提督「裏切り者に復讐を」
警告:このSSに前作のようなイチャラブ要素はほぼありません。(重要)
R-15でしたが、R-18(G)とします。
前書きを見てからお読みください。
信頼していた艦娘に裏切られた提督と、その陰謀に巻き込まれた初期艦朝潮の復讐劇
どうも、初めまして。かむかむレモンです。
前作『提督「艦娘からのアプローチが怖い」』を見ていただいた方たちはまたお会いしましたね。
今回は復讐劇です。
警告:変態糞投稿者は前作とは真逆のジャンルに挑戦しているため、イチャラブ要素は皆無予定です。大事な事なので2回言いました。
不慣れですが、グロテスク描写も出てきます。
自分の推し艦、嫁艦が悪役として出るかもしれませんので、注意してください。
それでも構わないという方のみおすすめします。
至らない点が目立つかと思われるので、何か気になるところがありましたらご指摘下さい。
深夜·某鎮守府埠頭
提督「お、おい!何やってんだよ!」ガタガタ
摩耶「へー?あんだけたらふく酒飲んだ割には、随分早い目覚めだな」ニヤニヤ
提督「ま、摩耶!どうなってるんだ!?とにかくこれを解いてくれ!」ギチギチ
川内「この期に及んでまだ理解出来てないの?ほんっと鈍いよねぇ」アキレ
提督「せ、川内!?何を言って...み、みんな!?」
陽炎「いやーバカだよねぇ。勝って兜の緒を締めよって自分で言ってた癖にさ」クスクス
赤城「まあ、悪く思わないで下さいね。これも全てあの人の計画ですから。そうよね?加賀さん」
加賀「そうね。バカな人間に従うのはもううんざりだと言ってましたから」
提督「だ、誰なんだ...」
大和「私ですよ。『元』提督」
提督「...嘘だ」
大和「信じられない?まあ当然か。こんな指輪で馬鹿みたいに浮かれればねぇ」キラッ
提督「そんな...何故だ!」
大和「これから死にゆく者に言う必要ある?」
艦娘たち『ないでーす!』ゲラゲラ
提督「くっ...!」ポロポロ
大和「さ、とっととボートを出して。深海棲艦共の餌にしちゃいましょ」
黒潮「了解や~」グイグイ
提督「やめろ!くそっ...!」ジタバタ
不知火「暴れるな」ドカッ
提督「ゴフッ!?」
不知火「全く、お前ごときに無駄な労力を使いたくないんですよ。見てて気分が悪くなります」ゲシッゲシッ
提督「がっ...ごはっ...」ポロポロ
大和「あらら、大の男が泣いちゃってますねぇ。情けない」
提督「お前ら...お前ら...!」ギリギリ
大和「ふーん、目だけは生きてるんですね。見てて吐き気がします。不知火ちゃん!黒潮ちゃん!」
黒潮「ボート出すで」
不知火「ふん、大人しくしていろ」
提督「今までの信頼は...嘘だったのか!?」
大和「アッハッハ!バーカ!信頼してたのはお前だけだ!」ゲラゲラ
『ウケるー!』『間抜けー!』『ギャハハ!』
提督「畜生...!畜生!」ジタバタ
大和「もう諦めろ。あんたはもうすぐ死ぬんだから」バイバイ
ボートが出て、しばらく経ち...
大和「さーて皆さんお待ちかね!戦艦大和の弾着観測射撃の時間です!」
艦娘たち『イエー!』パチパチ
大和「いつも昼間にドンパチやってましたが、今回は夜間初挑戦!」
艦娘たち『いいぞー!』
大和「世界に誇る46センチ砲が火を吹きます!とくとご覧あれー!」ガチャ
零観妖精「」ビクビク
大和「おい、ちゃんと働かなかったらお前も奴と同じ目に遭わせるぞ」
零観妖精「は、はい...」ビクビク
大和「ほら、とっとと行け」
零観妖精「ごめんなさい、ていとくさん...」ブ-ン
朝潮「ちょ、ちょっと!何をしてるんですか!?」ドタドタ
陽炎「...ちっ、うるさいのが来たね」
朝潮「先程からの騒ぎ...大和さん!あなたは何をしてるのかわかってるんですか!?」
大和「...あーあー、なぁに?指輪を渡されなかった初期艦様?」イライラ
朝潮「っ...そ、それは...」
大和「今からみんなにショーを見せようと思ってたんだけど、あんたが来たお陰で白けたんですけど?どう責任取ってくれんの?」イライラ
朝潮「ショー...ですって?」
大和「あんたの愛しい愛しい提督様なら海の上にいるわ。連れ戻してきたきゃ自分でやってよね」イライラ
朝潮「っ...司令官!」ダッ
大和「...はーい皆さん、とんだ邪魔が入っちゃいまして申し訳ございません!ショーの続きを始めます!」
大和「零式水上観測機からゴミの位置情報が届きましたー!それでは、全砲門!」グググ
大和『てぇ!』ド-ン!
***
提督「くそっ!くそっ!解けねぇ!」プカプカ
提督「畜生!信じてたのに...何故...!」
「...かーん...れいかーん...」
提督「ん!?この声は...」
朝潮「司令官!」ザパッ
提督「あ、朝潮!」
朝潮「司令官、反乱です!」
提督「わかってる!とにかくこれを解いてくれ!」
朝潮「そんな時間はありません!私が担いで...」
ピカッ
提督「...!」
朝潮「よし!さあ逃げま...」
提督「朝潮危ない!」
朝潮「え...」
その時、とてつもなく大きな衝撃が俺と朝潮を襲った。
巨大な水柱が上がり、俺は空中に放り出された。
薄れゆく意識の中で見えたのは...朝潮が血飛沫を上げながら、くるくると宙を舞っているところだった...
***
大和「...成功でーす!」ジャ-ン
艦娘たち『おぉー!』パチパチ
大和「いちいちうるさい蝿も同時に処理出来ましたー!」
艦娘たち『おぉー!』パチパチ
大和「以上で夜間弾着観測射撃ショーを終了します!皆様、ありがとうございましたー」
艦娘たち『おつかれー!』
大和「さ、今後は計画通り、お願いね」
大和「バイバイ。馬鹿な人間さん」ニタリ
元帥「えー、提督よ。鎮守府に着任する前に、一つだけ言っておこう」
提督「はっ」
元帥「お主は司令室で命令を下すだけが仕事ではない。艦娘だからと言え、蔑ろにすればしっぺ返しを喰らうぞ」
提督「はい」
元帥「提督とは艦娘との信頼関係を築かねば成り立たん役職じゃ。努々忘れるでないぞ」
提督「了解しました」
元帥「さて、儂からは以上じゃ。そろそろお主の初期艦になる艦娘が来るはずじゃが...」
朝潮「失礼します」ガチャ
元帥「おお、来たか」
朝潮「初めまして。御鎮守府に初期配属されました、朝潮です」
提督「初めまして」
***
提督「な、中破しただと!?」
提督「て、撤退だ!」
提督「無事か!」
陽炎「ちょっとしくじっちゃった...」
提督「今すぐドックに入れるぞ!」
朝潮「陽炎さん!しっかり!」
***
提督「改二おめでとう。お祝いに皆で外食だな」
摩耶「へへ、対空射撃なら任せな!」
川内「ありがとー!じゃあ帰ったらお試し夜戦したい!」
赤城「食べ放題ですよね?」
加賀「気分が高揚します」
提督「う、うっす...」
***
提督「ケッコンカッコカリねぇ...」
朝潮「司令官、誰に渡すつもりですか?」
提督「...俺は、朝潮に渡そうと思ってるが...」
朝潮「ほ、本当ですか!?でも、駆逐艦である私に装備しても...」
提督「...」
朝潮「...司令官、提案があります」
提督「ん?」
朝潮「その指輪は大和さんに渡すべきです」
提督「...いいのか?」
朝潮「その代わりですが、一つ約束してください」
***
熱い...
身体中が熱い...
なんだ?今度は痛い...
熱かったところが痛い...
苦しい...
誰か助けてくれ...
誰でもいい...助けて...
***
提督「...はっ!?」ガバッ
あれは...夢、だったのか?
ここは...どこだ?
「目ガ覚メタカ?」
提督「ああ...え!?」
「フム、ナカナカ頑丈ナ男ダ」
提督「お、お前は、深海棲艦!?」
「オ前タチカラハ戦艦棲姫ト呼バレテイルガナ」
提督「くっ、ここはどこだ!」キョロキョロ
戦艦棲姫「深海サ」
提督「ここが...深海だと!?嘘つけ!何故空気が...いてっ!」
戦艦棲姫「アマリ動クナ。傷ガ開クゾ」
提督「傷...そうだ、俺は...」
ル級「戦艦棲姫様、駆逐艦ノ救命ニ成功シマシタ」ガチャ
戦艦棲姫「ヨシ。ゴ苦労」
提督「駆逐艦...そうだ、朝潮は!?」
戦艦棲姫「アノ小娘ナラ助カッタヨウダ」
提督「そ、そうか、よかった...うぐっ!いてて...」ビキッ
戦艦棲姫「ソレデ、オ前タチガアソコデ何ヲシテイタカ教エロ」
提督「何故言う必要がある!」
戦艦棲姫「言ワナイナラ、貴様ハ要ラン」ズズズ
提督(戦艦棲姫の艤装が...)
戦艦棲姫「貴様ハ忘レテルカモシレンガ、ココハ貴様ニトッテ敵地ノ真ッ只中ダ。大人シク従エヌナラ、ココデ殺ス」
提督(...冷静になれ。確かに戦艦棲姫の言う通り、ここは深海棲艦の本拠地のようだ。朝潮もいるようだし、ここは言うことを聞くしかない)
提督「...わかった」
戦艦棲姫「ククク、物分カリガヨクテ助カル。サテ、教エテモラオウカ」
俺は覚えている範囲で、戦艦棲姫に話をした。
戦艦棲姫は時折、口元を綻ばせていたが...
戦艦棲姫「フム、トスルト貴様ハ寝首ヲ掻カレタワケカ」
提督「...笑いたきゃ笑え」
戦艦棲姫「イヤ、コレハ好都合ダ」
提督「な、なんだ」
戦艦棲姫「人間、復讐シナイカ?」
提督「復讐...だと?」
戦艦棲姫「ソウダ。信ジテイタ艦娘ニ裏切ラレタナラ、復讐シタクナイカ?」
提督「馬鹿な、何を言って...」
戦艦棲姫「自分ニ嘘ヲツクノハヨクナイナ。貴様ノ心ハ、深海ノヨウニ暗ク、禍々シイ」
提督「そ、そんなわけ...」
戦艦棲姫「我ラノ条件ヲ飲メバ、多少手助ケヲシヨウ。我々ノ目的ハ艦娘ト、害アル人間ノ排除。貴様ハ艦娘ヲ恨ンデイル。利害ハ一致シテルダロウ?」
...戦艦棲姫の言う通り、復讐心が無いといえば嘘になる。
割れ物を扱うように、大切に運用してきた。
日頃のケアも怠らず、娯楽面も充実させた。
実績を上げ、ある程度の発言力を持てるよう尽力した。
皆の信頼を得られるよう、身を削る思いで仕事をしてきた。
なのに、奴らは突然、俺を殺そうとした。
いや、ずっと前から計画していたような口ぶりだった。
俺の今までの行いが全て無駄だった。
そう思うと、無念と怨嗟が入り交じり、どす黒い感情が湧き出てくる。
許せない。
許せない。
裏切り者に、復讐を。
裏切り者に、制裁を。
地獄に落とすだけでは足りない。
死より恐ろしい復讐をしなければ、気が済まない。
提督「...お前らの条件とは、なんだ」
戦艦棲姫「我ラノ指揮ヲシテクレ。貴様ハ何度カ聞イタコトノアル、優秀ナ提督ラシイカラナ」
提督「...へっ、ここでも提督をやれってか?」
戦艦棲姫「優秀ナ人材ハ、有効活用シナケレバナ」
提督「...いいだろう。お前らに俺の力を貸してやる。だから、俺にも力を貸せ」
戦艦棲姫「取引成立ダナ」ニヤリ
提督「...奴ら、絶対に許さねぇ」ブツブツ
戦艦棲姫「サテ、デハ我ラノ一員トナッテモラウガ、覚悟ハ出来テルナ?」
提督「何をするんだ?」
戦艦棲姫「ナァニ、チョットシタ『注射』ダ」
提督「ふん、とっととやれ」
戦艦棲姫「フフ」プスッ
提督「...!?」
な、なんだ!?この感覚は!?
上下左右がひっきりなしに反転し続けている。
色覚も何もかも、反転を繰り返している。
体の奥が苦しいのに、力が湧いてくるようだ。
血管を何かが駆け巡る。焼けるように冷たい。凍えるように熱い。何もかもが逆に...
戦艦棲姫「フフ、安心シろ。直ニ楽にナる」
戦艦棲姫の声が、重複した声から普通の声に聞こえてきた...
戦艦棲姫「...ようこそ深海へ。我らは貴様を歓迎する」
戦艦棲姫の声が明瞭に聞こえたと同時に、俺はまた意識を失った。
大和「こ、これを...私にですか?」
提督「ああ。嫌なら受け取る必要は...」
大和「そ、そんなことございません!是非とも、受け取らせて下さい!」
提督「そ、そうか...わかった」
大和「...私は、朝潮ちゃんに渡すと思ってましたから、その...」
提督「...話し合ったんだ。それで、君に渡すと決めた」
大和「う、嬉しいです...」
***
提督「うぅ...」
「あ、起きた」
提督「...お前は...?」
タ級「私は人間どもから戦艦タ級って呼ばれてる。まあ名乗る名前も無かったし、そのまま呼ばれっぱなし」
提督「...そうか」
戦艦棲姫「起きたか」ガチャ
提督「あ、お前...」
戦艦棲姫「ふふ、存外馴染むのが早いな。良質な依り代だったようだな」
提督「...俺に打ったあれはなんだ?」
戦艦棲姫「あれか?我ら深海棲艦の血液だ」
提督「...血液だけか?」
戦艦棲姫「ただの血液ではない。かつて貴様らの恐れていた姫、鬼たちの血液だ。深海因子の含有量も桁違いだった」
提督「深海因子...」
戦艦棲姫「深海因子は怨念で増殖すると言われている。姫と鬼たちでさえ、その血の狂気に呑まれる時があるというのに、人間であるお前が未だに正気を保てるとは思わなんだ」
提督「...?」
戦艦棲姫「要は、貴様を試したのだ。口だけのホラ吹きとなるか、本物の復讐者となるか。どうやら貴様は血に打ち勝ったようだがな」ククク
提督「あれは...お前たちの狂気だったのか」
戦艦棲姫「ふふ、合格だ。改めて歓迎しよう。『提督』よ」
タ級「よろしく~」
***
提督「そうだ、朝潮は!?」
タ級「ああ、あのおチビちゃんならもう峠を越えたよ」
提督「よ、よかった...いや、よくねぇ...」
タ級「あーそうそう、一つ言わなきゃ...」
提督「誰が撃ったかはわからないが、きっと大和に決まってる...朝潮にも構わず撃ちやがって...」ブツブツ
タ級「おーい、聞いてる?」
提督「許せねぇ...許せねぇ...!」ゴゴゴ
タ級「あーこりゃダメだな。聞いてない」
提督『許さねぇぇぇぇぇ!!!!!!』ビリビリ
タ級「!」
同時刻、本拠地集会場...
戦艦棲姫「...というわけで、新たな...ん?」ビリビリ
空母棲姫(空気が震えた...)ビリビリ
ル級改「戦艦棲姫様、この声はもしや例の...?」
戦艦棲姫「...ふふ、どうやらそのようだ」
重巡棲姫「ダイソーン、随分活きのいいやつ拾ってきたねぇ」
戦艦棲姫「その名で呼ぶな」
深海海月姫「...良い怨嗟。まるで全てを灼き尽くすかのよう」
空母棲姫「なるほど、我らの血に打ち勝ったのは嘘じゃないようね」
戦艦棲姫「半端者だったら即死する濃度にしたからな」
ヲ級改「期待できそうです」
ネ級f「あれなら、私たちが従うに相応しいですね」
戦艦棲姫「ここにいない者たちにも伝えねばな。新たな『提督』が舞い降りた、とな」
***
提督「はぁ、はぁ」
タ級「いきなりデカい声出さないでよ」
提督「あぁ!?」
タ級「怒りたいのはわかるけどさ、とにかくおチビちゃんの事言うから落ち着きなって」
提督「ちっ...」
タ級「舌打ちどうも。おチビちゃんはあんたよりもかなーりヤバい状態だったんよ。ここまではOK?」
提督「...で?」
タ級「そのままだと死んじゃうから、もう私らみたいになるしか生かす方法は無かったんよ。だから、おチビちゃんにも深海因子を取り込ませたワケ」
提督「何ぃ!?」ガシッ
タ級「まあそう焦らず、最後まで聞きなって。深海因子にも色々あるんだよ。あんたが打ち込まれたのは姫とか鬼の超危険なやつ。あれはとびきりの狂気の代わりに姫や鬼に並ぶ力が与えられるんだ。流石に人間に深海棲艦の膂力は与えられないけど」
タ級「おチビちゃんに打ち込んだのは私らみたいなごく普通?の奴らの深海因子。もちろん血の狂気はあるけど、馴染みやすくて深海化も簡単なのさ。深海化したお陰でこっちの薬も遠慮なく使えて、死なずに済みました、めでたしってこと」
提督「そんなこと、勝手にやっていい訳あるか!」グググ
タ級「じゃあどうしろっての?あの子見殺しにすりゃよかったの?」
提督「それは...!それは...」
タ級「そうそう、一旦力抜いて、深呼吸。ほら」
提督「...それで、朝潮は深海化したんだな?」
タ級「そ。まあイ級みたいにはなってないから安心して。ちょっと色白になっただけだから」
提督「だが...」
タ級「おっと、まさかあんた、治ったなら彼女だけでも元の場所へ、なんて思ってないでしょうね?」
提督「...」
タ級「図星か。言っとくけどそれはやめときな。そもそも味方だった奴から撃たれたんだろ?そんな奴がいるとこに戻ったら、口封じで殺されるよ?ましてや深海化してんなら、捕獲されて実験台にされるでしょ」
提督「...畜生」
タ級「自分が不甲斐ないって思ってんなら、これからの復讐で返せばいいじゃん。もう過ぎた事なんだし、今に集中したら?」
提督「...深海棲艦でもまともな事を言えるんだな」
タ級「褒め言葉として受け取っとくよ」ニシシ
提督「朝潮...」
朝潮「お呼びですか?司令官」ガチャ
提督「あ、朝潮!」
タ級「おーこりゃ驚きだわ。もう歩けるまで回復したんだ」
提督「...ちよっと待て。歩けるまで...だと?」
タ級「おチビちゃん見っけた時は足が無かったんだよね。あんたは骨が折れまくってた」
提督「...この足は?」
タ級「生えたね」
提督「生えた」
タ級「生えた」
朝潮「...事情は担当していた深海棲艦から聞きました。私と司令官はもう深海棲艦の一員なんですね」
提督「...ああ」
朝潮「司令官、一つ言っておきます。私はあの忌まわしい所に戻るつもりはありません」
提督「...」
朝潮「大和さ...いえ、大和の謀反は私も許せません。私だけならともかく、司令官を殺そうとした罪は万死に値します」
朝潮「ですから、復讐をなさるなら私も加勢します。それに、私は司令官との約束もありますから」
タ級「くぅー!泣かせるねぇ。こりゃ忠犬だね」
朝潮「次に忠犬と言ったら、その額に穴が開きますよ」ユラッ
タ級「おー怖い怖い」ヘラヘラ
提督「...もう、後戻りは出来ない。いいな?」
朝潮「覚悟の上です。むしろ、楽しみにしている節もあります」
提督「...上等だ」
タ級「んじゃ、戦艦棲姫さんに伝えてくるねー」スタスタ
同刻、鎮守府では...
大和「いやーいい椅子!やっぱ玉座は人間には勿体ないですわ!」
神通「遠征に行ってましたから、少し残念です」
鳥海「起こしてくれれば行ったんですけど...」
大和「ごめんねー。撮影しとけばよかったなぁ。あ、そういえば他のみんなは?」
鳥海「酔い潰れてますよ」
大和「まあお祭り騒ぎしちゃったし、無理ないわね。そうそう、陽炎型以外駆逐の子たちは平気よね?」
神通「まだ気付いていないです。大和さんがあくまで『悲劇のヒロイン』であると信じてる様子ですね」
大和「オーケーオーケー。大本営のバカ共も信じちゃってるし、私女優になれるんじゃないかしら?」
鳥海「私たちなら容姿だけで行けますからね」
大和「映画界の未来は明るいわね!あっはっは!」
朝潮型の寝室...
大潮「...んゆ?司令官」ムクッ
荒潮「...どうしたの?」
大潮「司令官の声が聞こえたような気がして...」
満潮「...司令官は行方不明だって言われでしょ」
大潮「んん...」
満潮「大和さんが言ってたでしょ。私たちが遠征に行ってる間に、深海棲艦が攻めてきたって」
荒潮「あまりの大軍だから司令官が囮になって、それっきりって言ってたわねぇ。朝潮姉は皆の静止を振り切って司令官と一緒に行ったままだけど...」
大潮「...でも、さっき聞こえたのは絶対司令官ですよ」
満潮「寝惚けてるだけでしょ。とっとと寝なさい」
大潮「んん...」
満潮(朝潮...司令官...)
荒潮(んー、何か嫌な予感がするわねぇ...)
深海拠点
戦艦棲姫「よし、二人とも目を覚ましたな。皆、聞こえているか」
戦艦棲姫「こいつはかつて鎮守府で提督を担っていた男だ。我らはこいつに煮え湯を飲まされた事が何度もあるが、今はこちら側だ」
深海棲艦たち『...』ギロッ
戦艦棲姫「今のこいつにとって艦娘は敵である。故に、我らに勝利をもたらすだろう。同胞たちよ、我らは今一度立ち上がるのだ」
提督「...ふん」
朝潮「...」
***
提督「深海棲艦なんか、もっと居るものだと思っていた」
戦艦棲姫「ここ最近は同胞が現れる事すら珍しい。主に貴様のせいだがな」
提督「そういえば、俺の事を知ってるような口ぶりだったな」
戦艦棲姫「当たり前だ。私は何度か貴様の艦隊と対峙している。我らの支配域を幾度となく奪った挙句、精鋭部隊ですら返り討ちにしているからな」
提督「ふん、謝らないでおく」
戦艦棲姫「結構。貴様に求めるのはその類稀な指揮能力だ。それを示せば皆も文句は言うまい。さぁ、ここだ」ガチャ
提督「ここは?」
戦艦棲姫「集会場だ。小娘、気圧されるなよ?」ククク
朝潮「深海棲艦は面白い冗談も言えるのですね。見直しました」
空母棲姫「...ふむ、お前が例の提督か。私は空母棲姫だ。お前の力、よく知っているぞ」
重巡棲姫「あたしは重巡棲姫。あんたの力、期待してるよ」
深海海月姫「...ビキニ環礁以来ね。深海海月姫です」
提督「...これだけか?」
戦艦棲姫「他はもうすぐ戻る。後で顔を合わせておけ」
提督「へい」
朝潮「かつて戦った事のある顔ぶれですね」
提督「ああ。どいつもこいつも手こずらせてもらったな」
空母棲姫「貴様らに婆呼ばわりされるのは心外だったぞ」
重巡棲姫「断末魔をネタにされてんのは腹立ったなぁ?」
深海海月姫「...?」
戦艦棲姫「まあ待てお前たち。提督よ、復讐相手はどのぐらいいるんだ?」
提督「...俺の鎮守府の艦娘だ。数はバカみてぇに多いが、少なくともあの夜、あの場に居た奴らだけは必ず報復する」
戦艦棲姫「名前を言え。おい、リストを作成してくれ」
ル級改「はっ」ペラッ
提督「...大和、赤城、加賀、摩耶、川内、陽炎、不知火、黒潮。こいつらは実行犯だ」
ル級改「...」カキカキ
提督「もし姉妹艦も関与していたら、容赦なく手を下す。情など一切掛けない」
ル級改「戦艦棲姫様」カキカキ
戦艦棲姫「よろしい。貴様の鎮守府はどこだ」
提督「地図が無けりゃわからねぇよ」
戦艦棲姫「おっと失礼。ル級」
ル級改「はい、ここに」
提督「よし。まずここはどこなんだ」
戦艦棲姫「ここだ」スッ
提督「...東シナ海だと!?俺の鎮守府は関東だぞ!?」
戦艦棲姫「偵察に向かわせたイ級がお前らを拾ったんだ」
提督「あの一体しか出てこない奴が...そうか」
朝潮「複雑な気持ちです」
戦艦棲姫「それで、お前たちの鎮守府はどこだ?」
提督「ここだ」スッ
戦艦棲姫「...ふふ、改めて長旅をしてきたな」
提督「ああ。片道だがな...ん?何の音だ?」ピピピッ
ル級改「戦艦棲姫様、駆逐棲姫様から救援要請です」
戦艦棲姫「場所はどこだ」
ル級改「南西諸島方面です。現在敵主力部隊と交戦中」
戦艦棲姫「...クックック、早速出番じゃないか?」
提督「...ああ」
戦艦棲姫「皆、部下を回すよう...」
提督「部隊構成はわかるか」
ル級改「...敵旗艦神通、随伴艦川内、那珂、赤城、加賀、親潮」
提督「...!」ゾワッ
ル級改(ん?今こいつの目が青く...?)
提督「面白ぇ。叩き潰してやる」
戦艦棲姫「こちらは誰を向かわせればいい?」
***
駆逐棲姫(くっ、まだなの!?)
タ級f『駆逐棲姫様、このままでは...』
駆逐棲姫『わかってる。このままやらせはしない!』
親潮「楽勝ですね」
加賀「この戦闘が終われば、大和さんが提督となっても文句は言われなくなる」
赤城「乗っ取り計画も大分進んで、やっと大手を振って歩けますね」
神通「それにしても、温い相手です 」
那珂「神通ちゃん張り切り過ぎ~☆」
川内「こりゃ夜戦まで行かないかなぁ」
『スキあり』
神通「!?」ドゴ-ン
イ級f『うわ、ほんとに精鋭部隊じゃん』
ロ級f『新しい提督さん、これほんとに勝てるの?』
提督[安心しろ。俺の指示通りに動けばいい]
ハ級f『ま、私ら沈んでも大丈夫だから、気楽にいきます』
提督[よし、ワ級たち、駆逐棲姫たちを守れ]
ワ級f『了解』
神通「...何でしょうか、こいつら」
赤城「増援にしては雑魚ですね」
川内「でも奥のワ級はちょいと厄介だね」
加賀「何にせよ、全て沈めればいいだけです」
提督[赤城はお前たちを狙って攻撃してくる。加賀はお前たちが逃げる方向を予測して攻撃してくる。だが順番さえ分かれば交互に避けられる]
イ級f『おぉー』ヒョイ
ロ級f『すげぇ!いつもはすぐ沈むのに全く当たらねぇ!』ヒョイ
ハ級f『流石は敵の司令官だっただけありますね』
赤城「なっ!?」
加賀「避けた?バカな...」
提督[リロード中は蛇行しながら回避しようとするクセがある。避ける方向を予測してこっそり魚雷を打て]
イ級f『まずは私から!』バシュッ
赤城「!?」ドゴ-ン
加賀「赤城さん!?」
赤城「バカな...いつの間に!」大破
イ級f『す、凄い!』
ロ級f『神通たちが来るぞ!』
提督[回り込め!]
神通「よくも赤城さんを!」
那珂「雑魚のくせにー!」
川内「親潮ちゃん、赤城さんの護衛を!」
親潮「了解!」
提督[川内型はどいつも強敵だが、ちゃんと弱点がある。実は奴らは肉迫されると弱いんだ。だから、攻撃される直前に思い切って前進し、零距離射撃をお見舞いしてやれ]
ロ級f『はは、マジか...』
ハ級f『それじゃ、やってみます...そらっ!』ド-ン!
川内「!?」大破
ハ級f『おお、上手くいったようです』
神通「川内姉さん!?」
那珂「駆逐艦如きが何故!?」
ハ級f『なるほど、タイミングは掴みました。また行けそうです』
提督[よし、ワ級たち。さり気なく加賀を撃て]
ワ級f『了解』ド-ン!
加賀「ちっ、いきなり何を...」
親潮「小賢しい!」
提督[回り込んだら魚雷を撃て]
ロ級f『全部くれてやるぜ!』ドドドド
加賀「なっ!?」ドゴ-ン!
親潮「え!?きゃあ!」ド-ン!
ロ級f『やったぜ!全部命中!』
イ級f『敵部隊の損害、甚大です』
提督[よし、ワ級。捕獲できるか?]
ワ級『いけます』
提督[よし、大破してる奴を連れてこい]
赤城「加賀さん...親潮ちゃん...」
加賀「すいません赤城さん...不甲斐ないばかりです...」大破
親潮「魚雷を放棄しないと...」大破
ワ級f『いきます』ドドドド
赤城「...!?」
加賀「赤城さん、危ない!」ガブッ
親潮「え...」
ワ級f『一人捕獲』ゴクン
赤城「加賀さんが...」
親潮「食われた...」
ワ級f『残りも捕獲します』グルッ
川内「くそっ...こんなはずじゃ...」
那珂「たかが雑魚一匹なのに、なんでこんなに強いの!?」中破
神通(いつもの駆逐艦ならこんな動き出来ない...まるで全て見通してるかのよう...)中破
ワ級f『面倒なんで丸ごと捕獲します』
那珂「え、何あれ...」ゾクッ
神通「補給艦が...口を...?」ゾクッ
川内(まるで鯨みたいなでかさ...こいつ、まさか!)
川内「みんな!逃げるよ!」
ハ級f『余所見は禁物ですよ』ドン!ドン!
神通「ぐっ...!」大破
那珂「顔はやめてぇ!」大破
ワ級f『グッドタイミングです』ガブッ
戦艦棲姫「...驚いたな。かつての貴様の精鋭を、まさか駆逐艦と補給艦で壊滅させるとは」
提督「俺もここまで上手くいくとは思わなかった。だが、これで証明できたな」
戦艦棲姫「貴様の指揮能力か?」
提督「いや、それはどうでもいい。重要なのは艦娘が持つクセだ。それさえ的確に教えれば、駆逐艦だけでも撃破できる」
重巡棲姫「はぇ~すっごい」
空母棲姫「初めはバカなのかと思ったが、面白い奴だな」
提督「ただ叩き潰すだけじゃつまらん。奴らが雑魚と見下してた駆逐艦にやられてこそ、屈辱も与えられるだろ?」
深海海月姫「...ふふ、趣味の悪い人」
提督「何とでも言え。俺は今ご機嫌なんだよ。早速実行犯が三人も来たんだからな!ハッハッハッハ!!」
戦艦棲姫(私も初めは的外れな編成だと思っていたが、まさかここまでとは...)
戦艦棲姫(我らでは到底思い付かない発想だ。それに、艦娘の動きをよく見ているからこそ成しえた結果だ)
戦艦棲姫(これほどの観察眼を持つ人間はそうそういない。それを手放した艦娘は余程のバカか、あるいは...)
戦艦棲姫(いや、それよりも...どうやら我らは、とんでもない悪魔を目覚めさせ、味方に出来たらしい。愚かな艦娘共よ、感謝するぞ)ククク
親潮「んん...ここは...」
親潮「私...補給艦に呑み込まれて...あ、赤城さん、加賀さんは!?」キョロキョロ
親潮「って...拘束されてる!?何これ...」
提督「おはようございまーす」ガチャ
親潮「あ、し...司令...!?何故!?」
提督「驚いたか?まあ無理もないか」ヨイショ
親潮「あなたは...死んだはず...」
提督「ところがどっこい、生きてまーす」ニヤニヤ
親潮「...これを外して下さい」
提督「...はー、言うとは思ったけど、こんなに早いとはな。お前、今自分が置かれてる状況を理解出来てないみたいだな」ガチャガチャ
親潮「な!?」
提督「アシスタントさーん、来てくれー」パンパン
タ級「はーい」
親潮「し、深海棲艦!?」
タ級「おチビちゃんじゃなくてよかったん?」
提督「朝潮は今艤装のテストしてるから他の奴らに回す」
親潮「あ、朝潮さんも...生きてるんですか!?」
提督「こいつらのお陰でな。さーて無駄話はここまで。これから何をされるでしょう?」ガチャガチャ
親潮「ま、まさか...」
提督「復讐...といきたいところだが、幸いお前は実行犯ではないから拷問にランクダウンしましたー。残念だなぁ」
親潮「ご、拷問ですって!?私は何も...」
タ級「おー、早速反応したよ。嘘乙」ビ-ッ!
親潮「!?」
提督「すげーなその嘘発見器。取り付けなくてもわかるんか」
タ級「深海の技術は地球一ーってね」
提督「嘘を着いたからペナルティでーす。とりあえず古典的なやつからいくか」
親潮「何をするの!?離して!」ジタバタ
提督「バカが。その拘束具は深海棲艦の残骸から作られた特殊拘束具だ。それに含まれる残留思念は艦娘に対して強度が増す」
親潮「くそっ!!」ガチャガチャ
提督「んー、深海でもスマホって繋がるんだな。とりあえず爪から剥がすか」
タ級「全部でおけ?」
提督「いいぞ」
タ級「りょうかーい。じゃあ大人しくしてなー」
親潮「いやだぁ!いやぁぁぁぁぁ!!!」ジタバタ
タ級「そう暴れても無駄だって。大破した駆逐艦如きが戦艦に敵うわけないでしょ。ほら」ブチッペリッ
親潮「あああああああ!!!!」
タ級「いい声出すねぇ。さて、爪はあと19枚あるよー」
親潮「痛い!痛い!!」ジタバタ
タ級「いい加減にしろよクソガキ」ドスッ
親潮「がふっ!?げほっ!」
提督「おいおい、ペンチ腹に刺すなよ」
タ級「だいじょーぶ。刺さってはいないよ。さて続き続きっと」ペリッペリッ
親潮「いやぁぁぁぁぁ!!!!」
タ級「いやー、爪って案外剥がすのムズいんだね」ケラケラ
提督「途中から剥がすの上手くなってんじゃん」
タ級「そう?どれも血だらけでわかんないよ」
提督「まあいいや。さて親潮。これからも嘘を着くとペナルティを課す。お前の知ってること、全て教えろ」ギロッ
親潮「...」ビクッビクッ
提督「あー、爪剥がしただけで気絶かよ。タ級」ヤレヤレ
タ級「はいはーい」スッ
親潮「ぎゃっ!?」バチン!
タ級「はい起きましたー。電流で起こされんの初めてでしょ」
親潮「ひっ...」
提督「さて、もう一度問う。お前の知ってること、全て教えろ」
親潮「な、何から言えば...」
提督「そうだなぁ、この反逆に関わってる奴らの名をを全て挙げろ」
親潮「は、はい、大和さん、赤城さん、加賀さん、摩耶さん、鳥海さん、川内さん、神通さん、那珂さん...です」
提督「おっと待て、陽炎、不知火、黒潮もだろ?」
親潮「...そう...です...」ポロポロ
提督「ちなみにそいつら実行犯だから隠そうとしたって無駄だ。他には?」
親潮「...い、いません」
タ級「ダウトー」ビ-ッ
提督「はいペナルティー。どうすっかな」
親潮「ひっ...」
タ級「爪剥がしたし、指全部切るってどう?」
提督「あーいいっすねそれ面白そうですね」
親潮「ば、化け物め...」ガクガク
提督「お前らが俺を化け物にしたんだぞ?タ級、ちょっとオプション付ける」
タ級「え?」ハサミ持ち
提督「ただ切るんじゃすぐ終わっちまうだろ?『捻り切れ』。できるだけゆっくりな」ニタァ
タ級「...アハハ」ニヤニヤ
親潮(し、司令の目が青く...あれはまるで...)
タ級「ほらいくどー」ガシッ
親潮(深海棲艦...!)ゾクッ
タ級「ホラホラホラホラ」グリグリ
親潮「い、痛い!!やめて!」
タ級「やめねぇよ?」ブチブチ
親潮「あぁぁぁぁぁ!!!!」ブチブチ
タ級「ゆっくりやってたら疲れちゃった」
提督「お疲れ。さて続きだ。他のメンバーは...」
親潮「い、言います!言いますから!」
提督「ほーう?」ピクッ
親潮「な、那智さん!足柄さん!筑摩さん!千代田さん!大淀さんです!それ以外は本当に知りません!」ビクビク
提督「利根と千歳、他の駆逐艦は関わっていないのか」
親潮「あ、姉を巻き込まないために言ってません!他の駆逐艦たちは知りません!私と陽炎姉さんたちは偶然計画を聞いてしまっただけです!」
提督「ふーむ。なるほど」
親潮「け、計画については詳しくは知りません!ただ、司令から鎮守府を乗っ取るとだけ聞いただけです!」
タ級「反応無し。マジっぽいね」
提督「よしよし、いい子だね~」ナデナデ
親潮「ヒッ」ビクッ
提督「よし、もうお前は用済みだ。タ級、こいつ達磨にして蛇責めにでもしておいて」
タ級「蛇責め?何それ」
提督「大昔に他国の暴君が考えた刑のこと。後はスマホ見て」
タ級「どれどれ...あー、なるほどね。用意してくるね」スタスタ
親潮「そ、そんな!助けてくれるんじゃないんですか!?」
提督「...はぁ、親潮。お前は何事も真面目に取り組んで非常に優秀だと思っていたが、自分が危うい状況に陥ると、脳みそがお花畑になるみたいだな」
親潮「え...」
提督「何で俺を裏切った奴らを助けなくちゃならない?何で情報を言えば助かると思ってるんだ?つくづく呆れるわ」
親潮「お、親潮は...」
提督「ちなみにもし助けたとしても、こっから出すわけにはいかないし、万が一鎮守府に返しても、お前は仲間の情報を売った裏切り者だ。何をされるかはお前もわかるだろ?」
親潮「い、いや...」ポロポロ
提督「自分だけ助かると思ったら大間違いだぞ?反逆に巻き込まれた自分を恨め」
親潮「ごめんなさい...ごめんなさい...」
提督「今更謝っても遅せぇよ。仕上げにかかるか」ゴソゴソ
タ級「持ってきたよー」ドスン
提督「どれどれ...うはは、お前これ毒無しの蛇だろ」
タ級「だって毒ありだったらすぐ終わっちゃうじゃん?」
提督「パーフェクトだタ級!そんじゃ、達磨にしてやれ」
タ級「ん。猿轡と目隠しは提督が付けたん?」
提督「それぐらいならやるわ」
タ級「お疲れさん。そんじゃ、覚悟しなよー」メリメリッブチッ
親潮「んーーーー!!!!」
タ級「切ったやつどうする?」
提督「そうだなぁ、一緒に壺にいれとこう」
タ級「ほいほい。よいしょっと」ブチッブチッブチッ
親潮「...」ビクン
提督「失神したら即効強心剤」ブスッ
親潮「ぎっ!?」ビクン!
提督「失神しながら死ねると思うな。恐怖と絶望を味わいながら死ね」
タ級「マッパにしてー、切ったのいれてー、メスガキぽいっと」ボトッ
親潮「んー!!んーーー!!」
タ級「おー、蛇たち驚いて動きまくってる」
提督「実行犯じゃないから死なせてやる。死ねるだけありがたいと思え」
タ級「蓋してー、縛ってー、終わり!」
提督「フハハハ!さーて戻るか」スタスタ
タ級「おやすみー」バタン
親潮(いや!いや!蛇がまとわりついてくる!)
親潮(どうして私がこんな目に...こんな...)
親潮(...もうダメなんですね...司令の言った通り、関わった私がいけないんですね...)
親潮(司令...ごめんなさい...)
親潮(私は...ただ巻き込まれただけ...でも、抜ける勇気がありませんでした...)
親潮(あぁ...蛇が体の中に入ろうとしてる...)
親潮(いや...死にたくない...いや...)
提督「声が聞こえなくなったな」
タ級「本当に殺してよかったん?」
提督「実行犯は、厳密には殺さないからな」
タ級「...ははーん。じゃああの子は死んでよかったってこと?」
提督「...ちっ、情など掛けないと言った筈なんだが、俺もまだ甘いな」
タ級「まぁいいんじゃない?じゃ、次頑張ってねー。あたしは疲れたから寝る」バイバイ
提督「ああ。お疲れ」
朝潮「司令官、お疲れ様でした」
提督「朝潮か」
朝潮「今から復讐に?」
提督「...ああ。お前も来い。復讐は始まったばかりだ」
赤城「...加賀さん、起きてますか」
加賀「起きてます。この拘束具、異様に頑丈ですね...」グググ
赤城「どうやら私たちは深海棲艦に拉致されたみたいですね。どうやってここから脱出しましょうか...」
提督「脱出?何を馬鹿げた事を言ってるんだ?」ガチャ
朝潮「おはようございます」
赤城「提督...!?」
加賀「...そう、全て合点がいったわ」
提督「ほー、青いほうは冷静だなぁ。赤いほうも見習ったほうがいいぞ」ヨイショ
赤城「...ふん、死んだと思ったら深海棲艦に寝返ったようですね。国賊め」
提督「あー?てめぇらに裏切られるまでは英雄と呼ばれても過言じゃなかったぞ?」
加賀「お前は机でのんびりしてただけでしょう。私たちの力があってこその評価です」
提督「...朝潮、どう思う?」
朝潮「司令官を逆上させようとしているだけです」
提督「俺もそう思う」
赤城「で?何かなさるつもりで?」
提督「ああ。今から楽しい時間が始まる。朝潮、いいか?」
朝潮「用意は出来てます」ゴトン
加賀「何ですかそれは」
提督「まあお前ら、それなりに腹減ってんじゃないすか?」
赤城「...」
加賀「...」
提督「ここにぃ、美味い食材の入った壺があるらしいっすよ」
朝潮「大食艦である二人も満足するかと」
提督「残さず食ってくれよな~」スッ
赤城「そ、それは...」
加賀「誰の...腕ですか」
提督「あ、そうだ。お前ら食えば何の食材だったかわかるって言ってたな」
朝潮「ああ、食通だから何でもわかるとかほざいてましたね」
提督「俺が説明するより食ったほうが早いだろ。ほら、口開けな」
加賀「近寄らないでください!」
赤城「や、やめなさい!こんな事してタダで済むと思って...」ジタバタ
提督「済むと思ってるに決まってんだろ」グイッ
赤城「モガッ!?」
加賀「赤城さ...んむ!?」
朝潮「ほら、新鮮な生肉ですよ」グググ
提督「お前にはよく飯をせびられたなぁ。その度俺は食事を抜いて、腹ペコのまま書類を片付けてたなぁ」
朝潮「一航戦ともあろうものが司令官に乞食ですか。大層な誇りをお持ちですね」
赤城「あ...あが...」モゴモゴ
提督「ちゃんと噛んで食えよ」ゴスッ
赤城「んぐ!?」ブチッ
提督「ほら、顎動かして、ちゃんと味わえよ」グリグリ
赤城(な、なんて力!人間がこんな力を...)ガブッガブッ
朝潮「美味しいでしょう?つい先程出来上がったんですよ」グリグリ
加賀「んぐ...おぇぇ!!」ゲロゲロ
朝潮「おっと、吐いてしまいましたか。これは罰を与えないとですね」
提督「しょうがねぇな~。加賀が吐いたんなら赤城が責任取んないとな」
加賀「!?」
赤城「もがっ!?」
提督「赤城はいつも言ってたよなぁ?加賀が何かやらかした時は責任を負うって。加賀も同じような事言ってたよなぁ?」
加賀「っ...」
提督「そうさなぁ、単品じゃ美味くないんだろうなぁ...じゃあ、赤城の一部をトッピングとしようか」
朝潮「名案ですね。どこにしましょうか」
加賀「や、やめて下さい!」
赤城「そんな...」
提督「一航戦は目がいいって聞いたからなぁ。とりあえず片目をくり抜いてやるか」
赤城「え...」ゾクッ
加賀「だ、ダメ!」ジタバタ
提督「は?聞こえねぇな」グリッ
赤城「いやぁ!やめてぇぇぇ!!!」
提督「その言葉、俺は何度も言ったけど叶わなかったよ」ブチッ
赤城「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
提督「ほー、眼球って思ったより硬いな。これを腕に詰めて...よし」
朝潮「赤城の眼球添えの出来上がりです。とっとと口を開けなさい」
加賀「...」
提督「あーこりゃまたペナルティかなぁ」
加賀「た、食べます!食べますから...!」
提督「おーいい子だねお前ほんとに。ちゃんと味わえよな」スッ
加賀「っ...」ガブッモグモグ
提督「おーちゃんと噛んでんなぁ。人肉を味わってるとか正気じゃねぇなー」
朝潮「相棒の一部ですら食べるとは、私には理解しかねますね」
加賀「くっ...さぁ、食べましたよ」
提督「まだ残ってんじゃん。全部食えよ」
加賀「なっ...」
提督「さーん、にー」
加賀「も、もう、許して...」
提督「はいアウトー。もう片方の目もいっとくか」グリッ
赤城「んんー!」モゴモゴ
提督「赤城は地道に食ってんのに、加賀は欲張りだなぁ」ズブズブ
加賀「...」ポロポロ
提督「朝潮ー、赤城失神しかけてるから強心剤よろしく」ブチッ
朝潮「了解です」プスッ
赤城「ぎぃっ!?」ビクン
提督「あーあー、加賀がわがままなせいで赤城は目が見えなくなっちゃったー」
加賀「...」ポロポロ
提督「あと手だけだったのになぁ。さ、食えよ」
加賀「...」ガブッ
提督「おー怖ぇなー、がっつくのかよ」
朝潮「食人鬼ですね」
提督「よーし、どちらも食べきったところでクイズです。これは何の食材でしょうか?」
赤城「...」
加賀「...」
提督「あらー、まだわかんないかぁ。それじゃあもっかい食ってもらおうかー」
赤城「ま、まさか...」ゾクッ
加賀「くっ...」
提督「腕はあまり肉付きが良くなかったから分かりにくかったかな?それじゃあ脚ならいけんだろー」
朝潮「これでダメなら食通の名が泣きますね」
赤城「うぅ...」ポロポロ
加賀「もうやめて...」ポロポロ
提督「つべこべ言わねぇでとっとと食え。トッピング追加されてぇか?」
加賀「っ...」ガツガツ
提督「あらら、加賀さんったら人肉にハマったみたい。心底気持ち悪い」
朝潮「どういう神経してるんでしょうねぇ」
赤城「も、もういや...食べられない...」
提督「あら?赤城さんったら話聞いてなかったわけ?こりゃペナルティだなぁ」
加賀「赤城さん...!」
赤城「ごめんなさい...先に逝きます...」ガリッ
提督「おーっとそうはさせるか」ガシッ
赤城「んぐっ!?」
提督「舌噛み切って死のうなんて甘っちょろい事すんなよ。まだ楽しい食べ物クイズしてんだからよ」
赤城「んぐぐ...」ギリギリ
提督「途中退店は認められておりませんってな。朝潮、加賀の片目と前歯を抜き取っちまえ 」
朝潮「その程度でいいんですか?」
提督「どっちも両目潰しちゃ正解言っても信じないだろ?だから歯で妥協した」
朝潮「それもそうですね。まあ、わがまま言って両目くり抜かせた加賀が悪いんですけど」ペンチ持ち
加賀「あ、朝潮!やめなさい!」
朝潮「気安く私の名を呼ぶな、売女」グリッブチッ
加賀「いっ...!!!?」
朝潮「腹が立ったので一発ぶちこんどきましょうか」ゴッ
加賀「ああああぁぁ!!」
提督「あー、こりゃ奥歯取れたな。まあいいか。前歯よこして。赤城に食わせるから」
赤城「いやぁ!いやぁぁぁぁぁ!!」
提督「んなこと言っちゃうとまた加賀がペナルティ喰らうぞー?」
赤城「か、加賀なんかどうでもいい!助けて!私を助けてぇぇぇ!!!」
加賀「!?」
赤城「お、お願いします!私だけでいいから助けて下さい!お願いします!!!」
提督「...フハハ、こりゃ見物だ。あの赤城が、加賀を売ったぞ。傑作だな!」
朝潮「もう誇りもクソもありませんね」
加賀「そんな...赤城さん...」
提督「残念だったねぇ加賀さんよぉ。赤城はお前の事はどうでも良くなったみたいだ」
加賀「嘘...こんなの夢...」
提督「これは現実だ。どうだ?裏切られた気分は?最高に最悪だろう?俺の味わった苦しみはこんな程度じゃねぇよ」
加賀「...」
提督「赤城さんよぉ、まだお肉残ってるけど、加賀に全部くれてやっていいわけ?」
赤城「い、いいです...」ガタガタ
提督「あらら、こりゃ友情も絆もぜーんぶ捨てたわけだ。恥ずかしいと思わないのかよ」
赤城「た、助かりたいです...」ガタガタ
提督「...はー」
提督「助けるわけねぇだろ、ゴミ」グッ
赤城「んぐっ!?」
提督「前歯を奥歯に置いてーガッチリ固定してー」グググ
朝潮「思いっきり噛んでもらいましょう」ゴツン!
赤城「んがっ...あぁぁぁ!!」
提督「クッソウケる。助けるわけねぇのに、裏切った奴に助けを求めてやんの」ゲラゲラ
赤城「うぁぁぁ...」
提督「バカ丸出しな赤城は置いといて、そろそろクイズに答えてもらうか。さて加賀。正解したらお前だけ助けてやるよ」
赤城「ぅえ!?」
加賀「...本当ですね」
提督「あらあら、やる気満々だな。まあ、正解できたらな」
加賀(手と脚のサイズからして、小さな子のもの...)
加賀(血の気が引いてて少し白んでいたけど、つい先程出来たと言ったという事は、生きていた子のもの)
加賀(つまり、可能性としては私たちの艦隊の子か、それ以外の捕虜。しかし、この男は他の捕虜を私たちに食わせるとは思えない)
加賀(そうなると、裏切りに関わった私たちの誰かとなる。川内さんたちほど大きくないから...まさか...)
加賀「...お、親潮さん...じゃないですか?」
赤城「...!?」
提督「正解ー!」パチパチ
朝潮「これこそ食通ですね」パチパチ
赤城「...」
提督「では、本人に登場してもらいましょう。朝潮」
朝潮「よいしょっと」ズズッ
加賀「...ひ、ひどい...」
赤城(まさか...本当なの!?)
提督『ひどいよ赤城さん、加賀さん。私を食べるなんて』裏声
朝潮「ぷっ...」クスクス
提督『私、赤城さんたちに見つかったお陰で、殺されちゃいましたよ?絶対に許しませんから』(裏声)
朝潮「し、司令官、それ以上は我慢出来ませんので...」フフッ
提督『謝るまで、私は二人を見ていますので』(裏声)
朝潮「あ、置いときますね」
加賀「この悪魔!こんな残虐な事を...!」
提督「悪魔だぁ?てめぇらに言われたかねぇわ。お前らのために、全てを投げ打って提督を務めてきた俺を裏切っておいて、よくもそんな口が聞けるな」
加賀「親潮さんを...返せ!」
提督「返しただろ。尤も、今はお前らの胃袋の中だがな。いやー怖い怖い」
加賀「っ...」ポロポロ
赤城「...」
提督「さて、ある程度満足したし、次の『食材』が来たらまた来るわ」スタスタ
加賀「ま、待ちなさい!私を助けると言ったでしょう!?」
提督「...こいつら、やっぱバカだな」
朝潮「全くです」
提督「俺を裏切った奴の約束なんか守る道理はねぇし、ましてや相棒を売るクズは助ける価値などこれっぽっちも無い」
提督「人間ってのは、お前らが思ってる以上に冷酷で、残虐なんだよ。特に、裏切った奴にはな」
加賀「そ、そんな...」
提督「裏切り者同士、仲良く親潮とお話してな」ガチャ
朝潮「次の『食材』も楽しみにしてなさい」バタン
提督「自害しようとしても無駄だ。俺はいつでもお前らを見ているからな」バタン
赤城「...」
加賀「...」
提督「...フフフ、フハハハハ!ざまぁみやがれ!!」
朝潮「司令官、あのまま生かしておいてよかったのですか?」
提督「大丈夫だろ。自害とか、何かしら自分勝手な行動をしようとしたらペナルティが課されるって見せてんだから、どちらも迂闊に動けねぇだろうよ」
朝潮「疑心暗鬼に苛まれ続けるという事ですか。流石ですね」
提督「それに加えて、死体がずっと自分を見てると来た。発狂したら精神安定剤でもぶち込んで放置しとこう。また発狂したら、その繰り返しだな」
朝潮「あくまで殺さず、永遠に苦しませるのですね」
提督「おうよ。まだまだこれからよ」
戦艦棲姫「ふふふ、早速捕獲した艦隊の半分に手を付けたか」
提督「なんだ?俺の獲物だぞ?」
戦艦棲姫「別に取ろうとは思っていない。貴様の働きぶりはモニターで全て見ていたぞ。我らの血に勝ったのも納得のいく狂気を持っているな」
提督「そりゃどうも。そんで?なんか用か」
戦艦棲姫「貴様の『後釜』は随分『優秀』なようだな。どうやら捜索隊が出動したようだ」ククク
提督「...編成はわかるか」
戦艦棲姫「斥候によると、朝潮型3隻、千歳型軽空母2隻、高雄型1隻だ」
提督「...なるほど、待ってろ。マニュアルを渡しておく」
戦艦棲姫「ほう?」
提督「俺が知り得る艦娘ごとのクセを全て載せておく。それに従えば、まず轟沈は無いだろう」カキカキ
戦艦棲姫「お優しいことだ」フン
提督「損害は仕方ないが、損失は許さん。これは絶対だ。いいな」カキカキ
戦艦棲姫「...ククク、まあいい。時間はたっぷりあるんだ。『たっぷり』とな」
提督「...無関係な奴にこの場所を知られるのはまずい。だから、裏切りに関与した奴らだけを攫ってこい。これからも捜索に来たらな」パサッ
戦艦棲姫「ふふ、了解した」ニヤ
提督「俺は残り物の片付けにいく。朝潮はどうする」
朝潮「お供します」
戦艦棲姫「ちょっと待て。行くなら一人、部下を同行させたいのだが」
提督「邪魔しなきゃ誰でもいいぞ」
戦艦棲姫「感謝しよう。それでは、楽しんでこい」スタスタ
戦艦棲姫(...恐ろしいまでに細かく書かれたマニュアルだ。ここまでクセを把握しているからこそ、我らはあいつに手こずったわけか)
戦艦棲姫(しかし、今はそれが仇となったな。その傲慢が、自滅へと向かっていると知らずにな...)
***
神通「...ここは」
川内「神通?起きたね」
神通「姉さん!?ここは!?」
川内「少なくとも、あの世じゃないみたい」
神通「...なるほど、拘束されてますね」
川内「那珂だけ居ないんだよね。どこなんだろ...」
モニター『見ろよ見ろよ』カチッ
川内「っ!?」
神通「何でしょうか...」
提督『映った?』
朝潮『はい』
提督『皆様、こんにちは。裏切り者専属復讐者の提督と申します』
川内「!?」
神通「提督...!?」
提督『今回復讐するのは那珂っ。均整の取れた身体と、皆を魅了するアイドルスマイル』
提督『まだ現状を理解出来てない那珂ちゃんは、俺の復讐に耐えることができるでしょうか』
川内「復讐だって?」
神通「ま、まさかそんな...」
那珂『て、提督!復讐だなんて、嘘だよね!?那珂ちゃん何もしてないよ!』
提督『でも計画については知ってたんだよなぁ?』
那珂『し、知らな...』
朝潮『アウトです』ビ-ッ
那珂『ひっ!?』
提督『嘘つきはお仕置きだどぉ!新入りのル級、このノコギリで指先切っちまえ』
ル級(新人)『は、はい...でもこのノコギリ、錆び付いて切りにくそうですけど...』ビクビク
提督『大丈夫だって安心しろよー。いつかは切れるからヘーキヘーキ』
那珂『や、やだ!やめて!話すから!』
提督『ほー?』
那珂『な、那珂ちゃんは計画について知ってました!提督が深海棲艦との戦争を終わらせる直前で鎮守府を乗っ取るって計画でした』
川内「な、那珂...」
神通「まずいですね...」
那珂『や、大和さんに計画を聞いた川内ちゃんから誘われました!川内ちゃんは提督を行方不明にさせる計画グループで、那珂ちゃんと神通ちゃんは計画を知らない子たちに、大和さんが悲劇のヒロインとなるよう教えこみました!』
提督『...ほう』
那珂『だ、だから鎮守府のみんなは大和さんが提督の遺志を次いでると思ってます!』
提督『...ほーう???』ビキビキ
那珂『な、那珂ちゃんの知ってることはこれだけです!だから助けて!』
提督『...ふむ、確かにお前は俺の要求に応えた』
那珂『て、ていとく...』
提督『だが俺は話せば助けるなんて一言も言ってない。やれ』
ル級『は、はい...』ギコギコ
那珂『いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいいいい!!!』
ル級『ひぅっ!?』ビクッ
提督『アイドルの癖に悲鳴だけは獣みてえな声出すんだなお前な』
朝潮『耳障りですね』
那珂『いだい!いだいよぉぉぉぉぉぉぉ!!!』
提督『るっせーなー。もうちっと品のある声を...』
川内「くっ...!」
神通「なんて酷い...」
提督『あー、酷いと思ったら大間違いだぞ神通。これは因果応報ってやつだぞ?』
神通「なっ、聞こえて...!?」
提督『おー、ル級も結構、切るの上手いじゃん』
ル級『いやそんなこと...』
那珂『いたい...あつい...』
提督『でも那珂ちゃんは確かに俺に情報をくれた、それについては評価してやろう』
那珂『は、はい...』ビクビク
提督『そうさなぁ。俺の出すチャレンジに成功したら、解放してやるよ』
那珂『ほ、本当ですか...』
提督『ま、成功できたらな。そのチャレンジの名は...[全力カラオケ熱唱!in ファラリスの雄牛]!』
ル級『よ、用意出来しました...』ゼェゼェ
提督『仕事早いっすね。んじゃ放り込むか』
朝潮『了解』ポイッ
那珂『いたっ!』ガン
提督『那珂ちゃんはどんな歌が得意?』
那珂『こ、恋の2-4-11です...』ビクビク
提督『ふーん。じゃ、始め』バタン
那珂『え!?え!?』
提督『そんじゃ、ミュージックスタート』カチッ
ル級『か、火力はどうしますか?』ビクビク
朝潮『最大で』
那珂「き、気づいてるわ みんなが私を...」
那珂「は、ハートの視線で 見つめてるの
あ、ぁ、アイドルだから 慣れっこだけど
アナタの瞳に気づいて ど、ドキッとしちゃった...熱っ」
那珂「他の人とは違う 『トクベツ』を感じたの
その時から私の胸は 解体されちゃい...あ、熱い!熱いよ!」ジタバタ
那珂「の、喉が焼ける!熱い!ここから出して!助けて!提督!」ガンガン!
提督『あー?何言ってんだかわかんねぇよ』
朝潮『とても那珂ちゃんとは思えない低い声ですね』
ル級『...』ガクブル
那珂「いやぁ!死にたくないい!ごめんなさい!反省してるから出してぇ!出してよぉぉぉぉぉ!!!!」ジタバタ
那珂「川内ちゃん!神通ちゃん!助けて!助けてぇぇぇ...!!!」ジュゥゥ
ファラリスの雄牛『ブォォォォォォォ!!!!』
提督『おー鳴いてるなぁ。けど自慢の歌声が聞こえねぇな?』
朝潮『チャレンジ失敗ですね。残念です』
提督『一生懸命歌ってんだろうなぁ。牛の声しか聞こえねぇけど』
ル級『あ、あの、このままでいいんですか?』
提督『いーのいーの。牛が鳴き止むまでポーカーでもしてようぜ』
朝潮『あ、鳴き止み始めました』
提督『ウッソだろお前。早くね?ままええわ』
川内「狂ってる...」
神通「那珂ちゃん...」
提督『あ、ル級。一航戦のとこに無線繋いで』
ル級『は、はい...繋ぎました』
提督『あんがと。あーあー、聞こえますかーマンイーターども』ガチャ
提督『ついさっき新しい食材が出来たから後で食わせてやるよ。前は生肉だったからけど、今回は焼肉だから更に満足してくれると思うぜ』
提督『...返事しないと、今度はどんなトッピングが...おっとうるせぇな。そうがっつくなよ食いしん坊ども。そんじゃ』ガチャ
提督『那珂ちゃん良かったねぇ。この世から、苦しみから解放されたよ?それに赤城と加賀が美味しくいただくってよ!』
提督『さて、残りはクズ2人か。今から行くぜー』
モニター『終わりやで』ブツン
川内「...」フルフル
神通「い、今からここに...?」
川内「...これは、やばいね」ブルブル
提督「お待たせー」ガチャ
朝潮「ル級さん、まだ続きますよ」
ル級「(›´ω`‹ )」ゲッソリ
提督「さぁて、てめぇらはどうしてやろうかな」ニヤニヤ
川内「く、来るな化け物!あんたなんか人間じゃない!」
提督「はいはい、お決まりの罵倒ごちそうさま。とっととやるか」
朝潮「ル級さん、始めますので休憩終わりです」
ル級「は、はい...」
提督「そうだなぁ...ここ何か装置あったっけか?」スタスタ
神通(関節が外れた!こちらに近付いている奴は油断している!)グリッ
神通(人間なら艦娘の攻撃に耐えられない。ここで仕留める!)ガチッ
神通「提督!覚悟!」ガスッ
提督「んー?」無傷
神通「な、何故!?確実に脳天を砕いたはず!?」
提督「...はぁ、褒めてやりたいところだけど、それより先に怒りが込み上げてきたな」ゴゴゴ
神通「しまっ...!」ダッ
朝潮「逃がさん」ガシッ
神通「くっ!」
提督「大人しくしてりゃ苦しまずに殺してやったかもしれねぇのに、残念だ。ル級」
ル級「は、はい」
提督「こいつの脚、吹っ飛ばしてやれ」
ル級「ふ、吹っ飛ばす...って、火砲ですか?」
提督「そうそう。練習だと思ってやってみ」
ル級「わ、わかりました...」ビクビク
神通「くそっ!離せ!」ジタバタ
朝潮「固定終了しました」ガチッ
川内「クソッ!やめろ!」
提督「ル級、気にすんな。派手にいこう」
ル級「は、はい!」ド-ン!
神通「ウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!」
提督「おー、付け根ギリギリまで吹っ飛んだか。狙うの上手いじゃん」ナデナデ
ル級「あ、ありがとうございます」ビクビク
提督「そんじゃ神通。次はこっちまで来てもらおうか」スタスタ
神通「うぐ...」
提督「ここにぃ、川内と神通の拘束具を外すスイッチを置いとこう」カチャッ
神通「くっ...どうやって行けというんですか!あなたが私の足を奪ったというのに!」
提督「地道に這っていきゃ着くだろ。鬼の神通とも呼ばれたお前が、こんな簡単なチャレンジを諦めるのか?」
神通「っ...」
提督「確か他の駆逐艦たちにも似たような事してたよなぁ?匍匐前進のみでグラウンド何周もさせてたよな?あれ何の意味があったの?」
神通「うる...さい!」ズルズル
提督「あれただのいじめじゃね?朝潮どうだった?」
朝潮「やった意味がわかりません。そもそも海上で匍匐前進などするわけないじゃないですか」
提督「ほらー、一番真面目に取り組んでた朝潮でさえ疑問に持ってんだからな?鬼軍曹の真似事でもしてたのかな?」
ル級(あれ?あのスイッチ...)
提督「そんなノロマだと川内にペナルティが出ちゃうぞー」ニヤニヤ
神通「くっ...!」ズルズル
提督「早く走れよー」ニヤニヤ
神通「必ず...殺す...」ズルズル
川内(おかしい...私たちを解放すれば復讐どころじゃ無くなるはず...)
川内(でも提督は神通の一撃をものともしなかった。だから解放したとこで状況は変わらないと思ってるのか?)
川内(...いや、違う。何か凄く嫌な予感がする...)
提督「朝潮、ル級。次の準備しといて」
朝潮「了解です」
ル級「りょ、了解」ビクビク
川内(...ん?提督のポケットから何か出てる...あれは鍵!?)
提督「...ふ」ニタァ
川内(こ、こっちに気づいてる!?やばい!これは罠だ!)
神通「つ、着きました...!」
川内「神通!」
神通「姉さん、今助けます!」カチッ
川内「押しちゃダメ!」
提督「バカが」ニタァ
神通「え...」ザクッ
川内(ぎ、ギロチン...!?)
提督「アッハッハッハ!自分から解放させるわけねーだろ!」
神通「」コロコロ
提督「おーいい顔してんじゃん。何が起こったのか理解出来てねぇって面だわ。ほら見ろよ川内」
川内「ち、近寄るな!」ジタバタ
提督「あら、神通ちゃん川内に嫌われちゃった。可哀想だなぁ...」プラプラ
川内「神通に触るな!」
提督「お前が言ってもなぁ。どう神通、俺触っちゃダメ?」
神通「」プラプラ
提督「なーんも喋んねぇな。つまんね」ポイッ
川内(く、狂ってる...)
朝潮「用意出来ました」ドサッ
ル級「(›´ω`‹ )」←神通が死ぬところ見てしまった
提督「ル級ダウン寸前だけど、ままええわ。お待たせしました、本日最後のデザート(復讐)になります」
川内(やばい!このままでは殺される!)
提督「朝潮、川内って夜戦演習のとき何してた?」
朝潮「自分で目隠しして駆逐艦6隻と対決したりしてましたね」
提督「へー、やっぱ夜戦得意なんすねぇ。駆逐艦6隻ってのが気になるけど」
朝潮「あの時は凄いと思ってましたが、今思えば夜戦慣れしてない駆逐艦をシゴいてただけだと思われます」
提督「やっぱいじめてたわけかぁ。そんでもってハンデくれてても勝てる私TUEEEEやってたわけだぁ」
川内「ち、違う!そんな事を思ってやったんじゃない!」
提督「まあそんな事はどうでもいい。面白そうだからここでやってもらおうか。目隠しどこ?」
朝潮「あー何てことでしょう、私とした事が間違えてこんなものを持ってきてしまいましたー(棒)」
提督「な、何やってんだ朝潮ー。これ目隠しじゃなくてアイスピックじゃないかー(棒)」
川内「」ゾクッ
提督「まあ目ん玉潰せば目隠しと同じ状態だから仕方ないね」
川内「く、来るな!」
提督「やだね」ブスッ
川内「ぎゃああああ!!!!」
提督「はいもう一個ー」ブスッ
川内「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!」ジタバタ
提督「ル級ー、頼んでた薬ある?」
ル級「あ...は、はい!これです」スッ
提督「ほんと何でもあるな深海本拠地」ピュッ
川内「うあ...」ビクビク
提督「あー、見せてから潰せば良かったな。失敗失敗」
川内「あが...」
提督「えー、今からお前に注射を打ちまーす。どんな効果があるかなー?はい川内」
川内「...」
提督「ま、わかんねぇか」プスッ
川内「...!?」
提督「えー、この薬はある感度を3000倍にするものです。何の感度を3000倍にしたでしょーか」
川内「...」
提督「わかんねぇならヒント」コツン
川内「いっっっっ!!!???」
提督「答えは、『痛覚』でしたー」
川内「いだい!いだい!!」
提督「暴れると拘束具に擦って痛いのが続くだけだぞー」ワハハ
朝潮「どこかの対魔忍みたいですね」
提督「朝潮ちゃん?どこで知ったのその単語」
川内「うぐ...」ボロボロ
提督「あー痛すぎて泣いちゃいましたかー。涙が伝うのすら痛いと思うのにバカですねー」
川内「殺して...」
提督「...は?」
川内「殺して...」
提督「...」
提督「なんで殺す必要があるんですか(正論)」ユラッ
川内「!」
提督「勘違いしてるだろうけど、那珂と神通は関与しただけだから、死なせてあげたんだよ。お前ら実行犯は死んで楽になれると思うな」
川内「...」
提督「もし死んだとしても、すぐにこの世に戻れるよう手配してあるからな。諦めて永遠に苦しめ。おーいル級」
ル級「ふぇ...は、はい」←やっと回復
提督「10秒経ったら撃ってみ」スッ
ル級「な、なんですかこれ。割り箸?」
提督「これね、俺がガキの頃よく作っちゃ遊んでた輪ゴム鉄砲。ここに輪ゴムかけて...引き金引けば...」パチン
川内「いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
提督「痛覚3000倍だから砲撃が当たるぐらい痛いんじゃねぇかな。まあどうでもいいけど」
ル級「...なんかいっぱいありますけど...」ゾクッ
提督「これは飛距離をアップさせた改造バージョン。これを部屋中に設置してくれ。ル級だけじゃきつそうだから朝潮も頼む」
朝潮「了解です」
提督「そして、センサーを川内に着けて、完了っと」ペタペタ
川内「いあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
提督「あ、そうだそうだ。触れるだけでもクッソ痛いんだった。わはは」
ル級(な、何か思った以上に大きくてずっしりしてる...?)
***
朝潮「着けおわりました」フゥ
ル級「せ、センサーにちゃんと反応してます」
提督「よーし、そんじゃ川内。拘束具を外そう」ガチャ
川内「...いぎっ!?」バタン
提督「あーこりゃいてぇわ。腹打ちしてやんの」ゲラゲラ
川内「んぐぐ...」ズキズキ
提督「えー、今から川内には、駆逐艦たちにやってた夜戦演習と同じ事をしてもらいます。ただし、ゴム鉄砲の発射感覚は10秒に一発。避けるの楽じゃねこれ」
朝潮「ま、避けられなかったら期待外れですね」
提督「ゴム鉄砲の照準は貼り付けたセンサーに向けるよう改造させてある。まー当たった時の痛みはさっき体験しただろうから死に物狂いで避けてね。そんじゃスタート」カチッ
川内「...?...??」
パチン
川内「いっ!?」ズキズキ
パチン
川内「いだっ!?」
提督「おいおい当たってんじゃん。だっせ」ゲラゲラ
朝潮「砲撃よりも遅いゴム鉄砲に当たるとか恥ずかしくないんですか」
ル級(あのゴム鉄砲...めちゃくちゃ速いように見えるんですが...)
提督「ちなみに、10回当たったら弾が変化するからなー。どんどん痛くなるぞー」ワハハ
川内「!?」
提督「死に物狂いで避けてねって言ったよな?せいぜい頑張るんだな。弾が無くなっても補充するから。そんじゃ、バイバイ」ガチャ
朝潮「大好きな夜ですよ。堪能してなさい」ガチャ
ル級「あ、ま、待って下さい...」バタン
川内(よ、避けようとしても、どの方向から来るのかわからない!)
川内(それに、痛みと恐怖で足が竦んで上手く避けられない!)
プスッ
川内「いぎゃああああああ!!!!!」
川内(痛い!痛い!痛い!)
川内(い、今何秒経ったの!?あと何秒で次が...)
プスッ
川内「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ズキズキ
川内(痛い...来る...次があと10秒で...)
川内(怖い...怖い...怖い...!)
川内(痛いのが来る...!嫌だ...!)
ブスッ
川内「うあああああ!!!!!」
***
朝潮「なんですかあれ」
提督「吹き矢の針。で次が釘か?」
ル級(恐ろしい...あんなの仕込んでたんですか...)ビクビク
提督「弾も恐ろしいが、大事なのは10秒という時間だ」
提督「自分を痛めつける何かが正確な時間と共に襲ってくる。そうなると、人は待つ時間に恐怖を感じる」
提督「何も見えない状態で、痛覚が3000倍になってる今、川内の恐怖心は非常に高まってるだろう」
朝潮「なるほど」
ル級(この人怖すぎ...)ビクビク
提督「発狂して死ぬか、痛みに耐えきれずショック死するかのどちらかだな。まあ死んだらあのセンサーが除細動起こすんだけど」
朝潮「それでもあの川内が当たるというのは変ですね」
提督「極度の恐怖心ってね、感覚を大きく鈍らせるんだよ。だから当たり続けると冷静もクソもなくなる」
ル級「(›´ω`‹ )」ゲッソリ
提督「川内に関しちゃこれでいいかな。ル級お疲れ」
ル級「は、はい...すいません、先上がります...」トボトボ
提督「ゆっくり休めよー」
朝潮「今のところ他の艦娘も居ませんし、私達も次に向けて休みましょう」
提督「俺は拷問方法調べてからにする。お疲れ」
朝潮「了解です。では」スタスタ
提督「ククク、何て楽しいんだ!これが復讐か!」
提督「蜜の味とはよく言ったものだ!ハッハッハッハ!!!!」
鎮守府...
大和「...赤城さんたちが行方不明になって数日か...捜索隊からの収穫は無し...どうなってるの?」
大淀「近頃、深海棲艦が活発化しているようですが」
大和「そうだとしても、第一艦隊の精鋭部隊だった彼女たちが、全員居なくなるって相当な事態よ?なのに敵艦隊の目撃情報はほぼ無し。どうなってるの?」
大淀「私にもわかりません。ただ、他の鎮守府からの報告だと、深海棲艦たちに統率力が備わり...」
満潮「し、失礼します!」バタン!
大和「あ、よく戻りましたね...って、他の皆さんは?」
満潮「...千歳さん、千代田さん、鳥海さんは、深海棲艦に捕獲されました」
大和「捕獲...?」
満潮「私と大潮、荒潮には目もくれず、その3人を攫うと海中へ逃げていきました...」
大淀「大型艦を拉致して戦力を減らしている...?」
大和「そうなると赤城さんたちの艦隊が行方不明の理由がわかったけど、親潮ちゃんまで攫う必要があったのでしょうか」
大淀「巻き込まれたという可能性は?」
大和「巻き込むなら、今回だって満潮ちゃんたちも攫うと思います。とにかく、よく戻ってきてくれましたね。今は休んでください」
満潮「は、はい、失礼します...」バタン
大和「ちっ、攫うならいくらでも換えが利く駆逐艦にしろっての。小賢しいなぁ」
大淀「ここまで高度な戦術を弄してくるということは、敵に提督のような指揮官が出来たということでしょうか」
大和「...いや、まさかね」
朝潮型の部屋
満潮「...ただいま」
大潮「おかえりなさい!報告お疲れ様!」
満潮「...うん」
荒潮「...今日のこと、あまり気にしちゃダメよぉ。突然の出来事だったんだもの」
満潮(...駆逐艦3隻と補給艦3隻。敗色などあるはずがない敵艦隊に敗北してる)
満潮(私たちの動きを全て把握しているかのような回避と、高度な連携技術...私は、心当たりがある)
満潮(まさか...)
***
深海本拠地
提督「千代田と鳥海はいい。千歳は違うだろぉ?」
ワ級f「申し訳ありません。千代田を捕獲する際に庇いに入ったので」
提督「...まあいい。やっちまったもんは仕方ない。朝潮型はちゃんと避けたよな?」
ワ級f「はい」
提督「よし、お疲れ」
朝潮「おはようございます。司令官」
提督「おはよさん...」
朝潮「何かお悩みのようですね」
提督「んー、さっき攫ってきた奴らの報告で、無関与の千歳もいるみたいで、どうしようかなってな」
朝潮「...司令官。一つ提案があります」
提督「ん?」
朝潮「千歳さんも、こちら側になってもらいましょう」
***
『お、おい!何やってんだよ!』
『ま、摩耶!どうなってるんだ!?とにかくこれを解いてくれ!』
『せ、川内!?何を言って...み、みんな!?』
『やめろ!くそっ...!お前ら...お前ら...!』
『畜生!信じてたのに...何故...!』
『許さねぇ...許さねえ...!』
千歳「...はっ!?」ガバッ
千歳「な、何なの..あの夢...」
重巡棲姫「おっはー!!!!(クソデカボイス)」
千歳「ひっ!?」
重巡棲姫「おはよ」モゴモゴ
千歳「深海棲艦!?」
重巡棲姫「まま、そう焦んないで。お菓子食う?地上のやつだよ」スッ
千歳「...いりません」
重巡棲姫「残念。美味いのに」モゴモゴ
千歳「ここは、どこなんですか」
重巡棲姫「病院。あたしらのね」
千歳「病院...」
重巡棲姫「あんたはちょっと手違いで連れてきちゃったからね」
千歳「...何が目的ですか」
重巡棲姫「何も?異常無さそうなら帰すけど」
千歳「え?」
重巡棲姫「そりゃそうでしょ。間違って連れてきちゃったのはこっちだし」
千歳「そ、そうですか...そうだ、千代田!千代田はどこですか!」
重巡棲姫「」ピタッ
千歳(雰囲気が変わった...?)
重巡棲姫「...ちょいと話は変わるけど、裏切りについてどう思う?」
千歳「...質問の意味がわかりません」
重巡棲姫「まあ今は他のこと考えずに答えて。どうよ」
千歳「...私は許される事では無いと思います。信頼を寄せていた相手なら尚更」
重巡棲姫「じゃあ、あんたの鎮守府に、あんたの提督を裏切った連中が居るとしたら?」
千歳「え...」
重巡棲姫「その裏切った連中の中で、あんたの妹が居たとしたら?」
千歳「ちょ、ちょっと待って下さい。どういう事ですか」
重巡棲姫「...やっぱり、あんたの妹は何も話さなかったわけか」
千歳「...」
重巡棲姫「少し前、一人の人間と艦娘が重傷を負っている所を保護した。あたしらは手を尽くして治療したが、長くは持たないと診断された」
重巡棲姫「そこで人間はこうなった顛末を全てあたしらに話したんだ。鎮守府の連中が裏切りを起こし、救助に来てくれた艦娘と一緒に撃ち殺されかけた、と」
千歳(...え?どういうこと...?)
重巡棲姫「あんたのとこではどう聞いてる?提督が行方不明になった理由を、何と聞いた?」
千歳「...提督は、深海棲艦の大軍に囮として向かって行った。朝潮ちゃんは皆の静止を振り切って提督と運命を共にした、と」
重巡棲姫「それは誰から聞いた?」
千歳「...千代田です」
重巡棲姫「...あたしらはね、提督の意志を汲んで、関与したグループを攫っちゃ罰を与えてんの。あんたの妹が絡んでるってのは他の奴をゲロさせて得た情報なんだけどね」
千歳「で、では、千代田は...」
重巡棲姫「罰を受けなければならない。あんたは本当に関わってないみたいだから見逃すけど」
千歳「千代田...」
重巡棲姫「つーかさ、あんたの妹は提督裏切ってんだけど、あんた何とも思わないわけ?」
千歳「それは...」
重巡棲姫「あんたが提督のことどんだけ慕ってたかは知らないけど、妹はあんたに黙って提督を亡き者にしようと企むグループにいた訳よ」
千歳「...」
重巡棲姫「複雑なのはわかるけどさ、許せないとは思わない?」
千歳「...」
重巡棲姫「あんたらの提督、めちゃくちゃ苦しそうだったなぁ。裏切られてさぞかし辛かっただろうなぁ」モゴモゴ
千歳(...何だろう、胸の奥から黒い感情が湧き上がってくる)
重巡棲姫「あ、お菓子切れちゃった」
千歳(私は提督をお慕いしていた。でも、千代田は提督を裏切った。何故そのような酷いことを...)
重巡棲姫「あ、そうそう。バラした情報の中で、裏切りグループは鎮守府を乗っ取るとか言ってたね」
千歳(...あの鎮守府は提督がいてこそのもの。誰がそんな愚かな事を...そして、それに与した千代田は...)
千歳「許せない...?」
重巡棲姫「...」ニヤ
千歳「裏切りは許せない...提督を傷付けた者は、許せない...」
千歳(それが、私の意思のような気がする)
重巡棲姫「...だってよ。提督さん」
提督「そうか。わかってくれたか」ガチャ
千歳「て、提督!?」
提督「そう、お前の知る提督だ」
千歳「さっきの話を聞いてたら、死んでしまったのかと...」ポロポロ
重巡棲姫「あたしは死んだとは一言も言ってないよ」
千歳「提督...ご無事でよかった...」
提督「ああ、深海棲艦に救われたんだ。でも、俺の心はまだ救われてない」
千歳「え...」
提督「俺は裏切った奴らを許さない。お前はどうなんだ?」ユラッ
千歳「私は...提督と同じです」
提督「ほう」
千歳「私も、裏切りが...許せないんですよ。ましてや、私たちのわがままを叶えてくれた提督を裏切るなんて...」
提督「...なら、俺に協力してくれるか?」
千歳「協力...?」
提督「俺は裏切った奴らに復讐をしたい。どうだ?」
千歳「...わかりました」
提督「その中に千代田が居てもか?」
千歳「提督を裏切るような女は妹ではありません」
提督「...ふふ、ありがとう千歳。歓迎しよう」
千歳「はい、またよろしくお願いします」
***
千代田「うーん...ダメだ、外れないわね」ガチャガチャ
千代田「千歳お姉、どこにいるの...」
朝潮「おはようございます」ガチャ
千代田「あ、朝潮ちゃん...!?」
朝潮「突然ですが、いくつか質問に答えて貰います」
千代田「ね、ねぇ!千歳お姉は!?お姉は無事なの!?」
朝潮「話を聞いてないようですね。ペナルティです」カチッ
千代田「え!?ちょ、なにこれ!」
朝潮「江戸時代に行われていたとされる石抱ですが?」
千代田「ま、待ってよ!何する気!?」
朝潮「今から出す質問に『正直に』答えなさい。嘘を付かなければ私は何もしませんよ」
千代田「...!」
朝潮「まず一つ。あなたは提督を裏切る計画に加担していましたか」
千代田「う、裏切り!?し、知らない!」
朝潮「ふん、早速嘘を付きましたか」ビ-ッ
千代田「え」
朝潮「では、石を抱いて貰いましょう」ドサッ
千代田「いっ...!」
朝潮「裏切り加担、と。次、あなたが把握している加担メンバーを言いなさい」カキカキ
千代田「っ...」
朝潮「答えないなら石を抱かせましょうか」ヨイショ
千代田「!?い、言うから!」
朝潮「時間切れです」ドサッ
千代田「いっ...!!!」
朝潮「早く答えなさい」
千代田「や、大和さん!赤城さん!加賀さん!摩耶さん!川内さん!陽炎ちゃん!不知火ちゃん!黒潮ちゃん!筑摩さん!大淀さん!神通さん!那珂さん!鳥海さん!那智さん!足柄さん!親潮ちゃん!そ、それだけ!」
朝潮「メンバーは変わらず、と。次、何故加担した?」カキカキ
千代田「や、大和さんが誘ってきたの!鎮守府から提督を追い出して、大和さんが提督代行になれば、好きに生きられるって!」
朝潮「次。何故反対しなかった?」
千代田「お、面白そうかなって思ったからです!」
朝潮「...まだあるようですが?」ピピッ
千代田「っ...ち、千歳お姉と提督が仲良くしてるのが、少しだけ気に食わなかったから、追い出せば千歳お姉と一緒に居られるし...」
朝潮(...何てくだらない理由で、司令官を...!)
朝潮「...」ドサッ
千代田「な、なんで!?嘘ついて無いでしょ!?」
朝潮「黙れ。次、お前が裏切りに加担した際の行動を言え」
千代田「...提督抹消決行後の火消しをしてました!千歳お姉と、他の子たちに、司令官が深海棲艦のせいで行方不明と言い聞かせました!」
朝潮「こいつも火消し、と。最後に、司令官がもし生きていたとしたら、謝罪する意思はあるか?」カキカキ
千代田「...あ、ありま...」
朝潮「どっちだ。早く答えろ」イライラ
千代田「...あります」
朝潮「...ふん。半分は嘘か」ピピッ
千代田「そ、そんなこと...」
提督「朝潮お疲れー」
千代田「て、提督...!?」
朝潮「司令官、予定していた尋問は終わりました。これです」スッ
提督「どれどれ...はぁ、なにこれ」ユラッ
千代田「っ!?」
提督「俺の事が気に食わなかったか。そうかそうか」
千代田「っ...な、なによ!悪い!?大事な千歳お姉にベタベタしなきゃよかったのよ!」
提督「逆切れかよたまげたなぁ...つーか俺、千歳の誘い全部断ってお前といろって言ってたんだけど」
千代田「う、嘘よ!」
提督「まあ信じようが信じまいがどっちでもええわ。今の俺は非常に怒っている。朝潮」
朝潮「はい。万死に値するかと」
提督「つーわけで、苦しんで死んでいってね」カチッ
千代田「な、なに!?」
提督「あれ?何か揺れてね?」
朝潮「地震ですかね?」
千代田「い、痛い!痛い!」ブルブル
提督「あーやっぱ地震ですねこれは」
朝潮「わー石抱されてる間に地震とは不運ですねー(棒)」
千代田「ちょ、止めて!痛い!」
提督「おっとっと、揺れで石抱用の石がー(棒)」
朝潮「体が滑ったー...ん?」ピピピッ
提督「なした?」
朝潮「千歳が脱走したようです」
提督「...ちっ、運が良かったな千代田。続きはてめぇの姉貴を見つけてからだ」ガチャ
朝潮「ま、死ぬまでの時間が増えただけだがな」バタン
千代田「...痛い」グスッ
千代田「千歳お姉...助けて...」ポロポロ
千歳「千代田...?ここ...?」ギィ
千代田「千歳お姉...!?」
千歳「千代田!?なんて事に...んん!」石どかし
千代田「うぁぁぁぁん!千歳お姉ぇぇ!!」ブワッ
千歳「よしよし、もう大丈夫。さあ逃げるわよ!」
千代田「う、うん!いたた...」ズキズキ
千歳「ほら、肩貸して」スッ
千代田「うん...」
***
千歳「さぁ!こっち!」
千代田「よく、見つからなかったね...」
千歳「そうね、運が良かったのかも!」
千代田「千歳お姉が無事でよかった...」
提督「千歳ー、どこだー」
千歳「...誰か来そう、ここに隠れるわよ!」ガチャ
千代田(ま、真っ暗...)バタン
千歳「静かに...」
千代田「う、うん...」
千代田(こ、怖い...この部屋が、怖い...)
千代田(何だろう、とても嫌な感じがする...)
千代田「ね、ねぇ千歳お姉。千代田、この部屋嫌い...」
千歳「千代田、確かに真っ暗で嫌なのはわかるけど...」
千代田「お願い...ここから出よう?」
千歳「...」
千代田「千歳お姉...?」
千歳「千代田?何故提督を裏切ったの?」ハイライトオフ
千代田「え...?」ゾクッ
千歳「私に黙って、提督を裏切ったんでしょ?」
千代田「え、え?」
千歳「ねぇ、どうして?」ユラッ
千代田(お姉の目が青い...!?それに、何故か目が離せない...)
千代田「ち、千歳お姉が提督と仲良くしてるのが嫌で...千歳お姉は私のなのに...」
千歳「...は?」
千代田「ひっ」
千歳「私が、千代田のもの?」ズッ
千代田「...」
千歳「私たちは提督のものだったでしょ?何で自分のだと思い込んでるの?」
千代田「ち、千歳お姉...」ブルブル
千歳「ここまで愚かな子だと思わなかったわ」グイッ
千代田「ちょ、千歳お姉、何するの!?」
千歳「ここに入りなさい。私の言うことが聞けないの?」ユラッ
千代田(ま、また目が離せない...)
千歳「早く入りなさい!」ドンッ
千代田「いたっ...」ガン
千歳「全く手のかかる...」
千代田(目が暗闇に慣れてきた...え??)
千代田「ち、千歳お姉!なにこれ!」
千歳「千代田。提督を裏切る愚かな妹。私にはそんな子はいらない」
千代田「こ、ここから出して...」
千歳「さよなら。私が死んでも、あの世で会わないことを願うわ」ギィィ
千代田「千歳お姉!!」
千代田「や、やめて!閉めないで!」
千代田「や、やだ!出して!やだ!」ズブッ
千代田「痛い!痛いよぉ!!」ズブズブ
千代田「ごめんなさいお姉!反省してるから!出してぇ!!」ズブズブ
千歳「だそうですよ、提督」
提督「死ぬまでそこで喚いてろ」
千代田「ひっ...」
千代田「いやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」ズブッ
***
提督「いやーお疲れ」
千歳「ありがとうございます。私の演技、どうでした?」
提督「よかったと思う。唯一の信頼どころさんの千歳に殺されたんなら悔いもないんじゃね」
朝潮「それにしてもアイアンメイデンの部屋なんてあったんですか」
提督「昨日朝潮が寝たあとに見つけた。見取り図も千歳に見せたから迷わなかったろ」
千歳「はい。この拠点って思ったよりも広くて...」
提督「いやーよかったよかった。赤城と加賀用の食材も出来たし、順調だな」
千歳「え?」
提督「ああ言ってなかったな。あいつら何でも食うんだよ。人の肉でも」
千歳「...ふふ、死体の処理役と言ったところですか」ゾクゾク
提督「おう。マジで引くわ」
朝潮「次は鳥海でしたっけ」
提督「うん」
朝潮「司令官、また提案があります」
提督「ん?仲間にしろってのは無理だぞ?」
朝潮「わかっています。復讐が済んだら、地上の実行組をおびき出す道具に転用出来ないかと思いまして」
提督「...復讐ばかりに気を取られて気付かなかった。流石だな」
朝潮「とりあえず親潮は腐敗が進んでるので急いで回収します。そして人の形に戻して海上に浮かせておきましょうか」
提督「修復できる深海棲艦に任せよう。鳥海への復讐が済んだらやるか」
千歳「私も少しばかり協力します」
提督「わかった。頼むぜ」
別室、モニター前
戦艦棲姫「...ククク、順調じゃないか」
重巡棲姫「いやー見てるこっちも狂いそうだわ」
戦艦棲姫「...千歳という奴にも深海因子を打ち込んだのか?」
重巡棲姫「うん。おチビちゃんがこっち側にしたいって言ったから打ったよ」
戦艦棲姫(なるほど、一瞬感じた気配はそれか)
重巡棲姫「それで、少しわかったことがある」
戦艦棲姫「何だ?」
重巡棲姫「あの提督には姫たちの血を打ったじゃん?それで何の力を得たのかわかった。あいつあたしらを支配しようとする力が凄まじかった」
戦艦棲姫「...なに?」
重巡棲姫「あたしも少しは肩入れしたんだけど、千歳を仲間に引き入れた時、思いの外早く提督に同調したんよ。そこで感じたのは、圧倒的なカリスマ。あれに魅入られると、あたしらもクラっとくるよ」
戦艦棲姫「...」
重巡棲姫「地上でも優秀だったか、深海化して力が特化したか、どちらかはわからないけど、とにかくあれ以上に指揮官に向いたやつはいないよ。」
戦艦棲姫「...そうか。わかった」
重巡棲姫「じゃ、あたしは地上のお菓子の買い出し行ってくるから」スタスタ
戦艦棲姫「わかった」
戦艦棲姫(病室で千歳に問い掛ける提督から感じた力...そうか、あれが貴様の力か)
戦艦棲姫(ますます手放すのが惜しくなった。地上の大和とかいう艦娘は、何故こいつを裏切ったのか理解出来ない)
戦艦棲姫(...大人しく従っていれば、我らを滅ぼすことも出来ただろうな。愚かな艦娘だ)
戦艦棲姫(せいぜい地上で慌てふためいていろ。己が愚行に気付いた時には全て手遅れになっているのだから...)
集積地棲姫「うち呼んだのあんたら?」
提督「おう。何でも『修理』が上手いらしいじゃん?」
集積地棲姫「ん、まあね」
提督「深海棲艦たちの修復もやってるんだってな」
集積地棲姫「そうだけど、それよりもあんたら地上の奴らにしか見えないんだけど」
提督「おっと失礼。この度深海提督になった者だ。こっちは俺の艦娘だった朝潮と千歳」
朝潮「初めまして」
千歳「初めまして」
集積地棲姫「...あー、何か新しいのが来たとか聞いた気がするなぁ。一年ぶりかな?」
提督「なに?」
集積地棲姫「まあそれは何でもいいや。それより、何をやりゃいいの?」
提督「いや、その前にさっきの...まあいい、後で聞かせてもらうか。俺らの依頼はお前がよくやるという修復作業だ。千歳。この部屋にあるから持ってきてくれ」ピラッ
千歳「了解」スタスタ
提督「で、もう一体あるんだが、今から仕込みにいくから待っててくれ」
集積地棲姫「仕込み?何すんの」
提督「気になるなら見てればいい。朝潮、行くぞ」
朝潮「はい」
集積地棲姫(仕込みにいく?どういう意味だ?)
***
鳥海「...っ、無線が通じない。ここはどこ...?」
提督「あー起きてた」ガチャ
朝潮「寝てたならもっと面白い事になったのに、残念です」ドサッ
集積地棲姫(この子うちの拷問器具部屋から色々取ってきすぎだな)
鳥海「し、司令官さん!?それに深海棲艦まで!」
提督「てめぇに呼ばれる『司令官さん』も、今じゃ反吐が出るぜ」
鳥海「な、何故!?死んだはず...」
朝潮「このやり取りも何度目でしょうか。そろそろ飽きてきました」
鳥海「何度目...まさか!?」
提督「おー、流石鳥海。朝潮の言葉だけで全て理解したか。鎮守府では大淀に次ぐ切れ者だっただけはある」
鳥海「私たちの鎮守府の艦娘が行方不明になっているの理由は、これですか!」
提督「私たちの?元は俺の鎮守府だったんだよ!」バン!
鳥海「っ...」
提督「卑しい雌豚共が!この俺を裏切りやがって!お前らが裏切らなけりゃ!深海棲艦を絶滅出来て!お前らを自由に生活させられたんだ!」
鳥海「なっ...」
提督「退役後の社会保障も、全て済ませると大本営に確約されていた!なのにお前らは!お前らはよぉ!!!」
鳥海「そ、そんな...」
提督「クソ面倒な書類を全て引き受け、艦娘の待遇改善の為にあちこちで頭下げて、寝る間も惜しんで作戦を練ったりした!なのに、なにに俺を裏切りやがって!!」
鳥海(わ、私が聞かされていた話と違う...)
鳥海(も、もしかして私たちは取り返しのつかない事を...?)
提督「...ま、激おこタイムはここまでにして、皆さんお待ちかねの復讐タイムです」
鳥海「...え?」
提督「これから何をされるでしょう?はい、朝潮!」
朝潮「はい、すりおろしです司令官」
提督「正解ー!」パチパチ
鳥海「ちょ」
提督「つーわけで、さっそくおろすか」ズリズリ
鳥海「な、何ですかすりおろしって!」
提督「お前すりおろししたことないのかよ」
集積地棲姫(なにあのでっかいすりおろし板)
提督「セット完了ー。朝潮、刃はどうする?」
朝潮「最初ですし輪切り刃でいいかと」
提督「あいよー」カチャカチャ
鳥海「ま、まさか...」ゾクッ
提督「お前、自分が危うい状況になると頭が鈍くなるよな。中破したときも、こんなの有り得ないとかほざいてたよな」
鳥海「いや!いや!」ガタガタ
提督「戦場で有り得ないなんて無いんだよ。そして、自分がどう死ぬかも、殺されるかもな」
鳥海「いやぁ!!」
提督「てめぇの気持ちなんか聞いてねぇんだよ。よいしょっと」ズリ
鳥海「いっっ!!?」ザクッ
朝潮「よいしょ」ズリ
鳥海「いっ!!?!?」ザクッ
提督「すげぇ、爪まで綺麗に切れるな。素晴らしい切れ味」ズリズリ
朝潮「これなら骨も大丈夫そうですね」ズリズリ
鳥海「いだい!いだい!!!」
集積地棲姫(...え?マジでおろしてんの??)ゾクッ
集積地棲姫(殺すにしても、こんな手間暇掛けてやるほどなの?てかこういうのゲームでしか見た事無かったから凄く怖い...)
集積地棲姫(うちらも殺しはしたことあるけど、こんな狂気じみたやつは初めてだ...)
提督「やっぱおろすやつがでかいと疲れるなぁ」
朝潮「とりあえず足首までは行きましたか」
提督「骨も切れたとはいえ、数が多いとつっかえるな」
朝潮「刃を変えますか」
提督「そうねー。次何にするか」
鳥海「ま、また...!?」ビクッビクッ
提督「当たり前だよなぁ?」
朝潮「次は千切り刃にしますか」
提督「あーいいねぇわかりやすいねぇ」カチャカチャ
鳥海「せ、千切り!?」
提督「なんだお前千切りも知らねぇのかよ」
鳥海「どっちでもいいからやめて!」
提督「はいはい」ズリズリ
鳥海「あぅ!」
朝潮「食人一航戦はご飯に困らなくて羨ましいですね」ズリズリ
鳥海「いっ、一航戦がいだっ!居るんですか!?」
提督「いるよ。死肉を漁る人外だがな」
朝潮「お前の肉も全てあの食人鬼の餌です」
鳥海「死肉...食人...殺した仲間を食わせてるんですか!」
提督「おう。食通だかなんだか知らねぇが、何でも食うよなあいつら」ハハハ
朝潮「そうですね。近頃は大人しく出されたものを食ってますね」
提督「でも何かクセになってきたのか、美味そうな顔されんのウザったくなってきたよな」
朝潮「もう口以外全て縫い合わせるというのもアリですね」
集積地棲姫(怖っ!何この二人...)
提督「ふぅー、膝まで来たなー」
朝潮「流石に切れ味が鈍くなってきましたね。次はどれにします?」
提督「やっぱりここは、王道を征く、おろし刃で」
朝潮「了解」カチャカチャ
鳥海「」ビクッビクッ
提督「おーい失神すんじゃねぇよオラ」ビリッ
鳥海「い゛っ!!!」
提督「ほんとだらしねぇな。まだ半分も行ってねぇのによ」
鳥海「ゆ、夢じゃ、ない...!?」
朝潮「夢?何を呑気なことを?」
提督「むしろ夢じゃなくて残念だぁ。夢なら何度でも殺せるのによぉ!」
朝潮「それもそうでしたね。この朝潮、失念していました」
提督「まー夢から覚めちまったなら仕方ねぇ。現実の続きをやろうか」
鳥海「い、いや...助けて...」
提督「助けを呼びたきゃ呼べばいい。来ればの話だがな」
鳥海「ひっ...た、助けてぇ!!!」
千歳「呼びましたか?」ガチャ
鳥海「ち、千歳さん!」
千歳「遅れてすいません。まさかこれが親潮だとは思わなかったので...」ズルズル
鳥海「助け...て...?」
提督「おーくっせぇなー」
朝潮「腐敗が進んでますね。修復出来そうですか?」
集積地棲姫「...え?あ、うん。少し時間が掛かるけど...」
提督「んじゃあよろしく」
集積地棲姫「...あー、そいつもやるんだよね?」
提督「ああ。先にそれやっててくれ」
集積地棲姫「は、はーい...」ガチャ
集積地棲姫(やっべー、見ててこっちも頭が狂いそうだったわ。これ渡された時もやばかったけど)
親潮「」
集積地棲姫(気持ち悪くなってきたからとっととやろっと)
鳥海「ち、千歳さん、何故そっちにいるんですか...」
千歳「私は全てを知ったからですよ。あなた方が目先の欲望に眩み、提督を裏切ったと」
鳥海「っ...」
千歳「痛そうですねぇ。苦しそうですねぇ。でも、こちらは止めるつもりなど微塵にもありません」ユラッ
提督「残念残念。仲間だと思ってたらそんなこと無かったねぇ?」
朝潮「貴様らには地獄すら生温い」ユラッ
鳥海(ふ、二人の目から青い光が...)
提督「さーゆっくりやろうぜ」
朝潮「了解です。でも疲れたら千歳さんと交代して下さいね」
千歳「いつでも代われますよ」
提督「気遣いありがとう。よいしょ」ズリズリ
鳥海「いだっ...!!!」
千歳「あ、そうだ(唐突)。刃の表面に毎回塩を振り掛けておきますね!」
提督「やりますねぇ!」
鳥海「そ、そんなことしたら...」
千歳「そーれ」パラパラ
鳥海「いだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
提督「ヴォ-スゲ-。傷口に塩塗られてキモティカ?キモティダロ?」ズリズリ
鳥海「いだい!やめでぇぇぇ!!!!」
提督「そっか、じゃあまだ堪能してもらおうかな」ズリズリ
鳥海「いぎゃあああああああ!!!!」
提督「うるせぇ!」
朝潮「肉がペースト状になってますね」ズリズリ
提督「そりゃそうだ。おろし刃なんだし」ズリズリ
鳥海「あ...あが...」ビクッビクッ
千歳「起きなさい」ジュゥゥゥ
鳥海「あ、あづい!!!」
提督「千歳ー、疲れてきたから代わってくれ」
千歳「はい、ただいま代わります」
鳥海「も、もうやめて...」ボロボロ
提督「あーあー、何も聞こえねぇなー」
朝潮「寝言言ってないで堪能しなさい」ズリズリ
鳥海「そんな...ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!」
***
提督「いやーお疲れ!」パチパチ
朝潮「下半身全て削れましたね」
提督「テケテケみたいになってんなお前な」
千歳「提督、テケテケとは?」
提督「俺がガキの頃に聞いた、下半身の無いお化けのこと」
千歳「へぇ、知りませんでした」
提督「まさかテケテケを自分で作っちゃうとはねぇ」
鳥海「ぅ...」
千歳「ところで提督。この千歳、一つ提案があります」
提督「ん?何?」
千歳「朝潮ちゃんも聞いて下さい...」ゴニョゴニョ
提督「...千歳もだいぶわかって来てんじゃん」
朝潮「流石です。今すぐ用意させます」ダッ
鳥海「ぁぅ...?」
提督「おーおー、朦朧としてるところ悪いが、まだ半分残ってるかんな?」
鳥海「ぃ、ぃゃ...」ポロポロ
提督「それしか言えんのかこのサルゥ!」
千歳「猿に失礼ですね」
提督「お、そうだな」
朝潮「お待たせしました。集積地棲姫さん、こちらに」
集積地棲姫「こ、これ持ち出すとか...げっ!?」
提督「どした?」
集積地棲姫「あ、あれってさ...あいつの肉?」
提督「ああ。下半身全部おろした。見てみる?」ズッ
集積地棲姫「い、いやいい。遠慮しとく。それよりこれ使うの?」
提督「おう。鳥海見てくれよ。これってよぉ、お前を頭だけでも生かせるようにする装置だぜ」
鳥海「ぃ...!?」
提督「昔どっかの国が犬で試したらしいんだけどよ、犬の頭だけ取って、頭のない機械に取り付けたところ、頭は生きてたらしいぜ。いやはや、人の神秘に他ならねぇよな?」
鳥海「ぃゃ...」
提督「今からお前の首切って、頭をこれに付け替えて、残った自分の身体がミンチになるとこを見て欲しくてよ」
鳥海「や、や...」
朝潮「それじゃ、さっそく斬りますか」
鳥海「いやぁ!!いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
朝潮「うるさい」ザクッ
鳥海「かひゅ...」
提督「おー見事」パチパチ
千歳「急いで付けて...機械を起動...」グチャ
提督「さてさて、どうなるかな?」
鳥海「...」キョロキョロ
提督「おー目が動いてる」
朝潮「成功ですか?」
千歳「そのようですね」
提督「あはは、なんか芸術的」
集積地棲姫(やべぇ、狂いそう)
提督「さて、残った体を処理すっか」
朝潮「やっちゃいましょう」ガコン
集積地棲姫「それ、うちらが大型加工するときのグラインダーじゃん」
提督「はぇ~、こんなデカいの使うんすねぇ」
朝潮「起動しますね」ギュィィィィィン!
千歳「では、鳥海さん。身体が消え失せていく所をちゃんと見てて下さい」ズルズル
鳥海「...!?」
千歳「わぁ、すごい削れますね」ビチャビチャ
提督「血飛沫やべーなぁ」ワハハ
集積地棲姫(うわぁ...)
朝潮「千歳さんが血化粧しちゃってますね」ギュイイイイイン
千歳「洗濯を念入りにしないと...」ビチャビチャ
鳥海「...!......!」
提督「あはは、何か言ってるよこいつ。聞こえねぇけど」
鳥海「...」
提督「おー全部削れたなぁ。グラインダーに肉片残ってるけど」
鳥海「」
提督「ん?あ、こいつ白目向きやがった。まさか死んだ?」
朝潮「...瞳孔が開いてますね」
提督「まあいいか。どっちにしろ殺すつもりだったし」
集積地棲姫(...恐ろし過ぎる)
提督「んじゃあ集積地棲姫。残ったの頭だけだが、何とか体の方を複製してくれ」
集積地棲姫「...え、あ、うん」
朝潮「ふー、今日は疲れましたね」
千歳「機材は私たちが綺麗にしますので、ご安心下さい」
集積地棲姫「う、うん。そんじゃ」スタスタ
提督「さーて肉片集めるか」ビチャビチャ
朝潮「そうですね。次の仕込みを終わらせてから掃除しますか」
千歳「すいません。手間を掛けさせてしまって...」
提督「いいのいいの。こっちのが面白そうだからな!」
集積地棲姫(やっべー、ゲームなんかより遥かにキツかった...)
集積地棲姫(でも、どこかで心が高揚していた...)
集積地棲姫(こんなん持って歩いてるうちもうちだけど...)
鳥海「」プラ-ン
集積地棲姫(...今回のやつは、とびっきりヤバいやつだわ)
鎮守府
大和「...どうなってるの?捜索艦隊が軒並み図られたように襲撃、その上主力艦ばかり行方不明なんて」
大淀「敵は思った以上に厄介になりつつありますね」
大和「...ねぇ、行方不明になった子たちのリスト、もう一度見せて」
大淀「はい」ペラッ
大和「...まさか」
大淀「何か気付きましたか?」
大和「...少し嫌だけど、これしか確かめる方法が無いわ。4艦隊で捜索隊を編成して」
***
摩耶「くそっ!もう一杯!」グビグビ
那智「おい、もうやめておけ」
摩耶「うっせぇ!鳥海が帰ってこねぇんだ!こうでもしねぇとやってられねぇよ!」ダンッ!
那智「もしもの時の為に備えておけ」
利根「ふむ、どうした筑摩?震えておるぞ?」
筑摩「え?そ、そんなことありませんよ。ほら、利根姉さんは野菜を食べて...」
利根「わ、わかっておる!すぐに平らげてやるわ!」ガツガツ
筑摩(鳥海さんと千代田さんがいなくなってから、悪寒が止まらない...)ブルブル
陽炎「親潮がいなくなってしばらく経つわね...」
大潮「陽炎さん!元気出して!」
荒潮「きっと生きてるわ」
陽炎「...うん」
黒潮「どこにいるんやろなぁ」
不知火「満潮、どこへ?」
満潮「埠頭。海を見てる」スタスタ
足柄「だから大丈夫よ!私が守ってあげるから!」
文月「で、でも、川内さんたちがみんないなくなっちゃってるし...」
皐月「あの神通さんも居なくなってるんだよ!?」
長月「私たちの艦隊はボロボロになりつつある」
菊月「もはやこれまでか...」
足柄「それはそうだけど、ここから反撃して、みんなの分を取り返さないと!」
三日月「そうですよね、頑張らないと!」
望月「攫われたくないなぁ」
足柄「んもー!辛気臭いのはダメ!カツカレー食べてゲン担ぎよ!」
大淀『連絡です。提督代理より、一斉捜索作戦が発令されました。決行は明日。各員準備を』
摩耶「...!」
那智「ほら、来たぞ」
陽炎「親潮...」
不知火「ここで見つかるかもしれません」
黒潮「陽炎はん、行くで」
足柄「ほーら、さっそく頑張る時が来たわよ!」
筑摩(ダメ...怖い...)ブルブル
大和(大本営め、私の艦隊が損害を受けてることに勘づいたか)
大和(どこで嗅ぎつけたかは知らないが、今回は他の鎮守府の協力も得ている。私だけの失敗にはさせないぞ)
他の鎮守府では...
友提督「...武蔵、武蔵」
武蔵「どうした?」
友提督「お前の姉ちゃんとこの鎮守府が力を貸せとよ」
武蔵「...そうか。そういえば貴方の友人も行方不明のままだったな」
友提督「ああ。どこほっつき歩いてんだか...」
武蔵(...あそこの提督が囮になったと聞いた時は正直信じられなかった。艦娘の為にそこまでやるのかと思ったが...一抹の不安を抱いているのは私だけか?)
翌日、捜索隊出動...
利根「我が索敵機を以てしても見つからぬか...」
筑摩「...」
筑摩(仲間の皆さんが見つかってほしいと思う反面、早く終われと思っている自分がいる...)
利根「...んん!何と!見つけたのか!」
筑摩(終われ...早く終わって...)ブツブツ
利根「筑摩!親潮を発見したぞ!陽炎たちに伝えて...筑摩?」
筑摩「...」ブツブツ
利根「筑摩!聞こえておるのか!」
筑摩「え、は、はい!陽炎さんたちに伝令...」
利根「...んん、親潮もこちらに気付いたようじゃな!待っておれ!向かいに行くぞ!」
筑摩(...この悪寒...凄く嫌な予感がする...!)ゾクッ
利根「おーい!こっちじゃー!」
陽炎「こちら陽炎!利根さん!視認出来ました!今から向かいます!」
黒潮「やっと見つけたで!」
不知火「待っててくださいね、親潮」
筑摩(あ、陽炎ちゃんたち...他の隊から離れてまで...)
筑摩(本当なら喜ぶところなんだけど、どうしてこうも嫌な予感しかしないの...?)
利根「親潮よ!無事だったか!」
陽炎「今までどこにいってたのよ!」
不知火「さあ、早く帰りましょう」
黒潮「その前に報告や!」
親潮「...」
筑摩「親潮さん...?」
親潮「...」ニヤッ
ワ級f『一網打尽です』ゴォォォォォ
筑摩「!?皆さん!逃げ...」
ワ級f『捕獲』ガブッ
***
摩耶「鳥海!?鳥海なのか!?」
足柄「んもー!どこいってたのよー!」
鳥海「」
望月「ちょーかいさーん、聞こえてるー?」
三日月「...?」
摩耶「お、おい、どうしたんだ?」
鳥海「...」
摩耶「おい!鳥海!」
鳥海「」ポロッ
摩耶「ひっ!?」ビクッ
望月「え??」
三日月「!?」
足柄「み、見ちゃダメ!」
ワ級f『あら、取れちゃいましたか』ガブッ
三日月「え、え?」
望月「足柄さん?摩耶さん?」
***
千歳「...ふう」
那智「千歳ー!」
武蔵「おお、生き残りか!」
大潮「あ、千歳さんだ!」
千歳(ほんとドンピシャね...)
那智「千歳!無事だったか!」
千歳「あ、あれ、私...」
那智「ど、どうした!」
千歳「い、いえ、那智さん、皆さん、どうしてここに?」
那智「千歳、覚えてないのか?貴様は捜索に出て...」
荒潮「よかったぁ、見つかって」
満潮「...」
武蔵(...何だこの違和感は)
千歳「そ、そうでしたか。そんなことが...」
那智「ああ。とにかく鎮守府へ戻ろう」
千歳「...あ、そういえば千代田を見たような気が...」
那智「何も!どこだ!」
千歳「確か...向こうでしたか...」
那智「よし、皆行くぞ!」
大潮「あ、待ってください!」
荒潮「今行きますー」
満潮「...千歳さん、よくご無事で」
千歳「ああ、満潮ちゃんありがとう」
満潮「司令官がいなくなってから、みんなもだんだん居なくなってて...その...」
千歳「...満潮ちゃん。ちょっといい?」
満潮「え...」
千歳「提督に会いたい?」ユラッ
武蔵(今のは...深海棲艦の気配!?どこだ!?)
満潮「ど、どういうこと?」
千歳「提督の居場所、実は知ってるの。会いたくない?」
満潮「そ、それって...」
千歳「大丈夫。生きてますよ。どうします?嫌なら...」
満潮「あ、会えるんですね?」
千歳「ええ。行きます?」
満潮「...はい」
千歳「うふふ、それじゃあ、行きましょうか...」
那智「どこだー!」
大潮「千代田さーん!」
荒潮「どこなのかしらぁ」
武蔵(一瞬感じた気配は深海棲艦のもので間違いないが...どこだ?)
千歳「みなさーん」
満潮「みんな!」
那智「千歳!どこら辺だ!」
千歳「...ここですかね。いいですよ」パチン
武蔵(...またあの気配だ。今度は...)
千歳「さて皆さん。提督に会いに行きましょう?」ユラッ
武蔵(千歳の目が青く...あれは...!)
千歳「武蔵さんは来ないで下さいね」ブ-ン
武蔵「くっ!?」ド-ン!
那智「ち、千歳!何を...」
ワ級f『遅くなりました。捕獲します』ガブッ
***
大淀「未帰還の艦娘...摩耶、那智、足柄、利根、筑摩、陽炎、不知火、黒潮、大潮、満潮、荒潮です」
大和「...ちっ」
大淀「その中で、三日月さんと望月さんが、鳥海さんを見たとのことです。そして、協力してくれた武蔵さんは、千歳さんを見たと」
大和「...」
大淀「詳しい報告は後日にするとして、これをどう見ますか」
大和「決まってんでしょ。狙われてるのよ。恐らく、奴に」
大淀「奴とは?」
大和「あんたも気付いてんでしょ。ここの元提督よ」
大淀「...俄に信じ難い話ですね」
大和「私もそう思いたいわ。でもね、こうも計画を知っているメンバーが消えていけば、ね」
大淀「つまり...これは」
大和「報復じゃない?」
大淀「...あまり驚かれてないようですが」
大和「低脳が考えそうな事じゃない?運良く生き延びて、深海棲艦の手先になって復讐とか。堕ちる所まで堕ちたものね」
大淀「...」
大和「皆がやられても、この大和は負けない。世界最強の戦艦であるこの私が、人間ごときに屈服することは無い。最後に勝つのはこの大和だ!大和だ!」ドンッ!
大淀(自らを奮い立たせるように叫んでる...その内側は恐怖に塗れてそうですね...)
大淀(しかし...風行きが怪しくなってきましたね...)
***
深海本拠地
提督「うーん?何か多くね?」
千歳「仲間は一人でも多い方がいいでしょう?」
提督「そりゃ否定はしない。だが朝潮型はな...」
朝潮「司令官。妹たちについては私にお任せを。必ずこちら側に引き入れて見せます」
提督「そういう事じゃ...まあいいや。俺は利根を何とかする。起きた奴から始末していくぞ」
千歳「了解です」
戦艦棲姫「クハハ、恐ろしく順調だな、提督よ?」
提督「あんだよお前か」
戦艦棲姫「ふふふ、貴様の才には敬意を表する。終わりが近いが、期待しているぞ?」
提督「最後はお前も手伝えよ?」
戦艦棲姫「喜んで」
提督「ふん。そういや新入りのアイツはどうなった」
戦艦棲姫「ああ。貴様のお陰で大きく成長している。戦闘でも、『あれに比べたら怖くない』と言って艦娘共を薙ぎ払っている」
提督「...ふーん」
戦艦棲姫「ククク、これから新人が来たら、貴様に任せてみようか」
提督「へっ、悪趣味なこった」
戦艦棲姫「貴様も同じだろう?」
提督「ああそうだな。俺はもう行く」スタスタ
戦艦棲姫「わかった」
***
利根「うーん...」ムクッ
ヲ級「起キタ」
利根「んがっ!深海棲艦!」
ヲ級「落チ着ケ」
利根「落ち着けだと!?この状況で落ち着けるはずが無かろう!?」
提督「...起きてたか」ガチャ
ヲ級「ヲー」
提督「看病ご苦労。戻っていいぞ」
ヲ級「アイアイサ」スタスタ
利根「て、提督!生きておったか!」
提督「...ああ。この通りな」
利根「...ヲ級に命令しておったな。どういう事じゃ?」
提督「話せば長くなる」
利根「...並々ならぬ事情があるようじゃが、吾輩は危険である事に代わりないのじゃな」
提督「いや、利根には何もしない。むしろ...いや、その前に」
利根「ん?」
提督「利根、真実を知りたくないか?」
満潮「し、真実ですって?」
朝潮「そうです。この事件の真相を、皆さんに教えます」
大潮「何ですか!気になります!」
荒潮「それってぇ、朝潮ちゃんが深海側に付いた理由にもなるのぉ?」
朝潮「そうです。全ては、提督代理として提督の椅子を奪った、大和の仕業です」
利根「なん...じゃと?」
提督「信じられないのは仕方ないが、これは事実だ。現に俺はこうして深海棲艦に助けられた」
利根「そんな...いや、まさか...」
提督「実際、俺が消えてから何か変わったか?」
利根「...そ、そういえば奴ら、あまり悲しんでいないようじゃった...あの筑摩でさえ...」
提督「なぜだか分かるか?そいつらは裏切り者だったからさ」
大潮「そ、そんなぁ!」
荒潮「確かに私たちを酷使し始めたと思ったけど、まさかそんなことがねぇ」
朝潮「駆逐艦を酷使したのも、恐らく体力を奪い思考を鈍らせる為でしょう。そんな事で悲劇のヒロインを演じるなど、笑止千万です」
満潮「じゃ、じゃあ今まで消えていった人たちは...」
朝潮「私たちの罰を...復讐を受けました」
利根「何という事を...」
提督「それは俺に向けてか、裏切り者に向けてかは聞かん。俺は全ての裏切り者に復讐するまで、止まるつもりはない」
利根「...」
提督「お前が俺に協力するなら、喜んで迎えよう。だが、拒否するならそれで構わん。その時は全てが終わるまでここで保護する」
利根「...筑摩も、裁くのか」
提督「お前にとっては辛いだろうが、俺はやる」
利根「筑摩よ...何故じゃ...大恩ある提督に...」
提督「それも全て、大和の思想に同調したからだ。奴は人を蔑んで見ている。下等生物と同じようにな」
大潮「かとう...せいぶつ?」
朝潮「人とは違い、劣った生物の事を言います。他にも単細胞生物の事を言うかもしれませんが、恐らく大和のは前者を指すでしょう」
大潮「つまり、司令官は人として見られてなかったのですね!」
荒潮「...ふぅん」
満潮「...」
朝潮「戦争が集結する直前に、私たちの未来が全て保障されているにも関わらず、このような愚行に走った大和とその仲間たちを許すつもりは微塵にもありません。あなた方はどうですか?」
利根「何と...愚かな...」
提督「どうする。どの選択を取ろうと、俺は利根の意思を尊重する」
利根「...」
提督「別に今決めなくてもいい。ゆっくり...」
利根「...愚かな妹の仕置きは、姉の務め。提督よ、力不足でなければ、吾輩も協力しよう」
提督「...本当だな?」
利根「吾輩は提督の艦じゃ。提督の下に建造されたその時から」
提督「そうか...わかった。それなら、俺らの狂気に耐えねばならんぞ」
利根「狂気?何を言うか。今思えばあの鎮守府も狂気の坩堝じゃった。どこも変わらん!」
提督「...よし、それなら、腕を出してくれ」
満潮「何よ、それ...」
朝潮「深海側になる誓いのようなものです。これから襲い来る狂気に呑まれないようにする措置です」
大潮「大潮は何があっても大丈夫です!」
荒潮「...奇妙な運命ね。戦争に勝つ直前だったのに、敵側に移るなんて」
朝潮「思い留まるならここまでです。ここから先は...」
満潮「...もう、一人は嫌なの。私はやるわ」
荒潮「...」
満潮「ものは考えようよ。今までと同じでしょ。司令官と共に、敵を滅ぼすだけよ」
朝潮「...さすがは満潮。荒潮は?」
荒潮「...深海にも、お風呂はあるわよね?」
朝潮「海底火山の熱で沸いてます」
荒潮「...ふふ、冗談よ。さ、どうぞ」
朝潮「皆さん」スッ
提督「ようこそ深海へ」スッ
朝潮·提督『歓迎しよう』プスッ
那智「...おい、足柄」
足柄「分かってる。まずい状況ね」
那智「くそっ、ただの拘束具ではないな」
足柄「大破してないのに解けないなんてね」
バンッ!
那智「ぐっ!?」
足柄「那智姉!?」
那智「ど、どこからだ...」ズキズキ
朝潮「ふむ、この弾なら艦娘でもダメージを受けるんですね」カチャ
那智「あ、朝潮!?」
足柄「朝潮ちゃん!?何してるの!?」
朝潮「何って、復讐ですよ」バンッ!
那智「がっ!?」
足柄「や、やめなさい朝潮ちゃん!」
朝潮「やめなさい?何故?」バンッ!
那智「うあっ!?」
朝潮「何故、あの夜に司令官を亡き者にしようとした奴らに、同じことが言えなかったんですかね?」ガチャッ
那智「はぁ、はぁ、何...?」
足柄「な、何を言ってるの朝潮ちゃん。私たちは何もしてないわ!」
朝潮「何も?そうですか。それなら私の妹たちに嘘を付いたのも、何もしてない部類に入るんですか」バンッ!
朝潮「その上力無き駆逐艦を酷使して、反論する余地すら与えなかったことも、何もしてないと言うのですか!」バンッ!
那智「ゴフッ...」
朝潮「司令官の帰りを待つ妹たちの受けた苦しみはこんなものではない!私は嘘が嫌いだ!この期に及んで謝罪の一言も無いとは見下げ果てた!」バンッ!
朝潮「貴様らには司令官が手を下すまでもない!私と妹たちが貴様らを地獄に送ってやる!」バンッ!
那智「ぐぅ...」ビクッビクッ
足柄「も、もう死んじゃうじゃない!」
朝潮「死んでしまえ。どうせまた生き返るのだから」
那智「な...に...」
朝潮「みんな、来なさい」
大潮「うーん、重いよー!」タプタプ
荒潮「この銃、結構重いのねぇ」ガチャガチャ
満潮「追加の弾よ」カチャカチャ
那智「...?」
足柄「ちょ、みんな何してるの!?助けなさい!」
朝潮「助けなさい、ですって?お願いの仕方が分かってないみたいですね。荒潮」
荒潮「どこがいいかしら?」スチャ
朝潮「腹でいいわ」
荒潮「りょうか~い」バンッ
足柄「ぐっ!」
荒潮「んー、軽い音ねぇ」
朝潮「特別にチャンスをあげましょう。人にものを頼む時はどう言えばいいんでしょうか?」
足柄「...くっ」
朝潮「あら、どうやらプライドが邪魔してるようですねぇ。下らない」
荒潮「ねぇ、もう1回撃っていい?」
朝潮「死ななければ何回でも構いません」
荒潮「アハッ」バンッ!
足柄「いっ!」
荒潮「アハハッ!こんな軽い銃で、苦しんでるのぉ!?見てて面白いわぁ!」バンッバンッ!
足柄「や、やめ...」
大潮「大潮もやりたーい!」
朝潮「荒潮。交代してあげて」
荒潮「アハハッ!アハハハッ!」バンッバンッ!
足柄「...」ビクッビクッ
朝潮「荒潮」ユラッ
荒潮「アハハ...あらあら、失神しちゃいましたかぁ」
朝潮「ここで使うのは想定外ですが、仕方ありません。満潮。手伝いなさい」グッ
満潮「はいはい」グッ
朝潮「起きろ」バシャッ
那智「...はっ!?」
足柄「んん...?」
朝潮「さて、仕切り直しですね」
那智「き、傷が...」
足柄「治ってる...」
朝潮「助けた訳では無い。デモンストレーションだ」ガチャガチャ
那智「な、何だそれは...」
朝潮「ギャンブラーの真似事だ」
大潮「弾薬装填し終えました!」
満潮「こっちもいいわよ」
荒潮「高速修復剤もセット完了よー」
朝潮「お疲れ様です。さて、ロシアンルーレットの説明ですが、シンプルにリボルバーマグナムを撃ち合って貰いましょうか」
那智「な、なんだと...」
朝潮「今撃ったのは、ただのハンドガンです。豆鉄砲とは比べて威力も段違いに上がってますから、当たればどうなるでしょうね?」
大潮「ドーン!ですね!」
朝潮「こちらに銃口を向けない方が身のためです。まあ、試してみたかったら構いませんが」
那智「...」
足柄「...」
朝潮「...ふん、お互いに銃口を向けろ。最初は...そうですね、胸でいきますか。撃てば即死ですね」
那智「くっ...」
足柄「だ、大丈夫よ。弾は一発だけ...」
朝潮「誰が一発だけ装填したと言いましたか?さあ撃て」
那智(ば、馬鹿な...リボルバーには少なくとも4つ空きがある)
足柄(私から見える空きが3つ...まさか那智のほうに?)
朝潮「どうした。早く撃て」
那智「ど、どっちが一発以上装填したんだ!それだけでも教えてくれ!」
朝潮「教えてくれ、だと?」
那智「...お、教えて下さい」
朝潮「...ふん。3発撃てばわかる。やれ」ユラッ
那智(朝潮の眼が青く...腕が勝手に!?)グググ
足柄(何!?操られてるかのように...)グググ
朝潮「さて、一発ずつ撃とうか」
那智「っ...!」カチン
足柄「ひっ」カチン
朝潮「ちっ、次」
那智「ま、待ってくれ!」カチン
足柄「ちょっ!」カチン
朝潮「次」
那智「ま、待って...」バンッ!
足柄「ぐっ...」カチン
那智「そ、そんな、足柄!」
朝潮「あらあら撃っちゃいましたかー、残念ですねぇ」
那智「そんな、そんな、足柄...貴様ぁ!」
満潮「何でこっち見てんのよ。あんたが殺したんでしょ」
那智「違う!私は違う!」
大潮「現行犯のくせに違うと言い張る悪いやつです!お仕置きですね!」バンッ!
那智「うっ!」
朝潮「大潮。落ち着きなさい。荒潮」
荒潮「もったいないけど、仕方ないわねぇ」バシャッ
足柄「...?」
那智「あ、足柄!?」
朝潮「ふむ、直後なら死んでも治るんですね。色々調べるのに良さそうですね」
足柄「わ、私、撃たれて...」
朝潮「さて、続きです。次はこれでも食べて貰いましょう」
那智「な、なんだ」
朝潮「重巡棲姫から少し分けてもらった菓子です。ハズレには中に硫酸カプセルが入っています」
足柄「りゅ、硫酸...」
朝潮「ちゃんと噛んで食べなさい。ほら、やれ」ユラッ
那智(ま、また腕が...口も勝手に開いた!?)
足柄(また操られてる...何が起こってるの!?)
朝潮「ほら、好きなのを選んで、口へ入れろ」
那智「んぐっ」
足柄「もぐっ」
朝潮「さーて、お味はどうですか?」
那智(何も...ない)
足柄「...う、あ、ああああ!!!」
那智「あ、足柄!?」
足柄「いあい!いあいいいい!!」
荒潮「あらあら、痛そうねぇ」
朝潮「痛いどころではないですけどね」
足柄「ああああああ!!!!」
朝潮「うるさいんでもう使っていいです」
満潮「はい」バシャッ
足柄「はぁ、はぁ、はぁ...」
那智「足柄...」
足柄「...」
朝潮「さて、次は深海海月姫の開発した薬の実験台になってもらいますか」
那智「く、薬...?」
朝潮「ただ残念なことに、試作で成功したのが一つしかないので、どちらかが服用することになるでしょう」
足柄「...」
朝潮「さあ、どちらか一つを取って、相手に飲ませなさい」ユラッ
那智(くっ、もう驚くことすらしないとはな)
足柄(...)
那智「んぐっ」ゴクッ
足柄「んっ...」ゴクッ
那智(さて、どうなる...?)
足柄「...!?」
那智「足柄...?」
足柄「...!?.....!?」
那智「足柄!?どうしたんだ!?」
足柄「....!」ガクッ
那智「あ、足柄!」
朝潮「ふむ」
那智「お、おい!あの薬は何なんだ!」
朝潮「何で教える必要があるんですか」
那智「足柄!足柄ぁ!」
朝潮「というか、さっきから気の毒ですねぇ。足柄さんばかり」
那智「くっ...!」
朝潮「大潮。最後の一つ、掛けてやりなさい」
大潮「了解です!」バシャッ!
足柄「はぁ、はぁ...?」
那智「あ、足柄...その姿...」
足柄「あ...?」
朝潮「髪は白くなり、皺だらけ」
大潮「アハハ!おばあちゃんです!」
荒潮「本当にババアになっちゃったわねぇ」
満潮「見てて面白いわ」
足柄「そ、そんな...」
那智「何が起きた...」
朝潮「さて、次は...」
足柄「...待ちなさい、どうして那智は何も無いの...」
那智「え...」
足柄「どうして私ばかり、こんな目に遭うの...何故!私ばかり!」
朝潮「さぁ?私は知りませんが?」
足柄「那智!どうしてよ!あんたは何もない訳!?本当は深海棲艦に付いてるから無事なんじゃないの!?」
那智「そ、そんなことはない!」
足柄「だったらあんたも同じ目に遭いなさいよ!あんたも苦しまないと、割に合わない!」
朝潮「うるさいババアだ。少し黙れ」ボコッ
足柄「ぐっ...」
朝潮「そんなに酷い目に遭ってほしいなら、高速修復剤でも治らないぐらい木っ端微塵にしてやりましょうか」
那智「」ゾクッ
朝潮「ここに二つのスイッチがあります。当たりを引けば、拘束具から解放されます。ハズレは、文字通り爆散する程の爆発を受けます」
那智「なっ...」
朝潮「ただ、足柄さんには多少のハンデをあげましょう。これじゃあロシアンルーレットとは言い難いですが、この際どっちでもいいです」
足柄「わかってんじゃない」
那智「ま、待ってくれ!」
足柄「待ってくれ?なんでよ!早く正解のスイッチを!」
朝潮「ハンデと言ったでしょう...」ゴニョゴニョ
那智(ヤバい!足柄の目が狂気に満ちている!このままでは殺される!)
足柄「...アッハッハ、よし、わかったわ!」
那智(ここは先にスイッチを!)ガシッ
足柄「アハハ!馬鹿ね!当たりはこっち!」ガシッ
那智(なっ...まずい!)
足柄「おーっと渡すものか!」
那智(くっ...何故こんなことに...)
足柄「さぁ、覚悟は出来たかしら!?」
那智(...もう、ここまでか。ならば、せめて最後だけは自分の手で...)
朝潮「...ふふっ」
大潮「...くふっ」
荒潮「...」フルフル
満潮「...ふっ」
那智(...!)
足柄「死ねぇ!!!」
那智「だ、ダメだ!足柄!」
足柄「黙れ!」ポチッ
ドーン!!!!
足柄「あ...れ...」パラパラ
那智「...」パラパラ
那智(そうか...元から...)
足柄「」グチャ
那智「」グチャ
朝潮「拘束具が外れるなんて話がある訳ないでしょうが、馬鹿な女」
大潮「それにしてもよくハマりましたね!」
朝潮「一方がずっとハズレを引けば疑うのは当然です。ま、足柄が馬鹿なのもありましたが」
荒潮「まあ、お相手さんも死んだし、結果オーライじゃない?」
朝潮「そうですね。きっと悔いはないでしょう...くふふっ」
満潮「で?この残骸どうするの?バケツかけても無理なんでしょ?」
朝潮「それは問題ありません。集めて赤城と加賀の餌にします。それじゃ、掃除を始めましょう」
***
モニター前
戦艦棲姫(...あの小娘、提督と同じような事を...)
重巡棲姫「おー殺ったねぇ」
戦艦棲姫「レクリエーション感覚でかつての仲間を殺したか」
重巡棲姫「まあもう仲間じゃないからいいっしょ」
戦艦棲姫「そうだな。さて、次は提督の方を見ようか」
戦艦棲姫(...何が起ころうと、もう我らは首根っこを掴んでいるも同然)
戦艦棲姫(地上に残る艦娘共、僅かな余生を謳歌しておけ)ククク
戦艦棲姫「ふむ、こっちも始まったようだ」
重巡棲姫「提督の方はヤバそうだからあたしは遠慮しとく」
戦艦棲姫「ふふ、好きにしろ。私は最後まで見届けてやる」
戦艦棲姫(それにしても、どこへ行く気だ?)
***
筑摩「い、痛い!利根姉さん離して!」
利根「つべこべ言わず来るのじゃ」グイグイ
筑摩「利根姉さんはこんな事しないはず...あの男に何を唆されたんですか!」
利根「あの男じゃと?口の利き方に気を付けろ筑摩。吾輩をあまり怒らせるでない」ユラッ
筑摩(目が...青い...?)
利根「ここじゃ。提督よ!」
提督「オッスオッス」
筑摩「提督...ひっ!?」
提督「いつでも準備出来てるぜー」
筑摩(後ろにいるのは...赤城さんと加賀さん!?何て姿に...)ブルブル
利根「んん?食事中だったか?」
提督「ついさっき食い終わった」
利根「そうか。ならば丁度いい。提督よ、吾輩の愚妹に謝罪をさせたいのじゃが」
提督「お好きにどうぞー」
利根「さあ筑摩。提督に謝るが良い。そして、罪を償うのじゃ」
筑摩「あ、謝る...?」ブルブル
利根「早くせい。吾輩もそこまで気が長く無いのじゃ」
筑摩「...」ブルブル
利根「早く謝らんかぁ!」ゴツン
筑摩「いっ...」
利根「貴様は!事の重大さを!分かっておらんのか!」ゴスッ
筑摩「い、痛...」
利根「上官への謀反は死罪に相当する!それを知っての事か!」ゴスッ
筑摩「痛い...!」
利根「さあ謝れ!」グイッ
筑摩「...も、申し訳ありません...」
利根「...心がこもっておらん。それに、その反抗的な目をするな!」ゴスッ
筑摩「いっ...!」
利根「何故謝ろうとしない!まだ大和の思想に与するか!」
筑摩「や、やめて...こんなの利根姉さんじゃない...」
利根「まだ言うか...」
筑摩「い、以前のような利根姉さんは、どこへ行ってしまったの...」ブルブル
利根「以前の?...ああ、頼んでもいないのに吾輩に纏わりついては身の回りの世話をしていた頃か」
筑摩「え...」
利根「鬱陶しい事この上なかったわ。吾輩の世話をする事で承認欲求を満たそうとするくだらなさはな」
筑摩「そ、そんな...」
利根「何より、この件に関して吾輩に黙っていたことが、吾輩にとって大きな裏切りに他ならん」
筑摩「それは...姉さんを巻き込ませない為に...」
利根「巻き込ませない?現に巻き込まれておるわ!この戯けが!」ゴスッ
筑摩「うぅ...」
利根「吾輩がこの件を聞いていたら、迷わず提督の元へ駆けつけたわ!朝潮と共に、提督を助ける事も厭わなかった!呑気に寝ていた吾輩も吾輩だが、何より真実を騙った貴様は断じて許さん!」
筑摩「...」ガクガク
利根「吾輩の役に立っていたつもりか?勘違いも甚だしい!貴様は吾輩の邪魔ばかりしおって!利根型の面汚しめが!」
筑摩「ね、姉さ...」ブルブル
利根「...ああ、そうか。提督よ、わかったぞ」
提督「んー?」
利根「この女はきっと、『脳から』我らと違うのかもしれない」
提督「...ほう?」ニヤッ
利根「だから、『直接』いじれば謝るぐらいまでなら治るやもしれん」
提督「そうさなぁ。じゃあ拓いてみるかぁ!」
筑摩「え...!?」
提督「でも拓くならこの髪とか邪魔だよなぁ?」
利根「そうじゃな。剃刀でもあれば良いのだが...」
筑摩「いや...いや!」ジタバタ
提督「暴れんなよ...暴れんな...」
筑摩「やだぁ!!」
利根「おっと、こんな所にバリカンが...」スッ
提督「いいっすね~^」
利根「渡すぞ」
提督「髪なんか必要ねぇんだよ!」ジャリジャリ
筑摩「いやぁ!!!」パラパラ
提督「おーいい格好だぜぇ!?」ジョリジョリ
利根「女の命が失われていくのう」
提督「まーあろうが無かろうがどっちでもいいがな」ジョリジョリ
筑摩「あぁ...」ポロポロ
提督「さーて、坊主頭をパカッと拓くか!メスどこ?」
利根「どこかのう?ノコギリしか見当たらんのう」
提督「ノコギリだと脳みそまでやっちまいそうだしなぁ。やってみるか?」
利根「うーむ、吾輩も力加減は上手くないほうじゃからのう」
戦艦棲姫『器具ならすぐに持ってこさせる』ザザ...
提督「ちっ、あいつ見てんのかよ」
ル級(新人)「ど、どうも。持ってきました...」ガチャ
提督「あ、お前。久しぶり」
ル級「ひっ、は、はい。お久しぶりです」ブルブル
提督「メス渡して。利根にも」
ル級「は、はい」スッ
提督「おーし、覚悟は出来たかぁ?」
筑摩「...」
利根「さて、やるか」サクッ
筑摩「いっ...」
提督「じゃけんサクサクいきましょうね~」ツ-
筑摩「うぅ...!」
ル級(うわぁ...やっぱりヤバすぎる...)ガタガタ
利根「よく切れるのう」
提督「よっしゃ、剥がすか」ズルッ
筑摩「うぅぅぅ!!!!」ズキズキ
提督「ちょいと引っ掛かかるが剥がれますねぇ!」
利根「さて、頭蓋を...」
ル級「い、糸鋸です...」ブルブル
提督「あーいい子だねお前本当に。じゃけん切り取りましょうね~」ゴリゴリ
筑摩(ひ、響く...!)ズキズキ
提督「横は薄く...前は厚い...」ゴリゴリ
利根「よさそうじゃないか?」
提督「もういいかな。よいしょ」ガポッ
筑摩(あ、頭が拓いた...)
利根「どうじゃ?悪そうなとこはあるかの?」
提督「全部悪そうっすね(適当)」
利根「それは残念じゃなぁ」
提督「そういや猿脳っていう食い物があるらしいっすね」
利根「ん?そんなものがあるのか」
提督「おう、映画でも見れるぜ。このまま『廃棄』すんのは勿体ねぇよな?」チラッ
赤城「」ビクッ
加賀「」ビクッ
提督「どう?出そう?(食欲)」
赤城「...」
加賀「...」
提督「無言は肯定ってことで。そんじゃ一口分掬いましょー」スッ
筑摩(く、狂ってる...!)
ル級「(›´ω`‹ )」
提督「よいしょっと」
筑摩(あ、あれ、痛くない...?)
利根「ほれ、口開けろ」
赤城「...」
加賀「...」
利根「提督よ。こいつら食欲無さそうじゃぞ?」
提督「はー?しょうがねぇな。自分のは自分に食わせるか」
筑摩「い、いや!」
提督「口開けろホラ」ガッ
筑摩「モガッ!?」
利根「質が悪いとはいえ珍味じゃ。有難く味わえ」
筑摩「んー!んーーー!!!」
提督「おーうめぇか。死ぬ前に珍味食えてよかったなぁ」
利根「ま、いずれ赤いのと青いのには食ってもらうんじゃがの」
提督「みんな殺してからだけど、生きたままってのは初だよな?」
筑摩「」ゾクッ
利根「そうなのか?なら、光栄に思うのじゃな」
筑摩「も、もうやめて...」ポロポロ
利根「姉の言うことは絶対、提督の言うことも絶対じゃ」ユラッ
筑摩(あ、青い目...!)
利根「そこの二人、この女を食らうな?」
赤城「...」ポロポロ
加賀「...」ポロポロ
提督「ふん。言葉すら忘れたか」
利根「そら、行け。大人しくしておれ」ポイッ
筑摩(か、身体が動かない...!)
赤城「...」ズルズル
加賀「...」ズルズル
筑摩「ひっ、こ、来ないで...!」
ル級「あ、あの、終わり、ですか?」ゲッソリ
提督「ああ。帰ろうぜー」ガチャ
利根「さらばじゃ。地獄で後悔せい」ガチャ
ル級「あ、ま、待って..」バタン
筑摩「あ、赤城さん!加賀さん!やめて!来ないで!」
筑摩「利根姉さん!助けて!ごめんなさい!ここから出して!」
筑摩「か、かじらないで!本当に痛いです!やめ、やめて!」
筑摩「誰か助けて!誰かぁぁぁぁぁぁ!!!」
***
モニター前
戦艦棲姫(流石、と言わざるを得ない。私でさえ吐き気を催した)
戦艦棲姫(徐々に人間をやめていってるな。これからどうなっていくのか、最後まで見届けてやろう)
戦艦棲姫(人の悪意こそ、何より恐ろしいという事もな...)
空母棲姫「ふむ、これでいいのか」
千歳「上出来です。これからやるのは実行犯なんですから」
空母棲姫「生かしたまま地獄を見せる...か。随分大掛かりだな」
千歳「まあまあ」
提督「オッスオッス」ガチャ
空母棲姫「ん、思ったよりも早かったな」
千歳「あ、提督。復讐は済みましたか?」
空母棲姫「おう。んでお二人さん、頼んでたものは仕上がった?」
千歳「ただいま、この通りに」
提督「おーいいねぇわかりやすいねぇ」
空母棲姫「本当にこれを使うのか?」チラッ
提督「おうよ。ちなみにハズレの方も仕込んであるよね?」
空母棲姫「深海海月姫が怒っていたが、事後処理を頼んだぞ」
提督「あいあいさ。よし、行くぞ」
***
摩耶「...ちっ」ガチャガチャ
摩耶「こんな所に閉じ込めやがって...どこの誰だか知らねぇが絶対殺してやる」ガチャガチャ
摩耶(艤装展開は...機銃だけか...でも、やってやる!)
提督「いやー楽しみだなぁ」ギィィ
空母棲姫「全く、誰が用意したと...」
摩耶(今!)ガガガガガガッ!
千歳「!提督!」ガバッ
空母棲姫「くっ!?」
提督「...!」
摩耶(やったか...?)
提督「それフラグだって一番言われてるから」
摩耶(こ、こいつ!?提督なのか!?)
千歳「提督、ご無事で!?」
提督「大丈夫。致命傷で済んだ」
千歳「無事じゃないでしょう!」
提督「いやー流石は摩耶だぁ。機銃の扱いは俺ん所じゃ一番上手かったもんなぁ」
摩耶(馬鹿な...!頭ぶち抜いてるはずだぞ!)
提督「残念ながら、俺も人間じゃなくなったんでね。人呼んで深海提督っていうの?」パラパラ
千歳「こ、これは機銃の弾丸...」
摩耶(それにしたって、25mmの機銃だぞ!?ミンチになってもおかしくねぇのに...!)
空母棲姫(...ふむ、我らに近付いている、ということか)
提督「...俺に牙を剥いたのはこれで二度目か」
摩耶「う、うるせぇ!」
提督「まさかここまでやるとはねぇ。俺も少し頭に来たぜ」ゴゴゴ
千歳「もう殺りましょう!」
提督「気が早いっすね。殺しちゃダメ」
空母棲姫「もう装置の準備は出来ているぞ」
提督「あんがと。そんじゃ、摩耶にはちょいと遊んでもらおうか」パチン
摩耶「あぁ!?」
提督「対空射撃に於いては右に出る者無しと言われた実力、ここでまた見せてもらうか」ウィ-ン
摩耶(な、なんだ?床が開いて...っ!?)
提督「空母棲姫も最新鋭機のテストと廃棄予定機の処理に困ってたらしいからな。ここでいっぺんにやっちまおう」ガタガタガタ
摩耶(あ、足場が狭い...これじゃ少し動けば落ちちまう)
提督「あ、そうだ。千歳も深海機体触ってみたいんだっけ」
千歳「はい。地上のものとどのぐらい違うのか見てみたいですから」
摩耶「そ、そういや千歳!なんであんたはそっち側にいるんだよ!」
千歳「呼び捨てとは随分偉くなりましたね。頭に来ました」
提督「それあれや。青いゴミや」
千歳「おっと失礼」
摩耶「青い...加賀さんは!赤城さんは!」
千歳「ピーピーうるさいですねぇ」
提督「あ、あれ飲ませんの忘れた」
千歳「動けなくなったらでいいでしょう。空母棲姫さん、準備はいいですか?」
空母棲姫「出来ている」ズズズ
提督「おっしゃ、いったるか。まず千歳からいくか」
千歳「はい。行きなさい!」ブ-ン
摩耶(...は、速い!)
摩耶(こりゃ一発でもミスれば処理に間に合わねぇ!)
摩耶(いや、あたしならいける!やってやる!)
摩耶「そりゃ!」ズガガガガガガ
千歳「あら、落とされちゃいましたか」
提督「まだ深海機体に慣れてないだろ」
千歳「お恥ずかしながら、つい先程触ったばかりで...」
空母棲姫(...我らの配下並の練度だった。この女...侮れん)
提督「空母棲姫、次行ってみよう」
空母棲姫「了解だ」ブ-ン
摩耶(か、数が多い!)
摩耶(流石のあたしでも全ては無理そうだ...仕方ねぇ!)
摩耶「そらっ!!!」ズガガガガガガ
摩耶「ぐっ!」バシャッ
摩耶「な、なんだ?燃料...か...う!?」ジュワ
空母棲姫「ふむ。廃棄予定だったものが一気に捌けたな」
提督「ご丁寧に爆弾まで撃ち抜いてたな」
摩耶「い、いてぇ!なんだこれ!何しやがった!!」ジュワジュワ
提督「あ、そうだ。ひとつ言い忘れてたっけなぁ。爆弾載っけるつもりだったけど勿体ないから他ので代用したんだっけ」
千歳「確か王水でしたっけ」
提督「そうそれ。めちゃくちゃ危ないヤツ。床溶けたりしない?」
空母棲姫「まあ大丈夫だろう」
提督「そう...ま、溶けても面白いからどっちでもいいけど」
摩耶「うわああああ!!!」ジュウゥゥゥ
提督「あーあーすげぇな。あんな溶けるんか」
千歳「次行っていいですか」
提督「いけいけー」
千歳「それじゃ、行きますよ!」ブ-ン
摩耶(くそっ!ヒリヒリどころじゃねぇ痛さだ!集中力が削がれやがる!)
摩耶(艤装にもダメージが...ちっ、これじゃあ捌ききれねぇ!)ズガガガガ
摩耶「ぶへっ!」バシャッ
摩耶「んぐっ!?げほっ!」ゴクン
提督「おーいいねぇガッツリ飲んだね」
千歳「急降下じゃなくてもピンポイントで狙えるんですね。すごいです」
空母棲姫(何だこの女...この僅かな時間に更に練度を上げている...!?)
摩耶「こ、今度はなんだ...」ゲホゲホ
提督「お前さぁ、反乱決行する直前に前夜祭とかほざいて俺に酒飲ませまくってきたよなぁ?」
摩耶「あ、あぁ!?そんなん知るか!」
提督「だからお前にもたらふく飲ませてやろうかと思ってよォ。尤も、飲ませんのはメチルアルコール...まあメタノールだがな」
摩耶「...んがっ!?」ゴクッ
千歳「ほら、呆けた面しないで飲みなさい」ブ-ン
摩耶「や、やめ...」パリン!パリン!
提督「下は毒蟲敷いといたから落ちるとやべぇぞー」ワハハ
摩耶「んなっ...んぐっ!」ゴクッ
千歳「まーほんと便利な機体ですね」
空母棲姫「私たちの中ではまだ現役機だからな」
千歳「最新鋭機はもっとすごいんでしょうねぇ」
空母棲姫「ああ。流石に貸せないが...」
摩耶「はぁ、はぁ...うっ!?」グラッ
提督「メチルアルコールって、戦後普通の酒が高くて飲めねぇから、安い酒で妥協してたらしいぜ。その中にメタノールが含まれてて、失明やら中枢神経系不全に陥る事から、目散るアルコールとか呼ばれてたらしいが」
摩耶「き、気持ち悪い...」
提督「おーっと、まだ見てもらいたいもんがあるからとっとと行こう。空母棲姫、ゴーゴー」
空母棲姫「わかった」ブ-ン
摩耶(また...来る...クソッ!)ズガガガガ
摩耶(だ、ダメだ!視界が揺れやがる!こうなりゃやぶれかぶれだ!)ズガガガガガガガ
摩耶「んひっ!?なんだ...」ビチャ
摩耶「この匂い...血!?」
提督「そうそう。お前の妹、行方不明らしいな?」ニヤニヤ
摩耶「そ、それがなんだ!」
提督「そいつさぁ、俺らが始末したんだけどぉ」
摩耶「な、なんだと!?」
提督「いま鳥海はどこにいるでしょーか?」
摩耶「ど、どこって...」
提督「わかんねぇならそっちに送ってやるよ」
空母棲姫「受け取れ」ブ-ン
摩耶「て、てめぇ!爆弾を送るんじゃ...」ズガガガ
摩耶「ぶへっ...な、なんだこの感触...」グチャ
提督「千歳、あれどこの部位だ?」
千歳「さすがにわかりませんね。最後はグラインダーでミンチにしちゃいましたし」
提督「あ、そうだったな」ワハハ
摩耶「血の匂い...まさか...!」
提督「まー上半身だし腸か胃だろ(激寒)」
空母棲姫「...フフッ」
摩耶「う、嘘だろ...?」フルフル
空母棲姫「嘘だと思うならこれでも見るんだな」ポイッ
摩耶「ひっ!?」
鳥海「」ゴト
摩耶「ひぃっ、そ、そんな...あ...」ポロッ
提督「あーあ、落としちゃった。バイバーイ」
摩耶「な、なんで頭だけ...」ガタガタ
提督「そんなんねぇ、言わなくてもわかるよねぇ?」
摩耶「ちょ、ちょうか...オェェェェ!!」ゲロゲロ
提督「汚ぇなぁ」
空母棲姫「まだまだあるぞ、受け取れ」ブ-ン
摩耶「げほっげほっ...うぁ!?」ビチャッビチャッ
空母棲姫「ほら、まだあるぞ」ブ-ン
摩耶「き、気持ち悪い...」グラグラ
提督「おー真っ赤っかだねぇ!」
千歳「妹の残骸で血化粧とは粋ですねぇ」
摩耶(そ、そんな、鳥海が、うそだ、こんなの、鳥海じゃない)ビチャッ
摩耶(こんなの、人じゃなくて、これは、ただの、肉片...)グチャ
摩耶(上から、降ってくる、何度も、降ってくる、肉が、血が)ビチャ
摩耶(気持ちが悪い、血の匂いが鼻を刺す、頭が痛い、目眩がする)ポタポタ
摩耶(目の前が暗くなる、怖い、いやだ、身体が震える、怖い、怖い、怖い)グチャ
摩耶「あぁあああぁああぁぁぁ!!?!?!」
提督「ん?」
摩耶「暗い!暗いよぉ!鳥海!どこいったのぉ!」ポロポロ
提督「これってもしかして...もしかするかもしれませんよ?」
空母棲姫「...」
摩耶「だれかぁ!ちょうかいをさがしてよぉ!あいつはさびしがりやなんだよぉ!」ボロボロ
千歳「あーもうめちゃくちゃですよ」
提督「...ちっ、面白くねぇな」
空母棲姫「おい、まだ続けるのか?」
提督「当たり前だ。ガンガンいこう」
空母棲姫「...ふふ、了解」ブ-ン
摩耶「ちょうかい!どこにいったの!あたしはここだよぉ!」ド-ン
摩耶「いたい!やめてよぉ!ちょうかいをいじめないでくれよぉ!」ビチャ
摩耶「ちょうかい!ちょうかーい!!!」ジュウウウウ
空母棲姫(失明と空襲の恐怖、そして妹の生首を見て精神が崩壊したか...)
提督「なかなか落ちねぇなあいつ」
千歳「足場のスイッチ押しますか」
提督「おうよ」カチッ
摩耶「ちょうかい...ん?」ジュウウウ
摩耶「あつ...い...あつい...あつい...!」
摩耶「あついのやだ...たすけて...」ガクガク
提督「おー熱そう。火力上げるか」カチッ
千歳「ほらほら、鳥海さんですよー」ブ-ン
摩耶「あつい、あつい...つめたい...?」ビチャ
摩耶「ちょうかい?ちょうかい?」グチャ
摩耶「あはは...ちょうかい...つめたい...」ジュウウウウ
摩耶「あし...いたい...つめたい...」ジュウウウウ
提督「おー焼けてるねぇ!」
空母棲姫「落ちろ」ブ-ン
摩耶「いたい...つめたい...」ド-ン
摩耶「ちょうかい...そっち...?」ドロドロ
摩耶「いまいくから...」グラッ
提督「落ちたな」
千歳「生首が落ちた辺りに行きましたね。偶然ですかね?」
提督「さぁ?何にせよ蟲と遊んでてくれよな」
摩耶「ちょうかい...ちょうかい...」ザワザワ
摩耶「みつけた...ちょうかい...」ガサッ
蟲だらけの生首「」ガサガサ
摩耶「む、むし...?」カサカサ
摩耶「むし...いやだ...」カサカサ
摩耶「いやだ!むしきらい!やだ!やだぁ!」カリカリ
摩耶「たすけてぇ!むしいやだぁ!たすけてぇ!!!」カリカリ
摩耶「かじらないでぇ!いやだあぁ!」ガリガリ
***
モニター前
提督「あいつ目が見えてないんだよな?何で分かるんだろ」
千歳「わかりませんが、感触とか音とかじゃないですかね?」
提督「...ちっ、なんか不完全燃焼だな。正気のまま苦しめたかったなぁ」
千歳「毒蟲ですし死んじゃうんじゃないですか?」
空母棲姫「あれは深海フナムシとか深海蟲だ。毒性は低いから死ぬには至らないだろう」
千歳「あ、じゃあ苦しみますね♪」
提督「んー、まあいいか。定期的に『鳥海』を落としていじめるか」
空母棲姫「食料はどうする?生かしておくんだろう?」
提督「そのうち蟲でも食ってくだろ。頑なに食わなそうだったら蟲を追加して無理やり口に入れてやろう」
空母棲姫「...わかった。蟲はそこら中にいるからな」
提督「...陽炎どもの時はこうは行かないよう気をつけねぇとな」スタスタ
千歳「それでは空母棲姫さん、お疲れ様でした」スタスタ
空母棲姫(摩耶は十分な罰を受けたが、提督は納得行かないらしい。私が甘いのか、奴の恨みが深過ぎるのかわからない)
空母棲姫(恐ろしいものだ、人というものは...これ程までに、怒りに身を任せられるものなのか)
提督(ちっ、ホントに面白くねぇな...壊れたらそれ以上壊しようがねぇからな...)ブツブツ
朝潮「あ、司令官」
提督「ん、朝潮...と、お前は駆逐棲姫か」
駆逐棲姫「...以前は助けて頂きありがとうそさございました」
提督「今はこっち側だからな。助けて当然」
駆逐棲姫「...そうですか」
提督「まあまだ警戒されてても仕方ねぇな。そんじゃ朝潮、陽炎んとこ行くか?」
朝潮「妹たちも連れていきます。人手が多い方が作業も捗るかと」
提督「そうだな。それなら準備するか」スタスタ
朝潮「了解です」スタスタ
駆逐棲姫(警戒はしている。ただ、かつて敵だったからという訳では無い)
駆逐棲姫(あの人は、もはや私たち以上に禍々しく、深い狂気を孕んでいる)
駆逐棲姫(元は艦娘の為に全てを尽くした提督らしいけど、愛情と憎悪は紙一重ね...)
***
陽炎「親潮...なんて姿に...」
不知火「...あれはもう親潮ではありません」
陽炎「なんて事言うの!まだ、まだ...!」
腐敗した親潮「」ゾワゾワ
黒潮「蛆が湧いとる...おい!何で片付けへんのや!」
ワ級f「提督ノ命令デス」
黒潮「見てて気分が悪うなるわ!」
ワ級f「...」
提督「ワ級お疲れー。上がっていいよー」
ワ級f「了解」ドシドシ
陽炎「...あんた」
提督「おーっとっと、そんな睨みつけるなよ。痛め付けたくなるじゃねぇか」ククク
不知火「...殺す」
黒潮「なぁ、親潮をどかしてくれへんか」
提督「えーやだ。感動の再会なんだからもっとお喋りしろよ」
陽炎「あんた!親潮を殺しといてタダで済むと思わないで!」
提督「...この期に及んでその気の持ちよう、期待できそうだ。摩耶みてぇに早々に壊れてくれるなよ?」
不知火「摩耶さんみたいに...まさか殺したんですか」
提督「まっさかー?殺したら楽になっちゃうじゃん?」
黒潮「んなこたええねん!はよ親潮を楽にさせてくれや!」
提督「どいつもこいつも大和が乗っ取ってから口が悪くなったなぁ。そんなに嫌ならこうしてやるよ」ポチッ
ボンッ!
陽炎「ひゃっ!?」ビチャ
不知火「...!」グチャ
黒潮「...は?」ピチャ
提督「ほら、楽にしてあげたぜ?」
陽炎「...許さない」
不知火「...」
提督「おいおい、先に手ぇ出てきたのお前らだろ?俺を憎むってんならお門違いってもんだ」
黒潮「親潮を貶しよったな!絶対許さへん!」
提督「死体に貶すもクソもあるか馬鹿が。裏切り者がまともに死ねると思うな」
陽炎「うるさい!死ね!」
朝潮「司令官。用意出来ました」ゴトッ
大潮「重たかったー!」ゴトッ
満潮「ふぅ、持ってきたわ」ゴトッ
荒潮「楽しい時間の始まりよ~」ガシャガシャ
陽炎「あ、あんたたち!?」
不知火「驚きました。あなたたちも裏切ったんですか」
朝潮「裏切った?バカを言わないで下さい。私たちは恩知らずのゴミを処理する側に回っただけです」
大潮「司令官に仇なす者は皆死すべし!です!」
提督「だからこいつらは殺さないって言ってるでしょ?」
荒潮「何にせよ、死より恐ろしい目には遭ってもらうわ~」ニヤニヤ
満潮「もう二度と日の目を見ることは無いと思いなさい」ハイライトオフ
陽炎(...壺?何の壺を持ってきたの?)
不知火(荒潮はアタッシュケースらしきもの...何が入っているのでしょうか)
黒潮(何や?壺にでも詰める気かいな?)
提督「荒潮、器具は揃ってるな?」
荒潮「...大丈夫よ~」カチャカチャ
提督「そんじゃ、手始めに皮を剥ぐか!」
陽炎「なっ!?」
不知火「か、皮を剥ぐ...!?」
黒潮「な、何が手始めや!」
提督「何ってぇ、これからやるやつの前座だもん。誰か剥ぎたい人~」
大潮「はい!はい!」ピョンピョン
提督「おっし大潮。あと二人ー」
荒潮「うふふ、任せて~」ニマニマ
満潮「やってやるわ」ギロッ
提督「おっしゃ決まり。各自メス持ってー」
陽炎「ほ、本気でやるつもりなの!?」
提督「寧ろ脅しだと思ってんの?ほら、他にも必要なものあったら持って」スッ
大潮「司令官!拘束具のとこはどうしますか!?」
提督「外してもいいよ」
陽炎(しめた!それなら...)
提督「外したところに一発お見舞いしてやるって面してんなお前な」
陽炎「っ!?」
提督「やってもいいよ?やめといた方がいいと思うけど」
不知火(...面白い。その余裕を打ち砕いて見せる!)
提督(...なーんて思ってそうだな不知火は。まあどうでもいいが)
提督(むしろ自信を持ってくれてた方が面白いからどんどんのぼせてくれよな)
提督「服とかは脱がせられるとこだけでいいぞー」
大潮「それじゃ、いっきまーす!」ギラッ
陽炎「っ...」
大潮「そーれ!」スパッ
陽炎「いっ...」ズキッ
大潮「切り込み入れたらー、皮むき器を付けてー」ピトッ
陽炎「ちょ、それ人参とかじゃがいも剥くやつ...」
大潮「どーん!」シャッ
陽炎「ッッッッ!!!??!?」
大潮「おー!綺麗に剥けましたー!」ペラッ
提督「皮むき器なんてあったのか。深海棲艦も自炊するんかな」
陽炎(痛い...!というか熱い...!)
大潮「まだまだ行きますよー!」スパッスパッ
陽炎「ぐぁっ!!いっ!!!」ズキッ
提督「頑張れよー。俺は朝潮とまた準備してるから」
満潮「私ね、少し前から料理を始めたの」キラッ
黒潮「...それが何や」
満潮「大潮は皮むき器を使ってるけど、私はメスだけで剥いてあげるわ。その方がいい練習になるし」スッ
黒潮「はっ、誰もあんたの料理なんか食わんやろ」
満潮「馬鹿ね。食べてもらえる人が居るから、練習してんじゃない...の!」ズッ
黒潮「んぎっ!?」
満潮「リンゴの皮を剥くように、スピーディに、薄く...するとでも思った?」ニヤッ
黒潮「んな...」ゾクッ
満潮「残念だけどあんたたちは『食材』じゃないから、幾ら削っても大丈夫よね?」ズズズ
黒潮「い、いた...」
満潮「まああまり深過ぎると肉まで行っちゃうから今回はやめとくけど、出来るだけ苦しむように、『ゆっくり』、『丁寧に』剥くわ」ズッ
黒潮「い、いだい!やめんかぁ!」
荒潮「うふふ~、さぁて、どうやって剥いてあげましょうか~」ニコニコ
不知火(今の奴は不知火にあまり意識が向いていない。悟られないよう、力を溜めて...)
荒潮「んー、やっぱり拘束具の裏とか面倒よねぇ」
不知火(好都合。どこを外しても奴を強襲出来るように準備!外した瞬間に殺る!)
荒潮「決めたぁ!足から行きますか~」
不知火(足なら足刀で...よし、来い!)グッ
荒潮「よいしょっと」ガチャ
不知火「ふっ!」ブン
荒潮「え?」
不知火(奴は油断している!必中だ!)ザクッ
荒潮「アハァ...」ニタリ
不知火「なっ!?」
荒潮「お馬鹿さんねぇ。そんなに待ち遠しかったのぉ?」グググ
不知火(馬鹿な...確実に頸動脈を...)
不知火(何故...不知火の足に...メスが突き立って...ぐっ!)ズキン
荒潮「そんなにやってほしかったなら、すぐにズタズタにしてあげるわぁ!」ザクッ
不知火「ぐっ!!」
荒潮「アハハ!柔らかいわぁ!アハ!アハハハハ!!!」ザクッ ズリッ
不知火「や、やめ...はっ!?」
荒潮「アハハハハハ!!!」スパッ ズリッ
不知火(め、目から青い光が...)ゾクッ
提督「荒潮ー!まだ早いって!」
荒潮「...アハハ、そうでしたぁ。ごめんなさいねぇ」ニヤニヤ
提督「とりあえず今は剥いて」
大潮「しれいかーん!胸とかどうしますかー!?」
提督「あー、メスで切るかブレストリッパー使って取ってくれー」
陽炎「ぶ、ブレストリッパー...?」
提督「あ、そうだ。止血のほうなら心配すんな。今用意してるやつで止めてやるから」ジュウウウ
朝潮「司令官。1本出来ました」ジュウウウウ
提督「おー早いねぇ」
陽炎(あ、あれは焼き鏝!)
黒潮(や、やばいで!あんなんで傷口を焼かれたら...)
不知火(まずい...このまま為す術なくやられるだけでは...)
大潮「ブレストリッパーは...これですね!」ガチャ
陽炎「ひっ!」
大潮「んー、胸が小さくて掴みにくいからメスにします!」スッ
陽炎「くっ...!」
大潮「サクッと!切ります!」ザクッ
陽炎「がっ...!!」
大潮「そぉれ!」ズバッ!
陽炎「あぁあああ!!!」
大潮「司令官!焼き終わったやつ下さい!」
提督「ほれ。思いっきし押し付けたれ」
大潮「どーん!」ジュウウウウウウ
陽炎「いぎゃあああああ!!!!」
黒潮「陽炎!」
満潮「余所見してる余裕があったのね。驚いたわ」サクッサクッ
黒潮「おのれは剥くんならはよやれやぁ!」
満潮「じゃ、変わらずゆっくりやるわ。私、天邪鬼だから」
黒潮「じゃ、じゃあゆっくりやれや!」
満潮「了解」サクッサクッ
黒潮「何しとんのや!いだっ!」
提督「満潮、あまり長引かせると鏝が冷めるからな」
満潮「わかってるわ」サクッサクッ
荒潮「アハハハハ!」ジュウウウウウ
不知火「んぐっ!!?!?!?」
提督「荒潮ちゃん?そこ皮剥いてないとこだよ?」
荒潮「やぁねぇ。司令官、火傷したらかさぶたができるじゃない?それを剥がすのぉ」ニヤニヤ
提督「うーん、それだとクッソ長引きそう」
荒潮「ちょっと試したかっただけよぉ。面倒そうだったら、普通に剥くわぁ」ニコニコ
提督「んー、まあ次の事も考えてやってくれよな」
荒潮「了解よぉ。さぁて...やろうかしら」ユラッ
不知火「っ...」ゾクッ
荒潮「あらぁ?あの不知火ちゃんが恐怖してるのぉ?」
不知火「そんなこと...!」キッ
荒潮「うふふ、それなら再開よぉ」ザクッ
不知火「あぁっ!」
提督「みんな皮を剥ぐの上手くなってるねぇ」
朝潮「わかるんですか」
提督「やり始めに比べて速くなってる」
朝潮「優秀な妹たちを持てて鼻が高いです」
提督「おーい、顔以外終わったらこっちきて」
大潮「わかりましたー!」
満潮「もう少ししたら終わるわ」
荒潮「アハ、終わりなのねぇ。ちょっと残念」
提督「えー、次にやる事は、こいつらを壺にぶち込みます」
陽炎「はぁ、はぁ...何よ...」
提督「この壺には深海岩塩という深海棲艦御用達の高級岩塩を敷き詰めてありまーす。塩責めに使うもんじゃないが、まあやってみよう」
大潮「それじゃ行きます!そぉれ!」ヒョイ
陽炎「ちょ、強く掴むな!痛い!」
大潮「どーん!」ドスン
陽炎「ぎっっっ!!!」ザクッ
陽炎(さ、刺さる!皮膚が剥がれてるからモロに刺さる!痛過ぎる!!!)ズキズキ
荒潮「傷口に塩を塗った時の痛みは想像を絶するって聞くわぁ」ヒョイ
不知火「や、やめろ!」
荒潮「嫌よぉ?それじゃ、感想聞かせて?」ドスン
不知火「ぅあ!!!!」ザクッ
不知火(ま、まずい、意識が飛びかけた...)ズキズキ
満潮「ふー、やっと終わった。今行くわ」ズルズル
黒潮「ちょ、引きずるなぁ!!!!」
満潮「は?聞こえないわね」ドスン
黒潮「がぁっっっ!!!??!?」ザクッ
黒潮(な、なんやこれは!いくら何でも粗すぎや!)
提督「おー、陽炎型のメンタルは強いねぇ」
朝潮「摩耶とかいう豆腐も見習って欲しいですね」
提督「お、そうだな」
陽炎「くっ...こんな事して...」
提督「おー、ネームシップはまだ余裕があるみたいだな。責めが足らんか?」
大潮「司令官!壺動かします?」
提督「いいねぇ。転がしても良さそうだな」
陽炎「ちょ...!そんな事したら...」
大潮「よいしょっと」ゴロン
陽炎「ぎぁっっっ!!!!」ザクザク
大潮「ゴロゴロー♪」ゴロゴロ
陽炎「や、やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
提督「いたそう(小並感)」
朝潮「荒潮と満潮も転がしてあげなさい」
満潮「もちろん」ゴロン
黒潮「うがっ!!!」
満潮「こっちもゆっくり行こうかしら」ゴロゴロ
黒潮(体重がモロにかかって岩塩が深く刺さる!)ズキズキ
荒潮「岩塩追加してから転がしましょ」ザラザラ
不知火「ぐっっ!!!!」
荒潮「さーて、これで満遍なく塩に触れられるわねぇ!」ゴロン
不知火「いだっ....」ザクザク
荒潮「アハハ!痛そうねぇ!辛そうねぇ!」ゴロゴロ
不知火「くっ...!」ズキズキ
大潮「こんな感じでいいですかね!」ゴトッ
荒潮「あー楽しかったぁ」ゴトッ
満潮「転がすのって結構疲れるものね」ゴトッ
提督「お疲れー。陽炎たちもだいぶ参ってんじゃねぇの?」ワハハ
陽炎たち『...』ビクッビクッ
提督「もう盾突く体力も残っちゃいねぇか」
朝潮「実際物凄く痛いですからね」
提督「お、黒潮の髪の毛少し白くなってんじゃね?」
朝潮「急激なストレスで白くなったのかもしれません」
提督「まあ色が抜けようが手は抜かねぇぜ?」
陽炎「こ、こんなことして...楽しんでる...?」
提督「楽しくねぇって言えば嘘になるが、それはてめぇらだからだな」
朝潮「何も関係無い人を痛めつけても全く楽しくも面白くもありません。ちゃんと理由があるからですよ」
提督「それはてめぇらが一番よく知ってんだろ?あの時、あの夜、俺に何をした?こうされるぐらい憎まれるような事をしただろ?」
陽炎「それにしたって...やり過ぎとは...いっ、思わないわけ!?」ズキズキ
提督「やり過ぎ、だと?思ってる訳ねぇだろ。こんなんですらまだ生温いと思うわ」
不知火「悪魔め...」
提督「褒め言葉だわ。裏切り者どもを苦しめられるなら悪魔にでも何でもなってやる」
朝潮「この憎しみは簡単には消えませんよ」
黒潮「は、はやくころしてや...」
提督「...はぁ、こんな甘い事言ってますよ?みんなどうする?」
大潮「ダメー!」
荒潮「だぁめ♪」
満潮「却下」
朝潮「話になりません」
提督「つーわけで、このままもっと苦しんでもらいましょー」ワハハ
黒潮「こ、ころしてや...いたい...」ビクッビクッ
提督「...は?」
黒潮「す、すまきにしてごめんなさい...うらぎってご、ごめんなさい、いた...だ、だから、もうらくにさせてください...」ボロボロ
提督「誰が楽にするか」スッ
提督「俺はな、あの夜いた奴らだけは必ず復讐を果たすと誓ったんだ」
提督「殺してくれと懇願されても、自害しようとしても、決して死なせずに苦しませるとな!」
黒潮「な、なに...うぁ!?」ジュウウウウ
提督「お前らの顔を見る度に、どうしようも無いぐらい怒りと憎しみが湧いてくる」
黒潮「あづい!あづいよぉぉぉぉぉ!!!!」
提督「人の持つ悪意と、無尽蔵に湧く憎悪が今の俺を突き動かしている」
黒潮「あぁあああぁぁぁあぁぁぁ!!!!」
提督「もう後悔しても遅せぇ。誰がなんと言おうと、俺は俺の物語を終わらせねぇ。お前ら全員に復讐を果たすまで!」グググ
朝潮「司令官!それ以上は!」
提督「...ハッ!」
朝潮「危ない所でした。黒潮が失神しかけてました」
提督「俺としたことが、舞い上がっちまった...すまんな」
大潮「黒潮はほっとくとして、残りをどうしますか?」
荒潮「私たちはいいけど、満潮ちゃんは?」
満潮「そうよ。黒潮は私がやるつもりだったのに」
提督「面目無い。でもこれから三人一緒の作業になるから」
満潮「何すんのよ」
提督「最後の仕上げに、な」
朝潮「二人とも、好きな方を選んでください」
大潮「なんですか?これ」
荒潮「ナイフと...小瓶?」
朝潮「これは王水という濃塩酸と濃硝酸の混合液体が入った小瓶です。扱う際には決して素肌で触ってはいけませんよ」
大潮「触ったらどうなるんですか?」
朝潮「平たく言うと、溶けてボロボロになります」
大潮「おぉー!で、これをどうするんですか?」
朝潮「一人一つ分ありますので、奴らの顔にかけます」
陽炎「なっ!?」
不知火「...!」
黒潮「...」ビクッビクッ
朝潮「皮膚を剥がす人、王水を垂らす人、焼き鏝を押す人の三人で分けてやります。私と司令官は焼き鏝の準備をします」
満潮「...どうする?」
大潮「大潮は王水かけたいです!」
荒潮「じゃあ、ナイフいいかしら~」
満潮「わかったわ。私は焼き鏝ね」
陽炎「こ、こいつら頭おかしい...!」
不知火「逃げないと...うぐっ!」ズキズキ
黒潮「...ぁ」ピクッ
陽炎「黒潮!起きて!」
黒潮「...ゆめ、やない...」
提督「休憩したか?じゃあ再開だな」
陽炎「く、来るな!」
荒潮「ダメよ~♪そぉら♪」ザクッ
陽炎「いだっ!」
荒潮「アハハハ♪」サクッサクッブチッ
陽炎「いっ!!!」
荒潮「切り取れたわぁ♪大潮ちゃん、出番よ~」
大潮「はい!どーん!」バシャッ
陽炎「うっ...い、いだい!やめで!」ジュウウウウ
提督「荒潮早いっすね、もう剥いだのか」
荒潮「どう?凄いでしょ~?」
提督「いまやっと焼き鏝熱し終わったとこなのに...あ、そうだ満潮」
満潮「何よ」
提督「全く他意は無いんだが、満潮ってステーキ頼む時はレア派?ミディアム派?ウェルダン派?」
満潮「...ウェルダンよ」
提督「おー。はい焼き鏝」スッ
満潮「...そうね、私、良く焼いた方が好きなのよね」
陽炎「いだい...」
満潮「赤身が無くなるまで焼いた肉の方がね」ジュウウウウウ
陽炎「ぎゃあああああ!!!!!」
不知火「くっ...!」ガタガタ
提督「おいおい何してんだお前」
不知火「不知火に近付くな...!不知火は...ここから逃げ」
提督「...ふん」ゴスッ
不知火「がっ...!?」
提督「全く、お前ごときに無駄な労力を使いたくねぇんだよ。見てて気分が悪くなる」ゴスッゴスッ
不知火「うぐ...うぅ...」
提督「懐かしいよなぁ。お前、俺が逃げようとした時にそう言いながら痛めつけてくれたよな?」
不知火「うぐぐ...」
提督「全く皮肉だよなぁ?自分がやった事を返されるってのはよぉ?」
不知火「くっ...」ポロポロ
提督「泣いたって無駄だ。荒潮」
荒潮「はぁい♪」キラッ
不知火「こ、来ないで...」ポロポロ
荒潮「...そんな顔されると、もっと苦しめたくなるじゃない」ゾクゾク
不知火「た、助けて...」ポロポロ
荒潮「それじゃ、切りまーす♪」ザクッ
不知火「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
荒潮「特別に切り取るんじゃなくて、『剥がして』あげる♪」ベリベリ
不知火「やぁぁあぁああああ!!!!」
大潮「うわー、気持ち悪い!」バシャッ
不知火「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!!!」
満潮「悪いけど、手加減無用なの」ジュウウウウウウ
不知火「あ...あが...」ビクッビクッ
黒潮「ゆ、夢やない...」
荒潮「起きても地獄なんて気の毒ねぇ」ザクッ
黒潮「ぎっ!!?!?」
荒潮「さっき焼かれた所は流石に無理そうねぇ」スパッ
大潮「王水はかけますけどね!」バシャッ
黒潮「いだっ!あづっ!!!?」
満潮「惨めね」ジュウウウウウ
黒潮「あづいぃぃぃぃ!!!」
提督「仕事早いっすねぇ」
大潮「頑張りました!」
荒潮「あらあら大変、服が血まみれだわぁ」
満潮「ほんと今更ねあんた」
荒潮「うふふ、夢中で気づかなかったの」
提督「さて、陽炎どもは...うわー、髪の毛でしか判別出来ねぇな?」
満潮「顔がもう人に非ずって感じね」
提督「忌々しい顔を見なくなって清々するわ」
陽炎「...」ビクッビクッ
不知火「...」ガクガク
黒潮「...」ピクピク
提督「あれでも生きてんだぜ?人間というか、艦娘って頑丈だよなぁ」
朝潮「さて、これでおしまいですかね?」
提督「んー、塩責めだけでもキツいけど、もうひとつ付けとくか」
朝潮「何にしますか」
提督「...そうだ。水滴を垂らしとこう。脱水症状にならないようにな(適当)」
朝潮「了解です」
提督「おし、帰る準備すっか。剥いだ皮は集積地にでもくれてやろう」
そして...
ピチョン
陽炎「いっ...」
不知火「冷た...」
黒潮「水...?」
提督「死んでもらっちゃ困るからな。水滴だけでもありがたく思えよな~」ガチャ
朝潮「自害しても無駄ですよ。すぐにこの世に戻ってきますから」
荒潮「私たちはいつでも見てるわぁ」
満潮「せいぜい苦しむ事ね」
大潮「それじゃ、またねー」バタン
***
朝潮「それにしても司令官、水滴など垂らすなんて、慈悲のつもりですか?」
提督「うんや?水滴を延々と垂らす拷問ってのがあってな、ずっと水を垂らされるといつか正気を失うらしいぜ?」
朝潮「そうなんですか?」
提督「あ、大和捕まえるまでに脱水症状起きたら困るってのもあるからな」
大潮「...そういえば、もうあと二人でしたっけ?」
提督「...そうだな。長かったような、短かったような」
荒潮「...どうするのぉ?奴らが海に出てくるとは思えないけどぉ」
提督「なら、迎えに行こうじゃねぇか。『皆で』な」
満潮「迎えに...ああ、そういう事」
提督「ああ。これでもうすぐ、俺は悲願を達成出来る。これで、終わるんだ」
提督「待っていろ大和...!」
レ級e「あたしを呼ぶって事は、デカい戦いなんだろうね?」
提督「ああ。お前、大和は知ってるだろ?」
レ級e「知らない奴は誰も居ないさ。そんで?」
提督「お前、タイマンでやってみたくない?」
レ級e「へぇ、やれんの?」
提督「今から、俺のいた鎮守府へ向かう。そこで大和と一騎打ちさせよう」
レ級e「...ボス、あんたはどうなんすか」
戦艦棲姫「我々は『檻』の役がある。まさか、私の秘蔵っ子であるお前が、怖気付くわけなかろう?」
レ級e「...ふふん、そこまで言われたんなら、やるっきゃないよね。久々に死ぬ程暴れたいんだ。受けて立つわ」
提督「よし、深海海月姫以外は全員鎮守府へ向かう。あの屑を叩きのめすぞ」
***
数日後...
大和「...はい、了解です」ガチャ
大淀「どうされました?」
大和「鎮守府の欠員が著しいから、指揮権の剥奪を検討するとか言われたわ」イライラ
大淀「それは残念ですね」
大和「チッ、どいつもこいつも攫われて、私の計画が台無しじゃない。やっぱ弱い奴は使えないわ」
大淀「...」
大和「大淀、まさかあんたも一枚噛んでるんじゃないでしょうね?」
大淀「...いえ、そんな事はありません。でも、私の役目はここまでですね」
大和「は?」
大淀「大和さん、今までの会話は全て盗聴器で録音してあります。保存データは私しか知らない所に隠してあります。もし見つけてもバックアップがありますので」
大和「...お前、私と同時期に建造されたから警戒していなかったが、奴らのスパイだったのか?」
大淀「私は大本営からあなたの監視を任命された艦娘です。あなたが建造された時に発見された『バグ』の監視の為に」
大和「バグ、だと?」
大淀「建造される艦娘はごく稀に艦娘型録に記載されていない特徴を持つことがあります。人間で言う突然変異に近いものですね。例えば、容姿、性格、センス」
大淀「あなたの場合は性格に変異が見受けられました。しかし、建造当初はその兆候が全く見られず、誤認かと思われました」
大淀「そして、この鎮守府に着任すると希望した際、元帥からあなたの監視を任されました。我々や提督の前では猫を被っているかもしれないから、と」
大淀「突然変異のデータ収集もありましたが、提督への心配もあったと思います。しかし、まさか着任した直後に、私に本性を現すとは思いませんでした」
大淀「私や大本営が思ってる以上に人間を嫌悪し、危険な思想を持っていました。計画を聞いて、何故か私も同調してしまう狂気を感じました。私も、データを大本営に渡すことを躊躇うぐらい、狂気に侵されていたのでしょう」
大淀「そして、あの夜。実は私は全て見ていました。あなたの狂気に魅入られた艦娘たちは、見事に提督に牙を剥きました。私は恐怖と同時に、高揚しました。このまま責務を放棄し、人の上に立つのも悪くないと思いました」
大淀「でも、それも愚かな夢だと気付いた時には遅すぎました。復讐を果たさんとする提督の魔の手が、多くの仲間を連れ去って行きました。私たちもいずれ、彼に殺される事でしょう」
大和「...は?」
大淀「一体、どこで道を違えたのでしょうね。あなたの計画を知ったところか、この鎮守府に着任して監視に就いたところか、あなたがバグを抱えて建造されたところか...」
大和「お前...まさか逃げようとでも?」
大淀「どうでしょうね?逃げてもいいですが、恐怖に怯えながら生きるというのも考えものですし、そもそも逃げられないかもしれませんし」
大和「...この私を、大和を差し置いて逃げると?」
大淀「...まあ、奴らが来るまでに動かないとですね。尤も、もうそれすらも手遅れかもしれませんが」
大和「何?」
大淀「言い忘れてましたが、敵勢力の反応がありました。もう鎮守府近海まで押し寄せています」
大和「なっ...!」
大淀「私はどうなっても構いませんが、一応逃げることにします。大本営にも報告しないといけませんし」
大和「大淀ぉ!!!!」
大淀「短い間でしたが、提督お疲れ様でした。それでは」ガチャ
大和「...逃がすかぁ!!!」ダッ
大淀「はぁ、はぁ、はぁ」
大和「大淀ぉぉ!!!」ガシッ
大淀「うぅ!」
大和「何が逃げるだ!?ふざけんじゃないわよ!人間の言いなりになって、私を監視しておいて!」グググ
大淀「うぐっ...ふんっ!」ピカッ
大和「くっ!?」
大淀(よ、よし、今のうちに...)
大和「フラッシュバンか...くそっ!」
大淀(呼んでおいた...車に...よし、来てる)ヨロヨロ
大淀「ふう、早く出して...」バタン
運転手「はい」ブロロロ
大淀「まずは、大本営に...」
運転手「いえ、その前に寄るところがありますよ」
大淀(あれ、この声...)
運転手「提督がお待ちですので」
大淀(ま、まさか...!)
千歳「さあ、行きましょう?」
大淀「ひっ!?」
***
大和「くそっ!どこだ!」キョロキョロ
大和「あのクソメガネ、逃げたな!」
大和「...それに、この音...もう来たか」
空母棲姫「1人しかいないわ」
ヲ級改「大和のみですね」
朝潮『こちら朝潮、睦月型の子たちの保護完了』ザザッ
千歳『こちら千歳、大淀の捕獲完了』ザザッ
重巡棲姫「了解。ダイソン、準備出来たみたいだよ」
戦艦棲姫「その名で呼ぶなと言っただろう。レ級、準備運動は済んだな?」
レ級e「言うまでもないね」グググ
大和「...ちっ、駆逐艦たち!どこいったの!?」
大和「...反応無し。さては大淀め、先に逃がしたか?」
大和「まあいい、私は大和。世界最強の戦艦が全てを消し去ってやる」
大和「かかってこいゴミ共ぉ!!!」ダッ
大和「...ん?」
レ級e『...』
大和「誰も撃ってこない...それに、私を囲んで...」
レ級e『キヒヒ、夢にまで見た戦艦大和とのタイマンだ』
大和「あ?」
レ級e『さあ、とっとと始めよう。失望させるなよ!』ド-ン!
大和「ほざいてろ!直ぐに海の藻屑にしてやる!」ド-ン!
戦艦棲姫(始まったか...さて、提督の指示ありの中、どこまで大和が食い下がるか見物だな)
***
文月「朝潮ちゃん、生きててよかったぁ!」
皐月「で、でも、なんで駆逐棲姫が...」
朝潮「話せば長くなりますので、要点だけを伝えます」
大潮「えーと、司令官は大和に裏切られて」
荒潮「死にかけてたところを深海棲艦に救われてぇ」
満潮「裏切り者に復讐してるってことよ」
三日月「ふ、復讐!?」
長月「生きていただけでも儲けものなのに、無茶な事を...」
菊月「ここの所主力艦が軒並み消えたのはそういうことか」
駆逐棲姫『とにかく、君たちを保護するからこれに入って』
ワ級f「」アングリ
文月「ふぇぇ、怖いよぉ」
駆逐棲姫『大丈夫、悪いのは見た目だけだから』
ワ級f(駆逐棲姫様は良くも悪くも正直ですね...)
***
提督[大和は残念だか弱点らしい弱点が見受けられない。次弾装填間隔も早い。だからまずは避けることに専念しろ]ザザッ
レ級e『攻撃はどうする?』
提督[お前は魚雷と艦爆を装備しているよな。大和の砲撃を外した時にでかい水柱が上がるだろうから、隠れつつ艦爆、魚雷の順に撃て]
レ級e『一緒じゃダメなん?』
提督[艦爆で空に意識を向かわせて、足元を留守にさせるんだ。当たった直後は必ず砲撃が止まるだろうから、そこで叩け。誘導はお前に任せる]
レ級e『ふふ、なかなかいいじゃん。任されたよ!』
大和「くっ!ちょこまかと!」ド-ン!
レ級e(水柱...確かに上がるけど隠れる時間が全くない。危険だが至近弾が来るのを...)
大和「どうした!この大和に怖気付いたか!」ド-ン!
レ級e(挑発と同時に至近弾!ここだ!)バシャ-ン
レ級(艦爆発艦からの、魚雷発射!)
大和「ん?艦爆!?」
レ級(もっと引き付けさせるために、艦爆追加!)ブ-ン
大和「くっ、卑怯な!」ガガガ
レ級e『戦いに卑怯もクソもあるか!』
大和「小賢しい!」
レ級e(足元に意識が向かないように、尚且つ魚雷へとゆっくり誘導して...)
大和「鬱陶し...いっ!?」ドゴ-ン!
レ級(ビンゴ!ドンピシャだ!)ド-ン!
大和「ぐあっ!?」
レ級e(被弾後の反応も全部言った通りだ。まるで攻略本を見ているかのようだね)ド-ン
大和「くっ、クソがぁ!」ド-ン
レ級e『次どうする?』ヒョイ
提督[ちょっとずつ当てたり、挑発させて怒らせろ。その後は俺の指示なしでも行けるはずだ]
レ級e『へぇ?』
提督[怒りに身を任せた攻撃は当たれば危険だが、非常に単調になる。殺さない程度にダメージを与えろ。大破させたら腹パンでもして気絶させて連れてこい]
レ級e『あいよー。じゃ、やってみるか!』
大和「ちっ、何故当たらない!?」ド-ン
レ級e『下手くそだなぁ。やっぱ口だけか?』ドン
大和「いたっ、な、なんだと!?」ド-ン
レ級e『戦艦大和だから多少期待してたが、思ったより弱いな』ドン
大和「いっ!」ド-ン
レ級e『はー、アホくさ。辞めたら?艦娘』ド-ン!
大和「ぐっ...!この!」
レ級e『どこ撃ってんの?あ、お前もしかして喧嘩初めてか?力抜けよ』ド-ン
大和「こ、この大和を...侮辱するな...!」ゾワッ
レ級e『はいはい、イキり乙』ド-ン
大和「調子に乗るなゴミがぁ!!!」ド-ン!ド-ン!
レ級e(よしよし、怒った。確かに危ないけど、こりゃ避けやすいね)
レ級e(何か本当に期待してたのが馬鹿らしく思えてきた。まるでガキが泣き喚いて暴れてるみたいだ)
レ級e(何か興醒めだなぁ。とっとと終わらせよ)ド-ン!
大和「がっ!!!」
レ級e『マジつまんな』ド-ン!
大和「うっ!!」
レ級e『大和の名を背負うのやめなよ。恥の上塗りだ』ド-ン!
大和「あぁ!!!」大破
レ級e『腹立つから殺してやりたいけど、提督がお待ちかねだかんね。後は任せた』ドゴッ
大和「ごふっ...」グラッ
レ級e『ワ級』
ワ級f『はい、ただいま』ガブッ
***
レ級e「終わったよ」
提督[お疲れ。どうだった]
レ級e「あんたが地上の提督だった時、どんだけ優秀だったかよくわかったかな」
提督[それはいい。大和と遊んでどうだった]
レ級e「面白かったのは前半だけだね」
提督[そうか。期待に添えられず残念だ]
レ級e「ま、暇つぶしにはなったよ。ありがと」
提督[そう言ってもらえると救われる]
レ級e「うん。じゃ、ボスー。あたし先に上がりますんで、乙でーす」ズズズ
戦艦棲姫「...フフフ、ご苦労」
戦艦棲姫(遂に、元凶を捕らえる事が出来たか。本当にやってのけるとはな)
戦艦棲姫(長いようで短い期間だったが、あの男の生きる目的が終わろうとしている)
戦艦棲姫(寂しさを感じるのはいつ以来だろうか..不思議なものだ)
深海本拠地·深海海月姫の私室
提督「おっす...おお、研究室みてぇだ」
深海海月姫「あら、薬品泥棒さん。今度は何を持ってくつもり?」
提督「それに関しちゃ何も言えねぇ。すまない」
深海海月姫「もう。ストックしていた王水のほとんどが無くなったわ。使うなら一言言って下さい」
提督「うぐっ」
深海海月姫「でも、試作品のデータ収集には感謝してるわ。無事成功したようね」
提督「それなんだけど、量産出来たか?」
深海海月姫「ええ、改良も出来たわ。『アレ』を再現出来そうよ」
提督「ありがとう。これで、永遠に苦しめる事が出来る」
深海海月姫「...最後の復讐だから、燃えてるわね。今までよりも強く、熱く、大きい炎のよう」
提督「当たり前だろ。俺と朝潮をぶっ殺そうとした奴だぞ」
深海海月姫「その憎悪を持ってしても、貴方だけは私たちの血の狂気に呑まれないのね。人間って不思議」
提督「ふん、どんなもんだ。そろそろ行くからな」
深海海月姫「私も行くわ。ほら、持って」ガシャ
提督「はいはい」ガシャ
***
提督「さーてここか」ガチャ
大和「...やはりお前か」ギラッ
提督「あ、レ級にボコボコにされた自称世界最強の艦娘じゃないっすか」
大和「っ...」
提督「それと自分だけ逃げようとした受話器メガネの大淀じゃないっすか」
大淀「...提督」
提督「いやー遂にここまで来たねぇ。何か感慨深いねぇ」
大和「深海に寝返った国賊め!」
提督「おーおー、今更正義の艦娘ぶってんじゃねぇよ小物が。大本営もこんなゴミ送ってくるとは思わなかったぜ」
深海海月姫「...よいしょ」ガシャ
提督「そういや大淀も大本営から来てたよなぁ?何か事情とか知らないの?」
大淀「...それを言ったら、殺してくれますか?」
提督「そいつは保障出来ねぇなぁ。まあ前向きに考えてやるよ」
大淀「...大本営にのみ設置されている大型建造装置、通称『溶鉱炉』は、生み出される艦娘の種類が通常より格段に多い事は知ってますよね」
提督「おう」
大淀「しかし、種類が多い反面、建造精度に誤差が生じている事が確認されたのです。以降これを『バグ』と呼びます。通常の建造装置は建造できる種類がそれほど多くないので、精度は非常に高いのです」
提督「...」
大淀「人が生まれてくる時にも、ごく稀に遺伝子疾患を持つ赤子が出てくるのと同じく、艦娘、もとい船も建造で僅かな故障を持ったまま生まれて来ることがあります。大和はその一例です」
提督「は?」
大淀「もちろん建造直後はバグの確認の為に、妖精さんがチェックをします。恐らく提督なら、チェックを掻い潜り、鎮守府に着任したものと思うでしょう」
提督「違うのか」
大淀「はい。建造妖精たちは大和の性格、精神面にバグを確認しました。バグのある艦娘は艦隊運用において支障ありと見なされ、解体されるのが普通ですが、大本営は妖精の報告を『無かったこと』として、着任を許可したのです」
提督「...何故だ」
大淀「かつての日本を表し、第二次大戦中の日本の切り札とされた戦艦の建造に成功したのです。それが運悪くバグを抱えていた。また建造できる可能性は低く、資材の余裕も無い。即ち、『勿体ないからやらなかった』という事です」
提督「...」
大淀「今回の事件の原因は大和にもありますが、大本営の杜撰な対応にもあります。ですが、大本営は今や国防の要。ここで陥落する訳にはいかないんです。だから、この真実と、私の命をもって、復讐を終わりにして下さい」
提督「...」
大淀「どうか、ここにいる者のみの犠牲で終わらせてほしいのです。どうか...」
大和「私をまた愚弄したな!この大和をんぐっ!?」ガシッ
提督「ちと黙ってろ」グググ
大和(ば、バカな!?人間如きがこんな力を!?)
提督「...そーかいそーかい、てめぇらのガバのお陰で俺はこうなったってのかい」
大淀「元を辿ればそうなります」
提督「...はー、海月姫。追加であの薬作れる?」
深海海月姫「...その子の分?」
提督「ああ。俺は今最高に頭に来てる」
深海海月姫「...少し待ってて」スタスタ
提督「...大淀、よく話してくれたな」
大淀「...なら、殺してくれますか?」
提督「気が変わった。お前も実行犯同様、永遠に苦しんでもらう」
大淀「え...」
提督「そんな重要な事を知っておいて話さなかったのは、ある意味今回の謀反より重いぞ」グググ
大和「んん!?」
大淀「...」
提督「切れ者だと思っていたが、役立たずのクズだったな。笑わせんじゃねぇぞ!」ブチッ
大和「うぁぁ!!?」
提督「おっと、口を引きちぎっちまった。力み過ぎたか」ポイッ
大和「こ、このクソ猿がぁ!このやあと(大和)を傷付けていいとおおって(思って)いるのかぁ!!」ダラダラ
提督「いいに決まってるだろクソ女。てめぇら裏切り者に人並みの権利が残ってると思うな」
大淀「そんな...」
提督「それと、軍ではこういう事件は連帯責任で通ってるよなぁ?あの夜いたクズ共をここに集めるか」
***
朝潮「司令官、連れてきました」ドサッ
大潮「疲れたー!」ドサッ
満潮「ふん、廃人同然ね」ドサッ
荒潮「ふう、連れてきました~」グイッ
利根「ほれ、キビキビ歩かんか」ドカッ
千歳「全く、手間のかかる奴らですよ」ドサッ
提督「おーまるでゴミ溜めみたいだぁ」
大淀「み、皆さん...その姿は...」
提督「いやー、赤城と加賀は口元が血だらけだぁ。人肉美味かったろ?ん?」
赤城「...」ポロポロ
加賀「...」ポロポロ
提督「ちっ、達磨かなぁ」
赤城「う、美味かった、です」
加賀「美味しく、頂きました」
提督「そっかそっかぁ。じゃあお互いの手足でも食ってろ。利根、千歳」
赤城「!?いぎゃああああ!!!」メリメリッブチッ
利根「全くうるさいのう」グリグリッブチッ
加賀「か、感想は言った...いやああああ!!!!」メリメリッブチッ
千歳「提督は、ただ達磨かなぁと言っただけですよ?」グリグリッブチッ
提督「その通り。千歳はわかってんなぁ。ほら、食いな」
赤城「...」シロメ
加賀「...」シロメ
提督「ちっ、食っとけよな」
大淀(な、何という...)ゾクッ
提督「川内は...うはは、小さな穴だらけだな」
川内「...」シロメ
提督「生き返れ生き返れ」プスッ
川内「ぎぃっ!!!!?!?!?」ビク-
提督「よし、一応息はあるな。痛覚3000倍は伊達じゃねぇな?」ワハハ
大淀(さ、3000倍...!?)ブルブル
提督「摩耶は...うわー、蟲だらけじゃん。きもっ」
摩耶「ちょうかい...?」
利根「あそこから持ってくるのはちと難儀じゃったぞ?」
提督「ありがとねぇ。ほら、鳥海だぞ」ベチャ
摩耶「んぇ?あ、ここにいたのかぁ」ガサガサ
大淀「な、何ですかそれ...」ブルブル
提督「これ?見た感じ腸の残骸かな」
大淀(ざ、残骸...)
提督「これ誰?」
朝潮「陽炎型ですね」
提督「へえー、ストレスでハゲたのかな?」
朝潮「右から陽炎、不知火、黒潮です」
提督「顔も焼けて潰れてるし体は汚ぇし誰だかわからんかったわ!」ワハハ
大淀(あ、あの体...まさか肌を剥いて...)ガクブル
提督「どーっすか大和。あんたの同胞、まだ生かしといてあるぜ」
大和「な、何だそいつらは...」
提督「何って、さっき一人一人確認しただろ?」
大和「わ、私は人間如きに敗れるかんんす(艦娘)は知らない!そんなボロ人形なんか知らない!」
提督「あら、あらあら、張本人がそんな事言っちゃうかぁ。こりゃかなーりキツい罰が下るなぁ?」
朝潮「謀反のリーダーなら、全員分の罰を受けるべきかと」
大和「は、はぁ!?このガキ!」
朝潮「口の利き方に気を付けろ」ドスッ
大和「ごはっ!?」
朝潮「貴様のようなクズに指輪を譲ったのが間違いでしたよ」ドゴッ
大和「く、駆逐艦如きが...」
朝潮「駆逐艦如きが、何か?」スッ
大和「お、おあえいたいな(お前みたいな)ゴミが指輪を受け取ったところで何の役にお(役にも)立たないだろう!あの指輪は私にこそ相応しい、強者の証だ!」
朝潮「私はそんな証など要りません。欲しかったのは、司令官との強い絆だけでした。貴様のお陰で邪に染まった指輪など...ふんっ」ガシッ
大和「な、何をする!」
朝潮「この世に存在してはなりません」グリグリ
大和「や、やえろ!(やめろ!)いだい!」
朝潮「それ」ブチッ
大和「うああああ!!!!」
朝潮「これで、力も抜けたでしょう」バキッ
大和「く、クソがぁ...!」
深海海月姫「持ってきたわ」ガチャガチャ
提督「おー待ってましたぁ。そんじゃ、お注射の時間ですよぉ」ピュッ
大和「注射だと?下らん!毒などでこのやあと(大和)は死なん!」
提督「毒ならよかったと思う時が来るだろうぜ。オラッ!」ブスッ
大和「ぐっ...!」
提督「みんなも、そいつらに打ち込んでやれ」
朝潮「了解です」ドスッ
大潮「お注射でーす!」ブスッ
満潮「ふふ、どうなることやら」ドッ
荒潮「どんな反応してくれるかしらぁ」ブスッ
利根「正気を保てるかのう」ドッ
千歳「楽しみにしていますよ。あなたたちの悲鳴」ブスッ
大和「な、何を打っ...た...」
大和(何だ...意識が...)
提督「ふふふ、そう怖がることは無い」
大和(だ、ダメだ...目の前が暗く...)
提督「5分後にまた会おう」
***
大和「...ん、ここは...」
大和「さっきと同じ部屋...拘束具が外れて...」
ドンッ!
大和「うっ...!?」
大和「ど、どこから...」
提督「こ↑こ↓」バンッ
大和「ふん、見えてしまえばお前なんか...!」ド-ン!
提督「ごふっ...」ドサッ
大和(艤装も動いた...まあいい)
大和「人間如きが!この私に盾突いていいと思っているのか!」ドガッドガッ
提督「...ククク」
大和「!?」ピタッ
提督「アッハッハッハ!!!」
大和「な、何がおかしい!」ゴッ
提督「ヒヒヒ...」ユラッ
大和(こ、この目は深海棲艦!?)
提督「説明の前に俺を殺ろうとするたぁ、命知らずなことだ。まあ、それはそれでいいか」フフフ
大和(こ、こいつは何故生きている!?)
提督「まあいい。まずは赤城と加賀からだ」
赤城「」ズズズ
加賀「」ズズズ
提督「ほら、ここに生肉があるぜ」
赤城「」ズルズル
加賀「」ズルズル
大和「な、何をしている! こっちに来るな!」
提督「逃げんな」ガシッ
大和(ふ、振り解けない!?)グググ
提督「まずはこのゴミどもが受けた復讐からだ。足からやれ」
赤城「」ガブッ
加賀「」ガブッ
大和「や、やめろ、噛み付くな!」
赤城「」ギチギチ
加賀「」ガリガリ
大和「や、やめろと言ってるだろ!おい!」
赤城「」ブチッ
加賀「」ガリッ
大和「うがっ!!?!?」
赤城「...人の肉なんて食べたくないのに」グチャグチャ
加賀「あなたに賛同したら、こうなってしまいましたよ」ベチャ
大和「ふ、ふざけるな!離せぇ!!」ブンブン
赤城「ダメです...」ガブッ
加賀「反省していませんね...」ガブッ
大和「うがぁぁ!!!」
提督「おーいい噛みつきだ」
大和「こ、この大和を...喰らうなど...うああああ!!!」
提督「一日ぐらい掛けてゆっくり食え」
赤城「あなたも...苦しんで下さい...」ガリッ
加賀「私たちも味わったんですから...」グチャ
大和「やめろおおおおお!!!!!」
***
大和「...はっ!?」パチッ
大和「な、なんなんだ...夢...?」
提督「夢?何言ってんだお前」
大和「お、お前...あ、あれ?」
提督「おいおい、何を驚いてるんだ」
大和「わ、私の足...何をしやがったぁ!!!」
提督「何って、一航戦に食わせただろ」
大和「そ、そんなバカな、あれは夢...」
提督「寝惚けてるみたいだが次。摩耶のでいこっかなぁ」
大和「嘘だ...嘘だ...!」ブツブツ
提督「んー?何この音」ブロロロ
大和「あ!?...うあっ!?」ズガガガ
千歳「提督ー、新型機の調整見に来てくれたんですか?」ヒラヒラ
空母棲姫「熱心な事だ。丁度いい、新米に教育を頼みたい」
ヲ級改「提督、ご指示を」
ヌ級改「」ビシッ
提督「おー凄い。配下もいるのか」
千歳「それで、あの的はどの部隊で行きますか」
提督「そうさなぁ、配下たちの実力が見たいなぁ。あ、爆弾の中身はこれに変えてくれ」
ヌ級改「手配します」ガサゴソ
ヲ級改「よし、皆!提督にお披露目するんだ!」
大和「畜生...早く逃げなければ...」ズルズル
大和「くっ、来やがった...クソが!!」ズガガガ
提督「お、対空砲火してんじゃん」
ヲ級改「それにしてはお粗末ですね」
ヌ級改「我ら損害無し」
大和「な、なぜ当たらない...うっ!」ドチャッ
大和「な、何だこの爆弾...くさっ!?」ヌチャ
大和「に、肉...骨!?」
提督「足なら返してやったぞ。偉くね?」
大和「はぁ!?こ、これのどこが足なんだ!」
提督「『ちょっと』形を成してないが、お前の足だぞ」
大和「ちょ、ちょっとだと!?」
提督「何か返して欲しそうだったからさっきヌ級に手配してもらったんだよ」
ヌ級改「腹を裂いて回収出来たのはあれだけでした」
提督「ヌ級に感謝しろよなー」
大和「お、おぇぇぇぇ!!!」ゲロゲロ
提督「吐いてる暇なんかないぞー。ガンガン行っちゃってー」
ヲ級改「順番はどうしますか」
提督「強酸、爆弾、肉の順で」
ヲ級改「了解」ブ-ン
大和「げほっげほっ...うっ!?」ド-ン
大和「あ、あづい!何だ!?」ジュワジュワ
大和「さ、酸だと!?うっ!?」ド-ン
大和「こ、今度は爆弾...うげっ!?」ビチャ
大和「...血、血の臭い...!?」
大和「も、もうやめろ!」
提督「何か聞こえた?」
千歳「いいえ」
空母棲姫「何の話だ?」
ヲ級改「何も聞こえてません」
ヌ級改「何も聞いてませんね」
大和「なっ!?」
提督「つーわけで、足掻いてみせろよ。自称世界最強の戦艦さんよ」
大和「こ、この、クソ人間め...うっ!?」グラッ
提督「落ちろ!」
大和(あ、足場がいつの間に...大きな穴が...)グラッ
大和「うわあああ!!!!!」
提督「落ちたな」
大和「いっ!?」ドスン
大和「な、何だこの感しょ...く!?」ガサゴソ
大和「む、蟲!?」
摩耶「あ...ちょうかいか...?」
大和「な、なんだお前!やめろ!来るな!」
摩耶「ちょうかい、そこにいたのかぁ」ガシッ
大和「は、離せ!蟲が...蟲がぁ!」
摩耶「もうはなさないからなぁ」ギュウウ
大和「い、いだっ、蟲に噛まれるだろ!離せ!」ガジガジ
大和「く、来るな!来るなぁあああ!!!」
***
提督「おっはー!!!(クソデカボイス)」
大和「いっ!?」ビクッ
提督「何寝てんのお前」
大和「さ、さっきのは...夢...?」キョロキョロ
提督「さーて次次...んん、な、なんだあれはー」
大潮「遅いですねー」グイッ
満潮「歩くの遅いのよ!亀か何か!?」グイッ
荒潮「また剥がされたいのかしら~?」グイッ
陽炎「」ジャラジャラ
不知火「」ジャラジャラ
黒潮「」ジャラジャラ
大和(な、なんだあれは...全身が赤黒い...?)ゾクッ
朝潮「司令官。連れてきました」
提督「お疲れー。そんじゃ今回は陽炎型の復讐を再現すっか」
大和「」ビクッ
提督「そんじゃ、やられた本人たちに実践してもらうか。自分こんなことされましたって大和に身を以て教えてやれ」
陽炎「...ハイ」スッ
不知火「...ハイ」スッ
黒潮「...ハイ」スッ
大和「な、何する気だ!」
提督「何ってお前、皮剥ぐんだよ」
大和「は、はぁ!?ふざけ...るっ!!?」ザクッ
大和「い、いだ、いだい!やめろ!」ザクッザクッ
陽炎「...」ズッ
不知火「...」ズリュ
黒潮「...」サクッサクッ
大和「聞いてるのか!おい!いだっ!!」
朝潮「ある程度切れたら、こうです」ベリベリッ
大和「うわあああぁぁぁぁ!!!!!」
満潮「この無駄な胸も千切らないとね」グググ
荒潮「ブレストリッパー♪」ブチッ
大和「ぎゃああああ!!!!」
大潮「止血用の、やきごてー!」ジュウウウウ
大和「があああああああ!!!!」
提督「おー、やっぱ大人数は作業が捗るねぇ」
大和「く、くそ...」
提督「まだ意識があるんか。しぶとさしか取り柄がねぇな?」
朝潮「むしろそれ以外に取り柄が思い付きませんね」
提督「わはは、それはそうかも」
大和「ぶ、侮辱、したな...!」
提督「目もまだ生きてるし、塩責めと水滴で痛めつけるか」
朝潮「そうですね」グイッ
提督「デカい壺あってよかったぁ」
大和「や、やめろ...」
提督「やだね」
大和「ぎっ!?!?!」グサ
提督「深海岩塩が勿体ないが、ままええわ」
大和「こ、ここから出せ!痛い!!」
提督「暫く出さねぇよ。ゆっくり苦しめ」
大和「だ、出せぇぇ!!!!」
***
大和「...」パチッ
大和「ま、また、夢...はっ!?」グルッ
提督「夢なわけねぇだろ」ブスッ
大和「うわあああ!!!目がぁぁぁぁ!!」
提督「もう片方ー」ブスッ
大和「ああああああ!!!」
提督「さーて、てめぇの仲間が受けた復讐はこれが最後となります」
大和(や、やっと、最後...)
提督「川内への復讐を完全再現したいが、痛覚3000倍の薬が手元に無いんだよなぁ」
大和(た、助かった...)
提督「つーわけで、撃ち出す弾を炸裂弾に変更しましたー。たとえ艦娘でも当たり続けるとめちゃくちゃ痛いでーす」
大和「なっ...!?」
提督「撃ち込まれる間隔は10秒。そんじゃ、頑張って避けろよ?足があればの話だがな」ガチャ
大和「ま、待てぇ!!!くそっ...」
ドンッ
大和「はっ..いっ!!?」ボンッ
大和「ど、どこから...いつつ...」
大和「そ、そうだ、10秒...あと...」
ドンッ
大和「うがっ!!」ボンッ
大和「も、もう10秒...!?」
大和「まずい、足が無いから避けられない...」
ドンッ
大和「うぎゃっ!!」ボンッ
大和「だ、ダメだ、避けられない...」
提督『おいおい全ヒットかよぉ。だっせ』
大和(す、スピーカー...?)
提督『やる気ねぇのかなぁ。弾を強力なやつに変更するかぁ』
大和「は!?」
提督『じゃ、頑張って避けろよー』
ドンッ
大和「ぎゃっ!?」バァンッ!
大和(い、威力が上がってる!?)
大和「や、やめろ...!もうたくさんだ...!」
ドンッ
大和「うがっ!」バァン!
大和「ど、どうやって避けろって...」
大和「来る...来る...!」
ドンッ
大和「うあああ!!!」バァンッ!
***
大和「...」ボロボロ
大和(これは...いつまで続くんだ...)
大和(くそっ...どうしてこの私がこんな目に...)
提督「全く反省してなくて草」
大和「き、貴様...!」
提督「まあいいわ。ようやく苦しみから解放される時が来たぞ」
大和「!」
提督「そうさなぁ。あの夜みたいに消してやるか」
大和「あ、あの夜...?」
提督「つーわけで、簀巻きにしてやれ」
利根「了解じゃ」グググ
大和(ま、まずい、このままでは殺される!)
利根「終わったぞ」
提督「お疲れ。そんじゃ地上に出てボートに載せるか」
大和「や、やめろ!やめてくれ!」
提督「はいはい、行くぞ」
海上
提督「利根、弾着観測の手伝いしてやれ」
利根「了解じゃ」ブ-ン
戦艦棲姫「ふん、一人でもできるのだが」
提督「より正確なほうがいいじゃん?」
大和「畜生...畜生!」ジタバタ
提督「いやー、かつての俺もあんな感じだったんすねぇ」
戦艦棲姫「ふん、愚かなものだな。やった事をそっくりそのままやり返されるとは」
提督「割と効果的なんだぜ」
利根「距離、風向きはこんなとこじゃ」
戦艦棲姫「よし、行くぞ」ゴゴゴ
提督「じゃあなゴミクズ」
戦艦棲姫「てぇ!」ド-ン!
大和(ほ、砲音が聞こえた...もうすぐ死ぬのか!?)
大和(こ、この大和が、人間に復讐されて、死ぬのか!?)
大和(そんな不名誉な死に方だけは...!)
大和「おのれ...おのれぇぇぇぇぇ!!!!」
ドゴ-ン!
***
大和「...ん」パチッ
深海海月姫「ふふ、お目覚めね」
大和「い、生きてる...?」
提督「海月姫。時間は?」
深海海月姫「5分ちょうどね」
提督「お!再現出来たみたいだな!」
大和「な、何だったんだ、今のは...」
提督「俺さぁ、ガキの頃見てた番組で出た話でよぉ、『懲役30日』っていうのがあってな」
提督「たった30日の懲役と思いきや、その実、新種の幻覚剤で5分間で30日分の苦痛を体験するってやつだったかな」
大和「な、何だそれは...」
提督「ちなみに試作を朝潮に渡して、足柄に投与した際は過剰なストレスで老けたらしいけどな。時の流れを脳みそが誤認したのか知らねぇが」
提督「怖ぇよなぁ?てめぇがクソみてぇに苦しんだ時間が、現実じゃたった5分だぜ?ちなみに海月姫が開発したのはそれに限りなく再現したもんだ」
大和「う、嘘だ...」
提督「嘘だと思うならもっぺん打ってやるよ」
大和「や、やめろ!」
提督「お前に拒否権は無い。時間はたっぷりある。お前の命が尽きるその時まで...」ピュッ
提督「死ぬまで苦しめ」プスッ
大和「や、やだ、いやだ」ドクン
大和「また、あれが...」ドクン
大和「いやだ、いやだ、いやだ」ドクン
大和「やめろぉ!やめろぉぉ!!」ドクン
大和「やめ...ろ...」ガクッ
提督「大淀。てめぇも味わったろ?」
大淀「...はい」
提督「災難だよなぁ。てめぇが任務を全うしなかったばっかりになぁ」
大淀「...」
提督「永遠に地獄を旅する前に言い残す事はあるか?」ピュッ
大淀「...大和に与していなければ、私も仲間にしていましたか?」
提督「知らね」
大淀「...ふふ、そうですか」
提督「早死に出来ればいいな」プスッ
大淀「心より...そう願います...」ガクッ
提督「おーい、大和以外は点滴に移して放置で」
朝潮「了解ですが、理由をお聞きしてもいいですか」
提督「現実に戻って来た時が一番の安心感を得られるだろ?そこからまた絶望に叩き落とし続けたい」
朝潮「成程。首謀者に相応しい末路ですね」
提督「ああ...これで終わった...」
提督「いや、まだ...」
数日後
戦艦棲姫「どこへ行くつもりだ」
提督「あ?ピクニックだよ」ガシャガシャ
戦艦棲姫「ピクニックだと?冗談はよせ。殺意が剥き出しだぞ」
提督「...」
戦艦棲姫「それに、ピクニックに行くには些か物騒な物を持っていくようだな」スッ
提督「触んな」
戦艦棲姫「ふむ、深海手榴弾に、マグナム、設置爆弾か。どこへ行く気だった?」
提督「...ワ級に頼んで、大本営まで送ってもらう予定だった」
戦艦棲姫「ほう」
提督「そこで、溶鉱炉の件で関わったを皆殺しにして、装置の破壊をしようとした。これで満足か?」
戦艦棲姫「何故我らを呼ばなかった?」
提督「俺一人でも出来るからだ」
戦艦棲姫「ふふふ、嘘を付くな。大方、ここにいる艦娘たちと我らを置いて、大本営と共に自爆するつもりだったのだろう?」
提督「...」
戦艦棲姫「そうはいかない。貴様は目的を達成した。今度は我らの目的の番だ」ズズズ
提督(戦艦棲姫の自律艤装が...)
戦艦棲姫「さあ、我らも連れて行け。害ある人間と艦娘を駆逐するぞ」ガチャ
提督「それは出来ない」
戦艦棲姫「何故だ?」
提督「お前らが来れば、必ず誰かが犠牲になる。俺は損失を出さないと言ったはずだ」
戦艦棲姫「...は?」
提督「これは少人数、出来れば俺一人の方が確実にやり遂げられる」
戦艦棲姫「大本営を潰すだけでは意味が無い。他の鎮守府も攻撃する。その為に我らも行くのだ」
提督「その必要は無い。大本営は腐っても地上の鎮守府の総本部だ。頭を失えば体は動かん」
戦艦棲姫「それでも動こうとする所はいるだろう」
提督「確かにいるだろうが、安心しろ。大本営が壊滅したとしても動く奴らに対するマニュアルも作ってある。それに従えば、お前らの目的も達成できる」
戦艦棲姫「...」
提督「だから、許せ。お前たちはとても強いが、艦娘とは違い簡単に轟沈してしまう。俺はお前らが沈むところをまた見たくない」
戦艦棲姫(な、何だこいつは)
戦艦棲姫(今は我らと同じとは言え、かつての敵になぜそのような目を向けられる)
戦艦棲姫(まるで、本当に仲間だと思っているような眼差しを、何故向けられる!)
提督「心配されるのは初めてか?」
戦艦棲姫「何?」
提督「お前の心に動揺が見える」
戦艦棲姫「そんなはずは...」
提督「悪いな。俺には分かるんだ。これも深海化のお陰か」
戦艦棲姫「バカな...」
戦艦棲姫(我らの血を打ち込まれ、復讐を遂げ、憎悪で狂気が肥大化している筈だ。なのに、どうして!?)
戦艦棲姫(何故こいつは狂気に呑まれていない!?何故我らに同調せず、地上と同じ振る舞いができるんだ!?)
提督「ごめんな」ポン
戦艦棲姫「はっ!?」
提督「今は仲間だから、お前らが心配で、誰一人欠けさせたくないんだ」ナデ
戦艦棲姫「や、やめろ!」
提督「わかってくれ。頼む」
戦艦棲姫(全く理解できない!何故この男は我らを慈しむように...)
戦艦棲姫(まるで、我らを艦娘と同じように...)
戦艦棲姫(あいつらとはまるで...あいつらとは...?)
戦艦棲姫(そうだ、こいつはここで目覚めた時、朝潮という小娘の事を自分の容態以上に心配していた)
戦艦棲姫(この男は地上にいた頃、轟沈以前に、中破以上の艦娘が出たら撤退するおかしな男だった。それ以上に、艦娘のクセを把握し、損害を軽微に抑えつつ我らに勝っていた)
戦艦棲姫(この男の、仲間に向ける感情は、今までの奴らとは違い、頭抜けて一途だった)
戦艦棲姫(...そうか、そういう事だったのか)
戦艦棲姫(この男は、元から狂っていたのだ。艦娘の為に、仲間の為に全てを捧げるという、一見美しく見える姿は、ある意味狂気だ)
戦艦棲姫(自分の命を捧げてまで何かを守るという詭弁を、この男は成し遂げようとしていたのだ)
戦艦棲姫(我らの血の狂気に抗い続けたのではなく、受け入れていたのだ。仲間となる者たちの血を、一切拒まなかったのだろう)
戦艦棲姫(だから、今までの奴らとは違ったのか。仲間以外の容赦の無さと、我々への心遣いが。全ては、狂気に上乗せされた狂気だったのか)
戦艦棲姫「...本当に、お前は変わっている」
提督「よく言われる」
戦艦棲姫「道理で奴らとは違ったわけだ」
提督「奴ら?」
戦艦棲姫「...少し話は変わるが、ある時期まで制海権は我らにあった。勿論艦娘からの攻防も繰り広げていたが、我らはある行動のお陰で、常に戦局を優位に保っていた」
提督「...まさか」
戦艦棲姫「貴様のように、攫っていたのだ」
提督(集積地棲姫の呟きはこのことか)
戦艦棲姫「提督にも優劣がある。我らが攫ったのは優秀なほうだ。まあ当然と言えば当然だが」
提督「何故?」
戦艦棲姫「我らには提督のような指揮に特化した者が居ない。悪く言えば行き当たりばったりだった。そのままではいずれ敗北してしまうから、我ら側に立ってもらうと企んだ」
戦艦棲姫「でも、そう上手くは行かなかった。我らの血を打ち込み、支配できると思っていたが、その前に発狂して次々と死んでいった。結果的に馬鹿な提督しか残らなかったから良しとしたがな」
戦艦棲姫「艦娘が轟沈すると、そのまま海の藻屑となるか我らのように深海化するかのどちらかなんだ。馬鹿な提督共はそれを理解しようともせず、数で押し切ろうとしていた。生まれたての艦娘に手を掛けるのは、少しばかり胸が痛んだものだ」
戦艦棲姫「試しに馬鹿も攫って、我らの血を打ち込んでみたが、得られた情報は人間の底知れない悪意だけだった。我らの仲間を間接的に増やしてはくれるが、生かしておく必要もない。だから、我らは人間を害悪とし、それに従う艦娘諸共滅ぼそうと決意した」
戦艦棲姫「しかし、ある時期からそれも上手く行かなくなった。お前が現れてから、我らは敗北を重ねていった」
提督「俺?」
戦艦棲姫「そう。貴様はかつての提督よりも飛び抜けて優秀だった。戦争では考えられない程、艦娘を大事に扱っていたな。そのせいで、我らの同胞は徐々に減っていった」
戦艦棲姫「勿論お前も攫おうかと計画していたが、なかなか守りが堅く、偵察艦も近付けずにいた。だが、例の反逆が起きた時は最早運命を感じた。偵察艦が貴様を見つけた時は皆狂喜したものだ」
戦艦棲姫「それが、蓋を開けてみたら...ふふ、我らの予想以上の男だった。かつての提督では敵わぬわけだ」
提督「...俺を支配しようとしていたのか」
戦艦棲姫「ああ。我らの血は確かに狂気を孕んでいるが、我らの意思に同調しやすくさせる為でもあった。最初はその影響が出にくいものと思って、時間はたっぷりあると言ったが、まさか支配されるのが我らの方だとは考えもしなかった」
戦艦棲姫「だが、提督とはそれが普通である事も改めて実感した。貴様のように特別なら尚更な」
提督「...」
戦艦棲姫「もう貴様への抵抗は無意味だとわかった。頭ではついていこうとしても、身体が動こうとしないからな」
提督「...すまない」
戦艦棲姫「謝る必要はない。我らより、貴様が優れていただけの事。ただ、心残りがあるとすれば、復讐で終わらせたくなかった所か」
提督「...」
戦艦棲姫「ふふ、短い間だったが、貴様の居たこの深海本拠地は活気が出ていたぞ」
提督「そりゃどうも」
戦艦棲姫「...長話をした甲斐があった。それではな」スタスタ
提督「は?」
朝潮「司令官」
提督「...朝潮」
提督「ちっ、あいつ時間稼ぎしてたのか」
朝潮「司令官、話は聞いていました」
提督「...」
朝潮「終点が大本営なのですね。私も...」
提督「ダメだ」
朝潮「何故ですか?行方不明だった司令官と艦娘が帰還したというシナリオは不自然ですか?」
提督「違う」
朝潮「あ、何か持っていくものに不備でもありましたか」
提督「違う」
朝潮「で、では見せしめ用のあいつらを連れて...」
提督「朝潮」スッ
朝潮「嫌です。聞きたくありません」
提督「俺は一人で」
朝潮「何故一人で行く必要があるんですか。私ではダメなのですか」
提督「朝潮、聞いてくれ」
朝潮「私との約束はどうするのですか。破るつもりですか」
提督「朝潮!」グッ
朝潮「やめてください!一人で行こうとしないで!」ジタバタ
提督「ワ級、いるか!」
ワ級f「はい、ここに」ズズズ
提督「朝潮を押さえててくれ」
ワ級f「了解です」バカッ
朝潮「いや!離して下さい!」ジタバタ
ワ級f「申し訳ありません。提督命令です」グググ
朝潮「司令官!司令官!」ジタバタ
提督「...ごめんな」
ワ級f「少しの間、大人しくしていてください」ガブッ
***
鎮守府近海
ワ級「海上に到達しました。ここまでが限界です」バカッ
提督「おう...割と乗り心地よかったぜ」
ワ級「有難うございます」
提督「ボートに乗って...それじゃあな」
ワ級「出来れば、背きたい命令でした」
提督「...」
ワ級「それでは」ザバッ
提督「...よし、行くか」ギコギコ
***
大本営
元帥「うーむ、提督代行である大和と補佐の大淀も行方不明か」
憲兵「はい。今やあの鎮守府はもぬけの殻です」
元帥「そうなると...やはり放棄する他無いかなう」
憲兵「了か...ん、失礼」ピピピ
憲兵「何だ...そ、それは本当か!わかった!」
元帥「どうした?」
憲兵「例の行方不明の提督が鎮守府近海で発見されたようです!」
元帥「何と!本当か!」
憲兵「現在救助に向かわせています」
元帥「そうか、生きておったか...」ホッ
海上
救助隊員「て、提督殿!ご無事でしたか!」
提督「ここは...」
救助隊員「記憶が曖昧なようです!とにかくこちらへ乗って下さい!」グイッ
提督「うぅ...」ニヤ
救助隊員「一先ず大本営へ向かいます!」ブォォォ
***
戦艦棲姫「...以上だ。各員準備」
深海棲艦たち『はっ!』ビシッ
戦艦棲姫「尚、提督の艦娘らの参加は『任意』である。来る者は準備を」
満潮「...それ、司令官の指示なの?」
戦艦棲姫「そうだが?」
満潮「...あいつはどこにいるの」
戦艦棲姫「...さぁ?」
満潮「あんた何か知ってるんでしょ」
戦艦棲姫「知らんな。駆逐棲姫」
駆逐棲姫「何?」
戦艦棲姫「これとこれを持って睦月型に見せて連れて行け」ペラッ
駆逐棲姫「了解」スタスタ
満潮「ちょ、話は終わってないわ!」
戦艦棲姫「知らぬものは知らん」
満潮「ちっ...!」
戦艦棲姫「それより、お前らは行くのか、行かないのか」
満潮「...」
千歳「私は行きます。提督の指示ならば」
利根「同感じゃな」
荒潮「少し、考えさせてぇ?」
大潮「大潮はいきます!」
満潮「...荒潮と同じ」
戦艦棲姫「ふん、早く決めてくれ」スタスタ
満潮「...」
千歳「どうしたの?」
満潮「何だか、嫌な予感がするんです。よく分からないけど」
荒潮「朝潮ちゃんと司令官がいないから、変だなぁって思って」
利根「...そういえば見当たらんのう」
千歳(まさか、提督...)
利根「...ともかく、作戦に開始まで少し時間がある。ギリギリまで考えるのも手じゃ」
満潮「...そうします」
荒潮「了解でーす」
駆逐棲姫「みんな、いる?」
皐月「はーい」
文月「なんですかぁ?」
長月「何用だ」
菊月「尋問か?」
駆逐棲姫「そうじゃない。今から友提督ってところの鎮守府にあなたたちを保護させるから」
三日月「友提督って、司令官の友人の?」
望月「また移動かぁ」
駆逐棲姫「さ、このワ級に入って」
ワ級f「どうぞ」ガパッ
駆逐棲姫「...口以外から入れるようにしない?」
ワ級f「すいません」シュン
***
救助隊員「さ、着きましたよ」ブロロロ
提督「ああ、ありがとう」
救助隊員「元帥殿も会いたがってますが、その前に医務室へ...」
提督「その必要はない」カチャ
救助隊員「え...」バンッ
提督「悪いな」ドカッ
憲兵「銃声?」ガタッ
提督「動くな」ガチャ
憲兵「!」
提督「溶鉱炉まで案内しろ」
憲兵「あ、あなたは...」
提督「早くしろ」グイッ
憲兵「...わかりました」
憲兵「む、貴様!何をしている!」
提督「ん」チャキ
憲兵「銃を捨てろ!」ガシャ
提督「やだね」バンッ
憲兵「ごっ!?」
提督「テロリストにそんな脅しは通用しない」カチッ
憲兵(な、何か置いた?)
提督「まだなのか」
憲兵「も、もうすぐ...こ、ここだ」ギィィ
提督「よし、中に人は...居るな。お前ら、何も言わずに手ぇ上げな」
整備士「ひっ」
大将「な、なんだおま」
提督「何も言うなって言ったろ」ズドン
大将「うがっ!」
提督「次は頭だ」チャキ
大将「わ、わかった!」
提督「俺が聞きてぇのは一つ。大和を建造した時、バグの報告を無かったことにした奴らはどこにいる」
整備士「え、それって...」
提督「ん、何か知ってるようだな。言え」
整備士「た、大将と、あと、中将が...」
提督「ほー、こりゃ運が良かった。大将さんよぉ、何でそんなことしたわけ?」
大将「くっ、き、貴様にはわかるまい!あの大和が、戦艦大和が建造出来たんだぞ!大量の資材と時間を犠牲にしてな!」
提督「へぇ」
大将「そしたら不良品が出やがったんだ!これ程の不運を国民や軍に知られてみろ!我らの信用は地の底に堕ちる!これは致し方ない事だったんだ!」
提督「は?」
大将「大和なら誰もが欲しがる艦娘だったが、傷物とわかったら誰も手を出そうとしなかった!だから奴の希望を聞いて、あの鎮守府に送ったんだ!」
提督「厄介払いってことか」
大将「そうだ!あの提督には気の毒だが、必要な犠牲だったんだ!」
提督「んなわけねぇだろボケ」ズドン
大将「うっ!」
提督「整備士、そいつ立たせろ」
整備士「は、はい」グッ
提督「そいつを溶鉱炉にぶち込め」
整備士「え!?」
大将「な、何!?」
提督「ほら、早くやれ」ユラッ
整備士「!...ハイ」
大将「な、何をしている!離せ!」
憲兵(な、何かに操られている!?)
提督「あー最後に、中将はどこ?」
大将「そ、それを言えば止めてくれるか!?」
提督「あく答えろよ」
大将「い、今は大本営にいるはずだ!元帥からの招集があったからな!」
提督「おし、突き落とせ」
整備士「ハイ」グッ
大将「ま、待て!止めてくれないのか!?」
提督「誰がそんなこと言った?」
大将「こ、この悪魔め!」
提督「何とでも言え」
整備士「」ドンッ
大将「うわあああああああ!!!」ドボン
提督「てめぇも入っとけ」ドン
整備士「え...」ドボン
提督「さてと」カチッ
憲兵(また何か置いた...いや、それはいい。今は憲兵隊を呼ぶ!)ピッ
ブ-ッ!ブ-ッ!
提督「何だ?」
憲兵「ふ、ふふ、悪く思わないでくれ」
提督「てめぇか」ズドン
憲兵「ぐっ...」バタン
憲兵隊長「銃を捨てろ!さもなくば」
提督「撃つぞーってか」ズドン
憲兵「ごふっ!」
憲兵隊長「こ、こいつ!撃てぇ!」
提督(やべぇ、肉壁じゃ所々貫通しやがる)ズガガガガ
提督(まずいな。整備士は落とすんじゃなかった)ズドンズドン
提督(深海化してるとはいえ、被弾し続けると流石に...)
憲兵隊長「撃て撃てぇ!」ズガガガ
憲兵「うっ!?」ズドン
憲兵「うげっ!?」ズドン
憲兵隊長「な、どうし...ごふっ!?」ズドン
提督「な、何だ?」ドサッ
朝潮「間に合いましたか、司令官」ハァハァ
提督「お前...!」
朝潮「申し訳ありません。命令違反なのはわかっています」
提督「お前、どうやってここに」
朝潮「...」
ワ級f『...そろそろ、提督が行った頃ですね』
朝潮『...?』ウズクマリ
ワ級f『今からあなたを地上へと送ります』ガパッ
朝潮『ど、どうして...』
ワ級『私は、[少しの間]と言いました』
朝潮『...』
ワ級f『あなたの交わした約束とやらがどんなものかは知りませんが、提督命令に逆らう程という事はわかりました』
朝潮『...はい』
ワ級f『それでは、お急ぎ下さい』ズズズ
朝潮「そんなことはいいです。私は約束を守る為に来たんですから」
提督「お前、これから死ぬかもしれねぇんだぞ!馬鹿正直に守る必要が」
朝潮「あるから来たんです!それとも、司令官は約束を軽く見ていたのですか?」
提督「それは...」
朝潮「『どんな時でもお互いを忘れず、大切な時は一番近くにいる』と」
提督「っ...」
朝潮「たとえ今から死にに行くとしても、私も一緒です。司令官だけ地獄に堕ちさせません。私もお供します。閻魔大王に逆らう事になってもです」
提督「...」
朝潮「司令官」ズイ
提督「...お前は本当にバカだ」
朝潮「そうですか」
提督「くそっ...あーわかったよ」
朝潮「有難うございます」
提督「ほら、それならこれを大本営のそこかしこに置くぞ」
朝潮「了解です」
***
友提督の鎮守府·執務室
コンコン
友提督「...ん、誰だ」
武蔵「私が出よう」ガチャ
皐月「お、お邪魔しまーす」
文月「お邪魔しまーす」
長月「失礼する」
菊月「邪魔するぞ」
三日月「も、もう二人とも!あ、失礼します」
望月「お邪魔ー」
友提督「ん、君らはあいつんとこの...」
武蔵「な、何だお前は!」
友提督「どうした?」
駆逐棲姫『失礼する』
友提督「し、深海棲艦!?」ガタッ
駆逐棲姫『まあ待て。襲いに来たのではない。この子たちをここに置いてほしいだけだ』
武蔵「深海棲艦が、保護の申し入れだと!?」
駆逐棲姫『貴様の友人が、これを』ピラッ
友提督「な、何!?見せろ!」
武蔵「何が書いてある?」
友提督「...そんな、あいつ」
駆逐棲姫『それと、これを』ゴト
友提督「な、何だこれは」
駆逐棲姫『それでは』スタスタ
武蔵「あ、待て!」
友提督「武蔵!」
武蔵「何だ!」
友提督「奴はただの使者だったようだ。ここで事を荒らげたら何をされるかわからんぞ」
武蔵「...」
友提督「とにかく、この紙とレコーダーらしきものを調べよう。皐月たちは部屋を用意するから」
皐月「了解だよ!」
友提督「さて、あいつは何を送ってきたんだ...?」カチッ
***
朝潮「設置終わりました」
提督「おし、後は元帥の部屋だけだ」
朝潮「それでは、開けます」ガチャ
元帥「ん、お、お主...!」
中将「あ、き、貴様は!」
提督「よう、初めましてかな?クソ中将」
中将「外での騒ぎ、貴様の仕業のようだな!これは軍法会議だぞ!」
提督「んな悠長な事言ってっからみんな死ぬんだぜ」ズドン
中将「うがっ!」
提督「あ、そうそう。深海お土産だ。美味いぞ」グイ
中将「んごご!?」モゴモゴ
提督「おら飲み込め」ピン
中将「んぐっ、げほっ」ゴクン
提督「どう?美味い?」
中将「な、何を食わせた!」ゲホゲホ
提督「何って、深海手榴弾」
中将「なっ!?」
提督「起爆まであと10秒もない。自分の過ちを省みて死ね」
中将「な、なんだと...ぶっ!」ボンッ
提督「おーきったねぇな」
元帥「何て事を...」
提督「あ、元帥よぉ、俺んとこに着任してきた大和とかいう奴、不良品だったらしいじゃん?クーリングオフしたかったけど、その前に裏切られて殺されかけたぜ?」
元帥「な、バグ持ちだったのか!?」
提督「あー、さっきの糞野郎から聞かされなかったわけか。そりゃ残念」
元帥「わ、儂も殺すのか」
提督「軍は連帯責任だって言われたし。部下のミスは上司も責任取らねぇとな?」
元帥「...そうか」
提督「察しが良くて助かる。あんたには色々世話になったよ。だから、先に逝かせてやる」
元帥「それは、慈悲と見ていいのか?」
提督「裏切った艦娘連中にやった事と比べりゃ、天国みてぇなもんだ」スチャ
元帥「一つ、いいか」
提督「何でしょうか」
元帥「儂の教えは、役に立たなかったか?」
提督「いや、むしろ感謝してる。あんたのお陰で、いい艦娘にも恵まれた」
元帥「...クク、そうか」
提督「ただ、お互い運が悪かったな。運命は残酷だ」
元帥「...そうだな。運命なら、受け入れる他ない」
提督「じゃあな。天国に行けることを願うぜ」ズドン
朝潮「最後の爆弾、設置しました」
提督「お疲れ」
朝潮「...いよいよ、終わりですね」
提督「...もう後戻りは出来ないぞ」
朝潮「今更ですね」フフッ
提督「...」スッ
朝潮「司令官。一緒に押しましょう」スッ
提督「...」
朝潮「まるで初めて会った時のようですね」
提督「そういや、ここだったっけな」
朝潮「私は、司令官に巡り会えてよかったです」ギュッ
提督「...握手はしてなかったぞ」
朝潮「では、またここから」
提督「...ああ」
朝潮「あの世でも、よろしくお願いします」
提督「...よろしくな」
ポチッ
***
友提督「う、嘘だろ...?」
武蔵「バカな...大和が、バグ持ちだったなんて...」
友提督「じゃ、じゃああいつは、大和に裏切られて...」
皐月「た、大変だよ!テレビ見て!」
友提督「どうした!」ピッ
『速報です!つい先程、海軍総司令部が突如、大爆発を起こしました!』
『付近の建物にも損害が出ている模様!原因は不明!』
友提督「な、だ、大本営じゃないか!何が起きて...」
武蔵「深海棲艦か!?」
友提督「いや、それなら警報が出るはず...」
『...あーあー、これ取れてんのかな、ままええわ』
友提督「何だ、まだレコーダーが...」
『よう、久しぶりだな友提督。俺だ』
友提督「あいつ!」
『レコーダー越しの挨拶を許してくれ。とりあえず伝えたいことがある』
『そっちじゃ俺が行方不明になって、大和が提督代行してるようだけど、そりゃ大和の陰謀だ』
『つか大淀の記録の後にこの音声データ付けてるからもう聞いてるだろうけど、全て真実だ』
『俺は大和を含め、裏切った連中を地獄へ叩き落としてやった。武蔵には悪いが、当然の報いだと思ってるよ』
武蔵「あいつ..」
『次、これを聞いてるって事は、恐らく大本営が爆発してる頃かもしれねぇ』
『何故だと思うだろう。俺が爆破させたからだ』
友提督「何ぃ!?」
『俺は復讐の為に深海へ堕ちた。だが奴らはそれだけじゃ飽きたらねぇ。害ある人類と、艦娘を滅ぼすまで動き続ける』
『復讐を果たした俺はそこから先をやるつもりはねぇ。だから大本営と共に消え去る』
友提督「し、死んだのか...!?」
『マスコミは深海棲艦の仕業と報じるだろう。だが、お前だけは真実を知っていてほしい。俺が今も信頼できる戦友だからな』
『だから、恐らく送られてきたであろう皐月たちのことも頼む。彼女たちには、何も言わないでくれ。もしふとした事でバレたら、観念して教えてやってくれ』
皐月「そんな...」
友提督(バレちまったよ)
『武蔵、悪いな。お前の姉貴だが、深海で永遠に苦しめてやってる。お前に怒られるのはキツいから、先に地獄に堕ちてるぜ』
『長くて済まねぇが、そういう事だ。まだお前に会わせる顔がねぇから、死ぬなよ。じゃあな』ガガッ
友提督「あの、馬鹿野郎...」
武蔵「...」
友提督「...くそっ、皐月。他の睦月型を呼んできてくれ」
皐月「う、うん...」スタスタ
武蔵「...これから、どうする?」
友提督「...決まってんだろ。生きてやるよ」
武蔵「...深海棲艦の攻撃も苛烈になると思うが」
友提督「それでもだ!生き残って、老衰で死んで、あいつに一から話させてやる!それまで、死んでたまるか!」
***
戦艦棲姫「...!」ピクッ
戦艦棲姫(遠くで、誰か消えた...)
戦艦棲姫(...死ぬには惜しかったぞ。提督)
満潮「お待たせ」
荒潮「お待たせしました~」
戦艦棲姫「来たか。貴様らはどうする」
満潮「...私も行くわ」
荒潮「同じく」
戦艦棲姫「そうか」
満潮「...あいつ、死んだのね」
戦艦棲姫「...さぁ?」
満潮「私も、感じ取ったの。ずっと遠くで、誰かが消えていく感覚を」
戦艦棲姫「...」
荒潮「それを感じたら、もう、何もかもどうでも良くなっちゃって」
戦艦棲姫「...そうか」
満潮「どうせ地獄に行くなら、ひと暴れしてからよ」
荒潮「目一杯引っ掻き回してやるわぁ」
戦艦棲姫「...よし、なら行くぞ」
戦艦棲姫「害ある人間と、艦娘を滅ぼしに」
***
大本営が爆破された数日後、アジア各地で深海棲艦の侵攻が発生した。
日本全国の鎮守府は善戦するもほぼ壊滅し、多くの提督と艦娘が犠牲になった。
友提督の鎮守府は最後に攻め込まれたが、戦闘が始まると思いきや、戦艦棲姫が取引を申し出た。提督の名が出た友提督は取引に応じ、保護の代わりに鎮守府は地上の拠点となった。
そして、深海棲艦たちは内地へと侵攻し、有害と見なした人間を駆逐して回った。結果、日本の総人口は半分を下回る事となった。
一方、友提督と深海棲艦となった大潮、満潮、荒潮は爆破された大本営の撤去作業を監視中、ある物を発見した。
それは、固く握られた成人男性と、少女の手だった。爆破時の衝撃に耐え、火災によって黒焦げになりつつも、その手は離れていなかった。
その手の正体に気付いたのは、友提督と大潮たちだけだった。それは、かつて戦争を終結させかける所まで戦果を上げた提督と、その傍らで彼をずっと支えてきた艦娘のものだった。
友提督と大潮たちは涙を堪えつつ、その手を持ち帰ろうと触れた瞬間、時が動き出したかのように、ゆっくりと崩れ、灰に還っていった。
提督「裏切り者に復讐を」
本編、終わり
ほんへ、工事完了です...
修正箇所が多いんだよな変態糞投稿者のせいでよぉ!!
ここまで見て下さった読者兄貴と、応援、評価、おすすめ、コメントをしてくれた兄貴たちに、心から感謝を。有難うございました。
1人このSSは確実に詰んでました。拷問とか普通思いつきませんから(平和ボケ)
拷問提案兄貴や指摘兄貴の皆様には頭が上がりません。お陰で変態糞投稿者は啓蒙が高まり、発狂耐性が低くなりました(狩人並感)
それと、まさか荒らされるとは思いませんでした(笑)前書きと概要を読もうね!(提案)
最後に、次回作ですが、当初から予定していたほのぼのあまあま系になると思います。ようやく、狂気から解放されるんやなって...
でもその前に、このSSの番外を書いてからにします。ああ逃れられない!(狂気)
なので、番外、若しくは次回作でまたお会いしましょう。
復 讐 完 了
復讐済み
赤城、加賀、川内、摩耶、陽炎、不知火、黒潮、大和、大淀
死亡
親潮、神通、那珂、千代田、鳥海、那智、足柄、筑摩
期待!頑張って💕
元カノに艦娘達が復讐じゃないのか...だがこれはこれで面白くなりそうだ(`・ω・´) b ビシッ!!
ここでもうちの泊地と同じ様なことが起こってたんだな
とは言っても、俺は生きたまま解剖されて今は脳と脊髄と目玉だけで薬品漬けの標本状態だが
そういや泥酔してておぼろげだったが、あいつらなんだか瞳の色が赤とか黄とか青だったような
まぁ、なんにしてもこれを見ている提督の諸君、隣で寝ているのが本当に自分の知っている者なのかどうか気を付けることだ
1さん
ありがとナス!
期待に添えるよう頑張るゾ
2さん
前作とは全く関わりのない話になるので申し訳ナス。復讐劇は書いてみたかったので気合い入れて書きます(ヒエ-)
3さん
え、何これは...(困惑)
恐ろしいぞ(レ)
さぁ、艦娘解体ショーの始まりや…(真ゲス)
お前の投稿を待ってたんだよ!
5さん
俺がじっくり料理したるわ
みんな見とけよ(カーリー)
6さん
ありがとナス!
また君か嬉しいなぁ...(恍惚)
ヘビーだなぁぱっと見提督さんそんな無能ぽくないけどなんでこんな事に...カムカムレモン買います!
深海これくしょん!
なお、既に登場キャラは全員揃っている
さあリンチの時間だ元カノボコったりとかある?
8さん
この提督くんは無能ではない設定です。
箱ごと買って♡
9さん
深海勢強すぎてバランス壊れちゃ~^う
10さん
前作とは関わりのない話なんで元カノは出ません。申し訳ございません。
元カノ(艦娘)はその限りじゃありません(ゲス顔)
拷問回かな?
嘘がバレて大和たちが孤立無援&四面楚歌になってオダブツも面白そうですが、捕獲された裏切り者連中がありとあらゆる拷問(個人的には「蛇責め」。)を受けてボロボロか、駆逐イ級たち人型ではない深海棲艦の食糧となってオダブツか、その両方も面白いかも。
めちゃくちゃ期待!
ネタを入れるのはとても素晴らしい...だけど戦闘パート見たいです...
12さん
お待ちかねの拷問復讐ゾ。
13さん
蛇責め調べたら結構えげつないっすね...
餌にするのとかすぐ殺すのは面白くないんでジワジワといきます。
深海勢は色々と用意がありますから(ゲス顔)
14さん
ご期待ありがとナス!
15さん
しょうがねぇな~(悟空)
長くなりそうだったらカットします...お兄さん許して!
絶望の中で少しの希望を与えてそれを潰そう
17さん
ん、おかのした。
絶望を焚べないと...(使命感)
死なせてあげるなんて優しいなぁ
これが愉悦か・・・
変なモンに目覚めそうw
川内には是非ともハイクを詠んでもらわないとなww
19さん
まだ最初だから、多少はね?
これからタガが外れていくところも見所さんです。
20さん
これには某神父もニッコリ(愉悦顔)
ニンジャネタは出すと一気にコミカルになるから迷い所さんですね...
陽炎の改二実装で浮かれていたワイ、嫁の拷問確定でもう顔中涙まみれや(大号泣)
これってもし無罪で本当に関わってなかったらどうするん?あとどうか前の世界線の艦娘は出さないでくれぇお願いだぁ
追記大和落ちぶれていく姿もみたいな♡
22さん
救いは無いね!(レ)
陽炎改二おめでとナス!タイミングが悪過ぎましたな...
23、24さん
とりあえず完全に知らなかった子に関しては生かすようにします。(無傷とは言ってない)
登場艦娘も前作に出てない子を中心としてますので、ご安心を。
大和は最終的には...(ゲス顔)
復讐もののS Sは数多くあるけれど、これ程のものはそうそうないな…(褒め言葉)
感情の冷めた人間は本当に怖いぞ・・・裏切りに報復は珍しいことじゃないから、珍しい作品だから、これからにすごく期待しています!
中途半端は嫌いなんで(偉そうな事に聞こえるかもですが)やるなら徹底的にお願いします!!!!!!
13 です。
お返事と「蛇責め」の採用、誠にありがとう御座います。
続きが楽しみです ♪
P.S. 自分が見聞きした限りの「蛇責め」は、「人を幾つか穴の開いた箱(桶)に入れる。それを一回り大きな箱(桶)におさめ、マムシなどの毒蛇などを入れ蓋をする。(映像では顔は箱(桶)から出た状態。)蓋にある穴に酒(焼酎)を注ぎ、責め苛む。」とありましたので、生き地獄を味わわせるにはもってこいだと考え挙げさせていただきました。
26さん
ありがとナス!
挑戦中の身なので、光栄です。
27さん
皆様が望む徹底的に至らないかも知れませんが、足りない脳みそ使いまくって頑張ります。ありがとナス!
28さん
はぇ~、すっごい博識...
ご期待ありがとナス!
おつです
親潮と陽炎たちが偶然計画を聞いてしまったというなら
なぜ計画に加担し裏切ったのかの理由くらいは聞いてほしかったな
あと関与グループに大淀が入ってません
応援してます
最高におもしろい
めっちゃ気持ち悪い人喰い虫たくさん這わせてちょっと時間たったら殺虫液上からぶっかけるってのを繰り返すとかどうですかね
次の更新も楽しみです
更新早くて助かります、これからも楽しみにしています!
自分のペースで良いのでがんばってください。
復讐を成し遂げた後は自分の元居た鎮守府へ何食わぬ顔で戻り、提督へと返り咲き、何も知らない艦娘達を指揮し、一方では深海提督として指揮しつつ、一進一退の絶妙なバランスのもと、終わりなき泥沼の戦争をするんですよね?www
蛇責めってハ〇ナプ〇ラで言うならスカラベ責めみたいなやつですかい?
あれって包帯でグルグル巻きにして棺に入れてスカラベに食われるシーンあったけど
何がどうあれ、次もお待ちしてナス!
30さん
リスト修正しときました。申し訳ないです。理由については...すいません、ガバガバでしたね。必ず補完するようにします。
31さん
あーいいっすね~^
蟲責めくん何とか考えます。
32さん
お心遣いウレシイ...ウレシイ...
頑張りナス!
33さん
エンディングの構想は考えてはいますが、まだ有耶無耶な状態で何とも言えません。ただ、両立エンドは少し難しいかなと思ってます。
34さん
そうですね。蛇責めは簡単に書くと裸にして拘束状態のまま蛇の入った桶や壺にぶち込むといったものでした。
ご期待ありがとナス!
赤城加賀は拷問だけで何の情報も引き出さないんだな
36さん
後付けと言われても仕方ないですが、今回の提督は理由は何であれ、裏切り者である艦娘グループに復讐する事を目的としています。
ですから、情報を引き出したところで、情状酌量の余地は一切与えません。
でも理由聞いた方がヒートアップしそうな気もしてきたので、何とか考えてみます。ご指摘ありがとうございます。
(拷問描写怖すぎて)ブルっちゃうよ・・・。
ところで、作者は◯喰漢ほんへを視聴済みなんですかね・・・?(畏怖)
あれも拷問に引けを取らないほどキツいと思うんですけど。
38さん
怖がって貰えてウレシイ...ウレシイ(ニチニチ)
(ほんへ見る以前に概要読んだだけでドン引きしたので視聴して)ないです。
唐突の語録は草生えるからやめロッテ
関与した艦娘はまだまだ居そうな感じですな
金剛も関わってたりしてそう(提督の前ではいつも通りに振る舞って情報等を集めつつ、裏では大和たちに集めたネタを提供して一緒に殺害計画立ててたとか)
ニキサイコパス診断したらひっかかりそう
もっと惨いことして♡
40さん
(語録からは)ああ逃れられない!
ずっと真面目に復讐回書いてると気が滅入るから、多少はね?
41さん
実は金剛たちは今回登場予定じゃないんですよ...申し訳ございません。
42さん
一般善良ノンケです(迫真)
43さん
ん、おかのした。
でも私一人じゃ発想に限界があるので、みんなぁ!オラに元気(知恵)を分けてくれー!(悟空)
川内型への拷問としてゴム弾でリンチやアイアンメイデン、熱々の鉄板布団(10秒寝たら解放する(嘘)などお願いします
前作同様今作も毎日更新されるのを楽しみにしてます。
嫁の拷問確定は辛いけど、ラブリーマイエンジェル達が復讐リストに載ってないから良かった。
提督の仲間になる艦娘は増えるんですか?
45さん
貴公、もしや未来が見えるのか...?(不死人並感)
まだぼんやりですが参考にします。ありがとナス!
46さん
仲間になる艦娘を増やすかはまだ未定です。
後の話でそっちの方が都合(意味深)が良さそうになるなら増やすかもしれないです。
切れ味悪い糸ノコで指先から輪切りにしていきましょうねー(ゲスガオ)
おお...これは当然の末路...深海版の妖精さんの癒しが観たいなー でも趣向と違うかーが...
うわー、何て酷いんだ。ここまでやるか?(褒め言葉)。 イイゾモットヤレ!
さて、次は誰かなぁ・・・。
(個人的には、うちの大和嫁なんでびみょーなんですが、最近放置しっぱなしなんで、うちも拗ねて反乱されるかも・・・?)
読み手をゾクゾク興奮させる内容ですね。
今後は死なせる艦娘はぜひ凌遅刑、ファラリスの雄牛、内臓抉りあたりで安らかに逝かせてやってくださいオネシャス!!(ゲス)
いいSSに出会えた!
これは提督もやられるフラグが立ってますね…
個人的には人狼ゲームっぽくして名前が上がった艦娘を○すというのもいいかも(実行メンバー組で)
13 & 28 です。
御返事、ありがとう御座います。
続きが楽しみです ♪
参考になりましたら幸いでありますが、「海老責め」、「石抱」、「蟇盆(の刑)」、「炮烙(の刑)」、「車裂き(の刑)」、艦娘同士の殺し合い(生き残ったら釈放するという嘘の条件付き。)は如何でしょうか。
P.S. 「ひぐらしのなく頃に 解 罪滅ぼし編」より、裏切り者連中(実行犯及び関与した艦娘)の目の前で “ 一切、関係していない ” という姉妹艦にえげつない拷問を行うというのも一定、効果があるのではないかと。(上手くいけば発狂?)
48さん
あーいいっすねそれ面白そうですね(ゲス顔)
49さん
深海妖精さんの出番は...ナオキです...
番外があるとしたら書くかもしれません。
50さん
ケッコン艦が反逆企ててたわけだし、仕方ないね♂
新グラ来るの知らなかったんでタイミング悪かったですね...
51さん
おかのした。
何とか頑張ります。
52さん
提督くんの行く末はネタバレになるので明言しませんが、少なくともハッピーは予定してませんね(黒い笑み)
53さん
博識兄貴の拷問の引き出し多すぎぃ!
全て実現とはいけないかもしれませんが、何とか参考にしますね。
これは戦艦棲姫の言動からして提督も最後位に消されるね!
まあ提督が復讐の後、滅びを望むか生にしがみ付くかだが、
ネタバレになるだろうから答えなくて良いですよ、自分なりの予測(戯言だと思って聞いてください)始めから戦艦棲姫の仕組んだ筋書き(艦むすが反乱を起こすように画策したか)それとも単に利用価値のある駒(提督)が来たので薬を打って仲間にしたように見せかけて利用しているだけ最後に提督を消す、打たれた薬にも
まだ何かあると見てます・・・(副作用的な何か)
しかしえげつない拷問があるものですね・小説スタイルじゃなきゃ怖い。更新楽しみにしてますがんばって!!!
すげぇ!!
モニターが喋ってりゅうううううう!!!
頑張ったル級さんをナデナデしてどうぞ。あと56、推測だろうがなんだろうが作者が考えてたかもしれない展開を書き込む事は作者が書きづらくなるからあまり~してはいけない(戒め)
KMPI「艦娘殿、逃げてはダメですよ?」
拷問感じるんでしたよね?
犯さなきゃ(使命感
わいもル級ネキにナデナデを所望する('0')/
51番さん、漫画の「嘘喰い」から
ネタを持ってきたんですか?
ファラリス…。
56さん
読者様の読みが深過ぎぃ!
じっくり読んでもらってるようで涙が出、出ますよ...
57さん
モニターくんもモブキャラだった...?
58さん
お心遣いありがとナス!
新人にどぎついものを見せて人肌脱がせようとする深海提督の鑑
59さん
申し訳ないがレイプはNG
(快楽堕ちなんて温い事はし)ないです。
60さん
みんな新人ル級労い始めましたよ?
やっぱ好きなんすねぇ。
復讐終わるまでお待ち下さいオナシャス!
61さん
調べたらやっぱりやばいやつじゃないか(畏怖)
「もう殺して」とか言ったりした関与の薄い奴は情報聞くだけ聞き出した後に「お望み通り死なせてやるよ」とブローニングM2、DShK38、AA-12とかで一斉射撃食らわせて肉ミンチとかどうですかね?
もちろん出来上がったひき肉は一航戦の埃共に(ゲス顔)
拷問提案兄貴たち多すぎて草
なんだこのコメント欄は・・・たまげたなぁ・・・(戦慄)
あっ、朝潮型には何も危害を加えないで下さい!(朝潮型ガチ勢)
お願いします!でち公が何でもしますから!
たまには優しく洗脳してみてはどうだろうか?
そして、吊篭につめて寄せ餌に。
真相をわめく艦娘を大和は優しく救助してくれるだろうか。
感 度 3 0 0 0 倍 何故だか提督さんが輪ゴム鉄砲のこと話しているのwkwkサンがアテレコしているように見えたw
とても楽しく拝見させて頂いてます!
筑摩、鳥海、足柄、大淀の誰かでハンニバルの登場人物ポール・クレンドラーがされたことを赤城か加賀に目の前で行なって食べさせるのはどうでしょうか⁇
ファラリスの雄牛ありがとナス!!
ル級ちゃんはまだ新米感があるので提督の教育で成長していく必要がありますね^^
61さん
元々歴史が好きなのでちょうどいいネタとして提案したのですよ(ゲス顔)
体の部位を一つずつ切断して深海棲艦の物(艦娘に倒されて轟沈してしまった子の残骸など)と交換していくとかどうですかね?
※QUAKE4ってゲームでプレイヤーキャラが途中で敵に捕まってサイボーグ改造される場面を見て思いついた。
それで用済みになった後は別の鎮守府の担当海域に放置して深海棲艦だと思わせて沈めて貰う。
64さん
いいっすね~^
新しい食材案いいゾ^〜これ
65さん
流石の変態糞投稿者も気が狂いそう...!
朝潮型は今のところ関与してないので大丈夫です。
66さん
洗脳案も参考にします。
大和が救助?まっさかー(ゲス顔)
67さん
わくわくさんも復讐者だった...?
68さん
調べたらグロ過ぎぃ!!
もう気が狂ったぜ(事後)
69さん
新人ル級もう提督と組みたくなさそう...
ファラリス辺りはちょっと駆け足気味でしたがありがとナス!
70さん
これも調べたらグロ過ぎぃ!!
コメ兄貴たち容赦無さすぎて狂っちゃ~^う
参考にします。書けるかは保証できませんが...
13 & 28 & 53 です。
御返事、ありがとう御座います。
お役に立てたらと思い挙げさせていただきました拷問は、自分が歴史好きなのでその副産物の様な形で知り得たものであります。
続きがとても楽しみであります ♪
提督が復讐の甘美な蜜を味わっている頃、かの鎮守府以外の各拠点では楽しい瑞雲祭りが開催されていたw
なんかこのまま一航戦終わるのも味気ないから今度は一航戦に関わる艦を目の前で調理する拷問いかがですか? 加賀嫁提督より
すごいゾクゾクします。
こんなssを待っていたんだ。
拷問道具として鉄の処女というものがあります。凄いヤバいので是非調べて見て良かったら使って欲しいです!
73さん
ブルっちゃうよ...(鳥肌)
SS書くと知識が広がるってはっきりわかんだね
74さん
今の提督くんにとっちゃ深海本拠地がお祭り会場みたいなものですから...
75さん
前コメにも似たような事書かれててSAN値がピンチゾ...
調理風景を見せつけるのも参考にします。
76さん
アイアンメイデンくんもよく案として推されてるので何とかやってみます(愉悦顔)
いやあ、心臓がドクドクします。たまらないです。
好きな艦もいましたが関係ありません、思う存分やってください!
筑摩、千代田は目の前で無関係の姉妹艦利根、千歳を拷問にかけ精神的に責めて死なせてあげるんですねわかります
捕獲だけだと気取られるから朝潮型にもなるべく損害を出しておくべきでしたね
鳥海は摩耶を釣る餌にならないかね
あと大和は第一艦隊を含めら9隻損失させたことで大本営から提督としての信用が落ちてそうだが
親潮は少し可哀想な気もするなぁ…
話しを聞かされただけで処刑リストに入ってしまうのがまた…
相談しようにも誰が裏切者か判らないから相談出来ないしね…
78さん
おかのした。
見たけりゃ見せてやるよ(震え声)
79さん
読者兄貴の鋭さにブルっちゃうよ...
大潮たちが無傷なのは提督くんの指示の一つだったので仕方ないですね。
80さん
鳥海餌了解でち。
地上側のほうもそろそろ書いていかないとですね...
81さん
関わっていたとは言え、今思えば多少理不尽だったかなと思ってます。お気を悪くさせてしまったなら申し訳ありません。
千歳は意外と早く堕ちたな~(嬉しい誤算)
というか、大和のキャラぶっ壊れすぎてて草
駆逐艦を大切にしない悪いDQN戦艦はお仕置きだど~!(憤怒)
84
当たり前だよなぁ?
ちなみに千歳が早く堕ちた点ですが、重巡棲姫のセリフといい、結構わかりやすいサインがあります。
↑訂正
83さん
提督の狂気が深海悽艦達を
呑み込む未来もあるかもしれぬ。
何せ姫・鬼クラスの血に打ち勝った
化け物だから…。
(親潮に)救いはないんですか!?
あっそうだ(唐突)、親潮の胴体や顔は残ってるんでしたっけ?深海棲艦の魔改造(深海化改修)でTITKの仲間にさせてぇ~やりてぇよぉ~(サイコパス)
ちょくちょく語録が出てきて草
やっぱ好きなんすねぇ〜
ちゃんと完結させてくれよなぁ頼むよぉ〜
わーい千歳が仲間になった♡仲間艦はどんどん増やしてくれると嬉しいなぁ
昔どこかの国が、胴体から切り落として頭だけになった犬に機械の人工心肺をくっつけて、動物は頭だけでも生命を維持できるか実験をしたらしい。で、頭だけの犬は生きてたんだって。でも、犬ではなく艦娘で試したらどうなるのかな。試してみたいと思いませんか
千歳はええ子やなぁ…(感涙)
彼女のためにも千代田にはスペイン長靴を履かせる、というのはいかがでしょう?
死なせず苦痛を与えられる優秀な器具ですわゾ~
こっそり提督側に寝返った艦娘が
執務室に盗聴機を仕掛けておき
なにも知らない艦娘に
真相を聴かせる。
仲間増やすならば
この案もどうですか皆様方?
電車のなかで語録のせいで笑ってしまった訴訟
責任とって毎秒投稿して?(無理せず完結して、どうぞ)
コメント欄見てるとハッピーエンドはないとか戦艦棲姫がなんか企んでそうなのが不穏。
散々痛い目見てきたから提督には朝潮と幸せになってほしいと思ってるんだけどここまでむごい復讐してるから可哀そうな被害者扱いにできないのかね・・・。
ハハハハハハハハハハハハハハハ
ちょっと用事思い出したは
さてノコギリを…
13 & 28 & 53 & 73 です。
御返事、ありがとう御座います。
千歳がこの後、どう行動するのかとても楽しみです ♪
そして、朝潮のこれからの動向も楽しみです。
これは個人的な考えでありますが、千代田は千歳による「石抱」、摩耶は「蟇盆(の刑)」、鳥海は「炮烙(の刑)」は如何でありましょうか。
P.S. 我こそは “ 深海棲艦一の力持ち(馬力持ち) ” の 深海棲艦の皆様による斉藤道三、蒲生秀行が行ったと伝わる「牛裂きの刑」を応用した「四方引き裂きの刑」というのも如何でしょうか。
ベタですが、2人グループで交互にロシアンルーレットやらせるとかは?(但し、S&W M500で)
もし提督か朝潮、深海棲艦に銃を向けたりした場合はペナルティで相方を撃つというルールで(抵抗とかすると力のある深海棲艦に腕を掴まれたりして無理やりやらされる)
あと、一航戦ズは赤城の裏切りとかあったから再登場した際に2人共さん付けが無くなって呼び捨てになってそう
金剛達は出ないとは明言されてますが、まだこの鎮守府にいても名前が出てない艦娘はいるんでしょうか?大和の裏切り計画発動前に轟沈してたりとか…。
「もうひとつ質問いいかな……武蔵とまるゆ どこに行った?」
86さん
もしかしたら本当に化け物に成り果ててるかもしれません(薄ら笑い)
87さん
救いは無いね!(レ)
親潮について一応利用価値が残ってます。
88さん
語録を緩衝材にしないと自分で書いてて頭こわれる~になるからね、しょうがないね
89さん
一応増やす予定だから楽しみにしててね♡
90さん
グロ過ぎぃ!
読者兄貴たちの啓蒙高くてブルっちゃうよ...(鳥肌)
91さん
なんだこの拷問器具は、たまげたなぁ
とりあえず千代田には千歳をぶつけます。
92さん
いいっすねぇ~^
ただ現時点で千歳だけでは動きにくいのでもう少し増やしてからですね。
93さん
お兄さん許して!
頑張って完走するから待っててくれよな~たのむよ~
94さん
色んなED予想がコメントされてますが、少なくともハッピーエンドは難しいと思います。ただ、見方によってはハッピーのようなエンドは行けるかもしれません。
95さん
あ、おい待てぃ(江戸っ子)
何をするつもりなんですかね...?
96さん
博識兄貴じゃないっすか!
新たな案は参考にしますね。
97さん
いいっすね~^
ロシアンは王道過ぎて気にしてませんでした。参考にします。
98さん
君のような勘のいい読者は好きだよ。
金剛型や武蔵は一応別の鎮守府に、提督の鎮守府にいる名の挙がってない艦は駆逐艦ばかりです。
そこら辺の補完も必ずやります。
朝潮「鳥海さんがいません、嘘ですね」ドサッ
102さん
ファッ!?抜けてました...
申し訳ありません。修正しときます...
千代田編の拷問は鉄の処女で拷問殺ってる?
104さん
その通りです。途中で切ってしまったのでわかりにくかったかもしれませんね。
大和の裏切り目的が鎮守府の乗っ取りということは陰の支配者になりたかったのだろうか…?艦娘が手順を踏めば鎮守府トップになれるならともかく、今のままだと単に「提督が鎮守府に着任しました」だしなぁ…。未熟な提督を補佐(傀儡)する立場、ということなのだろうか?
おおっ!アイアンメイデンが出てる!
他にも野球が好きそうな黒潮にはダンロンのオシオキの一つである千本ノックとかをかませば面白そう。
続き、待ってます!
いやー!相変わらず面白いです!後の展開がたのしみ・・・・自分の知らない拷問たくさん出てくるので好奇心で調べてみたけど!
どれも凄すぎる・・・・よくこんな拷問を思いつくと思ったよ、いろんな意味で人が一番恐ろしい気がする。
お疲れ様です!千歳は親になったらイタズラした子供を押入れとかに閉じ込めそうですね...重巡棲姫はなんのお菓子を買いに行ったんですか?私気になります!
106さん
大和については番外で性格やら事に至った経緯を書こうと思います。
107さん
エグすぎぃ!
でも参考にします。
108さん
人の悪意が一番狂ってるってハッキリわかんだね(恐怖)
109さん
千歳お姉は良妻賢母になるってそれ一番言われてるから(約束された未来)
何を買いに行ったかって?かむかむレモンでしょう(自分を売る)
でっかいディスクグラインダーで艦娘そのものを足の爪先から延々と研磨し続けるってのはどうざましょ?
またまた思いつきました。
苦悩の梨や、ブレストリッパーなどで最初に女として終わらすのはどうでしょう?(ゲス顔)
そうだ!ゴムボートにしよう!わからなければもしよかったら調べてみて♡
陽炎の拷問確定は悲しいなぁ・・・(諸行無常)
あっ、でも実行犯は殺さず生かしておくんでしたっけ?
なんだぁ・・・じゃあ死なないから安心!(楽観視)
ちなみに僕はかむかむレモンではなく、れもんDEちゅーが好きです(対抗)
そう言えば、大淀は鎮守府からどうやって引っ張り出すんでしょうね。
やっぱり、大和と一緒でないと、出てこないかなぁ。
あ、そうそう、拷問と言えば、アウトレイジでやっていた、インパクトドリルを耳からぶっ刺すってのは、どうでしょ?
13 & 28 & 53 & 73 & 96 です。
御返事と「石抱」、千歳による千代田への拷問の採用、誠にありがとう御座います。
厚く御礼申し上げます。
続きがとても楽しみであります ♪
P.S. 個人的な考えでありますが、姉妹仲良く陽炎にはお湯の「釜茹で」、不知火には油の「釜茹で」は如何でありましょうか。
13 & 28 & 53 & 73 & 96 &116 です。
追記
個人的な考えでありますが、黒潮には、お湯と油の「釜茹で」両方を味わわせるのは如何でしょうか。
111さん
描写難しそう...難しくない?
でも面白そうなんで参考にします。
112さん
調べたらやばいやつじゃないか(鳥肌)
昔の人から学ぶこと多すぎぃ!
113さん
ゴムボートがどのゴムボートなのかわからなかったんで保留にします。申し訳ありません...
114さん
死んだ方がマシなんだよなぁ...
れもんDEちゅー調べたらそっくりなんすねぇ
115さん
お淀は終盤になる予定です。
耳ドリルとか脳みそ壊れる~^
116、117さん
博識兄貴じゃないっすか!
五右衛門風呂は死ぬかもしれないんでちょいと難しいですね。参考にはします。
千歳に深海因子を打ち込んだのはいつ?
重巡凄姫に起こされる前?それとも重巡凄姫の話が終わった後?
120さん
朝潮に、千歳を仲間にしようと提案された直後です。
重巡棲姫との会話パートで、セリフがカタカナじゃないのがヒントでしたが、わかりにくかったのならすいません...
提督には姫、鬼級の血を打ち込んだとありますが今の提督の強さは姫、鬼級レベルということでいいでしょうか?
122さん
提督くんはあくまでも人間なので、多少の強化はあっても、姫級や鬼級の膂力は持ち合わせられません。
なので、悪意やカリスマといった別方向にて力を得ています。
と言った設定です(メタ発言)
鳥海も仲間入りする…ことはないか(冷笑
(関与じゃあ)ダメみたいですね(棒
この手の作品は映像だとグロくて見れない!文字だと想像力で頭の中に映像が浮かぶ、でも読んでいると何故か次はどうなるのかとワクワクしている自分がいる・・・ホラー映画やこの作品のような拷問を見ると自分じゃなくてよかったと心底思う。痛いの苦しいの怖い。
いよいよ鳥海の出番ですか...大混乱の鎮守府編も見たいなぁ かむかむレモンどこにも売ってないじゃないですかやだー
117 です。
御返事、ありがとう御座います。
続きがとても楽しみです ♪
124さん
当たり前だよなぁ?
鳥海もお仕置きだどぉ!
125さん
狂気にやられ始めてる、ヤバいヤバい...
126さん
鳥海編終わったら地上の方も書いていこうかと思ってます。
かむかむレモンが無い!?おかしいダルルォ!?(全ギレ)
127さん
ありがとナス!
かむかむレモン食いながら考えて考えて書くんでお待ち下さいオナシャス!
深海提督は前にも居た可能性が微レ存?
処刑した艦娘たちの頭を投石用のカタパルトで鎮守府の執務室の窓へと投げ込んで大和と大淀にプレゼントするのはいかがですか?ww
そんでもって、口内には殺傷性の低い爆薬を仕込んで、二人の見ている前でBOMB☆して、脳漿やら諸々をブチ↑まけて精神攻撃と嫌がらせww
千代田のように質問しないのかな?
129さん
いいゾ~^それ
大和とお淀相手になるかはわかりませんが、参考にします。
130さん
今回は鳥海に質問する前に提督くんが大噴火しちゃったので復讐のみにします。
親潮全部食べきってなかったのか...一航戦は悪いこ! ドビーは悪いこ!
132さん
屋敷しもべ妖精が紛れ込んでますね...
親潮本体は赤城と加賀を精神的に追い詰める為に残しておいたので無事です。
人の狂気恐るべしやな、だが何故か気分が高揚する・・・ナゼなんだろう・・・
今日のご飯は鳥海のフリスビー丼かハンバーグですね!次は生きたままコトリバコの刑なんてどうでしょうかそれを鎮守府に送りつけましょう!深海の技術ならいけるとおもいます!
これはgoodエンドになりますか?(小声)
でーじょうぶ高速修復材かけりゃなんとかなるさ
134さん
狂気に侵され始めてますねクォレハ...
135さん
鳥海の残骸は他に使い道が出来たので餌回避ゾ。
コトリバコは本気で狂いそう...!
136さん
(グッドエンドは)ないです。(非情)
137さん
悟空兄貴!ドラゴンボール集めに帰ろう!
読む方も覚悟がいりますが、書く方はもっとですよね。処刑の内容調べるだけでも大変そう。おつかれ様です。
全員無事に処刑される事を祈ってます。大和は最後ですかね。
お。頭と機械をくっつけるやつ採用されてる・・・
あれ本当は首なしのロボットに動物の頭をくっつけてサイボーグ戦士を誕生させようっていう、某国の夢のようなプロジェクトのための実験だったようです。しかもそれは半世紀以上も前の話
そういえば艦娘がサイボーグになるSSは見た事ないなぁ
ここの大和は死んでも構わん(無慈悲)
目の前で仲間がつぎつぎ処刑される光景みせて発狂させてやりたい(ゲス顔)
ここの大和は死んでも構わん(無慈悲)
目の前で仲間がつぎつぎ処刑される光景みせて発狂させてやりたい(ゲス顔)
139さん
おつありナス!
正直書いてて自分が狂気に呑まれそうになる時があります。拷問も調べれば調べるほど人の底無しの悪意を垣間見て、悪夢も見始めました。
気軽に触れてはならないジャンルだと思いましたが、必ず完結させます。
140さん
サイボーグ化とはいきませんでしたが採用させてもらいました。
サイボーグ怖いな~とづまりすとこ(ビビリ)
半世紀以上前からとか昔の人の精神状態おかしいよ...
141、142さん
重複する程の殺意、俺でなきゃ見逃しちゃうね(ハンター並感)
この大和は少し特殊な方法じゃないと発狂させられないので何とか頑張ります。
だいぶクライマックスに来た感じですか。
じゃけんここまできたら皆殺しにしましょうね~(クズ)
流石に大和が勘づいたようですが
深海提督の次なる一手は?
117 & 127 です。
続きがとても楽しみです ♪
関与グループに遣れば釈放するとの嘘の条件を出して、実行犯グループの手の甲と足の甲に五寸釘を打たせ、先端に百目蝋燭(和蝋燭)を差し火を点すというのは如何でしょうか?(実行犯グループを発狂させて地上に送り帰し、暴動を起こさせ、軍法会議にかけられて反逆罪で死刑も面白そうですが。)
117 & 127 & 147 です。
追記
大和と大淀 : 嘘がバレて提督の周辺から深い恨みを買い、四面楚歌&孤立無援。この事件を切っ掛けに艦娘への警戒・恐怖などから他の鎮守府で「ケッコンカッコカリ」への拒否反応、提督の依願退職の続出で大本営がしっちゃかめっちゃかというのも如何でしょうか。
サイボーグで思いついたよ
再会の喜びのあまり抱き付いたら服越しの体を触った感触がおかしい事に気付いて服を強引に脱がしたら首から下は金属骨格が露出した状態になっててその中に動いているむき出しの心臓・・・とかこういうの想像するのって楽しいね
でもちょっと思いつくのは遅かったようだ。また次の機会にでも
145さん
もう話も終盤に差し掛かってきました。
あ、おい待てぃ(江戸っ子)皆殺しは早計ゾ
146さん
大和が勘づいてても提督くんは止まらないゾ。
147、148さん
博識兄貴の徹底した策略にブルっちゃうよ...
この大和には、「大和」っていう日本の誇りの名前を使うなって言ってやりたい。
大和自体、深海棲艦が化けてんじゃねって思うくらい、人間の敵感。
149さん
本当にあと少しでしたね...申し訳ないです
151さん
大和についての補完回はいずれ書きますんで、それまでお待ち下さいオナシャス!
大和がディアボロみたくなってるね
ものすごい小物臭がする
146ですが
ですよね~。
朝潮は妹達を引き入れると言っているが
どの様にするのか興味深いです。
頑張って作者様!!
利根が筑摩を精神的にも肉体的にもじわじわとゆっくり拷問してあげて最後死なせてあげるんですねわかります
ここの大和は救いようが無いですね。
大和には最後に今までに登場した拷問やオシオキを全てぶちかますくらいしてもまだ緩いです!徹底的にやっちゃって下さい!
大和の補完回も楽しみですね、なぜ大和の心が闇に落ちたのか、物事には必ず何かしらの理由が存在するものだからね。
この物語は例えバットエンドでも提督の狂気は止まらない!!
自分が提督の立場なら復讐が終われば生に未練は無いかもしれない?
よく復讐の後は空しくなるとも聞くし(まあ復讐にも様々なパターンがあるから一概には言えないが)どんな結末でもかむかむレモンさんに付いてくぜぃ!(前作から含めあなたの作品のファンです)これからもガンバレ!!!!
サイコホモとか怖過ぎるッピ!
個人的に裏切った奴を少しずつ殺してくのすこすこのすこ
提督が艦娘に復讐するんだしバケツも使って拷問して、どうぞ
154さん
永遠に死に続けそう(小並感)
155さん
朝潮も被害者なので妹はきっと信じてくれるはず(適当)
156さん
そうですね。実行犯じゃないので殺してあげます。(楽に死ねるとは言ってない)
157さん
大和は皆さんの知恵も必要になると思うんで、オラに元気(知恵)を分けてくれー!!(悟空)
158さん
タイミング的にほんへ終わり近くになると思いますんで、お待ち下さいオナシャス!
159さん
止まるんじゃねぇぞ...(狂気)
160さん
バケツ使った復讐もやります。誰とは言いませんが(ゲス顔)
じゃけん復讐しましょうね~^
大和の最期はセガール映画やノリス映画に出てくる敵のように、まともに反撃できず一方的にボコられ続けるってのも良いかも
そして深海棲艦や再度提督の仲間になった艦娘達から「ダッサw」、「さすがただのホテルw」、「口だけ達者なトーシロー」などの野次を飛ばされまくって、大和は余計に頭に血が上って単純な動きしかしなくなって更にボコられ続ける
世にも奇妙な物語の「懲役30日」ってので出てきた「5分で1ヶ月分の地獄を味わわせる幻覚剤」を実行犯の誰かに打ち込んでひたすら苦しめるとかどうですかい?
163さん
いいっすねぇ~^
いいのが浮かんできましたよぉ
164さん
これまた懐かしいトラウマをほじくり返してくれましたねぇ!(全ギレ)
でも、ありがとうございます。163さんと164さんのお陰でとてもいいシナリオが浮かびました。
あのね、控えめに言って最高
裏切りは許さない・・・当たり前だよなぁ?
裏切りは死あるのみ
続き頑張ってください
応援してます
しまった!レ級ちゃんを涙目にしてと依頼するのを忘れていた!いよいよクライマックスですかー寂しいです...次回作も止まるんじゃねぇぞ
166さん
ありがとナス!
テンションアゲアゲ大潮です!
167さん
ありがとナス!
裏切りの報復は逃れられぬカルマなんだよなぁ
168さん
レ級くんのことすっかり忘れてました(痴呆)
まま、そう焦んないで。まだ続きますぞ。
荒潮が生きて仲間になってる+1145141919810^364364点
朝潮型になら拷問されてぇけどな~、俺もな~(願望)
おじさんはねぇ、朝潮型みたいな可愛いねぇ、駆逐艦の笑顔が大好きなんだよ!
か゛わ゛い゛い゛な゛ぁ゛み゛ち゛し゛お゛ち゛ゃ゛ん゛(狂気)
仲間になった子も突然裏切ったりして
まぁその時は復讐の対象が増えるだけか
170さん
とんでもない桁になってるんですがそれは...
朝潮型は無関与だから当たり前だよなぁ?
171さん
拷問願望おじさん怖いな~とずまりすとこ
満潮可愛いですよね。めいっぱい幸せにしてあげたい(父性)
172さん
裏切った連中復讐してるのに、そこで裏切る子はもっとヤバい目に遭います。
もしやるとしたら大物ですね(適当)
147 &148 です。
お返事、ありがとう御座います。
続きがとても楽しみです ♪
一番の復讐、報復は “ 生き地獄 ” を味わわせることではないだろうか、権力欲に堕ちた愚者(本作の大和)の愚行(提督への裏切り)が取り返しのつかない結果になったら面白いのではないだろうかと考えましたら、これまでのコメントの内容となりました。
そういや、指輪ってどうなってるんでしょう。まだ大和は持っているのかぁ。・・・。
後、何か実は大淀が黒幕なんじゃないかなと、ちょっと思えて来たりして・・・。
ちょっと朝潮ちゃんキャラ崩壊しすぎじゃない…?
174さん
博識兄貴も生き地獄がご所望なんすねぇ。
見たけりゃ見せてやるよ(震え声)
175さん
指輪は一応付けてます。強化装備だから多少はね?
??「受話器を置いてください提督」
176さん
深海因子取り込まれて血の狂気が増幅してると思ってください...
大潮のタプタプ?閃いた! 足柄さんのババアネタは使い古されているけど本当にババアにする奴が出てくるとは...!次の話も全裸で待っています
178さん
大潮が運んでたのは高速修復剤ですね。分かりにくかったら申し訳ないです。
ちなみに足柄に投与した薬は老化剤ではありません。
風邪引くから服着て待っててくれよな~頼むよ~(心配)
そろそろ 実行犯の誰かひとり(不知火当たり)を制裁してほしいかな
摩耶とかもだけど
早速荒潮が出ている+889464^893点
更新ペースも早いし、内容も読んでて面白いから今後にとても期待してるゾ
更新早くて嬉しいれす(恍惚)
関与したのが死亡で、
実行犯が、生き地獄でしたっけ?
97ですが、ロシアン採用ありがとうございます
残りの奴らがどうゆう末路を迎えるのか楽しみです
バイオ7のジャックやマーガレット見たいに蟲や幼虫とかをヘドロで調理して無理矢理口に押し込むとかはどうだろう?
でも、食べる系は一航戦が担当してるから無理かな?
どうであれ どんどんオシオキや拷問をやっちゃって下さい!
ここの大淀は替え玉…身代わり等は
平気で使いそうだな。
切れ者らしく
180さん
流れ的に次はマ-チクなんでもう少しお待ち下さいオナシャス!
181さん
ありがとナス!
加点の数列で催促するのか...
182さん
関与は殺し、実行犯は生き地獄ですね。
更新速度は何とか維持したいゾ
183さん
残りですか?一人残らず地獄を見せます(愉悦)
184さん
北京ダックみたいに中に詰め込んで食わせるというのもアリですね。参考にしてみます。
185さん
お淀はどうしてやろうか迷いどころさんに引っ掛かってます。でも提督の魔の手からは逃れられない!(カルマ)
こわいなーとづまりすとこ(建前
(更新)ウレシイ…ウレシイ…(本音
那智足柄は容疑を認めてるようなこと言ってないけど駆逐艦を酷使して思考を鈍らせたってことでいいの?
そしてまた大和の思想に関与した訳を聴かないのね
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188さん
ありがとナス!
ちまちま更新で申し訳ナス...
189さん
直接的な描写はないですが、その通りです。分かりにくくて申し訳ございません。
関与に関しては、見返してみるとかなり雑でしたね。大和と同じように必ず補完させます。
190さん
遂にマジレス兄貴が現れたか...こわいな~とずまりすとこ
わざわざコメントありがとナス!
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うわぁ、とうとうマジレス兄貴がコメ荒らし出したwww現実と創作物の区別がつかなくなってるのかな??
192-199までの同一人物はカウンセリングおすすめするよ♡
楽しみにしてるから頑張って続けて主
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いよいよキチガイも湧いてきたか...もうこれは人気作品への道かもしれませんね!頭のおかしい人なんか無視してこれからも頑張ってください!
203さん、207さん
ありがとナス!
必ず完走するから安心してくれよな~頼むよ~
ああそうだ書き忘れていた現実と小説の区別ができていない人は社会不適合者であることを自覚したほうがいいよ お前のことだよ190
(dIzDi3lAニキはFGOのラフムとかも嫌いなのかもしれない)
これで大和の裏切り理由の根本に深海棲艦の謀略とかが入ってた日には
提督と艦娘の共食い破滅状態で本当に「どうあがいても絶望」状態に…
鳥海の台詞がその伏線ぽくて…
いちいち自分の感情を主に押し付けるのはやめて差し上げろ
そんなことしなくていいから(良心)
一番迷惑なことをしているって気づいて、どうぞ
✝️悔い改めて✝️
とりあえず嫌なら見なければいい訳だから、フェミニスト兄貴(姉貴かもしれないけど)が不快感を得るなら早急に他のSSに飛んだ方がいいゾ
世の中にはいろんな人がいるから主は気にせず頑張って?❤️
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190の方はね、ホラーってジャンルを知らないの?
小説本編読む前に小説情報位は見ましょうね。
今後はホラーが付いてる作品読まない方が良いですよ?
私的には貴方の根拠の無い妄想、妄言の方が余程恐いけどね
作者の方は早い更新お疲れ様です。
どんな結末でも見届けますぜ。
212~214 だったら読むなその書き込みは見てる側からしても不愉快だ
長文まみれで読みにくい上に朝鮮とか在日の話に発展してて草
それに1時間ずっと張り付いてコメント頑張って打ってたと思うと草生えますよ
そんな事よりもっと荒潮出して?❤(懇願)
主頑張って下さい!
コメントが無駄に伸びるので相手にしないように
主応援してます
これ大淀はしれっと逃げそう
実行犯が 無様に落ちぶれるようす 見たい
コメント欄がスゲー伸びてると思ったら、ただの作り話にわけわからんマジレスするキチガイに絡まれてたのね。
毎回投稿を楽しみにしてるホモたちが待ってるから、作者のやりたいようにやってくれてええんやで。
ガチ基地が暴れてて草
主頑張ってください。
応援しています。
コメ欄めちゃくちゃ荒らされてて悲しいなぁ(諸行無常)
209さん
まま、そう焦んないで。コメ打ち込むの大変そうだから労いましょう(キチスマ)
210さん
ラストの構想も出来上がりつつあるんで、宜しければ楽しみにしてて下さいオナシャス!
211さん
ありがとナス!コメ兄貴たちの気遣いに涙が出、出ますよ...
215さん
ありがとナス!拙い文ではありますが、どうかよろしくオナシャス!センセンシャル!
216さん
まま、そう焦んないで(GO)
きっと叩くネタが見れて嬉しかったんだと思うんですけど(名推理)
217さん
アラシオチャン...というか、朝潮型はこれからも活躍(意味深)するから待って下さいオナシャス!
218さん
ありがとナス!
ウレシイ...ウレシイ...
筑摩が食われるシーン読んでたら、クロックタワーの牢屋で食い殺されるバットED思い出した!荒らしが湧いてるみたいですが、作者様のSSです、批判など気にせずに完走してくださいね、(応援してくれる人もいるんですから)気に入らなければ読まなければいいだけだからね!世の中には気に入らない事など山ほどあるそれらすべてに噛み付いても疲れるだけだよ。
逆に批判の受けるほどの作品を書いているという事ですよ(見ることや読む事で感情が動くから)
219さん
ありがとナス!
初荒らしで草生え散らかしました。
220さん
どこへ行く気だぁ?(ブロリー)
221さん
わかった 投稿者 頑張る
222さん
優しいホモたちがいっぱいでウレシイ...ウレシイ...
最後まで完走しますんで、よろしくオナシャス!
223さん
皆さんへの返事が大変になって頭にきますよ!(憤慨)
224さん
ありがとナス!
頑張って更新しますんでよろしくオナシャス!
あぁ^〜こういうのにハマりそう
227さん
はぇ~クロックタワーやった事ないから知りませんでした。
皆さんの応援を糧に頑張ります。ありがとナス!
筑摩の脳みそをスプーンですくう描写がインディー◯ョーンズの猿の脳みそを食うシーンを思い出しちまったゼ…
ところでレっきゅんはそろそろ出て来ますか?
深海のお注射♂の副作用で深海堕ちした雷が変異してレっきゅんになっちまうとかロマン溢れると思います!
229さん
いいよ!こいよ!
あまり触れすぎると自分も気が狂うっ!ので注意ゾ
ヒェー工事がお早いことで...筑摩よくもまぁ頭いじられているのに冷静なことでそこは尊敬に値しますな。もう残りはどれを調理しても美味しそうですね三食抜いて待っています!
231さん
魔宮の伝説いいゾ~^
今回イナヅマチャンの出番は無いのでただのレ級くんになります。申し訳ないです。
レ級くんは近いうちに出しますのでお待ち下さいオナシャス!
実際に麻酔もしないで頭切り開かれたら喋ってる余裕なんてあるのだろうか・・・
233さん
荒らし対抗で急いで投稿更新しました(愉悦顔)
体調に気を遣いつつ三食ちゃんと食べて♡
235さん
艦娘だから多分ヘーキ(適当)
本当はあまり調べないまま想像で書いちゃいました。ガバガバで申し訳ないです。
このコメントは削除されました
嫌なら見なければ良いのに…
荒らしに負けないで頑張って下さい!
マジレスニキは結局何がしたいんかよう分からへん
コメ238というキレッキレなブーメランを投げ出すための壮大な前振り説
自分たちの鎮守府と違う あくまで この鎮守府は糞野郎のたまり場だったということ なので姿が同じでも制裁することに躊躇いはない
大和 ふくめて 徹底的にぶちのめしてほしい
自分たちの鎮守府と違う あくまで この鎮守府は糞野郎のたまり場だったということ なので姿が同じでも制裁することに躊躇いはない
大和 ふくめて 徹底的にぶちのめしてほしい
荒らしは放置、反応すれば相手の思うつぼですよ!
解剖の仕事をしている者です。開頭時に皮膚切開して-、骨とくっついている皮膚剥がして-、側頭筋切ってー、ストライカー(固いものだけが切れる電ノコ)で頭蓋骨削ってー、ノミで削り損ねたところ割って-、硬膜切って脳みそこんにちわーっていう流れを知っているのですが、死人相手だもんで・・・生きたままやるのを想像するとゾクっときますねぇ。次の拷問も楽しみにしています!
マジレスニキは自分の正義感を他人に押し付けて、賛同しない他人を悪と断じ、排除したいだけなんでしょ
俺はこの作品が程良く狂っていて、愉しめるから好きだわ。
提督は無関係な艦娘達を痛めるけるわけでも無いし、実行犯と関与していた者達に怒りの赴くままに復讐していて、そういう復讐願望って大なり小なり誰にでも有るんじゃないのかな。
その例が殴られたら殴り返すという原始的な行動で、提督のやっている事はその延長だと俺は思う。
作者さんには次の作品があるなら、今作で惨たらしく殺された艦娘達が幸せになれる作品を書いて貰える様に切に願います。
ここで荒らしてるキチガイが他SSでも似たようなコメント投稿してて草
自分の価値観でしか物事を判断できないアホは帰って、どうぞ。
人気作品にアンチコメはつきものだから、作者はめげずに投稿して♡
アンチは嫉妬でアンチコメしてるから、まぁそれはスルーしとけばオッケー(syamu学)
でも、これ以上わけわからんコメントするなら自分、通報いいっすかぁ?
提督側につく艦娘はどれくらい増えますかね?海外艦もかな?
68&112です(キリッ
まさか、採用して頂けると思いませんでした。
ありがとうございますm(__)m
アンチの方達に何を言われても私は作者様を応援しています(*≧∀≦*)
239さん
ありがとナス!
何言われても必ず完走するんで安心して下さい!
240さん
私にも理解に苦しむね(ペチペチ)
241さん
前振りが多すぎるッピ!
242、243さん
ん、おかのした。
コメ重複兄貴の熱意に涙が出、出ますよ...
244さん
解剖医兄貴から聞くと恐ろしくリアルでブルっちゃうよ...(畏怖)
応援ありがとナス!
245さん
じっくりと読んでくれてありがとナス!
こんなに上手く纏めてもらえてウレシイ...ウレシイ...
ちなみに次回作は前作の後書きにも書いてありますが、ほのぼのの方になると思いますので、狂った話はここで一度終わりにします。
246さん
皆さんの応援のお陰で創作意欲は衰えておりません。ありがとナス!
(怒り)暴れんなよ...暴れんな...
247さん
提督くんの鎮守府だと、残った睦月型たちが加勢する可能性があります。
海外艦は申し訳ないですが出る予定はないです。
248さん
応援ありがとナス!
ハンニバル調べてたら頭が痛くなったゾ...
完走するまで書くんでお待ち下さいオナシャス!
ル級ネキ頑張って!あとこの前のヲ級ネキ可愛いかったゾ
お前の事が好きだったんだよ!(唐突)
ほんとに趣味の悪い(褒め言葉)SS見つけてしまったので頑張って欲しい
応援してます
なんか喚き散らしてる奴いるけど、文章の支離滅裂具合から間違いなく糖質だろうから無視しておk。
こーいうキチガイに一番効く療法は無視一択。2chのように不要なコメントを削除できる機能でもあればいいんだろうけど此処ではなるべく構わないようにするのが良い。
下らない価値観の押し付けなんぞ無視して作者の書きたいように書けばいいと思います
こう言うSSそうそう無いんで是非とも完結まで行って欲しいです!応援してます!
251さん
ル級ちゃん強く生きて。
深海棲艦が癒し枠になるとは思いませんでした(すっとぼけ)
252さん
大胆な告白ありがとナス!
何があろうと書き続けるから頑張るゾ
253さん
ん、おかのした。
みんなの心遣いが嬉しいです。
254さん
応援ありがとナス!
ちゃんと完結させるゾ
>提督「まー上半身だし腸か胃だろ(激寒)」
>空母棲姫「...フフッ」
やはりセンスはBBAであ…なんだこの機k…
この作品サウンドノベルにしたら、効果音でプレイヤーの精神ガリガリ削るだろうなぁ~(キミはこの恐怖に耐えられるか)ちなみに私は無理かもグチャッとか怖すぎる~~~
あ^〜〜〜〜〜〜興奮する←
赤城と加賀がどんな状態か詳しく知りたいです。
色々あるけど完結までがんばって(はぁと)
今回は大和陣営に呼応しなかった艦娘はいないんですかねぇ?
呼応しなかったがために提督に轟沈と報告されたけど実は・・・という風に居たら書いてほしいなぁとは思ってみたり
ここまで反省してないとするとやっぱり洗脳かね?最初のあたりは仲良かったのにどうして...まあそれは置いておいて素晴らしい拷問です。過去10年で一番と言われた01年の出来を更に上回る出来栄えです!
256さん
自分から怒らせに行くのか...(困惑)
257さん
そんなことしなくていいから...(良心)
SE表現結構難しいでち。
258さん
変態糞投稿者もニンマリなコメありがとナス!
259さん
一航戦(笑)は提督の復讐のお陰でお互い疑心暗鬼な上に死体を食わされています。
割と最初の方なので良ければ読み返して見てください。
260さん
書き始める前は朝潮がその枠にありました。でも轟沈アリだと提督評価にも関わると思ったので急遽変更しました。
色々とガバ設定ですがお兄さん許して!
261さん
ありがとナス!
大和の番外かほんへ最後辺りで答え合わせをするつもりなんでお待ち下さいオナシャス!
カムカムニキがへんなやつに絡まれてて草はえる
足柄さんが飲まされた薬、結局何の薬だったん?(´・ω・)
264さん
何かアズレンの回し者とか在日とか言われまくって草生えましたわ。(ちなみに変態糞投稿者はアズレンやったこと)ないです。
265さん
大和復讐回にてわかりますんでもう少しお待ち下さいオナシャス!
残りは大和、陽炎、不知火、黒潮、大淀か… いかんなぁ終わりが近くなると自分涙出ますよ。
イフルートで再復讐して、どうぞ。
キチのオススメコメもアレだけど次の唐突なアズレン推しも大概やな...
いつも程良い(?)狂気ありがとナス!
なんか前作よりも気になって毎日更新心待ちにしてますねぇ
お気に入りは何と言っても人肉残飯処理に任命された一航戦組なんすけど
一点不満があるとすればちょいと縛りが甘いような?
自害してもすぐ助けるから無駄だけじゃなく
ペナルティとしてしばらく二人でムカデ人間やらせて
しかも自害「しなかった」方を二番手(尻から補給)にすれば互いの憎悪感がさらに増すのでは...
とか愚考した次第です!
川内はまだ、痛覚感度3000倍のまま輪ゴムとか釘とか撃たれてるんですか?
鳥海の首クローン計画ですか... 何故だか火垂るの墓を思い出してしまって少しだけ心が痛くなってしまった...少しだけなんだからね!!!(照)
更新楽しみにしてます! お疲れの出ませんように...(´◉ω◉` )
147 &148 & 174 です。
那智・足柄への生き残れば解放という嘘の条件の殺し合い。
筑摩への『ひぐらしのなく頃に 解 祭囃し編』を彷彿とさせる麻酔なしの頭部切開。
摩耶への「蟇盆(の刑)」と思われる拷問の執行等々、続きがとても楽しみになった続きでありましたので、続きが楽しみであります ♪
お役に立てましたら幸いでありますが、捕獲した残りの実行犯グループ(陽炎、不知火、黒潮)には、どちらか2人を外せば王水や溶けた鉄などが流れて目が潰れるカラクリ、外せばギロチンで体の一部が少しずつ切断されるカラクリにつけ、残りの1人に幾つかある仕掛けを作動させるスイッチを選ばせるというのは如何でしょうか。
267さん
終わりが近付くと悲しいなぁ(諸行無常)
IFは書くにしてもかなり後になりますなぁ...
268さん
変態糞投稿者にとっては人肉だけでもクッソ精神削れると思ってたので、ちょいと追加しておきますね。
コメ兄貴たちの啓蒙高過ぎて怖いねぇ...
269さん
痛覚3000倍のまま放置しております。弾切れになったら補給という描写を書こうと思ってましたがすっかり忘れてました。申し訳ございません。
270さん
火垂るの墓はガチで気が滅入るのでやめようね!(トラウマ)
271さん
ありがとナス!
変態糞投稿者は止まらねぇからよ...(オルガ並感)
272さん
博識兄貴じゃないっすか!(畏怖)
陽炎型一斉復讐の参考にさせてもらいやす!全部表現できるかわかりませんが、頑張ります。
他の拷問SSにあららがちなレイプ()がないのでかなり読みやすくてわかりやすい
そして力が強い艦娘が、弱いと思っていた提督に逆襲されて生き地獄を味わう
今まで見てきた虐待系SSではかなり良作です!
※朝潮がかわいすぎ(*´꒳`*)
提督派の味方ってまだいるの?
いたら 離反させて 大和の評価をますます地に落としtてほしい
ベルセルクの読んで耐性が付いてて良かったーw
幸か不幸か、なんだかんだで想像出来てしまう…
読む人もそうだが、書く方も文字に起こす時にさらに精神やられそう(小並感)
大和は実行犯だが、大淀が真の黒幕である可能性が微レ存?
275さん
ありがとナス!
レイプとか性描写はクッソ下手なんで苦手です。
アサシオチャンが可愛いのは旧約聖書にも書いてありますから。
276さん
いるとしても睦月型たちですが、仲間になるかは未定です。申し訳ないです。
277さん
拷問調べるだけでいやーキツいっす(素)
そんなこと言うとお淀に受話器置かれちゃうだろ!
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いやーほならね、自分で作ってみろって話でしょ?私はそう言いたい。
君の投稿、待ってるで。
何か目を離してたら荒らし兄貴来てくれてて草
283さん
大物YouTuberからコメ貰えた...ウレシイ...ウレシイ(ニチニチニチ)
うわー復活したか...ゴールデンウイークなのにどんだけ暇なんでしょうかねぇ 全裸で待機してご飯を抜いたら風邪気味になってしまった。(続き期待してます!頑張ってください!)
コメントには色々と賛否両論が
分かれてますが自分は良いと思います。
此処まで突き詰めた作品は
ありません。
しかも読者達の拷問案を取り入れて
おられる…。
作者様、更新が早いのは良いですが
適度に休みながら頑張って下さい。
285さん
ありがとナス!
そんな不健康な事しないでゆっくり休んで(良心)
286さん
ありがとナス!
恥ずかしながら自分一人だと発想に限界があるんで、コメ兄貴たちの力を借りさせてもらってるだけです。
気遣いに涙が出、出ますよ...(号泣)
レモンニキの前作にも例のキチガイにわけわからんコメントされてて草
じゃけん通報しときましょうね~
なかなかグロいですなあと読み進めてたら突然の語録の使い方で草生えまくった。
睦月型大好きだから(もしこの後出る予定があるのなら)酷い事しないで・・・シナイデ・・・とはいえ、そこは作者様のご自由にですね。
大和が 絶望して うちひしがれる姿が早く見たい(ゲス顔)
米288
見ました。私医師(非精神科)ですけれど、あの人は統合失調症の気がありますね。精神科医を「受診」する必要がありますね即刻w
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統合失調症て意味を分かって使っていますか?
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荒らしニキが言っている事はなんとなく分かるが、伝え方が少し悪いと思うで。
更新されていたから続きが来たと思っていたらシゾ荒らしニキへのコメントですか~
彼は変態糞閲覧者達のオモチャになってもらって、それを生温かく見守りながら新作の拷問を書いて、どうぞ
※293
働いたこと無いお前さんにはわからんのだろうが責任ある立場の人間はどんな些細な事でも不用意に自分の情報を晒したりはしない。どんな些細な事でもね。
腕や脚の皮を剥ぐのと、いきなり切断するのとではどっちが痛いんだろう
試したくても三次じゃ怖くて出来ない
またキチの外の人湧いてるやんwカウンセリング受診しろとかブーメランなこと喚き散らしてて笑うわw
大和楽しみ♡頑張って主
彼は口が悪いかもしれないけれども自分たちと同じように艦これを愛しているんだ...そうだと信じたい。 それはそうとかむかむレモン買いました!確かにこれはノーベル賞物かもしれませんね。美味しいです!
摩耶のは蟇盆や血、酸の雨で封神演義の妲己や紅水陣が思い浮かんだな
あと大和がどう出るのかが楽しみ
そもそも出撃できる資材があるのか無いのかわからないけど
もっとエグい描写して♡
アズレンの回し者やら言われてるけどそんなの気にしないで頑張って欲しい。
私は素直に良い作品だと思うので応援します。
個人的な欲望だけど親指潰し機なる拷問器具でジワジワと大淀辺りを責めてほしいなぁ(つд・ )チラ
272 です。
“ 目潰し ” や “ 体の一部が少しずつ切断される ” 拷問よりも “ 生き地獄 ” を味わわせるという点では、作者様が認められました “ 皮剥ぎ ” の方が勝りますね。
ますます続きが楽しみになりました ♪
残りの大和・大淀に関してで御座いますが、盗聴器で醜態や本性が白日の下に晒され、味方が誰もいなくなって内輪揉めを起こすというのは如何でしょうか。
P.S. 疑問符の付く様なコメントもありますが、お気になさることは決して御座いません。無駄な労力になるだけです。
コメ欄クッソ多くなってると思ったらまだやってて草ァ!
とりあえず個別に返事を書きます。
288さん
そマ?流れ弾は悲しいなぁ(諸行無常)
289さん
語録使ってクッションにしないと頭こわれちゃ~↑うなのでしょうがないね♂
睦月型は現状生存確定なので安心!
290さん
必ず絶望させますんで待ってて下さいオナシャス!
291さん
精神科医兄貴も見てくれてるのか...色んな方面から専門の方が来てて精密検査されてるみたい(患者並感)
297さん
むしろ荒らし兄貴の書くSSとか気になってきたゾ...
298さん
ありがとナス!
ちまちま更新するから待っててくれよな~頼むよ~
299さん
素性を晒してはいけない(戒め)
300さん
そんなこと試さなくていいから...(良心)
剥がしたら痛そうだし切れば痛みより熱いと思いそうな気がしますね。
301さん
ありがとナス!
大和はもう少しでやりますんでお待ち下さいオナシャス!
302さん
申し訳ないが他の読者様に迷惑を掛けるのはNG
かむかむレモン美味しいダルルォ!?(自分を売る)
303さん
大和たちはむしろ迎えにいく可能性が微レ存...?
304
ありがとナス!
アズレンやったこと無いんだよなぁ。
指責め参考にします。
305さん
博識兄貴来てくれててウレシイ...ウレシイ
大和の復讐方法はほぼ決まってしまったので実現は難しいかもしれません。でも参考にします。
シチュエーションは違うけど、俺の提案した頭が破裂するネタを使ってくれてありがとナス!
それにしても、陽炎型のメンタル強スギィ!
皮剥いだら、焼く前にちゃんと塩と胡椒+etcで下味を付けなきゃ素材だけの味になっちまうゼ☆
小並感だけど、皮剥ぐシーンでプレデター思い出したw
もぅキチの人……ケツ出せェェェェ!!!!!
まずはスパンキングDAッッ!!
309さん
そういやプレデターくんも皮剥いでましたね...
全部リク通りに表現出来なくて申し訳ナス...味付けまでこだわるとは啓蒙高過ぎるっピ!
そういやプレデターで下の背骨に手を突っ込んでズブズブッと顔まで一気に剥いでたシーンあったからそれもお願い?❤️
311さん
実行犯の陽炎型にそれやると流石に死ぬんで、申し訳ないですが実現出来ないと思います。お兄さん許して!参考にはしますんで!
拷問の続きが気になりますねw十字架等に磔にしても良いんじゃ無いでしょうか?当然粗削りの杭や錆びた釘を使います
すっげえコメント伸びてて草
309です
投石カタパルトも良いけど、顔爆弾はやっぱ、首から下が付いている死体か、バトルロワイヤルみたいに悲鳴を上げて命乞いをしている奴がその仲間たちの目の前で起爆した方が効果があったかかなと、一晩寝て冷静に考察してみました。
味付けして一航戦の埃さんたちに食べさせてあげたら今まで鞭(味無し人肉)しかもらってない二人は飴(味付き人肉)をもらって嬉しくて嬉しくてより一層、感謝して涙を流し(何の波か理解出来ない)て食べてくれるかも。かも!
気付けばもう、大和と大淀の二人だけになってんじゃん!
愉しい時間ってのはあっちゅう間だってのはホントだったんだなぁ・・・
オラ前作から今までワクワクしっぱなしだったぞぉ!!
かわいそうとか言ってる人は初めの陽炎や不知火供の会話をみてみろよ!
不知火の奴は提督を殴ってるからな
読み返したらイラつきが増したよ(°▽°)
作者さんもっとやっちゃってください!
戦艦のような眼光(笑)がどうなるかたのしみです!
前作からだいぶ方向転換しましたなぁー
いいぞぉ!
ええぞぉ
同じ人があんな甘いssとこんな感じのssをかけるとはなぁ
神は二物を与えた
こっちも好きやがあっちの番外編も期待してるからなぁ
ほら!二刀流するんだよ!両刀使いになるんだよ!
と思ったらあっちは完結しとった
すまんな
ああ!更新途中のころの依存症が再発してしまう…
このSSが完結したら、甘いSSまた書いてくれよー頼むよー
塩責めとはなかなかにエグい…
拷問の提案としてヤギ責めなるものがあるのですが…深海だから無理だな()
(dIzDi3lAニキが出てきたのが鳥海直後だから鳥海嫁提督だったのかな?)
陽炎達や摩耶…は手遅れだけど、今の所「裏切りは間違いだった」とかに関する発言が出てない(単純に提督がその辺りを聞こうとしないせいもある?)のが不思議。裏切りそのものを否定しないのは言うまでもない理由が彼女らにあったのだろうか?個人的に「乗っ取り」以外に理由があったのかもと思ってたり。
冒頭だけだと猟奇的だけど、行いに迷いがないともいえるし…
313さん
陽炎型は塩責め済なんで壺からまた出すのも面倒だったので磔くんは見送らせてもらいました。申し訳ないです...
314さん
コメ兄貴たちへの返事が大変だったゾ...
315さん
悟空兄貴こんな頭が痛くなるSS読まないで修行して♡
冷静な考察と味付け人肉とかやっぱり啓蒙高過ぎぃ!
316さん
おかのした。
最初の不知火のそれがまさかの伏線という(後付け並感)
317さん
陽炎型編更新したんで、君の目で確かめろ!(攻略本風)
318さん
真逆のジャンルに挑戦したら賛否両論となってしまいました(恍惚)
どうしてこうなった...
319、320さん
次回作についてはコメ兄貴たちの返事や前作の後書きにもありますが、復讐劇かほのぼの回のどっちかを考えてました。
というわけで次回作は甘いのになります(確定)やったぜ。
321さん
深海ヤギってなんですかね(哲学)
塩責めは地肌でもクッソキツいらしいですね。やろうとは思いませんけど(真顔)
322さん
マジレスする前に前書きと概要読んで回れ右してほしいんだよなぁ...
おお、ガバいところに良く気が付きましたね。お恥ずかしい限りです。
その辺も番外で何とか補完するつもりなんですいません許して下さい!
95のものです
ただいまやで
これお土産
憲兵の首「」
ここの作者さんは律儀にコメント返信してくれるから好きだわ〜
最近は利根さんや荒潮ちゃんなど仲間が増えてきてワイワイ楽しそうにしてるの微笑ましい。
素晴らしいssありがとナス!
313です。あくまで提案なので気にしないで下さい。これからの展開楽しみにしてます!
大和の番が楽しみだな〜
325さん
なんて事を...(戦慄)
326さん
自分のSSを読んでくれた上にコメントまでしてもらってるのが有難いので返事コメは書きます。
荒らし兄貴はニヤニヤしながら読んでスルーしてます(恍惚)
327さん
楽しそう(拷問)
当初は朝潮と深海棲艦のみだったんですが、今思えば仲間を増やさなかったら書きにくい作品になってたと思ってます。仲間提案兄貴たちに感謝。
328さん
ありがとナス!
コメント兄貴たちの声はなるべく取り入れたい(という建前で良さそうな復讐思い付かないからコメに頼る)スタイルなので...
329さん
楽しみにしてくれてありがとナス!
遂に元凶を裁くので頑張って書きます。
319.320っすが
やったぜ。
かむかむさんの甘々回もたのしみなんじゃー
272 & 305 です。
お返事、ありがとう御座います。
皮剥ぎ、塩責め、王水、焼き鏝の執行、“ 生き地獄 ” を味わわせるには申し分ないと思いました。
続きがとても楽しみです ♪
前回のコメントで投稿させていただきました大和・大淀への報復は、お役に立てたらと思ったものでありますので、作者様の構想がまとまっていましたらそちらを優先して下さい。
初コメント失礼いたします。なんというか、下手なホラーよりもスリリングで怖いですね・・・しかし理由もわかるし、粉骨砕身してきたのにこの仕打ちなら解る気もします。
怖いもの見たさで読ませて頂いている感じなので、完結期待してます!後、自分も小説を書いてますので『こういう作品もあるんだ』と刺激にもなってます!
いよいよ本丸っすね!
「大和は負けない!」っつってた大和がどうなるのか...
くっころ!(健全)になってしまうのか!?
待ちきれないよ、早く出してくれ!
大淀は 間違いなく全て大和のせいにして 保身はかるだろうから
きっちり制裁してほしい
満潮が仲間で良かった……。霰も仲間にしてええんやで
332さん
あまあまほのぼの回自分でも楽しみゾ
333さん
博識兄貴のお気に召すかわかりませんががんばりナス!
334さん
ありがとナス!
小説執筆兄貴が刺激されすぎて気が狂ったりしないか不安ゾ...
335さん
まま、そう焦んないで(GO)
多分今までのソレよりキツい復讐になると思うゾ
336さん
もちろんお淀も逃がさねぇからなぁ?(鬼の形相)
337さん
霰は今回出ないんですよ...申し訳ナス...
建造時のバグ…容姿にバグが出たら最初から欠損してたり顔面崩壊してたりするのかな
大淀のこの上ない無能っぷりよ
313です。またまた提案なんですが生き地獄を味あわせるならジャイアント・ホグウィードと言う植物を使ってみてはどうでしょう?この植物は触れるだけで強烈な痛みが数年間続いたり、眼に当てれば失明する危険のあるものです
大和もしかしたら元深海提督だったり...いやまさかね。 バグ艦娘とはすごい発想ですね!さすがにその発想はありませんでした。大淀編どうなっちゃうんだろう
339さん
そうなります。艦娘は人の形をしているから、人に起こりうる可能性も同様としました。
340さん
ガバガバな設定付け申し訳ナス...
341さん
はぇ~光毒性の植物なんすねぇ。深海には無さそう(小並感)
参考にしますね。
342さん
建造装置を母胎とし、生まれ落ちた艦娘が稀に持つバグは遺伝子疾患をモチーフにして考えてみました。
また賛否両論を呼びそうだぁ...(遠い目)
お淀編と大和編はいっぺんにやるかも?
レっきゅん出してくれてありがとです!
母胎・・・建造装置・・・閃いたッ!!
342でち このバグ設定来世の平和な世界線に生かしてはいかがでしょうなかなか面白い話が出来そうです。
地味に大淀は逃げきってほしい
※同情ではなくて提督がした復讐をだれかに話す役目として残ってほしい笑
50 &115 & 175 です。
それにしても、大和の悪代官ぶりと、お淀の小役人的な馬鹿っぷり、いいですな。
また、それを放置していた大本営も同様にお馬鹿というのも、ある意味、王道って所でしょうか。
それにしても、バグ建造は思いつきませんでした。
それでは(ぐちゃぐちゃと五月蠅い雑音を気にせず)ラストまで頑張って下さい。
※つまらない文句言うのなら、まずはSS書いてみ。書くのがどんだけ大変なのか、まずは身をもって味わえ、と個人的には言いたい。
344さん
レ級くん満を持しての登場
何を思い付いたんですかね...(悪寒)
345さん
パラレルワールドくんは今のところ考えてません。希望が多ければ書くかもしれません。
346さん
それはそれでアリですねぇ!(食い気味)すこし考えてみます。
347さん
今更新設定だして違和感を覚えられたかと思います。申し訳ナス。
とりあえず最後まで構想が浮かんだので文字数と相談しながら頑張ります。
知らぬ間に荒らしが湧いてますね(困惑)
とりま大淀、大和は今までの拷問フルコースくらいのとっておきをプレゼントしてやってください!!
危険思想の持ち主らしいから二度と自由にさせず永遠の地獄に閉じ込めておくのが世の中のためでしょうね(使命感)
ああすいません!表現が少し下手くそでしたね。来世というのは次のSSのことでした。 大淀が捕まってしまった!まあ予想どうりでしたね。拷問言い訳期待してます!
(98.210.322書き込んだクソザコ設定横やりナメクジです)
まさかの大和が一種の狂気伝播系カリスマ持ちだったとは…
影響されれば狂信して協力するし、傍から見れば普通に見えるなんて
厄介極まりないですね。
その上裏切りの事前漏れまで防ぎきった手腕まであるなら驕るのも無理はない。
尤も、唯一の計算違いたる提督の生存が正に致命傷になるわけですが(死ぬとは言ってない)
面白くない雑音が混ざっているけど、投稿頑張って❗️
ジャマーをセット...
レ級 ファイト 大和ぶちのめしてやれ 何なら殺してもいいよ(ゲス顔)
349さん
知る人ぞ知るトラウマをオマージュした復讐でケリをつけさせます。
もう、戻れる場所なんてないんだよ(ヒゲクマ)
350さん
お淀の言い訳も書かないと...(焼け石に水)
ご期待に添えるかわかりませんが、頑張ります。
351さん
お淀のクソメンタルも相まって厄介さに拍車が掛かりましたね...
とにかく、世にも恐ろしい復讐が待っていますので、もう少しお待ち下さいオナシャス!
352さん
ありがとナス!
ジャマーくん頑張って
353さん
過激派兄貴落ち着いて(押さえ)
272 & 305 & 333 です。
お返事、ありがとう御座います。
大和:バグ。
大淀:大和の監視を上から命じられた密偵。
乙な味の設定でしたので続きが楽しみであります ♪
個人的に気になったのですが、元帥海軍大将から命じられて “ 密偵 ” ということは、海軍大臣や軍令部総長も黙認しているということでしょうか。
P.S. 余談となってしまいますが、前回の投稿が 333 でしたが、これに 1000 を足した1333年5月は、まさに鎌倉幕府が滅亡した年月でありますので少し感慨深くなりました。
355さん
この先の話のネタバレになりかねないのであまり多くは語れませんが、『勿体ない』というのがポイントになると思います。
余談がやっぱり博識じゃないか(畏敬)
実行犯達の目の前に無様に捕まった大和を連れて行ったら
カリスマ?がなくって正気に戻るのかな笑
そしてようやく自分がしてしまったことに対する罪悪感から謝罪をしようとするが
それを朝潮型達から潰される展開を!(*´꒳`*)
大和せいで明るい未来を潰された鎮守府の他の艦娘達(文月とか)からの暴言もみてみたい
アレだ。蟲か何かを身体中に詰め込んで、首から上は「敢えて」何もせず、自分の意思とは関係なく行動し始めるとかも面白いかも知れぬ。
何かコメ欄荒れてるけど頑張って下さい。
357
お前もしかして無類の朝潮型好きか?ええぞ!ええぞ!
恐らく予想とは違う展開になるかもしれませんが、それでも良ければお待ち下さいオナシャス!
358さん
アリですねぇ!
とりあえず睦月型の子たちには真実を伝えなきゃ...(使命感)
359さん
ありがとナス!
なぜかハムナプトラを思い出したゾ...
参考にしますね。
大和をのしたのは いいとして それからどうするのか気になる
全部終わったら 人間と戦うのかな
コメ欄伸びると見づらいですね。サイト作成者様もここまで伸びると想定してなかったんかな。
他の作品の平均コメ数より圧倒的に多いからしょうがないのかな。
いよいよクライマックス。最後まで爆走してくれると信じてます。
p.s 出番少ないけど文月可愛くて癒された。
SSの作者さんによって様々な設定があるけれど、この世界の深海棲艦はどうやって生まれたの?
生物として発生したのか、大戦で沈んだ船や人々の怨念から発生したもの?
それとも別の要因?
コメントを見逃しているだけかもしれないけれど、教えてほしいです
わたし気になります!
結末 の 投稿 オナシャス
361さん
大和への復讐を果たしたあとの事はネタバレになるので書けません。申し訳ナス...
362さん
注意書きあるのに荒らされるとかこれもうわかんねぇな...
フミィは堕天させたくなかった(確固たる意志)
363さん
この話やコメ欄だけでは書ききれないと思うので番外回を作ってそっちに設定もろもろも書こうと思います。申し訳ナス...
364さん
頑張って書き込んでるのでもう少しお待ち下さいオナシャス!
333 &355 です。
お返事、ありがとう御座います。
ネタバレになりかねないので余り多くは語れないとのお話、しかと承りました。
この後、どの様な展開になるのか続きを楽しみにしております ♪
まぁ、その…大きな声では言えないのですが…
この話には登場していない艦娘の拷問シーンも見てみたいなぁと思いましてね…
提督派による 総叩き に期待
お、これは大陣営にも復讐に行くフラグがたったかな
まぁそうなるな...しかし口を引きちぎるとはすごい。(粉ミカン)流石に大淀少しかわいそうと思いつつ期待してしまっています。大和は絶対恨みつらみ言われるだろうなぁ。続き期待してます!
366さん
博識兄貴の期待に添えるよう頑張りナス!
367さん
も、もう十分だ、もう十分だろう(満腹)
書くにしてもかなり時間が経つかと思いますね...
368さん
みんなの力を合わせて頑張るゾ
369さん
ここに来て敵を増やす変態糞投稿者はアホかマゾですねクォレハ...
370さん
ありがとナス!
二度と日の目を見させねぇからなぁ?(憤怒)
毎回毎回良いところできりやがって、気になって他のssも以前ほど楽しめない。
前作も今作も良い作品だと思うので完結させて下さい。お願いします。m(_ _)m
もう実行犯は不死身の体に改造して大陣営に突っ込ませたらどうですか笑?
実行犯は全員鎮守府の主力ですし笑
372さん
空いた時間にちまちま書いて更新スタイルなのですいません許して下さい!何でも島風!
絶対終わらせますよースルスル
373さん
今回実行犯は連帯責任という事で大和たちと一緒に苦しんでもらいます。
提督は二度刺す
実行犯(提督のおもちゃ)大集合!!!
あ~あ、ついに一航戦の埃がダルマになっちゃった
筑摩が居ねぇなと思ったら、そういや死んでたわ(真顔)
こんなにも面白れぇもん徹夜明けに見るもんじゃねぇな
気の利いたコメが出来ねぇったらねぇぜ
強気な大和が死に際にはどこまで堕ちるか見ものだな
ウイイイイイィィィッスどうもー元帥でーす今日は報告会ですけどもえーっとですねまぁ集合場所の会議室で待ってるんですけども。ただいまの時刻は一時を回りましたー。ほんでー大淀をあの大和を送った鎮守府にスパイに送ったんですけども。証拠品は何一つ来ませんでした。何一つ来ることなかったです。残念ながら。(ガチャ)俺がさー一番不安だったのが乗っ取られないかでねちゃんと警戒しろって言っていたのに全く返事なくてほんまにわかってんかいなって思いましたね。まあ今回の報告会は残念ながらこういう悲しい結末で終わりですねまた来世でお会いしましょうまたのぉぃやっ!
375さん
ありがとナス!
徹夜明け兄貴は気の利いたコメよりゆっくり休んで(心配)
376さん
報 告 会 0 人
大物YouTuber元帥説は不覚にも草生えましたゾ
ニキこれ終わったらまたすぐに次回作書くんか?
ようやく決着か
どう転ぶのやら
次回作からは大物YouTuber語録も使って、どうぞ。
期待してるで。
(98.210.322.351の設定横やりナメクジです)
貴重な大和型とはいえ問題点を伝えないまま着任か…
大和型を着任させる位、この提督は優秀と大本営も認めているのか
問題点を楽観的に捉えていたのかもしれないけど…
その結果提督と艦娘に甚大な損害が出たことが明るみになれば
統帥権を持つ畏き方がガチ激おこ案件になるなぁ…
単純に大本営で抱えてれば良かったのに
(謀反の可能性あり、と考えてたのなら更にタチが悪い…)
378さん
話の構想自体は前作終了時点で浮かんでますが、主人公を誰にするかで決めあぐねてる所さん!?何してんですか!状態ゾ
379さん
どう足掻いても絶望ゾ(SIREN並感)
380さん
syamuほんへ見るのいやーキツいっす(素)
語録覚えなきゃ...(使命感)
381さん
大本営の対応は今の日本社会を風刺してたりします。また賛否両論を呼びそうだぁ...(遠い目)
そこら辺は番外を書くつもりゾ
↑ログアウト状態になってたゾ...
Die丈夫そのうち作業用BGMとして聞くことができるようになるから☆慣れるとそう悪くないよ(でも流石に寝ながら聞くのはオススメしない。頭おかしなるで)
集団拷問大会始まっててオラワクワクすっゾ
終わりも近いでしょうが次回作も期待してます!!!
もうちょいでラストかぁ...悲しいなぁ...(´◉ω◉` )
355 & 366 です。
続きがとても楽しみになった続きでありましたので、続きが楽しみであります ♪
そして、大淀と海軍上層部、完全に遣らかしてしまいましたねぇ~。
終戦の最大の功労者になったであろう優秀な人材が、一転して最大・最悪・最強・最恐・最凶の敵になってしまったのですから、バレたら陸軍に罵倒されるわ、天皇陛下から厳しく叱責されるわの踏んだり蹴ったりになるのが目に浮かぶます。(深海棲艦の側からすると子孫繁栄のチャンス?)
ちくしょう楽しみすぎてちょくちょく新しくきてないか確認しに来てしまう〜
戦争&復讐が終わったら朝潮とのケッコンするのかな笑
一航戦、達磨になったのにどうやって大和に近付いたんだろ
しかも赤い方は失明してるはずだけど
384さん
こんなん慣れる必要無いから...(良心)
気が狂う前に健全なもの聞いて、どうぞ
385さん
ありがとナス!
殆ど真似ただけですが復讐が済みました。
386さん
でぇじょぶだ、次回作でまた会える!(悟空)
387さん
現代の社会を皮肉ってみました。
生きた人の怖さは底知れないゾ...
388さん
足繁く来て見てくれてありがとナス!
そんなENDになればいいなぁ(遠い目)
389さん
尺取虫みたいに這いずって接近しています。今更ですがかなり恐ろしい光景ですね(他人事)
389さん
追記
一航戦は光を奪われていますが、聴覚は健在です。その上提督に拘束されてるので、逃げられません。
わかりにくくて申し訳ないです。
懲役30日懐かしいなぁ あれは自分も結構印象に残ってたエピソードでした 川内のエピソードから読ませて頂いてましたが遂に大和編も終わりですか…完結が見えてきて寂しいような複雑な気分です
この前はただのヲ級だったのにもう改とは、たまげたなぁいったいどんなレベリングをしたんや...あとヲとヌて似てるよな(小並感)
393さん
あんなんされたら気が狂うゾ...
変態糞投稿者も、一つの作品が終わり間近だと寂しくなります。
394さん
あ、おい待てぃ(江戸っ子)今回出てきたヲ級改とヲ級は別人ゾ。
一応空母棲姫の配下なので全種いるということで(ガバ設定)
完結間近・・・でしょうか?何にせよ提督の復讐はまだ終わらない、ですね。
こういう作品も書けるようにならないと駄目でしょうか・・・自分の作品だと提督も艦娘と一緒に戦っています。
396さん
無理してこんなどぎついSS書かなくていいから...(良心)
偉そうだと思われるかも知れませんが、創作は自分のスタイルを最優先しつつ、終わりまで書ききれるモチベがあればいいと思ってます。
今回は挑戦という事で前作とは真逆のジャンルに手を出してみましたが、楽しいより辛かったです(小並感)
なので、ダメとかそのような事は気にせず、自分のやりたいように表現出来ればいいのです。もし荒らし兄貴が出たら、その人の琴線に触れられたと前向きに思いましょう。
コメ兄貴の作品も、URLを貼ってくれたら覗きに行くゾ
見事な再現度です!ということは足柄さんも30日の苦しみを味わったという感じですかね?いよいよ終わりですね。ンーーー、改めて考えると凄いな、って思うなあ。作者はやっぱ。 前作は100点、今作は100点。 次回作も100点。
レモンニキのSSを読んでるだけでももう十分ニチィ! パワーを貰えますよ~。
あ、今のでキュンと来たね?(確認)
見ている自分まで狂気に呑まれそうになったゾ
398さん
ありがとナス!
足柄の場合はまだ試作品だったので、30日どころじゃなかった可能性があります。
次回作100点とか気が早すぎぃ!syamuさん未来人だった可能性が微レ存...?
399さん
ありがとナス!
398さんと同じく怒涛のsyamu語録に草生い茂ったゾ
400さん
やはりヤバイ(分析)
まともなSS見て正気に戻って、どうぞ
荒潮が活躍?してて大満足だゾ+1145141919810364364^931点
完結がたのしみなような悲しいような(T_T)
朝潮型を幸せにしてください!
懲役30日...なちゅかしい(´◉ω◉` )
325&95のものです
やはり大本営に行くのか...
かむかむレモンさん
体調に気をつけて書いて下さい!
次回作も期待しています!!
403さん
加点し過ぎぃ!
荒潮好き兄貴が満足されたようでウレシイ...ウレシイ
404さん
朝潮型幸せになって欲しいゾ...(遠い目)
405さん
今見てもトラウマものゾ(鳥肌)
提案してくれたコメ兄貴に感謝ゾ
406さん
ありがとナス!
コメ辿ってみたら首狩り兄貴でしたか...次回も楽しみにしててゾ
68&112です❤️
まさかのまさかでブレストリッパーも採用して頂けるとは思わなんだ(*≧∀≦*)
復讐神のクライマックスですね。
大型建造のバグとは、違和感無く読めました👍
友提督はどうなるんでしようね。
引き千切った大和の指を大本営に送り付け戦線布告も吝かでは無いですね。
何にせよ最後の最後まで作者を心から応援して居ますので、どうか御自愛なさって下さいm(__)m
誤字・脱字のない文章がどれだけ読みやすいか
流れを止めない文章がどれだけ読みやすいか
残虐な描写に眉を顰めるだけでは、きっと気づかないことでしょう
良いSSを読ませて頂いています
願わくば、奇麗なエンディングを期待しています
366 &387 です。
お返事、ありがとう御座います。
自分も生きた人間は怖いと思います。
特に裏切り、誣告、言葉では言い表せない程の苦痛などが原因の復讐を誓った人間は。
このssの拷問の行いを想像しただけ体が震えてしまったではないか!
更新待ってます!
毎日アップお疲れ様です!
慈愛に振り切れた狂気とは予想外
しかし、何故かすとんと受け入れられますね
良く良く考えれば、艦これ公式・ニ次で大破進軍はブラックの通例で出てきますが
コレをリアルで考えたら一隻大破判定喰らった程度で艦隊撤退はあり得ませんからね
(まぁ大破艦連れての進軍もあり得ませんg)
一隻大破で撤退する艦これ提督は現実的な思考で考えれば確かに狂気を孕んでいるともとれますね
何だろう、「最後の復讐」の章だけ、微妙に読みにくい。
(何回か読み返せば、言いたいことは分かるので、細かい言い回しの問題じゃないかと思うのですが? 尤も、あんまり人の事を言えた義理じゃないですが。)
これからが、ラストの一番盛り上がる所だと思いますので、無理して急いで書かずに、じっくりとご自身が納得いく物を書いて貰えればと、個人的には思います。
オーラス、期待して待っています。
ぶっちゃけ轟沈しても復活できるのならいくらでも大破進撃やるよ
でも、実際は復活できないわけだからさ。大破したら即撤退しちゃうよな
408さん
お心遣いありがとナス!
確認してみたらハンニバル兄貴じゃないっすか!
陽炎の時は使えなかったので大和で満を持して再登場させました(ゲス笑い)
409さん
ありがとナス!
どう足掻いても相性の善し悪しがあるので割り切ってますが、コメ兄貴の言葉に救われます。
410さん
拷問とかは人の悪意を可視化したようなものですからね。怖くて狂いそうになりますね。
411さん
ありがとナス!
狂気に震えてるやばいやばい...(身震い)
412さん
有難いお言葉ありがとナス!
ホワイトを貫いたからこその結果だと思いますが、我ながら下手な表現なってしまったと思っていました(震え声)
413さん
ご指摘ありがとナス!
読みにくくなってしまい申し訳ないです...
少し駆け足気味だったかと思いました。バレないように修正と更新しますね
414さん
轟沈怖くて大破進軍出来ないです。
高難易度海域では轟沈云々以前戦力的に話にならないから大破即撤退するのも多少はね?
そして復活狙いで女神装備する場合に限って大破進軍しても那珂那珂轟沈しないという
417さん
艦これあるあるゾ
ダメコン進軍は恐怖を拭いきれません...
↑またログアウトしてたゾ...
愛するものの行く末を知っているのにそれを止められないのはとても残酷だと思うんだ。これもまた一種の拷問かもしれませんね... まあそれは置いておいて元仲間が大和に対する罵倒シーンはありますか?あるならば期待してますが流石にもう無理ですかね...大本営編期待してます!
かむかむレモン兄貴のSSすき
食べるかむかむレモンは小さくなった後の処遇に困るからきらい
前作みたいなラブコメと今作みたいなゴア物を交互に書き続けて
その高低差でいっぱい正気度減らして?
387 & 410 です。
お返事、ありがとう御座います。
自分も同感であります。
昔、拷問を取り上げた書籍を目にしたことがあるのですが、どれもよく思いついたなぁ・・・と思うものばかりでありましたので、正直、考案者には畏怖を抱きました・・・。
420さん
ありがとナス!
今から大和への追い討ちを書くのは難しいと思います。申し訳ありません。
大本営編はもう少し続くんで提督くんの結末にご期待下さいオナシャス!
421さん
かむかむレモン奥歯に付くのほんとひで。でもちゅき。
最初はその予定でしたがゴア物を書くのはいやーきついっす(素)
ネタが浮かべば書きますけど(キチスマ)
422さん
博識兄貴も恐怖したんすねぇ。
何はともあれ、色々お勉強させてもらったSSになりました。
大淀が記録した盗聴データを
睦月型達や友提督の武蔵達にも
公開する事は可能ですか?
ダメコン装備したから大丈夫だよ^^→大破進撃→轟沈→実は装備し忘れてました 提督なら誰もが一度は通る道だよね!
424さん
できます。文字数が不安ですが何とか頑張りますね。
425さん
幸い変態糞投稿者の鎮守府ではまだ通っていません。
指さし確認、直前確認、しよう!(慎重)
424ですが
追加補足として
番外編でも ええんやで…。
無理、ダメ、絶対やで
もう完全に容赦しない感じですかね。これはもう朝潮が来た時点で確定しましたね(幸せがとは言っていない)次回作はとてもあまあまなSSをかいてね!ゆっくりきゅうけいしてからでいいよ!
救助隊員と何も知らない憲兵がちょっと可哀想
427さん
ありがとナス!
番外書く事が決定しました(発狂)
428さん
ありがとナス!
十分に寝たのでほんへが終わりました。
次回作はほのぼのだから安心!
429さん
提督くんに関わったのが運の尽きでしたね...
完結お疲れさんでした。
だが終わらないよなぁ?
番外編楽しみに待ってますよ(ゲス顔)
そして、ほのぼの回もめちゃくちゃ楽しみにしてますよ?
最後まで読んで
一番不運なのは大和ですね…。
望まぬバグのせいで悲惨な結末に
成ってしまった。
武蔵は今、何を思っているのだろう?
最後の最後で大和のバグは
修正されるのかな?
408です\(//∇//)\
返信ありがとうございます❤️
元帥が知らなかったとは・・・
大本営も一枚岩でなく、あらゆる陰謀が巡ってたのですね。
中将、大将を配下に元帥はよく無事でしたね。
まぁ、大和のバグは知らなかったのでしょうが、大型建造で偶にある事は知っていた様なので、元帥もまた似てたのかも知れませんね。
何はともあれ、完結お疲れ様様でした。
次回作も楽しみにさせて頂きますので、身体を壊さぬようお気をつけ下さい。
心から応援申し上げます。
おお...とうとう終わりですか...俺の日課が...お疲れ様でした。作者やっぱ持ってるで~パワー持っとるで作者。作者さーん!!かむかむレモン箱買いするから、SSちょうだい!!それはそうと嫁艦教えて♡
追記 あなたは良いヤンデレを書けそうです!もしよかったらお願いします!
次何書く? 予定あるなら 教えてほしい
嫌な荒らしにも負けずの完結お疲れ様でしたm(_ _)m
ゆっくり休息を取って下さい(^^)
次回作と番外編、楽しみにしてます❗
完結お疲れさまでした!とても面白かったです。番外編も楽しみにしてますね!次回作は楽しみにして待ってますね!
大変面白いSSを読ませて頂き、ありがとうございました
大層奇麗なエンディング、痛み入ります
勝手ながら、番外編にも期待してしまいます
完結お疲れ様です!
賛否両論あったけど、完結させた事にまずは賞賛を。
番外編がどんな内容になるかは想像がつきませんが、とりあえず終わった事にホッとしています。
次回作が気になるなー
完結お疲れ様です。
最初は心を痛めながら読んでたのに最後は涙を流している自分がいた。
自分は狂っているのだろうか?
なんやかんやで今回も良い作品でした。
410 & 422 です。
お返事、ありがとう御座います。
そして、完結お疲れ様でした!
続きが楽しみになった作品でありましたので、出会うことが出来てとても嬉しかったです ♪
執筆していただき誠にありがとう御座います。
431さん
おつありナス!
まだだ!まだ終わらんよ!
番外は書き始めています。
432さん
不運もありますが、人の杜撰さや、潜在的な悪意も相まってこのような結果になったと思います。
武蔵も感情の鬩ぎ合いで複雑な心境のままでしょう。
433さん
おつありナス!
大戦時と違って大和の名は日本中に知れ渡ってるから公表しようにも責任問題が絡んできそうだと思い、現代社会っぽさを出してみました。
このコメだけでまた賛否両論生みそう(小並感)
434、435さん
おつありナス!
でぇじょぶだ!また新しいSSで会える!(悟空)
箱買いいいゾ~^これ
変態糞投稿者は鳳翔さん単婚です(迫真)
436さん
次はほのぼのあまあま予定ゾ
番外終わったら書くゾ
437さん
おつありナス!
一度書き始めたら何を言われようと終わりまで書くゾ(決意)
438さん
おつありナス!
楽しみにしてくれて涙が出、出ますよ...
439さん
おつありナス!
番外は補完回になる予定なのですが、楽しみにしてくれて恐縮です(震え声)
440さん
おつありナス!
ここまで荒れるとは思ってなかったので、内心お祭り騒ぎでした(キチスマ)
番外もよければよろしくオナシャス!
441さん
おつありナス!
このような最後に涙を流して頂いてありがとうございます。
狂ってたら納得いかないラストだと思うので、でぇじょぶだ!(志村けん)
442さん
おつありナス!
博識兄貴も最後まで閲覧とコメありがとナス!
完結お疲れ様でした。
ゆっくり頭を休めて、また次作頑張って下さい。
お疲れ様!
初めてリアルタイムで最終話まで見れた作品だから感慨深いゾ
また小説投稿するときは絶対見るゾ(鋼の意思)
445さん
おつありナス!
お心遣い痛み入ります(感涙)
446さん
おつありナス!
リアタイ組兄貴も閲覧お疲れナス!
今度はまた甘いSSになる予定だから安心してくれよな~頼むよ~
完結おつかれ様でした。
読み応えのある物語でした。特に終わり方が良かったです。
バグ大和の能力の影響か、親潮以外反省しているような様子が見られないのが残念でした。
特に陽炎型。
448さん
おつありナス!
ラスト気に入って貰えて何よりです。
大和とその他の艦娘についても番外で補完する予定です。
163、164です
大和あっけなく敗北&懲役30日の幻覚剤の採用どうもです
一つ質問ですが、大和は実行犯グループに行った復讐内容を体験させられてましたが、お淀は関与グループに行った復讐内容を体験させられたのでしょうか?
書く気があったらでいいですが、番外編で「幻覚剤、大淀編」を是非見てみたいです。
最後に裏切り艦娘共に一言
「イピカイエー、ざまあみろ!」
文才ありスギィ!! 久しぶりに楽しめるSS見れました。投稿ありがとナス!次作も期待して待ってます!
450さん
お淀も描写無しですが、幻覚剤を打たれて苦しみました。
番外でお淀編も書くかも知れません。
マクレーン兄貴だったのか...
451さん
ありがとナス!
こんな狂ったSS掛けたのもコメ兄貴と心優しいホモたちのお陰ってハッキリわかんだね(感謝)
完結おめでとナス!
453さん
ありがとナス!
最後の大和への拷問は今までの主犯格への全ての拷問を味わわせるというやつか。
まるでダンロンの最終回みたいだ。
いいねェいいねェ最ッ高だねェ!
大和以外の艦が目覚めた後の番外編もあると予想しました!楽しみです!(あればの話ですが)
すいません。番外編があるのを見逃してました
455、456さん
ありがとナス!
ただいま番外で頻繁に更新している(つもり)なのでよかったらよろしくオナシャス!
とても面白かったです。
個人的にちょっと気になっただけですが、赤城が保身に走るシーンのセリフは
「加賀なんてどうでもいい、助けてください。お願いします私を助けてください。お願いします!」
とかの方がいいじゃない?と思いました。
458さん
おかのした。
読み返したらそっちのが良さそうだったので上手い具合に合わせて修正しときます。
面白かったし、読んでて主人公の提督の気持ちがわかったような感じがするのは、気のせいかな続編待っています
460さん
ありがとナス!
続編と言っていいのか分かりませんが番外編を書いてますのでそちらをよろしくオナシャス!
何回読んでも面白い作品ってはっきりわかんだね
462さん
ありがとナス!
何度も見てくれてウレシイ…ウレシイ…(ニチニチ)
こんにちは!かむかむレモンさん!堕ちてく過程がメタルギアⅤを過激にした感じで楽しませてもらえました。それはそうと、
うんちして♡(提案)
464さん
嫌です...
ヴェノム兄貴を超えられてウレシイ…ウレシイ…(ニチニチ)
ありがとナス!
はぇーすっごいっすねぇ...
自分、評価いいっすかぁ!?
467さん
ありがとナス!
完結作品が今も読まれててウレシイ…ウレシイ
筑摩の味噌を空母に食わせる場面…
??「黙っとるっちゅうことは、yes っちゅうことじゃな!」
最初は読んでると狂いそうになりかけたんですが、じょじょに自分が適応し始めてほぼノンストップで読めました...嘘です、めちゃくちゃ楽しんでました。自分って正常なのかな?(恐怖)
このエンディングは...たまらねぇぜ。な、涙がで、出ますよ...
他のSSも面白かったですが、私はこのSSが一番好きです。(鋼の意思)
またこんなの書いてほしいです。
長文すみません。
468さん
アタリメ司令も見てるのか…(困惑)
469さん
お褒めの言葉ありがとナス!
狂気に侵食されてますね…早く浄化しないと(使命感)
ゴア物は書いてるといやーキツイっす(素)。でも狂気的な面で近いものなら現在更新中のSSがありますので見ろよ見ろよ(ダイマ)
うっはーご飯が進みますねモリモリバクバクムシャムシャゴリゴリムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャムシャ
この提督の艦娘への愛が素晴らしいね、蛇責めにファラリスの雄牛、アイアンメイデン、蟲責め...etc。主に処刑される時に使用する極刑が多いのかな?
でも極めつけは時間感覚の変動。人は生きることに絶望した時点でアウトだからね。それが倍の時間が続くのだから本当にいい趣味してるね☆(ゝω・)vキャピ
うーん、まだ相手側に同情してしまうなー甘ちゃんですわーほんとー
大淀に関しては完全な判断ミスですなー。元帥と大淀はかなり潔かったからかなりの好感度(´▽`)b
もしこれが自分だったらって思うと精神崩壊ルート確定しそうだなぁ
個人的にハッピーエンドverも書いて欲しいと願うのデス
そのまま日常コメディへと変化していっても良いかもしれない
主さんのおかげで久しぶりに有意義な時間を過ごせました。ありがとナス
P.S 番外編は今から見ます
471さん
ありがとナス!
じっくり読んで頂いたようで変態糞投稿者も涙がで、出ますよ…(号泣)
ハッピーエンドルートは本SS更新時に考えてましたが、どうしてもほんへが成り立たなくなってしまってたので、書く予定は無いです。申し訳ございません…
あっ、おい待てい(江戸っ子)
3周目くらいで気づいたゾが、なんで大和のバグのことを知らない元帥が大和の監視を大淀に命令できたのか、よくわからないゾ…
…そんなどうでもいいことはさておき、すっげえ面白かったゾ!普段はこういうテのやつはあんまり読まないゾが、最後まで楽しめたゾ〜。1145141919810931点だゾ!他の作品も楽しみにしてるゾ!
474さん
ガバ設定に気付く兄貴嫌いじゃないしむしろ好きだよ(迫真)
頭わるわる~な設定で申し訳ナス…それとお褒めの言葉ありがとナス!
コメ兄貴の指摘を次に生かすゾ
ドーモ、かむかむレモン=サン
北上さん大好きマンです。
この作品で深海棲艦好きになった。
なんか貴方の別SSでひっでぇ批判してる奴居ますけど、んなこたぁ気にせんでおもろい作品量産しちゃってくださいな!
全作品みてますよ~!
475さん
ありがとナス!全部見てくれてウレシイ…ウレシイ(ニチニチ)
荒らしなどに変態糞投稿者は屈しませんゾ(不屈)
まさに目には目をな感じが良く出来ているいい作品だと思います。
またこうゆうの書いてほしいです。
私はCのキャラは金剛、アイオワ、矢矧、霞、加賀が大嫌いなのと、大和、長門、朝霜、海防艦連中、秋月型、2016年のイベント以降追加された奴らもあまり好きではないので、コイツらならどれだけ痛めつけられても何とも思いませんw
478さん
ゴア物はいやーキツいっす(素)
啓蒙無くなって心の余裕が出来たら書くかもしれないです
他にもやりそうな艦娘がいると思うのですが(金剛姉妹とか曙とか)このような題材で書く予定はありますか?
479さん
現在考えてないです
精神がすり減るSSはしばらく書くつもりはありません
提督は淫夢厨なのかな…wこ↑こ↓
貴方様はなんてものを創ってしまったんだ…(褒め言葉)
最後まで読みましたがやっぱりこの手の作品は最高やな(調教済み)
やべぇ。ゾクゾクしてしまったw
興奮してしまっている自分が怖いw
艦娘は好きだがこういうのも好きだ
寝るまも惜しんで久々に読みふけってしまいました
私は提督になって日が浅い者ですが
やはり艦娘に愛着はあります
しかし復讐劇とはなんとも心躍るものがありましたね
残虐だと思いながらも、どこかで胸がすくような…
こんなことを考えている自身もまた狂気を抱えているのかもしれません…
長文失礼しました!
何はともあれ完走おつかれさまです!
楽しく読ませていただき、ありがとうございます!