金剛のマシンについて話し合いやな」
金剛「オーキードーキー!」
提督「んでや、これから幾つか質問するから答えてや」
金剛「スリーサイズなら直接確かめてくれてもOKデース!」
提督「いらんわ!そんな情報!んで、まずは排気量は大きいのでええねんやな?」
金剛「もちろんデース!せっかく大きいの取ったんだから使わなきゃもったいないデース!」
提督「400以上は確定…っと。んで、速いのがええか?ゆっくり走るのがええか?どっちや?」
金剛「ゆっくり走るのがいいデース。でも、皆についていける位のpowerは欲しいネー!」
提督「重たくてもエエか?」
金剛「なるべく軽いのがいいネー!」
提督「日常でも使いたい?それともツーリングとか限定?」
金剛「うーん…なるべくなら日常でも使えるのがいいデース」
提督「見た目は特にリクエストはあるか?」
金剛「いろんなお洋服に合うのがいいデース!」
提督「となると…『400以上で速さはそこそこあれば良くて、軽くて日常でも使えて、おしゃれしても違和感がないバイク』、か…そうなると、オフロードやらアドベンチャー系は除外やな」
金剛「それは何ですカ?」
提督「道なき道を行ったり、山ん中やら未舗装の道で走って泥んこになったりするタイプや。ウチには乗ってる奴は…あまりおらんな」
金剛「泥んこになって可愛いお洋服が汚れちゃうのはNO!ネー!」
提督「そのお洋服が問題やな。あまり可愛い格好でフルカウルは合わんしな」
榛名「昔どこかの方がメイド服来てZX-14R乗ってたような気が…」
提督「誰やねん、それ…居たとしてもかなり特殊な例やで」
提督「こういう場合、中型やったらヤマハのSR一択やねんけどな。どないな風景にも溶け込めるし、バイクと風景の写真撮るならおすすめの選択や。ま、ボアアップして大型にしちまってもええねんけどな」
金剛「ボアアップって何ですカ?」
提督「簡単に言えば排気量をアップさせてパワーをあげる事や。そうなったら登録をし直さなアカンけど」
榛名「…いっそ『ロイヤルエンフィールド』にしてみてはどうでしょうか?お姉様?」
提督「うーん、選択としては有りやね」
金剛「英国製デスカ?」
提督「うんにゃ、インドや」
金剛「え…インド?」
提督「急に素になんなや。正確には『英国産まれインド育ち』のメーカーや」
提督「設立自体は1851年でオートバイの販売は1901年から始まったんや」
金剛「ワオ!100年越えしてマス!」
提督「せや。その後、1970に本社が倒産してもインドだけは生産を続けて買収や合併を経験して今も『世界最古のオートバイメーカー』として存在し続けてるスゴいメーカーや」
榛名「排気量も大きいですし、クラシックな外見で着るものの幅はかなり広いですからお姉様には良いかと榛名は思います」
金剛「うーん…悩むデース」
提督「悩め悩め、んで、皆とワイワイやりながら選んだらええねん」
霧島「お待たせしました」
提督「おお、来た…」
霧島「これが私、霧島の新しいマシンです」
Z900RS(火の玉カラー)、『気合いと根性!全開バリバリなもんで!夜路死苦!』
霧島「マフラーはドレミの4本出しと迷ったのですが、ヨシムラのサイクロンに、特注のタックロールシートにロングテールカウル、旭風防にしてみました。後はフロントに旗を立てる棒と絞りハンドルに…」
提督「すまんが絞りハンは却下や」
霧島<●><●>「何故でしょうか?理由をお聞かせ下さい」
提督「そうスゴむなや。『普通に乗る分には意味が無いから』や」
提督「そもそも絞りハンちゅーんは族がおまわりから逃げる為に障害物をなるべく避けやすいようにしたのが絞りハンであって、あんなもんつけたら上手く曲がれんから、ウチでは絞りハンと『万歳チョッパー』は禁止や」
霧島「万歳チョッパーとは?」
提督「アメ車でたまに万歳っちゅーか、ぶら下がってるような高い位置にハンドルがあるやつをワイは万歳チョッパーて呼んでんねん。んで、そういう奴はフロントフォークがアホみたいに長くて切り返ししないと曲がれんようなアホチョッパーやからそれは安全の為にウチは禁止や」
霧島「…解りました。では『ホタル』はお許しいただけますか?」
提督「うん、それはエエよ」
榛名「ホタルって何ですか?」
提督「80年代から神奈川の族が始めたっちゅー電飾の事や。リア、つまり尻が光るからホタルなんや」
提督「そうそう、今思い出したけど、『絞りハン』、『旭風防』、『旗立て棒』、この3つは『プレスライダー』達のオートバイには必須とも言える装備だったんや」
霧島「プレス…新聞社ですか?」
提督「せや、60~70年代位まであった、海外から届けられた事件の写真なんかを空港や事件の現場で受け取って、いち早く社まで届けるのが仕事でな、当初は今の暴走族の前身たるカミナリ族や、おまわりでも手が出せない位速い連中だったんや。カミナリの連中は憧れの眼で、おまわりは仕事やからしゃーないとお目こぼししとったんや。まぁ、おまわりの場合は旧式装備しかなかったから、追っかけても無駄やって解っとったんやけど(笑)」
提督「風防で雨風をガードし、社旗をはためかせ、環七仕様の絞りハンで渋滞やら気の荒いトラック野郎の幅寄せやらをすり抜ける為にハンドルを絞ったんや。つまり必要から産み出されたのがあの三点セットなんや」
霧島「なるほど…ならば私のZには絞りハンは必要ありませんね」
提督「ご理解いただけて何よりや」
ダダダダダダダ!
大淀「提督!」
提督「ん?どうしたん?」
大淀「ツーリングに行った川内さんから緊急連絡で…一緒に行った天龍さんが事故に巻き込まれたそうです!」
( ; ゜Д゜)(; ゚ ロ゚)「「「「「「な、何だって!!」」」」」」
―――事故現場
提督「川内!」
川内「提督!」
提督「お前は無事やったか、まずはよかったわ。んで、天龍は?」
川内「…まだ信じられないけど…」
提督「どういう事や?というより何があったんや?」
川内「私達が走ってた時に、かなり高い場所のゆるめの右カーブにさしかかったところでプリウ○がラインオーバーしてきて、避けようとした天龍さんがそこの崖のガードレールの間と間の空いたスペースから…カタナごと崖から落ちたんだ」
提督(; ゚ ロ゚)「な!」
川内「私は少し後を走ってて、何とかプリウ○ロケットをかわして止まったんだけど…」
提督「まず結論を言うてくれ、天龍はどないなったんや!?」
川内「それが…」
天龍「…待たせたな、川内…って、提督!」
提督「天龍!お前、無事やったんか!ピンピンしとるやん!?そ、それはエエねんけど、何でそんなに無事なん!?崖から落ちた言うから大事かと思たわ!」
天龍「……」
天龍「…アイツが…アイツが…助けてくれたんだ…」
提督「え?」
――事故現場
提督「………」
そこには、カタナが横たわっていた。
タイヤはフロントもリアも破裂し、お気に入りだったゴールドカラーのホイールはグニャグニャに歪み
フロントフォークはオイルが吹き出したらしくテカテカと油ぎった輝きを放ちながらもバナナのように前に向かってひんまがり
リアのオーリンズも完全に中身をぶちまけていた。
フレームもかなり曲がり、エンジンは底部が完全に割れ、その衝撃の強さを物語っていた。
川内「天龍ちゃんはカタナと一緒に落ちたんだけど、跨がった体勢のまま比較的平らな場所に落ちて、落ちた時のショックで放り出されて、メットとプロテクターのおかげで強めの打ち身した位で済んだんだよ。現場検証した警官も『あり得ない』って言ってた」
天龍「提督…ごめんなさい」
提督「天龍…」
天龍「俺が…俺のせいで…大切な…グスッ!…カ、カタ…ナ…が…ヒグッ!うう…」
提督「天龍…」
スタスタ…
川内「て、提督…あの」
ギュッ!
天龍「ふえ///?」
ナデナデ…
提督「お前が無事なら…それでエエよ」
提督は天龍を優しく抱きしめ、慰めるように頭を撫でた。
提督「それに悪いんはラインオーバーしたプリウ○の方やん?何でワイがお前を責めなあかんねん?」
天龍「…提督…」
提督「お前は気にせんでエエよ、天龍」
ナデナデ…
天龍(;ω;`*)「グスッ!グスッ!提督う~!」
ギュウウウウウ!
提督「なんやなんや、急に甘えん坊になって…って、天龍!力!力を加減せえ!いただだだだだだだ!」
川内( ´∀`)「提督う~、モテモテだねえ~♪」
提督( ; ゜Д゜)「エエからはよ、はよ離させーや!アバラ!アバラが折れる!」
――鎮守府・工廠深夜
工廠には、艤装とは別の区間にオートバイのたまり場があり、カタナはその一角に置かれていた。
誰も居ないその場所で、提督は1人、カタナの側に椅子を持ち込み、座っていた。
提督「……」
手には、普段口にしないビールの缶が握られ、カタナの側にも開けられたビールが置かれていた。
提督「……」
長い間、共に走った思い出を振り返りながら、提督はただ黙って飲んでいた。
提督「……」
物言わぬ相棒に、共に走ってくれた事と、自らを身代わりに大切な娘を助けてくれた事に、限りない感謝を込めて
提督「……」
今日は、提督とカタナだけの別れの飲み会
ただただ、黙って飲む。
提督「……ありがとうな、相棒」
見た時から解っていた。
あれだけ壊れては、カタナはもう直せない。
さらにエンジンも、落ちた時の衝撃で中身がかなり暴れたらしくめちゃくちゃで、『再生は不可能だ』と店長にだめ押しされた。
悲しい、寂しい、という感情より、まだ実感がわかなかった。
ふと、ここにあるカタナは、脱皮した後で、本来のカタナは工廠のどこかで自分を隠れて見ているのではないか?そんな馬鹿げた考えすらよぎる位だ。
でも目の前にあるカタナは、紛れもなく自分のカタナだ。
提督「ホンマに…長い…間…あ、ありがと…な…」
提督が見上げた真上にだけ…雨がふる。悲しみと感謝を込めた雨が。
ーーー
提督(あの後、全員に壊れたカタナを見せて、『事故は何時なんどきたりとも起こる』と戒めた後に業者に持って行ってもらって処分した。持って行かれる時は辛くて立ち会えなかったわい)
提督(それからしばらくは夜戦はお休みしとったけど…)
ーーー婆坂峠入り口
ブォオオオオオオオオオオン!
提督「おーおー、ロケットみたいにカっ飛んでいくのー、ヤセン=ニンジャサンは」
木曾「やっと解禁だからな、嬉しさもひとしおなんだろう」
提督(やっぱり我慢できずに久しぶりにFTRで峠に来てしもうた…天龍は声かけたけど、まだ気持ちが湧かないそうで不参加やった。まぁ無理に誘っても悪いからあとは龍田に任せた)
提督「よっしゃ、ワイはパトロールしに行くさかい、皆は楽しんでてや」
アークロイヤル「Admirl、私も行こう」
提督「ええて、お前もしっかり練習してきーや」
アークロイヤル「…わかった。気を付けてな」
提督「はいな」
ストトトトト…ブルォオオオオオオ!
提督(パンチのあるパワーやないけど、軽い車体に幅広のハンドルが産み出す軽快なフットワークは流石やな)
提督「ま、今日はスピード出しに来た訳やないし、ダラダラ走るんもたまにはエエか」
ーーー深夜、オートレストラン『桃太郎』
提督「さーて、ちっと腹減ったからハンバーガーでも…」
島風「提督ー!」
バァン!パァン!
提督「なんや、お前も一休みかいな」
島風「ううん、私だけじゃなくて皆来るよ」
ブォオオオオオオオオオオン!パァン!
川内「あー、お腹空いたー!」
木曾「あまり腹に詰め込むなよ、夜食は本来良くないんだからな」
江風「さーて、うどん、うどん…」
アークロイヤル「ミルクティーは、と」
提督(なるべく早い内に…この光景の中に天龍が戻ってきてくれると、エエな…)
執務室・おやつの時間
木曾(饅頭パクパク)「新規の着任?」
提督(せんべいバリバリ)「おぅ、大本営からの通達でな、『ウチに着任したい』っちゅー変わり者がおるさかい、面倒見たってくれっちゅーんで引き受けたんや」
川内(あんまんモシャシャ)「(夜戦)仲間が増えるよ!」
江風(お茶ズズ~!)「やったね、たえちゃ…じゃなかった、司令官!」
提督「おぅ、ニンジャと麿やん、それはやめーや」
阿賀野(うまい●モシャシャ)「どんな人が来るのかな?」
大淀(クッキーパクパク)「確かロシアの艦娘でしたね」
提督「そうなると、どうせ酒飲みさんやろうからウチの呑ん兵衛らと話合いそうやな」
木曾「で、いつ着任するんだ?歓迎会の準備をしよう」
提督「ええ~と、1週間後やな」
木曾「1週間か…戦時中ならまだしも今は暇だから手の空いてる奴らを集めて準備しよう」
阿賀野ヽ(・∀・)ノ「やったー!パーティーだ!」
ワイワイ、キャッキャ!
提督(まさに平和さまさまやな。これだけでも、ワイが着任した甲斐があったわい)
ーーー1週間後
鎮守府入り口
提督「遅いな…」
木曾「時間は間違ってないよな?」
大淀「ロシアの方は何事につけてもアバウトなところがあるそうですし、日本のように時間前に来るよりは遅れてくる方がマナー的には良いとされているとか」
阿賀野「でも私達は海軍だよ?時間通りの行動が出来なきゃ致命的だよ?」
提督「な、なんやて…あのだらし姉ちゃんがまともな事言うとる!」
木曾「…明日は雪かな?」
阿賀野「ひっどーい!」
ーードゥルルルルルル!
提督「?エンジン音?」
大淀「ツーリング?こんな僻地に珍しいですね」
木曾「ん?音がこっちに向かってるぞ?」
阿賀野「あれ?走ってくるの、サイドカーじゃない?しかも船側乗ってる人、暴走族の箱乗りってやつしてない?」
提督「なぁ大淀。ワイ、なんかものすっごく嫌な予感するんやけど」
大淀「奇遇ですね、私もです」
木曾「おい、あのサイドカー、こっちに突っ込んで来るぞ!?」
提督「!!総員退避!」
ドゥルルルルルルルル!
一同(|| ゜Д゜)『ぎゃあああああああああ!』
ギャキキキキキ!
提督「ああ~、びっくりしたー!」
タ?????「ああ~、疲れたー!」
ガ????「ハハハハ!見事な運転だったぞ!同志中くらいの!」
提督(# ゜Д゜)「おいゴルア!降りろ!」
タ?????「あれ?ここの提督さんですか?」
ガ????「ハハハハ!出迎えご苦労!」
提督(# ゜Д゜)「なにが出迎えご苦労や!着任初日から遅刻するわ、箱乗りで突っ込んでくるわ、何やってんねん!」
ガングート「まあまあ、細かい事は気にするな!私はガングート、そしてこっちは同志中くらいのだ!よろしく頼む」
タシュケント「ちゃんとタシュケントって言ってよ!」
提督(# ゜Д゜)「全然細かないわ!」
大淀(;´Д`)「キャラが濃い方が来ましたね」
阿賀野(;・ω・)「何かお酒くさい…」
提督(# ゜Д゜)「おいゴルア!まさか飲酒運転したんやないやろうな!だとしたら許さんぞ!」
ガングート「心配するな、飲んでたのは私だ。同志中くらいのは飲んでない」
提督(# ゜Д゜)「当たり前や!」
木曾「提督がいつになくキレっキレだな…」
大淀(;・ω・)「『飲酒運転する奴はワイの敵や!』と常日頃から言ってましたからね…」
ガングート「そうそう着任の土産を持って来たぞ」
ガサゴソ!ドサッ!
猪<〇><〇>『ご臨終やで』チーン…
一同(|| ゜Д゜)『ぎゃあああああああああ!』
ガングート「なんだなんだ、猪ぐらいで情けない」
提督「こ、これどないしたんや!」
ガングート「かなりスピードあげて走ってたら、突然私が乗ってた方から出てきて船で轢いてしまってな、凹んだ船の弁償がわりと、遅刻のわびにと思ってご同行してもらった」
提督「ええ…」
木曾「それにしてもかなり古そうなサイドカーだな」
タシュケント「これはウラル・ミリタリーって言って、軍仕様のレプリカなんだよ」
阿賀野「本当だ、ミリタリーグリーンの車体に、予備ガソリン入れとく缶とかシャベルがついてる」
ガングート「何せ大戦中から作られ続けている機体だ、私達にはぴったりだろう?」
提督「せやな、酔っぱらいをおとなしゅう乗せとくにはええな」
ガングート「ハハハハ!はっきりした物言いじゃないか、気に入ったぞ!やはりここに来て正解だったようだな」
タシュケント「えーと、これからよろしくお願いします!同志提督!」
提督(;´Д`)(めっちゃ不安や)
ーーー工廠
提督(説教後、たまり場でおしゃべり中)「しっかし、頑丈な機体やな~。猪の突撃いうたらかなりの衝撃やで」
ガングート「頑丈さは我が国のモノには必要不可欠だからな」
タシュケント「何せ死ぬほど寒い時期が長く続くので、最新式だろうと、壊れちゃったら命取りになるので、例え効率が悪くても昔から使われているものを使う事が良しとされるんです」
提督「まさにヴェールヌイ、信頼できるに勝るものは無いって事なんやな」
ガングート「この国で言えばホンダのカブにあたるものだからな。国民からの信頼はあついんだ」
タシュケント「昔は軍の払い下げに農具を積み込んで畑に行ったそうですよ」
提督「なんや牧歌的やな…」
ガングート「ところで、あの猪は?」
提督「とりあえずはウチのおかん(鳳翔)とお手伝いさんらが解体しとるから、熟成させてからボタン鍋にしようや。日本の料理を楽しんで欲しいからな」
タシュケントヽ(・∀・)ノ「わあ!楽しみだなあ!」
ガングート「その時は美味い酒も頼むぞ!」
提督「ハイハイ、ウチの呑ん兵衛さんらが厳選したやつ飲ましてくれるから楽しみにしとき」
ガングート「ならば、後2~3匹ほど狩ってきてくるか、同志中くらいの?」
タシュケント「そうだね♪ここの人はよく食べそうだし」
提督「この娘ら超アグレッシブ!!」
ガングート「じゃあ行くぞ!同志中くらいの!」
タシュケントヽ(・∀・)ノ「オー!」
ダダダダダ!
提督(|| ゜Д゜)「おい!ちょ!待て…って行っちゃったよ…」
ーーーその後急に走って酔いが回り、道端で倒れたガングートをタシュケントが担いで帰ってきたのは1時間後だった(笑)
提督(;´Д`)「何やってんねん…」
ガングート(川´Д`)「うう~、誰か、誰かウォッカを…迎え酒を…」
鳳翔(^ω^#)「駄目です」
提督「ですよね~」
夜・食堂居酒屋「我鹵巣(ワロス)」
提督(夜戦会の皆と飲み会中)「うーん…」
木曾「どうした?」
提督「いや、そろそろ新しい相棒について考えなアカンな、と」
木曾「なら前と同じくカタナにするのか?」
提督「…悩みどころやな。新型のカタナも出たし、カスタムパーツもその内充実してくるやろうから、そっちにも多少興味はあんねん。それに…」
木曾「なんだ?」
提督「ワイがガキの頃、おとんがよくいろんなオートバイ乗ってたから、たまには違うメーカーも乗ってみたいなぁ~って」
ガタガタッ!
木曾「そうか、ならばホンダにしよう」
提督「なんやいきなり」
川内「いやいや、ここは一発!男カワサキでしょ?」
島風「何言ってるの?提督!ヤマハの2スト乗ろうよ!」
天龍(すっかり立ち直り)「何言ってんだ?スズ菌患者はスズキ一択に決まってるだろう?」
一同『あ?』
提督(何やねんこの空気)
天龍「皆、提督はスズ菌患者だ、次もスズキだ」
提督(いや、ワイはカタナが好きだってだけで…)
川内「いやいや、違うのにも乗ってみたいって言ってるんだから、次はカワサキでしょ」
提督(いや、まだカワサキと決めた訳じゃ)
木曾「何言ってるんだ、ここは安定のホンダだろ?」
提督(まぁ、ホンダもええけど)
島風「提督!2スト乗ってお揃いにしようよ!」
提督(この年で2ストのピーキーさはなぁ…)
アーク「Admirl、英国車にしよう。トライアンフかノートンはどうだ?」
ビスマルク「Admirl、我がドイツのBMWに乗る権利をあげるわ!だからBMWに乗りなさい!」
提督(お前はどこのオプーナさんやビスマル子ちゃん!あ!ドイツだからワーグナーさんの方がエエか!)
ローマ「あら、ならドゥカティでいいじゃない」
提督(これ以上ややこしくせんといて!)
一年以上放置して、ごめんなさい。本当に続きが思いつかずでした。
TZRのサンマに乗ったウォースパイトとかどうですかね…
オールド・レディーが乗るにはちょいとせせこましい感じではありますが
あれ金剛が出てこないぞっと
じゃマン島TTレーサーを呼んで来て、みんなドン引きのスーパーライディングが繰り広げられるってストーリーはどうでしょう
かつて石原都知事時代に三宅島でやろうという幻の計画もあったことですからね
1氏、2氏、ご覧いただきありがとうございます!
ウォーさんは…どうしよう?でも流石に英国車かと考えています。
金剛さんはちょっと迷っています。レーサーは作者の技量的に無理です(涙)すみません…
アークロイヤルのボンネビルをリクエストしたものです。
あれから無事ボンネビルT100 を購入できました。
これから慣らしていくのでツーリングも楽しみですが、今後のアークロイヤルの勇姿も楽しみなので期待しています!
4氏、ご覧いただきありがとうございます!
ボンネビルご購入おめでとうございます!
安全運転で楽しくいきましょう!
金剛が乗るのは勿論Norton Dominator SSしかないかと
(確か500万超えしてた気がする・・・)
ティーセットなんかも英国の蚤の市で売っていそうなボーンチャイナ製とか
そういう気品っぽさが似合う気がします
金剛「ワタシに似合うmachineは当然コレデース!」
比叡「流石お姉様、お似合いです」
榛名「何故私は四輪でAE86トレノ、でもってドアに豆腐屋の名前が書いてあるんですか?」
霧島「・・・榛名の助手席は無料の絶叫マシン状態です」
久々の更新、待っていました!
先の展開が気になるところです
6氏、クサガメ二世氏、ご覧いただきありがとうございます!
6氏
金剛のマシン…どうしようorz
クサガメ二世氏
頑張っていきますので、しばしお待ち下さい!
ウラルで颯爽とやってくるタシュケントと横でウォッカ空けてるガングートを是非!
9氏、ご覧いただきありがとうございます!
現在構想中です、しばしお待ち下さい!
9です。
ガングート達とウラルありがとうございます!
これからも頑張ってください❗️
11氏、ご覧いただきありがとうございます!
楽しんでいただけたなら幸いです。